92年6月 目標の発見ならず、依頼は終了という形となりました 光学兵器の出力を高くしても、安定して制御できるようになってきました そのお陰で弱い敵であれば、薙ぎ払いによる同時攻撃が可能となっております しかし負傷を与えるに留まり、止めを刺すのは他の方々ですが 梅雨の季節となりましたね。健康、及び衛生管理に重々気をつけねばなりません 92年7月 一度の交戦の後、対象を発見。早期に帰還しました 先月よりシド様のご要望に答え、現在の私は砕けた喋り方をしています もっとも、この戦果報告はデフォルト設定のままとなっておりますが 甘えるということも教えていただきました。友愛の印、良いものですね 次回は怪物討伐となっております、再びの討伐依頼 情報も詳細が不明となれば、不安の残るところです 92年8月 詳細不明の討伐依頼、正体はグールでした 戦闘は少なく、深部に至るまで交戦はなし 一隊と戦闘の後に敵将と取り巻きに遭遇、活動を停止させました シド様は連続して討伐依頼に行かされているようですね やはり捜索組も磐石ではありません 92年9月 波乱を起こる前に回避した、そんな冒険でした 罠が多く仕掛けられている洞窟でしたが敵性種族の姿は無く 発見したのは一匹の大蛇 これを私がしとめた後、捜索対象を無事に発見しました 道中に会った罠は大盗賊を名乗る方が全て発見してくれたので被害はなし シド様はあいかわらず討伐の模様ですね 92年10月 特に報告することも無いような冒険でした 戦闘は2回、大蛇とコボルドが相手となっております 対象は容易に発見することが出来、早期の期間となりました しかし次回は再び野討伐依頼となっております 狼討伐ということですが、狼男が出てくるかどうか怪しいところですね 92年11月 今回の狼討伐は戦闘データを多めに取れました 討伐対象は狼王。狼男の出現も想定していましたが、杞憂だったようです 流石に私たちが元々捜索組であることも考慮しているのでしょう 噂に聞く上位敵性種族へはそうそう回されることはなさそうです 蓄積した戦闘データにより、光学兵器の扱いはさらに精密になっています さらなる貢献が約束できるでしょう 次回は珍しい茸の捜索依頼。まだ敵の格が上がる時期ではないと思いますが…… 92年12月 無事に捜索対象を発見、戦闘データも蓄積されました 今回の依頼を終了した際、マッシュルームハンターの称号をいただきました この際、称号がどうこうとは言いません とりあえずそれだけの経験を重ねたことを喜びましょう 次回は再びの討伐依頼、人型討伐となっております さて何が出てくるのか…… 93年1月 人型の怪物、正体はグールの統率するゾンビでした 今回は多くの装備を道中で発見することが出来、私も恩恵にあずかりました ありふれた外套ということですが、防刃マントといった趣ですね これならば期待を守る役にも立つと思われます 次回はまた捜索ですので、多少は安心できますね 93年2月 今までの中では過酷な部類に入るものでした 対象を発見することは出来ましたが、敵対生物が強く、苦戦 罠は回避して進むことが出来ましたが、2度目の大蛇戦で小破 修復のために技術者様のところへ赴く必要がありそうです さらに次回は巨大怪物の討伐 装甲については自信がありませんので、不安の残るところです ……シド様 93年3月 超巨大トカゲまで想定していましたが、出てきたのは超巨大ムカデ しかし危惧していた相手に違いはありません 道中で2度にわたるブラックプディング戦 不安は募るばかりでしたが無事に討伐することが出来ました 損害は軽微、自身で修復できる程度です 戦闘データの蓄積著しく、自己防衛機能は高まっています 無事にシドの傍に帰れて良かった 93年4月 戦闘データを多く取得することは出来ましたが、失敗です インプの多く潜む洞窟を歩き回り、狼男とも交戦し全域捜索 捜索対象を発見することは出来ませんでした 徒労感溢れることは、どうにもごまかしきれません 私もそういう風に思うようになったのですね 次回は人型の怪物討伐です ほとんど1回おきの状態になっている気すらしますね 93年5月 人型の怪物の正体はグール。前回より強度が増していました チーフクラス率いるグールの集団でしたが損害はなし 特に何事も無く討伐を完了し、帰還完了 機動性に上達を感じられます こちらに来て3年目となりました 元いた世界とこちらの世界の暦が一致するとは限りませんが、それでも長く稼動しています それだけ動いていれば今のように幸せなこともあるのですね