96年3月 またも大蜥蜴を討ち取る 今月を持って齢24となったが、ここに来た当初を思えば大分名も知れたろう 腕のほうも磨かれていることだし、中々によい しかし次回はまたも大蜥蜴……前に大百足で同じことがあったな…… 96年4月 大蜥蜴を討ち取ること、中々に回数を重ねたものだ この調子で次回も蜥蜴かと思ったが、豚面鬼 これぞ本当の拍子抜けという奴だな 96年5月 豚面鬼を統べる者が待ちうけ、しかし直行であった 相手としては不足といっていいだろう しかし今回は銭を多く稼ぐことが出来た これは助かるから良しとしておくか 96年6月 一拍おいて、大蜥蜴の相手であった もはや大蜥蜴といえど、大した相手ではないな それにしてもまたも呪術具が手に入ってしまった これで火の呪術具と光の呪術具を持っていることになる 使わないぞ…… 96年7月 やはりあれだな、巨大怪物ばかりの相手をさせられるあれに入った 前回は大百足だったが、今回は大蜥蜴で この調子だと、蠍の時も同じような目にあうような気がしてくる ともあれ、次回も巨大怪物。まず蜥蜴だろう 96年8月 思ったとおり、相手は大蜥蜴であった 道中で手下の蜥蜴や悪鬼の類とも遭遇したが、もはやこいつらでは満たされん 修練くらいに思っておくとしよう そして次回も大蜥蜴退治となっている もうしばらくはこの調子かも知れんな 96年9月 今月も今月とて大蜥蜴を始末してきた いい加減、大蜥蜴は食傷気味であるといって良かろう いや、尻尾斬りとか呼ばれるようになるのは悪くなさそうだが 珍しい称号であるらしいしなハクもつく 次回は巨大な怪物、まあ大蜥蜴だろう 96年10月 今回は百足。百足!? おお……すっかり蜥蜴だと思い込んでいたが、百足か 何故、今更。もはや百足など敵ではないぞ しかも次回は百足であることが確定している これは一体 96年11月 相手は大百足と格下の相手だったが、数があると流石に辛い これでそこらの同期よりは強くなった気はあるが、それでもだ こういう依頼だったからこそ、俺たちに回されたのかも知れん 96年12月 久方ぶりの巨大でない相手の討伐 相手は蜥蜴人、それも王と呼ぶに相応しい風格であった 熟練した手下、争っていたのか人狼の精鋭ども もっともそれとて、大した相手ではなかったがな 巨大な連中とやりあっているうちに鍛えられたか 97年1月 屍鬼が相手だった、つまらんな とはいえ百人斬りを果たしたと言う証は手に入れた それは良しとしておこうか 次回はまたも大百足退治 なぜ今更百足なんだ……? 97年2月 さて、大百足も狩ったことだし 適当な場所でも探すとしよう