94年3月 また豚面かぁぁぁ! 22歳になったぞ 94年4月 巨大蟻ごとき、俺の敵ではないわ! くくっくっくっくっ、やはりなりのでかい敵はやり応えがあるな 次回は犬頭鬼ということで人型だが、豚面でないだけ良しとしよう それにしてももっと大きくて丈夫な武器が欲しいな 94年5月 犬頭鬼ごとき、俺の敵ではないわ! え? 次回もまた犬頭鬼? ……なんだか豚面どもと同じ印象を抱きそうだ…… 94年6月 犬頭鬼もそろそろよくなってきたな、次回は人型ということだが手心を入れてくれ 今回はオーカーゼリーを仕留めることができたぞ。まあ、こんなものだ ともあれ力も大分ついたのだからまずは良しとしておこう 94年7月 犬頭鬼めがあぁぁあ! 目障りだぁあぁあ! いや、手練れておっただけまだマシというものよな これが並みの奴だったり、下っ端だったら危なかった…… それなりに武も鍛えられたことだし、少し落ち着こう さて、次回もまた人型討伐。何が来る……? 94年8月 屍鬼ごとき俺の敵ではないわ! 新鮮な戦いであったぞ! さらにブラックプディングとやらも仕留めることができ、楽しめはした もっとも、満足はしておらんがな 屍人を引き連れた屍鬼の頭目を倒して充実はしたが…… 俺は術の類は使わん! しかし、次回は大百足退治となっている、それを楽しみに今は待とう、ふふふふふ 94年9月 大百足も、俺の前では斃れ行くのみよ……ふふっふっふっふっ 幾度か戦闘があり梃子摺りはしたが、退治は完了 そして武器が俺の手元にやってきた このとても出来の良い三叉槍、中々に振るい甲斐がありそうだ かつては兵として練武した身、槍の使い方は心得て居るぞ 94年10月 大百足と再び戦うことになったが、三叉槍を試すには良い相手だった 道中、大蛇に子分のムカデ、そしてブラックプディングを相手取り 大きな被害を受けこそすれ頭目の大百足を仕留めることができた うむ、中々良いではないか三叉槍、頼もしいぞ そうそう、先月ポルカ殿のクローンが一人、俺の持ち物になった これで日々の不満を色々と解消できる 94年11月 大百足と三度目の戦い、今回も問題なく退治することが出来た むう……そろそろ大百足では満足しきれなくなってきたな 体そのものはまあまあ鍛えられこそすれ、意気が上がらぬ それにしてもあの剣……欲しかったな。出来具合は三叉槍と同じくらいではあったが…… 槍よりは剣、剣よりは斧や鎚が良い。やはり鬼の性か、金棒を振るうと血が滾る 94年12月 大百足の相手も随分慣れてしまったな、4度目ともなると 道中に幾らか大物をはさんでも退治することが出来る そして次回も大百足退治……5回連続ときたか 今回で熟練と呼ばれるようになった 冒険者としてはひと段落といったところか 95年1月 大百足退治も今回で5回目となる、が、不測の事態だ 巨大ムカデ、ブラックプディング、巨大ムカデと立て続けに止めを刺し、それは気分が良い しかし3度目の巨大ムカデ戦にて一人が死亡、討ち果たすも帰ることとなった 不甲斐なし 大百足の大将と見える事無く逃げ帰ることになろうとは、挽回せねばならぬ 95年2月 大百足からいよいよ離れるかと思われた怪物討伐依頼 大百足であった……これで半年大百足を対視していることになる 前回のようなへまはせず討伐を果たしたのは、まあ良いことだが 次回は再び怪物討伐依頼、きっとまた百足だろう