施設/群像劇受付『BRA Black history』


回顧録群像劇 / 閉ざされた世界で


コンセプト
既に起きた出来事を、あらゆる手段・媒体で振り返って貰う
ストーリー
それは唐突に、かつ何の前触れもなく訪れた
誰もが明日を迎えると思っていた。誰もが時間は平等に過ぎていくと信じていた
だが一日という概念が崩れ、来るべきはずの明日が訪れる事は無かった・・・

今回のシステム、回想について Edit


システム
今回の群像劇はこれまでのとは異なるシステムであり、参加者には事件となるストーリーを追想していただきます
今回は進行ツリーと参加ツリーの二種を用意し、参加者の皆様には参加ツリーで個別に回想していただきます
-本編
--進行ツリー
---一日目、〜が起きます。
--参加ツリー
---○○の回想
---××の回想


回想について
回想する手段・方法・媒体などについては問いません
それぞれ自由に進行ツリーの内容に従って回想を行っていただきます
一例
・証言
あの時、自分は〜をしていたら〜と遭遇した
・日記
○月○日、自分は〜と遭遇した
・ボイスレコーダー
記録を開始する。この日、自分は〜と遭遇した

...などなど。これ以外の追記スタイルも歓迎いたします



本編 Edit


進行チャート Edit


  • 閉ざされた世界 一日目 -- 2010-12-30 (木) 20:52:14 New!
    • 進行チャート -- 2010-12-30 (木) 20:52:31 New!
      • 一日目が開始されました
        ・いつも通りの日常、まだアナタたちは何が起きたか知ることはできません
        ・街は賑わい、街の市場では売り子の少女が元気よく声を張り上げている -- 2010-12-30 (木) 21:02:54 New!
      • 追加事項
        ・どうやら今日は街の市場でお祭りが行われているようだ
        ・冒険者たちはその祭りのことを知っていてもいいし、知らなくてもいい
        ・売り子をしていた少女と、その母親が仲睦まじそうに店を切り盛りしている -- 2010-12-30 (木) 21:20:25 New!
      • 追加事項
        ・そして楽しい一日が終わろうとしていた
        ・冒険者たちは眠るなり、徹夜するなりと各々の形で明日を迎えようとしていた -- 2010-12-30 (木) 21:26:02 New!
  • 閉ざされた世界  二日目 -- 2010-12-30 (木) 21:41:04 New!
    • 進行チャート -- 2010-12-30 (木) 21:41:16 New!
      • 二日目が開始されました
        ・いつもと同じように一日が始まりました
        何の変わりもなく、目が覚めたとき、朝ご飯を食べたときから何から何まで昨日とそっくり
        ・街では祭りが行われ、市場では売り子の少女が元気よく挨拶していた -- 2010-12-30 (木) 21:43:32 New!
      • 追記事項
        ・だがそんな一日に違和感を覚えるものがいるかもしれない
        ・なぜなら何から何まで昨日とまったく同じ、まるで昨日の再現をしているような一日である
        市場では売り子の少女と母親が仲睦まじそうに商売に励んでいた -- 2010-12-30 (木) 21:52:22 New!
      • 追記事項
        ・売り子の母親が少女と別れ、大通りの向こうへと向かう
        ・何もかも一緒な一日に君たちはいぶかしんでもいい
        ・そんな内に日も暮れ、一日が終わろうとしていた -- 2010-12-30 (木) 22:00:08 New!
  • 閉ざされた世界  3日目
    • 進行チャート
      • 三日目が開始されました
        ・そして始まる一日、昨日とまったく同じの朝、朝食、人々の賑わい
        ・君たちは不信に思って日付を確認してもいい
        ・日付は三日目の今日ではなく、一日目の時のままだ
        ・市場では売り子の少女が大きな声で店の宣伝をしていた -- 2010-12-30 (木) 22:19:38 New!
      • 追記事項
        ・一部を除いて、人々は同じ日が続いているということに気付いてはいない
        ・売り子の少女と別れた母親が大通りへと向かう。直後に、大きな音がした
        ・市場は人で賑わい、人の波が生まれ、ごった返していた -- 2010-12-30 (木) 22:30:01 New!
      • 追記事項
        ・大きな音がした方に君たちは行ってもいい
        ・人だかりを掻き分けると、あの売り子の母親が血を流して倒れている
        ・近くには車軸が外れた馬車が転がっている
        ・母親は馬車に轢かれてしまい、重体のようだ。すぐに憲兵たちが現れ、母親を担架に乗せると病院へと運んでいく -- 2010-12-30 (木) 22:37:11 New!
      • 追記事項
        ・知らせを受けた少女が大粒の涙を流しながら走っていく
        ・君たちはそれを見ているだけしかできない
        ・憲兵に急かされるように現場から離れるように言われ、渋々それを承諾せざるを得ない
        ・辛いものを見てしまった。そして日も暮れ、夜が訪れ、一日が終わろうとしていた -- 2010-12-30 (木) 22:44:00 New!
  • 閉ざされた世界  4日目
    • 進行チャート
      • 四日目が開始されました
        ・今日も同じ一日が始まる
        ・寝床を変えていたものは、変えていたことすらリセットされて自宅で目が覚める事となる
        ・市場は今日もお祭りでにぎわい、少女が元気よく声を出していた -- 2010-12-30 (木) 23:00:22 New!
      • 追記事項
        ・前日、馬車に轢かれたはずの母親は健在であり売り子の少女と一緒に商売に励んでいる
        ・すると誰かに呼ばれたようで、娘に店を任せるといって出かける準備をしていた
        ・一日は、何もかも、まったく同じに再現されていた -- 2010-12-30 (木) 23:09:08 New!
      • 追記事項
        ・母親は店を娘に任せて、大通りへと向かう
        ・だがその途中、ユーランの鳴らした楽器が市場にけたましく響き、誰もがその方向を見た
        ・その中には売り子の母親もいた。直後、何かが衝突したような大きな音が響く -- 2010-12-30 (木) 23:15:29 New!
      • 追記事項
        ・すると母親の眼前を馬車が通り過ぎて壁へと衝突していた
        ・危うく轢かれそうになっていたことに気が付くと、あわわと腰が抜けてしまう
        ・そこにユーランの鳴らした楽器を聞き付け売り子の少女が現れ、母親の無事を喜んでいた
        ・市場からはざわめきと、鳴らしたユーランに注目が集まる -- 2010-12-30 (木) 23:22:05 New!
      • 追記事項
        ・母親を助けたことに市場から歓喜の声があふれ、小さなユーランの体を群集はかつぎあげる
        ・少女は母親を助けてくれたユーランにお礼の言葉と、古びた砂時計を渡した
        何でも持ち主の願いをただ一度だけ叶え、時間を巻き戻すことができるアーティファクトとのことだ
        ・だがこれが動いたところを娘は見たことがないという
        ・ユーランの手に砂時計が納められ、祭りも終わりを迎えて撤収作業へと入っていた -- 2010-12-30 (木) 23:30:48 New!
      • 追記事項
        ・こうして一日が終わろうとしていた
        ・一部の人間は繰り返される今日に怯え、またある者はこれで開放されるのだろうかと期待を寄せていた
        そして、日付が変わろうとしていた... -- 2010-12-30 (木) 23:38:12 New!
  • 開かれた世界  エンディング
    • 進行チャート
      • エンディングになります
        ・一日が始まりました。昨日と同じような朝、そこに違和感を感じる者がいるかもしれない
        ・だが市場の祭りは昨日で終わっており、日付が進んでいた
        ・このことに君たちは喜んでもいい
        ・市場にいた売り子の少女と母親は今日も仲睦まじく商売に精を出しているのであった -- 2010-12-30 (木) 23:53:33 New!
      • あとがき
        ・少女が母親が死んでしまったが為に、砂時計に一日をやり直して欲しいと願ったかは定かではない
        ・そして君たちの前に一人の男が現れる。男もまたループの中で違和感に気付いた者であった
        ・男は名乗る。自分があの母子の父親であることを
        ・その日、母親が遠出していた父親を迎えに行こうとして馬車に轢かれたのである
        ・そして父親は死んでしまった母親と何回も遭遇してしまっていたのだ
        ・本当は父親の方が一日をやり直したいと願ったのかもしれない
        ・父親に事情を話した君たちはひとつ、肩の荷が降りたことであろう -- 2010-12-31 (金) 00:02:52 New!

参加者パート Edit


  • 閉ざされた世界  一日目 -- 2010-12-30 (木) 20:57:08 New!
    • 参加者パート (個別に枝を立てますのでしばらくお待ちを) -- 2010-12-30 (木) 20:57:33 New!
    • 阿鉈賀の場合 -- 2010-12-30 (木) 20:59:42 New!
    • フレイの場合 -- 2010-12-30 (木) 21:00:30 New!
      • 弟の冒険日誌によればその日はちょうどそう…冒険に行った日だったわね
        距離は遠くないけど日帰りは出来ないと思って一人で食事を取っていたわ -- フレイ 2010-12-30 (木) 21:17:56 New!
      • 食後にお祭りがやってた事を思い出して……それでちょっと顔を出してみたのよ
        そしたらなんだか人の集まってる露店があったわね、気にはなったけど人込みは好きじゃないもの
        向かい側にあった楽器屋さん?の商品を眺めてたわ、色々な楽器があって楽しいと言うよりかは……そうね、物珍しさかしら -- フレイ 2010-12-30 (木) 21:28:15 New!
      • 結局楽器を買う事はなかったわ、どうせ買っても演奏なんて出来ないもの
        食事は済ませていたし、お祭りのゲームなんてどうせ当たりはないし、帰りがけに鹿を一頭狩ってから眠る事にしたわ -- フレイ 2010-12-30 (木) 21:32:40 New!
    • アレクの場合 -- 2010-12-30 (木) 21:01:00 New!
      • 修行メモ……2月
        「2月○日 筋トレ2セットの後ジョギング 街を一周ほど」
        「いつもどおりの街、いつもどおりの喧騒、体調もいつもどおりと言う他無かった」
        「……空腹に負けて肉屋でコロッケを買い込みつまんでしまった他は」 -- アレク 2010-12-30 (木) 21:14:58 New!
      • 「街の市場での祭りが行われていることを知ったのは当日ジョギングに出向いた時だった 知っていれば修行を休んだ物を」
        「ついついつまんだコロッケが胃にもたれ、丁度一周してきたところでジョギングを中止 そのまま祭りへと参加することとした」
        「元気な少女とその母親らしき人物が働いている店が目に止まり、脚を止めた」 -- アレク 2010-12-30 (木) 21:27:49 New!
      • 「気に止まったのも何かの縁とその店で買物をし、また祭りの喧騒へと向かっていった」
        「その後一日祭りを楽しみ、修行を忘れ休息を取った」
        「体重など気にするつもりもないが、祭りに飲まれ油物を多く食べすぎたのは迂闊だった」
        「摂取した分は修行で取り返すこととしよう。……明日に」 -- アレク 2010-12-30 (木) 21:33:05 New!
    • ユーランの場合 -- 2010-12-30 (木) 21:01:17 New!
      • あん日はの 朝から妙な胸騒ぎみたいなんがあったんじゃ
        作り貯めた鳴り物持って露店をしとったんじゃが なかなか売れんかったんじゃ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 21:08:42 New!
      • まあそもそも鳴り物なんぞ腹の足しにもならん 一部を除いて直接は生活の役に立たんもんじゃ
        そこへ来て向かいの露店の売り子のこが随分元気がよくての 随分と華のある娘子じゃったから自然客の流れはそっちに行くちゅうわけでな -- ユーラン 2010-12-30 (木) 21:20:05 New!
      • 折角の祭りの日じゃ ちいとは稼がにゃと思うて鈴シャンシャンさせて頑張ったんじゃがの
        結局いつもより実入りの少ないまま店じまいになっちまったのう あれは地味に辛かったんじゃよ・・・・ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 21:29:49 New!
      • リューエンに似た竜系統のお客がおったもんでな
        ヤツんこと思い出して大した実入りもないまま夜は酒チビチビやっとったんじゃ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 21:37:55 New!
    • イリスの場合 -- 2010-12-30 (木) 21:01:35 New!
      • いつも通りの一日だと思ってたわ…もちろんいい意味で、なのだけど わからないものね、それがあんな事になんて… -- イリス 2010-12-30 (木) 21:13:14 New!
      • 知ってる? あの日、ちょうどお祭りがやってたのよね…いつもより人の出があったのはその所為かしら
        ええ、もちろん行ったわ だって暇だったんですもの 授業もなかったし、誰かと遊びに行く予定もなかったら… -- イリス 2010-12-30 (木) 21:24:43 New!
      • そうね、誰かを誘ってあげるべきだったかも…一人で楽しむにはもったいない、楽しいお祭りだったわ
        結局、家に戻ったのは何時頃だったかしら…よく覚えてないけど、陽が落ちて少しして…十九時? ううん、もっと後… -- イリス 2010-12-30 (木) 21:38:25 New!
      • そういえば帰りがけにあの親子連れに会ったわ 売り子の女の子とそのお母さん…何も買わなかった私に「ありがとう」って言ってくれたの
        いい子よね……まぁ覚えてるのはそんなところかしら、いい一日だったわ -- イリス 2010-12-30 (木) 21:39:32 New!
    • イルゼ&キャロの場合 -- 2010-12-30 (木) 21:12:21 New!
      • (夢幻館の主はソファーに横たわり、顔にできた打撲の痕に氷袋を乗せていた)
        (肌のところどころが赤く腫れ、痛みを訴えながら証言に応じる)
        いたた……。まったく、最悪な思い出よ!本当は思い出したくもなく……忌々しいわ
        (ギリリ、と歯軋りをあげて感情を露わにする)
        けど、まあ……言うだけならタダよ。いい、よく聞くことよ……アレは…… -- イルゼ 2010-12-30 (木) 21:16:50 New!
      • ……その日は珍しく私は外で食事を取っていたわ
        だってキャロが食事当番だったし……。それは別に関係ないことよね
        街のお祭りに誘われて屋台のフランクフルトを食べていたわ
        大きくて、太くて、硬くて、ええ、店員の若い子のもそれぐらいだったわ
        向こうの店先で声をあげている少女も可愛くて手を出そうとしたら誰かに阻まれたの -- イルゼ 2010-12-30 (木) 21:24:15 New!
      • 失意のまま家に帰るとキャロが待ち構えていたわ
        あの子ったら「母さんの為に作ったから」なんて涙ぐんで料理を私に出してくるのよ
        ……あの子の料理腕はよく知ってるけど、そこで突っぱねたら親じゃないわ
        しょうがないわねって一口食べたら卒倒したの。ええ、そのまま翌日まで気を失ってたわ…… -- イルゼ 2010-12-30 (木) 21:33:12 New!
  • 閉ざされた世界 二日目 -- 2010-12-30 (木) 21:41:43 New!
    • 参加者パート (個別に枝を立てます)
      • (二日目スタート) -- 2010-12-30 (木) 21:44:04 New!
    • 阿鉈賀の場合
      • 確か…学園の授業もなく、お休みでしたので。久しぶりに一日のんびり過ごそうと思って…。
        キッチンを借りて、お昼用のご飯を作らせて貰って。…ぁあ。簡単な、サンドイッチですけど。
        旅籠のご主人から、『お祭りがある』と聞いたので…そういえば、この辺りの行事には疎かったから…
        それで一日使ってしまうのもいいかなと思って。町へ繰り出したのです -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 21:56:38 New!
      • 出店は沢山ありましたけれど、…まー私にもいろいろ事情があって、無駄遣いはできないです、ので。
        手作りのお昼ごはんを作ってきてよかった…です。いろいろな寒さがちょっとばかり、傷に響きました、けれど… -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 22:05:28 New!
    • フレイの場合
      • 流石にお昼頃には弟が帰ってくるだろうと、鹿料理でも作って待ってようとしたんだけど
        狩った筈の鹿が見当たらなかったのよね、しとめ損なってたかと思って……仕方ないから街へ買出しに降りる事にしたわ -- フレイ 2010-12-30 (木) 21:47:07 New!
      • またお祭りがやってて、不人気な楽器屋と大人気の露店が向かい合わせになっていたわね
        あの店舗配置を考えた人はさぞ恨まれてる事でしょう、流石に楽器をまた見てるだけだと悪いし適当に -- フレイ 2010-12-30 (木) 21:59:20 New!
      • 食べ物の店を探してたわ、美味しい物はないでしょうけどまあ仕方ないわね、お祭りだし -- フレイ 2010-12-30 (木) 22:00:01 New!
      • 焼きそばとかたこ焼きとかを二人分買って戻る事にしたわ、途中で人気のお店の従業員らしきひと?が裏から出て行くのが見えたわね、空から見てたから誰かは分からなかったけど -- フレイ 2010-12-30 (木) 22:02:07 New!
    • アレクの場合
      • 「2月△日 筋トレ二セットの後ジョギング 街を一周ほど」
        「取り返す、などと書いておきながら昨日と大差ないメニューで終わらせてしまった自分が情けない」
        「それでは飽きたらず昨日と同じく空腹に負けコロッケを摘まんでしまった 昨日と同じ10個」
        「街では今日も祭りが行われていた 数日に及ぶ物であるとは聞いていなかったが、祭りは長いほうが楽しい」 -- アレク 2010-12-30 (木) 21:48:36 New!
      • 「前日にいた元気のいい売り子の少女と母親の店でまた買い物をし、祭りへと向かった」
        「やはり油物の摂取が過剰だ。早急に対処策を打たなければ私の二の腕はぷよぷよになってしまうだろう」
        「……そういえば件の店の母親が大通りの向こう側へと歩いて行くのを見かけた 祭りの最中だというのに一体何をしていたのだろう」 -- アレク 2010-12-30 (木) 22:07:19 New!
    • ユーランの場合
      • 前日ちょいと飲みすぎてな ああしまった祭りの日じゃったと痛む頭抱えてな
        店出しに行ったんじゃがどうも売れる気がせんでなあ 向かいの出店の売り子の娘がようがんばっとってな 自然と客足はそっちの方へじゃな・・・・ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 21:48:46 New!
      • まあそもそも鳴り物なんぞ腹の足しにもならん 一部例外を除いて直接は生活の役には立たん
        折角の祭りじゃというのにこれがまたなかなか売れん -- ユーラン 2010-12-30 (木) 21:52:09 New!
      • そうは云っても売らにゃ食えん シャンシャンシャンシャン呼び込みしながらの なんかこう既視感があるのうちゅうてな
        あれじゃよ 夢で見たのと大体同じような一日を辿ったような感じでな あああれが正夢ちゅうやつじゃろかとな -- ユーラン 2010-12-30 (木) 21:57:27 New!
      • 頭は地味に痛い 売り物は売れん リューエンのヤツに似た竜人は居る
        なんかどんどん寂しい気分になってのう 録に稼ぎもなかったんじゃが一杯ひっかけんとやってられんちゅうてな
        店じまいした後は大通りの酒場でちびちびやっとったんじゃよ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 22:06:17 New!
    • イリスの場合
      • その日のこと? ええ、もちろん覚えてるわ…はっきりとね 忘れるもんですか…お祭りにいったのよ、一人でね
        だ、だって授業も無かったし…何となく暇だったっていうか 別にいいでしょ、誰だって一人で出かけたい時くらいあるじゃない -- イリス 2010-12-30 (木) 21:53:22 New!
      • 何が目玉っていうわけでもなくて…あえて言うなれば出店目当てに来るのよね、親子連れの家族なんかが
        もちろん出店の側にだっているわ 私が見たのは可愛い女の子とそのお母さん…ついつられて買っちゃったわ
        でもあの子ってば元気に「ありがとう」って言ってくれて、私もちょっと幸せな気分になれたんだけどね… -- イリス 2010-12-30 (木) 22:07:52 New!
      • 家に戻ったのは八時過ぎだったかしら? もうへとへとですぐに寝ちゃって…帰ってからの事はよく覚えてないの ごめんね -- イリス 2010-12-30 (木) 22:09:07 New!
    • イルゼ&キャロの場合
      • 2月×日……。今日は私が料理当番なので早起きをして厨房に立ちました
        ですがミロクさんは早々に庭仕事をしに出かけ、クラリッツさんやポォさんもいつの間にか姿が見えなくなっていました
        エイミアさんだけは見つけることができましたので一緒に朝食をとりました。……すぐに具合を悪くされて部屋に戻りましたけど
        一番に料理を食べて欲しかった母さんは見つからず、私は料理と一緒に待ちました…… -- キャロ 2010-12-30 (木) 21:55:50 New!
      • 街の方からはお祭りの音が聞こえます。昨日も聞こえてきたからきっと大きな祭りだと思いました
        正午を過ぎても母さんは戻ってきません。……やっぱり私、母さんに避けられてるのかな
        ちょっとだけ、そ、その寂しい、と、思いました…… -- キャロ 2010-12-30 (木) 22:02:56 New!
      • 夕暮れになると母さんが帰ってきました
        私はすっかり冷めてしまったパイの包みを持って走りました
        母さんは不満そうに口を尖らせて玄関にいました
        母さんは私を見るなり微笑みました。「ご飯は食べてきたから」って
        折角待ってたのに…待ってたのに…、と私は知らずに涙がでていました。無理に食べて貰わなくてもいいと思ってたけど、やっぱり悲しかったから
        すると母さんが私の手にあったパイ包みに強引に手を伸ばして、一口だけだけど口に運んでくれました
        だけど直後に白目を剥いて倒れてしまいました。だけど、きっと母さんは無理してまで食べてくれたんだと思います
        ありがとう。母さん……あれ?昨日もこんなことを書いたような…… -- キャロ 2010-12-30 (木) 22:08:07 New!
  • 閉ざされた世界  三日目
    • 参加者パート (個別に枝を立てます)
      • 三日目スタートです -- 2010-12-30 (木) 22:19:55 New!
    • 阿鉈賀の場合
      • 今日は登校日…と思って、飛び起きたのです。
        旅籠備え付けの時計は、下の階にあって。いそいで準備して降りていったら、ご主人が怪訝な顔をして、
        『今日はお休みじゃなかったのかい』…って。…えと、前の日がお祭りで、その前の前の日が…ええと。
        ご主人も、間違えることがあるのかなと思って…昨日と同じ朝ご飯に、昨日と同じお昼ご飯を作って…あ、いえ。お昼ごはんは、材料が同じだったんですよ?
        とにかく、学園へ行こうと思ったのです。…恥ずかしながら、留年が決まっちゃってまして…そのことについて、先生と相談したかったのです… -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 22:27:16 New!
      • …おやすみだよ、と言われました。
        門が閉まってて、わたし、ちょっと泣きそうになってたみたいで…そこで、用務員さんに。
        仕方がないので、今日も町に繰り出して…。…制服姿だと、ちょっと目立ちますよね。
        今日もお祭りでしたけど…んん、何日も続くくらい、普通じゃないです? -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 22:33:30 New!
      • なんだか、へんだな…って。既視感というのでしょうか。
        そんなものを少しずつ覚え始めた頃に、なんだか大きな音がして。…事故があったみたい、です。 -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 22:40:53 New!
      • かわいそうに、娘さんがいらっしゃったらしくて。
        その人…お母さんは、あっという間に病院へ連れて行かれたみたいです。助かったら良いのですけれど…。
        ただ、お陰でそれまであった既視感はなくなりました。…こんな大変なことが、何度もあるわけないのです。何度も… -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 22:49:10 New!
      • 帰って二声目に、旅籠のご主人は『登校日は明日だっただろう』と言って、昨日と同じ晩御飯を…ことことと煮込んでいました。ことことと。
        匂いで、昨日と…もしかしたら、一昨日とも同じメニューだとわかってしまいまして…。
        ここにきて、また既視感が振って湧いてきて、少し気が遠くなりそうでしたけれど。
        …明日こそ、登校日です。時間に余裕を持って…時計がまだ遅くを指していないうちに、おやすみさせていただきました -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 22:58:00 New!
    • フレイの場合
      • 結局昨日は弟が帰ってこなくて……まさかやられたんじゃないかと思ったりもしたけど
        そうなったら連絡でもあるかと思ってね、でも連絡もこないし……
        きっと帰りがけに寄り道でもしてるんでしょうと思って町に食材を買いに出かけたわ
        そしたらまだお祭りがやってるらしくていつまでやってるお祭りなのか、開催日を調べてみたのよ -- フレイ 2010-12-30 (木) 22:22:44 New!
      • そしたら一日だけって…もう3日続いてるじゃないって言ったら今日開催したばかりだって言うのよ
        一体何が起きてるのかちょっと理解できなかったけど……すぐに思い浮かんだわ、あの売れない楽器屋の呪いだ……ってね
        あまりにも売れないからお祭りをずっとやって、いつか売ろうとしてたんじゃないかしら?
        そこで楽器売りを問い詰めようとしてたら妙に大きな音が聞こえてきたわ -- フレイ 2010-12-30 (木) 22:33:02 New!
      • 大きな音のした方が騒ぎになってるから行ってみたのよ、なんだか女の人が虫の息だったわね
        どうやら馬車に轢かれて死んだのかしら?やわな作りをした生き物はこれだから面倒なのよね -- フレイ 2010-12-30 (木) 22:39:55 New!
      • 家族がああなったらそうまで悲しいものかしら、生命力が私たちは高いからあんまり感覚がつかめないのよね
        何かするらしくて退かされたけど、別に残って居たいとも思ってなかったしその日は適当に食事を取って帰ったわ -- フレイ 2010-12-30 (木) 22:48:16 New!
    • アレクの場合
      • 「2月×日 筋トレ二セットの後ジョギング 街を一周ほど」
        「二度あることは三度あるとは言うもののここまで来ると私の意志薄弱ぶりは精神科医に見せるべきなのではないかという不安すらよぎる」
        「このまま同じ緩いトレーニングを続けていれば二の腕だけでは済まず太ももや腹までぷよぷよになりかねない 恐ろしい事態だ」
        「あまつさえまたも空腹に魔が差し、肉屋でコロッケを10個買ってしまう いけないと思いつつもコロッケを手に取り、口へと運び……」 -- アレク 2010-12-30 (木) 22:23:35 New!
      • 「『そこまでだ!コロッケを捨てて投降しろ!!さもなくば貴様の大好物のエクチュア印ラゼンシア特製シュークリームの命はないぞ!!』」
        「私の中のスイーツ派テロリストがシュークリームを人質に取り心の中の国会議事堂に立て篭もった 泣く泣く私はコロッケを袋にしまう やはりコロッケよりスイーツなのだ」
        「3日続く祭りも珍しいものだと思いつつ、その時までは何の疑心も抱かずに祭りへと参加しようとしていたのだ」
        「偶然街角で日付を確認するまでは……」 -- アレク 2010-12-30 (木) 22:33:32 New!
      • 「その日付は間違いなく2月○日 二日前の日付だった」
        「そんな事実に驚愕していたのもつかの間、大通りの向こう側から大きな音がした」
        「音の元は馬車の事故 件の店の母親が犠牲になっていた 痛ましいものであったが私には見ている他無かった」
        「家に帰り明日こそは、と誓う 恐らくこれも無為に終わるのだろう 日付が変わらないのなら……」 -- アレク 2010-12-30 (木) 22:56:02 New!
    • ユーランの場合
      • での 酒の残った痛む頭抱えて祭に店を出しに行ったんじゃがの どうも売れる気がせん
        まあそもそも鳴り物なんぞ腹の足しにもならん 一部例外を除いて生活の役には立たん
        おまけに客足は向かいの親子の出店に流れて・・・・なんじゃ、一杯位でそんなに酔わんよ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 22:23:14 New!
      • 何、さっきも同じ話を聞いた? さもありなん、その通りでな
        同じような事をグルグルグルグル繰り返しているようなじゃな・・・・いや、そん時はなにやら既視感があるのうこれが正夢ちゅうやつじゃったかとじゃな・・・・
        酔っとらん 酔っとらんちゅうのに んお わっちにもちくわおくれちくわ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 22:26:25 New!
      • ま、ま そう先をせかすな での こりゃ祭とはいえ売り上げは期待出来そうにないと判断しての
        実入りは殆どなかったが早々に店を畳んでナ 大通りの酒場に向かったんじゃよ
        ・・・・したらの 向かいの出店の母親の方がちょっと先の方を歩いとる -- ユーラン 2010-12-30 (木) 22:31:47 New!
      • 声くらいかけとこうと思った時じゃ 物凄く大きな音がじゃな・・・・ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 22:33:10 New!
      • 何の音じゃったかって? ・・・・その母親を轢いた馬車がわっちの目の前で転倒した音じゃよ・・・・ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 22:40:20 New!
      • ・・・なんぼ自分自身冒険者稼業で命のやり取りしとるちゅうてもな
        街中で急にああいう事が起こると流石にのう ・・・・タイミングがわるけりゃ跳ねられとったんはわっちじゃったかもしれん -- ユーラン 2010-12-30 (木) 22:45:06 New!
      • ・・・・売り子の娘がの 大粒の涙こぼしながらの・・・・ なんかのう やりきれん気分になっての
        ん まあやりきれんで呑みに行ったんじゃがの -- ユーラン 2010-12-30 (木) 22:47:22 New!
      • いやじゃからあの踊り子は関係ないちゅうに どうしても泊めてちゅうからしょうがなくじゃな
        いやそもそも荒れ寺はわっちの家じゃないでな 一つ屋根もクソもないじゃろうが -- ユーラン 2010-12-30 (木) 22:49:58 New!
      • いやだから何かあったちゅうてもアレじゃよ 海和尚やらすねこすりやら筆おろしやらでてきてドンチャンドンチャン
        夜は墓場で運動会ちゅうやつでな 寝床の運動会じゃないちゅうとるじゃろ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 22:55:42 New!
    • イリスの場合
      • この日のことは…前にも話さなかったかしら? まぁいいわ、えっとね…あれはそう、気持ちのいい朝で…
        …ちょっと待って、やっぱりもう話した気がするのよ お祭りに行った話、しなかった? え? そう…ならいいのだけど -- イリス 2010-12-30 (木) 22:26:03 New!
      • 街はいつもより賑やかで、誰も彼も浮かれてるような雰囲気で…まさにお祭り騒ぎっていう感じがしたわ
        市場にはたくさんお店が立ってて…ええ、私もあちこち見て回ったの 細工物を売ってる行商人さんのお店とかね -- イリス 2010-12-30 (木) 22:29:43 New!
      • あれはちょうど…おばあさんのお店で古本を見てた時のことだったわ すごい物音がして…ざわめきが一気に広がっていったの
        すぐに人波ができて…そう、事故だったみたい 運ばれていく女の人、何だか見覚えがあったわ… -- イリス 2010-12-30 (木) 22:42:15 New!
      • そう、そうよ…あれはお母さんだったわ 誰の?って…小さな女の子と一緒にお店をやってたの、親子連れでね
        一人になった女の子はぼろぼろと涙をこぼして…そのままどこかに行っちゃったわ たぶんお母さんを追いかけてったんだと思うのだけど… -- イリス 2010-12-30 (木) 22:54:36 New!
      • 私もちょっと気疲れしちゃって…ううん、そんないい方はよくないわね それからすぐに帰ったの 六時過ぎくらいだったかな
        気にするなっていう方が無理な話よ あの子も、お母さんのことも…なかなか寝付けなかったわ… -- イリス 2010-12-30 (木) 22:58:36 New!
    • イルゼ&キャロの場合
      • 今日もキャロの料理当番から逃げてお祭りに来ていたわ
        けど……。おかしいとは思ったの。一ヶ月に一回あるかないかのキャロの料理当番が連続してやって来るなんて
        それで気になってフランクフルト屋の子に問いただしたの。今日は何日!?って
        そしたらね、キャロが料理当番の日がずっと続いてたのよ。意味が分からなかったわ -- イルゼ 2010-12-30 (木) 22:25:34 New!
      • きっとこれは神とやらが与えた罰だって -- イルゼ 2010-12-30 (木) 22:26:00 New!
      • ……そう、自分に言い聞かせたけど。本当のところ、今日という日が何日続いているのか考えてみたら分からなくなったわ
        つまり私はあの、あの、キャロの料理を何日も食べていたことになるのかしら
        想像しただけで気が狂いそうになったわ。声をあげて走り出したら壁にぶつかったの -- イルゼ 2010-12-30 (木) 22:27:35 New!
      • 嫌よ!嫌!いくら可愛い娘だからってあの料理を毎日食べろなんて気が狂いそうになるわ!!
        だから私は決めたの。今日はもう家には戻らないって……
        ぼろぼろになった体を引きずりながら、田舎に泊まろう、じゃなくて冒険者宅に泊まろうをしようと人を探したわ -- イルゼ 2010-12-30 (木) 22:39:01 New!
      • 人だかりがあったけど、知ったことじゃないわ
        偶然にも知り合いの楽器職人、ユーランを見つけることができたので家に泊めてと頼み込んだわ
        ええ、必死の形相で。無様だったとしかいい様がないわ -- イルゼ 2010-12-30 (木) 22:46:46 New!
      • それでも構わないわってことで荒れ寺にお邪魔することにしたの
        ……けど、まさかあんなことになるなんて思わなかったわ -- イルゼ 2010-12-30 (木) 22:52:01 New!
  • 閉ざされた世界  四日目
    • 参加者パート (個別に枝を立てます)
      • 4日目スタート -- 2010-12-30 (木) 23:01:57 New!
    • 阿鉈賀の場合
      • 登校日だと思って、飛び起きて…、ご主人から『休みだ』と言われて…。
        …悪い冗談です。けれども、学園の門は閉ざされたままでしたし…用務員さんから、また『お休み』と言われました。
        …本当に、悪い冗談です。…町では今日も、お祭りが続いていました -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 23:04:15 New!
      • 今朝は、お昼ごはんを作り損なったので…節約を少し破って、出店で何か頂こうかと思いました。
        そうして市場を歩いていたら、昨日の事故に遭った人の娘さんが、元気そうに売り子をしていて…
        …少し元気すぎて、薄ら寒ささえ覚えそうになりましたけれど。
        薄ら寒さ、どころか…背筋の凍りそうなものを見てしまったのです。…そう、まあ…その、事故に遭った人が…です -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 23:10:19 New!
      • 流石の私も…そろそろ、気付いてもいい頃だったのでしょう。
        何か、大変なことに巻き込まれているんだ、って。
        …けれど、どうしたらいいのでしょう?何をすればいいのでしょう?
        この奇妙な状況で…私は、何も持ち合わせていません。
        その一方で、あの女の人はまた事故に遭うのではないか、という考えが浮かんできて…。
        そんな時、私よりも小さな女の子が、何かを持って、あの人を追うように通り過ぎて行きました… -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 23:19:06 New!
      • その子が持っていたのは、楽器、みたいでした。…その直後に、またあの大きな音が鳴り響いて… -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 23:22:59 New!
      • …思えば、奇妙な現象に巻き込まれたのは、私一人だけではなかったのかもしれません。
        彼女も…あの、楽器を持った女の子も、もしかしたら同じ境遇にあって…。
        …事故は…あの女の人が大怪我することは、ありませんでした。強いていうなら『おうまさんかわいそう!』…です -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 23:32:05 New!
      • 後は…少なくとも、昨日のように仄暗い気分のままで帰路につくことはありませんでした。
        お財布は少し軽くなったけれど、お祭りの出店で食べられるものといえば、
        格別に…美味しく感じられるもので。…これについては、同じ1日が来てよかったのかも、と思いました。
        もちろん、『明日』も『今日』が来たとしたら、同じ心境でいられるとは思えませんでしたけれど -- 阿鉈賀 2010-12-30 (木) 23:44:21 New!
    • フレイの場合
      • その日はまず起きてから日付を確認…やっぱり日付は変わってなかったわ
        そして直行したのよ、例の楽器屋にね…… -- フレイ 2010-12-30 (木) 23:03:09 New!
      • ところが!楽器屋はもう店じまいしていたのよ、目論見が外れたものだからどうしようかと
        賑わってるお店に行くのも人込みが面倒だし……そう思ってたら向かいの店の人が離れたのよ
        あの人に話したら品物を並んだりせずに買えるかと思って……背中を見送ったわ
        え?やーね、実際にそんな事するわけないじゃない -- フレイ 2010-12-30 (木) 23:11:43 New!
      • 妙にでっかい音が聞こえてねえ、音のした方向を見たら例の楽器屋だったのよ
        いままであんな事はしてなかったのに急にどうしたのかと、そしたらまた衝突音がして -- フレイ 2010-12-30 (木) 23:17:16 New!
      • 今度はあの人は轢かれずに済んだらしいわね、じゃああの時の音は一体?別の人でも轢かれたのかしら
        それで見るとの楽器屋に注目が一斉に集まってたわ、そりゃあんな大きな音を立てたらねえ……このあとどうするのだろうと、楽器屋を見てたわ -- フレイ 2010-12-30 (木) 23:25:34 New!
      • 楽器屋は担ぎ上げられて…何か渡されてたようね、でも…結局祭りが終わるまで彼の楽器が売れることは一度もなかったわ
        仕方ないから殴りこみに行くのは明日…と言うか、次回にしようと家に帰ったのよ -- フレイ 2010-12-30 (木) 23:34:51 New!
    • アレクの場合
      • 「2月○+3日 筋トレ二セットとジョギング 街を一周ほど」
        「普段日付を気にすることは余りないが、今回ばかりはそうも行かない 急いで確認すればやはり2月○日」
        「トレーニングも半ばのまま祭りの街へと繰り出す 何もかもが今までと同じ あの店の少女も元気よく客引きをしている」
        「空腹感がサイレンを鳴らし、食い物を寄こせと騒ぎ出す ここでふとある考えに思い至る 今この状況は2月○日を繰り返しているのではないか」
        「そうであれば私がここでコロッケを始め油物を摂取した所でまた巻き戻り無かったことになるのではないか」
        「そんな考えが私の脚を肉屋のコロッケコーナーへと向かわせる……」 -- アレク 2010-12-30 (木) 23:07:57 New!
      • 「『貴様は同志(スイーツ)を見殺しにする気か!?』」
        「スイーツ派テロリストがまたも人質を取り私を脅す 甘い物のためグッと堪えコロッケを買わずコロッケコーナーを後にした」
        「店から出て件の店へ目をやれば昨日馬車に撥ねられたはずの母親が娘と共に店を切り盛りしていた」
        「やはりループしていると確信した 次に起こる事も……」 -- アレク 2010-12-30 (木) 23:14:11 New!
      • 「そんな折、大きな音が響き、祭りの衆の気を引いた 小さな少女と思しき人物が何かを振り回して起こしていた音だった」
        「その数瞬後、馬車があの母親の目の前を通りすぎて行った 事故は起こらなかったのだ」
        「まるで事故が起こることを予期して音を起こしたような少女……恐らくは私と同じく時間がループしていることに気がついた人物なのだろう」
        「ループ内で起こることはある程度変えられる、ということのようだ。しかしそれがわかったからと言って根本的な解決には至らない」
        「一体何故このようなループが起きているのか……思案をしなければならなかった」 -- アレク 2010-12-30 (木) 23:27:46 New!
      • 「その子鬼の少女……いや少年?年の頃も分からなかったが、担ぎ上げられ胴上げを受けていた」
        「そして店の少女からなにやら砂時計らしき物を受け取っていた なにやら微かな魔力を感じた気がしたが……気のせいだったかも知れない」
        「そうこうしているうちに祭りは終わり、私も帰路へとついていた ループの謎も解明できないまま」 -- アレク 2010-12-30 (木) 23:36:11 New!
      • 「もう二の腕がぷよぷよするだとかシュークリームが爆発するだとかそんな小さな事に気をかけている暇はない」
        「明日、いや時が巻き戻るなら今日こそはループの謎を解明し、脱出しなければならない」
        「その鍵はもしかするとあの子鬼の楽器屋が握っているのかも知れない 早いうちに会いに行かなければ」 -- アレク 2010-12-30 (木) 23:41:36 New!
    • ユーランの場合
      • ・・・・でじゃな ん そうそう売れる気がせんで・・・・そうそう 二日酔い堪えて祭りに・・・・ んむ母娘が向かいに・・・・
        んむ これが正夢かとな・・・・ でじゃな!どうもおかしいとじゃな 胸騒ぎがするんじゃと
        眼前の母娘を見とったらどうも不安になると そこでわっちは早い目に店を畳んでじゃな・・・・ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 23:05:22 New!
      • そしてコレじゃ これはラチェットちゅうてな 勢いつけてぐるぐると回すとここのばね板が歯車に弾かれてじゃな
        やたらうるさい音が鳴るちゅう代物でじゃな -- ユーラン 2010-12-30 (木) 23:07:34 New!
      • そうじゃ 今までのんは夢じゃのうて ・・・・同じ時間を何度もグルグルグルグルとループしとるんじゃなかろうかと
        じゃとしたらこのままじゃとあの母親は馬車に轢かれて大変な事になる その前にコレで母親の気をひけばあるいは、わっちはそう思ったんじゃ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 23:10:35 New!
      • ラチェットを握り締めてわっちは母親の後を追ったんじゃ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 23:13:05 New!
      • わっちはラチェットを振り回した どうにか市場の賑わいにかき消される事なくラチェットは音を響かせたんじゃ
        その直後・・・・ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 23:17:21 New!
      • 案の定、ちゅうんはこういった場合でも使うんかいの 馬車がつっこんできよった 母親は・・・・
        無事じゃったよ 腰を抜かしたようじゃったがの -- ユーラン 2010-12-30 (木) 23:25:11 New!
      • ん?その後? いや、正直こっぱずかしかったがの 注目を集めてしもうたし
        姿を晦ます術なんかをちゃんと身に付けときゃあ良かったと思ったんじゃよ
        しかしまあわっちなんぞより事故じゃ 馬車が派手に壁に激突したでな -- ユーラン 2010-12-30 (木) 23:34:02 New!
      • ん 貰ったお礼の砂時計?耳聡いのう まあお前さんならどういう物か判るかもしれんの
        これがの・・・・ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 23:37:42 New!
    • イリスの場合
      • どの日のこと? え? あぁ、あの日のことね…ごめんなさい、ちょっと記憶がこんがらがっちゃって
        たしかお祭りをやってたのよ そこは間違いない、と思うのだけど あの時は…うん、私一人だったかな… -- イリス 2010-12-30 (木) 23:13:13 New!
      • そう、それでね 何とあのお母さんが女の子と一緒に…あれ? 前にどこかで会ったのかしら…
        そんな気がする…ええ、きっとそう 何故かほっとしたのだけど…胸騒ぎもして、ああいうのを虫の知らせっていうのかしら -- イリス 2010-12-30 (木) 23:17:20 New!
      • 私のすぐ近く、後ろの方からけたたましい音がして振り向いたら…あのお母さんの目の前を馬車が通り過ぎてったの
        馬車はそのまま壁に突っ込んで大破…あと少しでも遅れてたら大事故になるとこだったわ
        音の正体は…知りたい? 子鬼の楽器屋さんが…ええ、こんなに小さな楽器屋さんが必死に鳴らしたその音が――
        …待って、本当はもっと別の…未来が……ううん、何でもないわ これでよかったのよ、これでね -- イリス 2010-12-30 (木) 23:29:17 New!
      • …それからどうなったか、ですって? そうね、あなたも気になるでしょうし勿体ぶらずに話すわ
        とっさの機転で母子を救った楽器屋さんは英雄になったの、小さな英雄にね ええ、大喝采よ大喝采
        あのお祭りに目玉があったとしたら…ううん、主人公がいたとしたら それは、あの子鬼さんだったんじゃないかしら -- イリス 2010-12-30 (木) 23:37:31 New!
      • 私の話はこれでおしまい あなたが本当に聞きたかった話は聞けたかしら?
        …そう、なら私も最後にこうしめくくることにするわ 「めでたしめでたし」ってね! -- イリス 2010-12-30 (木) 23:45:07 New!
    • イルゼ&キャロの場合
      • 2月×日……。今日は私が料理当番だから頑張らなくちゃって思って早起きしようとしました
        けど私よりも先に起きてきた人がいました。母さんです
        母さんは「荒れ寺で寝ていた筈なのになんでここにいるの!?」と、声を荒げて錯乱してました
        たまらずクラリッツさんとポォさんがロープで縛り、エイミアさんが母さんをなだめてました
        せめて母さんの支えになろうと、私は朝食を持ってきました
        ……ですが、母さんは私の姿を見ると悲鳴をあげて気絶したんです。……酷い -- キャロ 2010-12-30 (木) 23:06:13 New!
      • 母さんが目を覚まして暴れるたびに、ミロクさんがやって来て母さんの口に私の料理を運びました
        そのたびに静かになって、その、そんなに美味しいんでしょうか……?
        ただひとついえることは、母さんは何かにおびえているみたいでした。私にはそれが何であるか分かりませんでしたが -- キャロ 2010-12-30 (木) 23:12:54 New!
      • 夕方を迎え、母さんに夕食を持っていこうとしました
        すると縄が切られ、母さんはどこかへ去っていました
        そんなに急ぐ用事があったのでしょうか?お祭りはもう終わろうとしてるんですが……
        その日はもう母さんが戻ることはなく、エイミアさんと一緒に夕食をとりました。エイミアさんは一口目で気絶し、倒れてしまいました
        ……倒れるほどに美味しかったんでしょうか? -- キャロ 2010-12-30 (木) 23:33:49 New!
    • ピコの場合
      • ……つまり私達はこの実質数日間を修道院の農場で過ごしていて。その間、藁小屋と院を幾度か行き来していただけに過ぎなかったのです。
        まだ冬の開け切れぬ藁小屋で飼育される生き物が発する、体温は外の世界とは無縁であることを、どこかで私達に教えていたのかもしれません。
        私はこの数日間を宗教特有の閉鎖的なものであると思い込んでいたのですが。
        サイロの傍らでふてくされるように寝転がるレスターは、今にして思えば、彼はどうやら違う感覚を得ていた様子でした。 -- ピコ 2010-12-30 (木) 23:07:46 New!
      • 彼は兵器で機械なので、感覚と表現するのは不適切かもしれません。
        ですが、ひたすらに生き物のを生育してく様子に喜びを感じていた私です。発条仕掛け、プログラム通りにしか動くはずの無いレスターが軸を動かしたのですから……。感覚。そう考えても許されるかもしれません。 -- ピコ 2010-12-30 (木) 23:16:34 New!
      • レスターの話をまとめれば。私達が毎日汗を流して家畜たちに与え続けたサイロや廃棄食料は一握りも減らされていなかったというのです。
        そして一日の天候、院から藁小屋までの間に道柄の害虫たちの腐敗状況、それらは本日までの間、常に一致し続けていたのです。 -- ピコ 2010-12-30 (木) 23:21:51 New!
      • 私達は数日間、もしくはもっとかもしれません。それらの正体を知る必要がありました。
        間違い探しの始まりです。より多くの情報を求めるために、シスターたちや牧畜に従事する若者達のいらだちの視線を背に農場を飛び出して市場へと向かったのです。 -- ピコ 2010-12-30 (木) 23:31:55 New!
  • 開かれた世界  エンディング
    • 参加者パート (個別に枝を立てます)
      • ツリーはこれで最後になります。皆様、お疲れさまでした -- 2010-12-30 (木) 23:53:55 New!
    • 阿鉈賀の場合
      • ……。寝坊です。
        人手が欲しいと、今朝はどうしたと、旅籠のご主人が起こしにきてくれなければ、危うく大遅刻でした。
        今朝の朝ご飯は、お味噌汁に、焼き鮭にと、東国風メニュー。余ったごはんで、お昼用のお結びを作らせてもらいました。
        今日は、登校日です──! -- 阿鉈賀 2010-12-31 (金) 00:00:23 New!
    • フレイの場合
      • 今度こそ楽器屋をとっちめようと朝一で乗り込んだのよ、そしたら……既に祭りの会場は畳まれてて、何の事はないあとの祭りだったわ
        日付を調べたらちゃんと翌日になっていたし……なんだったのかしらね -- フレイ 2010-12-30 (木) 23:56:46 New!
      • 父親から全てを聞き、岐路につく間に色々と考えていたのよ
        時を戻すとして何故それに自分が巻き込まれていなかったのか、そして今まで見かけなかったあの父親はずっとどこに居たのか……って
        父親も繰り返すって分かってたなら二回目で避けられたのではないかしらね?
        もっと大きな、何かの意思が働いていたのかも…なんてね -- フレイ 2010-12-31 (金) 00:07:24 New!
    • アレクの場合
      • 「2月△日 筋トレ3セット 正拳、蹴り各200本 ジョギング 街を1周半」
        「2月△日、そう2月△日だった。街に出れば祭りはもう終わり、子鬼の楽器屋も見当たらず、あの店の親子も普通に商売をやっている」
        「全ては私の思いすごしでしか無かった。あるいはあの子鬼の楽器屋が受け取った砂時計のせいか……」
        「それをうかがい知ることは私には不可能だった。私に出来ることと言えば……」
        「『シュークリームとショートケーキ、加えてバレンタイン故にチョコレートサンデーを要求する!!』」
        「スイーツ派テロリストの要求に応じ、甘味の補給をすることだけだった」
        「何事も起こらない市場を後にし、大通りに面した菓子屋、エクチュアへと足を向け、だるんしあと化したラゼンシア女史からテロリストの要求通りの品を購入し、家へと持ち帰るのだった……」 -- アレク 2010-12-31 (金) 00:03:11 New!
    • ユーランの場合
      • ・・・・とまあそういう事があったんじゃよ 本当に同じ時間をグルグルとループしとったんか
        あるいはそういう正夢を真に受けたんが功を奏したんかはしらんが、の
        あ わっちにも大根おくれ大根 ハフハフ -- ユーラン 2010-12-30 (木) 23:57:30 New!
      • 熱ッ! -- ユーラン 2010-12-31 (金) 00:05:03 New!
    • イリスの場合
      • さ、そろそろ出かけましょ? お祭りは昨日で終わっちゃったけど、ここは毎日がお祭りみたいなものじゃない
        きっと私たちの知らない楽しいものが待ってるわ…もしかしたら、新しい出会いだって そうだわ、あの子鬼さん今日も市場に来てるのかしら? -- イリス 2010-12-30 (木) 23:59:23 New!
      • 行ってみましょうよ ほら、早く早くっ!(新しい一日のはじまり 朝の空気を胸一杯に吸って駆けていく少女だった) -- イリス 2010-12-31 (金) 00:00:18 New!
    • イルゼ&キャロの場合
      • ……それで、そういう出来事があったのよ
        あ?何よ?結局、お前は娘の料理から逃げていただけ?……分かってるわよそんなの!
        第一、何でループから抜け出たのか知らないのよ!?今日の料理はエイミアよ!思わずそのままエイミアを食べようかと思ったし!
        (腫れた頬を痛がり、氷で冷やす)
        ……え?その怪我は結局どこでつけたのって?
        ……キャロの料理を食べるくらいなら死のうと思って馬車の前に飛び出したのよ。死ななかったけどね -- イルゼ 2010-12-31 (金) 00:05:55 New!
    • ピコの場合
      • 昨晩の市場の祭りでの賑わい、その喧騒の全てが私達には目新しい事実でした。
        それもそのはずで、比較対象が存在しなければ何一つとして得られる事実もなく。私達以外の人間がこの繰り返し訪れる日々と無縁の生活を享受していたとしても気付きようがあろうはずもありません。
        私達は本当に同じ日々を繰り返しているのでしょうか……。全てが気のせいかもしれません。朝がくれば家畜たちは鳴き、働き手たちは彼らを満足させてやろうと起き出しますし、シスター達は変わらぬ祈りを捧げ朝餉の支度へと走ります。 -- ピコ 2010-12-30 (木) 23:54:14 New!
      • しかし、その日の朝餉で神父にシスター、今だそれに届かぬそれに熱狂的な方々が食前の儀式を終えてから我先にとはじめる噂話の、
        その内容の変化をやはり聞き逃すことはなかったのです。何でも暴れ馬車が危機一髪のところでだれぞかを轢いてしまう所であったのだとかで。
        お使いに出て、それら一連の事柄を目撃したのだろう修道院生が声を高くしてはしゃいでいる……。
        はい、私達は顔を見合わせると奇妙な笑いを浮かべあったのでした。それに気が付いた神父たちの訝しげな表情を浴びながら。 -- ピコ 2010-12-31 (金) 00:17:02 New!


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