黄金歴130年代〜180年代にかけて、冒険者として活動していた海賊魔術師。 生前から魔術を一属性につき基本的に二種類(属性結界と属性砲)しか使えない という致命的な欠陥はサーヴァントになっても改善されないままだった。 これが災いして聖杯戦争でもキャスターと名乗ることができず、砲術師を意味する “アーティラリスト”として現界することとなる。 特化を極めた属性砲術と宝具となった鋼の使い魔“アーイレブン”を駆使して戦う が、召喚主たる『強行と僥倖の魔人』ラケシェルを庇い、聖杯戦争から脱落した。 しかしラケシェルが通常の召喚とはかけ離れた方法で彼を召喚したため魂が聖杯 の座に戻れず、現世に弾き出されて受肉するという事態が起きてしまう。 結果的に生き返った形となった彼は、再び主、ラケシェルに忠誠を誓うのだった。