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  • 「こっち来てるなんかこっち来てる!」
    「うわぁぁ!走るとおっかけてくるタイプだったか!?」
    鮫男の一人が足音を響かせ、突進する、2人の背後に迫るメタルな鮫の牙!

    ドガッシャァァ!!!横合いから黒塗りのバンが飛び出し、鮫男を轢いた。
    吹っ飛ばされた鮫男は、車のボンネットを凹ませ、フロントガラスを割る。
    タタタッ!タタタッ!バンから飛び出した特殊部隊のような集団が、倒れた鮫男へマシンガンを浴びせる!
    車は一瞬でスクラップ、運転手が這うように逃げ出した直後、爆発炎上!

    「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
    爆発の中から無傷の鮫男が飛び出し、特殊部隊を相手に乱闘をはじめた。
    仲間の鮫男も集まり、まるで怪獣パニック映画のワンシーンである。

    「ハハハ!さすがにこの街でもこんな派手なのは初めてだねー!」
    「いいから走れー!」 -- ユーニス 2020-08-12 (水) 22:15:14 New
    • 二人は走る。通りをひたすら逃げ走る。
      ダンスで鍛えた足は、一般人よりも速く走る事が出来る
      が、しかし

      「走る鮫って卑怯だろ!」
      「泳ぐように走ってるよー!」
      「SUMAHOOOOOOOO!GAEZEEEEEEEE!」
      鮫の頭部は空気の抵抗を軽減し
      二人より長い脚で地面を割る様にしながら追って来る

      「そうだ!上に逃げるぞ!」
      「上?飛ぶの?」
      千歳の言葉にユーニスは上を指差した
      「違うアレだ!」
      「アレかー!」

      二人は近場のビルに近づくと
      建物側面のパイプを掴みスルスルと上り始めた
      「ポールダンス練習しててよかったー」
      「芸は身を助けるってヤツだ」 -- 千歳 2020-08-12 (水) 22:30:30 New
      • 2人の横をワイヤー付きの銛が飛んだ、直後、ワイヤーに引っ張り上げられて
        鮫男が足場の上に登ってくる。

        「なにそれズルイー!」
        「なんで私達だけ狙われるんだよ!」
        狭い足場の上を千歳とユーニスは走り出す!
        「マデッ!」
        追う鮫男、だが巨体が邪魔で走りにくい。

        足場の階段がある、上か、下か。
        「千歳!上!」
        「分かった!」
        意図を理解した千歳は頷くと、階段を駆け上がった。
        鮫男が腕からワイヤー銛を発射した、ビルの鉄骨にひっかけ先回りするつもりだ。
        だが、2人は階段の途中で、足場の隙間を潜り抜け、下の階の鉄骨に着地した!
        そのまま、足場よりもさらに狭い、建築中のビルの鉄骨の上を走りだす!

        「グゥゥ…」
        完全に裏をかかれた鮫男は距離を離される。
        鉄骨を掴み、ぶら下がりながら下の階へと飛び降りる鮫男。二人はさらに跳躍する
        ビルの3階相当の高さ!怪我は免れない、が!
        地面に着く前に、隣の建物の塀に着地、落下速度を落とし、さらに塀の上から
        室外機の上に飛び降り、最後は難なく狭い路地に降り立った。

        「はぁっはぁ…パルクールも練習しておいてよかったねー」
        「はぁ…だな」
        速度を落とした瞬間だ!バゴゥッ!塀を突き破り巨大な手が2人の目の前に突き出される!
        直後、壁を破壊して鮫男が出現!
        「スマホ ヲ゛ガエセ!」
        「「うわぁああ!」」
        2人は悲鳴を上げ、再び逃走を再開する。 -- ユーニス 2020-08-12 (水) 22:56:34 New
      • 「しつこい!」
        「チトセあそこ!」
        ユーニスがアパートとアパートの間の狭い隙間を指さした
        二人の肩幅でやっと通れそうな程の隙間

        「わかった!帰ったらシャワー浴びるぞ」
        「だねー!」
        二人はそのまま隙間に身を滑り込ませる

        「GAAAAA!GA!?」
        当然ながら鮫男も隙間へと強引に入り込んでくる
        左右のアパートの壁面をガリガリと削りながら前進する
        しかし、前方に二人の姿は無い


        「よし!このまま一気に上に上るぞ!」
        「うひークモだ、あ、そこで前に行こう。窓から中に入っちゃお」
        「不法侵入になるが…仕方ないか……」
        二人は二つの壁に手と足を突っ張らせ昇り
        三階辺りに差し掛かった付近で前の方へ進み始めた
        が、その時ガリガリ音が近付いてくる……

        「GROAAAAAAAAA!」
        鮫男が昇って来る。身を捩り肩を壁に食い込ませながら上がって来る
        「ちっ!気付かれたぞ!」
        「え?え?あれだ!踏んで飛ぶよ!」
        「踏んで飛ぶ?あれか!」

        「たぁっ!」
        「うりゃ!」
        「UGA!?」
        二人は突っ張るのやめ、鮫男へ垂直降下すると
        鮫男の頭を踏み台にジャンプ!そのまま垂れたワイヤーを掴み
        空中ブランコの要領で外へと飛び出した
        しかし、飛び出した先は道路……

        「何もないぞ!?」
        「ある!ジャッキー・チェン出来る!」
        二人が飛ぶ先には縞模様のオーニングシェードが待っていた -- 千歳 2020-08-12 (水) 23:26:15 New
      • レンガ造りの古いビルの谷間に放り出される2人
        「うわわっやっぱ止めとけばよかったかも!」
        「今さらかー!?」
        1枚目のオーニングシェードを突き破り、2枚目もすぐに突き破る!
        イメージしてたより落下速度が速い、手をつなぎ、覚悟を決めて最後の1枚に飛び込んだ!

        果物屋の店先を盛大にひっくり返して2人は道路に着地する。
        「いてて…大丈夫?生きてる?」
        「着地はちょっと失敗だったな…」
        鮫男は居ない、店の人に怒られるまえに、一先ずこの場を離れよう。
        だが、怒られる心配はあまりしなくてよさそうだ。店員も通行人も落ちてきた二人より
        ビルの上に注目している。

        「あいつだ!」
        「屋上に行ったってことはまさか…」
        嫌な予感が的中した、鮫男は助走をつけると躊躇なく空中に飛び出した!
        ドォン!!二人がひっくり返した果物屋の店先をさらに破壊して着地!

        「何こいつ、ズルイ―!」
        「もう勘弁してくれぇ!」
        とにかく走る!走るっきゃない!

        「どこか、どっかに隠れよう!」
        「ああっ息がもたん…!あそこだ!」
        2人は路地を曲がり、ゴミ箱に飛び乗ると、窓から中へ飛び込んだ
        遅れて、鮫男が路地にはいってくる。

        「……」
        「……」
        荒い呼吸を必死におさえ、2人は薄暗い倉庫で息をひそめる。
        重たい足音が窓の外から聞こえる。 -- ユーニス 2020-08-12 (水) 23:49:40 New

      • やがて足音は小さくなり、そのまま聞こえなくなった
        「…暫くは大丈夫そうだな」
        「チトセーそのそのスマホ捨てない?」
        ユーニスの言葉に千歳は<●><●>な目を向けた

        「ほらほら、だってあの鮫どう考えてもスマホ追ってるよー?
        SUMAHOOOOO!って叫んでたし」
        言ってユーニスは両手をガオーのポーズにする。ちょっと可愛い

        「そうかもしれない、ならスマホを捨てるのはダメだ」
        「なんで?」
        「元の持ち主のあの子が危ない目に合うかもしれないからだ」
        そう、もしスマホが追われる原因であるとするなら
        元の持ち主である少女にとって重要な物である可能性が高い
        もしこのスマホを捨てた事で取り返しの付かない事になってしまったら……

        「はぁ、まったく…チトセは時々優しすぎるよ」
        「おまえほどじゃないさ?」
        「…!…ワタシはチトセだけだしー、そんなじゃないもん!」
        急にツンデレになるユーニスさん

        「何やってんだよ…とにかく、スマホを開いてみるか……」
        そう言うと千歳はスマホの電源をONにした
        「ロック画面も無いねー?」
        「本当に重要なスマホなのか…?そう言えば…このアプリ……」
        画面中央に意味ありげに鎮座するアプリのアイコン
        起動すれば何かわかるかも?と千歳はアプリをタップした……
        ………
        ……

        ビルの外をうろついていた鮫男の鼻先に、電流のスパークが走り。
        突然、その場に膝をついた。
        「GURRRRR…」
        苦し気にうめくと、まるで目が眩んだかのようにふらふらと手探りで路地から遠ざかる。

        同時刻、オフィス街で特殊部隊と乱闘を繰り広げていた鮫男達にも異変が現れた。
        掴み上げていた隊員を放りだし、鮫男たちは皆同じ方角を見上げている。
        どういう理屈か、千歳とユーニスが居る方角である。
        「イクゾ ミツケタ!」
        特殊部隊には目もくれず、鮫男たちは暗渠につながるマンホールへ次々に飛び込む!
        真っ暗闇の川の中を、鮫の群れが、魚雷のごとく突き進む。
        ………
        ……

        「チトセ!チトセ!」
        「Installation process 1…2…3……」
        千歳がおかしくなった
        ユーニスは声をかけ続けるが、千歳は奇妙な事を言い続けるばかりで
        声に全く反応しない
        「チトセが壊れちゃったよー!」
        ………
        ……

        『ここはどこだ?』
        いくつもの星が流れる中を千歳は飛んでいた
        まるで自分の身体が溶けてしまったような不思議な感覚
        感覚と言って良いのかわからない
        自分がどんどん広がっているどんどん……
        『あ、誰か呼んでる……』 -- 千歳 2020-08-13 (木) 00:27:31 New


      • 「……ッ!……チトセ!」
        千歳の肩を掴み、ユーニスが必死に名を呼んでいる。
        「ん…ううん……?」
        千歳がまぶしそうに眉をひそめる今まで周りを取り囲んでいた
        洪水のような流星は消えうせ、薄暗い倉庫の中が見える。
        視界がぼんやりして焦点が定まらない。耳鳴りもして、音がくぐもって聞こえるが
        確かにユーニスの声を聞える。

        「大丈夫!?急に意識がどっか行ったみたいになってたよ!?」
        「わからない…なんか、急に目の前がまぶしくなって…」
        「光…?」
        一緒にスマホを見ていたが、ユーニスはあの光景を見ていないようで。 -- 2020-08-13 (木) 23:02:49 New!
      • 「うん、光の海の中を星がこうぱぁーって……」
        「アニメでそんなシーン良くあるけど、異世界に行ったのかなー?」
        「そんな馬……」
        千歳が『馬鹿な』と言いかけた瞬間、二人の横の壁が吹き飛んだ
        壁材が鉄筋ごと吹き飛び、二人が入ってきた窓ガラスが粉微塵に砕け散った
        「ひゃあ!?」
        「わぁ!?」
        何事と振り向けば、壁に穿たれた穴から太い腕が突き出している

        「映画でこんな場面見たー!」
        「私も見た事ある!逃げるぞ…あ?」
        「チトセ…?」
        立ち上がろうとした千歳の身体がグラリと揺れ
        床に転がりそうになってしまった
        慌ててユーニスが抱きとめるも千歳はふらふらの状態

        「こんな場面もあったな……」
        「冗談言ってる場合じゃないよー!」
        ユーニスには珍しい取り乱した声 -- 千歳 2020-08-13 (木) 23:53:11 New!
      • 腕に続き、突き出すのは鮫だ!しかもこんどは1匹じゃない、ピラニアのごとく
        群れて、壁はあっさりと崩壊した。

        「だめだ、立てない…ユーニス先に逃げて…」
        「何言ってるのしっかり!」
        とっさの時に、人は映画みたいなことをしてしまうものだ。
        千歳を担いだユーニスごと、鮫男の一人が放ったネットガンに捕まった!

        「トッター!」
        「ウォオ!!」
        「オォー!!」
        頭に赤い傷がある鮫男が千歳とユーニスを網ごと掲げあげ、他の鮫男達が雄叫びをあげる。
        少し離れて様子をうかがっているのは、2人を追い回していた鮫男だ。

        急ブレーキ!車体を傾かせながら、黒塗りの大型バンが路地の入口を塞ぎ、バタタタッ!
        特殊部隊風な集団が容赦なく射撃を浴びせる!

        赤い傷の鮫男に放り出された2人は、銃撃の真っただ中で身動きがとれない!
        「うわわわわっ!?ストーップ!民間人がいるよー!」
        「これは夢だ…ぜったいそうだ…頭がぐわんぐわんする…!」
        網に囚われた千歳とユーニスにお構いなしだ!
        その時だ、2人の前に鮫男の一人が立ちはだかる、頭のメカ鮫に銃弾が弾かれて火花が散る。
        片目が撃ち抜かれて煙をあげた。

        他の鮫男達は、背中の鮫メカのヒレを敵に向ける。
        ヴォドドドドドドドドドド!!!マシンガンよりも野太い銃声!一瞬で路地の壁が、
        非常階段が、ゴミ箱が、黒塗りの大型バンが穴だらけにされ、黒塗りの大型バンは爆発炎上
        特殊部隊風な集団も吹っ飛ばされる!

        「チトセ、当たってない?へいき!?」
        「へいき…たぶん…」
        網のなかでもがく2人に、片目の鮫男が手を伸ばそうとすると、横から赤い傷の鮫男に
        頭突きで突き飛ばされた。
        「オレ ノ ダ!GROAAAAAAAAA!」

        鮫男達が通りに踏み出した途端、サイレンの音に取り囲まれる。何台ものパトカーが
        こちらへ向かってくる。
        サイレンをかき消すエンジン音とご機嫌なBGMとともに、真っ赤なオープンカーがドリフトで
        横づけする。運転手は鮫男だ!

        「あだっ」
        「ぐえっ」
        後部座席に2人を乱暴に放り込むと、鮫男達はオープンカーに箱乗りになって急発進する!
        軋むタイヤ、唸るエンジン、追いかけるサイレン、ボリュームがあがるご機嫌なBGM! -- ユーニス 2020-08-14 (金) 01:13:40 New!
  •   -- 2020-08-12 (水) 22:04:26 New

  • 赤黒く染まる朝焼けの空に、天を突くような黄金の巨大カジノビルがそびえ立つ。
    水平線の上には、遠くサンアッシュクロス空港の海に浮かぶ島影がある。

    誰も居ない、サンテリオビーチの外れの小さな埠頭に不穏な背びれが接近する。
    鮫だ。
    岸壁の前で背びれが止まる、海中から鮫の頭が飛び出し、大きな手が岸壁を掴んだ。
    宇宙服めいたダイバースーツの大男が、バシャバシャ、海水を滝のごとく落とし上陸する。

    服装以上に奇妙なのは、被り物のぬいぐるみのように、背中に背負って頭部に被る
    機械の鮫だ。上陸すると、鮫の尾はメカニカルに変形し収納された。歩くのに好都合。

    『鮫男』は、放置されてボロボロな20ftコンテナの扉を、乱暴に開くと中へ侵入する。
    ややあって、中からフードを目深に被った少女が出てきて、コンテナの扉をそっと閉じた。

    「あぅっ…」
    凪ぎの時間が終わり、海風が吹いた。少女のフードが持ち上げられる。
    白髪に、グレーの模様が入った髪の少女の頭のてっぺんで、背びれみたいなくせ毛が跳ねた。
    シャチのようなカラーリングだ。

    フードを被りなおすと、少女は摩天楼輝く街を目指して歩き出した。

    ………
    ……


    『ヘブンダイナー』
    古き良きアメリカの文化を受け継ぎ、観光客よりも地元の常連を大事にする、今どき稀有な
    食堂だ。
    -- 2020-08-10 (月) 23:07:16 New
    • 少女が、ガラスの押戸を開いて、店内に入ると。
      効きすぎなぐらいの冷房と、コーヒーと油の香りが押し寄せて出迎えた。
      骨董品のようなラジオから、GREEN DAYの曲が流れ、誰も見ていないテレビは
      ニュースキャスターが無音で口パクしていた。

      曲に合わせステップを踏みながら店内へ進めば
      これまた年季の入ったテーブルと椅子、そしてカウンター席。
      椅子やテーブルにバラツキがあるのは
      酔って暴れた常連客が一揃いのセットを度々壊したから
      さらに奥には小さなステージが
      夜になれば踊り手や芸人達が踊りや芸を披露するのだが……
      今は朝。夜勤明けの客の一人が転寝をしているだけであった

      そんな店の中に二人の少女の姿があった
      この物語の主人公である所のユーニスと千歳だ
      二人はカウンター席にて朝食の最中


      「#shark human…?鮫人間か…映画の撮影か?」
      千歳はパンケーキとベーコンを一緒に齧るとSNSアプリのトレンドをタップした
      「んー?何か面白い記事でもあった?」
      「ああ、この近くで鮫人間が出たらしい」
      言って千歳はピーカンメープルパイを齧るユーニスにスマホ画面を見せた

      「むむぅ?ただのダイバーにも見えるよー」
      「だな」
      ツイート記事の画像を拡大するが、遠目すぎて普通のダイバーにしか見えない
      記事には海を鮫の様に泳いでいたとあるが。うさんくさい。

      記事の事は一先ずこちらへ置き、朝食を食べ進める事にするが
      「あーやっぱり水分欲しー!ますたぁコー……」
      「コーヒーはよせ、トイレが近くなるぞ」
      ユーニスを制すると、千歳は代わりに水にガムシロップを入れた物を渡す
      節約ドリンク、糖分は脳に良いのだ。 -- 千歳 2020-08-10 (月) 23:40:01 New
      • 「ガムシロ水…」
        「ここのは0カロリーじゃない、正真正銘の糖分入りだ」
        「オーディション受かって、就職が決まれば、朝はスタバのラテでカフェインを優雅にキめる…」
        ガムシロ水トールサイズを、嫌いな食べ物を皿に盛られた犬みたいな顔で睨むユーニス。
        「うちのコーヒーは飲み放題よ?しかもタダ」
        カウンターの中で、化粧の濃いウェイトレスのお姉さんが、2人に軽口を返す。

        フードの少女は、3人の会話を横目に店内を見まわす、テーブル席は誰も居ない。
        「……」
        千歳とユーニスから席を一つ開けて、少女もカウンターに腰かけた。
        「ご注文は?」
        すぐに、化粧の濃いウェイトレスのお姉さんが注文を聞きに来る。サービスは良い。
        「あ……」
        驚いたのか、少女は口をパクパクさせたり、肩にかけていた鞄を、隣の椅子に降ろしたり。
        なんだか、わたわたとしている。
        その口の中に並んだ歯が、獣のような牙だったのに、ウェイトレスは一瞬驚いたが。
        「ごゆっくり、決まったらまた呼んで」
        そういって、無料のコーヒーを注いで差し出す。 -- 2020-08-11 (火) 00:26:06 New
      • フードの少女はコクリと頷くとコーヒーカップを包む様に持ち
        琥珀色の液体を一口啜った。
        「…にがっ」
        コーヒーは大人の味だった

        苦いがサービスを無碍にはしたくない
        「そだ。…ガムシロップ……」
        少女はガムシロップを二個摘まむとカップへと流し込む
        「…ふぅ」
        やっと飲めた
        くどい甘さとコーヒーの熱が冷えた身体にありがたい


        「ふーん、またオーディション受けるんだ?」
        「最近に街に来てるサーカス団の募集を見つけた」
        「今度こそ受かるよ、受かってアメリかんDREーAM!」
        で、ユーニスと千歳はウェイトレスのベティと会話の最中

        「二人ともがんばるわね、羨ましい…私は諦めちゃった口だからさ?」
        言ってベティは肩を竦めた。彼女もまたダンサー志望であったが
        何かの理由で所属していた劇団を去る事になったらしい。
        「ベティさん……。貴女のアドバイス、役に立ってる!」
        「そうそう!私達の背中にはベティさんやマスターの皆が乗っているのさー…お?」
        二人がそんな話をしていると、皿にハムステーキが飛んできた

        「マスター?あ、ありがとう」
        「肉!応援ありがとう!」
        マスターが振り向かずに腕を掲げ上げた -- 千歳 2020-08-11 (火) 01:00:12 New
      • 分厚いハムステーキ、目玉焼き乗せ、コーングリッツ付きだ。
        スタミナ朝食メニューに、隣に座っていた少女も思わず注目した。彼女は空腹だった。

        「あ…っ」
        すぐさま、自分も注文しようとして、一瞬思いとどまると椅子に置いた鞄の中身を
        確認し始めた。財布だ。注文してからお金がないという事態は回避したい。
        少女は、思慮深い性格らしい。

        「ハムステーキ最高ー!……ってうわっもうバス来てる!?」
        「もぐもぐ…んん!?」
        ハムステーキか、バスか、迷う千歳とユーニスに
        「いいから早く行ってきな」
        ベティが促す。ユーニスはハムの上の目玉焼きを一飲みにして、千歳は、ハムと
        コーングリッツを頬張り、席を立つ。
        あわただしく、スマホを鞄に放り込み20ドルをカウンターに置く。

        「ま、待って…!」
        鞄を肩にかけた千歳の袖を、フードの少女が引っ張った。
        「…カバン、私の…」
        「あっ…ごめんね」
        慌てていて、千歳は自分と少女の鞄を取り違えていた。すぐに少女に鞄を返す。
        「チトセー」
        店の入り口で、ユーニスが呼ぶ、そっちへ行きかけて、ユーニスにちょっとまって
        とサインして、千歳は踵を返す。
        「ごめん、私のスマホ、あなたの鞄の中なの」
        少女が鞄の中を覗き込んで、スマホを取り出した。千歳のよく見知ったキャラ物のケースのスマホだ。
        「チート―セー」
        扉を開きながら、ユーニスが急かす。
        「ありがと」
        スマホを受け取り少女に微笑むと、千歳はユーニスとバスに飛び乗った。

        バスが走り去ったあと、少女はカウンターに座りなおした。
        「あ、あの…注文…」
        「はい、何にする?」
        ハムステーキを注文しようとして、少女はなにか違和感に気づく、すぐさま鞄の中を漁りだす。
        「どうしたの?」
        ベティがそう言うと、少女が顔をあげる、フードが後ろへ落ちた。髪はシャチのような柄である。
        「…間違えた!」
        少女は、弾かれたように一瞬で店外に飛び出していた。ガラス戸が振り子のようにぐわんぐわんと揺れる。
        朝日の中を、銀色のバスは、すでに遠ざかっていた。 -- 2020-08-11 (火) 01:28:06 New
      • ………
        ……


        「えーと、会場のビルがここで、受付はロビーでやってます、と…」
        オーディション会場周辺を、地図で確認するユーニス、現地で迷わないよう、入念にチェックだ。
        今どき紙の地図を見てる奴も珍しいが、ユーニスはアナログ派である。 -- ユーニス 2020-08-11 (火) 22:47:37 New
      • 「はぁ…」
        地図をぐるぐる回すユーニスに千歳は小さく溜め息をした
        「スマホでマップを確認するか?その方がわかりやすいぞ」
        「あーうん、あの付近、事務所多いからちょっと分かり辛い」
        この街に詳しいユーニスが分かり辛いと言うのだ
        よほどわかり辛いのだろう

        千歳が鞄からスマホを取り出そうとすると……
        「ママーさめー」
        「ん?」
        バスの後方座席から子供の声がした
        振り向けば、電気鼠の黄色いの帽子を被った子供が
        母親の袖を掴み窓を突く様に外を指さしていた

        「さめ?」
        「あ!例の鮫人間かも!どこどこ?」
        スマホで見た記事の事だ。バスは丁度川沿いの通りを進んでいる
        「いやまてまて……」
        そんな馬鹿な…と思いつつも、窓の外へ視線を向けるのだが……
        大型のトレーラーが壁となって視界を遮った。
        -- 千歳 2020-08-11 (火) 23:17:21 New
      • トレーラーがどくと、道路に平行して川が見えた。市内を縦断する大きな川だ。
        川面に朝日がかがやいているが、鮫がいるような様子はない。

        「なんも居ないねー」
        「そうだなぁ」
        ふたたび座席に座りなおす2人。子供がほらいたーとまた窓の外を見てはしゃぐが。
        それよりオーディションのことで2人とも頭がいっぱいだ。見向きもしない。

        ……一方で、川の中。少女が猛スピードで濁った川の中を突き進む。
        早い!魚雷めいて推進する姿は人間離れして、まるで魚のようだ。息継ぎもしていない!

        川底の堆積物を巻き上げ、小魚の群れを蹴散らして直進、ザバッ!一瞬水面へ
        飛び上がり、並走するバスを確認し、再び水中へ。
        市内バスはのろのろと走るものだが、それでも時速50劼禄个討い襪里法

        バスが交差点をまがり、川から離れて市街へ向かう。
        少女は川から飛び上がり、追って走り出した。
        「なんだ!?」
        驚いた釣り人が椅子から転げ落ち、川へ転落!

        脅威の身体能力で走って追うのかと思いきや、少女はタクシーに飛び込んだ。
        「今通り過ぎた、バス…追って!」
        「こういうの今週3度目だな」
        慣れた感じでタクシーの運転手は走り出した。

        「…私、そう。起動キーを持っていかれた…。今追ってる。居場所を追跡、して。
        …ちがう、奪われたんじゃない、間違えて持っていかれた…」
        首に着けた骨伝導型マイクセットを押さえて、少女は誰かに連絡を取っている。
        『まずいことになったね、すぐに仲間と向かう、見失わないでくれよ。それと、
        オルカ、君の仲間も追ってきた、それに万が一…』
        「大丈夫、まだインストールはされてない…」
        少女、オルカは通信を切る。
        「次のバス停まで先回りしてやろうか?」
        運転手は慣れていた。 -- 2020-08-11 (火) 23:54:21 New
      • 「行けるのか?おねがい!」
        「ははっ!孫に頼まれた気分だ。シートベルト絞めな!」
        「うん」
        シートベルトが固定されるカチリと言う音を合図に
        タクシーが加速した。

        裏道を右へ左へ進むタクシーに揺られ、少女は思う
        「(うかつうかつうかつ…パスワードを設定すれば良かった
        もしあのアプリを起動されたら……)」
        少女はネット意識が甘かった


        で、一方その頃……
        「…そう言えばカジノのシフト!今日は入れてなかったよな…?」
        千歳は再び鞄からスマホを取り出そうとする。しかし……
        「チトセー喉乾いたー」
        「んあー!飴でも舐めてろ」
        ぬーんと千歳の肩に顎を乗せるユーニス
        千歳はポケットから取り出した大粒の飴をユーニスの口に放り込んだ
        「こーら味だありがと、もごもご。あ、もうすぐ到着だよー」
        「もう到着か……」
        千歳はシフト確認を後回しにし、鞄を肩にかけた -- 千歳 2020-08-12 (水) 00:18:50 New

      • 「降ろして!」
        信号待ちでタクシーが止まった時、ちょうどバス停にバスが入って来た。
        運転手に紙幣を押し付けると、オルカは道路の真ん中で飛び出した。

        止まっていた車のボンネットを飛び越えて、人をかき分けてバスに飛び込む!
        「居ない…!?」
        千歳とユーニスの姿がない、さっき降りてくる人の中にもいなかった。
        オルカは鞄から千歳のスマホを取り出して、匂いを嗅ぐ、そして目を閉じて
        意識を集中させた。排気ガス、たくさんの人の吐息、汗、制汗剤、通勤客の朝のコーヒーの臭い…。
        その中から、2ブロック先のビルの影に、千歳の存在を感じ取る!
        オルカは再び走りだした。

        「ううー緊張してきたー」
        「だからって抱き着くなよ」
        廊下でパイプ椅子に座りながら、ユーニスは、隣の千歳にしがみつく。
        他にもたくさんの、応募者達が並んで順番を待っている。
        瞑想したり、何か呟いたり、ノートを見てイメトレしてる者もいて、それぞれに集中力を高めている。
        厳かな雰囲気は、まるで試験会場めいて、緊張を高める。

        「ヒーリング動画でもみといたらどうだ」
        千歳がスマホを取り出す。ホーム画面をみて、首をひねった。
        「…あれ、私いつのまに壁紙かえたっけ…」
        見慣れた画面ではなく、表示されているアプリは1つだけ。
        故障か?と千歳が思った時
        「あむっ…はむっはむ…」
        「ひゃぁぁぁん!?」
        ユーニスがいきなり耳を舐めてきた。 -- ユーニス 2020-08-12 (水) 00:40:30 New
      • 全ての視線が二人に集まる。当然、千歳の顔を真っ赤に。
        「ああ…うう、すみませんすみません」
        「スミマセーン」
        千歳はユーニスの頭を押しながら一緒にぺこぺこと頭を下げる

        「急に何するんだよ」
        「いやさーチトセの耳舐めると落ち着くからー、それに……」
        「それに?」
        「チトセも落ち着いたでしょ?」
        まったくコイツは……


        「いた!」
        階段を上り切ると同時に少女は二人の姿を見つけた。しかも手にはスマホ
        黒髪の様子から察するに、まだキーは起動されていない
        廊下は一直線、ここからダッシュで接近すれば
        スマホを奪いそのまま建物の外へ撤収出来るはずだ
        「はぁぁ……」
        少女は脚の筋肉を緊張させる

        「よし!…ひゃあ?」
        ダッシュしようとした瞬間、少女の腕を何者かが掴んだ
        「あらあら?貴女のオーディション会場はこっちよー☆」
        「え?」
        見上げれば星型眼鏡をかけた派手な出で立ちの女性?匂いは男性だが……
        その彼女だか彼だかが少女の腕を強く掴んでいる

        「オーディション?私はちが……」
        「緊張しなくても大丈夫よー☆」
        そのまま少女は別の廊下へと引き摺られて行った -- 千歳 2020-08-12 (水) 01:05:29 New

      • 「次の5人、中へどうぞ」
        いよいよ千歳とユーニスの番がまわってきた。書類選考と、基礎的な身体能力を
        みる2次審査まではパスしている。この最終選考は大きなチャンスだ。

        正直、緊張しすぎて、自己紹介のあと何をどう受け答えたのかよく分からない。
        無我夢中ってやつだ。
        面接官の一人が、有名なショービズ関係の雑誌で、表紙になってロングインタビュー
        されていた有名人だということは、一目見てわかった。
        そして、自分たちの目指す道の、遥か先にいるレジェンドを前にして、緊張で
        全身が泡立ったような感じだった。

        ユーニスはそんな状態だったし、隣の千歳も同じだったろう。
        「では何か、各自PRなどはありますか?」
        面接も終わりごろ、そう言われて、やっと我に返った。
        「はい!はい!私達ダンス動画作ったんです!youtubeにあげたやつで!
        5分…3分ぐらいなんでみてくだしゃい!」
        ユーニス、噛んだ。

        「順番に聞きますから…」
        「いいよ、彼女たちから見よう」
        秘書っぽいスーツの人を制して、Mr.レジェンドが言ってくれた。
        「千歳千歳!あの動画!あの動画!スマホで!」
        「あ、ああ…でも、スマホが、壊れてて…」
        「ええーっ!?」
        「そうか、じゃあ、次の君」
        「はい!」
        千歳とユーニスの隣の少女が、返事をして立ち上がる。

        …同時刻。別のオーディション会場では。
        「あらー、あなた書類提出してないのね?まぁいいわ、お名前は?」
        「お、オルカ…」
        「いいわぁ☆オルカちゃん、そのヘアスタイルは、ママにしてもらってるの?」
        「これ…地毛…です。あと、わたし…オーディション…違っ…」
        「シャァイなのねぇ!でも私わかるわ、あなたには原石が眠っている!
        自分の可能性を押さえこんじゃだめ!解き放って!」
        「え、ええぇ…」
        フードで顔を隠そうとするオルカのフードを払いのけて、星メガネのオネェが迫った。 -- 2020-08-12 (水) 01:40:36 New
      • ………
        ……

        「まずいな……」
        「ここのコーヒーは安いけどまずい事で有名だからねー」
        言って千歳とユーニスは同時にコーヒーを啜る
        やはり不味い

        「通称『フェアリアコーヒー(失敗コーヒー)』
        これより高くて美味いコーヒー飲める様に頑張れって事なんでさー」
        「なるほどな…これより高くて美味い…か……」
        そう言って二人はコーヒーをもう一口啜る
        「ふぅ、やっぱりまずいな」
        「うん、まずいねー……」

        何度かオーディションに落ちれば、結果を聞く前に自分達の合否の検討も付く
        二人の演技が終わった後の面接官の顔。
        もどかしさ、あるいは物足り無い…そんな表情をしていた

        「今日は思いっきり疲れて寝たい気分だよ」
        「だねー。カジノバイト入っていた気がするけど、どう?」
        「今確認する…あ!それよりスマホだ!」
        今持っているスマホは多分千歳の物ではない。
        ダイナーで少女と鞄を交換した時に取り違えた物だ

        「それチトセのじゃないの?」
        「多分だけど、…やっぱり違う」
        取り出したスマホを見れば型は同じ物だが。見慣れた傷や画面隅のヒビが無い。
        「どうするか……、そうだ自分に電話かければ……」

        ガシャーン(窓の割れる音)
        「やだー!」
        背後でガラスの割れる音と幼い少女の声が響いた
        この街で、事件は日常茶飯事だが、どう聞いてもただ事で無い
        確認のために振り向いた二人は同時に同じ事を言った
        「「鮫人間だ!?」」 -- 千歳 2020-08-12 (水) 02:24:44 New
      • 窓を突き破ってビルから飛び出したオルカがハッと顔をあげる。
        千歳とユーニスが見上げる先に鮫男達が立ちはだかる。

        「何あれ」
        「映画の宣伝か?」
        オフィス街の通行人たちは、突然マンホールから出現した身長3m近い、鮫の被り物をした
        宇宙服めいたダイバースーツの大男の集団を、遠巻きにし、スマホで撮影する。
        サンアッシュクロスは海辺の街だ、街の地下には、海につながる暗渠が、無数にあり、
        マンホールは出入り口だ。

        「GROURRRRR……」
        鮫男の頭部のヘルメットの牙の間から、猛獣の唸りめいた声が漏れる。
        「君たち、ちょっといいかな?撮影か、イベントかなにか?
        届け出が無いみたいだし、交通を妨げているようだから、確認をさせてもらえると…」
        現実の警察官は、フィクションほど高圧的ではない、特に都市部のはそうだ。
        相手を無駄に刺激するのはプロの仕事じゃない。
        なのだが…。
        警官の体が鮫男に殴り飛ばされて宙を舞い、パーキングスペースの車のボンネットを凹ませた。
        ピュイピュイピュイピュイ!防犯アラームがけたたましく鳴り響く。

        「GROOOOOOOOOOOOOOOOOWL!!!」
        鮫男達が雄叫びをあげ、通行人たちは悲鳴をあげ逃げ惑う! -- 2020-08-12 (水) 02:52:09 New
      • 「私の思ってる事わかるか?」
        「うん、多分私と同じ事考えてるー」
        ユーニスと千歳は正面の騒ぎからは目をそらず
        ムーンウォーク気味の摺り足でジリジリと後ろへ下がる

        「じゃあ…いつもので行くぞ」
        「オーケー」
        さらにジリジリと後退する二人
        警察官がまた一人、鮫人間に吹き飛ばされた
        それに騒ぎが徐々にこちらへ近づいている気がする
        いや、確実にこちらへと近付いている

        「やばいな、わん、つー……」
        「やばいね、すりー、で……」
        「「走り出せ!」」
        二人はダッシュで逃げ出した -- 千歳 2020-08-12 (水) 21:56:54 New
  •   -- 2020-08-10 (月) 23:07:07 New
  • 「ちとせーどこらへんに立てばいいのー?」
    スマホの画面の中でユーニスが喋ってる。顔を上げると、家具をどけて広くなった部屋にユーニスが立っていた。 -- ユーニス 2020-07-31 (金) 23:03:30
    • 「私が隣に入るから右に…そっちじゃないオマエから見て左に動いて」
      「ほーい、え?こっち?」
      お約束の勘違いをしつつカメラの角度とユーニスの位置を調整していく

      「そこで軽くジャンプ。下に響くから軽くだぞ?」
      「ほいさー!」
      スマホの画面の中でユーニスが跳ねた。顔がわずかに画面外に出てしまったので
      親指と人差し指で縮小操作するが……
      「これ以上は縮小出来ないか?少し下げるか…もう一回ジャンプして」
      「とぉっ!」
      「軽くって言っただろう!でもこれで画面には収まるな」 -- 千歳 2020-07-31 (金) 23:16:04
  • 「じゃ、このへんにテープを貼って…と」
    床にテープをXに貼る。そこを中心に2人で立つと
    「ワン・ツー…」
    リズムを取って、踊り始めた。練習でよくやる定番のやつだ。
    カメラで撮影してるせいか、普段よりちょっと緊張する気がする。 -- ユーニス 2020-07-31 (金) 23:41:00
  • 「スリー・フォー…」
    腕は軽く曲げリズムに合わせジョギングする様な動きて交互に振り
    脚は前、後ろ、横と互いに鏡合わせとなる動き
    そして、視線はカメラを意識し前方から逸らさない。
    見ずともお互いの位置を感じるのはノールック練習の効果だ
    「(カメラがあると適度な緊張感になっていいな……)」 -- 千歳 2020-07-31 (金) 23:52:02
  • 踊り終わり、ポーズもちゃんと決まってる。
    ユーニスは、私達、舞台度胸はバッチリじゃない?とか思って、若干ドヤ顔だ。
    スマホで撮影してただけで大げさだと思う。

    「どう?どんな感じー?ちゃんと撮れてる?」
    千歳のスマホを覗き込む。撮影は、自分の動きをチェックするため、今までもやってた。
    しかし、動画作品を意識したのはこれが初めてで、出来ばえがいつもより気になる。 -- ユーニス 2020-08-01 (土) 22:33:38
  • 「まぁまて今再生する」
    「ぽちっ!」
    「あ!」
    待てと言って待てないわんこが居た
    とにかく、ユーニスが動画の再生ボタンをタップすると
    スマホの画面の中でユーニスと千歳の姿が踊り始めた

    『ワン・ツー』
    『スリー・フォー』
    「おー」
    「おー」
    客観的に自分達の踊りを見るのは初めてな二人
    最初こそ、自分達が画面で踊っていると言う感動があったが……

    「改めて見ると腕が伸び切ってないな……」
    「ここはもう少しかっこよくしたいねー?いっそ変えちゃう?」
    反省点改善点が多く出て来た
    それは自分達の未熟さの証であるが
    同時にそれは、自分達がまだ先に進めると言う事でもあった

    「よし!直すべきところはわかった」
    「もう一度だね。何度でも撮影できるのが利点だよねー」
    そうだなと頷くと千歳は動画を撮影モードに切り替えた
    ………
    ……

    「やってみると楽しい!」
    「へぇ、意外な才能って奴か?」
    何度か撮り直しをした後、現状の二人を出し切った動画を撮る事が出来た
    そこでユーニスのノートパソコンに動画ファイルを読み込み
    編集してみたのだが……

    「おーし♪いつもの曲でボーカロイドが歌ってるのあったから付けてみたよ♪」
    「…踊ってるのが自分達じゃない気がしてきたぞ……」 -- 千歳 2020-08-01 (土) 22:48:11
  • 「おー千歳がいつもよりかわいいじゃん!ふむ…衣装も必要だねこれは…。
    うん、でも…へへー、これをyoutubeにアップして再生数稼げば。実績になるねー」
    これまでオーディションは何度も受けてきたけど、あと少しのところで経験者に敵わなかった。
    何か実績を作ろうと、ダンス動画を作ることにしたわけだ。 -- ユーニス 2020-08-01 (土) 23:57:16
  • 「うーん稼ぐにはもう一声何か欲しいな?衣装の方は、先に衣装代を稼がないと」
    「バニーで踊る?私と千歳のバニーなら再生数一億行くよ!」
    「無茶を言う。でもバニーで目立つのはありなのか…?」
    とにかく今は人の目に止まりたい
    知名度が上がれば、チャンスも多くなるはず

    「衣装は後でオーナーに相談しよう。後は…背景か?」
    「だねー、壁の染みも目立つし、配管も気になる…あっ!」
    ユーニスが突然立ち上がり千歳の手と三脚付きのスマホを手に取った

    「外に行こう!」
    「え?」 -- 千歳 2020-08-02 (日) 00:11:03
  • 「この街(サンアッシュクロス)は、世界の観光地じゃん!街中名所だらけだよ!」
    サンテリオビーチを初め、公道ドラッグレースや、派手な高級車があつまるラスバルド、街最大の公園マリアンナパークも観光名所だ。
    なんなら、2人が住むロカーロの古い町並みだって絵葉書になってるし、空港には離発着する飛行機の有名なビューポイントもある。
    何より町の中心に聳えるカジノタワーが、強烈なランドマークだ。他にも大小さまざまな名所がある。
    「メトロで回れば1日で行けるよ!早速行こう!」 -- ユーニス 2020-08-02 (日) 00:33:45
  • ………
    ……

    巡った。二人はサンアッシュクロス中の名所をそうでない場所を巡った
    ヘブンダイナーの前で踊り、大道芸人達で賑わうカジノ前の通りで踊り
    初代市長像の前で踊り、港倉庫のグラフィティアートの前で踊った

    市庁舎前の大階段で踊った時は警察官のおっちゃんに職務質問されたが
    事情を話したら応援してくれた上、パトカーの前で踊らせてくれた

    馴染み深いロカーロの商店街で踊った時は
    三脚を買った雑貨屋のおっちゃんが投げ銭してくれた

    とにかく二人は朝まであちこちで踊った
    お陰で顔馴染が増え、街中でもちょっとした有名人になったかもしれない ………
    ……

    そして最後に二人は海辺の通りへとやってきた……
    「もう朝か…そろそろ眠いぞ」
    「あー空が明るいよーあ!」
    間もなく朝日が昇る。それに気づいた二人は同じ事を閃いた

    「今朝の日の出は……」
    「えーっと、踊りの時間が……」
    スマホで日の出の時間を調べるとスマホをセッティングした
    「一発勝負だぞ」
    「OK、私達ならやれるよ!」
    二人は手を打ち合わせるとスマホのカメラに視線を向けた…… -- 千歳 2020-08-02 (日) 00:57:23
  • 丸一日、踊っては移動してまた踊るの繰り返し。
    もうへとへとだが、徹夜明けのテンションで完全にスイッチが入っちゃってる。
    明け方、大きな鉄橋の上を最後のステージに選んだ。
    海から登ってくる朝日を遮るものが無い、絶景ポイントだ。
    昼間は交通量の多い橋だが、今は2人だけの貸切のようだ。

    背中合わせの立ち位置、正直ふたりとも汗だくだけど、密着していても
    少しも不快じゃない。むしろ体温がより強く伝わってきて高揚感すらある。
    高い鉄橋の上に、海風が吹き抜けて2人の濡れた髪をはためかせる。

    曲がはじまり、背中合せになったまま、ぴったりと同じ動きで腕を伸ばし。
    そしてはじけるように飛び離れて、橋の狭い歩道の上、踊りだす。

    「チトセ!」
    「おうっ」

    それでも狭すぎた時は、鉄骨の柱を宙がえりしながら足場にする
    アクロバティックなアドリブも交え、宙に踊った千歳の体をユーニスが抱きとめた。
    やがて、踊り終え、最初とは逆向きのポーズの2人のちょうど背後から朝日が昇り
    ふたりのシルエットを描きだした。
    ………
    ……

    朝早すぎてタクシーもバスも無かったので、2人はそこから数km歩いて帰ることになった。
    家にたどり着いた時には、テンションも切れてしまい、一休みと腰かけた
    ソファーで、2人とも夕方近くまで爆睡してしまったのは言うまでもない。 -- ユーニス 2020-08-02 (日) 01:22:01
  •   -- 2020-07-31 (金) 22:46:25
  • ーーある日。
    閉店後のステージバー、ステージ以外に照明はついてない。
    「今日はステージ使えてラッキーだねー」
    ユーニスは、モップを傍らに置いて、作業着の上を脱いでTシャツだけになる。それから軽く柔軟体操。 -- 2020-07-28 (火) 20:58:39
    • 「うん、やはりステージはいいな……」
      千歳もTシャツ姿になると柔軟を始めた。
      肉体労働のバイトの影響なのか、日頃のトレーニングのたまものなのか
      以前と比べ、手足に若干筋肉が付いた様に見える -- 千歳 2020-07-28 (火) 21:09:45
      • 背中合わせで腕を組んでお互いにのけぞり合って体をほぐし。
        「おっけーそれじゃあウォームアップにいつものからいってみよー」
        千歳のスマホをスピーカーにつないで音楽を流し始める。
        2人で並んでリズムを取り… -- ユーニス 2020-07-28 (火) 21:17:21
      • 「1・2・3…ハイ!」
        「ハイ!」
        前、後、外側と鏡合わせの動きでステップを踏み
        そして中央に寄ると同時にお互いの手を打ち合わせた
        パンッ!と小気味良い音が、二人以外姿の無いステージに響いた -- 千歳 2020-07-28 (火) 21:28:15
      • 打ち鳴らした手をつなぐと、ユーニスは千歳の体を引き寄せる。
        背中合わせになってポーズを決めると、アップテンポなステップを踏んで
        再び最初の位置にもどった。
        「ふいー、ノーミスでタイミングもばっちりだねー」 -- ユーニス 2020-07-28 (火) 21:38:13
      • 「練習の成果が出るのは嬉しいな。後は相手の気配だけで動ける様になるといいのだが」
        「ケハイ…?」
        聞き慣れぬ日本語に首を傾げるユーニス
        「英語だと…Atmosphere?かな?相手を見ないでも感じる事だな」
        「見ないでって、やっぱり日本人は皆ニンジャかサムライなの?」 -- 千歳 2020-07-28 (火) 21:46:01
      • 「それならアメリカ人のお前はカウガールか」
        「あはっいいねー、コスチューム用意してみる?人気あるし」
        で、ノールックからタイミングを合わせてポーズ決めをやってみようということに

        「1・2・3!」
        -- ユーニス 2020-07-28 (火) 21:59:22
      • 「はい!きゃん!?」
        「わ?」
        背中合わせになるはずが若干ずれ千歳はそのまま倒れそうになってしまった
        しかし……

        「…おまえってこう言う時イケメンだよなぁ」
        「んふふ、惚れ直した?」
        片手を引かれユーニス抱き寄せられる形に。お互いの顔と顔が間近にある
        「調子に乗るな、バカ」
        照れ気味に言う千歳さん -- 千歳 2020-07-28 (火) 22:06:46
      • 「へへへーキスのパフォーマンスも練習しておこうかー」
        「調子にのんな」

        ………
        ……


        ―バレンタインデートの後のこと…。
        サンテリオビーチの外れにある埠頭のあたりで。
        「釣りひさしぶりだねー」
        「キャンプ以来かな」

        近くにヨットハーバーなんかがある河口近くは、穴場ポイントだ
        2人して釣り糸を垂れる。
        サンアッシュクロスは温暖だ、この時期でも魚は良く釣れるが、寒いか寒くないかでいえば、まぁ寒い。 -- ユーニス 2020-07-28 (火) 22:35:14
      • 「…焚火したいな」
        「薪があれば火を起こせるんだけどねー」
        残念な事に海辺近くに焚火に使える乾いた枝はあまり無い

        「次来る時はコンロでももってくるか」
        「そうしよう、っと…海藻か、食べられるかな?」
        竿を上げるが針にかかったのは茶けた海藻でした
        「洗えば食えない事も……」
        今の二人にとって食の確保は最重要課題であった
        もし食せるなら、ヒトデだって食べる -- 千歳 2020-07-28 (火) 22:56:45
      • 先日のデートに、ユーニスが生活費を使い込んでしまったため。
        2人はサバイバル中だ、家の食糧庫にはラスクが一切れしかないし、それはラスク
        ではなく、干からびたパンのミイラだった。

        「あんまお腹膨れなさそうだしいいや。全然釣れないねー」
        海藻はキャッチアンドリリース。他にも釣り人がちらほらいるし、魚が居ないことはないはずだが。

        -- ユーニス 2020-07-28 (火) 23:06:59
      • 「マグロでも釣りたいな。刺身食べたい」
        「マグロってツナだよねー?釣れるの!?」
        「…いやマグロ…ツナは遠洋の魚だ」
        漁港の無いサンアッシュクロスで生のマグロは高級食材
        スシを扱う店もあるが、やはり金持ち向けの店
        日本の様に、気軽に刺し身を食べるのは難しかった -- 千歳 2020-07-28 (火) 23:19:30
      • 「私は生魚はちょっとなーたべたことないし」
        「じゃあ、マリネにでもするか。刺身で食べられそうな魚も釣れるみたいだし」
        イワシとかが釣れるらしい。
        「私はやっぱりフライがいいかなー」 -- ユーニス 2020-07-28 (火) 23:28:35
      • 「フライか。アジフライも食べて無いな、イカフライでもいいな?」
        「イカ?フライ?…美味しいの?」
        「うまいぞ、ソースや醤油を垂らして食べるのがいいんだ」
        「じゅるり…食べたくなってきたよ」 -- 千歳 2020-07-28 (火) 23:46:20
      • 「私お肉よりお魚の方が好きなんだよねー」
        「ああ、だからランチにもディナーにもサーモン食べたりしてたのか。
        カロリーが気になってるのかと思ってた」
        そういって、千歳が小さくくしゃみをした。
        「冷えてきたねー」
        竿を固定すると、千歳の後ろから抱き着くように座って包み込む。 -- ユーニス 2020-07-28 (火) 23:56:34
      • 「海風は冷えるからな……」
        呟く様に言いながら、ユーニスに抱き付かれるに任せる。
        普段なら何してんだと言うところだが
        この寒さの中で、この温もりを手放すのは惜しすぎる

        「チトセは体温高いねー」
        「お前は少し熱すぎる」 -- 千歳 2020-07-29 (水) 00:06:45
      • 「千歳と愛し合うと体が熱くなるんだよー」
        「外ではやめろっての!」
        「温まりたいんだよー、ぬくぬくしあおうぜー」
        「だから…ん?おい、引いてるぞ!」
        「おあっ!」
        竿の引きは断続的で、暴れまわっている、根がかりではない。
        「やったー晩御飯ゲットー!」
        「あわてるなよ、確実に釣り上げろ!」
        ユーニスがリールを巻き、千歳は網をスタンバイ、やがて海面から獲物が飛び出す。
        「おわー、なんかキモイのがでてきた!」 -- ユーニス 2020-07-29 (水) 00:16:32
      • 「タコだ!喜べ食い物だぞ!」
        「…食べるの?」
        「食べないのか?」
        食習慣の違いによる日米カルチャーギャップ発生
        暫く二人は顔を見わせたのでありました
        ………
        ……

        「タコきもいよーでも美味しいよーでもきもいよー」
        「黙って食え。明日はこれで唐揚げ作るぞ」

        二人が食べているのはタコの脚を茹でマヨネーズをかけた物
        シンプルながらもコリッとした食感がたまらない
        新鮮だからと刺し身を提案したらユーニスが激しく拒否したのと
        やはり火を通した方が安全だろうと茹でる事に -- 千歳 2020-07-29 (水) 00:30:52
      • 千歳がタコを叩き、塩もみし、洗い、そして皮をひっぺがして下ごしらえ
        してるのを、悲鳴をあげながら見てたユーニスだったが。
        悲鳴をあげながらしっかり食べていた。

        「美味しいけど、あのうにゅうにゅを思い出すと……カラアゲ?」
        「タコのフライだな、うまいぞ」
        「おー、でも卵とか小麦粉とかないよー」
        あったらそれでパンケーキでも作ってるもんな
        「いざって時のために、へそくりしてあるんだ」
        「そっかー…もにゅもにゅ…最初からそれでご飯買おうよ!?」 -- ユーニス 2020-07-29 (水) 00:42:56
  •   -- 2020-07-28 (火) 20:08:48
  •   -- 2020-07-28 (火) 20:08:44
  • 場の盛り上がりは最高潮だ、みんな好きだねこういうの!
    流石にフリップを見せるのをためらってた参加者達も、見せろ見せろとコールされては仕方ない。
    千歳も『胸』と書かれたボードで顔を隠しながら見せた。

    「おーっと最後もサービス問題だったかな?みんな正解…HEY、ワッツアップ?チトセ、ユーニスペアだけ
    不正解だ!残念!」
    「あれー?」
    『みみ』と書かれたフリップを覗き込むユーニス。
    他のペアは、照れたり、当然よ、毎晩愛し合ってるわと言って会場を沸かせたり。

    「ちなみに、どうして耳だと?」
    一組だけ外れだと、逆に注目されてしまう。マイクがユーニスに向けられて。
    ……ここから先にユーニスが、語った話はあまりに生々すぎて一部をかいつまんで話す事しかできないが。
    『いきなり行っても嫌がるから、まずは腰を抱き寄せて長めにキスをしてー…』
    とか
    『肌繊細だから撫でるときは、触れるか触れないかのソフトタッチでー…』
    だの
    『乳房の下から腋のあたり』『指をこう絡ませて』『逃げないようにこう抱いて…』
    「んでねー」
    「おぃぃ!やめろぉぉ!!」
    止める間もなく、エア実演しだすユーニスにカメラがクローズアップ。
    顔を真っ赤にした千歳が、飛び出すまでの一瞬の間に、2人の夜の睦言が公共の電波に乗ったのだった。
    ………
    ……

    「怒んなよー」
    「うっさいバカ!」
    「でも、めっちゃ受けてたよー」
    小声で言い合いながら、2人は他のペア達と一緒に横一列に並んでいる。

    「さあいよいよグランドフィナーレだ!最後の種目はー……」
    定番のドラムロール、そして
    「キス対決だー!」
    背後にウォータースクリーンが吹きあがり、情熱的なキスをするカップルのアニメーションが投影された。
    湧き上がる観客たち!派手なレーザーライト演出!

    「ルールは簡単だ、君たちはステージ上で一定時間の間キスをしてもらう。
    そして、オーディエンスから最もいいねを貰えたペアの勝ちだ!
    観客全員が参加するから、得点も大きいぞ、最下位のペアにも逆転はありうる、ロマンチックなキスを見せてくれ!」
    では、今までのゲームはなんだったのか。という問いにはレース中を盛り上げるための余興と答えればいい。 -- ユーニス 2020-07-26 (日) 21:43:30

    • 「投票アプリのダウンロードは終わったかな?OK!投票はアプリのボタンを押すだけの簡単システムだ!
      ちなみにいいねの他に。Cute!やCool!でキスへの感想も遅れちまうんだゼ!」
      投票アプリの説明をするサングラスの司会者。
      ちなみにアプリ提示でバーガーやホットドッグを貰えるらしい

      「あーあー私もホットドッグほしい!」
      「えい、だまれ!」
      はしゃぐユーニスに対し、千歳はまだ顔の赤さが抜けない。電波にのっちゃったからね

      「さぁ!ラブの見せ場だ!愛は勝つなんて言葉あるが、ここで勝利するのは一組だ!
      最高の愛で勝利を掴め!ゴーフォービクトリー!。まず一番手行くのは……
      キャス&ジュディ!愛のブロードウェイ、コイツらにとって世界は劇場なのかー!?」
      「さぁ!おいでジュディー!」
      「ええ!キャス!」
      踊る様な動作で特設ステージへと上がっていくキャス&ジュディ
      後で聞いた話だが、この二人ミュージカル俳優で。その界隈では有名な二人であったらしい

      「おお……」
      「すげー……」
      キャスとジュディのキスが始まった瞬間。会場は静かになりユーニスと千歳も見惚れてしまった
      見詰め合い抱き寄せ、再び見詰めあってからのキス。完全に自分達の世界に入り込んでいた。
      あまりにも情熱的で刺激的なキスに、観客から失神者が出る程であった。

      「おっと!いいねがどんどん上がって行くぞ!それにクールとパッションも押されまくっている!
      集計結果が気になるって?それは最後のお楽しみだ!数字の操作なんて野暮な事はしないから安心してくれ!」 -- 千歳 2020-07-26 (日) 22:14:17
      • 他のペアも負けじと、首に腕を回して抱き合ったり、ムードをあげるチークダンスからのキス
        をしたり、愛を囁きあってキスをしたりと、それぞれの愛の形を魅せていく。
        みんなレベルが高い!そもそも、このコンテストの要がキス対決だと知ってたのか
        寸劇みたいなのを仕込んでくるペアもいる。

        まずいことになった、ほとんど飛び入り同然に参加した千歳には何の用意もない。
        自分の番が回って来るまでに、何か考えなければと思っていたが、頭真っ白なまま
        スポットライトの前に立たされてしまう。立ち尽くしてしまう。

        不意に、肩に手が置かれて振り返る、また不意打ちみたいに、ちゅっと頬にキスをされた。
        「チトセ、私はこっちだよ」
        ユーニスが、ゆるい笑顔で見つめてきて。
        「ココは、私とチトセが一緒に楽しむための場所、そうだよね?」
        そう言って、ユーニスが背を屈める、少しだけ唇までの高さが足りない。
        だから、千歳は背伸びをして。
        2人の唇が柔らかく触れ合った。 -- ユーニス 2020-07-26 (日) 22:41:33

      • 観客席からこれまでに無い歓声が沸き上がった。口笛や拍手まで聞こえる
        そのどれもが二人への祝福のため
        だけど、千歳には…二人には聞こえない。聞こえ感じるのは相手の熱と鼓動だけ

        「Oh!Awesome!これがジャパニーズエモーションの「テェテェ」なのか!?
        二人に祝福の光が見えるゼ!これはもはや誓いのキスだぁ!」

        「ふぅ…誓いのキスだってさ?ここで結婚式挙げちゃう?」
        「ぁ………バカ野郎、調子に乗り過ぎだ」
        ニヤニヤするユーニスにそんな事を言う千歳だが。
        顔は真っ赤でした。

        ピッ。ポイントが加算される音がした。 -- 千歳 2020-07-26 (日) 23:06:14
      • ………
        ……

        「参ったねー明日からごはんどうしよう、このココナツプリン美味しいね」
        「だまって食べとけ、しばらく食事抜きだからな」
        結局、2人は優勝できなかった。千歳とユーニスがセミプロだから上位に入れたので。
        キャス&ジュディのプロの力に敵わなかったのは当然だ。

        「はぁーもうお腹いっぱいだよー…」
        「明日と明後日の分も食べておけ」
        ケーキ、ドーナツ、パフェ、アイスクリーム、カラーチョコスプレーまみれの揚げバターホイップクリーム…。
        凄まじい量のスイーツを山積みにして、2人は食べ漁っている。
        優勝は逃したけれど、特別賞としてVIPラウンジのチケットと、キス対決で最も
        Sweetポイントが高かったので、スウィーツ食べ放題チケットをもらったのだ。

        「さすがに無理ー!これお持ち帰りできない?できない?…そう」
        持ち帰れないなら、自分のお腹に入れていくしかない。ユーニスはまたもそもそとケーキを食べ始めた。 -- ユーニス 2020-07-26 (日) 23:20:10
      • ………
        ……

        「あーお酒あるー、それもかなりいい奴だ!」
        「もう水の一滴も口に入らん」
        大食いの特訓をしていない二人に詰め込み食いは無理でした
        これ以上食えないと、VIPラウンジへとやって来たのだが……
        かなり後悔した

        VIPラウンジは上級顧客のためのラウンジ
        二人が購入したチケットよりも上のチケット
        「ゴールド」や「プラチナ」のチケットを購入する事で利用出来る場所
        施設内の景観一望できる広く巨大な展望窓、ふかふかのシートは座り心地も寝心地も良い
        途切れる事の無い専用wi-fiに、お酒や軽食も食べ放題。まさに休むに最高の場所。
        最高の場所なのだが……
        今、お腹は限界状態。食べ放題の恩恵にあずかるのは無理なのでした

        「せーめーてーチキンだけでもー……」
        「無理するな、もう少し休憩してからに……」
        二人の横顔が七色に染まった。
        花火だ、展望窓の真ん前に七色の大輪が咲いた

        「凄いな……」
        「OMG!チトセ真ん前だよ!」
        二人は花に誘われるが如く展望窓の前へと歩いて行った。
        打ち上げ花火は普通下から見る物だが、このラウンジでは横から見る物であるらしい
        しかも、人が少ない。ユーニスと千歳、後数組のカップルの姿があるくらいだ

        「チトセ最高だねー」
        「最高だな…なぁユーニス」
        「んーチトセなにー?」
        見れば、千歳が耳を貸せと手をヒロヒロとしている
        だからユーニスは千歳の顔の位置に耳を寄せた

        「…!?」
        いきなり唇を塞がれた。塞いだのは千歳の唇
        千歳がユーニスの唇を塞いでいる
        ステージでのキスが甘さなら、このキスは情熱
        千歳からの熱を感じる熱いキス。

        「チ、チトセ?」
        突然の事にユーニスはぽかんとなってしまった。
        あまりにも不意打ちすぎて、混乱する。
        そんなユーニスに千歳は顔を赤くしながら言う
        「そのなんだ…お前とのキスで負けたのが……」
        「負けたのが?」
        「…なんか悔しかった」 -- 千歳 2020-07-27 (月) 00:00:47
      • そう言って千歳が、視線を上げたら、ユーニスがにやにやしながら顔を覗き込んできたので
        言うんじゃなかったって、ぷいっと顔を背けたのだが。
        「ねえ、チトセの世界一のキスは誰とのキス?私以外との誰か?」
        「な、なんだ急に」
        振り返ると、そのままユーニスにがっちり頬を掴まれてしまう。
        花火があがる、唇が触れ合う、花火が広がる。
        「チトセの世界で一番のキスは私で、私の世界一のキスはチトセ。
        この事実があるかぎり、世界中の誰も私達に敵わない」
        「おまえ…」
        「ん?」
        うるんだ瞳でしばし見つめ合ったのち
        「たまにイケメンになるよな」
        「チトセはいつも美少女だよー」
        「うるさい」
        「それは、もっと言ってうれしいってことだよね」
        「うるさい!」
        「あっはっは!」

        2人は笑う、花火は咲く、2月の空に花が開く。 -- ユーニス 2020-07-27 (月) 00:23:26
  • ナイトプールってこんなに派手なものだったろうかと、多少疑問におもいつつも。
    本来は広大なウォーターテーマパークなだけあって、アトラクションの数々は
    頭をからっぽにして楽しめた。

    というか、かなり本気でまわったのに、まだ全体の1部しか回ってないらしい。
    きっと全制覇するのに数日がかりになる系の巨大テーマパークだ。
    この街のエンターテイメントの金のかかりっぷりと、派手さは全米でも屈指だ。 -- 2020-07-22 (水) 22:23:14

    • 「ナイトプールってもっと静かでロマンチックな場所を想像していたよ…映えはするけどさ」
      「んー?チトセはロマンチックな方がいいの?」
      イケメンスマイルを作ったユーニスが寄って来たので押し戻した。
      そして溜め息一つすると、タピオカミルクティーを一口啜る。めっちゃ甘い。

      水と光の中を飛んだり落ちたり流されたり、叫んで笑って遊びに遊んだ
      しかしまだまだ遊んで無い場所がある
      でも今は休憩中。遊ぶためには休憩も必要だから。

      パームツリーを傘に頂くベンチはロマンチックと言えなくもない
      「そう言えば日本の女子ってタピオカ好きらしいねー?」
      「私が日本を出る時はギリギリブームだったが、今はどうかな?ふふっ」
      しかし、太いストローでタピオカを吸い上げるユーニスを見ていると
      ロマンチックな感情よりおかしさの方が先に来てしまう -- 千歳 2020-07-22 (水) 22:38:42
      • 「んー?」
        そして手を使うのを横着して、タピオカミルクティを胸に乗せて
        おっぱいチャレンジになるユーニス。 -- ユーニス 2020-07-22 (水) 22:50:56
      • 「!?、想像上のチャレンジでは無かったのか……」
        千歳もSNS等でタピオカチャレンジを達成した者達を見たが
        あれらはネットの向こうの出来事で、フィクション的な物として感じていた
        しかし、ユーニスがやっているのを見て、それが現実であると気付いてしまった……

        「わ、私だって…と…と……」
        千歳も自分の胸にカップを乗せてみるが。
        安定しない
        千歳も同年代の平均値よりは上だが、アメリカンサイズは桁が違った

        「んふふ、こうすれば安定するよー」
        ユーニスが胸を押し付けてきた。
        千歳の胸に胸を合わせるおっぱいキスな状態。
        「おお?って…まて?」
        一瞬納得仕掛けるが、この状態は恥ずかしすぎる

        「ほらほらチトセが期待したロマンチックな状況だよー」
        「いやまてこれはロマンチックと違う…おっと」
        慌てて身を離そうとするがカップが落ちそうになり動けない -- 千歳 2020-07-22 (水) 23:04:19
      • 「あはっこれいいねー♥千歳の鼓動を感じられそうだよ」
        そして薄暗いプールサイドで抱き合ってるみたいな状態に。
        腰に手を回してきて、顔も近い。 -- ユーニス 2020-07-22 (水) 23:12:35
      • 「こ、こら…こんなとこ…ろ…で……」
        いつもの様に言おうとするも、言葉が弱い。
        薄暗い中、時折輝く七色の照明に照らされ
        なんだか映画の一場面の様だ。

        早くなった鼓動が胸を伝わってしまうかも?と考えると
        顔はかぁっと熱くなり
        近付くユーニスの瞳から目を反らす事が出来ない

        「…あ……」
        「んー……」
        そしてついに二人の鼻と鼻が触れ合う距離に
        ユーニスか千歳が顔を少し傾けるだけでキスとなる
        なるのだが……

        「ん…?」
        「むぅ?」
        不意に視線を感じた。一つでは無い複数の視線
        二人は直ぐに予想が付き横目で見れば……

        見られていました。注目を浴びていました
        キスだけなら、この国の人達は堂々とする
        しかし、胸と胸を合わせた大胆過ぎる状況
        二人より年下と見える少女達が自分達はどうだろうと
        互いの胸を見合ったりしていた -- 千歳 2020-07-22 (水) 23:30:37
      • まわりから生暖かい視線を送られつつ、キスするのをためらっていると
        そんなのおかまいなしにユーニスが迫ってくるもので。落っこちそうになった
        タピオカミルクティのカップをひっつかんでユーニスの両頬にくっつけてやった。

        「ちべたいっ!」
        「うむ、すこし落ち着け」
        そう言いつつ、こっそり自分の頬にもカップをおしあてる。
        明るい場所でみたら、真っ赤になってたのがバレてただろう。 -- 2020-07-23 (木) 22:53:37

      • 「落ち着いた!」
        「よし、じゃあ次に行くか」
        千歳も顔の熱が引いたのを確認すると
        残っていたタピオカミルクティーを飲み干した
        一応、念のためと後ろを見るが、二人を見てる者はもういなかった
        代わりに、さっきの少女達がおっぱいチャレンジしている姿が
        遠くに見えたのであった

        「でどこに行くー?」
        「そうだな……」
        二人で周囲をぐるりと見渡してみる
        やはり豪華だ。そんな中に自分達がいるのが少し信じられない
        こうしていると、夢を見ている様な気分になってくる…… -- 千歳 2020-07-23 (木) 23:19:55

      • すると、湖みたいに大きなプールの方から、アナウンスが流れてくる。
        そちらを見れば、特設のフィールドアスレチックと思しきステージが。
        水上にライトアップされ、多くの人が集まっているようで。

        「おっと、もうそんな時間かぁ、チトセー、次はあれいくよー」
        ユニースが千歳の手を引っ張って歩き出す。 -- ユーニス 2020-07-23 (木) 23:45:22

      • 「ん?あれは水上アスレチックなのか?」
        千歳も日本で似た物を見た事がある
        不安定な水上に障害物があり、その上を走っていくアトラクション
        数百人規模が参加する、忍者の名前を冠した番組もあった。

        「………」
        「おい!急に黙り込んでどうしたんだよ?」
        ユーニスに手を引かれながら千歳は尋ねたが。答えが返って来ない
        彼女が千歳をあのアトラクションに連れて行こうとしている事はわかる
        しかしなぜ無言になる必要が?

        「さてチトセサン、ここで良い知らせと悪い知らせがアリマスデス。どちらから聞きますデスカ」
        「なんだよ、急に変な日本語を使い始めて…ん?良い知らせと悪い知らせ……」
        背中のまま質問するユーニス、もはや千歳は悪い予感しか感じなかった -- 千歳 2020-07-24 (金) 00:09:35
      • 「……良い知らせから聞こう」
        映画じゃなくてもリアルでやるんだなこのやり取りと思いつつ、テンプレに乗ってみる。
        「バレンタイン特別イベント、カップル限定で参加できるゲームがあるんだー
        優勝すると入場料がタダになるし、年間パスや賞金まで貰えちゃうんだ!
        参加費用はねー10ドル」

        「なるほど、それで悪い知らせは…」
        「優勝しないと、次の給料日まで10ドルで過ごすことになる」
        -- ユーニス 2020-07-24 (金) 00:18:51
      • 「10ドルで?」
        「10ドルで!」
        足を止めニッコリ微笑んだユーニスに、千歳は笑みを返した
        そして間

        「おまえなー!」
        「アイエエエー!?」

        ユーニスは首を絞められ関節を決めながらながら思った
        『日本人ってやっぱり全員ニンジャじゃん……』と -- 千歳 2020-07-24 (金) 21:52:57
      • ………
        ……

        「おごってあげるからデート行こう、なんて言い出すから怪しいとは思ってたんだ…
        生活費使い込んだなおまえー!」
        千歳は銀行口座を持ってないから、給料をユーニスの口座に入れてもらってたのが裏目に出たわけだ。
        「10ドルで半月近くかー…」
        「ちなみに、残りの10ドルは参加費に使ったから、今0ドルだよー…ぐえっ」
        「悪い知らせとさらに悪い知らせまであったとはな。
        そもそも、予選の抽選で落ちてたらどうするつもりだったんだ…!」
        「どっちみち10ドルしか残んないんじゃ、逆転のチャンスにかけ、ない、と…ちょっ、くるし…」
        ユーニスが千歳の腕をタップする、かなり本気で首が絞められていた。

        わあっと歓声が聞こえてきた。
        2人が居るのは、巨大水上ステージの舞台袖のようなところである。
        彼女らの他にも、数組のカップル達が集められている。
        また、歓声があがって、転落だのノックアウトだの、不穏な実況も聞こえてきた。

        第一ステージは遠目に見えた、あのド派手な水上アスレチックだ! -- ユーニス 2020-07-24 (金) 23:22:55

      • 「うーん、最初のは坂を上るだけに見えるが…何かあるんだろうな?」
        「ローションで滑る系じゃないかな?TVのバラエティで見たよ」
        アメリカ人はローションやスライムが大好きらしい。
        ステージの攻略について相談しているとスタッフから声が掛かった
        いよいよユーニスと千歳、二人の番が来たらしい

        「行くか!勝つぞ!」
        「行こう!勝つよ!」
        言って二人は腕と腕をぶつけ合わせた。
        ちょっとやってみたかったらしい
        ………
        ……

        「これアニソン?」
        「チトセ知らない?日本のROCK!アニメの曲だよ」
        二人が舞台袖から顔を出すと同時に、日本のアニメの曲が流れ始めた
        「チトセが日本人だからかな?」
        「そんな安易な……」
        二人がそんな事を話していると実況席から声が聞こえて来た

        「HAHAHA!エントリナンバー7!チトセ&ユーニス!ジャパニーズゲイシャガールとアメリカンホットガールの日米ドッキングペアだぁ!」
        見ればサングラスに水着姿の男性が両手に水着バニーを侍らせながらエキサイティングしていた
        「私はゲイシャじゃないぞ」
        「あ、あの人クリスマスに見た」 -- 千歳 2020-07-25 (土) 00:12:20

      • バックで立ってるサンタガールのバイトをやった、謎の番組の人だ。
        中継されてるらしいぞこのイベント。
        どうりで、水上10mの高さに設置された、本格的なアスレチックコース等があるわけだ。

        ルールは簡単、2人でこのフィールドアスレチックを駆け抜けるだけだ。
        チェックポイント事に点数が加算され、高難易度のチェックポイントほど高得点。
        そしてペアの片方が脱落で終了、だから2人で助け合いながら進む!

        「じゃあ、チトセ…」
        「はいよ」
        スタートのホーンが鳴ると同時に、2人は迷わず駆け出した、そして、ぬめる坂の下で
        ユーニスが組んだ両手に足をかけて、チトセが坂の頂上に飛び上がる!
        「ユーニス!」
        「はーい」
        ユーニスは軽く助走をつけてジャンプ!チトセの手を掴み、弧を描くように
        坂を一瞬で駆け上った。
        2人のプレイに、歓声があがる。
        「これは華麗なエントリーだ!実はニンジャガールコンビだったかー!」
        実況もさらにエキサイティン。

        「次は足場が、回転する棒を綱渡りするやつか」
        「ノーマルは2人で2本で、ハードが2人で1本を同時かー」
        じゃあ、って頷き合うと…。千歳を肩車したユーニスが回転棒を、ほとんどブレずに
        渡り切る!
        「お姫様だっこじゃないか普通…」
        「ふとももやわらかーい」 -- ユーニス 2020-07-25 (土) 00:56:53
      • 「今度してあげるから安心してーぐえ」
        ユーニスは千歳の柔らかふとももに圧迫された
        ………
        ……

        「行くぞ、はい!」
        「いいよ、はい!」
        合図と共にジャンプした二人が同時に足場に着地した
        着地の反動で足場が揺れる。
        しかし二人は持ち前の反射神経でバランスを保つ
        「よし!次行くぞ」
        「おーけー!」
        困難を苦ともしない二人の姿に
        観客席からは応援の声と共に盛大な拍手が贈られた

        ここまで幾つかのアトラクションをクリアしてきたユーニスと千歳だが
        アトラクションの難易度は進む程に上がって行く
        それでも二人は、直感と反射神経。そしてコンビネーションでクリアしてきた

        今、二人が挑んでいるのは吊るされた足場から足場へ飛び移ると言う
        高難度のアトラクション
        二人の間には仕切りがあり手を繋ぐなんて事は出来ない上
        しかもバランスが一方に偏ると崩れ落ちると言うオマケまでついてる

        「まったく…これを考えた奴はかなり頭おかしい」
        「天才となんとかは紙一重って言うからね!次行こ」
        「行くぞ!はい!」
        「はーい、はい!」
        愚痴を言いながらも次の足場へと飛び移る…のだが
        「わ?」
        ユーニスがバランスを崩し、足場がユーニス側へ傾いた!
        「こっちへ身体を傾けろ!」
        「よ!…ふぅ、集中しないとダメだねー」
        「そうだな、今の私が悪いかった」
        苦笑を交わし合う二人の耳に声が聞こえて来た

        「ブラボー!ブラボー!ニンジャガールズ!暫定トップに躍り出たぞ!
        ここからどこまで点数を伸ばすのかぁ!HAHAHA!」
        サングラスの司会者がテンション高めのアナウンスをすると
        観客席からさらに大きな拍手が沸き起こった -- 千歳 2020-07-25 (土) 21:31:39
      • 「やったねチトセ!トップだってー!」
        「ちょっ、集中しないとって言ったばっかり…!」
        「大丈夫大丈夫、まかせてー!」
        狭い足場の上で抱き合って、くるくる回りだすもんだから、千歳が危うく落ちそうになる。
        ユーニスが腕を引っ張り、トランポリンの上へ投げ出した。
        アトラクションにもあった特大トランポリンだ、そこへ自分も勢いをつけて飛び込むと
        一弾高い足場へ千歳がぽよんっと飛び移る。

        本来は2人で跳ねて、勢いをつけて一人を上へ飛ばせればクリアなのだが。
        これも華麗に一発で決めて見せる2人に、ひと際大きな歓声が送られる。
        「はっはー、ショーは盛り上げて行かないとねー、軽く踊ってこうぜー!」
        飛び移って来たユーニスの、めちゃくちゃ得意げなドヤ顔である。
        なんか嫌な予感が。

        観客の拍手に乗せられて踊りだすユーニス、そして振り回される千歳。
        水上10m以上のカフェテーブルみたいな足場で、手を繋いだままターンをする2人に
        思わぬ余興が入って、手拍子までしてくれるオーディエンス。

        足場が狭いのも高いのも、まぁ良い、踏み外さなければいいだけだ。
        狭いステージ上で踊るためにこういう訓練も重ねてきたのだし。
        「あはは、最っ高だねー。みんなもありがとー!」
        「あっ、おいそっち…」
        踊り終わった瞬間、拍手に応えようとユーニスが踏み出したのは次のコースの方で…。
        激しい水没音がして、歓声が爆笑に変わったのだった。

        ………
        ……


        「次はクイズかー」
        -- ユーニス 2020-07-25 (土) 22:39:24
      • 「今度は真面目にやれよー」
        3メートルほど離れた対面の席から千歳の声が飛んできた
        「わかってるってばーHAHAHA」
        サングラス司会者の真似なのかユーニスは笑いながら答えた
        「はぁ、やれやれ……」

        そんな話をする二人をする両サイドでも
        カップルやペアが二人と同じ様なやりとりをしている
        「ジュディー!遠く離れても君は美しい!」
        「キャス!貴女もよ!」
        「落ち着け落ち着け……」
        「深呼吸よー深呼吸ー!」
        「…濃いメンツだ……」

        「みなさん、そろそろゲームを開始します」
        「はーい」
        「はい」
        スタッフの呼び掛けに賑やかだった参加者が一斉に返事をした


        途中落下するアクシデントもあったが
        ユーニスと千歳の二人はなんとか上位陣に入る事が出来ていた
        しかし優勝せねば意味が無い。パンの耳と売れ残りホットドッグを貰う生活は切ない……
        だからクイズで高得点を獲得し優勝への足掛かりとせねば!


        「HAHAHA!生き残ったソルジャーは面構えが違うな!おまえ達最高にホットでビューティーだ!
        さぁ!最初の問題行くぞ。サイドBはサイドAの好きな食べ物を答えろ!いきなりサービス問題だ!」

        「(サイドAは私か…私の好きな食べ物はアイツなら、わかるよな?わかるよな……)」
        千歳はフリップボードにマーカーで「ご飯(rice)」と書きながらユーニスの方を見た -- 千歳 2020-07-25 (土) 23:34:08
      • モデルみたいな筋肉の男の横で、ユーニスがゆるーい笑顔でbサイン出している。
        任せろってことらしいが…。

        「さあどうかな!フリップをこっち見せて。ハッハー流石に簡単すぎたね。
        これは練習だと思って…ちょっとまって、そこの彼女は…そう、ユーニスね、君それなんて書いてあるの」
        「こしひかり!」
        フリップには、へったくそな…というか判別不可能なレベルで歪んだ日本語と思しき文字列…。
        コが反転してるし、どうがんばって読んでも『コしニカリ』になってて、新種の米が誕生しているのだが。
        「あのおバカ…」
        千歳は頭を抱える。なまじ千歳の英語がネイティブ並みなせいで、ユーニスの日本語勉強は壊滅的であった。

        「こし…ナニ?」
        「日本のブランド米でねー、カレーに最高にあうんだよ」
        「じゃあ、彼女の好物はカレーの方だとは思わない?」
        「絶対コメの方だね!」
        (米も普通に英語で言えばいいだろー!?)
        何故かコメだけ日本語で言うユーニスに、千歳が心の中で突っ込むが、残念、テレパシーは無い。
        なお、サービス問題ってこともあって、まぁ正解にしてもらったが、先行きが怪しいな!


        「では第2問だ!おっと、いきなり難易度が上がるぞ。だけど大丈夫、本当に愛があるなら簡単だ。
        ’’初めてデートに誘われた時のセリフ!’’
        初めて誘ったのがAサイドの場合は、Bサイドの恋人達が誘われた時のセリフを答えて」
        -- ユーニス 2020-07-25 (土) 23:59:49
      • 「(初めてのデートに誘われた時のセリフ…?)」
        千歳だけでなく、参加者全員がざわついている。
        その中でユーニスだけが上を向いた後、ペンを走らせ始めた

        「(アイツの中では確信となるセリフがあるって事か)」
        ならばと千歳は必至になって記憶を手繰る

        こっちに着て初めて買い物に行った時?違う……
        一緒にバイトの面接に行った時?絶対に違う……
        あ!この間のキャンプ旅行!
        これか?これが私達にとって初めてのデート?

        「(確かあの時は…「二人で熱い夜を過ごそうぜ!」…だったかな?)」
        アイツが妙にカッコつけていたのが面白かった
        それをフリップに書き始める……

        「エブリワン!全員悩んでるね!しかしそろそろタイムアップだ!」
        司会者の声を聞き、千歳は手を止めた
        「(もっと古い記憶が…あ!)」千歳は記憶の中の光景に確信を得た
        書き終え顔を上げればユーニスがにぱーっと笑っていた
        ………
        ……

        「チトセユーニスペアGOOD!ピュアなセリフにこの俺もノックアウトだ!」
        サングラスの司会者が胸に手を当てながら天を仰ぎ見た
        「あってた……」
        「イエー!」
        ユーニスのサムズアップに千歳もサムズアップを返す

        二人の思い出の言葉それは
        『2人だけで湖行こう!』
        高校時代にまで遡る記憶。千歳がユーニスと絆を深め始めた時の記憶
        「(私とアイツにとって…アレが始まりだったのかもな……)」 -- 千歳 2020-07-26 (日) 00:39:56
      • 一言一句間違わず正解だったのは二組だけだったので、軽くインタビューされたり。
        「初めて誘った時は、チトセが留学中で結局行けなかったんだよね。
        だからこないだ行って来た」
        「数年越しの初デート、ますますロマンチック!
        もう一組のパーフェクトの君たちは?」
        マイクを向けられた黒人の青年は
        「デートの帰りに、彼女を乗せた車で屋外トイレに突っ込んだんだ。オープンカーでさ
        忘れたくても忘れられない夜になっちゃったんだ」
        そう言って、会場の笑いを誘っていた。

        ちなみに、ジュディとキャスのペアは、なんか別の女の子にプロポーズしたセリフと
        間違えたらしくて、後で揉めそうで、こちらも別の意味で会場を沸かせた。 -- ユーニス 2020-07-26 (日) 01:00:39
      • ………
        ……

        クイズは続いた。ありふれた日常的な事から笑いを誘う失敗談
        「チトセの体重違うのー!?」
        「こっちの食事は高カロリーなんだよ!」
        「キャス!やはり私達は!」
        「ジュディ!最高のペアね!」
        そして、この短時間の間に様々な物語が生まれていた

        「OK!ラストクエスチョンだ!今宵はバレンタインのラブナイト!!
        だからこその問題!サイドBはサイドAの『性感帯』を答えよ!セクシャルな分ポイントは高いぞ!」
        「はぁ…?」
        参加者の何人かが同じ声を上げた。その中には千歳の声も混じっている

        「(性感帯だって!?そんなの知るかー!)」
        千歳は心の中で叫んだ。
        ユーニスとは女性同士だが身体を何度も重ねている
        性的な快楽も知っている。知っているが……
        性感帯なんて自分では分からない
        じゃあユーニスは?と顔を上げたら……

        「むふー♪」
        「(あ、わかってる顔だ?)」 -- 千歳 2020-07-26 (日) 01:28:16
  • バレンタインと言えば…ナイトプール!
    歓楽の街サンアッシュクロスでは、大体毎日どこかでお祭り騒ぎをしているものだ。
    この超巨大屋内型プールも、バレンタインナイトと称してパーティ会場と化している。

    高さ10m以上のウォータースクリーンにプロジェクションマッピングで光とダンスミュージックの
    イリュージョンが行われ、大音響のショーの合間にスポンサー企業の広告がはいる。
    照明を落とした会場内はイルミネーションに彩られ、プールも光る泉のように輝いている。
    底に照明があるのだ。

    光るプールへめがけて、ライトアップされた岩山から光の飛沫をあげて、巨大なウォーター
    スライダーを滑り降りてくる人々、見上げれば温室みたいなドーム状のガラス天井にうつる夜空に
    花火があがって煌いた。

    「…で……」
    そして水上DJブースの大音量と歓声をあげて踊る人々の喧騒で、ユーニスの声が全然きこえない。
    浮き輪に嵌ってぷかぷかと漂うすがたは、お風呂のアヒル人形みたいだ。 -- 2020-07-21 (火) 22:03:21
    • ユーニスの浮き輪に掴まりながら千歳はぽかーんとした表情を浮かべていた。
      プールがダンスホールの様だ。光と音のシャワーが全身に降り注ぐ
      「おお…え?なに……った…?(何か言ったか?)」
      そんな大音量と歓声の中、ユーニスの声が聞こえた様な気がして振り向くが
      ユーニスはアヒルの雛の様に口をパクパクするばかりで、その声を聞き取る事が出来ない

      「…こ……い(聞こえない)」
      多分、この状況では千歳の声もユーニスの方へは届いていないだろう。
      だから千歳はユーニスの方にずいっと耳を近づけて見るが……

      「ぱくっ」
      「ひゃん!?」
      耳を食べられた。千歳のロリボイスな嬌声に周囲の注目が集まり
      真っ赤になりつつ、慌ててユーニスの浮き輪を押しプールの隅へ移動した

      「なんなんだよ。あ、ここなら聞こえるな?」 -- 千歳 2020-07-21 (火) 22:24:50
      • 「いい声してたねーチトセ」
        「うるさい」
        あごをつつーと撫でようとしてきたので、ペシッと手を叩いた。
        「やーそれにしても、思ったんより派手派手なとこだったねー、恋人達のための夜なんて書いてあったのに」
        普段から、ド派手なパーティ会場でスタッフをしてる彼女らにそういわせるほどに、ド派手なパーリナィであった。
        「来るんじゃなかったなー私こういうとこ嫌いだわー、オフの日まで頭の中パーティと酒とハッパでいっぱい
        そうな連中に付き合うことなかったなー」
        「ここに誘ったのお前だろ」
        浮き輪にはまって、ゆるーい笑顔のまま強烈に目の前の人々をディスるユーニスに、思わず突っ込む千歳。
        「私の趣味じゃないけど、ここ、大人気の’’映える’’スポットらしーし?
        パーティに仕事抜きで参加できたら、千歳が喜ぶかなーって」 -- ユーニス 2020-07-21 (火) 22:39:05

      • 「趣味じゃないのか…ならココを……」
        千歳は暫し考えた後、場を楽しむ人々をグルリと見渡すと
        「コイツらより、私のために…私と一緒に楽しむための場所にしよう」
        それならいいだろう?とユーニスの鼻を突いた

        「よし!映えるならまずは一枚!」
        言って千歳は防水ケースに入ったスマホのシャッターを押した
        「あ?あー!あー今の顔を撮ったの!?」
        「撮ったぞ。シャンとしないとこの顔が本日最初のメモリに残るぞ」
        千歳はニッと笑うと撮影した画像をユーニスに見せながら
        後ろ泳ぎにユーニスから離れた -- 千歳 2020-07-21 (火) 22:58:19
      • 「ああもう待ってよー!」
        お尻が浮き輪にハマってもがくユーニス、ひっくり返って光る飛沫をあげた。
        千歳が、ひっくり返った浮き輪をみていると、背後に急浮上してくる人影が!
        「ばー!捕まえた!」
        後ろから千歳に抱き着くユーニス。こいつ泳ぎはかなり達者である。 -- ユーニス 2020-07-21 (火) 23:04:57
      • 「おまえ泳げたのか…って、こんな所で胸触るな!」
        「捕まえたらする事は一つだよー、それにさー」
        今度はユーニスがぐるりと周囲を見渡したので
        それに合わせ千歳も見渡してみるのだが

        ユーニスと千歳以上にイチャイチャしてるカップルがそこかしこに見える
        しかも同性率が高いぞ
        「…帰ろうかな」
        「帰さないよー、私をその気にさせた分は遊ぶよ!」
        -- 千歳 2020-07-21 (火) 23:24:57
      • それから二人は全力で光る飛沫と喧騒のパーティ会場を満喫した。
        騒がしいDJブースは、ユーニスの趣味じゃないから肩をすくめてスルー。
        ウォータースライダーの光る水のトンネル潜り抜けて、飛び込んだのは光と水と音楽が織りなす幻想の世界。

        水上の巨大トランポリンの上で弾めば、七色のライトが、2人とともに立ち上がる飛沫を彩る。
        天井の近くまで飛び上がった瞬間に、夜空に花火が開いた。
        光るリングの中を落下して、深く真っ暗な飛び込みプールの底へ沈んでいく。
        ユーニスと千歳は、隣に浮かぶ相手の手を取って握った。水底に眩い光がまきおこる。
        水中の深い竪穴は、渦を巻くイルミネーションに彩られ、壁面に光を引き連れて
        イルカ達の群れが昇って来た。
        向かい合って、両手を繋いだ2人を、激しい上昇流が押し上げて、輝くクジラの潮吹きにのって
        再び2人は水面に飛び出した。

        光り輝く川のような流れるプールで、浮き輪にのって流れていくと、
        さっきの自分たちと同じように、光る飛沫に彩られて空を飛ぶ人々を見上げた。
        水中で人が重力から開放されるように、巨大な屋内プール全体が光と歓声と音に彩られた
        魔法にかけられた空間となっていた。

        「次はどこいこうか!」
        最初は、こんなとこなんて文句いってたユーニスだけど、すごく楽しそうで -- ユーニス 2020-07-21 (火) 23:47:42

      • かなり遊んだつもりだが、行って無い場所はまだまだある
        どんどん遊ばないと夜が明けてしまう
        「そうだな次はどこがいいかな、ふふっ」
        「チトセー何ニヤニヤしてるのー?」
        「なんでもない」

        なんだよ?なんでもないを数度繰り返すうち
        ユーニスの視線が一点で止まった
        「あそこにしよう!」
        ………
        ……

        海賊帽を被った青白いガイコツが
        二人の周囲を回りながら不気味に囁きかける
        「ここは戦いに敗れた海賊の行きつく奈落!
        お前達が手にするのは財宝か?それとも死か?ワーハッハッハ」
        「財宝欲しいー!」
        「あわわ……」
        海賊の言葉にテンション上げるユーニス
        そしててユーニスに抱き付きながらチワワの様に震えている千歳

        二人はボートに乗りながら闇と青の空間を進んでいた
        ここは海賊をテーマにしたアトラクション。いわゆるお化け屋敷
        色彩あふれた先程までの世界から一変、ここには闇と青白い光しかない
        最初こそ、星の洞窟の様であったが
        奥へ進むほど不気味さは増し、先の方からは悲鳴まで聞こえてくる

        「うう…戻りたい……」
        「戻れないよー、ぬふふ」
        おびえるチトセ可愛いなぁーと思いつつ
        抱き付かれるままにしてるユーニスでありました -- 千歳 2020-07-22 (水) 00:17:19
      • 「なんでナイトプールでお化け屋敷なんだ!」
        おまけに、日本でいうとこの体感型リアル脱出ゲーム式のアトラクションだったもんで
        出口につくまでたっぷりと臨場感あふれる恐怖をあじあわされてしまった。

        おんぼろ軍艦に乗って登場した筋肉隆々の大男を蹴飛ばして、ぶかぶかな海賊帽子が
        トレードマークの幼女海賊が登場した時は、千歳もまわりの客たちも、可愛らしさに思わず
        ふふっってなったけど、この幼女キャプテン、泣く子も本気でドン引きレベルの悪党だったもので
        アトラクションの終盤、艦ごと爆発して海の藻屑になった時は、千歳もユーニスも心の底から
        拍手喝采を送ったのだった。
        -- 2020-07-22 (水) 00:34:31

      • 「あ、金貨?これが財宝なのか?」
        「金貨ぁ!…なーんだ、これカジノコインだよ」
        最後の爆発でキラキラとした物が降り注ぎ
        何かと拾い上げれば、カジノコインに日付を彫り込んだ記念メダルでした
        ………
        ……

        「よっ!」
        「わぁ、チトセ急にどうしたの?」
        次はどこに行く?と歩き始めたところで千歳が急に脚を上げた

        「さっきの海賊の動き…思ったより難しいな?」
        「あー、海賊ダンス凄かったねー」
        「凄いなんてもんじゃないよ」
        千歳が説明するに。海賊達が踊ったステージはロープで繋いだだけの不安定な足場
        固定された足場だと水中に落ちた場合、顔を出せず窒息する可能性がある
        だから固定しない足場で踊る事になるのだが……

        「あんなところで踊るなんて、どれだけ体幹鍛えてるんだよ…まったく」
        「急に怒ってどうしたの?」
        「ああ、この街の底の知れなさを思い知った気がしただけさ」 -- 千歳 2020-07-22 (水) 01:05:25
      • 「んー、さっきのやつって…こう、こんな!だよね?」
        千歳がマネをしようとして、四苦八苦していた踊りを、ユーニスが簡単にやってみせた。
        「お前…できるんだな…あれ」
        「うん、だって、一緒に毎日トレーニングしてるじゃん?」
        一緒に暮らして、毎日同じように仕事をこなして、筋トレもダンスレッスンもやってる
        でもやっぱり、生まれついての身体能力の差というのはあるもので、それは別の言葉でいえば
        才能ってやつなわけで。

        「…」
        自分が精一杯努力しても手が届かないものを、この何も考えてない駄犬みたいな表情で
        毎日を生きてる同居人は当たり前みたくもってる、身長や容姿、そして天性のしなやかな筋力等々
        「どしたん、チトセ」
        「なんでもないよ」
        -- ユーニス 2020-07-22 (水) 01:19:55
      • 「チトセー……」
        「なんでもないってば」
        もやもやする。落ち着かないと
        とりあえずなんでもいいから、気持ちをすっきりさせないと

        「チト……」
        「いいから次はアレに行こう」
        「アレ?アレ!?いいの?」
        千歳が適当に指さした『アレ』を見て驚くユーニス
        この後千歳は自分の行動を後悔した
        ………
        ……

        「ひゃっはー!」
        「くぁwせdrftgyふじこlp」
        夜空に上がったハートが高速で落下して行く
        そして水面スレスレで止まると七色の水飛沫が舞い散り
        背景のスクリーンでイルカと天使がダンスを舞う

        二人が乗ったのはバレンタイン限定アトラクション「ラブジャンパー!」
        二人乗りのハートが高く上がって落下する
        シンプルながらもスリリングなアトラクション
        ラブの名の通り
        カップル限定で仲良くキャーキャー言ってもらうのが趣旨 -- 千歳 2020-07-22 (水) 01:50:34
      • 「あっはっは!今の面白かったねー!」
        「絶叫アトラクションの本気度が高すぎる…!ラブ要素はいったいなんなんだ…」
        「ねっもっかい乗ろうよ!」
        「ええっ!?」 -- ユーニス 2020-07-22 (水) 22:18:37
  •   -- 2020-07-21 (火) 21:50:44
  •   -- 2020-07-21 (火) 21:42:24
  • EXストーリー
    話はクリスマスの買い物中に遡る……
    ………
    ……

    「あ、その、なんだ…荷物任せてもいいか?」
    一通りの買い物が終わった頃、千歳が急にそわそわし始めた
    「んーいいけどどうしたのー?」
    「ちょっと用事を思い出した!」
    なら仕方ないねーと走っていく千歳を見送ると
    ユーニスは猫車をカラカラ押したながらアパートへ戻って行った


    ユーニスと別れた後、千歳はそのまま通りを駆けて行く
    クリスマス色の通りは人通り多く、走るのに困難だが
    「Oh!」
    「失礼しました!」
    「Ouch!」
    「ああ?すみません!」
    千歳は細かな動きと日本式混雑割りチョップで通り抜けて行った


    「はぁふぅ…着いた……」
    通りを一ブロック程走りやって来たのはいかつい黒服が扉を守る
    サンアッシュクロスでは有名な高級宝飾店の前。
    薄いピンクの洒落た外装の店舗
    ガラス扉の向こうを見れば買い物する少女達で賑わっているのが見える
    「やっぱり混んでるな…でも!」
    意を決すると息を整え、黒服達にペコリとお辞儀し店内へ……
    ………
    ……

    「ど、どれを選べばいいんだ」
    千歳がガラスケースと睨めっこを始めて10分程が経過していた
    千歳を悩ませているのはキラキラと輝く指輪達
    ユーニスへのクリスマスプレゼント候補
    二人で迎える初めてのクリスマス。思い出に残る物をと悩み悩んで
    指輪にしよう!と決めたまでは良かったが……
    店に来てさらに悩む事になるのは完全に想定外だった。
    とりあえず予算の範囲で候補は絞り込めたが……

    「お客様、お悩みですか?」
    「わぁ?あ、はい悩んでます!」
    千歳に話し掛けて来てのは千歳より頭二つ分ほど背の高いブルネットの女性
    この店の店員さんだ。

    「この時期に店にくる子はみんな悩みを抱えています!でどんな相手に?」
    「相手…あー実は……」
    プレゼントとも言って無いのに察する辺り、流石はプロ!
    ………
    ……

    「…もうパートナーみたいなものかな?迷惑もかけられるけど、やっぱり世話になってるし……」
    「ほおほお?ん?ああ…なるほど!」
    「どうかしたのか?」
    「いえいえなんでもありません、では…この指輪はどうでしょうか」
    言って店員が取り出したのは中央に小粒の石が嵌った指輪
    石の左右には細かな紋様が天使の羽の様に広がり刻まれている
    直前の反応が気になったが、千歳は一目でそれを気に入った
    これならアイツ(ユーニス)も喜んでくれるかもしれない。

    「ふふっ、お気に召した様でなによりです!」
    「良い物が見つかったよ、ありがとう」
    「いえいえ、ではメリークリスマス」
    「貴女もメリークリスマス!」
    千歳は包装された小箱を受け取ると小走りに店を出て行った
    それを見送る店員の笑顔。
    「きっと良いクリスマスになりますよ、ふふ」
    -- 千歳 2020-07-18 (土) 21:57:53
    • ………
      ……

      千歳とユーニスがクリスマスの買い物をした日の朝の事だ。
      ホリデーシーズンとは言え、開店直後の店内に客は少ない。

      「はぁい、パートナーに送るプレゼントの指輪を探してるんだけどちょっといい?」
      ユーニスは暇そうだったブルネットの店員をつかまえて、サイズがこれで
      予算がこのぐらいでーとあれこれ話ながら、いろいろ良さそうな指輪を見せてもらう。
      「それでねぇ、身長がこのぐらいでさー。ちっちゃいでしょ、んでアジア系って顔が老けないから、
      人生の一番カワイイ時代で成長とめてるみたいな子でさ。まぁ本人子ども扱いすると
      怒るから言わないんだけどね、あとまぁ私もロリコンじゃないし。マジ天使みたいって話?」
      「はぁ」
      聞いてもないのに、送る相手の話をたっぷり聞かされて、店員さんも困ってる。

      「一人でアメリカ渡ってきちゃうぐらい、しっかりしてるから、他の10代の子みたくあんまり
      チャラチャラしてないっていうかー、かなり大人っぽいんだよね。見た目より全然。
      髪型とかも大体いつも同じにしてるし、このぐらいのおさげね。全然飾ってないでしょー
      でも、お手入れとかいいから、めっちゃつやつやだし、手抜きっていうか完全にこのスタイルが
      自然体に決まってるって奴だよね。だから指輪も特別な感じはだしたいけど、普段の彼女の
      イメージにも合うようなさー…」
      「はぁ…」
      写真まで出されて店員は困り果てた。
      そしてユーニスは結局たまたま目に入った指輪を買って、プレゼント用に包んでもらった。
      「あ、ラッピングはサービスってこの指輪でも大丈夫?」
      「大丈夫ですよ」
      「やった、サンキュー!おねーさんも良いクリスマスをねー」
      意気揚々と店を出るユーニスを見送った…数時間後。
      店員さんは、買い物客に埋もれるようにしてショーケースを覗いていた千歳を見つけて
      何か察したような笑みで一人頷き声をかけたのだった。
      「お客様、お悩みですか?」 -- ユーニス 2020-07-19 (日) 00:09:27

  • ――クリスマス当日深夜。(というか26日午前1時過ぎ)

    「ただいまー…」
    日本語で千歳がそういうと
    「オカエリー…」
    カタコトっぽい日本語でユーニスが言う。
    アメリカで帰宅時の特別な挨拶をする習慣はとくにないけど。
    千歳の習慣がユーニスにも移ったやつだ。

    「疲れた…」
    「疲れたねぇ…」
    ソファーに2人して身を投げ出す。イブもクリスマス当日もずっと仕事だった。
    特別にボーナスのでる仕事はみんなこの2日に集中してるから仕方ない。
    -- 2020-07-15 (水) 22:27:11

    • 「このままソファーと結婚してもいい……」
      「ダメー!チトセと結婚するのは私なのーなのー」
      「…乗るな…重い……」
      ユーニスが何やら言うも、転がってチトセに伸し掛かるも
      ツッコム気力も押しのける元気も湧かない状態。

      「……」
      「……」
      そして暫し無言
      ………
      ……

      「うおっ!?ちょっと寝そうになったぞ!?」
      「私もだ!?クリスマスが労働と睡眠で終わっちゃう!」 -- 千歳 2020-07-15 (水) 22:36:42
      • そんなのは悲しすぎる。2人は自らを奮い立たせ立ち上がる!
        「今日はクリスマス!」
        「時計チェック!クリスマスの25時過ぎ!」
        ユーニスが目覚まし時計を指さし確認。

        「ツリーと飾りの箱!」
        「ソファーとテーブルの配置よーし、そして暖炉もおっけー」
        ツリーの側にソファーとテーブルとテレビをユーニスが押してくる
        テレビのスイッチを入れると暖炉の映像がついた。ネットフリックスは暖炉も配信してて便利。

        「そしてプレゼントとお菓子のどっさり入った箱もおっけー…!」
        「山積みにしてあるとテンションあがるなー…よーしそれじゃあ…」
        「「飾ろう!」」 -- 2020-07-15 (水) 22:49:29
      • 飾ろう飾ろう飾る事になった。
        どこにそんな体力残っていたのかここからが速い!

        「ツリー飾るよー!」
        「飾るぞー!」
        どんな部屋でもクリスマスツリーがあればクリスマスっぽくなる
        だからクリスマスツリーの飾り付けは最優先事項!

        金銀の玉に天使、小さなサンタとトナカイ。
        千歳が毎日開けたアドベントカレンダーから出て来た鈴や妖精も飾る

        「サンタがサーフィンしてる…?」
        「南半球のサンタクロースはサーフボードに乗ってやってくるんだってさー」
        へー?と感心しつつサーフィンサンタクロースを飾り
        綿で作った雪を盛り、赤や青に輝くモールを飾る
        「モールは壁にも飾りたいな……」
        「ナイスアイデーア!」
        壁にも飾る事になったそして……

        「最後は任せたぞ!」
        「任せられた!とぉ!」
        ツリーの天頂に金の星が輝いた。クリスマス飾り最大の見せ場大きなお星さまだ! -- 千歳 2020-07-15 (水) 23:07:23
      • 「そしてーライトオン!」
        2人のアパートの部屋の窓がぱっと輝いた。
        普段の倍は明るい。いやきっと10倍は明るい。
        古くて電灯をつけるアタッチメントすらないようなボロアパートが光に満ちて輝いている。

        「おおー…」
        「めっちゃクリスマスだー…」
        2人とももっとド派手で煌びやかなパーティ会場は、うんざりするほど見てきたが。
        自分たちのためのパーティ会場はここだけだ。
        しばし見惚れる2人、ユーニスは千歳のあたまにサンタ帽子をのせて、自分も帽子をかぶった。

        「えーと、これが…ここ?パーツの違いがわかんないよ」
        「それは壁だ、屋根はこっちのパーツ、うんパッケージ通りってほどじゃないけど
        結構いい感じだ」
        「でもちょっと寂しいなー…ペンギンさんも追加だ」
        追加されるなんか見たことあるようなペンギンの4人組…。ペンギンズのクリスマスの砂糖菓子だ。
        「あれ、そんなのセットに入ってたっけ…」
        「へへーお菓子は一杯かったからねー。よーし隊長、ジンジャーブレッドハウスを占拠するんだ」
        砂糖のペンギンズをあやつって遊び始めたぞこいつ。 -- ユーニス 2020-07-15 (水) 23:54:48
      • 「いかん!このままでは砦が落ちてしまう!」
        慌てて戦力になりそうな者達を捜す千歳。
        そして見つけたのが……
        「行けヒーロー軍団!」
        「おおっ、ヒーロー軍団登場!」
        ずらりと並ぶ、スーパーマンにバットマンなぜかジョーカーもいる
        千歳が並べたのはアメコミヒーローのグミであった
        買ったのは当然ユーニス
        ともあれ千歳もノリノリであった。
        きっと人形遊びが好きな子だったのでしょう
        ………
        ……

        二転三転の展開の後、ペンギンズとヒーロー達は協力しゴジラ(クッキー)に立ち向かっていた
        「いやーつい遊んじゃうねー」
        「楽しすぎる…でも、そろそろ準備の続きをしないとな?」
        「あ、お菓子だけじゃなくケーキと七面鳥も出さないと!」
        つい遊んでしまったが準備は途中。このままだと本当にクリスマスが終わってしまう -- 千歳 2020-07-16 (木) 00:21:24
      • 「クリスマスと言えば御馳走だもんねー。
        …でも、ほんとに日本だとフライドチキンとケーキなの?」
        ケンタッキーとケーキとワインが日本式のクリスマスの御馳走だって話したら。
        ケーキはまだわかるけど、KFCは無いわーってユーニスに言われたので、
        チキンのポジションには七面鳥が収まった。
        スーパーのセールで買ったローストターキーなので、あまり差があるとは思えないが。
        っていうか、全身胸肉みたいにパサパサしたターキーをなぜアメリカ人はやけにありがたがるのか。 -- ユーニス 2020-07-16 (木) 00:36:40
      • 「アメリカのクリスマスだ……」
        灯を落とした部屋の中央
        普段使い慣れたテーブルがクリスマスの輝きに満ちていた
        テーブル中央に鎮座するターキーとクリスマスケーキ
        その周囲を飾るカラフルな菓子類。
        そして、それらをクリスマスキャンドルが照らし出す。
        まさにアメリカのクリスマスがテーブル上に出現していた

        「アメリカだからね!ウェルカムトゥアメリカ!メリークリスマス!」
        「あ!メリークリスマス」
        二人の声と同時にクラッカーが鳴り弾け、カラフルな紙テープが宙を舞う
        ※キャンドルの炎は避けました -- 千歳 2020-07-16 (木) 01:00:00
      • 「エッグノックでかんぱーい」
        「かんぱーい」
        カクテルグラスにシェイカーからエッグノックを注ぐ
        「飲むのは初めてだ、これが噂のエッグノックか…」
        この時期、お店でもよくみたし、アメリカの伝統的なクリスマスドリンクってことは
        千歳も知ってる。
        「これが伝統の味ってやつなんだな、歴史を感じる」
        牛乳、生クリーム、卵、砂糖、そしてバーボンのカクテル、シナモンとバニラエッセンスも
        入って甘いキャラメルラテのように飲みやすい。
        「うん、初めて飲んだけど結構いいじゃん、作った私の腕もいいのかな」
        「えっ…。これ、ユーニスんちのレシピとかじゃないの」
        「クックグランマのレシピだよ」
        ラップトップに表示される、有名なおばあちゃん料理ブロガーの動画。
        「まぁいいか…」
        「はーっもっとバーボン利かせてもいいかなー!」
        ………
        ……

        深夜まで働いて腹ペコだった2人、カロリーも糖質も気にせずにお腹いっぱい御馳走
        をたべても、まだまだお菓子もケーキも残っている。
        テレビには、ナイトメア・ビフォアー・クリスマスが流れている。
        ホリデーシーズン名物のクリスマス映画エンドレス特集ってやつだ。
        「はいこれ、千歳にメリークリスマース!」
        手渡されるでっかいプレゼント箱、上にはクリスマスカードも添えてある。 -- ユーニス 2020-07-16 (木) 01:30:06
      • 「あ、ありがとう?大きいな……」
        プレゼントを受け取りながら、千歳は目を伏せた
        何か迷っている様にも見えるが……

        「チトセどうしたの?」
        「うう…私からもあるのだが……」
        言って千歳は机の下から10cm四方ほどの小箱を取り出した
        赤いリボンにピンクの包み。ユーニスと同じにカードも添えられている。 -- 千歳 2020-07-16 (木) 01:52:11
      • 「ありがとうチトセー!」
        嬉しそうにユーニスは千歳にハグをしてプレゼントを受け取る。
        プレゼントの大きさなんて問題じゃない。こうして送り合う心が大事なのだ。クリスマスだし?
        「えーと、なになに、’’いつも私を助けてくれてありがとう、最高の友達ユーニスへ’’
        えっへへー、どういたしましてチトセー」
        「声に出して読むなよ!恥ずかしいな…」
        千歳のクリスマスカードをツリーに飾るユーニス。千歳がユーニスのクリスマスカードを開くと
        めちゃめちゃ長文でなんかラブレターみたいなことが書きつられねてあった。
        「さあさ、プレゼント開けてみて、きっと喜ぶと思うよ」 -- ユーニス 2020-07-16 (木) 02:07:12
      • 「あ、ああ……」
        あまりに情熱的な文面に思わずぼぉっとなってしまったが
        コイツ(ユーニス)が書いた文章なんだぞと振り払う

        一先ず、促されるままリボンを解き包装を解いてみる。
        微妙な既視感。こんなサイズの箱をどこかで…と思っていたら
        「これは…炊飯器じゃないか!しかも日本製!」
        日本製の全自動炊飯器だ。勿論アメリカ仕様だから電源は対応してる -- 千歳 2020-07-16 (木) 02:20:41
      • 「ふふん、日本のライスには専用の調理器具が必要なんでしょ。
        チトセはよく日本のライスが食べたいって言ってるから、どう?これで食べ放題だよ」
        しかも、硬水を軟水に変える浄水器がセットでついている。 -- ユーニス 2020-07-16 (木) 02:29:26
      • 「もう…おまえと言う奴は……」
        ユーニスはこの間のキャンプでの事を覚えていてくれたのだろう
        それを考えると嬉しさやら恥ずかしさやらがごちゃ混ぜになり
        顔が熱くなってしまう

        「…あ、私のも開けていいぞ……」
        顔を見られたくないと、伏せたままユーニスに促した

        ユーニスがリボンと包みを解いたのなら
        中から出てくるのは、この街でも有名な貴金属店のロゴの入った小箱
        そして小箱を開き出てくるのは……

        「小粒だが…相手との絆を深めてくれるパワーストーンらしいぞ」
        細かな紋様の入った指輪。その中央には小粒の宝石が埋め込まれていた -- 千歳 2020-07-16 (木) 02:42:56
      • 「おおう、これは…」
        小箱を開けたユーニスは、なんだか驚いたように指輪を見つめる。
        嬉しかったらすぐに抱き着いてくるようなやつなので、なにか気に入らなかったのか
        ちょっと心配になって、千歳がどうした?って聞くと。
        「ねえチトセ、さっきのライスクッカー開けてみてよ」
        「ん?今か?」
        不思議におもいつつ、千歳が言われた通りにしてみると。
        炊飯器の釜の中に、千歳がユーニスにプレゼントしたのと同じ小箱が。
        「実はサプライズでもう1個プレゼント用意してたんだ」 -- ユーニス 2020-07-16 (木) 02:52:58
      • 「この箱…?」
        箱を見た瞬間、不思議な感覚が過った。予感にも似た不思議な感覚
        僅かに視線を上げユーニスの方を見れば、早く早くとでも言う様に尻尾を振っている様に見えた
        だから千歳は思い切って小箱の蓋を開けてみる、すると……

        「指輪だ…これ……」
        千歳がユーニスに贈った物と全く同じ指輪が入っていた
        なんと言う偶然なのだろう。同じ物を贈りあってしまうなんて
        しかしこれはこれで良い思い出になる。

        「ユーニスありがとう、贈り物が重なるなんて偶然あるんだな。サプライズすぎるよ……」
        喜び混じりの苦笑を浮かべ礼を告げる千歳だが…… -- 千歳 2020-07-16 (木) 03:04:57
      • 「んふふっんふんふふ…」
        「な、なんだよいつにもましてにやけ面して…」
        おまけにサンタ帽子まで被ってて最高にアホっぽい、不意に千歳の手を取ると。
        「えへへ、つけてあげるよー」
        そして有無を言わさず、左手の薬指に指輪はめる奴。もちろん自分もしっかりはめてるので。
        「結婚指輪!!」 -- ユーニス 2020-07-17 (金) 00:54:26
      • 「あ?ありがとう」
        映画やドラマでこんなシーン見た事あるなと思いつつ付けてもらうのだが……
        続くユーニスの言葉で目が<●><●>こんな風になった

        「マテ?なぜ結婚指輪?これは親愛の証で……」
        「あれ?あれれ?チトセもそう言うつもりで私にくれたんじゃないのー?」
        そう言うつもりってどう言う意味なのだろうか?
        何かおかしい。微妙に話が噛み合っていない気がする

        「だから私はお店の人に相談したら……」
        「私もお店の人に相談したよ?」
        「…いつも世話になってるパートナー(相棒)みたいな友人に贈る指輪って」
        「一緒に暮らしてるパートナに贈る指輪って」

        この瞬間千歳は思った、英語って難しい…と -- 千歳 2020-07-17 (金) 01:15:58
      • 「ああ、もしかして2ブロック先の宝石店かな。
        あそこ小さいけど結構雰囲気いいよねー、へへへ。黒髪でおさげが似合う
        背は低いんだけど実はちゃんと大人な感じの、カワイイ女の子に送る最高に特別な指輪が
        欲しいんだよねってーって相談したら、これをくれたってわけよー」
        プロの人すごいねーって無邪気に笑いながら、指輪をつけた手のひらをくっつけ合わせる。 -- ユーニス 2020-07-17 (金) 01:47:09
      • 「……まったく」
        千歳はユーニスと手を合わせながら顔を赤く染めていた
        ユーニスの説明はどの角度から誰が聞いても恋人の事を語ってる風にしか聞こえない
        しかも当人の前で話す様な内容では無い。褒め過ぎで恥ずかし過ぎる。

        先程のクリスマスカードもそうだったが
        なぜこんなにも情熱的な言葉がスラスラと出てくるのだろう
        この情熱的な言葉を店の人に話したのならそう思われるのは当然の事
        そして、時系列的に千歳が店に行ったのはユーニスの後なのは確実
        流れ的に勘違いされるのは当然の事。

        「二人の結婚指輪だよ!贈り合ったのがクリスマスなんてAwsome(サイコー)!」
        「はぁ……」
        千歳は溜め息一つすると合わせた手を離し、薬指に嵌った指輪を外し始めた

        ユーニスの事は好きだし、特別な存在と思ってはいる
        しかし、結婚指輪を嵌め自己主張するにはまだ迷いがある
        この好きが「LIKE」なのか「LOVE」なのか。今の自分にはわからない
        そんな曖昧な気持ちのまま指輪を付け続けるのはユーニスに悪い気がするし……
        …何より恥ずかしい…… -- 千歳 2020-07-17 (金) 02:14:05
      • 「外しちゃうのー?」
        「か、勘違いされたら困るだろ、って重い」
        顎を乗っけておねだりする犬みたく、肩に顎を乗せてくるユーニス。
        「ぬーん…」
        で、いつも持ち歩いてれば文句ないだろって、キーチェーンに通す
        「ああ、これだとポケットの中で傷ついちゃうかな…ユーニス?」
        ユーニスは、後ろから手を回してキーチェーンをとると、ネックレスみたく
        首元にかかげて。
        「こっちの方がいいよ」
        おさげ髪を指先で背中へ流してやると、クリスマスライトに照らされて指輪が輝いた。
        -- ユーニス 2020-07-17 (金) 22:16:40
      • 「…いいな」
        胸元で輝く指輪を見れば千歳は短く答え頷いた
        「コレ(指輪)のお陰で命助かったら、私の事感謝してねー?」
        「どういう状況だよ?って…?何してる?」
        一言多いユーニスに苦笑するも。見ればユーニスも自分の指輪を外していた

        「うん、千歳がその気になった時、私ももう一度指輪を嵌めるよ」
        「そうか……、なら私が首にかけてやる」
        千歳と同じキーチェーンに通した指輪を、ユーニスの首から胸元へ
        金の髪を後ろへふわりと払えば、もう一つの輝きが生まれた -- 千歳 2020-07-17 (金) 22:39:47
      • 「へへぇーありがとうチトセ」
        そして千歳の手を取ると、引っ張って立ち上がり。
        「ねえ、踊ろうよ!」 -- 2020-07-17 (金) 23:41:45
      • 「踊るって、こんな時間にか?」
        「こんな時間だからだよ」
        言ってユーニスがステップを踏めば千歳も合わせステップを踏む
        TVからはいい感じの曲が流れ始め、そのまま踊れと言わんばかりだ

        「うんうん、やっぱりチトセは踊りの才があるねー」
        「褒めてもこれ以上何も出ないぞ?」
        ユーニスが腰を支えれば、千歳は後ろに身を反らす
        そして手を引かれ一気に起き上がり、そのまま顔と顔が近づく
        熱を帯び潤んだ瞳で千歳を見詰めるユーニス
        もし観客が居たのなら、二人の情熱的なダンスに拍手が起きていた事だろう -- 千歳 2020-07-18 (土) 00:00:53
      • そのまま唇が近づきそうになって…。
        「酒くさいな…エッグノックにバーボン入れすぎじゃないのか」
        「へへーチトセも顔真っ赤だよ」
        離れようとする千歳を引き寄せる
        「もう一曲踊ろう!」
        「まだやるのか!?」
        「朝までねー!」
        「ええっ」
        「クリスマスだもん!」

        すでに午前3時を過ぎているが、まぁいいだろう。夜明けまではまだ時間がある。
        そして、眠らない犯罪の街も、この日ばかりは静かだった。
        一つだけ明るく灯った窓に2人の影が踊った。

        -- 2020-07-18 (土) 01:23:15
  •   -- 2020-07-13 (月) 06:17:21

  • 街がクリスマスムード一色になるのはアメリカも日本も同じわけだが。
    12月に入ってからのクリスマスっぷりは、もはや狂気にも近かった。
    街1個丸ごと商店街のようなモール内に巨大なツリーがそびえたち、クリスマスソングがエンドレスに流れ続ける。
    バルーンのサンタとトナカイがクリスマスライトの中に浮かんで、床までクリスマスカラーのポスターがびっしりだ。

    「あ、お菓子の家セットみっけ、こっちのキャンディー5個1ドルだって買っとこ!」
    ショッピングカートに、ぽいぽいお菓子を放り込んでいくユーニス。
    大型ショッピングモールの中は、クリスマスの買い物客でごった返している。 -- ユーニス 2020-07-13 (月) 21:54:41
    • 「これがジンジャーブレッドハウスのキット!一度作ってみたかったんだ!」
      ジンジャーブレッドハウスはヘクセンハウスとも言うキリスト教圏では定番の季節菓子
      クッキーで作った家にカラフルな菓子を飾り付けをして完成させる、まさにお菓子の家。
      千歳も書籍やネットの画像では見た事はあったが、実物を見るのは今日が初めて
      テンションが上がってしまうのは当然の話だ。

      「んふふ、チトセは、アドベントカレンダーも毎日開けてたもんね!」
      「う、うるさい」
      アドベントカレンダーは24の窓があるクリスマスカレンダー
      12月1日から毎日窓を開け。開けた中にはキャンディーやクリスマス飾り等が入っている
      そして24個目の窓が開いたその日が…クリスマスイブ! -- 千歳 2020-07-13 (月) 22:12:20
    • 「寝るときにちゃんと靴下も吊るしておくんだよーへっへっへ」
      クリスマススイーツの入ったブーツもカートに放り込む。
      さっきからお菓子ばっか買ってる。 -- ユーニス 2020-07-13 (月) 23:00:45
    • 「わ、私はそこまで子供じゃないぞ」
      言いながらジャンボマシュマロを放り込む。実は吊るすつもりだった千歳さん。
      他にもカラフルなグミやチョコブラウニー等、菓子類をカートに放り込んでいく。

      「しかし……」
      「チトセどうしたの?」
      「買ったはいいが、どうやって持って帰るか?」
      カートいっぱいに買い込んだ菓子類。
      袋詰めにしても二人で持つには手が足りない。

      「あ!あれ借りてくるー!」
      「あれって…オイ!?」
      工事現場から猫車を借りてきたユーニスであった -- 千歳 2020-07-13 (月) 23:21:37
    • 「へへへ、これでもっと買い物できるよ!」
      「カートゥーンみたいな絵面になってるぞ」
      猫車にクリスマスグッズを山盛りにしてはしゃぐユーニスをみて、家族連れの子供は
      あのおねーちゃんクレイジーだって笑ってた。 -- ユーニス 2020-07-13 (月) 23:31:56
    • 「はぁ、まぁいいか」
      「よーし!次はクリスマス飾り買うよー!」
      溜め息する千歳とおーっと腕を上げるユーニス
      クレイジーな光景ではあったが、今はクリスマスシーズン
      街中にはもっとクレイジーな連中が闊歩している
      猫車を押して買い物なんて可愛い方であった
      ………
      ……

      「あ、その、なんだ…荷物任せてもいいか?」
      一通りの買い物が終わった頃、千歳が急にそわそわし始めた
      「んーいいけどどうしたのー?」
      「ちょっと用事を思い出した!」
      なら仕方ないねーと走っていく千歳を見送ると
      ユーニスは猫車をカラカラ押したながらアパートへ戻って行った
      ちなみに猫車は後日ちゃんと返却しました -- 千歳 2020-07-13 (月) 23:47:28

    • 誰も彼もが浮かれて騒ぐホリデーシーズン。浮かれ騒ぐ人がいれば、彼らを騒がせるために
      働く人もいる。ちなみに千歳とユーニスは働く側。
      「ハッピーホリデー、楽しんでいってねー」
      今日何度目かわからないセリフと笑顔で、ユーニスと千歳はパーティー客に愛想を振りまく。

      「クリスマスでもやっぱりいつものビキニなんだな…」
      「そんなことないよ、ほら、サンタ仕様だよ?」
      クリスマスパーティーのファミリー向けじゃない奴は、街全体が金と歓楽で成り立つ
      サンアッシュクロスの名物の一つでもある。
      この時期、ホールスタッフの仕事には事欠かない。

      「っていうか、何でお前がとってくるバイトはこんなのばっかなんだ」
      「仕事があるだけありがたいんだよー」
      「それはそうだが…」
      ぼやきつつも、パーリナィする人々の間を器用にすり抜け、酒を運び、注文を取り
      セクハラをいなす。慣れたものだ。

      ちなみに、童顔低身長で、おまけに東洋系で美少女の千歳の受けがすごく良いらしく。
      ユーニスは、バイトの交渉をするとき、私を雇ってくれるならこの子もセットだよって言ってる。 -- ユーニス 2020-07-14 (火) 00:02:17

    • 「顔が笑顔で固まりそうだ」
      「チトセは笑顔が可愛いからいいじゃない、あう」
      肘で鳩尾打たれた。
      ………
      ……

      「…良く出来た像だな……」
      そしてまた別のパーリィ会場に来たのだが
      ステージ横に大剣を持った金の像が立っていた
      筋肉の質感と躍動感、まるで生きている様だ
      「あれは人間だよ」
      「マジか!?」
      「三時間くらい像として立つ仕事なんだって、時給いいらしいよ?」
      「…やらないぞ?」
      ユーニスがバニー像と言い出す前に念を押した -- 千歳 2020-07-14 (火) 00:18:07
    • ………
      ……

      「映画でみたことあるな、小さな子を抱いて一緒に写真撮ってくれるサンタ。実在するんだ」
      「うん、定番だね。日本だと居ないの?」
      「少なくとも、ビキニのトナカイ女を横に侍らせたサンタはな」
      ちなみに全米でもサンアッシュクロスならではである。
      付け髭に伊達眼鏡のサンタクロースの膝にのって、満面の笑みを浮かべるお坊ちゃんの
      左右で、セクシーなトナカイコスを着たユーニスと千歳も笑う。 -- ユーニス 2020-07-14 (火) 00:22:56
    • ………
      ……

      「世界は広いな」
      「そうだねー」
      死んだ目で笑顔を浮かべるユーニスと千歳
      先程のおぼっちゃまにも驚いたが、まだ可愛い方であった

      「HAHAHA!メリークリスマス!」
      高級ブランドなスーツにサングラスの男がTVカメラに向かって大きな笑い声をあげた
      男の左右にはサンタバニーが数十人づつ。ユーニスと千歳はその中の二人……

      「私もバニーをはべらせたい…チトセー」
      「こんな所で絡むな絡むな」
      なんか二人に特別手当が追加された -- 千歳 2020-07-14 (火) 00:38:01
    • ………
      ……


      そして赤い衣装から一転、真っ白なエプロンにヘアキャップ、マスクに手袋姿で
      白い照明に白い壁と床。華やかなのはベルトコンベアを流れてくる毛をむしられたターキーの血肉の色だけ。
      「……」
      「……」
      2人は黙々と、流れてくるターキーの胴体からもも肉を切り離す。
      そして背後のトレイを積んだかご車が満載になると、床に書かれたラインにそって
      大渋滞するハイウェイのごとくかご車が並ぶ広大なスペースへ運んでいく。
      「……」
      「……」
      そしてまた、黙々と作業を続けるのだ。
      大量消費社会のバカ騒ぎは無言の労働によって支えられていた。 -- ユーニス 2020-07-14 (火) 00:49:49
  •   -- 2020-07-13 (月) 06:17:17

  • 真っ暗な山道を再びサイドカーが昇っていく。
    ヘッドライトが照らす前方の樹々と藪の中の砂利道以外、何も見えない。
    運転してるのはユーニスだ。
    「なぁ、ほんとに道あってるのか…?」
    「一本道だもん、迷わないよ」
    そう言われても、土地勘のない千歳には道と森の区別もつかず、
    闇の中を進んでいるようにしか見えない。 -- 2020-07-10 (金) 23:16:20
    • 先程ユーニスが収まっていたサイドカーに今は千歳が収まっている
      ただ座っているだけと言うのは返って落ち着かない
      しかも真っ暗な山道。
      バイクよりも低い視界はなんだかジェットコースターに乗ってる感覚になってくる
      「なぁ、この道……」
      「あってるってば、んふふ」
      千歳が再び問うとユーニスが笑った
      「な、なんだ?」
      「チトセも結構しゃべるなーって思って」
      「むぅ……」
      サイドカーに座ると人は口数が増える物なのかもしれない -- 千歳 2020-07-10 (金) 23:31:12
      • 「そろそろつくよー」
        ユーニスがそう言うと、目の前が急に開けた。森を抜けて月明りの差す丘を登っていく。
        真っ暗闇に慣れた目には、それだけでもまぶしかったが。
        やがて丘の頂上へたどり着くと、眼下に眩い光が地平線まで広がった。

        山腹にある峰の上から、街を一望できる場所に到着したのだ。
        「ふふっ、どうよ知ってる人もほとんどいない、めっちゃ穴場だよ。
        近くに道路もないからね。車じゃこれないし」
        急に明るくなったので、ユーニスのドヤ顔も良く見える。 -- ユーニス 2020-07-11 (土) 00:00:26
      • 「お、おお、これは……」
        言葉が続かない。この感動を表現する言葉が見つからない
        大地に光の海がある。光の一つ一つがサンアッシュクロスの賑わいの輝き
        「すごいな……」
        これがやっと千歳の口から出た言葉。
        詩人ならばここで詩の一つでも紡ぐのかもしれないが……
        生憎、千歳はそこまで洒落た言葉を紡げる語彙を持っていない

        「…私達のアパートはどっちかな?」
        この風景を見ていると、ユーニスのどや顔すら許せてしまう
        なにより、どや顔をしたくなるのも当然の光景だから -- 千歳 2020-07-11 (土) 00:18:41
      • 「海があっちの方だから―あの辺?真ん中らへんがカジノかな、よくわかんないや」
        適当に指さしてみるが、街灯もビルの灯も遠目には区別がつかない、みんな混ざり合って一つの光の海に溶けている。

        「あの灯、殆ど知らない人達の灯ばっかりなのに。遠くから見てるとなんでだろう
        妙に懐かしい感じがするんだよね。私達の家の灯も、あの中にあるからかな…」
        「うちの灯は消してるから、無いだろう」
        「あ、そっか」
        戸締りとガスと電気の消し忘れは、わざわざ戻って確認したので確実である。

        「でも、そうだな…。昔、留学が終わってアメリカから日本に帰る飛行機で。
        東京の灯が飛行機の窓から見えたとき、懐かしく見えたな。私の家は東京にないのに…」
        遠い街明かりは、記憶の中にある灯だからなのか。
        こんな夜景を見ていると、どうしても、気持ちが遠くに向いてしまうようで。
        チュッと、音がして、ユーニスが不意打ちみたくキスしてきた。 -- 2020-07-11 (土) 02:18:38
      • 「えっ?」と思うも口から言葉は出ない。
        口は唇で、ユーニスの唇で塞がれてしまったから
        ユーニスとは何度も唇を重ねているが、これは卑怯すぎる
        こんな状況でこんなキスをされたら、いつもの様に振り払う事なんで出来ない
        天には星の輝き、地には街の輝き。しかも二人きりの状況
        はっきり言ってロマンチックすぎる。

        いやまて?
        コイツにこんなロマンチックな事が出来るか?これはもしかたら夢なのかもしれない。
        考える考える。考えるが。口付けの熱は千歳の思考は蕩かし……
        思考が蕩け落ちる前に唇が離れ、千歳を現実へ返した

        「はぅ…いきなりなんなんだ……」
        ユーニスを睨みいつもの調子でも言うも、微妙に覇気が無い。 -- 千歳 2020-07-11 (土) 02:38:25
      • 「んー…ふふっどっか遠くみてたから。キスしてほしいのかなって」
        ユーニスの方は、いつもの調子でなんだかゆるーい笑顔で笑っていた。 -- ユーニス 2020-07-11 (土) 02:48:27
      • 「…なっ?」
        千歳の顔が一瞬で真っ赤になった。頭から湯気出そうな勢い
        台詞もそうだが、ユーニスの笑顔にトキメイてしまった自分が恥ずかしいから
        だからとりあえず……
        ユーニスを両手でポコポコと叩いてみた
        -- 千歳 2020-07-11 (土) 20:57:21
      • 「へへへー照れないでハグしてもいいんだぜー?」
        そういうとこもカワイイよマイスゥイートとかからかってたら、ポコポコが
        強めのチョップになって、ユーニスはオゥっと鳴いた。 -- ユーニス 2020-07-11 (土) 21:50:16
      • 「まったく…ふざけてないでそろそろ戻るぞ、ふぁ」
        拗ねる様に言うと、欠伸一つしてバイクの方へ歩き始めた
        しかし……

        「ちょっとまってー!」
        「わっ?」
        不意にユーニスが千歳の腕を掴んだ。
        いきなりだったので後ろに転びそうになったが、ユーニスがそのまま支えた

        「もう、なんだよ」
        頭をシャフ度に傾けながらユーニスを見れば
        大き目な胸の向こうで、なにやらニヤニヤとしていた
        これは何か悪だくみを思い付いた顔だ…… -- 千歳 2020-07-11 (土) 22:06:43

      • 「寝袋持ってきてたのか…」
        「山の上は冷えるからねー」
        野原にペア用寝袋を広げると、山を丸ごとベッドにしているようだ。
        「夜景は見えないな…」
        「でも、星空もキレーでしょー」
        空の真ん中に月がかかり、控えめな雲が月色に染まっている。
        街の明かりは遠く、星空が近い。 -- ユーニス 2020-07-11 (土) 22:23:10

      • 「手を伸ばせば届きそうだ……」
        ぼんやり呟くと千歳は星空に手を伸ばした
        暗闇の中に浮かび上がる白い腕
        その先にある手が何度か開いて閉じるを繰り返す
        「掴めそうで掴めないな……」
        見た目近そうでも、星は遥か彼方にある
        掴めるわけがない

        そこへもう一つの手が並んで伸びてきた
        ユーニスの手だ
        「空の星は無理だけど、別の星なら掴めるかもね?」
        「別の星?」
        千歳がユーニスの方を向くと
        同時に振り向いたユーニスがニッと笑った -- 千歳 2020-07-11 (土) 22:40:22
      • 「’’スター’’ね…なれるかな…」
        「なれるよ」
        「その前にまずステージに立てるようにならなきゃな…」
        「それも大丈夫だってー」
        「…お前は気楽だな」
        「なんでか知りたい?」
        そういうと、ユーニスは千歳の手を包むように握って。
        星空に手を伸ばしたまま、手をつなぐ。

        「チトセに出会ったからだよ。
        私の気持ちが分かる人なんか、きっと一生出会えない、親友なんてできないって思ってて。
        でもある日、なんの関わりもない、日本からきたチトセに偶然であって親友ができちゃった。
        奇跡ってちゃんとあるんだよ」
        相変わらずゆるい笑顔だけど、繋いだ手が熱くて。それは彼女の本心から伝わる熱で。 -- ユーニス 2020-07-11 (土) 23:17:35
      • 手が熱い
        熱は手から腕へ、そして体へと広がっていく様で……
        手を繋いでいるだけなのに、ユーニスと一つになって行く様な感覚

        「…奇跡か、そうだな…そうかm……」
        「チトセ?」
        言いかけた千歳の言葉が止まった。
        そして間を開けて、千歳がもぞりと動いた

        「抱き枕になってやる!こ、今夜だけだぞ?」
        言って、千歳がユーニスに身体を押し付けてきた
        「チトセ!」
        「夜は冷えるからな?風邪をひいたらバイトが出来ない」
        言った千歳の身体は妙に熱かった -- 千歳 2020-07-11 (土) 23:34:37
      • こんなとこ誰かに見られたら恥ずかしくて死にそうになるとこだが。
        今夜は2人だけの専用席で。

        静かな夜に寝袋にくるまっていちゃついていたら、寝落ちてしまい。
        空の白むころ、キャンプに戻り、2人して震えながら冴えないモーニングコーヒーを啜ることになった。
        風邪を引かなかったのは幸いだった。 -- 2020-07-11 (土) 23:52:30
  •   -- 2020-07-10 (金) 23:10:37

  • 山道を、ミリタリー仕様のサイドカーが登っていく。
    高いセコイアの梢から、強い日差しが降り注ぐ。サマーシーズンが終わっても9月のサンアッシュクロスは
    まだ夏のただなかである。

    「重い…おもいー…おーもーいー」
    サイドカーに乗ったユーニスが不満げな声を出した。サンドバッグみたいな荷物に潰されて窮屈そうだ。 -- 2020-07-07 (火) 23:11:51
    • 「えい、少し静かにしろ。それしか言えないのか」
      バイクのハンドルを握った千歳がユーニスを見ずに言う。怒っていると言うよりは溜め息の混じる口調。
      かれこれ一時間近く同じ事聞き続ければこうもなるだろう。
      もっとも、サイドカーに二人分のキャンプ装備一式を積み込むと言うのが無謀ではあるのだが……
      今出来るのは、少しでも早く目的地に到着する事だけ。 -- 千歳 2020-07-07 (火) 23:30:14
      • 「だって、重いんだもん」
        曲がりくねった山道が続く。セコイアのまっすぐ並んだ柱のような幹の間から、輝く湖面が遠目に見える。
        2人は久々の連休にキャンプにきているのだ。
        街の北部に広がる、ワークロック、ルルカンマレの山脈の中にあるルチオ湖は有名なキャンプ地だ。
        セレブから、低所得者層まで、分け隔てなくキャンプに、BBQ、水遊びを楽しみ、自然と触れ合える。
        山中に、ギャングやマフィアやヤク中のヒッピーの隠れ家が多数点在しているが、整備されたキャンプ場周辺は安全。

        やがて、道の先に、整備されたキャンプ場の一つがみえてきた。
        大型キャンピングカーが何台も泊まれる、バスターミナルみたいなオートキャンプ場、手入れの行き届いた広大な芝生、ログハウスのロッジ。
        高級レストランも出店しているグランピングハウスも立ち並ぶ。 -- ユーニス 2020-07-07 (火) 23:52:03
      • 「やっと見えてきた。あそこだな?」
        目的地らしき場所が見えれば、気分は晴れ道中の疲れも吹き飛ぶと言うもの
        ログハウスに高級レストラン。あの場所で過ごしす休暇はきっと楽しい物になるはず
        だから少しでも早く到着したいと、アクセルを捻りバイクを加速させる

        スムーズな駆動音はエンジンの整備が行き届いている証。
        BMWのマークが入ったミリタリー仕様のサイドカー
        レンタカー屋のお爺さんは大戦中に使われていた物と言っていた
        確かに、大戦中を舞台に冒険する考古学者が登場する映画で似た物を見た記憶はあるが……
        千歳はそこまで詳しくはない。
        ユーニスはレンタカー屋のお爺さんとなにやら盛り上がっていたが……
        -- 千歳 2020-07-08 (水) 00:13:19
      • なんで街のレンタカー屋に、ミリタリーファン垂涎の品が普通にレンタルされていたのか。
        きっとアメリカだからだ。しかもレンタル料が車より安かった。

        「違うよ」
        振り返る千歳にユーニスは
        「HAHAHA、キャンプの後にタダ働きしてもう2〜3泊してく?
        きっと最高のキャンプになるね。うちらのキャンプ場はあっち」

        本場のアメリカンジョークをかましつつ、舗装もされていない脇道を指さす。
        「大丈夫だって、この先に山小屋があるんだ。昔お爺ちゃんに連れてきてもらったから
        ちゃんと道も分かるよ」 -- ユーニス 2020-07-08 (水) 00:21:08
      • 「ここじゃない…のか…?」
        サイドカーを停止させると、<●><●>な視線をユーニスとキャンプ場の間で何度も往復させる
        冗談であって欲しい。人々がバカンスを楽しむ場所を通り過ぎ、自分達はさらに山奥へ進まなくてはいけない
        何の冗談だろう?
        「マジか…?」
        千歳の問い掛けにユーニスはニコニコしながら頷いた。

        「はぁ……」
        溜め息一つすると千歳は転寝していたバイクを起こした。 -- 千歳 2020-07-08 (水) 00:34:15

      • 原生林みたいな山の中の道を進んでいく。薄暗さが増した気がする。
        「ふんふふんふー」
        ユーニスは暢気に鼻歌など歌っていて。道自体は一本道で迷いようがないが。
        進めば進むほど、さっき通り過ぎたキャンプ場とは真逆の世界へ入っていくような不安感がつのる。 -- ユーニス 2020-07-08 (水) 00:42:31
      • 「まったく……」
        本日何度目かの溜め息するとバイクのヘッドライトを点灯した
        道が見えない程の暗さではないが、先に何があるかわからないのと
        獣除けになるだろうと言う判断

        「なぁ…こっちであってるのか…?」
        ここまでずっと一本道。むしろ一本道過ぎて何か怖くなってきた -- 千歳 2020-07-08 (水) 00:58:24
      • 「ぐぅー…すぴぃー…」
        返事は寝息。散々文句を言ったサンドバックみたいな荷物を抱き枕にして、ユーニスは暢気に昼寝していた。 -- ユーニス 2020-07-08 (水) 01:00:58
      • 「<●><●>(こ、こいつは……)」
        思わず蹴飛ばしたくなったが抑えた。とにかく今は前に進む事にする
        迷子になったその時はその時だ。食料はあるしどうにかなるだろう
        食料があるって素晴らしい。

        巨大な生物の体内の様な薄暗い木々の間を無言で進んで行く
        こうしてみると、ユーニスの愚痴も無いよりはマシだったと良くわかる
        やがて時間の経過が曖昧になり始めた頃……

        「あ…?」
        ついに道が開けた。だから千歳はユーニスを足で突いた -- 千歳 2020-07-08 (水) 01:14:14
      • 「んあっ」
        「おい、起きろ。ここか?」
        山小屋と思しき、ぼろっちいログハウスもある。
        「んーんんー…もうちょい先」
        溜息一つ、バイクを徐行で先へ進ませると…。
        まぶしさに千歳は目を細めた。目を光にならすと、そこには、海のように広い湖が広がっていた。
        今にも、波の音が聞こえそうな景観に反して、静かな水音が耳を洗う。

        「おお…」
        「ね?いいとこでしょ。山小屋には水道もトイレもあるし誰でも使えるんだ」
        そして対岸を指さして。ユーニスはたのしそうに。
        「ほらあれ、キャンプ場。あっちは有料だけど、こっちは無料なの!」 -- 2020-07-08 (水) 01:24:41
      • 「…無料。ま、いいか」
        千歳の心の天秤は無料の方が重かった様です。

        「うん、水は大丈夫だな?」
        蛇口から溢れ出した透明な水が地面へと落ちていく。
        設備があっても使えなくては意味が無い。だからまずは確認する事にしたのだが
        水はちゃんと出るし、トイレも使えた。
        むしろトイレの方は利用者が少ないお陰で、心配だった匂いもさほど無かった。

        「放置されている訳ではないんだな?」
        バケツに水を組むとテント設営中のユーニスの元へ戻って来た -- 千歳 2020-07-08 (水) 01:44:49
      • 「全然、だってここは狩猟シーズンには毎年ハンターが使う場所だもん」
        テントは、すでに出来上がっていた。石で囲いを作り、焚火の準備まで済ませている。
        「見て見て!チトセ!この寝袋いいっしょー!」
        (カップル用の大きな添い寝寝袋を広げてはしゃぐユーニス) -- ユーニス 2020-07-08 (水) 01:54:20
      • 「ハンター用の山小屋だったのか…って、寝袋が一つしか無いようだが?」
        「チトセといっしょに寝るよー」
        「うん、寝袋が一つしか無いな?」
        「だからチトセといっしょに寝るよー」
        暫く見詰め合った後、ユーニスの首を軽く絞めておいた。

        「よしカレー作るぞ!」
        気持ちを入れ替え、本日の晩御飯「カレー」を作る事にした。
        「なんでカレー?」
        「日本ではキャンプ飯と言えばカレーだ」
        「ジャパニーズキャンプ飯!」
        なぜ『飯』だけ日本語?とツッコミを入れつつ準備開始。

        野菜や肉はあらかじめ切って来たので、後は炒めて煮るだけ。
        それよりも重要なのはライスだ!
        「私、飯盒でご飯炊くの初めてなんだよね……」 -- 千歳 2020-07-08 (水) 02:15:22
      • 「ライスってパスタみたいに煮るんじゃないの?」
        「それは、日本式じゃないんだ。こいつは今日の為に奮発した、コシヒカリだしな」
        「ふぅーん」
        日本産の米はアメリカのスーパーでも売っているが、高い。生活費がかつかつな2人にとって、日本産の米は高級食材だ。
        半年ぶりの米食のために、千歳は、大きな水筒の中に米を入れ、軟水のミネラルウォーターで浸水させながら持ってきた。
        というか炊くための水も、わざわざ軟水のミネラルウォーターをボトルで運んだぐらいだ。
        ユーニスが、荷物に重いーと文句を言っていたのもそのせいである。
        しかし、一度炊飯にとりつかれた千歳はとまらない。米は日本人のソウルなのだ。 -- ユーニス 2020-07-08 (水) 02:29:18
      • 「それでーどうやって料理するの?」
        「やり方は調べてきた、基本的に鍋とかで炊くのと一緒なんだ。
        まず、十分に浸水させたお米を、強火にかけて、10分ぐらいで沸騰させて…
        それから、弱火にして12分間沸騰状態を維持してだな…」
        スマホを見ながら言う千歳の横で、はやくも火にかけた飯盒が沸騰し始めて。
        吹きこぼれた水がジュウッジュウッと焚火にかかる。
        「あ、あ…っ弱火に…」
        「これでいい?」
        ユーニスが薪を何本か、火の中から引くと、火勢は一気に弱まった。
        「う、うん」
        「焚火のあつかいなら、任せなよ。俺はファイアマスターだぜ?」
        「なんでイケメン風なんだよ」 -- 2020-07-08 (水) 03:04:10
      • 普段は眠そうな顔かぼやけたわんこの様な顔をしている事の多いユーニスだが
        モデル体型と合わせ顔がいい。だからイケメン風が似合う…似合うが、一瞬しかもたない
        「…ほんとオマエもったいないよな」
        「何がー?」
        ほら、既に眠そうな戻ってるし

        さて弱火にしている間にカレーの準備を進める
        肉や野菜は炒め終えてるので、水を入れアクを取りながら沸騰するのを待つ
        「カレーのスパイスはどうするのー?」
        「今日は日本のキャンプ飯と言っただろう?」
        言って千歳が取り出したのはカレーの『固形ルー』だ!しかも日本製!

        『固形ルー』こそ、日本の食文化の極み!
        『固形ルー』は、美味しいカレーを手軽に家庭でも!と企業が努力を重ねた成果!
        固形ルーの登場によりカレーは日本の国民食へ上り詰めたと言っても過言ではない
        「んーインスタント?」
        「日本のカレーを甘く見るなよ?」
        「カレーだけに?」
        とりあえずユーニスは小突いた

        「…でだ、湯が沸騰したらカレーの固形ルーを放り込んで混ぜる!」
        「お?おお!?OMG!一気にカレーになった!」
        外人の人って驚くと本当にOMG(オーマイガッ)って言うよね -- 千歳 2020-07-08 (水) 21:20:11
      • 「ほんとに見たことなかったんだなカレー。固形ルーとか普通にスーパーに売ってるのに」
        「食べるの初めてだよ。おあっめっちゃスパイシーな香り。みためビーフシチューなのに」
        「アメリカ人の好みに合わせて肉は大き目、多めにしてみたからな。
         日本基準だと超豪華カレーだ。グレードによって具のサイズが変わるんだ」
        「じゃあ、一番安いのは具が無い奴だ」
        「ああ、たまにやる人もいる」
        「oh…。こないだの、スープだけコンソメみたいな感じかな…」
        「あれは、切なかったな…。家賃高いよな」
        時々かき混ぜながらカレーをじっくり煮込んでいく。焚火で作っているとなんでも
        不思議と美味しそうに見えてくるものだ。
        はやくはやく、とせかすユーニスをなだめつつ、じきにカレーもご飯も良い具合に仕上がる。 -- 2020-07-09 (木) 23:34:13
      • 「火の側なんだからそんなにじゃれるなって…もう少し煮込んだら完成だ」
        こうしていると本当に大きな犬だ。
        ………
        ……

        「うおおおおお!」
        「落ち着け」
        「落ち着けない!肉たくさん!肉たくさんね!」
        「はいはい……」
        ご飯の盛られたカレー皿(アルミ製)に仕上がったカレーのルーを肉多目でよそう
        ルーが皿に乗った瞬間、ご飯の白銀とカレーの黄金が焚火の炎に照らされ輝きを放ち始めた
        ユーニスのテンションが上がるのも当然、千歳だって叫びたいの堪えているのだから

        「早く早く!千歳も早く」
        「わかってる」
        自分の皿にご飯をよそいルーを注ぎ込む。最高の瞬間。
        後はもういただきますをするだけ

        「スプーンは持ったか!」
        「え?持ったけど…?」
        「じゃあ、いただきます!」
        「うん、いただきます」
        二人同時にスプーンに掬ったご飯とカレーを口へと運ぶ
        「!?」
        「!?」
        瞬間、二人はインドの神と日本の神の饗宴を見た。 -- 千歳 2020-07-10 (金) 00:10:27
  • 「んんー!なにこれ美味しい!この瞬間に好きな食べ物が増えたよ!」
    キャンプで食べるものは大体美味しい、それがカレーならばもっと美味しい。
    「BBQじゃなくてカレー作るって言いだした時、正直何を始めるんだろうって思ったけど。
    これめっちゃいいねー。どうしよう、鍋一杯ぐらい食べられちゃいそう、ライスも良い感じ…!」
    そして実際に食べそうな勢いで食べてる。

    直火がよかったのか、短時間でも、具は良い具合にカレーに馴染み柔らかく煮えて
    しっかりとカレーと一体になっている。 -- ユーニス 2020-07-10 (金) 00:31:54
  • 「気に入ってもらえてよかったよ〜、はぁ…カレー美味しい。
    やはりカレーのライスは日本の米だよな」
    潰れた饅頭の様な顔になって瞳をうるうるしてる千歳さん。
    久しぶりの日本の味。インド発祥だが、固形ルーを使ったカレーは日本料理!
    とにかく久しぶりに日本の味の堪能してるのだからこうなるのも仕方ない

    「チトセがほにゃけてる……」
    「うるさい、おかわりもいいぞ」
    「やったー!」
    この後に変な訓練はありません。
    「でも一晩寝かせたカレーも美味しいからその分は残しておけ」
    「寝かせたカレー!?なにそれなにそれ!」 -- 千歳 2020-07-10 (金) 00:47:56
  • 「明日の朝わかるさ」
    「えへーたのしみ…あっ!」
    急に気づいたように声を上げるユーニス
    「これ、ヌードル入れたらカレーヌードルだね、ゆるキャンだよ!」 -- ユーニス 2020-07-10 (金) 00:53:42
  • 「日本にもカレーに麺を入れたカレーうどんがあるぞ、でも…ゆるきゃんって?」
    「カレーうどん!?食べたい!食べたいけどチトセには先にゆるキャンの講義をしなくてはいけないようだ!」
    「講義ってなんだ!?」
    「チトセは日本人として損してるみたいだからね」
    この後、めっちゃゆるキャン△他きららアニメを講義された。

    「はふぅ〜まんぷく〜」
    「私はお腹だけでなく頭もいっぱいいっぱいだ」
    語りながら食事を進めれば時間はあっという間
    太陽は夕日と着替え、山と湖を赤く染め始めていた…… -- 千歳 2020-07-10 (金) 01:09:48
  • 対岸の山の中に、遠くキャンプ場の灯の群れが見える。灯など全くないこちら側は焚火一つだけだ。
    その焚火で湯を沸かし、コーヒーを淹れる。ドリップパックとは思えない馥郁とした香りが立つ。

    「日も暮れてきたねー」
    「そうだな…」
    特に何をするわけでもなく、倒木のベンチに座って、夕暮れを眺める。
    どうみてもパリピな見た目してるくせに、ユーニスは騒ぐよりも
    2人でこうして過ごす方が好きらしい。

    「こっちはほんとに山の中って感じだ…」
    「まわりに誰も居ないとこだからねー。……ジェイソンとか出るかも」
    「おいやめろ」
    「あははっ今のりんちゃんっぽい!」 -- ユーニス 2020-07-10 (金) 01:28:49
  •   -- 2020-07-07 (火) 23:11:40
  • コメ欄を開けておくー -- ユーニス 2020-06-22 (月) 01:41:15
  •  
  •  

ログを取っておくー Edit

独立記念パーティーで Edit

  • バックヤード
    • (グラス、空き皿などを大量に回収して流し場へ)
      やっと休憩時間だー。 -- ユーニス 2020-06-21 (日) 00:29:22
    • バニーガールってこんなにも重労働だったんだね
      (同じく清掃作業を終えて戻ってきた) -- 千歳 2020-06-21 (日) 00:36:30
    • 立ち仕事だもんねー、今日はこのまま3時までホールだねー。簡単なお仕事ほど時間がとても長く感じる…あ、でもおっきなパーティだからめっちゃチップもらっちった。やったね。 -- ユーニス 2020-06-21 (日) 00:41:32
    • 足を鍛えるにはいいけどね?でも、もっと華やかな仕事だと思ってた
      そうそうチップ!後で返せとか店に収めろとか言われない?(チップについて良くわかってない日本人) -- 千歳 2020-06-21 (日) 00:47:17
    • そんなことしたらバイト誰もこないよー。このバイトは、チップ前提で時給低いからどんどんもらってかないとね。
      ビキニ、もうちょい食い込ませてく?(きゅっと) -- ユーニス 2020-06-21 (日) 01:02:38
    • 大丈夫なんだ良かった(ほっと息を吐き)みんな気前良くくれるから、だんだん心配になったよ
      いや、まて。これでも十分すぎる(仕事のためとは言え、まだ慣れない) -- 千歳 2020-06-21 (日) 01:08:04
    • 食い込みだめー?わかった、じゃあ私達もビキニのブラを売ろう!さっき100ドルで売ってるバニーの子居たよ。めっちゃお客にウケてた。 -- ユーニス 2020-06-21 (日) 01:18:23
    • …見えちゃうかもしれないし(もごもご)100ドル!?このブラが(言って自分の胸元を見る)
      やっぱりそれもダメダメ!それにブラを売ったらその後、ノーブラ状態だよね? -- 千歳 2020-06-21 (日) 01:22:49
    • そうだよ?フロアに結構いたっしょートップレスの人。チトセも売ろうよー私が買うからー -- ユーニス 2020-06-21 (日) 01:29:48
    • え?妙に多いと思ったら(VIPへのサービスにしては妙に多い気がしていた)…まて?
      おまえが買うのかよ!(ぺしんっと裏拳でユーニスにつっこみ) -- 千歳 2020-06-21 (日) 01:34:52
    • てひっ(笑いつつ、ぽよーんと揺れる弾力おっぱい)
      でもこの衣装かわいいよねー、他のバイトもこんな感じのやつでやったら時給あがんないかなー。 -- ユーニス 2020-06-21 (日) 01:53:00
    • 揺らすな…うぐぐ(カウンターダメージ)お色気寄りな気がするけど……
      でも、可愛い衣装のバイトはしたいかな?(なんだかんだでいろんな衣装は着てみたい) -- 千歳 2020-06-21 (日) 02:01:44
    • 私らみたいのは体で稼ぐしかないからねー(言い方ってもんがある)
      可愛い衣装ねー、ビーチでドリンクガールとかー、ホットドックスタンドとかー、あと洗車スタッフの求人もあったよ。全部ビキニ着られるよっ! -- ユーニス 2020-06-21 (日) 02:12:05
    • か。身体で稼ぐのは確かだけどさ(一瞬変な想像をしたのか赤くなった)
      全部…なんとなくそんな気はしていたけど、ここの人ってビキニ好きすぎるよ
      (千歳が溜め息した直後。フロアマネージャーから声が掛かった)
      休憩時間は終わりだね、行こうか? -- 千歳 2020-06-21 (日) 02:22:11
    • うん、だってカワイイじゃん?あ、もう休憩おわりかーそれじゃあお仕事もどりますかー。
      …これ明け方までやって明日もまた午後からお仕事なんだよね。ブラだけじゃなくて下も売ったら今月働かなくていいかな…。(チトセに止められました) -- ユーニス 2020-06-21 (日) 02:44:26

7月1週 Edit

  • ロカーロ
    • 商店街
      • (一見バックパッカーみたいな恰好してるが、買い物中)
        この辺は観光客多くて、観光地価格のお店多いんだー。昔からやってて、安いお店の場所は覚えとかないとねぇ。 -- ユーニス 2020-06-21 (日) 23:05:11
      • 観光地価格?だから!あのジュース妙に高い気がした
        (つい先程、喉が渇いたと出店で買おうとしたのをユーニスに止められた) -- 千歳 2020-06-21 (日) 23:09:42
      • ビーチもカジノも近いからねー、クラットン側にいくと安いお店があるんだ
        地図を広げつつ説明する。サンアッシュクロスは観光地でもあるからか、洒落た街の地図が割とどこでも手に入る。
        なんかさっき、出店の人に黙って、スタンドに挿してあったの取ったけど、なんも言われてないから大丈夫) -- ユーニス 2020-06-21 (日) 23:28:22
      • (地図を覗き込み)いい服着てるのはみんな観光客か、おのれブルジョワめ!
        食べ物や日常品を買うならクラットン側で、稼ぐならビーチ側って事か -- 千歳 2020-06-21 (日) 23:34:06
      • そうそう、でもクラットン側はちょっと怖い人も多いから気を付けないとねー。
        (背負ってるリュックの中身はそっちのスーパーで買った食料品等々である)
        (アメリカといえば、週末に巨大なショッピングモールに車で買い出しのイメージだが、
        車が無い2人は地元のお店でちょくちょく買い物することが多い)
        んふふ、チトセも新しい服買う?ほら、なんかかわいいの売ってるよ、日本語のやつ。これーこれカワイイじゃん。なんて書いてあんの?
        (Tシャツ屋のショーウィンドウに『ウオウオフィッシュライフ』とか書かれたTシャツが) -- ユーニス 2020-06-22 (月) 00:03:23
      • 治安に難あり…と言う事か。行く時は眼力強めにしよう
        (日本から持ってきた地味な色のエコバッグを抱えている。中身はユーニスと同じく食料品等々)
        新しい服?うおうおふぃっしゅらいふ?(なんだこりゃ?<●><●>と言う目で見てる)
        (見れば他のTシャツ類も、『浅草寺(War Temple)』『忍者王(NINJA SYOGUN)』とか)
        (外人の喜びそうな物ばかりだ) -- 千歳 2020-06-22 (月) 00:15:04
      • これいいなー、ねぇねぇお揃いにしようぜー(うおうおなゆるキャラプリントのTシャツ) -- ユーニス 2020-06-22 (月) 00:20:26
      • 買わないぞ?買わないって……(と言うも。ユーニスがうおうおT二着持ち、めっちゃ見てる)

        はぁ、今回だけだぞ?(結局買ってしまった) -- 千歳 2020-06-22 (月) 00:26:29
      • へへへーお揃いお揃い♥んーいいね、さっそく着てみよう(さっそく服を脱ごうとしてる) -- ユーニス 2020-06-22 (月) 00:30:19
      • 待て!?なぜおまえはすぐに脱ごうとするんだ。せめて帰ってから着替えようよ -- 千歳 2020-06-22 (月) 00:38:45
      • だってあっちぃーしさー。汗かいたしさー…そだ!ビーチでお昼食べよ! -- ユーニス 2020-06-22 (月) 00:44:36
      • 確かに暑いが、新しい物を着る時はシャワーを浴びて…ビーチ?
        さっきビーチの方は高いって言ってたじゃないか? -- 千歳 2020-06-22 (月) 00:51:25
      • ほら、サンドイッチ作って食べればいいよ。(リュックを揺らしてみせる)
        あと釣りもしよう!そんで釣れたお魚も挟んで食べる―(ビーチの方へチトセの手をひっぱって -- ユーニス 2020-06-22 (月) 01:03:01
      • あー(揺れるリュックを見れば納得)部屋で食べるか外で食べるかの違いか
        釣り?Tシャツ見て思い付いたか…わ、わ、わ!?(大型犬に引っ張られるが如くビーチへ) -- 千歳 2020-06-22 (月) 01:09:01

7月3週 Edit

  • ホテル
    exp035744.jpgqst089267.png




    チトセが露出高いバイトばっかでやだーっていうから、今日は厚着のバイトー。
    (本日のお仕事内容、カジノの超高級ホテルでベッドメイク、部屋の掃除、ルームサービスの配膳.etc)
    • (メイド服姿でホテルの仕事に励む千歳とユーニス)
      コーヒー、グリーンティーのポーションを置いて(コーヒーメーカ用のポーションセットを置き)
      …と、この部屋は紙コップ多めか(コーヒー用の紙コップを通常三つの所を五つ置く)
      (これを各部屋毎に繰り返すのだからたまらない。しかも仕事はこれだけでは無い)
      (ベッドメイクもあるし、洗面所の掃除やアメニティの補充等もある) -- 千歳 2020-06-22 (月) 23:07:49
      • あ、この部屋の人バッグおきっぱにしてるー。自主的にチップを貰っておこうか。 -- ユーニス 2020-06-22 (月) 23:13:07
      • ここで仕事できなくなるぞ?(てきぱきと仕事をしながら背中でユーニスに言う)
        それにチップなら10$も置いてあったぞ、超高級ホテルの客は羽振りがいいな -- 千歳 2020-06-22 (月) 23:16:35
      • えー結構してる子いるよー
        (こないだコワイ人に事務所に連れて行かれてただろって言われてやめた)
        10ドルも!?おおーう、やりぃ。じゃあここのお部屋はしっかり綺麗にしとかなきゃねー。
        (シーツも枕もきちんと交換してく。雑な性格だけどユーニスはこれで結構仕事は丁寧だ)
        チトセ―シーツそっち持ってー -- ユーニス 2020-06-22 (月) 23:26:05
      • 気持ちはわかる(やはりチップが多いと嬉しい物である)
        おう(返事するとユーニスとは逆の端を持ち)行くぞ、せーの……
        (合図と共にシーツをふわんっと高く上げると、強く引っ張りながらベッドにフィットさせ)
        (後は四方の端をマットの下へと押し込み固定する) -- 千歳 2020-06-22 (月) 23:34:05
      • せーの♪(ここだけ日本語。からかってるわけじゃなく、日本語真似するのが楽しいらしい)
        きれーにできたねー…
        (皺ひとつなく決まったベッドをじっと見てる、飛び込みたそうな顔して見てる…!) -- ユーニス 2020-06-22 (月) 23:41:33
      • ふふっ(こっちの人ってセーノ!とかワッショイ!とか好きだよなね…と思ってる千歳さん)
        一仕事終えた達成感…まて、次の部屋行くぞ?行くぞ(実は先程からこれの繰り返しであったりする) -- 千歳 2020-06-22 (月) 23:46:12
      • はぁーい。(名残惜し気にベッドを見つつ、シーツを回収してく)

        (シーツ山盛りのカートを押して従業員エレベーターへ)
        ふいー、これでこのフロア終わりだねー。あ、ねぇねぇチトセ知ってる? -- ユーニス 2020-06-22 (月) 23:51:33
      • リネン室へ持って行ったら次の仕事だな、…ん?何を?(首を傾げユーニスの方へ向く) -- 千歳 2020-06-22 (月) 23:55:32
      • カジノの従業員エレベーターってさぁ決まった手順で押すと、隠し階にいけるんだって。
        VIP専用の秘密のカジノらしーよ。 -- ユーニス 2020-06-22 (月) 23:59:36
      • え?(一瞬マジか!?と言う顔になるが。直ぐに<●><●>顔になり)
        それなら………って押すと、異世界に行くらしいよ(意味ありげな数列を言う) -- 千歳 2020-06-23 (火) 00:05:45
      • まじで!?(間髪入れずにダダダッと言われた数字の並びで階数ボタンをプッシュ!)
        異世界転生ってしてみたかったんだ。チトセも一緒にしようぜ、転生!
        (勝手に私まで殺すなよ、とか突っ込まれつつ。ポーンと扉が開く)
        (なんか薄暗くて倉庫みたいな窓の無い部屋で、椅子に縛り付けられて血まみれの男が、カジノの黒服に囲まれてる)
        ……(人の殴られる音と悲鳴をエレベーターのドアが遮った)
        ……リネン室B2だよね。(ポチポチ) -- ユーニス 2020-06-23 (火) 00:15:57
      • …うん、リネン室B2だヨ(なんか言葉遣いが変。チワワみたいにぷるぷる震えてる) -- 千歳 2020-06-23 (火) 00:18:06
      • (下手に首を突っ込むとヤバそうな街の暗部を見なかったことにして、
        薄暗く熱気と騒音が支配する、大量のワゴンカートの並んだ地下工場めいたリネン室を後にすると
        すぐに次の仕事だ。廊下の途中で若い美人を連れた羽振りの良さそうなおっさんとすれ違う)

        (再びの従業員用エレベーターで、従業員用カードキーを使って上層フロアへ。
        ドアが開くと、スイートルームのフロアだ。廊下によくわかんない巨大なモダンアート彫刻)
        -- 2020-06-23 (火) 01:12:58
      • なんだろうこれ…ながいマカロニチーズの像とかかな。 -- ユーニス 2020-06-23 (火) 01:14:03
      • 金持ちの考える事はわからないな。…至福と苦悩の螺旋的運命…?
        (一応タイトルの札が付いていたが余計わからなくなった)
        ここでじっとしていても仕方ないし、仕事だ仕事だ。(カートを押しながら奥へ)
        …なんだこれ(扉を開けると別世界かがあった。通常の二倍はあるベッドに超大型TVモニター)
        (テーブルと椅子はサイズだけでなく、作りからして他のフロアの物と違う) -- 千歳 2020-06-23 (火) 01:24:31
      • お疲れ様でーす(別のワゴンを押しながら入れ違いでベッドルームから出て行くロアンヌくん) -- ロアンヌくん 2020-06-23 (火) 01:30:24
      • (その上、千歳とユーニスのアパートぐらいあるんじゃないかっていうバスルームもあるし、バーカウンターのあるリビングには窓際にジャグジー。
        さらに奥の部屋の扉は、クローゼットかと思ったらまた部屋になってる。
        天井にはシャンデリア、昔ヨーロッパの城にあったものだってさ。)

        あんなのでもきっと私達の年収の何倍もするんだろーなー。
        (そして、この部屋にご宿泊の金持ちは、昨夜はパーリナイだったらしい。そこら中に空きビンだのグラスだのゴミだのが散乱している)
        おおー…
        (脱ぎ棄てられたエロ下着をつまみあげ) -- ユーニス 2020-06-23 (火) 01:37:42
      • おつかれーあとはやっとくねー -- ユーニス 2020-06-23 (火) 01:43:43
      • あ、お疲れ様です?(見覚えのあるキグルミとすれ違い)同業者だったか

        これが格差社会と言う奴か、おのれブルジョアめ!
        まったく、昨晩はお楽しみでしたね?を絵に描いたような状況だな、ゴミ箱なんか覗きたくもない
        (しかし仕事は仕事はそうも言ってられない)とりあえず、床の掃除からだな -- 千歳 2020-06-23 (火) 01:44:01
      • 奥の方はロアンヌ君がやってくれたから私達はリビングとキッチンとバスルームだね。
        (ゴム手袋装備、髪もポニテにアップ)
        さあ、ゴミ共を掃除してやるぜぃ。(シャキーン) -- ユーニス 2020-06-23 (火) 01:47:46
      • あっ、よかったらゴミを先に持っていきますよ?(触りたくないものが散乱している様子から着ぐるみの自分がゴミを持っていく提案をしにちょっと戻ってきた) -- ロアンヌくん 2020-06-23 (火) 01:48:37
      • あ?(手袋装備したところでロアンヌ君が戻ってきたのが見えた)
        いいのか…いいんですか?(ユーニスにどうしようかと言う視線を向ける) -- 千歳 2020-06-23 (火) 01:56:32
      • まじで?じゃあおねがーい。瓶とかなんかゴミとか先にまとめちゃおー
        (ゴミ袋を展開!ゴミをがんがんほうりこんでく。)
        一体何人で飲んだらこんなに空き瓶が出るんだろう…。(うぇーってしながらひとまずゴミまとめを優先) -- ユーニス 2020-06-23 (火) 02:04:48
      • じゃあ急ごう!(せっせとゴミを纏めていく)
        これ日本だと二万とか三万とかするやつだ。こっちだと200〜300$?おのれ!
        (とにかくお高いお酒の空き瓶が何本も転がっていた) -- 千歳 2020-06-23 (火) 02:10:26
      • (なんか注射器とかのゴミもある、細かいことは気にしない) -- ユーニス 2020-06-23 (火) 02:12:27
      • 20人……はいなかったかな?けっこーたくさんいましたよ!(素手で触りたくない系のゴミを優先的につまんでワゴンのダストボックスに入れていく) -- ロアンヌくん 2020-06-23 (火) 02:13:07
      • 20人も集まってどんちゃん騒ぎの末か、うぐぐ
        一先ずこれでゴミらしいゴミは全部かな?(床に散らばっていたゴミは一通り片付け終えた) -- 千歳 2020-06-23 (火) 02:22:26
      • あー…バスルームも大変なことになってそ。
        (メイドじゃなくて業者の仕事ではなかろうかと思ったが、バイトの2人にもお仕事が回ってくるぐらい繁盛してるんだろう)
        うん、ゴミは大体こんなもんだね。 -- ユーニス 2020-06-23 (火) 02:23:00
      • あ、バイオなハザードになりそうなゴミはこっちの箱にどうぞ(危険物マークのついたゴミ箱)
        人は残ったりしてませんでした?たまに取り残されたりしてるんですよねー。それじゃ、ゴミ片づけまーす(集められたゴミをワゴンの空きに載せてエレベーターの方へ去っていった) -- ロアンヌくん 2020-06-23 (火) 02:28:26
      • サンキューロアンヌくーん……人…え、人??
        (千歳と顔を見合わせる) -- ユーニス 2020-06-23 (火) 02:32:25
      • バイオハザードは無いと思いたい(そのためにも生ゴミ類はしっかり集め袋へ)
        人?いないと思うが、一応クローゼット類も全部見ておくよ。お疲れ様、ヘルプありがとう -- 千歳 2020-06-23 (火) 02:34:41
      • …念のため先に確認しておく?(ベッドの裏側等をチェックする) -- 千歳 2020-06-23 (火) 02:36:06
      • バスルーム、クリア!(スプレーを銃みたく構えてむやみに広いバスルームも確認)
        ふいー…じゃあジャグジーの水抜いてー床拭いて―…だめだおなか減って来た。 -- ユーニス 2020-06-23 (火) 02:38:48
      • 広すぎる。これ、マンション一室掃除する様なもんだぞ(むしろもっと広いかもしれない)
        休憩を挟もうか?せっかくだし、あっち見ながらさ?
        (言ってポケットからカロリーメイトを取り出すと窓の方を指さす)
        (ここはホテルの最頂階、窓から見えている景色は青一色) -- 千歳 2020-06-23 (火) 02:49:29
      • さんきゅーチョコ味だ!あー…んっ(もっぐもぐ)
        一泊10万ドルの眺めかー
        (モップを片手に柱によりかかりつつ) -- ユーニス 2020-06-23 (火) 02:54:32
      • きっと、夜景はもっとすごいんだろーなー。いつか見てみたいねぇ。 -- ユーニス 2020-06-23 (火) 02:55:20
      • うん、見たいな……
        ─────────その時は二人で(最後の方は小声過ぎて齧る音に消されたかもしれない)
        (二人の成り上がり物語はまだ始まったばかり!…かもしれない) -- 千歳 2020-06-23 (火) 02:59:48

8月1週 Edit

  • 公園
    • 広場
    • 森林
    • グラウンド
    • 公園に面した大通り -- 2020-06-24 (水) 22:42:59
      exp035750.jpgqst089267.png

      (本日のバイト、ホットドックスタンド)
      ・単品1個 $1.45
      ・ジュースセット$4.5
      • ありがとーございましたー(ホットドックを買った客に手を振りつつ) -- ユーニス 2020-06-24 (水) 22:55:53
      • ありがとうございました(客にぺこりと頭を下げお辞儀するジャパニーズスタイル)
        …まったく、ビキニ着るだけで他より売り上げ良くなるなんて -- 千歳 2020-06-24 (水) 22:59:22
      • チトセがかわいいからだよーほら、もっと振りまいてこうぜ、kawiiをさ!(さりげなくお尻触りながら) -- ユーニス 2020-06-24 (水) 23:01:20
      • ほ、褒めても何も出ないぞ!?(いきなりかわいい言われて照れる千歳さん)
        …って、こんなところで触るな!警察に捕まるぞ(ただでさえ露出多いのに危険度がアップする) -- 千歳 2020-06-24 (水) 23:03:37
      • (犬を連れた少女が顔を出す)「ほ、ホットドッグ・・・下さ・・い」
        ジュースもな、二人分ずつ(後ろにいる大男が付け加える) -- カルロス 2020-06-24 (水) 23:06:07
      • 大丈夫、大丈夫、ここの通りもカジノが仕切ってるもん。だからバイト代は安いんだけどね…(ピンハネされるから) -- ユーニス 2020-06-24 (水) 23:07:34
      • いらっしゃーい♥はーいホットドックセット二つですねー(ホットドック2個と、ジュースのセット)
        ジュースは何にするー? -- ユーニス 2020-06-24 (水) 23:09:07
      • 「え、えっと・・・(少し迷うようにしてから)オ、オレンジ、ジュース・・・」
        コーラで(あえて娘に発言させるようにしているのか、少女の言葉を待ってから男が自分の分を言う)
        「(露出の高い格好で焼いている様を見ながら)熱く・・ない・・・のかな・・・?」 -- カルロス 2020-06-24 (水) 23:11:31
      • オレンジジュース1にコーラ1ですね?
        実は熱い……(ぼそり) -- 千歳 2020-06-24 (水) 23:15:57
      • たまに油跳ねて危ないよねー。ほんとはちゃんとエプロンつけたいんだけど。
        (手袋をはめて、鉄板でソーセージを焼く。ビキニホットドックだけど、モノは結構ちゃんとしてる)
        でも今日は暑いから、ちょうどいいかなーあははっ。はい、セット二つだよー。
        (パンズにソーセージをハサミ、刻んだ玉ねぎをのせる。マスタードとケチャップは置いてあるのをお好みでスタイル)
        あれ、もしかして、カジノの黒服の人? -- ユーニス 2020-06-24 (水) 23:21:08
      • 「です・・・よね・・・・ちゃんとしたエプロン・・つけちゃ・・いけないの・・・?」
        そういうものなんだよ(娘に世間の厳しさを伝える)
        「(うけとりながら)あ、ありがと・・・・・?パパの・・知り合い・・・?(早速齧りつきつつ見上げて)」
        やっぱりそうか、二人ともカジノで働いていたよな?(違和感の正体に気づいたといった風に頷いて) -- カルロス 2020-06-24 (水) 23:25:23
      • うん、2人ともカジノで色々してるよ、バイトだから仕事は他に色々やんなきゃだけど。
        あ、お代はいいよ、カジノの関係者がきたら店のおごりなんだって。…パパ?
        (一瞬、まじかって顔になった)
        そっかー娘さんかー。黒髪素敵だよねチトセもいい黒髪でかわいいっしょー(まぁそりゃそうだよねって納得した笑顔) -- ユーニス 2020-06-24 (水) 23:36:19
      • え?はい、私達はバイトです…掛け持ち状態の(だから今はこんな格好と肩を竦め) -- 千歳 2020-06-24 (水) 23:37:51
      • だから褒めても何も出ないぞ? -- 千歳 2020-06-24 (水) 23:39:10
      • チリドッグとコーラを一つずつ(Yシャツにジャケット姿の少女がお金を渡す) -- チェリオ 2020-06-24 (水) 23:42:53
      • はーい、いらっしゃいませー(ソーセージを焼いて、チリソースを用意)
        あれ、なんか聞き覚えある声…? -- ユーニス 2020-06-24 (水) 23:45:07
      • はい、コーラ1ですね?…ううん?(ユーニスと同じに聞き覚えのある声?と首を傾げる) -- 千歳 2020-06-24 (水) 23:46:37
      • そいつはありがたい話だが・・・これくらいは貰ってくれ(とチップを渡して)
        「ぱぱ(こくこく)」
        母親に似て美人だが、目なんかは俺によく似ていてな(HAHAHAと嬉しそうに話すが肝心な所が隠れてて見えない)
        「う・・うん・・・・かわ・・いい・・・で、でも・・・金髪だって・・いい・・なって・・・(おろおろ精一杯のフォロー)」
        ジャパニーズは英語が苦手だと聞くが、流暢なもんだ -- カルロス 2020-06-24 (水) 23:46:53
      • (パンズによく焼けたソーセージ、そしてチリソースをトッピングしてコーラとセットに)
        チーズソースもお好みでねー。(はい、どうぞー) -- ユーニス 2020-06-24 (水) 23:49:44
      • 褒められたよ、へへへー。お嬢ちゃんかわいいねーホットドックもっといる?(ゴールデンレトリバー系のへにゃとした笑顔)
        チトセは昔から英語結構できたし、私と一緒に住んでるから上達めっちゃはやかったよね。 -- ユーニス 2020-06-24 (水) 23:51:30
      • 良いパパだね。(娘に甘々なパパさんだ!)
        英語は必死になって勉強したから(スマホの英語講座等で)でも、こっちの人に褒められると嬉しいな
        コイツのお陰なのかな……(とユーニスの方を見る) -- 千歳 2020-06-24 (水) 23:53:45
      • (チリソースをやや多めにかけて)お肉はスパイシーにしたくなる年頃なのだ(こっちは二人をわかっているのだが)
        こんな所で何を、と思ったけどバイトでしたかぁ(一連の話を横で見ていて納得) -- チェリオ 2020-06-24 (水) 23:54:02
      • 「えへへ・・・(照れた様にぱぁぁっと笑って)こ、これ以上は・・食べられない・・から・・・」
        何事もやる気だという事だな(うんうんと頷き・・・客も増えてきたのを見れば)あまり邪魔しちゃ良くない、そろそろ行こうかリリア
        「う、うん・・・またね・・?(ぱたぱた手を振り)いこ、カレリア」(犬と連れ立ちその場を後にする親子) -- カルロス 2020-06-24 (水) 23:56:34
      • バイトだよー(チェリオに、あれ、やっぱり知ってる人なのかな??と思いつつ)
        ありがとうございましたー、またねーわんこもねー(リリアに手を振り返して見送る)
        スパイシーなお肉…あ、お昼メキシコ料理たべたくなってきた…。 -- ユーニス 2020-06-25 (木) 00:00:21
      • バイトだよ、こんな格好だけどバイトだよ(なんだかんだで集客効果高い事がやるせない千歳さん)
        ありがとうございました!(親子の仲の良さに微笑ましい気持ちになりつつ)
        (ジャパニーズスタイルのお辞儀で見送る)
        なら全部売り切らないとだぞ?残ったらこれだからな
        (言ってホットドッグの在庫を指さす) -- 千歳 2020-06-25 (木) 00:02:39
      • ぬぅ…。 -- ユーニス 2020-06-25 (木) 00:06:03
      • ぅーぃ。お嬢ちゃん、セット2個ちょうだい。休憩中だから急ぎじゃなくていいよー。(10ドル札ぴろぴろさせて)
        ついでに釣りはチップねー。どうせアタシの金じゃないしー。(ちょっと離れたところに停めてあるパトカーからやれやれ顔の男性警官の顔が覗く。アイツの金だ……) -- ラファエラ・ソロー 2020-06-25 (木) 00:06:28
      • うん、やっぱりお客を喜ばせるにはおっぱいと露出がイチバンですねッ(人が集まる様子を見て力強く頷く)
        チーズの時には思い切ってホワイトソースで白色マシマシにしたくなる……とろりと糸を引く濃厚な味もいいよね。だが今はレッドホットだ!(ガブリ)……辛い!美味いッ!
        (そこへジャンクにコーラを流し込む)……っかー!! -- チェリオ 2020-06-25 (木) 00:06:49
      • いらっしゃいませーはーい、セット二つねー。(おっと警官の人だ)
        ありがとうございます♥飲物はコーラ?それともコーヒー?(めっちゃ愛想振る) -- ユーニス 2020-06-25 (木) 00:09:28
      • おっぱい……(自分とユーニスのを比較しむぅっと言う貌になる)
        は、はい、セット二つですね?(警察服姿に一瞬驚いたが、普通のお客と気付きほっと息を吐く)
        うわ……(めっちゃ愛想振りまくユーニスに<●><●>な目になってる) -- 千歳 2020-06-25 (木) 00:10:58
      • (あーチリドックもおいしそうだなー…。と思う集中力は貧弱なやつ) -- ユーニス 2020-06-25 (木) 00:12:57
      • (悪い顔しながらビッと後ろを親指で指しつつ)車に乗ってる青瓢箪にはコーヒーを激熱ノンシュガーで。私にはコーラでいいよー。
        いやー。平和平和。可愛い女の子がのんびり売り子できるくらい平和でありがたいわー。 -- ラファエラ・ソロー 2020-06-25 (木) 00:13:09
      • はい、激熱ノンシュガーとコーラですね?(ラファエラの相方らしき警官の方を見れば苦労してるんだろうなぁ…と想ったりしつつドリンク準備し)
        平和が一番(うんうん)私、争いごとはまったくダメだし…… -- 千歳 2020-06-25 (木) 00:17:20
      • お巡りさんも相変わらず暇そーですね(殆ど遊んでるシーンしか見ていない)
        おっぱいは自然な感じに揺らしながら仕事すると効果高いよ(チリソースで口周りをべったりさせつつホットドッグを食べ終えると、紙ナプキンで拭いてる) -- チェリオ 2020-06-25 (木) 00:21:41
      • はーい、ホットコーヒーとコーラでセットを二つー。(手際よくソーセージをグリルしてパンズに挟む)
        安心働けるのもおねーさん達のおかげですねー。いつもありがとうございます♥
        (包みを手渡しつつ、ナプキンに紙幣を挟んでそっと入れておく。ここはカジノの管轄だけど、権力側の人間とは
        仲良くできるならしておくのが大事ですゆえ) -- ユーニス 2020-06-25 (木) 00:22:10
      • 自然な感じー?こう?(ちょっと脇をしめてぽよんっとしてみる) -- ユーニス 2020-06-25 (木) 00:22:52
      • ンーン。悪党相手にドンパチやってるとこなんて見たくないでしょ?
        精々、酔っ払いでも拾って片付けてるくらいのが丁度いいのよー。(わきわき、と ホットドッグが待ちきれない様子の手付きで) -- ラファエラ・ソロー 2020-06-25 (木) 00:25:48
      • こないだもうちの近所で夜中にやってたねー、はい♥どうぞ警官のおねーさん、サービスしときましたから。 -- ユーニス 2020-06-25 (木) 00:27:50
      • はぁい、ありがと❤ (受け取りしなに、そっと ぎゅっと ユーニスの手を取って……)
        (……思ったより、しっかり握っている。顔を近付けて、周りに聞こえないくらい、小さく、低い声で)
        ――一応、聞いとくけど。ホットドッグ以外のものも売ってるのかしら? -- ラファエラ・ソロー 2020-06-25 (木) 00:30:28
      • ポーズを取るっていうより、普通に働いてる動きの最後のあたりでキュッとしてボインって感じかな!わざとらしさをなくして「普通にしてるのにあの揺れかよすげぇ」って思わせるのがポイントかな
        まぁ流れ弾が飛んでくる現場とか近づきたくないな……(コーラを飲み干す)美味しかった。ありがとー(チップを置いて公園の方へ歩いていった) -- チェリオ 2020-06-25 (木) 00:32:40
      • ゴミはその袋にどうぞ(チェリオにゴミ袋を指さしつつ)
        まったくその通りです。警察も世の中も少し暇なくらいが丁度良いのかな
        …って!?(いきなりユーニスの手を握るラファエラに驚いた) -- 千歳 2020-06-25 (木) 00:32:50
      • (あっ、この距離感と言い方だと体の売り買いの話みたいなニュアンスになっちゃうじゃーん。ラファエラやっちゃった☆)(というのは顔には出さない。) -- ラファエラ・ソロー 2020-06-25 (木) 00:36:16
      • !(手を握られると緊張した面持ちに。そして…)
        え……チリドックと、ヴィーガンドック…?
        (困惑した面持ちである、だって普通にバイトだもの、オーナーに裏稼業があったとしても知る由もないのだ) -- ユーニス 2020-06-25 (木) 00:37:50
      • えっとえっと…?は、はい、ありがとうございますー?(驚きつつもチェリオはちゃんと見送って)
        (赤くなったり手をぱたぱた挙動不審になったり。どう見てもウブな一般市民です) -- 千歳 2020-06-25 (木) 00:40:22
      • (…………ニコッ) そう。なら、次はそれ食べに来よっかな?(ぴゃい、と包みを持って)
        それと、くれぐれも 悪い大人やライバルに、変なもの売り買いさせられないようにねー。最近多いからさー。
        じゃ、チップは弾んどいたから。励めよ、若者どもー。(手をひらひらさせてパトカーに戻っていく……)
        (ユーニスの胸の谷間に、彼女が先に包んだものとほぼ同じくらいの額のチップが挟まっている……) -- ラファエラ・ソロー 2020-06-25 (木) 00:44:09
      • ひゃっ…わっこんなに!?ありがとーおねーさーん!またきてねー!
        (こっそりつつんだ賄賂も、カジノ関係者はホットドック無料と同じように、
        売り上げから渡しておけって、オーナーに命令されてるものだ。なので、チップとして帰ってくると、彼女の臨時ボーナス)
        やったー!チトセーあがったらシャワルマ食べにいこうぜー!
        (うれしくってぴょんぴょん跳ねるので、ナチュラルに胸が揺れる揺れる) -- ユーニス 2020-06-25 (木) 00:49:56
      • (パトカーの方から\ドゥ゙ァァァッチィィィィ?!!? ファッキンホッ!!!! ラファエラ!!!!!?/と叫ぶ男性警官の声と、けらけら笑う婦警の声が聴こえてくる) -- ラファエラ・ソロー 2020-06-25 (木) 00:50:18
      • ありがとうございますー?(ぽかんっとした表情で ラファエラ・ソローをお辞儀で見送り)
        …無駄に揺らすな!しかし……(遠くから聞こえる声に小さく笑みを浮かべ)
        少し危なそうだけど、面白い人だな(そんな感想を呟いた) -- 千歳 2020-06-25 (木) 00:54:43
      • (無駄に揺らしたせいで人目を引いて、そのあとまたお客が増えて忙しくなってしまった。
        チェリオのアドバイスは的確だったらしいです) -- ユーニス 2020-06-25 (木) 01:11:30
      • 疲れた…疲れたけど売り切ったぞ(在庫ゼロ。つまり完売である)
        (ユーニスが揺らす合間に千歳も揺らさせられたので余計に疲れた)
        (ユーニスのは当然として、千歳の物でも喜ぶ客が居たのだから世界…性癖は広い)
        はぁ…お昼行くか?(残ったコーラで喉を潤しながらユーニスに問い尋ねる) -- 千歳 2020-06-25 (木) 01:26:32
      • うんっいこういこう(千歳の肩にアゴを乗っけてにんまりする。まだまだ元気っぽいねこいつ) -- ユーニス 2020-06-25 (木) 01:28:30
      • じゃあ行くか…重い……、シャワルマだっけ?
        私食べるの初めてだから、美味しい店に連れて行けよ? -- 千歳 2020-06-25 (木) 01:36:31
      • うん!高評価のお店が近くにあるんだー!
        (そう言って、さっそく通りに走ってこうとするユーニス。おい、着替え!?と叫びながら千歳が後を追った) -- ユーニス 2020-06-25 (木) 01:42:17

8月2週 Edit

  • 屋上
    • プール
    • プールサイド
      • exp035751.jpgプールのお仕事だけど今日は水着じゃなーい -- 2020-06-26 (金) 00:13:07
      • 水着でいいのに、プールサイドも蒸し暑いし…。 -- ユーニス 2020-06-26 (金) 00:18:38
      • なぜだ?水着と無関係の公園でビキニ着たと思ったら、プールなのに水着ではない
        (汗だくになりながらぼやくユーニスと千歳) -- 千歳 2020-06-26 (金) 00:20:57
      • マッサージのお仕事だからだってさー。研修おもったより簡単だったね。
        (2人は補欠兼アシスタントみたいなものなので、まだマッサージのお呼びはかかってない。
        主にお客の使ったタオルの回収や交換、オイルマッサージの用意などが業務である。あと掃除)
        私さー、肩こり酷いんだよねー -- ユーニス 2020-06-26 (金) 00:26:09
      • マッサージの仕事なのはわかってるけどさ、でも……
        (リラクゼーションスペース入口からでもプールの光景は良く見え)
        (当然、水着姿で楽しむ利用客の姿も見える訳でありまして……)
        …肩こり?(力仕事だからなと言いかけて、ふとユーニスの胸が視界に入った。ほぼ千歳視線の高さにあるし!)
        胸か?胸が重いのか?(やるせない気持ちになった) -- 千歳 2020-06-26 (金) 00:32:20
      • うんーそうー。(こまったもんだよ、とため息するユーニス。千歳も日本人基準なら巨乳の部類だが、
        ユーニスがスーパーサイズすぎて、並ぶと普通に見えてしまう)
        でも、おっぱい大きい子は時給高いんだって。こないだ社員の人が言ってたの聞いちゃった。 -- ユーニス 2020-06-26 (金) 00:43:49
      • むぅ(すんなり言われるとそれ以上は言えない。実際、こっちの基準値はおかしい)
        (プールサイドを見れば、日本ではアニメや漫画等しか見る事無い様なサイズが普通に闊歩してる)
        え?胸のサイズで時給が?でも、客の比率は女性の方が多い気がする、ううん? -- 千歳 2020-06-26 (金) 00:51:35
      • たんに雇い主の趣味じゃないかなー。スケベなんだよみんな。
        (ゆるゆると益体の無いおしゃべりをしつつ。呼ばれれば後片付けなどをしに行く。割と楽な部類のお仕事だ)
        でもチトセもさー、背のわりに結構おっきいよね。 -- ユーニス 2020-06-26 (金) 01:03:54
      • 雇い主の趣味か、…それはそれで問題だ(そう言う系のプールなのかと心配になっていた)
        (NINJAマッサージ!と声を掛けられる困った事態もあったが。先輩方が助けてくれました)
        日本人なら皆忍者なのか?…え?私の胸?うーん…学生の時に言われた事は何度かあるが
        (言って自分の胸を見る。最近、ユーニスが基準になっていたが。日本人基準だと大きい) -- 千歳 2020-06-26 (金) 01:14:24
      • 日本に詳しくない人は、みんなニンジャが居るって信じてるからね。
        (そういうユーニスも千歳と出会った頃、ニンジャ真実について色々聞いたクチである)
        チトセはさー、小さいのに胸もお尻もいい形してて、すっごくカワイイんだよ?
        (さりげなく腰に手を回して抱き寄せる) -- ユーニス 2020-06-26 (金) 01:26:42
      • …そして、忍者道場の紹介番組が誤解を加速するんだ
        って、コラ!?こんな所で抱き寄せるな!?(体格差ゆえ抱き寄せられるとあっと言うまである)
        先日も似た事が…じゃなくて、人が見てる見てる!?(千歳がじたばたしてると……)
        「HEY!二人共こっちのHELP…Oh!お邪魔だったかしら?」
        え?これはー!?(先輩から手伝いの声が掛かったが、何か誤解された様です) -- 千歳 2020-06-26 (金) 01:39:33
      • あーはーい、今いきまーす。(人に見られても動じないで、なんかしっかりお腹とかおっぱいとか揉んでる)
        それじゃあ、行こうチトセ♥
        (なら離せー!とかやりつつ、仕事へ向かったんであった) -- ユーニス 2020-06-26 (金) 01:45:58

8月3週 Edit

  • (カジノのバックヤードでバニーが2人)
    ふぃー…なかなかステージあがらせてもらえないねー。 -- ユーニス 2020-06-26 (金) 22:47:30
    • ステージはすぐそこにあるのにな(溜め息するバニー) -- 千歳 2020-06-26 (金) 22:52:58
      • お疲れ様でっす(スー……と屋内用のスピードが出ないスケボーに乗ってスライド入室してくる)ステージに興味あるんですか?いいですよねステージ。自分を見てるお客さんの表情とか丸見えで} -- &new{2020-06-26 (金) 22:57:11
      • はーい、ロアンヌくーん。そー、ステージで枠を貰えるチャンスがあるっていうからカジノでバイトしてるけど。
        いまんとこ全然でさー。 -- ユーニス 2020-06-26 (金) 23:06:58
      • こんにちはロアンヌさ…君? 来るのは下働きの仕事ばかりさ、前座でもいいから立ちたい -- 千歳 2020-06-26 (金) 23:09:33
      • ホッホウ、確かにここにはステージも多いしどれも大きいですからねッ……ちなみに、どんなステージで頼んでるんですか?ボクはたまに上がってますけど(頭を外すと公園で会った顔が出てくる) -- 2020-06-26 (金) 23:11:14
      • ダンスステージ!チトセも私もダンサー志望なの。おおっロアンヌ君ステージ立ってるの!? -- ユーニス 2020-06-26 (金) 23:13:02
      • ダンスステージ!歌って踊って!回る!(スッと足を高く上げその場で一回転)
        …えっ?君は…公園であった子?(足を高く上げたままびっくり顔)
        あの時、知ってる気がすると思ったけど…… -- 千歳 2020-06-26 (金) 23:17:09
      • 歌って踊るダンスの方かぁ〜〜!(おお……滑らかな動きと驚き)……あー、カジノで脱いだ時には会ってませんでしたっけ?中身はチェリオって言います(胴体も脱いですっぽんぽんになると近くのハンガーに着ぐるみを吊るしてタオルで汗を拭いた)
        うーん、ステージに上がる事は上がってるんだけど、ストリップクラブの方なんだよねー。普通のダンスはからっきしだもんでッ
        -- 2020-06-26 (金) 23:23:20
      • ああーホットドックスタンドのバイトの時の。わお、下何もつけないで入ってるんだ!
        そっかーストリップの方かー、私達もそっちやらない?って最初聞かれたなー。 -- ユーニス 2020-06-26 (金) 23:30:10
      • 私達あの時は死ぬほど忙しかったから(苦笑を浮かべ)ロアンヌ君の中身はチェリオさん(覚えたと頷き)
        中身がチェリオさんなのは覚えたが、裸で入ってたんだ(衝撃の真実であった)
        あー…言われたね、そっちなら即日立っていいよって、さ?(ユーニスと一緒に肩を竦めた) -- 千歳 2020-06-26 (金) 23:33:42
      • ハダカだよー。この大きなおっぱいをお客さんに見せてカジノのいい思い出つくるのもボクの仕事の一つなんです
        ジャズや歌を流してるお洒落なクラブだと、ステージに上がるのはカジノが頼んだプロの人達ばかりだからなー。難しいだろうなッ
        その点ストリップは楽なんだ。ボクなんて歌も踊りも駄目だけど、このおっぱいとお尻だけでステージ借りれるくらいだもん
        -- 2020-06-26 (金) 23:48:12
      • (おっぱい見比べてみる、なにげにユーニスよりおっきい)
        でもバニーじゃなくてキグルミーなんだ。ハッ!?これがキャラクター性!
        (ユーニスを初め、巨乳のバニーは普通にたくさんいる。脱ぐの前提ならむしろ最初は隠してた方が、印象は強烈に?)
        よし、チトセ!やっぱり私達もストリップやろう!ステージは経験だよ! -- ユーニス 2020-06-26 (金) 23:58:28
      • キグルミは強いよな、日本でもゆるキャラ…ご当地のキグルミマスコットの事なんだが
        ブームになるくらい大人気なんだ。
        やろうって?おまえやチェリオさんみたいな身体ならともかく、私のを見て喜ぶ客がいるのか!?
        (こっち基準では小さいが、日本女子基準なら十分に大きい。ロリ巨乳気味な千歳さん) -- 千歳 2020-06-27 (土) 00:03:03
      • 最初は乳輪丸出し水着というプランもあったんだ。色々あって普段は雑用係の着ぐるみマスコット、いざという時中からすっぽんぽんの女の子が!という作戦を取りました。その方がね、おっぱいも鮮烈に映るかと思って
        ストリップクラブなら、コンビダンサーってのも珍しくてすぐに上げてくれると思いますよッ
        まぁ、確かにボクは大きなおっぱいを一番の売りにしてるけど……二番はお尻かな。店としては色んな女の子がいた方がありがたいはずですよ!
        -- 2020-06-27 (土) 00:14:09
      • だってさ、私はステージ立てるならなんでも、雑用より全然お給料いいし
        ほらーチェリオもああいってるし―、チトセは千歳のいいところをアピールしてこうよ、一緒にハダカになっちゃおーぜ(腰撫でまわしながら) -- ユーニス 2020-06-27 (土) 00:21:47
      • 確かにインパクト強かったな。可愛いキグルミの中から…うん、鮮烈だった(こくこく)
        ステージには上がりたい、しかし脱ぐのは(悩む悩む。悩むが)だから、人前で撫でるなって
        (実際、もし二人がステージでこんな絡みを見せたのなら、インパクト高いかもしれない) -- 千歳 2020-06-27 (土) 00:26:27
      • お客の記憶に残る売りってすごいからね!ボクのオッパイはエッチ目的の男の人じゃなくても目を惹いて、後日話のネタになるサイズ。そーゆーのがリピート客を生むのだッ!(上司か誰かの言葉の受け売り感溢れる)
        ハダカはいいよー(すっぽんぽんのまま体をくねらせて)みんながカラダのすみずみまでジロジロ見てくるのが気持ちいいんですよッ
        コンビストリッパー、これはきっとステージの目玉になるねッ(サムズアップ)
        -- 2020-06-27 (土) 00:32:11
      • 貰えるチップも全然違うし、お気に入りになってプレゼントとかもらってる人いっぱいいるね、アメリカンドリームだよ。
        (チトセをなでまわしつつ)
        チトセは露出にまだ抵抗あるしー、自分をさらけ出せるようになるのは大事だよ!あと見られてどきどきしつつきもちよくなってるチトセが見たい(本音)
        (だんだんユーニスが、ぐへへっとなってきたとこで、呼び出しがかかる) -- ユーニス 2020-06-27 (土) 00:41:31
      • アメリカドリーム!ユーニスやチェリオさんの言う事も然りなのか?
        (悩んでいるとフロアから声が掛かりました)
        あ!呼ばれたぞ!って、こら離せ!あ、チェリオさん私達は行きますね、…だからはーなーせー
        (ユーニスに腰を抱かれたままバックヤードを後にしました) -- 千歳 2020-06-27 (土) 00:48:28
      • アメリカンドリームッ!?いや、ここに来る客層を考えるとあながち夢ではないのかも……
        はーい、頑張って下さーい。自分をさらけ出して気持ちよくなってね!
        むふーん、ハダカの魅力を伝えられたよーだな。ボクもこの後いっちょハダカ回りするかなー!(着ぐるみを仕舞った箱を台車で押しつつバックヤードから出て行った)
        -- 2020-06-27 (土) 01:18:43

9月1週 Edit

  • あーいたいた、ハーイ
    (普段カジノのフロアで見かける2人組が、普段着で話かけてくる) -- 2020-06-28 (日) 23:21:36
    • こんにちわ(ユーニスの横でぺこりとお辞儀する普段着な千歳さん) -- 千歳 2020-06-28 (日) 23:25:41
      • む?あぁ・・・確かユーニスと、チトセ・・だったか
        今日は非番か?(普段着なのを見て言って)
        -- カルロス 2020-06-28 (日) 23:25:47
      • そうそう、私がユーニス、こっちがチトセ。カルロスさん?だよね。
        (担当部署が違うと、仕事中はあまり接点なかったりするが。カジノの内外でちょいちょいあってると顔見知りではある)
        うん、シーズン中はほとんど働いてたから、久々休みー、チトセもこの街まだ全然見てないし。 -- ユーニス 2020-06-28 (日) 23:34:32
      • 千歳です。だから今日は遊べる場所へって事なんだけど、安全な遊びとなるとここになるらしい
        全くオフに日にまで仕事場に来る事になるなんて、世知辛い -- 千歳 2020-06-28 (日) 23:38:48
      • 何だ、もう2ヵ月くらいになる筈だろ?(それでまだまだ全然観光が出来ていないというのは、少し根を詰めすぎのように思えた)日本人は勤勉だって聞くが、本当だったとは
        (確かに、街の主要な遊び場は大抵ギャングのたまり場だ・・・少女二人が安全に楽しむのは難しい)そういう事なら、今日は存分に楽しんでいくといい(ディーラーに絞られ過ぎるなよなんて笑ったり)
        -- カルロス 2020-06-28 (日) 23:55:18
      • (街のヤバイ部分の中心地なカジノが、一番治安がいいというのもなかなか皮肉である)
        一発当てちゃうよーといいたいとこだけど、お財布はチトセに取られちった、てひひ。 -- ユーニス 2020-06-29 (月) 00:04:04
      • …そんなつもりは無かったのだけど、気付いたらバイト三昧の夏でした(遠い目になる)
        コイツに財布渡したままここに来ると夏の苦労がゼロになるからな。
        それでも念のため、カジノより遊技場の方に行こうと思っている(ピンボールや体感ゲームで遊ぶ予定) -- 千歳 2020-06-29 (月) 00:10:09
      • HAHAHA、折角カジノに来たのにそれも寂しい話だ(愉快そうに笑って)
        そういう事なら、ほどほどに楽しむんだな
        (少し考えるように)・・・ふむ・・じゃぁ二人は今、一時期よりは手が空いて落ち着いているって事なのか?
        -- カルロス 2020-06-29 (月) 00:20:07
      • んーそだねー。家賃とかたまってた請求書どうなってたっけ?貯金できたから、まとめて払うーって言ってたよね。 -- ユーニス 2020-06-29 (月) 00:27:48
      • ああ、家賃の方ならこの間払っておいたぞ。後の請求書はもう一度確認した方が良いと思う(収支は帳面に記してあると告げ)
        一時期よりは…かな?夏に頑張ったし、だから今日は久しぶりのおやすみって訳です -- 千歳 2020-06-29 (月) 00:33:00
      • うん、じゃあ大丈夫!(しばらくは忙しく無いよーって笑う、チトセが家に来てから家計まかせっきりの本来の世帯主) -- ユーニス 2020-06-29 (月) 00:41:41
      • (二人の様子を見ながら微笑まし気)ルームシェアか、仲がいいんだな
        羽を伸ばしているときにする話じゃないんだが・・・実は今、娘のシッターを募集していてな?次の仕事のあてがなかったり興味があるのなら声をかけて欲しい
        -- カルロス 2020-06-29 (月) 20:58:42
      • へへー実は私の恋人だからねぇ。(冗談っぽく笑って肩抱き寄せつつ)
        んっ、ベビーシッター?(どう?って感じでチトセをみつつ) -- ユーニス 2020-06-29 (月) 21:16:25
      • おいっ?コラ!(体格差ゆえあっさり抱き寄せられる)そ、そのくらい仲が良いと言う事だ!
        (…と千歳は言うも、日本人の気質でそう言う部分は曖昧にしたい可能性もある)
        ベビーシッター?あの子の世話ですよね?私達で大丈夫なのですか? -- 千歳 2020-06-29 (月) 21:24:22
      • (私ベビーシッターのバイトもしたことあるよーって付け加えつつ、はなれろって顔をむにぃってされるユーニス) -- ユーニス 2020-06-29 (月) 21:26:47
      • 私は、親戚の子の面倒を見た事があるくらいかな?(女の子なら誰でも通るであろう道) -- 千歳 2020-06-29 (月) 21:31:16
      • oh…(同性愛者かと一気に不安に・・・いや大丈夫か)
        そうだが・・・世話と言っても気負う事はない、デリバリーやテイクアウトでもいいから食事をきちんと取らせて、宿題をやらせてベッドで眠らせればな?
        深夜に俺が戻るまでの留守番といった所さ、家にある物は好きに使ってくれていいし、必要なら送迎もさせてもらう
        -- カルロス 2020-06-29 (月) 21:37:51
      • 悪く無いねー。夕方〜夜なら、私達深夜に仕事することおおいから、時間被らないし。いけるよー
        (時給がいいのと、この街は夜業の仕事が多いのだ)
        じゃあ連絡先、これねー(携帯の番号を書いてわたす、若い女子なのにスマホじゃなくて携帯ユーザーである、料金安いから) -- ユーニス 2020-06-29 (月) 21:53:09
      • なら決まりだな、私も異論は無い。そう言う訳で、よろしくお願いします(ぺこりとお辞儀。ジャパニーズスタイル) -- 千歳 2020-06-29 (月) 21:59:58
      • 学生じゃなかったんだな・・・(若い娘が夜遅くにーと説教じみた事を言いそうになって飲み込んだり)
        (連絡先を交換して)いやこちらこそ助かるよ、改めて連絡する
        (イエイエコチラコソとこちらも真似して頭を下げてみたり)それじゃぁ、カジノを楽しんでくるといい
        -- カルロス 2020-06-29 (月) 22:28:08
      • 大学いけるほど余裕ないからねぇ、女の子二人でがんばって働いて生きてるんだよ、お給料の方よろしくねっ! -- ユーニス 2020-06-29 (月) 22:37:20
      • (慌ててもう一度お辞儀)大学に行くより、やりたい事があったから
        今、上手くやれているのはコイツのお陰もあるかもしれないな……
        いけない…このパターンは長話になりそうだ、私達はそろそろ行きますね?
        (カルロスさんもお仕事中だしと言うと、手を振りながら遊技場の方へ向かった) -- 千歳 2020-06-29 (月) 22:44:21

9月2週 Edit

  • // -- ユーニス 2020-07-04 (土) 21:12:48
    • (スロックランドの住宅街、ハリウッド映画や洋ドラでお馴染みの、アメリカの郊外の普通な住宅街…の実物!)
      えーと、このおうちだよね。 -- ユーニス 2020-07-04 (土) 21:44:54
      • こんな場所に住みたいな…あ?うん、多分ここであってるはず
        (途中迷子になりかけながらも、なんとか住所の場所に到着したユーニスと千歳) -- 千歳 2020-07-04 (土) 21:47:59
      • チャイム鳴らしてみよー(みる) -- ユーニス 2020-07-04 (土) 21:55:58
      • (扉の向こうからチャイムの響く音が聞こえた)
        緊張してきた(姿勢正す) -- 千歳 2020-07-04 (土) 21:58:20
      • (チャイムが響けばすぐに出てくる事だろう、出勤が近いのかスーツ姿だが表情はカジノで見るより大分朗らか)
        やぁ、少し遅かったな迷ったのか?言ってくれれば迎えに行ったんだが
        (招く)上がって、簡単にだが案内しよう
        -- カルロス 2020-07-04 (土) 21:58:27
      • えへへーすいませーん。チトセがこっちの方の街並みも見てみたいっていうのでー
        (なおナビ役はユーニスでした、最終的にチトセのスマホで経路案内してもらいました) -- ユーニス 2020-07-04 (土) 22:02:58
      • え?(私が悪いの?と言う目になるが)は、はい、初めての場所ですから好奇心が刺激されました
        では、お邪魔します(カルロスに続きユーニスと共に玄関扉をくぐる) -- 千歳 2020-07-04 (土) 22:05:56
      • (調子のいい奴みたいだと飽きれた様に肩をすくめつつ家へ)リリア、ご挨拶しなさい
        (呼びかければおずおず、とてとてと玄関に姿を見せて)「え・・・えっと・・・よ、よろしく・・・お願いします・・・」(と挨拶)
        (しゅたたたっとわんこが現れて二人の匂いを嗅ぎまわったり)

        犬の名前はカレリアだ・・・確認をし忘れたが、二人とも犬のアレルギーとかはないか?(と軽く紹介しつつ娘に)ユーニスとチトセだ、前にあったから大丈夫だな?
        「う、うん・・・大丈夫・・・」
        (リビングやキッチン、バスルームなど軽く紹介して)洗い物みたいな細々した事は明日にでもこちらでやっておくから、家にある物は好きに使ってくれていい・・・何か聞いておきたい事はあるか?
        -- カルロス 2020-07-04 (土) 22:21:00
      • (ユーニスだよ、よろしくねーとリリアに手をふりつつ)
        犬はねーむしろ好き。娘さん、アレルギーとか持病とかは大丈夫かな。お風呂とか、普段してることとかー
        あ、あと緊急連絡先、カルロスさんの携帯でおっけー?
        (前にベビーシッターやったことあると言ってただけあって、わりとユーニスは慣れた様子で、確認事項をチェック) -- ユーニス 2020-07-04 (土) 22:35:32
      • (千歳ですと小さく笑みを見せ)リリアちゃんよろしくね?
        犬なら…まあ大きな犬と一緒に暮らしている様な物だから(とユーニスの方を見て)
        後は、この付近で行かない方がいい場所等があったら教えてほしいかな?
        (リリアと散歩に出る際等、うっかり行かない様に) -- 千歳 2020-07-04 (土) 22:40:30
      • (質問を受ければリリアに応えさせる)
        「え、えっと・・・病気とか・・は・・・ないから・・大丈夫・・・お風呂は、一人で入れる・・・」(普段してる事はゲームとか犬と遊ぶとかと説明)
        (ユーニスに)あぁ、必要なら抜ける事も出来るから遠慮なく連絡してくれ・・・ただそれなりに時間はかかるから、危険だと思ったらまず警察を呼ぶ事だ
        (チトセの方を見ると困った風に)この辺りは比較的安全だが・・・夜は基本的に外出しない事を勧めたい
        (その上でと考えて)・・・スロックランドからは出ない事だな・・・
        -- カルロス 2020-07-04 (土) 22:55:59
      • わんこと遊ぶのいいねー楽しそうっ。うん、あとのことは事前に確認してるからおっけーだねー。
        安全対策はまかせて、私達ロカーロで女の子二人で暮らしてるんだもん。警戒心めっちゃ高いぜーきっと番犬並。
        (実際、ユーニスはぼやっとしてるようで、ヤバそうな奴の見分けがよくできたりする) -- ユーニス 2020-07-04 (土) 23:03:16
      • ゲームか…うん、お姉さん達にも遊んでるゲームの事押してくれると嬉しいな(まずは知る事が大事)
        いえ、念には念と知っておきたいと思いましたので。それにコイツ、番犬並みなのは本当だから
        (実際、土地に不慣れな千歳が上手くやっていけているのはユーニスの存在による所が大きい) -- 千歳 2020-07-04 (土) 23:11:46
      • ・・・そうだと思うが・・・(大丈夫かなって感じにむぅぅっと唸る)
        分かった、信じよう、それでは後の事は任せたぞ?(そういうと時計で時間を確認し、リリアに「行ってくる」と告げて出ていった)

        「いって・・らっしゃい・・・(と見送ると)」
        「・・・えっと・・(若干手持ち無沙汰気味にリビングに歩いていく)」
        -- 2020-07-04 (土) 23:19:30
      • いってらっしゃーい。はやくかえってきてあげてねー(リリアと一緒にお見送り)
        さて、と改めてよろしくね、リリアちゃん。
        (改めて、こっちがユーニスだよって。一緒にリビングについていきつつ。なんかよく見ると、着てるTシャツがウオウオフィッシュライフとかカタカナで書いてある変Tだ)
        カレリアもよろしくなー(さあ、匂いを嗅いでくれ、と手を差し出す犬コミュニケーション) -- ユーニス 2020-07-04 (土) 23:32:19
      • いってらっしゃいませ(並んで見送る)
        そして私が千歳だよ、よろしくね。さて…何からするといいのかな?(ユーニスと同じウオウオな変T着てます)
        カレリアもよろしくね?コイツは無害だから犬パンチしても大丈夫だぞー -- 千歳 2020-07-04 (土) 23:39:36
      • (\パンチはやだなー/) -- ユーニス 2020-07-04 (土) 23:45:57
      • よ、よろしく・・・(二人の恰好を見て)・・・二人とも・・お揃いなの・・着てるの・・・?
        (ふんふんふんふんと匂いを嗅いでぺろりと舐めたりするわんこ、取りあえず受け入れてくれたようだ)
        え、えっと・・・(何かするかと聞かれれば困ったように)し、宿題・・・しないといけない・・から・・・て、テレビとか・・見てて・・・いい、よ・・・
        (たたたっと逃げるようにテーブルの方へ、まだあんまり打ち解けられてないようだ)
        -- リリア 2020-07-04 (土) 23:49:48
      • ああ、いいっしょー、ウオウオフィッシュライフって意味だってさー。
        (お返しに、カレリアの頬を軽く撫でる。ボーダーコリーは、賢くて家族思いな犬なので、こちらをあまり警戒してないのを見るに、
        リリアは緊張してるだけかなと思った…。かどうかは分からない、だってユーニスも気の抜けたレトリバーみたいなツラしてるし。)
        おっけー、じゃあ先にお掃除とかお洗濯させてもらっちゃうねー。 -- ユーニス 2020-07-05 (日) 00:01:42
      • コイツがどうしても言うから(ユーニスを指で突きながら、Tシャツの裾を摘まんでヒラヒラする)
        カレリアは賢いな(ユーニスとカレリアのやりとりを見ながら、うんうん頷いて)
        そうだな…まずは出来るところからやって行こう(まだ初日。いきなり仲良くなれるとは思っていなかった)
        仕事を覚えていかないとな(だから今は少しづつ前へ) -- 千歳 2020-07-05 (日) 00:09:22
      • うおうお・・・ふぃっしゅらいふ・・・?(それはつまりどういう事だろう?って首をかしげる)お揃い・・・・制服じゃ・・ない・・よね?
        (あなた達は悪い人じゃないわ、私にはわかるのとでも思っているのかいないのか、特に警戒した様子もなくモフられてるわんこ)
        (二人が掃除とかを済ましている間、ちらちらと様子を伺ったり、洗濯機を回してる時に物陰から伺っては逃げたりしてる)
        -- リリア 2020-07-05 (日) 00:24:04
      • (そして、チトセと小声で『んふふ、やっぱり気にはなってるね。次はおやつで気をひいてみようか』と作戦会議。
        お片付けついでに、台所の様子も確認したというわけだね) -- ユーニス 2020-07-05 (日) 00:35:01
      • 制服じゃないよ、街にはこう言う変なTシャツが売ってるんだ
        『ふむ、おやつか…上手く気をひいて、庭でおやつタイムと言うのはどうだろうか?』(ひそひそ) -- 千歳 2020-07-05 (日) 00:45:54
      • 変な・・Tシャツ・・・(へぇーとちょっと興味ある感じ)
        (二人が作戦会議してる間も宿題しつつ様子を伺っている・・・というか本当に宿題をやっているのか、あまりはかどってる様子はない)
        -- 2020-07-05 (日) 01:02:29
      • (おっけー、それでいこう!とうなずき)
        ねーリリアちゃん、ちょっと教えてほしいんだけどー。お気に入りのお菓子はどこにしまってるー?
        (ひょいっとリビングに顔をのぞかせ)
        お片付けすんだから、おやつタイムとかどうかなー? -- ユーニス 2020-07-05 (日) 01:09:22
      • (今度お土産に買ってこようかな?と考えたり。変Tな三人……)
        今日は天気が良いし、庭でおやつとかどうかな?
        (ユーニスの顔の下からひょこっと顔を出し、団子状態に重なる) -- 千歳 2020-07-05 (日) 01:12:43
      • ふひゃい!?(とっくに終わってる宿題から顔を上げて)え・・えっと・・
        (ちょっと慌てた様子で二人と顔を見合わせて)こ・・・ここ・・に・・・(と席から降りて台所に・・・戸棚にあるカンカンを開けて)あれ・・・もう・・ないや・・・
        (どうしようとちょっとしゅんっとしたり)
        -- リリア 2020-07-05 (日) 01:20:43
      • ありゃ在庫切れ、買ってこようか…スーパーちょっと遠いなー。
        (普段、都心部で暮らしてると、たまに車がない不便さを忘れがちだが、ここは車社会の本場アメリカだ) -- ユーニス 2020-07-05 (日) 01:28:42
      • うーん……(腕組みしてしばし考えた後)よし作るか!材料があれば多分なんとかなる
        まずは食材のストック確認からだな?
        (菓子作りに必要な小麦粉や砂糖、卵や牛乳等々、どの程度あるのか調べ始める) -- 千歳 2020-07-05 (日) 01:35:05
      • お外・・・行くの・・・?(不安げに訪ねた所でチトセの提案)
        あ・・え・・あ・・・こ、ここ・・・に(どうだったかなとおろおろしつつ案内、ちょっと探せば必要な物は直ぐに揃う事だろう)
        -- リリア 2020-07-05 (日) 01:43:46
      • おおーチトセお菓子も作れたの!?チョコレートパフェつくって!フルーツとかめっちゃ盛ってある奴!(誰のためのおやつなのか忘れて、食欲が暴走しだすユーニス) -- ユーニス 2020-07-05 (日) 01:51:59
      • 作れる程度だからあまり期待するなよ?って、今はリリアちゃんのおやつが先だ!
        (リリアに案内され食材のストック部屋へ)ありがとう、流石アメリカ…備蓄量が半端ないな
        小麦粉はある砂糖もある…バターもあるし(調べれば必要な物は直ぐに揃った)
        よし!作るぞ!(借りたエプロンを装備し。菓子作り開始。最終目標は手作り風クッキー)
        あ、おまえも手伝うんだぞ?(ユーニスに言い)リリアちゃんもやってみる?
        (リリアの視線に屈むと問い尋ねてみる) -- 千歳 2020-07-05 (日) 02:15:07
      • (屈んで視線が合えば戸惑うようにきょどきょどと・・・されど)う・・・うん・・・(こくりと頷き「やってみたい」ってなって) -- リリア 2020-07-05 (日) 02:23:35
      • パンケーキもミートローフも、キューバサンドもバッファローウィングも作れて、さらにクッキーも作れるなんて…チトセはやっぱりシェフだよ。
        でもスシは作れないし、ラーメンヌードルは作ってもインスタントなんだよね。不思議だね。どっちも和食なのに。 -- ユーニス 2020-07-05 (日) 02:26:05
      • うん、いいお返事だ。みんなでクッキー作りだ(急過ぎたかなと思いつつも了承の返事を貰えたのでほっと息を吐く)
        褒めても何も出ないぞ?…寿司を作るには刺し身に出来る新鮮な魚が必要だからな。それと寿司酢や醤油が高い……(特に日本産の物は倍以上の値段する)
        じゃあまずは……(早速クッキーを作り始める)
        (混ぜたり簡単な所は丁寧に教えつつ、リリアに手伝わせ。生地を練ったり力が必要な所はユーニスの力を借りる)
        (生地が出来れば型抜き作業。小さな子供にとって一番楽しい作業とも言える)
        (星やハート型の定番の形。余った生地で犬(カレリア?)の形を作ったりもした)
        ………
        ……

        もう少しで焼き上がるよ(オーブンの中から甘く芳ばしい香りが漂い始めた) -- 千歳 2020-07-05 (日) 02:39:19
      • い、いっぱい・・・作れるんだ・・・ね?
        (おずおずと、始めは少し距離を置いた感じだったが、丁寧に教わったりする内に自然と間隔が縮まって)
        で、できた・・・よ?カレリア(掲げてにへーっと笑顔を見せる頃にはもうすっかり打ち解けていて)
        (焼けていく様をじっと見ながら)うん・・・いい、匂い
        -- リリア 2020-07-05 (日) 20:09:12
      • 良い匂い〜(リリアの横でオーブン覗き込みつつ、期待に目を輝かせるやつ)
        めっちゃお腹空いて来たよーじゅるり… (なんだか基本的にいつもおなか空かせてるような気がする) -- ユーニス 2020-07-05 (日) 20:48:38
      • 少し多めに材料を用意したからな。クッキーは色んな食べ方が出来るし……
        こら?この待ち時間が肝心なんだぞ?(本当に涎が垂れそうだったのでユーニスの口を吹いてやり)
        …このタイミング!(時計を見ればオーブンの火を止め。蓋を開いたすると……)
        完璧!(トレーが引き出されれば、ほんのり焦げ目の付いたクッキー達が登場しました)
        まだ少し熱いが…味見してみるか?
        (リリアと待てをされたわんこ状態のユーニスに問い尋ねた)
        (出来立てほやほやのクッキー。冷ましながら食べないと熱いが)
        (食べれば手作りならではの味わいに感動するかもしれない?) -- 千歳 2020-07-05 (日) 21:01:59
      • ユ・・ユーニスさん・・は・・・いつもチトセさんのお菓子・・・食べてるの・・・?(いいなっといった感じの視線、二人のやりとりを楽しそうに眺めたり)
        (熱いトレーが引き出されるのを少し引いて見守り・・・おずおず覗き込んで香りを堪能する)
        う・・うん・・・食べて・・みたい・・な?(わくわくしながら手を出そうとして)あつつ・・・(慌てて引っ込めたり)
        -- リリア 2020-07-05 (日) 21:16:26
      • うん、チトセが色々つくってくれるんだー。あ、熱いから気をつけようね。慌てちゃだめなんだよー。
        (お姉さんぶってみるも、お前熱いまま食べて口火傷してたしな、と千歳につっこまれる)
        (飲物を用意してる間に、あつあつでしっとりしていたクッキーも、いい具合にサクサクになる)
        やっぱりクッキーには牛乳だよねっ。 -- ユーニス 2020-07-05 (日) 21:23:41
      • ああ?熱いから注意して?(小皿にクッキーを乗せると冷ましてからね?とリリアに渡し)
        コイツが良く食べるからね?出来合いの物ばかりだと金…お金がかかる(言って肩を竦めるも楽しそうに見える)
        うん、クッキーには牛乳だな?(残りのクッキーを大皿に移すと)
        (牛乳を飲むためのマグカップを用意する。リリアのお気に入りのカップを見せてもらったりもした)
        (そして庭にテーブルと椅子を並べ、テーブルクロスをかければおやつの準備は整った) -- 千歳 2020-07-05 (日) 21:34:38
      • あ・・・ありがと・・・(お皿にわけて貰って、冷めるのを待って食べてみる さくさく)おいしい・・・
        (つっこみいれたりボヤいたりするさまを見ながら)ふふ・・チトセさん・・・楽しそう
        (青い水玉模様のマグカップにミルクを入れてお庭に)
        わぁ・・・お茶会・・みたい(準備を手伝えば早速といった風に席について)
        (「へっへっへっへ」と足元でなんか期待した感じの目を向けてくるわんこ)
        -- リリア 2020-07-05 (日) 21:51:41
      • カレリアも欲しいの?めっちゃ美味しいもんね。ほーら、食べるかーい?
        (自分の分を1枚どうぞーってやるやつ)
        かわいいよねー私子供のころ犬飼って見たかったんだよね。 -- ユーニス 2020-07-05 (日) 21:59:46
      • 二人共本当に仲良くなったな、やはり犬と相性が良いのかもな?
        (カレリアとやりとりしてるユーニスを見ればそんな事を呟いた)
        お茶会か…確かにそんな感じだな。バニーの耳があればアリスのお茶会を演出出来たかな?
        (流石にバニーの衣装を着る訳にはいかないが。)
        (バニーの耳を付ければ三月兎っぽくなったかも?そんな事を思いつつクッキーを齧る)
        …うん、我ながら上出来♪ -- 千歳 2020-07-05 (日) 22:12:13
      • (わふっと嬉しそうに頂くわんこ、しっぽふりふり)
        そう・・・なんだ?・・・でも飼えなかった・・の?
        お帽子被ったり・・・だね(さくさく)チトセさん・・・は・・お菓子とか、誰かに教えて貰ったり・・したの?
        -- リリア 2020-07-05 (日) 22:18:43
      • 犬は買ってもらえなかったから、近所の野良犬てなづけてたよ。(こんどバニー耳とかもってきてあげるーとか付け加えつつ、自分もサクサクッといい勢いでクッキーたべつつ) -- ユーニス 2020-07-05 (日) 22:23:21
      • シルクハット等も良さそうだな…お菓子作り?うん、日本の友人にお菓子作りの上手い子がいたんだ
        …今でこそ作れるようになったけれど、学校の家庭科の授業で作った時には……(遠い目になって)
        それを見かねた友達に教えてもらって…それで(だからリリアちゃんも練習すれば上手くなるよ?と微笑む)
        (そんな穏やかな笑みと会話と共に穏やかな時間は流れて行き……)
        ………
        ……

        アイツ…ああしてると本当に犬だな……
        (カレリアと一緒に庭をぐるぐる駆け回るユーニスをぽかーんとみている)
        (おやつの後、腹ごなしを兼ねて遊ぶ事になったのだが……)
        (ボールが転がり始めた途端このありさまであった) -- 千歳 2020-07-05 (日) 22:33:34
      • そう・・・なんだ・・・・・(少し押し黙り、やがてもじもじと切り出す)わた、私・・に・・も・・・その・・教えて・・・欲しい・・・なって
        (そんなこんなでおやつの時間は過ぎて)
        (投げたボールを追いかけて遊ぶユーニスとカレリアの様子を見ながらきゃっきゃと笑ってる、混ざろうと走るけど遅い、置いて行かれてる)
        -- リリア 2020-07-05 (日) 22:46:40
      • (ボールを拾うと、リリアのところに走っていき、はいっと差し出す。ボールに釣られて、カレリアも寄ってくる)
        もっかい、もっかい投げてみて。 -- ユーニス 2020-07-05 (日) 22:54:41
      • うん、いいよ?(勿論と頷いた。何か子供でも覚えやすい料理を調べておこう、そんな事を思い)
        とって来いって投げると喜ぶよ?(リリアも上手く遊べる様に促してみる) -- 千歳 2020-07-05 (日) 22:59:00
      • そ・・・そう・・・なの?(本当に犬みたい・・と思いつつ)うん!とってこーいっ(と思い切ってぶんっとボールを投げてみて) -- リリア 2020-07-05 (日) 23:02:02
      • いやっはー!
        (投げられると同時に、駆け出すユーニスとカレリア!ユーニスは見た目よりずっと足が速い!
        けど、さすがにカレリアのダッシュ力にはかなわない。だって牧羊犬だ。今度ボールをリリアのところにもってきたのはカレリアだ。ちょっと遅れてユーニスもゴールイン。お手もするよ、とかチトセに冗談っぽく言われてる) -- ユーニス 2020-07-05 (日) 23:07:03
      • …ノリいいな……(冗談なのか本気なのか本能なのかわからなくなってきた)
        (そんな事を何度か繰り返しながら。合間合間にクッキー上げてみたりしつつ)
        (リリアが楽しんでいるか、横目で顔を見る) -- 千歳 2020-07-05 (日) 23:11:23
      • ふふふっ・・・ユーニスさん・・本当に犬ちゃんみたい・・(くすくす楽しそうにボールを追いかける様を見守って)
        (やがて取ってきた二人を順番に撫でてあげる)・・・ほ、本当・・?・・・・お、お手・・・(なんて信じて手をだしたり)
        (初めの様子はどこへやら、一緒にお菓子を作って食べて、遊んでいる内にすっかり打ち解けて、本当に楽しそうに声を上げている)
        -- リリア 2020-07-05 (日) 23:18:20
      • はいよー(お手をするユーニス、興がのったのかカレリアも前足を差し出すので、でかいレトリバーとコリーが2匹いるみたいな絵面になった)
        (その後、夕暮れまで世話をするというよりは一緒に遊んだ。夕飯も一緒に食べて、仕事柄、帰りが遅いカルロスが戻ってくるのを待つ間の時間もいっぱいあって)
        ………
        ……
        … -- ユーニス 2020-07-05 (日) 23:30:32
      • はぁはぁ…間に合った、リリアちゃんおやすなさい?
        (そろそろカルロスさんが帰って来る予定の時間なのだが……)
        (妙に疲れた顔をしているのには理由があった)
        (リリアをベッドで眠らせるのは八時の約束。でも、ちょっと夜更かしさんをしてしまった!)
        (夕食の後、キッズ向けTVアニメを見たり、リリアがお気に入りのアニメ映画等を見たりした)
        (そして気付けばこんな時間。子供は普段と異なる環境になるとテンションが上がる事もあったり無かったり) -- 千歳 2020-07-05 (日) 23:40:56
      • (そして、すっかり仲良くなったユーニスが、えーもうちょっといいじゃーんと、言い出すのも当然あったり) -- ユーニス 2020-07-05 (日) 23:48:23
      • (ユーニスを手懐けたりモフったり、二人と一緒にご飯を食べたりアニメを見たりといっぱい楽しんで)
        うん・・・お休み・・なさい・・・(眠れる気はしないけどなんて呟きつつもちゃんとベッドに入る、素直で扱いやすかった事だろう)
        (リリアを寝かしつけたのと殆どタイミングを同じくして車がガレージに入ってくる音)
        (静かに帰宅)ただいま、何事もなかったか?(こそっと娘の様子を見ようと部屋をのぞいたり)
        -- カルロス 2020-07-05 (日) 23:52:16
      • おかえりなさーい、リリアちゃんめっちゃ良い子でしたよ。
        (ついでに、掃除や洗濯もすませたのと、今日のおやつや夕食のメニューなどについて話しておく)
        ちゃんと時間通りにお休みしてます! -- ユーニス 2020-07-05 (日) 23:54:59
      • おかえりなさい…ませ(お辞儀で迎えるも。慌てた呼吸はまだ落ち着いていない)
        え、えっと…は、はい!時間通りにおやすみしました!夜更かしなんてしてません
        食べて遊べば寝つきは良いの…良いの…ちょっと夜更かしさせました、申し訳ありません
        (人の子供を任された以上そこには信頼と責任が伴う、嘘を付く事は信頼を裏切る事で) -- 千歳 2020-07-06 (月) 00:04:06
      • …あれ、そうだっけ?あーちょっと楽しくて時計見るの忘れた気はするけど(すっとぼけるやつ) -- ユーニス 2020-07-06 (月) 00:10:59
      • なんだ、そういう事はこっちでやっておくと言ってなかったか?(少しバツが悪そうに頭を掻いて)ともかくありがとう、助かったよ
        (随分息が荒いなと不思議そうにしていたが)・・・そういう事か(むむっと難し気に腕を組む)
        まだ初日だから不慣れな事もあるかもしれないが・・・そういう所はしっかりしてもらえないと困るぞ
        正直に言ったって事は、次からはちゃんと改めるって意味と受け取っていいな?(ならば良しと頷いて)
        兎に角、お疲れ様だ・・・夜更かしさせられるくらいリリアが君たちと馴染めたのなら喜ばしい事だ・・次もよろしく頼む(すぐさま契約打ち切りなんて事にはならないで済んだようだ)
        (さてと時計を見て)もう時間も遅い、女の子二人じゃ危ない、タクシーを呼んでもいいが・・・家まで送るか?
        -- カルロス 2020-07-06 (月) 00:14:45
      • あー…すいません、なんかすごく仲良くなって楽しくなっちゃってぇ。…ごめんなさい
        ああ、まだ電車あるから大丈夫、駅まで送ってもらえれば…。うちロカーロで、街の反対側だし。
        (仕事上がりでさすがにそれは大変だろう、ということで) -- ユーニス 2020-07-06 (月) 00:26:47
      • は、はい!子供にとって睡眠は大事ですから(いきなり首になる事が無くほっと息を吐く)
        (仕事も大事だが、せっかく仲良くなる事も出来たしのにお別れは寂しい物があるから)
        では……(と駅まで送って貰う事にしました)
        (でも初めてのベビーシッタで疲れたのか、車の中でウトウトして大変な二人でありました) -- 千歳 2020-07-06 (月) 00:34:50

9月4週 ゆるキャン□ Edit


  • 山道を、ミリタリー仕様のサイドカーが登っていく。
    高いセコイアの梢から、強い日差しが降り注ぐ。サマーシーズンが終わっても9月のサンアッシュクロスは
    まだ夏のただなかである。

    「重い…おもいー…おーもーいー」
    サイドカーに乗ったユーニスが不満げな声を出した。サンドバッグみたいな荷物に潰されて窮屈そうだ。 -- 2020-07-07 (火) 23:11:51
    • 「えい、少し静かにしろ。それしか言えないのか」
      バイクのハンドルを握った千歳がユーニスを見ずに言う。怒っていると言うよりは溜め息の混じる口調。
      かれこれ一時間近く同じ事聞き続ければこうもなるだろう。
      もっとも、サイドカーに二人分のキャンプ装備一式を積み込むと言うのが無謀ではあるのだが……
      今出来るのは、少しでも早く目的地に到着する事だけ。 -- 千歳 2020-07-07 (火) 23:30:14
      • 「だって、重いんだもん」
        曲がりくねった山道が続く。セコイアのまっすぐ並んだ柱のような幹の間から、輝く湖面が遠目に見える。
        2人は久々の連休にキャンプにきているのだ。
        街の北部に広がる、ワークロック、ルルカンマレの山脈の中にあるルチオ湖は有名なキャンプ地だ。
        セレブから、低所得者層まで、分け隔てなくキャンプに、BBQ、水遊びを楽しみ、自然と触れ合える。
        山中に、ギャングやマフィアやヤク中のヒッピーの隠れ家が多数点在しているが、整備されたキャンプ場周辺は安全。

        やがて、道の先に、整備されたキャンプ場の一つがみえてきた。
        大型キャンピングカーが何台も泊まれる、バスターミナルみたいなオートキャンプ場、手入れの行き届いた広大な芝生、ログハウスのロッジ。
        高級レストランも出店しているグランピングハウスも立ち並ぶ。 -- ユーニス 2020-07-07 (火) 23:52:03
      • 「やっと見えてきた。あそこだな?」
        目的地らしき場所が見えれば、気分は晴れ道中の疲れも吹き飛ぶと言うもの
        ログハウスに高級レストラン。あの場所で過ごしす休暇はきっと楽しい物になるはず
        だから少しでも早く到着したいと、アクセルを捻りバイクを加速させる

        スムーズな駆動音はエンジンの整備が行き届いている証。
        BMWのマークが入ったミリタリー仕様のサイドカー
        レンタカー屋のお爺さんは大戦中に使われていた物と言っていた
        確かに、大戦中を舞台に冒険する考古学者が登場する映画で似た物を見た記憶はあるが……
        千歳はそこまで詳しくはない。
        ユーニスはレンタカー屋のお爺さんとなにやら盛り上がっていたが……
        -- 千歳 2020-07-08 (水) 00:13:19
      • なんで街のレンタカー屋に、ミリタリーファン垂涎の品が普通にレンタルされていたのか。
        きっとアメリカだからだ。しかもレンタル料が車より安かった。

        「違うよ」
        振り返る千歳にユーニスは
        「HAHAHA、キャンプの後にタダ働きしてもう2〜3泊してく?
        きっと最高のキャンプになるね。うちらのキャンプ場はあっち」

        本場のアメリカンジョークをかましつつ、舗装もされていない脇道を指さす。
        「大丈夫だって、この先に山小屋があるんだ。昔お爺ちゃんに連れてきてもらったから
        ちゃんと道も分かるよ」 -- ユーニス 2020-07-08 (水) 00:21:08
      • 「ここじゃない…のか…?」
        サイドカーを停止させると、<●><●>な視線をユーニスとキャンプ場の間で何度も往復させる
        冗談であって欲しい。人々がバカンスを楽しむ場所を通り過ぎ、自分達はさらに山奥へ進まなくてはいけない
        何の冗談だろう?
        「マジか…?」
        千歳の問い掛けにユーニスはニコニコしながら頷いた。

        「はぁ……」
        溜め息一つすると千歳は転寝していたバイクを起こした。 -- 千歳 2020-07-08 (水) 00:34:15

      • 原生林みたいな山の中の道を進んでいく。薄暗さが増した気がする。
        「ふんふふんふー」
        ユーニスは暢気に鼻歌など歌っていて。道自体は一本道で迷いようがないが。
        進めば進むほど、さっき通り過ぎたキャンプ場とは真逆の世界へ入っていくような不安感がつのる。 -- ユーニス 2020-07-08 (水) 00:42:31
      • 「まったく……」
        本日何度目かの溜め息するとバイクのヘッドライトを点灯した
        道が見えない程の暗さではないが、先に何があるかわからないのと
        獣除けになるだろうと言う判断

        「なぁ…こっちであってるのか…?」
        ここまでずっと一本道。むしろ一本道過ぎて何か怖くなってきた -- 千歳 2020-07-08 (水) 00:58:24
      • 「ぐぅー…すぴぃー…」
        返事は寝息。散々文句を言ったサンドバックみたいな荷物を抱き枕にして、ユーニスは暢気に昼寝していた。 -- ユーニス 2020-07-08 (水) 01:00:58
      • 「<●><●>(こ、こいつは……)」
        思わず蹴飛ばしたくなったが抑えた。とにかく今は前に進む事にする
        迷子になったその時はその時だ。食料はあるしどうにかなるだろう
        食料があるって素晴らしい。

        巨大な生物の体内の様な薄暗い木々の間を無言で進んで行く
        こうしてみると、ユーニスの愚痴も無いよりはマシだったと良くわかる
        やがて時間の経過が曖昧になり始めた頃……

        「あ…?」
        ついに道が開けた。だから千歳はユーニスを足で突いた -- 千歳 2020-07-08 (水) 01:14:14
      • 「んあっ」
        「おい、起きろ。ここか?」
        山小屋と思しき、ぼろっちいログハウスもある。
        「んーんんー…もうちょい先」
        溜息一つ、バイクを徐行で先へ進ませると…。
        まぶしさに千歳は目を細めた。目を光にならすと、そこには、海のように広い湖が広がっていた。
        今にも、波の音が聞こえそうな景観に反して、静かな水音が耳を洗う。

        「おお…」
        「ね?いいとこでしょ。山小屋には水道もトイレもあるし誰でも使えるんだ」
        そして対岸を指さして。ユーニスはたのしそうに。
        「ほらあれ、キャンプ場。あっちは有料だけど、こっちは無料なの!」 -- 2020-07-08 (水) 01:24:41
      • 「…無料。ま、いいか」
        千歳の心の天秤は無料の方が重かった様です。

        「うん、水は大丈夫だな?」
        蛇口から溢れ出した透明な水が地面へと落ちていく。
        設備があっても使えなくては意味が無い。だからまずは確認する事にしたのだが
        水はちゃんと出るし、トイレも使えた。
        むしろトイレの方は利用者が少ないお陰で、心配だった匂いもさほど無かった。

        「放置されている訳ではないんだな?」
        バケツに水を組むとテント設営中のユーニスの元へ戻って来た -- 千歳 2020-07-08 (水) 01:44:49
      • 「全然、だってここは狩猟シーズンには毎年ハンターが使う場所だもん」
        テントは、すでに出来上がっていた。石で囲いを作り、焚火の準備まで済ませている。
        「見て見て!チトセ!この寝袋いいっしょー!」
        (カップル用の大きな添い寝寝袋を広げてはしゃぐユーニス) -- ユーニス 2020-07-08 (水) 01:54:20
      • 「ハンター用の山小屋だったのか…って、寝袋が一つしか無いようだが?」
        「チトセといっしょに寝るよー」
        「うん、寝袋が一つしか無いな?」
        「だからチトセといっしょに寝るよー」
        暫く見詰め合った後、ユーニスの首を軽く絞めておいた。

        「よしカレー作るぞ!」
        気持ちを入れ替え、本日の晩御飯「カレー」を作る事にした。
        「なんでカレー?」
        「日本ではキャンプ飯と言えばカレーだ」
        「ジャパニーズキャンプ飯!」
        なぜ『飯』だけ日本語?とツッコミを入れつつ準備開始。

        野菜や肉はあらかじめ切って来たので、後は炒めて煮るだけ。
        それよりも重要なのはライスだ!
        「私、飯盒でご飯炊くの初めてなんだよね……」 -- 千歳 2020-07-08 (水) 02:15:22
      • 「ライスってパスタみたいに煮るんじゃないの?」
        「それは、日本式じゃないんだ。こいつは今日の為に奮発した、コシヒカリだしな」
        「ふぅーん」
        日本産の米はアメリカのスーパーでも売っているが、高い。生活費がかつかつな2人にとって、日本産の米は高級食材だ。
        半年ぶりの米食のために、千歳は、大きな水筒の中に米を入れ、軟水のミネラルウォーターで浸水させながら持ってきた。
        というか炊くための水も、わざわざ軟水のミネラルウォーターをボトルで運んだぐらいだ。
        ユーニスが、荷物に重いーと文句を言っていたのもそのせいである。
        しかし、一度炊飯にとりつかれた千歳はとまらない。米は日本人のソウルなのだ。 -- ユーニス 2020-07-08 (水) 02:29:18
      • 「それでーどうやって料理するの?」
        「やり方は調べてきた、基本的に鍋とかで炊くのと一緒なんだ。
        まず、十分に浸水させたお米を、強火にかけて、10分ぐらいで沸騰させて…
        それから、弱火にして12分間沸騰状態を維持してだな…」
        スマホを見ながら言う千歳の横で、はやくも火にかけた飯盒が沸騰し始めて。
        吹きこぼれた水がジュウッジュウッと焚火にかかる。
        「あ、あ…っ弱火に…」
        「これでいい?」
        ユーニスが薪を何本か、火の中から引くと、火勢は一気に弱まった。
        「う、うん」
        「焚火のあつかいなら、任せなよ。俺はファイアマスターだぜ?」
        「なんでイケメン風なんだよ」 -- 2020-07-08 (水) 03:04:10
      • 普段は眠そうな顔かぼやけたわんこの様な顔をしている事の多いユーニスだが
        モデル体型と合わせ顔がいい。だからイケメン風が似合う…似合うが、一瞬しかもたない
        「…ほんとオマエもったいないよな」
        「何がー?」
        ほら、既に眠そうな戻ってるし

        さて弱火にしている間にカレーの準備を進める
        肉や野菜は炒め終えてるので、水を入れアクを取りながら沸騰するのを待つ
        「カレーのスパイスはどうするのー?」
        「今日は日本のキャンプ飯と言っただろう?」
        言って千歳が取り出したのはカレーの『固形ルー』だ!しかも日本製!

        『固形ルー』こそ、日本の食文化の極み!
        『固形ルー』は、美味しいカレーを手軽に家庭でも!と企業が努力を重ねた成果!
        固形ルーの登場によりカレーは日本の国民食へ上り詰めたと言っても過言ではない
        「んーインスタント?」
        「日本のカレーを甘く見るなよ?」
        「カレーだけに?」
        とりあえずユーニスは小突いた

        「…でだ、湯が沸騰したらカレーの固形ルーを放り込んで混ぜる!」
        「お?おお!?OMG!一気にカレーになった!」
        外人の人って驚くと本当にOMG(オーマイガッ)って言うよね -- 千歳 2020-07-08 (水) 21:20:11
      • 「ほんとに見たことなかったんだなカレー。固形ルーとか普通にスーパーに売ってるのに」
        「食べるの初めてだよ。おあっめっちゃスパイシーな香り。みためビーフシチューなのに」
        「アメリカ人の好みに合わせて肉は大き目、多めにしてみたからな。
         日本基準だと超豪華カレーだ。グレードによって具のサイズが変わるんだ」
        「じゃあ、一番安いのは具が無い奴だ」
        「ああ、たまにやる人もいる」
        「oh…。こないだの、スープだけコンソメみたいな感じかな…」
        「あれは、切なかったな…。家賃高いよな」
        時々かき混ぜながらカレーをじっくり煮込んでいく。焚火で作っているとなんでも
        不思議と美味しそうに見えてくるものだ。
        はやくはやく、とせかすユーニスをなだめつつ、じきにカレーもご飯も良い具合に仕上がる。 -- 2020-07-09 (木) 23:34:13
      • 「火の側なんだからそんなにじゃれるなって…もう少し煮込んだら完成だ」
        こうしていると本当に大きな犬だ。
        ………
        ……

        「うおおおおお!」
        「落ち着け」
        「落ち着けない!肉たくさん!肉たくさんね!」
        「はいはい……」
        ご飯の盛られたカレー皿(アルミ製)に仕上がったカレーのルーを肉多目でよそう
        ルーが皿に乗った瞬間、ご飯の白銀とカレーの黄金が焚火の炎に照らされ輝きを放ち始めた
        ユーニスのテンションが上がるのも当然、千歳だって叫びたいの堪えているのだから

        「早く早く!千歳も早く」
        「わかってる」
        自分の皿にご飯をよそいルーを注ぎ込む。最高の瞬間。
        後はもういただきますをするだけ

        「スプーンは持ったか!」
        「え?持ったけど…?」
        「じゃあ、いただきます!」
        「うん、いただきます」
        二人同時にスプーンに掬ったご飯とカレーを口へと運ぶ
        「!?」
        「!?」
        瞬間、二人はインドの神と日本の神の饗宴を見た。 -- 千歳 2020-07-10 (金) 00:10:27
  • 「んんー!なにこれ美味しい!この瞬間に好きな食べ物が増えたよ!」
    キャンプで食べるものは大体美味しい、それがカレーならばもっと美味しい。
    「BBQじゃなくてカレー作るって言いだした時、正直何を始めるんだろうって思ったけど。
    これめっちゃいいねー。どうしよう、鍋一杯ぐらい食べられちゃいそう、ライスも良い感じ…!」
    そして実際に食べそうな勢いで食べてる。

    直火がよかったのか、短時間でも、具は良い具合にカレーに馴染み柔らかく煮えて
    しっかりとカレーと一体になっている。 -- ユーニス 2020-07-10 (金) 00:31:54
  • 「気に入ってもらえてよかったよ〜、はぁ…カレー美味しい。
    やはりカレーのライスは日本の米だよな」
    潰れた饅頭の様な顔になって瞳をうるうるしてる千歳さん。
    久しぶりの日本の味。インド発祥だが、固形ルーを使ったカレーは日本料理!
    とにかく久しぶりに日本の味の堪能してるのだからこうなるのも仕方ない

    「チトセがほにゃけてる……」
    「うるさい、おかわりもいいぞ」
    「やったー!」
    この後に変な訓練はありません。
    「でも一晩寝かせたカレーも美味しいからその分は残しておけ」
    「寝かせたカレー!?なにそれなにそれ!」 -- 千歳 2020-07-10 (金) 00:47:56
  • 「明日の朝わかるさ」
    「えへーたのしみ…あっ!」
    急に気づいたように声を上げるユーニス
    「これ、ヌードル入れたらカレーヌードルだね、ゆるキャンだよ!」 -- ユーニス 2020-07-10 (金) 00:53:42
  • 「日本にもカレーに麺を入れたカレーうどんがあるぞ、でも…ゆるきゃんって?」
    「カレーうどん!?食べたい!食べたいけどチトセには先にゆるキャンの講義をしなくてはいけないようだ!」
    「講義ってなんだ!?」
    「チトセは日本人として損してるみたいだからね」
    この後、めっちゃゆるキャン△他きららアニメを講義された。

    「はふぅ〜まんぷく〜」
    「私はお腹だけでなく頭もいっぱいいっぱいだ」
    語りながら食事を進めれば時間はあっという間
    太陽は夕日と着替え、山と湖を赤く染め始めていた…… -- 千歳 2020-07-10 (金) 01:09:48
  • 対岸の山の中に、遠くキャンプ場の灯の群れが見える。灯など全くないこちら側は焚火一つだけだ。
    その焚火で湯を沸かし、コーヒーを淹れる。ドリップパックとは思えない馥郁とした香りが立つ。

    「日も暮れてきたねー」
    「そうだな…」
    特に何をするわけでもなく、倒木のベンチに座って、夕暮れを眺める。
    どうみてもパリピな見た目してるくせに、ユーニスは騒ぐよりも
    2人でこうして過ごす方が好きらしい。

    「こっちはほんとに山の中って感じだ…」
    「まわりに誰も居ないとこだからねー。……ジェイソンとか出るかも」
    「おいやめろ」
    「あははっ今のりんちゃんっぽい!」 -- ユーニス 2020-07-10 (金) 01:28:49
  •   -- 2020-07-07 (火) 23:11:40

  • 真っ暗な山道を再びサイドカーが昇っていく。
    ヘッドライトが照らす前方の樹々と藪の中の砂利道以外、何も見えない。
    運転してるのはユーニスだ。
    「なぁ、ほんとに道あってるのか…?」
    「一本道だもん、迷わないよ」
    そう言われても、土地勘のない千歳には道と森の区別もつかず、
    闇の中を進んでいるようにしか見えない。 -- 2020-07-10 (金) 23:16:20
    • 先程ユーニスが収まっていたサイドカーに今は千歳が収まっている
      ただ座っているだけと言うのは返って落ち着かない
      しかも真っ暗な山道。
      バイクよりも低い視界はなんだかジェットコースターに乗ってる感覚になってくる
      「なぁ、この道……」
      「あってるってば、んふふ」
      千歳が再び問うとユーニスが笑った
      「な、なんだ?」
      「チトセも結構しゃべるなーって思って」
      「むぅ……」
      サイドカーに座ると人は口数が増える物なのかもしれない -- 千歳 2020-07-10 (金) 23:31:12
      • 「そろそろつくよー」
        ユーニスがそう言うと、目の前が急に開けた。森を抜けて月明りの差す丘を登っていく。
        真っ暗闇に慣れた目には、それだけでもまぶしかったが。
        やがて丘の頂上へたどり着くと、眼下に眩い光が地平線まで広がった。

        山腹にある峰の上から、街を一望できる場所に到着したのだ。
        「ふふっ、どうよ知ってる人もほとんどいない、めっちゃ穴場だよ。
        近くに道路もないからね。車じゃこれないし」
        急に明るくなったので、ユーニスのドヤ顔も良く見える。 -- ユーニス 2020-07-11 (土) 00:00:26
      • 「お、おお、これは……」
        言葉が続かない。この感動を表現する言葉が見つからない
        大地に光の海がある。光の一つ一つがサンアッシュクロスの賑わいの輝き
        「すごいな……」
        これがやっと千歳の口から出た言葉。
        詩人ならばここで詩の一つでも紡ぐのかもしれないが……
        生憎、千歳はそこまで洒落た言葉を紡げる語彙を持っていない

        「…私達のアパートはどっちかな?」
        この風景を見ていると、ユーニスのどや顔すら許せてしまう
        なにより、どや顔をしたくなるのも当然の光景だから -- 千歳 2020-07-11 (土) 00:18:41
      • 「海があっちの方だから―あの辺?真ん中らへんがカジノかな、よくわかんないや」
        適当に指さしてみるが、街灯もビルの灯も遠目には区別がつかない、みんな混ざり合って一つの光の海に溶けている。

        「あの灯、殆ど知らない人達の灯ばっかりなのに。遠くから見てるとなんでだろう
        妙に懐かしい感じがするんだよね。私達の家の灯も、あの中にあるからかな…」
        「うちの灯は消してるから、無いだろう」
        「あ、そっか」
        戸締りとガスと電気の消し忘れは、わざわざ戻って確認したので確実である。

        「でも、そうだな…。昔、留学が終わってアメリカから日本に帰る飛行機で。
        東京の灯が飛行機の窓から見えたとき、懐かしく見えたな。私の家は東京にないのに…」
        遠い街明かりは、記憶の中にある灯だからなのか。
        こんな夜景を見ていると、どうしても、気持ちが遠くに向いてしまうようで。
        チュッと、音がして、ユーニスが不意打ちみたくキスしてきた。 -- 2020-07-11 (土) 02:18:38
      • 「えっ?」と思うも口から言葉は出ない。
        口は唇で、ユーニスの唇で塞がれてしまったから
        ユーニスとは何度も唇を重ねているが、これは卑怯すぎる
        こんな状況でこんなキスをされたら、いつもの様に振り払う事なんで出来ない
        天には星の輝き、地には街の輝き。しかも二人きりの状況
        はっきり言ってロマンチックすぎる。

        いやまて?
        コイツにこんなロマンチックな事が出来るか?これはもしかたら夢なのかもしれない。
        考える考える。考えるが。口付けの熱は千歳の思考は蕩かし……
        思考が蕩け落ちる前に唇が離れ、千歳を現実へ返した

        「はぅ…いきなりなんなんだ……」
        ユーニスを睨みいつもの調子でも言うも、微妙に覇気が無い。 -- 千歳 2020-07-11 (土) 02:38:25
      • 「んー…ふふっどっか遠くみてたから。キスしてほしいのかなって」
        ユーニスの方は、いつもの調子でなんだかゆるーい笑顔で笑っていた。 -- ユーニス 2020-07-11 (土) 02:48:27
      • 「…なっ?」
        千歳の顔が一瞬で真っ赤になった。頭から湯気出そうな勢い
        台詞もそうだが、ユーニスの笑顔にトキメイてしまった自分が恥ずかしいから
        だからとりあえず……
        ユーニスを両手でポコポコと叩いてみた
        -- 千歳 2020-07-11 (土) 20:57:21
      • 「へへへー照れないでハグしてもいいんだぜー?」
        そういうとこもカワイイよマイスゥイートとかからかってたら、ポコポコが
        強めのチョップになって、ユーニスはオゥっと鳴いた。 -- ユーニス 2020-07-11 (土) 21:50:16
      • 「まったく…ふざけてないでそろそろ戻るぞ、ふぁ」
        拗ねる様に言うと、欠伸一つしてバイクの方へ歩き始めた
        しかし……

        「ちょっとまってー!」
        「わっ?」
        不意にユーニスが千歳の腕を掴んだ。
        いきなりだったので後ろに転びそうになったが、ユーニスがそのまま支えた

        「もう、なんだよ」
        頭をシャフ度に傾けながらユーニスを見れば
        大き目な胸の向こうで、なにやらニヤニヤとしていた
        これは何か悪だくみを思い付いた顔だ…… -- 千歳 2020-07-11 (土) 22:06:43

      • 「寝袋持ってきてたのか…」
        「山の上は冷えるからねー」
        野原にペア用寝袋を広げると、山を丸ごとベッドにしているようだ。
        「夜景は見えないな…」
        「でも、星空もキレーでしょー」
        空の真ん中に月がかかり、控えめな雲が月色に染まっている。
        街の明かりは遠く、星空が近い。 -- ユーニス 2020-07-11 (土) 22:23:10

      • 「手を伸ばせば届きそうだ……」
        ぼんやり呟くと千歳は星空に手を伸ばした
        暗闇の中に浮かび上がる白い腕
        その先にある手が何度か開いて閉じるを繰り返す
        「掴めそうで掴めないな……」
        見た目近そうでも、星は遥か彼方にある
        掴めるわけがない

        そこへもう一つの手が並んで伸びてきた
        ユーニスの手だ
        「空の星は無理だけど、別の星なら掴めるかもね?」
        「別の星?」
        千歳がユーニスの方を向くと
        同時に振り向いたユーニスがニッと笑った -- 千歳 2020-07-11 (土) 22:40:22
      • 「’’スター’’ね…なれるかな…」
        「なれるよ」
        「その前にまずステージに立てるようにならなきゃな…」
        「それも大丈夫だってー」
        「…お前は気楽だな」
        「なんでか知りたい?」
        そういうと、ユーニスは千歳の手を包むように握って。
        星空に手を伸ばしたまま、手をつなぐ。

        「チトセに出会ったからだよ。
        私の気持ちが分かる人なんか、きっと一生出会えない、親友なんてできないって思ってて。
        でもある日、なんの関わりもない、日本からきたチトセに偶然であって親友ができちゃった。
        奇跡ってちゃんとあるんだよ」
        相変わらずゆるい笑顔だけど、繋いだ手が熱くて。それは彼女の本心から伝わる熱で。 -- ユーニス 2020-07-11 (土) 23:17:35
      • 手が熱い
        熱は手から腕へ、そして体へと広がっていく様で……
        手を繋いでいるだけなのに、ユーニスと一つになって行く様な感覚

        「…奇跡か、そうだな…そうかm……」
        「チトセ?」
        言いかけた千歳の言葉が止まった。
        そして間を開けて、千歳がもぞりと動いた

        「抱き枕になってやる!こ、今夜だけだぞ?」
        言って、千歳がユーニスに身体を押し付けてきた
        「チトセ!」
        「夜は冷えるからな?風邪をひいたらバイトが出来ない」
        言った千歳の身体は妙に熱かった -- 千歳 2020-07-11 (土) 23:34:37
      • こんなとこ誰かに見られたら恥ずかしくて死にそうになるとこだが。
        今夜は2人だけの専用席で。

        静かな夜に寝袋にくるまっていちゃついていたら、寝落ちてしまい。
        空の白むころ、キャンプに戻り、2人して震えながら冴えないモーニングコーヒーを啜ることになった。
        風邪を引かなかったのは幸いだった。 -- 2020-07-11 (土) 23:52:30

10月2週 Edit

  • ロカーロ
    • ロカーロ住宅街
    • 街の映画館
  • 『READY PLAYER ONE 21:00〜上映中』
    乱入歓迎※乱入歓迎。多少メタが入ってもいいもね? -- 2020-07-03 (金) 21:02:26
  • はじまっちゃってるーいそがなきゃ -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:03:03
  • 4DXは無いのか…残念だな…おっともう始まってるのか!?
    (大きなコーラと抱える程のポップコーンを手に入って来る) -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:03:45
  • あ、キティちゃんが歩いていた…… -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:05:08
  • (レイトショー、かつ旧作上映なので自由席、お客の入りは遅い回にしてはそこそこ)
    ポップコーンちょうだいー -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:09:23
  • VR世界で宝さがしか…ん、どうぞ(食べやすいように二人の席の間にポッピコーンを置く) -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:10:52
  • (仕事上がりでそのままきたので、めっちゃもりもりポップコーンたべてる)
    金田バイクだー!こないだネトフリでみたやつ、あはは -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:13:23
  • 恐竜…キングコングだ?(人が少ないので多少の音は怒られない) -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:14:51
  • ソードフィッシュみっけ! -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:16:24
  • このおっさん親父に似てて嫌なんだよね… -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:19:18
  • ゲーム廃人家族…未来のゲームは怖いな -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:19:41
  • あははっちょうオタク部屋 -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:21:18
  • ………(ユーニスの言葉に思うところがあったらしい) -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:21:24
  • ん、ぽっぷこーん、キャラメルの方欲しいの?(はい、と差し出されるキャラメルコーンとナチョチーズのハーフ&ハーフ) -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:24:44
  • あ、うん、ありがとう(もきゅもきゅとキャラメルポップコーン食べる) -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:26:30
  • あのキャンディ私はひたすら時間かけて舐めるのに挑戦してべろひりひりしたことあるよ -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:33:54
  • こっちだとリアルであるんだ?そうか、海外映画でしか見る事の出来なかった食べ物も食べようと思えば食べる事が出来るのか
    これは意外な盲点 -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:36:03
  • こんどお菓子パーティーとかしようかへへっ -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:38:27
  • コンテニューできそうなコインきたねー -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:40:34
  • こっちのお菓子って極彩色だよな?ちょっと憧れてた(スクリーンを見ながら同意の頷き) -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:41:29
  • ん?そうなん?ふつーじゃない?(逆にアメリカ以外のお菓子を知らないやつ) -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:42:15
  • そうかこっちのゲームって一回25c多いよな(ふむふむ -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:42:33
  • 映画のこーゆーシーンさー、仕事場に見えちゃうの職業病だよねー -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:44:03
  • ほら、日本って食品の基準厳しいから(食品の着色料も制限がある) -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:44:36
  • あ、オーバウォッチのキャラが居た -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:45:53
  • …世知辛い職業病だな(遠い目) -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:46:25
  • (時々拍手や笑い声がはいるせいか、集中してみるというより、なんだかこの空間をゆったりと楽しめるような感じがする。
    空いているから、多少話していもて怒られることもない) -- 2020-07-03 (金) 21:50:01
  • チトセは、これ前に4DXでみたんだっけ? -- ユーニス
  • あ、私は初めてだ。4DX上映を見たかったのだけど…逃した -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:51:41
  • あれ、そだったんだ。私は4DXで見て酔ったよ。でた、なんかよくわかんない強制労働しせつ -- ユーニス 2020-07-03 (金) 21:54:25
  • うう…私も酔いたかった。リアルバレ怖い…… -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:56:27
  • ロボトロンはピクセルに出たな、あっちは4DXで見た -- 千歳 2020-07-03 (金) 21:58:47
  • 他の人までとばっちり過ぎてひどい… -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:01:42
  • ネットでリアル情報晒すのは危険と言う事だな、コワイ! -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:04:18
  • コワイ! -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:05:13
  • シャインング…ハリデーはデートでホラーを見たのか? -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:07:14
  • こないだ見たばっかだからめっちゃ見おぼえるねーオーバールックホテル! -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:07:38
  • あれは深夜に見る映画じゃない……(つい先日、一緒に深夜映画で見た) -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:11:27
  • ポップコーン食べ終わっててよかった -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:13:03
  • …VRでホラーだけはやりたくないな……(シクサーズの惨状を見ながら) -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:16:00
  • わたしは3Dのホラゲーの時点でいやー。延滞料と利息もいやー… -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:21:02
  • エイチは女の子だった…(本気で驚いてる顔)
    借金だけはしたくないな、特にこの街では -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:22:29
  • んふふ、知っててみてると、っぽいなーって感じはちょいちょいあるよね。
    センチピード、アダム・サンドラー呼んでくればかてるやつだ -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:26:26
  • 声を変えてるのも伏線だったのかな…? -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:28:30
  • 私もラップトップにパスワード貼るの止めた方がいいかな… -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:28:46
  • せめて本棚に隠すとかしよう -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:31:33
  • 尿漏れエクササイズ…ぶふっ -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:37:03
  • いえー!アイアンジャイアントー! -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:38:27
  • この社長ってやっぱりお茶目な人なのかもしれない -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:38:37
  • 少女趣味で尿漏れだけどね。 -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:44:37
  • 私…あんな呪文覚えられないよ -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:45:09
  • ひゃっほーやっぱデロリアンかっけー! -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:46:29
  • リアルとの対比がおもしろすぎる…… -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:48:36
  • メカゴジラだ!この曲知ってる! -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:49:13
  • チャイルドプレイも昔見てトラウマなった映画だなー…こんど一緒に見ようよ -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:49:38
  • ホラー…だよね?(ガクガクブルブル) -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:51:25
  • 一緒にトラウマ刻もうよ…やったメカゴジラだ! -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:52:06
  • あうあう。ガンダムかっこいい…今度アニメ見ようかな? -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:54:36
  • b -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:56:58
  • ターミネーター2で見たサインだ -- 千歳 2020-07-03 (金) 22:57:15
  • 聖なる手りゅう弾めっちゃ強いなぁー… -- ユーニス 2020-07-03 (金) 22:58:24
  • あ、この間遊技場のゲームで見た技だ(ストファイ) -- 千歳 2020-07-03 (金) 23:01:08
  • なるほどここで25セントコインが…そしてオタク班が楽しそう -- 千歳 2020-07-03 (金) 23:04:08
  • そしてバトルがゲームエリアからリアルに… -- ユーニス 2020-07-03 (金) 23:05:33
  • アメリカ映画の強い日本人…そしてゲーム終局 -- 千歳 2020-07-03 (金) 23:14:14
  • 男の子の部屋ってまじでこんなんなってるよね -- ユーニス 2020-07-03 (金) 23:14:40
  • 最後にちょっとホラー…… -- 千歳 2020-07-03 (金) 23:17:44
  • 終わったーうー……(大きく伸び) -- 千歳 2020-07-03 (金) 23:22:55
  • (スタッフロール流れ始めると大体退席する人が多い) -- 2020-07-03 (金) 23:26:23
  • おもしろかったねー。(ぬーんと伸び) -- ユーニス 2020-07-03 (金) 23:27:04
  • うん(頷きながら満足の笑み)小ネタ多いらしいし、もう一回見たくなるね -- 千歳 2020-07-03 (金) 23:28:14
  • 背景とかに一瞬だけでてくる有名キャラとかいっぱいいるらしーねー。
    私はゲーマーじゃないからあんまり知らないんだけど。(まぁ2人とも00年代生まれのZ世代ですし) -- ユーニス 2020-07-03 (金) 23:44:33
  • 私もガンダムとかメカゴジラ(ゴジラは日本式発音)とか有名のなら…キティちゃんは見つけた!
    主人公のあの車はバックトゥザフューチャーのでろりあん?なのはわかったかな?
    …そろそろ帰ろうか?その前に……(ちょっともじもじしてる。二時間半の映画ですからね) -- 千歳 2020-07-03 (金) 23:52:09
  • カウボーイビバップのソードフィッシュもあったよ、整備中のやつ。
    あ、そっか私も行きたいからはやくでよー(LLサイズなアメリカンLサイズのジュースも飲んでたので当然である)
    (そして二人は劇場の狭いトイレにできた人の列を前に、エレベーターから血の洪水してくるシーンを嫌でも思い出すことになる) -- ユーニス 2020-07-03 (金) 23:59:44

クリスマス Edit


  • 街がクリスマスムード一色になるのはアメリカも日本も同じわけだが。
    12月に入ってからのクリスマスっぷりは、もはや狂気にも近かった。
    街1個丸ごと商店街のようなモール内に巨大なツリーがそびえたち、クリスマスソングがエンドレスに流れ続ける。
    バルーンのサンタとトナカイがクリスマスライトの中に浮かんで、床までクリスマスカラーのポスターがびっしりだ。

    「あ、お菓子の家セットみっけ、こっちのキャンディー5個1ドルだって買っとこ!」
    ショッピングカートに、ぽいぽいお菓子を放り込んでいくユーニス。
    大型ショッピングモールの中は、クリスマスの買い物客でごった返している。 -- ユーニス 2020-07-13 (月) 21:54:41
    • 「これがジンジャーブレッドハウスのキット!一度作ってみたかったんだ!」
      ジンジャーブレッドハウスはヘクセンハウスとも言うキリスト教圏では定番の季節菓子
      クッキーで作った家にカラフルな菓子を飾り付けをして完成させる、まさにお菓子の家。
      千歳も書籍やネットの画像では見た事はあったが、実物を見るのは今日が初めて
      テンションが上がってしまうのは当然の話だ。

      「んふふ、チトセは、アドベントカレンダーも毎日開けてたもんね!」
      「う、うるさい」
      アドベントカレンダーは24の窓があるクリスマスカレンダー
      12月1日から毎日窓を開け。開けた中にはキャンディーやクリスマス飾り等が入っている
      そして24個目の窓が開いたその日が…クリスマスイブ! -- 千歳 2020-07-13 (月) 22:12:20
    • 「寝るときにちゃんと靴下も吊るしておくんだよーへっへっへ」
      クリスマススイーツの入ったブーツもカートに放り込む。
      さっきからお菓子ばっか買ってる。 -- ユーニス 2020-07-13 (月) 23:00:45
    • 「わ、私はそこまで子供じゃないぞ」
      言いながらジャンボマシュマロを放り込む。実は吊るすつもりだった千歳さん。
      他にもカラフルなグミやチョコブラウニー等、菓子類をカートに放り込んでいく。

      「しかし……」
      「チトセどうしたの?」
      「買ったはいいが、どうやって持って帰るか?」
      カートいっぱいに買い込んだ菓子類。
      袋詰めにしても二人で持つには手が足りない。

      「あ!あれ借りてくるー!」
      「あれって…オイ!?」
      工事現場から猫車を借りてきたユーニスであった -- 千歳 2020-07-13 (月) 23:21:37
    • 「へへへ、これでもっと買い物できるよ!」
      「カートゥーンみたいな絵面になってるぞ」
      猫車にクリスマスグッズを山盛りにしてはしゃぐユーニスをみて、家族連れの子供は
      あのおねーちゃんクレイジーだって笑ってた。 -- ユーニス 2020-07-13 (月) 23:31:56
    • 「はぁ、まぁいいか」
      「よーし!次はクリスマス飾り買うよー!」
      溜め息する千歳とおーっと腕を上げるユーニス
      クレイジーな光景ではあったが、今はクリスマスシーズン
      街中にはもっとクレイジーな連中が闊歩している
      猫車を押して買い物なんて可愛い方であった
      ………
      ……

      「あ、その、なんだ…荷物任せてもいいか?」
      一通りの買い物が終わった頃、千歳が急にそわそわし始めた
      「んーいいけどどうしたのー?」
      「ちょっと用事を思い出した!」
      なら仕方ないねーと走っていく千歳を見送ると
      ユーニスは猫車をカラカラ押したながらアパートへ戻って行った
      ちなみに猫車は後日ちゃんと返却しました -- 千歳 2020-07-13 (月) 23:47:28

    • 誰も彼もが浮かれて騒ぐホリデーシーズン。浮かれ騒ぐ人がいれば、彼らを騒がせるために
      働く人もいる。ちなみに千歳とユーニスは働く側。
      「ハッピーホリデー、楽しんでいってねー」
      今日何度目かわからないセリフと笑顔で、ユーニスと千歳はパーティー客に愛想を振りまく。

      「クリスマスでもやっぱりいつものビキニなんだな…」
      「そんなことないよ、ほら、サンタ仕様だよ?」
      クリスマスパーティーのファミリー向けじゃない奴は、街全体が金と歓楽で成り立つ
      サンアッシュクロスの名物の一つでもある。
      この時期、ホールスタッフの仕事には事欠かない。

      「っていうか、何でお前がとってくるバイトはこんなのばっかなんだ」
      「仕事があるだけありがたいんだよー」
      「それはそうだが…」
      ぼやきつつも、パーリナィする人々の間を器用にすり抜け、酒を運び、注文を取り
      セクハラをいなす。慣れたものだ。

      ちなみに、童顔低身長で、おまけに東洋系で美少女の千歳の受けがすごく良いらしく。
      ユーニスは、バイトの交渉をするとき、私を雇ってくれるならこの子もセットだよって言ってる。 -- ユーニス 2020-07-14 (火) 00:02:17

    • 「顔が笑顔で固まりそうだ」
      「チトセは笑顔が可愛いからいいじゃない、あう」
      肘で鳩尾打たれた。
      ………
      ……

      「…良く出来た像だな……」
      そしてまた別のパーリィ会場に来たのだが
      ステージ横に大剣を持った金の像が立っていた
      筋肉の質感と躍動感、まるで生きている様だ
      「あれは人間だよ」
      「マジか!?」
      「三時間くらい像として立つ仕事なんだって、時給いいらしいよ?」
      「…やらないぞ?」
      ユーニスがバニー像と言い出す前に念を押した -- 千歳 2020-07-14 (火) 00:18:07
    • ………
      ……

      「映画でみたことあるな、小さな子を抱いて一緒に写真撮ってくれるサンタ。実在するんだ」
      「うん、定番だね。日本だと居ないの?」
      「少なくとも、ビキニのトナカイ女を横に侍らせたサンタはな」
      ちなみに全米でもサンアッシュクロスならではである。
      付け髭に伊達眼鏡のサンタクロースの膝にのって、満面の笑みを浮かべるお坊ちゃんの
      左右で、セクシーなトナカイコスを着たユーニスと千歳も笑う。 -- ユーニス 2020-07-14 (火) 00:22:56
    • ………
      ……

      「世界は広いな」
      「そうだねー」
      死んだ目で笑顔を浮かべるユーニスと千歳
      先程のおぼっちゃまにも驚いたが、まだ可愛い方であった

      「HAHAHA!メリークリスマス!」
      高級ブランドなスーツにサングラスの男がTVカメラに向かって大きな笑い声をあげた
      男の左右にはサンタバニーが数十人づつ。ユーニスと千歳はその中の二人……

      「私もバニーをはべらせたい…チトセー」
      「こんな所で絡むな絡むな」
      なんか二人に特別手当が追加された -- 千歳 2020-07-14 (火) 00:38:01
    • ………
      ……


      そして赤い衣装から一転、真っ白なエプロンにヘアキャップ、マスクに手袋姿で
      白い照明に白い壁と床。鮮やかなのはベルトコンベアを流れてくる毛をむしられたターキーの血肉の色だけ。
      「……」
      「……」
      2人は黙々と、流れてくるターキーの胴体からもも肉を切り離す。
      そして背後のトレイを積んだかご車が満載になると、床に書かれたラインにそって
      大渋滞するハイウェイのごとくかご車が並ぶ広大なスペースへ運んでいく。
      「……」
      「……」
      そしてまた、黙々と作業を続けるのだ。
      大量消費社会のバカ騒ぎは無言の労働によって支えられていた。 -- ユーニス 2020-07-14 (火) 00:49:49

  • ――クリスマス当日深夜。(というか26日午前1時過ぎ)

    「ただいまー…」
    日本語で千歳がそういうと
    「オカエリー…」
    カタコトっぽい日本語でユーニスが言う。
    アメリカで帰宅時の特別な挨拶をする習慣はとくにないけど。
    千歳の習慣がユーニスにも移ったやつだ。

    「疲れた…」
    「疲れたねぇ…」
    ソファーに2人して身を投げ出す。イブもクリスマス当日もずっと仕事だった。
    特別にボーナスのでる仕事はみんなこの2日に集中してるから仕方ない。
    -- 2020-07-15 (水) 22:27:11

    • 「このままソファーと結婚してもいい……」
      「ダメー!チトセと結婚するのは私なのーなのー」
      「…乗るな…重い……」
      ユーニスが何やら言うも、転がってチトセに伸し掛かるも
      ツッコム気力も押しのける元気も湧かない状態。

      「……」
      「……」
      そして暫し無言
      ………
      ……

      「うおっ!?ちょっと寝そうになったぞ!?」
      「私もだ!?クリスマスが労働と睡眠で終わっちゃう!」 -- 千歳 2020-07-15 (水) 22:36:42
      • そんなのは悲しすぎる。2人は自らを奮い立たせ立ち上がる!
        「今日はクリスマス!」
        「時計チェック!クリスマスの25時過ぎ!」
        ユーニスが目覚まし時計を指さし確認。

        「ツリーと飾りの箱!」
        「ソファーとテーブルの配置よーし、そして暖炉もおっけー」
        ツリーの側にソファーとテーブルとテレビをユーニスが押してくる
        テレビのスイッチを入れると暖炉の映像がついた。ネットフリックスは暖炉も配信してて便利。

        「そしてプレゼントとお菓子のどっさり入った箱もおっけー…!」
        「山積みにしてあるとテンションあがるなー…よーしそれじゃあ…」
        「「飾ろう!」」 -- 2020-07-15 (水) 22:49:29
      • 飾ろう飾ろう飾る事になった。
        どこにそんな体力残っていたのかここからが速い!

        「ツリー飾るよー!」
        「飾るぞー!」
        どんな部屋でもクリスマスツリーがあればクリスマスっぽくなる
        だからクリスマスツリーの飾り付けは最優先事項!

        金銀の玉に天使、小さなサンタとトナカイ。
        千歳が毎日開けたアドベントカレンダーから出て来た鈴や妖精も飾る

        「サンタがサーフィンしてる…?」
        「南半球のサンタクロースはサーフボードに乗ってやってくるんだってさー」
        へー?と感心しつつサーフィンサンタクロースを飾り
        綿で作った雪を盛り、赤や青に輝くモールを飾る
        「モールは壁にも飾りたいな……」
        「ナイスアイデーア!」
        壁にも飾る事になったそして……

        「最後は任せたぞ!」
        「任せられた!とぉ!」
        ツリーの天頂に金の星が輝いた。クリスマス飾り最大の見せ場大きなお星さまだ! -- 千歳 2020-07-15 (水) 23:07:23
      • 「そしてーライトオン!」
        2人のアパートの部屋の窓がぱっと輝いた。
        普段の倍は明るい。いやきっと10倍は明るい。
        古くて電灯をつけるアタッチメントすらないようなボロアパートが光に満ちて輝いている。

        「おおー…」
        「めっちゃクリスマスだー…」
        2人とももっとド派手で煌びやかなパーティ会場は、うんざりするほど見てきたが。
        自分たちのためのパーティ会場はここだけだ。
        しばし見惚れる2人、ユーニスは千歳のあたまにサンタ帽子をのせて、自分も帽子をかぶった。

        「えーと、これが…ここ?パーツの違いがわかんないよ」
        「それは壁だ、屋根はこっちのパーツ、うんパッケージ通りってほどじゃないけど
        結構いい感じだ」
        「でもちょっと寂しいなー…ペンギンさんも追加だ」
        追加されるなんか見たことあるようなペンギンの4人組…。ペンギンズのクリスマスの砂糖菓子だ。
        「あれ、そんなのセットに入ってたっけ…」
        「へへーお菓子は一杯かったからねー。よーし隊長、ジンジャーブレッドハウスを占拠するんだ」
        砂糖のペンギンズをあやつって遊び始めたぞこいつ。 -- ユーニス 2020-07-15 (水) 23:54:48
      • 「いかん!このままでは砦が落ちてしまう!」
        慌てて戦力になりそうな者達を捜す千歳。
        そして見つけたのが……
        「行けヒーロー軍団!」
        「おおっ、ヒーロー軍団登場!」
        ずらりと並ぶ、スーパーマンにバットマンなぜかジョーカーもいる
        千歳が並べたのはアメコミヒーローのグミであった
        買ったのは当然ユーニス
        ともあれ千歳もノリノリであった。
        きっと人形遊びが好きな子だったのでしょう
        ………
        ……

        二転三転の展開の後、ペンギンズとヒーロー達は協力しゴジラ(クッキー)に立ち向かっていた
        「いやーつい遊んじゃうねー」
        「楽しすぎる…でも、そろそろ準備の続きをしないとな?」
        「あ、お菓子だけじゃなくケーキと七面鳥も出さないと!」
        つい遊んでしまったが準備は途中。このままだと本当にクリスマスが終わってしまう -- 千歳 2020-07-16 (木) 00:21:24
      • 「クリスマスと言えば御馳走だもんねー。
        …でも、ほんとに日本だとフライドチキンとケーキなの?」
        千歳がケンタッキーとケーキとワインが日本式のクリスマスの御馳走だって話したら。
        ケーキはまだわかるけど、KFCは無いわーってユーニスに言われたので、
        チキンのポジションには七面鳥が収まった。
        スーパーのセールで買ったローストターキーなので、あまり差があるとは思えないが。
        っていうか、全身胸肉みたいにパサパサしたターキーをなぜアメリカ人はやけにありがたがるのか。 -- ユーニス 2020-07-16 (木) 00:36:40
      • 「アメリカのクリスマスだ……」
        灯を落とした部屋の中央
        普段使い慣れたテーブルがクリスマスの輝きに満ちていた
        テーブル中央に鎮座するターキーとクリスマスケーキ
        その周囲を飾るカラフルな菓子類。
        そして、それらをクリスマスキャンドルが照らし出す。
        まさにアメリカのクリスマスがテーブル上に出現していた

        「アメリカだからね!ウェルカムトゥアメリカ!メリークリスマス!」
        「あ!メリークリスマス」
        二人の声と同時にクラッカーが鳴り弾け、カラフルな紙テープが宙を舞う
        ※キャンドルの炎は避けました -- 千歳 2020-07-16 (木) 01:00:00
      • 「エッグノックでかんぱーい」
        「かんぱーい」
        カクテルグラスにシェイカーからエッグノックを注ぐ
        「飲むのは初めてだ、これが噂のエッグノックか…」
        この時期、お店でもよくみたし、アメリカの伝統的なクリスマスドリンクってことは
        千歳も知ってる。
        「これが伝統の味ってやつなんだな、歴史を感じる」
        牛乳、生クリーム、卵、砂糖、そしてバーボンのカクテル、シナモンとバニラエッセンスも
        入って甘いキャラメルラテのように飲みやすい。
        「うん、初めて飲んだけど結構いいじゃん、作った私の腕もいいのかな」
        「えっ…。これ、ユーニスんちのレシピとかじゃないの」
        「クックグランマのレシピだよ」
        ラップトップに表示される、有名なおばあちゃん料理ブロガーの動画。
        「まぁいいか…」
        「はーっもっとバーボン利かせてもいいかなー!」
        ………
        ……

        深夜まで働いて腹ペコだった2人、カロリーも糖質も気にせずにお腹いっぱい御馳走
        をたべても、まだまだお菓子もケーキも残っている。
        テレビには、ナイトメア・ビフォアー・クリスマスが流れている。
        ホリデーシーズン名物のクリスマス映画エンドレス特集ってやつだ。
        「はいこれ、千歳にメリークリスマース!」
        手渡されるでっかいプレゼント箱、上にはクリスマスカードも添えてある。 -- ユーニス 2020-07-16 (木) 01:30:06
      • 「あ、ありがとう?大きいな……」
        プレゼントを受け取りながら、千歳は目を伏せた
        何か迷っている様にも見えるが……

        「チトセどうしたの?」
        「うう…私からもあるのだが……」
        言って千歳は机の下から10cm四方ほどの小箱を取り出した
        赤いリボンにピンクの包み。ユーニスと同じにカードも添えられている。 -- 千歳 2020-07-16 (木) 01:52:11
      • 「ありがとうチトセー!」
        嬉しそうにユーニスは千歳にハグをしてプレゼントを受け取る。
        プレゼントの大きさなんて問題じゃない。こうして送り合う心が大事なのだ。クリスマスだし?
        「えーと、なになに、’’いつも私を助けてくれてありがとう、最高の友達ユーニスへ’’
        えっへへー、どういたしましてチトセー」
        「声に出して読むなよ!恥ずかしいな…」
        千歳のクリスマスカードをツリーに飾るユーニス。千歳がユーニスのクリスマスカードを開くと
        めちゃめちゃ長文でなんかラブレターみたいなことが書きつらねてあった。
        「さあさ、プレゼント開けてみて、きっと喜ぶと思うよ」 -- ユーニス 2020-07-16 (木) 02:07:12
      • 「あ、ああ……」
        あまりに情熱的な文面に思わずぼぉっとなってしまったが
        コイツ(ユーニス)が書いた文章なんだぞと振り払う

        一先ず、促されるままリボンを解き包装を解いてみる。
        微妙な既視感。こんなサイズの箱をどこかで…と思っていたら
        「これは…炊飯器じゃないか!しかも日本製!」
        日本製の全自動炊飯器だ。勿論アメリカ仕様だから電源は対応してる -- 千歳 2020-07-16 (木) 02:20:41
      • 「ふふん、日本のライスには専用の調理器具が必要なんでしょ。
        チトセはよく日本のライスが食べたいって言ってるから、どう?これで食べ放題だよ」
        しかも、硬水を軟水に変える浄水器がセットでついている。 -- ユーニス 2020-07-16 (木) 02:29:26
      • 「もう…おまえと言う奴は……」
        ユーニスはこの間のキャンプでの事を覚えていてくれたのだろう
        それを考えると嬉しさやら恥ずかしさやらがごちゃ混ぜになり
        顔が熱くなってしまう

        「…あ、私のも開けていいぞ……」
        顔を見られたくないと、伏せたままユーニスに促した

        ユーニスがリボンと包みを解いたのなら
        中から出てくるのは、この街でも有名な貴金属店のロゴの入った小箱
        そして小箱を開き出てくるのは……

        「小粒だが…相手との絆を深めてくれるパワーストーンらしいぞ」
        細かな紋様の入った指輪。その中央には小粒の宝石が埋め込まれていた -- 千歳 2020-07-16 (木) 02:42:56
      • 「おおう、これは…」
        小箱を開けたユーニスは、なんだか驚いたように指輪を見つめる。
        嬉しかったらすぐに抱き着いてくるようなやつなので、なにか気に入らなかったのか
        ちょっと心配になって、千歳がどうした?って聞くと。
        「ねえチトセ、さっきのライスクッカー開けてみてよ」
        「ん?今か?」
        不思議におもいつつ、千歳が言われた通りにしてみると。
        炊飯器の釜の中に、千歳がユーニスにプレゼントしたのと同じ小箱が。
        「実はサプライズでもう1個プレゼント用意してたんだ」 -- ユーニス 2020-07-16 (木) 02:52:58
      • 「この箱…?」
        箱を見た瞬間、不思議な感覚が過った。予感にも似た不思議な感覚
        僅かに視線を上げユーニスの方を見れば、早く早くとでも言う様に尻尾を振っている様に見えた
        だから千歳は思い切って小箱の蓋を開けてみる、すると……

        「指輪だ…これ……」
        千歳がユーニスに贈った物と全く同じ指輪が入っていた
        なんと言う偶然なのだろう。同じ物を贈りあってしまうなんて
        しかしこれはこれで良い思い出になる。

        「ユーニスありがとう、贈り物が重なるなんて偶然あるんだな。サプライズすぎるよ……」
        喜び混じりの苦笑を浮かべ礼を告げる千歳だが…… -- 千歳 2020-07-16 (木) 03:04:57
      • 「んふふっんふんふふ…」
        「な、なんだよいつにもましてにやけ面して…」
        おまけにサンタ帽子まで被ってて最高にアホっぽい、不意に千歳の手を取ると。
        「えへへ、つけてあげるよー」
        そして有無を言わさず、左手の薬指に指輪はめる奴。もちろん自分もしっかりはめてるので。
        「結婚指輪!!」 -- ユーニス 2020-07-17 (金) 00:54:26
      • 「あ?ありがとう」
        映画やドラマでこんなシーン見た事あるなと思いつつ付けてもらうのだが……
        続くユーニスの言葉で目が<●><●>こんな風になった

        「マテ?なぜ結婚指輪?これは親愛の証で……」
        「あれ?あれれ?チトセもそう言うつもりで私にくれたんじゃないのー?」
        そう言うつもりってどう言う意味なのだろうか?
        何かおかしい。微妙に話が噛み合っていない気がする

        「だから私はお店の人に相談したら……」
        「私もお店の人に相談したよ?」
        「…いつも世話になってるパートナー(相棒)みたいな友人に贈る指輪って」
        「一緒に暮らしてるパートナに贈る指輪って」

        この瞬間千歳は思った、英語って難しい…と -- 千歳 2020-07-17 (金) 01:15:58
      • 「ああ、もしかして2ブロック先の宝石店かな。
        あそこ小さいけど結構雰囲気いいよねー、へへへ。黒髪でおさげが似合う
        背は低いんだけど実はちゃんと大人な感じの、カワイイ女の子に送る最高に特別な指輪が
        欲しいんだよねってーって相談したら、これをくれたってわけよー」
        プロの人すごいねーって無邪気に笑いながら、指輪をつけた手のひらをくっつけ合わせる。 -- ユーニス 2020-07-17 (金) 01:47:09
      • 「……まったく」
        千歳はユーニスと手を合わせながら顔を赤く染めていた
        ユーニスの説明はどの角度から誰が聞いても恋人の事を語ってる風にしか聞こえない
        しかも当人の前で話す様な内容では無い。褒め過ぎで恥ずかし過ぎる。

        先程のクリスマスカードもそうだったが
        なぜこんなにも情熱的な言葉がスラスラと出てくるのだろう
        この情熱的な言葉を店の人に話したのならそう思われるのは当然の事
        そして、時系列的に千歳が店に行ったのはユーニスの後なのは確実
        流れ的に勘違いされるのは当然の事。

        「二人の結婚指輪だよ!贈り合ったのがクリスマスなんてAwsome(サイコー)!」
        「はぁ……」
        千歳は溜め息一つすると合わせた手を離し、薬指に嵌った指輪を外し始めた

        ユーニスの事は好きだし、特別な存在と思ってはいる
        しかし、結婚指輪を嵌め自己主張するにはまだ迷いがある
        この好きが「LIKE」なのか「LOVE」なのか。今の自分にはわからない
        そんな曖昧な気持ちのまま指輪を付け続けるのはユーニスに悪い気がするし……
        …何より恥ずかしい…… -- 千歳 2020-07-17 (金) 02:14:05
      • 「外しちゃうのー?」
        「か、勘違いされたら困るだろ、って重い」
        顎を乗っけておねだりする犬みたく、肩に顎を乗せてくるユーニス。
        「ぬーん…」
        で、いつも持ち歩いてれば文句ないだろって、キーチェーンに通す
        「ああ、これだとポケットの中で傷ついちゃうかな…ユーニス?」
        ユーニスは、後ろから手を回してキーチェーンをとると、ネックレスみたく
        首元にかかげて。
        「こっちの方がいいよ」
        おさげ髪を指先で背中へ流してやると、クリスマスライトに照らされて指輪が輝いた。
        -- ユーニス 2020-07-17 (金) 22:16:40
      • 「…いいな」
        胸元で輝く指輪を見れば千歳は短く答え頷いた
        「コレ(指輪)のお陰で命助かったら、私の事感謝してねー?」
        「どういう状況だよ?って…?何してる?」
        一言多いユーニスに苦笑するも。見ればユーニスも自分の指輪を外していた

        「うん、千歳がその気になった時、私ももう一度指輪を嵌めるよ」
        「そうか……、なら私が首にかけてやる」
        千歳と同じキーチェーンに通した指輪を、ユーニスの首から胸元へ
        金の髪を後ろへふわりと払えば、もう一つの輝きが生まれた -- 千歳 2020-07-17 (金) 22:39:47
      • 「へへぇーありがとうチトセ」
        そして千歳の手を取ると、引っ張って立ち上がり。
        「ねえ、踊ろうよ!」 -- 2020-07-17 (金) 23:41:45
      • 「踊るって、こんな時間にか?」
        「こんな時間だからだよ」
        言ってユーニスがステップを踏めば千歳も合わせステップを踏む
        TVからはいい感じの曲が流れ始め、そのまま踊れと言わんばかりだ

        「うんうん、やっぱりチトセは踊りの才があるねー」
        「褒めてもこれ以上何も出ないぞ?」
        ユーニスが腰を支えれば、千歳は後ろに身を反らす
        そして手を引かれ一気に起き上がり、そのまま顔と顔が近づく
        熱を帯び潤んだ瞳で千歳を見詰めるユーニス
        もし観客が居たのなら、二人の情熱的なダンスに拍手が起きていた事だろう -- 千歳 2020-07-18 (土) 00:00:53
      • そのまま唇が近づきそうになって…。
        「酒くさいな…エッグノックにバーボン入れすぎじゃないのか」
        「へへーチトセも顔真っ赤だよ」
        離れようとする千歳を引き寄せる
        「もう一曲踊ろう!」
        「まだやるのか!?」
        「朝までねー!」
        「ええっ」
        「クリスマスだもん!」

        すでに午前3時を過ぎているが、まぁいいだろう。夜明けまではまだ時間がある。
        そして、眠らない犯罪の街も、この日ばかりは静かだった。
        一つだけ明るく灯った窓に2人の影が踊った。

        -- 2020-07-18 (土) 01:23:15
  • EXストーリー
    話はクリスマスの買い物中に遡る……
    ………
    ……

    「あ、その、なんだ…荷物任せてもいいか?」
    一通りの買い物が終わった頃、千歳が急にそわそわし始めた
    「んーいいけどどうしたのー?」
    「ちょっと用事を思い出した!」
    なら仕方ないねーと走っていく千歳を見送ると
    ユーニスは猫車をカラカラ押したながらアパートへ戻って行った


    ユーニスと別れた後、千歳はそのまま通りを駆けていく
    クリスマス色の通りは人通り多く、走るのに困難だが
    「Oh!」
    「失礼しました!」
    「Ouch!」
    「ああ?すみません!」
    千歳は細かな動きと日本式混雑割りチョップで通り抜けていく


    「はぁふぅ…着いた……」
    通りを一ブロック程走りやって来たのはいかつい黒服が扉を守る店の前。
    薄いピンクの外装、ガラス扉の向こうを見れば買い物する少女達で賑わっているのが見える
    「やっぱり混んでるな…でも!」
    意を決すると息を整え、黒服達にペコリとお辞儀し店内へ……
    ………
    ……

    「ど、どれを選べばいいんだ」
    千歳がガラスケースと睨めっこをはじめ10分程が経過していた
    千歳を悩ませているのはキラキラと輝く指輪達
    ユーニスへのクリスマスプレゼント候補
    二人で迎える初めてのクリスマス。思い出に残る物をと悩み悩んで
    指輪にしよう!と決めたまでは良かったが……
    店に来てさらに悩む事になるのは完全に想定外だった。
    とりあえず予算の範囲で候補は絞り込めたが……

    「お客様、お悩みですか?」
    「わぁ?あ、はい悩んでます!」
    千歳に話し掛けて来てのは千歳より頭二つ分ほど背の高いブルネットの女性
    この店の店員さんだ。

    「この時期に店にくる子はみんな悩みを抱えています!でどんな相手に?」
    「相手…あー実は……」
    プレゼントとも言って無いのに察する辺り、流石はプロ!
    ………
    ……

    「…もうパートナーみたいなものかな?迷惑もかけられるけど、やっぱり世話になってるし……」
    「ほおほお?ん?ああ…なるほど!」
    「どうかしたのか?」
    「いえいえなんでもありません、では…この指輪はどうでしょうか」
    言って店員が取り出したのは中央に小粒の石が嵌った指輪
    石の左右には細かな紋様が天使の羽の様に広がり刻まれている
    直前の反応が気になったが、千歳は一目でそれを気に入った
    これならアイツ(ユーニス)も喜んでくれるかもしれない。

    「ふふっ、お気に召した様でなによりです!」
    「良い物が見つかったよ、ありがとう」
    「いえいえ、ではメリークリスマス」
    「貴女もメリークリスマス!」
    千歳は包装された小箱を受け取ると小走りに店を出て行った
    それを見送る店員の笑顔。
    「きっと良いクリスマスになりますよ、ふふ」
    -- 千歳 2020-07-18 (土) 21:57:53
    • ………
      ……

      千歳とユーニスがクリスマスの買い物をした日の朝の事だ。
      ホリデーシーズンとは言え、開店直後の店内に客は少ない。

      「はぁい、パートナーに送るプレゼントの指輪を探してるんだけどちょっといい?」
      ユーニスは暇そうだったブルネットの店員をつかまえて、サイズがこれで
      予算がこのぐらいでーとあれこれ話ながら、いろいろ良さそうな指輪を見せてもらう。
      「それでねぇ、身長がこのぐらいでさー。ちっちゃいでしょ、んでアジア系って顔が老けないから、
      人生の一番カワイイ時代で成長とめてるみたいな子でさ。まぁ本人子ども扱いすると
      怒るから言わないんだけどね、あとまぁ私もロリコンじゃないし。マジ天使みたいって話?」
      「はぁ」
      聞いてもないのに、送る相手の話をたっぷり聞かされて、店員さんも困ってる。

      「一人でアメリカ渡ってきちゃうぐらい、しっかりしてるから、他の10代の子みたくあんまり
      チャラチャラしてないっていうかー、かなり大人っぽいんだよね。見た目より全然。
      髪型とかも大体いつも同じにしてるし、このぐらいのおさげね。全然飾ってないでしょー
      でも、お手入れとかいいから、めっちゃつやつやだし、手抜きっていうか完全にこのスタイルが
      自然体に決まってるって奴だよね。だから指輪も特別な感じはだしたいけど、普段の彼女の
      イメージにも合うようなさー…」
      「はぁ…」
      写真まで出されて店員は困り果てた。
      そしてユーニスは結局たまたま目に入った指輪を買って、プレゼント用に包んでもらった。
      「あ、ラッピングはサービスってこの指輪でも大丈夫?」
      「大丈夫ですよ」
      「やった、サンキュー!おねーさんも良いクリスマスをねー」
      意気揚々と店を出るユーニスを見送った…数時間後。
      店員さんは、買い物客に埋もれるようにしてショーケースを覗いていた千歳を見つけて
      何か察したような笑みで一人頷き声をかけたのだった。
      「お客様、お悩みですか?」 -- ユーニス 2020-07-19 (日) 00:09:27

バレンタイン Edit

  • バレンタインと言えば…ナイトプール!
    歓楽の街サンアッシュクロスでは、大体毎日どこかでお祭り騒ぎをしているものだ。
    この超巨大屋内型プールも、バレンタインナイトと称してパーティ会場と化している。

    高さ10m以上のウォータースクリーンにプロジェクションマッピングで光とダンスミュージックの
    イリュージョンが行われ、大音響のショーの合間にスポンサー企業の広告がはいる。
    照明を落とした会場内はイルミネーションに彩られ、プールも光る泉のように輝いている。
    底に照明があるのだ。

    光るプールへめがけて、ライトアップされた岩山から光の飛沫をあげて、巨大なウォーター
    スライダーを滑り降りてくる人々、見上げれば温室みたいなドーム状のガラス天井にうつる夜空に
    花火があがって煌いた。

    「…で……」
    そして水上DJブースの大音量と歓声をあげて踊る人々の喧騒で、ユーニスの声が全然きこえない。
    浮き輪に嵌ってぷかぷかと漂うすがたは、お風呂のアヒル人形みたいだ。 -- 2020-07-21 (火) 22:03:21
    • ユーニスの浮き輪に掴まりながら千歳はぽかーんとした表情を浮かべていた。
      プールがダンスホールの様だ。光と音のシャワーが全身に降り注ぐ
      「おお…え?なに……った…?(何か言ったか?)」
      そんな大音量と歓声の中、ユーニスの声が聞こえた様な気がして振り向くが
      ユーニスはアヒルの雛の様に口をパクパクするばかりで、その声を聞き取る事が出来ない

      「…こ……い(聞こえない)」
      多分、この状況では千歳の声もユーニスの方へは届いていないだろう。
      だから千歳はユーニスの方にずいっと耳を近づけて見るが……

      「ぱくっ」
      「ひゃん!?」
      耳を食べられた。千歳のロリボイスな嬌声に周囲の注目が集まり
      真っ赤になりつつ、慌ててユーニスの浮き輪を押しプールの隅へ移動した

      「なんなんだよ。あ、ここなら聞こえるな?」 -- 千歳 2020-07-21 (火) 22:24:50
      • 「いい声してたねーチトセ」
        「うるさい」
        あごをつつーと撫でようとしてきたので、ペシッと手を叩いた。
        「やーそれにしても、思ったんより派手派手なとこだったねー、恋人達のための夜なんて書いてあったのに」
        普段から、ド派手なパーティ会場でスタッフをしてる彼女らにそういわせるほどに、ド派手なパーリナィであった。
        「来るんじゃなかったなー私こういうとこ嫌いだわー、オフの日まで頭の中パーティと酒とハッパでいっぱい
        そうな連中に付き合うことなかったなー」
        「ここに誘ったのお前だろ」
        浮き輪にはまって、ゆるーい笑顔のまま強烈に目の前の人々をディスるユーニスに、思わず突っ込む千歳。
        「私の趣味じゃないけど、ここ、大人気の’’映える’’スポットらしーし?
        パーティに仕事抜きで参加できたら、千歳が喜ぶかなーって」 -- ユーニス 2020-07-21 (火) 22:39:05

      • 「趣味じゃないのか…ならココを……」
        千歳は暫し考えた後、場を楽しむ人々をグルリと見渡すと
        「コイツらより、私のために…私と一緒に楽しむための場所にしよう」
        それならいいだろう?とユーニスの鼻を突いた

        「よし!映えるならまずは一枚!」
        言って千歳は防水ケースに入ったスマホのシャッターを押した
        「あ?あー!あー今の顔を撮ったの!?」
        「撮ったぞ。シャンとしないとこの顔が本日最初のメモリに残るぞ」
        千歳はニッと笑うと撮影した画像をユーニスに見せながら
        後ろ泳ぎにユーニスから離れた -- 千歳 2020-07-21 (火) 22:58:19
      • 「ああもう待ってよー!」
        お尻が浮き輪にハマってもがくユーニス、ひっくり返って光る飛沫をあげた。
        千歳が、ひっくり返った浮き輪をみていると、背後に急浮上してくる人影が!
        「ばー!捕まえた!」
        後ろから千歳に抱き着くユーニス。こいつ泳ぎはかなり達者である。 -- ユーニス 2020-07-21 (火) 23:04:57
      • 「おまえ泳げたのか…って、こんな所で胸触るな!」
        「捕まえたらする事は一つだよー、それにさー」
        今度はユーニスがぐるりと周囲を見渡したので
        それに合わせ千歳も見渡してみるのだが

        ユーニスと千歳以上にイチャイチャしてるカップルがそこかしこに見える
        しかも同性率が高いぞ
        「…帰ろうかな」
        「帰さないよー、私をその気にさせた分は遊ぶよ!」
        -- 千歳 2020-07-21 (火) 23:24:57
      • それから二人は全力で光る飛沫と喧騒のパーティ会場を満喫した。
        騒がしいDJブースは、ユーニスの趣味じゃないから肩をすくめてスルー。
        ウォータースライダーの光る水のトンネル潜り抜けて、飛び込んだのは光と水と音楽が織りなす幻想の世界。

        水上の巨大トランポリンの上で弾めば、七色のライトが、2人とともに立ち上がる飛沫を彩る。
        天井の近くまで飛び上がった瞬間に、夜空に花火が開いた。
        光るリングの中を落下して、深く真っ暗な飛び込みプールの底へ沈んでいく。
        ユーニスと千歳は、隣に浮かぶ相手の手を取って握った。水底に眩い光がまきおこる。
        水中の深い竪穴は、渦を巻くイルミネーションに彩られ、壁面に光を引き連れて
        イルカ達の群れが昇って来た。
        向かい合って、両手を繋いだ2人を、激しい上昇流が押し上げて、輝くクジラの潮吹きにのって
        再び2人は水面に飛び出した。

        光り輝く川のような流れるプールで、浮き輪にのって流れていくと、
        さっきの自分たちと同じように、光る飛沫に彩られて空を飛ぶ人々を見上げた。
        水中で人が重力から開放されるように、巨大な屋内プール全体が光と歓声と音に彩られた
        魔法にかけられた空間となっていた。

        「次はどこいこうか!」
        最初は、こんなとこなんて文句いってたユーニスだけど、すごく楽しそうで -- ユーニス 2020-07-21 (火) 23:47:42

      • かなり遊んだつもりだが、行って無い場所はまだまだある
        どんどん遊ばないと夜が明けてしまう
        「そうだな次はどこがいいかな、ふふっ」
        「チトセー何ニヤニヤしてるのー?」
        「なんでもない」

        なんだよ?なんでもないを数度繰り返すうち
        ユーニスの視線が一点で止まった
        「あそこにしよう!」
        ………
        ……

        海賊帽を被った青白いガイコツが
        二人の周囲を回りながら不気味に囁きかける
        「ここは戦いに敗れた海賊の行きつく奈落!
        お前達が手にするのは財宝か?それとも死か?ワーハッハッハ」
        「財宝欲しいー!」
        「あわわ……」
        海賊の言葉にテンション上げるユーニス
        そしててユーニスに抱き付きながらチワワの様に震えている千歳

        二人はボートに乗りながら闇と青の空間を進んでいた
        ここは海賊をテーマにしたアトラクション。いわゆるお化け屋敷
        色彩あふれた先程までの世界から一変、ここには闇と青白い光しかない
        最初こそ、星の洞窟の様であったが
        奥へ進むほど不気味さは増し、先の方からは悲鳴まで聞こえてくる

        「うう…戻りたい……」
        「戻れないよー、ぬふふ」
        おびえるチトセ可愛いなぁーと思いつつ
        抱き付かれるままにしてるユーニスでありました -- 千歳 2020-07-22 (水) 00:17:19
      • 「なんでナイトプールでお化け屋敷なんだ!」
        おまけに、日本でいうとこの体感型リアル脱出ゲーム式のアトラクションだったもんで
        出口につくまでたっぷりと臨場感あふれる恐怖をあじあわされてしまった。

        おんぼろ軍艦に乗って登場した筋肉隆々の大男を蹴飛ばして、ぶかぶかな海賊帽子が
        トレードマークの幼女海賊が登場した時は、千歳もまわりの客たちも、可愛らしさに思わず
        ふふっってなったけど、この幼女キャプテン、泣く子も本気でドン引きレベルの悪党だったもので
        アトラクションの終盤、艦ごと爆発して海の藻屑になった時は、千歳もユーニスも心の底から
        拍手喝采を送ったのだった。
        -- 2020-07-22 (水) 00:34:31

      • 「あ、金貨?これが財宝なのか?」
        「金貨ぁ!…なーんだ、これカジノコインだよ」
        最後の爆発でキラキラとした物が降り注ぎ
        何かと拾い上げれば、カジノコインに日付を彫り込んだ記念メダルでした
        ………
        ……

        「よっ!」
        「わぁ、チトセ急にどうしたの?」
        次はどこに行く?と歩き始めたところで千歳が急に脚を上げた

        「さっきの海賊の動き…思ったより難しいな?」
        「あー、海賊ダンス凄かったねー」
        「凄いなんてもんじゃないよ」
        千歳が説明するに。海賊達が踊ったステージはロープで繋いだだけの不安定な足場
        固定された足場だと水中に落ちた場合、顔を出せず窒息する可能性がある
        だから固定しない足場で踊る事になるのだが……

        「あんなところで踊るなんて、どれだけ体幹鍛えてるんだよ…まったく」
        「急に怒ってどうしたの?」
        「ああ、この街の底の知れなさを思い知った気がしただけさ」 -- 千歳 2020-07-22 (水) 01:05:25
      • 「んー、さっきのやつって…こう、こんな!だよね?」
        千歳がマネをしようとして、四苦八苦していた踊りを、ユーニスが簡単にやってみせた。
        「お前…できるんだな…あれ」
        「うん、だって、一緒に毎日トレーニングしてるじゃん?」
        一緒に暮らして、毎日同じように仕事をこなして、筋トレもダンスレッスンもやってる
        でもやっぱり、生まれついての身体能力の差というのはあるもので、それは別の言葉でいえば
        才能ってやつなわけで。

        「…」
        自分が精一杯努力しても手が届かないものを、この何も考えてない駄犬みたいな表情で
        毎日を生きてる同居人は当たり前みたくもってる、身長や容姿、そして天性のしなやかな筋力等々
        「どしたん、チトセ」
        「なんでもないよ」
        -- ユーニス 2020-07-22 (水) 01:19:55
      • 「チトセー……」
        「なんでもないってば」
        もやもやする。落ち着かないと
        とりあえずなんでもいいから、気持ちをすっきりさせないと

        「チト……」
        「いいから次はアレに行こう」
        「アレ?アレ!?いいの?」
        千歳が適当に指さした『アレ』を見て驚くユーニス
        この後千歳は自分の行動を後悔した
        ………
        ……

        「ひゃっはー!」
        「くぁwせdrftgyふじこlp」
        夜空に上がったハートが高速で落下して行く
        そして水面スレスレで止まると七色の水飛沫が舞い散り
        背景のスクリーンでイルカと天使がダンスを舞う

        二人が乗ったのはバレンタイン限定アトラクション「ラブジャンパー!」
        二人乗りのハートが高く上がって落下する
        シンプルながらもスリリングなアトラクション
        ラブの名の通り
        カップル限定で仲良くキャーキャー言ってもらうのが趣旨 -- 千歳 2020-07-22 (水) 01:50:34
      • 「あっはっは!今の面白かったねー!」
        「絶叫アトラクションの本気度が高すぎる…!ラブ要素はいったいなんなんだ…」
        「ねっもっかい乗ろうよ!」
        「ええっ!?」 -- ユーニス 2020-07-22 (水) 22:18:37
  • ナイトプールってこんなに派手なものだったろうかと、多少疑問におもいつつも。
    本来は広大なウォーターテーマパークなだけあって、アトラクションの数々は
    頭をからっぽにして楽しめた。

    というか、かなり本気でまわったのに、まだ全体の1部しか回ってないらしい。
    きっと全制覇するのに数日がかりになる系の巨大テーマパークだ。
    この街のエンターテイメントの金のかかりっぷりと、派手さは全米でも屈指だ。 -- 2020-07-22 (水) 22:23:14

    • 「ナイトプールってもっと静かでロマンチックな場所を想像していたよ…映えはするけどさ」
      「んー?チトセはロマンチックな方がいいの?」
      イケメンスマイルを作ったユーニスが寄って来たので押し戻した。
      そして溜め息一つすると、タピオカミルクティーを一口啜る。めっちゃ甘い。

      水と光の中を飛んだり落ちたり流されたり、叫んで笑って遊びに遊んだ
      しかしまだまだ遊んで無い場所がある
      でも今は休憩中。遊ぶためには休憩も必要だから。

      パームツリーを傘に頂くベンチはロマンチックと言えなくもない
      「そう言えば日本の女子ってタピオカ好きらしいねー?」
      「私が日本を出る時はギリギリブームだったが、今はどうかな?ふふっ」
      しかし、太いストローでタピオカを吸い上げるユーニスを見ていると
      ロマンチックな感情よりおかしさの方が先に来てしまう -- 千歳 2020-07-22 (水) 22:38:42
      • 「んー?」
        そして手を使うのを横着して、タピオカミルクティを胸に乗せて
        おっぱいチャレンジになるユーニス。 -- ユーニス 2020-07-22 (水) 22:50:56
      • 「!?、想像上のチャレンジでは無かったのか……」
        千歳もSNS等でタピオカチャレンジを達成した者達を見たが
        あれらはネットの向こうの出来事で、フィクション的な物として感じていた
        しかし、ユーニスがやっているのを見て、それが現実であると気付いてしまった……

        「わ、私だって…と…と……」
        千歳も自分の胸にカップを乗せてみるが。
        安定しない
        千歳も同年代の平均値よりは上だが、アメリカンサイズは桁が違った

        「んふふ、こうすれば安定するよー」
        ユーニスが胸を押し付けてきた。
        千歳の胸に胸を合わせるおっぱいキスな状態。
        「おお?って…まて?」
        一瞬納得仕掛けるが、この状態は恥ずかしすぎる

        「ほらほらチトセが期待したロマンチックな状況だよー」
        「いやまてこれはロマンチックと違う…おっと」
        慌てて身を離そうとするがカップが落ちそうになり動けない -- 千歳 2020-07-22 (水) 23:04:19
      • 「あはっこれいいねー♥千歳の鼓動を感じられそうだよ」
        そして薄暗いプールサイドで抱き合ってるみたいな状態に。
        腰に手を回してきて、顔も近い。 -- ユーニス 2020-07-22 (水) 23:12:35
      • 「こ、こら…こんなとこ…ろ…で……」
        いつもの様に言おうとするも、言葉が弱い。
        薄暗い中、時折輝く七色の照明に照らされ
        なんだか映画の一場面の様だ。

        早くなった鼓動が胸を伝わってしまうかも?と考えると
        顔はかぁっと熱くなり
        近付くユーニスの瞳から目を反らす事が出来ない

        「…あ……」
        「んー……」
        そしてついに二人の鼻と鼻が触れ合う距離に
        ユーニスか千歳が顔を少し傾けるだけでキスとなる
        なるのだが……

        「ん…?」
        「むぅ?」
        不意に視線を感じた。一つでは無い複数の視線
        二人は直ぐに予想が付き横目で見れば……

        見られていました。注目を浴びていました
        キスだけなら、この国の人達は堂々とする
        しかし、胸と胸を合わせた大胆過ぎる状況
        二人より年下と見える少女達が自分達はどうだろうと
        互いの胸を見合ったりしていた -- 千歳 2020-07-22 (水) 23:30:37
      • まわりから生暖かい視線を送られつつ、キスするのをためらっていると
        そんなのおかまいなしにユーニスが迫ってくるもので。落っこちそうになった
        タピオカミルクティのカップをひっつかんでユーニスの両頬にくっつけてやった。

        「ちべたいっ!」
        「うむ、すこし落ち着け」
        そう言いつつ、こっそり自分の頬にもカップをおしあてる。
        明るい場所でみたら、真っ赤になってたのがバレてただろう。 -- 2020-07-23 (木) 22:53:37

      • 「落ち着いた!」
        「よし、じゃあ次に行くか」
        千歳も顔の熱が引いたのを確認すると
        残っていたタピオカミルクティーを飲み干した
        一応、念のためと後ろを見るが、二人を見てる者はもういなかった
        代わりに、さっきの少女達がおっぱいチャレンジしている姿が
        遠くに見えたのであった

        「でどこに行くー?」
        「そうだな……」
        二人で周囲をぐるりと見渡してみる
        やはり豪華だ。そんな中に自分達がいるのが少し信じられない
        こうしていると、夢を見ている様な気分になってくる…… -- 千歳 2020-07-23 (木) 23:19:55

      • すると、湖みたいに大きなプールの方から、アナウンスが流れてくる。
        そちらを見れば、特設のフィールドアスレチックと思しきステージが。
        水上にライトアップされ、多くの人が集まっているようで。

        「おっと、もうそんな時間かぁ、チトセー、次はあれいくよー」
        ユニースが千歳の手を引っ張って歩き出す。 -- ユーニス 2020-07-23 (木) 23:45:22

      • 「ん?あれは水上アスレチックなのか?」
        千歳も日本で似た物を見た事がある
        不安定な水上に障害物があり、その上を走っていくアトラクション
        数百人規模が参加する、忍者の名前を冠した番組もあった。

        「………」
        「おい!急に黙り込んでどうしたんだよ?」
        ユーニスに手を引かれながら千歳は尋ねたが。答えが返って来ない
        彼女が千歳をあのアトラクションに連れて行こうとしている事はわかる
        しかしなぜ無言になる必要が?

        「さてチトセサン、ここで良い知らせと悪い知らせがアリマスデス。どちらから聞きますデスカ」
        「なんだよ、急に変な日本語を使い始めて…ん?良い知らせと悪い知らせ……」
        背中のまま質問するユーニス、もはや千歳は悪い予感しか感じなかった -- 千歳 2020-07-24 (金) 00:09:35
      • 「……良い知らせから聞こう」
        映画じゃなくてもリアルでやるんだなこのやり取りと思いつつ、テンプレに乗ってみる。
        「バレンタイン特別イベント、カップル限定で参加できるゲームがあるんだー
        優勝すると入場料がタダになるし、年間パスや賞金まで貰えちゃうんだ!
        参加費用はねー10ドル」

        「なるほど、それで悪い知らせは…」
        「優勝しないと、次の給料日まで10ドルで過ごすことになる」
        -- ユーニス 2020-07-24 (金) 00:18:51
      • 「10ドルで?」
        「10ドルで!」
        足を止めニッコリ微笑んだユーニスに、千歳は笑みを返した
        そして間

        「おまえなー!」
        「アイエエエー!?」

        ユーニスは首を絞められ関節を決めながらながら思った
        『日本人ってやっぱり全員ニンジャじゃん……』と -- 千歳 2020-07-24 (金) 21:52:57
      • ………
        ……

        「おごってあげるからデート行こう、なんて言い出すから怪しいとは思ってたんだ…
        生活費使い込んだなおまえー!」
        千歳は銀行口座を持ってないから、給料をユーニスの口座に入れてもらってたのが裏目に出たわけだ。
        「10ドルで半月近くかー…」
        「ちなみに、残りの10ドルは参加費に使ったから、今0ドルだよー…ぐえっ」
        「悪い知らせとさらに悪い知らせまであったとはな。
        そもそも、予選の抽選で落ちてたらどうするつもりだったんだ…!」
        「どっちみち10ドルしか残んないんじゃ、逆転のチャンスにかけ、ない、と…ちょっ、くるし…」
        ユーニスが千歳の腕をタップする、かなり本気で首が絞められていた。

        わあっと歓声が聞こえてきた。
        2人が居るのは、巨大水上ステージの舞台袖のようなところである。
        彼女らの他にも、数組のカップル達が集められている。
        また、歓声があがって、転落だのノックアウトだの、不穏な実況も聞こえてきた。

        第一ステージは遠目に見えた、あのド派手な水上アスレチックだ! -- ユーニス 2020-07-24 (金) 23:22:55

      • 「うーん、最初のは坂を上るだけに見えるが…何かあるんだろうな?」
        「ローションで滑る系じゃないかな?TVのバラエティで見たよ」
        アメリカ人はローションやスライムが大好きらしい。
        ステージの攻略について相談しているとスタッフから声が掛かった
        いよいよユーニスと千歳、二人の番が来たらしい

        「行くか!勝つぞ!」
        「行こう!勝つよ!」
        言って二人は腕と腕をぶつけ合わせた。
        ちょっとやってみたかったらしい
        ………
        ……

        「これアニソン?」
        「チトセ知らない?日本のROCK!アニメの曲だよ」
        二人が舞台袖から顔を出すと同時に、日本のアニメの曲が流れ始めた
        「チトセが日本人だからかな?」
        「そんな安易な……」
        二人がそんな事を話していると実況席から声が聞こえて来た

        「HAHAHA!エントリナンバー7!チトセ&ユーニス!ジャパニーズゲイシャガールとアメリカンホットガールの日米ドッキングペアだぁ!」
        見ればサングラスに水着姿の男性が両手に水着バニーを侍らせながらエキサイティングしていた
        「私はゲイシャじゃないぞ」
        「あ、あの人クリスマスに見た」 -- 千歳 2020-07-25 (土) 00:12:20

      • バックで立ってるサンタガールのバイトをやった、謎の番組の人だ。
        中継されてるらしいぞこのイベント。
        どうりで、水上10mの高さに設置された、本格的なアスレチックコース等があるわけだ。

        ルールは簡単、2人でこのフィールドアスレチックを駆け抜けるだけだ。
        チェックポイント事に点数が加算され、高難易度のチェックポイントほど高得点。
        そしてペアの片方が脱落で終了、だから2人で助け合いながら進む!

        「じゃあ、チトセ…」
        「はいよ」
        スタートのホーンが鳴ると同時に、2人は迷わず駆け出した、そして、ぬめる坂の下で
        ユーニスが組んだ両手に足をかけて、チトセが坂の頂上に飛び上がる!
        「ユーニス!」
        「はーい」
        ユーニスは軽く助走をつけてジャンプ!チトセの手を掴み、弧を描くように
        坂を一瞬で駆け上った。
        2人のプレイに、歓声があがる。
        「これは華麗なエントリーだ!実はニンジャガールコンビだったかー!」
        実況もさらにエキサイティン。

        「次は足場が、回転する棒を綱渡りするやつか」
        「ノーマルは2人で2本で、ハードが2人で1本を同時かー」
        じゃあ、って頷き合うと…。千歳を肩車したユーニスが回転棒を、ほとんどブレずに
        渡り切る!
        「お姫様だっこじゃないか普通…」
        「ふとももやわらかーい」 -- ユーニス 2020-07-25 (土) 00:56:53
      • 「今度してあげるから安心してーぐえ」
        ユーニスは千歳の柔らかふとももに圧迫された
        ………
        ……

        「行くぞ、はい!」
        「いいよ、はい!」
        合図と共にジャンプした二人が同時に足場に着地した
        着地の反動で足場が揺れる。
        しかし二人は持ち前の反射神経でバランスを保つ
        「よし!次行くぞ」
        「おーけー!」
        困難を苦ともしない二人の姿に
        観客席からは応援の声と共に盛大な拍手が贈られた

        ここまで幾つかのアトラクションをクリアしてきたユーニスと千歳だが
        アトラクションの難易度は進む程に上がって行く
        それでも二人は、直感と反射神経。そしてコンビネーションでクリアしてきた

        今、二人が挑んでいるのは吊るされた足場から足場へ飛び移ると言う
        高難度のアトラクション
        二人の間には仕切りがあり手を繋ぐなんて事は出来ない上
        しかもバランスが一方に偏ると崩れ落ちると言うオマケまでついてる

        「まったく…これを考えた奴はかなり頭おかしい」
        「天才となんとかは紙一重って言うからね!次行こ」
        「行くぞ!はい!」
        「はーい、はい!」
        愚痴を言いながらも次の足場へと飛び移る…のだが
        「わ?」
        ユーニスがバランスを崩し、足場がユーニス側へ傾いた!
        「こっちへ身体を傾けろ!」
        「よ!…ふぅ、集中しないとダメだねー」
        「そうだな、今の私が悪いかった」
        苦笑を交わし合う二人の耳に声が聞こえて来た

        「ブラボー!ブラボー!ニンジャガールズ!暫定トップに躍り出たぞ!
        ここからどこまで点数を伸ばすのかぁ!HAHAHA!」
        サングラスの司会者がテンション高めのアナウンスをすると
        観客席からさらに大きな拍手が沸き起こった -- 千歳 2020-07-25 (土) 21:31:39
      • 「やったねチトセ!トップだってー!」
        「ちょっ、集中しないとって言ったばっかり…!」
        「大丈夫大丈夫、まかせてー!」
        狭い足場の上で抱き合って、くるくる回りだすもんだから、千歳が危うく落ちそうになる。
        ユーニスが腕を引っ張り、トランポリンの上へ投げ出した。
        アトラクションにもあった特大トランポリンだ、そこへ自分も勢いをつけて飛び込むと
        一弾高い足場へ千歳がぽよんっと飛び移る。

        本来は2人で跳ねて、勢いをつけて一人を上へ飛ばせればクリアなのだが。
        これも華麗に一発で決めて見せる2人に、ひと際大きな歓声が送られる。
        「はっはー、ショーは盛り上げて行かないとねー、軽く踊ってこうぜー!」
        飛び移って来たユーニスの、めちゃくちゃ得意げなドヤ顔である。
        なんか嫌な予感が。

        観客の拍手に乗せられて踊りだすユーニス、そして振り回される千歳。
        水上10m以上のカフェテーブルみたいな足場で、手を繋いだままターンをする2人に
        思わぬ余興が入って、手拍子までしてくれるオーディエンス。

        足場が狭いのも高いのも、まぁ良い、踏み外さなければいいだけだ。
        狭いステージ上で踊るためにこういう訓練も重ねてきたのだし。
        「あはは、最っ高だねー。みんなもありがとー!」
        「あっ、おいそっち…」
        踊り終わった瞬間、拍手に応えようとユーニスが踏み出したのは次のコースの方で…。
        激しい水没音がして、歓声が爆笑に変わったのだった。

        ………
        ……


        「次はクイズかー」
        -- ユーニス 2020-07-25 (土) 22:39:24
      • 「今度は真面目にやれよー」
        3メートルほど離れた対面の席から千歳の声が飛んできた
        「わかってるってばーHAHAHA」
        サングラス司会者の真似なのかユーニスは笑いながら答えた
        「はぁ、やれやれ……」

        そんな話をする二人をする両サイドでも
        カップルやペアが二人と同じ様なやりとりをしている
        「ジュディー!遠く離れても君は美しい!」
        「キャス!貴女もよ!」
        「落ち着け落ち着け……」
        「深呼吸よー深呼吸ー!」
        「…濃いメンツだ……」

        「みなさん、そろそろゲームを開始します」
        「はーい」
        「はい」
        スタッフの呼び掛けに賑やかだった参加者が一斉に返事をした


        途中落下するアクシデントもあったが
        ユーニスと千歳の二人はなんとか上位陣に入る事が出来ていた
        しかし優勝せねば意味が無い。パンの耳と売れ残りホットドッグを貰う生活は切ない……
        だからクイズで高得点を獲得し優勝への足掛かりとせねば!


        「HAHAHA!生き残ったソルジャーは面構えが違うな!おまえ達最高にホットでビューティーだ!
        さぁ!最初の問題行くぞ。サイドBはサイドAの好きな食べ物を答えろ!いきなりサービス問題だ!」

        「(サイドAは私か…私の好きな食べ物はアイツなら、わかるよな?わかるよな……)」
        千歳はフリップボードにマーカーで「ご飯(rice)」と書きながらユーニスの方を見た -- 千歳 2020-07-25 (土) 23:34:08
      • モデルみたいな筋肉の男の横で、ユーニスがゆるーい笑顔でbサイン出している。
        任せろってことらしいが…。

        「さあどうかな!フリップをこっち見せて。ハッハー流石に簡単すぎたね。
        これは練習だと思って…ちょっとまって、そこの彼女は…そう、ユーニスね、君それなんて書いてあるの」
        「こしひかり!」
        フリップには、へったくそな…というか判別不可能なレベルで歪んだ日本語と思しき文字列…。
        コが反転してるし、どうがんばって読んでも『コしニカリ』になってて、新種の米が誕生しているのだが。
        「あのおバカ…」
        千歳は頭を抱える。なまじ千歳の英語がネイティブ並みなせいで、ユーニスの日本語勉強は壊滅的であった。

        「こし…ナニ?」
        「日本のブランド米でねー、カレーに最高にあうんだよ」
        「じゃあ、彼女の好物はカレーの方だとは思わない?」
        「絶対コメの方だね!」
        (米も普通に英語で言えばいいだろー!?)
        何故かコメだけ日本語で言うユーニスに、千歳が心の中で突っ込むが、残念、テレパシーは無い。
        なお、サービス問題ってこともあって、まぁ正解にしてもらったが、先行きが怪しいな!


        「では第2問だ!おっと、いきなり難易度が上がるぞ。だけど大丈夫、本当に愛があるなら簡単だ。
        ’’初めてデートに誘われた時のセリフ!’’
        初めて誘ったのがAサイドの場合は、Bサイドの恋人達が誘われた時のセリフを答えて」
        -- ユーニス 2020-07-25 (土) 23:59:49
      • 「(初めてのデートに誘われた時のセリフ…?)」
        千歳だけでなく、参加者全員がざわついている。
        その中でユーニスだけが上を向いた後、ペンを走らせ始めた

        「(アイツの中では確信となるセリフがあるって事か)」
        ならばと千歳は必至になって記憶を手繰る

        こっちに着て初めて買い物に行った時?違う……
        一緒にバイトの面接に行った時?絶対に違う……
        あ!この間のキャンプ旅行!
        これか?これが私達にとって初めてのデート?

        「(確かあの時は…「二人で熱い夜を過ごそうぜ!」…だったかな?)」
        アイツが妙にカッコつけていたのが面白かった
        それをフリップに書き始める……

        「エブリワン!全員悩んでるね!しかしそろそろタイムアップだ!」
        司会者の声を聞き、千歳は手を止めた
        「(もっと古い記憶が…あ!)」千歳は記憶の中の光景に確信を得た
        書き終え顔を上げればユーニスがにぱーっと笑っていた
        ………
        ……

        「チトセユーニスペアGOOD!ピュアなセリフにこの俺もノックアウトだ!」
        サングラスの司会者が胸に手を当てながら天を仰ぎ見た
        「あってた……」
        「イエー!」
        ユーニスのサムズアップに千歳もサムズアップを返す

        二人の思い出の言葉それは
        『2人だけで湖行こう!』
        高校時代にまで遡る記憶。千歳がユーニスと絆を深め始めた時の記憶
        「(私とアイツにとって…アレが始まりだったのかもな……)」 -- 千歳 2020-07-26 (日) 00:39:56
      • 一言一句間違わず正解だったのは二組だけだったので、軽くインタビューされたり。
        「初めて誘った時は、チトセが留学中で結局行けなかったんだよね。
        だからこないだ行って来た」
        「数年越しの初デート、ますますロマンチック!
        もう一組のパーフェクトの君たちは?」
        マイクを向けられた黒人の青年は
        「デートの帰りに、彼女を乗せた車で屋外トイレに突っ込んだんだ。オープンカーでさ
        忘れたくても忘れられない夜になっちゃったんだ」
        そう言って、会場の笑いを誘っていた。

        ちなみに、ジュディとキャスのペアは、なんか別の女の子にプロポーズしたセリフと
        間違えたらしくて、後で揉めそうで、こちらも別の意味で会場を沸かせた。 -- ユーニス 2020-07-26 (日) 01:00:39
      • ………
        ……

        クイズは続いた。ありふれた日常的な事から笑いを誘う失敗談
        「チトセの体重違うのー!?」
        「こっちの食事は高カロリーなんだよ!」
        「キャス!やはり私達は!」
        「ジュディ!最高のペアね!」
        そして、この短時間の間に様々な物語が生まれていた

        「OK!ラストクエスチョンだ!今宵はバレンタインのラブナイト!!
        だからこその問題!サイドBはサイドAの『性感帯』を答えよ!セクシャルな分ポイントは高いぞ!」
        「はぁ…?」
        参加者の何人かが同じ声を上げた。その中には千歳の声も混じっている

        「(性感帯だって!?そんなの知るかー!)」
        千歳は心の中で叫んだ。
        ユーニスとは女性同士だが身体を何度も重ねている
        性的な快楽も知っている。知っているが……
        性感帯なんて自分では分からない
        じゃあユーニスは?と顔を上げたら……

        「むふー♪」
        「(あ、わかってる顔だ?)」 -- 千歳 2020-07-26 (日) 01:28:16
  • 場の盛り上がりは最高潮だ、みんな好きだねこういうの!
    流石にフリップを見せるのをためらってた参加者達も、見せろ見せろとコールされては仕方ない。
    千歳も『胸』と書かれたボードで顔を隠しながら見せた。

    「おーっと最後もサービス問題だったかな?みんな正解…HEY、ワッツアップ?チトセ、ユーニスペアだけ
    不正解だ!残念!」
    「あれー?」
    『みみ』と書かれたフリップを覗き込むユーニス。
    他のペアは、照れたり、当然よ、毎晩愛し合ってるわと言って会場を沸かせたり。

    「ちなみに、どうして耳だと?」
    一組だけ外れだと、逆に注目されてしまう。マイクがユーニスに向けられて。
    ……ここから先にユーニスが、語った話はあまりに生々すぎて一部をかいつまんで話す事しかできないが。
    『いきなり行っても嫌がるから、まずは腰を抱き寄せて長めにキスをしてー…』
    とか
    『肌繊細だから撫でるときは、触れるか触れないかのソフトタッチでー…』
    だの
    『乳房の下から腋のあたり』『指をこう絡ませて』『逃げないようにこう抱いて…』
    「んでねー」
    「おぃぃ!やめろぉぉ!!」
    止める間もなく、エア実演しだすユーニスにカメラがクローズアップ。
    顔を真っ赤にした千歳が、飛び出すまでの一瞬の間に、2人の夜の睦言が公共の電波に乗ったのだった。
    ………
    ……

    「怒んなよー」
    「うっさいバカ!」
    「でも、めっちゃ受けてたよー」
    小声で言い合いながら、2人は他のペア達と一緒に横一列に並んでいる。

    「さあいよいよグランドフィナーレだ!最後の種目はー……」
    定番のドラムロール、そして
    「キス対決だー!」
    背後にウォータースクリーンが吹きあがり、情熱的なキスをするカップルのアニメーションが投影された。
    湧き上がる観客たち!派手なレーザーライト演出!

    「ルールは簡単だ、君たちはステージ上で一定時間の間キスをしてもらう。
    そして、オーディエンスから最もいいねを貰えたペアの勝ちだ!
    観客全員が参加するから、得点も大きいぞ、最下位のペアにも逆転はありうる、ロマンチックなキスを見せてくれ!」
    では、今までのゲームはなんだったのか。という問いにはレース中を盛り上げるための余興と答えればいい。 -- ユーニス 2020-07-26 (日) 21:43:30

    • 「投票アプリのダウンロードは終わったかな?OK!投票はアプリのボタンを押すだけの簡単システムだ!
      ちなみにいいねの他に。Cute!やCool!でキスへの感想も遅れちまうんだゼ!」
      投票アプリの説明をするサングラスの司会者。
      ちなみにアプリ提示でバーガーやホットドッグを貰えるらしい

      「あーあー私もホットドッグほしい!」
      「えい、だまれ!」
      はしゃぐユーニスに対し、千歳はまだ顔の赤さが抜けない。電波にのっちゃったからね

      「さぁ!ラブの見せ場だ!愛は勝つなんて言葉あるが、ここで勝利するのは一組だ!
      最高の愛で勝利を掴め!ゴーフォービクトリー!。まず一番手行くのは……
      キャス&ジュディ!愛のブロードウェイ、コイツらにとって世界は劇場なのかー!?」
      「さぁ!おいでジュディー!」
      「ええ!キャス!」
      踊る様な動作で特設ステージへと上がっていくキャス&ジュディ
      後で聞いた話だが、この二人ミュージカル俳優で。その界隈では有名な二人であったらしい

      「おお……」
      「すげー……」
      キャスとジュディのキスが始まった瞬間。会場は静かになりユーニスと千歳も見惚れてしまった
      見詰め合い抱き寄せ、再び見詰めあってからのキス。完全に自分達の世界に入り込んでいた。
      あまりにも情熱的で刺激的なキスに、観客から失神者が出る程であった。

      「おっと!いいねがどんどん上がって行くぞ!それにクールとパッションも押されまくっている!
      集計結果が気になるって?それは最後のお楽しみだ!数字の操作なんて野暮な事はしないから安心してくれ!」 -- 千歳 2020-07-26 (日) 22:14:17
      • 他のペアも負けじと、首に腕を回して抱き合ったり、ムードをあげるチークダンスからのキス
        をしたり、愛を囁きあってキスをしたりと、それぞれの愛の形を魅せていく。
        みんなレベルが高い!そもそも、このコンテストの要がキス対決だと知ってたのか
        寸劇みたいなのを仕込んでくるペアもいる。

        まずいことになった、ほとんど飛び入り同然に参加した千歳には何の用意もない。
        自分の番が回って来るまでに、何か考えなければと思っていたが、頭真っ白なまま
        スポットライトの前に立たされてしまう。立ち尽くしてしまう。

        不意に、肩に手が置かれて振り返る、また不意打ちみたいに、ちゅっと頬にキスをされた。
        「チトセ、私はこっちだよ」
        ユーニスが、ゆるい笑顔で見つめてきて。
        「ココは、私とチトセが一緒に楽しむための場所、そうだよね?」
        そう言って、ユーニスが背を屈める、少しだけ唇までの高さが足りない。
        だから、千歳は背伸びをして。
        2人の唇が柔らかく触れ合った。 -- ユーニス 2020-07-26 (日) 22:41:33

      • 観客席からこれまでに無い歓声が沸き上がった。口笛や拍手まで聞こえる
        そのどれもが二人への祝福のため
        だけど、千歳には…二人には聞こえない。聞こえ感じるのは相手の熱と鼓動だけ

        「Oh!Awesome!これがジャパニーズエモーションの「テェテェ」なのか!?
        二人に祝福の光が見えるゼ!これはもはや誓いのキスだぁ!」

        「ふぅ…誓いのキスだってさ?ここで結婚式挙げちゃう?」
        「ぁ………バカ野郎、調子に乗り過ぎだ」
        ニヤニヤするユーニスにそんな事を言う千歳だが。
        顔は真っ赤でした。

        ピッ。ポイントが加算される音がした。 -- 千歳 2020-07-26 (日) 23:06:14
      • ………
        ……

        「参ったねー明日からごはんどうしよう、このココナツプリン美味しいね」
        「だまって食べとけ、しばらく食事抜きだからな」
        結局、2人は優勝できなかった。千歳とユーニスがセミプロだから上位に入れたので。
        キャス&ジュディのプロの力に敵わなかったのは当然だ。

        「はぁーもうお腹いっぱいだよー…」
        「明日と明後日の分も食べておけ」
        ケーキ、ドーナツ、パフェ、アイスクリーム、カラーチョコスプレーまみれの揚げバターホイップクリーム…。
        凄まじい量のスイーツを山積みにして、2人は食べ漁っている。
        優勝は逃したけれど、特別賞としてVIPラウンジのチケットと、キス対決で最も
        Sweetポイントが高かったので、スウィーツ食べ放題チケットをもらったのだ。

        「さすがに無理ー!これお持ち帰りできない?できない?…そう」
        持ち帰れないなら、自分のお腹に入れていくしかない。ユーニスはまたもそもそとケーキを食べ始めた。 -- ユーニス 2020-07-26 (日) 23:20:10
      • ………
        ……

        「あーお酒あるー、それもかなりいい奴だ!」
        「もう水の一滴も口に入らん」
        大食いの特訓をしていない二人に詰め込み食いは無理でした
        これ以上食えないと、VIPラウンジへとやって来たのだが……
        かなり後悔した

        VIPラウンジは上級顧客のためのラウンジ
        二人が購入したチケットよりも上のチケット
        「ゴールド」や「プラチナ」のチケットを購入する事で利用出来る場所
        施設内の景観一望できる広く巨大な展望窓、ふかふかのシートは座り心地も寝心地も良い
        途切れる事の無い専用wi-fiに、お酒や軽食も食べ放題。まさに休むに最高の場所。
        最高の場所なのだが……
        今、お腹は限界状態。食べ放題の恩恵にあずかるのは無理なのでした

        「せーめーてーチキンだけでもー……」
        「無理するな、もう少し休憩してからに……」
        二人の横顔が七色に染まった。
        花火だ、展望窓の真ん前に七色の大輪が咲いた

        「凄いな……」
        「OMG!チトセ真ん前だよ!」
        二人は花に誘われるが如く展望窓の前へと歩いて行った。
        打ち上げ花火は普通下から見る物だが、このラウンジでは横から見る物であるらしい
        しかも、人が少ない。ユーニスと千歳、後数組のカップルの姿があるくらいだ

        「チトセ最高だねー」
        「最高だな…なぁユーニス」
        「んーチトセなにー?」
        見れば、千歳が耳を貸せと手をヒロヒロとしている
        だからユーニスは千歳の顔の位置に耳を寄せた

        「…!?」
        いきなり唇を塞がれた。塞いだのは千歳の唇
        千歳がユーニスの唇を塞いでいる
        ステージでのキスが甘さなら、このキスは情熱
        千歳からの熱を感じる熱いキス。

        「チ、チトセ?」
        突然の事にユーニスはぽかんとなってしまった。
        あまりにも不意打ちすぎて、混乱する。
        そんなユーニスに千歳は顔を赤くしながら言う
        「そのなんだ…お前とのキスで負けたのが……」
        「負けたのが?」
        「…なんか悔しかった」 -- 千歳 2020-07-27 (月) 00:00:47
      • そう言って千歳が、視線を上げたら、ユーニスがにやにやしながら顔を覗き込んできたので
        言うんじゃなかったって、ぷいっと顔を背けたのだが。
        「ねえ、チトセの世界一のキスは誰とのキス?私以外との誰か?」
        「な、なんだ急に」
        振り返ると、そのままユーニスにがっちり頬を掴まれてしまう。
        花火があがる、唇が触れ合う、花火が広がる。
        「チトセの世界で一番のキスは私で、私の世界一のキスはチトセ。
        この事実があるかぎり、世界中の誰も私達に敵わない」
        「おまえ…」
        「ん?」
        うるんだ瞳でしばし見つめ合ったのち
        「たまにイケメンになるよな」
        「チトセはいつも美少女だよー」
        「うるさい」
        「それは、もっと言ってうれしいってことだよね」
        「うるさい!」
        「あっはっは!」

        2人は笑う、花火は咲く、2月の空に花が開く。 -- ユーニス 2020-07-27 (月) 00:23:26

Last-modified: 2020-08-14 Fri 01:13:40 JST (18h)