[[MOG/0002]]

-&COLOR(#d70035){(人間界の奥の奥、山脈の麓に立つ村落 人の姿も僅かで、集落としての体をギリギリ成す程度の村)&br;(他の人里から遠く、それ故に人魔戦争と関わりが薄い のどかな村の風景があった)&br;(ヴェロニカがこの村へ何をしに来たかと言えば、"銀の手"を匿っていた女を追ってのことだった)&br;(彼の持っていたサングラスと魔導銃、彼の異名となった銀の腕、それと「ネオ」あるいは「アンダーソン」という名前 か細いが、それらの情報はこの村へと結びついていった)&br;(しかし)ほんとにこんな村にアイツがいたっての……?(びっくりするほど何もない 辺りは麦畑と牧場ぐらい 寄って来た羊を撫でる 動物ですら警戒心が薄い)}; --  &new{2021-02-19 (金) 19:39:38};
--&COLOR(#d70035){(しかし、僅かにいる村民に聞いて回れば、あの男の噂がそこかしこから 中には実際に会ったという人物も)&br;(その中でもやはり、怒りに満ちていた彼のあり方は見て取れた 些細なことで言い争いになり、喧嘩をおっぱじめたなど)&br;(やがてその噂達は、一つの教会へ収束していく この村で唯一の教会へと)&br;(教会といえば大抵人間たちの祈りで満ち、秩序の力が立ち込め悪魔を苦しめるはずだが、この村はのどか過ぎるせいか秩序の力も程々 変装したヴェロニカも違和感なく近寄れた)&br;(教会を運営する聖職者の住む家を訪ね、戸を叩く)すみません、実は人を探してまして(穏やかな態度でそう告げる 情報部での経験を積み、人に化けるのにも慣れてきた)&br;「はい、どなたでしょうか……?」(そう言って戸を開けて出てきたのは若い女だ 聖職者とのことだったが、その姿は村娘とそう変わらない)&br;(一つ目を引いたのは、そのお腹が臨月間近である事を示すほど大きく、子を宿している事が明らかであること まさか、とヴェロニカは息を呑む)}; --  &new{2021-02-19 (金) 20:09:26};
---&COLOR(#d70035){「ネオ」って男に聞き覚えは?(その質問に女は首を横に振った しかし)&br;じゃあ、「アンダーソン」には?それと、これには見覚えが?("銀の手"が名乗った偽名と、彼の残したサングラスを提示すれば、女は息を呑んだ)&br;……その様子、間違いないわね。"銀の手"は、ここに居たのね(悪魔である決定的証拠を口にすれば、それを認めるように女は頷いた)&br;「彼を探しに、と言うことは、ご存知なのですか?彼を……」(その問いかけにヴェロニカは唇を噛んで、長い沈黙のあと)&br;……死んだわ。アンタの為に、魔王軍と戦って。アタシはアイツの亡骸を返すために、ここまで来た&br;(その言葉を聞いて、女は涙を堪えきれず、泣き崩れた ヴェロニカからすれば嫉妬心も抱く女ではあるが、気持ちは同じ 痛む胸に手を当てた)}; --  &new{2021-02-19 (金) 20:16:05};
---&COLOR(#d70035){(お互い気持ちが落ち着くまで、少しずつ話をしていた "銀の手"がいかに魔王軍に怒り、挑み、そして散ったか)&br;(あるいは行き倒れたかの男を介抱し、彼の怒りを受け止め、穏やかな生活を歩みだした話を)&br;(エヴァと名乗った女は、ただただ親身に彼の事を心配していた まるで運命からはじき出された男の行く末を)&br;アイツの遺体は暫く後に届くわ。冷凍処理してるから、まだ腐ってない(人間界でも普及している冷凍魔術の話に首を傾げる女を見て、ここは本当に田舎なのだと溜め息をつく)&br;「……私達は、どうなりますか 彼の子供、私の子供は」(正体を表したヴェロニカに、彼女は問うた 魔王軍との戦争の話はこの人里離れた村にも届いてはいる 最も完全に伝聞であり、魔物が出たことはおろか、貧した人間軍が略奪に現れたことすらないのだが)&br;……アタシが守る。無理を言ってでも、この村をアタシの領地にする。15年か、20年は&br;その後は、そいつらに守ってもらいなさい(エヴァのお腹を指してそう告げる そう、歌の悪魔の耳は孕む子の心音が一人でない事を看破した)&br;「本当ですか……!!」(悪魔の庇護に入る事を聖職者が良しとするのは普通ではない が、ここは厳格な教えとは程遠い、牧歌的な村なのだろう 喜んでそれを受け入れる)&br;悪魔は契約を守るものよ。……ま、場合によっては追加の交渉もさせてもらうけど(物資も望めない村を15年も領地に加えるなど、簡単に通る話ではない そうなれば交渉材料は……生まれてくる子供ということになる)&br;アンタはもう、伝説の一部なのよ。死ぬんじゃないわよ 生きて、アイツの生き様を後世に伝えなさい&br;(そう告げて去っていくヴェロニカに、エヴァはずっと頭を下げていた 確かに彼が認めるだけある、ひたすらに純粋な女だった)&br;(それでも、この村に戦火や人魔の魔の手が伸びない保証は、いつまでもない 早い内に交渉を済ませなければと、魔界への転移術を起動し情報部へ向かうのだった)}; --  &new{2021-02-19 (金) 20:33:21};
-  --  &new{2021-02-19 (金) 19:21:35};
-  --  &new{2021-02-19 (金) 19:21:33};
-  --  &new{2021-02-19 (金) 19:21:24};
-(白日の元に、赤目の男がやってくる。その手に似合わぬ一輪の花を持ち。そうして)や、ヴェロニカちゃん元気?これはホーミからだってさ。手向けてあげてとか(それは紫色の芍薬の花、花言葉は…『怒り』だ)&br; しかし…これからどうするんだい?銀の手は居なくなっちゃったし、バンド活動の方に力でも入れたりとか?(強めのジンを、なんて店員に注文して席へ座り) -- [[ケイル>MOG/0018]] &new{2021-02-16 (火) 22:02:16};
--&COLOR(#d70035){ああ、ありがとね、ケイル。ホーミダンチョーにもよろしく言っといて。墓はもう暫くになるから、それまでちゃんと咲いてて貰わないと(花瓶を探してきて、芍薬を飾る)&br;バンドはもう少しスケジュールを詰めないとね。どっちかと言うと、情報部の仕事を頑張ることになりそう(伝統的なジン、ビーフィーターをグラスに注いでサーブ)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-16 (火) 22:14:53};
---ああ、墓はまだ作らないんだ?(花瓶に挿す際に、軽く回復魔法をかけておく。継続的に効くタイプの活性の魔法だ。きっと長持ちするだろう)&br; 情報部の方かー…ああ、それなら片手間にでいいんだけど、ひとつ頼み事聞いてもらってもいいかな(ありがとう、と掌を立てて礼とし、く、とグラスを傾ける。強い酒精が喉を焼く) -- [[ケイル>MOG/0018]] &new{2021-02-16 (火) 22:22:57};
---&COLOR(#d70035){最後にアイツを保護してた女ってやつに、返してやりたいのよ。銀の腕を魔王軍に首代わりに提出したから、残ったのは悪魔でなくなった男の遺骸。……だったら魔界に葬るよりは、と思ってね(活性魔法を掛けてもらった芍薬をありがたく受け取り、一旦バーのカウンターに飾る)&br;クローディアス参謀が大分ヤル気見せてたもんだから、その夢に相乗りさせてもらおうと思っちゃって。バンドはその合間にやるつもり&br;頼み事?アタシに頼むような事、紫十字にあんのかしら。ま、ともかく聞くわよ。何?(こちらは自分のグラスにビーフィーターとベルモットを注ぎ、軽くステアしてオリーブを飾る いわゆる「ドライ・マティーニ」 グラスを優雅に傾けて)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-16 (火) 22:32:27};
---…そっか。うん、それがいいと思うよ。彼にとってはあそこも焼け野原にするつもりだった場所のはずだ、そんな所に埋められるよりかは、そんなヤツが居るなら、その方がいい(怒りに燃える様を思い出し…芍薬の花を眺め)&br; ……ん?クローくんがやる気?はは、そりゃいいねぇ。彼は若いし、以前の勇者の件の時はだいぶ気落ちしてるようにも見受けられた。新しい何かを見つけられたんだったら、素晴らしいことだ(クローに乾杯、とグラスを掲げ彼女のグラスを合わせる)&br; 紫十字ってよりは…俺個人の頼み事かな。君が人界で探し人をするならなお丁度いい。…とは言っても、雲をつかむような話でもあるんで、あくまで片手間にでなんだけど……&br; 紫色の瞳をした人間を、探してほしいんだ。それも…多分、強い(となかなかにふわりとした話をする) -- [[ケイル>MOG/0018]] &new{2021-02-16 (火) 22:42:03};
---&COLOR(#d70035){最後に帰る場所を見つけられただけでも、アイツは幸せだったのかしらね。 ま、場所を探す所からだから、ちょっと掛かりそうっていうのがあるけど&br;次期大魔王を目指すって。中々馬鹿げてるでしょ?(微笑んで、そう言って見せる)ソレぐらい火の付いた男は、アタシは好きなのよ(グラスを合わせて、「カクテルの王様」をすいと飲む)&br;人探しね。確かにアタシの件のついでに探せるから、効率はいいわね。でもソレなら、情報部にも話通しといたほうがよくない?&br;で……紫の瞳をした、人間?(ふむ、と唸り)そいつは悪魔じゃなくて人間なのね?それで多分強い、とは(目的は何となく見えるが、相手の素性が見えて来ない 続きを促して)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-16 (火) 23:06:57};
---仕方ないさ、お似合いのベッドを探すのには、時間はかかるものだろう?(割と無遠慮な男が棺桶、と言わなかったのは流石に気を使ったか)&br; (そうしてクローの目指す所を聞けば、軽く目を見開く)…そりゃまた大きく出たね。慎重派な彼にしては珍しい(素直に驚きの声を漏らす)&br; なるほど、となると今から覚えをめでたくしておけば、ヴェロニカちゃんも出世コースって訳だ?(と、こちらは冗談めいてけらけら笑いながら言う)&br; あー…クローくんにはちらっとその探したい奴の事話したからちょっと話したつもりになってたな…確かに一度言っておこうかな。ま、言っても別に見つからないなら見つからないでいいんだけど。&br; うん、人間。今は純粋なかは分からないけど、多分人間だろうね。強いって言ってももしかしたら戦力的な意味じゃない強さかもしれない。だから傑物ってくらいの意味合いでも(と更にふわっとしたことを言う) -- [[ケイル>MOG/0018]] &new{2021-02-16 (火) 23:16:47};
---&COLOR(#d70035){……ま、ソレもそうね。誰もが自分の本当の居場所を見つけられるわけじゃない。アイツの最期は、アレで良かったのかもね&br;まーね、アタシも聞いた時ズッコケたわ。それも、魔王軍を破滅に導かないためだとか でっかくでたわよね?&br;そういうのが無いとは言わないけど。でもアタシは、伝説を作ってくれる男を見ていたいのよ。"銀の手"とはまた違うやり方でやってくれるなら、なおさらね?&br;アタシ一人で探すより、情報部全部に話が行ってる方が全然早いだろうし。……しっかし、なんかふわっとしてるわねぇ?純粋な人間やめちゃったりするの?戦力的な意味じゃない強さだったりするの?&br;……てことは、直接知ってる人間じゃなかったり?(そう推察して、口に出す)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-16 (火) 23:40:16};
---(ジンを傾け、辛口のそれを喉で楽しみくつくつと笑う)…なるほど、ヴェロニカちゃんは自分をアツくさせてくれる男がお好みって訳だ。クローくんもなかなか責任重大になってきたねぇ。&br; (魔王軍の行く末よりも、そちらの方が難題では?なんて顔をしつつ楽しそうに笑ってジンを、ぐ、と飲み干してグラスを置き)&br; 正解。俺が知ってるのはそいつのずっと前の先祖(黒眼鏡をずらして左目の傷を示し)…この傷を付けた女だよ。治そうと思えば治せるんだけどね、これ。取っといてるんだ。&br; 勇者でもない戦士でもない弱いただの人間の女だったんだけどね。「私は、貴方には絶対負けない」なんて言ってさぁ(と昔を懐かしみ楽しそうに笑い)&br; そいつの何世代か後は追えたんだけど、最近はもうさっぱりで。何故だか瞳の色は受け継いでるみたいだったから、それくらいが手がかり。…てっきり、今回の戦争で人間側に出てくると思ったんだけどなぁ(などと言う) -- [[ケイル>MOG/0018]] &new{2021-02-16 (火) 23:52:02};
---&COLOR(#d70035){大体そんな感じ。ライブでもそうだけど、皆を熱狂させる存在ってのは強いのよ。アタシは伝説になれる器じゃ無いらしいわ。だから、熱狂を支える存在ぐらいにはなれたらなってね&br;魔王軍の行く末は……さぁ、どうなるかしら。苦しい思いはしたけど、この戦争で得た熱狂が、もしかしたら大魔王サマの望んでたものなのかも、なんて。&br;(ケイルの古傷を覗き込んで)……アンタにソレだけの傷を負わす奴?相当じゃないそんなの&br;戦士ですら無い女がそこまで闘志を見せるとは、人間ってのは時々恐ろしいわね。……で、その子孫か。世代を継いでるってことは血も薄くなってそうだけど&br;……でも、そんな瞳を受け継いでるってことは、何か特別な血があるのかも?そういうところから勇者が湧いてでたりすんのかしらね?(もう一杯どう?とビーフィーターの瓶を手に)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-17 (水) 00:11:21};
---どうかなぁ?君の歌は皆の心を動かすと思うよ。それは、魔力が込められて無くてもね。もし…戦争が終わって、魔族や人間、その他の生き物隔てなく歌を聞けるような状況になるのなら、&br; クローくんの手伝いのあと、魔族だけじゃなく、色々なものに歌を届けてみたらどう?もしかしたらそこから…熱狂が生まれるかもしれない。何より…挑戦せずにいる君は、なんか…らしくないなって(などと軽く言う)&br; (その時の感覚を思い出すように、自らの傷跡をなぞり)本当に…ただの弱い女だったんだ。だけど…強い女だった。ああ、相当にね(と楽しそうに言い)&br; 血なのか…もしかすれば俺が魔法に巻き込んだからそのせいなのか…それは分からないけどね。子孫が傑物だろう、ってのも俺のただの願望。そうじゃない可能性も高いし、血が途絶えてる可能性だってある。&br; でも…あの目は忘れられない。きっと、彼女の子らは…強い(願うように、そう言って、それじゃ後一杯だけ、と空いたグラスを彼女へ差し出す)&br; この戦争始まった時も迷ったんだけどねぇ。…"こちら"と戦う方が楽しいかも、って。でもさ、そいつらが居るかもだったから(そう呟く男は…薄く笑い唇を上げる。まるで戦う相手は、どちらでも良かったのだと言いたげに) -- [[ケイル>MOG/0018]] &new{2021-02-17 (水) 00:26:49};
---&COLOR(#d70035){もちろん、歌は続けていくつもり。ちゃんとドラムスも確保して、再始動も目論んでるわ。……リハとかの関係上、どうしても春を跨ぎそうだけどね、次のライブは&br;でもそうね、アタシはそのどっちもを選ぶかも。歌うこと、誰かの助けになること。ソレがアタシを形作ってる大事な要素だから ま、らしくないって言われたらアレだけど、どうやら今までは肩に力入りすぎてたみたい。もう少しゆっくり歩いてみるつもりよ&br;アンタにそう言わせるってことは、実力なんかじゃない、折れない心の強さは半端じゃなかったのね&br;魔法に巻き込んだ?そりゃまた妙な因縁深そうな。でもそうね、紫の瞳、アンタの魔力に染まったって言うならソレもあるのかも&br;ただそうね、大悪魔に傷付けといてその子孫が腑抜けてるとも思えない。情報部がなにか掴んでないか、もっかい情報整理してみるわ(本部のみならず、「白日」に積み上がった未整理の情報もある 一件ぐらい掠った情報があってもおかしくないと)&br;……アンタ、下手すりゃ第二の"銀の手"になってたってこと?いやそうなりゃアンタのほうが先だから第一か。ホントヤバい人よね。コッチにいてくれて良かったわ(流石に笑えない、とケイルのグラスにジンを注ぎ)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-17 (水) 02:07:09};
---おっと、どうにも余計な世話だったようだ。でも両方を取るってのは…君らしいかな、と思うよ(注がれたジンを傾けて笑い)&br; …それも、いいかもしれないね。あれだけ苛烈に走り続けた姿を見たあとなら、そう思えるのも分かるよ(視線をまた芍薬に向けて、伝説の生き様を思い出す)&br; 偶然だったんだけどねぇ。ある人間たちと敵対してたんだけど、そんときにたまたまその子が居てさ。どうしようか迷ってたら、ズバっ、だよ(けらけらと楽しそうに笑って)&br; ありがと、ま、でもさっきも言ったけど、片手間でいいよ。せいぜいどっかにそれっぽいのが居た、くらい分かれば充分さ。気長に探すつもりだったしね。&br; …そう、だから彼には興味があったんだ。少し違えば、あの時追い詰められてたのは俺だったかもしれない。そう思えるくらいにはね。ただ…彼のほうが純粋だったんだろう。&br; (そうして、ぐい、と一気に酒を干す。胃の腑を焼く酒精に、銀の手の怒りを思う。そして席を立ち)じゃ営業の邪魔にならない内に帰るとするよ。それじゃね(と去っていった) -- [[ケイル>MOG/0018]] &new{2021-02-17 (水) 21:14:44};
---&COLOR(#d70035){情報部のあれやこれやを学んで、スケジュール管理をきっちり覚えてきたとこあるから。二足のわらじもどんと来いよ。ま、その分速度は落ちるかも、って感じ&br;いくらなんでも悪魔が側にいたからっていきなりズバっていく?どんな胆力よ。ソレこそほんとに勇者の萌芽があったんじゃないかしら&br;AiAi、コッチも力抜いてやりやすくやるわ。アンタかアタシが死ぬ前に見つかりゃ御の字でしょ&br;かもね。純粋すぎて、自分の怒りから逃れられなかった。アイツもアンタぐらい小回りが効けば良かったのにね。ん、それじゃまたのご来店を(去っていくケイルを見送り、グラスを下げた後、貯めていた情報にまた目を通したのだとか)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-17 (水) 21:53:04};
-ふむ、どうやら立ち直ったようじゃな、少なくとも表面上はのう(酒場は不釣り合いなのでライブハウスの方に来る団長)&br;で、どうなんじゃ?以前のように働けそうなのかの?ああ、別に誰かの差し金ではないのじゃ、ただ近くを通ったのでな -- [[レンダ>MOG/0020]] &new{2021-02-15 (月) 21:08:52};
--&COLOR(#d70035){大分時間は掛かったけどね。エモくなってンのはアタシらしくないからさ(とは言え、まだまだ空元気で回している所も散見される ふとした瞬間、疲れを見せたりもする)&br;まーね。アタシにしか出来ない仕事だったらいくらでも持ってきなさいよって話。他の雑用はまだちょっと、周りに投げてやってもらってるけど。悪いわねレンダダンチョー、気を使ってもらって}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-15 (月) 21:24:49};
---(悪いね言われればふっふと笑う)なあに気にするでない、割とマジで商いのために近くを通っただけじゃからな&br;ほれ、これはお土産じゃ(と甘味を手渡す)それなりに立ち直っておるのはいい事じゃが、何か息抜きとかはしておるのかの?&br;バンドやらライブやらは……(活動してるのかなとライブハウスを見回して)ワシはまるで詳しくないからのう -- [[レンダ>MOG/0020]] &new{2021-02-15 (月) 21:32:12};
---&COLOR(#d70035){それならいいけどね。(早速頂いた甘味、栗まんじゅうをもしゃり)んー、やっぱ甘いものは効くわぁ(それだけ肉体的にも精神的にも、疲労が溜まっている証拠でもある)&br;息抜きね。アタシにとっちゃ歌うのが息抜きだから、仕事の為でも歌えてりゃそれなりに幸せなのよ。そのためにあの酒場も作ったんだしね?(ヒヒヒ、と悪い顔)&br;バンドはギリ回せてるけど……アレね、戦時下じゃスケジュールがパツパツで、中々ライブが出来ないわ。リハもやんなきゃ行けないし、何よりドラムスを追い出しちゃったから(ぶすーとそこだけ機嫌悪く)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-15 (月) 21:49:52};
---そうじゃろうそうじゃろう、前線の兵士にも人気が高いんじゃよそれ、お持ち帰りしていく客も多いしのう&br;うむ、好きな事をするのが最高の息抜き兼ストレス解消だからのう、それが出来ていると聞いただけでちょっとは安心なのじゃ&br;ドラムのう……(ああと思いシンセロの顔を思い出す、名前を出すと不機嫌になるだろうから口にはせず)&br;新しいメンバーの募集とかはせぬのかの?その気があるなら話を広げてみても良いが……まあお主の眼鏡にかなう相手はひと握りじゃろうがな(と、少し突いてみたくなった団長) -- [[レンダ>MOG/0020]] &new{2021-02-15 (月) 22:01:40};
---&COLOR(#d70035){士気向上に甘いものは強いものね。元気も出るし、何より前線じゃ甘いものは貴重で貴重で。&ruby(うち){白日};もなんとかそういうの確保して、色んな所に配れるようにしてるけど&br;歌の悪魔ですものアタシ。それが生きがい、存在意義みたいなものよ。それをどうやってねじ込むか、どう活用するか そんなことばかり考えてるような生き物だから(ニッと笑う)&br;前までの収録はアタシが叩いてたのよ。生でやらないなら兼任も無理じゃないわ。ただ流石にあれから相当あったもの、確保は済んでるわよ。&br;でも、新メンバーをバンドに合わすリハも結構時間を食うもの アタシの仕事もあるし、すぐにライブってわけには行かないわね(それだけが悩みと)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-15 (月) 22:46:05};
---えっ、それワシら兵站担当のお仕事な気がするんじゃが、もし行き届いていないならすまんのう、少しばかり現地の輸送担当は締め上げねばな&br;てか、息抜きどころか存在意義と来たか、はっ、であればいよいよ心配する必要もなかったようだのう(ライブはなくとも活動していると聞けば安心したように笑う)&br;おっと、すでに確保ずみであれば余計なお節介だったようじゃな、今はまだよく分からぬが、もし戦争が終わったら歌に興味持ってもいいかと思っておってな&br;もしその機会があれば改めて聞かせてもらうのじゃよ、ではのヴェロニカ殿、時間を取られたのう(とライブハウスを後にする団長でした) -- [[レンダ>MOG/0020]] &new{2021-02-15 (月) 23:03:37};
---&COLOR(#d70035){ま、一酒場が集められる量なんて限られてるから、本当にちょっとずつだけどね。兵站云々よりかは、うちの情報もって特殊任務に行く人向けのオマケみたいなもんよ&br;最悪一人で歌練習してるだけでも、生きてるって感じするもの。そういう意味じゃアタシ、結構ローコストな生き物なのかもね&br;ああ、暇になったら来てちょうだい。お爺ちゃんには刺激が強すぎるかもだけど。……今はお嬢ちゃんだから丁度いいワルい遊びか。んじゃね。わざわざ心配してくれてありがとね(そう言って、手を振ってレンダを見送った)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-15 (月) 23:12:47};
-ヴェロニカ、もう…良いのか?(銀の手撃破から暫く…再び店に立つ姿を見れば、多くは問わず、そう声をかけ)&br;やはりそれも、時間が解決する問題なのだろう…とは思うが、すまん。 いい言葉が、僕には思い浮かばぬ… -- [[クローディアス>MOG/0005]] &new{2021-02-15 (月) 21:06:44};
--&COLOR(#d70035){ああ、流石にもう大丈夫よ。あれから2か月立ってンのよ 空元気だけで回してた時期よりも、ずっとマシ(実際ここ二ヶ月はひたすら仕事に邁進することで、気持ちを切り替えることに専念してきた)&br;アンタのときと同じ。時間を掛ければ、ある程度マシになんのよ。それに、アタシにゃやるべきことが出来た。……情報部に手伝って貰いたいことだけど(そう言ってクローディアスにジュースを出して)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-15 (月) 21:19:30};
---僕と違って、単なる復讐の対象ではなかっただろう…(ジュースを受け取り、一口飲んで)ちゃんと、別れは済ませられたのだな…?&br;む、やるべき事…であるか。 言ってみるがいい、僕も目的ができたので伝えておこうと考えていたところだ。 -- [[クローディアス>MOG/0005]] &new{2021-02-15 (月) 21:29:16};
---&COLOR(#d70035){ええ、もうアイツ自身に思い残すことはない。まさか、残してあったアイツの歌に励まされるとはね(肩を竦め苦笑い 録音技術様様だと)&br;ネオの死体は、左腕だけ献上して、後は凍結処理してある。「憤怒の悪魔」は、魔王軍の手に渡ったってこと。……後に残ったのは、誰でもない、アンダーソンって名乗った男の死体よ&br;それを、元いた所に返してやりたい。アイツを保護してた女のところへ。悪魔でなくなったアイツの死体をね(最後の弔いは、してやらなければと)&br;だから、その女が何処に住んでるのか探すのを手伝ってほしいの。引き換えに参謀の手伝いだってするわよ、何か企みでも?}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-15 (月) 21:39:58};
---大事にとっておくがよいだろうな、二度と手に入らぬレア物である。歌の力、というものは誰よりも貴公が知っていると思っていたが…そうか(少し、安堵の表情を見せ)&br;問題は、我々の素性を隠した上でどうやって接触するか…弔ってやれたとして、その女はどうする?今後、戦火に巻き込まれるやもしれぬぞ…&br;無論、調査は協力するが…どこまで自分でやりたいか、貴公がはっきりさせてくれ。僕としても、無粋な真似はしたくない…(住処を捜し当てるだけでいいのか、と)&br;何かもう毎度毎度悪巧みしてるみたいに思われているのだな…まぁ、言い様によっては最大の悪巧みか。(そう前置きして)…僕は、次期大魔王の座を目指すことに決めた。 -- [[クローディアス>MOG/0005]] &new{2021-02-15 (月) 21:48:41};
---&COLOR(#d70035){そうね。絶版ものだもの(自分で言って過ぎたジョークだったか、溜め息を一つ) アタシだって歌の力を何もかも分かってる訳じゃないのよ。アイツが自分の怒りの本質を理解してなかったようにね&br;……アイツのサングラスがある。それと、ネオか、アンダーソンか。どっちかを名乗ってたはず(広大な人間界を捜索することになるが、それでも手がかりはあると)&br;どうするかは……ごめん、会ってみるまでわかんないわ。でも、どうするにしてもアタシの裁量で出来る限りのことはやるつもり。まずは会う所からね&br;あら、悪くない企みもするんでしょ?ま、それはともかく。……はあ!?(大魔王の座を目指す、と言われれば流石に腰も抜かす)ったた、アンタ、マジでいってんの?(コケた痛みに顔を歪めるが、立ち上がる頃にはその顔は笑っている)&br;常々並の貴族様じゃないとは思ってたけど、豪胆にも程があるわ。一体どういう心境かしら、クラメル伯爵?(面白いことになって来た、と言う表情)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-15 (月) 21:59:57};
---自分自身の事が、一番よく分からないものであるのかもしれんな…だから、周りの言葉に耳を貸し、彼らの視点で自分がどう見えているか…判断せねばならない。(瞑目して、そう応え)&br;サングラスと偽名、それに奴の容貌が手がかりか… 目撃情報を元に絞り込んでいく、地道で気長な作業となるであろうな&br;分かった、では住居の特定のみ…必要ならば要請に応じて追加で調査。という事にしておこう…&br;ジョークにでも聞こえたなら、笑ってよいぞ。僕が許す、いい反応を見せてくれた礼にな(くすくすと笑いを堪えるようにしながら)生憎と冗談ではなく、本気だ。そして正気である。&br;まぁ、簡単に言えば手柄が欲しい。悉く手柄のチャンスを逃してきた以上…もう大魔王になるより他あるまいよ。 もっとも、他にも思うところはあるが… -- [[クローディアス>MOG/0005]] &new{2021-02-15 (月) 22:12:31};
---&COLOR(#d70035){そういうことね。孤高であれるのは強い証拠だけど、孤高であり続けると色んなものを見失っちゃうのね……(同じように瞑目し)&br;基本のキ、って奴でしょ、人探しの。……迷惑かけるわね(深々と、頭を下げる 彼女の義理深さが滲み出る)&br;そんなもん、苦笑いしかでないわよ。……とはいえ、正気でそんな事を言えるって言うなら、随分面白い話だけど&br;手柄、手柄ね。大魔王になっちゃったらもう、それ手柄とかそういう次元の話じゃなくない?他人の手柄を数える側よそれ?&br;ただ、アンタが何の勝算もなくそんな事言うとは思ってないわ。&ruby(シンセロ){クソ皇子};を引きずり下ろして上に立つ道筋、立ってんでしょう?(長い道筋であろうと、何か手がかりは見つけているだろうと)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-15 (月) 22:37:55};
---頭など下げるな、いつも通りの貴公で良い。急に殊勝になられても困る…それに、首を突っ込んでおいて半端で終わらせられんのは僕も同じだ。&br;(ぐいっとジュースを一気に飲み)…ぷはっ。 それぐらいか、それに並ぶほどの武勲でも挙げねば、僕の望みは叶わんのだ。&br;あやつもえらい言われようであるな…(そこは苦笑いして)正直なところ…ノープランに近いのだがな。あやつと話し、今のままでは彼に大魔王を任せられんと感じた。&br;それゆえ、僕のような者がやると言い出せば奮い立つであろうと…そう目論んだのだが、期待はずれな結果に終わった。失望であるな…&br;だがこのまま放置すれば、破滅が目に見えている。ならば誰かがやらねばなるまいよ…勢いで言った事とはいえ、その道筋は作る。必ず…(グラスの中に残った氷をじっと、見つめながら) -- [[クローディアス>MOG/0005]] &new{2021-02-16 (火) 20:55:43};
---&COLOR(#d70035){最近分かってきたけど、こういう義理堅さがアタシの中心らしいわ。どれだけ他の要素を削っても残る、アタシを形作る物の一つってこと&br;お互い始めたことは最後まで貫き通す主義ってことね。なおさら、相性が良かったわけね(肩を竦め)&br;その望みまでは聞かないことにしておくけど、大望を抱く男は好きよ。それを実現する力があると思わせるだけの男ならなおさらね(ジュースを一気したクローディアスを見て微笑む)&br;ああ、アイツに発奮させるために言い出したのね。……それで対して響かないって、アイツマジで平和以外興味ないんじゃないかしら(ふん、と鼻を鳴らし)&br;いいわ、だったらアタシも存分に使いなさい。アンタの道の先、その果てが見たくなった 本当に駆け抜けるのか、それとも……(もう一杯いかが?とジュースの瓶を上機嫌で揺らす)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-16 (火) 21:41:23};
---それが自分らしさだということであるか、であれば僕も否定はするまい。途中で投げ出すのは、もっと他に良い案が出た時であろうな…&br;言っておくが、僕は銀の手のようにはなれん。なるつもりも無いが…明らかに属性が違い過ぎるであろう?どうもあの男と重ねて見られているようでむず痒いな…&br;そんな有様ならば辞めてしまえと言ったら、本当に辞退すると言い出した。もっと、覚悟をもって臨んでいる男だと思ったのだが…(そこだけは本当に残念そうに語り)&br;他に適任者がいれば譲り、全力で支援するつもりではあるがな…魔王軍が腑抜けや腰抜けばかりの集団でない事を祈りたいものだ。でないとヴェロニカは酷使され、僕も重圧に苦しむ羽目になるのである…(頂こう、とグラスを差し出し) -- [[クローディアス>MOG/0005]] &new{2021-02-16 (火) 21:57:10};
---&COLOR(#d70035){アタシがアイツのこと引きずってるって?(意地悪く笑うが)夢の見せ方は違うでしょうよ。でも、誰にも見れない世界を提示出来るっていうのは、それだけで魅力的なものよ?(そう微笑んで)&br;その程度の意気のためにアタシが裏切られたんなら、アタシも正直黙ってられないとこだけど。まーいーの、アイツの話は(これ以上続けると空気が重くなると話を切る)&br;そいつがアンタと同じか、それ以上の傑物なら、確かにアタシもそれで納得するけどね。でもそういうのは、競い合ってこそだとアタシは思うのよ(恭しく、グラスにジュースを注いで)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-16 (火) 22:10:00};
---だがその夢は、絵空事であってはならんのだ…実現できる可能性も、同時に提示できなくては… 理想なら幾らでも示せるが。&br;そうであるな、済んだ事よりも先の展望を考えるほうが建設的である。 よきライバルと呼べる存在が対立候補として居るならば、それは良いモチベーションになろう。&br;そもそも次の交代がいつになるのか、それすら不明瞭であり…現在の大魔王様の采配に異は無いが…終わりの見えん戦争の、その先ぐらいは考えておきたいものであるな&br;…まったく、1年前の貴公に聞かせてやりたい言葉だ(小さく笑うと、グラスを再び手に取り)…誰もこんな結果になるとは予想できなかったであるな、僕でさえも -- [[クローディアス>MOG/0005]] &new{2021-02-16 (火) 22:22:42};
---&COLOR(#d70035){絵空事と笑われそうな事でもそいつが実現しうるっていうぐらいのパワーを持ってりゃ、それはもう「ありうる世界」なのよ。少なくともアタシは、アンタはそういう奴だと思ってる&br;つまんない政治でグダグダになるのはごめんだけど、皆がヤル気になる高めあい方なら大歓迎。ぜひとも次の権力争いは、そうあって欲しいわね&br;先の先、ね。その日暮らしが常のアタシにゃどうしても想像しづらいわ。だから望みのある権力者に、そういうのを描いてもらうのが一番ってわけね&br;アタシも大人になったってことかしらね?(肩を竦め)権力者皆が皆クソってわけじゃないのが分かったし。ノブレス・オブリージュを実践してる貴族様は敬うべきってね ホント、何が起こるかわかんないもんね、世の中}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-16 (火) 22:46:40};
---えらく期待されているであるな…これは裏切るわけにいかなくなった。うむ、情熱溢れる候補者は多い方が良い…&br;先の事を描く、といっても為政者にできるのは下書きか線画がせいぜいである…本当の意味で絵として仕上げるのは民だ。各々の色で染め上げていくのである&br;塗られる色が、為政者の息がかかった者のたったの一色ではつまらん。無論、貴公も自分色に塗りつぶして行くべきである&br;まぁ、貴公の意見を少しでも変えられたのなら…僕も変わったのだろうよ。以前の僕のままであれば、クソ呼ばわりも致し方ないと…今はそう思える&br;自らの目的の為に戦争を利用し、勇者への復讐に執着し…それが何故今、魔界の今後について考えているのであろうな?我ながらおかしな話である -- [[クローディアス>MOG/0005]] &new{2021-02-17 (水) 20:19:04};
---&COLOR(#d70035){肩肘張らせる為に言ってる訳じゃないから、そこはお好きにやんなさいな。誰だって自分の思うようにやるのが一番うまくいくのよ&br;皆で描く絵ね。言い得て妙だわ。ならアタシはグラフィティ係ってところかしらね(そこはアウトローらしい感性)&br;きちんと整備された絵画のような町並み、ゴミっとしてるけど熱気に溢れるグラフィティめいた世界。ま、色々あるわよね?全部為政者が描くのは流石に大変か&br;勇者への復讐はままならず、でもそこで腐んなかったからこそ今の参謀があるんでしょ。なら、ソレは元から持った素質なんじゃない?&br;自分の執念を第一にしつつも、周りをうまく回せる素質と言うかなんというか。全てを使っても復讐したい、って思いが逆に上手く回ったのかも、なーんて(割合ざっくりとした解釈をしてみせ)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-17 (水) 20:43:58};
---今は絵の構図を考えている段階であるな…む、グラフィティの感性は僕には無いゆえ…それこそ各々が得意分野でその特性を発揮して欲しいところであるな&br;そして、好きにやれ…か。いつぞや言った言葉が、自分にそのまま返って来るとは思わなかったのである(嬉しいような、こそばゆいような、そんな反応)&br;使えるものはなんでも使う、的な思考は鍛えられた気がしなくもないが…あの時、勇者に角を折られていなければ こうはなっていなかったかもしれんな…&br;うむ…貴公と話したお陰で、少し案が浮かんだぞ。これから少々、根回しも兼ねて外へ出てくる…(おかわりを飲み干すと、席を立って)&br;柄にもない事は苦手なのだが、その……有難う、ヴェロニカ。(小さく、頭を下げて店を後にした) -- [[クローディアス>MOG/0005]] &new{2021-02-17 (水) 20:53:49};
---&COLOR(#d70035){ならさんざ悩んでくださいな、画伯殿。アタシ達はその間に画材やら資料やら取ってくるわよ(くすくすと笑いながらそんなたとえ話に乗り)&br;そ、好きにさせてもらって気づいた事よ。ガチガチに縛るなんて、やるもんじゃないわ。無論、軍の規律のあり方の問題は、あるけどね(肩を竦め)&br;人生のターニングポイントって所?何があるかわかんないものね。 あら、ソレは結構。アタシは策が煮えるのを楽しみに待っていようかしら&br;……ふん、礼なんていいわよ。お互い持ちつ持たれつ、これからも互いに利用しあって行こうじゃないの、参謀殿(嫌味ったらしいセリフとは裏腹に、爽やかな笑顔で上司を見送ったのだった)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-17 (水) 21:42:43};
-  --  &new{2021-02-10 (水) 20:15:55};
--&COLOR(#d70035){("銀の手"討伐作戦から数日、ヴェロニカはショックから立ち直りきれず、憔悴していた)&br;(情報部に休暇を申請し、魔界の自身の拠点、ライブハウスでふさぎ込み続けていた)&br;(捕虜にしてた女性たちが世話をしてくれるので最低限の生活に困ることはなかったが、それでも立ち直る兆しは見えず、ぐるぐると同じところを回り続けるだけ)&br;(気晴らしに今まで収録した曲を流したりするものの、それで気分が上向く事もなかった)&br;(それでも何か音楽が流れているほうがマシな気がする そう思って記録媒体を漁っていた所)……アイツの音源?(見つけたのは"銀の手"の歌った物 あの頃は録音もさほど熱心にやってなかったため、残っているとは思ってなかった)&br;(何かの因縁か、と繋いで再生する 在りし日の伝説の男の歌を)&br;[['''We lost everything We had pay the price (俺たちは全てを失った 何もかも支払って)&br;Yeah we lost everything We had pay the price(そうだ、俺達にはもう何もない 全部持っていかれちまった)&br;I saw in you what life was missing You lit a flame that consumed my hate(俺はお前の中で命が失われるのを見て、俺の憎しみに火を付けた)&br; I'm not one for reminiscing but I'd trade it all for your sweet embrace(俺は昔を振り返ったりはしないが、お前の温もりの為だったら何でもくれてやれる)&br;Yeah Cause we lost everything We had to pay the price(そうだ、だから俺たちは何もかも失った 全部引き換えにしちまったんだ)&br;There's a canvas with two faces Of fallen angels who loved and lost(キャンバスには愛と喪失の堕天使が描かれ)&br;It was a passion for the ages And in the end guess we paid the cost(そいつの熱狂の為に、何もかも無くしちまったんだろう)&br;A thing of beauty — I know Will never fade away(だが、本当に美しいものは、消えることがない)&br;What you did to me — I know Said what you had to say(お前が何をしてくれたか お前が何を残してくれたのか)&br;But a thing of beauty Will never fade away Will never fade away Will never fade away...(だが、本物の価値は、消えて無くなったり、しないんだ……)'''>つべ:AN1RJF55NXI]]&br;(激しいスラッシュメタルの楽曲に載せられ、荒い歌声が綴る歌詞は、確かに怒りを表現していた)&br;(だけどそれは、本当に尊い物を求める叫び声でもあったのだ それがなにかも分からないときから、"銀の手"はただ、求め叫び続けていた)&br;アタシは、アタシ達は、本当になんて事を……(涙が溢れ出した 彼が求めていたのは憤怒の悪魔という本質からの脱却)&br;(''「自身の悪魔性の放棄」'' たったそれだけだったのだ 怒りに満ちた己を否定し、理解してくれる者を愛し、暮らしていく それだけだったのに)&br;(圧制者は彼を暴力装置と扱い死と破滅を撒き散らさせた 反逆者は彼を伝説と崇め、解放のための破壊を望んだ)&br;(本当の彼を理解したのは、たった一人だけだった そしてそれは、自分ではなかった)&br;(それでも、その歌声が導いてくれる 本当に尊ぶべきものは、消えて無くなったりしない)&br;(&ruby(Devil may cry){悪魔とて泣くのだ}; 今は泣いてもいい 立ち上がる日の為に、悲しみはここに置いていこう)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-15 (月) 21:15:28};
---&COLOR(#d70035){(曲を何度も聴き、ひとしきり泣いた所で気持ちが落ち着いた 本当にすべきことは、悲しみを吐き出してしまうことだったのだ)&br;(そうして落ち着いて、最後の会話を思い返す 「なぁ、V。頼みが……いや、いい。好きに……生きろ……」)&br;(それが何を意味したのか ネオは自分の願いでヴェロニカを縛り付けてはいけないと、何かを頼むのを断ったのだろう)&br;(それは何だったのか?もちろん、残してきたかの女の安否の事だろう)&br;(正直な事を言えば、嫉妬心も沸かないでもない 憧れの男を取られたのだから だが、それは自分の愚かさが招いたこと)&br;やんなくていいですって?冗談、アンタの言うことなんか聞かないわよ(少なくとも立ち上がるための理由を得て、エンジンが掛かった そうして、復業までの道筋を立てた 空元気でもないよりはマシだ)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-15 (月) 21:31:59};
-&COLOR(#d70035){お疲れ、ジャッキー。流石に一ヶ月も穴空けらんないもの。……大丈夫か、と言われたら大丈夫じゃないけど。&br;でも、今のアタシに出来ることをしなきゃ。立ち直るにも、一歩一歩歩いて行かなきゃ行けないのよ&br;("銀の手"は死んだ 魔王軍に討たれて…… だが、いつまでも喪失感に囚われてはいられない 彼が死んだこと それが何を意味するかを理解するのは、暫く後になるだろう)}; -- [[ヴェロニカ>MOG/0002]] &new{2021-02-10 (水) 20:22:57};
-  --  &new{2021-02-10 (水) 20:15:50};
-&COLOR(#00984f){参っちまうぜ。"銀の手"の旦那が死んじまって、ヴェロニカは仕事が出来ないぐらい弱っちまってる ……しょうがねぇか、憧れの人を自分の手で殺すことになっちゃ、な&br;ま、あの&ruby(チーカ){お嬢};なら、暫くすりゃ戻ってこれる。強い女だ。それまでは、俺たちでなんとかしないとだ(グラスを磨きながら、情報部員の男は嘆息 とは言え、軍としては懸念事項を一つ解消した形となる)}; -- [[ジャッキー>MOG/0002]] &new{2021-02-08 (月) 03:34:56};