#navi(../) * THE GOLDEN DEAD 背景設定 [#bebe26c4] |BGCOLOR(#000000):CENTER:|c |&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst088668.png,900x300,center);| ** プレストーリー [#h03ae79f] -令和元年9月末日、夕刻。日本の地方都市、永野県まほろば市を未曽有の危機が襲った&br; 電子機器の一斉不調。それにより相次ぐ交通事故。情報の遮断。突然の爆発…&br; 突然の災害にまほろば市は騒然とし、市民は混乱に陥った&br; しかし、本当の災いはその後に顕れた&br; 肉親が、友達が、隣人が、正気を失い唸り声を上げ人々を襲いはじめたのだ&br; 怪物と変貌した人間、それを見たある青年は言った&br; 「まるでゾンビじゃないか!」&br; 屍体のごとく変色した肌、紅く染まった焦点の定まらない瞳、爛れた皮膚…&br; 何よりも生者に群がり、噛み付き、肉を貪り喰らうその姿は まさに映画やゲームに登場するゾンビを思わせるものだった&br; しかし何よりもこの街の人々の心を恐怖と恐慌に陥れたのは&br; ゾンビに襲われた者もまたゾンビに変貌してしまう、その現象であった&br; ゾンビは感染する。感染源は不明。自分が何時ゾンビになるか判らない…&br; そんな状況が市民をパニックに追い込んだ&br; 我先に街を脱出しようとする者は、しかし徒歩以外の手段が無く、無数のゾンビに囲まれ逃げ場を失った&br; ここぞとばかりに街中で派手に略奪をはじめた暴徒は、同じくゾンビという数の暴力に飲み込まれた&br; 市民を庇いゾンビの群れに立ち向かった勇敢な警官は、殉職後も街のパトロールを続けている&br; 友達が怪物になった事を信じなかった心優しい少女は、友達のキスで怪物になった&br; そんな中――&br; 偶々、郊外にあるホームセンターを訪れていた人々は&br; ゾンビになった店員や客に襲われながらもこれを撃退&br; 店の中に立て籠もり、恐怖の夜を過ごし、そして翌朝を迎えたのだった&br; &br; **紅葉区編(1日〜10日) [#ba8716cb] -10月1日。生存者達はまず、情報を欲した。しかし、それは叶わなかった&br; 電子機器の不調は収まらず、電話回線やネットは通じず、テレビも受信できなかった&br; 宿直室にあった古びたラジオだけが辛うじて動作した&br; ノイズだらけのラジオからは、パニックが市から県レベルへ拡がりつつある事が聞き取れた&br; しかし、それでも国が無事なら、政府が無事なら、いずれ救助が来る…&br; そんな期待を胸に、生存者達はひとまずホームセンターでの共同避難生活をはじめる事にした&br; -ホームセンターの中は昨夜の襲撃により荒れてしまってはいたが&br; 今のところ電気と水は使える。生鮮以外の食料や飲料もある。それ以外の物資も多い…&br; ここでなら、しばらく生きて行けそうだ、そう思えたからだ&br; &br; -その判断が正しかったのかどうか。それはまだ、誰にも分らない…&br; &br; **安住区編(11日〜20日) [#m731ba17] -ゴールドホームでの避難生活は上手く行っていた&br; 生存者達はおおよそ友好的で、物資集めと拠点の防衛を分担し&br; 不自由ながらも生きる分には困らない、程度の生活の確保が出来ていた&br; しかし、それが長くは続かない事は誰の目にも明らかであった&br; -紅葉区の人口密度の低さは、そのままゾンビの少なさとなり&br; それは安全という面では上々だったが、同時に物資の少なさも意味していた&br; このままでは、いずれ飢え死ぬしかなくなる。動ける力がある内に探索の範囲を拡げねば…&br; そう感じた生存者達は、ゴールドホームから最も近い、人口の多い街&br; すなわち安住区の探索を開始する事を決めたのだった&br; そして、その先にある妻本市。そこにあるラジオ局に辿り着き、情報を得る事を目指して&br; &br; -しかし、生存者達は思い知る事になるだろう&br; これまでの生活がいかに安穏としたものであったのか&br; 罹災時、山間の田舎に居た事が、どれだけ幸運だったのかを…&br; &br; **中央区編(21日〜30日) [#rc086144] -予想通り安住区は物資の宝庫だった。いや、物資だけではない&br; 日々変動する状況の中、生存者達の多くは互いに歩み寄り、手を取り合い&br; 大量の物資を集め、大量の猫を集め、大量の情報を手にいれた&br; 氾濫する情報の中、生存者達の注目を集めたのがGNウイルスに関するものだ&br; それは増加し続けるゾンビと、ネクロウイルスの浸食に心身を脅かされ続ける生存者達には&br; 希望の灯に思えるものだった&br; -生存を望む者、真実を求める者、守りたいと願う者、不確かな希望に縋る者&br; 彼らの想いを乗せ、バスは区を隔てる山を越え、走る&br; 惨劇のはじまりの地、中央区へと&br; -ネクロウイルス、ゾンビ、GNウイルス、保菌者、AMAHO製薬、WHO、天文台――&br; 全ての答えは、ここにある。災厄の渦の中央に&br; &br; -果たしてその希望は、残り僅かな命を賭すに足るものか。本当に希望と言えるものか&br; 二十数名の生存者達の物語、その結末は神のみぞ知る&br; そんな者が居るならば、だが…&br; &br; ** 舞台設定 [#yad7cc1e] -''日時の設定''&br; --令和元年10月の日本が舞台になります&br; --リアル1日=劇中1日になりますが、日付以外はリアルに準拠しません&br; &br; -''場所の設定''&br; --永野県まほろば市。それは田舎の市町村を合併する事により生まれた地方都市&br; このまほろば市の郊外、紅葉区にある中規模ホームセンター、ゴールドホームが主な舞台&br; 生存者達はここを拠点とし、共同生活を送りながら、市内への探索を行う事となります&br; &br; -''キャラの設定''&br; --プレイヤーキャラクター、および一部NPCを生存者と称します&br; --日本在住の普通の人間キャラクターとしますが、別に一般人である必要はありません&br; &br; -''状況の設定/序盤''&br; --ホームセンターには一見、潤沢な物資がある様に思えますが&br; そこにいる生存者全員を養い続ける事は不可能です&br; しかし危険を冒し、人口密集地=ゾンビ密集地にまで赴く必要はないでしょう。今は…&br; --電気、ガス、水道といったライフラインは「まだ」使えます&br; --(理由不明)電気、電波的な通信手段は途絶えています&br; --(理由不明)電子機器の多くは故障しています。車両の電装品も同様です&br; --(理由不明)近隣のゾンビは、夜になるとゴールドホームに向かい移動する気がします&br;