[[HDI/練習場]]
|[[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp002053.png>編集:練習スタジオ]]|
|BGCOLOR(white):#pcomment(練習スタジオ,1,below,reply)|
-''公設練習場''
--''ダンススタジオ''
--''防音室''
--''ジム''
-''公設練習場''
--''ダンススタジオ''
---――きゃっ!!?(ずるっ…すてーん!)&br;(練習場のスタジオ。フローリングの上でダンスの練習をしていた織音は引っ繰り返った)&br;(レオタードの上にTシャツを羽織った姿だが、そのシャツが貼り付くくらいに汗だく。そしてその自分の汗で滑ったのだ)&br;(いや、それだけではない)いたたたたたた…んー…!(吊りそうな脚の筋を手でマッサージして解す)&br;…はぁ……はぁ…っ(どうにか脚が吊るのを回避すると、そのままゴロンと横になり、肩で息をする) -- [[織音>HDI/0013]] &new{2022-03-24 (木) 20:17:14};
---いけない。何か飲まないと…(頭がくらくらする。脱水症状が軽く出ている。汗をかきすぎた)&br;(体力作りのランニング、筋トレからの発生練習、歌と振り付けとダンスの練習、朝からかれこれ8時間ほど続けている)&br;(それは忙しい日を除けば日課ではあるが、キツイ事に変わりはない)&br;でも、もっと頑張らないと…(過去から時空を超えてやってきたアイドル、等と鳴り物入りのくせにロクな成果を上げれていない)&br;(それは当然だ。織音には才能がない。歌も踊りも平凡の域を出ず、華もない)&br;(人一倍練習を努力を苦痛を積み重ねて、ようやく半人前――グループアイドルの端役でいられる程度の凡人なのだ)&br;(それを自分でわかっているから)もっと、もっと…(苦しむしかない)&br;(アイドルであることを楽めれば、その余裕があればどれほど良いだろうかとは思うが…) -- [[織音>HDI/0013]] &new{2022-03-24 (木) 20:24:29};
---(しかしこれも自分が選んだ道だ)&br;(アイドルという、分不相応な存在に憧れてしまった故の)&br;(憧れというノロイで自らを縛り付けたが故の)&br;(ほかには何もないが故の)&br;(血反吐を吐いて進むしかない、終わりの見えない坂道だ)&br;(せめて坂を転げ落ちない様にしなければ…) -- [[織音>HDI/0013]] &new{2022-03-24 (木) 20:28:32};
---(足の痛みを堪えて立ち上がり、壁に掛けられた時計へ目を向ける)&br;あと1時間、いけますね(まだ微かに痙攣する脚を掌で引っぱたき、仕事の直前までレッスンを続けるのであった) -- [[織音>HDI/0013]] &new{2022-03-24 (木) 20:35:26};
--''防音室''
--''ジム''
-''公設練習場'' --  &new{2022-03-19 (土) 23:23:56};
--''ダンススタジオ'' --  &new{2022-03-19 (土) 23:24:04};
--''防音室'' --  &new{2022-03-19 (土) 23:24:11};
---[[音楽>つべ:O2o-zUf7Abw]]が流れる。&br;今後のためにやるべきことはたくさんある。&br;ライブを見据えた練習だってその一つだ。&br;''「青い血が 空に消え 目を閉じる」&br;「吐息さえ 疲れ果て 耳を澄ます どうして君は嗤ってる?」''&br;僕は今日も歌うことで人生のリスクを贖う。 -- [[村上ハルク>HDI/1Q84]] &new{2022-03-20 (日) 22:15:52};
---全員の考え方の違いや、音楽性に指向性を合わせて一つの結論を出すのは難しい。&br;1000に一つの可能性を拾うため、僕は今日も調整を重ねる。&br;「ジョージ、サビのところをもう少し高音で盛り上げていけるかい?」&br;「できるさ、できるとも。世の中には一人でしかできないことがあるし、二人でしかできないこともある」&br;「僕らには僕らにしかできないことを追求していけるさ」 -- [[村上ハルク>HDI/1Q84]] &new{2022-03-20 (日) 22:22:25};
---…これがメジャーアーティストの歌唱力なんですね…ごくり(カッパだけど。みたいな目をしてすみっこで見ている) -- [[此方>HDI/0008]] &new{2022-03-20 (日) 22:27:29};
---''「ブラッディガーデン ブラッディガーデン」&br;「Ahhhhhhh─────!!」''&br;皆に休憩の時間だ、と告げて。隅でこちらを見ている蒼の双眸と目が合う。&br;「同業者だね、そう、空野………空野此方」&br;あどけなさの中に、どこか遠くを見ているような印象を見せる少女に話しかけた。 -- [[村上ハルク>HDI/1Q84]] &new{2022-03-20 (日) 22:30:52};
---(響く力強い雄叫び。それは防音室の壁をも貫いて外へと出てしまいそうなほどの迫力を感じ、思わず目を少し見開いた)&br; あ…ご存知でしたか。私のような若輩者の名前も覚えて頂けているとは…さすがは村上さんです(薄氷が溶けるような微かな微笑みを見せ喜んで)&br; 私も例の大問題のために練習頑張っているんですが…敵わないな、なんてちょっとだけ思っちゃいますね。…コツとかあるんですか?(皿を上手く使うんだろうか、なんて視線が飛んでる) -- [[此方>HDI/0008]] &new{2022-03-20 (日) 22:39:18};
---あ、河童が喋って歌ってる…ちょ〜ウケるんですけど!動画とろ(河童ともう一人を撮影開始) -- [[シロノワール・c・d>HDI/0002]] &new{2022-03-20 (日) 22:43:23};
---「たまたまだよ、全員の顔と名前が一致するわけじゃない。覚えられるよう努力はするけど、それだけだ」&br;バンド・メンバーがホットケーキに常温のコーラを浸して食べるところを見ている。&br;「コツは自信を持つことだ」&br;「親友や恋人に『明後日、ライブをやるから交通手段を駆使してどこかに来てくれ』と言って聞いてくれるかい?」&br;「聞かないさ。聞いてくれる人を、僕らはファンと呼んで大切にしている」&br;「彼らのためにできることを考えると、自信を持ってアクションすることだと感じるよ」&br;僕はペットボトルのアイスティーを開封して飲んだ。冷たい感覚、喉が潤される。 -- [[村上ハルク>HDI/1Q84]] &new{2022-03-20 (日) 22:45:58};
---河童ということで、笑われることには慣れている。&br;僕の瞳は澱んでいるし、僕の肌は緑色でぬめっているからだ。僕はシロノワール・c・dに肩を竦めた。 -- [[村上ハルク>HDI/1Q84]] &new{2022-03-20 (日) 22:48:23};
---UMAでしょ?なら私と仲間じゃん!よろしくぅ河童ー☆(手をブンブン振りつつ)&br;あ、私の事は気にしないでいいよ。さ、続けて続けて -- [[シロノワール・c・d>HDI/0002]] &new{2022-03-20 (日) 22:51:09};
---(シロノから向けられたレンズに気づき、にこり、と営業スマイル。村上を面白がっている彼女の自然な笑みに比べれば若干ぎこちないか)&br; …って撮ってるのは私じゃないですね(そこまでやって間違いに気づき、苦笑。一歩だけ後ろへ引く、そして村上の言葉を金言の如く神妙に聞き)&br; 自信…そっか…そうですよね…その例で言えば120%私のお兄ちゃんは来てくれますけど…他の友だちとかは自信ないですね…(ううむ、と眉根を寄せる)&br; 聞いてくれる人のためにも私自身が信じられる良いものを見せないとですよねえ…(果たして自分はそれだけの事ができているか、と) -- [[此方>HDI/0008]] &new{2022-03-20 (日) 22:53:03};
---UMA。未確認生物のことだったように思う。&br;「ああ、よろしく」&br;シロノワール・c・dに軽く手を振り返して。&br;「君は」&br;僕は笑った。自然な笑顔にしようと努めている。でもこれは河童という種族には少し難しい。&br;「いいお兄さんを持っているんだね」&br;よく手入れされた、長い髪を見る。愛されていない者には、少し出すのが難しい輝きのようなものを感じる。&br;「難しいかい? 歌うのなら、納得することだ。練習にも、本番の力の入れ方にも。自分はできることをやった、とね」 -- [[村上ハルク>HDI/1Q84]] &new{2022-03-20 (日) 22:58:34};
---UMA…?(シロノの声に不思議そうな声。見た所可愛らしい女性だ。どこがどう未確認なのだろう、と思いつつも)&br; …ええ、雑でだらしなくてバカで向こう見ずな兄ですけど…いい兄だと思います(柔らかで温かい笑み。先程自身の名を呼ばれたときよりもなお深く)&br; 難しそうに思えますが…納得、ですか。それなら…分かる気はします。頑張ってはいるつもりですが、毎日練習まで含めてやりきったか、って私自身を振り返ったら…(そうして今までの自身を思い起こす)&br; そうでもない、と思ってしまう所もありますから。でも、そうおっしゃるってことは…村上さんは、今もまだ満足なされていないんですね(自身に比べれば星の数のような売上をあげる彼でも、そうなのだ、と少し驚く) -- [[此方>HDI/0008]] &new{2022-03-20 (日) 23:10:40};
---「羨ましいよ、僕は元は孤児だからね」&br;「いや、今もそうかも知れない。一度でも孤児になったものは、死ぬまで孤児なんだ」&br;つまらないことを言った、と逡巡をしてペットボトルのキャップを締め直す。&br;「僕にとって音楽は道なんだ。惑星の多くが球体であるように、どれだけ歩いても終わりがないんだよ」&br;専用の椅子に座る。僕の体躯では座ることができる椅子もまた限られる。それは恥ずかしいこともである。&br;「その時々にベストを尽くして、切り取った音で愛してもらう」 -- [[村上ハルク>HDI/1Q84]] &new{2022-03-20 (日) 23:17:01};
---(孤児であった、という言葉に違う意味で納得する。妥協を許さない彼の信念、その一端を感じた気がして)&br; (今は違うのでは、なんて気安い言葉は飲み込んだ。それは良くも悪くも今の彼自身を形作っているのだろうから)&br; …一人の孤児が、歩くための道筋。でも果てがなくともその道の途中には、きっと温かい家はあると思いますよ(そうして、他と違う椅子を見ながら少しだけ考え)&br; そして、きっとその家の中には、声を出さずとも招いてくれる家もあると思います。…きっと(思わず、そんな事を言ってしまう。だって、そうでなければ) -- [[此方>HDI/0008]] &new{2022-03-20 (日) 23:29:05};
---祈りの家が燃えてしまっても。&br;その中で僕の憂鬱が誰にも救われずに燃え尽きても。&br;きっと彼女は僕のことを祝福するだろう。&br;だから。&br;「空野此方さん」&br;彼女の名前を呼んだ。優しく、冬の枝のように今にも折れそうな細い腕を持つ彼女に。&br;「祝福を」&br;どうか。彼女の前途が明るくありますように。河童に祈る神があるなら、それにも頼んでおこう。&br;&br;「時間だ、練習に戻るよ」&br;「僕にとっての満足を追求する時間さ」&br;メンバーの元へ戻りながら。長い人差し指を立てた。&br;今日はまだ努力できる。そういう意思表示。 -- [[村上ハルク>HDI/1Q84]] &new{2022-03-20 (日) 23:35:05};
---(そうでなけば…彼は歌わなくてはいけない。永遠に。彼は己の歌を道と言ったが、自分には少し違うと感じた)&br; (彼にとって歌とは呼吸なのではないか。止めてしまっては溺れてしまう、生存に欠かせない、息)&br; あ…はい(無責任な想像は、呼びかけられた言葉で止まる、そして…続く言葉)&br; …ありがとうございます(頭を下げた。強い、と思った。彼が格上のエンターテイナーだからか?違う。強靭な体格を持つ異種生物だからか?違う)&br; (苛烈とさえ呼べるよなその生き様の中で、それでも他人を祝福できるその心にだ、と)&br; (息を止められぬ水生生物に、複雑な感情を覚えながら練習を再開した彼を背に別ブースへと移動し、練習を始める)&br; (その日の練習は、声が枯れる寸前まで、全力を尽くしきれた、そう言い切れる内容となった) -- [[此方>HDI/0008]] &new{2022-03-20 (日) 23:49:58};
--''ジム'' --  &new{2022-03-19 (土) 23:24:17};
-🌌 --  &new{2022-03-16 (水) 23:20:37};