[[ARA個人イベント『皓月千里、夢幻が如く』]]

-  --  &new{2022-05-31 (火) 20:20:21};
--''夜の闇は、邪な事をする者にとっては都合の良い時間''&br; ''立ち上る血風と飛び散る臓物、倒れる人影を巧みに包み隠すからだ''&br;''そんな闇の中誘いの光を発するかの様に刀剣を携えた、幽鬼の如く立つ者ひとつ''&br; ''スラムで近頃人斬り騒ぎを起こしている元凶の男''&br; ''それに誘われた蛾の如く今宵も犠牲者がフラフラと近づいてきた''&br; ''かと、思われたが。近づいてきたそれは犠牲者などではなくもっと別の者だった'' --  &new{2022-05-31 (火) 23:41:53};
---あぁ、やっと見つけた。本当に手間がかかったよ&br; 俺も結構人探しには自信があったんだが&br; まさか、目当ての相手が存在が消えかかってるとは思わなくて…コイツは誤算だった(今日も得物をとスラム街を巡回するトウマへ声がかけられる)&br; (闇の中同色の服を着た男。よく見ると学生の制服らしき物を纏った黒縁メガネの男は含み笑いを浮かべ。トウマの元へ歩み寄る) -- [[名も無き魔族>ARA/0666]] &new{2022-05-31 (火) 23:42:31};
---はて?(振り下ろす)どこかで(振り下ろす)会ったかな?(執拗に犠牲者に妖刀を振り下ろす)&br;ふぅ〜〜〜〜……失礼。(そう言って振り返る男の輪郭は曖昧にぼやけていた)&br;お待たせしました。人間、分割されてもなかなか死なないものだ。 -- [[天宮城トウマ>ARA/0006]] &new{2022-05-31 (火) 23:46:11};
---いやいや一見さんだよ。ちょうどこの近くで良い腕の肉屋がお店を開いてるって聞いてね&br; どんなものかとは拝見に来たわけだが、丁度お仕事中だったようだ。失礼&br; (輪郭がぼやけた相手の様子を眺めながら、悪戯っぽい。というよりは悪魔の微笑を浮かべて話す男)&br; (トウマが正常であり、腕の立つ者なら瞬時に理解するだろう、コイツは普通の人間ではなく魔族だと)&br; (地面に倒れ、切り刻まれた犠牲者とそこから赤い染みが広がっていくのも気にした様子もなく話を続ける)&br; それで、今日はもう店仕舞かな?…できればひとつオーダーを聞いて欲しいんだが&br; (続ける言葉は悪魔の提案) -- [[名も無き魔族>ARA/0666]] &new{2022-05-31 (火) 23:57:04};
---屑肉なんか誰も欲しがらないさ。&br;魔族か。(抜き身の刀を握ったまま、恐らく血が付着しているであろう顔を袖で拭った)&br;オーダー? とはいってもね、私ももう年だから。(柔和な口調で笑って)&br;それで、どんな話だい? -- [[天宮城トウマ>ARA/0006]] &new{2022-06-01 (水) 00:01:24};
---アルミネラ王立学院に在籍しているユイ・キサラギの仲間であるところの&br; レオン・ゼッファー、刀夜・ヴァレンタイン。このふたりを&br; (トウマの下に転がる死体に向け顎をしゃくり)そこの肉と同じようにしてもらいたい&br; どうかな?有能なブッチャーなら造作もないと思うのだが(どこか楽しそうに殺しの依頼を注文する) -- [[名も無き魔族>ARA/0666]] &new{2022-06-01 (水) 00:10:20};
---ふむ。(話を聞くと首をかくんと横に倒す、それは人類の首の稼働限界で)&br;僕に何かメリットはあるのかな。(口があると思われる部分から声が出て、そう聞いた) -- [[天宮城トウマ>ARA/0006]] &new{2022-06-01 (水) 00:12:59};
---メリット…?あぁ…楽しい以外に必要なのかな?&br; 随分楽しそうにしているから解体に快楽を見出しているのかと思っていた。コイツは失礼(クスクスと笑い声を発する)&br; なら、こう言った方がいいかな…アンタのお目当て。ユイ・キサラギ&br; 彼女とやり合う時に彼等は間違いなくアンタの邪魔をするっていう事&br; 先に排除しておけばその分楽にアンタのやりたい事ができる事&br; あとは…そうだな、必要なら俺がその二人をアンタの望む場所に誘き寄せてもいい&br; これでどうだい?結構な出血大サービスだと思うんだが…嫌いかな?出血(つまらない冗談を言うと再び笑う) -- [[名も無き魔族>ARA/0666]] &new{2022-06-01 (水) 00:21:40};
---なにか誤解があるようだ。僕は楽しくて人を殺しているわけじゃない。&br;ユイくんを確実に殺すために必要にかられて嫌々已む無く仕方なく! 斬っているだけなんだよ。&br;君は……(鞘なんか最初から持っていない白刃を振って血を払い)交渉のコツを知っているかな?&br;それは事前の準備で八割が決まるものだよ。自分が知っていて相手が欲しがるものを如何に準備するか、さ。&br;僕に有益な情報も本心も明かさずに不都合な奴を斬ってくれじゃあまりにも誠意がないとは思わないかね。&br;僕の目標は如月家の根絶やしであって、その邪魔をするならレ……レオ? その二人も斬るけどね。&br;しっかりしたまえよ魔族。魔族は誘惑する者だろう。相手が垂涎の餌を目の前にぶら下げるくらいの気持ちでちょうどいい。 -- [[天宮城トウマ>ARA/0006]] &new{2022-06-01 (水) 00:29:02};
---(にべもなく断られるのも気にした様子もなく)&br; 君が欲しがるものは血と肉、それ以外は無いと思っていたんだが&br; なるほど。取り込まれているとその判断もつかないのか…笑える。クッハハハハハ!&br; (ひとしきり笑い呆けると、突然飽きたかのようにその笑いを納め)&br; ああ、使える玩具だと思ったんだが、どうやら見込み違いだったらしい&br; これは交渉じゃないんだよ。ただ手を差し伸べてあげただけ…俺はほら、誰にでも優しいからさ…&br; まあ、乗ろうが乗るまいが、俺としては構わないんだ。君は何れ彼等と当たる事になるだろうから。乗ってくれればいささか楽になるかな。と思っただけでね&br; 考え無しに戦ってそれでその時困った事になっても、それは君自身の先見の明のなさ…&br; ウッフフフ…その時アンタがどんな顔して死んでいくのか楽しみでしょうがないよ…&br; それとも這う這うの体でこのスラムに逃げかえってくるのかな?何れにしても笑えることこの上ないが&br; オーケイ、なら話は終わりだ。俺は間近でアンタが無様に負けるところを眺めさせてもらおう&br; (踵を返して立ち去り際)精々、頑張ってくれよ。オ・ジ・サ・ン♪(煽る様に付け加え闇の中へと消えて行った) -- [[名も無き魔族>ARA/0666]] &new{2022-06-01 (水) 00:46:02};
---ふぅむ。君はまだ勘違いしているようだ。&br;君自身は全く笑える要素がないんだよ。面白くないんだ。&br;先見の明のなさはお互い様さ、君には自分が喋った言葉にウィットがないことすら気づけていない。&br;こと、君に関して言えば。勝ち負け以前の問題だ。&br;つまらない、ああつまらない!(シルエットは両腕を広げて)その程度の話術で人を誑かす自分かっこいいと思っているなら!!&br;''紙一重でバァァァァァァァァァァカだなッ!!''&br;(ゲラゲラ笑っていたが、人の気配を感じ取るとそちらへ)ああ、まだ足りないかな。(惨劇は終わらない) -- [[天宮城トウマ>ARA/0006]] &new{2022-06-01 (水) 00:50:29};