[[アリス個人イベント『Existence』]]

-(久常君と夏の夜に見た、アリスではないアリス……それを探して。街中を歩く)&br;(学校はサボってやった。街中を歩く限りは、私の体力が尽きることはない…私は徘徊する怪異なのだから 今はただ、わずかな手がかりでもいい。もう一人のアリスを探して話をしたい)&br;(まずは、前に会ったことのあるショッピングモール……その周り、北区周辺を散策する。すれ違う人の声に、耳を澄ませながら) -- [[銚釐>IG/0031]] &new{2020-05-11 (月) 19:23:15};
--&color(#500733){またお前か。(その背後に立っている喪服の少女)何を探しているか知らないが、お前の存在は癇に障る。&br;探しものならどこか別の場所でやれ。(無表情に言い放つ)&br;(アリスと同じ声、同じ心音、そして違う語調と表情。人混みの中にその違和感は確かに存在していた)}; -- [[『オリジナル』>アリスの設定ページ#o80d8e84]] &new{2020-05-11 (月) 19:26:49};
---(背後から声を掛けられて。…そして、心音も、匂いも。彼女自身と全く同じ、でも違う人。それをまず確信した)……(ゆっくりと振り返る)&br;残念ながら、そういうわけにはいかないの。…あの子が、貴女と同じ顔をしたアリスが、泣いているのよ。私には見せないけれど、分かる。&br;(違和感の塊、それを前にして、勇気をもって…毅然とした態度で)……貴女が、アリスに何かしたのかしら?貴女は何者?&br;…アリスと同じ声と心音、肉が奏でる音すら同じ。普通はそんなことあり得ない。怪異か、異能か…一卵性の双子か…(考えられる可能性を、羅列していく)…クローン、か…。 -- [[銚釐>IG/0031]] &new{2020-05-11 (月) 19:31:55};
---&color(#500733){泣いている? ジャンクにも涙があるのか。それは傑作だな。(大仰に肩を竦めて)&br;何かしたかと問われるならば。アレに真実を教えてやっただけだ。(何かを思い出すように視線を上げて)ついでに異能も見せたか? どうでもよい事象であまり覚えていない。&br;(彼女を指差して)正解だ。だがクローンなのはアリス・アンダーソンのほうだ。私がオリジナルだからな。&br;私はアリス。本物のアリスだ……(人混みの中で鬱陶しそうに青空を仰ぐ)一方的に質問されるのは気に食わん。&br;ジャンクの友人か何かだろうが、失せろ。アレがお前に好意を向けようが、所詮アリス・アンダーソンの中の怪異を殺す怪異の因子が誤作動を起こしただけだろう。}; -- [[『オリジナル』>アリスの設定ページ#o80d8e84]] &new{2020-05-11 (月) 19:40:03};
---(言葉の端々に、棘を感じる。アリスへの棘…隠し切れない棘。なぜ?)……真実、を?(伝えた、と。そしてその真実の内容を耳にして……まず、怒りが湧き出た)&br;…クローン、私のよく知るアリスは、貴方のクローンだということね…(そんな事実で。ああ、彼女があそこ迄苦悩するだろうか…否。それ以上の何かを、したのだ。言葉の端々にある、見下すような言葉。)…アリスは、ジャンクなんかではないわ。私の大切な妹に、失礼な口を利かないで頂戴。&br;怪異を殺す怪異…それが、貴方の正体で、アリスにも因子があるとして。……何の回答にもなっていないわよ、『アリス』。(目の前のオリジナルを、そう呼んで)&br;悪いけれど、私の質問に答えてもらわないと、私は消えないわ…貴女は、何のためにクローンだというアリスに、真実を教えたの?殺すため?違うわ、聞けば貴女はアリスよりも強い。ジャンクとあの子を呼ぶのだから。&br;ではなぜ?……どうして私を今、殺そうとしないの?……貴女が何をしたいのか。それを答えてもらうわ。力づくでも……(…自分の、怪異としてのそれ。「それ」を使えば……ああ、効くだろうか。このオリジナルアリスに…)&br;(……違う。使えるだろうか……アリスそのものの外見をしている、この子に。私が。あの力を) -- [[銚釐>IG/0031]] &new{2020-05-11 (月) 19:47:50};
---&color(#500733){アレは私が遺伝子操作まで協力して作ったオモチャだ。(口の端を持ち上げて笑って)造物主が壊して何が悪い?&br;妹! 妹と来た!(可笑しいとばかりに嘲笑って)お前が姉で? ジャンクが妹のか?&br;私は別に人に危害を与える怪異ではない。13秒でお前を血と骨の欠片にしてやってもいいが、お前は人に似すぎている。&br;人の心に傷がつくだろう?(それは人以外ならどうでもいい、とでも言いたげで)&br;ジャンクに真実を伝えた理由なんて簡単だ、アレが喚き散らす姿が滑稽だからだよ。&br;お前は自分より劣る存在の感情を弄ぶ時に優越感を覚えないのか?(掌を軽く開いて)&br;それとも野良猫をじゃれ付かせる時に、ああこの子はこの体力の消耗で死んでしまうかも知れない。なんて態々考えるのか?&br;なれば。お前も。(憎悪が際限なく広がっていく)滑稽だ。}; -- [[『オリジナル』>アリスの設定ページ#o80d8e84]] &new{2020-05-11 (月) 20:21:06};
---あら、面白い?そうよ、私が姉であの子が妹。とても可愛い妹なのよ…そう、可愛くて、可愛くて、可愛くてたまらない。&br;だから、そんな可愛い妹を苦しませる存在は、そう。許せない……(これは本心…そう、本心だ)……の、だけれど。人の心がある、と言われれば私にも矜持があるもの。人を害したくないもの。&br;(その点では似たもの同士か…ああ、ただ)……貴女は───貴女と同じ姿の少女が、滑稽なことに、優越感を覚えるのね。可哀そうだわ。(憐れんだ。心の底から、本気で)&br;『アリス』。貴女がどれくらい長生きしているかは知らないけれど……ええ、憐れだわ。そんな感情を、楽しいとしか思えないのなら、本当に。人の滑稽を笑う貴女がとても憐れ。&br;……(憎悪を感じる。私の言葉に怒ったか……そういう感情はあるのね、と。冷静に認識して……ああ、でも。私はやっぱりあの子のために、死ぬわけにはいかないの)……(キッ、と目の前のアリスを睨む)&br;(発動。『人心掌握』。……効けば。効けば、私のことを心配で心配でたまらなくなる。立ち上がろうとする赤ん坊のように、息も絶え絶えな肉親のように……精気の吸収は、できる限り抑える。殺したくはない……) -- [[銚釐>IG/0031]] &new{2020-05-11 (月) 20:28:23};
---&color(#500733){くだらん。アレに人の感性を持たせたのは失敗だったな。お前のようなものが釣れるとは計算外だ。&br;……なんだと?(表情を歪めて)私を憐れむか、怪異………ならば、私の力の一端を見せてやろう。&br;あの世で私を侮ったことを後悔するがいい。(掌を向ける、が)……?&br;これは……貴様、感情に侵入できるのか?(肩を揺らして笑う)面白い。&br;この吸収能力もか。もっと強く吸えると見えるが、何故しない? お前がこの場で破裂するまで、生命力をくれてやるも一興だが。&br;(掌を下げる)……フン。(自然体の構えを取る)}; -- [[『オリジナル』>アリスの設定ページ#o80d8e84]] &new{2020-05-11 (月) 20:41:10};
---憐れよ。……まるで、貴女は……理由を自分で作って、自分でそれを演じる、道化のようだもの。本心からクローンのアリスが憎いなら、玩びたいのなら。今、こうして話してはいないわ。&br;…(手のひらを向けられ…アリスのように、何かを生み出してくるか……と、身構えたが。効いたらしい。急いでフォーカスを絞る……精気の吸収が、ぴたりとやんだ。感情の掌握だけ)&br;……さっき言ったじゃない。私も人を害したくないのよ。死にたくはないし、アリスを傷つける貴女は許せないけれど…私は貴方とは違う…いえ、同じかしら?傷つけていないもの。&br;……貴女が本当に、私の妹を、アリスを傷つけようとするのであれば…私は止める、何があっても(強く見据えて)……けれど、そうでないのなら……&br;…話を、したいわ。貴女と(少しだけ…少しだけ。この子は、この怪異は、このアリスは。話せばわかるのではないか、そんなおぼろげな希望を見た) -- [[銚釐>IG/0031]] &new{2020-05-11 (月) 20:49:48};
---&color(#500733){まだジャンクの話を続ける気か? アレは不出来だから処分する、そのついでに遊んでやっているだけだ。&br;くだらん。アリスは私だ、アレはただのデッドコピー……そしてお前と話すことなどない。&br;だが……(髪を無造作にかきあげて)興が乗った。18時に伊上高校で屋上より高いところにいるといい。&br;そこに世界を作ってある。貯水タンクだったか、フェンスでもいい。そこで……黄昏の終点で待とう。&br;ああ、ジャンクにもそう言っておけ。あいつは私が憎くて仕方ないらしいからな?}; -- [[『オリジナル』>アリスの設定ページ#o80d8e84]] &new{2020-05-11 (月) 20:59:36};
---デッドコピーと言われても。…私にとって、アリスとはあの子であって、貴女は貴女よ。(一拍おいて)…いえ、そうね。貴女も、アリス。&br;元がどっちだとか、そんなのは関係ないもの。複製品だからって愛が注げないはずはないし、本物と複製品があるからどちらかが要らない、なんてことは…ない。(今の自分の内にある思いを、吐露して)&br;18時…屋上より高い所ね?黄昏の終点……そこに貴女はいる…。(時間場所名前、すべてしっかりと覚えて)…伝えるわ。&br;……もしかしたら。ええ、私のよく知るほうのアリスは、親切な友達がとてもとても多いから。…お友達を連れてくるかもしれないけれど。それくらいは許してくれるのでしょう?(去り際、最後にその背に聞いてみた。…答えはある程度、予想がつきながら) -- [[銚釐>IG/0031]] &new{2020-05-11 (月) 21:04:50};
---&color(#500733){くだらん。お前は人間の子供は何年、おもちゃで遊ぶと思う? そんなもの、飽きれば捨てるだけだ。&br;構わん。(口の端を持ち上げて)何人で報復に来るか、楽しみにしておこう。&br;アレの頼りを傷つけた時。(表情を歪めて)どんな顔をするのか、今から楽しみだよ。}; -- [[『オリジナル』>アリスの設定ページ#o80d8e84]] &new{2020-05-11 (月) 21:22:37};
---(予想通りの答えを聞いて。得心して頷き…)…伝えるわ、必ず。ええ、お茶の準備をしておいてちょうだいね…きっと大人数になると思うから。&br;(そう言ってこちらも踵を返す。…今日得られた収穫は、大きかった。まず、アリスの不調の原因がはっきりした。あとで会って、話をしなければ…全部聞いて、全部受け止めて、あげないと)&br;(そして、オリジナルのアリス…こちらは、まだまだ未知数で、危険であることも承知した。したが、その上で、今日のやり取りで私に生じた気持ちは)………(憐憫。おもちゃに飽きて、飽きて。新しいおもちゃが手に入らず、駄々をこねる子供を見ているようで)&br;(………話し合いたい。けれど、ええ。これをアリスに言ったら、それこそ怒るのでしょうね──などと、考えながら。帰路に就く。今日はもう、学校に行く気はしなかった) -- [[銚釐>IG/0031]] &new{2020-05-11 (月) 21:26:46};
-  --  &new{2020-05-10 (日) 21:03:26};