#menu(MenuBar/AMY)
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*破翼の天使 アシェル [#z3c1ab2e]
|CENTER:&ref(http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp032007.png,320x400); &ref(http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp032006.jpg,400x400); &br;頂き物。本当にありがたい…|>|~基本|
|~|~名前|アシェル|
|~|~性別|女性|
|~|~年齢|17くらい|
|~|~出身|南方山脈地帯|
|~|~職業|冒険者・浮浪者・魔法剣士|
|~|~理由|食うに困って|
|~|>|~行動|
|~|~RP傾向|ゆるゆる|
|~|~目的|死ぬ時まで生きる|
|~|~好み|食べること・ぼんやりすること|
|~|~苦手|痛いこと・目的の読めない好意|
|~|>|CENTER:http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp031381.png|
|~|>|[[みんくろイメージ>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp031602.jpg]]|
|~|>|霊圧目安:主に夜型。夕〜2,3時くらいまで。 昼間はチラ見。|
**三行 [#qa488817]
-記憶を失い傷ついた元奴隷の有翼人が
-何とか生き延びて
-これからどうしよう

**[[団子茶屋>街人/団子茶屋]]に居候中 http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp007863.png [#zfa9397c]
|CENTER:''黄昏歴カレンダー''|
|#include(info/黄昏歴,notitle)|
|CENTER:''団子屋INFO''|
|#include(info/団子茶屋,notitle)|

 アシェル>冒険者/0125 &color(orangered){};
|BGCOLOR(white):[[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp026648.png>編集:俺たちは天使じゃない]] http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp031644.png ・最近、義手義足を手に入れて街を歩いてたり|
|BGCOLOR(white):#pcomment(俺たちは天使じゃない,5,below,reply)|
|BGCOLOR(white):#pcomment(俺たちは天使じゃない,3,below,reply)|
***相談用とかメタとか [#d6c9bad7]
|BGCOLOR(white):#pcomment(俺たちは天使じゃない,1,reply)|
**詳細設定 [#e26ad5e7]
-身長:155cm、体重:かなり軽い(腕と脚が片方無い分軽い) そこそこ:ほそい:まぁまぁ~
金髪に青い瞳。純白の翼を持つが右の翼は無残に焼かれて半ばからもぎ取られている。~
[[右目、左前腕、右下腿は欠損。首には首輪痕。体にはいくつもの傷跡。>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst087030.jpg]]~
赤い触覚のようなものが生えているがアホ毛である。触覚のような挙動をするがアホ毛である。

-感情の起伏に乏しく、過去の記憶も断片的。投げやりで自分の身を顧みない部分もある。~
話し言葉はどこか武人的で男勝り。「痛いこと」を嫌うが、比較的好戦的でもある。~
やや人間不信気味ではあるが、会話や接触を極端に避けるほどではない。

-奴隷としてこの街の盗賊団に売られ、3ヶ月あまりの間、陵辱と虐待の限りを尽くされた。~
現在の状態になったのはその僅か3ヶ月間の虐待の結果。~
どうにか抜け出して行く当ても生きる意味も見出せないまま、ただ日々を過ごしているようだが…~

-南方の山岳地帯で小さな集落を作って暮らしてきた白翼の民の一氏族、その族長の娘。~
本名はアーデルハイト・フリートベルク。愛称はハイディ。~
話し方が男勝りで武人めいているのは、記憶の底にこびりついていた父親の話し方を無意識に真似ているため。~
ただし本人はその全てを忘れている。

-体臭はちょっとインコ臭い。普段は殆ど臭わないが、風呂に入らずに居るとどんどんインコ臭くなる。~
※インコ臭:インコ系の鳥に共通する不思議な体臭。ナッツ系、穀物っぽい、焼きたてのトースト、ビスケットみたいなど、感じ方は様々だが概ね香ばしい匂いであるようだ。~

-忘れていた記憶などを会話の流れの中で自然と口に出すことがある。その際は大体自問して首を傾げる。その様子は一見鳥頭のように見え、インコに似ている。

-メタ的には出身地はスイスのアルプス地方のイメージ。~
食文化も幅が広いが、特にチーズやジャガイモを用いた簡単で素朴な料理が得意。
***最近 [#nf40908c]
-ササキに拾われた
-依頼でお金を手に入れた
-エルオに傷を見てもらい、下着と服を世話してもらった
-ゲルニコにこうなった全てを話した
-料理当番も担当するようになった
-筋力トレーニングや歩行の訓練を始めた
-アゲハに羽の手入れを教わってブラシを貰った
-依頼でプレートグリーブを手に入れた。蹴りの威力がアップ!
-カレリアにゴーレム箒(コア)を貰った
-セレインに義手と義足を発注。専用ブレードとマジックハンドを手に入れた
-ササキにもこうなった全てを話した
-ニンジャとゲルニコと一緒に朝練を始めた
-カーネルからスパイダーシルクを譲ってもらった
-ゲルニコやハミルと一緒に服を選び、アイルーパジャマ等を手に入れた
-セレインに五指型義手、鳥足型義足、冷暖房コタツを発注した
-猫ランジェリーを手に入れた
***二つの事件 [#xaf0a59c]

#region(白翼人襲撃・誘拐事件)

南方の高山地帯。「天使」などと称される、白い翼を持つ有翼人の一氏族が山の上に集落を作って暮らしていた。~
長い時の中で、ハーピーに近い種族なのか、それとも本当に天使の末裔なのかも定かではなくなり、やがて自分たちの種族の名すら持たなくなった彼ら。~
元々排他的であったが、この数十年は麓の村との交流も盛んになり、高い魔術適性を生かして治癒術師やシャーマンとして麓で暮らす者も増えていた。~

事件が起こったのは、黄昏歴999年9月ごろ。~
麓の村で治癒術師の手伝いをしていた氏族の娘が、ある日突然行方知れずになった。~
駆け落ちか、人攫いか。半月ほど懸命の捜索がなされたが、結局行方は分からず仕舞いだった。~
集落が何者かの襲撃を受けたのはそれから間もなくのこと。~
一夜にして村は焼き払われ、族長をはじめ村人の大半が無残な遺体となって見つかったが、族長の娘をはじめとして村の若い娘数人の遺体は発見されなかった。~
地元当局は、娘たちが誘拐され、奴隷商人に売り払われたとみて捜査を続けているが、未だ解決の糸口すらつかめていない。

#endregion
~
#region(盗賊団虐殺事件)

事件の発生は黄昏歴1000年、3月末。この街のスラム街。~
「異臭がする」との通報を受けてある一軒のあばら家に捜査隊が派遣された。~
そのあばら家は悪辣なことで有名なある5人組の盗賊のアジト。呼びかけに応答は無く、捜査隊が踏み込むと、そこにはその5人が無残に切り刻まれて転がっていた。~
死体は死後数日が経過し、地下には誰かを監禁していた形跡と共に、白い鳥の羽と、少女のものと見られる切断された右下腿が鎖に繋がれたままで残されていたという。~
殺された盗賊団が周囲から無数の恨みを買っていたこと、証言があまりに真偽入り乱れて乏しいことなどから捜査は難航している。~
なお、監禁されていたらしい者の行方も未だに分かっていない。~
場所が場所だけに、盗賊団同士の抗争という形で有耶無耶になる事が予想されている。

#endregion

~
***能力 [#t3be6e26]
-''高い再生能力・失血耐性・痛覚耐性''
--軽傷なら数分、重傷を負っても一晩程で完治する。ただし、欠損するほどの損傷を負った場合、欠損箇所が生えて来るわけではない。~
切断された手足を断面が塞がる前に押し当てればくっつく。また、深い傷は古傷状になってしばらく残ることがある。~
常人より多くの失血に耐えることが出来る。再生能力によって失う傍から血が補充されるため。~
常人ならば失神するレベルの痛みにも耐えることが出来る。半分は慣れによる物。~
これら能力は奴隷商人によって「天使らしく見えるように」と薬物などを用いて後天的に付与されたもの。~
捕獲時に暴れたため、事前に自我と魔力を奪う薬物も投与されており、副作用として記憶と女性機能を失っている。~


-''飛行能力''~
--元々自由に飛び回る能力があったが、翼を片方失ったため飛べなくなった。~
翼を介した魔術で斥力や空力をコントロールして飛翔、滑空を行う方式で、片翼ではそのバランス制御ができないため。~
ただし、残った翼で斥力と圧縮空気を操作し、任意の方向に「吹っ飛ぶ」事はできる。~
吹っ飛び続けることで擬似的に飛ぶことも出来るが、軌道は直線的で小回りも利かない。ふんわりと着地することも出来ない。~

-''幻影剣''~
--元々魔術師が近接防御に利用する「ダンシングソード」と呼ばれる武器の遠隔操作魔術を、剣術として突き詰めて体系化した彼女の氏族特有の剣術。~
空対地、空対空の白兵戦を意識した剣術で、主に魔力で幻影の剣を生み出し、それを遠隔操作して敵と切り結ぶ。~
魔力が強ければ強いほど幻影の剣の切れ味は増し、攻撃の精度と速度や一撃の重さ、操作範囲も向上する。~
現在アシェルの操作範囲は10mほど。~
実体化させる剣はナイフサイズから両手剣まで、用途に応じて色々選択できる。~
大きい物ほど、また激しく動かすほど、魔力の消耗は大きくなる。~

-''呪歌''~
--アシェルの氏族に伝わる、音声や空気振動を媒介とした魔術。~
歌うような節回しで声を発し、その声が続いている間効果を発揮し続けるバフ、デバフ効果を与える。~
治癒、身体強化、催眠、魅了など、効果は多岐に渡る。~
ちなみに歌詞ではなく節回しで効果を使い分けるので、実は歌詞はあまり関係ない。会話しながらでも使える。

***義手・義足 [#wd5d6892]
-[[ナインテイルテクノロジー社>街人/くろいきつね]]謹製の義手義足。~
装着部は魔力反応による収縮、開放によって複雑な操作無しに着脱が可能。~
複雑なギミックや駆動系は無く、自由に可動する肘、膝の球状関節とアタッチメント取り付け口から成る。(ヒトと逆方向にも自由に曲がる)~
素材はアダマンタイトから成り、頑丈で重量バランスを考慮されている。~

--''ブレードアーム&レッグ''
---義手義足に装着する事を前提に重量バランスを考慮されたアダマンタイト・ブレード。([[※大まかな形状イメージ>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst087260.jpg]])~
特に脚用はつま先部分にかけて幅広の鎌状になっており、引っ掛ける形で使うことも出来る。~
魔力を通して幻影剣と同様に外部から思念で操る事で、義手義足として自在に動かせる。~
また、グリップ部分をアタッチメント取り付け口に差し込んでいるだけなので、手持ち武器にもなるほか、幻影剣のように浮遊させて使うことも出来る。~
主な戦術は手足のブレードを用いた格闘。蹴脚術を得意とするため「斬る」蹴りを主体に攻めていく。

--''マジックハンド&杖足''
---物を掴むためのロボ型マジックハンドと補助杖の先端部分を装着した日常モード。~
どちらも簡素なものだが物々しさがないので安全。
***フリートベルクの白翼人 [#cb423c86]
-平均標高1500mほどの南方山岳地帯に住む翼人の一氏族。~
高山に適応した氏族であり、特に高い視力と持久力を持ち、閉鎖的であったため独自の武術や魔術を持っている。~
純白の翼を持つ古い氏族である事から、天使の末裔ではないかという説と、彼らが天使のモチーフになったのではないかという説もある。~
実際には鳥系の亜人から派生した種族であり、様々な部分に鳥類の名残が見られる。~
~
-歌を好むのは鳥が鳴き声でコミュニケーションを取っていた事に由来するらしく、その文化は音声魔術である「呪歌」を生み出す基盤ともなった。~
また、氏族の者の頭には一際目立つ色の逆立った長い毛が生えているが、これは鳥の冠羽に由来する。~
脳に近く、目や眉の動きとも連動しやすいため、この毛によってある程度感情を読み取る事ができるほか、氏族のものはこの毛の色や形状だけで個人を識別する事が出来るらしい。~
体臭なども鳥のそれに少し似ている。~
~
-閉鎖的な鎖国体質は数十年前から徐々に軟化して来たが、外敵に備えていた当時からの名残で幻影剣や蹴撃を主体とする武術を修めるものが多い。~
~
-細かな部分はまだまだ明らかになっていない氏族であったが、黄昏歴999年9月、村は何者かの襲撃を受けて壊滅。~
氏族の長をはじめとする村の住人の大多数が殺害され、実質的にフリートベルクの白翼人は全滅した。
***記憶 [#q0e0b1b0]

#region(失われた記憶の断片)

-白く靄のかかった視界の中で、見覚えのある村が燃えている…~
いつ、どこで見たのだろう。思い出せない。最近のようで、遠い過去のような…~
「それ」より前の記憶は、それくらいしか思い出せない。
~ 
~
~
~
~
-あの商人が打った薬の効果が切れたのか。気がついたのは、身を裂くような激痛によってだった。~
地下室の底冷えする冷気に晒された肌に、のしかかった男の肌の生温かさが触れる不快感は未だに覚えている。~
何をされているのか、最初は分からなかった。~
激痛を訴える体が軋み、地下室の無機質な天井が揺れ、叫びを上げながら、ただ只管にそれが終わるのを待った。~
身を離した男が私の股座を覗き込み…下卑た笑みを向ける。「さすが天使様だ」と。~
言葉の意味は、2人目の男がのしかかって来て理解した。~
穢されたはずの体を寸分たがわず同じ痛みが貫く。~
ああ、私はもう、まともに穢される事すらかなわないのだと──~
それからの90日あまり、その痛みに貫かれない日は無かった。
~
~
~
~
~
-地下室に監禁されてどれだけ経っただろうか。その日、男たちの一人が一つの話しを持ってきた。~
話によると「天使の瞳」は呪術や魔法薬の素材として高値で取引されているらしい。~
その話を聞いて、男たちはあっさり「そう」した。~
酷い頭痛と吐き気に苛まれながら、私は男たちを呪った。~
何故、両方とも持っていかなかった。~
そうしてくれれば、この男たちの下卑た顔も、絶望しかないこの世界も…もう何も、見なくて済んだのに。
~
~
~
~
~
-またしばらく日が過ぎた。何か収穫があったらしく、景気よく酒を飲んで酷く酔った男たちは賭けを始めた。~
「天使の腕を切り落としたらまた生えてくるか」~
右目が戻らない事を考えれば結果は自明の理。賭けにすらならない実に愚かしい発想のはずだったが、元より愚鈍な頭と酒の勢いはそんな理屈すら忘れてしまうらしい。~
私は、左腕を失った。~
悶える私の腕が生えてこないのを見て、賭けに負けた男は泣き別れになった左腕を暖炉へ放り、私をベッドに押し倒す。~
随分前に数えるのをやめた痛み。苛立ちを私にぶつける男と、人肉の焼ける異臭に面白半分に騒ぐ残りの男たち。~
私の左腕は、薪の代わりにすらならなかった。
~
~
~
~
~
-最近、事の最中に切り刻まれる事が増えた。行為の痛みに慣れた私の反応が鈍くなり、そうすると具合が良くなると一人の男が語ったためだ。~
それとは別に、男たちはまた愚かしい発想を口にした。~
「天使の手羽先は美味いのか」~
食用油を翼にかけられ、火が放たれる。~
そんなぞんざいな調理では食用の鶏ですらまともな料理になりはしないだろうに。~
羽根が焼け落ちて爛れた片翼を強引に引きちぎられる。~
案の定、味は食えたものではなかったようだ。~
口々に不味い不味いと繰り返す男たち。しかしそんな様子を思わず鼻で笑ったのを聞かれたらしい。~
男たちが一斉に私を睨む。好き勝手な罵声を浴びせながら私に寄ってくる。私の片翼だった物を手にして──~
……やはり、天使の手羽先など…美味いものではなかった。
~
~
~
~
~
-ちぐはぐに体のあちこちを持って行かれてからずっと、私の体調は悪化するばかりだったが…その日は朝から妙に体が軽かった。~
もしやと思い呪歌を試したが、思ったとおり、見張りの男があっさり眠った。~
魔力が戻りつつあるようだ。もう随分長い間展望が見えずに居たが、ここに来てようやくそれが見え始めた。~
そして、驚く。穢されつくして片目と片腕、そして片方の翼までも失ってなお、ここから抜け出して生き延びたい想いが残っていたのかと。~
だがまだ悟られてはならない。男たちを眠らせても私を壁に繋ぐ足枷がある限り、私はここから抜け出せない。~
幻影剣を使うためにはまだもう少し魔力が足りない。まだもう少し…痛みに耐えなければ…~
しかし、この呪歌や幻影剣は…いつどうやって覚えたのか。どうして思い出せたのか…分からない。
~
~
~
~
~
-時折ぼそぼそと歌うようになった私を、男たちはとうとう壊れたと思い始めたらしい。~
時間をかけすぎれば「始末」される恐れもある。魔力が戻り初めて数週。男たちが警戒を緩め始めた頃合を見計らって、私は仕掛けた。~
見張りの男が地下室を後にする一瞬の間。その瞬間に幻影の刃を実体化させる。~
しかしその刃は分厚く重い鉄の足枷を、その鎖を、断ち切れるほどの力を持ってはいなかった。~
束の間の逡巡。もう時間はかけていられない。男の戻ってくる足音が聞こえる。~
ならば──~
~
男たちへの手向けになるのは癪だが、初めて人を殺す、その贖罪に…この脚を捧げていこう。~
脚を切ったらそのまま、勢いに任せて…意識の持つ限り、遠くへ。~
そして、小さく息を吸い込んで…私は、幻影の刃を突き立てた。~
~
~
~
~
~
-次に気が付いたのは、どこかの診療所のベッドの上。~
医師の話によると、ぼろぼろでほとんど全裸のまま、路上に倒れていたところを担ぎ込まれてきたらしい。~
あの忌まわしいベッドに比べて、そのベッドは…確かな安寧を与えてくれた。~
あの下卑た男たちに比べて、その医師は…確かな優しさで私を診てくれた。~
だからこそ。~
だからこそ私はそこには居られなかった。~
そこは穢れきって人を手にかけた私が居るべきところではない。~
その日の夜半、すっかり寝静まったのを見計らい、私はそっと診療所を後にした。~
ローブと杖を拝借してきてしまったことだけが、少し心苦しかった。
~
~
~
~
~
-そして今、橋の下で寝起きしながら考える。~
命を繋いだはいいが、何をして生きて行こうか。何を目的に生きて行こうか。~
もはやこの身体ではまともに暮らしてゆくことは困難だろう。~
ここからの人生はいわば余生。地下室で終わっていたはずの命を繋いだにすぎない。~
しかしさしあたっては腹が減る。食べ物を買うにも金が要る。~
街の声をぼんやり聞いていると、どんな種族、どんな者でもなれる冒険者という職があるらしい。~
登録するにも名前が要る。生憎と私の名前は記憶から失われて久しい。~
奴等にはもっぱら「天使様」や「それ」「そいつ」などと呼ばれていた。~
二日ほど悩んだ末、思いついたのは…「アシェル」~
魔神学において風の元素を司る悪魔にして堕天使、アザゼルの異名を少しもじった。本来別の聖人の名だったはずだが細かい事はもはやどうでもいい。~
そんな事をどこで知ったか…思い出す日は来るのだろうか。~
いや、出来れば来ないでほしい。~
平穏だった日々の記憶など、今この生活には必要ないのだから。

#endregion

**貰い物 [#c2331b22]
[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp031619.jpg>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp031619.png]] : 描いて貰った私の肖像。まだ義肢のないころ。

[[http://notarejini.orz.hm/up2/s/qst087359.jpg>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst087359.jpg]] : 大きなゲルニコ想像図。私はアリだと思う

[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp032006.jpg>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp032006.jpg]] : 猫ランジェリーの私だ。うん、可愛いなこの下着…

[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp032007.jpg>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp032007.png]] : 辻って貰ったおしゃれに目覚めた私。強く可愛くありたいな…

[[トナカイ(仮)ゲルニコときゅっきゅっきゅっニャー>つべ:xdjsIdlg10M]] : きぐるみでの踊りを動画にしてくれたようだ。可愛い…!

[[アイルーパジャマでぶりはまち!>つべ:OsVUysG6bDw]] : 中毒性の高い謎のBGMと共にブリハマチする私だ…! にゃーん。
**コメントアウト [#sa989c4e]

CENTER:\ ? /~
http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst087064.jpg

///翼人設定の人が何人か見受けられたので出すのを躊躇していましたが、投入タイミングがつかめなくなって来たのであえて投入させていただきます!
///もし翼人周りの設定などが干渉する場合は「これはちょっと…」と言っていただければ幸いです…!

///ちなみに鬱々としてめんどくさそうな設定の子だけど、中の人は
///「不幸な目に遭って一度は絶望した子が、戸惑いながらも少しずつ平穏な日常に戻っていって小さな幸せを見つけて行くお話」
///が大好きな人なので気安く接してあげてくれると喜びます
///ただし手足や目や翼は元には戻らない方向で…

///一度がおん!

//こんにちわ、スイッチ配布委員会です
//不幸な子を幸福に導く幸福
///いいよね…

//恋愛スイッチ ofn いずれそういう日が来るかもしれない
//戦闘スイッチ on この状態でも果敢に戦う
//セクハラスイッチ on ただしボディータッチはトラウマを刺激する恐れあり
//エロールスイッチ ofn かなり色々と進展してからじゃないと本番行為はダメだとは思う
//文通スイッチ on 居たり居なかったりする
//ガチ死スイッチ ofn 場合によっては死亡ルートもあるかもしれないけれど、基本的に生きます

//ファンレターに紛れ込ませるつもりがだいぶ遅れてしまいました
//よかったらどうぞー
//http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp032007.png
//服装はできるだけファッションに目覚めた感を込めて

///うおおマジか!ありがとうございます!
///思った以上に可愛い服でこれはありがたい!
///最近板についてきたねこ眼帯が予想以上に可愛いのでこのまま普段着にさせてもらいましょうか…!