* クードレーゲン家出身 レキシア・クードレーゲン 140218 [#jfb30dde]
|ID:|140218|
|名前:|レキシア・クードレーゲン|
|出身家:|クードレーゲン|
|年齢:|17|
|性別:|#listbox3(男,server,sex)|
|前職:|#listbox3(徒弟,server,job)|
|理由:|#listbox3(故郷に錦を飾りたくて,server,reason)|
|状態:|#listbox3(野垂れ死に,server,state)|
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|その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=140218]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=140218]]|
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// ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。
// タイトルの「家出身」の記述も含まれます。

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***彼の旅立ち [#t7da7d08]
飛龍の住む山脈、「クードレーゲン」にて細工師の弟子として暮らしていた17歳~
ある日行商人と一緒にやってきた吟遊詩人にさまざまなおとぎ話を聞かされる~
~
曰く、森の樹よりも大きく、鉄より硬い殻を持った大サソリ~
曰く、広げるだけでであたりが夜になるほどの巨大な翼をもった鳥~
曰く、光の剣と弓を持つ巨人を操る男たちの争い~
曰く、歩いてしゃべって踊って歌まで歌える不思議な人形~
そして、最も暗い大地の底、果て無き森の果て、時に埋もれた遺跡、それらに挑む冒険者という生き物達の話~

それらに比べたら彼が今まで聞いてきた御伽噺のなんて陳腐なことだろう~
この土地にある物語のなんて少ないことだろう~
~
「少ないのなら作ればいい」~
「つまらないのなら、俺が面白くすればいい」~
~
少年がそう思うのに長い時間はかからなかった~
少年は行商人の馬車に乗り込み旅立つだろう~
右手に古い剣を持ち、左手には真っ白な一冊の本~
胸に夢と希望を詰め込んで~


***旅立ちの終わり [#s848ade9]
コボルドの持つ粗末な槍が体を貫いたのを感じる~
経験は足りなかった、装備も足りなかった、連戦による疲労も間違いなくあっただろう~
それでも、やはり一番の原因は油断だった~

血が流れていくのを感じる~
きっとこの血が止まるとき、俺は死ぬんだと理解した~

一緒に倒れ伏した仲間がコボルドに凌辱されているのを見ながらただ祈る~

死にたくない~

生きて、いたい~

どんなに祈っても願いはかなわない~
世界は、今日も残酷なほどに、平等だった~

//*ノートを覗いてみる [#i8e46904]
//**クードレーゲンってどんなとこ? [#n614f65f]
//風が強く険しい山と古い森に囲まれた危険な土地です~
//農耕ができるほど開けた土地はほとんどなく、食料は主に採取・放牧によって得られています~
//この土地の最大の特徴としてはやはり飛龍の巣の存在があげられるでしょう~
//飛龍の数は不明ですが、数日に1度は里の上空を飛び去っていく飛龍の雄姿を見ることができます~
//飛龍の巣までは歩いておよそ二日、飛龍の翼から見ればひとっ飛びの距離ですが~
//集落には龍鳴岩と呼ばれる岩があり、風がこの通り抜ける音を嫌っているらしく、滅多//に近寄ってくることはありません~
//(この岩は数百年前に当時の里長が飛龍の王と呼ばれる存在からもらったとされていますが事実は不明です)~

//産業としては前述のとおり採取、放牧がさかんです。~
//また、龍どうしの争いの結果なのか、森には稀に龍の鱗、牙、爪やその欠片などが落ちており、これをアクセサリーや護符などに加工したものも重要な産業の一つとなっています~
//近年では森の中に自然道が出来て商人の行き来も活発になり、結果としてだいぶ値下がりもしましたが~
//ほんの30年前まではこの護符一つで家が買えるといわれるほどの高級品でした~

//**月になった龍
//むかしむかしのそのまたむかし~
//夜空に月も星もなかった時代のお話です~
//月も星もなかったので夜は当然真っ暗でした~
//人々は夜を怖がり、おひさまの出ている朝と昼に毎日感謝してくらしていました~

//そんなある日、夜の神様は空の神様たちにこう言いました~
//「俺はもう何百年もこうして真っ暗な中を見守ってきた~
// だけどこんなに退屈なのはもういやだ、一回くらい夜におひさまが上ってもいいじゃないか」~

//あわてたのは朝の神様とお昼の神様です。~
//自分たちの大切な宝物であるおひさまはこれ一個しかありません。~
//乱暴な夜の神様に貸したらきっと壊されてしまうでしょう~

//お昼の神様はこう言いました~
//「夜の神様よ、残念だけどそれは無理だよ~
// もし夜におひさまが出たら地面に住む人たちが驚いてしまうからね」~

//朝の神様はこう言いました~
//「夜の神様よ、そんなことは絶対に無理だよ~
// 夜におひさまが出たら朝になった時におひさまを登らせることができないじゃないか」~

//それでも夜の神様はあきらめません~
//「そんなことを言わずにおひさまを貸しておくれよ~
// 貸してくれるまでここをうごかないぞ」~
//そういうと夜の神様はおひさまの前に座り込んでしまいました~

//これは大変です、おひさまの前をどいてくれないと、世界はずーっと真っ暗なままです~
//あわてた朝の神様と昼の神様は魔法使いのおばあさんに相談することにしました~

//魔法使いのおばあさんはこう言います~
//「おひさまを貸してほしいなら貸してあげなさい~
// だけど本物のおひさまを貸してあげてはいけないよ~
// 龍の谷に住む一番大きな龍の卵をおひさまだと言って渡しなさい」~
//魔法使いのおばあさんがそう言って不思議な粉を龍の谷に撒くと~
//龍の谷に住んでいた龍はみんなぐっすりと眠ってしまいました~

//二人の神様は眠っている龍の中から一番大きな龍の卵を持ち出して夜の神様に渡しました~
//二人は夜の神様にこう言います。~
//「いいかい? このおひさまはとっても大切なものだから絶対に壊してはいけないよ~
// もし壊したらこわーい龍に頭から食べられてしまうから」~

//夜の神様はおひさまを貸してもらえた喜びでいっぱいです~
//神様たちの言うことも聞かずに走り回って喜んでいます~
//そうして夜の神様はおひさまの前からどくと、ゆっくりと夜になるのを待ちました~

//その日の夜は龍の卵のおひさまで照らされた不思議な夜でした~
//今まで真っ暗だった夜の世界は初めての明かりで照らされて大騒ぎです~
//その大騒ぎの中で夜の神様はこう思いました^
//「今まで真黒だと思っていた夜の世界はこんな風になっていたんだなぁ」~
//感激した夜の神様が龍の卵を高く掲げると、夜空はもっと明るく輝きました~
//「」
//時間切れ いったんここで区切り


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