* ヴォラギノール家出身 ケツガイテイ 19562 [#x6a1faed]
|ID:|19562|
|名前:|ケツガイテイ|
|出身家:|ヴォラギノール|
|年齢:|30|
|性別:|#listbox3(男,server,sex)|
|前職:|#listbox3(上級兵士,server,job)|
|理由:|#listbox3(世界を救うため,server,reason)|
|状態:|#listbox3(野垂れ死に,server,state)|

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その残虐さから血骸帝の二つ名を冠する堕ちた英雄

* 血骸帝の日常 [#m241df4a]

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「ふふ……分からぬものだな……」~
喧騒にけぶる酒場の片隅で、ぬるいエールをあおりながら私はひとりごちた。~
”血骸帝”として存在していた日々。侵略と剣戟、血飛沫と怨嗟の日々。~
英雄が魔王と成り、そして魔王が勇者に討ち倒されたその瞬間―――~
私は、この酒場の前に立っていた。~
ここには、遠い昔に忘れてしまった全てがあった。~
未熟ながらも希望で満ちた冒険の日々。愛すべき、野心に燃えた同業者達。~
運命の渦に取り込まれ、心を失くしてしまう前の情景があったのだ。~
これが死に逝く私の見る、ひとときの夢だというのならそれでも良い。~
いまはとにかく、この夢の中で無名の冒険者として存在していたかった―――~
~
「……ところでマスター、次の依頼はなんだ?」~
~
~
/1

怒号と悲鳴が辺りに響き渡る。~
荒れ狂う嵐のごとき戦場の真ん中で、俺は自らの血に沈んでいた。~
一瞬の油断、背後からの狙い澄ました凄絶な一撃。~
リザードマン・キャプテンの長い爪が、俺の急所を刺し貫いたのだ。~
「……なんと、いう。―――タイムリミット、ということか」~
暗くなってゆく視界の中、俺は唇を笑いの形に歪めてみせる。~
その急所はまさしく、勇者に刺し貫かれたそこと寸分違わぬ場所だったからだ。~
あまりにも突然に訪れた、夢の終わり。~
「―――願わくば、もう少しだけ、夢を、見ていたかったが―――」~
~
ぶつん。



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#comment(below)
- 俺こそ力及ばず申し訳ない。まぁ、これも俺の運命だったのだろう -- [[血骸帝]] &new{2008-02-18 (月) 18:34:09};
- すまない私たちがふがいないばかりに… -- [[同行の「」]] &new{2008-02-17 (日) 23:13:27};
- こんな俺にも花を手向けてくれるか、感謝する。貴殿の旅路に、幸多からん事を。 -- [[血骸帝]] &new{2008-02-17 (日) 20:33:33};
- 帝よ、献花に参りました。どうか、次も楽しい夢が見られることを…… -- [[バシネッタ>名簿/19519]] &new{2008-02-17 (日) 19:51:05};
- ああ、あの時は世話になった。礼を言う。……ところで、その薬は経口薬ではッ……! -- [[血骸帝>名簿19562]] &new{2008-02-14 (木) 21:59:27};
- 遅まきながら討伐お疲れ様でした。・・・尻が疼く名前ですね・・・ああ、残虐ってそういう -- [[バシネッタ>名簿/19519]] &new{2008-02-14 (木) 21:26:32};
- 痔にはセックス! --  &new{2008-02-13 (水) 06:33:00};
- 次のボウケン一緒ですね、おたがいがんばり・・・尻が痛くなる名前ですね・・・ -- [[エクセル>名簿/17927]] &new{2008-02-04 (月) 19:57:32};