ヴォラギノール家出身 ケツガイテイ 19562 †
ID: | 19562 |
名前: | ケツガイテイ |
出身家: | ヴォラギノール |
年齢: | 30 |
性別: | |
前職: | |
理由: | |
状態: | |
その残虐さから血骸帝の二つ名を冠する堕ちた英雄
血骸帝の日常 †
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「ふふ……分からぬものだな……」
喧騒にけぶる酒場の片隅で、ぬるいエールをあおりながら私はひとりごちた。
”血骸帝”として存在していた日々。侵略と剣戟、血飛沫と怨嗟の日々。
英雄が魔王と成り、そして魔王が勇者に討ち倒されたその瞬間―――
私は、この酒場の前に立っていた。
ここには、遠い昔に忘れてしまった全てがあった。
未熟ながらも希望で満ちた冒険の日々。愛すべき、野心に燃えた同業者達。
運命の渦に取り込まれ、心を失くしてしまう前の情景があったのだ。
これが死に逝く私の見る、ひとときの夢だというのならそれでも良い。
いまはとにかく、この夢の中で無名の冒険者として存在していたかった―――
「……ところでマスター、次の依頼はなんだ?」
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怒号と悲鳴が辺りに響き渡る。
荒れ狂う嵐のごとき戦場の真ん中で、俺は自らの血に沈んでいた。
一瞬の油断、背後からの狙い澄ました凄絶な一撃。
リザードマン・キャプテンの長い爪が、俺の急所を刺し貫いたのだ。
「……なんと、いう。―――タイムリミット、ということか」
暗くなってゆく視界の中、俺は唇を笑いの形に歪めてみせる。
その急所はまさしく、勇者に刺し貫かれたそこと寸分違わぬ場所だったからだ。
あまりにも突然に訪れた、夢の終わり。
「―――願わくば、もう少しだけ、夢を、見ていたかったが―――」
ぶつん。
- 俺こそ力及ばず申し訳ない。まぁ、これも俺の運命だったのだろう -- 血骸帝?
- すまない私たちがふがいないばかりに… -- 同行の「」?
- こんな俺にも花を手向けてくれるか、感謝する。貴殿の旅路に、幸多からん事を。 -- 血骸帝?
- 帝よ、献花に参りました。どうか、次も楽しい夢が見られることを…… -- バシネッタ
- ああ、あの時は世話になった。礼を言う。……ところで、その薬は経口薬ではッ……! -- 血骸帝?
- 遅まきながら討伐お疲れ様でした。・・・尻が疼く名前ですね・・・ああ、残虐ってそういう -- バシネッタ
- 痔にはセックス! --
- 次のボウケン一緒ですね、おたがいがんばり・・・尻が痛くなる名前ですね・・・ -- エクセル?