IAL/0021

  • (in 生徒会室、たまたま二人で居た時である)そういえば……以前は世話になったであるな?(そう言うのは先日のバストアップ騒動でのあれこれである)
    ふむ……なんぞ礼でもした方が良いであろうな?業務も1年目とは思えぬほどしっかりとしておるし……何か欲しい物でもあれば買ってやりましょうや -- ヒョリミ 2024-05-03 (金) 22:31:07 New!
    • ふむ?世話という程の世話は…ああ、しばらくのバナナ牛乳であれば私は運んだだけですので。調理自体はメリア様が(と一時期せっせとヒョリミへ届けていた飲み物の話しを述べつつ)
      ……ほしいもの?ですか?(少しきょとんとした顔、そして)それは……我が身に過分なお言葉でございますね(滲むような微笑み。しみじみと感じるような)
      いつもの少々辛辣なお言葉からは考えられぬような(嫌味ではない。ヒョリミの立場として、下の物には考えあり厳しく当たっているのだ、と少女は認識している)
      そんなお言葉をかけていただけるとなると…私、ご遠慮せず褒美を頂いてしまうような、浅ましき下女でございますよ?(と嬉しそうに言った)
      -- ネル 2024-05-03 (金) 22:58:34 New!
      • おぉ……あれもまた思ったよりもひと手間かかっておるな?それに加えてほれ……この前の(と、胸のあたりでジェスチャー、巨乳になって副会長に伸し掛かられたところを救出、というのを口にしてうっかり広まるのもなにか嫌である)
        んむ、ワガハイとて目を見張る部分があれば常に辛辣ではないことである故にな
        (普通に嫌な奴である、という部分も要因として多分にあるが、鞭には飴も必要であろう、此度は部下だか後輩だかのマネジメントもできるワガハイという部分で気持ちよくなろうとしている)
        クヒヒヒヒヒ!見返りがあれば人間元気になるもの!遠慮せずに受け取るがよろしい!義理人情の存在を疑いはせぬが物も大事である故に!
        (倹約家としての姿は普段見ているが、故に好みなども知らぬ、さてどんなものを要求してくるのやらと好奇心も伺える笑顔で語り掛ける) -- ヒョリミ 2024-05-03 (金) 23:20:22 New!
      • (あ、という顔。この、これか、と胸の前でアーチを描くジェスチャー。なお元の大きさが大きさなので露骨にアーチがヒョリミが描いたものよりでかい)
        それであるのならば……私、家でも掃除はこまめに行なっているのですが、近頃ホウキが傷んでおりまして…(うーん、と顎に手を当て)
        修繕するなどして騙し騙し使っていたのですが、そろそろ限界が訪れそうなのでございます。ですので、新しいホウキを買っていただければ有り難く。
        (言いながら、使っていたのは木の枝を束ねた一般的なタイプのホウキという旨を伝える。そんな事を説明しつつヒョリミを見ていたが…)
        ああ、ですが……(ふ、と何かに思い至ったかのような顔をした。そのメイドの視線は…何やらヒョリミの顔ではなく、胸元の方を見ている)
        -- ネル 2024-05-03 (金) 23:33:30 New!
      • ……うむ、そっち基準であればそうであるな(改めてみると胸元が良く出た服を着ているな…別段それに興奮する性質でもないため深くは触れずに頷き)
        はぁー、このような場でも仕事道具であるか(その手の自分勤勉です!アピール、という訳でもないのだろうなというのが分かってしまい、かえって呆れさせてくれる)
        主人への忠誠も掃除も生きがいなのであろうな……まぁその程度であれば構わぬ構わぬ、良い物でもたかがしれておるであろう
        (金だけ出して買ってこさせるか、いやまてパメーニのひいきの商店で買って恩を着せれば一石二鳥?……など、試案を張り巡らせていると)
        ……ですが?……なんであるか、もっと欲張りな要望でも?(欲望があるものの方が利害が分かりやすく好ましい、キキキ、と笑うと豊かなく首元の毛がふっさふっさと揺れる) -- ヒョリミ 2024-05-03 (金) 23:49:07 New!
      • (何やら企んでいそうなのは置いておいて、気前よくホウキを買ってくれそうなのであれば、なんとなしに彼女の家はどれほど裕福なのだろう?)
        (などという思考がよぎったが、そんなことより我が思考を惑わすのは、その首元で揺れる毛。充分な量の、長く豊かな、それ)
        …あ、あの…ホウキを買って頂けるのでも、充分に有り難い、のです、が…(歯切れ悪い言葉。常よりハキハキと話すメイドの実に遠慮がちな声)
        そのう…ですね(ちらちら。目をそらしては戻す。幾度も。まあその視線の先は毛なのだが)…できましたら…その、本当に出来たらで構わないのですが……
        (言葉を濁しながらも…意を決するようにして顔を上げ、毅然とした瞳で)…ヒョリミ様の首元の毛を、頂けませんかっ!(などと言いやがった。やっぱりその瞳は、毛を見て)
        -- ネル 2024-05-03 (金) 23:58:01 New!
      • (身なりも整え、病弱偏食でも生きていける、そうそれなり裕福である。歴史知識的なあれこれがそれであり軍人のまぁまぁ良いとこの経済事情たるやどんなもんかと様々な思いはあるが……まぁまぁ裕福である!)
        (他人のおそばに近う寄るには不快にさせないことが第一、手入れは行き届いている髪・服・肌……当然、結構な面積をしめる首毛もである)
        クヒヒヒヒ、なんであるかなんであるか、高価すぎて手が届かない品などであれば怒りもするがそういう柄でもあるまいて、怒らぬから言うのである、はよはよ!
        (余裕をもって笑ってはいたが、そろそろもどかしくなってきたのか語気も強めに……そこにキッとした力のある目をむけられ)
        ……ハァア!?(明らかに口はわなわなあらぶっているが…お金もかからぬ、入手が難しい品でも無い……先ほど寛大な態度を見せている以上…)おっ、おお、お前ェ!日ごろどんな目でワガハイの身を…!
        …ングッ……ま、まぁ……だがしかし、やるやる言って断って上げて落とすも……?ぐぐっ……ギギギギ…………バッサリ切って不格好は……許されぬぞ……っ?(苦々しい口調で、声をしぼりだす) -- ヒョリミ 2024-05-04 (土) 00:24:15 New!
      • (わあヒョリミからデカい声でた。音波攻撃かな?とか思いつつも、ですよね。と内心思う)日頃、という意味では立派な御髪であるな、とは思ってはおりましたが…。
        今あらためて見れば、そのきめ細やかな毛並み、それでいて細すぎず充分な強度も備えていそう。更には量も充分とあれば…。
        これは…(きらん、と目が光る。その内に輝くは掃除欲だ)…ホウキに、実に宜しいかと思いまして!!(ぐっ、と拳を握って言う)
        も、もちろんそんな、全部ばっさりすっぱりなどとは申しません。地を掃くホウキにはヒョリミ様の毛は勿体なすぎますから。
        陶器や壊れ物のホコリなどを取り除くような丁寧な仕事をする際の、小さなホウキ、卓上ホウキほどの量を頂ければ…ええ…。
        (苦々しい声に、慌てて付け加える。そうして、ハサミを取り出して)…宜しいのですね…?無論、きちんとカット致します(真剣な声)
        -- ネル 2024-05-04 (土) 00:36:58 New!
      • で、であろう……うむ(褒められれば満更でもない、その瘦身に対し毛づやは立派である、手入れは行き届き触ると心地よく、寒い日も安心、良い匂いだってする、そんな毛)……をホウキに!?
        ……うぅ、家族も知り合いも誰も左様な発想には至らなかったのに……分からぬ、分からぬが……
        少量、少量の貴重品を扱うホウキであれば……いたしかた……あるまい!(アピールも良かったのであろう、地べたよりは高級なものに使われる方が嬉しい…そんな気はする)
        ……(上着は脱いでシャツ姿、書類などに散らぬよう椅子を引いて座り)……やれぃ! -- ヒョリミ 2024-05-04 (土) 00:47:25 New!
      • (威勢の良い許可の号令と共に、ごくり、と喉が鳴る)では…いざ…!(こちらも気合を入れて…まずは腕鎧を脱いだ)
        (右手、左手の順に腕鎧を外し、テーブルへごとり、ごとりと置く)細かなカットは自分でもしております故、問題ないとは思いますが
        何よりヒョリミ様の首を守る御毛、万が一にもしくじれませんからね(微笑みながら顕になるメイドの拳。それは17歳の少女の掌だが)
        (メリア以外はまず見たこともないだろうその拳は、少女の拳とは思えぬような拳だ。肌の色こそ白く抜けるようであるがごつごつと節くれだった、それ)
        (軍人の家系であれば見たこともあるだろうか。それは最前線で剣や槍のみならず己の拳をも武器とするようなものの拳)
        (気の遠くなるような鍛錬の果てに、拳ダコを作っては潰し、作っては潰し作り上げた、不格好な、でこぼこの、戦う者の拳だ)
        では…失礼をば…(そんな手でハサミを持って、首毛に手をやる。素手で直接触るそれは実に心地よく、さらさらで思わず笑みがこぼれる)
        (慎重に刃を入れる。ホウキに出来るようそれなりの長さで、かつ全体のバランスに影響の無いよう、あちらこちらから一つまみずつ毛を切り、丁寧に採取する)
        申し訳ありません、これから寒くなる季節だというのに…ああ、でも、お綺麗ですね。ヒョリミ様の御髪は(微笑みながら、ちょきん、ちょきん、と)
        -- ネル 2024-05-04 (土) 01:06:19 New!
      • うむ……分かっているのならばそれでよ……し……(常日頃より料理以外は万能メイド、恐らく理髪もお手の者であろう、と任せはしたが不安は残る)
        (不用に動かないながらも視線を動かした先の手元には…一瞬誰の物かと疑わんばかりの、見慣れぬ武人の拳、蝙蝠故に手こそ形状が違うがそれが並大抵の努力…戦歴のものではないと見て取れる)
        (日ごろのメイドらしい振る舞いに加え、おそらく道具の力による部分も多いとは考えていたその身体能力、別系統の技能両方も得るまでいかほどの時間を捧げねばならぬのか、また、捧げる意味はどこにあるのか)
        ……ふぅむ、忠義であるか……こういうのが仕えるのが主も嬉しいでしょうな…(ころころと変えられる自分には無い重み、きっと今後も手に入らぬもの、目を閉じしみじみ呟いた後)
        ………まったく、感謝せよ!ワガハイがワガハイ自身に後輩へのねぎらいの機会に加え、真冬に至る前の整えに丁度良い、と言い聞かせねば到底許しておらぬがぁ!?
        (本調子のきぃきぃ声でわめきたてながら、穏やか……な音量かはともかく、穏やかな時間は過ぎ、スッキリとした首回りが作られていくのであった) -- ヒョリミ 2024-05-04 (土) 01:36:19 New!
  • お、あん時の…この間はありがとうな…ちょっと生徒に奢ったら財布がピンチで…
    (感謝の念を伝えながらやって来るのは、あの時大人げなくがっついてたメガネ) -- ルミナ 2024-05-02 (木) 01:39:05 New
    • いえいえ、こちらこそ残し物を差し出すことになり申し訳ありません。…財布の危機が訪れる程奢るとは、生徒思いなのですね(くす、と微笑んで)
      ご講義にも熱心でしたし、優良教師であられますね。ルミナ様は。時が無く聴くに留めましたが…邪教集団の講義、興味深く聞かせて頂きました。
      (その講義の際、ひっそりと聞いていたらしい。そうして、ふと)あのような仔細をご存知ということは…ルミナ様は、悪神にお詳しいのですか?(と問う)
      -- ネル 2024-05-02 (木) 01:48:16 New
      • いや、その…アシェって生徒がな…思いの外食うタイプでな…(大衆食堂制覇したのだが流石に配慮して言葉は選んだ)
        ん?ああお前もいたのか…はは、まあ有名な奴等だしあたしが言わなくても危機感ある奴なら多分警戒してただろ
        ん?まあそりゃあ他の奴よりは多少は知ってるが…何か知りたい事でもあんのか?
        (ネルの突然の問いに?マークを浮かべ) -- ルミナ 2024-05-02 (木) 02:06:00 New
      • ああ、アシェ様が……え、そんなに食べるのですかアシェ様(びっくり。委員会でお菓子を食べる事もあったが抑えていたのか、と)
        ええ、ですが知ると知らぬとでは違いますから。それが危険な集団であるならばなおのこと。知恵という武器も、知識という鋼があらねば振るえません。
        (見るからに疑問符を浮かべているルミナに苦笑を浮かべ)いえ、参考までに少しだけ伺いたいのです。ルミナ様は、ヴェルハイムという土地に伝わる悪神についてご存知ですか?
        (特段気負いもなく気軽に世間話めいて問う。むしろ、知らないのを確認するかのような声色だ)
        -- ネル 2024-05-02 (木) 02:20:47 New
      • すごかった…それしか言葉が出ない位凄かった…(遠い目)
        いや、何かそこまで言ってもらうと照れるな…で、ヴェルハイムに伝わる悪神か…
        (まあこいつ等の前で悪神に対する知識なんて見せたら、こうなるよなあと内心呟き)
        …悪いが心当たりはないな、あの辺りは厳しい土地柄だってのと比較的神に対しての信仰が厚い位しか
        あたしも知らねえな…特別悪神に関する逸話も聞かなかったし
        (これに関しては事実だ、メリア達の身に起きた事件は知っているが、その犯人は女達も把握できずにいた) -- ルミナ 2024-05-02 (木) 02:37:02 New
      • ふふ、照れずとも宜しいですのに。ルミナ様は教職として当然の事を当然のようにしたまでですよ。
        (微笑んで言いつつ、彼女の返答を聞けば、ふむ、と一つ頷いた。それもまた、当然か、というような風に)
        左様ですか…ルミナ様なら何か知っているかと思ったのですが。いえ、そこは私の故郷なのですが、
        私の地の者さえもその悪神については余り知られていないのです。幾つかの逸話くらいは知っていますが…
        彼の地に存在する禁足地、黒の森は、その悪神が倒れ伏した体から出来たのだとか、うんぬん、と。
        (これもまた世間話めいて。ただ…残念そうではある。事件を特別追っている訳ではないが、気にはかかっているようだ)
        やはり…田舎ですからね。ほんのりでも知っておられるだけ、見識が広くあられると思います(うん、と頷き)
        ちなみに…先にお話していたような邪教集団は、田舎の地でも居るようなものなのですか?どうにも、都会にいそう、というイメージがありますが。
        -- ネル 2024-05-02 (木) 02:51:57 New
      • むしろあの黒の森にそんな謂れがあったってのが初耳だぞ…あいつ等は…可能性は低いが来ない事は無い
        だが、やはりあいつ等は人の多い所を狙う事が多い、それこそ悪神に関する明確な何かが無ければ
        ウォーノックという土地はあいつ等から見て優先度は低いと思うぞ
        (何かを気にかけてる様子のネルを見て、ため息をつき)
        ホントはこれ黙ってろって言われてんだが…5年前のミネラで悪神がこっちに来ようとした事例があったらしい
        ここ数年妙な事件が頻発してる、その黒の森の悪神とやらももしかしたら…何かあるかもしれねえな
        (これあたしから聞いたって絶対黙ってろよと念を押しつつ) -- ルミナ 2024-05-02 (木) 03:09:50 New
      • やはりそうですか…邪教の教えを広めるにしても、やはり人の多い場所を狙うのが道理ですものね。
        ならば…あれは一体…(そうして若干思考したが)あ、いえ、彼の森は様々な魔物が現れる土地でしたが、
        私の知る限り一度しか現れなかった魔物…恐らく魔族が居るのです。もしやそのような邪教の信徒なのかと。
        (その事を話すときだけは…その瞳の奥に重い物を宿したような顔色をして。声色も低く)
        ……!そのような事があったのですか!?では…もしやあれは悪神の眷属の可能性もありえますね…。
        魔界に限らず、この世界は別の世界ともつながり易いようですから。勇者トーマの例を取り、異世界の方、とか。
        (口止めをされれば、大丈夫ですよ、と微笑んで声を潜める。そんな情報を教えてくれたことに、感謝しながら)
        -- ネル 2024-05-02 (木) 21:00:25 New
      • 頼むぜ…最悪あたしとお前で仲良く生首で並びかねないんだからよ(さらっと脅す
        ま、悪神に関してはちっと調べる宛があるからこっちでも調べてみるよ
        魔族か…魔族なら確かに人間側が知らないような悪神やその信徒がいてもおかしくないが
        …確かにこの世界は異世界から来る奴も多い、何つうかそういう壁が薄いんだろうな…
        (経験もあり、実感のこもった調子で口にする)
        さて、あたしはそろそろ行くとするよ、またなんかわかったらやばくない範囲で教えるわ〜
        (そう言うとネルの元を去っていった) -- ルミナ 2024-05-02 (木) 22:56:00 New
      • (軽く飛び出した言葉だが、その言葉には真実味が感じられた。勧め通り軽々しく口にすることではないのだろう)
        ……それは剣呑ですね。承知致しました、お互い化粧も致しません身、首をさらすには見苦しいですからね。
        (などと微笑みつつも)ああ、それは有り難くありますね。特段どうしても、という訳では無いのですが、何か分かりましたらお教えください。
        …?どうにも何か身近なことのようにおっしゃいますね?世界を渡る方、歴史的に見ればままあることとは言え、
        そう簡単に聞く事でもありませんでしょうに(きっと、彼女は教諭として見識が広いのだろうな、と思いつつも)
        ええ、色々と参考になりました。ご教授ありがとうございます。御身を…というかお腹を労ってくださいましね?
        (彼女は痩せ型に見える。これ以上痩せては心配だ。などと思い苦笑して言ってカーテシーでルミナを見送るのだった)
        -- ネル 2024-05-03 (金) 00:58:35 New
  • おっはなっしを聞きにきました〜(そう言うとネルの前の席に逆向きに座って向き合う)
    この前話したキミとメリアとの出会いを聞きたいんだ!休憩時間中だとちょーっと時間は足りないかもだけど、まずは触りからって感じで! -- ミオソティス 2024-05-01 (水) 23:38:30 New
    • そう…私とメリア様のウォーノック・サーガは、遡ることウォーノック家の歴史数百年…更には神代の時代にも至り…(やたら壮大な事を真面目な顔で呟き出したが)
      ……ですがそれを語るには余白が足りません。休み時間の無聊を慰める程度と致しましょう(などと冗談めいて微笑み言って、上目遣いに思い出すようにし)
      そうですね、まずはミオソティス様は、ヴェルハイム、という東方の土地の事をご存知ですか?(と、まずは確認を)
      -- ネル 2024-05-01 (水) 23:52:12 New
      • サーガ!?(開幕からアクセルを吹かされると驚きを隠せない少女、一個人達の日々などそこまでの重みは無いと思っていた眼が覚まされた)
        お、おお…流石に神々の時代まで戻られると学者さんとかに頼む規模になるだろうね…触りって言って良かった…
        ヴェルハイム、近くを通った事があったぐらいかな?森深い土地だよね、ゼイムでありながら同胞への祈りがまだ残る地…と教わったのを覚えてる
        (かなり基本的な知識だ、あくまで表面を知っている程度なのだろう) -- ミオソティス 2024-05-02 (木) 00:23:12 New
      • おや、例の竜のマッシブな方ですか。田舎でありますのに、よくご存知で。帝都ではまずその名自体が一般市民には知られておりません(苦笑しつつ言って)
        そして、そう、ヴェルハイムは開墾するにも森深く、木々が栄養を吸い上げてしまうからか貧しい土地でございまして、そのためか程々には信心深くある土地です。
        同胞、と仰るのは古龍ならでは、という気もしますが…ともかく、私とメリア様はその土地で生まれ育ちました(言いながら、懐かしむように)
        方やウォーノック家というその土地を治める領主の血筋として。方やファーレント家というその領主に使える家の者として。…まあ、領主というのも、元、なのですけどね。
        -- ネル 2024-05-02 (木) 00:33:56 New
      • 魔界に渡る為に色んな土地を旅してたみたいだからね〜、黒の森の闇は瘴気溜まりみたいにあちら側と繋がってるんじゃないか?って立ち寄ったみたい
        (ある種の境界の可能性を感じたのか立ち寄ったのだろう、事実深い森では魔物が多いのは珍しくはない…魔物が逃げ込みやすいのもあるのだが)
        森だけで完結しちゃう状態だったのか…川とかが無いと栄養が下に流れてこないもんね
        (結果として森に立ち入らねばならぬ人達にとって祈りは欠かせないものだったのだろう、と呟いて少女は納得している)
        (それはつまり竜から祈りの意味と価値を教えられているという事だ)そーなると冬とかは大変そうだね
        ふんふん…あれ?でも今もキミは仕えてる…よね?メリアも元って言う程偉い人の気配は消えてないけど -- ミオソティス 2024-05-02 (木) 00:48:11 New
      • 実際、冬は大変でしたよ?冬の長い夜は文字通りメリア様と身を寄せ合い過ごしたこともままありました(それは辛くも楽しい思い出なのだろう、微笑んで言い)
        ええ、今のメリア様は実権を全て失い、名ばかりの貴族ですが…私は変わらず仕えさせて頂いております。貴族たらんとしているのは…、私のせいもあるのかもしれませんが。
        (苦笑して言う。自身がそうあれ、と願っている事は否定できない)もっとも…生来の気質もあるのかもしれませんね。あの方は元より、気高くあられましたから。
        そんなお嬢様と私が出会いましたのは…そう、先程ミオソティス様がおっしゃっていた、黒の森です。ええ、彼の森は竜のお方が察しをつけたように異質な森であり、瘴気が頻繁に発生する森でして。
        魔物は無論として、その影響を受けた獣も他の地に比べて強く凶暴なものが生息しています。…そんな森でです(思い浮かべるのは、据えた匂い、黒々とした闇のような木々)
        -- ネル 2024-05-02 (木) 01:05:46 New
      • (その表情を少女はじーっと真顔で見詰めている、辛い思い出だった筈なのに笑顔なのは何故だろうかと?)
        んー…キミ達の関係はボクにはまだちょっと難しいなぁ…しかしそこを聞くのも脱線する気がするしもっと先の話を聞けば解決する気もする
        でもちょっと分かる事もあるよ、ボクは竜に完全を越えた存在を目指せって言われててそれを叶えてあげたいって気持ちがあるから
        (だからメリアがそう在るのはメリア自身がそう想ってくれているから、とでも言いたいのだろう。)
        あーいるよねーでっかいの、最初の頃は力比べで敵わなくてびっくりしちゃったもん!味も少し美味しくないし!
        けどやっぱり正解に近かったんだあの森…それはやっぱり食糧が足りなくて?もしくは迷い込んじゃった? -- ミオソティス 2024-05-02 (木) 01:18:35 New
      • (少女の視線に気づく。そして、ああ、と思った。彼女は、学んでいるのだと。恐らくは、人を。自分は彼女の糧になれるだろうか?)
        (そして、健気だとも思った。髪色だけではない、彼女のマナは特殊だ。年齢など外観からは分からない。けれど、見た目通りの、幼い少女であるのだとも)
        ミオソティス様は…良い子ですね(ふ、と微笑む。聞く限り彼の竜は親とも言えるような間柄に思える。その竜は、良き教えを授け、良き子を育んだのだと)
        きっかけとしては…後者ですね。私が当時薬草詰みをしていた際、うっかりと入り込んでしまったのです。そして、その際、狼に遭遇してしまいました。
        あの時は熊の如くにも思えましたが…今思えばそこまでは大きくなかったかもしれません。ミオソティス様なら、以前でも一捻りできるような。
        でも…当時6歳程だった私には到底敵う事など出来ない相手。あの時の私はか細く、弱く、何の力もない子供でした(じっと拳を見る。今は大きく、力を備えた拳を)
        ですから、出来たことは逃げるだけ。果ての知れぬ暗く深い森を、獣の足を持つ狼から。程なく私は追いつかれ、足をくじき逃げることさえままならなくなりました。
        -- ネル 2024-05-02 (木) 01:35:56 New
      • (その言葉の意図が測れないのかこちらもかぱーっと歯を見せて笑う)善いも悪いも無くボクはミオソティスなのだ!竜であり神であり人であるボクはそんなの越えてるのさ!
        (しかしネルのその考え自体は間違っていないのだろう、人ならざる竜はこうして対話するモノをこの場へ遣わせたのだから)
        ああ…踏み込んじゃったのか、曖昧だもんね森が齎す闇は(それは先程の境界という言葉に関わる)
        意識が何かに向いているとそれが外か中かすら分からなくなる力がある、ボク達ぐらい感覚が鋭ければ話は違うけど
        今は違う?(何か妙に心に響く声色でそんな事を問う、力を持つ事の意味、強者となる事の価値を問うような)おっとこれも脱線だ
        普通はそこで終わりだ、いつだって命を最後に抱くのは闇の傍らにあるモノ。ボクも覚えがあるよ…ボクの時はどうでもいいと思ったけど、それでどうなったの? -- ミオソティス 2024-05-02 (木) 01:49:50 New
      • どうでしょう。私は今もまだ、力の無い子供かもしれません(とその問いには曖昧に微笑んで、少しだけ、目を開いた)
        (人を越えた身を持つ彼女が、覚えがある?それは如何なる状況か。気にはなったが促す声に一つ頷き)
        (眉を潜め思い出す。腐ったような土の匂いを、強く傷んだ足首の痛みを。森の闇から迫る獣の黄ばんだ牙の色を)
        私の元へ狼は迫り、あと瞬きを幾つかすれば私の喉笛に長い牙が埋まらんとした時…現れたのです。
        (その声は、まるで祈るかのごとく。喜びに満ち、胸を暖かな気持ちで溢れさせるような、そんな声で)
        …メリア様が。今まさに飛びかからんとする狼の前に立ちはだかり、私を守ってくださいました。
        まるで森の闇を切り裂いて差し込んだ光のように(白銀の両手を組み、瞳を閉じてその光景を内に描いた。胸の内に焼き付いたそれを)
        私は…ヴェルハイムの土地にあってもそこまで信心深い方ではありませんが、神を信じております。その土地の神を。
        ですが…あの時の私にとっては(そう呟き瞳を開く。…そして、今も)…メリア様が神よりも尊く、輝かしいものに思えました。
        (言って、穏やかな、木漏れ日の中に居るような安らいだ微笑みを浮かべた。窓の方を見る。その視線は主を思っているのか)
        そして…メリア様が狼を止めていただいていた間に、領主様の兵が狼を討ち果たし、…私とメリア様は今もここに居るのです。
        (視線をミオソティスへと戻し、そう、染み入るように言った)
        -- ネル 2024-05-02 (木) 02:13:19 New
      • (その話を聞いていた怪物は開けていた口を閉じてネルを見詰めている)
        (瞳に混じるのはどろりとした気配、天を焼き尽くす暴虐、世界を飲み込み鉄へと変えた愛、地の命全てを飲み込む業火)
        (そして絶叫をする憎しみ…それらが渾然一体となった人域に在ってはならぬ邪悪の気配)
        (本来人がそれを向けられれば恐怖から絶叫する事だろう、耐えきったとしても総身怖気立つ力が在った)
        (なのにそれはネルを見詰めながらも恐怖を与えない、そう在るようにこの小さな器が完全に統制しきっているのだ)
        (そして瞳は閉じられる、見るべきモノを見れたとでも言うように)まいったなー、竜と人の違い、それを知るのがボクの目指す所なんだけど…
        キミが見た光をボクも知ってるんだ、キミはなんていうか…ボクと良く似てるんだろうなぁ
        うんでも聞けて本当に良かった、きっと彼に言うべき答えの一つになる。…興味があれば次はボクの事を話そう、今は時間が無いけど!
        (そう言うとチャイムが鳴る、次の授業の時間だ)うんありがとうねネル!次はサーガの次の部分を宜しく!(と告げれば戻っていった) -- ミオソティス 2024-05-02 (木) 02:32:09 New
      • (言葉を紡ぎながら感じていた。何かの違和感。感じずにはいられない、悪しき波動。薄々感じていた、それ)
        (彼女と目を合わせたときに、確信した。ミオソティスだ。それは、彼女の中の嵐だ)
        (されど、それはただ傍らにあるモノ。台風の目を逆転させたが如く、荒れ狂いはせずとも風を当てない)
        (それはなんと特異な事か。彼女という存在が、今ほど感じられたことはない。浮かび上がるは恐怖ではなく、不思議で)
        ……私と、貴方様が、似ている、ですか(いまいち実感を得ない。この嵐が、自分の中もあるのだろうか。…きっとそれは)
        ええ、ぜひお聞きたく思います。その時は、また(彼女の話を聞けば、少しは分かるかもしれない、分からないかも知れない)
        いえいえ、何かしらの参考になったのなら。…とは言っても出会いの所はもう終わりですけども。では。
        (チャイムの音が鳴る。思ったより話し込んでいた。時間いっぱい使ってしまったか。と次の授業の準備を進める)
        (そうして、また、窓から空を見た。あの日差し込んだ光。それをまた、思い描き…口元を緩めて)
        -- ネル 2024-05-02 (木) 03:08:17 New
  • (生物部の部室で会ったので声をかけた)
    おーい猫好きメイド(ありのままの現在の評価)、なんで学校内でもメイド服なんだ? 誰か新入生の貴族のお付きなわけ? -- リーヴ 2024-04-30 (火) 20:43:37 New
    • くっ…いや間違っておりませんが…っ!(ごく平静に世話をしてるように見え、折りに触れこっそりなでてたりする。抑えきれぬ猫欲)
      ええ、その通りです。私は同じく一年生のメリア様の使用人でして。その在り方を忘れぬためにもこうして常にメイド服を着ております。
      …常在戦場ならぬ、常在下僕とでも申しましょうか(なんか違う気がする)
      -- ネル 2024-04-30 (火) 21:01:42 New
      • お前めちゃくちゃミィに甘いしおやつと称して色々あげまくりじゃん……太るぞあいつ
        ふーん、メリア……自己紹介の時に見たようなそうでもないような。生物部に誘えん?(何かと部員を増やそうとするやつ)
        常在下僕……戦場の方が正しいよな、その籠手とか! -- リーヴ 2024-04-30 (火) 21:10:20 New
      • そこは…その…あの…(泳ぐ目ざばざば)…そう、鍛えればいいのです(きらん)ミィ様にも部室100週なりのトレーニングをして頂ければ…!(無理じゃないかな)
        薄桃色の髪の、銀のカチューシャを着けた方ですね。実に可憐でいらっしゃいます(微笑んで、勧誘の言葉を聞けばふむ、と銀の拳を顎に当て)
        生物部に、ですか。メリア様も動物はお嫌いではないですし、可能性はありますね…ええ、こちらは常在戦場でございます。ですので私は戦場にて下僕たるもの、なのですよ(なんて冗談めいて言う)
        -- ネル 2024-04-30 (火) 21:22:59 New
      • 運動させんのはいいけど、飢えてない猫とか1週すればいいほうじゃねえか…?
        へーー。ピンク髪のお嬢様で可憐……なるほど代わりにお前が鍛えてるってわけか(武力を認めているわけだが女子に言う事じゃない)
        おう、じゃあ聞いといてくれ。なんか知らないいかつい男(自分)がいくより誘いやすそうじゃん? なるほどねぇ……でも戦場だと護衛される側も度胸がないとなぁ。その辺はどうなんだお前さんのご主人さんは -- リーヴ 2024-04-30 (火) 21:33:29 New
      • で、ございましょうね(とおいめ)……はい、おやつお控え致します(肩を落とすも)代わりに…というのも少々違いましょうか。
        メリア様はメリア様で自身の得手を鍛錬なさっていますので。ただ私が得手とするのが…(腕鎧を掲げ)この拳というだけです(ぐ、と握る)
        ふふ、確かにリーヴ様は少々粗野でいらっしゃいますが、メリア様はそのような事は気になさいませんよ(と言いつつ)
        度胸?ですか?ああ、その点においては…(少しだけ懐かしそうな目をし)私などより、よっぽど。むしろいつか追いつきたい、と思っているくらいです。
        -- ネル 2024-04-30 (火) 21:46:11 New
      • まあ生物部の部室から一切出さないんならデブでもいいけどよー、自由に歩かせるんならデブると外で死ぬだろ(シビアな感覚) 代わりに?
        へー。筋肉の反対だと魔術か? おう、いいじゃんお前もその籠手も。結構な一品だろそれ、見ただけで分かるぜ。1次人魔戦争期かもっと古い時代のもんだろ?
        ほっほー……お前がそこまでいうなら直接会ってもビビらせないしお前に追い掛け回されたりしなそうだな? 面白そうじゃん、度胸ある上役はいい奴だ -- リーヴ 2024-04-30 (火) 21:56:41 New
      • (掲げた拳を見てリーヴが言った言葉に目を軽く開く)…少々驚きました。触れもせずこの鎧の積み重ねた時を言い当てなさいますか。
        常よりの足運び、視線の置きどころ。只者では無いとは思っていましたが…リーヴ様も相当使われるようで(目の色が少し変わる。その意味は、彼の強さを見たい、だ)
        ふふ、怯えるかはともかく、追いかけ回すかどうかは別の話でございますね。私から見ました所、リーヴ様は女性に対し充分に紳士であらせられますが…
        こちらの生徒会のサディーク様の如く、お嬢様の腰に不適切に触れようものなら……(ミィの餌の空き缶詰を持つ。にこりと笑いリーヴを見る)
        (めきゃごぎぎぎっ、と凄い音を立てて拳が握られ、開かれた。掌の上にあったのは、鉄の塊であった)こう、でございます(再度にこり)
        -- ネル 2024-04-30 (火) 22:18:16 New
      • 目利きができねえんじゃトレジャーハンターはやっていけねえよ(どや顔)
        おう、3年生様だからよお……いやでもそれつけたままだと俺の攻撃通らなくねえか???(自信があるやらないやら指先でネルの籠手を示し)
        紳士かあ? 黙ってれば美形とはポテ子の奴が言ってたけどなあ……おん? サディークの奴なんかやらかしたのか? あのド天然貴族
        (空き缶が超圧縮された。コワイ!)
        よしよくわかった、そのメリアさん(敬称がついた!)には触らんようにしとくから落ち着け……! あいつ何やりやがった…!
        (まあ話してはみるけどな……とちょうどいいので話を切り上げて去っていった。怖がってるふりは過剰にやったなのでご安心ください) -- リーヴ 2024-04-30 (火) 22:31:27 New
      • なるほど…そういえばリーヴ様はそのような事も営んでおられましたね(納得だ、と頷く。自前でもある程度の鑑定は出来ぬと成り立たぬ、という訳だ)
        鎧を脱いでも宜しいですよ?ですが…私が鎧を着けていたとて、有効打を通せない方とも思いはしませんが(微笑む。一度、彼が戦う所を見たいものだと思いながら)
        ええやらかしました。具体的には乙女が思い悩ます部分を思うがまま操り(豊胸)それ以上にデリケートな箇所へとその魔手を…(未遂だけど、よよよ、と)
        あら、お嬢様が良しとし、不適切に触らなければよいのですよ?(にこにこ。不適切の度合い低そうだわって光景。ともあれそんなリーヴを見送って、部室の掃除に取り掛かりつつ)
        ……紳士だと思うのですけどね。あの方はどうにも…(何気ない動作。細かい所作。そこには…感じられた。自分がよく見ていたもの。隠しきれぬもの。それは、気品だ)
        -- ネル 2024-05-01 (水) 00:35:09 New
  • 常々思うのであるが……(決闘委員会の部室。諸々の作業に一区切りがついたタイミングで、そう口を開く)
    ネル殿はなぜ、常時防具を身に纏っているのであるか? 常在戦場の心構え、という訳でもあるまいし…
    でありながら、急所を守るべき胸甲を付けていないというのが…私としては不思議でならないのだ。 -- メルス 2024-04-29 (月) 18:53:17 New
    • …はい?(過去の決闘記録に目を通し、それを時系列に沿って整理し直し収める作業も大体終わり、メルスの問いに気づけば)
      ああ、いえ、その通りですよメルス様。貴方様は既に私がこの鎧を着けている理由を実に簡潔に表してくださいました。常在戦場、と。
      いざ難事となった際、その時にどこかに保管していた鎧を取りに行って身につける、では遅すぎますからね(淡々とそう言うが)
      ……胸甲なりを着けていないのは、幾つか理由がありますが…大きな所の一つとしては…そのお金がないから、ですかね…(とおいめをするのだ)
      -- ネル 2024-04-29 (月) 20:37:50 New
      • …う、うむ?(これは違うだろうと思って出した言葉が当たっていた時の気まずさ)
        念の為確認しておくのであるが、そなたメイドであるよな? メイド兼護衛であるという事だろうか…
        (その発想にすぐ至ったのは、ヴァーゼル家の執事が似たような性質を持っているからだが)…よ、予算の壁であったか…
        つまり、予算が潤沢にあった場合…全身甲冑メイドという斬新な存在が爆誕していたのであるな…(メイド要素どこいった) -- メルス 2024-04-29 (月) 20:43:12 New
      • ええ、そちらもその理解で合っております。私はメリア様のメイドであり、護衛でもあります。
        ふふ、どうにも先の事を含めするりと当ててくださる所を見るとそのような存在に馴染があられるようですね?
        (と言いながらも、仄かに苦笑を浮かべ)ですので…金銭に余裕があったとしても、全身鎧になったかは微妙な所ですね。
        流石に全てを鎧で固めた者はメイドとは言い難いでしょう?(その点についてもやはりメルスの感想通りだ)
        とはいえ…一番大きな所は私の得手が格闘でもあるため動きを阻害するような鎧は避けているというのがあるでしょうか。
        -- ネル 2024-04-29 (月) 20:54:19 New
      • (先程の予算不足という言葉が、兼任の理由を裏付けているように思えた)
        先日の決闘の時、アシェ殿に言ったヴァーゼル家の剣術指南役は、当家の執事であるゆえな(どちらかといえばチートすぎるがゆえの兼任)
        うむ、メイドとしての気品が行方不明となってしまうのである…というか常時物々しい上にガチャガチャうるさそうであるしな…
        なるほど、身軽さを満たしつつ…防具というよりは武器といった方が近い用途であるな! -- メルス 2024-04-29 (月) 21:04:20 New
      • なるほど…。私も私が少々特殊だとは思っていましたが、そのような先達の方がおられましたか。それは見習いたいものです。
        私の家系の者は、大体の者がそのような働きをしてはいましたが、似たような方はいらっしゃるものですね。先日の決闘を見るに、教えるのも上手い方と見ました。
        ああ、メイグェイ先生のような全身鎧に憧れが無いこともないのですが…ちなみにこの鎧はあまり音がしません(むふー、と自慢げ。腕鎧はほぼ無音、足鎧が少しだけ音を立てる程度か)
        そもそもとしてこの鎧は伝来のものなのですが、腕と足しか元々ありませんでしたから…私の格闘術も同じく伝来のものですので、仰る通り武器としても扱っている節があります。
        -- ネル 2024-04-29 (月) 21:14:40 New
      • いや、あれを見習うのは推奨しないのである…(首を横に振った)ネル殿は自身の道を歩む方がよかろうなのだ…
        何というか、感覚的なものを言語化するのに長けている…と言えばよいのだろうか 教わる時に理解しやすい理由は、そこであろうな
        確かに…そなたが歩く時に金属音がしていた事は殆ど無かったのである それは鎧の性質ゆえか、歩法によるものだろうか…?
        長い年月の内に他の部位が失われたか、それとも元々手足だけを覆うよう作られたのか…そう聞くと後者の方が正解であるように思えるのだっ -- メルス 2024-04-29 (月) 21:22:58 New
      • (即座にやめとけやめとけされて目をぱちくり)ふふ、メルス様がそのように仰るとは、逆に興味が湧いてきますね。優しい方でしょうか、厳しい方でしょうか。
        ふむふむ…それは素晴らしい技能ですね。私が教えるとなると、相手を殴る時は拳を腰でぐっと溜めて一気にしゅばっとしてどーんです。とでも言ってしまいそうですから(真顔)
        常から歩き方には気をつけていますが…その点においては殆どは鎧のおかげです。この鎧は神代の時代から伝わるものでして、今の技術では原理も不明な部分も多々ありますから。
        その意味では…追えるだけの来歴を追っても手足のみとの事ですので、私もメルス殿下のおっしゃる通り後者かと思われます。他の部位、あれば見てみたくはありますけど、ね。
        -- ネル 2024-04-29 (月) 21:40:42 New
      • 常人ではついてゆけぬ、化け物のような男である…ゆえに理解の範疇の外にあるのだ。妙な配慮はできるが、致命的にズレていたりするのだ…
        ぐっ、の後にしゅばっ、でどーん!であるか……(頭の中でネルが拳を繰り出す様子をイメージ)なるほど、さっぱり分からんのである!
        さらっと国宝級の品である可能性が出てきたであるが…再現不可能な技術というのは、探求心をそそるものであるな
        仮にあったとしても、使うつもりは無いのであろう?(そこまで言えば、ネルとメリアの関係性に)まったく、イストにもネル殿を見習ってほしいものである… -- メルス 2024-04-29 (月) 21:50:39 New
      • それはまた…(更に目をぱちくり)メルス様をして化け物とは。ふふ、面白い方のようです。ではいずれメルス様は、その方を完全に御せねばなりませんね。皇族として。
        (なんて少し意地悪そうな顔をして言う。伝え聞くだけでも大変そうだが、それが上に立つ者としての責務でもあろう。それに、彼ならばそれが出来そうな、そんな予感がする)
        実際、私の故郷では宝そのものの扱いではありました。ただ実用品でもありましたので、目立つ場所に飾ってほほうと眺める、などというものではありませんでしたが。
        ふふ、ですね。何か理由なりあれば違うかもしれませんが…ふむ?イスト…様、ですか?私は人にかくあらんべし、と見習われるようなものでもありませんが…(知らぬ名が出てきたので首を傾げ)
        -- ネル 2024-04-29 (月) 22:02:59 New
      • なんか今、若干私も化け物側にカテゴライズされていなかったであろうか?(困惑混じりに)忠誠心は高いゆえ、あとは行動原理を私が理解できれば…であるなー(理解したくない、的な響き)
        武具である以上、幾ら高価であっても壁に飾る絵画と同じ扱いよりかは…誰かに使われる方が本懐であろうな。
        時折、私の傍にやる気のないダークエルフが居るであろう?あれが私の従者、イストである。そなたの心構えは立派である…と私は思うが。 -- メルス 2024-04-29 (月) 22:13:37 New
      • いえいえ滅相もない。恐らくは皇族として私などよりもそのような人材の見識が広い方であろうと推察しただけです(真顔)
        …ですが、伝え聞く功績を聞く限りでは、少々つま先は踏み込んでもいそうですが。メルス様の御年で魔導器の開発など、寡聞にて私、存じ上げません。
        (ああー、と言われれば思い当たる。たまに見かけるエルフだ)……それは、少しは従者らしくあった方がよいかもしれませんね。どうにもあのお方は気怠げにしておられましたし。
        言葉遣い含めピシッとしておられないというか、殿下に対しどうも砕けた所があるというか(友人かと思っていたが、従者であるならば話は別だ、とちょっとダメ出し)
        -- ネル 2024-04-29 (月) 22:26:20 New
      • あの「杖」のことであるなら、現物を見れば少々首をひねってしまうやもしれぬのだ…何せ重量は10キロ近いのである
        そこに至る前に、というか語られていない失敗も沢山あるし……何より、私よりも兄様達の方がもっとすごいのであるぞ!バルター兄様などは10歳の頃に…(などと兄達の功績を語る自慢話が始まったが割愛!)
        まぁ、あやつの不敬は今に始まった事でないのであるが…やはりそなたから見ればダメであろうなー(そりゃそうだ、と当然の反応に頷く)
        ゆえに私も、ネル殿の在り方を知り…従者の何たるかを奴に叩き込まねばなるまいと思ったのであるっ(恐らくこれは方便だ)
        なのでこれからもあれこれ質問するやもしれぬが、宜しく頼むのである…(学園という初めての環境での、人と距離の縮め方を模索する真っ最中なのだ)
        (そうして、話を切り上げると 作業の続きに戻ったのだった) -- メルス 2024-04-29 (月) 22:39:36 New
      • それでもその失敗を乗り越えて完成したのですから、偉業と言って宜しいでしょう。ああ、多少は存じ上げております。
        バルター殿下においては私のような田舎者の地でも、学生の身にして輝かしい功績をあげたと…ええ、はい。はい、はい、ええ。
        (ワッと語られる自慢話を楽しそうに聞いていた。その内容も面白いものだったが…それを語るメルスが、年相応に幼く見え、可愛らしく思えたから)
        何も常日頃より堅苦しくあれとは申しませんが、あの様子から見るに大体いつでもあのような様子のようですね(それは困りものだ、と)
        ええ、もちろん私などでよろしければ何でもお応え致します。とはいえ…(顎に指を当て苦笑し、己の今までを思い返し)
        私も実のところ、由緒正しきメイドとは言い難いところはあるのですが。それでも、お力になれるのであれば。
        (快く頷き、その後は委員会の仕事へと戻るのだった。さて、その機会あれば、彼にどのような事を教えようか、などと思いながら)
        -- ネル 2024-04-29 (月) 23:30:57 New
  • (授業終わりに黒髪の女生徒に声をかける、傭兵教師)
    少し話がある、と言ってもすぐに済むんだが・・・前回の話、今のお前達が住んでる場所も想定してるか?
    (以前に目の前の生徒、ネルとその主メリア等が仮に襲撃された時の対策を聞かれたと判断した教師は新たに質問を投げかけたのだった) -- ジン 2024-04-28 (日) 16:31:04
    • (授業が終了し、教室を早速出ていく生徒を眺めながらノートを閉じようとしていれば、教諭からの声)
      ああ、あのお話でございますか。ええ、想定しておりますよ(当然のことのように言う。実際、少女からすれば考慮して当然のことだ)
      私はメリア様と同じアパートに住んでいるのですが…(ノートにさらさらと簡単な地図を書き、帝都の外れにある位置に点を描く)
      (ジンがその場所に気づけば疑問を覚えるかもしれない。そこは市街地であるが、スラム街から近い。お世辞にも治安が良いとは言い切れない場所だ)
      -- ネル 2024-04-28 (日) 20:09:47
      • …この場所はお前さんが提案した場所か?(メリアはひとつの部屋でいいと言っていた、ざっと眺めた地図上には二つの部屋がある以上、恐らくはそうなのだろうと結論付け疑問を浮かべる)
        (なぜか市街地の外れ、スラムに近い場所に住んでいる。仮にも主従関係がある女子二人、それなりの身分であるはずだが態々そんな場所に居を構える理由をしばし考えた)
        (ジンの脳内に出た答え、ひとつは周りに迷惑をかけないため、もうひとつはそういった不審な輩を端からおびき寄せるつもりであえてやっている場合と出たが)
        随分と無茶な事を(静かに嘆息した) -- ジン 2024-04-28 (日) 21:17:31
      • ええ、そのとおりです(そうして、彼が少し考え、その結果として漏らした言葉に、小さな苦笑を返す。その通りだとでも言いたげに)
        ……この場所は、近くのスラム街の一部を支配しているごろつきの縄張りの外です。そしてだからこそ、帝都の警備兵が多く配置されている場所でもあります。
        そのごろつきを抑え込むために、通常の市街に比べ数倍以上に。加えて…私達のアパートは、その影響か国外の外国人も多くですね。
        生活習慣も文化も違うからか、四六時中誰かが起きていて何かをしていたりしていて、完全に人が居ないということが無いのですよ。
        (そう、淡々と補足をしだした。つまりそれは)私達は裕福ではありません。私費で警備を雇うなど出来ない身分ですが…やりようはある、と思いまして(ある意味では…"周りに迷惑を"かける思考だ)
        -- ネル 2024-04-28 (日) 22:24:58
      • 眠らない街。いや、区画というのが正解か
        なるほど、予測は半分外れ、金がかからないガードマンを使ってるって事か(答えに得心が行った様子で)
        (しかし、それは同時に無辜の住民に被害が及ぶ事を指している。そして、それは彼女の主たるメリアがそれと知って良しとする訳はないはずだった)
        (それでも目の前のネルが何とか出した手段に)…お前さんも苦労してるな(と、咎める訳でもなく、教師は彼女への労いの言葉を投げかけるのだった) -- ジン 2024-04-28 (日) 22:41:17
      • ……様々な限界はありますが、その中でできるだけの事はするつもりです。他に頼らない警報装置も、簡易的なものではありますが設置していますし、
        アパートの他の部屋の方々とはきちんとご挨拶し、お互い何事か問題があれば助け合う事は約束しております。
        それに、私の想定する万が一は、普通の考えならば考えすぎの部類である事は理解しているつもりですから。
        (つまりは周りに難が及ぶ可能性もまた万が一。とはいえ…ゼロではない。その分、利己的な考えを強いているのは分かっている)
        ですので…ありがとうございます。そう言って頂ければ、幾らか救われもします(先ほど浮かべた苦笑の分、微笑みを返して言う)
        -- ネル 2024-04-28 (日) 23:07:32
      • 俺は善人じゃない。知らん奴と生徒の命を選べと言われれば後者を躊躇いなく選ぶ人間だ
        そういう選択を平気でできる人間にお前さんを咎める資格はねぇよ(と、生徒であるネルの悩みに理解を示しつつ)
        さて、特に問題はなさそうなんでそろそろ撤退するか…ああ、それとは別に(懐から紙とペンを取り出すとネルへと手渡す)
        部屋の防犯装置関係ならそいつに相談したら幾らかいい答えがもらえるかもな。じゃな
        (手渡された紙の内容は同じ教員であるベレグリエルの現住所が書かれたものと、加えて、ネルの力になってやって欲しいとの旨が書かれた紹介状だった) -- ジン 2024-04-28 (日) 23:18:03
      • (彼の言葉には、経験を感じた。それも決して安穏とした生ぬるい人生ではない、険しくも意味のある人生を送ったものの重みを)
        戰場で生きるということは、先生のような選択の連続を否応なく繰り返し続けていくということなのでしょうね…(と言っていれば、紙を渡され)
        …ふむ?防犯装置の、ですか?何分、先立つものがないもので少々困っていた所ではありますし、渡りに船ではありますが…
        (そうして彼が教室を出ていったのち、簡単に手紙の内容を確認して、ふ、と口元を緩める。そうして、大事に手紙をノートに挟んで)
        なんとも…やはり風体で損をしていますね、ジン様は(それこそスラム街のごろつきが似合う姿に似合わぬこの気遣い。勿体ない、とノートを閉じたのだった)
        -- ネル 2024-04-28 (日) 23:42:54
  •   -- 2024-04-27 (土) 00:11:08
  •   -- 2024-04-27 (土) 00:11:04
  •   -- 2024-04-26 (金) 14:42:00
    • 曇天の空、厚い灰色の雲。雨が振っている。合羽を打つ雨の音は少しうるさくて、けれどそのことはあまり気にならない。
      何故なら今は大きな馬に乗って山あいを進み、近くの街へお出かけした帰り際。使用人の仕事を初めてからしばし経ち、
      初めてもらった少し長めのお休みで、メリアといっしょに庭師につれられてたっぷりと遊んだ後だからだ。
      「ったく、子守なんぞ庭師の仕事じゃないだろう」
      忌々しげにエルフの庭師が呟いているが、少女は慣れたものだ。その事は今までのことでよくわかっているのだろう。
      この庭師は口は悪いがいい人だ。そんな顔をしている。
      今も三人乗りで少し窮屈な馬乗りも、少女とメリアに負担がかからないように気を使って馬を操っている。
      「ね、メリア様、あのおうた、すごかったですね!」
      黒髪の少女が笑顔で背中側のメリアへと楽しそうに言葉を投げかける。街の小さな歌劇場で歌を聞いた事を言っているのだ。
      その言葉にメリアが何事か返し、聞けば少女の笑顔は深まる。そんな事を繰り返して馬は山路を進んで行く。
      「そろそろかな…」
      眼の前に曲がり角、そこを曲がれば山を抜け視界が開け、ウォーノック城館が見えるはずだ。
      戻ればまた仕事だ。嫌な訳ではないが、街でメリアと遊んでいた記憶が楽しすぎてそれが終わるのが残念に思えてしまう。
      そんな少女の気持ちを汲んでくれたのか、かっぽかっぽと馬は常歩でゆっくりと角を曲がって…。
      「え」
      城館が見えた。見えたが、何かおかしい。
      山の裾野に広がる森、その拓けた一角。雨のせいで多少ぼやけて見えづらいが、違和感がある。
      目は良いほうだ。遠くからでもすぐにその原因に気づいた。植物園だ、生き生きとした緑、華やかな花が咲くそこ。
      その植物園の大半の美しかった草木は枯れてしなび、茶色の枯れた庭園となっていた。その上、
      「…ひっ」
      息を飲んだ。人が倒れている。武装したそれは伯爵の私兵だ。大量の赤い血を流しひと目で事切れているのがわかった。
      なんだ、何が起こっているのだ。半ばパニックになりながらも更に視線を移せば、"それ"が瞳に映る。
      かさぶたがひび割れたような装甲、暗く鈍い赤茶けた色をした異形の全身鎧の姿。
      同じく赤茶けた大剣を下げ、ゆっくりと城館へと歩いている。それを見た瞬間、直感する。
      本能に根ざした感覚。この世界で人たるものに等しく与えられた機能。敵なるモノ。
      濃く顕在化した黒い瘴気を纏う大柄の全身鎧が植物園を進めば、なんの作用かその背後の草木は見るまに枯れていく。
      不均一な、くすんだ灰赤をさせる鎧はよく見れば濃い錆であることが分かる。あの美しい白銀の鎧に比べ、それは何とも不吉で。
      「なんだいあれは…あんな魔族、今まで見たことも…」
      庭師が呆然と呟く。その間に、城館の方から一人の兵士が駆けてきた。剣を構え、全身鎧へと振り上げる。
      それは、少女も知っている青年だった。一度こっそりとお菓子をくれたことがある。その時の優しい声は覚えている。
      兵士の剣が、冠を備えたかのような全身鎧の兜の頭頂へと振り下ろされた。その剣の鋭さは、斬鉄をも成さんという勢いだったが、
      剣は兜をへこませることさえ叶わず、錆の表面でぴたりと止まり、全身鎧は微動だにもしない。
      それどころか、打ち据えた剣が不自然に折れた。遠すぎて分からないが、タイミング的に衝撃で折れたものではない。
      その光景を不思議に思う間もなく、全身鎧は動き無造作に大剣を振るう。兵士は成すすべもなく胴体を薙がれ、その身は二つに別れた。
      「……ああっ!」
      恐怖がこみ上げる。あんなにも、あっさりと、人が。あの優しい声が、失われた。
      無意識にメリアを後ろ手で探し、その手を取る。何かに縋りつきたくて。
      全身鎧は何事もなかったかのようにまた歩みだそうと一歩歩を進めたが、ふとそのままぴたりと止まる。
      そして…異形の全身鎧は向いた。山の方を、この異常事態を目撃した、三人の方角を。
      「………!」
      もはや言葉もない。見間違いであってくれとも思ったが、全身鎧の兜の視界穴はどう見てもこっちを向いている。
      感じる重い圧力。錯覚なのか、実際になんらかの力を向けられているのかも分からない。呼吸が止まる。
      その視界穴の奥の目など見えないのに、深い深海の底に引きずり込まれたかのような、暗く深い青い眼と瞳が合った気が、した。
      「チッ!まさか、この距離でか…!?」
      庭師が小さく舌打ちをし、片手を掲げて魔術を行使する。隠蔽魔術だ。それが功を奏したか…はたまた偶然か、
      全身鎧は何事もなかったかのように、また顔を城館に向けて足を進めていく。
      「…いいかお前ら、もう一声だってあげるんじゃないよ…!」
      小声で庭師が警告を促し、隠蔽魔術を馬ごとかけたまま馬首を翻す。今来た道、街の方向へ向けて。
      だがその警告はある意味では意味がなかった。少なくとも少女にとっては。
      何故ならばもはや少女は言葉さえ発せず、ただただガタガタとその小さな肩を震わせるしかできなかったから。
      少女に今できたことは、主であり、友人であるもうひとりの少女の手を握りしめることだけだった。
      -- 2024-04-26 (金) 14:42:13
      • 幾日が立った。庭師は少女たちを連れて街へと戻り、辺境騎士団へと事情を説明。
        ウォーノック家とは別の指揮系統を持つ騎士団は緊急事態と判断し、兵員を召集、多勢にてすぐさま城館へと向かう。
        庭師たちは街に留まるように求められたが、少女たちの強い要望により危険があれば強制帰還を条件とし渋々と同行を許可した。
        雨は、止まなかった。
        そうして騎士団とともに城館へと帰ってきた少女たちの幼い瞳に映ったのは、荒れ果てた城館の姿だった。
        危険地帯である黒の森への前線基地の役目も果たすはずの城館。それは今や見るも無惨な姿を曝け出して。
        緑成す庭園はその所々が枯れ、強固なる石造りの壁はあちこちが崩れ穴だらけになってる。
        辺りは瘴気の残り香か、すえた匂いが満ちていた。まるでそれは、黒い森で嗅いだあの匂いだ。
        そして何よりも、点々と大地に転がる、武門の一徒として強壮を誇ったはずのもはや動かぬ者たち。生の吐息なきそれが、何よりも。
        斥候によれば、くだんの錆びた全身鎧はおらず魔族の気配も無いとのこと。
        それでも慎重に騎士団は探索を進め少女を伴い城館の中へと進む。ほんの数日前まで賑やかな人の声が響いていた、
        今は雨が、崩れた屋根を打つ音だけがする城館を。見れば、打ち破られた壁や、折られた石柱の中に、
        風化したように脆くなっている石材がよく見られた。如何様にすればそんな壊し方ができるのか分からない。
        少女はぎゅう、と我が手を握る。でも、それでも、領主と父親ならばなんとかなるかもしれない。
        あの二人は強い。自分の知る誰よりも。せめて、自分たちの家族だけでも。
        か細い願いを手放さぬように手を握ったまま、不安げに辺りを探す。しかし、見つかるのは、死体。死体。死体。
        城内の探索が進み、危険が無いことが分かる。騎士団は生存者を探すため兵を散開し各所へと向かう。
        自分たちにはごく少数の兵がつき、ひとまずは待機することとなったが…少女たちには覚えがあった。
        城主の間。城館の中でも最も堅牢であり、最も守りに適している場所。そこへ避難しているものが居るかもしれない。
        だから少女たちは城主の間へ向かう。もはや痛みにも近い、胸をぎりぎりと締め付ける黒い思いを抱えて。

        そうして、そこで、少女たちは絶望を見た。

        単純に破られたではなく、崩れるように破壊された重厚な鉄扉。
        その向こうに城内のどこよりも分厚い壁が、しかし同じようにあっさりと穴を開けていた。
        部屋の威容を醸し出していたウォーノック家の家紋が刺繍された大きな旗が、切り裂かれていた。
        いつもなら煌々と灯されるはずの数々の燭台は、立っているものの方が少なかった。
        そして、部屋の中央にあったのは大きな血溜まりの中で折れた剣を片手に倒れ伏した細身の男性、父親の姿と、
        破壊された城主の座にもたれ掛かるようにして倒れる、胴体を半分無くし目の光が消えた、領主の姿だった。

        眼の前が真っ暗になった。その先のことは、覚えていない。
        -- 2024-04-26 (金) 14:42:40
  •   -- 2024-04-26 (金) 14:41:58
  •   -- 2024-04-24 (水) 23:29:22
    • 堅牢でありそれでいて優雅さを見せるウォーノック城館。その暖かな春の陽気の中に包まれる庭に一つの白いテーブル。
      「ありがとうございますっ」
      黒髪の少女がぺこりと頭を下げる。その先には優雅に優しく微笑む貴族の女性の姿がある。それは、ウォーノック伯爵夫人だ。
      「いいのよ。それは私が若い頃に身に着けてたものなの。今どきの流行りでもないから仕舞い込んでいたものだし。
       けれど…こんな形で良いのかしら?わざわざこんな事をしなくとも、私からあの子にあげても…」
      少女に長方形の箱を渡した伯爵夫人は少し不思議そうに言う。それは少女への気遣いの言葉でもあるが、少女はふりふりと首をふる。
      「いいんです。こうしたいんです」
      そう、と夫人はまた微笑み、テーブルの紅茶を口にしてそれ以上はもう何も言わなかった。
      「申し訳有りません奥様。私の娘がわがままを…ありがとうございます」
      夫人の斜め後ろに控えていた黒髪のメイド服の女性が深々と頭を下げる。その後、少女へと向き直り、やや厳しい顔を見せた。
      「ネル。明日からはあなたも見習いとしてですが正式に使用人の一人となります。奥様のご厚情に甘えず、しかと務めるように」
      「はいっ」
      母親の言葉にも勢いよく返事し、笑顔を見せて頷き、その場を去っていく。その足取りは軽く。
      -- 2024-04-24 (水) 23:30:33
      • 少女は何かを探し城館の庭を歩いていく。小さな少女の足には広いその庭を。
        しばし歩き回り、少女は庭の中でもひときわ緑が濃い一角へとたどり着く。その一角の木々や花は、そのどれもが生き生きとしていて。
        それは植物園。見事に整えられ、美しい草花が目を楽しませ、心を安らげてくれる。
        そこに、一人の深緑のローブを深く着込んでいた耳の長い女性が居た。
        その女性は一本の木に手をかかげその掌から淡い光を放っていており、どこか神秘的な雰囲気を感じてじっと見つめる。
        そうすれば少女に気づいた女性は掲げていた手を下ろし、片眉を上げてじろりと少女を見る。
        「あん?なんだお前さんは。……ああ、ファーレントの娘かい。あたしの仕事を見るのは構わないが邪魔はするんじゃないよ。
         見て楽しいもんでもないが…ウォーノックの娘もだが、酔狂なこった」
        ふん、とつまらなそうに言えばまた掌を掲げて木へと光を放ち始める。その女性は、庭師だ。
        各地を転々とし、一年ほど庭を手入れしまた別の地へと移る。それを数百年とこなし続けている、エルフの庭師。
        ウォーノックの地にも幾度となく訪れ、かつて自分が作った植物園を調整してる最中であった。
        「え、ここにあの子も来たの?」
        「ん、なんだいそっちが目当てかい。ウォーノックの娘なら園の中だ。そっちにも言ったが手入れが終わるまで草に触るんじゃないよ。
        分かったらさっさと行った行った」
        しっし、と手を振った女性に、ぺこりと頭を下げて礼をし、少女は植物園の中へと歩いていく。
        -- 2024-04-24 (水) 23:30:45
      • 「わぁ…」
        植物園の中は、季節の花で咲き乱れていた。黄色、赤、紫、城、様々な種類の、大小さまざまな花弁が辺りを彩っている。
        その美しい道のどこを見ればいいのか視線をあちこちに彷徨わせて足取りも怪しく歩いていれば、その先に、あの子がいた。
        「メリアっ」
        一声かけてとてとてと近づいていく。その薄桃色の髪は、華やかな花に包まれたこの場所でもひときわ綺麗に見えた。
        そして、振り向いて見せてくれた、その笑顔はもっと、もっと。
        「あのね、わたしね、明日からあなたのおうちの使用人になるの。だからちょっと遊べなくなっちゃうけど…」
        母親が見たら目を吊り上げそうな敬語の抜けた言葉遣いでそんな事を話し出す。あの日から時折会い、一緒に遊んだ。
        使用人ではないひとりの友達として。そんな友人へ、その手に箱を抱えたままで。
        その箱の品は、これからの使用人としての給金を当分の間、前借りして夫人から買い取ったものであること。
        今は使えないかもしれないが、いずれ使って欲しいということ。できれば受け取ってほしいということ。
        そんなことを矢継ぎ早に言って、どきどきしながら、ん、と箱を差し出す。
        桃色の髪の少女は、その箱を受取り、開ける。そこにあったのは、髪飾り。
        銀色の、自分の瞳に似た色の宝石がはめ込めれた、カチューシャ。
        もちろん、眼の前の少女がつけるには大きすぎる。それでもその輝きは陽光を受けて煌めいて。
        「これが、いまのわたしにできるせいいっぱいだと、思ったから。あの時は……ありがとう」
        小さな胸に手を当てて、小さな頭をぺこりと下げる。目一杯の感謝の気持ちを込めて。
        しばし頭を下げて、上げ、ふう、と息をする。大仕事を終えた時のような、一区切りをつける息を。
        「そして、これからもよろしくおねがいいたしますね」
        まだ使用人の制服はもらっていないけれど、いつも着ている冴えない服だけれど。
        できるだけ優雅に見えるように、母親がしていたように真似をして。
        「わたしのごしゅじんさま」
        スカートをつまみ、左右にひらいて、膝を曲げ。たどたどしいカーテシーを。笑顔で。
        -- 2024-04-24 (水) 23:31:10
  •   -- 2024-04-24 (水) 23:29:19
  •   -- 2024-04-22 (月) 00:06:45
    • 今日はいい天気だ。空は青く澄み渡っていて、小島のような白い雲がゆっくりと流れている。
      最近親にお願いされるようになった薬草取り用のバスケットを片手に、一人の童女がそんな空を見上げていた。
      「…あ、いけない。おしごとしないと」
      しばし空を見上げたあとそう呟いたのは年の頃5,6歳ほどに見える黒髪の幼い少女。
      木漏れ日を落とす林の中で、大きな石の根本を探り、茂みの中へ入り込んで薬草を摘んで籠へと納めている。
      「これは…だいじょうぶな草。これは……たぶんダメなやつ」
      摘んではじぃと草を睨んで若干あやしい選別を行いながらも少しずつ籠の中は埋まっていく、
      そのペースは分かるものであれば案外早いものだということが分かるだろう。
      「ふふ、きょうははやく終わるかも。そしたらおひるねして、おうたをうたって…」
      運が良い。今日はいつもより多く目的の薬草が発見できる。それとももしや自分は薬草取りの才能があったのでは。
      これなら仕事もすぐに終わり遊ぶことができる。もしかすれば大人に褒めてもらえさえするかも。
      そんなことを思いながら笑顔で少女は林の中を進んでいく。時折しゃがみ込み、薬草を摘み、また奥へ。
      ごきげんな証に鼻歌まで歌っている。調子外れの、でも楽しそうな歌を携え、歩みは軽く。
      -- 2024-04-23 (火) 22:11:23
      • そんな鼻歌が響かなくなったのは、しばらくの後のことだった。
        「………ここ、どこ?」
        辺りをきょろきょろと見回す。薄暗い周囲、木の香りとも違う少しすえた匂い。
        土の感触もわずかに違う気がする。しっかりとした硬い土でも、ふかふかの腐葉土でもなく、
        粘りのある湿り気を含み、足裏が沈み込むような嫌な感触の地面。そして、何よりも暗緑色をした葉が大きく…
        晴れやかだったはずの天を塞ぐかのような高く暗く黒い野太い木々が、少女を囲んでいた。
        「も、もしかして…」
        不安げな声。いつのまにか辺りの様子が様変わりしていた。そしてその風景の特徴は。
        「ここ、くろのもり…?」
        大人たちから決して足を踏み入れるなと口を酸っぱくして言われていた場所。ここはまさにその禁足地だ。
        慌てて来た場所を戻ろうとするも、分からない。当然だろう、幼い子どもの注意力はすべて薬草を見つける事に注がれていた。
        下手にお手柄に集中し道なき道を無造作に歩んできた結果として、少女は帰る道を見失った。
        「………ふぇ…ぇ………」
        少女の顔がくしゃりと崩れそうになる。やってしまった。その事にようやく気づいた。
        自分が今居る場所、黒の森は危険な場所だと半分聞き流していても耳にタコができそうな程聞かされていた。
        実感としてもとても落ち着けるような場所ではないのも分かる。泣きたい。瞳に涙がたまる。
        「うう………んっ…」
        だけど、我慢した。わたしは赤ちゃんじゃない。泣いてもこの状況ではなんにもならないことくらいは分かる。
        とはいえ、何をすればいいかは分からない。分からないなりに、来たと思わしき方向へ帰ろうと歩を進めた、その時。
        「……っ!」
        視線の先に、獣が居た。
        -- 2024-04-23 (火) 22:11:38
      • どうにか声は上げなかった。自分を褒めたいと思う。
        少し離れた場所に居たのは、狼だ。大きな大きな、自分の頭など飲み込んでしまいそうな広い口の、暗い毛皮の色をした狼。
        大人にしてみればそこまで大きな狼ではないのかもしれない。けれど不安に潰されそうになっていた少女にとって、
        突然現れた差し迫った脅威である狼は、実際以上に大きく、そして恐ろしく見えた。
        だから、初めて見る狼を見つけ、少女はいきなり無我夢中で狼と逆方向にばたばたと走り出してしまった。
        「わわ…わわわっ!」
        さっき上げなかった悲鳴も上げてしまう。そんな騒がしい生き物…すなわち活きの良い獲物がいれば、狼も気づかぬ訳がない。
        少女とは対象的に音も立てず狼は滑るように走り出す。その口端から早くもよだれを垂らしながら。
        「やだやだやだ!やだよぅ!」
        起伏があり単純に走りづらく、更には薄暗い森の中を必死に少女は走る。前を向いて走りながらも恐怖に負けて時折振り返り、
        そのたびに彼我の距離差が無常にも縮まっているのを理解してしまい、恐怖は倍増していく。
        我慢できていた涙はもう既にこぼれる所か、溢れて頬を濡らしているが、そんなことを気にする余裕もない。
        このままではそう遠くない内に狼のあぎとは少女を捕らえるだろう。だがそれよりもだいぶ早く、
        「…あっ!」
        膨れ上がる恐怖によってろくに見えもしなかった膨らんだ木の根に足が引っかかった。
        少女は盛大に転げ、大きく身を投げだして嫌な匂いのする黒ずんだ土の地面へと倒れ込む。服が土にまみれ汚れる。
        「はぁっ、はぁっ……痛っ」
        強制的に止まったことで半ば止めていた呼吸を荒々しく再開したが、強い痛みがそれを邪魔する。足首からの痛みだ。
        ずきずきと痛みを訴えるそれは、同時に立って逃げることさえも出来なくなった事を教えた。
        周囲の木々に負けぬような真っ黒な感情が胸に立ち込める。走ったことによるものとは違う意味の汗をかく。
        吐きそうになる。嫌だ、怖い。這いずって僅かでも離れようとする。嫌だ、噛まれるのは怖い。食べられるのは嫌だ。
        何か、枝でも、武器になるものを。そう思い地面に倒れながらも周囲を見るも、そんなものはない。
        悔しそうにどろどろの顔を歪める。よしんば手頃な枝があったとしても、なんだというのだ。枝を持ったとて大差はない。
        「なんで、なんでこんな…やめてよぅ……」
        …わたしは弱い。もしあったのが枝でなくナイフ、いや剣だったとしても意味はないと思う。切れる気がしない。
        魔術なら?そもそも使えない。習っても使えそうにない。今すぐ足が治ったとしてもわたしののろまな足じゃ結局追いつかれる。
        狼ではなく、自分自身の脆弱さが嫌になってくる。なんてこの足は脆く、なんてこの腕は細いのだろう。
        悔しさと恐れをないまぜに溢れさせながら、首を傾け背後を見れば、もうそこには、狼の姿が。
        遠くで見たときよりもその姿はとても大きく見え、対して自分はちっぽけだと思った。
        狼はぐるる、と唸り声を鳴らしている。もしくは歓喜の声かもしれない。少女と違い息を荒げもせず、
        あとひとっ飛びで食いつける距離を確実にするためか、余裕をもって僅かに近寄ってくる。
        もうダメだ。そう思った。あの鋭い白い牙で食われてしまうのだ、と思った。目はつぶれなかった。
        目をつぶって暗闇のまま食べられてしまう方が怖いと思ったから。でも、それでも、ただ食べられるのも嫌だ。
        弱いままの自分で終わりたくない。汚く傷ついた身だとしてもそれではみじめすぎるではないか。
        地べたに這い、見開いた目から涙をぼろぼろこぼしながらも、なんとか投げつけるための土を握った。
        意味のないささやかな反抗。結果は大して変わらないだろう。だとしても。
        そうして、土を投げようと僅かに身体を起き上がらせ、
        眼の前に、ふわりと、薄桃色の後ろ髪と、小さな背中が立ちはだかった。
        -- 2024-04-23 (火) 22:11:58
  •   -- 2024-04-22 (月) 00:06:41
  •   -- 2024-04-22 (月) 00:06:39
    • さて、手直しは必要でしょうがひとまずはこのような所ですか。
      なお、私とメリア様は、私が大よその所の設定担当、絵がメリア様担当となっております。感謝を。 -- ネル 2024-04-22 (月) 00:11:16
      • お嬢さん、企画名前とリンクが間違えてるよ -- 2024-04-22 (月) 00:15:18
      • そういう方面での手直しが必要だとは思っておりませんでした……!(がくり)
        申し訳ありません名も無き方、ご厚意有り難く修正させていただきました(ふきふきかきかき) -- ネル 2024-04-22 (月) 00:19:06
  •   -- 2024-04-23 (火) 22:09:18
    • (新聞を読んでによによ)ふふふ時代はゴリラにも美が見出される時代ですよふふふゴリかわ…
      (なんか響き的に五里川さんって人の名前みたいだなと思いながらもによによ。あと新入生多ぉい…) -- ネル 2024-04-28 (日) 00:57:36
  • 予測が有っているかどうかは不明! -- ジン 2024-04-28 (日) 21:18:04
    • ある意味では合ってて間違ってるというところなのですが、ちょっとすいません色々並行しすぎて追いついてなく猫探しでやらかしてるので
      申し訳ありませんひとまずこちらはひとまずのんびりでお願いいたします!(ぺこぺこしてるメイド。4並行はちと無茶あった) -- ネル 2024-04-28 (日) 21:44:00
      • 大丈夫!のんびり行きましょう! -- ジン 2024-04-28 (日) 22:41:33
      • ありがとうございましたジン様(ふかぶか)
        そして神田川四畳半アパートみたいなつつましい二人暮らし程度にしか思っていなかったアパート周りの状況がどんどん凄いことになっていく…! -- ネル 2024-04-28 (日) 23:45:39
      • しかし…猫探しのケットシーが…決闘…ケットシーが、けっとー……まさか、ええ、まさかですよね(笑みをこらえるメイド) -- ネル 2024-04-28 (日) 23:49:18
  •   -- 2024-05-01 (水) 00:51:46 New
    • そしてすいませんルミナ先生そろそろ寝させて頂きます(ぺこり)
      あとこの悪神の話はまだ名簿にも話もしてない私固有の設定なので知らないのが当然であり(名前も考えてぬぇ。名前言った方がオリ悪神って分かりやすいのに!)
      しかも固まってない所いっぱいでこれは若干無茶ぶったなと思ったのでごめんぬの謝罪もしておきつつおやすみなさい(スヤァ) -- ネル 2024-05-02 (木) 03:12:25 New
      • いいんだ…楽しければいいんだ…こんなド深夜までお付き合いいただきありがとう…!
        ゆっくり休んでね…(お布団かける -- ルミナ 2024-05-02 (木) 03:27:06 New
      • ふふふこれは悪神の事を話せてよかったよの合図ですよ。わぁ凄いタイムリーにルミナ先生がいらっしゃった!
        と思って嬉々として話してたのでこちらこそ、です(ありがとうのカーテシー) -- ネル 2024-05-03 (金) 01:03:17 New
    • そしてどうにもダンジョンアタックの後に酒場に戻る、という様式に慣れていないせいで
      ダンジョン終わったら移動するというのに毎回気づくのが遅れますね…次回機会あれば気をつけましょう
      (ほしいアイテムあったらもらい逃しそうだし!という顔) -- ネル 2024-05-03 (金) 01:04:39 New
    • 猫騒動の新聞が素晴らしい…!きちんと全体を分かりやすく紙面にまとめるという本来の新聞としての機能を果たす事もさることながら、
      参加したメンバーがポテチ様から見てどんな事をしていたというポイントを余すこと無く描き、そして何よりも挿絵が臨場感を増しています。
      一点だけでも素晴らしいのにしかもそれが二点!いやぁこれは学園紙に留めるには勿体ない、帝都紙、いや全国紙にすべきですね(うんうんと頷く男爵とミンミちょおかわいいって顔) -- ネル 2024-05-04 (土) 00:26:21 New!
    • 時間中々にかけてしまいましたなぁ!こんなところで〆てしまいますぞ!まぁまぁ夜更かし失礼!
      よもやプレゼントでも後で送りつけるぐらいで終わりましょうやと思っていたら…恐ろしい女でありますなぁ!キィキィ…… -- ヒョリミ 2024-05-04 (土) 01:39:03 New!
      • いえいえ大丈夫ですよわぁいご褒美だ掃除用具を買っていただきましょうあんまり掃除用具の趣味活かせておりませんし!と思っていたら
        ふと首の毛けっこう量がおおそうですね…と気づいてしまったのが運の尽き(にこにこ)
        実用しないのも勿体ないので、多分たまには使いますがお気に入りのホウキとして大事にとっておくことでしょう。
        ついでに素手も出してないな、というのもありましたのでその意味でも色々と感謝です!〆もありがとうございましたっ。
        (きっと切ってる間、ずぼっと手を入れてもふりたい…ちょうもふりたい…と思いながら我慢していたであろうメイドがカーテシーしながらスヤァ) -- ネル 2024-05-04 (土) 01:47:26 New!

Last-modified: 2024-05-04 Sat 01:47:26 JST (7h)