企画/ゴルロア聖杯戦争/4期




 

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  • 200年度 告知掲示板
    • 進行イベント 告知
      • ● 仕様変更のお知らせ ●
        探索系施設を利用される場合、事前に予約を行ってください
        予約時間の応じて運営側が待機いたします
      •  
      • ● 3rd.Chapter 猶予期間 ●
        10/17~10/21
        3rd.Chapterだけ予定を変更しまして、帰還後より決戦期間へと入ります
      •  
      • ● 3rd.Chapter 決戦期間 ●
        10/21~10/22(10/23)
        3rd.Chapterだけ予定を変更しまして、帰還後より決戦期間へと入ります
      •  
      • ● Last.Chapter 序幕 ●
        10/23 21:00~(予定)
        迷宮の内部と集会場にて同時イベントが行われます
        迷宮内は勝ち残った4組、集会場には脱落したマスターの方々にお集まりいただきます
      •  
      • 運営かわったり仕様かわったりしてますのでここにもかきます -- 運営代行 2011-10-25 (火) 20:27:27
      • 決勝組の扱いについて
        現在決戦イベント中です。合同での話し合いにはこちらをご利用くださいませ -- 運営代行 2011-11-08 (火) 22:47:05
      • 敗退組の扱いについて
        敗退組の皆さんにはシスター率いる複製軍団と聖杯簒奪を目論む教会と戦っていただきました。お疲れ様でした!
        塔は爆破されていますが別時間軸扱いでサーヴァント復活イベントをしていただいても構いません。
        エネミーの複製サーヴァントについて
        出して欲しくない人たちもいるので運営側では出しません。参加者が各々で処理してください。自分の複製のRPなんだから自分でやろうね!!!
        サーヴァントの復活について
        各ペア自由でいいです。相方と相談しつつ復活したい方は復活してください
        無論復活せずに消えてもOK。ラストイベント期間中だけ復活でもOK。ペアで相談の上ご自由にどうぞ
        復活の理由ですが、聖杯の力でどうこうとかまで指定しないので、理由は各々が勝手につけてください。黒歴史大好きなこやすならいくらでもできるだろ!!
        聖杯終わった後の扱いもそれぞれ自由にしてください、原作も終わってから次の戦争開催までずっと生き残ってる図太い金ピカとかいますし
        GMのイベントと時間あわねぇよ死ね
        うるせぇ一人遊びしろ、もしくは他のペアとイベントしろ
        再世の塔を利用する際に
        GM欲しい場合はまず相談室へどうぞ。イベントをしたい当日に言っていただいても構いませんが、予定がわかっている場合は事前にご連絡いただけると嬉しいです。
        サーヴァント復活等のイベントを自分達で進めたい場合は、どの階層も好きな時間に好きなように使っていただいて構いません。
        ※塔の中の場所はいくらでも増やせますので場所が足りない場合は遠慮なく言って下さい。 -- 運営代行 2011-11-08 (火) 22:47:05
      • 最終決戦の時間軸について
        今回、最も多くの参加者の頭を悩ませている問題です。
        これには現運営陣も、同じ思いを抱いております。
        曖昧なままに進行して頂くのが此方の理想ではありますが
        それでは皆様に多大な負担を強いることになるでしょう。
        故に、一定の指針として塔が立ち、宣戦布告から数日後という舞台背景を提示させて頂きます。
        また、前運営である企画者から200年12月終了までという話が
        以前のイベントで発表されました。
        我々はこの二つを照らし合わせた上で、進行、運営させて頂きます。
        勿論、物語の締めを、我々は強要は致しません。
        今回の発表については、以上とさせて頂きます。
        質問等御座いましたら、相談室までお問い合わせください。 -- 運営代行2 2011-10-27 (木) 22:14:30
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  決 戦 相 談 室 Edit


解説
聖杯戦争の要である決戦、ここではその相談について話し合うことができます
編集:聖杯戦争/運営/決戦相談室  差分:聖杯戦争/運営/決戦相談室

 
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  • - 決戦相談室 -
    • 告知
    • - 相談室 -
      • おそらくはマスターがもうひと発言。それで舞台装置は役目を終えるかと… お疲れ様でした -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 22:25:46
      • あとベルちゃんキフィうほむんさんあたりはマスター剣馬が気を利かせて脱出させてくれてると信じる
        階段の影あたりからこちらを覗ってるとか信じない -- 赤せばー 2011-11-10 (木) 22:26:59
      • そこは、何とか……忘れられてたとして、ご都合主義的にでも、脱出するので、きっと大丈夫…… -- ベル 2011-11-10 (木) 22:43:43
      • ベルちゃん背負ってみんなで出ていく動作も入れておこうかと思ってたけど、他の人がどうするか分かんなかったから入れなかったという。
        まぁさすがに残ってないんじゃないかな。野暮な真似はしませんってははは(だが●RECする) -- 剣馬 2011-11-10 (木) 23:24:08
      • 今日はもう、マスターが脱出コメントするだけになりそうです。脱出後はもう個人イベントになりそうなのですが、うちのペアとまだ何かしたいという方はいらっしゃいますでしょうかー -- 赤せばー 2011-11-10 (木) 23:36:23
      • (((( ╹H╹)))) -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 23:37:45
      • マスターが… つわり?
        脱出コメ難産なのと関係があるのなら言葉にして言って下さいね。話し合いませう -- 赤せばー 2011-11-11 (金) 00:07:50
      • (やっぱり動く前にお風呂はいると完全にスイッチがオフに…じゃなくて)
        (ここまでで結構綺麗にしまってるので、また緊張感ないのをだばぁするまで結構かかっちゃってるな…って) -- qst075505.png 2011-11-11 (金) 00:12:33
      • そこでなんでつわりなんです!! -- http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075305.png 2011-11-11 (金) 00:13:04
      • はい、ひっひっふー……ひっひっふー……
        と言うのは、置いといて、多分、次にそちらと話す事が、あったら……その時は、願いについて、ですから……後は、二人の世界を、見守ります…… -- ベル 2011-11-11 (金) 00:13:26
      • 前のツリーで言っていたように、いちおう自分の発言を最後にしても舞台下りられるように纏めたつもりですんで
        無理に発言することは無いんですよ? 個人イベントに移行しましょうか? -- 赤せばー 2011-11-11 (金) 00:18:46
      • ただいまですよ(のそのそ)どうなりましたー? -- 名簿/461398 2011-11-11 (金) 00:23:49
      • イワシ復活! -- qst075505.png 2011-11-11 (金) 00:26:06
      • 今夜は赤わんこデレまくり!きら☆りんタイムと聞いてやってきたアルム・アルムニィアさん(17) -- 名簿/461398 2011-11-11 (金) 00:28:21
      • え? (デレ袋と書かれた紙袋を逆さにして振っているわんこ) -- 赤せばー 2011-11-11 (金) 00:29:33
      • あ、あとマスター。緊張感無いのはそれはそれでいいのですが締めてくださいね。これ以上舞台装置占拠は気が引けます… -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-11 (金) 00:36:45
      • ちゃんと脱出確定までいれて締めました!! -- qst075505.png 2011-11-11 (金) 00:41:45
      • ほめ… なくていいです。なぜかじかんちょうかかったですし… -- qst075505.png 2011-11-11 (金) 00:45:13
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075505.png →(進化)→ http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075576.png 
        エピローグタイムです? -- 名簿/461398 2011-11-11 (金) 00:45:40
      • 対応!? -- Σqst075576.png 2011-11-11 (金) 00:48:02
      • 誉めますよ。お疲れ様ですマスター(なでなで)
        さて、表舞台を去りますが… 重ねて、あとはもうペア内輪で進めて構いませんかね?
        おそらくは季來ペアと話すラストチャンスです -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-11 (金) 00:48:51
      • ぁ、個ペアえぴろーぐはいりぐちつかうのとだんざいさんちつかうのどっちにしまうでうー?
        出だしから回想なので個人名簿向けだとは思いますですケド -- qst075576.png 2011-11-11 (金) 00:55:36
      • ウチでいいならウチで… ろくに出歩かなかったんで聖杯イベント専用みたいになってますし
        舞台は下りたいですし、さばずし -- 赤せばー 2011-11-11 (金) 00:59:56
      • じゃ、ぶたいはおりましょう です --
        qst075576.png
        川川
        2011-11-11 (金) 01:11:11
      • それではどちら様も… 当ペアを優しく見守って頂きまして感謝の限りです
        ありがとうございました。以後なにかご連絡やメタ駄弁り等ありましたら「きらぱに」までどうぞ (脱兎のごとく逃走わんこ) -- 聖杯/緋の断罪人2011-11-11 (金) 01:13:22
      • アイコンまで髪の毛伸びてるだと!?個人の締めはうちのわんこの所でスタートするのだ!
        しかしまぁ、ちゃんと綺麗に終われて良かった。……ともかく一ヶ月とちょっとの間楽しかったよ!お疲れ様と有りがとうをこの場で言っておこう!また機会があれば遊ぼうな! -- 剣馬 2011-11-11 (金) 01:34:25
      • 私もイベントCG全部入れ終わったら名簿を締めましょう…
        長い長い間ありがとうございました、楽しかったです 超楽しかったです また、機会があれば… -- 名簿/461398 2011-11-11 (金) 01:38:02
      • CGて って思わず思っちゃったのでイベント絵、イベント絵です -- 名簿/461398 2011-11-11 (金) 01:38:30
      • わたしも決戦シーンに2枚くらいいれたいです… -- zzqst075576.png 2011-11-11 (金) 01:38:47
      • (ますたー、寝いなら寝いでいいので「きらぱに」にも一言…)
        (どっかでやっぱ打ち上げとかやりたいわふん…) -- こっそりわんこ 2011-11-11 (金) 01:40:44
  • - おねがい☆相談室 -
    • 告知
      • ベルバーサーカー:分断済み(第一階層
        剣馬セイバー:分断済み(第二階層
        アルムアサシン:分断済み(第三階層
        季來セイバー:(最上階
      • 他ペア等、合流歓迎になりました -- 2011-11-09 (水) 04:15:18
      • 聖杯の願いは、私とカインさんで1回ずつということになりました。
        私たちの無駄遣いに、ご期待しないでください!! -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 04:14:05
    • - 相談室 -
      • おもむろにうえかえ -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 03:13:05
      • 安心の髪の毛ガード!!DVDでは加筆修正されます! -- 剣馬 2011-11-10 (木) 03:14:09
      • なんでかみのびたのかって? かみがたかえたいからです -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 03:16:03
      • 聖杯はいつの時代のマスターを「再生」したんだろう。髪長かったことあったんです? -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 03:19:04
      • (ものたりないからやっぱりハウスをもってくる) -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 03:19:11
      • 伸ばしてた時期はありますけど、あそこまでは伸ばしてないです。
        単純に、「シミュレートしたらなんかこんなんなりました」って感じかと -- 季來 2011-11-10 (木) 03:20:20
      • そして左右の癖っ毛は伸ばしすぎると自重で他の髪と合流しますです…
        このままだと、ぽてっと床に倒れちゃうので。だんざいさんアクションあったら新しい子ツリーどうぞです
        なかったらじぶんでやるますです -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 03:24:22
      • 褒め称えますんで倒れるの少し待ってください -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 03:31:06
      • 称えました。が、同じツリーというか枝でやってますね。不都合です? -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 03:32:24
      • ん… 決戦ツリーがなっがーくなったのを鑑みて、少しくらいメリハリがつくかなと思ったんですケド
        このままでもいいです!このさい! -- 季來 2011-11-10 (木) 03:39:01
      • ……とゆか倒れさせるんです!? -- Σ qst075505.png 2011-11-10 (木) 03:41:28
      • いえ、別に倒れなくても。ただ現状ささえるようなアクションしてないので
        そのままマスター然としてキリッと立っててもらって問題ないですよ。どうでも倒れる流れなら次で受け止めますが、今の状態もわりと絵になるかとおもてますわふん -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 03:46:59
      • あと、ロダでラスボスとか言ってるから誰かに倒されるかもしれませんわふん -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 03:49:26
      • さよう -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 03:52:35
      • では自分は中ボスわふん -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 03:57:48
      • ぅあ4じです?! じゃ、じゃあ!塔が崩壊するそうですので、早く脱出してしまいましょうです!!! -- Σqst075505.png 2011-11-10 (木) 04:07:59
      • きらぱにで言ってたリミット過ぎたので申し訳ないですが休ませてもらいます。今日はお昼寝してないから限界で…(ばったり) -- qst075479.png 2011-11-10 (木) 04:08:46
      • ごめんなさいです… -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 04:09:44
      • 明日日中にレスできればと思いますんで、どのへんまで進めればいいかと聖杯が今どうなってるのか、どうするのかを書いといていただければたすかりますわふ…(消滅) -- 2011-11-10 (木) 04:12:44
      • あ、聖杯はぽてふわーんと落ちてくると思うので、ひろってくださいです。
        あと1回分の願いを消化するパワーがチャージされているかとなので、
        それにきっとタワーは中枢抜かれて崩れるから、脱出推奨ですので、
        解散気味に場所を移して、集会場とか入り口とかであと一回使っちゃうのはどうでしょう、どうでしょうって寝てる人に聞きますです -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 04:18:31
      • とゆか、中枢が力を失ったらサーヴァントも現界マジ現界だとおもうので場所を変えたいなって… -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 04:22:04
      • (契約は「聖杯の前まで護衛」だったから塔と共に消えるつもりだったわんこ) -- Σqst075479.png 2011-11-10 (木) 17:09:21
      • うちら二人して打ち合わせ不足だと痛感するわふ… あるむんくるすさんところなんてペアコメ見たらストーリー全部わかるって言われるくらいなのに
        まあ、よそはよそ。うちらはうちららしく行きましょうかー -- 赤せばー 2011-11-10 (木) 17:11:25
      • 服拾って着せてる間もないということですね。わかりましたわふん
        半裸抱えて塔を駆け下りるわふん。まるで人攫いわふん -- 赤せばー 2011-11-10 (木) 17:19:29
      • 聖杯も回収して、これで場面転換もできなくはないかな… というところまで流しましたわふん -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 17:20:19
      • これで塔は締めて場所を変えるか、もうひと発言してマスターが締めるか… お任せするわふん -- 赤せばー 2011-11-10 (木) 17:20:46
      • (ごめんねますたーがアドリブ大好きだからって…) -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 18:11:25
    • - わんこハウス -
      • (おすわり待機中) -- 赤せばー
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075542.png (ひよこサブレの差し入れ) -- 2011-11-08 (火) 00:17:18
      • ! わふん!? (ひよこ、…ひよこ!?) -- (しっぽパタパタするわんこ) 2011-11-08 (火) 00:19:20
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075550.png (今夜は骨付き肉も) -- 2011-11-08 (火) 18:23:18
      • なんか豪勢わふん!? …最後の晩餐わふん? (っきゅーん) -- 赤せばー 2011-11-08 (火) 19:40:08
      • ちなみに、ひよこモチーフのハートサブレはカインの心わしづかみアイテムわふん。ぺろり完食わふん -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-08 (火) 19:42:29

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第 一 回 戦 : - 199AM/クレア vs ヴィリディス - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・  差分:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・

 
お名前:
  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 一 回 戦:最終局面 -
  • (長剣がライダーの胸に向かい、一直線に落ちていったのを見る)
    まずは一回戦…(頬の汗をぬぐう)
    一回殺されたのが利いているな…(掌を見る 小さく震えている だが)
    僕の力はこちらのサーヴァントにも通用する(ふふ…と小さく笑うと、そこで緊張の糸が途切れる)

    (魔力が枯渇したのだ)

    (足場の指先が崩れ、直立の姿勢のまま自由落下を始める)
    (巨大な淫魔は腕、肩、髪と、まるでペーパークラフトを燃やすように黒ずんでぼろぼろに崩れ去り、ふわふわと巻き上がる)
    (周囲を覆う蔦もまた、静かに灰になり、消失してゆく 世界が崩れていく)
    (繋がった夢はまた個々の元に帰り、夜明けの訪れとともに朝露がごとく落ちて消えるだろう)
    (ロードオブライフの纏うドレスも落下とともに剥がれ消える)
    (ゆかに着地するころには、普段のパーカー姿へと戻っていた)

    (ライダーの墓標めいて突きたてられた長剣も、決闘広場の空気に溶け落ちるように、消えていった)
    -- 吸精公主 2011-10-15 (土) 00:52:03
    • (左腕に並ぶリング、一番上をなでれば、溝が完全にずれているのが感じ取れる 魔力も完全に消えて袖を走るエネルギーラインもみえない)
      (この聖杯はとれる…! かつての勝利と同じ手ごたえを感じる これならば、他のサーヴァントもなぎ払い、願いを叶えられる)
      (今度こそお母さんに…人間に…!)
      (ちらりと敵のマスターを一瞥する 距離から表情を読み取ることはできないが、きっとかつて自分が倒してきたマスターと同じように、絶望の表情を浮かべているのだろう)
      (気にも留めず、きびすを返す)
      -- ヴィー 2011-10-15 (土) 00:52:23
    • ・・・どこへ・・・行くのですか・・・?(ゆらり、と幽鬼の如く立ち上がる。)
      ・・・まだ、勝負は付いていません。(よろよろと立ち上がる。肩口に傷を負ってるものの、五体は満足。)
      ・・・あなたの敗因は、自らの力を過信したこと。そして・・・(剣を構え、魔力が胎動する。底をつきかけてた魔力があふれ出し、体を満たす。これは、マスターから魔力供給が全開になったことを示す。)
      その手で・・・止めを確認しなかったこと!(戦闘続行。要するに彼女は、諦めが悪いのだ。) -- ライダー 2011-10-15 (土) 01:09:20
    • (あの瞬間。本当に無意識ではあるが、ライダーは身を捩り、僅かな隙間で、長剣を避けていたのだ。)
      今のあなたは、もうただの魔力が空っぽなマスターに過ぎません。ですが・・・。(体から剣へ、魔力が流れ込み―――)
      その身に刻みなさい・・・!(烈風の如く、ヴィーに突撃し、剣を振り上げる!) -- ライダー 2011-10-15 (土) 01:16:33
    • (見ていた、剣がライダーの体を貫こうとしたその刹那、僅かに体を逸らしたのを)
      阿呆がッ!…と叫ぶ暇も無くアリエルは駆けた。勝利を確信し、こちらに笑みを向けてくるヴィリディス、いや、リ・リンの元へ)
      (ライダーの踏み込みは確かに疾い…しかしそれは所詮ライダーで、しかも手負いの身である。相対するのがセイバーやランサーら三騎士であったら、ただの悪あがきで終わっただろうに)
      (しかしアリエルは女王(Queen)。それ単体では最もか弱いサーヴァントであり…マスターの魔力が尽きかけている今、騎士を喚ぶ事も出来ない)

      (間延びした時間の中…自分の足の遅さと油断したマスターに歯噛みしながら、アリエルは全力でその両の足を動かす)
      (あと………3歩、ライダーが先にたどり着く………2歩、剣の切っ先を振り上げ………あと1歩、無防備なヴィリディスの背中へと)
      (足掻く。足掻く。足掻いてその手を伸ばす。視界の中には銀の軌跡を描きながら振り下ろされるライダーの剣と己の右手)
      (ゆっくりゆっくりとヴィリディスの体に剣と右手が近づいていき………そして、僅かに早くアリエルの右腕がパーカーを掴んだ!)
      (渾身の力を込めて右腕が引かれる。ヴィリディスの体は床に投げ出され、それと入れ替わるようアリエルの体がライダーの描く銀の軌跡の中へと飛び込む)
      -- アリエル 2011-10-15 (土) 06:48:57
    • ・・・!(剣がまさに到達する直前で入れ替わる二人。だが、彼女は迷わない。)
      神技!(アリエルの体を逆袈裟に切りつけ、彼女は宝具の真名を叫ぶ。)
      魔を撃ち滅ぼす神の槍!(ニーベルン・ヴァレスティ)(続けて二度、三度、四度と斬撃を繰り出しアリエルの体を打ち上げる。) -- ライダー 2011-10-15 (土) 20:25:22
    • ザシュッ!ザシュッ!ザシュウ!(打ち上がった彼女の体を、地面から生まれた3本の神槍が貫く。)
      はっ!(掛け声とともに、上空へ浮かび上がり、背中から伸びる白い翼が翻る。天に翳した手から、さらに一本。新たな神槍が生まれ―――)
      その魂、浄化します・・・!(エーテルが槍にまとわりつき、不死鳥を思わせるオーラを纏い)
      ヒュゴゥ!(アリエルに向かって撃ち出される。そのスピードはまさに神速。)
      ズシャァア!(神槍は彼女を貫き)
      ドッグォォォォン!(エーテルの光の球となり、大爆発を起こす!) -- ライダー 2011-10-15 (土) 20:34:22
    • (新雪のような肌にぶつりと赤い線が走り、真紅の液体が噴出す。薄れようとする意識を強引に繋ぎとめ、アリエルは吼えた)
      ………っ、往生際の悪さがッ(左手に握られた宝剣を振るい、続けざまに襲い来る斬撃をどうにか二度弾く…しかし)
      (横薙ぎに振るわれたライダーの三撃目、そこが限界であった。受け流す事が出来ず左腕が大きく跳ね上げられてしまう…次は止められない)
      (アリエルは諦めない、左腕が間に合わないのであれば……右を!銀の軌跡と体の間に右腕を捻じ込む)貴様だけの専売特許と、思うなッ!!!
      ドッ(アリエルの細くすらりとした右腕、その肘から先が斬り飛ばされて宙を舞い、倒れたヴィリディスの横に転がる)
      (アリエルは衝撃に大きく打ち上げられるが、ライダーの最後の斬撃はかろうじてあばら骨で止まっていた)

      (安堵の暇もなくライダーの攻撃が続く)
      (立て続けに三度。一つ目の槍は左腹部から右肺を抜け右腕を貫き、二つ目の槍は左腹部から左肺を抜けあばらを砕いて止まり、下腹部から背中へと貫いた最後の槍が横隔膜を縫い止める)
      (溢れた血と押し込まれた空気は出口を求めて殺到し、アリエルは泡混じりの血を吐き出そうとして………歯を食いしり、血反吐を嚥下した)

      (もはや女王としての矜持でも、サーヴァントとしての誇りでもない、ただの意地である)
      (左腕に目をやる。先ほどの一撃で力任せに跳ね上げられ衝撃に痺れる指に感覚はない、だが未だそこにはしっかりと宝剣が握られていた)
      (こんなものであの神槍の一撃を止められるとは、アリエルとて思ってはいない。この宝具は防具でもなければ…武器ですらないのだ)

      (………だが、たった一つだけ方法がある)

      (それはサーヴァントであれば誰もが知り、しかし絶対に使わない禁じ手)

      ………知った事か(唇の端に血の泡を付けながらも不敵に笑い、圧倒的な力でアリエルの心臓を貫かんと迫り来る不死鳥の嘴へ、宝剣の刃を叩き付けた!)
      -- アリエル 2011-10-16 (日) 00:58:36
    • キィン(アリエルの振るった宝具は鏡のような澄んだ音を立てあっけなく砕け散る、しかし同時に……膨大な魔力を開放した)
      (己が宝具を自ら破壊する事で大量の魔力を引き出す禁じ手、壊れた幻想(ブロークンファンタズム)
      (撒き散らされた魔力は摂理に従い閃光と化し、エーテルの爆風にぶつかるとお互いに貪り合うように相殺していく)
      -- アリエル 2011-10-16 (日) 01:00:03
    • (ライダーは見た、自らの止めの一撃を、彼女は相殺したのを。)
      ・・・。(地面に降り立ち、手には剣を握ったまま、身代わりとなったサーヴァントを見つめる。まだ息があるようだがマスター、サーヴァントともにもはや虫の息であるのは理解している) -- ライダー 2011-10-16 (日) 01:35:33
    • が、っ………!(どう、と受身を取る事も出来ず、床に叩きつけられて無様に転がる)

      (アリエルの体はもはや半壊と言った方が正しい)
      (右腕は肘から先が欠け、胴にはいくつもの風穴と逆袈裟に走る斬撃の跡、左腕は焼け焦げてあらぬ方向を向いている)
      (どの傷からも大量の血液が流れ、血溜まりの中で本来見えぬはずのドレスを浮かび上がらせていた)
      -- アリエル 2011-10-16 (日) 09:33:49
    • (視界の端で女王のマントが靡く 何が起こったのかわからない フードが引っ張られ桃色の髪が舞い、強い力に床に叩きつけられる)
      (視界には)







      真っ赤な血飛沫

      (ライダーだ!屠ったはずのライダーが…誰かを攻撃している あれは誰だ…)
      (血飛沫の中にきらきらと輝く豪奢な金髪 白磁のごとき肌が描く豊かな曲線…)
      (跳ねられた腕が宙を舞い、足元に転がる)


      女王ッッ!!

      (途端、魔力の奔流 渦を巻く赤い血と光の竜巻が、悲鳴をかき消す)
      (あれは、僕の!僕のサーヴァントだ!女王様だ!)
      そんな…(かつて何度も見てきた絶望の表情が浮かぶ それは、夢を失ったものの表情)
      (よろりと立ち上がり、真っ赤なドレスを纏う女王の下に 一歩 一歩と歩を進める)

      「王であらぬ故に臣下を信じ、王であらぬ故に臣下を見限らず、王であらぬ故に臣下ではなく、自らを犠牲とした」

      (ぶつぶつと念仏めいて唱えられるそれは、どこかで聞いたフレーズだった)
      -- ヴィー 2011-10-16 (日) 20:42:10
    • なんで?なんで…どうしてこうなったんだ…?(それは、わかっていた… わからされた 最も手痛い授業料)
      (前回の戦いでは、僕はマスターを見ていた マスターも僕を見ていた 二人で戦ってきた 勝利した)

      (今の僕は誰も見ていなかった)

      (女王をきちんと見ていれば対処も出来ていた だが、僕は…独りだった ゆえに)

      (失ったのだ)
      (ゆらゆらと女王に歩み寄る)
      女王…様…なんで、なんでこんなことを…
      (もれ出た魔力がそよ風のように流れていく)
      (跪き、女王の身体を抱き上げる 驚くほど空虚で軽い)
      -- ヴィー 2011-10-16 (日) 20:51:04
    • (初めてそれを手にしたとき、妙に感慨深かったものだ…令呪)

      「戻れ女王!消えるな!!」

      (令呪が光る だが令呪ですら魔力そのものの漏出を止める事はできない 刎ねられた腕も傷も、元に戻るように見えるかもしれないが、サーヴァントの生命の根源である魔力は、室内に霧散していく)
      -- ヴィー 2011-10-16 (日) 20:54:39
    • (令呪の力によって胸に開いた風穴が塞がり、どうにか口が利けるようになった事に気がついてアリエルは唇を開く)……どうもこうも、あるか
      不甲斐ないマスター殿を守るのが、サーヴァントの役割じゃろう?(そして微笑んだ。何時もと同じ意地悪い笑みで)
      -- 女王 2011-10-16 (日) 21:04:51
    • 僕をおいて消えるな!!
      (令呪を使う 魔力の霧散は止まらない)

      消え…

      (もうすっかり薄くなってしまった令呪を見る 褐色の肌に今にも溶け込みそうなそれは、いつの間にか消えてしまったささいな傷跡にも似て 儚い)

      (ぽたり)

      (しずくが女王の頬に落ちる その涙の意味を果たして知る者はいるのだろうか?)
      (どんどんと軽くなる身体はまるで幻のように)
      -- ヴィー 2011-10-16 (日) 21:14:25
    • ヴィー………聞け(ピシッ 白磁の肌に亀裂が走り、砕けた破片が光の粒子となって舞う)
      ………貴様の望みが何かは知らぬ………じゃが、な(ヴィーの顔に手を伸ばし、その涙を拭う)
      聖杯だけがこの世の全てではないぞ………そんなもの頼らずとも………(女王の存在が消えていく。床に広がる血さえもまるで無かったことの様に光となって蒸発していく)
      ………………貴様が諦めぬ限り………(その声も小さく、細く、燃える篝火の音に紛れていき)
      ………いずれ………………………………(消えてしまった)} -- 女王 &new{2011-10-16 (日) 21:33:49
    • 消えてゆく…
             消えてゆく…
                     消えてゆく

      (腕の中で、女王の身体が消えてゆく)
      (叫ぶ)

      アリエル!命令だ!消えるな!アリエル・アルトアネット!消えるなァ!!

      (令呪を使う)

      (令呪は朝日に消え行く星明りのように)
      (まるで最初から肌には何も無かったかのようにその痕跡も)

      (消える)
      -- ヴィー 2011-10-16 (日) 21:38:52
    • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075171.png
  • 黄金の光の粒子が、うつむく頬をそっと撫でるようにゆっくりと上昇し、飛散してゆく
    やがてそれは決闘広場に溶け込むように
    -- ヴィー 2011-10-16 (日) 21:40:55
  • あとにはただ、一人の少女がいつまでも

    何かを抱くような姿勢でいつまでも

    うずくまっていた
    -- ヴィー 2011-10-16 (日) 21:42:03
  • ・・・。(二人の最後の別れを、黒い鎧の戦乙女は悲しげに見つめる。)
    (これが聖杯戦争なのだ。悲しみを糧に力を増幅する聖杯。だがそんなものは聖杯と呼べるだろうか・・・?)
    (手にした剣は消え、鎧はドレスに変わり、彼女はその場を後にする。)
    (瞳からこぼれる涙。それは、一体何の意味があったのか。誰も知らない。) -- ライダー 2011-10-16 (日) 23:24:33

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第 一 回 戦 : - 四星 vs ベル - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・  差分:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・

 
お名前:
  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 一 回 戦 -
    • 告知
      • 対戦期間になりましらたら下記の相談室を併用しつつ、それぞれで決着をお願いいたします
    • - Sword, or Death -  with what in your hand...?
  • (第一階層の中枢部、決戦の広場に足音が響く。そのうち一つは大柄な――大きすぎるほどの――人型のもの)
    (ずしん、と響きを立てて、鋼の巨躯が進み出る。相対すべき相手に向けて。) -- バーサーカー 2011-10-10 (月) 17:35:41
  • (それに続いてかなり軽い足音が響く)
    (リズムが取れていないその足音だけでも、自信や覚悟がかなり揺れているのが取れるかもしれない) -- ベル 2011-10-10 (月) 17:38:01
  • (二人が立つ、焔燃え盛る迷宮の一間 決戦場 まだ相手は来ていないのか、炎が渦巻き空気を焦がす音ばかりが響く)
    (しかし、入った瞬間から、不思議な気配がある 少女の首筋をヤスリで削るような、違和感 見られている感覚 戦い浅い少女にもわかるほどに、露骨に)
    (そして、不意に) バサァッ (二人の真上 マントが翻る音) はあああああっ!! (気勢を叩きつけ、落下しながら剣を切りつける、セイバーの姿 奇襲!) -- セイバー?? 2011-10-10 (月) 17:45:29
  • (既に臨戦態勢、各種センサーも全開で待ち受けていた身。更に感情が無い故に動揺も無い。)
    (ならば奇襲といえど通常の攻撃と変わり無く、問題はいかにして防ぐかその一点のみ)
    ―!(左の一刀を素早く頭上に掲げて防御とする。右の剣はその後への対応のためまだ動かない) -- バーサーカー 2011-10-10 (月) 17:49:45
  • あう……いないけど、誰か、いる……バーサーカー!(自分の体を抱いてサーヴァントの陰に隠れる)
    きゃあっ!?(マントの音に思わずその場でしゃがみこむ、格好の標的……だったが、サーヴァントの剣が一撃を阻む) -- ベル 2011-10-10 (月) 17:53:48
  • (金属同士が克ち合う鋭い音 飛ぶ火花越しに、仮面のサーヴァントはバーサーカーの無機質な目を一度見る) 御機嫌よう、可憐なるマスター・ベル
    そして、勇猛なるバーサーカー! (バーサーカーの肩を蹴り、宙で反転して間合いを取る 指を鳴らす)
    光よ、穿て! (宙に生まれる光 それが幾振りもの剣を形成し、防御をしたバーサーカーに向け、降り注ぐ!)
    (そして、その内の一つ、ナイフほどの光 しゃがみこむベルにも向かい降り行く!) -- セイバー?? 2011-10-10 (月) 17:58:55
  • (一撃を弾き返した左腕はセイバーの方を向いている。そしてそこには)
    マスター、防壁を起動します(埋め込まれたメダルを中心に、剣の雨を遮る傘のように光の円盾が展開される)
    (全ての光を受け切り、宙を舞うセイバーの軌道から着地地点を算出、そちらに向けて歩き出す)
    (着地の瞬間を狙い、右剣で横薙ぎの一撃を繰り出す) -- バーサーカー 2011-10-10 (月) 18:07:52
  • っ……ありがとう、バーサーカー……(続け様の攻撃をしのいでほっとため息をつくがその足はしゃがんでいても震えている)
    あっ、バーサーカー……(敵サーヴァントへ近付くバーサーカーに不安げな声を投げるが、意を決してきっと唇を結んで立ち上がる)が、頑張れ、バーサーカー……! -- ベル 2011-10-10 (月) 18:14:43
  • (円陣の輝きに吸い込まれる光の剣 弾けて辺りを柔らかく照らす光となる)
    (その輝きが消えるよりも早く動き出すバーサーカー その大降りの剣が、相手のサーヴァントを横薙ぎにさらう! 吹き飛ぶ身体が、炎を称える大燭台にぶつかり、その支柱をへし折った 崩れる燭台 炎が広がり、あたりが明るくなった)
    …流石は流石、数居るサーヴァントの中でも、随一と評判高いサーヴァント (しかし、声は返る 炎の中、立ち上がるサーヴァントの手には、大きな濃紺の盾 手を振れば、それは消える) 素晴らしい反応だ
    (セイバー?のマスターが現れる 妖艶な魅力を持った東洋の女 迷彩のマントを翻し、女性を背に守るセイバーは、ベルを見た)
    それに比べ、マスターは酷く臆病なようだ お嬢さん、応援の声が震えているよ? (ベルの足元から視線を上げ、剣を構える) 初戦でこれでは、先が思いやられる -- セイバー?? 2011-10-10 (月) 18:19:28
  • (吹き飛ばした相手に向けて駆けながらも、電子の頭脳は分析を続ける)
    (初撃及び防御行動の反動から察するに力は同等、ウェイトの差で攻撃力はこちらが勝る)
    (逆に敏捷性においては小柄な相手に譲る。光剣攻撃からするに魔力は高くない、防壁と自身の防御力で何とかできる)
    (導き出された攻撃は――双剣による短距離攻撃の連打。俊敏さを殺し、逃げ場を潰し打ちのめす技術!) -- バーサーカー 2011-10-10 (月) 18:25:55
  • (臆病だと言われても何も言い返せない、事実現れた相手のマスターを見て初めに思ったのは「狙われたらどうしよう」である)
    で、でも……バーサーカー、強いもん!(威嚇のつもりかダガーを抜き、震える両手で持って逆手に構える) -- ベル 2011-10-10 (月) 18:29:15
  • (驟雨の如くに打ち付けるバーサーカーの猛攻 それを、盾と剣で凌ぐセイバー 体格差から来る一撃ずつの重みの違いが、次第にセイバーを劣勢に追い込む)
    まだ、まだっ! (しかし、セイバーの足は後ろに退かない それどころか、半歩ずつ、少しずつバーサーカーに向けて近づく)
    (その後ろ、目に見えた劣勢にも拘らず、泰然自若として動かぬ白髪の女性 ベルと対照的に、何も言わずとも、サーヴァントを信頼しているのが見て取れた)
    (血が飛ぶ 盾が弾ける 火花が散り、気勢が放たれる 機械のサーヴァントに対し、生々しく傷を負う、セイバーの姿)
    (耳障りな音 バーサーカーの猛攻を受け止めていた盾が、弾けて吹き飛ばされる 右腕が空き、大きな隙を見せる) ぐうっ (しかしそれでも、左腕の剣を振るい、バーサーカーに叩きつける) -- セイバー?? 2011-10-10 (月) 18:36:21
  • (二刀を攻撃に用いることにはデメリットもある。即ち、咄嗟の防御に回れないことだ。)
    …中破と判断。戦闘続行に支障無し(セイバーの一撃を受け、しかし致命でなければ問題無いとばかりに――実際、痛みをも知らぬ機械にとって多少の負傷など問題ではないのだが――攻撃は止まらない)
    (そして機械は隙を見逃さない。開いたセイバーの右半身に、今までの小振りの攻撃とは違う――必殺を期した一撃が襲い掛かる!) -- バーサーカー 2011-10-10 (月) 18:45:55
  • 大破させなくては、止まらないか…っ (左手の内に伝わる、金属を打つ固い感触 痺れが痛みに変わり、取り落としそうになるが、小指にしっかり力を込めて手放さず)
    …っ! (目を見開く バーサーカーの一撃は鋭く、雄雄しく、全てを押しつぶす様な力を込めて振るわれ)
    (袈裟懸けに深々と赤が走る そして、次の瞬間) ブシュウ…ッ!! (咲いた血華 その花弁はベルの元にまで跳ね飛んで、石畳を汚す)
    (燃え盛る炎と血の赤がその場を染め上げる中、しかし) まだ、まだだ… (目を光らせ、開いた右手をバーサーカーに向ける その爪先に黒い火が灯り、セイバーを塗り上げる)
    まだ、終わらない…っ お嬢様の夢を、叶える為に…!! (そこに現れたのは、全身鎧の戦士 その胴鎧の隙間からは、ボダボダと赤黒い血が流れるが、それでもなお、退かず、剣を構える)
    それが、僕の役目 そして、戦う理由…! (兜の奥から震える声で紡ぐ言葉を、ベルに向ける) 君は、僕たちの覚悟の上を、進む勇気が…覚悟が、あるか! -- セイバー?? 2011-10-10 (月) 21:25:17
  • やあっ!?(少女の白い肌や服が鮮血の赤で彩られる、もはや応援する余裕すらなくバーサーカーに装備させたメダルに魔力を送るのも精一杯)
    は、早く……早く終わらせて、バーサーカー……(もしもサーヴァントが強くなければ、これほどまでに自分を守ってくれる存在で無かったなら、ああなっていたのは自分かも知れない……恐怖で涙を流しながら呟く)覚悟は、分かる……怖いくらい、分かったけど……私は、私にだって……それでも、聖杯が、要るの!やっちゃえ、バーサーカー!(そこだけははっきり、強迫観念にも似た感情を込めて叫んだ) -- ベル 2011-10-10 (月) 21:31:32
  • (相手の問い掛けによってもこのサーヴァントは乱れない。マスターの命令にも、応えはすれど昂ぶりはしない。ただ冷徹に、眼前の敵を打倒せんと己が機能を行使し続ける)
    (分析。出現した敵の鎧を礼装と判断。通常打撃では十分なダメージを与えられないと計算。ならば)
    ―!(振り下ろした左剣と構えた右剣に、魔力放出の雷が宿る。稲妻の尾を引く二閃が、セイバーの左腕側へと振るわれる!) -- バーサーカー 2011-10-10 (月) 21:42:40
  • 目を逸らすな、マスター・ベル!! 君がなす事、君が命令した事が、どのような結果を生むか! そして、その上で、自分が進む道を見ろ!!
    (満身創痍だが、その声は鋭く バーサーカーの魔力の奔流が白々と周囲を染める中 鎧の戦士も、自らの剣に光を集め)
    うおおおおおおおぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!! (バーサーカーの剣と、すれ違う光!!)
     
    (二つの光が消えた時 そこには、左半身を炭と焼かれ煙を上げて倒れたセイバーの姿があった 血は既に焼きつき、黒く炭化した半身に時折小さな電光が走っていた)
    … (その目は虚ろにバーサーカーを見上げている 鎧は既に無く、もう、立ち上がる力も無いようだ)
    (そして、崩壊が始まる セイバーの指先から、ゆっくりと光の粒子に変わって崩壊していく)
    ああ、これで、おしまいか… -- セイバー?? 2011-10-10 (月) 21:53:47
  • あ、あぁ……(崩壊するセイバーを見て2,3歩後退りする)こ、これ、が……私の……(自分のサーヴァントと敵のサーヴァントを不安げに見比べて)この後、サーヴァントは、どうなるの……? -- ベル 2011-10-10 (月) 21:57:25
  • ――敵サーヴァントの沈黙を確認。戦闘態勢を解除します
    (打倒した敵に感慨は無く、手にした勝利に歓喜も無く。鋼のサーヴァントはただ剣を納めて佇むのみ) -- バーサーカー 2011-10-10 (月) 21:58:36
  • この後は、僕は聖杯に食われるんでしょうね さて、真相は知りませんが (消えて行く手の感触は無い 痛みも無く、) ともかく、消えて、無くなります もとより、無かった存在ですが
    (其処此処に散らばった血も、光に変わって消えて行く 元からそんなもの、存在しなかったかのように) こうして、一つの意思が進む時、一つの意思が潰える
    お嬢さん、マスター・ベル 君の夢も、目的も、僕は知らない けれど、震えて、隠れて それだけでは、君はきっと負けるだろう バーサーカーは素晴らしいサーヴァントだけど、万能ではないのだから
    …だから 僕達を下した事 バーサーカーに殺せと命じた事 その事を、忘れてはいけない… と、思う (息を吐く 確信は持てない サーヴァントに頼りきりでも、勝てるかもしれないとも思う)
    君は強いな、バーサーカー 武運を祈る (肩口まで消えながら、見上げた機械に声を送る) -- セイバー?? 2011-10-10 (月) 22:07:30
  • バーサーカーも、負けたら、こうなるの……?(バーサーカーの冷たい手にすがりながら)私は、それは、いや……
    分かった、忘れない……それに、負けない(くっと拳を握って)あなたのマスターの、夢を背負うとか、出来ないけど……負けない、私も、戦う…… -- ベル 2011-10-10 (月) 22:17:10
  • (セイバーの激励にも応えは無い。今はただ意思無き鋼の兵士、それがこのサーヴァントである)
    (であるならば。その戦いによって報われるべきは、何かを得るべきは操り手たるマスター、即ちベルである)
    (ベルがこの戦いで得たものが彼女の今後にどう関わるか。それを知る者はおらず――鋼の巨躯は、ただ無言) -- バーサーカー 2011-10-10 (月) 22:22:20
  • 今は、それで良い この後も沢山の戦いを経験するだろうけれど、心が折れなければ、どこまでだって行ける 頑張って下さい (微笑みは優しく 消滅を受け入れ)
    (そして、顔を逸らして自分のマスターに向ける そちらには、困ったような笑みを向ける もう、四星の表情も判らない 目が霞む 頬まで崩壊が迫っている)
    お嬢様、これにておさらばです 短い間でしたが、仕えていて、とても楽しかった
    良いですか、ゴミは溜めてはいけませんよ 食器はすぐ洗わないと汚れが残りますからね 面倒でも、お酒だけでご飯を済ませてはいけませんよ
    掃除は小まめにする事 僕が居なくても朝にちゃんと起きて、夜に寝ること 布団も敷きっぱなしにしては…
    …ああ、もう (息を吐いた) 心残りだな、まったく (苦笑が、消えた そこには何も残って居なかった 人の気配も、欠片すらも)
    (ただベルの服に、不思議と微かに残った赤い染みだけが、セイバーの存在を残していた…) -- セイバー?? 2011-10-10 (月) 22:28:23
  • ………(しばらく黙って消えたサーヴァントがいた位置を見ていたが、ため息をついて出口の方を向く)
    行こう、バーサーカー……次も、勝たなきゃ……(今は敵のマスターを見ていたくなかったのか、珍しくバーサーカーの返事も待たずに出口へ向かい歩き始めた) -- ベル 2011-10-10 (月) 22:32:30
  • 了解しました(戦う前と変わりなく、ただ損傷だけが戦闘の跡を物語る。)
    (そんなサーヴァントは、主の後に続いて歩き去った――いつもと変わらぬ様に) -- バーサーカー 2011-10-10 (月) 22:36:05

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第 一 回 戦 : - ローテローゼ vs アルム - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・  差分:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・

 
お名前:
  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 一 回 戦 - -- 2011-10-10 (月) 05:09:27
    • 終劇 -- 2011-10-10 (月) 05:09:52
      • あ…(視界に飛び込んできた黒、それから広がる赤)
        (その黒が敵のサーヴァントで、広がった赤はサーヴァントの傷口から広がる血だと気がつくのに随分時間が必要だった)
        (引き金を引く手が、止まる)
        ……?(勝った、それを理解するのにはもっと長い時間が必要で)
        (ゆるゆると、銃を持つ手を下ろす)
        (勝った、確かに 勝ったというのに…)
        ………(何も言葉が出ない、体が動かない。勝利の喜びも安堵もひとつだって存在しない)
        (こんな無様な勝利が、許されるのか) -- アルム 2011-10-10 (月) 05:20:02
      • いっ……痛ッ痛痛い……っぁ〜〜〜〜……!!
         
        (最後の方は言葉にならない痛みに喚き、もがき苦しみながら)
        (苦渋に支配された頭にりんどうの動揺した叫びが響く)
         
        りんどう!
         
        (痛みを忘れ、彼女を目で追い姿を探す――アルムの目の前に迫る赤に塗れた黒が、アサシンの熟れた手つきで背中を貫かれる瞬間)
        りんどうっ・・・!
        (ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……不甲斐ないマスターで、こんな痛みにすら耐えられなくて……!)
        (慢心と爪の甘さ、油断と有利になった状況への傲慢さが、己のサーヴァントを破滅へと追いやる結果になってしまった)
        (それでもなお、自分を守る為に、あのまま心の蔵を貫かれ倒れていても当然の状態で……自分の方へと歩み、庇うように倒れる)
        りんどうっ……りんどうっ……りんどうっ……!(彼女の手を強く強く握りしめて、涙で濡らす)
        ごめんなさい、弱いマスターで本当にごめんなさい……私っ……貴方を…………
        (徐々に声が滲んで行くと、最後には泣きじゃくり言葉が出なくなった) -- ローテローゼ 2011-10-10 (月) 05:51:42
      • うろたえるな………また、恐怖しているぞ…?だめじゃないか、強くあれと、何度も言っただろう…?
        弱いもんか……弱い奴なら、あの時令呪を使って私を殺すさ……ローゼの強い心が…ほんの少しだけ、私を長生きさせたぞ…?(握り締められた手を握り返す力もほぼない。だがわずかに残る力をもって、いつものように、少しだけ表情を崩して励ます。)
        謝るのは私の方さ…お前を守る盾、お前の夢を叶える力……どちらにも、なれなかった……痛い、だろう…?すぐに、治してやる……(なけなしの魔力をローゼの足の傷口へと送る。痛みもしっかりとひいて、元の姿に戻るだろう)女の子が…傷を負ってしまう姿は、見たくないな…
        泣くんじゃない…泣かないでくれ。最後くらい、いつもの笑顔を見せておくれ……ローゼは強い子だから…できるね……?(いつもよりもやさしい口調で、泣きじゃくるローゼを諭すようにして、頭をなでる) -- りんどう 2011-10-10 (月) 06:06:11
      • ………(呆然と、二人の姿を見降ろす)
        (敵を打ち倒したのに、この戦いに勝利したのに、頭痛が消えない)
        (むしろ痛みは二人の姿を見ればますます強くなって、見ていられなくなる)
        …アサ、シン(ふらふらと、自らのサーヴァントへ歩み寄る)
        (二人から逃げるように)
        …私は、貴方を 信じています、…信じています、大丈夫です(歩めば、裂かれた足から血が噴き出すが気にする様子もない)
        ……信じています(虚ろな表情、眼の色は暗い。壊れた機械のように繰り返される言葉は、ただ薄気味悪く)
        ………私は、貴方しか、信じてはいけない、から(くしゃりと表情が歪む。一瞬だけあの泣きそうな顔を見せて)
        (そのまま、ホムンクルスは舞台から去っていった) -- アルム 2011-10-10 (月) 06:07:24
      • (ふらついた身体を、なんとか倒れぬように支える足に、力は薄い。)
        (は、は、は、と。小刻みに浅く呼吸をする。深く息をすれば。それだけで傷口から全てが流れでてしまいそうだった。)
        (レイピアを何とか鞘へと仕舞い込み、左腹部の傷口を、ぐっと抑える。水気のある、嫌な手触り。)
        (痛い。けれど、生きている。きっと傷も治るだろう。サーヴァントとなったこの身であれば。)
        (仮面の内側、茫洋とした表情のまま視線を前へやれば、こちらへと歩いてくる己のマスターの姿。)
        (声をかけようとして、留める。相手の異様な様に、痛みに混じって疑問符が脳裏を埋める。)
        (そして、最後。信じてはいけない。その科白に、ようやく一言。)…アルム。(相手の名前を呼んで。)
        (こちらに背を向けた相手の後を、ふらり、ふらりと、熱に浮かされたような足取りで歩いて行く。)
        (己の敵であった、そしてこれから死するであろう相手と、そのマスターには視線を送らぬままに。) -- 黒衣 2011-10-10 (月) 06:14:00
      • (喋りたくても声が出ない……それでも無理に口を開こうとすれば、ただただ嗚咽を漏らすばかり)
        (微かに握り返される手を失いたくないと言わんばかりに先程よりも強く握りしめる)
        ……だって、私……結局、貴方を……(マスターなのに、守れなかった。守っていられれば良いと思っていた事を後悔する)
        (けれど、時間は撒き戻ってくれない)
        (ふるふると首を横に振る……甘えていたのは私の方なんですもの、戦いに身を投じている者として愚かでしたわ……謝罪がしたいのに虚しく口を開く事で精一杯だった)
        (痛くないわと言おうとして、それよりも少しでも、ほんの数秒でも長く一緒に居たくて、そんなことしなくていいからと言いたいのに……)
        (ふるふると首を振りながら、送られる魔力が温かく心地よい、傷口が徐々に塞がれていけば 元通りの傷一つない玉の肌へと戻る)
        (最後に……ゆっくりと頷いて、泣きじゃくるのを抑えて笑顔を作る……涙でくしゃくしゃになった寂しい笑顔を なるべくいつもの笑顔が作れるようにと努力して)
        (頭を撫でられながら、ずっとこの時間が続いてくれれば良かったのにと、切に願う) -- ローテローゼ 2011-10-10 (月) 06:32:33
      • (こちらもだんだんと意識が遠退いて来た。終わりが近いことが分かる。そういえば、生前もこんな感じだっただろうか…背中を刺されて絶命した覚えがある)
        ローゼはよくやったさ…首にナイフを突き付けられた時、絶対に命じない。そう言ってくれて、本当に嬉しかったよ…こんなに想ってくれるマスターを持てて、私は幸せ者だったな…
        りんどうの花言葉は…正義と、もうひとつ……悲しんでいる貴女を愛する…こんなにも悲しんでくれる…ローゼを愛しているよ…君の幸せをずっと願う。聖杯など無くても、望みを叶えることが出来ると、信じている……
        ああ………短い間だったが…とても、楽しかった………妹が出来たようで、とても……とても楽しかった………ありが、とう―――――(笑顔でお礼を残して、光となって霧散する。その場には一人の少女と、血塗られた死覇装だけが残された) -- りんどう 2011-10-10 (月) 11:53:08
      • (虚ろな瞳の彼女、終わりが近いのが感じとれる……それでも離れたくなくて、消えて欲しくなくい足掻きをするように)
        (動けない下半身を引きずって近寄ると、彼女の身体を起こして抱き締める)……いいえ、私も貴方に……本当は召喚した時に首を切られてもおかしくは無かったんですのよ……?
        あの時自害なさいと言ったら……認めて貰った事も無意味ですわ……見殺しになんてできる訳ないでしょう……
        (いつもの調子で「馬鹿な事言わないで頂戴」と、寂しくならないように見送りたかったのに……涙が止まらず、滲み 言葉をかき消した)
        ……私も……貴方の事、大好きですわ……頼りがいがあって、優しくて……お姉さんが居たらこんな感じなのだろうと……(溢れる涙を抑えて、頑張って抑えて……ぎこちなく、少しづつ感謝の言葉を述べる)
        ……やだっ……行かないで……消えないで……っ……!(光に満ちて散々していく彼女の体を繋ぎとめるかのように、消え去った後も暫く……抱きしめた体勢でただただ泣き続けていた) -- ローテローゼ 2011-10-11 (火) 23:11:29

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第 一 回 戦 : - シィナ vs シャノン - Edit


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  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 一 回 戦 -
    • - La lotta era finita... -
      • (思えば、この男の願望とはとても稚拙なものだった。とある少女がいた……彼女は魔女。優しき魔女
        綺麗な髪をしていて、こちらが笑わせる必要も無いくらい笑顔が絶えなくて、ついでに胸が大きな人だった
        だからこそ後悔したのだ。たった1度だけ、悲しみに満ち涙を流す姿を見せた彼女の力になれなかったことが……
        しかし当時の自分は子供。年上の彼女を悲しみごと包むにはあまりに(かいな)が短かった
        故に、次は包むと誓う。水溜りでは駄目だ。広く海のようにあれ
        故に、次は戦うと誓う。我武者羅に力を欲して。今度は守れるように
        そう、あまりに純粋。少年が夢見るささやかな英雄譚……魂の奥底にまで刻まれた渇望
        よって、彼の望みとは…「次」がずっと続くのだ……たった1度を償うために、何度でも何度でも……掬い続ける
        そういう強さを求めた。本質は勝ち負けに非ず。ただ戦えればいいのだ……守りたいと思えた女性のために)
        ああ…でもな、先輩……別によ、負けるつもりじゃあなかったんだぜ…? んな、敗北主義者じゃあるめーし……
        (掠れた声はセイバーにハッキリ届きはしないだろう。しかし、ランサーの心配は杞憂であると望む
        彼は掛け値なしの全力を放ったのだから……それは間違いなく、悔いの残らない死闘だと誰の目にも見えたハズだと)
        そうそう……先輩のマスター、まだチビっ子だからな…ちぃとばかし、塩贈らせてもらったぜ…?
        ハハッ……我ながら、お節介焼きだったか…… ぐ、っウァ……!
        (最後の一撃は血迷ったワケでも視野狭量だったわけでもなく、メインディッシュ後のデザートだった
        セイバーがあれを防ぐと言う、根拠の無い信頼。ギャンブル。真の好敵手と認めたからこその悪手だった
        そして――デザートは勿論、自分のマスターにも渡す用意ができている)
        よぉ、マスター……負けちまったぜ……(駆け寄ってきた気配に声をかける)
        -- ランサー 2011-10-09 (日) 23:22:58
      • ランサー! ランサー!!(倒れたランサーの頬に手を触れて直接魔力を流す)
        あ、ああ……こんなに、ボロボロになって……(彼の手を取って自らの頬に当てる。まるで縋るかのように――)
        痛い…? ごめんなさい……私の願いのせいで…ごめんなさい、ランサー…!(涙が流れ、止まらなかった) -- シャノン 2011-10-09 (日) 23:26:18
      • ハハッ……なぁに、泣いてんだよ… 願いなら、叶ったじゃねぇか…?
        (シャノンの頬に手を伸ばし、その涙を拭いながら語りかける…無論自分の願いが、ではない。シャノンの願いだ)
        -- ランサー 2011-10-09 (日) 23:28:53
      • 私の願い……叶ったよ…ランサーが私を変えてくれた……でも、でも!
        ランサーが隣にいてくれなきゃ何の意味もない! あなたがいいの……誰かに見てもらいたいんじゃない、あなたと一緒がいいの!!
        いやだよぉランサー……消えないで…っ -- シャノン 2011-10-09 (日) 23:32:51
      • (シャノンの長い前髪……それは外の世界と自分を隔絶するカーテンだ。薄いカーテン……
        俺としては、ただその向こうを覗いたら美少女の着替えタイムが見れるんじゃないかって、そう手を伸ばしただけだ
        誰も見てくれない? 阿呆か、お前が見ようとしなかっただけだぜシャノン……なぁ、こんなに綺麗な顔してるじゃねーか)
        言ったろ…? 俺がお前の願いを叶えるってな……どうだ、すごくねーか? 聖杯に、俺は勝った…!
        (彼が勝利を確信してたのは即ちこれだ。元々、自分達には聖杯など要らないのだと。むしろ少女の願いを叶える名誉は自分の物だと
        セイバーとの決戦前に言った「半端な奴は遅かれ早かれ落ちる」とは自分達にも返ってくる言葉だった……)
        大丈夫だ…お前はもう、変わった……俺1人に拘るな。もっと世界を…人を知れ。立派な魔女になれ……
        -- ランサー 2011-10-09 (日) 23:40:44
      • うん………うん…!(ランサーの手に縋ったまま、笑って)あなたは願望器に勝った…
        私を変えてくれたのは…奇跡なんかじゃない……ランサー、あなたよ…
        わかったよ、ランサー……人と話してみる…勉強、頑張る……立派な魔女になる…だから、だから…
        (拭われても止め処なく流れる涙)いかないで、ランサー………っ -- シャノン 2011-10-09 (日) 23:49:07
      • (自分の仕えた姫からの労いが、賛辞が、途轍もなく嬉しくて……それ故に悔しさが蘇る
        試合に負けたからには、自分はここに長く留まれないことを……もはや霊核は限界で、今にも身体が消えそうで――)
        ……悪ぃ。そりゃできねー相談だ……いかんね、全く…女の我侭を聞くのが、男の甲斐性だってのに、よ……
        (ごふっ、と口から血が溢れる。消滅が迫っているのは目に見えて明らかで……)
        -- ランサー 2011-10-09 (日) 23:54:12
      • ランサー……? ランサー!!(必死に彼を抱き起こし、上体を抱きしめる)
        私……どうすればいいの…っ あなたに、どうしてあげればいいの……! -- シャノン 2011-10-10 (月) 00:00:22
      • (ああ、畜生……なーんで負けちまったかねぇ。そして、なんで俺はサーヴァントなのかね……
        俺が本物なら、お前を幸せにしてやれるのに、な……ああ、無念だぜ)
        何も、いらない……今、約束してくれたからな? もう、目を背けないって…立派な魔女になるって…
        大丈夫さ、お前はいい女になる……胸もでけーし…。ああ、だが……その前髪は切れよ…?
        折角の顔が、台無しだぜ……あとな、俺はポニテが好きだったりする……お前もきっと似合う。試してみろ…?
        (この期に及んでそんな下らない事を言うのはきっと生来の彼の気質。実際サーヴァントは消えるしかないのだ
        マスターには、何も出来ない……その無力は悲しみ。紛らわせるのは流石にランサーでも、容易くない)
        -- ランサー 2011-10-10 (月) 00:11:47
      • うん……もう現実から逃げたり、しない…(涙を流しながらもクスリと笑って)
        前髪、切るよ……ポニーテールも、試してみる…ランサーとまた会った時……
        放っておかないくらいの。(涙が、また溢れた)いい…女になるもん……
        (わかりきっていることだった。『次などない』という温かなものの存在を許さぬ冷徹な現実を) -- シャノン 2011-10-10 (月) 00:22:54
      • フッ……ばーか。お前みたいないい女、放っておくか…よ…… (足の先、手の先、身体の末端部が光の粒子となっていく)
        ――時間切れ、だな……聖杯が呼んでやがるぜ。なかなかいい夢、見させてもらったよシャノン……
        (清々しい、やり遂げた笑顔で微笑む。その双眸は竜のそれではなく、人のモノで…とても優し過ぎる目で)
        ……もしもな、もしも…どうしても俺みたいな世界一のイケメンじゃなきゃ無理って言うならな――
        -- ランサー 2011-10-10 (月) 00:28:26
      • ランサー……ありがとう…(これだけは伝えておかなければいけなかった)ありがとう……!
        (自分の手で前髪を左右に分け、真っ直ぐに彼の優しい目を見た)
        (せめて最後は――最後だけは自分の笑顔を覚えておいてもらいたかったから)
        なに……何なの、ランサー…?(涙を拭って微笑みかけ) -- シャノン 2011-10-10 (月) 00:36:40
      • ……俺のな、オリジナルはまだ生きてる…俺と変わらず、馬鹿で、変態で、浮気性で、セクハラ野郎だ……
        それでも、お前みたいな女が縋ってきたら、絶対に放っておけない……女の我侭は、ご褒美とか言ってくれるさ…
        (つまり、もし自分(ランサー)を忘れられなかったなら、自分(オリジナル)を頼れと……そう言いたいのだろう。それは、男として決して本意ではないのだが)
        仕方ねぇ、よな…? いやぁ…シャノンの心、キャッチし過ぎた……俺も、お前を好きになってた――
        (だから最後のこの瞬間、健気に彼女が笑ってくれるのが嬉しい。泣かせた女の数なんて、誇りたくは無いから…
        海のように在りたかった自分が、好いた女の…母なる海の抱擁(アプラチャータ・ディ・マードレ)の中にいるのもなかなかの皮肉だ
        「護りたかった」女の腕の中がとても心地が良くて……身体を光の粒子に変えながら、そのまま目を閉じる)
        -- ランサー 2011-10-10 (月) 00:46:45
      • ランサーの……オリジナル……?
        (それは残酷な――今、ここまで二人でやってきた記憶を持たない『同一人物』と出会うこと)
        私も……あなたのことが好き…(戦っていた時と同じ、相手にこの声が届きますようにと願いを込めて)ランサー、大好きだよ。
        ランサー……あなたの…本当の名前を教えて……?(その問いは光となって消えていく彼を優しく抱きしめたまま) -- シャノン 2011-10-10 (月) 00:52:46
      • (本当は真名なんか教えてはならない。自分(オリジナル)が生きている…という希望さえ抱いて前向きに歩んでくれれば良かった
        しかし――哀しいかな、愛する相手から名を呼ばれるというその誘惑があまりに甘美で……)
        俺は…俺の、真名は……フェリー……フェルディナンド・ベルーチ……
        (その名を言い終えた時にはもう、身体は半分以上光の粒子となっていて……)
        あばよ、シャノン―― 俺の、最高のマスター……
        (マスターの腕の中、聖杯の導きで槍兵のサーヴァントは消えていった……)
        -- ランサー 2011-10-10 (月) 01:01:29
      • フェリー………フェルディナント・ベルーチ。
        (名を呟くと手の中の重みはすっかり消え果て、男は光の粒子に分解される)
        フェリー………フェリー…? 聞こえないの、フェリー!?(そして淡い光の残滓さえ消えてしまい)
        あぐ……ひっく…う、ううううぅ…ああああああん!!(もう堪えることはできず―――声を上げて泣き始めた)
        (これは歴史に残らぬ聖史劇の一幕。槍兵と魔女の交わりによって紡がれた聖杯戦争の物語)
        (それは槍兵の消滅を持って終端へと導かれたのだった) -- シャノン 2011-10-10 (月) 01:11:56
    • (そのようなことは、言わずもがな知れていた)
      (得物を合わせる一合一合が、戦士にとっては言葉であり、交わしたそれらが、真実を証明していた)
      (最後の一撃も。己は『胸を貸す』といい、彼はそれに応えた。それだけのこと)
      (だから、この男がすることはただひとつ)
      ウム。(満足げに、重々しく。最高の好敵手だったと、全てを認める頷きだった)
      (そうして、二人の時間を邪魔はすまいと、踵を返す)
      (己にも、やらねばならぬことがある。応えねばならぬ相手がいる)
      勝った、ぞ(勝ったというのに、負けず劣らず、ぼろぼろの身体で)
      (にこりと笑って、問うた)怪我はない、か
      -- 巨人騎士 2011-10-09 (日) 23:33:20
      • (必死に、言葉を飲み込んで、首だけを振る。無遠慮な手が触れ合いだけを求めて、傷に触れる)
        (その傷の熱さ、そして深さに、手が引っ込む。それだけの戦い。満身創痍になりながら勝利を収めた、自分のセイバー)
        (よくやったとも、ありがとうとも言えず、ただ、この戦いを終えて、自分に声を掛けてくれたことが、胸の中に泣きそうになるほどの安堵を齎して)

        (だからこそ――その後ろから飛んできた)
        (シャノンの。相手のマスターの)
        (悲痛な叫びが、全身を射すくめた)
        (まるで冷水を浴びせられたかのように、硬直する) -- シィナ 2011-10-09 (日) 23:40:09
      • (シャノンの、ありのままの感情の発露、敗者の悲哀が、その背に響く)
        (硬直する主に、ゆっくりと言葉をかけた)
        主よ。聖杯戦争とは、こういうものだ。
        願いを賭けて争うとは。――こういう、ものなのだ。
        (幼い主は、知らねばならぬ。聖杯を、願いを争うことの、現実を)
        (己が願いのために、他者の願いを踏み潰す。これはそういう戦いであると)
        (頭では分かっていたことだろう。それは、これまで何度も繰り返した言葉からも明らかだ)
        (だが、主が本当に、最後まで行きたいと思うのならば)
        (これを知らなければならぬ。知った上で、覚悟を改めねばならぬ)
        (今まさに、その現実が。背後で、行われていた)
        -- 巨人騎士 2011-10-09 (日) 23:48:03
      • (知っていた。分かっている。少し前の自分なら、言い返そうとしたはずだ。自分が傲慢で、独尊で、自分勝手な願いを抱いていることだけは自覚していたから)
        (でも、目の前で。こうやって大切な誰かと別れ、その夢を踏みにじったのが自分であるという重責の重さは……想像よりも自分の心を押しつぶす)
        (そう。これは――戦争なんだ)
        (勝者は得て、敗者は失う)
        (人は死に、無は無に還る)
        (途中で泣いても、叫んでも誰も許してくれることなどなく)
        (ただ無慈悲に、一つずつ願いを潰し、人を殺していくことが……自分の選んだ道なんだから)
        (涙は流せない、それは自分のものではないから。だから、怨嗟も、嫌悪も、全てその背中に背負って、歩き出さないといけない)
        セィ、バー……手を引いて。
        絶対、次は、自分で、歩くから……。
        もっ、と。つ、強く、なるからっ……。
        見捨て、ないで……つ、次に、連れて、いって。
        おね、がい……(震える手が、セイバーの服を掴む)
        (俯き、零れそうになる涙を、必死に啜りながら) -- シィナ 2011-10-09 (日) 23:54:56
      • (やはり、やはり。十の少女に、この現実はは荷が勝ちすぎるか)
        (殺し合いの螺旋の中になど、足を踏み入れるべきではなかったのだ)
        (だが、もう引き返すことはできない。進めるところまで進むだけだ)
        (既に我々は、願いを一つ潰したのだから)
        (だから、己ができるのは、この少女を、精一杯労り、尽くして、守ってやることだけだった)
        無論だ、主よ。……共に行こう、最後まで
        (言葉少なに、願いの全てを肯定し。にこりと笑って、その手を引いて)
        (未だ響く嘆きの声に背を向けて。そこには歓喜も興奮もなく、およそ勝者に似つかわしくない足取りで、戦いの場を後にする)
        -- 巨人騎士 2011-10-10 (月) 00:07:25

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第 一 回 戦 : - スィーニ vs ラヴィニア - Edit


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  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 一 回 戦 -
    • 告知
      • 対戦期間になりましらたら下記の相談室を併用しつつ、それぞれで決着をお願いいたします
    • - Sword, or Death -  with what in your hand...?
  • (上天に灯る焔。其れに照らされる広間は仄かに薄暗く、其処彼処に物陰が点在している)
    (そして、点在する物陰の暗がりからは……不気味な瘴気が流れ出している)
    (目を凝らせば見えるかもしれない。見えると思えば見えてしまうだろう。物陰から覗き込む魔性の瞳が……)
    (耳を澄ませば聞こえるかもしれない。聞こえると思えば聞こえてしまうだろう。犠牲者を嗤う闇の嘲笑が……) -- 渦巻く瘴気 2011-10-09 (日) 18:32:18
  • …決戦の場所としちゃ、随分洒落た装飾じゃないのよ。いいねぇこういうの。嫌いじゃないかな(努めて明るい声で。そうでもしないと不安に押しつぶされてしまいそうになる)
    ラヴィニアちゃん、気を付けなよ?戦闘開始前に転んで怪我なんて、笑い話にもなりゃしないからね(後ろに控えるマスターに笑いながら声を掛ける) -- バフーン 2011-10-09 (日) 19:31:29
  • (はじまる。)
    (互いの願いをかけた戦いが、始まる)
    (前を見て、前だけを見て、ギルデだけを……………)
    (それなのに、見られている 笑われている)
    (不安を、掻き立てられる)
    (そう思えて仕方がないのだ)
    (気のせいだと思いたい 前を歩くギルデの服を両手で掴んだ)
    (だいじょうぶ しんじられる だいじょうぶ)
    わかっているのです! こんなところで転びません!(ギルデが無理に明るく振舞っているのが分かるから 努めて、明るく返す)
    (広間に強がる声が響いた)
    -- ラヴィニア 2011-10-09 (日) 19:34:25
  • 控えよ……王の御前であるぞ……
    (そこら中の物陰から次々と鎌を持った無数の化身が現れ、一斉に対となって列を成す。列の先にはひとつ……いいや、ふたつの闇……)
    (高く靴音を響かせ、闇が薄笑いを相貌に張り付けて……マスターと無数の配下を伴って、悠然と其処に現れる)
    約束の刻限だ……ギルデ・フォルシーダ。そしてラヴィニア・マール……あれだけ丁寧に心を嬲ってやったのに、逃げずに余の前に立った事だけは賞賛に値する……だが……予言しよう。汝らは後悔する。運命に抗った末の結果に打ちのめされてな……くくく、ふふふふ……はははははは!
    (魔王の哄笑が……残響する) -- 黒髪のセイバー 2011-10-09 (日) 19:42:41
  • (揺れるのは闇色のドレス。魔王にエスコートされて銀の髪の少女が歩く。闇の魔物の中を)
    (血の気の引いた白い顔。赤い瞳だけ色がついているモノクロ写真のような姿)
    (ただそのドレスは昔彼女が身につけていたものにとてもよく似ていた)
    (髪も二つに結い上げて。幼い顔立ちのせいもあっていつもより子供に見える)
    (それは…ギルデには懐かしい姿)
    こんばんは。お人形さん…ギルデ。
    (幼い姿に似合わず酷く落ち着いた声。魔王の左で腕を組み、ドレスを広げて貴族の令嬢らしく挨拶をしてみせる)
    exp011647.jpg 
    (はじまってしまう)
    (もう戻れない)
    (赤い瞳は憂いに揺れる)
    …さあ、はじめましょう。私達の愛する人を賭けた戦いを。
    -- スー 2011-10-09 (日) 19:50:54
  • けッ…王様だの何だのは昔っから嫌いでね?無礼上等、そのすました顔に泥塗ってやるから覚悟しとけ(心の奥底で震える恐怖をかき消すように強い言葉で魔王へ返し)
    ……スーちゃん。待っててくれよな。絶対、助けてみせる(以前と寸分たがわぬ姿を見せる少女。ただその顔色と瞳だけが、怪しく闇に染まっていて)
    ラヴィニアちゃん。……約束するよ。この戦い、絶対に勝つ(一度主の方を振り返り、その頭に手を載せて)

    さぁ!始めようぜ魔王とやら!こっちは後の予定がつかえてんだよ!さっさと終わらせて、レディ二人とティーパーティーをしなきゃならない!お前の出番は此処で終わりだッ!
    (一歩、魔王へと歩を進めて叫ぶ。その咆哮が、開戦の狼煙を上げる―) -- バフーン 2011-10-09 (日) 20:01:40
  • (魔王が破滅を予言するだけで)
    (ギルデがスィーニの名を呼ぶだけでこんなにも揺れてしまう)
    (こんな姿、ギルデには絶対に見せられない 切なさに顔を歪めているところなんて、見せられるわけがない)
    (ギルデが振り返る前に顔を伏せて、前髪で、髪飾りで、顔を隠した)
    (優しく頭に乗った手だけを、信じなければならないのだから)
    (ただこの様子は相対する魔王と、もう一人。)
    (どこか、似た姿をした、スィーニには見えただろう)
    もう、戻れない………(偶然にも皮肉にも、スィーニが思った言葉と全く同じ言葉を呟いた)
    -- ラヴィニア 2011-10-09 (日) 20:11:25
  • ほう、支配者を……特に王層階級を嫌うか……ま、汝の過去を鑑みれば其れも当然と云えるな。案ずるな、望み通り、また昔と同じように汝から愛するものを奪ってやろう……気に病まず、また過去を繰り返すが佳い
    (ギルデを嘲笑い、そして値踏みするように、ラヴィニアを睥睨し、笑みを深める。最後には諦めたように目を伏せた)
    ……其の為に必要な材料は全て揃った。汝はやはり過去を繰り返す。自己陶酔と自己嫌悪の中で永劫の焔に焼かれ、輪廻へと還って逝くが佳い……
    (魔王が軽く手を上げれば、薄気味悪いローブを被った配下達が一行の周囲を円形に取り囲む。フードに隠れて相貌を伺う事は出来ないが……一様にこちらを見ていることだけは分かる。興味深そうに、関心在り気に)
    聴衆も見届け人も見ての通り準備してやった……道化には相応しい舞台だろう?
    (闇に手を伸ばせば、既に其の手には黒い軍刀……瘴気に侵されたアルヌールの軍刀が握られていた)
    之もまた戯れだ……掛かってくるが佳い。ギルデ・フォルシーダ。余自ら絶望を教えてやる -- 黒髪のセイバー 2011-10-09 (日) 20:22:31
  • 変わらないね、ギルデは…本当に。パートナーがいるのに他の女の名前を呼んではいけないわ。
    (苦笑しつつも、その声には少しだけ嬉しそうな響き)
    (彼女の顔が見えた。あの子は自分と同じ気持ち)
    (いつかの、自分)
    (自分の気持ちを映す鏡)
    (魔王の腕から手を離し、ドレスを広げてもう一度深くお辞儀をすると後ろへ下がる)
    …では、おまかせしますわ王。レディは下がって騎士様のお手並みを拝見。
    (嘲る様にくすくす笑う)
    -- スー 2011-10-09 (日) 20:28:47
  • けっ…知ったような口叩きやがる。俺がこの街で得た答えがある限り、俺は間違いは繰り返さないさ…
    見せてやるよ。腹括った人間の力って奴をな(今の自分は過去とは違う。そう、暗示のように口にして闇を見据える)
    ……中々、良い趣味してんじゃないかよ。観客は、いつだってハッピーエンドを望んでるんだ。精々盛り上げてやられてくれよな?
    (セイバーが刀に手を掛けたのを見て、此方も腰の愛刀へと手を伸ばす)スーちゃんだけじゃない。…俺は、お前から…あの日の想い出も取り戻して見せるッ
    (声を荒げ、腰を落とす)ラヴィニアちゃん、離れてな…大丈夫さ、君が居てくれれば俺は戦える…! -- バフーン 2011-10-09 (日) 20:38:23
  • ギルデ……………
    (意気込むサーヴァントを見つめる瞳は不安げに揺れている)
    (あの魔王は人の心を惑わす 甘く、黒い誘惑で)
    負けでは、だめなのです……絶対に……………

    (下がれといわれている 当然だ、自分が居ても足を引っ張るだけ)
    (下がらなくては 離れなくては)
    (スィーニが御伽噺のお姫様のように、優雅に下がったのが横目に見える)
    (下がらなくては)
    (下がらなくては……)


     http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075016.jpg 
    ギルデっ!!!!!
    (自分のとった行動は、自分でも信じられないほど浅ましく、そして必死だった)
    (もう戻れないと自分に言い聞かせたのに、子供過ぎた心が、まだ、この場で、ギルデへと手を伸ばした)
    -- ラヴィニア 2011-10-09 (日) 20:58:22
  • (気合と共に抜刀しようとしたその刹那、背後から悲痛な声が聞こえて思わず足を止める)
    ―大丈夫だ。俺は、こんな野郎なんかに負けてやらないさ。必ず、生きて君と、スーちゃんと。3人で帰るんだ
    (声には―振り向かない。振り向いてしまえば、戦う決意が。立ち向かう勇気が消え失せてしまいそうで。振り向けなかった。それこそが、男の弱い心を表していて)
    (だからこそ、弱い心に付け込まれる前に、もう一度打ち倒すべき敵を見据えて―)
    (地面を蹴った。後ろの少女への情を置き去りにして。歯車が歪な音を立てた) -- バフーン 2011-10-09 (日) 21:24:09
  • …もう戻れない。貴方もわかっている筈でしょう?
    (魔物を左右に侍らせ、冷たい言葉が響く)
    (床に杖をつき、魔石から暗闇が滲み出す)
    (その瞬間。ラヴィニアの背中の刻印から黒い霧が噴出し彼女の足元の影から同じ色の手が伸びた)
    (彼に手が届く前に、両足を掴み引きずるようにしてその場に釘付けにする)

    (…見ていられなかった)
    (邪魔をされるのが嫌でも、ギルデに触れられるのが嫌なのでもない)
    (彼女の気持ちは自分の気持ち。心の奥にしまいこんで、目を逸らしている縋りたい想いを見せ付けられるのが嫌だった)
    我侭は駄目よ、ラヴィニア。信じなさい…そう言ったでしょう?あの庭で。
    (子供を叱る母親のような言葉。ただその響はどこまでも低く冷たい氷の様)
    -- スー 2011-10-09 (日) 21:29:12
  • (自分が、子供すぎて、戦いの場を汚したとわかっていても 後悔はしない)
    (子供だと言う事を盾に取ったということに気付いても、ずるい自分に気付いても、どうしてももう一度振り向いてもらいたかった)

    (しかし男は振り向かない)
    (鉛のように重い足は踏み出せず、届かない)
    (――――――――――――――届かなかった)

    (もう自分を縫いとめる影を破る気力も無く 力が抜けたように腕をだらりと垂らした)
    (今はもう、刺す様に冷たい言葉の裏を感じ取れもせず)
    (呆然とスィーニに顔を向けた)
    だって………だって……
    -- 2011-10-09 (日) 22:04:44
  • (其の様を見て……魔王は嗤った。満足気に。もう全て終わっていた。全てに決着がついていた。この喜劇の終演を……ギルデとラヴィニアを見て確信した)
    くくく……やはり、汝は繰り返すのだな……また今も。嘗てのように……愛する者の涙と悲鳴を聞いて……嘆き、そして後悔する。最早、全ては決着した
    (構えず、軍刀を握ったままだらりと腕に力を抜いて、肩を竦める)
    (もうそれで十分だと告げるかのように。あきらかに初撃を手放し、あきらかにギルデを嘲る……その様) -- 黒髪のセイバー 2011-10-09 (日) 21:41:12
  • ほざけぇぇぇっ!!(自身を、己が積み重ねてきた過去全てを嘲笑う魔王に激昂し、一気に距離をつめる)
    (「打ち込んで来い」、と言わんばかりのその態度)なら、お望み通りに――闇ごと切り払ってやる
    ―ッ!!(そのまま横薙ぎの剣閃を走らせる。奇しくも、辛酸を舐めたあの夜と同じ一撃。結末を変えてみせると、意気込んだが故の結果なのか。それとも無意識なのか。あるいは、運命が今宵を彩るためのアクセントとしてそうさせたのか―)
    (而して、決戦の幕は切って落とされた) -- バフーン 2011-10-09 (日) 21:55:48
  • 私達にはもう見守る事しか出来ない。だからせめて邪魔をしては駄目。
    …愚かで弱い、かわいい子。あの人は振り向かない。前しか見ていないもの。
    だから惹かれて、好きになった。そうでしょう?
    (杖をつき、戦う二人をまっすぐに見つめる。声は向こう側の彼女にだけ聞こえる)
    (足元の影を通して話しているのだ)

    ごめんね…きっと、あの人は闇の王には勝てない。
    (悲しく、小さな声が影から響く)
    でも…スーは今とても幸せよ…?
    (けれど次の言葉は愛しげに)
    あの人は今スーのために戦っているんだもの。流れる血も何もかもスーのため…!
    (うっとりとした表情で愛を語るように囁き)

    …そう、もう死ぬしかないのなら…死ぬまでスーを想って戦って…ギルデ。
    (切ない言葉は狂気に満ちる。ほんの少し迷いの色があることには自分では気づけない。気づかない)
    さあ、貴方も人に想われる事の幸せを感じるといいわ…この戦いは貴方のためのものでもあるのだから。
    -- スー 2011-10-09 (日) 22:33:11
  • (以前、其の身を切り裂いた横薙ぎの一閃……本来不可視の居合い抜き……だが、しかし、)
    悪いが……その剣閃……
    (果たして魔王は受け止めた。易々と片手に握った軍刀一本で――それは、宝具『我が身は矛にして盾(パラドクスオーヴァゼァ)』の力――その身体は見た目こそ変わらないが、既に瘴気で敏捷性も、膂力も、はるかにギルデを勝っていた……その上……)
    先日既に見せてもらっている……二度も通じるとでも思ったか? 舐められたものだな
    (偶然か、それとも必然か、魔王はギルデの宝具の性質を見破っていた。一見拮抗しているように見える鍔迫り合いの中、片手に持った軍刀に瘴気を纏わせれば、膂力がさらに増し、ギルデの身体を切り裂かんと軍刀が迫る)
    諦めろ。既に結末は決している。汝の運命が覆る事などない……すぐ隣にいる真実にすら気付けぬ汝ではなぁ……くくく、ははははははは!
    (哄笑をあげながら、ギルデの背後にいるラヴィニアを一瞥する。そして……魔王の瞳が語る)
    『見ての通り』お前は一人だ。そしてこれからまた独りになると…… -- 黒髪のセイバー 2011-10-09 (日) 22:28:35
  • ―ッ!?(受け止められた。「見えない剣閃」と考えて避けるか、身を守ると思っていたのに。目の前のセイバーはいとも容易く己の剣を受け止めている)
    ん、ぐっ…こ、の…っ!ベラベラと、良く回る口だなてめぇはッ!!(押し負ける。圧倒的な力量差で押し切られて両断される前に、刀身を捻って飛びのいた)
    (何故―とは聞けない。相手は世の理の外に在る、この程度で心を折られてなるものか)
    一人なんかじゃぁないさ。俺は、俺にはラヴィニアちゃんが居る…!彼女が信じてくれれば、俺は……ッ!!
    (魔王の言葉に歪みそうになる視界を振り切ろうと、マスターの名前を口にする。あの夜、二人で互いのことを語った。最早何の迷いもないと。愚かにも男はそう信じている)

    俺は……今度こそ、守るッ!そして、助けてみせるんだッッッ!!(自らの意思を、言葉に出すことで己を奮い立たせる。負けられない。負けてはやれないのだ)
    はぁぁぁッ!!(距離を取って刀を振るう。人間であるならばただ刀をがむしゃらに振っただけで終わるこの無意味な行動も)
    (サーヴァントとして現界した今、その行動は立派な攻撃手段へと代わる)
    (神速の剣閃から生み出される幾多もの鎌鼬が、セイバーを包囲するように襲い掛かる―!) -- バフーン 2011-10-09 (日) 22:47:45
  • 違う!(違わない)
    ギルデは
    ラヴィニアの……………(違う)
    (ギルデは決して自分だけを見ているわけではない)
    (その心の住人は自分だけではない)
    (スィーニも、失ってしまった人も 皆いるのだ)
    (そして分かっていた)
    (分かっていたけれど、どうしようもなく愛しい)

    どうして? どうしてそれで、幸せだなんていうのです?
    大切だから失いたくなのに…… 血を流す所など見たいくないのに
    本当に、死んでしまってもいいと思っているのですか?
    (失った痛みを知らないから まっすぐにスィーニに問う)
    (おまえはそれでいいのか おまえはそれで幸せなのか 震える声で問いかける)
    (こうしてスィーニと話している間にも 魔王とギルデは剣を交える)
    -- ラヴィニア 2011-10-09 (日) 23:01:19
  • (彼女の迷い。切ない想い。二人の戦う姿越しに瞳を細めて見つめる)
    だって、もう、無理だもの。あの人が生き残る事は。
    逃げ出せばよかったのに、スーの事なんてほっておけばよかったのにここに来た。
    生きていて欲しいわ…たとえ模造品なのだとしても。
    笑ってまた冗談を言って欲しい。好きだって想いに応えて欲しい…。
    (視線の先は戦うギルデへと変わる)
    (闇の哄笑が響く)
    でも、駄目。あの闇の王はスーにももう止められない。
    止めても…ギルデはいつか誰かに殺される。あんな甘い人と子供の貴方、勝ち残れるわけがないじゃない。
    失うのはもう初めからわかっていた。サーヴァントになんて、向いてないのよ。
    だったら…せめて…スーの手で殺してあげるの。
    そうすれば…
    (杖が手から離れて、カランと音を立てた。両手を伸ばす。あの人のほうへ)
    そうすれば…誰にも渡さずにすむの…。
    二人なんてずるいわ。スーだけを見ていて欲しいのに…。でも許してあげる。

    その体も何もかももう他の人に触れないようになるの。
    あの時の…スーのキスが、最後のキスになるの。
    (届かない想いを歌のように唇で紡いで)
    あの人の全部スーのものになるのよ、永遠に。素敵な事でしょう?…幸せよ…。
    (そう自分に言い聞かせる。もう戻れないのだ。それならば、悲しいと思わなければいいんだ)
    (矛盾した気持ち。愚かな大人の逃避)
    -- スー 2011-10-09 (日) 23:35:26
  • (ギルデの宝具、不可視の剣閃の性質……見破ったとは云ったが、無論魔王はそれを隅々まで知っているわけではない。だが、偶然にも条件は揃っていた)
    (一つ。魔王は既に其の身で先日剣を受けている)
    (一つ。魔王は既に……ギルデの過去を覗き見ている)
    (まるで因果に導かれるかのように、ロジックは組まれる。互いの望む望まざるに関わらず)
    誰がいるというのだ? 誰が信じているというのだ? 守る? 助ける? 余迷い事を。汝のことを信じている者は其処にはいない。汝のことを信じているのは……今は余の背後にいるではないか
    (無数の鎌鼬は魔王の身体に触れ、其の身を切り裂く。だが魔王の身体は無傷。矛盾した現象が目前で幾度も繰り返される。コマ落としのように突然。時間でも盗まれたかのように忽然。其れらは当たっているのに当たっていない
    今汝を信じているのはスィーニだけだ。そう、我が主は信じている……汝の揺ぎ無い敗北をな……ふはははははは!
    (哄笑と共に一歩ずつ近付いていく)
    偽りだと思うなら見てみるが佳い……汝の主の瞳を……不憫な少女の心を……そうすれば自ずと分かる……汝の主が汝に疑心を抱いているということがなぁ?
    (嬉しそうに言葉を弾ませて、背後を指差した) -- 黒髪のセイバー 2011-10-09 (日) 23:19:59
  • (運命に翻弄されていることすら知らず、男は歯噛みする。己の渾身の攻撃が、魔王に届いていないのだ)
    これも、魔王の力…ってやつかよ。随分と、便利な力だなぁオイ!(声を荒げて、未知を内包する魔王への恐怖を押し隠す。一度でも恐怖を表に出してしまえばそのまま闇へと引きずり込まれる気がして)
    ―でたらめ言ってんじゃねぇよッ!!お前が、お前がラヴィニアちゃんの何を知ってるってんだ!!俺は、俺は信じるっ!ラヴィニアちゃんを…俺自身を…ッ!!
    (言葉では強気になるも、心は揺らぐ。本当に…?本当に、信じられるのか?彼女が…もしも)
    (もしも自分が見捨ててきた街の人々と同じ顔をしていたら?…その時、自分は正気で居られるのだろうか)
    (見てはいけないのに。見たくなんかないのに。視線は、魔王の言葉に操られ、己がマスターと守りたかった少女へと向けられて) -- バフーン 2011-10-10 (月) 00:01:52
  • 逃げたくても………逃げられるわけがないのです!
    それをおまえが一番良く知っていて、それなのに、………!!!
    (ラヴィニアがスィーニの鏡であるように、スィーニもまたラヴィニアの鏡)
    (自分だけを見て欲しい)
    (自分だけを呼んで欲しい)
    (自分だけを撫でて欲しい)
    (でも、それはもう、好きなギルデではないから)
    (だから令呪を使わなかった)
    (絶対命令を使って、自分だけ見るようにと)
    (使おうと思えばアルムに言われた通り使えたけれど……それだけはしてはいけない事だと、悲しい事だと分かるから)
    それなのに、どうして……どうしてお前が!!!

    (言いながらも心は揺れる)
    (なぜなら少女にだって、何が正しいのかなどわかりはしない)
    (寛容できるほど広い心ではないし、諦められるほど譲れるほど大人の心ではない)
    (信じたい 信じられない 失いたくない………………)
    (不安と、疑惑と、戸惑いと、淡い恋心)
    (その全てが詰まった視線で、ギルデを見詰めた)
    -- ラヴィニア 2011-10-10 (月) 00:21:08
  • 其れこそが不信の答えだ……ギルデ・フォルシーダ
    (視界の端で、魔王の軍刀が振られる。遙か間合いの外で軍刀を振るう魔王の姿……それはギルデからみれば遠近法によって小人に見える魔王の軍刀が、丁度肩に触れたように見えただろう……本来ならば距離の外の事。当然関係ない。しかし……ギルデの強運ならそれに或いは気付くやもしれない。その剣戟は届く。遠近感をまるで無視して)
    本当に信じあっているのなら……今更、確認の為に視線を絡める必要などない筈……それをわざわざするのということは……つまり、既に汝は自分でも気付いているのだ……互いに信用しあえていない、気持ちが互いに擦違っているということに……例えるならそう、いつか汝が手を取り損ねた娘の時のようになぁ……!
    (魔王の声が大きくなる。其の声は聞き覚えのある声だったが、全く聞き覚えのない声で……ただ只管に耳障りだった)
    また王に、余にみすみす差し出すが佳い……そうして汝の過去はまた繰り返されるのだ、どうだ本望であろう?
    (下卑た嘲笑を投げかける。ギルデの全てを否定し、そして肯定する為に) -- 黒髪のセイバー 2011-10-10 (月) 00:31:06
  • 嫌な子。スーより弱いはずなのに当してそういうところだけしっかりしているのかな。
    (俯き加減に、彼女を睨む)
    (子供に嘘を見抜かれて)
    すべて欺瞞だって…そんなの、知っているわ……それでも、欲しいものは欲しい。
    知っているから、耐えられないから、大人は目を逸らす。
    あの人も同じ。「二人」を助ける事なんて出来ないのはわかっているのに。
    選べなくて目を逸らした。

    …でもいいの。スーは許すわ。そんな愚かで優しいギルデがすき。
    あの人の弱さも狡さも全部大好き。
    …早く殺してセイバー。あの人をスーのものにして。苦しませないで、優しく…。
    (正気を失ったような瞳で囁きかける)

    ああ、駄目よ、ギルデ、そっちを見ないで…スーだけ見て(甘える子供のように呟いて)
    (少女達の視線は戦う彼へと注がれる)
    (その瞬間、彼女の魔法が揺れる。ラヴィニアを床へ繋ぎ止める手が緩んだ)
    -- スー 2011-10-10 (月) 00:41:38
  • ―っ!?(本能的に危険を察知したのか。それともサーヴァントとなったことで高められた幸運故か)
    (咄嗟にその剣戟を見つめ意識を集中する。刹那、中空で重い金属音が成り、何かが弾けた)
    (マスターから向けられた複雑な視線と、魔王の言葉が男の心を握りつぶす)黙れ、黙れよ…!!何で、お前が…そんなこと…っっ!!
    (苦々しい表情で首を振る。振り切ったと思っていても。悪意を持って傷口を抉られれば、いとも簡単に血が流れた)
    (亀裂が入った心の壁を見せぬよう、一歩距離を取る。最早、先ほどの迎撃宝具を発動できるかすらも怪しい程に、男の心は魔王に掌握されている) -- バフーン 2011-10-10 (月) 00:43:13
  • おや? もう忘れてしまったのかいギルデ君? つい先日も云ったじゃないか。『僕ら』はスー(スィーニ卿)の誕生日を祝いあった仲じゃないか。見ていればそんな事は一目で分かる
    (セレイアの声で、アルヌールの声で、それらが入り混じったノイズで話しかけてくる。依然視界の向こうで振るわれる軍刀。それらが遠近法によってギルデの身体や剣と重なる度に、剣戟が飛んでくる。魔王は以前視界の向こう。悠然と歩いて少しずつ近付いてきているだけだ。そして、近付けば近付くほど、彼の身体は遠近法に従って巨大になり、重なる表面積も……剣戟の重さも倍増していく……今はまだギルデの宝具の効果でほぼ全てを防げてはいるが……攻撃してこないと見るや、魔王の攻撃は苛烈さを増し、先ほどから手数が増えていっている)
    最初に予言したでありますよギルデ殿。貴方は必ず後悔する。この戦争に参加したことを。この私に出会ったことを。いいや、この世界に再び舞い戻った事そのものを……とねぇ!
    (ついに目前にまで迫ったそれは、瘴気を軍刀に纏わせて大振りの袈裟斬りを仕掛けてくる。威力、速度共に先ほどと比較にならない。瘴気によって、悪意によって、負の心によって倍増された魔王の剣戟の威力は……既に破城槌による一撃と同程度にまで高まっている)
    (無論それらの悪意や負の心が何処から出ているかは云うまでもない)
    心地佳いぞギルデ・フォルシーダ……汝の恐怖! 汝の懐疑! 其の全てが余の力となり、其の汝の心の闇こそが此処で汝を食い殺すのだ……汝は余に殺されるのではない。汝は汝に殺されるのだ。汝の罪によってなぁ……! フフフ、はははは、はははははははははっははッ!
    (高らかな哄笑を響かせる。魔王から漏れる闇の波動は因果すらも自らの内に引き寄せ……そして……堕落させる……故に魔族、故に魔性、故に……魔王) -- 黒髪のセイバー 2011-10-10 (月) 01:05:17
  • (懐かしくも大切な思い出が蹂躙されていく。無遠慮に、そして楽しげに仲間との記憶が汚されていく)
    (忘れられない思い出が今、牙を向いて自分を打ちのめしている。どうしようもなく胸が苦しくて。思わず自分の胸元を握りしめた)
    (宝具の威力は使用者の精神によっても左右され得る。的確に心を甚振る魔王の言葉に、男の心は最早限界に近かった)
    ―勝てない。俺では、この魔王には勝てない(一瞬、思い浮かんでしまった絶望的な事実。その一瞬が、致命的な隙を与えることとなる)

    ぐ、ぅ―ッ(幾度目かの相殺の後、一瞬。男は隙を立て直すことが出来ず。無防備な姿を晒す)
    (その隙はほんの僅かな。一秒にしか満たないものであったが、コンマ一秒が生死を分けるこの戦いにおいては致命的だった)
    がっ、ぐ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!(ついに、破壊槌の如き衝撃を相殺しきれず。男は吹き飛ばされた。骨が砕け、内臓がちぎれる程の一撃)
    (壁に叩きつけられ、そのまま地面へと倒れ伏す。圧倒的な力。太刀打ちのしようのない、絶望そのもの。―ただの人間でしかない男にとっては、それは正しく魔王そのものだった) -- バフーン 2011-10-10 (月) 01:22:20

  • スィーニとギルデ(大人たち)が逃げている)

    見たくない過去(失った幸せ)から 考えたくない未来(訪れるだろう偽り)から目を逸らして)

    (それに甘えたのが、自分(子供)

    (ではどうすれば良かったというのだろうか)
    (諦めることもできないのに)


    (そうして、壊れてしまったのがスィーニなのかもしれない そう、ふと思った)
    (遠い遠い、意識の片隅で 俯瞰して眺めているような気分だった)
    (心が急速に大人になる それがわかってしまう 分かれば分かるほど、苦しくなるばかり)



    やだ……ギルデ、ギルデ……………!!
    ラヴィニアの…ラヴィニアだけの、騎士でいて…………っ
    (枷が緩んだのをいいことに、スィーニを遮るように立ち上がる)
    (子供の心が、子供のままでいたいと、サーヴァントの名を呼ぶ)
    (吹き飛ばされた己のサーヴァントへ駆け寄ろうと)
    -- ラヴィニア 2011-10-10 (月) 01:26:51
  • (騎士の苦悶の叫びと王の笑う声が聞こえた)
    (もう彼が戦うのを見たくなかった。だって苦しんで欲しくない)
    (彼が戦い続けるのを見たかった。だって生きていて欲しい)
    (二つの矛盾する感情に飲み込まれ、ふらふらと踏み出す)

    …おかしいな。幸せなのにどうして涙がこぼれるんだろう、ギルデ。
    …たすけて。
    (黒いドレスに頬から落ちる水がしみこむ)
    (もう正気を失っているのかもしれない)
    (それでもただ求めるのは、一人)
    (その一人だけが欲しい)
    (それは狂気にも似た恋)
    http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075021.jpg 

    …スーをたすけて。ギルデ。
    (別れの時に呟いた言葉を、無意識にもう一度呟いた)
    -- スー 2011-10-10 (月) 01:50:08
  • (絶望が足音を立てて近付いてくる。油断していると……そう云って差し支えない。それほどの余裕と威厳を纏って、ゆっくりと)
    諦観しろ、そして、悲観しろ……最早、汝にできることはその程度だ……
    (張り付いた薄笑いが消えない。ニヤニヤと愉しそうに終始口元を緩ませる。丁度、道化の喜劇を見る貴族のように)
    死して願いの礎となれ……汝の過去の礎とな
    (スィーニを一瞥し、呟く) -- 黒髪のセイバー 2011-10-10 (月) 02:15:46
  • (声が聞こえる。守ろうと決めた孤独な少女の声が―)
    (声が聞こえる。助けると決めた孤独な少女の声が―)
    (絶望に染められ行く思考に、二人の声が微かな光を放つ。それは宛ら、闇を照らし導く灯台のようでもあった)
    ……待てよ、魔王さん。俺は、まだ…終わっちゃいないぜ…(全身に力を籠め、ボロボロの身体で立ち上がる。心も、身体も完全に砕けてしまった筈なのに。それなのに男は立ち上がる)
    …この街で、俺が出会った人全てが、俺の道を照らしてくれる…ッ!!
    (最期の時を看取ってくれた占い師の言葉。その言葉だけが、今の男を支えていた) -- バフーン 2011-10-10 (月) 02:23:33
  • 何……?
    (ギルデのその動きに、僅かに眉根を動かす。今までずっと顔に張り付いていた嘲笑が曇る)
    まだ力が残っていたか……ふん、悪運だけは強いようだな
    (運に、正の因果にばかりは全く干渉できない魔王。故にそう勘違いする)
    まだ痛めつけ足りんか……仕方ない、次は身体を少し嬲ってやるか
    (軍刀を振れば、瘴気が漏れ、裂風となってギルデに迫る。それは質量を伴った真っ黒な霧……受ければ当然ただでは済まない) -- 黒髪のセイバー 2011-10-10 (月) 02:40:32
  • (魔王の放つ黒い霧が迫る。それでも、男は動かない。否、最初から避ける力など残っては居ない)
    この街で、俺は…道化の仮面を外したことは無かった。だから、再生される記憶も当然道化のものだ…
    だから今。今この時だけ…俺はこの仮面を外す(だから避けない。避けられるように力を振り絞る必要はない。避ける必要のない世界に―書き換える

    そこには死があり。生は無し。其処には踏みにじられる命があり。救われる命は無い
    我が心に描きしは無情の戦場。この世成らざる亡者共が躍る、地獄の窯の底成り
    其処に在りて我は刀を振るう。全ての敵を切り伏せて、我は孤独を享受する―
    (自己暗示にも似た詠唱。鍵となる言葉を紡ぎ終わった時、男は仮面を投げ捨てた)

    (世界が、男を中心に塗りつぶされる。男の心の底にある幻想が、世界の理を書き換える)
    ―固有結界 今この時。否応なしに、全ての存在が、男の世界へと引きずり込まれていく)

    (魔力の奔流が静まった時。其処に一人の男が立っている。周囲には絶えず剣戟と、悲鳴と、断末魔が響いている血の荒野)
    (其処に、男は一人立っている。血に汚れた鎧を纏い、輝きを失くした瞳で男は魔王を見つめる)
    此処には矛盾など無い。ただ強いものが生き、弱いものが死ぬ。それだけが存在する、血に塗れた戦場だ
    死にたくなければ、俺の抱えた死全てを乗り越えてみせろ…魔王!!
    (吠える男の顔は誰も見たことのない顔で。ただ、そこにある「死」だけを望む、冷酷な殺人鬼の顔だった)
    (少女達には―この男が誰なのか、分からないかもしれない) -- グレディ 2011-10-10 (月) 02:43:40
  • ……固有結界か……(歪む世界に引きずり込まれ、魔王の顔もまた歪む。その顔は……悲哀。憐憫……そして、落胆)
    其れがお前の本当の顔か……ギルデ・フォルシーダ……いいや……
    工作員グレディ
    (血河山屍。そうとしか表現できない地獄の中で、魔王と殺人鬼は再び出会った)
    (魔王はその光景を見て目を伏せた。いいや、正確には、そこに立つギルデの有様を見て目を伏せた)
    佳いだろう……だが、余は教授しよう。その選択肢は汝にとって最悪の選択となる
    (最早剣を構えもせず、それどころか投げ捨てて、魔王は両手を広げる)
    掛かってくるが佳い。ギルデ・フォルシーダでない者よ。ギルデ・フォルシーダになる筈だった者よ……余は逃げも隠れも……そして戦いもしない
    (その言葉は果たしてどうギルデ、いやグレディに受け取られるだろうか……魔王は薄く泣き笑いのような顔をして、呟く)
    今の汝で余が殺せると本気で思っているのなら……掛かってくるが佳い -- 黒髪のセイバー 2011-10-10 (月) 02:57:44
  • (駆け寄ろうとした足が止まる)
    (どちらの名前も呼ばず)
    (全く知らない場所で)
    (全く知らない顔で立つ男)
    (彼は、誰なのだろう?)
    (ギルデは、どこへいってしまったの?)
    ………(音もなく 声もなく 口だけが小さく ギルデ? と問いかけた)
    -- ラヴィニア 2011-10-10 (月) 02:59:25
  • (どうして、こうなってしまったんだろう)
    (ただ側にいて欲しい…好きになって欲しい。そんな女らしい願いを持っただけなのに)
    (魔王が自分を見る。愚か者だと笑うだろうきっと)
    (魔物たちの合間をおぼつかない足取りで歩く)
    (魔物の輪を抜けると彼がいた。仮面が床に落ちる)

    (…――急に世界が変わった)
    (これは、サーヴァントの力…ぼやけていた意識が急にはっきりとした)
    ここは…戦場…?あれは……(血まみれの騎士がそこにいた)
    (人殺しの顔をして)
    (でもあれは…)
    (もう一人の少女の向こう側で、同じように立ち尽くす)
    -- スー 2011-10-10 (月) 03:05:18
  • (二人の少女の声は届かない。男は、どちらの手も選べなかったのではない。選ばなかったのだ
    (其処に在るのはただの殺人鬼であり、血にまみれた悪魔でしかなかった。淡い思いを寄せられた、「ギルデ」という男は、何処にもいない)
    (これが自分の姿だからこそ。彼女たちの手を取ることはしなかった。結局の所―男はこの負い目を克服することなど出来ていなかったのだ。そしてそれ故に、何度でも伸ばされた手を取ることは出来ない)
    (だが、その事実に男は目を背ける。今はただ、この魔王を切り伏せることだけしか頭にはない。この闇さえ切り払えば、全てが戻ってくると信じて。自分が突き放されようと、彼女たちが笑えると信じて)
    舐めるなよ、魔王…お前が幾万の人間の闇を吸って強大化するというのなら…俺は、幾万の人間の死を背負って、貴様を切り伏せて見せる(腰に差した刀に手をかけ、腰を落とす)
    この世界には死があるだけだ……死ぬのは、貴様か、俺か。或いは…両方だッ!(血煙に霞む夕日に照らされ、何かが煌めいた)
    (それは剣閃。男が持つ宝具の原点となった瞬速の抜刀。宝具にまで昇華し得る程の速さは、正に不可視)
    (全盛時代の、心と情を捨てた男の実力は、宝具などとうに追い越していた。魔力的な要素を一切排除して尚、その剣閃は不可視―)

    死ね、死ね、死ね、死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねシネシネシネシネシネシネシネシネ

    (呪詛にも似た言葉をと共に男は地を蹴った。時間にしてわずか数秒。男は幾百もの剣閃を魔王に浴びせる。通常ならば、切られて千切れ飛ぶ体がミンチになる程の速さと密度―)

    (血濡れで、呪いの言葉を吐きながら相手を切り伏せるこの悪鬼は。最早、傍目には魔王となんら変わりが無い程に穢れた存在だった) -- グレディ 2011-10-10 (月) 03:18:10
  • (憐憫の表情を浮かべたまま……魔王の身体が切り刻まれる。幾度も。幾重にも……)
    (魔王は本当に一切抵抗しなかった。ただ両手を広げて切り刻まれ、刺し貫かれ、叩き潰された)
    (その腕が輪切りにされ、その足が捥がれ、その顔が潰されても……魔王の表情は一切変わらない)
    (数秒。それは戦いの中においては濃密な、非常に長い時間)
    (グレディの連撃が終わったとき、其処に魔王の姿は無く、代わりに其処には……魔王であった肉片と骨粉、そして血溜まりだけが残っていた) -- 黒髪のセイバー 2011-10-10 (月) 03:28:40
  • やだ………嫌だ…………… そんな顔をしてはだめです…
    (鬼のような形相で死を呪う男に弱々しく声を掛ける)
    そんな風に、変わってしまうくらいなら…………

    戻って……もとの、ギルデに……戻って……………!!
    ラヴィニアの、知らない顔をしないで…知らない所に、行かないで…………… 戻ってきて……お願い…
    (魔王なんて倒せなくていい ただギルデに居て欲しいのに どうして、伝わらないのか)
    (飛び散る赤い飛沫から、男の変り様から目を背けるように 癇癪を起こした子供のように駄々をこねる)
    -- ラヴィニア 2011-10-10 (月) 03:35:25
  • (魔王が浮かべる憐れみの表情が男の心をかき乱した。だから、一心不乱に切り刻んだ。幾重にも幾重にも。二度と起き上がらぬよう、執拗に切り刻み、そして―)
    (周囲に血の雨が降る。あの夜と同じように。彼女の手を掴み損ねたあの夜と同じように)
    (やがて、男は深紅の雨の中、ゆっくりと二人の少女を見据えた)………(ただ、無言で視線を交わす)
    (彼女たちにかける言葉が見つからなくて、ただ無言で一歩、足を進めた。さながらその姿は、標的を失った獣が、次の獲物に狙いを定めるかのようで―) -- グレディ 2011-10-10 (月) 03:35:35
  • (人殺しが叫ぶ。ただ敵を殺すために)
    (夕焼けは金の色。血と同じ赤い色。あの人も同じ色に染まっていく)
    (戦場に不釣合いなドレスで立ちすくんで、何故か昔を思い出した)

    (ただの少女の頃も、あの人が気になった。話していたいとそう思って)
    (近づいても少しの距離を感じた。優しいのに、人を側におこうとはしない人)
    (どうしてそんなに寂しそうなの。笑っているのに)
    (そう聞いたら彼に笑われるだろうから、聞けなかった)
    (胸が少し痛んで)
    (彼が孤独な理由がようやくわかった気がした)

    (ああ、あれは…恋だったのかもしれない)

    (さっきとは違う、涙がこぼれた)

    (魔王の姿が切り刻まれて、夕日と同じ色の水溜り)
    (終わったのだろうか)
    (いいえ、違う)
    (思い出せ)(自分が呼び出し、契約したものがなんなのか)
    …ギル、デ…
    ギルデ!!!!!!!!!!にげてぇっ!!!!!!!!
    (グレディと魔王は呼んだ)
    (でも、スーはギルデと彼を呼んだ)

    (だってあの人は…スーが好きになった人と何も変わらないもの)
    -- スー 2011-10-10 (月) 03:38:32
  • 無駄だグレディ。諦めろ。汝に余は殺せない
    (声が聞こえる……どこからか声が……いや、何処からかなんて分かってる、目前の血溜まりに浮かぶ肉と骨から声が聞こえる)
    汝は最早人ではない。模造品でありながら、ギルデ・フォルシーダを否定した汝は……人の心を否定した汝は最早人ではない……ギルデ・フォルシーダですらない哀れなバケモノだ……本物のギルデが汝をもし見ていれば……大いに失望したであろうな
    (声が聞こえてくる。目前の血……いや、もうそんなものはない。魔王は最早そこに居ない。血溜まりも肉片も骨粉も其処にはない。『最初から無いように見える』)
    汝に余を殺す資格は無い……
    (魔王は既に目前にいた。最初から其処に居た様に立っていた。そう、先ほど死んだ事実と此処に生きているという事実……事実が、因果が……『矛盾』した)
    (薄く笑い、いつもの嘲笑を浮かべて、魔王は歩みを進めてくる)
    終演だ……殺人鬼グレディ……汝は道を踏み外した……その敗因、これからゆっくり教えてやろう
    (泰然と、グレディへと近付く魔王。魔王の身体に瘴気が集まり、闇が溢れ……そして魔王は口ずさむ。詠唱を……いいや、宝具の真名を)

    体は矛盾で出来ている。(I am bone of your paradox.)

    (足音が鳴る。魔の忍び寄る音が聞こえる)};

    血潮は濁り、心は堕ちる。(This is my body, and This is my blood)

    (嘲笑が聞こえる。魔王の尊大な嗤声が耳朶を打つ)

    幾たびの戦場を越えて解せず。(You have created over athousand paradox.)

    (絶望が見える。微かな光すら飲み込む虚無が心を覗き込む)

    ただ一度の解答もなく、(Unaware of answer.)

    (恐怖が在る。恐怖を喰らい、恐怖を統べる深淵が其処に在る)

    ただ一度の理解もなし。(Nor aware of gain.)

    (懐疑が在る。懐疑を生み、懐疑を抱く黄昏が其処に在る)

    担い手はここに在らず。(Withstood pain to create paradox.)

    (しかし、其れ等は万物の詐術であり)

    矛盾を抱きて解を待つ。(Waiting for one's Fate.)

    (しかし、其れ等は真実の落丁である)

    ならば、汝が生涯に意味は不要ず。(You have no regrets.This is the only path.)

    (故に其れ等は人にとって恐るるには足らない。恐れる必要もない)

    汝は最早人に在らず……汝もまた『矛盾の魔王』であった。(Your whole life was "unlimited blade plagiarize.")

    (何故なら心を闇に……病みに喰われた人未満こそ、魔王の餌食であるのだから)
    グレディ……汝は人ではない。殺人鬼だ。鬼だ。鬼に余は殺せない。バケモノに余は殺せない。人の心を亡くしたギルデ・フォルシーダの醜い模造品に、余は殺せない……
    何故なら、余を……魔王を殺すのは……
    (詠唱を終え、魔王の右手が遠近間も障害物も時空も彼我も運命も因果も私も貴方も君も僕も全て無視してグレディの身体に迫ってくる。そう、『人間を辞めた』グレディから彼の宝具……彼の剣を奪う為に)
    魔王を殺すのは……常に人間と決まっているからだ
    (魔王の手が、鬼に伸びた) -- 黒髪のセイバー 2011-10-10 (月) 03:50:08
  • (言葉が、出ない。圧倒的な王者のプレッシャーに、ただ威圧され唇を噛む。あぁそうだ。今の自分は闇に堕ちた悪鬼でしかない)
    (―ならば、その闇を総べる魔王たる存在に、勝てる道理があるわけはなくて)
    (迫りくる闇に向けて幾度も剣閃を放つも、その全てがかき消され、飲み込まれ消えていく。否。剣戟そのものが無かったことにすらなっている
    (因果の逆転。発したのに、発していない。矛盾そのものであるヴァルサキスにとって、この程度は造作もないことなのか―)

    (真名を解放する言霊が、死刑宣告にも似た絶望を持って男に降りかかる。気づけば。魔王は自分の目の前に立っていて)
    、ぁ―(間抜けな声を出した瞬間、魔王の手が、ぞぶりと自分の体の中へと沈み込んだ)
    が、ぁ、っ…ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!(記憶の複製品であるサーヴァントの宝具は、その存在を支える「人々の記憶」の象徴そのもの)
    (魂とも言うべき核が、魔王の手によって抉り出される。どす黒い血が傷口から溢れ、「何か」が内から強引に引きずり出されていく)
    (男を形作っていた記憶が。宝具が、奪われていく。男の輪郭にノイズが走り、書き換えられていた世界が、歪んで行く)

    (気づけば周囲は元の決戦場へと戻り)
    (男は血の海に沈み)
    (魔王の手には、男の記憶が。男を存在せしめていた宝具が、握られていた―)) -- グレディ 2011-10-10 (月) 04:06:41
  • ………!!!!(嫌な音がする)
    (とうとう目を背けて、目を閉じて、涙を零していることも出来なくなった)
    いやあああ!!!! もうやめて、やめてぇえええ!!!!!!!!!!!!!!
    (今度こそ男の、ギルデの、グレディの傍に駆け寄った)
    (失うかもしれないという恐怖の前に、他の全てが消え去って 夢中で、ただ男の傍に在りたいと)
    -- ラヴィニア 2011-10-10 (月) 04:11:56
  • (叫ぶ声も届かなくて、彼は血の海に沈んだ)
    (ラヴィニアが駆け出していく。でも、自分はゆっくりと歩いて行き、彼の前に立つ)
    (…いつの間にか世界は戻っていた)

    (彼女の鳴く声が、広間に響く。ただ、胸が痛い)
    ……馬鹿な人ね…。何もかも裏目に出て。
    (静かに彼を見下ろして、そんな言葉しか出なかった)
    (ただ涙は止まらない)
    -- スー 2011-10-10 (月) 04:22:36
  • (グレディから……鬼から、人の心を奪う。鬼が殺した人の心を奪い取り、抜く)
    『不可視の剣閃』(ブレイドファンタズム)……持ち主であるグレディには超常たるその宝具の真価は発揮されない。しかし、今は其れで十二分……斬れればそれで十二分。右手に持ったギルデの剣を振り上げ、)

    ……最早、見るに耐えん……

    (侮蔑の表情を露に、一閃)

    (その剣閃は鮮やかに弧を描き……)

    (銀の軌跡が完全に虚空に消えたその時)

    (サーヴァント・バフーンの首は宙を舞い、地面に落下していた)

    (丁度、それは……ラヴィニアの目前に) -- 黒髪のセイバー 2011-10-10 (月) 04:25:02
  • (―泣き声が聞こえる。涙が堕ちる音が聞こえる)
    (人の心を抜き取られ、タダの抜け殻となった「何か」は、スローになる世界のなかで考えた)
    ―泣かないでくれよ。俺は、そんな顔を…君たちにはしてほしくなくて―
    (視界の隅で、何かが煌めいた。ゆっくり、ゆっくりとそれは振り下ろされる)
    ―あぁ、ここで終わりか
    (所詮、模倣品などこの程度のものだったのだ)
    ―あぁ、でも
    (もうすぐ傍にまで刃が迫っている)
    ―最後に、伝えなきゃ
    (時間が無い)
    ―例え模倣品だとしても、涙は見たくない
    (首筋に、冷たい感触。皮膚が、切り裂かれていく)

    ――愛して――

    (これで、複製品の物語は終わりを告げた。誰一人救えないまま。誰一人守れないまま)
    (道を踏み外した道化は、舞台を下ろされる。それが、当然の結果だった―) -- グレディ 2011-10-10 (月) 04:33:58
  • やだ……お願い……………っ やめ――――――――――――――――――――――――――――






    (何が起きたのか分からない)
    (銀の軌跡が消えて 私ははしって)
    (それで)
    (それで…………………………?)
    (足元にあるモノは、何?)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
    (声にならない声が広間に響き渡る)
    -- ラヴィニア 2011-10-10 (月) 04:39:09
  • (酷く冷静な自分がいた。もっと取り乱すのかと思ったのに)
    (彼を失う事が何より怖かった、そのはずなのに)
    (魔王がどういう行動をするか、わかっていた筈なのに)
    (彼が殺される瞬間でさえ、こんなに静かな気持ち)

    (心が壊れてしまったようだった)
    (無表情のまま、落ちた首を見る)
    (涙だけただ、流れている)

    (スーのかわりにラヴィニアが泣くからなのかもしれない)
    (半狂乱になった彼女を慰める事も自分にはもう出来ない)
    (何も出来ない。何もできなかった……ただ求めるだけで、何も…)
    (温かい日々をくれた事、助けようとしてくれた事、嬉しかったのに)

    ……ごめんね…スーは…まだ……ありがとうも、いってなかったね……
    (ラヴィニアの声にならない悲鳴にかき消されるように、呟いた)
    -- スー 2011-10-10 (月) 04:45:42
  • (ギルデの刀を納め、アルヌールの軍刀と並べて腰に差す。せめてもの情けとでも云うように)

    これが願いの代償だ……この余にあるモノは全てが有限……誰かが幸福になれば代わりに誰かが不幸になる……これがその結果だ
    (いつものように、魔王らしい不敵に口角を吊り上げ、嗤う)
    絶望しろラヴィニア・マール。汝の願いが絶たれた現実に
    渇望しろスィーニ・ツビェット。他者の願いの全てを踏み躙って己が願いを成しえる未来を
    (最後に、ギルデの死体に一瞥くれてから踵を返す)
    闇は光に払われる定め……しかし、闇を持って闇に挑むなら……その先もまた闇でしかない……愚かな道化よ。涅槃の果てで悔やむが佳い……
    (そして、物陰の暗がりに身を預ければ……すでに魔王の姿は無く、周囲に居た魔王の配下達もまた……姿を消していた) -- 黒髪のセイバー 2011-10-10 (月) 04:58:56
  • (少女の慟哭が響き、少女の呟きが闇に解けた時。柔らかな光が辺りを包む)
    (眩い光は何かのシルエットを闇の中に映し出して行く。それは、男の影。グレディでも、バフーンでもない、ギルデ・フォルシーダの影)
    (影は、困ったように頭を掻く仕草を見せる。見慣れた、生前の男の癖。そして、最後のメッセージを届けるために。影は口を開いた)

    ……ごめんな。約束、守れなくて(誰に向けたものでもない言葉。影は続ける)
    ……二人とも。笑って、前を見て生きててくれないか。それだけが、俺の望みだ
    (男が生前、死の間際に聞いた言葉。男が生前、己の生に希望を見出した言葉を伝えるために、最後の宝具は光を放ち続ける)……闇の中でも。人とのつながりが、絆が行くべき道を照らしてくれる……君たちは、一人じゃない
    (誰に向けたわけでもない言葉。男の心からの願いと言葉を伝えきった後、最後の奇跡は光を失っていく)
    (そして男は言う。いつものように、おどけた態度で、いつもの言葉を)

    ……愛してるぜ

    (そうして、カーテンコールも終わりを告げる。やがて光は消え。サーヴァントの身体もノイズとなって消えていき)
    (二人の少女だけが、その場に残された) -- ギルデ 2011-10-10 (月) 05:21:34
  •  http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075023.jpg 
    (手袋を外し抱きかかえる)
    (愛するヒトを)
    (柔らかな光を拒絶するようにきつく抱きしめ顔を伏せる)
    (ボロボロと涙を溢れさせ)
    (ただ、腕の中の残された温もりだけに追いすがる)


    (最期の言葉が終わり)
    (男の幕はゆっくりと下ろされる)
    (腕の中の質量も徐々に消え やがて完全に空気に溶けた)
    (腕の令呪も色を失い、始めから何も無かったかのように…白い腕に戻った)


    (仄暗い広間に 少女が二人)
    (息も上手く吸えないのか、喘ぐ様なしゃくりが響く)
    ぎる、で………っ(最期まで、あの調子だった)
    (最期まで、残酷な言葉を残した)
    (最期まで、誰も――――――)
    (選ばなかった)
    -- ラヴィニア 2011-10-10 (月) 05:35:30
  • …言われなくても、そうするわ(魔王に答える。前を向いて)
    (これでもう、本当に戻れない)
    (スーを助けてくれる可能性のあるたった一人の人は死んでしまった…)
    (…いいえ、スーが殺したんだ。自分の意思で)
    (忘れてはいけない。罪を)

    (魔王の気配が消えて、二人だけ取り残された)
    (…顔を見ることが出来ない。抱きしめる事ももうできない)
    (背を向けて歩き出そうとすると、光がそこにあった)
    …ギルデ。
    (呆然として呟き、言葉を聞く…彼らしい、最後の言葉)

    馬鹿ね…こういうのはたった一人に言うものよ…こんな時まで、二人救おうとして本当に、愚かな人…。
    貴方の大事な子はその子たった一人にするべきだったのよ。
    自分を殺せと命じた女に、そんなこと……

    …ああまた、ありがとうっていえなかった。スーも結構意地っ張りね。
    (光が消えてしまってから、ぽつりと呟く)
    でも、いいわ。愚かで優しい人。お礼なんていってあげない。
    結局どちらも選ばなかった、そんな残酷な人には……。



    (…そして、今度こそ二人が残る)
    -- スー 2011-10-10 (月) 05:42:20
  • (暫くは静寂が二人を包む)
    (どれくらいの時が過ぎたのか、蹲っていた少女が不意に立ち上がった)
    これが。
    失うという恐怖ですか。
    これが。
    もう戻らない幸せを願う絶望ですか。
    (言いながら悲鳴を上げそうだ)
    (辛くて悲しくて胸が張り裂けそう)
    (いっそのこと、本当に裂けてしまえばいい)
    (ラヴィニアの騎士はもうどこにもいない)
    (もう二度と現れない)
    (たった一人の、ラヴィニアのギルデ・フォルシーダ)
    (複製だってなんだって良かった 自分だけで居てくれればそれでよかった)
    (でも、もういない)
    (契約の証も消えてしまった)


    (スィーニを見詰める瞳は、かつてのスィーニとそっくりで…だが若干違う所がある)
    (それは強く決意した瞳)
    (今のスィーニと同じ瞳)


    (ずっと持っていた 今は、これだけがあのギルデが居たことの証明)
    (ギルデを召喚した、古ぼけた剣)
    (腰に固定していた紐を解き、驚くほど…何故か慣れた手付きで剣を抜く)
    -- ラヴィニア 2011-10-10 (月) 05:56:35
  • (彼女が振り向き、穏やかな瞳で見つめ返す)
    (この子は私)
    (私はこの子)
    (過去であり、今)
    …そうよ。それが愛しい人を失う痛み。
    求める事も出来なくなる悲しみ。
    スーの苦しみ。

    (答えを静かに口にする)
    (彼女が剣を抜いても、微動だにしない)

    …スーのこと恨んでも、憎んでもいいわ。貴方にはその権利がある。
    でもごめんね、スーは死ぬ訳には行かないの。
    言ったでしょう?もう戻れないと。

    …その剣でスーを斬りつけても彼は帰ってこないわ。
    (気持ちを逆撫でするような台詞)
    -- スー 2011-10-10 (月) 06:07:57
  • そう言いながらも おまえはわかっているのでしょう
    ラヴィニアが決して止まらないこと
    諦められるはずなど、ないことを!!!!!!!!!!!!!!!
    (1歩、2歩……3歩目からは駆け出して スィーニ目掛けて我武者羅に剣を振るう)
    諦められないから、おまえはここにいる、そうでしょう!?
    (彼女にとって大きすぎる剣に振り回され、それでも……止まることはない)
    -- ラヴィニア 2011-10-10 (月) 06:16:12
  • (剣が振り回されても、持つのがやっとの少女の力ではよけるのは簡単だった)
    (でも、彼女はやめない)
    …………やめなさい
    (鈍い金属音。呼び出した杖が古びた剣を受け止める)
    (彼の剣…)

    諦められないからスーは道を探したの。見つけてここに来たの。
    でも…今の貴方のやっている事は無意味よ。わかっているでしょう。
    (どこまでも冷静な言葉、胸を抉る様な冷たい言葉)

    ……だめよ。そんなことしちゃ。
    (剣をよけた杖が落ちる)
    (そのままの彼女を、抱きしめた)
    …だめだよ。
    殺されてあげたいけど、それはギルデが悲しむ。
    その綺麗な心を、純粋さを彼は愛したのだから。
    …貴方はまだ、戻れるわ。
    (いつかのように優しい声で)
    (彼女はまだ剣を手にしているというのに、だだ胸に抱きしめる)
    -- スー 2011-10-10 (月) 06:32:28
  • (本当に? 意味などないのだろうか)
    (この思いに、この苦しみに、この憤りに、この虚しさに 意味などないのだろうか)

    (抱きとめられてもなお暴れ、スィーニを突き飛ばす 扱い慣れない刃がいくらかの傷を付けるかもしれない それは、お互いに)

    そうして優しく撫でれば、戻れるとでも思うのですか?
    もういない、勝手な、ギルデなんて、いくらでも悲しめばいいのです…………!!!

    ここにいるラヴィニアは……前と同じ、何もないラヴィニアではないのです
    悲しみと、絶望だけ残ったラヴィニアです!!
    (もう一度剣を振り上げ、スィーニを目指す)
    -- ラヴィニア 2011-10-10 (月) 06:44:18
  • (彼女に突き飛ばされて、剣が腕に当たったのか血が流れる)
    (もう魔物と同じようになったのに、赤い血だ)
    (床に座り込み、腕を押さえる)

    (彼女を抱きしめる資格などない)
    (わかっていたけれど)
    (痛々しいその姿を見ていられなかった)

    (自分のようになるのを)

    (言葉も、温かさも届かないのはわかっていた筈なのに)
    (かつての自分がそうだったように)

    (傷が痛む。でも胸の痛みに比べたらなんでもなかった)

    (剣が振り上げられた)

    (死ぬ訳には行かない)
    (でも)
    (この子を放っても行けない)

    (瞳を閉じて、剣が振り下ろされるのを待った)
    -- スー 2011-10-10 (月) 07:06:36
  • あああああああああああああああああ!!!!(獣のように叫びを上げ、スィーニを傷つけるために剣を振るう)

    (なのに、それなのに)
    (女は避けない 動かない)
    (穏やかに、瞳を閉じた)
    わあああああ、あああ!!(確かに狙ったはずなのに…剣戟はスィーニの足の薄皮一枚割いただけ)

    どうして………どうして!!!!!!!!!!! どうして避けない!!
    おまえには願いがあるのでしょう?! 譲れない、願いが!!!!!
    (吐き捨てるように嘆くと勢いに任せて剣を引き抜く)
    (刃が再びスィーニを舐め、傷を作る)
    (そして幾度も幾度も振り下ろしては振り上げた)
    (肩で息をし、もう剣が持ち上がらない限界まで繰り返しても)
    (決して致命傷を与えることは無く)



    ずるい……ずるい、ずるい!!!!!!
    絶望だけ残したくせに生きろというのですか!
    悲しみだけ与えたのに前を向けというのですか!!
    もう、いないのに 笑えと、言うのですか…………………っ

    (最後の剣戟は、スィーニではなく自分に向けて)

    (古ぼけた、男が使っていた、刃でスィーニを傷付け自分も死ねばいいと思った)
    (思った!!!!!)
    (間違いなくそう思っている)
    (けれど刃はドレスを裂いただけでぴたりと止まった)
    (真の持ち主が止めるように、傷つけることなく)
    -- ラヴィニア 2011-10-10 (月) 07:23:44
  • (瞳を閉じたまま切り裂かれるままに動かない)
    (でも彼女の剣は殺さなかった)
    (切り傷はどれも薄く。血が少しにじむだけ)

    (何故かそれが無性に嬉しかった)
    (だってこの子はまだ、堕ちてはいないという事なのだろうから)
    (甘い考えなのかもしれないけれど)
    (ただの願いなのかもしれないけれど)
    (この子は鏡。けれど…本当の鏡じゃない)

    (叫ぶ声に顔を上げると切っ先が彼女自身へと)
    あ…っ!!
    (思わず手を伸ばす。切っ先を両手で掴もうと)
    (でも、剣は彼女を傷つけなかった)
    …その剣は貴方を守るためのもの。そうなのね、ギルデ…。
    (死んでも守りたいと思ったのは、この子なのか)
    (貴方はまだそこにいるのかな、彼女の側に)

    ……大人はずるいのよ。ラヴィニア。
    駄目な大人はね、自分のようになって欲しくないと子供に思うものよ。
    そして幸せになって欲しいと、思うものなの。
    それは時にとても残酷な願いだとわかっていても。願わずにはいられないの。
    (刃に手をそえてそっと切っ先を彼女から引き剥がす)
    (身勝手な台詞。それでも)
    貴方はまだ、戻れるわ。だから…
    (ああギルデ、大人は本当に身勝手ね)
    …どうか、幸せになって…争いのない優しい場所で。
    -- スー 2011-10-10 (月) 07:52:39
  • (刃が遠くなる)

    (もう振るえない)

    (もう握れない)


    おまえたちは………どこまでも、卑怯で……
    どこまでも残酷で……………
    どこまでも、優しい………………
    (そして愛おしい、ギルデ。)
    (悲しいのに憎みきれない)
    (きっと………否、自分はこの者達が、好きで、仕方なかったのだ)

    (ガシャンと金属音を立てて剣が床に落ちた)
    (それを皮切りに、少女は泣く ただひたすらに)
    (言葉を忘れた赤子のように泣き喚いた)
    -- ラヴィニア 2011-10-10 (月) 08:08:58
  • (泣き崩れるラヴィニアを見て思う)
    (この子は私。もう一つの可能性)

    (ギルデ、これからもこの子を守ってね)
    (いつかの庭で見た涙と同じ)
    (温かい。この世で一番綺麗なもの)

    (スーにはその資格はない)
    (わかっているのに)
    (もう一度だけ彼女を抱きしめようと手を伸ばして)
    (…首を振り、離れる)

    …スーも普通に生きて、ラヴィニアのような子を持ちたかったな。
    お茶の入れ方を教えてあげて、髪を結ってあげるのよ。
    (庭でした他愛のない話をする。場違いだとわかっているけれど)

    (そして一歩、二歩と後ずさり、闇のあるほうへ…)
    (娘を見送る母親のように笑うと、そのまま闇へと溶けて消えた)
    -- スー 2011-10-10 (月) 08:30:33

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第 一 回 戦 : - 明日香 vs グラフィカ - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・  差分:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・

 
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  • [第一階層中枢。迷宮を抜け、煌々と照らされる決闘場に立つ影は二つ。] -- 2011-10-08 (土) 19:03:37
  • 手紙は読んでもらえたかねぇ?(普段のボケ老人じみた顔とはまるで違う 瞳には光が宿り、殺気に髪は逆立つ) -- グラフィカ 2011-10-08 (土) 19:06:27
  • (ステッキはくるくると手の中で遊び、止まると同時に抜いている 細身の刀身が表れた…仕込杖だ)
    悪魔に逢うては悪魔を斬る。さて、いくらか払えば斬らせてくれるのであったかな
    (真正面からの宣戦布告 答えを聞く前に、身を低くして距離を詰め始める…摺り足、剣士であるからには堅実な間合いの測り方)
    (相手の戦法を知るわけではない。であれば、自分の戦法を貫くしかあるまい。) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-08 (土) 19:13:02
  • (対してこちらは、いつもの商売に使う鞄を持っている…以外に注目する点がないほど、普段のままで)ああ、ラブレターは久しぶりだったよ。ばぁさんから受け取ったのは初めてだ。
    あたしの値段は店の中でも一番高いんだ、そう簡単に斬られてたまるか…!(自分の後ろにはマスター、そして相手の宣戦布告に対し、こちらが行ったのは簡単なワンステップ)
    アスカ、打ち合わせ通りにやるよ!(自分は弱い。単純に戦闘となると、相手のセイバーに近づかれた時点で詰むほどに ならば近づく前に―――勝負を決める)
    (手慣れた動きで鞄を開き、中から取り出したのは……近代兵器、RPG-7 対戦車用兵器のそれを構えて)……死ねっ!!(二人のいる方に向けて発射した)
    (ちょうど相手のセイバーの前辺りに着弾し、爆発して粉塵を巻き上げる 決闘場の中は土煙に覆われ)………やった、かな?(RPG-7を捨てて、土煙を眺める) -- マーチャント 2011-10-08 (土) 20:39:01
  • (一方で、マーチャントとほぼ同じで普段通りの恰好に紙と羽ペンを手に持ったまま)
    マーチャント。…事態は良く分からないけど状況は良く分かった。派手にかましても大丈夫、こっちはいつでも準備万端だよ
    (マーチャントの後方に位置して、どんな状況にも備えられる様に…全域を見渡せる位置取りで)
    (轟音と共に放たれた破壊力はまっすぐ前方に立つ二人へ向かって飛来していき)
    (空間を揺らし、粉塵が舞い上がり……相対する二人の姿はその中に掻き消えて確認する事は出来ない)
    ・・・・・・っ?…!マーチャント、備えてっ!(咄嗟に声が出る、何かが来る・・・そう判断して自身のサーヴァントに声を張り上げ) -- アスカ 2011-10-08 (土) 21:17:20
  • (爆炎。弾頭の速度は、脚で詰められる距離を遥かに超えていた よって、直撃は必然)
    (もうもうと上がる土煙の向こうには、仮初の肉体を破裂させたサーヴァントと、そのマスターであるはずなのだ)
    (はずなのだが―) (煙を切り裂き飛んだのは一通の葉書。マーチャントの仮面へ向けて、一直線 如何なる左様か、その切れ味は刃より鋭い)
    痛い、実に痛い。呆れるほどに痛い。あり得ぬ程に痛い。許せぬほどに痛い。とてつもなく痛い…何であろうかね、その?火器?は
    (恨み言と共に、晴れた煙の向こうには 奇っ怪なコートを血に染めて佇む敵!控えめに言って襤褸雑巾である。夥しい金属片に切り裂かれ、焼け爛れた肌は死体と見紛うばかり)
    Проклятие Закон(怨み晴らさで置くべきか)(呪言である。その傷、その痛みを推進力へと変える特殊技能。一歩ごとに、力が膨れ上がる様子は 魔力の流れが視える者ならば一目瞭然で) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-08 (土) 21:19:14
  • 恐ろしいねぇ…決闘にして正解だったよォ(その後方。サーヴァントを盾として、更には鋼鉄の義腕を盾として。微笑む顔は邪悪だ) -- グラフィカ 2011-10-08 (土) 21:20:43
  • えっ…(アスカの声に、一瞬、気を取られる そして土煙の中から飛んでくる、一枚の葉書 その攻撃は予想の範疇に無く)……何っ!?
    (紙一重。紙一重で身をよじり、仮面のみを掠めるに収まった しかしそれは―――――)………いや……(仮面が、割れる その中から、大きな傷跡の残る顔が現れて)
    (目の前に迫る敵 ほとばしる魔力は明らかに何らかの能力を使っていると分かるほどの強さで、「しかしそんなことは今はどうでもいい」 問題は、その敵が、男で、自分の顔を見られて)
    いやぁあああああああああああああああああああ!!!(自分の顔を両手で覆い、幼子の様に悲鳴を上げる 異性にこの顔を直視される事、それは――生前、最も恐れていた事 何よりも、彼以外に、見せる事は 最早意識は戦いの中に無い)
    (助けを求めるように、なりふり構わず振りかえって自分の主の元へと逃げる だがその背中、余りにも無防備であった) -- マーチャント 2011-10-08 (土) 21:28:30
  • (砂煙の中から空を切り飛びだして一直線で向かって来たそれは葉書)
    (その葉書はマーチャントの元へと一撃加えようとして、しかし掠めて自分自身の後方へと飛んで行くにとどまり、表情からは分からないが安堵しながら)
    ……(だがマーチャントの様子がおかしい、直後に仮面が割れて…素顔が露わになり、取り乱し始めた。そこで以前マーチャントに聞かされた話を思い出して、一直線に駆け出す)
    (羽ペンを走らせ、紙に何かを書きこみながらこちらへ向かってくるマーチャントへ)落ち着いて…マーチャント。あれは、あれは…ボーイッシュな女だ
    (咄嗟に出てくる出鱈目ではあるが、これで一瞬でも正気を戻して顔を隠し体勢を立て直せば勝利の芽は出てくるかもしれない…)
    (が、今さっきのこちらの不意打ちで傷を負わせたものの大きな痛手を与えられなかったのは痛い。加えて、あのマスター…話には気味が悪いと聞かされていたが、その理由が良く分かって)
    (……首を振り、今はマーチャントを守らなければ。そう思いながらありえない硬度と書かれた紙を自身に貼りつけて守ろうとするが、普段からここまで急激に動く事は少ないため体勢を整えるまでの間に隙があって) -- アスカ 2011-10-08 (土) 21:46:28
  • 顔を隠すのはその必要があるから―これも正解だったよォ(裏街道はその手の輩で溢れている。身分の秘匿程度で済めば…良い方だ)
    (生前の、その悪魔の持つ契約。或いは矜持。素顔を晒すことその物が、存在を揺るがす最悪の弱点―そこまでは期待していなかったが効果は覿面)
    是非もない。殺ってしまいなァ(敵の主人の小細工を見咎める…と同時に。指令は下り、魔力の渦は呪術の黒に塗り潰される!) -- グラフィカ 2011-10-08 (土) 22:00:35
  • Телль дартс(十五番目に射通す刃)(放たれる!仕込み杖が投擲され、その刀身が本来持つ以上の威力を纏わせて飛ぶ)
    人を呪わば穴二つ…これにて帳消し(投げた男はその場に跪き崩折れるも。致命の一撃はマーチャントの胸へ、逃れられぬ怨みを乗せて) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-08 (土) 22:00:52
  • アスカ……アスカ…!(助けて、と言葉を口にする前に……どっ、と自分の胸元から刃が生えてくる それは余りにも無情に正確に、心臓を貫いていた)
    (口を開く ぁ、と小さく息が漏れ、自分を護ろうと身を寄せてくれていたマスターの顔に、悪魔の青い血がべったりと付着している ゆっくりと、瞳が閉じられ、脚が崩れ落ち)
    ……ごめん(その懺悔は、何に当てられた物なのか マスターの顔についた血か、この勝負の勝敗が決した事か、それとも古き記憶の彼方にいる自分の夫に対してか―――)
    (自身のマスターの腕の中で横たわり、瞳から一筋の涙が流れて目を閉じたその姿(スカーフェイス)はまるで天使の様に穏やかな顔で ――――――一瞬で、勝敗は決した) -- マーチャント 2011-10-08 (土) 22:07:25
  • (その瞬間は、時間において一瞬であったはずなのに、とてもゆっくりと感じられて)
    マーチャント…?(顔にかかるマーチャントの血、目の前で…胸を貫かれているのを見ながら、ただ茫然とするだけしか出来ずに)
    (咄嗟に動いたのは、立つ事も出来なくなったマーチャントを支える位。)ごめんって、何を言いだしてるの。…まだ何も終わってないし、これくらいなんとも…(それ以上言葉は出ず、瞳からこぼれる一筋の涙と…とても柔らかな、ただ眠っているだけにしか思えないほど穏やかな顔をしているのを…腕の中、じっと見つめて)
    …マーチャント?ねえ、起きてよ。………(軽く揺する、しかし反応は無く…それでも何度も問いかけて、問いかけて…)
    …っ(そのまま膝をつき、力いっぱい抱きしめて…表情は伺う事は出来ないがわずかに肩を震わせている) -- アスカ 2011-10-08 (土) 22:36:00
  • (勝敗は決した―そう、勝敗は決したのだ 老婆は、何時もの穏やかな顔に戻り)
    行きますよォ、局長 次の坊が待ってますから、ねぇ(倒れこんだサーヴァントを、手引きの荷車に乗せて扉の向こうへ) -- グラフィカ 2011-10-08 (土) 22:43:10
  • さらばであるよ、商才の悪魔…君の人生は、輝いていた
    (口だけを動かし 戦力を失ったマスターを捨ておいて、引きずられていく) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-08 (土) 22:45:33
  • (死と言う概念の損失により、魔力によって形作られていたサーヴァントの肉体に変化が生じる)
    (悪魔の青い身体が淡く発光し……少しずつ、魔力の残滓となり、チリとなって消えていく 服も、鞄も、全て)
    (そして光の塵は全て消え失せ――マーチャントと言う存在が、聖杯戦争から抹消された) -- マーチャント 2011-10-08 (土) 22:45:35
  • (魔力の残滓となっていくマーチャントの身体、ただそれを・・・腕の中から消えて行くのを見ているだけしか出来ないで)
    ・・・・・・・・・(やがて、腕から重みがすっかり消え失せても…しばらくはその場から動けずにいて。様々な思いが頭を駆け巡る、自分に何かもっと出来た事があったんじゃないか。もっと、色々としておけば良かったのではないか。)
    (様々な具体的な手段が浮かんでは…消えていく。そうして、ただただ後悔だけが頭の中に残り……その内ゆっくりと立ち上がって、顔を伏せたままその場から立ち去る) -- アスカ 2011-10-08 (土) 23:10:03

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第 一 回 戦 : - 紅蓮 vs アルス - Edit


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  • 壁一面炎の燃え盛る円形の闘技場
    天井から照らす眩い光は、放たれるようであり、吸い上げられるようでもあり――
    -- 2011-10-08 (土) 20:31:49
  • (舞台の光に照らされ、通路の傍に立つ姿が二つ)
    (傍らには既に実体化させた従者を伴っており、まるで「逃げも隠れもせぬ―」と態度で語っているかのように。対戦者の到着を静かに待つ)
    -- 紅蓮 2011-10-08 (土) 20:41:34
  • (紅蓮の隣に実体化した姿は、いつもと服装が違った。着流しではない)
    (黒い長履きに着崩した白いYシャツ。その上に赤い女物の小袖という戦衣装には遠い姿)
    (ただ、腰には打刀が鞘に収まりその出番を待っていた。最も、本人は何時も通り緊張感とは縁遠い飄々とした態度なのだが)
    いやはや。対戦場…誰の趣向でござろうな?(隣の主に話かけたのか。それともこれから出て来る相手か…ともかく声をかける)
    -- セイバー(侍) 2011-10-08 (土) 20:46:45
  • (その言葉に応えるように彼らの視線の先、闘技場の中央から声が響く)
    それはもちろん此度の聖杯を用意した者の……でしょうね(そこには、豪奢なローブを纏った男が存在した)
    (現れた、のではない……まるで最初からそこに居続けたかのように)
    (彼は聖堂で教えを広める司祭のように両手を広げ、二人に語りかける)ようこそ、聖杯に導かれし対戦者よ。 お待ちしていましたよ
    -- エトナム 2011-10-08 (土) 20:56:43
  • (エトナムの豪奢なローブの影から一歩踏み出し、姿を現す。いつも通りのマフラー、帽子)
    (手に持った炎の杖を構え)さあ、始めましょうか 互いの大事な願いをかけて!
    (爽やかな、光のようによく通る声。しかしセイバーには見えるだろうか、彼の帽子の中にある、闇の本が…)
    -- アルス 2011-10-08 (土) 21:03:31
  • 趣向か、必要かは分かりかねるが、まったく仰々しい事だ。決戦の場らしいと言えばその通りだが…(燃え盛る炎と天井の光を見上げる。太陽の下よりは随分薄暗いそれらの灯。自らの技への影響を考えると、雰囲気があるなどで済まされる問題ではないのだが)
    …っ!?(舞台の中央から聞こえる声に、目線を戻す。警戒を怠っていた訳ではない、だが、気付けなかった。その事実が無形のプレッシャーとなって襲い掛かる)
    …あぁ。始めて、そして終わらせよう。ここはそのための…戦場だ(流れるように杖を構えた紅蓮の姿が、僅かに揺れる。戦いは静かに始まった)
    -- 紅蓮 2011-10-08 (土) 21:14:14
  • (応答があった事に口の端が吊り上がる。好意から来るものではない、戦意の浮かぶ笑みが)
    (正直、退屈していたのだ。遺跡での戦いは手慰み以下。それ以外のサーヴァントも仕掛けて来る様子はなく。定められた規則(ルール)があるとはいえ、決戦までの期間は退屈に過ぎた)
    (そして、現れるエトナムとアルスを目にすると…その目が青く輝いた。すぐ分かるほどではない、だが瞳を除けば確実に薄青く光る。その意味は)
    魔術師にマスター…に見えますが中々。双方奥に隠しているものがあるようでござるな(動揺しかけた主を諌める様な声)
    (まずエトナムに、そして続くアルスの……顔のやや上に視線が向く。何があるのかは分からない。だが、何かあると「視」た)
    (そして、誰もが始めようと呼びかけ合う中。一人だけ泰然と動かない。腰の刀にすら手を伸ばさない)
    -- セイバー(侍) 2011-10-08 (土) 21:16:48
  • (前に立つ剣士の青く光る瞳に)魔眼、あるいは浄眼……さて、貴方の瞳には何が「観」えますか?
    (身構えるでなく、まるで友人を迎えるように無防備に、紅蓮とセイバーへとゆっくりと足を進めてゆく)
    -- エトナム 2011-10-08 (土) 21:28:19
  • ここで終わるつもりはありませんよ! エっちゃん、行きま……どういうつもりです……?
    サーヴァントさん なに…笑ってんですか? 魔眼、観える? そりゃ、最初から全部出しはしませんけど… 
    でも、正々堂々と戦うつもりです あなたは! わたしの願いを、そんな、気のない態度で十分だとでも!?
    ……エっちゃん…… エっちゃん、あなたは、ねえっ ちゃんと戦ってくださいよ……!
    (炎に彩られた舞台に、演技がかった台詞が心地よく響く。エトナムに焦った目を向けて)
    -- アルス 2011-10-08 (土) 21:33:43
  • (笑みを浮かべた従者を見て、知らずと自身も笑みを浮かべる。この従者が何を考えているかは未だ掴めぬが、その心が戦いを欲していると言う事は理解していた。ならば)…斬れ、セイバー!(その衝動に、命を下す)
    (芝居がかった態度、底の見えぬ二人の敵。だが、何を隠していようと、どんな事情があろうと、不十分と侮られようと)…我は、いつも大真面目だ
    (セイバーへの命と同時、杖を振る。アルスの頭上より、光が集まり槍となり、一直線に落ちてゆく)
    -- 紅蓮 2011-10-08 (土) 21:42:49
  • …ほう。中々に博識のようで(浄眼、と呼ばれた事に目を細める。確かに、セイバーの故郷ではこの眼はそう言われていた)
    さて、何が視えるかと問われれば………お主ら二人とも。人から英霊になったモノ。そして尋常なる人ではあるまい
    (近付くエトナムに、言葉を捲し立てるアルスに斬りつけるようにそう言葉を投げた)
    (そして。待っていた命令(モノ)が来た。全くこの主は飲み込みが悪い。だが、差配は悪くない。そんな主を気に入り始めていた…そんな感想を一瞬で切り捨て)
    参る
    (疾走は滑走の様に。矢の様に真っ直ぐに。この聖杯戦争において始めてセイバーがその性能を見せた)
    (歩み寄るエトナムからまだ10mはある間合いを、瞬く間。一歩の内にその7割を侵略する…!)
    -- セイバー(侍) 2011-10-08 (土) 21:51:25
  • 真面目なのは良いことです……しかし、力み過ぎだ(宗教家の如き微笑みが、獣の笑みへと変わる)&br:(そしてセイバーの言葉に、ただ行動を持って応える)
    ゆらり(もし音として表現するならば、これが相応しいだろう)
    (その動きはセイバーの様に疾い訳ではない……人間であっても視認可能な、しかし捉えがたい動き)
    (ぬるりとした動きでセイバーが侵食した間合いの残り三割を盗み、刀剣の間合いの更に内側を取る)
    -- エトナム 2011-10-08 (土) 22:04:35
  • …………(人ではあるまい。どう答えるか逡巡したそこへ助け舟)!?(槍にびっくりしてみせる)
    うあああッ(わざと目をつむって杖を振るうと、周囲を取り囲む炎が勢いを増して槍へと向かう。打ち消した)
    うわ……炎ばっかりじゃなかったら…… 力み、だっ、きっ、緊張だってします!
    大事な戦い……(溜めの間)なんですから ハッ!!(詠唱もなく杖を振るう)
    (紅蓮の背後の壁の炎がゴォっと勢いを増して合わさり、ファイヤーブレスのように紅蓮へと襲い掛かる)
    -- アルス 2011-10-08 (土) 22:10:59
  • (開戦。初めて目にする従者の「戦闘」 探索に、稽古に、日常の中で行ってきた事など、彼にとっては遊戯に等しかったのだろう)
    となれば…(自身の役目はその足を引っ張られぬようにする事。枷さえなければ、彼はあらゆる敵を斬り伏せるのだから)
    (とは言えそれも簡単そうにない。一撃で――などとは思っていなかったが、事実として先の一撃は簡単に掻き消された…此方の干渉を貫いて、だ)
    一筋縄ではいかない、か…なっ!?(杖の動きに注視していた身を、背後からの炎が舐め取っていく。まさに一瞬、その姿は瞬く間に渦巻く炎の中へと消えていく――)
    -- 2011-10-08 (土) 22:20:18
  • (揺らめき、捉え難い体術で近付くエトナム。術師風に見えるが、どうして体術が優れる。熱くならないはずがあろうか)
    (間合いが0になる瞬間。交錯する瞬間、本来体当たりになるすり抜ける様にセイバーの姿が消えた)
    (これは不条理である。物理的にありえない動きだ。高位魔術の代名詞・空間転移ですらない)
    (だが、それは現実に起きた。交錯するはずの時間と同時。セイバーの姿があるのは、エトナムの頭上。体は逆しまに。抜刀術として既に斬撃を振り終えた(・・・)姿)

    魔剣 朧月(BLADE ARTS I)

    (空にかかった斬閃の月は幻であったと言いたげにエトナムの後方に、納刀した状態で着地している)
    (棒立ちで動けぬなら、肩から心臓までを斬り抉られて死に至る魔剣。結果は如何に)
    -- セイバー(侍) 2011-10-08 (土) 22:25:55
  • (視界……否、認識範囲からセイバーが消失し、次の瞬間には既に血飛沫が派手に上がる)
    (肩から心臓を通り、抉るどころか真っ二つに切断された上半身がゆっくりと床へと落ち、思い出したかの様に下半身が膝を突き……倒れる)
    (そして倒れた小鬼(ゴブリン)の血が床へと広がる)
    (変わり身……そう呼ばれる技術だろう。 そしてエトナム自身は、まるで先程の再現の如く、セイバーの頭上より剣を振り下ろす)
    (あるいは、その瞬間を見る事が出来たやもしれない……他社転移(アボート)による変わり身の直後、エトナムの背に確かに存在した黒き翼を)
    -- エトナム 2011-10-08 (土) 22:52:13
  • やった…?
    エっちゃん、わたし自分の力で……!! え 何……(二人のやり取りは全く見えなかった。は?ゴブリン…?)
    !?(だが上方に闇を感じた。己が本質は闇、思わず見上げたそこには……黒い翼)
    (ピシ。偽善者の仮面にヒビが入った。見えたのは憎らしげに奥歯を噛む、好青年とは程遠い顔)
    -- アルス 2011-10-08 (土) 23:02:53
  • (燃え上がる炎、交錯する二つの影より僅かに離れ、不自然に揺らめく影)(炎の中に溶け、消えたはずの紅蓮である。立会い、会話の間に幻像だけを残して既にあの場は離れていた)
    (炎使いか…無詠唱での発動であれ程とはな、まともに喰らえばただでは済まんか…だが、不用意に炎を焚いたのは失策だったな)
    (燃え盛る炎の灯により、紅蓮の操る光もまた強くなる。その力と、幻覚で――より正しくは、自身のサーヴァントの変化を目にした間であったのだが――呆けた間で、虚空よりさらなる槍を顕現させる。その数二つ、三つ…アルスの周りを取り囲むように、総計七本。先を上回る鋭さでアルスへと殺到させる)…今度は打ち消しきれまい!
    -- 紅蓮 2011-10-08 (土) 23:12:28
  • ……ほう(一応、手応えはあった。サーヴァントを斬った事は生前も無かったが、こんな手応えではあるまい)
    (気配は…上に来た。一歩下がっての抜刀の一閃が、頭上から鏡映しの様に振り降ろされる剣撃を打ち払った)
    いやはや。万全の剣を披露したのに受けて頂けないとは少々悲しいでござるなぁ(軽口を叩き)
    (振り上げた刀は納めず、だらりと下げた無形の位)
    …本性を晒したな(視えた黒い翼の事を揶揄してそう告げる)
    (そして、相手が魔に由来するモノだと確信した時点で…この場の。誰からも分かる様にセイバーの発する魔力…存在の圧とも言うべき物が膨れ上がった)
    (魔狩りの血族たる血が吠える。全能力に++の補正が発生。マスターならばサーヴァントのパラメータに補正が加わったのが分かるはずだ)
    -- セイバー(侍) 2011-10-08 (土) 23:16:31
  • (着地した瞬間、払われた剣は折れ、砂となって消滅する)良く言う、受ければ受けた剣ごと両断していただろうに
    本性……本性と来たか(どこか面白そうに唇を歪める)
    (セイバーの存在感など何処吹く風と言うように)確かに隠し持っているモノは色々とあるが、お前が見た一つを指してそれこそが本性と?
    (浄と不浄、聖と魔、秩序と別の秩序、そしてそのどれでもないモノ……それらが幾重にも混在した魔力が立ち上る)
    (そして魔力は刃と成り……混色の剣と成る)
    -- エトナム 2011-10-08 (土) 23:35:20
  • げっ うっわ、嘘!? 嘘!?(炎魔術は上級程度。周囲は炎だらけとはいえ、消しきれない 直感した)
    うううううラァァァァッッ!!!(すぐに判断を下す、左手に持った杖に目いっぱいの炎を集めた)
    (ドスドスドスドス!槍が殺到する…… ………残ったのは、槍の跡)
    (そしていくつもの怪我を受けながら、杖も、左肘から下も失くした青年の姿)いっつぅ……
    エっちゃん! 何そこまで出してんですか、二重人格じゃ言い逃れできないでしょ!
    ったく、ちゃんと殺してくださいよね、そのサーヴァント
    こっちは……殺っときますから ねぇ、光使いさん?(帽子を捨てると、中から本が出てきた。残った右手に持つ)
    (ぐにゃり。影がゆがみ、膨れる)残念ですケド、さようなら(闇の手がいくつも伸び、紅蓮を包み消さんと襲い掛かる)
    -- アルス 2011-10-08 (土) 23:54:26
  • (感じる、加熱していく従者同士の戦いの気配。ここまでは順調、このまま互いに抑え込んでいけば、最優たるサーヴァントであるセイバーの優位は揺るがない)
    (ならば、後は自分)…やった、か?(幾本もの槍が直撃するのを確認。人であれば致命傷、例え人ならざる者でも、炎に気をつければこのまま…と、思った 時)
    …えっ(伸びてきたのは、壁面の炎ではなく、闇)馬鹿な、動ける損傷では…!
    (光を集め撃ち払おうとするにも、相手は漆黒の闇。多少の光で照らしたところで払えるはずもなく、突き立てようとした杖も手応えなく吸い込まれて)く…か、はっ…(纏った光も闇の手に剥され、囚われ、その身は今度こそ闇に沈んだ)
    -- 紅蓮 2011-10-09 (日) 00:11:03
  • それが狙い故仕方ありますまい?
    隠された物の内側にある一面、全てではないが本性ではござらんかな…? ま、言葉遊びは苦手でござる
    (言葉の応酬を終えれば…セイバーの目にも混色に移る魔力、そしてそれが形為す剣)
    (無造作に間合いに踏み入る。無形の位は後の先を狙うはずが。先に仕掛けた。右から左に走る横薙ぎの一閃。単純なその一閃も、直撃すれば人体を真っ二つにする必殺の速さがある)
    (ここで、繋がる魔力のラインから主の不利を感じ取る。さて、援護に戻るべきか…)
    -- セイバー(侍) 2011-10-09 (日) 00:14:02
  • なら、感謝してもらわねばな? 思い通りになる戦いなぞつまらんだろう
    さて、どうだろな? 案外と中身を覆い隠す表層こそが本質かもしれないぞ(横一文字に振るわれる剣をセイバーの真横をすり抜けるように避ける)
    (その動きは避けるというよりはただ一歩、前に進むように見え……すれ違いざまに混色の魔剣をセイバーへと振るう)
    -- エトナム 2011-10-09 (日) 00:24:52
  • 仰るとおり、感覚がおバカでしてねぇ 諸事情あって死にすぎちゃって 痛いには痛いんですよ?(薄笑いで紅蓮に闇を重ねていく)
    んふふふふ……仲良くなれたらよかったんですケドねぇ……(ぐにゃぐにゃと、紅蓮のいた場所で反芻するように蠢く闇)
    ちょっと、サッサと終わらせてくれません? 強化されてるんでしょ?(笑みが消え、冷たい碧眼がエトナムを見る)
    (お世辞にも、仲間に向ける目とはいえない。むしろ茨のように尖り、相手を拒絶する眼差し)
    (先日エトナムの言葉に機嫌を損ねて以来、素のエトナムにはずっとこの調子だ)
    -- アルス 2011-10-09 (日) 00:32:37
  • (闇が渦巻き、殺到する。闇の塊はまるで胎動する繭のようで、悲鳴一つ通さず、中にいる者を呑み込んで行く。だが――突如、闇の繭が大きく蠢き、膨らんだかと思うと…内より爆ぜ、半分ほどが千切れ飛ぶ)……なるほど、「こう」か
    (残った闇が蠢く中、傷を追った身体をゆっくりと起こし、杖を突く。突いた先から、闇の手が解け、紅蓮に漆黒の衣として纏われ)…出来るのは片一方だけだと思っていたが…闇使い、か。監視するぞ、お陰で今まで見えなかったものが…見えてきた
    (光と常に裏表にあるのが闇。光に触れ、操る事ができる理なら、逆もまた同じ事)
    (同じ? いや、違う。光強き時にこそ闇は濃くなり、闇の中でこそ一点の光は強く輝く。真逆で同じ二つの理を手にした今、光と闇、双方の力はより強く、深く。理を超えて変質する)…行くぞ
    (手を振り上げ…振り下ろす。その動きに従い、闇と光が一つになり 黒い閃光――そう呼ぶしかない、眩しき闇。理を超えた力――となって襲い掛かる)
    -- 紅蓮 2011-10-09 (日) 00:51:01
  • 一閃で終わる相手ではなかった事には感謝しておくでござる
    (すり抜けた。手応えが無い…相手の体術の仕組みを見抜ければいいのだが。と、斬撃のかわされる瞬間に目を凝らす。知りたいのは今その技の本質だ)
    (すれ違いざまの一撃をこちらは目に見てとれる技術…剣技にて受けた)
    (体をエトナムに向けたセイバーの刀と混色の魔剣が鍔競り合いに移る。押さず、引かず。剣技の巧妙な比べ合い、勝てばバランスを崩し、負ければ崩れる)
    (そして、マスターは健在のよう…その働きに、そろそろ報いるべきか)
    -- セイバー(侍) 2011-10-09 (日) 00:53:49
  • 仮にも最優だ。 そう容易い相手ではない(観察されれば容易に理解できるだろう……それは単純な動作。 魔術でも妖術でもない単純な理屈)
    (速度の差を動作の開始の速さで補い、刃の向う先に、刃よりも早く体を滑り込ませ、抜けてゆくだけの事)
    が、期待にはなるべく応えるさ(瞬間、鍔迫りの拮抗があっさりと崩れる。混色の魔剣の刀身が切断され、セイバーの剣を抜けた先で再び繋がる)
    (その切っ先がセイバーに届く直前……)ちっ!あれは……マズいッ(鋭く舌打ちし、アルスと紅蓮の間へと飛び出す)
    -- エトナム 2011-10-09 (日) 01:10:26
  • は………?(あまりのことに呆然とする) 待って、どういう……
    わたしの闇が、ちょっと! 動いて!! なに、なんで!?
    (紅蓮に纏われた闇が動かせない。焦り、足元から闇を……いや、出したら取り込まれてしまう……!?)

    (次の瞬間。頭では理解ができなかった。見えた黒い閃光が何なのかも、見えた黒い影も)
    (占い師アルスが感じたのは、左腕の痛みを上回り脳を貫く悪寒。そしてフラッシュする映像。閃光、血、そして血を流す……)
    !! どいてっ、ダメぇぇぇぇッッッ!!(令呪がひとつ消えた。エトナムは強制的にテレポートするだろう)
    (黒い閃光の届かない位置に。彼に、自分のせいで血を流させないために。彼は、だって彼は)
    (せまる閃光に、全力で闇を集めてガードをした。閃光はアルスを壁に叩き付け、眩しさが部屋中を埋めた)
    -- アルス 2011-10-09 (日) 01:20:58
  • はっ…はっ……!(ややあって光が収まると、乱れた息を整え状況を確認する。闇の閃光を織り上げ 放ち、その前に相手のサーヴァントが立ち塞がったように見え…その後?)
    (…目の前には倒れこんだアルスの姿。いかなる理由か――マスター自らサーヴァントを除けた、などと 思い至れるはずもなく―― 相手サーヴァントはアレを防げなかったらしい。ともかく、絶好の機か)
    …終わらせるぞ、セイバー(従者に声をかけ、自らは杖を手にアルスへと歩を進める。歩を進める中でゆっくりと、再び黒き光が集まっていく)
    -- 紅蓮 2011-10-09 (日) 01:49:53
  • (見えた…なるほど面白い体術だ。要するに初動の機を奪うかもしくは…と打ち破る術理を脳裏に組み上げ…それが油断となった)
    ……くっ!(初めての、己の失策に打つ苦鳴。エトナムの魔剣が崩れ、再出現する。術師ならではの奇策。このタイミングではダメージは免れない、ギリギリで致命傷は回避しようと身を逸らして……)
    (追撃はなかった。敵を探すまでもなく、マスター同士の攻撃に割って入ろうとするエトナムが見える)
    戦場で敵に背を向けるとは愚かな…!(刀を構え直し、追撃に入ろうとした所でそれが起きた)
    (アルスの叫びと、間を置かずにエトナムの空間転移。察するに、令呪の力か)
    御意(終幕を求める主の声にしかと答え…しかし言葉と裏腹に打刀を鞘に納めると、それは宙に溶ける様に消えた)
    (次いで、紅蓮にだけ分かる感覚。サーヴァントからの魔力要求量が上がった…切札(ほうぐ)を使おうとしているのだ)
    -- セイバー(侍) 2011-10-09 (日) 01:54:34
  • な……バカなっ!(紅蓮の攻撃から身を呈してアルスを守ろうとした瞬間、身体に強力な魔力が流し込まれる)
    (令呪──マスターによるサーヴァントへの絶対命令権)
    (それはエトナムを攻撃の軸線から遠ざけ、アルスが攻撃をモロに受けるのが見える)
    (アルスとの魔力線は……切れていない。 だが最早、セイバーはこちらがマスターの救援に向かう隙を見せる事はないだろう)
    ならば……倒し、押し通るだけだ(右手に剣を、背にに翼を、毒蛇の尾と山羊の如く捻れた角を実体化する)
    -- エトナム 2011-10-09 (日) 02:08:01
  • (お腹には大きく穴が空き、しかし受けた力が大きすぎたのか血も出ていない)
    (血は余波を受けた、全身の焦げた裂傷から。倒れた彼から、少しずつ広がっていく)
    (何も見えない。痛いのかどうかも分からない。しかし耳は死んではいないようだ。得意の、軽い口も)
    …………きもちわるい
    (吐き気がした。悪魔の異形の気配を、気持ち悪いとは思わない。それよりも、自分のせいで楽しさの消えた、彼の声に…)
    (そして彼の大好きな、戦う楽しさを消してしまった、自分自身に……吐き気がした。なにやってるの? 嫌 嫌 嫌 )

    あなたは、わたしのコト忘れて、もうわたしのコトなんて見ないで
    (感情のままにぽつりと言う。召喚時にすでに令呪はひとつ消えている。最後の令呪が今、消えた)

    (思考は、思考するそばから散っていく。浮かんだ考えの吟味もできない頭に浮かんだ感情、思い……願いは)
    (抱えた闇の本が、小さく何かの歌を紡ぎだす。魔力を、残すつもりもなく本からエトナムへと送っていく)
    (近づいてくる気配。闇をも纏っているからこそ、見えなくても分かる)
    (その気配へと、もうほとんど動かない口で、血だまりの中から言葉を搾り出す)ねぇ…… お願い
    もう死ぬし わたしは……いいでしょ……?
    ……彼、戦うのが好き、だから、……お願い……全力で…… ………彼と…………
    (全力を出すよう相手に求める姿。戦いの初めと今とでは、どのように違って見えるか…)
    -- アルス 2011-10-09 (日) 02:15:56
  • (ゆっくりと歩を進め、アルスの前に立つ。瀕死の彼の呟きを聞きながら、手の中の光を解き放とうとした、その時…流れ出ていく魔力が、変わる)
    …分かった。その願い――(ここで止めを刺せば確実なる勝利、だが、最後の…恐らく初めて見る、ようやく見られた、素顔の相手の――1人の、人間としての願いを聞き入れて)
    受け取ろう(手の中の光をアルスへと放たず、散らす。自らの願いはセイバーに――終わらせると言った 彼の勝利を信じて魔力(ちから)を託す)
    -- 紅蓮 2011-10-09 (日) 02:46:50
  • 矛盾の黒刀(パラドクス=ブラックエッジ)
    (それはこの光と影が随所にある戦場において、唯一如何なる光も影も寄せつけぬ色だった)
    (黒。漆黒と言っていい、光を反射しない色。その色を持って、世界に忽然と浮き出す宝具)
    (大太刀だった。その姿、七尺を優に超える長さも然ることながら…何より異形なのは、その全てが黒い事)
    (鞘も。柄も。装飾品すら黒一色。傍目には境目すら見えぬ程のそれを、鞘を腰に固定し、引き抜いた。長い、なんと160cm弱しかないセイバー自身より長い太刀を)
    …ふむ(無造作にそれを振り抜く速度は、先程まで振るっていた打刀の速度と遜色ない。のみならず…振り抜いた空間が震えた。黒刀を畏れる様に)

    成程。悪魔の類だったか…まあ、やる事は変わらんがね(翼に捻じくれた角分かり易い特徴に得心する)
    (双方のマスターの願いを聞き届け。もはや逃げる事もあるまいと、エトナムの正面に回り間合いをゆっくり詰めて…5m程の間合いで止まる)
    神に逢うては神を斬り 仏に逢うては仏を斬り

    悪魔に逢うては悪魔を斬る

    (膨れ上がる必殺の気配。次の交錯で決めんとする心が…大太刀を両手持ちに。肩に担ぐような構えを作った)
    -- セイバー(侍) 2011-10-09 (日) 02:48:21
  • (アルスから流れ込む最後の魔力、最後の願い……)……了解だ、アルス……俺に最後の戦いを与えてくれた事、感謝する
    (応えと共に、大切な何かが無くなってゆく事を自覚する。 守るべき者も、戦う理由も忘却し……ただ戦いの熱と冷たい喪失感だけが全身を駆け巡る)
    いかにも……少なくとも現在は、な(黒き大太刀から感じるのは、禍々しき……しかし既知の気配)
    それは……矛盾の魔王の欠片 貴様こそ、そんなモノを持っているとは(敵の構えは蜻蛉に近いそれ……倒すのならば、初太刀を外すか、あるいはこちらが斬られるよりも疾く切り倒すか)
    …………(そして最早言葉は不要とばかりにふわり、と宙に浮き……剣を手に低空を滑るように間合いを詰める!)
    -- エトナム 2011-10-09 (日) 20:18:57
  • (感謝の言葉を聞いても嬉しくなかった。感謝されたくて、こんなことしてるんじゃない)
    (なんでかな……と自分で思う。家で彼の言葉にムカついてから、彼への興味は酷く薄れていた)
    (もういい、いらない 聖杯さえ手に入れられればいい と)
    (……まったくそんな自分が、なんで今こうしているのか…… 血だまりの中で、とりとめもなく思う)
    (答えは考えなくても感じていた。彼は、どれだけ変わっても、大事な、大事な、わたしのお友達だから)
    (忘れられた血だまりから、本を通して闇が悪魔へと送られ続ける)
    -- アルス 2011-10-09 (日) 20:29:37
  • (完全なる漆黒、己が放った先の闇より深き矛盾を内包する黒。惹き込まれてしまいそうな感覚を堪える)
    (このまま放っておいてもアルスは死ぬ。最早此処までする理由などないのかもしれない、それでもこの過程を選んだのは…)
    (受け止めていこう、と。勝利し、他者を踏みにじっていく者としての自責…本来捨てるべきである心も捨てず、全て抱えて行こうと思ったから)
    (最後の激闘を見守るこの主は、この場の誰よりも強欲であった)
    -- 紅蓮 2011-10-09 (日) 21:29:18
  • (戦闘に猛れば猛るほど、この黒刀は敵を斬れと叫ぶ。それを研ぎ澄まされた精神で抑え込み…エトナムを見る)
    (瞳は獲物を捉えたと爛々と青く輝き、全てを斬らんという意思の捌け口となる)
    ……ほう。さすがにあの魔王は有名だな。何、切ったら欠片が落ちただけさ(眼を見開いたまま答える。その口調は普段よりやや荒い)
    (構えは変わらず。エトナムが滑る様に低空を駆ける…それが間合いに入った瞬間)
    ッッ!!
    (セイバーが気を吐いた。一直線に、エトナムを両断せんと振り降ろされる2mの大太刀)
    (黒刀は空間を畏れ、歪ませながら迫る。剣の間合いに入れば空間転移を許さぬ魔剣だと、エトナムには分かるはずだ…だが、剣技として避けられぬ一刀ではない。剣聖の一刀ではあるが、少なくとも、先に放った魔剣よりは普通に過ぎた
    -- セイバー(侍) 2011-10-09 (日) 21:30:33
  • (敵の得物が矛盾のそれであると認識するならば……そこに条理は存在しない)
    (あの黒刀に対し速い遅い、強い弱いは意味を成さないだろう)
    (ならば狙うべきは……攻撃)
    (魔力を集中し、混色の剣を長く伸ばす。 糸のように細く、鋭く……しかし凶刃となるに十分な程に強靭に)
    (頭上へと振り下ろされる黒刀を避けようとはせず、混色の剣にて黒刀を持つ腕を斬りつける)
    -- エトナム 2011-10-09 (日) 21:47:48
  • (縦に振り落とされた太刀筋は曲がらない。エトナムの混色の魔剣が、セイバーの腕を貫く。セイバーは黒刀を取り落とし、続くであろうエトナムの攻撃で敗北する)
    (先に行われたその結果が、条理に従い進む世界だ)
    (しかし。またも条理は曲がり現実は覆される)
    (魔剣)に拠って。黒刀(魔剣)に因って。)
    (セイバーが腕を振ったのは一度きりだ。サーヴァントの眼を持ってしてもそうしか映らない。そのはずなのに)
    (斬撃は3つあった。見た通りの縦に振り降ろされる一閃。そして、エトナムの魔剣を弾き折りながら横薙ぎに振るわれる一閃。そして。円の様に刃圏から逃さぬとばかりに振るわれる一閃)

    燕返し(BLADE ARTS )

    (ここに条理は覆り、間合いの内に在る総てを裂断する魔剣が完成した)
    -- セイバー(侍) 2011-10-09 (日) 22:00:54
  • (三つの剣閃に対し驚きはない。この程度の不条理は宝具の効果としては常識の範囲だ)
    (頭上からの一閃を黒翼を盾に受け、翼を断ち切られる事を代償に致命傷を避ける)
    (一刀を断ち切られ、断ち割った混色の剣を即座に逆の手に発生させ喉を狙う突きを繰り出す)
    (翼を失った事により円の如く振るわれる一閃の下を掻い潜る)
    ごふ……(だが、届かない)
    (翼を断った一閃は上半身の半ばまでを侵食し、黒刀と打ち合った混色の剣を持つ右腕は割れて爆ぜ、円の一閃に背の半分を削り取られる)
    見事……(身体の端から、ゆっくりと光の粒子となってゆく)
    -- エトナム 2011-10-09 (日) 22:17:32
  • (見事 ふわりと聞こえたその声、血だまりに沈んだ闇の中に、ポっと真っ白な嬉しさが咲いた)
    (白から生まれた気持ちは、この場の全員への「ありがとう」……)
    …………
    (直後、全てが ぷつり 途切れた)
    (アルスの、肘から上は残った左腕から呪いが燃え広がり、死体をあっという間に包むと……跡形もなく消えた)
    (血だまりも消えた。闇の本も消えた。そして、令呪の縛りも消えた)
    -- アルス 2011-10-09 (日) 22:30:16
  • (悔いの無い、戦いだった……消滅してゆく意識と肉体、聖杯によって造られた複製は、聖杯への生贄となる)
    (完全に消滅する寸先、令呪の縛りが失われ、僅かな間封じられていた記憶が戻る)
    (そして何かを納得したかのような笑みを浮かべ……アルスと同じように、存在の痕跡すら残さず消え去った)
    -- エトナム 2011-10-09 (日) 22:56:30
  • (交錯は一瞬。人たる我が身には捉えきれない、刹那の攻防)
    (たが…流れ出る魔力が、託した相手と繋がる道の存在が、見えぬ戦いの結末を教えてくれた)
    ……? …っ(エトナムが消え去った後、傍らに居た筈のアルスを見れば…既にそこにも一握の灰すら残っておらず)
    ……(口からもれ出そうになった言葉は、唇を噛んで呑み込む。口にすればこれからの事にも耐えられそうにないから)……よくやった、セイバー(ただ一言、搾り出すように己の従者へ声をかけ、決戦の場を後にする)
    -- 紅蓮 2011-10-09 (日) 23:00:54
  • 忠義を果たしたな悪魔……敵将、討ち取ったり(見事、という言葉に応える侍の言葉はこれだけであった)
    (短いながらの勝鬨は、敗者の誇りと自身の誇りのため)
    (振りきった黒刀を虚空に納める。そこでようやく一息を吐いた)
    勝ちましたな。行きましょうか
    (主の複雑な心中に、余韻を楽しめと教えるのは難しかろうと意を汲んで、その後に続く。だが、闘技場を出る間際に中央の炎を見上げ)
    …複製再現した英霊の魂を集めるか…聖杯よ(僅かな疑念を口にし、それきり振り向かずにその場を立ち去る)
    -- セイバー(侍) 2011-10-09 (日) 23:05:45

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第 一 回 戦 : - シャレット vs リコール - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・  差分:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・

 
お名前:
  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 一 回 戦 -
    • 告知
      • 対戦期間になりましらたら下記の相談室を併用しつつ、それぞれで決着をお願いいたします
    • - 終劇 -  
      • 決着だ!(決闘の証人たる二人の少女に顛末を告げる 敵は斃れ、更なる闘争へとつづく新たな道が開かれた)
        (勝利に酔う気分にはなれなかった あれは自分の姿だ つかの間の時を生きた痕跡すら残さず、消えゆくことを定められた者の死に様だ)
        …楽しかったよ、グラハム・エーカー 死ぬかと思った(別れの言葉は短く、再会を約して)また肉食いに行こうぜ、肉

        (宝具は幻想へ還り、身体は鉛と化して重力の檻に囚われる 少女の姿を認めれば、普段のそれとは対照的な静かな笑みを向けた)
        無事…みたいだな(よかった、と心からの安堵を口にして くしゃくしゃっと頭を撫でた)シャーリー、悪い、肩…貸してくれ -- ガンスリンガー 2011-10-11 (火) 21:04:12
      • 私はな、それよりお前のほうがよっぽど無事とは言えない様だろうに……よくやってくれた(素直に肩を貸して立ち上がり)
        敗北したサーヴァントは消える定めか……分かっているとは言え別れは別れか(ライセンサーに駆け寄るリコールを見てそう呟く)
        (次にこうなるのが相手という保証はどこにもないのだから) -- シャレット 2011-10-11 (火) 21:50:55
      • じきに良くなるさ(純白の装いに染み透っていく赤い雫 嫌な顔一つせずに支える少女の横顔に口をつぐんで)
        なぁシャーリー、労いついでにひとつ聞きたいんだが 俺は…化け物に見えるか?(明暗を分けたもう一対の主従を見つめたまま問う) -- ガンスリンガー 2011-10-11 (火) 22:07:33
      • 何を言っているのか意味が分からんな、化け物の定義は数あれど私は話が通じつ相手を化け物とは思わん -- シャレット 2011-10-11 (火) 22:16:35
      • そうかい 肝の据わった嬢ちゃんだな全く(笑おうとして埋み火の様な痛みに顔をしかめる)いや、妙なこと聞いちまったな 忘れてくれ -- ガンスリンガー 2011-10-11 (火) 22:33:54
      • まあ確かに人間離れした動きではあった、あれで無差別に人を襲おうものなら化け物扱いは間違いないだろうが、お前はやらんだろう?そういう事だ
        少なくとも見た目と力だけの問題ではない、自分の力を気にしてか?意外と繊細なのだな -- シャレット 2011-10-11 (火) 22:37:10
      • 気にもなるさ こんな訳のわからんもんになっちまったんだからな たかだか100年や200年そこいらで進歩しすぎだろ魔術… -- ガンスリンガー 2011-10-11 (火) 22:53:30
      • 慣れろ(きっぱり)泣き言は聞かんぞ?とは言え、その相手に勝ったのだからもう少し自信を持つがいいさ
        しかし……お前の目から見て進歩しすぎというのなら、まだまだ強くなる余地はあるということだな(にやり) -- シャレット 2011-10-11 (火) 22:56:42
      • ははは、偉そうな口叩きやがって(こいつめ、と小突く)ま、威勢のいい嬢ちゃんは嫌いじゃないけどな
        ああ、そうだな 女のバディも悪くない この分ならあるいは…限界って奴も越えられるかもしれん 素直にそう思えた
        つまりシャーリー、そいつはお前次第でもあるわけだ 頼むぜ相棒(ん、と拳を前に) -- ガンスリンガー 2011-10-11 (火) 23:15:41
      • (腹に肘撃ち)あまり調子に乗るなよガンスリンガー、いつも思っているのだが性格が軽すぎるのは何とかならんのか
        まあ、無口で何を考えているのか分からんやつよりはまマシだが……む?(差し出された拳を前にふぅと溜息ひとつ)
        ま、私が呼び出した以上は最後まで責任は持つさ(こつんとその拳に拳を合わせて) -- シャレット 2011-10-11 (火) 23:24:50
      • おま…ッ!(血の気が失せて脂汗が浮かぶ)どうにもこうにも、こればっかりは性分だ 治せるものなら治してみるといい
        責任は持つ、か なら見届けていくか? これもお前の意志が生んだ結果だ 業は俺が背負う お前はただ…受け止めてやれ -- ガンスリンガー 2011-10-11 (火) 23:37:47
      • ああ……経過がどうあれあれは私の意志が引き起こしたことだ、そしておそらく、同じものを何度となく見るだろう規模を大きくしてな
        (その視線の先、横たわるのは敗者となったサーヴァント) -- シャレット 2011-10-11 (火) 23:40:26
      • ライセンサー…ライセンサー…!
        (動揺して覚束無い足を無理やり動かして駆け寄る 殆ど倒れ込むようにライセンサーの側へ辿り着いた)
        (それと同時に、目元に溜まっていた涙が流れ落ちる)
        …いやだ、返事を、しろ…!ライセンサー……ライセンサー…!
        (ライセンサーの腕に縋るようにしがみ付く 何時もの彼女は欠片にも見当たらない程に取り乱していて)
        …魔力を…っ そうだ、魔力を…!
        (はっと思い出すと祈るようにライセンサーへ魔力を送り始める 少なからず戦闘時消耗した自分から絞るように、必死に)

        (彼女にも分かっているのだ)
        (サーヴァントは消滅してしまう)
        (戦争に破れてしまっても、勝ち進んでも)
        (分かっていたけれど こんなに唐突だとは思わなくて)
        (自分が)
        (ライセンサーと自分が)
        (負ける筈がないと確信していて)

        いやだ…いやだあ……っ ライセンサっ……
        (ちがう 彼の名前は)
        グラハム…いやだ… しんじゃ、いやだ…っ! -- リコール 2011-10-12 (水) 06:14:52
      • (主人の魔力を糧とした仮初めの肉体、戦う為の擬い物の命…超常たるサーヴァント)
        (それも宿すべき精神を留める器無くしては、如何に魔力を注ぎ込もうと流れ落ちるだけ…)
        (掴んでいた腕が崩れるように徐々に形を失い、紅い粒子と化して跡形もなく大気に溶けていく)
        (…過ごした僅かな日々の記憶以外に何一つ残さず)

        (リコールとの最後の結び付き、資格者の証である令呪が…)
        (迷宮の中枢、根源たる聖杯へと剥奪され…それを契機に第八の間が開封)
        (…ライセンサー、グラハム・エーカーの消滅を確定付ける)
        -- 2011-10-12 (水) 15:16:11
    • - Sword, or Death -  with what in your hand...?
  • (迷宮の第一層、無数の魔物が折り重なった屍の山…)
    (仄暗い通路を充たす血河を踏み越えて、男は目的地に辿り着いた)

    (指定された第八の間、入り口に刻まれた短い碑文に視線をやる…)
    『勝者の手には更なる戦いが…対して敗者には死が残る』と言った所か。
    (中で繰り広げられる死闘、何れか一方の死を以てのみ終わると)
    (決闘場の扉は特定の…指定された二組の参加者以外には閉ざされたまま、外部からは何人も介入できない)
    ……では、征くとしよう!
    (扉に触れる、鮮やかな緋が視界を包んだ) -- 仮面の男? 2011-10-08 (土) 21:31:01
  • (或いは、人ならざるものが築き上げたのかもしれない そんな思いを抱かずにはいられない)
    (壮麗にして異形、異形にして壮麗 金色の劫火が猛りうねって燃えさかるさまは異教の祭壇の様でもある)
    (ならば、その場所で切った貼ったの舞踏を演じる自分たちはさしずめ――)

    嬢ちゃんの野望の為だ 越えていくぞ、シャーリー(振りむいて目だけで笑い、煤けたフェドーラ帽を目深に押し下げた) -- ガンスリンガー 2011-10-08 (土) 22:47:58
  • ああ分かっている、……それにしてもここは(同じ感想を抱いたのだろうか、はるかに高く広い空間を見上げ言葉を詰まらせる)
    (しかしそれも相手の姿を視界に捉える時まで)……来たか、リコールそしてライセンサー -- シャレット 2011-10-08 (土) 22:51:53
  • 死が残る、か…(一人呟くようにその言葉を繰り返す…気合を入れるように腕を組み、深呼吸してから足を踏み入れた)
    …待たせたかな -- リコール 2011-10-08 (土) 23:17:31
  • 先を越されたな、主人よ……さて、些か待たせたかな?
    (幼い少女の声に続いて男の声)
    さしずめ焦がれた敗者を灼き続ける煉獄の焔、か……なかなか佳い趣味だ。
    (紅々と舞う炎に踊る人影、灯に照らされる仮面…硬質な足音と共に男が姿を見せる)
    ああ、来たとも。シャレット・フェーサ、そしてガンスリンガー…
    …私はこの時を、約定の日を待ち侘びていた! -- 仮面の男? 2011-10-08 (土) 23:23:19
  • 俺もさ いや、違うな…できれば穏便に済ましたかったんだがそうもいかんらしい 困ったことにこいつは戦争だからな
    情なんてもんは捨てちまえ 邪魔になるだけだ あんたもそう思わないか? 貸し借り無しで行こうぜライセンサー!
    (そう言い放つ青年はいつか食卓を共にした時のいでたちのまま 甲冑具足の類をまとうでもなく、ゆったりとポンチョを羽織り自然体で佇んでいる) -- ガンスリンガー 2011-10-08 (土) 23:34:35
  • いやついさっき来た所だ、東洋の逸話で行けば後から来た方が勝つと言うが、私は先んじられるのが嫌いでな、待たせてもらった(青い目を細め不適に笑う)
    さて、ここに至って多くの言葉を交わす必要はあるまい、どちらが勝つか生き残るかこの先に進めるか、それだけだ
    今ここでそれを決める(剣を抜きリコールに向ける、対戦の礼に従いそれを振り下ろし)では任せたぞガンスリンガー、お前の力見せ付けてやれ -- シャレット 2011-10-08 (土) 23:45:21
  • そうだな、ここは仲良くお喋りをする空間じゃあない…
    (組んでいた腕を勢い良く払うように解く 手を隠す程の長い袖がばさ、と鳴った)
    …わたしに指図なんてされなくてもきっと、お前は経験を力に十分に動けるし、言われたとしても思うように動くだろう
    わたしも、それを信用し、後方でお前への支援に力を注ぐ だから
    …ライセンサー 暴れて来い…思う存分だ!
    (何時も通りの口調 けれど表情は少々強張っている…それでも、挑発的で挑戦的で攻撃的な笑みは、絶やさない) -- リコール 2011-10-09 (日) 10:31:59
  • …フッ!ならばご期待にはお応えしよう…
    事が此処まで運べば……最早我が名を隠す必要もない、な
    (気を張る主人の声に男は獰猛に笑むと唐突な呟き…赤の粒子と共に生じる湾曲した双剣)
    ライセンサー改め、『グラハム・エーカー』……
    (自ら真名を明かす蛮行、一方で決闘の場でそれが意味するのは…)
    いざ尋常に………
    (朗々と声を上げ、一気に張り詰める空気…己が全霊を賭して、この場で引導を渡すという意志表明)

    勝負ッ!!
    (緩く緊張を解した自然体のガンスリンガーに対し、気魄と共に男は真直ぐ前へ……)
    -- 仮面の男? 2011-10-09 (日) 20:42:30
  • ああ、承知した 期待されちまったんじゃ是非もなしだ…やるっきゃないよなァ兄弟!!
    (この感情を、年来の旧友に今ふたたび巡り会えたかの様なこの感情を歓喜と呼ばずして何と呼ぼう)
    (頭のてっぺんからつま先まで総身が燃え立つように熱い 手袋越しにも感じられる鉄の冷たさに蒼白い紫電がほとばしった)

    俺はエミリオ・バセット…こいつは挨拶代わりだッ!!(翻ったポンチョの下から放たれるは神速のファニングショット)
    (即座に排莢し、群れを成して襲いかかる弾丸の行方を見届けるまでもなく進発する 暗褐色の残像は円弧を描いて炎の祭壇の影へ)
    -- ガンスリンガー 2011-10-09 (日) 21:22:54
  • ハハッ!キミならば、応えてくれると……信じていた!
    (一切の減速無しに、精密な神速の弾幕の中へと踏み込み…舞うように擦り抜けて)
    ガンスリンガー…いや、エミリオ。キミはアーチャーの派生クラスだな?
    (初弾では有効打にはならないと無論予想済みか)
    (…間を詰め切る前に祭壇の影へと退かれた標的を眼で追う戦鬼)
    私は射撃の直撃を受けた事は一度もない……出し惜しみは奨めんぞ?
    …主人よ!一気に、征くぞ!
    (視界から消えた敵を探ると同時、宝具展開の為に主人へ膨大な魔力…負荷を要求する)
    -- 仮面の男? 2011-10-09 (日) 22:42:34
  • へへ、やるなあんた! こいつの弾速を見切っちまうなんて化けもんか…よッと!!
    (予備弾倉に差し替えての追撃、六条の凶弾が迷宮の壁を穿ってバラバラに襲いかかる)
    細かいことは知らん! 教会の生ッ白い連中にでも聞いてくれ 奴さん方きっと答えてくれるだろうさ…俺に勝てたらな!
    そうかい(その言葉はいかなる硝煙弾雨に曝されようと傷一つ負わぬ、という絶対の自信の表れか)…奇遇だな、俺もさ
    (糸車のように廻り巡るリボルバーで呼吸を測り、腰に吊り下げたブルウィップに手をのばす)お手並み拝見だな、来いよ仮面の!
    -- ガンスリンガー 2011-10-09 (日) 22:58:53
  • 恐らく銃器での精緻な早射ちに特化された決闘者……聞く迄もない!
    (神速の六発をやり過ごし、再装填の最中に魔力を具現化させる)
    死の光が飛び交う戦場で、射撃が決して直撃しないという幻想も……我々の場合には力と化してしまう
    (宝具という形にされてしまった自身の技巧、自嘲する男)
    コレは、矢避けの加護の比ではないぞ……?
    (遠距離主体の射撃手にとっては天敵といえる特性)
    …私を撃ち抜けぬ限り、君達はこの先には進めぬ!そして進ませぬ!
    (左右に顕現する巨腕と紅き光剣…広間を薙ぐ剣閃!)
    -- 仮面の男? 2011-10-09 (日) 23:40:33
  • やってやるさ!!って嘘だろ!? 冗談きついな全く…!
    (ぎし、と壁面の装飾に巻きついた牛追い鞭を手繰り、重力のくびきを脱したかのごとく身軽に壁を駆ける)
    ははっ、こっちだこっちだ!(荒唐無稽な威力に口笛で茶々を入れ、素直に目を丸くして)そうかよッ! これが…っ
    これがサーヴァントの戦いか!!(土煙の立ち込める中、壁龕のようなへこみを蹴って強烈な存在感の主に照準を絞る)
    気に入ったッ 気に入ったぞグラハム・エーカー!(熱した空薬莢をまき散らし、高笑いしながら.45口径LC弾を浴びせる)
    なあ仮面の! あんたは何の為に戦ってるんだ? いやぁ急に気になっちまってね(弾薬が底をつく 断りもせず少女の魔力から弾丸を錬成して)
    金か! 名誉か! それとも冒険か!? はたまたあのちっこい嬢ちゃんの為か!! 吼えてみろよッ!!!
    -- ガンスリンガー 2011-10-09 (日) 23:52:58
  • (手持ちの実体剣で弾を切り払い…先迄の完全回避ではないが)
    …避けるだけか?口数程には弾数が足らんぞ!
    (限られた空間では十分には距離は取れず、半端な間合いでは巨腕の光刃の殺傷圏…)
    (例え防御を突破する為に懐に入り込もうと…双剣が迎え、待ち受ける)
    (何れもライダーとアーチャーを色濃く継承したイレギュラークラスだが…)
    (専門家のガンスリンガーとは違い、ライセンサーは全対応なのだろう)
    …愚問だな、エミリオ・バセット!無論全てだッ!
    (清々しい迄にきっぱりと、淀みのない解)
    -- 仮面の男? 2011-10-10 (月) 00:31:03
  • はっはっは、欲張りだなあんた!! この陣容もうなずけるってもんだ(手すさびのガンスピンを披露してホルスターに収め)
    俺は…最高の結末(ハッピーエンド)が欲しい(仮面の好敵手に射抜くような目を向けて)そいつをもぎ取ってやる為にここにいる
    あんたの事も撃たなきゃならん(21インチの長銃身を誇る過渡期のあだ花、異形のリボルバー式カービンが顕現する)
    戦う理由は俺が決める…今度こそ俺が決める(視界が緋色に昏み、主観時間が千の夜と昼とに引き延ばされていく)
    それは――(コマ送りで旋回するバレットタイム 鋼鉄に覆われた巨腕の接合部、針の穴より小さな継目に狙いを定め)
    気難し屋の嬢ちゃんの為だッ!! 赤き死の報い(Red Dead Redemption)』!!
    (周囲の大気を巻きこみ衝撃波をまとって放たれる弾丸 反動を殺し、弾道を直列に重ねてシリンダーを空にしてみせた)
    -- ガンスリンガー 2011-10-10 (月) 01:05:38
  • そうとも!私は強欲さ…その上、我慢弱い!
    (愚直なまでの正直さ、己の…主人の願いも秘める故に敵は討つ!)
    (噛み合わない知覚と認識の僅かな間隙、その刹那の綻びで生じた破壊は防ぐ事も叶わない)
    そう、誰もが幸せな結末など……世迷言でしかありえん!
    (巨腕の大破で生じる死角、尚十分に威力を秘めた弾丸は男へ一直線に)
    ならば、己の正義を信じて…
    (即応で奮い立たせた《熱り立て、我が益荒男》
    最善を目指して、互いにぶつかり合う他ない!
    (魔弾の死線すら裂く宝具による破壊の相殺!)
    -- 仮面の男? 2011-10-10 (月) 01:53:34
  • (耳を劈くような破裂音、銃弾を跡形もなく消し飛ばした覇気に目を見開いて)これでイーブンってとこか?…いや、違うな
    お楽しみはこれからだッ(You ain't heard nothin' yet)!! そうだろ、グラハァム・エィカァアアアアアッ!!
    (返礼とばかりに気炎を吐き、無為無策のやけっぱちさながらに正面きって斬り込んでいく)

    (衝突して噛み合う鋼と鋼 しかし、一方の武具に肉を斬り骨を断つような鋭利さは備わっていない)っは!! 重いな…!
    何だ、近くで見るとなかなか男前じゃないか!(一回り上の腕力にもう一丁の銃を抜き、かろうじて支えている様な危うい均衡を保つ)
    (宝具と化した銃身は同じ宝具の刃を受けるにも足る強靭無比な超硬度を獲得していた それでも砕かれた時は一巻の終わりというものだ)
    となると…素顔が気になっちまうよなぁ!!(息が触れあいかねない距離で斬り結びながらトリガーを引く)
    (弾き弾かれ鎬を削り、髪の毛一本の差で紅刃をかわしながらジャグリングの様に銃を持ちかえ、タクティカルリロードを織り交ぜては照準も何もなく銃弾を送りだす)
    (腕力とタフネスに欠ける銃士が剣士と渡り合う為にやってのけた離れ業だ その応酬が際限なく加速していく)
    -- ガンスリンガー 2011-10-10 (月) 02:47:59
  • …よく言った、エミリオォォッ!
    (男の雄叫び、闘志と気魄…死と隣り合わせの闘争の最中)
    (童子の如く愉しげな笑みを浮かべる狂気)
    そうとも!(サムライ)の刃は……托された想い(ココロ)の、重みだ!
    (零距離の激突、辺りにつんざく衝撃音…此処まで密着すれば最早射撃如何斯うではない)
    誉め言葉は光栄だが……
    (僅かでも抑え損ねれば致命的な失策となり…血が爆ぜ、肉を削ぐ)
    (躊躇や刹那の気の緩み……瞬き一つも許されぬ圧縮された闘争の時間)
    -- 仮面の男? 2011-10-10 (月) 20:11:12
  • 闘いに……集中せんかッ!
    (本来彼とて純然たる武威は騎手や弓兵相当…剣士や槍兵程の白兵戦力はない筈だが)
    (剣戟の加速は留まる事を知らず…己が身すら紅煉に燃え上がらせて)
    (銃と違い、白兵武器故に剣速はそのまま圧力に直結)
    (弾体が掠め、皮膚が裂け、紅が舞おうと…戦闘継続に支障が無いと判断すれば手傷すら構わず)
    (口の端から血を溢しても…男の闘争心が止まる事はない)

    (単純明快な仕組み……つまりは過負荷によって己を死地へ追い込む代償に依る『一時的な超速化』……)
    -- 仮面の男? 2011-10-10 (月) 20:14:06
  • (自ら望んで間合いを捨てた 浅からぬ傷を負い、それでも食い下がっていられるのは主の力量と黒色火薬のおかげだろう)
    はっはっは、男ぶりが上がったなァ!!!(バックステップからの反転、加速度をつけて最高速で斬り返す)
    (自分も、そしてこの男も いつ覚めるともわからぬうたかたの夢の中で、得体の知れない化け物になり果てたのだ)
    (この男は人として在ることを止めたばかりか阿修羅すら凌駕してみせた 今や力量の差は歴然、時を追うごとに傷がふえていくばかりだ)

    (トリガーハッピーに酔いながら冷たく醒めた本能が大音声で叫ぶ 勝機をつかめ 先の先の、遥かな先まで読み切れと)
    (弾かれあって飛び退り、赤黒く染まったポンチョを翻す 大小二挺の銃を構えなおして)よく見とけよシャーリー!
    こいつが俺のやり方…俺の進む道ッ!! 明白なる運命(マニフェスト・ディスティニー)だッ!!
    さあ白黒つけようぜグラハァァム!!(爆発的に高まっていく熱量 場に飽和した魔力が激震を呼び、永劫にきらめく焔を揺るがす)
    (左腕を支えに異形の銃身を横たえ、トリガーをひき絞れば――この若者をして偶像の英雄たらしめた金色の魔弾が放たれた)
    -- ガンスリンガー 2011-10-10 (月) 22:46:07
  • フッ…お互い様だが、なッ!
    (紅が撒き散らされ、炎に照らされた影が歪に舞踊る)
    (かつて宿敵と数百の剣戟を交した…あの決闘を思い起こさせる昂揚)
    (力の拮抗を斬り崩す更なる加速、男の距離・領域だけに徐々に一方的な攻勢へと傾くが……)
    (実情はガンスリンガーが思う程、余裕がある訳ではない)
    (埒を開かす為の深刻な内部損傷を覚悟した継続的な過負荷…)
    (にも拘らず、此処まで決め切れずに耐え凌がれたのだ……寧ろ損害は見掛け以上にライセンサー側が大きい)
    -- 仮面の男? 2011-10-11 (火) 00:04:05
  • (躊躇も容赦も迷いもなく、怒濤の攻めの果て)
    其れがキミの『とっておき(ラストワン)』、か……!
    (直観的に防御も回避も無意と識る……故に)
    (危険は承知で、力付くでねじ伏せる覚悟)
    ならばその希望、命脈諸共……断ち、終わらせるまでだ!

    斬り捨て……御免ッッ!!
    (其処に、最高の一太刀を振るい、寸分狂い無く当てたが……)
    ……なんとッ!?
    (実体剣と宝具の銃身、無数の激突で刻まれた疲労と損傷)
    (最後までは耐え切れずに刃が砕け散り…)
    -- 仮面の男? 2011-10-11 (火) 00:05:00
  • (金色の銃弾はそのまま仮面の男の身へと吸い込まれ……)

    (咲くのは鮮やかな、大輪の……紅い華
    (何時だって物語を終わらせるのは一発の銃声と…誰かの死なのだ)
    -- 2011-10-11 (火) 00:10:23
  • - Master Side - -- 2011-10-09 (日) 20:50:01
    • (サーヴァントに命を下し決戦場の壁に下がる、まるで無防備な姿ではあるが、あのライセンサーがこちらを狙うとも思えない)
      グラハム・エーカーか……(無論その名を聞いても敵サーヴァントの事は何もわからない、分からないが……)
      恐らく義に厚い男だったのだろう(そう呟きサーヴァント同士の戦いに目をやる、最も全てを目で追える物ではないだろうが) -- シャレット 2011-10-09 (日) 22:11:56
    • (自分の声に応えるのを聞いてから後ろを向き、下がろうとして…顔だけをもう一度、ライセンサーの方へ)
      …頼んだぞ わたしの願い、お前にかかっている
      (それだけを言うと前を向き、端へと下がった)
      (声を掛けたにしては小さすぎる声 聞こえているのかいないのか、わからないけれど)

      聞くまでもない…勝つためだ、好きなだけ持っていけ!
      (自分は彼へ、生前以上の動きをと、約束した それなら自分は、それを守るのみ) -- リコール 2011-10-09 (日) 23:00:21
    • (ガンスリンガーの銃撃を悉く避けるライセンサーに目を見張る、いやあれは寧ろ)避けているとかそう言うレベルではない
      飛び道具に対する特殊能力か……!く……(アーチャーの派生クラスであるガンスリンガーは遠距離においては決め手が無いのでは、との思いが歯噛みとなって表情に出る)
      (だが、だからと言って私が出てどうなるというのだ、浮かせた腰を再度壁に押し付け、ただ自らのサーヴァントを信じるほかは無い歯がゆさに耐える) -- シャレット 2011-10-09 (日) 23:48:29
    • (私に出来ることはただ自らの身を守り、ガンスリンガーが戦うに足る魔力を供給するだけ)にしても……(軽い気だるさを覚え石と土に覆いつくされた空を見上げる)
      遠慮せず使えとは言ったが、なかなかに大変だな(ただ現界するのとは違うサーヴァント同士の戦闘、それ故に使う魔力も尋常ではないのだろう)
      (息を吐き精神を研ぎ澄ませ集中力を高める、魔力の供給が出来なくなるそれはつまり敗北なのだから)
      む、届く範囲に潜り込まれたか……だが、これで終わりではないだろうガンスリンガー…… -- シャレット 2011-10-10 (月) 00:40:51
    • (一方、こちらは少々の疲労が見られるが、持つ魔力は常人よりは多い…まだ余裕はある)
      (それでも、少しでも集中していた方が良いだろうと、壁に背を預けて見守る)

      (ライセンサーへ投げられた問いに、そしてその答えに、思わず目を見開き…吹き出した)
      ふふっ…はははは!…お前らしい、お前らしいよ そして、わたしらしい
      (彼をサーヴァントにして、あまり時間は経っていない)
      (それでもなんだかそんな気がして、再びくすりと笑うと左手の甲の令呪を撫でた)
      (数度撫でて手を止め、より一層集中するように右手を重ね、目を閉じる) -- リコール 2011-10-10 (月) 01:29:08
    • (リコールとは対照的にふうと吐息を漏らす、それはガンスリンガーの答えに対して)まったく、どこまで……(そこまで言い掛けて続きが出ない)
      -- シャレット 2011-10-10 (月) 01:42:21
    • (キザでもお人好しでも愚か者でもない、強いているならば馬鹿であろうか)まあいい、きちんと役目を果たしてくれるのならな……(と目を向けるやまるで時間が止まったかのような錯覚)
      (一撃の銃声に放たれるは6発の弾丸、サーヴァントという存在の力の一端、それをまざまざと見せ付けられる)
      (ガンスリンガーの狙いは武器だ、目論見が上手くいけば大幅に有利になるであろうがあの回避をもつライセンサーに果たして効くであろうか) -- シャレット 2011-10-10 (月) 01:50:08
    • (黙ってその戦いを見続けていた いたけれど)
      (彼女は幼く、そして実戦経験が殆ど無い ましてや殺し合いなんて見て生きていくことも無く)
      (目の前で繰り広げられているそれは少々刺激が強い)
      (それでも、これは自分の戦いでもあるのだ 同じく願いを持つ者同士の、命をも賭けた戦い)
      (まるで自分の体までも傷付けられてしまったような、そんな苦痛に耐える顔で二人を、ライセンサーを、見つめる)
      (無意識に、左手の令呪に重ねていた右手を祈るように握る 本当は目を瞑って固く、祈りたかったが)
      (その戦いからは、目が離せない 離したくなかった)

      (そして)
      (それは突然だった)
      …ッ!
      (思わず目を思い切り見開いて)
      (声も出ず)
      (ただその様子を見つめるだけとなり)
      …ラ…ライセンサー…!
      (漸く出た声と同時に、思わずライセンサーの元へ駆ける) -- リコール 2011-10-11 (火) 00:48:41
    • (目の前の戦いに思考が追いつかない、辛うじて目で追えるほどの激しい戦いに見入り没頭する)
      (ガンスリンガーが放った先の銃弾が当たったかと思えば、それがどうしたとばかりにライセンサーが肉薄する)
      (銃撃と剣戟のやり取り、戦いの状況は二転三転し、お互いがお互いの宝具を抜きそれをぶつけ合い、そして……)
      勝った、か……
      (やけに澄んだライセンサーの宝具が砕ける音、それは極限まで時間が圧縮された戦いが終わる合図、黄昏の鐘の音)
      (倒れこむライセンサーに駆け寄るリコールを見て、こちらもまたガンスリンガーへと歩みと進める) -- シャレット 2011-10-11 (火) 05:29:48

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第 一 回 戦 : - ガゼット vs ラキュ - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・  差分:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・

 
お名前:
  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 一 回 戦 -
    • 告知
      • 対戦期間になりましらたら下記の相談室を併用しつつ、それぞれで決着をお願いいたします
    • - Sword, or Death -  with what in your hand...?
  • (迷宮を潜ると、やや開けた空間に出る。前方には炉らしき装置の炎が蠢いており、一目で敗北したサーヴァントを喰らう祭壇であると分かった。
    ここが決戦の舞台だ。戦いの終わりはどちらのサーヴァントが消えるまで。十分か一時間か、果ては一日。永劫にも感じられる時間の中に、これから身を投じることになる)
    俺たちが先か。(見たところ、相手マスターはまだ到着していないらしい) -- ガゼット 2011-10-08 (土) 20:52:54
  • ちょっと遅れたかな?(馬に乗ってのんびり出てくる緊張してるのかしてないのか分からないアホの子) -- ラキュ 2011-10-08 (土) 20:54:13
  • 馬……だと!?(形は確かに馬でも、その実は全く異なったものだ。距離を離しても魔力を感じるところから、すぐに悟ることができる)
    ダンサー。(一寸驚いた後。ラキュに対する再会の挨拶もなく、霊体として控えさせていた自分のサーヴァントの名を呼ぶ。既に戦いは始まっているのだ)
    手段は問わない。やれ。 -- ガゼット 2011-10-08 (土) 21:07:09
  • この前はどーも、八つ当たりで3箇所ぐらい壁凹ませたけどね!って早速かー!ウィッチお願い!(手綱を振って炎馬、フレイを走らせようとする) -- ラキュ 2011-10-08 (土) 21:11:18
  • (マスター同士が争ったところで、いずれはサーヴァントの戦いにすり替わる。サーヴァントはマスターの身を守るもの、窮地に陥れば必ず現れる)
    (サーヴァントの戦いにおいてマスターは不純物でしかない。敵もサーヴァントを呼ぶと確認すれば、早々に後方へ下がった。
    主役のバトンは、サーヴァントへ渡される) -- ガゼット 2011-10-08 (土) 21:17:40
  • (開戦の言葉に、それは応じた)
    (差し込む光が、その舞台を満たし、消える。後に現れるのは、薄布のヴェールを幾重にもまとい、両の手に短剣を握りこむ妙齢の女の姿)
    ―ダンサー、ここに。 -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 21:19:53
  • (最初に輝きが集まり、次に雷鳴が轟く、そして闇が集まれば……妖艶な女性が姿を現す)
    おまたせー私の出番ね(自分のマスターに笑みを向け…それからダンサーへと向き直り)
    ふふっ、さっ…始めましょうか…?(右手に剣を構えるとダンサーに向けて)
    ○○劇場の踊り子さん?(かつてダンサーが立っていた舞台の名を口にする魔女)
    (それは魔女がダンサーの情報を手にしていると言う証でもあり)
    あははっ、らっきゅんはやらせないよー?(一方でラキュの握る手綱により後方へと逃げる炎馬) -- ウィッチ 2011-10-08 (土) 21:29:37
  • ……ウィッチ!頑張ってね!(ダンサーの胸を凝視して、ウィッチに激を飛ばす)
    (邪魔にならないように距離をとってあまりうろちょろしないように心がけてる) -- ラキュ 2011-10-08 (土) 21:33:08
  • (ぴく、と右の眉が浅く持ち上がる。それが、劇場の名を紡がれたことへの反応のすべてだった)
    (そして、それではない行動は、即座に、迅速に。まるであやすようにマスターの名を呼ぶウィッチの懐へと、その身を跳びこませた。た、たん、と二度の靴音を響かせ、右で逆手に握りこんだ短剣の刃を、首筋狙いで薙ぎこもうと) -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 21:36:40
  • 現れたな。(ウィッチという呼称から薄々想像はしていた。やはり女性のサーヴァントか。どこから調べたのか、ダンサーの情報も多少握っているようだ)
    (ラキュは馬が脚となり随分な機動力を得ている。下手に追い掛けるのは無駄足だ。
    しかしマスターが倒れればサーヴァントの役目も終わる。隙さえあれば―) -- ガゼット 2011-10-08 (土) 21:37:17
  • (ダンサーの反応を見れば自分の得た情報は正しかったと判断する。しかしそれが優位に立つ事に繋がるかはまだ自分次第)
    くっ…!?(早い!… ダンサーの俊敏性は魔女の予想以上…そんな事を考えている余裕は無い…が、しかし……)
    キンッ!(金属音が響く。踊り子の凶刃が魔女の首を掻き切る前に何かが短剣を弾いた)
    まさかこんなに早く僕の出番が来るなんてね?(そこには剣が浮いていた。魔女の手を離れ自身の意思で動いている)
    (もしガゼットが魔女の情報に迫る事が出来ていたのなら知る事が出来ただろう)
    (魔女につき従う剣…意思を持つ剣の存在に)
    (「剣」が自分の身を守ったのを見ると素早くダンサーの腹に手を伸ばし)
    吹き飛べ!(伸ばした手に魔力を集中…炸裂させた) -- ウィッチ 2011-10-08 (土) 21:46:50
  • すご……(何をしてもド素人、完全にサーヴァント同士の戦いに魅入ってぼーっとしてる) -- ラキュ 2011-10-08 (土) 21:47:41
  • 剣が―(オートで動く、とは予想もしていなかった。息を呑む間に、身軽になった魔女の一撃が、こちらの腹を打ち据える)
    (宣言されたその通りに、踊り子の足が地を離れ、後ろへと吹き飛ぶ。浅く体を折り曲げながら、しかし、その顔に張り付けるのは笑み)
    ―そんなに、つれないことを言わないでくださいな(見れば、突き出されたウィッチの腕には、白いヴェールが巻きついている。そしてそれは、踊り子の左腕とつながっており――ウィッチのその身を、彼女自身の魔力の破壊力で以て、道連れにしようとする) -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 21:54:24
  • (ウィッチの操る浮遊する刃が報告にあった「剣」か。もう少し情報を集められていれば、対抗策についても検討できたのだが。ウィッチは武器に加えて魔術も操っている。攻撃力に長けるクラスだ。
    今はただ、ダンサーの判断と能力に任せるだけだ。常人の次元を越えた戦いを、自分の無力さを痛感しながら傍観せざるを得ない) -- ガゼット 2011-10-08 (土) 21:59:54
  • (そう言えばウィッチはキャスター亜種だけど、ダンサーって何の亜種だろう?と今更な事で悩んでる)
    うん、これは手伝うとか無理、邪魔にならないようにしないと…… -- ラキュ 2011-10-08 (土) 22:01:16
  • (とにかく距離を取らねば…… サーヴァントとは言え術師…接近戦を仕掛けられれば容易く…殺られる)
    …なっ…!?(それゆえに術で弾こうとした、そして弾く事に成功した様に見えた…が)
    (自分の手に巻き付くは踊り子のヴェール…前の戦いでは攻撃手段として使用されたのを確認した)
    (これは宝具…「剣」の力でも切断するのは厳しいだろう、ならば……)
    積極的な踊り子さんね?ふふっ…でも……(魔女が笑みを浮かべた瞬間ガシャーンと鏡の割れる様な音が響渡る)
    (ヴェールに捕えられた魔女が炸裂する…それはまるでガラス細工を打ち砕いたかの様で……)
    (そして砕け散った破片がキラキラと舞台に降り注ぎ……)
    …ふぅ…危ない危ない…まだ行けそうね……(先まで魔女が立っていた場所とは違う方向から声がした) -- ウィッチ 2011-10-08 (土) 22:17:09
  • (捕え、吹き飛ぶ自分と同じように引き寄せ、あわよくば振り回すつもりではいたが、それがそう上手くは運べないであろうことも悟ってはいた。なぜならばお互いが、人越の存在、なのだから。一筋、二筋の縄でどうにかなるようなものではない。そのことを、改めて脳裏に刻んだ)
    (あの手は、前にも一度見たことがある。生半可な攻撃は無意味、行うならば隙か、死角、意識の外からの――戦闘を重ねて、思考が熱を帯びる。声のする方へ振り返りつつ、それよりも先に、白いヴェールを鞭のようにしならせ、襲い掛からせ) -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 22:27:04
  • (応援したい、けど声を掛けて集中力を殺ぎたくない、なんか色々悩んで唸ってる) -- ラキュ 2011-10-08 (土) 22:43:13
  • (踊り子の放ったヴェールが何かを捉えた)僕の事を忘れないで欲しいなー?(ヴェールが捉えたのは「剣」)
    (そう…「剣」がヴェールの到達を阻んだのだ)
    ふふっ…次は私から行くわよ…?(その向こうでは妖しい笑みを浮かべる魔女。そして魔女は舞台に右手を付き)
    大地よ…鳴動しなさい……(魔女の言葉を合図に地鳴りが響はじめ…やがて舞台を大きく揺らし始める)
    おっとっと地震攻撃だ?…らっきゅんしっかり捕まっていてね?(地面が揺れ始めると炎馬が騎乗のラキュに声をかける) -- ウィッチ 2011-10-08 (土) 22:45:52
  • (人智を越えた戦いを目前に、自分にできるのはサーヴァントの勝利を願うことだけだ。
    魔術を超越した力はもはや現象に近い。ウィッチの力によって石床が振動に震え、慌てて傍らの壁に手を添えた)
    ダンサー! 早く終わらせてしまえ!(焦燥から声を掛けるも、意味を持たないことは自分が一番理解している) -- ガゼット 2011-10-08 (土) 22:51:01
  • ―私は、剣と躍るつもりはないのよ(言葉とともに、ヴェールを切り離す。それは即座に剣に絡み、巻きつき、包み込んでいく。宝具には宝具にて、封を施す。こちらの選択肢を一つ犠牲に、相手の選択肢を奪え―勝つために)
    大地を躍らせるとは、粋なことを―マスター、お気をつけて!(足を取られそうになるのを、堪える。そして、息を長く、長く吐いた。そこから、ダンサーの足運びが変わる)
    (揺れる大地の上にあって、その身は不自然に揺らぐことはなく。滑るように、踊るように、ダンサーは右へ左へと地面の上を滑りながら、ウィッチへの距離を詰めていく―否、実際、彼女は舞っているのだろう。ダンサーという呼び名の示す通りに) -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 22:58:15
  • 僕はダンス好きだよー?(ヴェールに絡まれながら暢気に言葉を紡ぐ剣だが)
    ふえー?何これ何これ?ちょとまって!?動けないー!(ヴェールに包まれもごもごと転がる剣)
    …!?(相方を封じられ魔女の顔に驚きの色が浮かぶ…だが相手も宝具を一つ失った…まだ互角のはず)
    (その一方で踊り子は地震をものともせずに魔女に近づいてくる)
    (踊り子の足を封じるための地震攻撃だった…しかし‥…)
    (美しいと思った)
    (それは大地と踊っている様にも見えた)
    (そんな事を考えている場合ではない!ならばさらなる一手を打つのみ!)
    雷鳴よ…鳴り響きなさい……(今度は天に右手を掲げる。その言葉を合図にゴロゴロと言う音が聞こえ始め)
    (接近する踊り子の接近を阻むように幾筋もの雷が降り注ぎ始める)
    (しかし雷はそれだけでなく…ウィッチの左手の動きに合わせ…地面に何かを描き始めた) -- ウィッチ 2011-10-08 (土) 23:21:13
  • (剣が封じられたのを見てハラハラしてる)ウィッチ!負けるなー!(左手を手綱から離してぶんぶん振り回しながら叫び、手の甲にある令呪の刻印が輝き、一つ消失する) -- ラキュ 2011-10-08 (土) 23:24:48
  • (叱咤の声が聞こえる。その声に背を押されるように、再びその身を回し、いくつかの雷撃を回避した。そのうち数発は、己の腕を、肩をかすめ、肉が焦げる匂いを漂わせる。吐いた息を、飲み込んで、ダンサーは雷雨の中を、優雅に、苛烈に舞い進む)
    (そして、相手の挙動を見るや否や、二度のステップから、前へと飛んだ。ロンググローブに覆われた右手が、ウィッチの、方陣を描くその左腕を掴み、捻ろうとする) -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 23:29:16
  • (ラキュの手の甲に刻まれた令呪が瞬いた。三回だけ許された我儘の一回を息をするように使った相手は、令呪を温存するという選択肢を捨てたのか。
    単純に応援するだけに使われたものでも、効力は十二分に発揮される。負けないでと願ったならば、勝利に至るようサーヴァントの能力が引き上げられる。
    そして判断を迫られた。自分も令呪を使うべきか?) -- ガゼット 2011-10-08 (土) 23:33:08
  • (マスターの…ラキュの声が聞こえる…自分を応援する声だ)
    (自分の中の魔力の昂ぶりを感じる…かつて感じた事の無い魔力が魔女の中に溢れている)
    マスター…私は負けない!(その魔力を一気に注ぐ…最後の「宝具」の完成のために)
    く…!?(踊り子が目前に近づく…後少し…後少し……)
    (しかし……)痛っ!……(捻られた左腕に激痛が走る)…ダンスの誘いにしては…強引ね……、そう言うの嫌いじゃないわよ?…でも……
    いよっしゃぁー!ふっかーつ!(踊り子の背後で声が聞こえた。「剣」が呪縛を抜け出たのだ…)
    (そう…令呪の効果はウィッチだけなくその「宝具」にも力を与えた!)
    (「剣」は魔女が描きかけた「宝具」をその刃にて一気に描き上げる) -- ウィッチ 2011-10-08 (土) 23:45:15
  • (相手のマスターの手の甲の輝きを見て取り、そして高まる自分の相対者の魔力を感じた。それから一瞬だけ、己のマスターへと視線を向ける。『大丈夫』、と、ただそれだけの言葉を一瞥に乗せて)
    ええ、どうしても手を取り合って踊りたかったの…舞踏は、独りで踊るばかりでは面白くないのよ(ややあって、唇だけが動く。『―覚えたわ』と、その動きが読み取れたかどうか)
    (そしてその直後だった。その魔法陣が、解放された剣によって形を成したのは) -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 23:50:44
  • (刻印それは文字や記号を描く事で力を発揮する…形無き「宝具」)
    (魔女が描いたのはその刻印の中でも究極とされる「Ω」の刻印)
    …何…?(踊り子の唇の動きにただ目を見開いた)
    (その直後…魔女の「宝具」…「刻印」が発動し、その中心から全てを崩壊させる力が沸きあがり……) -- ウィッチ 2011-10-09 (日) 00:03:35
  • (ダンサーは暗に「大丈夫」だと言った。それは思い上がった自信からではない。一進一退の攻防の中で、実際にウィッチの力量を把握し、分析した結果なのだろう。
    ならば自分も不必要に焦らなくてもいい。勝利を確実なものと認識し、齎される結果を待つ。ウィッチが強大な宝具を解放したと分かっても、微動だにせず) -- ガゼット 2011-10-09 (日) 00:06:42
  • (魔術も、戦う事も素人、故にどちらが有利なのかすらわからず、祈るように見守り) -- ラキュ 2011-10-09 (日) 00:12:31
  • (内心の問いに、踊り子は察する術も、答える舌も持ち合わせてはいない)
    (今にも目覚めようとする破壊の力を前にして、彼女は眉を浅く立てた真剣な表情をヴェールの裏側に浮かべ、その場を跳び退る。その左手に握りこんだ短剣を振りかぶり、投げ放った。牽制か、あるいは陽動の一撃か) -- ダンサー? 2011-10-09 (日) 00:13:41
  • おっと?(刻印を描き終えた剣が短剣を弾いた)
    (もはや短剣に目を止める必要も無い…発動した「刻印」が敵を撃ち滅ぼしてくれる)
    (しかしまだ油断は出来ない…戦いはまだ終わっていない)
    (そしてついに…全てを崩壊させる力が踊り子へと襲いかかる)
    (眩しく輝き力渦巻くそれは大きく開かれた竜の顎の様でもあり) -- ウィッチ 2011-10-09 (日) 00:28:59
  • (荒ぶる竜の咆哮を、その鋭き顎を、標的となった女は驚愕の表情を浮かべて見据えていた)
    (そして、直後―その姿が、竜に飲まれる。破壊の暴風が、舞台ごと、踊り子を飲み込み、削りつくし――ガシャン、と鏡が割れるような音を響かせた。暴風に煽られ舞い散る粒子が何を意味するのか、他ならぬウィッチこそが理解できたはずだ)
    (そしてそれとほぼ同時―ウィッチの背後から、彼女の背中をめがけ、白い凶槍が一直線に奔り――) -- ダンサー? 2011-10-09 (日) 00:37:10

  • 『勝った……』

    (その瞬間魔女はそう思ってしまった)
    (それが魔女に大きな油断作った)
    (だから鏡が割れる音を聞いても……)
    (だから背に激痛を感じても……)
    (一瞬理解出来なかった)
    (そして全て理解した魔女は踊り子の方へと振り向くと瞳をカッと見開いた)
    (でもそれは一瞬)

    合わせ鏡…それは可能性の自分を呼び出す力)
    (「死すべき運命」の自分を呼び出し…肩代わりさせる事でこれまで生き残ってきた)
    (しかし…今回はそれが発動しなかった)

    『これが私の運命…か……』

    (そう…覆らぬ運命もある……)
    (ここで生き残る可能性のある自分は存在しなかった)

    はぁ…参ったわね…そんな隠し技があったなんて……

    (魔女の姿にノイズが混じり始める)

    私の負けだわ……

    (魔女は踊り子に笑みを向けた) -- ウィッチ 2011-10-09 (日) 00:49:29
  • ウィッチ!(敵対してる相手が居る、と言う事も完全に忘れ自分のサーヴァントの側まで走ってくる)
    ごめん!ごめんなさい!私がダメなマスターだったから!(泣きそうな顔で必死に泣くのを我慢して) -- ラキュ 2011-10-09 (日) 00:52:09
  • (笑みを、言葉を受け、右手を振った。魔女の体を貫く槍を引き抜き、薄布へと戻して、吐息。頬や、足のあちこちに切り傷や穿たれた跡を残し、汗の浮いた額をぬぐうこともせず、女は、小さく頷いた)
    …よい舞踏でしたわ、ウィッチ。 -- ダンサー? 2011-10-09 (日) 00:55:09
  • (戦いは終わった。ウィッチは敗北を認め、勝利の軍配がダンサーへ上がった。
    戦いの敬意と満身創痍のダンサーを見ている限りでは、サーヴァントとしての二人の実力は拮抗していた。では勝負を分けたものは―。
    マスターの資質などではなく、単に踊り子の意思が、聖杯に対し僅かに強欲で貪欲だったのだ。
    ラキュが死に体のウィッチに駆け寄った。心が圧し折れている以上、自分たちに敵意を向けてくることもないだろう) -- ガゼット 2011-10-09 (日) 01:04:42
  • (ラキュが走ってくるのが見える…しかし既に視覚から色が消え始めている)
    (そしてラキュが側まで来ると抱きしめ、その頭を撫でる…いつもしている様に)
    …もう…何を謝っているのよ…マスターは頑張ったわよ?(自分に教えられる事は全て教えた……)
    ありがとう…ダンサー貴女も素敵だったわ……(それは戦った相手への祝福)
    こんな形で無かったら良い友達になれたかもしれないわね…ふふっ -- ウィッチ 2011-10-09 (日) 01:07:25
  • けど、なにもしてない!ご飯作ってあげるって約束した(我慢しきれず涙がこぼれ)
    (やっと思い出したようにガゼット達を見上げ)私は、負けたから、好きにすればいい……(ウィッチが敗北を受け入れたなら、自分が何かできるなんて事はない、しかし最悪、噛み付くぐらいはしてやろうと決意し前に出て) -- ラキュ 2011-10-09 (日) 01:11:48
  • …ええ、そうだったかもしれないわ。でも大丈夫よ…そのうち、また会えるわ。きっと、釜の底かどこかで.
    (すがるマスターと、消えゆくウィッチから視線を外し、己の主の元へ、しっかりとした足取りで舞い戻る)
    ―相手のマスターは?(短く、告げる言葉。それは、確認のための一言だ。排除するのか、見逃すのか) -- ダンサー? 2011-10-09 (日) 01:12:55
  • (ダンサーの言葉に突き動かされ、ラキュの傍まで寄る。どこか苦労を知らない、裕福そうな家庭で育った子だというイメージを受けた。昔の自分に似ている、とも)
    俺はお前の未来を奪った。ラキュ・テイル、お前の聖杯戦争はここまでだ。
    (残酷な現実を突き付けると、更に続ける)敗北を識った今日の夜を忘れるな。そうすれば、お前は強くなれる。
    (最後の瞬間くらいは、二人きりにさせてもいい。ラキュの本心がどうでも、既にウィッチから魔力の反応は消滅している。後は散りゆくのみだ。
    ダンサーに行くぞと指示し、決戦の間から連なる迷宮の闇に、その身を浸した) -- ガゼット 2011-10-09 (日) 01:19:30
  • 泣かないで…そんな事いいのよ……(指でラキュの涙を拭って)聖杯の力はもう手に入らないけど……
    これからは自分で頑張るのよ…?(いや…まだ教え足りない)
    マスター…落ちついて……(あらぶるラキュをなだめる…子供をあやす様に)
    ふふっ…そうかもしれないわね……、その時は一緒に踊りましょう…素敵なダンスをね…?
    よかった…マスターを見逃してくれるのね……、それだけが気がかりだったの……(それだけ告げると去りゆく二人を見送り)
    マスター…楽しかったわ……(ラキュの手を握りしめる。その手からはすでに体温が無く) -- ウィッチ 2011-10-09 (日) 01:24:19
  • 何時か、見返してやるから!余裕見せた事後悔させてやる!(情けを掛けられた、と理解し精一杯強がる、しかし手を出せば一瞬で死ぬ事は理解できているので何もできない)
    わかった、自分で、頑張るから、ちゃんと教わった事、忘れないから(子供のように抱きつき、泣くのを我慢しようと鼻を啜り) -- ラキュ 2011-10-09 (日) 01:27:27
  • (ラキュを抱きしめる)
    (『そうか…私の願いは叶っていたんだ……』)
    (欲しかった物が今この腕の中にある…でも…もう……)
    …マスター…ラキュ……(もう一度強く抱きしめ……

    魔女の姿は粒子となって散った……

    (同時に「剣」は力を失い、炎馬も消えた)
    (模倣品の魔女の宝具は、やはり模倣品なのだから……)

    ありがとう…大好きよ……

    (消える瞬間そんな声が聞こえた気がした) -- ウィッチ 2011-10-09 (日) 01:36:21
  • 私も、大好きだから……!(抱きしめて、最後の瞬間までちゃんと見届け)
    ……あ、名前、聞くの忘れてた……(帰ろうとして、剣が落ちている事に気付き)……記念にいいよね?(もう何の力も感じられないが、形見として持って帰る事にした) -- ラキュ 2011-10-09 (日) 01:40:39

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  第 一 回 戦 : - リーア vs ジェーン - Edit


保留中


  第 一 回 戦 : - キフィ vs 剣馬 - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・将  差分:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・将

 
お名前:
  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 一 回 戦 -
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    • - Sword, or Death -  with what in your hand...?
  • (コロッセオへたどり着くと、熱さが頬を打った。秋めいてきた季節を逆行する暖気がそこに満ちていた)
    (紅い焔は何故やらか朽ちる様子もなく轟々に燃えている。誇らしい様は宝石のように永遠を醸しだしていた)
    (暖かい空気の香りは変わることがない。埃ぽくもなく渇いた様子もなく、ただ熱い気が満ちていた)
    (汗が噴き出る不快な暑さではない。冬の暖炉の前に居るかのような気分がする)
    (大して寒くもない気温だというのに、芯から暖めて紅く赤く目の内からも燃え上がる。中央まで歩いて足を止める)
    ここか。……ケンマよりは早く着いたみてえだな。焦らしてくれるぜ、怖気ついたということはないだろうがね。
    (気配を背中へずっと感じている。身の丈の小さい相棒は、決戦の場まで来ると流石に頼りに思えてくる)
    (指先に怖気が纏って、手の平に寒気が満ちて、その上を冷や汗が伝う)
    (くるりと向き直り)……キャスター。怖くはないかね。……いや、怖気づいたんじゃねえよ? ただ、お前がな?
    -- キフィ 2011-10-09 (日) 21:39:39
  • 声が震えてるぞ。(冷静な指摘。ことこの場に至っても、不遜な態度は崩さない。自信の表れとも思えるほど)
    ……。まあ、そうだな……多少はな。運命の分け目だ、緊張くらいはする。
    (正直言うと怖かった。相手がではない。迷宮で相対したときから感じていた懸念、厳しい現実を思い知らされることが。)
    (表情は崩さないが、内心、負けたときの言い訳をすでに考えはじめている)
    -- キャスター 2011-10-09 (日) 21:47:50
  • (否定も肯定もせずに話を続ける)緊張、云々の話もそうだが、それ以上に……負ければ、消えるぞ、テメエ。
    ……俺も……勝たなけりゃいけねえ。失敗をしすぎた。……取り返さなけりゃ積み上がるばかりで、重くて仕方がねえんだ。
    (瞳に焔が映る。永劫の焔は人を嘲って燃え続け、また、太陽に似た暖かい陽光を放つ)
    (されど、それは焔であるからいつか終わりの時が来る。燃え尽きる時はいつだろうか知り得もしないが、それを思って恐怖した)
    (「闘いの最中で消え去りはしないか」)
    (心の中に陽を持たず、ただ享受して腕を伸ばす、植物じみた性格の自分にはそれがとても恐ろしいのだ)
    -- キフィ 2011-10-09 (日) 21:55:27
  • それは別に。どのみち最後は消える仮初の命だ。少し早いか遅いかの違いしかないよ…
    (諦観、というよりは無頓着なのか。あっさりした物言いが、在るように在るだけだと言外に語っている)
    …そうだな。お前にとっちゃ二度とないチャンスだろうし。だけど……
    (言いよどむ。負けても落ち込むな、なんて、今すべき話ではない気がした。せっかく灯った炎を、吹き消してしまうように思えて)
    …まあ、それよりだ
    せっかく先に来たんだしさ? 罠でも仕掛けておかない?
    -- キャスター 2011-10-09 (日) 22:01:40
  • ……俺が厭なんだよ。…………。(正しいことを考えている自覚がある。しかし、これも押し付けがましいことなのだろうか)
    (呟いた一言は火の粉と混ざって地面へ落ちて消えていく。ベルトに備えた“武器”を確認、右脚と左脚につけたナイフを確認、異常ナシ)
    勝つからいーんだよ…………。……バレなきゃ罠張っても問題ないよな? むしろ、それに気づかなかったほうが悪いって話になるよな? 真剣勝負だし!(わいのわいの)
    -- キフィ 2011-10-09 (日) 22:09:37
  • (コツコツ、と足音がする。迷宮を抜けた先、決戦の間、炎が風もなく揺れると共に人影が見えた)
    よう、待たせたな。最後の最後にセイバーとウォーミングアップしてたらちいとばかり時間が押しちまったぜ、すまねえすまねえ。(ゴキ、と肩を鳴らしつつ。擦り傷を身体に刻み現れたのは本城ケンマ、その人であった)
    ま、おかげで初っ端から体が温まっちまってるからな、何時でも全力全開で相手できるぜ!んで、ゴングはどうする?(不敵な笑みを浮かべキフィへ仁王立ちで向きあう)
    -- 剣馬 2011-10-09 (日) 22:23:42
  • かかったなアホが!!死ねぇ!!!(トラップ発動!人形ギロチン!) -- キャスター 2011-10-09 (日) 22:26:21
  • (場が唐突に引き締まる。月並みな表現であれば、崩れたパズルがピースを嵌めると、絵が浮かび上がってかっちりするように)
    (対戦相手の到着は場を引き締める。一触即発の熱い心がそこに生まれる。目にも耳にも香りにも全てが変わって感じている)
    よう、来……うぉおおーーっ!? キャスターァ! 本気でやる奴があるかァ!! ちょっと待って、今のゴングじゃないから! 避けて!!
    -- キフィ 2011-10-09 (日) 22:29:10
  • これはまた、いきなりよねぇ?(剣馬に控えるサーヴァントは危なげの無い動作で人形ギロチンを切り払う。既にその両手には二振りの剣鉈を携えて)
    あちらの準備は既にできているようね。……挨拶も済んだ訳だし。
    (奇襲を打ち払い、変わらぬ笑みを浮かべて、全幅の信頼を込めた視線を己のマスターに向け)……ケンマ。指示を
    (そうして、猟犬は主の指示を待つ。己が主人の敵を打ち倒す為)
    -- セイバー 2011-10-09 (日) 22:32:08
  • ちょっと待てコラぁぁああああああ!?(襲いかかるギロチン人形をすんでの所で躱し、冷や汗を垂らす俺)
    お前は何処のチンピラだよ!もしくは戦闘民族か!!俺の攻撃が開始の合図だってレベルじゃねえんだけど!?即死させる気か!!(ぜーはーぜーはー……)
    -- 剣馬 2011-10-09 (日) 22:33:55
  • 当然だ。むしろ、この日まで生かしておいたことを感謝してもらいたいね(こきりと手首を鳴らし、腕を振るう。瞬間、キャスターの周囲に侍るように現れる何体もの武装人形)
    キフィはどうか知らんが、私の準備はとうに終わっている。(マスターを遠ざけるかのように一歩、踏み出し)
    どうせこいつは戦力外だしな。いつでもいいぞ(無論そんなことはなく、事前の作戦ではむしろ要なのだが)
    -- キャスター 2011-10-09 (日) 22:43:36
  • ほら見ろ!なんかタイミングと空気が微妙にしょっぱくなったじゃねえかよ!普通にかっこ良く開始させろや!?
    ……ええい、一旦深呼吸、クールダウンだ。(すーはー、と大きく深呼吸、然る後にもう一度シリアスな表情になりながら)
    さて、んじゃちっとばかし調子が狂ったが、始めるとするか。セイバー……真っ向勝負、あの二人を俺達の力で倒す!!以上!!
    んじゃ、此方から行くぜ!!(ぐ、と構える、その姿勢は。速攻!合図と共にキフィ達へと向かい全力で駆け出す!相手の魔術体型を知っていればこそ、発動の機会も与えさせぬような瞬速連撃で仕留める!)
    -- 剣馬 2011-10-09 (日) 22:41:19
  • でもな。……そのギロチンを一も二も無く投げつけて、不服な即死を迎えさせようとしたのは……。(手汗を裾で拭う)
    少なからず、少なからず本気でもあるんだぜ。覚悟をしていろ、ケンマ。親しみを籠めて相手をすると思ったら大間違いだ。
    殺しはしないが、テメエの望みを握りつぶしてやる。(ベルトに奔る指先が、そこに取りつけられた細く小さな瓶を取り上げる)
    (純粋な焔と相対する。近寄るだけで皮膚は爛れ、肺は焼け焦げて、網膜は擦り切れる。そういう強い焔と相対する)
    (純粋な望みと相対する。途轍もなく眩しく迷いのない望みは、手の届かない星よりずっと輝かしくて、見上げるようだ)

    開始のゴングを欲しがってたな?(試験管を半分に叩き切ったような形をした小瓶を指先に挟んで、内側の碧の液を揺らす)
    これが開催のゴングだ。幼馴染同士から敵同士に変わる合図だ。勝ちを捥ぎ取って相手を失意のどん底へ叩き込む覚悟の快哉だ。
    楽しもうじゃねえの、ケンマ。(右腕を振り上げて、地面へ小瓶を叩き付ける。流星よりも儚い音が鳴り響く。(カリィイン))

    プロージット!!!(大声で叫ぶ。震える心臓は止まるほど冷えた。精神が自分のものでないくらい燃え上がる)
    (飛び散った碧の液体は強い芳香を激しく立ち上らせる。どこまでも透き通った色がその辺りへ広がる)
    キャスター……頼むぜ。(無言のやり取りを交わすと、右脚からナイフを抜いてケンマを待ち構える)
    (『セイバーを引き付けろ』)
    -- キフィ 2011-10-09 (日) 23:04:06
  • 了解、マスター。『……油断はしないで』(思念を送って一歩を踏み出し……そのまま、二歩目からトップスピードでの全力疾走)
    (人形を展開したキャスターに向かい、一直線にその身を踊らせる。その速度は、迷宮で人型機械と相対した時よりも明らかに速く)
    (小瓶が地に叩きつけられたのとほぼ同時、正面に展開された人形を切り崩すべく、急制動をかけて身体を回し、両手の剣鉈を円弧の動きで人形の群れへと叩きつける。風を纏った銀の二刀は、風鳴の高音を残して主人を守護するかのような人形へと迫る)
    (キフィの実力は、恐らく搦手を得手とするもの…ならばそれをキャスターに支援させる訳には、いかない)
    -- セイバー 2011-10-09 (日) 23:13:33
  • あぁ、ンなことぁ先刻承知だ!!勝った奴が明日を掴み負けた奴は昨日までを失う、単純なルールだ!その条件を飲んだからこそここに居る!俺も!お前もッ!
    (キフィへと直線に向かう最中、そのガラスが割れるような音を聞く、匂い、何かの香水のような、得体のしれない感覚。コイツの獲物は香草、その用途は多岐に渡っている。つまりこの香水も……)
    (咄嗟に息を止めるが、幾分か吸い込んだ、どういう効果かは不明だが、此方に不利になる効力であることは明確。)
    ……ッ!(だが、止まらない!効力が即効性でないのならば、時間は無駄にはできない。遅れを取れば其れだけ此方が不利になるのだから)
    (息を止めたまま、少しずつ吐き出すようにして気を調節、正面からの額、心臓、鳩尾への掌底を繰り出す!
    -- 剣馬 2011-10-09 (日) 23:21:47
  • (人形の一体、他とは明らかにディテールの違う個体が光の粒子を残して掻き消える。次の瞬間、飛び出した剣馬を、横合いから強い衝撃が襲った)
    『ウインドミル』、そのままそいつの相手をしていろ! 殺すなよ!(ウインドミルと呼ばれた高速突撃型の人形は、物騒な得物を放り捨てると再び体当たりを敢行)
    ……ち!こいつの方が速いか……(向こうに気を取られている間に、剣撃の範囲にいた人形はすべて吹き飛ばされる。しかし破壊されるより先か後か、次から次へと足元の鞄から新手の人形が飛び出し、手に手に剣や槍を持ってセイバーへ突撃)
    (『あまり長くはもたないからな…!』 返事を返しつつ、考える。この速さじゃ間合いは取れない。ならば不利でもセイバーの土俵へ踏み込む)
    ……らあああああああッ!!(拳に闇の魔力を纏わせ…人形の攻撃を隠れ蓑に、吹き荒れる剣風の中へ飛び込む)
    -- キャスター 2011-10-09 (日) 23:32:34
  • ああ、はは!! あーっはあっはあははは!! かなぐり捨てて突っ込んでくるのか! 児戯に等しいじゃねえか!
    (立ち込める香りの渦の中に、身じろぎもせず立ち続ける。昂りきった笑い声は花咲くようで・散るようで、風に乗って消えていく)
    知らないのか舐めてるのかどっちだ? テメエは、魔術(ペイガニズム)を相手にしている自覚あるのか!?
    (香水は、冷浸法(アンフルラージュ)酒精抽出(エキストラクト)、エタノールを含んだ香気はまさに疾う疾う広がりつくして辺りを埋める)
    (香気は、暖かく鼻を突く香りであり、緑をイメージさせる香りであり、どうしようもなく気高く強く、トールの如くに立ち上る)

    この香の名は、タイム。息を止めたのは正解だが、まだ足りない、少し足りない。
    (胸一杯に息を吸い、香りを充分噛み締めると、近づくケンマの勇む姿は、全く脅威でなくなっていく)

    ティムスは勇気を讃える 聖母の寝床に満ちる香り 遍く賛美が青い花輪の元へ集う
    へレンの涙は戦への後悔から湧き注ぐ 気にも留まらない小さな花が咲く 金星と火星の加護の下に この枝を受け取る


    自己強化領域:サイモンの庭(草花一つないはずの場所へ草いきれの陽気が起こる。香りは益々高まって、どこまでも昇って行く)
    (肩から指先まで力が流れる。まるで雨後の濁流だ。止めどない強さが、勇気が湧いてくる)
    その掌底、ちゃんと“格上”に向けて打ったか?(スローモーに、その軌道から狙い、次の動作まで読みきれる)
    ライオンさんよぉ、兎狩るのに全力を出すのはいいが、兎を狩るつもりで、俺は狩れないんだよ。むしろ、命の危険を感じろよ。
    (屈み・ステップ・スゥエー。難なく躱すと(トントン)足を踏んで、軽々とケンマの傍へ寄り、皮一枚割く程度の深さで、ナイフの一撃を加える)
    でらぁああ!!
    -- キフィ 2011-10-09 (日) 23:56:35
  • ……ッ!(一体が剣馬へと向かったのを視界の端に捉え、軽く舌打ち。これだから……)やりづらいわね…!
    (吠えたて、颶風の如き斬撃で残骸となった人形を蹴散らして術者本人(キャスター)へと肉薄する。さらなる新手を視界が捉えるが構いはしない、速攻でこの術者を潰さねば、不利はこちらのものとなり)
    あら……! 接近戦もこなせるのかしら!?(そう笑い、敢えて驟雨のごとくの人形の攻撃に身を晒す。数多の武器が肌を裂き、肉を穿つが致命とは成らず──故に真打を防ぎ切るべく、剣鉈を逆手に手首を交差させ、剣鉈の峰、鋼で以ってキャスターの拳を受け止める)
    ……、く……!(返る手応えに眉を顰めて、マスターをちらりと一瞥。キフィの言葉を吟味するが、今は信頼を乗せ、この場を凌ぐべく防いだ拳を横倒しにした剣鉈による剛力で打ち払い……)
    (手首に添えていた左の刃をくるりと回し、湾曲した背に張られたワイヤーで以ってキャスターの右腕を追撃に薙ぐ!)
    -- セイバー 2011-10-10 (月) 00:07:54
  • (先ずは、目を疑った。キフィの動きが、捉え切れていない。瞬速の三連撃を難なく躱され、敢えて掠めるように放ったであろうナイフの一撃を受け、皮膚が裂けた)
    (次に、襲いかかる人形。その体当たりで無様に撥ねられ転がされる。その気配も読めない程度に、判断力が鈍っている……!?)
    ッ、カハ……知るかよ、バーカ。魔術だろうが馬術だろうが、一発殴れば俺の勝ちだろうが。(だが、揺るがない、幾度と無く辛酸を舐めようが立ち上がり、立ち向かってきたこの男は、どんな不利な状況でも諦めない、そして、その心は戦いにおいて只管強固で折れることはない)
    (揺れる視界、だがそれでもなお前を向く、視界の端。再度、攻撃を行なってきた人形に対し)
    邪魔だ……ッ(サーヴァント相手に組手をしてきたのは伊達ではない。使役する人形程度なら。相手の体当たりの衝撃を利用したカウンターを放ち、一撃のもとに沈める)……いいぜ、来いよ、お前が格上だって言うのなら、俺は更に炎を燃やすだけだ、闘志と言う名の炎をな……!(心の芯に火がついたような、そんなギラギラとした野獣のような笑みを浮かべる、動きはふらふらと不安定なものの前腕を垂らしながらも、一歩一歩キフィへと向かう、歩む、幾度と無く視線を潜って来た野性じみた肉食獣のような闘士のオーラを持って迫る!)
    (指を順繰りに折りたたみ、拳を作ると、ゆらりとした軌道で、走りだし、緩急を着けた拳を繰り出す、躱される、防がれる、それを考慮に入れ、更に追撃の拳、全て止められれば足に瞬間的に力を入れて勢い良く倒れこむような勢いで頭突きを打ちかます!!)
    -- 剣馬 2011-10-10 (月) 00:26:36
  • いっ…………たあっ!?(鋼を殴りつけた拳と、腕の傷を揺さぶる衝撃、かつては慣れていたが道を断たれてからは縁のなかった痛みに悔し涙が滲む)
    あはは、やっぱ無理かも……(じわりと包帯の下から血が滲む。対して、人形が向こうに負わせた傷は、見る間に塞がっていき)
    ったく……こっちもやりづらいぜ……!(後方に控えていた射撃人形隊に指示を出す。矢弾が雨霰と降り注ぐ中、吹き飛ばされるように間合いを取り)
    (弾かれた腕の中へ咄嗟に空間圧縮により秘めていた魔剣を引き出す。腕を裂かれることは免れたものの、弱い握力では容易に弾き飛ばされ、秘蔵の魔剣は遥か後方の床へと突き立ち…)
    (…またひとつ打つ手が断たれた。次はどう凌ぐか……やはりそう長くはもちそうにない)
    -- キャスター 2011-10-10 (月) 00:27:16
  • (ああっ兄さんの人形がやられた…! ほんっと使えないなアイツ!!) -- キャスター 2011-10-10 (月) 00:29:52
  • (『燻すような』それは熱い一撃だった。キャスターの人形(ウィンドミル)も続く。撫で合いの段階で、負ける気がしない)
    「私が話を終えると ドアの掛け金は曲がっていました 私は庭へ出て タイムを摘んだのです
     私の物語は終わりました さあ、つぎはあなたの番です」
    (芝居がかって並べ立てる。それにて、領域は完成する)
    (広がり閉じて、包み込む。天蓋が優しく覆いかぶさるように、風が撒き付くように、追い風がこちら側へ吹き込んでいく)

    その意気だよ。刺繍の蜜蜂の守りもない上で愚直に突っ込むことのなんと哀しいことかと、涙ぐましいことかと、笑えるがね。
    (燃え上がる。こちらまで熱気が伝わる。萎れてしまいそうだ。水もないこの場所で只管に熱い。どうしようもなく熱い)
    (だけれど証明した通りに、相手はライオン、自分はといえば自然の驚異を身に宿した、庭を舞う勝利と勇気の化身であり、)
    (真っ直ぐ突き来るだけ、死期を早めている。なんと、キャスターのほうを気にする余裕まで出てきてしまう。芳しくないようだ)
    さあ、さあ、さあ。行くぜ。(オーダーメイドして削り出した握りのナイフに指が食い込む。身の一部と化して、躰ごと武器になる)
    ((ヒラリ)正しく浮葉の様子だ。力強く突きを入れればそれほどに、ひらりひらりとつかみどころを一つもなくして躱す)
    (二撃目に空を斬らせると、その腕をまたナイフで皮一枚と浅く斬りつける。両足が止まり、地面に留まり、)
    (そこへ)!? ……なっ、テメ……エ゛ッ?!!(頭突きが一撃を加えた。真っ暗闇に放り込まれて、背中を地へ擦り、転がる)
    (意識は直ぐに取り戻すが、視界は揺れる。荒波に揉まれた船の上のように、容赦なく揺れる)……野郎が……っ!
    (気づくかもしれない。ただ、一つ。二度もナイフを受けたのなら、それが両方共に全くの軽傷であることを)
    -- キフィ 2011-10-10 (月) 00:44:15
  • (しゅうしゅうと湯気を立て、塞がる傷。変わらぬ大黒の笑み。状況は想定していた通り厳しいが、しかしそれでもまだ勝機を見出す事は十分に可能──!)
    無理だと諦めるのなら、今すぐ自害なさいな。貴方のマスターの奮闘ぶりを見て、まだそう言えるのならば──!!
    (呼び出した剣をはじき飛ばして尚食らいつく。我知らず敵に叱咤の言葉を送りながらも、手首の返しだけで振り切った剣鉈を切り返し、胴へと斬り込む)
    (依然として周囲の人形からの攻撃は続いているが、意に介する事はない。まるでお伽話の吸血鬼(メトセラ)の如く、瞬時に傷を治し肉薄する)
    (────その思考の一片に、一つの疑念を抱きながら。何故あのマスターは、剣馬を凌駕する身体能力を得ていながら致命の刺突を突き入れようとしないのか。 何か、何かを……見落としている。そんな予感が、戦場を渡り歩いてきたサーヴァント(セイバー)の脳裏からこびり付いて、離れない)
    -- セイバー 2011-10-10 (月) 00:47:48
  • 余裕こいて余所見はいけねえなァ。急に何かの上に立つとよォ、周りがよぉく見えるだろ?下にいる奴らが弱くはかなく見えるだろ。いい気持ちだろうなぁ……でもなぁ、案外そういう状態って足元が見えねえもんだぜ……(額から流れる血をペロリと舐めて)
    (だが、敢えての浅い攻撃、行動不能に追い込もうと思えば、両腕を即、ナイフで潰すことだって出来るはず、足に攻撃すれば更に。)
    (ならば、これは、なにか理由ありきの……。更に視界が歪む、意識までは失わないだろうが、薬の効力で行動不能に追い込まれるのも時間の問題なのかもしれない。)
    これで、終わりじゃあないんだろ、見せてみろよ、お前の力をよ……!(挑発。逆に余裕を見せる、実際には足元さえおぼつかなくなってきているのだが。俺は、セイバーの心配などしない、一瞬足りとも目の前の敵から目を背けない意識を外さない、それは共に鍛錬し、迷宮を掛け、互いに高めあってきた彼女への信頼の形。)
    -- 剣馬 2011-10-10 (月) 00:58:53
  • 何も全てが無理だとは言っちゃいないよ…(マスターの術が完成した。香の香りに支配された場は、自分たちの領域。乗るしかない、このビッグウェーブに!)
    芸の多さだけが自慢なんだ。まだまだ、やれることはたくさんあるんでなッ!(背中の翼が輝く。空間制御Lv2…重力操作。局所的に発生した重力異常、数倍に引き上げられた重力がセイバーと剣馬に圧し掛かる)
    (同時に右目の包帯を解く。橙色に光を放つ演算装置が、剣の動き、いや、セイバーの動きすべてを読み、脳へ送る──もはや回避は容易い。低く身を屈めて剣撃をやり過ごし、地面に手を触れる──Lv1。突如セイバーの足元の床が隆起し、その体を上へと押し上げ、転倒を誘い)
    …って、オイ。何やってんだ…(『時間を稼げばなんとかなるんじゃなかったのかよ?』 これだから自称頭脳派は…とやや呆れの篭った横目)
    -- キャスター 2011-10-10 (月) 01:02:05
  • ふふ、ククク……(砂の乾きを身に浴びて石畳で膝を削り、からがらの体で立ち上がる。浮かべるは満面の笑顔であり、)
    (退くことはまるでないようで、ただ勝利のみを見つめる。ゴールテープしか目には入らないスプリントの選手に似ていて、)
    あははははは……よく言う。俺は誰よりも力がないつもりで、だからこそ、こうして有利だと油断をするんだ……。
    勉強になるねェ。語録だよ、語録。……力は、力は俺にある……。いいか、俺には力があるんだ……負けはしねぇよ……!!
    キャスターァ!! さあ、安心して見てろ……ご主人様の晴れ舞台。これが終われば2対1の消化試合だ!!!

    (揺れる頭を留めるのは芳しいタイムの香りだ。どこまでもハーブは力を貸してくれる。無為ではない。無為ではない)
    (まるで無為ではないそれを身へ纏う。目には見えないはずの香りが緑色の輝きで満ちる)……だから、だから。
    テメエの力を全否定して、俺の力を肯定してやる……!! 覚悟しろよ、手負いの狼。ちゃんと手向けはくれてやっから、
    ちゃんと倒れていやがれよ……!(満を持した。最早駆け出すより他の選択肢は霧鐘に消えて、ぶれず、真っ直ぐケンマへ駆ける)
    (挑発を飲み込むほど剛毅の一語を胸へ抱える。自信はあった、なぜなら……。両者の距離がクロスレンジへ食い込んだ)
    だぁああああ!!!(左脚の短剣を抜き打つ。下方から逆袈裟へ神速の一閃が迸る。滴る悪意の液体を載せて)
    (「“ケンマは絶対に、正面から来た俺の攻撃を、避けの一手で無為にはしない。”受ける、受けて、全力で返す!!」)

    (薄く切り裂いたのもこの時のため。その戦法を忘れるように身を捨てて飛び込み、悪鬼となり斬り裂きを当てる)
    (肉を裂く感触がある。撫でるような様子見の業とは違う、確かな歓喜が手へぞりぞり伝わってくる)
    (感じようのない痛みを引き換えに受け取る。回れ、回れ。毒よ回れ。痺れよ回れ。脳の中を渦巻いて頭蓋を擦るように回れ)

    よる空へ誇り高げに生いし草 その葉は青く 美しく 医学に知らるるトリカブト この毒草の地下の根は
     神の手ずから植えしもの 人を惑わすこと多く 墓場にまでも導きて 黄泉の臥床に送り込む 大きく紅い月のよう

    ()()()…………狼殺し(ウルブズベイン)
    -- キフィ 2011-10-10 (月) 01:18:04
  • (光翼。調査の結果、結局敵サーヴァントの真名は絞り切れなかった。だが、この術式はどうだ)……これは……!?
    (手足が重い。否、全てが重い。立っているだけで一苦労なほどの物理的重圧……これは、)一体……どんな手品なのかしらね……!
    (追撃は容易く避けられ、さらに自身の肉体はあり得ない隆起に上へと。……先程からの危険信号が明確な──死の手触りとなって背筋を撫でる。最早、出し惜しみどうのこうの言っていられる状況ではないらしい)
    (だが、この状況から如何に逆転するのか……重い体を無理に宙へと飛ばし、倍加された重力加速度を以ってキャスターの肩口へと二刀を斬り下ろすが、依然盤面を覆す戦略は見えず、相手の術師は手札を手中に保ったまま)
    …全く、焦るわよね……!(そうして、見た。左脚から抜き放たれる、毒手を)
    ──ケンマ!! そのナイフ、受けては……!!
    -- セイバー 2011-10-10 (月) 01:22:10
  • ぎゃわー!!(重力を増やせば相手の位置エネルギーが増加するのもまた摂理!これはまさに己のウカツさが招いたインガオホーである!)
    (伏せていたところへ両肩に深く重い刃が食い込み、たまらず転げる。歯を食いしばりながら立ち上がるが、腕が上がらない。肩周辺が完全に破壊されたようだ)
    っべー……だけど、どうやら間に合った……のか? これで勝負は…(決まるのだろうか。例え剣馬の動きを止めても、このセイバーを二人で。倒せるのか? 痛みで集中ができない。重力操作の維持もとうに切れている)
    (とりあえず魔力の糸を腕へ絡め、無理やり外部から動かしてみる。上々だ。まだ戦える!)
    -- キャスター 2011-10-10 (月) 01:43:18
  • そうか、だったら真正面から受けてやる、其れが俺の礼儀だ!……ッ(重力が増加し、そもそも避けることは叶わない、避けようと思ってはいないが。相手の動きに集中する、見て、受ける。冷静に、相手の動きを逃さず。)
    (そして、見えた。その袈裟懸けの攻撃を 右掌で防ぐように受ける、其れはナイフだった、深く突き刺さる、今までとは違い容赦のない威力で。)
    (身に走る激痛が、意識を急激に呼び起こしてくれる、動きが気迫が一瞬だけ、蘇る!ならば返そう、渾身のカウンターを以って。)
    っっっらァ!!(まるで逃さないように。刺さったナイフを握り掴み、相手の利き手に左腕からの手刀を叩きこんだ!!)
    ……ッあ……ぐ…ッ!?(その後、膝から落ちる。激痛だけでない、何かが、右腕を蝕む、痺れる、呼吸が、乱れる)
    -- 剣馬 2011-10-10 (月) 01:48:40
  • (強化骨と高密度筋肉。外科的、魔術的にブーストされた肉体だからこそ可能だった無茶だ。双の剣鉈に返る手応えに飛び退り、数歩の距離を離れて戦果を確認する……)……。
    (流石に笑みは浮かばない。大黒の笑みを取り払った先は、能面のような無表情であり──重力異常の無くなった空間で、左右に物騒な刃の塊を提げて。ただ、忙しなくその視線はマスターと対手(キャスター)の間を行き来して)
    ……ケンマ!!
    (無表情のままに叫び、そうして相手のマスターへと視線を送り)──────毒、ね。
    貴方の本分は煙を使った妨害魔術でも、強化魔術での肉弾戦でも無い……そう、薬草術。そういうことね、キフィ
    -- セイバー 2011-10-10 (月) 01:52:07
  • 有難う……ケンマ。テメエがテメエらしく生きてくれて……とても嬉しい…………。
    (右の利き腕は手首から折れてだらんとぶら下がる。あまりの痛みはもう、熱さ以外の何者でもない)
    (右手に受けた情熱の刃は、水膨れを幾多に残すほど、凶悪な火傷であるかのように、じくじく痛みを躰へ廻す)
    眠ってろ……な?(歩く力も根こそぎこそげ取り、死の道すら明るく照らされて見えるのではないかというケンマに背を、)
    ククク……“魔女の息子”は……伊達じゃねえ。さらに、忌み子であればこそ、手段は選んじゃいれねえのさ……。
    あらゆる薬草をきょうだいとして育った、『銀のバスケット』の一人息子にして、ヘルベリアの一人息子にして、カニングフォーク筆頭。
    呪われるほどの凶星に生まれ、死ぬ運命すら乗り越えて生き残った七番目。それでいて、聖杯戦争:キャスターの主人。
    キフィ・カニングフォークとは俺のことよ……。さあ、行くぜ、キャスター……力を示すぞ。
    (左手に掴んだ“毒剣”をセイバーに向けて投擲する。円を何度も何度も残して飛んでいく。当れば御の字)
    (ベルトに手が這い、左手が紫の小瓶を掴んだ)
    -- キフィ 2011-10-10 (月) 02:07:48
  • (ゆっくり前のめりにその場に倒れ伏す。が回り巡る、動悸がおかしい、息が出来ているのか自分でも分からない。ただ、意識だけは、しっかりとしている、不思議な感覚だ。)
    (セイバーの声が聞こえる。自分を呼ぶ声が。その声に応えようと思った、だが、声がうまく出せない、念話で有れば、と意識を集中させようとする、目の前の景色がはっきりと見え、キフィがキャスターの援護に回るのも見えるというのに)
    (その念話の集中力も何処か乱れる、しかし、意識だけははっきりとしている、消えない、炎。それだけは消してはいけないと、命を燃やし続ける、身体が熱い、体内に入った毒の効果か、其れは定かではないが。)
    (ただ、今。指の一つも動かせず横たわっているのが自分である、それだけはハッキリと分かった。虚ろに開いている瞳に映る戦闘をただ眺めているのが自分だということに)
    -- 剣馬 2011-10-10 (月) 02:15:39
  • …ああ。(地に刺さった愛剣を抜き、糸で強引に握った手を縛る。これで簡単に取り落とすこともない)
    (正直言って、自信満々に立つマスターの姿も、自分自身にも不安ばかりではあったが、弱気にはなれない。この数ヶ月共に暮らした、家族同然の人たちの夢がかかっているのだから)
    (やるしかない。ダメだったらそのときはそのときだ。もともと自分はそうやって生きてきたはずだ)
    ……勝ちを掴むぞ! キフィ!
    -- キャスター 2011-10-10 (月) 02:20:23
  • ……。(ぞぶり、と。果たして毒剣は、セイバーの柔らかい乳房を裂いて心臓まで達する。血が飛沫き、しかし即座にその傷は修復され、盛り上がった肉に押し出された毒剣はセイバーの足元に金属音を立て、転がる)
    (忌子。魔女の息子。毒園の支配者。手段を選ばぬ──)────魔術師。
    (そうして、視線はその従者へと移る。人形遣い。彼女もまた、主との絆を繋いだのだろう。故に、だから。)
    負ける訳には行かないのは、こちらだって同じ。えぇ、さっさと勝って、貴方に解毒剤を出して貰わないと行けないのだもの
    (その顔色は、大の男が一撃受けて意識朦朧となる毒を受けたとは思えぬ平静なもの)貴方達こそ、”不死身の野良犬”(ネヴァーダイ・ストレイドッグ)を舐めすぎよ。
    たかが魔術師と人形遣い風情に、屍山血河を積み上げて、修羅場を渡った戦場の狗を倒せるなどと思うなよ

    (言葉は力を。双眸には冷徹なまでの戦う意志を。ただ往く先は主が為に────痛みで殺(”ペインキラー”)し、痛み無く殺(”ペインキラー”)す刃を両手に、ゆっくりと敵へと歩みを進める)
    (背に負うは、倒れ伏した主への信頼────)
    -- セイバー 2011-10-10 (月) 02:30:10
  • 避ける気もない、のか?(それは勝負の諦めではなく全く逆な主張の声で、通じない、余りにも無為であることを伝える叫びである)
    !(思惑通りか、化け物じみた恢復は、臆病な弱き心を揺り動かすに充分なほど、獣の執念を輪郭まではっきりと見せ付けてくれる)
    ……狼殺し(ウルブズベイン)の通じない、野良犬(イヌ)か。根深いな、牙の底よりも根深い。
    今直ぐにでも降参すれば、すっきりさっぱりケンマの毒を消してやろうと思ったんだが、どうも、そうはいかんようだな。
    テメエに“甘さ”はない……!! あるのは、強さと力だけだ……!! ならば、返してやる。証明してやるよ。
    ケンマもぼやけた目で見るといい。力の無さを噛み締めることがどれだけ辛いのか、何もできないことがどれだけ辛いか、
    そして立ち上がることのどれだけ難しいことか、そして立ち上がった奴が何を思うのか……識れ。

    キャスター。舞台を用意する前に、お色直しといこうぜ。テメエの色気の無さは見飽きたが、悪くはねえと思ってる。
    (喰われた右腕の痛みなど、気にするべくもない。ただキャスターの白く華奢なシルエットを目の下へ焼き付けた)

    (永劫の焔の輝きに照る紫は、朝焼け時の空に似て、透かし見るだけで広がっていく。瓶を地面で叩き割る)
    ……俺が助けてやる。安心して闘え……俺が力になってやる。安心して闘え……。キャスター……!!
    (絆の糸があった。どこかで深く心の底で根付いている杭へ結ばれている糸同士が、白く引き合っている)
    (広がる香り。喉まで届いて染みていく。『ビロードのガウンや上品な毛皮は、ラベンダーと一緒に横たわるべきだ』)
    (爽やかで涼しく・包むように暖かく。『甘い香りが、いらついた金色の蛾を追い払うだろう』)

    ラベンデレが川へ並ぶ 聖なる産着を洗うため なめらかなる香りを纏う 月を見る 透き通った空気の向こう側を望む
    モイラの城が真下に見える 1エーカーの絨毯が地面に広がる 紫色の絨毯の中へ立つ 肺の奥底まで透き通る

    清澄にして天を亙る満月
    万物を照らし 万物に与える
    処女 母 老婆 機を織るもの 緑のもの

    イシス アスタルテ イシュタル アラディア ダイアナ キュベレ
    コレ ケリドウイン レヴァナ ルナ マリ アンナ
    リアノン セレテ デメテル マー

    眼で見よ 耳で聞け 手で触れよ 鼻で息をせよ 唇でキスをせよ 胸を開け
    我らの内に来たれ! 我らに触れよ 我らを変えよ 我らを完全にせよ

    やわらかな光が頭の先から降り注ぎ 爪先まで伝わる 左手の指先から右手の指先まで駆け巡る
    全て洗われる 真っ白になる


    回復領域:アスクレピオスの洗い場
    (傷が瞬く間に癒えていく。全て、ここに来た元通りのままに、全て、癒されて、洗われていく。傷などというものは洗い流される)
    (自分の右手も癒えるものの、闘えるほどには治らない。キャスターのほうに注いでいるから、仕方がない)
    -- キフィ 2011-10-10 (月) 02:54:14
  • 見せ付けるような真似は感心しないな。ったく、初戦の相手が主従揃ってこう化け物揃いとは運がない…
    (相手は不死身なのだろうか? …例え生前はそうだったとしても、魔力の固まりであるサーヴァントとして存在する今、それを削りきれば勝てるはずだ。)

    見る目があるんだかないんだか…。…ああ、頼りにしてるよ。マスター。(痛みが消える。見れば肩の傷も、ひしゃげた指も、……腕に刻まれた呪いも…自分を悩ませていたものの全てが洗い流されて)
    いいね……絶好調だよ。こんな気分は久しぶりだ。こんなマスターに当たったのは、幸運だったかもな!(お前の方は不幸だったろうけどな、と軽く笑い、暴風のように叩きつけられる闘志へ向き直る)
    さあ―――
    (残るありったけの人形を展開。近接武器を持つ人形は両翼で突撃陣形を、射撃武器を持つ人形は後方で十字砲火の陣を、盾や爆薬を持つ人形は自らの前を。)

           ―――開幕だ!(一斉攻撃。矢弾飛び交い、散華乱れ咲き、手足ちぎれ飛ぶ世にも凄惨な人形劇の始まり―!)
    -- キャスター 2011-10-10 (月) 03:13:11
  • (回復領域。全く、何かの皮肉のつもりだろうか。自分はそれしか取り柄が無いというのに──つくづく魔術師とは相性が悪い)
    それに──(剣林弾雨雨霰、宵越しの銭は持たぬとばかりの豪華な人形劇(グランギニョール)に、消していた笑みが蘇る)
    (嗚呼、結局──どうしても武器を捨てなられなかった時から。自分と主人は繋がる運命だったのかも知れない。何故ならば──)
    こんなにも
    (こんなにも)
    ────挑むことが、楽しい!!
    (殺到する殺人劇場に、身一つで踊りこむ)
    (斬撃、打撃、刺突、銃撃。爆発、盾打、魔弾。それら全てを斬り伏せ、打ち払い、刺し通し、身に浴び、跳ね飛ばされ、かち上げられ、貫かれて。それでも尚、”不死身の”(ネヴァーダイ)は止まらない)

    (最中に声を上げ)────ケンマ!

    私は貴方を守ってあげるなどとは言わない。あの子のように強くないから。

    私は貴方の帰りを待つなどとは言わない。あの子のように強くないから。

    (思い返すは短い期間を過ごした二人の少女。マスターを取り巻く、温かい人間関係)

    それでも、貴方は今は私の主人。私に並び立つ、半身とも言える存在!!

    (穿ち穿たれ抉り抉られ、その全てを振り出しに戻し(回復させ)て、サーヴァントは主への呼びかけを続ける)

    (闘志のままに進む暴風、ただ両の手の二刀で以って人形座の主人まで残り、5メートル。)
    -- セイバー 2011-10-10 (月) 03:28:04
  • (まるで紙吹雪をばら撒くかのように千切れ飛ぶ人形。もしこのヒトガタが血肉の通う存在だったなら、今頃決闘場の半分は赤に染まっていただろう)
    (しかしそれも予想はしていたこと。量産型の名も無き人形、家族を模した人形、懐かしき友人を模した人形。全てを惜しみなく投入し、破壊させる)
    (だがこれだけの物量を以ってしても未だ倒れる気配はなく、このままではこちらの人形が先に尽きてしまうとも思えた…ならば、と剣を強く握る。心臓を貫いてなお有効打になりえないサーヴァント、しかし完全に両断してしまえば)

    ……今だ!!(敵が5mの距離まで近づいた瞬間。四方に展開していた十数体の人形が一斉に鎖分銅を投げる。一本なら容易く千切られてしまう鎖も、これだけの数を全方向から投げれば、しばらくは止められるはずだ。いや、止められるといいな。くらいの曖昧な目論見だが今はそれに賭けるしかない)
    …キフィ。サポートは頼む!(演操者(ハンドラー)の座を自ら蹴り、剣を手に翔ぶ……何十年ぶりだろうか、自ら武器を振るうこの高揚感は?)

    (刀身を走る魔力が切れ味を高める…これはそういう魔剣だ。単純故に効果は絶大。ありったけの魔力を込めれば、いかなセイバーとて防ぎきれまい。どう転んでもこの一撃で決まる)

    ────────!!!(声にならない叫びと共に。竜の鍛えたその刃を、セイバーめがけ振り下ろした────)
    -- キャスター 2011-10-10 (月) 04:06:27
  • ああ、振り乱せ! 俺が照らす。あの止めやらぬ赤黒い毛並みの獣を止めるには、強い力が必要だ! 焔と輝き、盛夏の徽章だ!
    (脚本に火を灯して劇は燃え上がっていく。無数の人形は伏せられた軍勢として立ち上がり、単騎翔けるセイバーは怯むことなし、)
    (物語の非現実が、目の前で確かに広がっていた。「これが、サーヴァントの闘い……」とてつもない生気に満ちている)

    (ベルトに嵌められた、銃弾のような精油の小瓶たちを、右手と左手の指で次々抜き去り、挟んでいく)
    (親指と人差し指の間に一つ、人差し指と中指の間に一つ、中指と薬指の間に一つ、薬指と小指の間に一つ、それが両手で八つ)
    ローレル ゴールデンロッド エルダー ジョン・ザ・コンカラー ローズマリー バーベナ オーク ホーリー ミスルトウ
    (八つの小瓶の精油の名前を口ずさんでは地面へ流す。八色の香りは混ざり合い、香調(ノート)を作り出して奏でる)
    香りは一つじゃ無え。様々が混ざり合って一つを作る。サマーブライトを感じて眩しさに眼を細めろよ。そして移るのを感じろ。全てを。

    樫の王が汝の静かな子宮の中に横たわる六月の間、樫の王の墓石の上で、踊れ、女神よ、踊れ。
    (女神へ捧げる歌であり、香りが金色の輝きを放つための歌であり、香調の音に乗せて歌う歌でもあって、)
    大地への愛ゆえに己の双子の兄弟を殺めし、柊の王の誕生に、踊れ、女神よ、踊れ。
    (声が高まるほどに輝きが満ちていく。空から降り注ぐように、天井の隙間から零れるように)

    緑と花々へと黄金にて触れる、太陽神の力へと、踊れ、女神よ、踊れ。
    汝の土地を祝すようにと、太陽に命じる、刃を手に持ち、踊れ、女神よ、踊れ。
    身に受けし傷、癒さんと留まる樫の王の、銀の車輪のその中で、踊れ、女神よ、踊れ。

    (キャスターの人形が一斉に動く。白銀がはためき、刃の輝きは高らかに、歌うように高らかに、香りの光を反射する)
    己が兄、樫の王が再び立ち上がるまでの、柊の王の統治のために、踊れ、女神よ、踊れ。
    三重の名にて人の子が汝を知る、月照らす夜空で、踊れ、女神よ、踊れ。
    誕生こそ死、死こそが誕生となる、廻る大地のその上で、踊れ、女神よ、踊れ。

    (それは捧げられる歌であり、大地は鳴動して空の晴れる爽やかな歌であり、身から発露する光を高める歌であり、)

    燃え盛る輝きと定められし死の、高みにある太陽へと、踊れ、女神よ、踊れ。
    全ての変化がそのうちに住まう、一年の長きうねりに、踊れ、女神よ、踊れ。

    (心の底から望んでやまないキフィの言葉の歌も混ぜ込んで、散文と詠唱は混ざり込んで、渦を作り出していく)
    栄誉の座にある太陽に、踊れ、樫の王の逝去に踊れ、柊の王の勝利に踊れ、
    踊れ、女神よ、踊れ、踊れ、女神よ、踊れ、踊れ、女神よ、踊れ、踊れ、女神よ、踊れ……────。

    (繰り返せば返すほど波が強く打ち寄せて、涙が溢れそうで、声が枯れてしまいそうで、余計に強くなっていく)

    (さあ、舞台は整った。踊るだけ、踊るだけ。心からの喝采を寄せて、声を上げる)盛夏の炎を光り輝かせん!!
    (完成を呟く)香調:魔女の祭典────全てのものは動き、留まるものはなし(パンタ・レイ ウーデン・メネイ)
    (キャスターを中心にして輝きの渦が散る。山吹色の渦は全てを高める。そして、何もかもを照らしつくす舞台となる)
    -- キフィ 2011-10-10 (月) 23:34:23
  • (5メートルの位置にて、縫い止められる。5メートルの位置にて、対手は自ら武器を手に取った)
    (数多の鎖に絡め取られて尚、頬が引き歪むような大黒の笑み。キャスターの魔剣に膨大な魔力が収束するのが分かる。キフィの香の創りだす空間に煌々と照らされ、人形劇団の主人(キャスター)は龍の一刀を以って両断せんと狗へと迫る)
    (次に来るのは、正真正銘最大級の一撃だ。その一撃を、弾き飛ばす程の力。)────ケンマ!!
    (呼びかけを続ける。毒で息も絶え絶えな筈のマスターをただ信じて、舞台の上で戒められた受刑者(セイバー)はただ一つ、動く口だけで言葉を紡ぐ)

    貴方がただ勝ちたいと願うのならば、負けられないと願うのならば!
    今こそその令呪に、想いを乗せなさい! 強く、強くイメージして!!
    並び立つ私達の姿を!!

    勝利を、幻想(イメージ)から、確信(イメージ)に!!

    (美しさすらも覚えさせる軌跡を描き、致命の斬撃が迫り、セイバーの肩口へと喰い込み)
    (鎖骨を折り、肺を両断して肋骨を根こそぎ叩き折り、ただ溢れる鮮血がスポットライトの照らすままに、赤く、紅く、朱く)

    ──マス、ター……!!
    -- セイバー 2011-10-10 (月) 23:43:23
  • (熱が、身体を支配する。まるで全身から蒸気が沸き立つかのような高温に包まれているかのような。)
    (自分は何故、こんな所で寝転がっているのだろう、何故、指の一本も動かせないのだろう。セイバーが、呼びかけてくれているというのに、必死に戦っているというのに)

    (俺は、勝つために此処に来たはずだ、勝たねばならない、勝ち続け成長しなくてはいけない、あの時の後悔を、懺悔を、悔恨を、二度と繰り返さないために)
    (勝ち残り、生き残らなければいけない。約束をしたから、必ず帰ると。例え、片思いだとしても、距離を開けられているのだとしても、其れはとても大切な、約束で。こんな”毒”如きで破かれて良いものではない、約束は必ず守るのが俺、だったのだろう?)
    (更に、セイバーの呼びかけが、聞こえる。彼女とはまだ1年にも満たない間の交流しかない、だが、もう、彼女は最早、俺にとって、せつなにとって大事な家族だろう。その、家族の呼びかけに応えないなど、俺らしくもない。全く馬鹿げている。)

    (腕が動かない?指が動かない?力が入らない?勝てる気がしない?何を言っているんだ、馬鹿げている、面白くもない冗談を、何を脳裏に浮かべている、勝つために来たのに、余りにも馬鹿げている、思わず、笑いが出る、倒れ伏したまま。)
    (やるべきことは、一つ、何も躊躇も考慮もすることはない、”自分ができること”を”当然”のようにすれば良かっただけなのだ。何時もしているように、こんなにも単純なことを如何して思い至らなかった、毒が回り完全に死んだと思われた右腕が、ぴくりと動く、其れは奇跡か。否、動いて当然なのだ、毒が回ったら動けなくなるなど誰が決めた?全く以って、馬鹿げている、そんなモノ、そんな法則、打ち壊してしまえばいい、塗り替えてしまえばいい、作り替えてしまえばいい

    (──セイバーの、”声”が届いた。戦場の端で、制圧され、無力化され、戦力外とみなされ最早誰も注視するものの居なくなったその影に、その姿に、気がつくものは居るのだろうか。ゆらりと立ち上がり、その瞳に熱く燃えたぎる炎を宿した、情熱の野獣の姿に。怒れる雷槌を宿した右拳に、周囲に溢れるキフィの展開した魔力を伴わせ、令呪を赤紅と輝かせている)

    http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011699.jpg 

    ──悪ィ……待たせたな、セイバー。そんなトコで何してんだよ、俺達、二人の力で勝つんだろう?だったら──さっさと、起きて、続きをしようぜ?なぁ、相棒?(完全なる獣のような瞳、腕に絡みつくような模様の令呪は輝きを増して稲妻の光と絡み合って──)
    -- 剣馬 2011-10-10 (月) 23:58:28
  • (背後には力強い気配……否。気配を感じ取ろうとしなくても分かる。何故なら二人は繋がっているのだから。身体の半分を断ち割られながらも、ごぼりと血塊を吐き出し、信頼を乗せた笑みを浮かべ)

    ──マスター。令呪に、命令を。
    -- セイバー 2011-10-11 (火) 00:09:19
  • あーっははは、あははははは、ははっ、は!! 馬鹿が!! 笑うぜ!!
    (勝利の陽光! 突き刺さる光の一閃! 歓喜が轟く中にか細い声が響く、セイバーの望み・願い・信頼だ)
    叶いもしないことを引き合いに出して、真面目な顔で言い出す奴は道化って言うんだよ、セイバー!!
    認めろよ、これ以上無力を噛み締めたくなかったら、ケンマを死に晒して土気色に染めてしまいたくないのなら、信頼があるのなら!
    敗北を認めろ!!(気がつきはしない。水を被り、消えたとばかり思われる内で火種が燻ることなど、気がつきはしない)
    叶わない、敵わない、適わない!! 思い出せよ、テメエらが、俺らが何故ここに立っているのかをォ!!!
    どう足掻いてもかなえることの出来ない望みがあるから! ここに立ってるんだろうが!! 奇跡を起こしたいから、ここに!!
    (吐き気がするほど望ましい。全てを変えてしまいたい。藁をも掴む、水をも掴んでここで五体をもがいている)
    ここで……ここで奇跡が起こっちまうわけだねえだろうが……!!

    (そうして起こり得ないはずの気配がある。激しき夏の陽光が眼を背けて道を譲る、圧倒なる希望の光が、背中にぶち当たる)
    (さっきの話だ。「ケンマはそういう奴」と括って毒のナイフを情けも容赦もなくして冷たく打ち込んだ)
    (幼馴染だからよく知っている、「ケンマはそういう奴」だと知っている。「だから、今ここで立ち上がることも知っていたはずなんだ」)
    …………よぉ、ケンマ……寝てろって、言ったはずだよな……? なあ、いい夢見ただろ。もう、終わりにしようや……。
    (眩しい。眩しい……盛夏の光が幻じみるほどに眩しい。令呪が自ら、輝いている。喉が渇く。血の気が引く)
    -- キフィ 2011-10-11 (火) 00:28:38
  • (光に包まれる。真夏の太陽のような眩しい光。しかし太陽のように刺すような悪意はなく、ただ真夏の熱さを持つ光)
    (魔力を直に注がれた刀身もまた橙色に爛爛と輝き…炎を吹き上げる。もはやどんな神位のものでも防げはしないだろう)
    (そしてキャスターの魔力の本質。僅かに神性を持つ証である、空間と存在に作用する力により、切断力を引き上げられた魔剣は)

    …これが私の全力だ、セイバー! ……受けろ! Lv5───空間、切断ッ!!

    (黄金の軌跡を描く剣閃。産み出された空間断層はセイバーを縛る戒めのみならず天井・壁・床ごと両断し……)



    (……振りぬいたその先で。   剣馬の立つ姿を見た)

    ……ああ。やっぱりな。こうなるんじゃないかと、思ってはいたさ……
    (ふ、と自嘲の笑みを浮かべる。かねてより抱いていた疑念が、現実になった瞬間だった)
    -- キャスター 2011-10-11 (火) 00:59:33
  • 応よっ!!セイバー!命令を受け取りな!俺と一緒に……アイツらに勝つぞ!まだ、力が足りないっていうのなら、物足りないっていうのなら……受け取れよ!俺の魔力も!!
    (右腕を真っ直ぐ、セイバーに向け構えると左手で支え、不敵な笑みを浮かべたまま、魔力の篭った雷撃を撃ち放った!ゴォと獅子の咆哮にも似た音を響かせて)
    (それは、雷撃であり魔力の塊、多数の修復により、枯渇しかけていたセイバーの魔力を、セイバーの傷を、それは令呪の力も伴い即座に癒し、体力と力を増させ、漲らせ、溢れさせる)
    確か、お前を召喚した時もこの力だった、そうだった、思い出した。(不思議と今は力が湧いてくる。なんでも出来る気がする。手を伸ばせば空に瞬く星さえ掴めるのではないかという程に。)
    ……悪いなキフィ、夢は見るもんじゃねえ、掴みとるもんなんだよ、寝てる場合じゃねえだろ、だったらよ。其れより何より、負ける気がしねえんだ。負ける理由が思い浮かばねえんだ。なぁ、セイバー?(腕を横に伸ばし、指を折り曲げ拳を作る、回しても居ないのに体内から溢れでてくる、雷光状のエネルギー。死の淵から蘇った男は、不敵な笑みを浮かべたままキフィ達に再び相対する)
    さぁて、二ラウンド目の始まりだ、これで終いにしてやるよ。テメえの望みどおりにな!(バジッ……と、石畳が焼き焦げる音。瞬間、刹那、キフィの目の前で振りかぶる拳が見えた、左腕のストレート。)
    -- 剣馬 2011-10-11 (火) 01:15:24
  • (満ちる。両断された身体から白煙が、次いで、魔力の蒼い炎が、糸のように溢れ出し、セイバーの身体を修復していく)
    (否、それだけではない。マスターの資格を持つ剣馬とキフィ、そして魔術師としてのクラスの座にあるキャスターならば分かるだろう。セイバーの全身に刻まれた魔術回路が賦活され、今までを凌駕する程の力を漲らせるのを!)

    ええ、貴方の意志、受け取ったわ。(短く応え、握った二刀を無造作に振る。運良く空間の切断を免れ、未だセイバーの身体に巻き付いていた銀鎖はそれだけで粉々にはじけ飛ぶ)

    ──宝具、”因業の霊賦抄”(Obsessed Paragranum)

    不屈の意志で以って、死すら超越する私の在り方、そのもの────


    (そうして、最早戒めるものはなく。剣馬と二人、並び駆ける)
    彼らに勝つわ、マスター!!

    (そうして、交差させた二刀の一閃を、キャスターへと振り下ろす──!!)
    -- セイバー 2011-10-11 (火) 01:29:32
  • ──────あ、(やられた。致命傷だ)
    (大きく刻まれたX字の傷。霊核をはじめとした主要な器官はほぼ全滅)

    はは、は……(ふらふらとよろめき、へたりこむ。自分にはセイバーのような再生能力はない。例え令呪を使われたところで手遅れだ)
    (アスクレピオスの洗い場…だったか? 自分を元の姿へ戻したあの術ならあるいは、とは思わないでもないが、おそらく今すぐに使えるものでもないだろう)

    ……ごめん。マスター。(顔を上げる。悔しさと痛みの詰まった顔に無理やり笑顔を浮かべて)
    やっぱり私──────弱かった。キフィの言った通り…ただのガキだったよ
    (ごぼりと口から血が溢れる。傷のわりにずいぶん余裕があるのは、強化の薬草術がまだ効いているからだろうか)
    -- キャスター 2011-10-11 (火) 02:00:18
  • (勝利の女神が俺達に、背中を向けて微笑むと、火輝かしい二人が目の前で、あまりに希望に満ち溢れて、泣き叫びたくなるほどに、)
    (容赦のない猛火が身体を呑むこむようでもなく、太陽に身を焼かれるようでもなく、ただ自らの道を望んで歩く姿を見て、)
    (慈悲もなく先を越されて、ただ、俺の中に燻る希望を求める奇跡を求める声が、身を引き裂いていく)
    舐、め、ン、なぁああああああッッ!!!!(拳と拳をストレートで勝ち合わせる。もう、止まってなどいられない)
    (パンタ・レイ、ウーデン・メネイは伊達ではない。ただ、それでも押し負けて、拳は自壊するように、打ち砕かれる)
    あ、がっ……!!!(絶望の淵で留まる眼の端に、切り裂かれる相棒の姿が見える。家族と言い懸命に暮らしたが、崩れていくのだ)

    (敗北の色は血の色で、白を紅く塗りつぶされて、失意がどん底に押し寄せてくる。気がつけば、)
    (望む万能の薬草のことなどすっかり頭から消えて、ただ、空っぽになった頭が冷えてゆくだけで、)
    (キャスターの哀れな笑顔をむけられれば、もう、後悔しか残らない。情熱など、空虚に消えていく)
    (「どうして身の程を弁えなかったのか」何度も何度も、子供の頃から何度も何度も、繰り返した言葉が頭の中で熱を持つ)
    (別れを何度も経験した。それは、運命に負けた人を、力なきまま見送る歯がゆさだった)

    ……違う……!!(絶望の色に塗りたくられた頭が、ほんの一瞬晴れる。それを逃さぬように、どん底から駆け上がる)
    俺は……俺はお前がタダのガキだったら……ガキと呼んでいたよ。(崩れかけの腕を大事に抱えて立ち上がる)
    (「奇跡が欲しい」何度そう願っただろう。どうにもならない運命に負けていく、因果の壁を崩す手が欲しいと、何度も願った)
    (この手に奇跡がある。キャスターと結ばれた絆の白い糸がある。「三つの令呪は、一つ使えばそれだけ絆は薄くなるのか?」)
    ……キャスター……。(違う。消え行く中でこそ強く、再活する!! 令呪が暗闇の中で渦巻く光輝を瞬かせる)
    闇に浮かぶ純白の絆
    勝ってくれ……。 一時の奇跡を、奇跡を、俺の望んだ奇跡を起こせ。 頼む。 ……キャスタ─……!!!
    (輝きが二つぶつかり合う時がまさにやって来た。どちらも強く輝いて、まるで、太陽の双子)
    -- キフィ 2011-10-11 (火) 02:44:58
  • ……遅いよ、ばか。(力が流れ込む。だが、現界を維持するための霊核がほぼ破壊されている今、その魔力も体に留めることはできず、ただ漏れ行くばかり。消滅までの時間が多少延びるだけだ)
    (同時に主人の心も痛いほどに伝わってくる。それだけに今何もできない自分、想いに応えて結果を残せなかった自分が憎く、苦しい)
    (もはや人形も全て破壊されて。自らの手で戦うことができない自分には、もう何も───)


    (──いや。…そうだ。自分が何もできないなら、他人に戦わせればいい。今までもそうしてきた。自分は人形遣いなのだから)
    (魔力が留まらず流れ出ていくなら、流し込んでしまえばいい。できるはずだ。自分はキャスター、魔術師のサーヴァントなのだから)

    ────閉じよ(みたせ)   (軽く息を吐く。)

    まったく……無理を、言う(辺りを見回す。まるでスクラップ置き場のように累々と転がる人形の残骸。…都合のいいことに、条件は揃っている)

    ────Anfang(セット)   (再度、息を吐く。誰にもその紡いだ言葉を気付かれぬように)

    ……だけど、やれっていうなら────やるしかないよなあ!!(床に触れる。刹那、床に散らばる無数の人形のパーツから光が放たれて)

    ────告げる   (もし上空から眺めている者がいれば、すぐに気付いただろう。)

    (光の線が結ぶその図画は、聖杯戦争の参加者ならば誰もが覚えのある───サーヴァント召喚の魔法陣!
    -- キャスター 2011-10-11 (火) 03:20:15
  • ウおおりゃああああああッ!!(拳がかち合った!だが、それでも負けるつもりはなかった。しかし、現実は……押し切れない!強化魔法で、これほどの身体強化を成し遂げるとは)
    やるじゃねえかよ……(一瞬浮かべた諦めの表情を一変させ叫びだしたキフィに素直に投げかけた言葉、そして、キャスターを見る。令呪の魔力を使い空中へと現れる巨大な召喚陣、今やその瞳に絶望はない、主の期待に答えようとする意思の篭った強い瞳)
    ……あぁ、すげえよ、お前らは凄い、出来れば……この時間をもっと長く、永遠と感じて居たかった。(数歩、下がり、もう一度拳を握り直し、構える。やるならいつでも正面からぶつかる、この場面で、相手の行動を阻害するなんて興ざめな真似はしない。)
    (周囲のジャンクパーツが、まるで召喚術に同調するかのように、いや、同調し、輝きを放っているのだろう、此れから何が生み出され召喚されるのか、分からないが、其れは多分にとてつもなく)
    (強大で、巨大な──。あの時、遺跡で見た機械兵を思い出す、最初で最後の共闘。互いを信頼し力を合わせ戦った。そして倒した、あの機械兵。其れすらも簡単に超えてしまうのではないかという、そんな気がした)
    -- 剣馬 2011-10-11 (火) 03:53:21
  • (力の無かった少女に、キフィの令呪から魔力が流れていく。……否。キャスターは、莫大な魔力を使って、何かを──
    ……ケンマ。キフィは、任せたわ
    (背筋をぬるりと汗が伝う。それは、令呪によってすべての能力値が引き上げられた自身でさえも手抜かりは出来ない予感。戦場に長く身を置いた故に知覚出来る、脅威の手触り。最早儀式場と化したこのコロッセオに満ちる魔力。渦を巻き、そして形を為そうとする戦意)

    (険しい顔付きで、魔方陣とキャスターを見据える。次が本当に、正真正銘の最後の打ち合いとなる、そんな確信と)
    ──賞賛するわ、キャスター。
    (ごく短い、敬意を込めて。呼び出されたソレ(・ ・)と対峙する)
    -- セイバー 2011-10-11 (火) 03:56:23
  • (覆水盆には返らずか、壊れた器のサーヴァントへ、魔導を注げば注ごうと、大地へ流れて消えてゆく)
    (されども、さりとて、終わらない。大地に陣が描かれる。人をも超えた人の力を呼び出すための魔法円が、)
    (地面一面に広がって、陽を浴びる若草のように輝く)
    なあんだ……起こるじゃねえか。奇跡……奇跡だ、奇跡が……!!(この場に不釣合いな、花開く笑顔が満面に浮かべられる)
    こうしちゃ、いられねえな。キャスター……キャスター。俺の相棒。俺が……俺が助けてやるから、心配はするなよ、な……?
    (手が震えている。きっと、独りならもう倒れている。だから、倒れずに手を動かして荷へ伸ばす)
    (銀の煙管を取り出すと、おもむろに火を点ける。内側に秘められた香草の数々が煙となって巻き起こる)

    (白い煙は、一つの煙管から巻き起こったとは信じられないほど大きく、入道雲となりあたりへ広がる)
    (視界は遮らないが、確かに広がっている。大きな大きな煙がコロッセオに鎮座して、有機的世界を作り出す)

    (呟く)

    フランキンセンス 天の神なるラーの汗 その御身に近づいて薫る魂の香り

    カラムス 口を開いてヴァッチャに勤しむ 空飛ぶ心地で酔気の香り

    イーリス 虹色の神が愛する聖花 翼を持った報せの香り

    ジュニパー 古く伝わる若き勇猛 十二の試練を越えゆく勇気の香り

    オレンジ 惜しみなき天界の果実 完全無限の意味を表す黄金色の果実の香り

    シトロネラ オーリアム・スィレーは香りの名前 誇り高く寄り寄せがたい神秘の香り

    ヘナ クレオパトラの爪の色彩 駿馬の鬣染める香り

    シナモン 名高いスパイスの王様 魔法の火を起こす不死鳥の香り

    ガランガル 大地へ伸びる香辛の根 レンクゥワーズは治癒の香り

    ペパーミント 涼しき緑の直感は考える内側の世界 ペルセーフォネーも嫉妬を催す美しき香り

    ローレル 木は栄誉葉は愛を 予見と凱旋と勝利の冠はアポロンへ捧げられる香り

    ミルラ 太陽神の涙にしてベヌウを抱える揺り籠の香り


    (煙は全てを包み込む。天蓋から石畳まで煙が満ちてたぷんとしている。静かな力が湧いてくる)
    -- キフィ 2011-10-11 (火) 04:11:16
  • (略式詠唱。参照、変数、符号化、その他諸々駆使した術式の圧縮。これも生前に得意とした技術だ)
    (いちいち手順に従っている余裕は無い。本来それなりに長い行程を必要とする召喚術を、極限まで簡略化して、一瞬で発動準備まで持ち込む)

    (もはや消え行く命。例え相手を打ち倒したところで、監督官はこちらを勝利とは看做さないだろう。)
    (何より、これから行うのは)

    ─────特大の、掟破り(ルールブレイカー)

    (キフィは勝てと言った。奇跡を起こせと言った。令呪は絶対遵守、もはや規則など知ったことではない。何より私自身、このまま負けるなど……絶対に嫌だ


    汝、闘争の頂を極めし者。我はその糸を手繰る者──

    (吹き荒れる風。人形を構成していた部品が渦を巻き、魔法陣の中心へと飲み込まれていく。次元を超えた虚無に、強大な何かが生まれる)
    (正規の手段に寄らない聖杯へのアクセス。サーヴァントによるサーヴァント召喚。主従28組による聖杯戦争、定められた根本の決まりを破壊して────)

    出でよ!! 『討ち果て朽ち果てた伝説』──────────────バーサーカー!!!

    (────巨大な鋼鉄の魔神が、今その姿を顕す!)
    -- キャスター 2011-10-11 (火) 04:32:57
  • いいじゃねえか、ルールブレイカー。気に入ったぜ、俺も似たようなものだからな。(右手に力を込めて、意思に呼応するように、エネルギーが湧き上がる)

    (そして、現れし鋼鉄の巨人。サーヴァントとしてのクラスを引き下げ、眼前に降り立ち地響きを上げる。まるで隕石のような鉄塊が空から落ちてきたような──)へっ、本当に、デケえ……。鋼鉄の塊ってか……どうよ、セイバー。今回の相手は、ヤバいだろ、ヤバいよな?立ちふさがる壁、って奴だよなぁ?(隣で、構えるセイバーへと言葉を投げかけ)
    ……だったら、俺とお前で打ち砕く。目の前に立ちふさがる壁があるなら、ぶち壊す!そう思うだろ、相棒!(低く、構える、跳躍の姿勢。身体のバネを限界まで引き絞り)
    いっくぜぇええええ!!!(ダン、と地面を弾く音がした。ゆっくりと迫ってくる鋼の巨人へ、高く、高く、跳躍、加速する。腕に纏うエネルギーは、バーニアのようにその勢いを後押しして)誰が相手だろうが、真正面から撃ち貫くッ!!
    喰らえよ!俺のォ!『百戦錬磨』の!!ブリッツゥうぅ!!フィィストォおおおおおおおおッ!!
    (下方からアッパーのような形で迫る!しかし、この質量差、必殺の一撃が果たして通用するものなのか。)
    -- 剣馬 2011-10-11 (火) 05:10:23
  • (とん、とごく軽い音がした時には、その身は既に中空に。鋼の伝説(バーサーカー)の真正面、剣馬を飛び越すように──)
    えぇ、この壁突き崩せねば、勝利はない……!!
    (最早溢れる魔力は燐光と化し、セイバーの身体だけでなく、両の剣鉈までもが仄蒼い光に満ち溢れ)
    (擬似的な魔力放出。再生の術式を施された魔術回路(サーキット)は、本来の性能を遥かに超過し、力を与え(オーバーロード)る)

    ────おォォォォォォォォッ!!!!!!

    (吼え猛る意は、二刀による大上段からの斬り落とし。剣圧だけで地が割れ、風さえも裂け散る一撃)
    -- セイバー 2011-10-11 (火) 05:21:39
  • (身を振り絞って立ち上がり、闘う姿は美しい。心に赤が流れ込む。力を与えればそれだけ自分も強くなる)
    (キャスターの勇姿を眼へ焼き付けて微笑むと、黙って詠唱を続ける。気持ちは伝わっているから)
    12種類の材料は揃った 聖なる煙を作り始めよう
    (白い煙の調子が変わって、暖かくなる。その香気は心を鎮めて強くする、その光輝は薄明りを闇へもたらす)
    (指先が煙へ融けていく錯覚と、煙を通して見る世界が美しく変わっていく感覚、そして、安心のまま力を出せる相棒の存在を感じる)

    始まりの時だ 創造の種子を蒔くときだ 眠りの後の目覚めだ いま月は現れる
    闇より出でる三日月よ 生命を与えるものは死より戻る 潮流は変わる すべてが変わるのだ

    混ざれ 混ざれ 神秘の香気 アカシア・セネガルの樹脂と白ワインを注ぐ 混ざれ 混ざれ 神秘の香気
    新月の恵みがありますように

    (止まらない。吐き出していく)

    円熟の時だ 力が満ち溢れる時だ いま 光輪の中の淑女が闇の到来とともにその姿を現わし 夜空をわたる
    結実の時だ 変化を自覚する時だ 偉大なる母よ 自身たる世界を養う者よ その愛と恵みは豊かにほとばしる
    輝かしきもの すなわち欲望の果てに存在し 心に欲望を生じさせるもの
    その輝きを胸に湛える我らは光で満たされる よき出会いを

    混ざれ 混ざれ 神秘の香気 レジンと蜂蜜を注いで煉ろう 混ざれ 混ざれ 神秘の香気
    満月の恵みがありますように


    (実体のないはずの煙が意志を持ち始めた。夕刻の家の明かりのような、とても安心に浸れる意志だ)
    (同調する。燻る煙と同じになる。怖さは微塵も感じられなく、一切の迷いの消え去った強い心がそこにある)

    (ただ一瞬の輝きのために、こんなにも強くなれる。純粋な信頼の意志がそこにある)
    フランキンセンス カラムス イーリス ジュニパー オレンジ シトロネラ
     ヘナ シナモン ガランガル ペパーミント ローレル ミルラ 12の香と
    白ワイン アカシア・セネガルの樹脂 レジン 蜂蜜 4つの材料

    新月の頃から満月の頃までこれらを混ぜて 作られるは一つの香であり その名は


    古代より焚かれた由緒ある“聖なる煙”────────KIPHY(キフィ)
    (自らの名を冠した香の煙が辺りを隙間無く満たした。聖なる力がキャスターの神性を止め処なく溢れさせていく光のようにする)
    (それは余りに圧巻されるどこまでも深遠な香り。煙の粒の一つ一つまで光を宿した聖なる煙。自ら巻き起こした命の渦)

    ケンマ……余所見をするなよ。相手は俺だろ……? どちらの手が夢を掴むのか……力を示すのか、試そうじゃねえか。
    シルバーチェーン(猛り狂う雷撃の拳を打ち付けて、中空へ影を浮かせるケンマの体を、煙が“掴む”)
    (キャスターから引き離すように、地面へ叩き付ける。そして、それは、自分の正しく目の前でもあり、)
    (目線が紅いラインを敷いて、最後の闘いを予感させる。ただただ、あるのはキャスターへの信頼で、)
    (セイバーとキャスターの闘いであるにも関わらず、勝利を疑うことは、まるでなかった。快い笑顔を浮かべる)来いよ。
    -- キフィ 2011-10-11 (火) 05:23:46
  • くくく……ははははははは!! もう聖杯も契約も知ったことか!!
    行けッ、バーサーカー!! この場にいる全員、皆殺しにして汚い床の染みに変えてやれ!!
    (別に特に意味はないがなんとなく一度言ってみたかったセリフ)

    (ふざけてはみたが実際のところ状況はかなりよろしくない。これだけの強大なサーヴァント、令呪の力を以ってしてもどれだけ維持できるか。いや、その前に自分の心臓が完全に砕けるのが先か?)
    (そして自分の奥の手を見て怖気もしない剣馬になんだかムカついた。こっちは命がけなんだぞ。というか、こいつをあの時殺しておけばそもそもこんなことには)

    やっぱりお前は……死ねッ!!(巨大な豪腕を振り上げる。この破城兵器のような腕で一撃の下に叩き潰せば、それで終わり──)
    (待て。それでいいのか。こいつを潰せばキフィの命令通り、勝ちだろう。だが、キフィに嫌われて、そのまま消えてしまうのは嫌だ)

    (腕が止まる。…煙が剣馬を捕らえたことに安堵。もうこの男の相手はしたくなかった)
    …キフィ。セイバーは私が倒す。…終わるまで、私の分までそいつを殴っといてくれ。
    (これでいい。人間は人間、サーヴァントはサーヴァントで戦うべきだ。…なのにこいつは殴りかかってきて本当に……いや。もういい。余計なことを考える余裕はない)


    (きをとりなおして。)


    ……セイバー!お前がどこまで潰れても再生できるか、見せてもらおう……やれ!バーサーカー!!(小さい。自分が大きくなったわけではないが、小さく見える。つまり私が勝つということ!)
    ────■■■■■■!!!(指示を出され、言語能力を持たない鋼鉄の魔神が咆えた)
    (愚かにも飛び掛ってきた、まるで人形のように小さな敵……のわりにはなかなか手痛い一撃を加えてきたが、すでに無数に傷の刻まれた装甲に新たな深い傷を増やしただけだ……を無造作に重機のような腕で捕まえると)

    (両肩の装甲がスライドし、中にびっしりと詰まった鉄粒が露になる。魔神の全身から迸るスパークが、次第に肩へ集中していき……)
    (『渦巻く鉄釘の奔流(ボルテッククレイモア)』。音速の20倍の初速を誇る破壊の嵐がセイバーを襲った)
    -- キャスター 2011-10-11 (火) 06:11:18
  • ッ……てぇーーーッ。(地面にはたき落とされれば左手で頭の瓦礫を払う)たくよぉ……先刻までキャスターに縋ってたってえのに、随分と過激に攻勢に出てくれるじゃねえの?遺跡の時みたいに後ろでアイツの援護してたほうが似合っていたかもしんないぜ?(そして挑発、まっすぐに相手を見据え)
    ……でもよ、俺はそういう姿勢は嫌いじゃない、だったら、望むところだ。(今日3発目の雷撃を身に纏う。限界は近い、オーバーブーストのような状態であればこそ、其れは表へは現れないようであるが、実際は身体のあちこちから悲鳴が聞こえてくるようであった)
    往くぜ!手加減なし、全力全開、正真正銘……『天下無敵』のォ……!!(拳を引く、引き絞る、弓矢を放つように。力を、気を、貯めていく。拳に宿る、雷撃も巨大化していく)
    うぉォオオオおおおおおおおァァあッ!!!(雷撃自体を推進力とし、その自慢の拳を打ちつけようと、キフィへと迫る!!)
    (相手も全力なら、此方も全力、多分にパワーや身体能力は互いに伯仲していると思う。ならば、試合を分けるのは、死線を潜り抜けることが出来るのは、経験の差!)
    (相打ち覚悟の軌道で打ち込んだ拳から電撃を引かせる。そして、直前、刹那の動きで滑りこむような低姿勢に移る、フェイント、虚を突いた、自分の必殺技は拳だけなのだと、散々思わせておいたからこそ出来る芸当)
    ブゥリッツ!!シューーーゥトォォオオオオオ!!!(そして、長身特有のリーチを誇る。右腕を軸にした雷撃を伴った回し蹴りをキフィへと放った!!これも、今のアイツなら、キフィなら、見ぬくか、どうか。……だが、拮抗状態の現状を打破するための奥の手には違いない!)
    -- 剣馬 2011-10-11 (火) 06:24:04
  • ぐ、────ッ!!(気付いた時には既に相手の手の内に。全身が爆ぜ割れるような痛みが襲う)
    (宝具。それも近代兵器を宝具の域まで高めた代物とは。令呪による強化が無ければ、間違いなく塵ひとつ残らなかっただろう)
    (だが、音速超過の一撃を受けて尚その身は瞬時に再生し──その瞳の力は些かの衰えも感じさせない)
    ……悪役じみたセリフを。
    (五体の輪郭に溢れ出る蒼の燐光をまとわりつかせながら、軽やかに腕の戒めを脱する。恐らく、今の一撃を修復したのが最後。後の一撃を受ければ朽ちるのみだ)
    (そして、先の攻撃──超過の一撃では装甲表面に深い裂傷を与えただけだ。即ち、まだ……)
    ――足りない!!
    (だから往こう。力と、技と、速度と、魔力と、仮初の命全てを出し尽くそう)
    超過(オーバーロード)で足りぬなら、その先の、凌駕(オーバードライブ)を!)

    解体するわ、偉大なる人形師!!
    (吼え、落下しながらも剣鉈を振るう──否。それは最早落下等ではなく)
    (装甲を蹴り、地を馳せ、腕を走り、脚を駆け登る)
    (そうして、威容(バーサーカー)のあらゆる場所を、剣鉈のブレードで斬り、背の(セレイション)で曳き削り、湾曲したエッジで掻き切り、張られたワイヤで裂き、柄尻のスパイクで叩き潰し、切っ先で突き刺して)
    (廻る、巡る、その核へ。言葉通りの神速の、あらゆる手段でもって巨体を解体し、内に潜んだ霊核へ)

    (そうして気付けば、総ての刃の能を持つ武器である、”ペインキラー”(あらゆる痛みを与えて殺し、あらゆる痛みも無しに殺す武器)の、その総てを披露して、剣士のサーヴァントの二刀は、相手の切り札の核へ、二刀で以て斬り込んだ)


    ──────”Curtain call of Pain-and-Painless”(無痛・痛みの果て)
    -- セイバー 2011-10-11 (火) 06:45:04
  • 俺自身も不思議なんだよ……キャスターが応えてくれるのを見るだけで、弱きな心がどこかへ飛んで行っちまう。
    いてもたってもいられねえんだ。出来ることは全部やりたいって思ってしまうんだよ。
    ……あはは、折れたり曲がったりしてる俺は……ぶれっ放しだ。行くか……最後の一撃に。
    (からっけつで、もう涙も乾いて出てこないほど使い切った躰が動く。どこからともなく熱い気力が顕れる)
    ははは……こんな時まであの調子かよ……。(聞こえてくる芝居がかった口調は、キャスターのもので、)
    なーんでだろうな……?(それを聞いていると安心してしまう。もう崖の淵に居て、追い風も吹き荒れているのに怖くない)
    ……俺は……さっきお願いしたからいいか。期待には応えてやるよ……全力の一戟を、テメエにくれてやる。

    (もうキャスターのほうは振り向かない。共に背中を向けてでも勝利を掴むのだ、共に勝利を掴むのだ)
    (とても嬉しい。雷撃の獣と化して、気合を形にして着ているケンマに向けても、普段なら絶対に敵わないはずの拳を握ることができる)
    シルバーソウルッッ!!!(足元に煙が纏う。負けてなんかいられない。気迫はまるで劣らない。雷撃に対する白雲の様相を呈す)
    (加速する。同じく加速する二人はそれを合わせたスピードで近づく。踏み出してしまえば早いものだと思ったけれど、)
    (たどり着くまで案外時間のかかるものだ。一歩、一歩。秒針めいて刻みつつ、近づいていく)

    ……ァァァァァアアアアア!!!!!(コロッセオに隙間無く満ちた煙が左腕へ纏う。それは巨大、圧倒するように巨大、)
    (ペネトレイトの雲であり、音の鳴らない静寂たる恐ろしさを全身で表す。死線が、絡み合った)
    俺自身を……ぶつけてやる…………!! シルバァァ─────ブラストォオオ!!!
    (青天井を貫いて砕く大音声が響き渡る! 風のないコロッセオへ暴風が吹き荒れる!!)

    (その刹那のこと。ケンマの頭上、爪一枚でも頭を上げていれば致命の風が空間を千切り飛ばして吹きぬけた)
    (さっきの話だ。「ケンマはそういう奴」と括って毒のナイフを情けも容赦もなくして冷たく打ち込んだ)
    (だけれどそれが理解しているわけではないと知る。羨ましい、どこまでも真っ直ぐな奴は、前だけ見つめているわけじゃない)
    (望みだけしか眼に入らなくて、ずっと前を見て息を切らして走り続ける俺とは全く違う)
    (足元だってなんだって気にして、景色だって見ながら全力で走り抜けている、「本当に真っ直ぐな奴」なのだと)
    (そしてコイツに、一歩、本当にただの一歩及ばず、一歩どころではない、もう指先の差ぐらいだろう、それぐらい小さな差で)
    (上回られたのだと、躰に打ち当たる脚で理解して、そのまま、見ている世界が崩れていった。吹き飛んで、転がって、崩れ落ちる)
    -- キフィ 2011-10-11 (火) 07:11:28
  • この至近距離からのボルテッククレイモアなら………何!?(肉片はおろか、細胞の一片まで残さず消し飛ぶ、はずだった。それがまさか再生しきるとは。百万回死んだ猫(ミリオンライブズ)か何かか…あ、野良犬だっけ)
    おいおいおいおいおいぃ……マジか……(破壊力と耐久力を重視し、狂戦士のクラスで喚んだのが裏目に出た。)
    (おそらくセイバーかランサーであれば、こうも簡単には…などと悔やんでももう遅い。我武者羅に振るわれる腕は掠りすらせず、ただその体積を減らしていく)
    おい、バーサーカー……鉄華!!何やってんだ、お前は、チャンピオンだろ!?(思わず真名を叫ぶ。鉄の怪物から半ば露出した霊核──巨体に埋め込まれ、眠りについていた少女人形──が呼応して目を覚まし、最後の抵抗を試みようと──)

    ────ぁ、……ぐ……(──限界が訪れ、膝から崩れ落ちる人形遣い。動きの止まった少女人形に、容赦のない斬撃が叩き込まれ)

    (巨体は光の粒となって、跡形もなく掻き消える。散らばっていた人形の残骸も全て消え、残されたのはもはや消えかかった少女一人)
    ……は、はは……どこまでいっても、所詮は人形遊び、児戯も同然か…(マスターを見る。最後まで自分を信じてくれた兄のような男は一足先に倒れていた)
    ま、やれることは全部やったんだ……これで負けたなら、しょうがないね……(主人が倒されていたことに、少し安堵する。消える瞬間を見られて、悲しまれずに済むのだから)
    あいつに言っといてくれ。「泣くな」、ってね(ため息をひとつ。瀕死になっても戦い続けた、ひたすら往生際の悪い少女は、その動作を最後に。…完全に消滅した)
    -- キャスター 2011-10-11 (火) 07:28:43
  • ────児戯? いいえ──本当に、大したものだったわ。キャスター
    (最後まで、主を気遣ったサーヴァントの散り様を────香の魔術師の残り香にとける様に消えたその姿を見届け、暫し瞑目する)

    終わったわね、ケンマ。
    (ごく短く言葉を紡いで、剣士のサーヴァントはそのままコロッセオの空気に掻き消えるように実体を解く)
    (その存在には、最早一片の魔力すら残っては居なかったから)
    -- セイバー 2011-10-11 (火) 07:42:16
  • (上方を刳るような音を立てて衝撃波が突き進んでいった。それは、気にしない、当たらなかったのだから、今は、この蹴りを当てることに集中しろ、キフィの身体へ吸い込まれるように入る右足。雷撃が、一層輝きを増して)
    (そのまま、蹴り抜けた。身体強化が施され幾重にも掛けられた魔術を纏うその身体を。)
    (転がるその相手を見やる、意識は失ったようだが、死んでは居ない。其れを確認し、瞬間訪れたのは安堵感だった。互いに死力を尽くし戦い、そうして得た勝利。)
    (そう、セイバーの方も見ればあの巨体を相手に、華麗な剣技を決めて魅せていた。つまりは──。俺たちの)
    (俺たち二人の勝利で。)

    終わった、のか……これで……。セイ、バー……(戦闘姿勢をとくと、全身が一斉に軋む、今まで無視してきていた痛覚が怒り泣き叫び出したかのように、そしてそのまま俺は、意識を失った)
    -- 剣馬 2011-10-11 (火) 07:47:23
  • (全てが終わりを告げる時、しかし、意識はいまだ手放していなかった。勝ったのなら心から安らいで意識を手放そう)
    (だけれど、刻まれたのは敗北で、それはキャスターの信頼をふいにしたということになり、そんなもの、申し訳ないに決まっている)
    …………あ……?(四肢は痺れて腫れ上がるほど疲労していて、瞬きもできない。だから、薄く開いた眼は消えるキャスターを見届ける)
    (キャスターは安堵していたが、目の当たりにしてしまった。煙が晴れていく)
    あ……。(死より美しい最後が、光が、瞳に吸い込まれていく。負けだの勝つだの、そうではなく、居なくなる瞬間が目の前に広がる)
    ああ……!!(無力感が、常日頃感じている無力感が、心の底へ錘となって沈み、絶望をずんと響かせる)
    やめろ……!!(気力と体力はもうないはずなのに、絶望が死を感じさせて、魂が躰を突き動かす)

    (死を感じてきた。病気によって近づいてくる死の足音を感じて、それをとても疎ましく、憎らしく思って来た)
    (死へと自ら悔いなく歩くのではなく、向こうから近づいてくるのは水面の上がるようで、窮屈で仕方がない)
    (それも運命に負けたというのだろう。それでも幼い頃から運命へ抗い続けた。首に結ばれた鎖を引っ張って吠え続けた)
    (慕う女性が居て、丁度思春期の頃のことだ。その女性は不治の病を患っていて、自分の手にはそれを助ける力があった)
    (及ばなかった。後悔に溢れた。無力に溢れた。溢れたものは涙となって流れ出した)
    (思えば昔から無力を感じていた。母親を助ける力のない自分が厭で、自分すら助けることのできない自分が厭だった)
    (そして最近のこと、気にかけていた者へと手をふいに伸ばしてみた。それは、自分の成長の証だった)
    (拒絶された。結局のところ出来ることは何もなくなってしまった。無力感は募るばかり)
    (『聖杯を獲れば、無力ではなくなる。望む通りに全てが運んで、ようやく力を持った“大人”になることができる』)

    やめろよ……!!!(「また、俺は失敗するのか」後悔はいつも手遅れを起こしてからで、どうにもならなくて、辛くなる)
    やめろっ、あ、ああっ……キャスター! 消えるな、やめろ……なんで、クソッ、あ、やめてくれ…………!
    (聖杯を手にできなくなったことも、力の無さも、何もかもが、後悔の一つに変わっていく)
    (“キャスター”に手を伸ばす。願いを叶える道具であるはずのキャスターへ、信頼と親愛を抱いてしまったことを、震えながら理解する)
    (結局はホンモノの贋作であり、ただのコピー。だから使い潰すぐらいでよく、愛着ぐらいは湧いても道具であることに変わりはない)
    (キャスターと呼んだのもそのためだったはずなのに。相棒であり聖杯を共に翔ける者であると思ったまでは良かったはずなのに)
    (ホンモノとは違う“キャスター”としての存在があまりに大きく、一人の存在として心に巣食ってしまった)
    (もう、喪う気持ちは親しい友人を殺してしまうほど強くなって、後悔から涙が、ぽろぽろ、ぽろぽろと落ちる)
    やめろ、やめろ!! やめろ!! やめろ!! うあ、うっ、うぁあぁ……あ、あ…………『消えるな!!』
    (令呪が輝く。そこには誰も居ない。令呪は行き場を失う。消え行く姿は変わらず消え行くのみ。溜息と一緒に消えていく)
    なんで!! なんで……ああっ、あ、奇跡、今、今起こるべきだろうがっ、大切なんだぞ、なんで、なんで、どうして……!
    あ、あ、今になって気づくのか、俺は……俺は、ああ、うああっ、あ、あ、あ、なん、やめろ……!!
    (奇跡は起こらない。永劫の焔は嘲り笑って燃えている。「出会えて良かった」片付くわけがない、そんな言葉で片付くわけが無い)
    俺はまだありがとうも伝えてないのに……あ、うぁっ、うう……なんでだよ!!! こんな、のって……嘘だろ……!!
    ひいっ、あ……うわあ、こんな、の……なんで、なんで俺が……違う、違う……!! 嫌だ、嫌だ、嫌……ああっ!!
    (伝説の薬草を求めた時の勇ましさは、もう無い。力を示そうと意気込んでいた姿は、もう無い)
    (母親や自分や大切な友人を助けようと、大きな望みを抱いて背負って、立ち上がった姿はもう無い)
    (大人になろうとしていた彼はもう居ない。子供になって泣きじゃくる、ガキが一人きり居るだけで、見る影もない)
    (この闘いの中でいっそう高まった信頼は、白い絆の糸は、首に巻きついて息を絶え絶えにしていく)
    (「泣くな」の約束も守れない。その一つですら守れないことに、よりいっそう気持ちは沈んでもどれなくなって窒息していく)
    キャスター………… あっ あっ、ああ……(今、目の前に聖杯が現れたのなら、きっと願うのはキャスターの復活であり、)
    (それが明らかな迷惑であると解っているのにそうする自信があり、それが何より待ち望む奇跡であり、)
    (聖杯の迷宮に呑まれて、奇跡の鎮座する上に居るというのに、それは決して起こり得ないことをよく知っていて、)
    (それは絶望の最終通告となり、胸へ突き刺さり、貫き、砕いてしまった)
    うぁああああああああああ!!! あっ、うっぁ、う、わぁあああ……!!
    (闘いの中にでも上げなかった絶叫が、コロッセオへ響く。空しく残響すると、声もなかったようにわんわん消えていく)
    (「痛い」「痛い!!!」)ぁぁぁあああ!!!!! ………………。
    (強烈な胸の痛みを感じて、終に、耐え切れなくなって意識を手放す。敗北のままに、失意のままに、独りになったので意識を手放す)

    ごめん…………ごめんな……。(終わりの呟きも、コロッセオに呑まれて消えていった)
    -- キフィ 2011-10-11 (火) 09:13:57

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  第 一 回 戦 : - 季來 vs トバル - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・将  差分:聖杯戦争/本戦/一階層中枢・将

 
お名前:
  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 一 回 戦 -
    • 告知
      • 対戦期間になりましらたら下記の相談室を併用しつつ、それぞれで決着をお願いいたします
    • - Sword, or Death -  with what in your hand...?
  • (宗教的な儀式を思わせる荘厳にして不気味な空間)
    (此処が決戦の地、永劫の焔。誰が名付け、誰が焔を灯したのかは…誰も、知らない)
    (あまたの篝火は部屋の中を煌々と照らし、眩いばかりであるものの)
    (篝火の数だけ影もまた、その黒い肢体を伸ばし、ゆらめいている)
    ――光有るところに影有りでござる…ね。
    (入り口傍の柱の影に潜め、忍は呟く。緊張から頬を汗の雫が伝う)
    (<影潜り><気配遮断>併用による潜伏。そして不意討ち…)
    (初太刀で、敵たるセイバーが重厚なる刃を抜き放つ前に、終わらせる――)
    (そのツモリで先んじてこの場に至った忍は…かれこれ4時間ほど忍んでいるのだった!)
    ……拙者、待つの疲れたでござるよぅ…。
    (忍がぼやく。それと同時に、足音と共に複数の人影が…決戦の地へと姿を現した)
    (己の願望を果たさんがため、その障害たる敵を討ち斃さんがために!)
    -- アサシン(忍)? 2011-10-08 (土) 20:35:05
  • (そうして、空間に──二人分の足音が響く。
     それは儀礼上か、それとも他の意図があってのことか。その時、季來は
     自らのサーヴァントを、自身のやや後方に控えさせながら、中枢へと踏み込んだ。
     その足取りには、自信が宿っていた。普段の頼りなげな雰囲気を払拭するかのように。
     ……それは、必勝の策を得たのか。何人にも負け得ぬ力を得たのか──
     ──いずれにしても)
    セイバー。……今日は、『本気』を出してくださいな
    (後ろの従者へ、声高に呼びかける。『妥協はしない』、その意思を……) -- 季來 2011-10-08 (土) 21:16:32
  • 相手の姿はまだ…無いな
    (それでも、かつて相対するサーヴァントの能力…その片鱗を自身の目で見ている)
    (迷宮の床に落ちる影、燭台とオブジェが作り出す物陰に警戒の目を光らせつつ、主に続く)

    …俺自身、どれほどの力を得たのか掴みきれていない所があるが(携える丈夫そうな拵えの剣を撫で)
    ぬかりは、しない
    -- 赤髪のセイバー 2011-10-08 (土) 21:23:29
  • (季來達より先に舞台入りし、季來達よりいくらか距離をとった場所で身を潜める。物陰から、いつもと変わらぬ調子でかつての同僚をチラ見すれば、気合十分、って感じだなあ…と心中でひとりごちる)
    (『さーて。キライさん達も来ちゃったことだし…先手必勝と行こーか』 そんな念を自身の従者に送りつけては、手札を確認…嘆息をひとつこぼした後、ひょっこり、と物陰より姿を現す)
    (しゅた、と手を掲げ)どうもー、お二方!本当は「お前からで良い…」とか言いたいトコなんですけどねー。そうも言ってられそーにない相手なのはわかってるんで…手っ取り早くマジック発動!!(手札をひとつ表に返し、カードに淡い光が灯ると同時に、植物の蔓が季來に纏わりつこうと襲い掛かる!) -- トバル 2011-10-08 (土) 21:37:46
  • (まず目に入るは、斃すべき敵。思いのほか落ち着いているのが見て取れる)
    (サーヴァントは当然乍、あのマスターまで。…と忍の心に刹那の不安が過ぎる)
    (しかしそれも束の間。胸の奥に熱いものが流れこむのを感じる)
    (力…。魔力の流れだ。身体に、心に力が満ちはじめるのがわかる)
    (そして現れた己が主…トバル=スットンの姿を目にし、忍は意気を揚げる)
    (目を伏す。ほんのささやかな、主との安らぎの時を想い…呟く)
    ついに、この時が来たのでござるね主殿…。拙者の忍としての戦い、その時が…
    (目を開く。瞳には戦人の光。忍は百余年の刻を経て今、死地に舞い戻る)
    『――承知!!この一撃で仕留めてござる!!』
    (己が主に念にて応じ、その魔術発動と同時に…跳ぶ!)
    (二本の苦無を胸に抱く様に逆手に握り、影の中より焔の照らし出す戦の場へと…)
    (季來のサーヴァントの背後より、凄まじいばかりの跳躍力で高く、高く、舞い上がり――)
    (炎の如き赤い髪の剣士の、その赤すら跳び越え――)
    その御魂、頂くでござる!!忍法<魂崩し>!!――散華するがいい…ッ!!
    (狙うは季來の首!その左右に苦無を突き立てるべく、己の体重を乗せ…)
    (刃の先には力、すなわち魔力をこめて…振りおろさんとする!)
    (<魂崩し>それは肉体の損傷は勿論、霊魂を斬るための業である)
    (マスターの魔力を削り、サーヴァントへの魔力供給を弱める…これが狙いである)
    (しかし、その剣先に、ほんの僅かではあるが逡巡が生まれた)
    (それはまず敵の布陣が予想外であった事。よもやサーヴァントが後ろとは…)
    (結果的にではあるが、今、忍はセイバーに対し背を向けているのだ)
    (そしてそれだけでは無い。…敵の、敵マスターの!その!威風堂々とした姿!)
    (以前遭遇した時とあまりにも異なるではないか!!)
    (その違和感が忍の業に微かな迷いを、生んだのだ)
    -- アサシン(忍)? 2011-10-08 (土) 21:42:48
  • (姿を現したトバルに対し、鋭い目線を送る。
     言葉は要らない。刀剣を抜き放ち、一気に肉薄──トバルを抑え、
     その間に、純粋に力で勝るセイバーが、アサシンを倒す。その算段を、実行しよう。)
    (……そうして、中枢の床を強く踏み込んだ、その時。)
    ……っ!! (突き付けられた、カードに息を呑む。)
    (次の瞬間、足元より、緑の魔力を帯びて、何某かの植物めいた物体が急速に生長、
     季來の全身を捕らえるように立ち上ってきた。──この呪文は知っている。
     以前、トバルが迷宮の魔物に対し放った──差し詰め、『倦怠の茨』。)
    くっ、ぅ……っ!
    (絡み、締め付けられた肢体に、突き立てられる棘。
     その傷口より、大きな疲労感が滲みでてくるように感じられた。
     立っていることもやっとか、頑強な魔力の茨に支えられ……
     更に身体へと喰い込む棘に、苦痛の吐息が洩れる。
     ……『魔術では、あちらの方が何枚も上手』。先手を取られることくらい、
     織り込み済みだ。ならば、この次に相手が取る行動は──)
    ……セイバーっ! 敵は……
    (──空間に、暗殺者の影が躍り。その声が反響する……) -- 季來 2011-10-08 (土) 22:10:00
  • (主とともに駆けていた。先行した主が一見して魔術と知れる茨に捕らえられるや、抜刀、茨を断つように斬り込む)
    (魔術を放たんとするトバルも目に入っていたが、それを分けてもなお尋常ならざるは…護衛対象の危機に対する反射の速さ)

    (アサシンが一度は跳び越えた緋色の髪が瞬間、位置を代え…今は降りくる凶刃から主を庇うように眼前にある)
    挟撃など
    (幾多の護衛依頼をこなしてきた。暗殺団の伏兵とは、常に腹の探り合いだった)
    (この男にとって、背後からの襲撃は常に想定の内なのだ)
    …読めている!

    (茨を断つはずだった刃はしかし、振り向きざま跳ね上がる)
    (凶刃を払い、襲撃者を断たんと)
    -- 赤髪のセイバー 2011-10-08 (土) 22:30:59
  • (自身の魔術が発現すると同時に、手札のカードは虚空へと消え失せて…魔力の茨が季來を捕縛せんとした所を…相手のセイバーの剣が光る。ちょっと思ったより反応が速いな、と自省の念を浮かべ、即消す)
    でしょうよ…!(でもこの速さはねえよ!と心中毒づきながらも、茨から己の従者への迎撃に向かうセイバーを傍目に…手札を一枚、表に返す!)
    マジック、バスタースピアっ!!(宣言と同時に、トバルの前に一本の燃え盛る槍が出現し…季來、セイバーに向けて射出される!)
    (それは見た目と裏腹に、結界を破るためだけの術。つまり攻撃力を一切持たぬ槍だが――!?) -- トバル 2011-10-08 (土) 22:48:55
  • ――お見事ッ!!
    (その一言に尽きる。己の主の魔術は戦い急いだ季來の身を捕え、剣を抑えた)
    (己の魂崩しも直ちに決まる。季來の霊魂を崩し、敵双方の魔力を崩す勝利の刃と――)
    (そう思った刹那、真下より迫り来るは…殺気!)
    (咄嗟に振りおろさんとした刃を引き戻して苦無を交差。鋼の塊を受け止めんとするも)
    (己は空中、獲物の差も有りまったく踏ん張りは効かない)
    (鋼と鋼の打ちあう音が閉ざされた空間に反響すると同時に、忍の小柄な身体は吹き飛ばされている)
    (サーヴァントの力と言う事もあり、その衝撃は並ではない。腕は痺れ、意識も刹那…遠のく)
    (しかし、まずは驚愕が。次いで肉体の痛みが意識を繋ぎ止める…自分に何が起きたかは――大丈夫、解る)
    ――ぬぅ!!朴念仁かと思いきや、以外と智恵と回るようでござるな…!!
    しかし所詮は剣士、拙者の術にどれほど抗えるかな…!?
    (挑発の言葉と共に身を捻り、着地。ズキン!と腕が痛む…。まさか今の一撃を受けただけで…骨を傷めたのか)
    (敵剣士の恐ろしい膂力。そしてその源泉たる季來の魔力を前に、怖気が背を走る)
    (それでも退くわけにはいかない。力で劣るのであれば、技で挑むのみ)
    (そしていまだ、己と主とで挟撃の体勢に在る事には変わりは無いのだ)
    (――それは、本当に有利な布陣か?忍は考える)
    (主の武器は魔術。敵サーヴァントが見た目の通りのクラスだとすれば、魔術は――)
    (恐らくは、今、主殿の放った炎の槍すら――)
    (――忍の胸中に、焦りが生ずる。このまま主と離れているのはかえって此方の不利となる!)
    …ぐ、あっ!!あ、主…殿…!!今そちら、へ…!
    (歯を喰い縛り、痛みを堪え…忍は苦無2本をセイバーに対し投擲する)
    (その苦無はまるで狙いはまるで逸れたかの様に、セイバーの足元――その影へと突き立とうとする)
    風魔忍法!!影縫いの術!!――――縛!!
    (そして忍は声高らかに宣言する。この宣言こそ術。じつは投げた苦無には何の魔力も無い)
    (相手に金縛りにさせられた、と暗示を掛け、身を硬直させるための術だ)
    -- アサシン(忍)? 2011-10-08 (土) 23:02:19
  • (『セイバーは、思った通り動いてくれた。……大丈夫。魔力はまだ持つ』
     深い疲労感。トバルの魔術に拠るそれは、一時的なもの……。
     呼吸を整え、服に忍ばせたダガー──魔術刻印を施した、
     こちらもまた一時しのぎの道具を──取り出して。逆手に、茨に食い込ませる。
     面白いように刃が通る。右手、左手と自由を利かせるように……
     ……と。それ以上、悠長な作業を行う暇はなかった。)
    ……〜〜このぅっ!!
    (とっさに、そのダガーを前に構え、切っ先を迫り来る炎槍に合わせる!
     そうして、かち合った切っ先から消散してゆく炎槍と呼応するように、
     その刻印は強く輝き──込められた魔力は人為のものだ──ダガーは、欠け落ちてゆく。
     副兵装とはいえ。守護と強化の呪文が篭められた、それは。『……高かったのに』と、内心独り言つ。)
    (次なる呪文が放たれるより先に、と。身を捩り……茨を振り払う。
     『セイバーと離れてはいけない。セイバーの動きを制限してはいけない。──勝利のためには』
     そうして、刀剣を抜き放ち。セイバーのその位置を確かめるよう、
     目端を遣って……たん、とステップを踏み、足並みを揃えようとする) -- 季來 2011-10-08 (土) 23:32:30
  • (挟撃を見越し、相手サーヴァントの…アサシンの襲撃を退ける。そこまでは予測のうちだった)
    (ただちに振り返るも、主には炎の槍が迫っている)
    (相手マスターの魔術は詠唱を必要としない。セイバーの予想をはるかに超えて、「次の魔術」の発動が早い)

    くっ、馬鹿な…!
    (カードを媒介とする魔術…一度は見たが、続けざまに使われるそれはこれまでに経験のないものだった)
    (相手は攪乱戦法に優れるアサシン、そして敵マスターも魔術師として距離を問わぬ攻撃を仕掛けてくる)
    (…全て、わかっていたことだ)

    (結果的に主は危機を乗り切ったが、それは護衛ひとすじに生きてきた男の矜持を傷つけ、動揺させる)
    (主に駆け寄ろうとするセイバー、その動揺を衝くように、アサシンの苦無が影を縫う)

    …! なんだ、これは …体が?
    (身をよじる、下半身を縫いとめられてしまったかのように)
    -- 赤髪のセイバー 2011-10-08 (土) 23:47:41
  • …!!(瞬間、苦い顔。奇襲に上手く迎撃を合わせられてしまった。自身の従者はなんとか体勢を持ち直すだろうか?)
    (なんて考えるうちにも、放った炎の槍は季來の前で消失し…虚空より手札に一枚、新たなカードが加えられる。…なにか破壊した?)
    (意外そうに手元のそれを見やり、すぐに戦闘に視線を戻す。相手はこちらの奇襲を跳ね除け、足並みを揃え始めている…拙い)
    (仕切り直す…わけもない。ペースをホイホイ渡すほど、呑気こいてはいられる相手じゃない。それに、こちらも転んではただでは起きないようで)
    …よくやった!(従者、アサシンの忍の術が、相手のセイバーの足を止めている!つまり、今がチャンス!)
    (即座に弓を手に取り、素早く矢を数本構えては狙いをつける) ……チェックメイト。セイバーは動けない。この距離なら、まず外さない。俺たちの勝利です。
    (季來に…かつての同僚に矢尻を向けながら、淡々とそう告げる) -- トバル 2011-10-09 (日) 00:09:46
  • …これは驚いたでござるよ季來殿。何という荒業か。
    (主の魔術はサーヴァントに届か無い以前に敵マスターに破られた)
    (何と言う力技。否!短剣で炎の槍に真っ向挑んだ、その胆力こそ賞賛に値する)
    (どのみち斃すべき敵ではあるが、その戦い振りには感心する。正に強敵だ)
    (そして…強敵であるのならば、あまり悠長な戦いはしていられまい…と忍は判断する)
    (『主殿!!出すでござるよ!!…拙者の宝具!!』)
    (念にて主へその意思を伝える。けれど己の宝具はいろいろ扱いが面倒でもある)
    (まずは、敵サーヴァントに隙を作――)
    (そこまで考えたところで目を丸くする。驚きを隠しきれなかった)
    (――何と!!影縫いは効いた…のでござるか!?)
    (正直な感想である。相当に精神力の強いサーヴァントと見たため、影縫いは半ば賭けであった)
    (けれど、舞いこんだこの勝機を逃す選択肢は無い!――そう、宝具の出番だ)
    フフフ、ますたーは疲弊!さーばんとは動けぬ!…拙者達の勝ちにござる…。
    (腕の痛みを堪え、主に続いて勝利の宣言。これもまた術、敵に絶望感を植え付けるための言葉)
    (その言葉を発し乍、忍は金縛りに落ちた剣士の横を歩き抜け、季來の前へと歩む…)
    (そして懐より、硝子の様な物質で出来たちいさな瓶を取り出し…季來に声を掛ける)
    見よ!季來殿。これぞ<宝具、曼珠沙華>。
    もし、お主達がまだ主殿に牙を剥くと言うのであれば、この宝具にてお主を葬ってくれようぞ。
    ま、主殿の知人ゆえ…せめて苦しむ事の無いよう、夢うつつの中で死を迎えるさせてやるでござるがな…。
    (脅迫の言葉と共に忍は瓶の栓を抜く。――宝具発動!!)
    (ものすごく地味な動作ではあるが、宝具はトバルの魔力を凄まじい勢いで吸いはじめる)
    (『<曼珠沙華>の効果は幻覚剤に加え神経毒の効果に設定したでござる』)
    (『吸ってしまえば正気を失い、心は夢の世界の中へ。体は静かな死を迎える事でござろう…』)
    (主に伝えるは念、目線は、一度セイバーを見た後…季來へ向けられる)
    (忍は微笑みを作って、告げる。もう終わりにしようと)
    さあ、苦しみも戦いもすべて忘れ、楽になるといいでござるよ…。
    楽に楽に楽に楽に、楽になり、日の光のもとに戻れば、もう何も怖い事なぞ無いのでござるから…。
    (優しい口調、優しい言葉。優しい笑み、それは誘惑)
    (宝具の恐怖と誘惑、その双方で季來の判断力を奪おうという、罠である)
    (勝利を確信した忍の笑みが――刹那、凄惨なものへと変わった)
    -- アサシン(忍)? 2011-10-09 (日) 00:18:28
  • (もう一歩、ステップを踏み、セイバーと背中合わせに立つように。
     奇襲は破った。追撃の苦無は、外れたように見える。形成は、こちらにある。ならば──)
    セイバー。出し惜しみはしないで、一息に決着を……セイバー?
    (そう、奇襲は破った。苦無は外れ、連続した魔術も、どうにか御することが出来た。
     もはや風はこちらに向いつつある──はずなのに。様子が、おかしい。彼は、アサシンに何をされた?)
    (視界の外より、アサシンが歩み出てくる。正面のトバルが、矢を番える。
     ……呼吸が、早まる。魔力は、まだ余裕があるはず。その為に、薬品にまで手を出した。
     『影縫い?』……動きが、止まっているのか。今、セイバーはどこまで動けるのか。問うてる暇はない。)
    (相手の二人の声が遠くなる。疲労が残っているのか?極度の緊張のせいなのか?
     曼珠沙華……一見して只の小瓶であるそれを、如何な宝具かと判断する材料は、今は少なすぎる。)
    ぃ……一矢や二矢で、私を()れると……思っているんです?
    (肩で息をしつつも、刀剣を正眼に構え。切っ先をトバルに合わせ、額に汗を一筋伝わせながらも不敵に微笑み。
     ──『矢切り』の心得はある。身を翻らせ、一本でも往なすことが出来れば……
     ……思考を巡らせた瞬間。視界が、ぐにゃりと歪む。)
    (意識が崩れる。声が響く──アサシンの、甘い声が。
     自分が今、その場に立てているかどうかすらわからない。平衡感覚は失われ──
     ──それなのに、微塵の不快感も存在しないことが、恐怖に感じられた。)
    せ……
    (声は、出せるか。喉は、口は動くか。この呼気は、本当に『現実』に発されたものか。)
    (それでも。完全に、思考が失われる前に──)
    セイバー…… セイバーさんっ!! -- 季來 2011-10-09 (日) 00:59:35
  • (背中合わせに感じる主の気配。流れ込む魔力…湧き上がる悔恨と、決意)
    (セイバーの瞳の紅色が、その深みを増す)
    …済まない、マスター。もう、隙など作りはしない

    (離れていたときとは違う。流れ込む魔力がセイバーの意識を研ぎ澄ます)
    (影に突き立った苦無が抜け、倒れる音が響く)
    魔法はかき消す。攻撃は全て、俺が防ぐ

    …背負うぞ

    (ひらりと季來の体が浮き、セイバーの背に)
    舌を、噛むな

    (首に回させた右手を自らの左手に、剣を右手に)
    (踏みしめた足を軸に身を翻す。魔力の供給が増し…セイバー本来の膂力、脚力をもって)
    (そして迸る剣閃…それは歪な笑いを押し流すように、銀の軌跡を伴いアサシンに迫る)
    -- 赤髪のセイバー 2011-10-09 (日) 01:10:59
  • 当たりどころが悪ければ、一発で十分じゃないですかね?(剣の切っ先をこちらに向けてくる季來にそう応えるうちに)
    (『…そうだな。もうそれで、終わりにしよう』 従者からの念にも、そのように応えて。…今一度狙いを定めなおす)
    …っ!!(従者が宝具の栓を抜くと同時に、大量の魔力が吸われていく感覚… さほど魔力の要らない術を二発撃った直後とは言え、この量は予想以上に、重い…!!)
    (眉をしかめ、一瞬徒労感に見舞われて弓を構える腕が降りそうになる。狙いをつけることが適わなくなった…が、もうそれも構わないだろう。あとは、自分の従者が始末をつけてくれる。そう思い、構えを解いた…)

    …?(ココから、動くのか!? あの中を!?――拙い!!) …っアサシンッ!!(焦燥の声を挙げる。手札を一枚取り出すが…果たしてそれを行使するために必要な魔力は、既にその身に残っていない) -- トバル 2011-10-09 (日) 01:25:32
  • (――自分達は勝利を納めた――筈だ)
    (では、この違和感は何だ。マスターである季來の心は折れては…)
    (悪寒がする。動機が早まる。肌が粟立つ。嫌な予感、嫌な予感、嫌な予感、嫌な予感が…!)
    (サーヴァントの名を叫ぶ季來の声に、はっ!と顔を上げる)
    馬鹿な…!!!拙者の術を己が意思ひとつで…打ち破る、と言うのでござるか…!!?
    (視線の先、季來の肩越しに見えるは――力を増した剣士の炎を宿した瞳。否!瞳だけではない!)
    (その髪!その腕!その脚!そしてその剣から燃え上がる様な魔力が立ち昇るのを…感じる)
    (けれど、何故。何故、突然に力を増したのだ。自分は何を見落としていた…?)
    (忍の胸に焦りが生まれる。高まる動機を抑えんと、自分で自分の胸を掴むかの様に押える)
    (あくまで冷静を、強気を、勝者を装わねばならない!流れを敵に渡しては――)
    …く、ふふ!!温情ゆえの申し出を蹴るとは!!なれば、そのまま黄泉路へ旅…
    (その言葉を言い終える事は出来なかった。先ほど神速の動きを見せた剣士が…更に加速している!)
    (そして今は、敵の剣を受ける為の武器を手放している。最早、防ぐ手だては…ひとつのみ)
    (覚悟を決めると同時に鋼の塊が走り、次いで赤いものが飛び散った)
    (肉と、血。それは肘の先から切断――と言うより破裂――されたアサシンの左腕だったものだ)
    (更にそのまま吹き飛び、部屋に無数に設えられた石の篝火台に背を強打)
    …く…ああああああぁぁぁっ…!!か…は…ッ!!
    (その場に倒れ、苦門の声を上げる。そして血を吐き出す。臓腑まで傷めたか)
    (左腕一本捨てて致命傷こそ逃れはしたが、あまりにも傷は、深い)
    ふ、不覚…!!この拙者が二度までも速さで遅れ…を…!!くッ、こ、このまま、では…
    こ…こうなれば…曼珠沙華――。
    (左腕の傷から血液と共に魔力が流れ出、自分の力が失われていくのが分かる)
    (見れば主も疲弊し、新たな供給は望めそうも無い。ならば賭けるしかない…己の宝具に…)
    (しかし、次に忍の発した言葉は…こうであった)
    …無、無い!?曼珠沙華が無いでござる…!!
    (…そう<曼珠沙華>はそれを掴んでいた左手と共に吹き飛んでいたのだ!)
    (その瓶は空中で砕け…恐ろしい毒が、今、篝火の作る微かな気流に乗って舞い上がり…)
    (この部屋中に蔓延するべく、降りはじめようとしていた…!)
    …こ、これは、いかん…でござる。主、殿…逃げ――く、ぅぅぅ…ぁぁ…!!
    (主を護らねばならない。全身の骨がみしみしと悲鳴を上げる中、忍は必死で立ち上がる)
    (毒が主を蝕む前に、この場から出さねばならない…。主さえ生きのこれば、何とかなる可能性は――)
    (そのために忍は…走る。抜け落ちた苦無の一本を転がる様にして拾い上げ…)
    く…!風魔忍法、影分身…ッ!!
    (己の影から2体の分身を生み出し、トバルとセイバーの間へと…跳ぶ)
    (その動きには当然だか最早、切れが無い。それでも3本…実体は1本だが…の刃は…)
    …ああああああ…せぇぇぇいああああッ!!!
    (セイバーの背に在る季來の首元を狙い…振り絞るかの様な気合の声と共に放たれた!)
    -- アサシン(忍)? 2011-10-09 (日) 01:49:16
  • (体が浮いたような感覚。そうか……『いよいよとなれば背負う』。
     本当に、そうされてしまったようだった。セイバーの広背を、感じられる。
     そうして……少しずつ、意識と、視界が戻ってゆく。
     ──アサシンに、気圧されていた?彼女の術中に嵌っていたのか。
     それとも。あの瓶を開封した直後、ほんの微量を匂わされただけで──)
    (セイバーが剣を振るった。同時に、堰を切ったように、更に魔力が流れだす。
     しかし、不思議と意識は途切れなかった。マーチャントの薬の効果か。
     それとも、自身の『器官』の魔力の生産力を過小評価していたか。
     『──勝てる。今度こそ』…セイバーにしがみつく、左腕の力を強めて。)
    セイバー、…さん。アサシン……シノさん、を── (『彼女は──複製だ。』)
    ──斃して、ください (『再び記憶となって、世を去るだけだ。』)
    (『……躊躇は、要らない。』 声を上げ、立ち上がり、走るアサシンを前に。その、命令を──下す) -- 季來 2011-10-09 (日) 02:33:19
  • (主の声… 言われるまでも無く、自分は主を護る身だ)
    当然、立ち塞がることを選んだならば討つ

    (手にした剣、それは宝具。主の魔力を引き出し、その身を分かつ)
    (左に、右に、そして真上から同時に襲い来る太刀筋。しかし、それらは「同時に」防がれる。身を分かった刀身により)

    …その忠義、見届けた
    (剣戟を受け止めた3本の剣…それぞれはその場にあるというのに、集った3人のアサシンを一同に薙ぎ払わんとする鈍く…重厚な鋼の気配)

    (いずれも、わずかの間の出来事。すぐに、魔力の消耗は元のレベルに戻る)
    …俺の剣に、刃は無い
    (呟くように、眼前の召喚師に告げる。振り下ろす。その剣を)
    -- 赤髪のセイバー 2011-10-09 (日) 02:49:27
  • 『アサシン、退け!!』
    (片腕で突っ込む従者に念を送る…が、令呪を伴わぬそれを聞き入れられるわけもなく…季來の従者は、影もろとも一振りに薙ぎ払ってしまう)

    ……ここまで、か(手札を見て。予想以上の魔力消費に、残る三枚の手札は使えそうにない。自身の魔術は相手がセイバーである以上、期待できるものでもなく。槍や弓で一矢報いようにも、サーヴァント相手では適わないだろう)
    …そりゃ、上手くすりゃ死ななくて済みますね(目の前の剣士を睨め付けて…その視線を、自分のサーヴァントに移す)
    (『……済まない』)
    (刃なき剣が振り下ろされる刹那。ただ一言、付き従ってくれた忍に送った) -- トバル 2011-10-09 (日) 03:19:42
  • (3本の苦無、内2本は崩れ影に還り、1本は弾かれ宙を舞う)
    ――届かぬ、か…。
    (それは判っていた事。権謀術策すべて敗れた時点で…勝ち目は無に等しい)
    (正面より対峙すれば勝てない事は…判って、いた。けれど…)
    (思いのほか…口惜しいものでござるな…。傷のひとつも残せぬとは……)
    (完敗、否、実質的には完封と言ってもいい程の敗北に打ち拉がれる)
    (其処へ横凪ぎに剣風が吹き荒れ、影を打ち滅ぼし、駆け抜ける)
    (肉が、骨が、臓が、ひしゃげ、壊れ、潰れる音と共に、力の抜けた人形の様に舞うは忍の躯)
    (どの様な偶然か、最早、頭と脚が無ければ人とは言い難い肉の塊が主の前にどちゃり…と落ちる)
    (サーヴァントで無ければ即死出来たかも知れない)
    (けれど、僅かな魔力供給が忍の命を辛うじて繋ぎとめていた)
    ……る…殿…。……逃…
    (思うように発声も出来ない。白みゆく意識の中、見上げれば其処には苦々しい主の貌…)
    (そして、剣士の振り上げる――鋼)
    ――――ッ!!!
    (有り得ない事だ。忍の身体が…跳ね上がった)
    (それは己が主への最後の奉公。唯、肉の壁になる為だけに。ゆらりと立ち上がり――)
    (主へと顔を向け、そっと頬笑み――)
    (――そして、再び、打ち砕かれた)
    -- アサシン(忍)? 2011-10-09 (日) 03:35:41
  • (アサシンを、断罪の剣が薙ぎ、その身は宙を舞い、墜ちる。
     『決着は着いた。』──そう思った矢先。セイバーはその剣を、トバルへと向けていた。
     ……自分の見込みが甘かったと、痛感する。彼女──アサシンには、まだ息があって。
     一見して、その姿はもはや決闘を続行できる状態にないが──トバルにも『令呪』は残されている、はず。
     ならば。今なら、形成は完全にこちらにある。決着を急ぐのなら──マスターを──)
    ……ダメ……
    (……自身の令呪が、鈍く輝く。『セイバーに命じる。』)
    (聖杯より与えられる、絶対命令権。『彼を──』)
    (あらゆる英雄を従わせる、魔力の結晶を、今……。『ころしては──…』)

    (そして。全ての思考が、止まった)
    -- 季來 2011-10-09 (日) 04:05:29
  • (けして、全力ではない。人間相手…マスターの知人相手のことだ。それでも、振り下ろした剣はアサシンを打ち据える)
    …!
    (眉間に深い皺。主の令呪が輝く。けして発動したわけでは無いが…瞑目し剣を収める)

    …俺もまた従者だ。この身を砕かれようと、主の願いを信じ…それに殉じる宿命であり、覚悟がある
    (緋色の瞳がトバルを見据える)
    この従者は真に、その役目を果たした。従者の覚悟に恥じぬ願いだったのなら…敗れてなお、胸を張れ
    (背に眠る主にも聞かせるかのように、告げる)

    …お前は、強くなった。それが出来ないということは、ないだろう
    (激戦が嘘であったかのように穏やかな声。そう告げると主を背負い、決戦の間を後にした)
    -- 赤髪のセイバー 2011-10-09 (日) 04:18:12
  • ……?(なにが起こったのか理解するのに、いくらかの時を要して。理解する頃には、もう手遅れで。突き飛ばされ、床に尻餅をついたまま…呆然と、打たれ崩れる自身の従者を見つめ)
    ………(まるで上の空だったろう。刃を収めた相手から告げられた言葉は、しかし今は、右の耳から左の耳へ)

    (やがて、セイバーが場を去った後もそのままで)
    ……アサシン?(這いずるように近づけば、呼びかけるように) -- トバル 2011-10-09 (日) 04:38:15
  • (己が主の声が聞こえる…気が、する…)
    (それが本当に主の声であるのか、それとも自分の願望が作りあげた幻聴か…)
    (最早、痛みすら感じ無い体では判別出来無い)
    (主殿とよび返したくとも、声など出せるわけも無い)
    (それでも口を動かそうと、試みる。…動いたかどうか、自分では判らない)
    (目を開けようと、試みる。…開いたかどうか、自分では判らない。見えるものはただ、暗闇のみ…)
    (そうか、とうとう死ぬのでござるな…と徐々に薄れゆく意識の中で、思う)
    (喪失の恐怖が無いと言えば嘘になる。けれど、それは…初めてではない。嘗ての死の記憶はある…)
    (…否、百余年前に死を迎えた時とは違うはずだ)
    (今生の自分は散り際に笑えていたではないか…)
    (いまわの際に、よびかけてくれる者が、いるではないか…)
    (ほんの僅かの、泡沫の如き時ではあれ、自分は独りではなかったではないか…)
    (そして忍として生き、散れたのだ…)
    (風魔忍者、風雅の抱いたちいさな願いは…果たされたのだ…)
    (唯一つの…心残りは――…)

    (ああ、神よ。生まれて初めて、祈りを捧げます…)
    (もし貴方がいるのなら…願わくば、主殿の願いも…いつ、か――…)

    (微かに続いていた呼吸が、止まった)
    (元より魔力により造られていたサーヴァントの体は、魔力へ、還る)
    (そして複製された忍の魂は聖杯の元へと飛ぶ。…贄となるために)
    (しかし、光と化して去りゆくその刹那。トバルの頬に触れるものが…ある)
    (それは指先か、手のひらか、あるいは――)
    (柔らかな感触だけを残し、サーヴァントは…消えた)
    -- アサシン(忍)? 2011-10-09 (日) 05:04:40
  • (反応はない。ピクリともしない)…おい?
    (やはり返事はなく…僅かに続く呼吸もまた、弱くなっていく)…っ!ダメだ!逝くな、アサシンっ!! ……っ、シノ、『逝くなっ!!』
    (切迫した想いを込め、令呪を放つ…が、もはや手遅れ。尽きた命が、戻ることはない)
    …くそっ、畜生…っ!(命の灯火が消えるのを目にしたことなど、数知れず。魔物の死。仲間の死など数知れず)
    (だけれど…今生において、ここまで重いものに立ち会ったことは、この男にはついぞなかった)
    (大事な人の命が費える際に立ち会うことなど、なかったのだ)

    …頼む、目を開けろ…!(呼びかけが届くはずもなく、僅かに残った魔力で治癒魔術を試みても…命ひとつ贖えるほどのものにはとても足りず)
    ……ッ!………ッ!!(やがて、自身が呼び出した仮初の命は、その肉体は)
    (魔力と還り…聖杯へと、捧げられた)
    ――……(男の頬に、柔らかな感触を残して)

    (幾らか時が過ぎた後、その場には、もう人影はなくなっていた) -- トバル 2011-10-09 (日) 05:35:59

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Last-modified: 2011-10-07 Fri 12:13:24 JST (3199d)