企画/ゴルロア聖杯戦争/4期






 

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  • 200年度 告知掲示板
    • 進行イベント 告知
      • ● 仕様変更のお知らせ ●
        探索系施設を利用される場合、事前に予約を行ってください
        予約時間の応じて運営側が待機いたします
      •  
      • ● 3rd.Chapter 猶予期間 ●
        10/17~10/21
        3rd.Chapterだけ予定を変更しまして、帰還後より決戦期間へと入ります
      •  
      • ● 3rd.Chapter 決戦期間 ●
        10/21~10/22(10/23)
        3rd.Chapterだけ予定を変更しまして、帰還後より決戦期間へと入ります
      •  
      • ● Last.Chapter 序幕 ●
        10/23 21:00~(予定)
        迷宮の内部と集会場にて同時イベントが行われます
        迷宮内は勝ち残った4組、集会場には脱落したマスターの方々にお集まりいただきます
      •  
      • 運営かわったり仕様かわったりしてますのでここにもかきます -- 運営代行 2011-10-25 (火) 20:27:27
      • 決勝組の扱いについて
        現在決戦イベント中です。合同での話し合いにはこちらをご利用くださいませ -- 運営代行 2011-11-08 (火) 22:47:05
      • 敗退組の扱いについて
        敗退組の皆さんにはシスター率いる複製軍団と聖杯簒奪を目論む教会と戦っていただきました。お疲れ様でした!
        塔は爆破されていますが別時間軸扱いでサーヴァント復活イベントをしていただいても構いません。
        エネミーの複製サーヴァントについて
        出して欲しくない人たちもいるので運営側では出しません。参加者が各々で処理してください。自分の複製のRPなんだから自分でやろうね!!!
        サーヴァントの復活について
        各ペア自由でいいです。相方と相談しつつ復活したい方は復活してください
        無論復活せずに消えてもOK。ラストイベント期間中だけ復活でもOK。ペアで相談の上ご自由にどうぞ
        復活の理由ですが、聖杯の力でどうこうとかまで指定しないので、理由は各々が勝手につけてください。黒歴史大好きなこやすならいくらでもできるだろ!!
        聖杯終わった後の扱いもそれぞれ自由にしてください、原作も終わってから次の戦争開催までずっと生き残ってる図太い金ピカとかいますし
        GMのイベントと時間あわねぇよ死ね
        うるせぇ一人遊びしろ、もしくは他のペアとイベントしろ
        再世の塔を利用する際に
        GM欲しい場合はまず相談室へどうぞ。イベントをしたい当日に言っていただいても構いませんが、予定がわかっている場合は事前にご連絡いただけると嬉しいです。
        サーヴァント復活等のイベントを自分達で進めたい場合は、どの階層も好きな時間に好きなように使っていただいて構いません。
        ※塔の中の場所はいくらでも増やせますので場所が足りない場合は遠慮なく言って下さい。 -- 運営代行 2011-11-08 (火) 22:47:05
      • 最終決戦の時間軸について
        今回、最も多くの参加者の頭を悩ませている問題です。
        これには現運営陣も、同じ思いを抱いております。
        曖昧なままに進行して頂くのが此方の理想ではありますが
        それでは皆様に多大な負担を強いることになるでしょう。
        故に、一定の指針として塔が立ち、宣戦布告から数日後という舞台背景を提示させて頂きます。
        また、前運営である企画者から200年12月終了までという話が
        以前のイベントで発表されました。
        我々はこの二つを照らし合わせた上で、進行、運営させて頂きます。
        勿論、物語の締めを、我々は強要は致しません。
        今回の発表については、以上とさせて頂きます。
        質問等御座いましたら、相談室までお問い合わせください。 -- 運営代行2 2011-10-27 (木) 22:14:30
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  探 索 相 談 室 Edit


解説
探索相談室を使用します。各種イベントについての要望や部屋の使用についてはこちらを
編集:聖杯戦争/運営/探索相談室  差分:聖杯戦争/運営/探索相談室

 
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  • 期待されてるのかなって思って…… -- ヴィーナス 2011-11-05 (土) 00:18:37
  • ナイス芸人魂です -- 運営代行2.5 2011-11-05 (土) 00:35:25
  • このままで〆でも悪くないような気がしてきましたよ。おもらしオチ -- 運営代行2.5 2011-11-05 (土) 22:34:42
  • 女王様とキャスターさんももう動きはないようだし、僕もちょっとニーサンに答えて終わりかしら? -- ヴィーナス 2011-11-05 (土) 22:46:27
  • ん?すまぬ、とりあえず全員一言言ったしもう終わったのかと思っておった -- 女王 2011-11-05 (土) 22:48:17
  • 終わりでよいのではないかのぅ -- 女王 2011-11-05 (土) 22:48:43
  • 了解でーす、じゃあ枝は出したままにしときますので、付けたしなどは随意おねがいします -- 運営代行2.5 2011-11-05 (土) 23:14:19

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  再世の塔:外 Edit


解説
聖杯の迷宮への道が開かれた。君たちに待ち受けるのは迷宮での絶望か、希望への活路か...

編集:聖杯戦争/決戦/再世の塔  差分:聖杯戦争/決戦/再世の塔

 
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  • - 再世の塔 ・ 入口 -

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  再世の塔:一層 Edit


編集:聖杯戦争/決戦/再世の塔  差分:聖杯戦争/決戦/再世の塔

 
お名前:
  • - 再世の塔 ・ 崩落一階層 -
    • 偽造された星空は消え去る。今4人2組の頭上にあるのは、橋梁、鉄骨、管、配線、破片、残骸の山
      聳える巨大階層都市の廃墟、遺跡と偽られていたものが正しく遺物と相成った様相。
      大渓谷の底から空を見上げるような姿。だが、まだ止めは刺されていない。

      大空洞に降って湧いたガラクタ山を登れば、一足飛びに塔の高層まで上れそうだ。
      あたりは騒然として、遠く、近く爆音が銃声が怒号が飛び交い、地響きを供に黒煙が流れる
      ここはまだ戦場の只中であり、巨大な敵はまだ頭上に息づいている。
  • (実を言うと、目標はもう達成してしまった。怪しみシスターの秘密を曝いたのも、監禁されたのも、他の参加者を危ぶんでではない)
    (確かにその理由もあったがあくまで序でだった。なぜだか、不純な動機で行動してたような気がしてきたが、考えないでおく)
    (それはそれとして今の話。人で言うなら腹に風穴を空けてのた打ち回っている所だろうか、搭の残骸が山と積もっている)
    ……改めて見ると酷い状況だ。(空気に混じる硝煙の香りはやまない。血の香りも、噎せ込む煙の匂いもやまない)
    あいつらは無事なんかね……。 -- キフィ 2011-10-30 (日) 23:59:49
  • …………重い。(早々に諦め、ヴィーを瓦礫の山に放り投げる。どんがらがっしゃんと瓦礫に頭から突っ込むヴィー(確定ロール))
    (一息つきながら周囲を見回すと、上を見上げている男が一人……あれは確かヴィーと一緒に居た、とりあえず敵ではないだろうと判断する)
    そちらも落ち着く所に落ち着いたようじゃな、たしかキフィとか言ったか…顔を合わせるのは二度目となるの -- 女王 2011-10-31 (月) 00:06:55
  • いやー派手にやったもんだ……。つーか仰々しい見た目のわりに脆いのな。ハリボテかい。
    もうこのまま一階を発破して帰れば片付くんじゃないか(ダイナマイト抱えた人形を袖口からぽろぽろ出しながら) -- キャスター 2011-10-31 (月) 00:07:10
  • (辺りに気を配ると、あまりに気を引く二人組みが居る。死戦の嵐がまるで気にならなくなるぐらいに、視線を掻っ攫われる)
    無事だったんだけどたった今無事じゃなくなったような気がする。(すげえ痛そうなことになったヴィーを見つめて)
    ……なんだ、さっき見た時より随分別嬪さんになってんじゃ無えの女王様とやら。ヴィーは、上手くやってみてえだな。さすがに堪えたようだが。
    (ふとキャスターを見る。止める)馬ッ……やめろ! 崩落に俺たちが巻き込まれたらどうしてくれる!! -- キフィ 2011-10-31 (月) 00:14:11
  • ぎゃいん!
    重くねーし!(がらがら)
    キフィ?無事だったのか(ほっとする)女王、僕のパーカーは?ちょっとこの格好じゃ出て行けないんだけど?(魔力が尽きて女王様とおそろいの服装) -- ヴィー 2011-10-31 (月) 00:16:04
  • よくもここまでやってくれたものです。(――声が響く)
    (四人の前に闇が滲み出し、それが形を取り――シスターが現れる)
    しかし、よくここまでやってくれました。(瞑っていた眼を開く)あなたたちの魂は磨かれ、至純のものとなった。
    あとはあなたたちをここで殺し、その血と魂を持って聖杯の最終制御を行います。
    黄金の時代が今、ここに来るのです。あなたたちはその生贄というわけですね。
    最期に何か言うことがあれば聞きましょう。勇敢なマスター、そしてそのサーヴァントよ。
    -- シスター 2011-10-31 (月) 00:16:51
  • たわけ、いかなる姿であろうとわらわの美貌は変わらぬ。世辞ならもう少し気の利いた言葉を選べ
    知らぬぞ、そのあたりを探せば瓦礫の下にでも埋まっておるのではないか?(腕を組みヴィーを見下ろす裸マント) -- 女王 2011-10-31 (月) 00:21:20
  • (痴女が増えた…) -- キャスター 2011-10-31 (月) 00:22:37
  • ……はぁ。(目のやり場に困る。「ヴィー、テメエ、なんでちょくちょく全裸になるわけ……?」)そうだよ無事だよ。早いとこなんか着ろ。
    (「あ、しかもパーカー行方不明になってやがる」)成程、ぼろぼろで見るに堪えない姿のアレは女王様ではなかったと。こりゃ失礼した。
    (「ロロは……居無えか」はぐれてしまったのか。しかし、ここが戦渦の目であり、自分とキャスターが居たような場所などはそれも少ない)
    (独りでも、乗り越えることは出来る筈だ。あの子は強いし、何より「俺の母親の弟子だからな」信頼がある)
    (何しろ、もう、やらなければいけないことが出来てしまった。二番目の目標はどうやら決まったようだ)……こっちの台詞だよ、メカ狸。
    傲慢の罪も大概にしとか無えと、煉獄で火に炙られるだけじゃ済ま無えぜ? もっと酷いことをされるかもな。
    例えば遥かに見下してる俺等に叩き潰されるとかさ。(もう不意の一撃は貰わない。火蓋はまだ切り落とされていないが、)
    (神経を張り詰めて一挙一動を見守る。ここはシスターの“領域”だ。キャスターの傍に身を寄せる) -- キフィ 2011-10-31 (月) 00:30:35
  • がーん……お気に入りなのに 魔力切れなの!もう空なの!装備は魔力で出来てるんだから仕方ないじゃん
    でも……一番会いたくないタイミングで会いたくないやつにあったなぁ
    それが遺言か、さえない台詞だな(立ち上がって虚勢を張る)
    砕け!キフィ!(シスターをびしっと指差す) -- ヴィー 2011-10-31 (月) 00:34:24
  • お前この中で唯一の男なんだからもっと堂々と前に出ろよ…(キフィの後ろに回って背中を押す)
    …ん、あ、あー。何か言うことか…。もう対話の余地はないしする気もないよ。
    今から倒しに行くから、自分の最期の台詞を考えとけ。くらいだ -- キャスター 2011-10-31 (月) 00:41:58
  • 虚勢を張るなら最後まで通さぬか、情けない(人任せのヴィーを見て顔を手で覆う)
    ……さておき(そのままシスターの方を向き直る)、中々面白い趣向であったぞ教会の
    わらわもぜひ貴様に礼をしてやりたい……せめてもの情け、自分の墓石に刻みたい欲しい一言が思いついたら、くたばる前に言っておくが良いぞ -- 女王 2011-10-31 (月) 00:43:37
  • 地獄? これからの黄金の時代にそのような概念は必要ありません。あなたたちも救われるのです。
    私があなたたちに負けると。(クスリと笑い)本気でそう思っているのですか?
    再生の朝と死に行く夜を無限に繰り返す古き時代の住人(すみびと)たちよ。
    (令呪にも見られる万能の力『無色の魔力』がシスターの周囲を渦巻く)
    その血を持って原罪を贖ってもらいましょう………(キフィに人差し指を向ける)
    (次の瞬間、キフィに向けて光魔術の熱線が放たれる。詠唱なしで、殺意と共に、一直線に)
    -- シスター 2011-10-31 (月) 00:47:32
  • 僕はもう魔力空だし
    じゃあ女王がやってよ!もうさっきみたいに操られたりしないから大丈夫だよ ガツンとやっちゃってよ -- ヴィー 2011-10-31 (月) 00:49:57
  • そうだ……例えば俺のこの拳に打ち砕かれる。指先一つでガンガンガンガン叩いて砕くわけだ。それにお前はお陀仏だ。って無理ィッ!!
    (押される)や、やめい! もう殆ど余力無えんだって言ってるだろうが! 体力、っていうか、呼吸器と内臓もかなりヤバい状態でして……。
    畜生、男のプライドを攻撃するのはやめろ!(渋々前へ立つ。ともあれ、戦力不足はやはり否めない。油断をすれば畳まれるだろう)
    で、シスターさんよ。こっちの意見は一致して、テメエを生贄に俺たちの時代を紡ごうってことになったんだが、異論はあるか?
    (あるようだ。何より危険な匂いが渦巻いている。甘いような、苦いような、それでいて色のない死の香りだ)あるんだな、ダボが!!
    (とすると、その指先は蝋燭を衝き消すものだろう)雷っ……!!(殆ど反射で躰を動かし、躱す。髪の毛の焦げる香りが漂う)
    (火葬場に薫る死の香りと同じ匂いがする)……ご挨拶だな。俺、即死は不服だぜ……?(両の手を地に突いて、息を荒げる。冷や汗が背中を伝った) -- キフィ 2011-10-31 (月) 00:57:18
  • (予備動作の時点で「あーあ。ありゃ死んだなー。駄目だなー。」と思ってたら避けたので拍手)
    って、もう戦っていいのか? 映像だと思って倒しに行くとか言ってしまったが、前言撤回だ。今倒す
    (電影の剣を作り出し、頭上に放った。空間の穴に飲み込まれた剣は、寸分違わずシスターの真上数mの座標に転送され、落ちる) -- キャスター 2011-10-31 (月) 01:12:24
  • マスター殿が出涸らしの茶の如く衰弱死しても良いのであれば、全力で戦うがの
    これヴィー、始めたようじゃぞ?決めるなら早い方が良かろ、殴れるだけの部位が残っているうちに -- 女王 2011-10-31 (月) 01:17:56
  • 意見の対立。ならば戦って決めるとしましょう……あなたたちの敗北を再世される神話は語り継ぎます。
    (光魔術をかわされると機械人形の口元が歪んで笑みを浮かべた)
    (手を上げると頭上に氷魔術により氷壁が展開され、キャスターが放った電影の剣を防ぐ)
    先の戦いで消耗したあなたたちでは私を倒すことはできません――以上。
    (左手をキャスターに向け)人形繰りの魔女よ。消えてください。(雷魔術を発動、雷の奔流をキャスターに放つ)
    -- シスター 2011-10-31 (月) 01:21:13
  • 満身創痍の相手を前に、万全の体制で待ち構えて倒しましたなんて語り伝えて恥ずかしくないんですか!
    もっと、ないの?電池みたいに残って無いの?魔力 -- ヴィー 2011-10-31 (月) 01:22:54
  • ぬ。(自然落下の力に任せているので威力はそれほど高くない。というか電影の剣自体、剣としては三級品もいいところ。簡単に防がれ、氷に浅い傷を残しただけで消失する)
    …どちらかというと、絶好調なんだがな。全盛期に戻ったような気分だ。気分だけは。(空間操作。とん、と軽くつま先で地を叩くと、シスターとキャスターの間に屑鉄の塔が隆起して雷を受け止め、地へと誘導する)
    魔女相手に魔法で攻撃してどうする? かかってこいよ!でさ!(外套を翻し、自らも拳を突き出して挑発!) -- キャスター 2011-10-31 (月) 01:32:37
  • うむ、先ほどまで聖杯に接続されておったのでな、まったく無い訳ではない
    ……が、おぬしもわらわの燃費の悪さを知っておるじゃろ?無駄に使えばあっという間じゃ
    (雷撃が飛び交う戦場を背景に、爆風に髪をなびかせながらのんびりと会話を続ける) -- 女王 2011-10-31 (月) 01:33:03
  • これより速い雷撃の拳を俺は見てんだよ、躱せらいでか……!(足が震えている。1cmでもずれていれば、脳を抉られていた)
    (死の香りが躰中に回り、恐怖が闘争を呼び起こし、奮い立たせる)……どーうせ、美辞麗句並べ立てて素敵な話にすんだよこの手のヤツは!
    リーアが嫌いそうな話だ!(細粒状の香を銀の煙管へ詰め込み、火を点ける。手が震えて、マッチを擦るのを二、三度ミスった)
    ……消費してようがしてまいが、要は使いようってやつだ。残存した魔力総て支援に回しちゃる。むかつくあの表情を変えてやれ。
    (煙が緩く舞う) -- キフィ 2011-10-31 (月) 01:37:17
  • うー…やっぱり女王は外れサーヴァントだ!相性最悪だよっ!
    あっちのキャスターが頑張ってるみたいだから、こっちは応援してようか……(瓦礫をひっくり返してパーカーを探しつつ) -- ヴィー 2011-10-31 (月) 01:38:19
  • (雷が防がれると目を細めて。それでも焦らず次の一手を吟味する)
    「傷ついた古き者は聖者に打ち倒されました」ありふれていて素敵でしょう?
    ふふふ……愚かな…(音もなく駆ける。狙いはキャスター。その速度は迅速!)
    はぁ!(首ごと落とす勢いの手刀でキャスターを狙って一閃)
    -- シスター 2011-10-31 (月) 01:41:19
  • 思ったより速いな…!(閉じていた右目を開く。瞬間、視界に映るものの全てを解析、未来を予測し、赤熱して右眼が文字通り燃え上がる)
    ……おうわっ!?(後ろに跳びつつ、シスターの殺人的一閃を寸でのところで皮鞄で防御。)
    (衝撃で留め金が外れ、バラバラとばら撒かれる中身──
                                         ──大小の銃を構えた人形たち。ばら撒かれながら、空中でシスターにその銃口を向け)
    お前らもなんかやれや!!(挑発したのは囲んで叩くためであって、自分ひとりで渡り合うのはとても無理な話である) -- キャスター 2011-10-31 (月) 01:51:05
  • (ヴィーを捕まえて首を閂絞めしつつ)失敬な、無尽蔵な魔力さえあればわらわは世界最強と言っても過言ではないと言うに
    む……(ふと何か思いついたのか、手を離してキフィの方を向き直ると肩を叩き)
    そこのお前、先ほどヴィーに面白い(ワザ)を使っておったな?あれはもう一度出来ぬのか? -- 女王 2011-10-31 (月) 01:52:57
  • くるしい!しぬ!しぬ!
    すでにその前提が無茶だよ、女王! -- ヴィー 2011-10-31 (月) 01:57:31
  • (ヴィーは魔力枯渇、女王はそれに伴って行動制限、自分は体力体調魔力総じて最悪。水際で拮抗を保ってはいるが、分が悪い)
    (シスターは恐らくこの搭そのものか、それに近い存在であり、無尽蔵に魔力を引き出せること、想像に難くない)
    (とどの詰り無限に押し寄せる瀑布であり、呑み込み趨勢を増す猛火であり、天空から降り注ぐ雷鳴でもある)
    (キャスターの挑発に乗ったあの余裕は、圧倒的な物量の差によるものなのだろう。長期になればなるほど、シスターは有利になってゆく)
    (ただし、その力を出す扉には限りがある。錫の浴槽になみなみ張られた水も、開けられた小さな孔からしか流れ出ることはない)
    (要はそれを上回ればよい。しかし、だからこそ、“全力を出せない”自分等の前にシスターは姿を現したのだろう)
    (酷く狡猾で、吐き気がする。造られた人の身で、神の身を語りながら、肉食獣のような真似をしているのだからお笑いだ)

    (上回る、その手段は……肩を、叩かれる)なんだね、今忙しいんだが……見て解らんかね?
    “あれ”? 『力の円錐』のことか……アレは、俺を中心に辺りの力を窄めて集める魔女術だ。だから多分、俺が衰弱してる今、無理。(きぱり)
    だが……方法がないでもないなァ?(銀の煙管から燻らせた煙をちょいと指差し、不敵に笑う)
    ……もう、夜だ。きっと月の輝きがこの搭の上から覆ってる。今は、コールド・ムーンが綺麗な時期だぜ……。
    ちょっと、俺の実力的に賭けになるが、“月への祈りの聖なる香”で、月の光から魔力を引き出せるかもな……。
    (「頑張れ、キャスター! ちょっと時間がかかりそうだ!」) -- キフィ 2011-10-31 (月) 02:06:56
  • (手刀を防がれるとばら撒かれる人形、人形たちがその手に持つのは銃――)
    無駄なことを……(再び無色の魔力が雷魔術を発動させ、周囲に強電磁力のバリアが展開される)
    あなたたちが何をしようと全滅までは時間の問題。受け入れなさい、滅びを。
    あなたたちは黄金の時代という大輪の花を汚す害虫です。
    その命を有効に使ってあげようと言うのに!(電磁波のバリアを身に纏ったままキャスターに肩からの体当たりを仕掛け)
    -- シスター 2011-10-31 (月) 02:11:34
  • (足止めだけでも、と放たれた弾幕は、電磁バリアによる斥力にすべて軌道を逸らされ)──あぐっ…!!(咄嗟に腕で直撃は防ぐも、吹き飛ばされて離れた地面に叩き付けられ、数度転がり)
    ど、どうかな……結構しぶといんだ。私たちは。
    それに私たち以外にも、強いやつはいくらでもいる。滅ぼしきれるものかよ?(ふらつきながら立ち上がると、周囲に剣を召喚。次々と掴んで投擲する)
    (何でいつも私が時間稼ぎなんだよ。と心の中で愚痴りつつ)何か、弱点とか…パターンでも見えれば……っ -- キャスター 2011-10-31 (月) 02:23:33
  • ……ふむ、ん。ともかく似たような事が出来るという事じゃな?(知らない単語の羅列に首を捻りながらも一応の納得を得て)
    では、わらわも時間を稼ぐとしよう。そこで役立たずになっておる我がマスター殿共々任せたぞキフィ
    (言うが早いか…真紅のマントを翻し、盾となって奮戦するキャスターの元へ走り出す) -- 女王 2011-10-31 (月) 19:38:46
  • (キャスターが頑張っている。以前からの闘いより随分動きが良い。これが“更新”の効果だと言うのだろうか、見ちがえるほどだ)
    (雨垂れが石へ落ちるが如く、シスターにあしらわれてはいるが、心配よりも寧ろ誇らしい。余計な力が抜けて、安心する)
    (戦況は煮詰まってきている。火が点き、それが回っている。果たしてどうなることやら、しかし、負ける気はまるでしない)
    (深く頷く)……仰せのままに、女王サンよ!(銀の煙管の火勢が増す。それは魔導を含んで膨らみ、増幅して辺りへ伸びていく)
    (2対1。その程度では揺るぐまい。しかし手間取りはするはずで、こちらへの攻撃も飛び難くなるだろう)
    (第一、“俺”は人間なのだ。どうせ大したことは成せないと決め付けられている。腹立たしいことだが、マークはきっと緩い)
    キャスター……時間稼ぎしてるとこ悪りぃが、ちと、命令を聞いてくれ! ちと、風通しを良くして欲しい。そこの壁軽くぶち抜いてな! -- キフィ 2011-10-31 (月) 22:44:09
  • 共闘するのは三度目か。(あまり直接戦闘向きでないのはこれまでの戦いでわかっている)あまり無理するなよ!
    …んー? あっちか?(話の流れからなんとなく目的は察した) そぉい!(鞄から這い出てきた『ソニック』ドールを蹴飛ばす。十分な初速を得た人形は、急加速により文字通り音速の領域に達して自分ごと壁をぶち砕き、壁の穴から巧妙に計算された角度で月光が差し込む)
    これでいいか! あと…宝具は使えそうか!?(無駄に人形のバリエーションにだけは富んでいる。宝具さえ使えるならだいたいの状況に対処できるのだが) -- キャスター 2011-10-31 (月) 23:02:39
  • そちらこそ、術者の癖に殴りあうとは無謀な奴よの。下がれ、キャスター!「騎士隷奴───部分召喚!」(Knight Raid - Limited)
    (サーヴァントを召喚する魔力が無いのなら、その武器だけを呼べばいい)
    キンッ頭上に頂く王冠が煌き、アリエルの両手に拳銃が出現する。…それはメサイアと名乗る機械仕掛けの天使が使っていたもの)
    (いつか自分がされたように、躊躇う事無くシスターに銃口を向けその引き金を引いた) -- 女王 2011-10-31 (月) 23:15:34
  • (キャスターが投擲する剣の数々を素早く身を翻してかわしていく)
    (その刃が捉えたものはシスターの影のみ)
    (こちらに向かってくる女王に微笑み)座したまま待てば楽に死ねたものを……
    サーヴァントとは言えその愚かしさ、古き時代そのものですね。(回避もせずに頭部に銃弾を受け)
    無駄、無駄、無駄。無駄ですよ、裸の女王。(手刀を女王の太腿を狙って放ち)
    (柔らかな月光の差し込む再世の塔。月下終焉は近い)
    -- シスター 2011-10-31 (月) 23:38:59
  • ちゃんと、帰ってこいよ(物陰から見送る) -- ヴィー 2011-10-31 (月) 23:39:40
  • お!お!お!お…!?初めて使ったが……い、意外と難しいものじゃな、この武器は
    ('ダンダンダンダンダン、カチン。''空になった拳銃を投げ捨て、新たに出現させた拳銃を握り直し、なおも撃ち続けるが…)
    (これだけの鉛玉を受けて怯みすらしない…いや、弾丸の雨を受けながら向かってくるシスターに、流石の女王も焦りの色を浮かべる)
    (大きく飛び退いてどうにか手刀を回避する。しかし遅れたブロンドの髪が一房、数本斬り飛ばされて宙を舞った)
    くっ……やはりいかな宝具と言えど使い手ごと呼ばなければ効果は薄い、か -- 女王 2011-11-01 (火) 00:02:46
  • あんまり飛び道具効かん感じやなあ…やはり殴り合いで勝負を決めるしかないようだぞ女王。
    交代だ…! オラぁッ!!(圧縮空間の解放による爆発的加速。投擲の間合いから一瞬で距離を詰めると、女王が飛びのいた影から頭部を狙った強烈なトビゲリ・アンブッシュ)
    (まともに直撃すれば致命的な一撃なはずだが、狙いは別。本命は袖内に隠している人形だ) -- キャスター 2011-11-01 (火) 00:36:28
  • さあっ、すがキャスター! 完璧!!(とても気分が良く、銀色の光が何よりも明るく柔らかく差し込む。混じりっけのなく純粋に輝く)
    (動作が流れてゆく。あるべき処へ向かうように、何にも阻まれずに進んで行く。とても気分良く、広がる煙の中で息を吸い込む)
    この“煙”が満ちるまで、どうやっても使えるのは一回が限度だ! ……頼りにしてる、キャスター。
    (独りの時には感じられなかった、強い力が躰の奥から出てくる。打ち震えるほど、気持ちを強く持つことができる)
    (胸に空気をまるごと吸い込んで、静かに心へ響かせる。世界と共鳴するのを感じて、月の光を取り込んでゆく)

    O IO PAN(オー イー・オー パーン)
    O IAO(オー・イー・アー オー)
    IA IA ARADIA(イア イア アー・ラー・ディー・アー)
    IO EVOHE KERNUNNO(イー・オー イー・ヴォー・ヘイ ケール・ヌン・ノー)
    IO EVOHE DIANA(イー・オー イー・ヴォー・エイ ディ・アン・アー)


    (月への祈りの章句を捧げ、落ちる月の光の高まりを感じ、息が切れるほどに詠唱を空へ叫び散らす)
    (満ちる煙の香気は高まり、淡く白く戦場を包む。四方へ意志を注ぎ込み、月の周回の方向へ廻る)

    円き月のダイアナ 魅せられし者たちの女王 風は木々の間をうなり 汝が現れるべく、われは召喚す
    日々の憂いは去りゆき 夜の王国は汝のもの われらは愛する者と出会い 粗野にして自由なる全ての事物と合わさる
    われらを囲む魔術の力が巡るごとく 時の自我は溶け、消え去る ここ世界の狭間にて 自然の造りしものとひとつにならん


    (煙が月の光を浴びて輝きを始める。煙とともに、甘く、額の奥にしみこむ香りが広がる。どんどん広がっていく) -- キフィ 2011-11-01 (火) 00:38:48
  • (切れた女王の髪を一本、空中にあるうちに摘み)何れ。
    首を飛ばします。(ふ、と息を吹きつけると美しいブロンドの髪が宙を舞い)
    (爆発的な加速からの跳び蹴りにはさすがに回避の時間がなく、しかし左腕一本、掌で防ぎ)
    キャスターに肉弾戦で劣るほど脆弱な作りはしていません――以上。
    (再び手の中に無色の魔力を集中し始め)………?(キフィの詠唱を聞き)一体何を…
    -- シスター 2011-11-01 (火) 00:48:26
  • (キャスターとすれ違う瞬間。袖内に潜ませた人形がちらりと見えて、すぐさまその意図を察する)
    …おぬし本当にキャスターか?アサシン辺りに転職するのがお似合いじゃぞ!(キャスターの背を追いかけながら、崩落した塔の瓦礫が作る影に手を伸ばし)
    「騎士隷奴───部分召喚!」(Knight Raid - Limited)暫し借りるぞロレンス!(美しい面立ちでありながらどこか抜けている、三枚目の吸血鬼の顔を思い出しながら唱える)
    (再び頭上の王冠が煌く。ずるりと引き出されたのは闇をそのまま切り取ったような不可思議な色合いの外套)
    (引いた手の勢いのままくるりとステップを踏むように一回転、勢いをつけてシスターへ投げ付ければ……外套はまるでそれ自体が生き物であるかの如く自ら飛び掛り、シスターの視界を塞ぐ) -- 女王 2011-11-01 (火) 01:12:33
  • \シスターの服は壊さないように倒して〜/ -- ヴィー 2011-11-01 (火) 01:25:33
  • ああ、そのようだがな……!(それでいい。避けられなかったのは僥倖)
    この距離ならバリアは張れないな!!(手の中の人形を、軽く放る。ぽす、とシスターのお腹に抱きつくように当たる少女の人形『パルス』)

    ─────”電子の精霊(Spirit of Machina)*1

    真名解放。人形の実像が揺らぎ、質量を失う。)
    (純粋な魔力の塊となった人形──それは電子計算機の精霊模倣英霊(ブートレグゴースト)──電子世界に生きる、意思を持ったウイルスともいえる存在が自動人形たるシスターに取り付き)
    (物理法則を超越して。シスター内部のデータを───『喰らう』) -- キャスター 2011-11-01 (火) 01:26:16
  • 汝が夫は、角ある者 その七簧の笛は甘き調べを奏でる 古き生と愛と光の神よ われらの出会いを祝し給え
    汝がために、祈句を唱え 汝が上にワインを注ぐ この地の神聖にして古き者たちよ いと古き伝承に従いて汝を召喚す
    魔術の月とペイガンの呪文により 夜に隠された全ての秘密により 夢と願いと神秘よ 銀色の月影のなかに生れよ

    今や、見えるだろう、聞こえるだろう また、心の奥に知るだろう 真の魔術の証は成されたのだ


    (喜びを捧げる。言葉が渦を巻いて煙へ混ざる。“聖なる煙”の神性が限り無く高まったことを、理解すると段階を移す)
    (煙を吸い、それを構成している香りを一つ一つ嗅ぎ分ける。一つ一つ意識をして、ランプで照らすように呟いていく)
    フランキンセンス カラムス イーリス ジュニパー オレンジ シトロネラ
    カモミール レモン ライム メリッサ ウィロウ チックウィード
    オウピアム ワイルド・ローズ ジャスミン ウォータークレス ロドミルトゥス
    ヘナ シナモン ガランガル ペパーミント ローレル ミルラ
    赤ワインに浸けたレーズン アカシア・セネガルの樹脂 白ワイン レジン 蜂蜜

    28種の材料を重ね、月にさらして祈りを捧げ、果てる真夜中へ漂うは、遠い昔の聖なる煙


    シスターさんよ、不思議そうな顔をこっちに向けてんな。自分が尻尾掴んだ鼠が暴れて、一体何をするつもりだって思った顔だ。
    (煙は濃密に満ちているのに、はっきり皆の顔が見える。その白い靄は煙であり、煙でない。生命と意志のエアロ・ゾルである)
    作られたるは夜の帳の内にて焚かれる退魔と魔性の薫香、月への畏れ────LUNAR(ルナー)KIPHY(キフィ)
    満ち足りたり。煙は場を覆い、月の光はすっきり差し込んでる。……なあよ、チンダル現象って知ってるか……!
    (光が場を支配する。煙へ射し当った月光は、ミー散乱によって光子を散らし、全ての煙に色を与えて増幅させてゆく)
    (それは夜空の支配者である月の力を借りることに他ならない。人には及びもつかない、天空の領域。激しい、正気と狂気が集う!) -- キフィ 2011-11-01 (火) 01:35:26
  • む……(飛び掛ってくる外套に顔を歪め)この…今更目晦ましが何の役に立つと。
    (外套を力任せに引き剥がした時、腹部に飛びついてくる人形が見えた)
    ――――!!(あれは危険だ。シスターの中の何かがそう告げていた。が、遅きに失している)
    うああぁ!!?(絶叫。何らかの攻性プログラムを受けて自分が内部から食い荒らされる苦しみ)
    アギ……ギ、あなたは……(ぐらりと揺れて)お前ッ 何をした……!!
    (全身がバラバラになりそうなほどの激痛。ダメージなんて微塵もないのに体中が軋むようで)
    (そしてキフィの言葉が耳に入る)………!(月。それは自分が壊そうとした世界の神秘――――)
    -- シスター 2011-11-01 (火) 01:51:49
  • (煙と意志が同化する。真白い意識で頭と胸を満たしきり、自らの名と同じ香と同調し、月の光を林のように取り入れる)

    ここに魔女の言葉を聞け われらが夜に隠せし秘密を われらが運命の径なる闇より 今や、光へと踏み出さん

    アトラス コンス シン
    ブリゾ ケリドウィン ハトホル イシス ヘカテ
    レヴァナ ルーナア ニムエ パシファエ セレネ アフロディテ ブライド メルジーネ
    ディアーナ マーリ

    Kyphi can rock a person to sleep.(聖なる煙は優しき揺り籠)
    Create pleasant dreams and chase away the troubles of the day.(良い夢を導き、悪い現実を打ち払う)
    Burning Kyphi in the evening is sure to bring the gift of peace and quiet.(聖なる煙が夜の帳の内で燃え上がれば、必ずしや平和と静けさを齎してくれる)


    (“魔女の息子”は伊達じゃない。キャスターの宝具が開放されて抜け出る魔力、(カラ)となり、月の魔力が注がれ、月と同調する)
    (世界の一部が身と変わり、銀の輝きを吸い込む。全てが銀色に染まる、美しい光景を見る)

    汝の美の輝き全てにより このわれらを照らせ
    汝が銀の光により 夢の門を開け 輝き澄み渡れ 地と空と海に
    汝が魔術の神秘は その呪文を描きたり どの葉も生い茂り どの潮も流れる 全てが過ぎ去るまで
    秘密の力の女王よ この魅せられしときに 汝の恩恵を求める 運命の柔らかな滝に われらが上に 降り注げ

    来たれ


    Lunar Kiphy────月へと架かれ、天使の梯子(ルーナー・コードロン エイカド・エヘバー)
    (きっと肌に感じるだろう、金管楽器の音が響いたような震えを。その場は光に包まれた。煙は総て魔力と化して、満ちている)
    (レンブラントの絵画のような、素晴らしい光景が広がる。月の輝きがその場に居る皆へ注いでいる)
    ……世界を玩んで、この地の世界を軽く見て。ならば、世界に裁かれてもらおう。テメエが思うよりずっと巨大な世界に。 -- キフィ 2011-11-01 (火) 02:16:46
  • ほぅ……(ただ呼吸をするだけで力が満ちていくような濃密な魔力を感じ取り、思わず感嘆の声が漏れた)
    良い仕事じゃキフィ褒めて遣わす。そして……(にこりとこれ以上無いくらいに朗らかな笑みを浮かべ、シスターを見据える)
    修道女よ、約束どおりお仕置きの時間じゃ。無論覚悟は出来ているのであろうな? -- 女王 2011-11-01 (火) 03:30:30
  • あ……(思わず空を見上げる)
    (陽光とは違う柔らかな光 戦いなど他所の世界だというように穏やかに夜風が髪をなでる まるでシャワーを浴びているかような光景)
    (この世界にも月はあったんだということに、なんで今まで気づかなかったんだろう?自分は女王のことどころか、この世界のことすら殆ど知らなかったのだ) -- ヴィー 2011-11-01 (火) 03:33:03
  • (魔力で構成されている精霊は、シスターの力と対消滅するかのようにその身を削り、すぐに消失してシスターを解放する、が)
    どうやら効いたようだな。黄金時代の高度な文明にしちゃ、脆いじゃないか、えぇ?(対してこちらは魔力が満ちる。陽の苦手な自分には馴染み深い優しい光)
    終いだ、シスター…何だっけ? ジョスリン? まあいい、修復する前に叩き潰すぞ……!(右手をまっすぐ上に掲げる。それに重なるように、神秘的な金の髪の少女の姿が見えた気がした…だがそれも一瞬、右手には蒼白い月光を集め、固定化した剣が顕れて) -- キャスター 2011-11-01 (火) 04:01:12
  • 世界が……私を裁くなどと…世迷言を!!(二本の足で立つにも苦労しながらも、何とか姿勢を維持する)
    私がこんな世界を潰してやると言っているんです……それを素直に聞けと! 私はぁ!!
    仕置き? 新たな時代を作ろうとする私に何の罪があるというのです、裸の女王。
    あなたの理念一切を否定しなければこの話も終わりそうにありませんね!
    く……キャスター風情が、黄金の時代の(ともがら)である私に……下種な攻性プログラムなどを…!!
    私は黄金の時代を……新たな時代の再世を……!(無色の魔力を量の掌に集め)
    -- シスター 2011-11-01 (火) 04:07:40
  • お前が素晴らしいと思っている黄金の時代は、実際は私たちの世界に負けるような程度のものだってことだよ。役ぶそ…役者不足だ。
    来な、妄執に囚われた自動人形。貴様の因業、未練の糸の一切を私が断ってやる(なんとなくそれっぽい台詞を言ってみたかったらしい)
    相手はキャスター風情だ。臆することないだろう?(ちょいちょい) -- キャスター 2011-11-01 (火) 04:32:31
  • 大体じゃな……先ほどから聞いておればやれ黄金だ新たな時代だの、貴様などに手伝って貰わなくともこの世は既に十二分に美しい
    このような薄暗い塔で妄執に囚われて居るからそんな簡単な事が分らぬのじゃ……かつて『裸の女王』であったわらわの様にのぅ
    (……そう、昔の自分もそうだった。玉座から見える世界こそが全てだと勘違いしていたあの頃)

    そんなに見たければ見せてやろう……わらわ内で金貨よりなお美しく輝く盟友達との思い出を……
    数多の冒険者が紡ぐ物語、本物のゴールデンロア(The Golden Lore)を!

    (対抗するように、周囲に満ちる膨大な魔力を集め自らの宝具に流し込んでいく)
    (よほどの大技なのか、既に並の宝具であれば10個は賄えそうな魔力を集めているはず……それでもまだ湯水の様に魔力を喰らい続ける) -- 女王 2011-11-01 (火) 22:05:31
  • そうそう。正しさを示したいなら、せめて、“この時代”の一部にすぎない俺たちなんざ、腕の一振りであしらってみせろよ。
    世迷言かどうか、試してみろ。ここは、時代の地の上だ。だが、今は俺たちの場所だ。奪い貸して見せろ……出来るものなら。
    (どちらが正しいも、ない。動機はどうあれ、結果はどうあれ、“彼女”も大事な時代を、自分等と同じく守ろうとしている)
    (この闘いは、生存競争の縮図であり、遍く闘争の縮図であり、赤黒分かれる人達の意志の縮図であり、生命が散らす火花である)
    (勝敗が全てを二分に裁く聖杯戦争の縮図。“搭の世界”の内から引き出される魔力と、“世界の月”から引き出される魔力が、)
    (緋い火花を散らしている。アーエンネルベと黄金の世紀が、それぞれを高めあい、ぶつかり合っている)

    ……ッッ!!(ぞっと、炎が通り抜けていった。この月光の満ちた魔力結界に、穴でも空いたかというほどの、魔力の流入が起こっている)
    (煙を吸い込む。香りを意識する。柑橘系が甘く擽る、樹木の樹脂が奥底まで響く、ネクターを飲み込んだような、高揚感がある)
    (流れに負けない心を持つ。踏み止まって力を移し、構えるキャスターと女王へ、煙の“気流”を向ける)
    (ひときわ激しく銀色に、月が落ちてきたかのように、眩い輝きがその場の全てを支配する) -- キフィ 2011-11-01 (火) 23:05:04
  • よかった…キフィが賄ってくれて
    あんなに吸われたら、もともと少ない僕の魔力なんて一瞬で空になっちゃう -- ヴィー 2011-11-01 (火) 23:09:55
  • 負ける!? 私が、お前たちに…古き時代に負けるなどと!! そんなことがあってたまるかぁ!!
    (キャスターの言葉に激昂し、右手に炎を纏わせる)
    『美しきものは全て過去』その一切をこの世界に上書きして差し上げようと言うのです!
    何がゴールデンロアですか、馬鹿馬鹿しい! カビの生えた英雄譚などで私は倒せない!!
    今は攻性プログラムに手間取っているだけのこと。それさえデリートしたらすぐにお前たちなど全滅させる!!
    聖杯が……この私が古き時代の住人どもを一人残らず消し去ってくれる!!!
    (炎を纏った拳でキャスターに殴りかかる。シンプルにして強力、煉獄の炎を伴う打撃攻撃)
    -- シスター 2011-11-01 (火) 23:16:02
  • 要するに美化してるんだろ。昔は良かった昔は良かったって、聞き苦しいったらありゃしない。
    だいたいそっちのが古い時代だろうが……(右目が燃え上がり、演算を始める。シスターの機構からなる速度、未来位置、攻撃力。すべては計算済み)
    (怒りに任せた一撃など、見切るのは容易いことだ。寸前、わずかに半身を逸らして回避。髪が燃え、頬が焼けるが構わずにすれ違いざまに切り抜け…)

             
                      
                               

    (硝子の風鈴を指で弾いたような清廉な音が響く。)
    (爽やかなソーダ色の軌跡を目に焼き付け、切り飛ばされたシスターの腕が宙を舞った)

    (ただの一撃で役目を果たし、蒼白い月光を散らしながら砕ける剣。後の仕事は)……見せてやれよ、女王。そのゴールデンロア(The Golden Lore)ってやつをさ! -- キャスター 2011-11-01 (火) 23:51:08
  • (月への祈りの聖なる煙:ルナー・キフィは、その成分全てが植物性の香だ。麝香や抹香は言うに及ばず、動物の皮脂も使わない)
    (樹木香木香草から採れたものが全てで、それを花の蜜である蜂蜜で混ぜ合わせたもの、芳しき大地の香り)
    (大地を象徴する植物の香を焚けばそれは煙となり立ち上る。根を張り巡らせ、地から離れることのない草木が、天へと昇る)
    (それは、大地と天を結びつける。月まで煙は届いて、光の帯となって降り注ぐ。月は大いなる魔力の象徴。煙となって満ち足りる)

    (月の輝きがキャスターの剣に流れ込み、半月の軌跡が中空へはっきり浮かぶ。一瞬の交錯が咲き誇り、散りゆく)
    月影降臨(ドローイング・ダウン・ザ・ムーン)────古き栄光も過ぎ、闘いの今も乗り越える。未来は、俺達の物だ!!
    (勇姿を目に強く焼き付けて、そこに自分の相棒が居ることを深く感じて、目を閉じる。「最後だ」)
    (月の魔力に翳りが見える。それは欠ける月のサインで、今しがた巻き起こった剣の半月をさらに削るように、だんだんと、細くなる)
    (削られた月は新月と消え去り、後に残るは海の底まで届くかのような輝きと、魔力だけ。剣の欠片が星と散りゆく)
    頼んだぜ、女王様────!!!(女王へ流し目をする。魔導がそこにある。とても鮮烈な、銀色の光がそこにある。瞬きを忘れ、見届ける) -- キフィ 2011-11-02 (水) 00:12:17
  • ご苦労キャスター、あとはゆるりと見物するがよい!(時は満ちた……結界型宝具裸の女王(Naked Queen)が完成する)
    (頭上の王冠が一際大きく輝きを放ち、淡い月明かりに照らされた塔の中を黄金の輝きで塗り替えていった)

    (女王の背後に人型の光が生まれ、色付き、闇色のマントを羽織った背の高い二枚目の男の姿を形作る)
    (それは操られていた時に生み出した『影』の騎士とは明らかに違うもの、明確な人の姿を持ち…あまつさえ口を開く)

    「へーへー、お呼びでございますかアリエル」

    (現れたのは工作器具で武装し、両耳にアンテナのようなものを付けた小さなロボットの少女)
    (誰よりも長くアリエルに付き従い最後まで苦楽を共にした一番の忠臣)

    「アリエル様、ウチに何か用かミュ?」

    (現れたのは小さくずんぐりとしたどこか愛嬌のある面立ちの白銀の装甲のゴーレム)
    (口は無いというのにぺらぺらとよく通る声でまくし立て、それを聞くアリエルは煩わしそうに耳を塞ぐ)

    「馳せ参じました白百合の君!このわたくしにお任せ下さい!」

    (現れたのは兎耳を生やした愛らしくも妖艶な色香を放つ獣人の商人)
    (片眼鏡の位置を直しつつ周囲を睥睨し、シスターを見てはぱちんと扇子を閉じて)

    「どうもどうもアリエル様、本日は………商談ではない御様子ですね」

    (現れる。魔道書を抱えた快活な少女が、薄汚いコートの男が、大剣を担いだ死神の少女が、精悍な顔つきの青年が、刀を携えた獣人の剣士が……何人もの冒険者が)
    (アリエルと同じ時代を生き、共に歩いた英雄達が) -- 女王 2011-11-02 (水) 00:24:05
  • (真紅のマントを翻し)これが貴様の言う黴臭い英雄譚を紡いで来た者達よ
    その力を受けてなお本当に倒れぬか…試してみるとしようではないか
    往くぞ皆の者!(女王の声と共に13人のサーヴァントが13の宝具を構え………一斉にその力を解放した!)

    (空間ごと斬り裂く斬撃が、音を超える速度の刺突が、隙間すら見当たらない程に濃密な重火器と魔法の弾幕が、あらゆる力の奔流がシスター目掛けて放たれる!) -- 女王 2011-11-02 (水) 00:26:52
  • (当たり前と言えば当たり前だが、自分の知らない女王の友達が一杯居るのにちょっと嫉妬する) -- ヴィー 2011-11-02 (水) 00:35:29
  • (目の前に自分の腕が舞った。思考が停止する。それはウイルスによってそうなったのではなく、信じがたい現状の認識によって生まれた思考の空白)
    (その一瞬の空隙の間に女王はその高貴なる幻想(ノーブル・ファンタズム)を顕現させていた)
    あ……(ずらりと並ぶ冒険者たち。その全てがサーヴァント――――)女王ッ 貴様ぁぁぁぁぁぁ!!?
    (放たれる斬撃が、刺突が、銃弾と魔法の弾幕が。一切の救済の入る余地なき非情としてシスターの機身を削り取っていく)
    うがああぁ!?(壁に叩き付けられ、様々なコードが露出した壁面にだらりと背を預けた)
    -- シスター 2011-11-02 (水) 00:45:15
  • よくやったぞ、皆の者…………くっ……ぅ。(ふらりと息も絶え絶えに膝をついた。黄金の輝きは消え失せ月明かりの支配する世界へと戻っていく)
    (13人ものサーヴァントを召喚し、一度に宝具を開放したのは流石に堪えた)
    (魔力が水とすれば女王は蛇口のようなもの。一度に13もの宝具を賄うだけの水を通せば……破裂してしまってもおかしくはない)

    (顔を上げシスターの様子を窺う)これだけの宝具を受けてなお姿形を保っておるとは……呆れた頑丈さじゃの -- 女王 2011-11-02 (水) 21:40:35
  • おつかれ…(瓦礫で作った椅子を勧めつつ)
    まったくだなあ。修復されても面倒だ。些か心苦しいが…トドメを刺しておくか?
    辞世の句を詠め、シスター……介錯してやる(刀を抜き放つ) -- キャスター 2011-11-02 (水) 22:18:57
  • 油断するなよキャスター(手応えに自信はある…だが過信もしない。気を抜く事なくその様子を眺め)
    首を飛ばして腹を割いたとしても死ぬか怪しいものじゃ、やるなら念入りに輪斬りにしておけ -- 女王 2011-11-02 (水) 22:28:37
  • (冒険者の町に産まれ、20数年の時を過ごした。子供の頃は冒険者達の背、全てが目標だった)
    (目の前に広がるのはその背の向こう側であり、冒険者達が見ていた世界。金色に輝く、宝物よりも栄光を抱いた光景)
    (これより美しいものがあろうか。きっと自分等は間違っていない。これから自分等はそれを繋いで、繋いで生きていくのだ……)

    (一方、水の方。枯れ上がり、陽に当るだけで乾上り罅割れかねない池と同様。媒体の煙も散り、纏う物ナシ)
    (月と同調して意識を預けていただけあって、「躰が自分の物ではない様だ」という表現が真にしっくりくる)
    ……流石に、忌み子の称号は伊達じゃねえか……。生きてやがるぜ、俺……すげえな……。(よろけり、立ち上がる。地面が傾いた気分)
    (シスターはどうやらしぶといが、人で言うなら全身複雑開放骨折と言ったところだ。動けまい。動けたとしてももう勝てまい)
    キャスター……ちっと待って。(よろれり歩いてキャスターの傍へ行き、制止する)
    (冷たくもない目でシスターを見下ろす)……テメエがほぼ機能停止してんのに、『アーエンネルベ』は依然として稼働中だ。
    云え……牢での問答の続きだ。テメエの裏に何がある。根掘り葉掘り、聞かせてもらうぜ……。 -- キフィ 2011-11-02 (水) 22:46:35
  • (キフィの言葉に顔を上げ)ふ、ふふ……私を倒そうとアーネンエルベは止まりませんよ…
    何故なら…(シスターの背後の壁が崩れ、そこにはシスターと同型の機械人形、その残骸が山のように積まれた部屋がある)
    私がこの塔によって送り出された端末に過ぎないからです…
    黄金の時代はこの遺跡そのものの願い……むしろ私という端末を失ったことで聖杯の力は暴走します…
    魔香の術者、人形繰りの魔術師、次元の来訪者、そして裸の女王よ………
    あなたたちの勝利により今すぐこの時代が潰れることはなくなりましたが、結果として聖杯は全てを貪欲に喰らうことでしょう。
    ……戦いにより磨かれ、至純の魂を持った八つの魂が塔を…う、ぐぉ……塔の最上階を目指している…
    (ドス黒いオイルがシスターの体から抜け落ちていく)聖杯戦争は……終わらない…!
    -- シスター 2011-11-02 (水) 22:53:31
  • ……聖杯が暴走して喰らう?要領を得ぬな、つまりどういう事なのじゃ?
    (とりあえず……一番状況を理解していそうな奴に目をやる)……これキフィ、説明しろ -- 女王 2011-11-02 (水) 23:15:17
  • テメエを動かしてたのは……“遺跡そのもの”か。遺跡を動かそうとしていたのではなく……。
    (一本の線で繋がった。背後にあったのはただ、この『搭』のみ。そして『搭』は、頭を失って無秩序に活動を始めようとしている)
    (八つの魂の中の二つをきっと自分は知っている。貪欲に喰らうとあれば、最上階は奈落の窯と同じ。辿り着くことは、すなわち……)
    ケンマたちが危ない……せめて、伝えるぐらいは。(女王と視線がかち合う)……ああ、そうか、テメエらは操られてただけだもんな。
    この搭は『アーエンネルベ』っつってな。ニアリーイコール聖杯なの。(踵を鳴らす)
    巨大なシステムらしくて、そこのそいつがここのオペレーティングシステムってやつだったワケだ。
    制御を失った『搭』は自分でなんとしても仕事を成そうとする。即ち、こいつが俺達を生贄にしようとしたみてえに、
    この聖杯の勝者たちが辿り着くのを、頂上で大口開いて待ってるってワケよ……。大分推測混じってるけどな。 -- キフィ 2011-11-02 (水) 23:28:17
  • ふむ……よし。爆破しよう。なあに私にかかれば周囲に被害を出さず塔だけを瓦礫にする事だって可能だ -- キャスター 2011-11-02 (水) 23:35:07
  • まだ中に居る奴等はどうすんだよコラ!! ロロもまだ脱出してねーかもしんねーんだぞコラ!! ていうかそんな魔力がどこにあんだコラ!! -- キフィ 2011-11-02 (水) 23:39:03
  • なにも今すぐの話じゃないさ。実際魔力がない以上爆薬を調達する必要があるしな。
    中の連中がなんとかするならそれでよし、数日待っても止まりも戻りもしないなら、ね -- キャスター 2011-11-02 (水) 23:47:31
  • おおよそは理解したが……どうする?わらわ達はこの通り満身創痍、しかも聖杯が飢えておると言うのならこの場に残る事すら危険と来ておる
    (ため息)ケンマには悪いが……わらわとしては自分のマスターを連れての脱出を優先したい所じゃの

    そもそも、その八人とやらは事情を知らぬのじゃろう?
    今更わらわ達がノコノコ前に出て「聖杯を諦めろ」と言ったところで「ここまで来て諦められるか」とばっさり斬れるのがオチじゃ -- 女王 2011-11-02 (水) 23:52:24
  • 魔香の術者……あなたは理解が早い…つまりはそういうこと。
    最早聖杯は贄を求めるのみ。ここで例え八つの魂が塔を昇ることを諦めようと……
    塔を爆破しようと……時間と共に暴走の度合いを強めていく聖杯に全て喰われるのみ…
    あなたたちの希望は……ここで私を倒したこと…
    そして八つの魂のどれかが直接聖杯にアクセスするという…細い希望に縋らざるを得ませんね…
    そして私は…(シスターが、最初に出会った時のように淑やかに笑う)あなたたちを逃したりはしない。
    私自身の自爆システムを作動させました……残り数十秒…この部屋諸共に灰になってもらいましょう…ふふふ――以上。
    (シスターの視覚センサーから光が失われ、その体が力を失くす。災厄の火種を残し、ここにシスターは力尽きた)
    -- シスター 2011-11-02 (水) 23:53:40
  • おいちょっと待て、今最後に物凄く聞き捨てならぬ事を聞いた気がするのじゃが……!?
    (椅子代わりにしていた瓦礫から腰を浮かせようとして、倒れこむ……自分の思っている以上に大技の負担が体に来ているようだ) -- 女王 2011-11-03 (木) 00:11:52
  • (先程から募るのは焦燥ばかり。「ケンマたちはどこに居るのか?」「説明は?」「どう搭を止めるのか?」「余力は?」)
    (思考を一撫でするだけでも、出来ないことが多すぎて、身じろぎも出来なくなる。だが、シスターの言葉で面を上げた)
    “直接アクセス”……出来やしねえって腹で言ったんだろうが、蜘蛛の糸は垂れてんだな……?
    ……結局出来るのは“信じること”だけってか。何、俺とキャスターに勝ったケンマみてえな連中が8人……どうにか、なるかもな。
    (そんな前向きも、長続きはしない。また、次の問題がやってくる。寄せては返す波のように、身を削る)
    置き土産なら、もっと、気の利いたもん寄越せよ……! 畜生、期待を裏切ってくれねえな!!
    (これには迷う必要などない。後はシスターの言う“細い希望”に縋り、生き残るだけ。即ち、逃げることだ)
    ……さっさと離れるぞ、キャス、ター。(女王が座り込んでいる。そのはずだ。ただ供給するだけだった自分が焼ききれそうな程なのだから)
    (「仕方がない」と見捨てるより他、ないのだろうか。ヴィーも居る。女王を見捨てはしないだろう)…………!!
    (このままキャスターと二人で逃げてしまいたい。と、産まれて初めて、他人の命より自分を優先した考えを持ってしまった)
    (それが途轍もなく恥ずかしくなり、もう、そんなことは考えられなくなる)……!! 止め、るっ……!!
    全ての力 三に三を乗した力により この呪法は呪縛され ここに とどまるべし……、こ、ぐぁっ……クソッたれが……ぁ!!!
    (詠唱が解けて宙に散る。精神に酷いだるさが圧し掛かってきて、口が開けなくなる)…………ぐ、ぅ……。 -- キフィ 2011-11-03 (木) 00:37:56
  • 修道女め、この後に及んで下らぬ悪あがきを……っ!
    (膝が笑う。どうにか立ち上がろう足掻くが一度崩れた均衡はそう易々と元には戻ろうとしない)
    (シスターの言葉を信じるならあと数十秒、いや…それすら嘘である可能性も否定できない!刻一刻と時間は過ぎていく)
    (限界を超えて詠唱続けようとするキフィに声を荒げた)貴様はヴィーを連れて先に行けっ!わらわは自分で何とかする! -- 女王 2011-11-03 (木) 01:22:05
  • 塔のほうは…(「きっと剣ちゃんが何とかする」確信はない 小さなつぶやきは祈りに近い シスターのいう通りなのがちょっと癪に障った)

    ばかっ!置いていけるかよ!お前、僕のサーヴァントだろっ
    こんどこそ本物の聖杯を見つけるんだ そのためには、お前が要るんだ 置いてくもんか(ぎゅと手を握って引っ張る) -- ヴィー 2011-11-03 (木) 09:26:09
  • (力なく横たわるシスターの体からは何の音も気配もしない。ただ不吉な感覚だけが肌で感じられるだろう) -- シスター 2011-11-03 (木) 22:33:12
  • ヴィー……………。(握られた褐色の手の温もりに、胸にチクリと痛みが走る)
    (だが…なおのこと、そこまで想ってくれる者を見殺しには出来ようか)…何か手は無いのか、せめて令呪でも残っていれば
    (自爆を止めるにしろ、逃げるにしろ……もはや自分には手札が無いのだ) -- 女王 2011-11-03 (木) 22:44:10
  • 落ち着けよ。みっともないぞ(横たわるシスターへ冷静に近づくと、革鞄から工具を取り出して胸や背中の外装を引き剥がしにかかる)
    わざわざン十秒も猶予をくれるとはありがたいことだ。どうせ電気式の時限信管だろう……こういうのはコードを切れば止まるって相場が決まってるんだ。映画で見た
    (シスターの臓腑とも言える機械部品を乱暴に千切っては投げ千切っては投げ、自爆装置らしいものを探す。技術者としては少々勿体無い気もしてくるが仕方がない) -- キャスター 2011-11-03 (木) 22:53:09
  • ……どうにか出来ないのに、粋がって「どうにかする」なんて言うのは無責任だぜ、女王様……!!
    (「絶対助けてやる」昔に自分自身が言った言葉だが、この約束は果たされなかった。命の灯火が消えゆくのを、見届けるだけしか出来なかった)
    (意識を揺り戻して正気を保つ。見捨ててなどおけるものか。一回戦の敗北の後、自分がどんな顔をしていたのかを知っている)
    ヴィー、その手を黙って握っておけよ……離せば一生後悔するぜ……。(力がなくとも意地を張る。打開の策を考えてゆく)
    (女王の言葉に思い出したのは、左腕の令呪のこと。鉦紋、令呪の残滓が真っ二つに切り裂かれてそこに刻まれている)
    ……早まったことしたぜ……畜生……。おい、キャスター。なんとかなるのかい。
    (シスターは、構造はどうあれ機械“人形”だろう。ならば、キャスターの領分。最後に不安になる発言が付け加えられていたがそれは良い)
    (ただ、キャスターは自爆装置の渦中に居る。時間が切れれば、もろに爆風を食らう。その規模がどうかは知らないが、)
    (シスターの自信から見て相当なものだろう。即死は免れない)…………。
    どうだ……何色のコードが何本見つかったよ……?(シスターの遺骸の傍に近づいてゆく) -- キフィ 2011-11-03 (木) 23:08:46
  • 令呪はこの通り(手を掲げてみせる そこには綺麗さっぱり何もない)
    (あの場で使ったことは後悔してない 多分同じ場面に出会ったらきっとまた使うに違いない でも)失敗ではあったかな……
    令呪もなくなっちゃったし、今のところこの手はこうするしか役割はないけど(女王の手をぎゅっと握る)
    何か盾になるくらい硬いものでもあればいいんだけど -- ヴィー 2011-11-03 (木) 23:40:11
  • (キャスターがシスターの機械の臓腑を探ると、確かにそこには信管が存在した)
    (出ているのは赤いコードと青いコード。もう時間の余裕はない―――)
    -- シスター 2011-11-03 (木) 23:49:23
  • む…(それらしき物を残骸から抜き出し、積まれているかもしれないセンサー類に引っかからないよう慎重かつ乱暴に解体していく。最後に残ったのは)
    ……赤青二本だ。お約束だな(シスターは「数十秒」と言い残した。つまり残り時間が明確ではない。もしかしたらあと十秒あるかもしれないし、一秒ないかもしれない)
    (少なくとも。悩んでいるような暇はないのだが……)

    (静かにはさみを置いて息を吐く)
    …おいヴィー。お前が切れ。
    見事当てたら……本日のMVPにしてやるよ(責任を負いたくないので丸投げした) -- キャスター 2011-11-04 (金) 00:04:52
  • 盾か……(見回しても……見つかるのは瓦礫の山。まさかその程度で防げるようなものが切り札のはずが無いだろう)
    (ヴィーと手を繋いだまま、肩を借りるようにして作業を続けるキャスターの元までたどり着く)
    ふん……またベタな展開じゃの、あの修道女も融通の効かない割りに洒落の効いた真似をしおるわ -- 女王 2011-11-04 (金) 00:13:53
  • 典型的なワイヤージレンマ……こいつの製作者は遊び心に溢れてやがるな。(覗き込むと、確かに赤青が映画の光景そのままに二本伸びている)
    もしかすると、こいつが斃された時の事を考えてこうしたのかも知れ無えなあ……“最後の選択”とでも言って。
    ってコラァ!!! 投げてんじゃねえよ最後の選択を! ていうかンなことしてる時間無えしあの状態のヴィーがニッパー持ってるわけねえし!(わたわた)ああもうなんでもいいから早くしてくれーっ!! こんな間抜な終わり方は嫌だぁあーっ!! -- キフィ 2011-11-04 (金) 00:16:04
  • え…?ええっ!?ちょ、まってよ!なんでいきなり僕に!?爆弾は危ないから絶対に素人が解体しちゃいけないよってマスターにも言われて……
    あー…えっと…(遺骸の前にぺたんと座り、置かれたはさみを拾…おうとして一回取り落とす)これとこれのどっちかなんだよね?
    えっとー…赤が血で白が精神で赤い世界は白い世界を引き裂かずにいらねないわけで…どっちがどうなのか
    (顔面蒼白 指先が震える)
    (明確な時間が提示されていないことで逆に焦りばかりが先行し理論的な答えが出ない そもそも答えなんてあるのかどうか)
    大きな賭けのこと、こっちの世界ではなんて言ったっけ…?(現実逃避)
    (もしかしたらもうこのまま爆発しないんじゃないか?などと思うほどの体感時間)え、ええいっ…!

    プッッ

    (勢いよく両方まとめてちょん切った どちらかを残すという選択肢はシスター、つまりは過去からの悪夢の根を残すことになる気がしたからだ)
    (出した答えは 残すものなく絶つこと 過去のすべてを断ち切り、キフィたちがこれからの時代を作るのだ) -- ヴィー 2011-11-04 (金) 01:12:42
  • (ヴィーが線を二つとも切った瞬間、ピーと気の抜けた音が鳴る)
    (それからいくら待っても爆発は来ない。シスターが最後に残した悪意はヴィーの手により根底から断たれたのだった)
    -- シスター 2011-11-04 (金) 01:20:25
  • ハイ・ステークス……命をチップにしてオールインを宣言した、一世一代の賭け。勝者に与えられるのは未来だぜ、頑張れ。(丸投げ)
    (実を言うと自分は運が悪い。“忌み子”とはよく言ったもので、じゃんけんでは負けるし賭けに勝ったことはない)
    (悪運は強いが、それでは“爆発しても生き残る”みたいな事しか起こるまい。余計に口を出さず、固唾を飲んで見守る)
    ……? …………!!? なッッ……!! ちょっ待(『両方のコードを切ると、爆発する』そう、どこかで聞いたことがある)
    (正しく目の前では、フォークで掬うように鋏で掬われて、赤青コードが二本仲良く睦まじく並び、切られようとしている)
    ((ピーッ)聞こえてきたのは、気の抜けた音。爆発音ではない。思わず、身じろぎして無事を確かめる。夢ではない。助かったらしい)

    ……。は、ぁ ぁあ〜……。(気が抜けて座り込んだ。「まさかフェイントってことはないよな?」疑問が浮かぶが、どうやらそうでもない)
    (このままころりと横になり、陽を除ける夏の木陰に居るように、眠って意識を落とせそうなほど緊張が解ける)
    (凄絶な疲労感を今更噛み締めて、その苦さにうんざりする)……終わったァ…………。いや、まだ、終わって無えけど…………。
    なんだよ、もしかして、どっちを切っても爆発しなかったのか。……こうして選択させることに意味があったのか?
    ……態々、解除の方法を用意して造ったところを見ると……まるで斯うされるのを望んでいたようにも見えるな……。
    いや、コイツの製作者が誰なのかとか、なんなのかとか、知ら無えんだけどよ……ハッハッはぁ……。ああ、疲れた……。 -- キフィ 2011-11-04 (金) 01:35:03
  • …やれやれ……。よくやった、ヴィー(まさか両方切るとは思わなかったが、それで止まったのだから結果的には任せて良かった。と思う)
    じゃあ。帰ってお風呂入ってご飯食べて寝ようか… -- キャスター 2011-11-04 (金) 02:00:27
  • (冷や汗を浮かべながら)ヴィー…意外と破天荒というか、大胆な真似をするのぅ?寿命が縮んだぞ
    ともあれ……(ようやく終わった、魔力も体力もとうに限界を超えている)
    わらわ達に出来ることはもうあるまい……祈るより他無いじゃろう、不本意であるが -- 女王 2011-11-04 (金) 09:34:44
  • (爆発は…しなかった どうやら解体に成功したようだ)
    (この手に自分の命どころか女王たち、この塔ごと吹き飛んでいたら上を目指しているだろう剣馬達の命を握っていたかもしれない緊張からの開放 カツーンと高い音を立てて、はさみが手から床へと落ちた)
    ふゎ……(全身の筋肉が弛緩し、ぺたりと床に座り込む 完全に気が抜けて、情けない吐息を漏らし、ついでに尿も漏れて床に広がる) -- ヴィー 2011-11-04 (金) 23:55:15
  • たとい、満身創痍の俺等がたどり着こうと、貰えるお仕事はきっとお荷物になることだけだしなァ……。
    俺がもうちょい熱血だったら、無理押してでもこの瓦礫駆け上がるんだが……どうも、もう、心もぬるま湯で、そんなことする気力なんて湧きやしねえ。
    (風に煽られる蝋燭が、吹き消されかけてまた燃え上がる。意識がそのようにグラつき、瓦礫を椅子にして座り込む)
    ……信じるしか、ないやね。そう、信じる……なんとも無責任な言葉だが、懸命に応援して信じてやりゃいい。
    死に体の俺等が駆けつけなきゃならねえほど頼りにならない連中でも無えからな。……あとは、舞台裏だ。
    (安心する。この安心の正体が一体何なのかは解らない。ただ、責任を投げ出して、のどもとの熱さを遣り過した安心でないのは確かであり、)
    (気持ちよく“任せてみよう”という心持になっている。荷の受け渡しを済ませた気分だ)
    あんなのの後で、よくもそうして所帯じみたことを言えるな、キャスター……だが同感だ。ゆっくりしたい……俺……。
    あ、ヴィーもよくやってくれたよ。あんなモンそうそう出来る事じゃねえ。ちっと見直し……あれー……?
    そんなところに水溜りあったかな……?(顔が蒼褪める。次の瞬間にはルックザックからハンドタオルを取り出して投げていた)締まらねえな、オイ、いろんな意味で!! -- キフィ 2011-11-05 (土) 07:44:51

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  再世の塔:二層 Edit


編集:聖杯戦争/決戦/再世の塔2F  差分:聖杯戦争/決戦/再世の塔2F

 
お名前:
  • - 再世の塔 ・ 二階層 -
    • 幾度と無く交わる剣撃。この場に残された二体のサーヴァントが、互いに己が技を揮う。
      夥しい異形の怪物等はそれをただ眺めるだけ。それは自らの意思か。聖杯其の物の意志か。
      相対する両者を囲うように、ただ呻き声だけを響かせる。鉄と鉄がぶつかる音。足元を流れる水が跳ねる音。
      奏でる音楽は、既に人が到達出来ない域にまで、達していた。
      -- 2011-11-04 (金) 23:53:59
      • (片方だけとなった”ペインキラー”を両手で握り、己の性能で出せる全ての攻撃を、その二倍の努力をして凌ぐ。既にその身体には度重なる斬撃によって受けた疵と、その修復の痕跡が赤い色として刻まれ)
        ……く、(しかし、防戦一方だ。明らかに手数が足りない。故に後方へ飛び下がり、砕け散った水晶の噴水残骸へと)
        (その場にあった手頃な長さの柱の破片を拾い、仮の武器として追い縋る黒影の放つ一撃を払う。果たしてその先端は折り飛ばされたが)
        (止まらず、一歩を踏み出して、先の一撃とは逆側の刃へ切り上げる。追撃を予測しての動きだ) -- セイバー(双) 2011-11-05 (土) 00:01:26
      • 黒衣のセイバーに、標的は只の一つ。両の腕を以って、道往くながらに怪物共を斬り捨てる。舞うように、享楽の笑みを湛えながら。
        迎える破片を叩き潰すように打ち下ろし、その首は掻かんと逆腕の剣を撫で上げた。それは標的の目論見通り。だがそれは
        セイバーだけのモノでは無い。何度目かの交錯。生み出された衝撃の余波は、周囲を破壊し、怪物共を飲み込んだ。
        無意味と悟ったのか、再び増殖することは無かった。残された怪物等は傍観者となり、何も示さない。
        互いに後退り、黒衣のセイバーは、くるりと右の剣を廻した。
        -- 2011-11-05 (土) 00:15:23
      • 全く……自分が剣を振るう時こんな風に見えてたんだとしたら、ちょっとどうかと思うわね……(一人ごちる。相手が応えることはあるまい。応えられても困るが)
        (こちらは相手を倒し、上へと向かわねばならないというのに相手は此処で足止めするだけで良いのだ。前提条件からしてあちらが有利)
        (だが、負ける訳には行かないという思いを改めて得る。如何に状況が絶望的であろうと……諦めることを主は望まないのだ。故に)
        ……ふ、ッ!!
        (行った。姿勢は低く、身を倒すような勢いで一直線に黒衣のセイバーへ。跳ね上げるような軌道で下から切り上げ、返す手で柄尻のスパイクを相手の脳天へと叩き込む)
        (自分自身をも殺し尽くし得る手段。戦闘の流れの中で、現在の戦場でそれを行う為の手順は浮かび上がった。後は、相手がこの攻撃を如何に防ぐか) -- セイバー(双) 2011-11-05 (土) 00:24:21
      • 1対の剣術、その利点は、セイバー自身が熟知している事だろう。手数の差。それは現在、身を以って噛み締めているのだから。
        ならばその欠点を突くのは道理。膂力の差が等しいならば、片腕よりも両腕。どちらが有利か、明白である。
        セイバーの剣は、黒衣の左腕を跳ね、掴んでいた剣は遥か彼方。その首も追従するかと思われたその矢先。
        スパイクを防ぐ剣の腹。幾年もの長きに渡り、1対の剣術を極めた者において、その利点も欠点も、熟知しているのは道理。
        狙いを読み取るのも、また道理。黒衣もまた、セイバー。彼女自身なのだから、道理である。無くした片腕か、既に刻まれた傷痕か。
        どちらが優勢か劣勢か。怪物共は、何も返さない。彼等の真紅を湛えた瞳には、黒衣が蒼炎に包まれる姿が映し出される。
        失ったはずの片腕は、再び形を生して、己が得物を深く握り締める。諸手に構えたその姿は、まるで鏡映しの模様を呈していた。
        "Obsessed Paragranum" 聖杯に拠る膨大な魔力は、彼女の傷を再生させた。伴い、考えうる限りの能力全てが、変幻する。
        剣風一旋。何の変哲も無い打ち下ろし。されど他のサーヴァントが見舞う一振りよりも、遥かに速い。遥かに重い。
        その動作は単純が故に、最も効率的な手段である。必殺の一撃とは、本来こういった物を指した。風よりも先に、音よりも先に。
        幾体もの化物を屠ってきた一閃は、セイバー自身に放たれた。
        -- 2011-11-05 (土) 00:59:11
      • (切り飛ばされる腕と、赤い軌跡。分かっている。自分ならばそうする)
        (即座に再生される腕と、両の腕に握った片剣鉈。分かっている。自分ならばそうする)
        (呆れるほどに殺すために特化した、効率的な一撃。正しく必殺。……だが!)

        ”Obsessed Paragranum”(”因業の霊賦抄”)

        (真名解放、一撃必殺が必殺足り得ないのは、こちらが同じ条件を持っているが故、同じ事。片口から肋骨と肺を砕き折り、背骨の手前で止まった刃はしかし、瞬時に溢れ出る蒼炎により体内に留められる)
        (そうして口の端から血を吐き、剣馬のセイバーは笑う。笑って、握った剣鉈を手近な柱へと投じる。聖杯戦争のサーヴァント、即ち眼前の敵を殺すための存在としては行わない行動)
        ……さぁ、て。そろそろ3分経っちゃうし、そろそろ勝負を決めないとね
        (声は静かに。無手にて鋼鉄すらへし折るその膂力を以て眼前の黒い自分を両の腕で抱きしめて、視界の端に見えた、剣を投じたのとは別の柱へと走る。その右の手指には……投じた剣鉈から伸びる鋼糸、その終端) -- セイバー(双) 2011-11-05 (土) 01:15:26
      • 流美を誇った第二階層も、今も時折発生する地響きに、悲鳴を上げ続けている。割れた石床。柱に突き立った剣。
        崩落した天井の一部。水晶片と滝の水が、撒き散らされた血液と臓物と混ざり合い、異様な景色を演出している。
        疾駆するセイバー。同じ顔、同じ力、同じ自分を懐に、跳ね上げた水飛沫は汚水か、自分の血潮か。刃をその身に受けながら。
        黒衣の彼女が腹部を打ち据えようが、肋骨の隙間を縫うように抜き手を忍ばせようが、足並みは衰えることは無かった。
        外部より、けたたましい爆裂音。上か下かどちらにせよ、この階層にも深刻な影響を及ぼしていることは、想像に難くない。
        フロア全体が揺れ動き、胎動している。限界は近い。
        -- 2011-11-05 (土) 01:48:47
      • おォォォォォォォォォオオォォォォオッ!!!!
        (咆哮。引きずり、引きずられるようにフロアを走る。どれほど攻撃を受けようと、その歩みが止まることはない)
        (水晶と水の崩壊が作り出す空間に、銀糸で以て幾何学模様が描かれる。柱に引っ掛け、砕いた水晶に挟み込み、周囲の影までも巻き込んで、砕けの音が響く空間に描かれるのは鋼糸の網。そうして、気付いた時には)
        (黒のセイバーを抱いたまま、佇むのは網の中心。再生の限界は近く、今や全身から吹き出る再生の炎が、濁った水面を照らす)

        ────さて。
        (言葉は至極短い。剣山に等しい鋼糸の網の中心で、その戒めを解き)
        ッ!!
        (拳を握って、模造品へと叩き落とした) -- セイバー(双) 2011-11-05 (土) 02:02:35
      • 事前に張り巡らすなら兎も角として、対象を伴ってのこの行動。黒衣のセイバーには、理解の外であった。
        当然だ。非効率極まる。何事もスマートに進行させてこそ、プロなのだから。故に、彼女には見抜くことはできない。
        何故ならばそれは、彼女に無くて、セイバーだけが持ち得ているモノ。唯一の差。マスターである、剣馬の影響。
        愉悦の表情は苦悶と驚嘆へと塗り替えられ、強固な柔肌という矛盾した装甲を、ギリギリと追い詰め、切断していく。
        滲む鮮血。滴る流血。伸ばした指先の更に先、視線の奥には彼女等の得物。鋼糸によって齎された負荷はセイバーの一打により
        フロアの崩落を加速させた。次々に落下する天井板。倒れ掛かる柱の列。
        -- 2011-11-05 (土) 02:23:15
      • (震動、轟音、衝撃。それら全てを、分かっているとばかりに頷いて。刺さったままの相手の一丁の剣鉈を左手に)
        ──、
        (無重力感を足元に感じたと同時に、こちらへと倒れ込む柱の群れ。その中の一本。先ほど投じた一刀が刺さったそれを引き抜き、右手に)
        ────守れない約束するなんて、らしくないわ
        (構え、柱を蹴って落下する。その先には、黒の複製品。理解出来ない、と表情が語る彼女へと)
        ──────これで5分。こっちの約束は守れたのだけど、ね
        (致命必殺、最後の宝具を)

        (蒼炎を曳き、衝撃波が全てを打ち据える。十字の斬撃の余波は、サーヴァントとマスターたちの戦いを見届けた悠遠なる水底に止めを刺した) -- セイバー(双) 2011-11-05 (土) 02:36:29
      • 黒衣のセイバーから発せられた蒼炎は黒鉛色に濁り、やがてその色すらも失い、まっさらな塵となって霧散した。
        宝具によって齎された破壊の嵐は、その背を貫き、雪崩のように流れ込む瓦礫の渦に、床面はその拮抗を失ってゆく。
        残された異形の怪物共々、下方の第一階層に注がれていった。一切喝采、平等に。
        -- 2011-11-05 (土) 02:53:57
      • (ただ、瓦礫と共に落下していた。最早その身体には一片の力も残っていない。体内に残った魔力は全て使い果たした。再生は成らず、手足すら動かない)
        (それでも彼女は満足気な笑顔を浮かべながら、想う。主と過ごした、短いながらも快い生活を)
        (気付けばその身は、足先から蒼い光となって霧散し始めている──)

        (一人の少女の事を想う。彼女は今も剣馬の帰りを待っているのだろう。子どもらしい純粋さと、兄への信頼という強さを持って)
        (一人の少女の事を想う。彼女はきっと……自身では気付いて居ないだろうが何者よりも強く、そして寄る辺ともなれるのだ。自分には出来ない何かを成せる彼女への羨望を思って、くすりと笑った)

        (全てが虚空へと落ちて行く。自分自身が、虚空へと解けていく)

        (一人の青年の事を想う。)
        ああ────一度位、キスとかしておけば良かったなぁ……

        (満足気な笑みを浮かべ、解けていく。自らと並び立った相棒の幸いを願い、そうして)
        (砕けの音の虚空に、蒼の光が散った) -- セイバー(双) 2011-11-05 (土) 03:13:40

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  再世の塔:三層 Edit


編集:聖杯戦争/決戦/再世の塔3F  差分:聖杯戦争/決戦/再世の塔3F

 
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  • (己の目前。女の姿は決して傷無く、その身を欠片たりとも傷つけることなく、己が守り抜いたことを示している。)
    (けれども。その身から、命の気配は殆ど感じられなくて。今にも吹き消えそうな蝋燭の炎の様。)
    (周囲の壁を轟然と燃える燭台の群れの中。一つの命の火が、今、潰えようとしていた。)

    …あんまり、かっこ良くないだろ。だから隠してたんだ。

    (当然だ。己が奪い去ったのだ。この女の体から、その、アルム・アルムニィアという存在を構成する要素を。魔力へと変換させて、引きずり出し、欠片も残さず飲み干した。)
    (微笑んで。冗談交じりに己の口から出るのは、他愛ない言葉。けれども、己も先は、長くない。)
    (今、己が動けているのも。体の中に僅か余った魔力の残滓を、飢餓のスキルで少しずつ、少しずつ使用しているからに過ぎない。)
    (そして現在進行形で、アルムから流れ来る魔力は、断絶へと近づいている。)
    (アルムが死ねば。暫くの後、恐らく己の命も。仮初の生も、終わりの時を迎えるだろう。)
    (伸ばされようとした手を掴もうと。空の右手を、相手へと向かって差し出して。)
    (それは握られること無く。目前の女は、身を傾がせ、地へと崩れようとする。)
    (相手ヘと一歩踏み込んだ。アルムの身体が地面へと触れる前。辛うじて、正面から抱き留める。)
    (腕の中の女の身体は冷たく、力無い。死へと向かう、ひとの、からだ。)

    …アルム。知ってる。アルム・アルムニィア。

    (初めての経験ではなかった。抱きしめた人を亡くすのは。奇しくも舌触りの似た名の人を、己は過去にも一度、亡くした。)
    (ぐったりと。力なく眠るように。今、この女はその生を全うしようとしている。)
    (救いたいと願ったのだ。この細い体の女を。その為に聖杯を願ったのだ。その命を。その生を、繋ぐために。)
    (けれど己がしたことは、逆に死を呼ぶ行為。己の過去と向き合うために。ただ、己のために、全てを奪った。)
    (また、奪い、殺すのか。一度救った相手すらも、己の手で殺めるのか。)

    …アルム。アルム。

    (繰り返して名を呼ぶ。聴覚は死ぬ間際まで残ると聞いた。それが本当であればいいのにと思う。)
    (けれども。またこうして、抱きしめた姿勢のまま。何も出来ずに、見送るのか。)
    (腕の中の身体を必死に掻き抱く。死なせない。死なせたくはないのだ。)
    (許せない。それだけは、できない。許されることではない。なぜならば。そうだ。)
    (気づく。そう。失くしたものは、何一つないのだ。己のこの身は。生前から何一つ、失っていないのだ。だから。)
    (あの時の再現ではない。再び失うのではない。あの時、一度失ったから。己は今。失わないために。)

    …三つ。許して欲しい。

    (出来ることがあるのだから。) -- ヒューイ 2011-11-07 (月) 23:51:24
    • (笑おうとした。そんな事無い 格好いいですよ、と笑ったつもりだったけれど、上手く表情を作れていたかはもはや分からない)
      (耳慣れた声が時折酷く遠くなるのが怖い。指先が震えるのは、恐怖からなのか)
      (それとも、体の末端から失われていく体温のせいなのか)

      ……はい
      (名前を呼ばれる。そんな些細な事が嬉しくて)
      (まだ死ねない、と思う。彼の目の前で死んではいけない、きっと彼は気にするだろうから)
      (だから、早く自分を置いてここから離れて欲しい。私の死を見届けずに行って欲しい。)
      (大丈夫、死ぬのは慣れているから 私の死を悼まないで)

      (巡る思いとは裏腹に、指は制服の端を弱々しい力で引く。)
      (『ここにいて』そう、縋るように)

      ……許します、よ

      (頷く、頷いたつもりだったけれど、ちゃんと動いたかどうかわからない)

      ………じゃあ、私も…3つだけ、お願い…
      -- アルム 2011-11-08 (火) 00:19:09
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075647.jpg
      • (服を引く、何かの感覚。抱きしめた女の繊手がそこを掴んでいるのだと、見ずとも解る。)
        (それに次いで、得られた許し。死へと向かう少女は、ここに至っても、まだ。)
        (己へと許しを与えるのだ。有難いと思う。申し訳なく思う。そして悲しくも思う。入り混じった曖昧な感情。)
        (腕の中。相手の首が微かに動いた。恐らくは頷き。けれど、それすらももう満足に行かないのだろう。)
        (目を瞑る。あぁ、と声を漏らす。何故か。怖いからだ。この期に及んで。これからのそれを、恐れているからだ。)
        (確信なく行う行為に。己の意思が確かに果たされるのか、解らないが故に。)
        (そこへ告げられた、相手の懇願。己に許しを与えた少女からの請願。)
        …何だ?
        (抱きしめていた腕を緩める。けれども、相手の身体を落とさぬように。)
        (相手の顔を見ることの出来る姿勢。間近で向き合う形。きっと、もう、此方の顔は、相手の目には入っていないけれど。)
        (焦点の合わない、少女の青い瞳。それを間近で見下ろして。)
        俺は、どうすればいい。
        (ゆっくりと。静かな声で、問いかける。死の空気に満ちた創世の塔。揺れる炎に囲まれて。) -- ヒューイ 2011-11-08 (火) 00:33:02

      • (1つめの願いは、最初から聞き入れてくれないだろうと解っている))

        …今からでも、遅くないから… 他のマスター見つけて…少しでも
        ……長く、生きて欲しい

        (まだ彼にはそれぐらいの時間は残されているだろう、と)
        (上に行ったマスターを追って、契約を結ぶことが出来ればその命は少しだけ長くなる)
        (もし聖杯を手に入れる事が出来れば、ひょっとすれば彼は受肉出来るかも知れない)
        (…けれど、決してこの願いは聞き入れて貰えないだろう。だから返事は待たない)

        ふたっつめ…
        …少し、寒いんです… ちょっとだけ、抱きしめてください…

        (2つ目の願いはもう叶っている。)
        (けれど、それを確認するだけの感覚が残っていない)

        みっつめ…、みっつめは…
        (小さく、左手が動く)

        …令呪において命じる…

        (もうその左手に令呪は残っていない、そのぐらいは 理解している)
        (この願いも1つめと同じ、叶わないとわかっている)

        ……ヒュー・アンソニー・ジングラ… 私のことを… 愛してください…
        ………私と一緒に、生きてください
        普通の恋人のように、デートしたり …キスしたり、それで 家族に…

        (地面を涙が濡らす)
        (3つめの願いは、叶わないと分かっていて それでも叶えたかった願い)
        (けれど叶ってしまえば彼を不幸にする願い、だから今しか言えない。こんな方法でしか、言えない)
        …ふふ…もう、令呪…ないんでしたね…忘れてました  …駄目だなあ…
        ………これで、私のおねがい おしまいです
        聞いてくれて、ありがとう
        …聞いてくれたから、貴方のする全てを した全てを 許します -- アルム 2011-11-08 (火) 00:59:16
      • (普段から血の気の薄い少女の頬は、今やもう白蝋のように見えて。)
        (色の薄れた唇から漏れた3つの願いを聞いて、すっ、と。青年は浅く、息を吸った。)
        (他愛もない願い。己が相手から奪ったものに比べれば、まるで子供の遊びのように。)
        (けれど。それを全て叶えてやることの出来ない己の力無さに。悔しくて、目を瞑る。)
        (そして、それをきっとわかっていて。それでも己に許しを与えてくれる少女へと。)
        …ありがとう。
        (感謝の言葉。)

        (一つ目の願い。己の生存を願う相手の想い。己を幸せに。聖杯にそれを望もうとした、少女の。けれど。)
        …お前を置いていくのは、無理だ。
        (思い出す。少女の前で、嘗て告げた言葉を。先程己へと少女が叫び、絆を示した言葉を。)
        …我が身を御身の剣とし道を拓き、盾として守り…旗として、威光を示そう。
        それを果たせたかは分からないけど。それでも俺は。お前の、パートナーだ。
        (己と対等になりたいと言った少女。けれど己は常に、そう思ってきた。)
        (そして今。こうして、自分のエゴの為に命の全てを注ぎ込んだ少女を捨てて、この場を去ることなんて、出来るわけがない。)

        (二つ目の願いは簡単で難しい。今、抱きしめていることに、相手は気付けないほどに意識薄く。)
        (己の細い体。それがもっと大きければ。相手の身体を、しっかりと温めてやることが出来たのだろうか。)
        …二つ目は。わかった。
        (できる限りに、身を寄せるように、抱きしめる。その背に回した腕に、掻き抱く動きに、再び強く、力を篭めて。)
        わかるか。アルム。
        (己の身に残る熱を、少しでも与えられればと。)
        (しかしそれも、与えた先から、宙へ溶けて消える。少女の命が薄れるのと共に、世界へと溶ける。)

        (そして、三つ目。)
        (戦いに挑む前。少女は、己を愛していると言った。)
        (己と共に生きたいのだと。しかしそれを諦めるのだと。)
        (少女自身の幸せではなく、己の幸せのために。それを諦めるといった。)
        (けれど、今。令呪という、もう失われた絆さえ費やして。それを求めようとする、少女の願い。)
        (死にゆく少女の願い。自我を抱いて手に入れた、切なく、歯痒いまでに切実な思い。)
        (歯を食いしばる。言葉を留める。己の口から今にも吐き出されようとする言葉を、決死の思いで。)
        (返さない。答えを返さない。三つ目の願いへは答えを返さず。)

        …一つ目。許して欲しい。これからすることを。

        (許しを乞うた。)
        (抱きしめた力を再び緩めて。腕の中の、少女の顔を見る。涙溢すその目を。)
        (そこに確かに。ヒュー・アンソニー・ジングラは、まなざしを見た。)
        (此方の顔をなぞるように。最早光見えぬ目が、己をまなざしているのを、知覚した。)
        (それを受けて。ゆっくりと。顔を下ろす。)
        (まなざしは即ち、相手が己へと向ける想い。)
        (それに気づくことは即ち、それを知覚した己の中に、アルムを見ることに他ならない。)
        (失われようとしているもの。永遠に失われたものを、今己は、そこに見ているのだ。然らばまなざしは、欠如の象徴である。)
        (ずっと昔の夏の夜。己に向けられて、最後には失われたまなざしを、今再び知覚して。)
        (いつか諦めた欲望を。他者の生を望む思いを。罪を。ここに果たす。)

        (優しく、口づけた。冷たい少女の唇へと。)

        (生涯二度目の口づけは、いつかと同じように、死の味がした。)
        (手馴れぬそれだけれど、歯が当たらなかったのは、幸運で。)
        (そして柔らかい唇を押し開くように、舌を伸ばした。)
        (舌を覆う血と唾液が、それを為す手助けをする。)
        (続いて、アルムの口内へと触れる滑らかな感触。舌ではない。球体。舌先で押して嚥下させる。)
        (球体はアルムの喉を通り、腑に落ちた時点で、感触を失った。)
        (口づけた時と同様。ゆっくりと顔を離す。)
        (互いの間に引いた、唾液と血液の赤銀糸を、舌で断って。)

        …二つ目。許して欲しい。お前の愛に答えられないことを。

        (口づけを終えて青年は、少女の思い。三つ目の願い。向けられた愛を、受け入れられぬと言葉を返した。)
        (少女が嘗て想起した通り。青年にとって少女は、護りたいと思う相手であれども。)
        (かつて失った相手を、思い出してしまうから。重ね合わせてしまうから。だから。少女の思いには、応えられなかった。)
        (愛を囁くことは、出来なかった。消える間際であるからこそ。嘘を付くことは、出来なかった。)

        (身を屈める。少女を抱きしめていた手を解く。一度地面へと下ろして。)
        (そして、その体を抱え上げた。塔を登り来た時と同様。少女の細い体を、腕の中に抱えて歩く。)
        (最後の歩み。足の向く先は、次の階層への上り階段の、下。不安定な足場が終わる場所。)
        (辿り着くまでの、短いようで長い時間。その中で、少女の体へと変化が生じる。)
        (青年は。かつて己が与えられたものを。今、少女へと譲り渡した。)

        (それは賦活する。失われゆく生を。)
        (それは作り変える。命を繋がんと、その臓腑を。)
        (それは宝玉。時と共に、代々受け継がれた意思。)
        (それは絆。奴隷小屋の中、少年と少女が交わした最後。)
        (それは命。青年が、かつての少女に。そしてアルムに与えたかった、望みの結晶。)

        (サーヴァントとして顕現したその身の中に、宝具として存在したそれは、今。少女へと譲り渡された。)
        (かつて少年の命を繋いだ風の宝玉は、死にゆく少女の命を繋ぐために。その力を、顕現する。)

        (浮遊する足場が終わる。最後の時。青年は少女をその場へと下ろし、上着を脱いで、身の上にかけた。)
        (首元に手を伸ばす。ネクタイを緩めて、笑って。)

        (宝玉を譲り渡したためだろうか。己の身が、魔力を急激な勢いで消費しているのが解る。)
        (アルムの身体から吸い尽くすのを避けるために、此方から、ラインを塞いだ。)
        (すれば、自然。身体が端々から崩壊を始める。終焉の時が訪れようとしている。)
        (指先の感覚が消えた。両の足はもう、地面を踏んではいないだろう。)
        (周囲に光の粒が見える。俺は聖杯に注がれて溶けるのだろうか。)
        (聖杯。望みを叶えるもの。幸せへ至るための道。)
        (手に入れることの出来なかった。捧げることの出来なかったもの。)
        (だけど。)

        最後の一つ。許してくれ。アルム。

        (寝かせた少女を見下ろす。その目は、此方を見てくれているだろうか。この声は聞こえているだろうか。)
        (そうだと信じる。なんたって、俺のマスターは、できた奴だから。)
        (それよりも。己は今、笑えているのだろうか。それとも。いや。きっと笑えているはずだ。)
        (このマスターのサーヴァントなんだ。最後くらい。格好つけるくらい、できてるだろう。)

        (目を閉じた。思い返す。短く、長かった聖杯戦争を。)
        (そこに在った全ての事を。目の前の少女の変わり来た様を。己がここで、手に入れたものを。)
        (次々と浮かぶ走馬灯。その果てに何を見たか。)
        (そして。)

        お前が幸せに生きることが、俺の幸せであることを。どうか、許して欲しい。

        (目を開いて。笑いかけた。)
        (それを切欠に。身体の分解が、急激に進む。)
        (青年の胸元に至るまでが光の粒へと分解されて。)

        ありがとう。そして、さよなら。アルム。

        (別れの言葉と共に、青年は、還った。) -- ヒューイ 2011-11-08 (火) 02:29:15
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075578.jpg
      • (笑う。そんなことは知っていた、けれど彼は誤魔化すことだって出来た、口先三寸で自分を喜ばす言葉を吐くことだって出来た)
        (そのどれも選ばず、優しく突き放されたことが不思議と嬉しい)
        (ああ、そういう人だから好きになったのだと思う。そんな彼にだから生命を捧げられたのだと)

        (消えていく意識 闇に沈む思考)
        (最後にこの目が見たのが彼の姿で良かった)
        (最後にこの耳が聞いたのが彼の声で良かった)
        (最後の死が、こんなに安らかなもので良かった)
        (──ありがとう、と動きかけた唇)

        (それは、最初で最後の口付けで)
        (体内に落ちる宝玉、消えかけた灯火はそれを受けて再び勢いを取り戻す)
        (譲り受けられた生命が、停止しかけた意識を再び呼び起こす)
        (ひどいなあ…と、眉を顰めた)
        (初めての恋がこんな恋だなんて、本当に酷い)
        (叶わない上に、きっと他の誰も敵わない。ハードルを上げるだけ上げて、去っていくのかと)

        (青年を見上げる。最後の繋がりが、塞がれた)

        ……許しませんよ…

        (立ち上がろうとする しかし、先ほどまで死にかけていた体は満足に立ち上がることすら許してくれず)
        許さない、許さないんですから…っ…
        (引きずるように上半身を起こす)
        (言うことを聞かない足、ここで折れても良い 二度と使い物にならなくなっても良い)

        ヒュー・アンソニー・ジングラ…!!

        (さっきからもうずっと、涙が止まらない)
        (笑顔で消えていく彼に、苛立つ。苛立ちを糧にして立ち上がった)
        …っ…
        ……貴方は…貴方は私が認めた、本物なんですから…!!
        帰るのなら、帰るべき場所へ帰らないと、許さない…っ
        (自分の知らない、自分とは関わりのない、彼の彼だけが持つ幸せな場所へ帰らないと、許せない)
        (彼を待っている人がいる場所へきちんと帰らないと、絶対に許せない)
        ……聖杯になんか…還ったら、許さないんですから…!!
        (消えないで、と叫びたくなる自分を抑える。)
        (最後に自分が伝えるべきは、そんな言葉じゃない)

        ありがとう…ヒューイ…
        http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075579.jpg
        …さようなら…

        (笑えていただろうか、彼に最後見せるに相応しい笑顔が出来ていただろうか)
        (涙でぐしゃぐしゃになった瞳を、服の袖で拭う)
        (震える足で、一歩階段を踏みしめる。)

        (─生きよう)
        (──救われた生命だ、だから…精一杯生きよう)

        (階段でつんのめって、膝をつく。助けてくれるサーヴァントはもう居ない)
        (鼻を啜って、涙を拭って顔を上げる)
        http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075580.jpg 
        (最上階まではまだ遠い。恐らく聖杯はもう手に入らない、それでも)
        (その最後を、見届けよう)
        (この戦争の終わりが、きっと私の新しい道の始まりだから) -- アルム 2011-11-08 (火) 03:45:41

      •               http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075648.jpg 
      •  


        CHALICE WARS  ── Episode:From Dusk Till Dawn ──
        =FIN=



      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075649.jpg

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  再世の塔:蒼の広間 Edit


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  再世の塔:螺旋階段 Edit


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  再世の塔:崩落1階層 Edit


編集:聖杯戦争/決戦/再世の塔・崩落1階層  差分:聖杯戦争/決戦/再世の塔・崩落1階層

 
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  • - 再世の塔 ・ 崩落1階層 -
  • 昇降機の重たい扉が閉まる。先へ進む者と残る者を隔てる別れの門は閉ざされた。
    バーサーカーが踏みとどまったそこは瓦礫の底、誰も省みられることなく戦場に散っていった
    鋼の魂達が怨嗟の軋みをあげるこの世でもっとも最低の場所。
    再生の塔(アーネンエルベ)により送り込まれた。再生のための捨石供・・・。

    無数の軋む装甲が、唸る機関が、血と硝煙と爆炎が共鳴し、平穏な世界を遠く彼方へと押しやる。
    サーヴァントの能力である固有結界の模造現象。
    名も無き機兵達が作り上げた地獄の釜の底を抜けた領域。流す涙すら燃やし尽くされる鋼の地獄。
    重金属の飛沫がたちこめる、銃火が咆哮を歌う。赤く炎があがる度、命が浪費されてゆく。
    ただの暴力として使い捨てられた機械達が行進する狂気、鋼鉄の戦場(キリングフィールド) -- 2011-11-03 (木) 21:46:47
    • ――!(迫るパイルバンカーを両剣で迎撃。軌道こそ逸れるも剣も砕かれる。残る兵装、己が五体のみ)
      …(思いを馳せる。かつて自分が造られた頃、このような戦場も無数にあったと。そして自分も本来ならばそこに送られるために造られ――しかしそれを拒み、凍結された)
      そう、戦場で勝敗をつけたって世界は平和になんかならない…心こそをどうにかと、そう思ったんでしたね。
      しかし――今は別です。この戦場を守りきらねば世界に未来は無い。ならば――!
      (光が奔る。限界まで高められた魔力放出による超高駆動・超強打撃が、迫る鉄騎兵たちを打ち砕く――!) -- バーサーカー 2011-11-03 (木) 22:00:58
    • (パイルバンカーの攻撃を逸らされた鉄騎兵がローラーで駆動して向き直る前に叩き伏せられ爆発、火花を散らして鋼鉄の床を滑って瓦礫に突っ込んだ。)
      (バーサーカーの拳が鉄騎兵の腹を穿つ。前のめりになったその機体にノイズが走った。)
      (左右に居た別の鉄騎兵が銃口をバーサーカーに向ける。マズルフラッシュが明滅した、そこにバーサーカーは居ない。)
      (銃弾はバーサーカーを挟撃にしようとした2体と、装甲を穿たれた鉄騎兵を貫いた。3つの爆炎があがる。)
      (鉄騎兵達が散開する、その足元で火花が散った、滑走しながら。バーサーカーを四方八方から狙い撃つ) -- 2011-11-03 (木) 22:14:34
    • (銃弾の嵐を掻い潜り、一機また一機と鉄騎兵を砕き、滅し、地獄から無へと送り返していく)
      (その最中にもエレベーターを守ることは忘れていない。少なくともアレが最上階に着くまでは、守りきらねばならないのだ)
      (今のままのペースならば困難ではあるが、不可能ではない。しかし――)早々上手くは行かないでしょうが、ねっ! -- バーサーカー 2011-11-03 (木) 22:24:41
    • (容赦なくたたきつけられる弾丸の集中豪雨、バーサーカーがその中をかいくぐり、弾き返し。)
      (一機が吹っ飛ばされた、別の一機とぶつかり地面に転がった。倒れた僚機を蹴り飛ばして、新たな鉄騎兵が滑り込み、銃弾を撃つ)
      (爆炎があがる、銃声が吼える、また一つ爆炎があがる、そのたびに空っぽの躯が大地に倒れ、爆発の断末魔を上げた。)
      (バーサーカーが瓦礫の底を駆け抜ける度に、穿たれ断たれ破砕されていく鉄騎兵達。)
      (いつしか、暗闇の中に沈んでいた瓦礫の戦場は、倒れた鋼鉄の躯が流すオイルが燃え盛り、赤く燃えていた。)
      (鉄騎兵達が後退、集結していく、撤退だろうか。いや、彼らに逃げ帰る場所はない。生きて戦い続けるか、死して無へと帰るしかない。)

      (かがり火に焼かれる大空洞の奥にできた暗がりの中空に、ブン・・・ッと赤い光点が灯った。)
      (一つ、二つ三つ・・・どんどん数を増していく、鉄騎兵が現れたときのように・・・。暗がりに閃光が弾ける。)
      (バーサーカーの間近の瓦礫が水風船のように弾け飛ぶ。集結して隊列を組みなおした鉄騎兵の頭上から、重たい砲撃音が連発される。)

      (ずぐん、と大地が胎動したような振動が響く、真下に燃える炎に照らされて浮かび上がったそのシルエットは。巨体を誇るバーサーカーが)
      (普通の人間のように見えてしまうほど巨大な機兵の姿であった。)
      (威圧するように巨大な装甲版の付いた脚部が振り上げられ、ふたたび、大地が揺れる。足下に鉄騎兵を従えて、進軍が開始された。 -- 2011-11-03 (木) 22:49:03
    • (敵の後退を見て、その僅かな隙に瓦礫・残骸をエレベータードアの前に掻き集める。即席のバリケードだ)
      (とはいえあまりにも頼りない。さらには――)
      次のタイプか…!(新たな敵影。見上げるほどの巨体に対し、拳一つでいかほど効くものか。)
      (しかしそれでも、後が無いのはこちらとて同じ。ならば)
      ――やるしか、無いッ!(魔力放出の閃光を散らし、新たな敵軍へ駆け込む)
      (銃撃を、鉄騎兵をすり抜け機兵の脚部を狙う。が、流石に分厚い装甲板へは数撃を加えねば破壊に至らない…!) -- バーサーカー 2011-11-03 (木) 23:00:34
    • (稲妻を纏ったバーサーカーに体当たりされ鉄騎兵の一体が吹っ飛ぶ、その頭上を巨大な機兵の足が覆い隠し。金属の破断する音が響き渡った。)
      (装甲版がバーサーカーの怪力でゆがみを生じ始める。巨大な機兵の上半身が動いた、その手には斧。)
      (振り上げられた巨大な刃がギロチンのように、足にまとわり付くバーサーカー目掛けて振り下ろされる!) -- 2011-11-03 (木) 23:15:36
    • くっ…!(巨大でありながらも、いや巨大であるからこそ高速で落ちてくる一撃から全力で遠ざかる)
      (状況は次第に劣勢になってきている。何しろ敵の攻撃に当たれば如何にバーサーカーといえど耐えられはしない。全てを避けつつの攻防は、機兵の登場で更に天秤を傾けつつあった) -- バーサーカー 2011-11-03 (木) 23:23:48
    • (瓦礫を踏み砕き、いかにも機械然とした足取りで機兵が動く。飛びのいたバーサーカーの頭上で)
      (ゴゴンッ・・・と機械が重たく駆動する音が響いた。巨大機兵の持つ砲に弾丸が装填される音だ。)
      (地面を焦がす炎の煙、重金属の飛沫を含んだ霧が、砲撃の圧力に押し流される。)
      (巻き上げるモーターの駆動音、雄牛の絶叫のごとく唸る砲声。バーサーカーを追いかける、爆裂と弾痕)
      (たった一人の敵を情け容赦なく隊列を組んだ機兵の掃射が襲う。)

      (その隙を縫うように、鉄騎兵達が駈ける。バーサーカーが築いたバリケードを撃ち壊し)
      (引き剥がして、上へと向かった仲間を追撃すべく、エレベーターシャフトの前に群がる) -- 2011-11-03 (木) 23:35:07
    • (銃撃、砲撃で釘付けにされているうちに、後方へと鉄騎兵が進んでいく。バリケードが撤去されるに至って――バーサーカーは、己の生還を捨てた)
      (次の瞬間、白光が走った。エレベーターシャフトに群がっていた鉄騎兵数体が爆散する)
      (その残骸の上げる炎に照らされて立つのは――)

      敵戦力に対抗するため、全兵装・全能力を完全展開。――更に、強度を度外視して出力上昇。暴走状態へ移行します

      (崩壊と引き換えの圧倒的出力。駆け抜ける光は鉄騎兵を薙ぎ倒し、機兵を打ち据える――!) -- バーサーカー 2011-11-03 (木) 23:48:02
    • (鉄騎兵が同時に十数体爆発した。炎の竜巻があがる。)
      (閃光と供に銃口の前から姿を消したバーサーカーを探して巨大機兵の赤いレンズが左右に動いた。)
      (しかしそのレンズが再び彼を補足することはなく、体を二つに叩き折られた機兵が爆発した。)
      (爆音に反応した隣の機兵が仰向けに倒れ、紫電を散らして動かなくなった。)
      (砲口が火を噴く、だがバーサーカーの残す光速の軌跡を捉えられず、砲身が捻じ曲げられる)
      (破裂した銃もろとも、機兵の腕が落ちる。首を殴り飛ばされた機兵が動きを止め炎の中へ倒れこむ)
      (巨体が倒れるのに巻き込まれ、鉄騎兵達も次々鉄くずへと変えられていく。)

      (総てを解放したバーサーカーの力の前には、数など無意味であった。)
      (戦場が決着のときを迎えようとしている。残骸となった機械達が炎の中で焼かれていく。) -- 2011-11-04 (金) 00:10:17
    • (爆炎の中を光が駆け、次の爆炎を生み出していく)
      (大勢は決し、エレベーターもじきにその頂点へと達するだろう)
      (だがバーサーカーは戦闘状態を維持している――感じている。最後の一波、これまでの敵を更に圧して巨大な影の接近を) -- バーサーカー 2011-11-04 (金) 00:19:59
    • (総ての機兵が沈黙した束の間、緑色の光が炎に焼かれる闇の中に湧き上がった。)
      (大空洞の上から、輝く粒子を羽のように広げ、白と青に彩られた清浄な姿の機兵が降りてくる。)
      (それは今まで居た、機械の兵士達とはあきらかに異なる。)
      (それは決して戦場に埋もれ消えていった、名も無き魂の一つではなかったはずだ。)
      (それは怨嗟を汲んで未来へと解放した聖なるものだったはずだ。)
      (戦うことだけでは何も救えないと知る、バーサーカーの魂に近いものだったはずだ。)

      (だが今、目の前に下りてきたそれは。意思も正義も失くし、ただ機能だけがある。)
      (神を名乗り、記憶をもてあそぶ者の傲慢を体言する道具と成り下がっていた。)

      (白い機体が赤く染まる。鋼鉄の怨嗟はいまだやまず。囚われた哀れな機械の魂が)
      (光の刃を抜き放ち、バーサーカー目掛けて疾駆する。) -- 2011-11-04 (金) 00:32:08
    • ガンダム・タイプ…(感慨よりも先に戦力計算が来る。彼我のサイズ差、出力差…殆ど絶望的といっても良い)
      (だが不思議と諦めは無い。守るべき時間は残り数秒。そう、自分なら出来る)
      ――おおおおおおおおおおおおおおおッ!(降り下る赤の光に、昇り行く白の光が真っ向からぶつかり合う…!) -- バーサーカー 2011-11-04 (金) 00:37:37
    • (総てを投げ捨てる覚悟でかかる、バーサーカーにとって圧倒的なサイズの差すらも)
      (問題とならなかった。薙ぎ払われる光刃がバーサーカーの白い光と拮抗し弾き飛ばされる。)
      (今までの機兵とは比べ物にならない速度で、細身の剣を抜き放ち真っ向からきりつける。)
      (バーサーカーの拳が赤く輝く粒子を纏った刃を弾き飛ばす!)
      (腰から二本のナイフが引き抜かれ、バーサーカー目掛けて突き出された。)
      (その二本の隙間、ぎりぎりの死線を潜り抜け、バーサーカーが拳を打ちはなつ。)
      (機械の腕に受け止められる拳、赤く染まった清冽なる機兵が新たに剣を抜き放つ!)

      (誰の目にも見えない引き伸ばされた一瞬の中で、斬り付け、払いのけ、殴りつけ、防がれる)
      (六度繰り返したその攻防の最後、ついに・・・バーサーカーの体を白き機兵の切っ先が捕らえ・・・。)
      (勝敗の差はほんの紙一重であったろう、二体の下で燃え盛る鋼鉄の躯も決して)
      (無力な存在ではなかったのだ。一切の動きが静止した。重金属の壁にバーサーカーの体が)
      (機兵の剣によって縫い止められる。) -- 2011-11-04 (金) 00:54:40
    • が…ッ!(ほぼ両断されたに等しい状態で、しかしバーサーカーの聴覚が一つの音を捉える)
      (遥か遠く頭上から、足音を。――それは即ち、仲間達が次の階層へ到着した音)
      (ならば捨てた存在も無駄ではなかったということか――安堵と、そして最後の意地が燃え上がる)
      さて…お前も道連れだ、無の果てまでな…!
      (最後に残された手段――即ち自爆。解き放たれた心臓部の魔力は、迸る爆光となって機兵を、全てを飲み込んだ) -- バーサーカー 2011-11-04 (金) 01:00:27
    • (バーサーカーを突き刺したまま白き機兵の姿がさらなる白に塗りつぶされていく。)
      (鋼鉄の上げる軋み、機関がはなつ唸り、赤い炎、赤い粒子、黒い飛沫、重油のような煙)
      (総てが白く飲み込まれていく。日の落ちた空に青さが戻り、轟音と供に塔が揺れた。)
      (塔の外に展開していたあまたの機体が怪物が光に飲まれ消え去る。)
      (突風が吹き荒れて、夜が再び訪れた。)

      (大空洞を満たしていた総ての瓦礫が、爆心から放射状広がる)
      (軋みあげる怨嗟はない、立ち上る煤煙もない。白い月明かりの下、黒い霧が静かに落ちていった。)
      (ただ1人の高潔な鋼の魂が消し去った戦場の跡へと・・・静かに落ちていった。)
      -- 2011-11-04 (金) 01:44:56

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  再世の塔:最上階 Edit


編集:聖杯戦争/決戦/再世の塔R  差分:聖杯戦争/決戦/再世の塔R

 
お名前:
  • - 再世の塔 ・ 最上階 -
    • (事は、成された)
      (最後に瞳に映ったのは、命令の行使を終え、色を失ってゆく令呪と)
      (カインの剣から離れる、自分の手。目の前の怪物が、消えてゆく姿)

      (その視界もまた、『肉塊』の黒い細胞に侵されて――自分の世界は、暗闇に包まれた)

      (次いで訪れたのは、鼓動や、耳鳴りすら聞こえない、静寂)
      (身体は浮くように、一糸も纏わず、また何にも触れていないように思えた)
      (傍に居たはずの男性の匂いも、口に滲んだ血の味も、今や感じられない)

      (やがて、深い疲労感と飢餓感の波が押し寄せて)
      (その苦痛と共に、意識だけが取り残された)

      (『――自分の時間を、使い切った』)


      (季來は――)
      (身動きの一切を失い、乾き切らぬ粘土像のように、軟らかさを保ったまま、少しずつ体温を下げてゆく)
      (黒い細胞は、新たな変質を遂げ。その肌は、暗黒色から――灰白色へと移り変わり始めていた)
      (その手中に、念願の『聖杯』を収めていたことなど、知る由も無く――) -- 季來 2011-11-09 (水) 03:17:38
      •  
        (形を喪い、崩れゆく破壊の巨人。手にしていた剣もその役目を終え、主の描いた血文字に戻り…零れて消える)
        (アーネンエルベと同調し、意識を失った主を抱きかかえ… 崩れ落ちるその巨体を滑るようにして床に下り立ち、離れる)

        …マスター
        (剣馬、ベルと合流し、そっと膝をついて主を座らせる)
        労わせてくれ、マスター。貴女は、成し遂げた
        (声をかける。目を開かぬ主に)

        …マスター?
        (異変は、始まっていた。黒く変色していた主の肌が、肌色を超えて白く染まる…)
        マスター!
        (肩を強くノックするように叩き、覚醒を促す。だが、事情を知る剣士には解っていた。それが只の気絶ではないことが)
        マスター! おい、マスター!
        (揺さぶる。普通ではありえない昏睡に対して)
        マスター! …阿鉈賀季來!

        (剣士の目が迷い、揺れる。赤い瞳に映るのは、動かぬ主が手にする眩い真球の輝石。聖杯) -- カイン 2011-11-09 (水) 04:03:55
    • (ふらふらと、壁に手をつきながら最上階へようやく辿り着く)
      (その場に足を踏み入れて、まず目に入ったのは倒れている季來とそれを抱きかかえるサーヴァントの姿)
      (結局、敗れたということなのかと一瞬不安になる。しかし、倒すべき敵の姿も無く つまり)
      ……勝った、のですか? -- アルム 2011-11-09 (水) 21:56:50
      • (それに応えるべきものは、今はマスター季來のセイバーのみ。他のものは、倒れ伏したままである)
        (しかし、ケンマもベルも生命が尽きたわけではなく、意識を失い倒れているようで、呼吸で小さく背が動いているのが見える) -- 剣馬 2011-11-09 (水) 22:39:34
      • (呆然と辺りを見渡せば、倒れているマスター二人が目に入る)
        …っ(死んでいるのかと、息を呑む。ますます状況が掴めなくなり、セイバーへ説明を求めようにもどうにも声をかけ辛い)

        (少なくとも、現れた敵自体は倒したのだろう ならば聖杯は?)
        (願いは、間に合わなかったのだろうか それとも聖杯自体戦いの中で壊れてしまった?)
        (困惑する視界が、剣馬の背を呼吸により動くのを捉えた)
        …マスター剣馬…!(駆け寄るにはまだ体力が足りず、何とか歩み寄ると傍らに跪く)
        (その背に指先を触れれば、体力も魔力も酷く消費しているのが分かった)
        しっかりして下さい…!この状況は…
        (僅かに回復した魔力を分け与える、しかしその目を覚まさせるには到底足りないだろう)
        (唇を噛む。ここまできて、また役に立たないのかと)
        (今から医者を連れてくるには余りに時間が足りない。しかし自分ではこの状況を打開できるような魔法は使えない)
        ……誰か…
        (無意識に出る、助けを求めるような言葉。けれどこういう時に力になってくれるサーヴァントはもう、居ない)
        (先ほど歩いてきた通路へ目をやる、ここで狼狽えていても状況は変わらない。ならば動こう、と)
        (そしてその目は、やってくる誰かを映して)
        貴方は… -- アルム 2011-11-09 (水) 22:52:48
      • (人が来る。重い影を引き摺り、歩いてくる。最後の戦いを生き残った者達と、違わぬほどの満身創痍で、近づいてくる)
        (くすんだ金髪は纏まり悪く跳ねほうだい、服装にはどうしたことか焦げと汚れが夥しく、しかし眼は蒼く深く爛々としている)
        (彼が近づくと柔らかな香りが漂う。胸の裏側を翼の根元の柔らかい羽毛で包まれるような、優しい植物の香りがする)
        (ひとくち吸い込めばそのまま眠りに落ち、肌に触れれば暖かく、魂を洗って晴天に干すがごとく、癒しの香りが漂う)


        (咥えタバコの煙を燻らせ、ケンマたちの傍まで近づくと口を開いて話し始める。“終わり”を知り、安堵の笑みを浮かべながら)
        通りすがりの薬草売りだ。多分、無茶してぶっ倒れてるであろう真っ直ぐな馬鹿へ、薬をつけにきた。
        (手を伸ばすとケンマの手首を無造作に掴む)疲弊しきってやがるな。そっちの嬢ちゃんも……。だが、癒しは専門だ。
        すまんね、邪魔するぜ……。(タバコの煙が落ちてゆく。白く留まり、地を覆っていく) -- キフィ 2011-11-09 (水) 23:18:04
      • …マスター、キフィ でしたか…(その姿だけは見たことがある。しかしその人隣は知らない)
        (僅かに表情に警戒が浮かぶ。ともすれば状況を忘れて安らぎを覚えてしまいそうな香りすら、罠に思えて)
        (この男もマスターであるなら、それなりの願いを持っているのだろう。ならばこの状況は好機に見えるかもしれない、と)
        (そして、口調からどうやらこの男が、倒れている彼の知合いであるらしいことを悟った)
        癒し……マスター剣馬を、回復させられる…のですか?
        (まだ、その声色は固い。知合いであるから、味方であるとは限らない)
        (だが今は信じるしかないという事も分かっている。なので行動は邪魔しない)
        (…考えてみれば、今何が起きた所で自分に出来ることはたかが知れているのだ)
        ……なら、お願いします…
        (立ち上がって、一歩下がる) -- アルム 2011-11-09 (水) 23:28:20
      • ここまで、大変だったんだぜ……朽ち果てた機械兵士の遺骸、血の広がる死闘の痕、えも言えない戦いの爪跡……。
        ようやっと上がってきたが、敵の一つにも会わなかったのは運命か何かなのかな。(笑みを返す。その固い反応は自分に相応しい)
        (確かな“敵”として彼と相対したのだから。憎くもないのに、手段を選ばず……。だから、その、罪滅ぼしに来た)
        (疲れ果てて消えかけたケンマとその仲間を癒し、目蓋の奥で燻る、自らの痛みを消しに来たのだ)


        (足の裏へ力を感じる。立ち上る湯気のごとく力は、地球の底から昇ってきて、空まで覆って包み込む)
        (天蓋の向こうにある空へ力を感じる。落ちる光を柱として、背骨に通して地面に根ざさす)
        (躰の中へ力を感じる。赤い血が右手の先から左手の先まで、頭から爪先まで巡って、大きな波を起こす)

        (「集中を」指先が震えて、額の上に一筋の白い光が閃いて、目に映る景色は白紙に変わり、回帰する流れを見る)
        源泉から 源泉へ 私を通して流れよ 上と下 回帰するために流れを変え 清らかに

        Uhhhhhhhhhhhhhhhhhhh.........
            Ohooooooooo........
                 Eheaaaaaa.......


        (声を響かして、煙を揺らしたあと、ひときわ大きな叫びを上げる)

        Aha (a)a (a)a (a)a (a)a (a)a (a)aa (a)a (a)a (a)......!!!!!

        「イーリアスの勇猛な英雄は、驚くべき力を秘めたその槍で、傷つけることと治療することの両方をやってのけたのだ。」
        終にはその槍も捨てられ しかし打ち錆びた槍の山から薫るものがある 汝のまことの名、それはヤロウ
        ギアウィの名を持ち 体を癒すもの 悲嘆・救済 ヴィーナスよ 治療の力よ
        魂の火よ 心の火よ 炉の火よ 風の火よ 枝の火よ 時の火よ!
        彼女は全てに光を放ち、全てに焼きつく!


        (澄み渡る癒しの力は、鎖状の力になって、倒れた者の身に纏い、傷を癒して活力を取り戻させる) -- キフィ 2011-11-10 (木) 00:08:49
      • (──暗く閉じた世界の中。優しい、香りがした。暖かな、光りに包まれるような感覚を覚えた。ふわりと、身体が軽くなるような浮遊感、もしかして自分は死んでしまったのではないのか、ここは所謂、天国なのでは──)
        (などと、愚にもつかないことを目を覚ました時一番最初に考えていた。そう、目を覚ました、ぱちりと。何事もなかったかのように。傷も、火傷も、癒しの力により、自己の治癒力も手伝い、急速に回復していく)
        ……俺は……(倒れ伏した状態、手を動かし頭を押さえる、無理な魔力と生命力の行使、頭痛が酷い。目に入り込んでくるのは──)
        (カッ)白のパンツとすべすべ太ももッ!!(しゃがみ込み様子を見てくれていたアルムからのラッキーショット!がばりと撥ね起きた、ベホマを唱えられた戦士のように体力満タンで!)

        じゃなくてっ!なんだ……どうなったんだ、季來は……セイバーは……。(辺りを見回す、既に邪悪なほどに強烈なプレッシャーを放っていた巨神はその存在を根本から消されたように見当たらず。)
        ……なら、俺たちが勝ったんだ……(次に目に止まるのは、キフィの姿、今、ここで回復魔法を詠唱していたなどつゆ知らず)あ……ン?……キフィ?そうか、生きてたのかよ、良かった……つまり、あの異変はお前らの仕業だったってことか。なるほど、合点が行った、道理であの胸糞悪いシスターの姿が見えねえと思ったぜ……。つーか……ひさしぶりだな。ははっ、無駄にボロボロになりやがって──(笑顔で、応えた、久しぶりにあった友人に向ける、偽りのない穏やかな笑顔だった) -- 剣馬 2011-11-10 (木) 00:43:12
      • (魔導の力が、心の力が抜け落ちていく。不思議と不快感のない、雲を払った青空の心地がする)
        (「ケンマは……」案ずると、その瞬間に目蓋が開かれ、爛々とした瞳が顕わになる。その後の発言も、“余分に”生命力が満ちていて、)
        ……しぶてぇー。こいつすごくしぶてぇー。(ここは一発殴っておくべきところなのに、手が動かない。力が足りない。歯がゆい。「畜生」)
        拙詠はお気に召したか鋤出彫の馬鹿め! こっちの台詞だ馬鹿! 剣馬鹿! 使い切りも、使い切りだったぜテメエ。“塔”なんて絶異と闘ってたんだから仕方もねえか。
        ともあれ……不当に傷つけたんだから、今度は不当に治してやった。ようやっと、テメエから目を逸らさずに済む……。
        あれだ、毒は……やりすぎた。死にかねなかったし、酷かった。でも、反省してるから許してくれ。許せ。はい許された。
        (言った傍から目を逸らして言い逃げるようにそっぽを向いて座り込み、向こうを見る)……いよいよ、終わるな……。 -- キフィ 2011-11-10 (木) 01:11:12
      • (指先から気だるさが消える、まさか自分まで癒しの範囲に入っているとは思わなかった為、目を見開いて)
        …マスターキフィ…貴方 はっ?!(大声に驚いてそちらを見る、視線を辿って)
        …!(慌てて両手でその先に会ったものを隠し、僅かに赤くなった頬で咳払いする)
        ……元気なようで何よりです、それより…
        (この状況は、と聞こうとし言葉を止めた。二人のやり取りは邪魔してはいけないような気がして)
        (…何かわからないが、取り敢えず何かの蟠りは解消したらしい)
        ……その、すいません マスター剣馬、この状況は……
        その、マスター季來は一体…(それに、聖杯は…と) -- アルム 2011-11-10 (木) 01:23:26
      • なんだよ、そんなこと気にしてたのかよ。お前は馬鹿か。俺の拳は必殺じゃねえと?素手だから毒に劣るというのか?殺す殺さない、死ぬ死なないは別として、俺もお前も全力を出して切り札も切りあった。それだけだ。
        だから、気にしちゃいねえさ。お前は知らねえだろうが、子供の頃の俺はオオスズメバチに2回以上刺されても死ななかった男だぜ。(笑う、許すも許さないも、対等に戦い、全力を持って競り合えた。ただそれが嬉しかったのだから)

        (身体が軽い、治癒魔法の効果か)お前が治してくれたのか。俺を。恩に着るよ、指一本も動かせなかっただろうしな。
        終わる、あぁ終わるな……だから、なんつーか、勝ったんだよ、俺たちは。聖杯の中心に居た化物が……──(キフィに視線を移動させられ、アルムから問いを投げられる。半ば異形と化し、狼狽した様子のセイバーに介抱される季來を見て──状况は、と聞かれそれに応えようとしていた口は止まり、眉を顰める)
        ……な、んだ……おい、断罪の!どういうことだ、お前のマスターの姿……どうなってんだよ!!なんで……(ふらりと立ち上がると、セイバーへと駆け寄る。勝利を手にし、聖杯を手にし、世界を守った、そのサーヴァントとマスターへ) -- 剣馬 2011-11-10 (木) 01:32:47
      • そうか……俺も、馬鹿だったってわけだな……。(くくっと喉を鳴らして笑いながら、何でもないように、聞き流すように、そう返事をする)
        (心に刺さっていた氷の棘が溶け、もう、痛みを感じない。なんの気もなく、軽く話すことが出来るようになる)
        (許されることなんて、心の底では解っていた。ただ、今漸く自分で自分を許すことが出来たのだ)
        ……あったなー……そんなの。アナフィラキシーショックの泣き声が聞こえてくるようだったぜ。

        (期間で言えばきっと短い。しかし、短いと言われるが長かった。出会いに別れにまた出会い。夕焼け空のように濃密な時間だった)
        (この空間にその最後の残滓が詰まっている。煌き輝くような美しさがある。恐らくこれは、月並みな言葉で言うと破壊であり再生なのだ)
        ま、良くやったと言っ────どうした。何が、何がおかし……いや、あれは、あれは……?
        (“それが自然”なものだと錯覚していたものが突然像を結び、そこへ異形を際立たせて、鮮烈に目に焼きつく)
        ……あれは─……。(迷宮の入り口・『銀のバスケット』つぎ、つぎ、と情景が浮かぶ。あの二人には逢ったことがある)
        (その片割れの躰は、記憶と大きなずれのある姿をしていて、頭の中へ異物感を覚え、目をしばたかせる)
        何が、起こってる……。もう、終わりなんじゃなかったのか。 -- キフィ 2011-11-10 (木) 01:59:08
      •  
        (「聖杯」に魂を吸われたかのように、それを凝視したまま逡巡していた剣士。夢から覚めたように顔を上げ、暗紅色の目に光を宿す)
        君たちは…(瞳は順にアルムを、キフィを見る) そうか。無事だったか
        …世界を「再生」させようとしていた「敵」は、倒した。だが

        主は…阿鉈賀季來は、その体に爆弾を抱えていた(訥々と語り始める)
        身を削るたびに、削られた部位と入れ替わり、増え… いずれ宿主の身体全体を乗っ取る魔法生物だ
        この戦いで、無理をしすぎたらしい。今まさに、阿鉈賀季來は「それ」に変わりつつある
        (言葉を切る。ひとたび、闇を宿した紅玉の目を閉じる)

        彼女は、聖杯の暴走を止め… この世界の崩壊を、「再生」を止めた
        無論、誰の助けもなく成し得た事じゃない。ここに集まった皆も含めた、聖杯戦争の参加者たちの犠牲あってのことだ
        だが… 俺の「願い」でもある聖杯戦争の終焉を成し遂げたのは、他ならぬ彼女だ
        (輝く球を手に示す)
        ここに「聖杯」がある。俺は、俺の「願い」を叶えてくれた彼女に、彼女の「願い」をもって応えたい

        サーヴァントたる俺に扱いおおせるか、判らない。また、聖杯に願いをかけることは皆の悲願でもある
        俺を、止めるものがあるなら名乗り出てくれ。…この戦争の「契約」だ
        (紅の従者は満身を血に染め、剣を喪い、なおも揺るぎなく立つ。気高き鷹さながらに胸を張りながら)
        俺は最後まで、戦うだろう -- カイン 2011-11-10 (木) 01:47:32
      • (ベルの元へ跪き、意識こそ未だ失っているもののその呼吸が健やかなことを確認する)
        (この小さい体で良く持ちこたえた、と半ば感心の混じりの安堵の息を吐いて…)…マスター季來…
        (間に合わなかったのか…と、姿を変えつつあるその体を見て、眉を顰めた) -- アルム 2011-11-10 (木) 02:04:39
      • ……馬鹿を言え、もし戦うとしても互いに万全の状態で、何の悔いも残らない正々堂々とした列記とした試合にしてもらいたいもんだ。
        お前は、季來のことを助けたいんだろう、ならば、願えよ。祈れよ。聖杯に。
        少なくとも敵将を討ち果たしたのはお前ら二人だし、お前ら二人でないと成し遂げられなかったことなんだろ?
        ……だったら。その誉は受け取れ。俺はそれに関して何も言わない。まぁ、彼女は……(傷は回復した様子だが、今だ昏睡状態の幼い彼女を見て)聖杯を得られず落胆するだろうがな。まぁ子供なんだ、許してやってほしい。(今、彼女が起きていなかったことに安堵を覚えつつ)
        アルム、キフィ。お前らはどうする、目の前に目的としていた聖杯があるぞ。今から、コイツと戦うのか?奪うのか?(後ろを振り返り、声を投げる、もしも戦うなら、自分もセイバーへ加勢すると言わんばかり、二人の前に立ち) -- 剣馬 2011-11-10 (木) 02:06:29
      • …その問は、あまりに人を馬鹿にしていますね(答えるまでもない、そう言いたげな目で剣馬を見上げ)
        ここであのセイバーが、自らのマスターの為に聖杯を使わないというのなら…その時は聖杯を奪う、という手段も考えますが
        (しかし、そうでない以上邪魔する意思はない。それに、聖杯なんて使わなくても自分はもう、十分すぎる程満たされている) -- アルム 2011-11-10 (木) 02:14:37
      • (“やまい”に蝕まれていく。視覚的に黒々と、不健康を訴えるその姿はある記憶を想起させる)
        (笑いに隠してその裏で、病魔に蝕まれて、生きようにも生きれなく、助けように助けられなかった女性が、記憶の中で晴れやかな笑いを飛ばす)
        俺の願いは“人を助けるためのもの”だ。そのひとを見捨て置き、それを得てなんになる。本末転倒も甚だしい。
        それ以前に! 喪ってからではもう遅いんだぞ、いいか、取り返しのつくうちに、さっさと願ってしまえ。さもなきゃ、地獄でも思い出すことになる。
        (ケンマの顔、セイバーの顔、順に見て、その瞳に意志を伝える)これが俺の意見だ。ああ、もう、やっている間にさっさと治してしまえ。はらはらする。
        かけがいのない人なんだろう! 俺達全員纏めて切り伏せてでも治せ!(落ち着かなく、地団駄を踏んでいる) -- キフィ 2011-11-10 (木) 02:16:22
      • (二人の視線と言葉に、判っていたとばかりに笑みを返してから)だ、そうだぜ、セイバー?大体サーヴァントが最後まで残ってたのは結局、季來ペアなんだろ。形としては優勝といっても違いはねえさ。
        最も、まっとうな試合でなら負ける気はしねえんだがな……俺も。だが、俺のセイバーはもう居ない。つまり先にリタイアだ。
        さて、だったら、もう此処に要はない。願いは優勝者の手に。俺ら敗者は、立ち去るのみよ。(三人の元へ歩み) -- 剣馬 2011-11-10 (木) 02:23:19
      •  
        …ありがとう
        (伝えられた言葉に、伝わった想いに… 鷹は目を伏し、頭を垂れ)
        (陽光のような輝きを放つ球を手に、祈るように念じる)

        「聖杯」に願う。阿鉈賀季來であった、この命の器を… 阿鉈賀季來に、戻してくれ
        今や異物に満たされたこの器が、彼女の血肉だけで満ちていた頃に… 戻してくれ

        (光の球は横たわる季來の胸の上にかざさされ、ひとたび沈黙が周囲を支配する)
        (まるで「聖杯」が暫し逡巡するかのように) -- カイン 2011-11-10 (木) 02:21:07
  • カインの願いを、受けて―― -- 2011-11-10 (木) 02:51:49
    • (――『聖杯』は、光を放ち。中空へと、浮かび上がる)
      (そして、光の粒子を放ち……彼女の許へと、路を形作る)

      (しかし……)

      (その粒子は、彼女の肌に触れるや否や)
      その身体を、同種の物質へと、分解し始める

      (願望を実現する膨大な魔力は、何の造作もなく、機械のように
       彼女の全身を光へと変えてゆき、路を通し、聖杯の身へと収めてゆく)
      (やがてその場には、中身の消えた、彼女の和装の衣服だけが残されて……)

      (――それでも、『聖杯』は。願望機は、光を放つことを止めていなかった)
      -- 2011-11-10 (木) 02:52:02

    • (『――声が、聞こえる』)

      (……自分の意識は、まるで、星のない空の果てにあるように思えた)
      (そこには、空気はなく。そこでは、人は生身にして生存できないそうだ)
      (そこに放り出されたら、きっと、『ここ』よりも、ずっと苦しいのだろう)
      (……けれども、死んでしまえるのだろう)

      (だから……『ここ』は、『そこ』ではない)

      (それほど経っていないと思えたが、気の遠くなる程に長い時間を過ごしているようにも感じられた)
      (自分はこのまま、空想と思索を続けて、何もない世界を『生き続ける』のだろうか)
      (……それとも、いつかは『それ』は訪れるのだろうか)
      (――もし、『それ』が訪れる時があるのなら。なるべく、早く来て欲しいと思う)
      (それも、できたら。心が ばらばらになってしまう前に――)

      (――もう一度、『空想の海』へ、意識を浮かべよう。時間は、いくらでもある)
      (『あの時』から、それほど経っていないとも、思えたが――)

      (――『そう』)

      (『――声が、聞こえる』)
      (『忘れてしまっていた、誰かの声が』)

      (『それと、光が、視えて――』)
      -- 季來 2011-11-10 (木) 02:57:10

    • (『聖杯』は、浮かび、光を放ち続ける)
      (それは、願望を実行し続けている証左でもあった)

      (やがて、その直下の空間が――波打つように、歪み)
      (ぼんやりと、人の像が、水面へと浮き上がるように顕れ――)


      \ ラ ス ボ ス 登 場 /

      (――彼女は、『海』から出でる)
      (――彼女は、『時間』を取り戻し)
      (――彼女は、『戻り、帰ってきた』)

      ――『再世』を、果たして
      -- 2011-11-10 (木) 03:10:50
    •  
      (主の姿をした「器」が聖杯に飲まれ、消えても… 鷹の目の剣士はただ強く歯を噛み締め、見守っていた)
      (しかし、再び姿を現した主にその目は見開き、安堵したように息をつく)

      通じた…か
      俺の願いが、聖杯に

      (一糸纏わぬ主に自らの外套を纏わせようと… しかし、それは傷だらけの血まみれで)
      (脱げ落ちた主の服を拾い上げ、それを血色を取り戻した細い肩にかけて)

      マスター
      阿鉈賀季來

      (傅く。帰還を果たした主の前に)

      改めて、感謝する
      全て、終わった。終わらせたのだ。貴女が

      (季來が目にするのは幾度目になるだろう、気負いも何もない、心からの笑顔を浮かべて)
      (主を見上げる) -- カイン 2011-11-10 (木) 03:31:11

    • (それもまた聖杯によるものか、彼女は、何かの力場に支えられ)
      (引き揚げられるようにして……静かに、その全容を現す)
      (そうして、ふわり、と舞い降りて)
      (爪先が、冷たい床へと触れる)

      (触れて――)

      (ぐらり、と)
      (力なく、前のめりに、倒れこんでゆく……) -- 季來 2011-11-10 (木) 03:49:15
    •  
      (予め主の前に膝をつき、甦る姿を見守っていた従者は、やすやすとその身を受け止める)
      マスター
      (かろがろと、季來を抱き上げて立たせる。背には手を回したまま)

      まだ、目が覚めていないのか? マスター
      (耳元で呼びかけ、そっと手を… 身を離す。一歩下がって)
      (笑みを、苦笑に変じながら) -- カイン 2011-11-10 (木) 03:58:30
    • カイン、さん……。
      (薄らと目を開け、彼のその顔を確かめて……)

      はあー……。
      (緊張感のない声を洩らしながら、深く、深く、息を吐く)

      あたま……
      おっもい、です……すっごく。
      (次いで、緊張感のなさに拍車を掛ける声色で、状況とややズレたことを宣う)
      (けれども、再世した際に……髪は、なぜか、とてもとても長くなっていて)
      (ボブカット、いわゆるおかっぱに慣れていた自分にとっては
       かつて無いほどの重みとして、頭と首、それと肩に負担を強いていたのだから……)

      ぁと、すっ……ごく。おなかすきました、です……
      (……それと。今の自分の胃腸は、本当に全く空っぽだったのだから……
       今は、腹の虫すらも責めないで遣って欲しいと思えた) -- 季來 2011-11-10 (木) 04:06:03

    • (もう、慣れた。剣士の苦笑は揺るぎもせず、言外に語る)
      存外、長い付き合いになったが マスター
      (ゆっくりと下りてくる「聖杯」を手に取り)
      これが最後の「失礼」だ
      (ふわり、再び主を背負う。まだ羽織った服の前も合わせていない、柔らかな体を)

      ここはもう、
      (そして恐らくは自分も)
      長くはもたない
      (塔が、聖杯戦争を差配していた中枢が崩れ落ちようとしている)
      (サーヴァントをこの世に現出させていた理 =ことわり= もまた)

      (聖杯戦争は、終わったのだ)
      走るぞ、マスター

      (一足ごとに、何かが抜け落ちるように)
      (自分の存在が、軽くなっていく)
      早く塔を出て、なにか美味いものを食うとしよう

      (今は手にした聖杯から溢れる光が、かろうじて自分を繋ぎとめている)
      (そう感じる)

      (焦りは無い。自らは満たされている)

      (カインは駆けて行く。微笑さえ浮かべて)
      (季來の護った世界、季來の帰るべき世界へと)
      -- カイン 2011-11-10 (木) 17:15:29
    • ……はいです。
      (最低限の衣服と、紐付けされていた少しの荷物だけを手に。ふわりとその身を背負われる)
      (……ややあって、カインの背へと密着する身体に、少し居心地悪そうに身を捩り)
      ぁ、でも……ぇとぁの。せめて、服を整え…… 〜〜うゃぁぁっ!?
      (言い終える前に、脱出劇は始まった。思わず上げた素っ頓狂な声を、空間に響かせて――)

      (――カインの身体へ回した手を、ぎゅっと、強く握り締める)
      (再び取り戻した、色ある世界から、振り落とされないように)
      (この『冒険』で手に入れたものを、絶対に手放さないように――)

      (――『黒』と『赤』が、塔を疾る)
      (旧時代の記憶も、探索の日々も、聖杯を巡る戦いの爪痕も)
      (全て、瓦礫の下へと、消えてゆく……)

      (そして、星明りの下へと――) -- 季來 2011-11-11 (金) 00:40:50

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*1 マキナは人名なのでビバ・ノウレッジ的な誤用ではない

Last-modified: 2011-11-04 Fri 20:31:02 JST (3174d)