企画/ゴルロア聖杯戦争/4期




 

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  • 200年度 告知掲示板
    • 進行イベント 告知
      • ● 仕様変更のお知らせ ●
        探索系施設を利用される場合、事前に予約を行ってください
        予約時間の応じて運営側が待機いたします
      •  
      • ● 3rd.Chapter 猶予期間 ●
        10/17~10/21
        3rd.Chapterだけ予定を変更しまして、帰還後より決戦期間へと入ります
      •  
      • ● 3rd.Chapter 決戦期間 ●
        10/21~10/22(10/23)
        3rd.Chapterだけ予定を変更しまして、帰還後より決戦期間へと入ります
      •  
      • ● Last.Chapter 序幕 ●
        10/23 21:00~(予定)
        迷宮の内部と集会場にて同時イベントが行われます
        迷宮内は勝ち残った4組、集会場には脱落したマスターの方々にお集まりいただきます
      •  
      • 運営かわったり仕様かわったりしてますのでここにもかきます -- 運営代行 2011-10-25 (火) 20:27:27
      • 決勝組の扱いについて
        現在決戦イベント中です。合同での話し合いにはこちらをご利用くださいませ -- 運営代行 2011-11-08 (火) 22:47:05
      • 敗退組の扱いについて
        敗退組の皆さんにはシスター率いる複製軍団と聖杯簒奪を目論む教会と戦っていただきました。お疲れ様でした!
        塔は爆破されていますが別時間軸扱いでサーヴァント復活イベントをしていただいても構いません。
        エネミーの複製サーヴァントについて
        出して欲しくない人たちもいるので運営側では出しません。参加者が各々で処理してください。自分の複製のRPなんだから自分でやろうね!!!
        サーヴァントの復活について
        各ペア自由でいいです。相方と相談しつつ復活したい方は復活してください
        無論復活せずに消えてもOK。ラストイベント期間中だけ復活でもOK。ペアで相談の上ご自由にどうぞ
        復活の理由ですが、聖杯の力でどうこうとかまで指定しないので、理由は各々が勝手につけてください。黒歴史大好きなこやすならいくらでもできるだろ!!
        聖杯終わった後の扱いもそれぞれ自由にしてください、原作も終わってから次の戦争開催までずっと生き残ってる図太い金ピカとかいますし
        GMのイベントと時間あわねぇよ死ね
        うるせぇ一人遊びしろ、もしくは他のペアとイベントしろ
        再世の塔を利用する際に
        GM欲しい場合はまず相談室へどうぞ。イベントをしたい当日に言っていただいても構いませんが、予定がわかっている場合は事前にご連絡いただけると嬉しいです。
        サーヴァント復活等のイベントを自分達で進めたい場合は、どの階層も好きな時間に好きなように使っていただいて構いません。
        ※塔の中の場所はいくらでも増やせますので場所が足りない場合は遠慮なく言って下さい。 -- 運営代行 2011-11-08 (火) 22:47:05
      • 最終決戦の時間軸について
        今回、最も多くの参加者の頭を悩ませている問題です。
        これには現運営陣も、同じ思いを抱いております。
        曖昧なままに進行して頂くのが此方の理想ではありますが
        それでは皆様に多大な負担を強いることになるでしょう。
        故に、一定の指針として塔が立ち、宣戦布告から数日後という舞台背景を提示させて頂きます。
        また、前運営である企画者から200年12月終了までという話が
        以前のイベントで発表されました。
        我々はこの二つを照らし合わせた上で、進行、運営させて頂きます。
        勿論、物語の締めを、我々は強要は致しません。
        今回の発表については、以上とさせて頂きます。
        質問等御座いましたら、相談室までお問い合わせください。 -- 運営代行2 2011-10-27 (木) 22:14:30
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決 戦 相 談 室 Edit


解説
聖杯戦争の要である決戦、ここではその相談について話し合うことができます
編集:聖杯戦争/運営/決戦相談室  差分:聖杯戦争/運営/決戦相談室

 
お名前:
  • - 決戦相談室 -
    • 告知
    • - 相談室 -
      • おそらくはマスターがもうひと発言。それで舞台装置は役目を終えるかと… お疲れ様でした -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 22:25:46
      • あとベルちゃんキフィうほむんさんあたりはマスター剣馬が気を利かせて脱出させてくれてると信じる
        階段の影あたりからこちらを覗ってるとか信じない -- 赤せばー 2011-11-10 (木) 22:26:59
      • そこは、何とか……忘れられてたとして、ご都合主義的にでも、脱出するので、きっと大丈夫…… -- ベル 2011-11-10 (木) 22:43:43
      • ベルちゃん背負ってみんなで出ていく動作も入れておこうかと思ってたけど、他の人がどうするか分かんなかったから入れなかったという。
        まぁさすがに残ってないんじゃないかな。野暮な真似はしませんってははは(だが●RECする) -- 剣馬 2011-11-10 (木) 23:24:08
      • 今日はもう、マスターが脱出コメントするだけになりそうです。脱出後はもう個人イベントになりそうなのですが、うちのペアとまだ何かしたいという方はいらっしゃいますでしょうかー -- 赤せばー 2011-11-10 (木) 23:36:23
      • (((( ╹H╹)))) -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 23:37:45
      • マスターが… つわり?
        脱出コメ難産なのと関係があるのなら言葉にして言って下さいね。話し合いませう -- 赤せばー 2011-11-11 (金) 00:07:50
      • (やっぱり動く前にお風呂はいると完全にスイッチがオフに…じゃなくて)
        (ここまでで結構綺麗にしまってるので、また緊張感ないのをだばぁするまで結構かかっちゃってるな…って) -- qst075505.png 2011-11-11 (金) 00:12:33
      • そこでなんでつわりなんです!! -- http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075305.png 2011-11-11 (金) 00:13:04
      • はい、ひっひっふー……ひっひっふー……
        と言うのは、置いといて、多分、次にそちらと話す事が、あったら……その時は、願いについて、ですから……後は、二人の世界を、見守ります…… -- ベル 2011-11-11 (金) 00:13:26
      • 前のツリーで言っていたように、いちおう自分の発言を最後にしても舞台下りられるように纏めたつもりですんで
        無理に発言することは無いんですよ? 個人イベントに移行しましょうか? -- 赤せばー 2011-11-11 (金) 00:18:46
      • ただいまですよ(のそのそ)どうなりましたー? -- 名簿/461398 2011-11-11 (金) 00:23:49
      • イワシ復活! -- qst075505.png 2011-11-11 (金) 00:26:06
      • 今夜は赤わんこデレまくり!きら☆りんタイムと聞いてやってきたアルム・アルムニィアさん(17) -- 名簿/461398 2011-11-11 (金) 00:28:21
      • え? (デレ袋と書かれた紙袋を逆さにして振っているわんこ) -- 赤せばー 2011-11-11 (金) 00:29:33
      • あ、あとマスター。緊張感無いのはそれはそれでいいのですが締めてくださいね。これ以上舞台装置占拠は気が引けます… -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-11 (金) 00:36:45
      • ちゃんと脱出確定までいれて締めました!! -- qst075505.png 2011-11-11 (金) 00:41:45
      • ほめ… なくていいです。なぜかじかんちょうかかったですし… -- qst075505.png 2011-11-11 (金) 00:45:13
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075505.png →(進化)→ http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075576.png 
        エピローグタイムです? -- 名簿/461398 2011-11-11 (金) 00:45:40
      • 対応!? -- Σqst075576.png 2011-11-11 (金) 00:48:02
      • 誉めますよ。お疲れ様ですマスター(なでなで)
        さて、表舞台を去りますが… 重ねて、あとはもうペア内輪で進めて構いませんかね?
        おそらくは季來ペアと話すラストチャンスです -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-11 (金) 00:48:51
      • ぁ、個ペアえぴろーぐはいりぐちつかうのとだんざいさんちつかうのどっちにしまうでうー?
        出だしから回想なので個人名簿向けだとは思いますですケド -- qst075576.png 2011-11-11 (金) 00:55:36
      • ウチでいいならウチで… ろくに出歩かなかったんで聖杯イベント専用みたいになってますし
        舞台は下りたいですし、さばずし -- 赤せばー 2011-11-11 (金) 00:59:56
      • じゃ、ぶたいはおりましょう です --
        qst075576.png
        川川
        2011-11-11 (金) 01:11:11
      • それではどちら様も… 当ペアを優しく見守って頂きまして感謝の限りです
        ありがとうございました。以後なにかご連絡やメタ駄弁り等ありましたら「きらぱに」までどうぞ (脱兎のごとく逃走わんこ) -- 聖杯/緋の断罪人2011-11-11 (金) 01:13:22
      • アイコンまで髪の毛伸びてるだと!?個人の締めはうちのわんこの所でスタートするのだ!
        しかしまぁ、ちゃんと綺麗に終われて良かった。……ともかく一ヶ月とちょっとの間楽しかったよ!お疲れ様と有りがとうをこの場で言っておこう!また機会があれば遊ぼうな! -- 剣馬 2011-11-11 (金) 01:34:25
      • 私もイベントCG全部入れ終わったら名簿を締めましょう…
        長い長い間ありがとうございました、楽しかったです 超楽しかったです また、機会があれば… -- 名簿/461398 2011-11-11 (金) 01:38:02
      • CGて って思わず思っちゃったのでイベント絵、イベント絵です -- 名簿/461398 2011-11-11 (金) 01:38:30
      • わたしも決戦シーンに2枚くらいいれたいです… -- zzqst075576.png 2011-11-11 (金) 01:38:47
      • (ますたー、寝いなら寝いでいいので「きらぱに」にも一言…)
        (どっかでやっぱ打ち上げとかやりたいわふん…) -- こっそりわんこ 2011-11-11 (金) 01:40:44
  • - おねがい☆相談室 -
    • 告知
      • ベルバーサーカー:分断済み(第一階層
        剣馬セイバー:分断済み(第二階層
        アルムアサシン:分断済み(第三階層
        季來セイバー:(最上階
      • 他ペア等、合流歓迎になりました -- 2011-11-09 (水) 04:15:18
      • 聖杯の願いは、私とカインさんで1回ずつということになりました。
        私たちの無駄遣いに、ご期待しないでください!! -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 04:14:05
    • - 相談室 -
      • おもむろにうえかえ -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 03:13:05
      • 安心の髪の毛ガード!!DVDでは加筆修正されます! -- 剣馬 2011-11-10 (木) 03:14:09
      • なんでかみのびたのかって? かみがたかえたいからです -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 03:16:03
      • 聖杯はいつの時代のマスターを「再生」したんだろう。髪長かったことあったんです? -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 03:19:04
      • (ものたりないからやっぱりハウスをもってくる) -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 03:19:11
      • 伸ばしてた時期はありますけど、あそこまでは伸ばしてないです。
        単純に、「シミュレートしたらなんかこんなんなりました」って感じかと -- 季來 2011-11-10 (木) 03:20:20
      • そして左右の癖っ毛は伸ばしすぎると自重で他の髪と合流しますです…
        このままだと、ぽてっと床に倒れちゃうので。だんざいさんアクションあったら新しい子ツリーどうぞです
        なかったらじぶんでやるますです -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 03:24:22
      • 褒め称えますんで倒れるの少し待ってください -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 03:31:06
      • 称えました。が、同じツリーというか枝でやってますね。不都合です? -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 03:32:24
      • ん… 決戦ツリーがなっがーくなったのを鑑みて、少しくらいメリハリがつくかなと思ったんですケド
        このままでもいいです!このさい! -- 季來 2011-11-10 (木) 03:39:01
      • ……とゆか倒れさせるんです!? -- Σ qst075505.png 2011-11-10 (木) 03:41:28
      • いえ、別に倒れなくても。ただ現状ささえるようなアクションしてないので
        そのままマスター然としてキリッと立っててもらって問題ないですよ。どうでも倒れる流れなら次で受け止めますが、今の状態もわりと絵になるかとおもてますわふん -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 03:46:59
      • あと、ロダでラスボスとか言ってるから誰かに倒されるかもしれませんわふん -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 03:49:26
      • さよう -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 03:52:35
      • では自分は中ボスわふん -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 03:57:48
      • ぅあ4じです?! じゃ、じゃあ!塔が崩壊するそうですので、早く脱出してしまいましょうです!!! -- Σqst075505.png 2011-11-10 (木) 04:07:59
      • きらぱにで言ってたリミット過ぎたので申し訳ないですが休ませてもらいます。今日はお昼寝してないから限界で…(ばったり) -- qst075479.png 2011-11-10 (木) 04:08:46
      • ごめんなさいです… -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 04:09:44
      • 明日日中にレスできればと思いますんで、どのへんまで進めればいいかと聖杯が今どうなってるのか、どうするのかを書いといていただければたすかりますわふ…(消滅) -- 2011-11-10 (木) 04:12:44
      • あ、聖杯はぽてふわーんと落ちてくると思うので、ひろってくださいです。
        あと1回分の願いを消化するパワーがチャージされているかとなので、
        それにきっとタワーは中枢抜かれて崩れるから、脱出推奨ですので、
        解散気味に場所を移して、集会場とか入り口とかであと一回使っちゃうのはどうでしょう、どうでしょうって寝てる人に聞きますです -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 04:18:31
      • とゆか、中枢が力を失ったらサーヴァントも現界マジ現界だとおもうので場所を変えたいなって… -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 04:22:04
      • (契約は「聖杯の前まで護衛」だったから塔と共に消えるつもりだったわんこ) -- Σqst075479.png 2011-11-10 (木) 17:09:21
      • うちら二人して打ち合わせ不足だと痛感するわふ… あるむんくるすさんところなんてペアコメ見たらストーリー全部わかるって言われるくらいなのに
        まあ、よそはよそ。うちらはうちららしく行きましょうかー -- 赤せばー 2011-11-10 (木) 17:11:25
      • 服拾って着せてる間もないということですね。わかりましたわふん
        半裸抱えて塔を駆け下りるわふん。まるで人攫いわふん -- 赤せばー 2011-11-10 (木) 17:19:29
      • 聖杯も回収して、これで場面転換もできなくはないかな… というところまで流しましたわふん -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-10 (木) 17:20:19
      • これで塔は締めて場所を変えるか、もうひと発言してマスターが締めるか… お任せするわふん -- 赤せばー 2011-11-10 (木) 17:20:46
      • (ごめんねますたーがアドリブ大好きだからって…) -- qst075505.png 2011-11-10 (木) 18:11:25
    • - わんこハウス -
      • (おすわり待機中) -- 赤せばー
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075542.png (ひよこサブレの差し入れ) -- 2011-11-08 (火) 00:17:18
      • ! わふん!? (ひよこ、…ひよこ!?) -- (しっぽパタパタするわんこ) 2011-11-08 (火) 00:19:20
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075550.png (今夜は骨付き肉も) -- 2011-11-08 (火) 18:23:18
      • なんか豪勢わふん!? …最後の晩餐わふん? (っきゅーん) -- 赤せばー 2011-11-08 (火) 19:40:08
      • ちなみに、ひよこモチーフのハートサブレはカインの心わしづかみアイテムわふん。ぺろり完食わふん -- 聖杯/緋の断罪人 2011-11-08 (火) 19:42:29

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第 二 回 戦 : - シャレット vs グラフィカ - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/二階層中枢・  差分:聖杯戦争/本戦/二階層中枢・

 
お名前:
  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 二 回 戦 -
    • 告知
      • 対戦期間になりましらたら下記の相談室を併用しつつ、それぞれで決着をお願いいたします
    • - Sword, or Death -  with what in your hand...?
      • [迷宮の扉がブチ破られた!]
        [一枚は穴だらけ、そしてもう一枚は凹み歪む。無残にも蝶番からちぎれ飛び、後を追って飛び込んできた影は二つである] -- 2011-10-15 (土) 22:59:32
      • (片や鋼鉄の騎馬。エンジン音も高らかに、真っ黒い郵便配達車が、水飛沫を上げつつ加速する)
        ハーッハッハハハ!今度は川渡りというわけであろうかね?(幅寄せ、これまで迷宮内で幾度も繰り返されてきた前哨戦!) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-15 (土) 23:04:38
      • (サイドカーに収まって、どこ吹く風と眠りこける老婆。水の気配に、薄く目を開く)
        局長、安全運転ですよぉ(まだ寝ぼけていた) -- グラフィカ 2011-10-15 (土) 23:06:51
      • はっはー! やっぱこれだよなぁ!!(馬蹄の音色も高く、静まり返った決戦の広間に漆黒の奔馬がなだれ込む)
        (馬上の人影は二人、純白の衣装に身を包んだ少女とその騎士たる竜騎兵だ ぐん、と加速がついて底知れぬ淵を飛び越えた) -- ガンスリンガー 2011-10-15 (土) 23:09:12
      • あ、くそ……!一緒に乗れと言われて何のことかと思えば、こういう事か(振り落とされないことだけに集中しながらも文句を言う)
        うわ!(その瞬間の加速にしっかりと馬の蔵を掴み)お前な、もう少し同乗者に気配りをだな…… -- シャレット 2011-10-15 (土) 23:14:05
      • (スライドはジャンプで躱される。交錯する蹄と鉄輪、上から見れば水面に残る綾模様)
        ゴールは近い…何せ、この決闘場からは(片手でハンドル、もう片手で便箋を…扇のように取り出して、投擲) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-15 (土) 23:30:31
      • どちらか一組しか、出られない…でしたかねぇ(刃の硬度を持つそれは、北の国の果たし状。)
        (サイドカー付きのバイクは、決闘広場中央…扉の前の、コロッセオに向かう) -- グラフィカ 2011-10-15 (土) 23:32:55
      • ああ、恨みっこなしで行こうぜ!(人馬一体の境地ゆえの騎馬射撃、カービン銃を無造作に向けて同じ数だけ弾丸を送りだす)
        いい線いってるぞシャーリー! お前才能あるんじゃないか?…よっと!(腕を回して支え、八艘飛びに足場から足場へ) -- ガンスリンガー 2011-10-15 (土) 23:39:24
      • 乗馬の経験くらいならある、とはいえ……これほど動く馬にはな、っと(ガンスリンガーの射線をさえぎらぬよう姿勢を下げ)
        ここで落とせるのなら落としても良いぞ、最も向こうもそのつもりだろうが(チキと銃を構え撃つ、無論狙いなど付けれるずもない牽制ですらない射撃) -- シャレット 2011-10-15 (土) 23:44:49
      • (銃弾ときっかり相殺される手紙束。狙ったわけではない、狙われたのだ)
        火力、精度共に優。「一対一で撃ち負けた」は除外するべきか?(小さく呟く。直線機動力では機械が優れるが、三次元的なマニューバでは馬のほうが上だ。何より、操り手が違う)
        「落馬事故で死亡」ッ試してみるかねッ(シャレットの弾丸が掠める中、前方の巨大な柱をすれ違いざまに一閃!) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-15 (土) 23:52:39
      • 局長、局長。後ろから大きな柱が倒れてきますよぉ(了承している、と短く返答が来て 決闘場の中央、倒れこむ柱に分断された一方へと決められた豪快なブレーキ・ターンに揺れる側車) -- グラフィカ 2011-10-15 (土) 23:55:26
      • (崩落をはじめる柱 ルーズレインを引き絞り、棹立ちになった乗騎を御して一瞬のタイムラグを駆け抜ける!)温いなッ!
        まずは小手調べってとこかね…お返しだ!(二挺のリボルバーが交互に火を噴き、計十二発の跳弾がバラバラにサイドカーへと収斂していく) -- ガンスリンガー 2011-10-16 (日) 00:09:38
      • はっ、事故死など冗談ではない、私にはまだすべきことがあるのだ(手首のスナップのみで撃ち尽くした薬莢を廃棄、間近に迫る柱を見る)
        (しかし恐れることなくただ前を見据え、決戦の場となる闘技場をその目に捉える、操馬はガンスリンガーに任せればいいと言わんばかりに) -- シャレット 2011-10-16 (日) 00:14:26
      • (ズズン、と崩落の音。巨大な水柱、次いで雨。)やはりハズレであろうか
        (此処に辿り着き、役割を終えた鉄馬に吸い込まれる弾丸!燃料槽に直撃した数発が、火花と爆炎を生む) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-16 (日) 00:26:57
      • あら、虹ですよぉ(スクラップ寸前での脱出。サーヴァントと二人、水と炎に彩られた舞台に立つ―決闘の間合いだ) -- グラフィカ 2011-10-16 (日) 00:28:20
      • ま、そんなとこだよな(少女に手を貸して下馬を助け、役目を終えた馬は幻に消える)さあ死合いの時間だ!
        押し通るぞシャーリー! ここがはじまりだと思え お前の望む未来って奴を俺にも見せてくれ!(騎兵銃を担いで不敵に笑う) -- ガンスリンガー 2011-10-16 (日) 00:50:28
      • (馬を降り相対するは老婆とその従者、乱れた髪を整えるべく軽く頭を振るとその目はもう敵を見据え動かない)
        (見かけは老婆、だが一度は戦いを勝ち抜いた相手油断が出来るはずもない)わかっている、わかっているさガンスリンガー、そのためにも……多くは望まぬ、ただ、勝て
        そのために私が出来ることであればやろう -- シャレット 2011-10-16 (日) 01:00:42
    • - Время битвы -  Я получаю танец смерти в обеих ногах...? -- 2011-10-16 (日) 01:03:59
      • 嫌だ、ああ嫌だ。全く嫌だ。呆れるほどに嫌だ。死合いなど全く野蛮極まるのだよ
        (今更のように述べるその口ぶりには本気の嫌悪感が見て取れる。まるで先ほどまでの態度と矛盾する言動だが、足取りは軽く。聞こえればこう思うかもしれない、「自己暗示の一種だろうか…?」と)
        「水責めにあって溺死」、さて通用したものか?(未だ舞台中央には倒壊した柱。隙間から視える敵は仁王立ちだが少し歩けばすぐに死角。)
        (決闘の始まりの合図は、天高く飛んだバイクの残骸により罅の入った上空貯水槽、その決壊及び滝のような水流となった) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-16 (日) 01:12:31
      • 局長、勝てと来ましたよぉ あれ、我々も勝たなくてはいけないのでは?(無論だよ、と呆れ顔で返されて にこにこしながら、隅の椅子に腰を下ろす) -- グラフィカ 2011-10-16 (日) 01:14:59
      • 局長ね 何の局長なんだか…(地を蹴って柱の残骸の上へ)なぁ、さっき便箋飛ばしてたよな 郵便屋か?
        俺の時代にあんな乗りもんはなかった、とすればずっと未来の…シャーリー! 郵便屋の英霊だ 心当たりはあるか!
        (高みを駆けながら男を狙い、空薬莢を量産して硝煙弾雨を現出させる 必中を期し、先の先の先の先まで読んだ牽制射撃つきだ) -- ガンスリンガー 2011-10-16 (日) 01:37:22
      • (相手のマスターの様子を見て自分も下がる、サーヴァント同士の戦いだ、巻き込まれれば間違いなく足手まといになるだろう)
        出番があるとすればあの老婆が動いたときか(確認するように呟き、そして答える)知らん!
        そもそも私がこの街に来たのは最近だ、そしてこの聖杯戦争の英霊は過去に実在したこの街の冒険者なのだろう?知るはずがあるか -- シャレット 2011-10-16 (日) 01:40:40
      • オヤ?私は郵便屋ではあるがね(素直な返答 この問答に、意味が無いからこその気軽さ 対して)
        私はね、知っておるのであるよ、君のことを。(調査を生業としていたからこそか?それとも貴方が有名すぎるからか?一言一言に、虚実が混じり判断を迫る)
        (問答の間に放たれた葉書は16通。最初こそ弾除けとして機能していたが、次第に射撃速度が上回る!守勢に回り、相殺しきれなくなれば数発が掠め、回避も追いつかなくなれば直撃弾が) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-16 (日) 01:50:27
      • あらあら、高度優勢。坊は足がはやいねぇ(「局長」の負傷を気にもとめず。反撃の令も下さない。従僕に全てを任せる方針か?それとも―) -- グラフィカ 2011-10-16 (日) 01:52:56
      • 知らんってお前マスターだろーが! ん、早撃ちで俺に挑むかい? そいつぁ面白い冗談だ!!(シリンダーごとリロードして応射)
        (ホルスターからの抜き撃ちで6通を射抜き、ガンスピンを披露してさらに1通を撃ち払う 3通が余った)って多いな畜生――!
        くッ(ポンチョの端が切り裂かれ、脾腹に鈍痛が走る 非現実的な切れ味に感嘆の声を上げた)ははっ、やるじゃないか!
        やれやれ、あんたほど熱心なファンは見たことがないな いや、待てよ嬢ちゃんがいたか(妬くな妬くな、と笑って)
        ファンって奴はとにかく大事にしてやらないとな てなわけでこいつはサービスだ! 記念にとっときなッ!!(加速する銃撃、交錯する跳弾が擬似的なクロスファイアを生みだす) -- ガンスリンガー 2011-10-16 (日) 02:18:01
      • マスターなら相手のサーヴァントの正体を知らなければならないルールでもあるのか?
        もしそうなら名前を隠す必要すらないだろうに、もっとも(くくっと笑う)お前は逆の意味で厄介だがな、創作が多すぎる
        無論調べはしたが何も分からん、分からないということはこの街との縁が薄いのやも知れぬな(とんと背を壁に預け戦いの趨勢を見極める) -- シャレット 2011-10-16 (日) 02:24:54
      • 痛い。まるで痛い。全く痛い。この身が人であったなら死ぬであろうほどに痛い。であるが
        (手数が追いつかない…物陰に転がり込みつつも、的確な射撃は反射すら駆使して追い詰めてくる。またも数発、身を抉る銃創)
        うむ、そういえばこんなモノ(死因)もあったか?(Проклятие Закон(怨み晴らさで置くべきか) 呪言の威力はまだ小さい。魔術師ならば、瞬間的な呪いの発言に疑問を覚える程度…この傷では、その程度)
        Пламя d'Or(百二十九枝の花束)(何処から現出したのか?「支援者から受け取った人形に罠が仕掛けられており爆死」、その説を再現すべく 黒塗りの少女人形が、その足元より迫る!)
        (あからさまに時限式を思わせる秒針の音を立てている…打ち抜けば爆発、サーヴァントはともかくマスターには危険な距離だ) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-16 (日) 02:39:52
      • また妙なもん出してきやがって…時限爆弾か!? どうにも始末が悪いな…伏せろシャーリー、巻き込まれるなよ!
        (クロックワークの音色はブラフかもしれない しかも配色が不吉に過ぎる 不用意に近づくことに本能が警鐘を鳴らした)
        となると――(数メートルにもなるブルウィップで人形を絡めとり、大きな円弧を描いて投げ返す .45口径LC弾のオマケつきだ)宛名違いだ! 返してやるよ郵便屋ァ!! -- ガンスリンガー 2011-10-16 (日) 21:49:56
      • 人形?……(怪訝そうにそれを見るもガンスリンガーの警告に顔色を変える)なるほどそういうことか!
        さすがに色々と知っているようだな……!(瞬間身を投げ出すと頭を抱えるようにその場に伏せる) -- シャレット 2011-10-16 (日) 21:58:19
      • (爆発。その規模は小規模だが、投げ返された物陰ごと爆破する程度には大きく)
        嘘をついてはいけない。(どこからか声が。ふと見やれば、足元には先ほどと同様の人形が、1体、2体…増殖したかのように―!) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-16 (日) 22:25:46
      • あらあら、隠れんぼですかねぇ…夕ごはんまでには帰ってくるんですヨォ(老婆の呑気な声が、逆に不気味である…身を隠すことさえしていないのだ) -- グラフィカ 2011-10-16 (日) 22:28:52
      • ったくいい性格してやがるな…キャスターで決まりか?(ピンポイントの銃撃は防がれる、となると面の攻撃が必要だ)
        (牛追い鞭の先端が音速を超えて大気を裂く 湧き出した端から数珠つなぎにして送り返す、がキリがない――!)
        勝負を急ぐってのはポリシーに反するんだが…(じり貧を待つのは更に嫌いだ 左の手袋を取り去り、人形の頭を鷲づかみにして地面に叩きつける)
        使うぞシャーリー! こいつが俺の…黄金狂の時代精神(Ecstacy of Gold)だッ!!
        (純金の塊と化した人形が打ち下ろされた接地点から放射状に金色の輝きが広がっていく 黄金の奔流は戦場の半ばを瞬く間に呑みこんだ!)}; -- ガンスリンガー 2011-10-16 (日) 22:47:27
      • さあな、まだ奥の手を温存しているのかもしれん(手袋を外すのを見た、あれを使うのか)ああ魔力のことは気にするな!存分にやってやれ!
        そしてヤツの余裕顔は気に入らないな……(令呪に精神を集中する、あれだけの大技だ消費する魔力も多いだろう、その隙を付かれることを予測し)
        やれガンスリンガー!(焼け付くような感覚とともに令呪の一辺が魔力となりサーヴァントに注がれていく) -- シャレット 2011-10-16 (日) 22:57:24
      • 「包囲され、大量のダイナマイトで爆殺」―これも違う。(そこまでは良い…が、その先の展開…非常にまずい。心のなかで舌打ち、外に出して良い顔ではない)
        これは…これはッ!(触れたものを黄金と化す。その伝承は確かに伝わってはいたが…これほどまでの範囲、即効性を伴うモノは想定外である。そもそもが存在自体が怪しい能力、軽視していたか。)
        (土砂により濁った水面、潜んでいたのはその中。急速に金に染まる視界、堪らず脱出し、悪足掻きの封筒を2通…単なる刃だ) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-16 (日) 23:18:00
      • 綺麗ですねぇ…(魔力の奔流により数メートル先迄が金に変わる。)局長、魔術師だったらよかったんですけどねぇ…(少しだけ、目が鋭くなる…使いどきか。) -- グラフィカ 2011-10-16 (日) 23:21:16
      • っし、形勢逆転だ! 一気に決めるぞ!(苦し紛れの一撃をリボルバー式カービンの銃床で打ち払い)
        (鉛に代わって純金の弾丸が雨あられと降り注ぐ 敵の動きを制し大地に縫いとめてしまう面の飽和攻撃だ そして――)
        出し惜しみは無しだ! 大盤振る舞いで行こうぜシャーリー!!(爆発的に跳ねあがって場に飽和していく魔力量、柱を失った遺跡を激震が襲う)
        魂消るのはまだ早いぞ 俺たちはあんたらを越えて行く! お別れだ郵便屋ッ 予定調和の大活劇(マニフェスト・ディスティニー)ッ!!!
        (目映い砂金を孕んで吹き荒ぶは黄金の旋風、左腕を支えに異形の騎兵銃を向け…莫大な運動エネルギーが乗った金色の弾丸が放たれた!) -- ガンスリンガー 2011-10-16 (日) 23:54:16
      • ぐうぅ…!(刻一刻と、黄金弾により逃げ場が消えて行く。反撃する隙は令呪による発動加速で潰され、その身に幾つかの銃弾が突き刺さる。)
        (足止め―弾幕だけではない。その黄金弾の一発一発が、微弱ながらもガンスリンガーの宝具の影響を受け、着弾点を蝕むように金に変える!)
        …だが。まだやれることはあるのであろうさ(迫る最期の銃弾!直線上に敵サーヴァント、そして自らを挟んだ反対側には―) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-17 (月) 00:04:29
      • 越えちゃァいけない、壁もあるもんさぁ(スイッチが入ったら、老婆の行動に迷いはない。その鋼鉄の左腕が自らのサーヴァントの胴を貫いた
        (最期の銃弾が迫る。全てを金と化す銃弾が届く、その前に。貫いた左腕に令呪の光が瞬く!)
        命ずるよぉ…「この傷、この痛み、この怨みは…私に向けることを禁ずる」
        (致命傷一歩手前。それだけの、ギリギリの一撃を加えた腕は、怨みの矛先を強引に捻じ曲げる) -- グラフィカ 2011-10-17 (月) 00:11:57
      • 血迷ったかッ!!(理解できない いや、あの老女は正常にすぎる 必ず何かの意味があるはずだ その事実が神経を逆撫でする)
        (しかし賽は投げられたのだ 全霊を以て放った至高の魔弾は射撃術(トリガノメトリー)を極めた果てに宝具と化し、衝撃波をともない敵の胸へと吸い込まれて――) -- ガンスリンガー 2011-10-17 (月) 00:32:41
      • да(苦悶。こちらの共通語を喋る余裕などもう無い、何しろ瀕死の状態より敵を打ち倒さねばならないのだ)
        Проклятие Закон(怨み晴らさで置くべきか)(呪言は一瞬の内に、膨れ上がる呪詛を纏め上げる。黒い、黒い悪意が夜明けの金を塗り潰す)
        (そう、怨み。受けただけの悪意を、殺意を。忘れず、蓄えいつかは返す…因果応報を旨とする術!その在り方は、任意での発動拒否など出来ようはずも無い)
        Обида・LXX(髑楼大舞踏会七十七年)(では怨みはどこへと向かうか?直接の原因…老婆は令呪により回避される。ならば、それを動かした原因…即ち、目前の敵へと)
        (胸の大穴から、黒い泥のような魔力と共に次々と髑髏が現れる。目と鼻の先まで迫った黄金の銃弾を、包み隠す…否、押し潰す!)
        (髑髏が笑う。死体と見紛う郵便屋が、仕込杖を振り上げて。悪鬼の形相で、髑髏を従えて迫る) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-17 (月) 00:36:04
      • なッ 嘘…だろ…?(想いを托した輝きは深い深い闇に呑まれて消えた 何の余韻も残さずに消えてしまったのだ)
        (どこか遠い国の言葉だ わからないなりに意味を悟った あれは怨嗟の声だ 流血の苦悶、身を貫く痛みを訴えるどす黒い思念だ)
        (そして空ろな嗤い声をあげながら進撃する髑髏の求めるものはただ一つ 過去の清算だ)
        (そうとも、殺しきれなかった)
        (ゆえに復讐(・・)される)
        (自明の理だ)

        上等だ! させるかよッッ!!!(男の腹に肩に腕に頭蓋に、そして胸の髑髏に純金弾を放ってひきつける 狙いは自分だ、自分だけなのだ) -- ガンスリンガー 2011-10-17 (月) 01:20:55
      • ……!(何が起こった?あれは、あの宝具はガンスリンガー最大の物、令呪を用い発動させたそれが効かない、いや防がれた?)
        いかん!(相殺されたのでもなくただ消える、消えた魔力はどこへ行く?直感のままに叫び切り札の二つ目を使うことを考える、残しておいても仕方がないだが…)
        (一瞬の逡巡、果たしてそれが吉となるか凶となるか……!) -- シャレット 2011-10-17 (月) 01:31:50
      • (銃弾が当たる。吸い込まれるように…そう、吸い込まれて、金の花を咲かせて消える。何処かに消える…)
        (鈍れども、身体は動く 銃弾の勢いに、止まりもするが 目標はブレず!そして、詰まる距離はもう剣のソレだ 振り、斬る) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-17 (月) 01:33:13
      • …「巡り巡って、復讐された」(投げられた黒手紙。シャレットへと届けられるのは、勿論追加の令呪を防ぐためである。)
        どうやら、アタリ…だったかねぇ -- グラフィカ 2011-10-17 (月) 01:37:25
      • (咄嗟に打ち合った宝具は火花を散らして断たれ、切っ先はそのまま臓腑に再生不可能な刻印を施して抜けていく)
        (一歩遅れて鮮血が散った 衝撃の余波に襲われて弾き飛び、何度か跳ねて浅瀬に突っ込み大きな水柱を上げる)
        (懐から真っ二つに断ち斬られた金貨の片割れがこぼれていった)

        ……ああ…そうだな、大当たりさ(これでいい、と そう思った) -- ガンスリンガー 2011-10-17 (月) 01:54:06
      • (一瞬の迷いはそのまま敗北へと繋がることを知った、いや知っていたはずなのに、また繰り返してしまった)
        (グラフィカから放たれたそれにより発動を妨げられ、そしてその視界に写る赤、己が従者が断ち切られる光景を断腸の思いで見つめる)
        ……ばか者が……!(一度天を仰ぎそして深く息を吐く、倒れた従者へ歩み寄る足にもう迷いはない、勝敗は決したのだ) -- シャレット 2011-10-17 (月) 01:58:39
      • 人を呪わば真っ二つ。これにて…帳消し(とんだ逆恨みではあるが。ガンスリンガーは…いや、エミリオ・バセットは 確かに復讐を受け、その生涯を終えたのであろう) -- 黒手紙(セイバー) 2011-10-17 (月) 02:07:38
  • 帰るよぉ、局長(もはや死に体。言葉と共に、サーヴァントは霊体へと戻る…現界を維持できなくなったのだ)
    じゃあねぇ、坊(とことこと、扉へ進む。先へと続く、扉に消えて) -- グラフィカ 2011-10-17 (月) 02:17:25
  • (決戦の間は水を打った様な静けさを取り戻して、近づいてくる足音に僅かに顔を上げる)…シャーリー…無事か?
    はは、マズイな…報酬がパーになっちまった 悪いが……契約はここまでだ(神経を責め苛む末期の痛みに浮かぶ脂汗、途切れ途切れに呟いて) -- ガンスリンガー 2011-10-17 (月) 22:42:38
  • ああ、おかげさまでな五体満足でいられている(足音が途切れる、地に伏したガンスリンガーのすぐ側に膝をつく音)
    ……その点お前は手ひどくやられたものだな(ぬる、とした血の感触、血の匂い)
    (死を間近に感じさせるそれに慣れることは一生ないであろう、それ故に重く痛い)ああ、そうだな……ここまで、か
    (この期に及んで何が出来るだろう、今までのようにただ看取ることだけだろうか)ガンスリンガー、私に何か出来ることはあるか?成功報酬を払うことは出来そうにないが、今までの割り分なら渡してやれるかもしれん -- シャレット 2011-10-17 (月) 22:58:13
  • また22で終わりか 因果なもんだ(透き通った水面に広がっていく朱色、右の手袋を噛んで外し懐の金貨をさぐる)ん、半分っきりか…?
    報酬ならもう十分だ お前は俺にチャンスをくれた やり直す時間も、戦う理由も――(咳きこんで身体を折り)ああ、悪くない夢だったさ…!
    だが贅沢を言っていいなら…そうだな(むき出しの手を開いて、閉じて)もう少し寄ってくれないか? -- ガンスリンガー 2011-10-17 (月) 23:28:46
  • っは、そうか誕生日を迎えていたのか、まったくどこまでも因果な奴だなお前は……(ふうと息を吐く)
    私にもう少し力があれば違った結末を見せてやれたかもしれないな、すまなかった(素直に謝ると言われる通りに従者へ寄る)
    これで良いか?(その目が捉えるは、すべてを黄金に変えるという偽りより生まれし宝具を宿す手) -- シャレット 2011-10-17 (月) 23:38:15
  • いや、ほんの少し予定が変わっちまっただけさ これでいいんだ 俺はもう必要ない そうだろ?
    だから…見届けてくれ こいつが俺の末路(ハッピーエンド)だ どうせ証人はお前しかいないんだ、言い張ってやれ! 奴は笑って死んだんだってな
    (霞む視界を絞って手をのばし、少女の頬に触れる その肌は呆れるほど柔らかく指を受け止めた 今ここに奇跡は終わったのだ)
    は、は…ッ! ッは…はっはっはっはっは! ああ未練だ!!! こんなとこで終わっちまうなんてなぁ!!(くしゃくしゃ頭を撫で回す)
    くそっ計画が台無しじゃないか! 先行投資だの何だのいって結局タダ働きか 冗談きついな全く!
    (せめてもの抵抗だ 逃れえぬ定め(プロット)を前に精一杯おどけた言葉(アドリブ)を吐く 大げさに、そして心の底からくやしげに嘆いてみせた) -- ガンスリンガー 2011-10-18 (火) 00:27:04
  • ああ、後は私一人でやるさ……そして忘れない、お前がいた事をな
    どこまでも不遜でどこまでも陽気でそれで自由だった物語の主人公、ああ間違いなくお前は奇跡を体現する主役だったよ(触れる手を握り返し)
    ふふ、そして人一倍の強がりだ、まったく死ぬ間際までこれとはどうかしてる、だが……そこだけは以前のお前を越えれたようだな
    (ふと見れば崩れ落ちていくその体、何もかも元々存在しなかったかのように) -- シャレット 2011-10-18 (火) 00:39:37
  • (無理に笑ったせいで消えかかった蝋燭の火が一気にゆらぐ 往生際も悪く最後の輝きとばかりにやたらと舌が良く回った)
    いいか、お前が救いをくれたんだ そいつを忘れるなよシャーリー…シャレット・フェーサッ!!
    それからアレだ、最後だから言っとくがとびっきりいい女に――(幕切れは唐突に訪れる そして少女は一人になった) -- ガンスリンガー 2011-10-18 (火) 01:01:35
  • ……(そして残ったのは静寂、セイバーとそのマスターはすでに去り、自身の呼び出した従者も消えたあっけなく)
    救いか……(手に触れるもの、それはガンスリンガーが使っていた銃弾、魔力で精製したものではない普通の鉛弾だ)
    (復讐で命を落とした者に、これからそれを成そうとする私が救いになるとは……皮肉なものだなガンスリンガー、装弾しその銃口を天に向ける)
    (銃声が幾重にも木霊し、そして消える)レイクエイムよりこの方がらしいだろう?ああ、それじゃあな…… -- シャレット 2011-10-18 (火) 01:19:48

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第 二 回 戦 : - ベル vs ラウリィ - Edit


保留中

第 二 回 戦 : - アルム vs ガゼット - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/二階層中枢・  差分:聖杯戦争/本戦/二階層中枢・

 
お名前:
  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 二 回 戦 -
    • dancer VS Assassin
      • (己の放ったナイフが薄布に受け止められたのを視認したときには、次のナイフを投擲している。)
        (その投擲の勢いで袖口から滑り出たナイフを掴めば、手を振り戻すようにして投擲。)
        (宙を飛ぶ二本のナイフ。狙いは相手の眉間と喉元。刺さればそれで勝負の決まる位置。)
        (けれど、恐らくはそれも薄布に防がれるだろう。ただの豪奢な薄絹にしか見えない、相手サーヴァントの纏うそれは、恐らくは宝具の一つ。)
        (だから、残存サーヴァント中最速の男は、地面へと靴跡を一つ残し、身を低く。)
        (相手の足元へと滑りこむようにし、足払いを掛けようと飛び込んだ。) -- 黒衣 2011-10-16 (日) 23:34:41
      • (身を回し、灯した円心にてさらに布を振り回す。それが解ければ、受け止めたはずの一刃が明確に、飛来する一つを迎え撃った。その動きに付随して、布は残る一つを叩き落とす)
        (その最中、見初めた相手の初動に、こちらも動きを見せた。撓めた足を戻し、跳躍へ。飛び込んでくる黒い風を、わずかな隙間を残して飛び越える。ちり、と仮面と踊り子の肌がかすめあうほどの至近)
        ―お早いのね。 -- ダンサー? 2011-10-16 (日) 23:46:04
      • (目前、飛び上がり、己の上を掠める相手。甘い匂いを嗅いだように思う。それほどの至近。)
        (飛び込むような蹴りを避けられれば、勢いのままに地面を滑って。)
        (四肢を地面へと貼りつけるようにして勢いを殺しながら身を回し、再び相手へと向き直った。)
        …ルンバはあまり、得意じゃない。
        (誂うような相手の科白に、苦笑交じりの声色でそう返して。)
        (言葉を止めて、再び駆ける。身を低く。上体を伏せるような走り。)
        (かつて学び舎で青の追い風を受けた時のそれを、再現したように。)
        (ナイフの投擲。先程と同様に、相手の眉間へと向けてそれは迫り。)
        (相手の布の射程へと届く直前。軌道を変えた。)
        (ナイフの柄に繋がれたワイヤーは黒衣の左手の中へと伸びて、宙を飛ぶナイフに動きを与える。)
        (ずれた軌道は、相手の胸元へ向いて。) -- 黒衣 2011-10-16 (日) 23:59:21
      • あら、そうなのですか? そんなことはないように見受けますが…それとも、踊らされるほうが?
        (問いは止まる。反射で振り上げた布をかわす蛇のようなそれに、視線の色が変わった)
        (息を吸う。一拍、舞台をつま先で小突いてから、高速で身を回した。薄く、胸を覆う布を裂かれつつも、そのまま舞いへと移りゆく。左の手に握りこんだ刃で、ワイヤーを斬り払いながら、踊り子は逆襲のために前へと出た) -- ダンサー? 2011-10-17 (月) 00:06:58
      • (相手のシミターによって切り離されたワイヤーは、手の中から捨てる。)
        (駆けながら、黒衣の内側、両の脇から左右の手に一本ずつナイフを抜いた。)
        …踊らされるのは、大嫌いだ。そういうのは、あんたたちの仕事だろ。
        (相手がこちらへと向き直り、向かい来ても、足を留める様子はない。)
        (接近戦闘になるのであれば受けて立つというように、そのまま相手の至近へ向けて走り寄って。) -- 黒衣 2011-10-17 (月) 00:14:02
      • それもそうですわね。けれど―運命に踊らされるのは、誰もかれも同じですわ。
        (見透かしたような笑みを消し、走り寄ってくる漆黒へと曲剣を振る。右と左の交差の剣撃が、わずかな軌道のずらしを交えて、低い位置にあるアサシンの頭蓋を切り刻むために躍りかかる) -- ダンサー? 2011-10-17 (月) 00:21:43
      • 運命論は好きじゃない。だから俺は、踊りは苦手だ。
        (振り下ろされた相手の刃。受け止めるように右のナイフを掲げながら、男は宙へと跳ねた。)
        (右のシミターにナイフを合わせる。駆けていた勢いと跳躍が合わさった身の流れが、互いの刃の交点を中心とした円軌道を描く。)
        (ムーンサルトのような、伸身の宙返り。先程とは逆に、今度は己が相手を飛び越える。)
        (相手の頭上まで至った所で、左手のナイフを相手の左のシミターとかち合わせて。)
        (振り下ろそうとする相手の力を利用するように、己の身の流れる勢いを留めた。)
        (着地は背後。今度は己の番だというように、相手の胴体へ向けて、右のナイフを突き入れた。) -- 黒衣 2011-10-17 (月) 00:30:01
      • ―く―(漏れる言葉は、焦燥のそれか。自分の背後に回られたと気づいた瞬間には、身を回しながらその場を離れようとする、が、一手遅い)
        (浅く、剥きだしの腹を刃がかすめる。緋色の滴が、わずかに飛び、しかし宙で消えた。それほどの、刺突の速度)
        (だが止まりなどしない。円の動きの勢いそのままに、右の拳での裏拳を、相手の肩口へと叩き込む) -- ダンサー? 2011-10-17 (月) 00:35:42
      • (掠めた。けれど浅い。致命には程遠く、相手の動きを止めるにも足りない。結果。)
        っ、ぐっ!(己の右肩へと直撃する、相手の裏拳。女の繊手とはいえ、サーヴァントの膂力。)
        (ぎしり、と筋肉を透過して、骨の軋む音。仮面の内側で表情を歪めた。けれど、このままでは終わらせない。)
        (相手の動きを真似るかのように。右足を軸とし、己の身を捩る勢いと、相手の打撃の威力をもって回転する。)
        (背の高い黒衣の男の左足が掲げられ、こちらへと正面を向けようとしている相手の胸元目掛けて回し蹴りが飛ぶ。) -- 黒衣 2011-10-17 (月) 00:40:33
      • かっ…!(一撃が相手をとらえたことへの高揚も、一瞬だけのこと。次の瞬間には、槍のごとき突き込みを、直撃でもらってしまった)
        (仮初であるはずの身の内から、ごきり、と嫌な音がする。吹き飛ばされつつも身を回し、後方宙返りにて着地できたのは行幸だったのだろう)
        (身を起こしてシミターを握り直しながら、脳裏を掠める思いが一つ。『―強い―』) -- ダンサー? 2011-10-17 (月) 00:47:44
      • (相手へとぶちこんだ蹴り足に、確かな感触が帰る。そのまま身を回し、相手へと正対する形で足を下ろし、向き合って。)
        (何本ものナイフを飛ばし、一撃を受けてようやく、相手へとまともに打撃を叩き込んだ。)
        (速度で押す己に対し、舞うように身を御す相手は、決して相性の良い相手ではない。)
        だから踊りは嫌いなんだよ…。
        (吹き飛んだ相手をすぐには追わず、右肩をナイフを持った左手で抑えながら、ポツリと呟く。) -- 黒衣 2011-10-17 (月) 00:55:54
      • (け、ふ、と咳き込む。つ、と口の端から紅いものが零れ落ちた。それを拭うこともせず、再び曲剣を構えて前へ出る)
        (速度は変わらず、否、さらに洗練された鋭さを宿して、二刃を煌めかせながら間合いへと踏み込んでいく。その目には、まだ、諦めは見えない) -- ダンサー? 2011-10-17 (月) 22:30:19
      • (相手の動きに鋭角さが増した。こちらへと振るわれる刃の勢いは激しく、上体の動きでかわすのに加え、時折ナイフで流すようにして回避する。)
        (けれど、これはある意味では好機。舞うような、流れるような動きこそ、己にとって警戒の対象。)
        (こちらへの一撃を目的とした為か、鋭い攻撃へと注力した相手は、先程までに比べれば好ましく映る。)
        っ、く!
        (相手のシミターが、黒衣を削る。迫る刃へと強引に速度で対応すれば、いくら避け、流そうとも、己の肌の至近、衣服がちりちりと細かく切り裂かれる。)
        (時に己の肌にも赤い血の線を残すそれを、まるで舞うように避け続けて。)
        (隙を見つけては、相手の両腕、シミターを振り終えたその肌目掛けてナイフを突き入れ、薙ぐように振るう。) -- 黒衣 2011-10-17 (月) 22:50:58
      • (緋が散り、溶ける。腕を走り抜けた刃の後には、傷が生まれいでる。痛痒にも似た感覚にヴェールの下の表情をゆがませて、女は一度距離を置いた)
        (吐く息は荒い。滴も散る。人と比べるべくもない人外の従者の身にあってなお、色濃い疲弊がダンサーを蝕み始めている。舞う蝶は、次第に蜘蛛の糸に鹹めとられていく) -- ダンサー? 2011-10-17 (月) 23:00:28
      • (細く、長い手足が振るわれる。ダンサーの手足に付けられる薄く細い傷の数々は、言うなれば相手を絡め取り、獲物とするための蜘蛛の糸か。)
        (飛びすさった相手の後を追わないのは、こちらも疲労を覚えたためか、それとも余裕の現れなのか。)
        (仮面の内側の表情は伺えず、息遣いも伝わっては来ない。身体の外側に多くの浅い傷をつけた黒衣は、駆け出す直前のように再び身を屈めて。)
        …あんなコト言われてるけど。どうする。
        (ぽつり、と。しかしダンサーの耳に届く声で、問いかけるように呟いた。) -- 黒衣 2011-10-17 (月) 23:11:29
      • …逆に、貴方ならどうするのです?(言外に、聞いても意味のないことを聞くな、と告げている。すう、と息を整えて、再び前へと進み出ようとするその足を、しかし止めるものがあった)
        (それは、ある種の予知か、それとも先読みか、または別の何かだったのか―)―マスター? -- ダンサー? 2011-10-17 (月) 23:30:18
      • 俺だったら?(その質問に、駆け出そうとした足を止めた。低い姿勢のままで、仮面の内側、小さく笑って。)
        そりゃ、やるさ。俺のために泣いてくれるマスターだ。多少の無茶くらい、聞く。
        (そう、つまりは互いに、次の一合から連なる剣撃の中に終りが来ると、そう、予想ができて。)
        (沈めたままであった姿勢。その足へと、力を篭めて、駆け出そうと―――)
        あ?
        (思わず口から漏らした声。視界の端。己のマスターへと駆け寄ったガゼットが、取り出した短剣で、それを、振りかぶって。)
        (短剣の刃が、アルムの身へと、沈み込んだ。)





        ガゼットォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッッ!!!
        (パンッ、と。何かの爆ぜるような音がした。アサシンの足元。この闘技場の地面が、靴跡の形に凹んでいる。)
        (そして次の瞬間、それは打ち出された弾丸の如く。己の対峙していたダンサーを置き捨て、ガゼットへ向けて接近する。)
        (左右の手の中には、ダンサーとの剣撃に用いられていたナイフ。両の手を、疾走しながら撓らせて。)
        (確かな殺意と共に、ガゼットの喉と心臓を目掛けて、投擲した。) -- 黒衣 2011-10-18 (火) 00:42:42
      • なっ―(鋭敏化された感覚を以てしても、それらは寸断された一瞬のように感じられた。一手遅れてマスターのほうへ跳ぶ、が無駄なあがきにしかならないことは、火を見るよりも明らかだった)
        (ありえる可能性だというのに、混乱している自分がいることが、ひどくもどかしい。獣の咆哮のような声をかき消さんばかりに、悲鳴のような叫びが上がった)
        マスターッ!! -- ダンサー? 2011-10-18 (火) 22:54:47
      • (殺す。)
        (ただ殺す。)
        (兎に角殺す。)
        (殺す。殺す。殺す。)
        (首に投げたナイフは避けられた。)
        (二本目は胸に突き立った、だけど。そうだ。)
        まだ死んだとは限らないじゃないか。だから殺す。)
        (腕は壊す。足は抉る。指は潰して耳は引き千切って爪を剥がして腱を断って性器を刻んで首を転がして骨は折って曲げて目は刳り貫いて額を刺して)
        (奪う奴は、殺す。)

        (空になった手の中に、何時の間にか握られた剥き身のレイピア。)
        (学び舎の中、それを腰に下げ、日々を過ごした。)
        (それを以って、学び舎の中、同じ時間を過ごした目前の敵を屠る為だけに、身を操る。)
        (別離は済ませた。相手もそれを承知しているし、こちらの言葉も届かなかった。)
        (つまり、目の前のこれは、昔見た、名を知った翌日には死んでいた、奴隷の頃の、アレらと同じ。)
        (だから殺す。)
        (気づけば彼我の距離は、十分に刃の届く間合いまで接近していた。)
        (矛盾の魔王の言葉は、真を突いていたか。それとも、懐に収めた魔刃の侵食か。)
        (確かな殺意を持って、細身の刃を撓らせ、まずは相手の四肢を断たんと、振るった。) -- 黒衣 2011-10-18 (火) 23:38:19
      • (一秒先の惨劇が、まるで真実であるかのように、視界の中に繰り返し繰り返し流れていく。腕が舞い、脚が離れ、最後には首と胴が――)
        (ああ、これで終わりかと、どこか醒めた感覚と、とりまとめようもない焦りや怒りに身を、心を焦がされながら、ただただ惨劇を見つめていたその瞳に、心に、滑り込む光と言葉があった)
        あ――(瞬間、意識がシャットダウンする。まるで奈落に落ちるような、虚空に吸い込まれるような、空虚な満足感。矛盾した昂揚はやはり瞬時に醒め――気づけば、目の前には、つい先まで刃を交え舞踏を交わした暗殺者の姿)
        (息を吸うことさえできたかどうか。次の瞬間には、前へと差し出されたその  細く 白い   右腕が)

        (その密室の空を舞った) -- ダンサー? 2011-10-18 (火) 23:49:16
      • (一拍の静寂を置いて、紅が噴き出る。至近にあるものを色濃く染め上げていくのと正反対に、色を失っていくその姿に、一度大きな痙攣が走った)
        ――御意に(血とともに吐き出されるのは、了承の言葉。跳ね上がる視線は、これまでにない色と、熱を宿らせていた)
        (俊敏な動作で、左腕を前へと突き出す。同時に、響く力ある言葉は、その場にいるすべてのものの耳朶を打ち据えた)

        ―《壁のない舞踏会》― -- ダンサー? 2011-10-19 (水) 00:52:57
      • (風が嘶く。荘厳な音楽が鳴り響く。薄暗く、禍々しい様相を呈していたその場は、気づけばその姿を一変させていた)
        (流麗な音楽と、煌々と輝く煌びやかな大広間。御伽噺に姿を現す、舞踏会そのままの風景が広がっていた。その中に、右腕を失ったままの踊り子が立つ)
        (その対面にあるものや、地に倒れ伏せるもの、心の臓を刺されたもの、全てが右腕に違和感を覚えるだろう。まるでそこには何もないというかのように、右肘から先の感覚が、消失する) -- ダンサー? 2011-10-19 (水) 01:31:34
      • (確かな殺意を持って殺す(踊る)ために動く。)
        (相手の身を確かに、まずは右の腕を跳ね飛ばしたと思った瞬間、目の前に現出した人影。)
        (先程まで剣を交えていた相手が、割り込むようにその場へと。)
        (誰でも構わない。邪魔をするのなら。殺すだけだ。)
        (撓った剣刃は、女の伸ばされた右腕を切断する。)
        (手に戻る確かな感触。それを頼りに、視界の中、相手の切り落とされた腕が宙へと跳ねるのを確認するより先に、次、足を――)
        っ。
        (獲られた。右の腕。急に喪失した感覚に、そう考える。)
        (目の前で、撓ったレイピアが、握力を失った手の中から零れ、勢いのままに横へと飛んでいく。)
        (右腕。まだ落ちていないが、使い物にならない。無くなったのと同じ。ならば。)
        退け。
        (左袖口から落ちたナイフ。それを掴めば、目前の相手の両鎖骨の間を向けて突き入れられる。)
        (周囲の光景の変化は目に入らない。その視界の中には、殺すべき相手と、それを邪魔する者だけ。) -- 黒衣 2011-10-19 (水) 01:49:25
      • (殺意の風に、返る言葉はない。うつろとも、情熱ともつかない奇妙な光を瞳に宿したまま、隻腕の踊り子は舞い始める。最期の舞を)
        (躊躇もなく突き出される刃を握るその手を、残されていた左手で握り返す。場違いなほどに優しい力を込めたそれをつないだまま、踊り子は身をアサシンの左へと滑り込ませた。彼の背後、つがいの踊り手のように、二人の身が寄り添い合う)
        (アサシンの背後から、己のマスターを見つめる。うつろなはずの表情が、しかし『逃げろ』と伝えていた) -- ダンサー? 2011-10-19 (水) 23:27:04
      • (するり、と。己の力を受け流し、目前の踊り子は舞う。)
        (先程までの、勝利を焦るが故の直線的な鋭い動きとは異なる。)
        (そう、つまり、己の苦手とする動きを取り戻した相手は、きっと、死地の覚悟を。)
        (左の腕をとられたまま、背後へと回りこまれる。視界が開け、視線の先にはただひたすら殺意だけを持つ、敵の姿。)
        (右の腕はまだ落ちては居ないが、感覚は戻らない。左は抑えられ、きっと離されることはないだろう。)
        (この状況が、逆に、脳を冷ました。背後のこの女は、命を賭してでも、俺を留める。だから。)
        ガゼット!覚えておけ!お前の行為を!
        (叫ぶように呪う。背後の、最早敵意よりも憐憫を覚える女へと向き直りながら。苦手なダンスを踊るように。)
        お前に忠誠を尽くす相手を、駒として捨てたことを!
        (この戦争が終われば己は消える。だから、この呪いが解けることはないだろう。左の腕を繋いだまま、腕を大きく伸ばして距離をとって。踊りの一場面のように。)
        (開いた距離の間、右足を跳ね上げてダンサーへ向けて蹴りを放つ。)
        お前は死ぬまで、負け続けろ!勝ったと勘違いしても、それは全て、この哀れな女のものだ!
        (確実に、相手の耳へ向けて)
        お前は最後まで何一つ手に入れられないまま、老いて死ぬんだ!
        (叩きつけた。) -- 黒衣 2011-10-19 (水) 23:48:02
      • (わずかに口を開く。ぎこちない笑みが伝えようとしていたのは、一体なんだったのか。己の側頭を砕かんばかりの蹴撃を、前へと踏み出しながら受ける。膝が透き通りかけた踊り子の顔に罅を入れるが、それでも舞は終わりを告げない)
        (右の腕があるならば、おそらくは己を殺すだろう暗殺者を抱きかかえていただろう。握り締めたままの左手を伸ばし、至近の距離にまで額を触れ合わせ、舞い踊る)
        (相手の鋭い動きについていっているのか、それとも己の動きに相手を取り込んでいるのか、それすらも曖昧になりつつあった。苛烈な、けれど物悲しいワルツ) -- ダンサー? 2011-10-20 (木) 00:30:21
      • (相手の動きにより、蹴り足はより根元近く、膝で当たる形となって。ダメージの大部分が殺される。)
        (身は踊りの流れに取り込まれ始め、目前の女に対する満足な攻撃を許さない。)
        (感覚の無い右の腕を、上腕の動きで撓らせて。鞭のように相手の身体へと振るう。)
        (けれど、相手の動きを止めるには、きっと至らないだろう。)
        (仮面の内側から見る目前の女の顔は、そちらこそが仮面であるかのように、己の攻撃によって罅割れて。)
        (相手の体がもう、もたないであろうことを感じさせた。)
        (動きの中、互いの関係性にも、そして置かれた状況にもそぐわない、近い距離での触れ合い。)
        (変化した、荘厳な周囲の風景の中。恐らくは目前の女のために、かつて遠い昔に用意されたのだろう、踊りの場。)
        (黒衣と隻腕という、場に合わぬ二人のダンスは、一時の間続けられて。)
        …さよならだ。 -- 黒衣 2011-10-20 (木) 01:01:11
      • (目の前で、舞踏に興ずる、己を殺そうとする相手の睦言と)
        (おぼろげな視界の中で去っていく主の最後の律令の、一体どちらが先だったのか)
        (振り払われるように、右腕で打ち据えられたと同時に、その身がわずかに痙攣する。そして―かすれていく舞台の床に斃れることも許されず)
        (一人の従者が、白い光に包まれ。昴、と消えた。最期に彼女が浮かべた表情は―きっと、対峙していたものにすらわからないだろう。まるで、それすら予め定められていたかのように、彼女の存在は、塵も残さず掻き消えた) -- ダンサー? 2011-10-20 (木) 22:45:44
      • (一撃を受けて、ダンスの相手が宙へと消える。恐らく己もいつかは、こうして消えるのだろう。)
        (まるで溶けるようにその存在を無へと帰した女の姿を後追うように、その場も姿を変えていく。)
        (豪奢たるダンスホールも、荘厳な音楽も、そしてその場の空気さえも。主を失った舞踏会は、緞帳を下ろすように幕を閉じる。)
        (後に残されるのは、踊りの苦手な背の高い男と、傷つき倒れたその主のみ。)
        (気づけば敵のマスターは消えていた。恐らくは逃げ出したのだろう。)
        (追えば殺せるかもしれない。けれど、もう、その価値も無い。それよりも、今己が為すべき事は一つだけ。)
        (開放されたその身で駆ける。気づけば、右腕の感覚は取り戻されていた。)
        (己へと伸ばされた主の手は、力なく。失われた意識とともに、地へと落ちて。)
        アルムっ!(叫び、近寄る。落ちた手を拾い握ろうとして、一瞬の逡巡の後。)
        (歯軋り一つと共に、女を抱き上げて。黒衣の男は姿を消す。)
        (戦いは終結し、そしてそこには何も残らず。迷宮は元の姿を取り戻す。) -- 黒衣 2011-10-20 (木) 23:54:51
    • Master
      • (サーヴァント同士の争いが始まる。始まれば、自分に出来るのは…)
        ……(ガゼットに目を移す。その戦闘力がどれほどのものかは知らない)
        (けれど、ろくな魔法も使えず戦闘力の無い自分に出来るのはアサシンの為魔力を送り続けることと、自分の身を守る事)
        (相手サーヴァントの攻撃はきっとこちらには来ない、後は二人の争いに巻き込まれないように距離を置いて)
        (この用心深いマスターの動向に注意すれば良い)
        -- アルム 2011-10-16 (日) 23:27:13
      • (始まりの合図は自分の言葉だ。アサシンが紡ごうとした警告を遮ってしまった。例え尋ねられたとしても、絶対に自分の答えはNoの一点張りであった。
        かつての友人の最後の忠告を無視した、と反芻すれば、自分がとても浅はかな人間に思えてくる。
        しかしそれでいい。どこまでも愚かに貪欲に。勝利を得るためには、必要なことだ。
        ダンサーはアサシンと遣り合わせている。現状におけるアルムの動きを想定するなら、戦闘を見守る以上の行動には出ないはず)
        -- ガゼット 2011-10-16 (日) 23:33:34
      • 目の前で戦っているのはかつての友人の筈。それでもホムンクルスの目に映るその表情に陰りは見えない)
        (アサシンの言っていた通り、お互いに覚悟は決まっているということか)
        (先んじて攻撃を命じたことといい、自分より余程覚悟が決まっているように思えて それで気になった)
        マスター・ガゼット
        …貴方は聖杯に、何を求めるのです
        (以前の対話で、随分自分の存在に興味を惹かれたらしい様子を思い出す)
        (無論、この質問は聖杯戦争に何ら関係もなく、無視されても仕方のない質問だ)
        -- 2011-10-16 (日) 23:44:28
      • 願い、と聞かれると困るな。
        (実際他のマスターほど、聖杯に確固たる願いを望んで参加したわけではなかった。
        金は稼げばいい。女は買える。違う、そんなものではない。
        命を掛けてもその腕に掴み取りたい、ただ一つの証明が存在したために。
        人の命が紙同然に吹き飛ばされる、聖杯戦争という舞台を選んだのだ。
        だから馬鹿正直に答えてしまう。自分の葛藤を、アルムが理解を拒む感情だと分かっていても)
        "勝利"だ。本心から言えば俺は聖杯なんてどうでもいい。
        ただ聖杯戦争を勝ち抜くことで得られる、勝利という勲章を手に入れるために戦っている。
        -- ガゼット 2011-10-16 (日) 23:53:18
      • 勝、利…?
        (その答えは、それまでのガゼットの軌跡を知らないホムンクルスに理解出来なかった)
        (そして、それに対する自分の今の感情を口に出せば、今までの自分を否定するような言葉になる)
        勝利とは誰かの命を踏み躙ってでも、手に入れたいものなのですか…?
        それはこの、聖杯戦争で無ければいけないのです?
        ……この戦いで勝ったとしても、それは貴方の有能さを証明することには ならないでしょう
        (そも、サーヴァントありきの聖杯戦争だ)
        (サーヴァントに意思がある以上、この戦争での勝利がマスターの胸に輝く勲章になるとは思えなかった)
        -- 2011-10-17 (月) 00:04:52
      • ああ欲しい。そのために、お前の屍を踏み越えてやれる。
        (今なら素直に言える。かつての仲間を手に回しても。両の手を幾人の血に染めることになったにせよ。
        そうするだけの理由が自分にはあると信じているのだから。
        これからの議論は平行線だ。アルムと自分の中にある聖杯戦争のヴィジョンはけして交わらない)
        サーヴァントはマスターの目的達成に必要な駒であり、マスターもまた、サーヴァントが勝利するために用意された駒だ。
        聖杯戦争のためだけに用意されたお前には、無縁の感情だろうよ。
        (少しだけ悲しそうに笑う。自分の理解者は、どこまでいっても自分だけなのだ)
        -- ガゼット 2011-10-17 (月) 00:23:08
      • ………(成る程、ああ昔の自分もそんな事をサーヴァントへ言ったな、と想い出す)
        …では、聖杯を手に入れたら貴方はその願いの行使権を、サーヴァントへ譲るのですか?
        (勝利だけが目的というなら、つまりはそういうことなのだろう と問いかけ)
        ……そうですね、今の私には理解できません
        (逆に、むかしの自分ならあるいは理解できたのかもしれない)マスター・ガゼット
        貴方は、私の創造主に似ています きっと良い魔術師になるでしょう
        (言葉上は褒めていて、しかし顔を見る目は冷めている)
        -- アルム 2011-10-17 (月) 00:32:56
      • 勿論。俺にとって聖杯自体は、無用の長物だからな。
        (かつてダンサーは望みについて「国を立てる」と言った。
        少し運命が違えば国を背負う立場にいたかもしれない自分にとっては遥か遠い言葉で。
        ダンサーを従者として行使するための贖罪とするつもりは毛頭ないが。
        サーヴァントを道具として使い捨てると割り切った以上、当然の権利である) (アルムの中で感情の整理がついたのか。表情が変わった。
        言葉とは裏腹に、瞳には憐憫の光が宿っている)
        ……俺をそんな目で見るな。
        (喉の奥から掠れた声を絞り出す)
        -- ガゼット 2011-10-17 (月) 12:49:31
      • (聖杯戦争のマスターとしては、これ以上無く優秀な相手の筈だ)
        (少なくとも、一回戦で戦ったマスターよりずっと… その筈なのに)
        造られた者に、哀れみの目を向けられるのは屈辱ですか?

        …けれど今の貴方は、私と同じかそれ以上に 空っぽに見えます
        きっと何をしても満たされない
        きっとこの戦いで勝利しても、貴方はずっと空っぽのままなのですね
        (可哀想に、と)
        (この戦いの為だけに造られた使い捨ての人形は、目を細める
        -- アルム 2011-10-17 (月) 22:37:28
      • ホムンクルス風情が俺を語るな! 俺を評するな!
        (アルムから目を逸らす。記憶の扉の一部が、音を立てて開いた。
        描かれるのは幼い頃。まだ十歳にも満たない自分を見る、一部の大人たちの視線だ。
        「偉大な王の息子なのに」
        「妹君はあんなに優秀なのに」
        「生まれてくる順番が逆ならどれだけ良かったか」
        「ああ本当に―」)

        ふざけるな!
        (枯れた声色が命を吹きかえす。不快だ。あまりにも不快だ。
        これ以上、他人の心を覗きこむのは止めろ。
        俺を知った口を叩くな)
        ダンサー、何をしている! 早く終わらせてしまえ!
        (戦闘中のサーヴァントに怒号を投げた。
        そして気付く。アルムとの問答に必死になっている間に、随分とダンサーの形勢は不利になっていた)
        -- ガゼット 2011-10-17 (月) 23:01:27
      • 見たままを、感じたままに言ったまでです
        (その目を逸らす様子に、冷静さが消し飛ぶ様子に、ますます哀れだと思う)
        (全て諦めきれる程無能でもなく、全てを叶えられる程有能でもなく)
        ……貴方のサーヴァントは、優秀です
        そんなこと貴方が一番良く知っているでしょう
        (何故このマスターを見ていると、こんなに苛立つのか)
        (きっとそれは、彼がかつての自分を見ているようだからだ)
        貴方が無能なせいで、十分な力を発揮できない
        それでも貴方の為に闘う彼女に掛ける言葉が、それですか?
        -- アルム 2011-10-17 (月) 23:21:07
      • (次の対戦相手がこのマスターでなかったら。
        サーヴァントがアサシンでなかったら。
        動揺から目を逸らし、自我を保ち続けることは可能だった。
        しかし戦いとは皮肉かつ巧妙に仕組まれたもので。 鏡に映ったもう一人の自分、違う形で未来を阻み、最も目を背けたかった深い部分を抉ってくれる。
        ガゼット・××××・コルテージュの運命は、ここまでなのだと。
        きっと、デッドエンドの袋小路から、逃げだすこともできず―)

        もう喋るな。
        (聖杯戦争が始まって初めて、ガゼットは心の鞘から剣を抜いた。
        体のラインを覆い隠すローブの下、腰の左右には、一対の短剣が隠されていた。
        マスター同士でのドッグファイトになった場合を想定し用意してきたものだ。
        淀みなく、流れる水のような美しさも感じられる動作で、水晶製の透明な刃を両手に取り、
        目標のアルムを見据えて一直線に突撃した)
        お前を俺が終わらせてやる。
        -- ガゼット 2011-10-17 (月) 23:46:27
      • (何を偉そうに、と思った)
        (自分だって聖杯に願うべき願いなど無いのに、誰かの願いの為に造られた道具なのに)
        (何を偉そうに、こうして人の傷を抉っているのか)

        (そう、自己嫌悪に陥る時間が 反応を鈍らせた)
        …ッ
        (そうだ、あの時の自分と似ていたのなら こうすることだって分かっていたのに)
        (ただ決定的に違うとするなら、向こうは冒険者としての心得があって)
        (自分には何もない、だからせめて邪魔にならないようにと思っていた)
        (それなのに、このザマか)

        (右か左か、それとも後ろへ飛び退くべきなのか。戦いに不慣れな頭は必死に考えその間足は完全に止まり)
        -- アルム 2011-10-18 (火) 00:00:51
      • (問題はダンサーがアサシンをどれだけ足止めできるかだ。
        サーヴァントはマスターの生命を守る。これは聖杯戦争に参加している以上、あらゆるペアに適用されるルールの一つ。
        アルムが危険に晒されたと知れば、アサシンはダンサーとの小競り合いを捨てて間違いなく自分をターゲットに定め、生命を奪いに来る。
        マスターさえ死ねば戦いは終わり、敗北が決定される。
        理由は問わない。そう、マスターの手によって、一方のマスターが殺害されても)

        (最後に人を殺したのは何年前だったか。確か盗賊の一味だ。
        茫洋とした頭で記憶を反芻していると、既に狩られる羊は目前に迫っており。
        ―どうして逃げないんだ。この期に及んで。
        避けなければ当然、死が待ち受けている。
        念入りに磨いた晶鉱の輝きは、人間の皮膚程度なら軽く切り裂けるように研がれているのだ。
        せめて、逃げるフリだけでもしてくれよ。これじゃ、俺が完全に悪物だ)

        (融けた心で、数十秒前まで言葉を交わしていた女を手に掛けたことを後悔しながら。
        ガゼットは刃を二度振り、アルムの体内を流れる赤い飛沫が飛び散った。
        本来狙った箇所は首。最も楽に破壊できる人体の急所の一つ。
        無抵抗の人間を襲う罪悪感か、アルムの精一杯の抵抗か。
        切り裂かれたのは首筋ではなく、服ごとの胸腹だった)
        -- ガゼット 2011-10-18 (火) 00:28:29
      • (それこそもう、逃げようの無い所まで刃が迫ってから漸く体が動いた)
        (後ろへ飛び退こうとして、それじゃあ間に合わないと気付いて、せめて手で勢いを殺そうとして)
        (そしてすべての抵抗が無意味だったということを、研ぎ澄まされた刃が体内へ押し入る心地よい音で知る)
        (その鋭さは、痛みよりもまず安堵を呼んだ)
        ──ああ、首でなくてよかった
        (流石に首を落とされては生きていられない、けれどこのぐらいの傷なら)

        (地面が揺れる。揺れたのは地面でなく自分の体だと気づけば鮮血が散った)
        (次いで、視界が急激に変わる)
        …ふ(剣が振り切られればそのまま地面に倒れる。見る間に広がる紅が服を染めて)
        (大丈夫だと伝えようと吸った息は、裂かれた傷から漏れて声にならなかった)
        (無意識にそこから逃げようとしての行動か、指が虚しく地面を滑り、その行為はますます赤色を広めて)
        (ああ、次の一撃で死ぬ と 覚悟した)
        -- アルム 2011-10-18 (火) 00:52:26
      • (手応えはあった。が、浅い。
        派手に血が飛び散っているのは、たまたま何本かの血管が切断されただけだ。
        致命傷にまでは至らず、息の根を止めるにはあと僅かの一押しが必要だ。
        邪魔は入らない。やれる。そう確信した。
        アルム・アルムニィアのサーヴァントが、自分をよく識るアサシンでなかったならば。
        戦いはここで終結していたかもしれなかった)

        (怒りと共に放たれたナイフは、命を奪うには十分すぎる威力を持っている。
        風の抵抗すらも背に受け、ひたすらに自分の役割を全うしようと、命を持たぬ鋼は空を切る。
        目指す先は自分も一度は狙った喉元と、人体を動かす根幹の役割を持つ心臓。
        回避するにはアサシンの照準は正確で、無慈悲で、殺意に満ち溢れていた。
        かつての友人に手向けるにはあまりにも酷い離別の一撃は、片方は狙い通りに、もう片方は目標地点を外して)

        ヒューーーーーーーーーーーーィイイイイイイイイイイイイ!


        (聖杯戦争が始まり、アサシンとして認め、戦いの中でようやく。
        ガゼットはアサシンの名前を呼ぶことができた。
        喉を狙ったナイフは身を捩ったおかげで、首を掠める程度に終わった。
        心臓を狙ったナイフは本懐を果たし、アルムにも、アサシンにも、ダンサーにも見える角度で、存在を自己主張している)
        -- ガゼット 2011-10-18 (火) 22:19:03
      • (息を吸う度吐く度、耳の奥が不快にざわめく)
        (心臓は滞り無くポンプの役割を果たして体外へ血液を排出して)
        (指先から体が冷えていくのを感じるのに、傷口は酷く熱い)
        (白く霞がかっていく視界に、17人目の自分が終わり行くのを感じた)
        (二度目の刃を受けるまでもなく、このままだと…)
        ……?

        (耳はその単語を捕らえ、しかし朦朧とした頭はその単語がなんであるのか理解できなかった)
        (ただ、それを耳にして 申し訳なく思う)
        (今ここに決定的な亀裂を作った原因は、私だ と)
        (せめて、これ以上の悲劇が起きる前にこの生命が尽きますように。そう神に祈る)
        (そもそも神なんて居ないということも、居たとしても神は自分の祈りなど聞き届けないことも 忘れていた)
        -- アルム 2011-10-18 (火) 23:09:22
      • (心臓が存在する位置をナイフが抉ったとしても、心臓を刺されたという結果には繋がらない。
        万が一の可能性を想定し、今回は衣服の下に防御鎧を着込んでいた。
        銀素材を基に、四つもの魔導器を分解し練り込んだ胸当ては、多少の物理攻撃や魔術による効果も防ぐはずだ。
        人間に想像できる範囲であれば、だが。
        サーヴァントの攻撃は唯人に比べて苛烈で激しく、胸当ては心臓への一発を防いだだけで罅割れた。
        破損個所から亀裂が奔り、防具の半分が剥がれて落ちる。
        二度は、ない)
        ここまで来て―
        (間違いなくアサシンは自分を狙ってくる。
        アルムを傷つけられた怒りは、どんな行動よりも精神を揺らし、激情に駆らせた。
        逆鱗に触れたと言っていい。
        この状況下で自分が取れる最善の行動は、そう。
        サーヴァントを令呪で使役することだ。
        マスターの身を案じるより、確実に敵を仕留めろと。
        なのに。口からは全く別の言葉が聞こえていた)


        ダンサー、俺の身を守れ!
        (声に呼応し、全ての模様が残されていた令呪の一つが反応を示し輝く。令呪の位置は掌。絡み合った三匹の蛇のうち一匹が消え、勅命が下される)
        -- ガゼット 2011-10-18 (火) 23:40:09
      • (令呪の効力は確かに絶大だ。ダンサーは忠実に"護る"という役割を果たした。
        腕の一本を犠牲にして。
        アサシンは更に迫る。
        ダンサーも容易く切り捨て、次の刹那には自分にまで到達するのだろう)
        (俺はまた、選択肢を間違えたのか)

        (与えるべき命令は、攻め手を打って「アサシンを倒せ」とするべきだった。
        少なくとも守れという命令で腕を失うよりは、良い結果を招いたはずだ。
        保身に回った結果、ダンサーが片腕を失い、反撃に回れる最大の好機さえも捨ててしまった。
        そうだ、所詮はこんなものだ。
        自棄になりかける心は無明の闇へ転がり落ちる。
        もういいじゃないか、もう十分だ)

        (……本当に?)

        (ここで敗北し死が訪れることに悔いはない。
        最後に今一度、自分は責務を果たす必要があった。
        聖杯戦争に参加したマスター、サーヴァントを使役する者として。
        役目を終えようとする契約者を解放する前に。
        名前も知らないあんたを、これまで縛って悪かったよ。
        最高の姿で送り出してやるから。
        あの世であったら叱ってくれ)

        ダンサー、踊ってくれ。


        (令呪が言葉を受信し、ダンサーへと伝達する。掌の蛇の、二匹目が消滅した)
        -- ガゼット 2011-10-19 (水) 00:38:56
      • (朦朧と揺れていた意識の焦点が、急に合う。胸の痛みもない、代わりに右腕の感覚が消失していた)
        (しかしこれならば動けると、姿を変えた床を左腕で押して体を起こす)

        (初めて見る、魅せるための踊りがこれであったことは 幸福なのか不幸なのか)
        (きっとこの先これ以上を見ることは無いだろう)
        (消失を目前にして、だからこそか美しいそれは一瞬ここが何の舞台で、何のために相対していたのか忘れさせた)

        (踊り子の目線を辿る)
        あ…
        (それで、悲しくなった)
        ……マスター・ガゼット 一度目の令呪の効果はもう切れています
        二度目は踊れとだけ…なら、それでも彼女が貴方を守ろうとしているのなら
        それは
        (もうそれ以上言わないであげて欲しい、と自らのサーヴァントに思う)
        (きっと彼はもう、ずっと昔から気づいている)
        -- アルム 2011-10-19 (水) 23:54:01
      • (令呪の命令はダンサーの残された力を全て絞り取らせるものだった。
        視界を彩る世界そのものを塗り潰して、サーヴァントの生前の代名詞とも言える宝具が効力を発揮する。
        真の能力は風景の書き換えの次に行われた、対象範囲全てと自分の同一化。
        吹き飛ばされたダンサーの腕の消失感を植えつけられたのは、握るナイフを落とした自分だけだと思っていると、
        石床に伏せるアルムも、ダンサーと鍔競り合うアサシンも違和感を感じる挙動を見せていたからだ。
        アサシンの動きは阻害され、次の挙動に移ろうとしたところを、ダンサーが身体を張って封じている)

        (茫然と戦いの流れを見守っていると、ダンサーと視線が合う。
        サーヴァントは愚直に使命を実行している。
        令呪の効果を上書きした己の意志で。
        何故、と尋ねることすら意識が否定する。
        せめて今回だけは正しい道を歩けるように。
        「無益な意地を張って命を落とさず、生きて欲しい」
        既に消滅しつつある、ダンサーの最後の希望を汲んで)
        -- ガゼット 2011-10-20 (木) 21:26:27
      • 俺が。
        (水の張られた洞の中、幽鬼らしい気力の失せた足取りで出口へと向かう。 戦意は喪失されているにも関わらず、表情は紅潮し、唇からは血を滴らせ。 かつて友人だった男からの呪詛に近い叫びを背中に受けて。 無力感に苛まれたまま)
        俺が本当に、欲しかったものは。
        (―こんな形になるまで、気付けなかったんだ)

        もういい、ゆっくり休んでくれ。
        (三つめの令呪を行使する。掌の蛇が全て逃げだした今、サーヴァントを文字通り縛るものは何もない。
        最後の令呪が意味したのは、契約の解除。
        マスター・ガゼットがサーヴァント・ダンサーを聖杯戦争から辞退させるということ)


        ダンサー。
        (最後に一度顔を見せて)
        ありがとう。

        (ダンサーが包まれ消え行く光の中、おぼろげに見えた彼の表情は、きっと笑っていた)
        -- ガゼット 2011-10-20 (木) 21:28:03
      • (目の前で、最後の令呪が行使される。)
        (どこか安堵したように、去りゆくマスターの背中を見つめ、そして舞台は崩れるように元の姿を取り戻していく)
        (最後の力を振り絞るようにして振り向けば、消えていく踊り子の姿が目に映った)
        (…せめて彼女は、最後救われたのだろうか)
        (やはり勝利の実感など無く、その結末はただ、悲しかった)

        (踊り子の姿が光一つ残さず消えれば) …っ… (喪われていた右腕の感覚が、戻る。同時に焼けるような痛みも)
        (起こしていた体を支えきれず、血溜まりの中へ倒れるように横たわる)
        (赤く染まった視界、再び靄がかったようになる意識)
        (救いを求めるように伸ばされる手は、果たして彼の視界に入っただろうか)
        (それを確認する間もなく、そのまま意識は闇へ落ちていった)
        -- アルム 2011-10-20 (木) 23:25:26
      • (戦いの終幕が宣言され、アルムが倒れると同時に間髪入れず。
        一度敵とした人間を見逃すほど甘ければ、ヒューイがアサシンとして呼ばれることはなかった。
        養成所の食堂で働いていた頃の彼は死んだ。冷酷非情な殺し屋として、マスターに仇なした存在をどこまでも狙ってくる)
        ……教会に、一石投じてみるか。
        (聖杯戦争には敗北した。しかしまだ、運命のレールは続いている。
        アサシンは既に撒いたか、流石にあのアルムの様子からすると放って動くのは危険と判断しただろう。
        一人ひた走る闇の中、まだ戦いは終わらないという予感が、頭を過った)
        -- ガゼット 2011-10-20 (木) 23:43:51

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第 二 回 戦 : - ヴァディム vs ジェーン - Edit


保留中

第 二 回 戦 : - スィーニ vs 季來 - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/二階層中枢・  差分:聖杯戦争/本戦/二階層中枢・

 
お名前:
  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 二 回 戦 -
    • 告知
      • 対戦期間になりましらたら下記の相談室を併用しつつ、それぞれで決着をお願いいたします
    • - Sword, or Death -  with what in your hand...?
      • (薄暗い遺跡の奥底……膝までたっぷり水に浸かる其処は、水面を照らす蒼光によって仄暗い水底となる)
        (広間中央に沈む車輪を模したようなオブジェ……宛ら運命の輪にも見えるその陰から、闇が、瘴気が溢れる)
        (同時にそこら中の物陰からゾロゾロと大鎌を手に持ち、襤褸布を被った異形……魔王の化身が無数に現れ、佇む)

        控えよ……王の御前であるぞ……

        (そして、運命の輪から溢れる闇が歪み……堂々と其れは顕現する)
        (青白い馬に乗った黒髪の少年と白銀の少女)
        (少年は颯爽と馬から飛び降り、手を差し伸べて少女を導く)
        (不思議と水面が揺れる事は無い)

        さぁ、スィーニ。始めるぞ……我々の戦争を……いいや、食事をな

        (濃紺と菫の瞳を細めて……其れは強気に嗤った) -- 黒髪のセイバー 2011-10-16 (日) 23:22:50
      • (王に支えられ、少女がふわりと降り立ち、蒼い水面に波紋を作る)
        (黒いドレスに黒いベール…黒衣の花嫁)
        (彼の腕の中、ベールの下で微笑んで)

        ええ…やっとスーのおなかを満たしてくれそうな子が見つかったわ。
        …きっとスーの中の肉塊も満足してくれるはず。

        http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011899.jpg
        (そして王と腕を組み…いや、腕に縋りつくようにして…黒衣の花嫁が歩く)
        (死に化粧をされた亡骸の様な、真っ白な頬。口紅と瞳だけが紅く目立った)
        -- スー 2011-10-16 (日) 23:33:52

      • (仄暗い遺跡の中、赤い髪が揺れる。傍らを歩む主の進む先を照らし、暗がりを払う灯火のように)

        ヴァルキサス・マーシレスロード
        ギルデ・フォルシーダは貴様を本物の魔王だと俺に言ったが、果たしてどうだろうな

        (魔王の化身が控える中を、主を連れ悠然と歩む…静かだが、確かな怒りを感じさせながら)

        卑小な盗人のごとき行い… 失望したぞ -- 赤髪のセイバー 2011-10-16 (日) 23:41:39

      • 彼女のその身体――『そう』、なんですね? ……ヴァルキサスさん。
        (姿を隠すこともなく、こつん、こつんと、二人分の足音が響く)
        (従者に連れ添うように、ゆっくり、けれど確かに歩を進めて)
        (互いに、声が届く距離――ある程度離れた位置より、問い掛けるは)
        (先だっての、黒髪のセイバー――ヴァルキサスの取った凶行の首尾)

        『流石に』、『今度ばかりは』……なんて、言いたいところですケド。
        そこそこに、加減してくださったみたいで……お陰様で、こうしてここに立てています。
        (先日、ヴァルキサスに貫かれた腹部……最早、傷が完全に癒えたといってもいい、その箇所に手を当てつつ…)

        ……貴方は、自分のマスターに何をしたのか。わかっているんです、よね?
        (あの男なら、わかりきった答えを返すことだろう。……しかし、それを非難せずにはいられなかった)
        -- 季來 2011-10-16 (日) 23:56:08
      • むしろ失望したのは余のほうだ……魔王がどうして人間風情の決めたルールに従うなどと思った……? ギルデ・フォルシーダに話を聞いていたのなら、余が私闘を厭わない事は知っていた筈だろうになぁ……
        ……覚悟が足りないのではないのか? 主を守り抜くという気概と覚悟がな……くくく……!
        (怒りに対し、涼しげに嘲笑と侮蔑で返す。如何にも魔族らしく。如何にも魔王らしく)
        闘争の本質すら満足に解する事もできない汝では……余に触れることすら叶わん……欲望が足りん。人足りえる欲望がな
        (片手で促してマスターを背後に引かせ、化身達に身を守らせながら、魔眼で敵マスターの相貌を射抜く)

        ほう……アレだけ痛めつけてやったのに……逃げずに来た事だけは褒めてやろう……
        (口角を吊り上げ、歪な嗤顔で獰猛に見つめる。先日垣間見せた僅かな焦燥すら其処にはない)
        (そして季來の質問に対して嗤って答える)
        ……当然だ。必要な事だからな……汝をあの場で生かした事も、また必要な事だ……
        (しかし、多くは答えない。其の必要すらない)
        ……今からでも遅くは無い。汝のサーヴァントを令呪でもって自害させ、我が軍門に下るというなら、手厚く歓迎しても佳いが……? -- 黒髪のセイバー 2011-10-17 (月) 00:02:05
      • (ドレスを広げて目の前の二人に挨拶。微笑む顔は人形のように変わらない)
        (王の後ろに下がり、跪く魔物の足に腰をかける)
        (…もう立ち続ける体力もないことを、隠すために)
        …ふふ、お礼を言わなくちゃね?先生のおかげでスーはまたセイバーと一緒にいることが出来るのよ。
        すっかり合成獣のようになってしまったけれど。
        そう、あととてもおなかがすくの…何を食べても駄目で困っているのよね。

        自害じゃなくて、先生のサーヴァントを食べさせてくれないかな?
        満たされるかもしれない…それとも先生自身を食べたらいいのかしら。
        …ああ、二人とも食べさせてくれるのでもいいけれど。
        (くすくす笑いながら魔物にもたれかかる)
        -- スー 2011-10-17 (月) 00:11:57
      • (諦観と、自責の色が、顔に浮かぶ。彼女――スィーニ・ツビェットが、如何なる身体の持ち主であろうと。)
        (あれは――『肉塊』は、『毒』なのだ。それを承知で、彼は、自分の体から奪い取り――自分は、奪い取らせる隙を与えてしまった)

        ――、わかり、ました……です。
        (目を伏せ、すぅ…と、令呪の刻まれた右腕を伸べる)
        『令呪使用』
        『マスター・季來が……我がサーヴァント・セイバーに、命じる』
        (それは、赤色に、鈍い輝きを放ち)
        (あらゆる霊格をも御する、膨大な魔力を解放する)
        (そして、一瞬の躊躇いがあって。けれども、命令を発する――)

        『――“有尽の、不変”を。

        不変の(かわらぬ)意思を。』
        不変の(かわらぬ)力を。』
        ――それらを以って、魔王を打ち倒せ。セイバー、カイン・ツヴァルゲン。

        (『二つ』の令呪が、色を失う)
        (『有尽の不変』。――不変であるということは、最も強固であるということだ)
        (令呪の与えた、その魔力が尽きるまで、きっと彼は『不変』であるのだろう……)
        (……スィーニとヴァルキサスを見据え、言い放つ)

        どちらかの――サーヴァントが死ぬまで――力が尽きるまで――『肉』に、喰らい尽くされるまで。
        ……勝負です。スィーニ・ツビェットさん、ヴァルキサスさん
        -- 季來 2011-10-17 (月) 00:44:08

      • 主を護るということは、主を堕落させることではない
        主の意思を、その尊厳を護らず甘やかすなら…俺はあのとき主命を破り、貴様を討っていた

        自らの主さえ惑わせ、破滅に導き愉悦に浸る…
        ギルデ・フォルシーダの指摘したとおりなら、今のスィーニ・ツビェットの有様に笑いが止まるまいが

        俺の主は、貴様が腹の底で嘲笑う憐れな玩具とは違う!
        何度心を乱されようと、たとえ自らの弱さに迷い続けようと、けして歩むことを止めない… 生きた人間だ

        (令呪の光が剣士に力を与える)
        俺は主の盾であり、主の剣だ。人間の振るう刃に、討ち果たされるがいい…魔王! -- 赤髪のセイバー 2011-10-17 (月) 00:51:39
      • (令呪を使う季來を見て、殊更笑みを深めて目を伏せたが……)

        ……何……?

        (其の厳命に驚愕する。其の覚悟に……驚愕する)

        くくく……ふふふ……ふはははははははは……!
        成程……少しは以前よりも甘えを捨てて来たらしいな……佳かろう、之もまた戯れだ……其れに足る座興と認めよう……
        (右手を刀の柄に添える。そして……サーヴァントに……最初は歯牙にもかけなかった走狗に向き直る)

        フッ……綺麗事を並べるのが相も変わらず好きなようだな……光歩む故に闇の底を見ない。其れもまた佳いだろう……其れもまた『正義』だ
        (光に対し、闇が少年の身体に集う。全てを塗り潰す深淵の黒が)

        汝が盾であり剣ならば、余もまた矛にして盾だ……掛かって来るが佳い、聖杯の走狗よ……その戯言の真偽、この余、自ら確かめてやろう -- 黒髪のセイバー 2011-10-17 (月) 01:05:25
      • …驚いた。「先生」がこんな無茶をするなんて。いいの?もう令呪一つだけになってしまうんじゃない?
        (感嘆の声を漏らす。いかにも平凡そうな、穏やかな生活を望みそうだと思っていた彼女が、こんな事)
        (一回戦…誰かの屍を乗り越えてきただけの事はあるということか)
        (自分もあと一つなのに)
        (ベールの下で唇を噛む。正直彼女を侮っていたから)
        (負けられない…一日でも長く彼の側にいるために)

        (……その時、赤髪の男の言葉で、頭が真っ白になった)
        (憐れですって)
        (スーが)
        ……偉そうに…主一人満足に守れない狗が…
        何も知らないくせに愚弄するな!!!!!!!!!!!!
        (どこにこんな広間に響き渡るような声を出す力が残っていたのか。自分でも驚く位に叫んだ)
        (魔物を除けて、立ち上がる)
        (眩暈がする。体がふらつくのもかまわずに)

        全て望んだのは自分自身よ。スーが望んで堕ちたんだ。彼はただ望むままに与えてくれただけ!!
        主も導けないお前がわかった風な口をきくな!!!!!!!
        セイバーはスーの全てを受け入れてくれた人!!!!!!!

        忘れないで、望んだのはスィーニ。主はスィーニよ。

        三文芝居の奇麗事はもう聞き飽きたの…邪魔をしないで。
        その程度の言葉でスー達の前に立たないで。
        (地の底から響くような声。憎悪)

        (……そして、押さえていた魔力供給を開放した)

        (…………予感がする)
        (…………多分、ここからスーはもう、帰れない)
        -- スー 2011-10-17 (月) 01:29:46

      • 三文芝居か(フッと剣士の目が細くなる) そちらこそ、人形劇はもう終わりだ
        (穏やかな、しかし甘えを許さぬこの男本来の声)
        スィーニ・ツビェット
        自らの足で歩くことを止めた 人形

        (剣士の目はそれきり、スィーニを離れ。漆黒の剣士に向かう)
        俺も主も理想を捨てない。歩みを止めない。ただ、それだけだ

        「鮮血ノ執行者」とも呼ばれた俺を、光しか知らぬと侮るなら…
        (令呪のもたらす輝きと違い、赤い瞳には暗い炎が灯っている)
        存外、楽をさせてもらえそうだ
        (主を残し、駆け、抜き放つ。ひと呼吸に行われる一連の動作)

        (切っ先を、尊大に待ち構える黒のセイバーに叩き込む) -- 赤髪のセイバー 2011-10-17 (月) 01:46:32
      • フッ……ならば、余もスィーニも欲望を捨てない。簒奪を止めない。ただ、それだけだ……汝らと何も変わりはしない
        (鍔鳴りが響く。ただ一度……必殺不可避の宝具、『不可視の剣閃(ブレイドファンタズム)』による斬撃)
        幾ら言葉で装飾しようが、殺し合いをしていることに違いなどない……互いの願いを奪い合っていることに違いなどない……
        (因果を捻じ曲げて抜かれた瞬間に既に放たれた事実を生成する時の詐術。走り出した赤を見ると同時に放つことは容易……宛ら、刹那を越えた零の居合い……そして、零ならば)

        他人の甘さを糾弾できて、自分の甘さに気付けない汝が余を討とうなどとは……片腹痛いわ

        (当然一瞬で複数放つこともまた容易)

        (頭上から股下までを断つ縦軸)
        (一の太刀を回避する対象の逃げ道を塞ぐ円の軌跡)
        (左右への離脱を阻む払い)

        (3つの斬撃が全く同時に放たれる。タイムラグなどない。何故ならそれは零。零は幾ら重なろうが零でしかない)

        自らの足で歩む事を忘れ、他者の願いに乗ってのみ奔る走狗……其れこそが汝だ -- 黒髪のセイバー 2011-10-17 (月) 02:20:00
    • (自身の左肩に結ばれた、赤黒い血が染み付いた、瑠璃色の布の切れ端――)
      (あの日、ヴァルキサスの血を一身に浴びた、その着物の一部に、触れる)
      (同じものは、決闘に赴く前に『おまじない』や『お守り』と称して、セイバーの肩にも結びつけてあった)
      (布が意味すること――『ヴァルキサスの血が、残っていた』。――つまり、結果はどうあれ『刃は通っていた』のだ)

      (令呪を発し、身体を、精神をも、強化した)
      (あとは――彼が『人間』なら)

      ……セイバーさん……!
      (人の姿で、人にあらざる領域の戦に赴く、男の背を見つめる……)
      -- 季來 2011-10-17 (月) 01:58:26
      • (戦いがはじまった。自分にできる事はもう倒れない事だけだ)
        (相手は令呪二つ分上乗せした強さ)
        (こちらは…満足な魔力供給すらされていない)
        (不安に胸が押しつぶされそうになる)
        (眩暈が酷い)

        (けれど)
        (弱い所なんて見せたくない)

        (あの子は、嘲笑ってなんていなかった)
        (ただ苦しんでいた自分に優しくしてくれただけ)

        (神様は罪を犯すと罰を与える)
        (けれど魔王は…罪人でもただ抱きしめてくれる)

        どうして、わからないの。
        理想も欲望も同じものだ。
        あの子だって屍を踏みつけてここへ来たのに。

        (二人のセイバー越しに、彼女を見る)
        (ひたすら赤毛の男…カインを信じている瞳)
        (…あんな男を)

        (彼女に向かって一歩、歩き出す)

        …ねえ、先生。
        貴方の願いならスーが聖杯にお願いしてあげる。

        (急激にセイバーへの魔力供給を戻したせいか…酷い飢餓感
        (二人のサーヴァントは戦っている)
        (あの子は今)

        (ひとり)

        だから…スーに食べられてくれないかな?
        -- スー 2011-10-17 (月) 02:21:47

      • (走り出した時には、既に視線はスィーニから黒のセイバーへ… それが手にかけるはギルデの剣。刀身を見せぬ、神速の居合いを放つ宝具)
        (剣閃は見えずとも、宝具を手にかけ…抜き放たんと構える。その動きは鷹の目が逃さない)
        ここかッ!(掲げた鞘が、縦の斬檄を阻み高い音を上げる)
        !!ッ!(円の軌跡…そして予想外の払いに、大きく太刀筋を逸らされる)
        矢張り、太刀筋は見えない… そういう、刀か(身を、弾かれた剣に寄せるように体勢を整え正眼に)

        自らの願いが奪われる覚悟も、誰かの願いを奪う覚悟も… ともに持つものが挑みあう姿を
        欲と甘えだけの略奪と比べるな

        貴様の主には、その覚悟がない。誇りもない。聖杯も貴様が奪ってきてくれると信じて、手を伸ばすことさえしない
        敗れれば勝者を恨み、世界を憎み、神を呪い、生きていくことになる。…貴様がそう唆したからだ
        …いずれは、自分を甘やかした貴様さえも恨むことになる。そうした弱い人間を生み出し、嘲弄する… さぞ気分がいいだろう(剣を、握りなおす)
        走狗と呼ばれようが、職務を果たす。それも生きるということだ。 「人形」と同じと思うな(身に剣を寄せ、突きを放たんと距離を詰める) -- 赤髪のセイバー 2011-10-17 (月) 02:55:32
      • 同じだ……齎される結果に違いなど欠片も無い……殺し、奪い、そして踏み躙る……戦争に……否定の連鎖を美化しすぎだ、見当違いにも程が在る
        (再び鍔鳴りが響く。遠近法によって僅かに小さく見える黒髪の少年の放つ銀の軌跡……其れが間合いの外で輝いた瞬間)
        ……まぁいい、その光らしい独善が余を愉しませる……いいぞ、それでいい、赤よ。汝は余の敵に相応しい
        (其の横薙ぎは遠近感を無視して赤髪のセイバーへと迫ってくる。矛盾の魔王の力。距離の矛盾)

        覚悟が無い? くくく……其れこそは汝の主であろうが……曖昧な覚悟で余の前に立ち、曖昧な覚悟で戦に挑む……絶対に聖杯を奪うと云う気概がないからこそ……容易く余の甘言に乗る

        余のスィーニと何も違いなどない。あの娘は導かれる事こそを望んだ……其れを跳ね除けて傷つけたのは他ならぬ汝だ

        (続けて再び2連撃。先ほどと同じ軌道の都合3連撃が赤に迫る。回避を許さぬ次元屈折攻撃。宝具によって産み出される歪んだ奇跡にして軌跡)
        自らの甘えを他者に押し付ける汝には……闇などみえてはいない……汝は自らの光で目が眩んでいるだけだ -- 黒髪のセイバー 2011-10-17 (月) 03:15:24
      • (警戒しつつ、腰に帯びた刀剣に手をかける。……今のスィーニは、尋常ではない)
        (『肉塊』による凄まじい飢餓感を覚えることは、自分も何度もあった)
        (けれども、それは『必要』に応じ活性している時だけ。一たび安定すれば、小康状態となり、その欲求も収まるはずだった)

        ……残念ですケド。私が叶えたい願いは、ここで私自身を差し出しては、叶えられないんです。

        (スィーニが一歩近づけば、こちらもまた一歩下がり、間合いを保つ)
        (彼女の『影』には、矛盾の魔王の眷属がいた、はず。…迂闊に動くことは、できなかった)

        同じものを分けあった間柄なんです……私たちが、やり合わずとも。
        あの人たちが戦うほどに、魔力を造るために、『あれ』は動きます、です。
        ……こんなところで生き急ぐことは、ないでしょう。直に、決します――

        ――それとも、あなたの身体は……
        (推測。『肉塊』が、魔王の手の中で変質を遂げても、その本質が変わっていないのなら――)
        -- 季來 2011-10-17 (月) 02:43:17
      • そう、じゃあその願いをあきらめてスーに食べられて。
        (薄い笑みをたたえて、丸腰のまま歩く。無防備すぎる姿)
        (ただ足元の影は不自然に濃い。前に彼女達を襲った魔物が潜んでいるのかもしれないと思わせる)

        (…もう、呼び出す魔力も残っていないのだけれど)

        …先生はおかしなことを言うのね。
        これは「スー達(マスター)」の望みのための戦いよ?
        あの子達の戦いでもあるけれど。戦わせているのは、マスターだよ。

        (食べたい)
        (もうそれしか頭になくなってくる)
        お願い、食べられて。

        (一歩進むごとに歩みが遅くなる)
        (近づけば、彼女はわかるかもしれない)
        (目の前の少女が不自然に消耗し続けている事に)
        (…少女の体はもう、もたないことに)

        …生き急がないといけないの。
        …スー達には時間がないのだから。

        おねがい

        (魔王に魔力を送り込み、それを補うために肉塊が動く。動き続ける。追いつかない)
        (人になりきれないホムンクルスが、耐えられる訳がなかったんだ。魔王の力になんて)

        スーは…あの子と一緒にいたいの…!!!!

        (切ない叫び声と共に彼女に掴みかかり、そのまま首筋に噛み付こうと牙をむく)
        -- スー 2011-10-17 (月) 03:05:18

      • (令呪ふたつぶんの膨大な魔力…注ぎこまれるそれが、元より心眼といわれるまでに研ぎ澄まされていた感覚を超常の域にまで引き上げる)
        貴様の言う簒奪の歴史はこれまでもあった。これからもあるだろう
        (見える。剣閃が。ギルデの剣ではない…ありえぬ距離、角度で迫るが「それら」は見える)
        だが全ての「生きるための戦い」を、同じと謗ることは許さない
        (瞬間、抱えるように携えられていた剣がその身を分かち…斬檄を「同時に」受け、弾く。宝具「護り手の剱」)
        人間は、獣ではない。全ての争いがそうではないが、争いのうちに互いを尊重することも出来る
        たとえ稀有な例だとしても、そうあれかしと願う理想を捨てる理由にはならない

        (分身たちをその場に残し… 赤の剣士の刃が翻る)
        「揺れないこと」が人間ではない。「揺れながらも進むこと」こそ人間の証だ
        人間の心から闇は消えない。迷いは消えない。だがそれは、理想を手放す理由にはならない
        理想と、己の弱さの間で常に揺れ動く…人間として当然の姿を、理想を手放した抜け殻と同じに語るな
        (剱の切っ先が再び、黒の剣士の胸元を凪がんと迫る)
        ヴァルキサス。貴様の手管…戯言こそ、俺にはひとつとして響きはしない! -- 赤髪のセイバー 2011-10-17 (月) 03:49:31
      • ……っっ!!!
        (咄嗟に、ベルトの固定を外し、鞘ごと刀剣を抜いて)
        (がんっ、と、自分とスィーニを遮るように、その間に挟み込む)

        (『……どうしよう』)
        (――サーヴァントは、複製だった。聖杯に捧ぐための存在だった)
        (過去に生きた記憶を持ち、その人格が人そのものであっても、その犠牲は飲み下せた)

        (けれども、彼女は――彼女は、なんだ)
        (向かい合うべきだった。その甘さだけは、結局切り捨てられなかった)
        (剣を抜けなかった。――彼女の立ち振る舞いは、丸腰で、弱々しい、少女のそれだった)
        (そして、もう一つ。剣を向けることを躊躇わせるものは――)

        〜〜離れて、くださいっ……!
        今のあなたが、私をどうこうできるわけがないんです……!
        魔物を出さなかった……ぃえ、出せないんでしょう……!
        そんな身体で、今ここでやり合って『本当に取り返しがつかないこと』になったら……!

        (そうだ。今、剣を抜いて、彼女を斬れば、きっと『あれ』はより活性して)
        (弱っている彼女そのものを滋養に、『自分が恐れているもの』へと変貌し始める……)
        (それを、自分の手で引き起こし目の当たりにすることへの恐怖心もまた、その行動を防衛へと指向させた)
        -- 季來 2011-10-17 (月) 03:33:07
      • (噛み付こうとした牙が鞘に歯形をつけた。唇を離すとよろめいて後ろへ下がる)
        (顔に憎悪と不快感をあらわにして)

        …この期に及んでまだいい子でいようとするの?
        もう貴方は誰かを踏みにじっているのに。
        これからスー達の願いを、命を踏みにじるというのに…!!!!!!!

        いい加減気づいて。貴方がスーと何も変わらないことに。


        貴方は貴方のサーヴァントが死んだって平気なんだわ。
        ただの模造品だと自分を偽って。道具が消えただけだって思い込むんでしょう。

        …でも

        スーは違うの。すきなの。模造品でも、偽物でも…!!!!
        セイバーの事を愛しているの!!!!!!!

        あの子が消えたら、スーが生きてたってしょうがないの!!!
        (苦しい。飢餓感と、憎しみと、愛しさと)
        (様々な感情があふれ出して止まらない)
        (子供のように泣き叫んで)

        スーの全てはセイバーなの!!!!!
        もうあの子しかいないの!!!!!!
        ひとりになるなんて絶対に嫌ぁっ!!!!!!!!!!!!!

        (使ってはいけないものを)

        (使う)

        (黒衣の花嫁の影から、その色と同じ無数の手が伸びた)
        (その手は一瞬で刃物の形に変わり)

        (……目の前の彼女に … ……)

        …ぅ…あ…っ
        (彼女に届く、その瞬間。漆黒の刃は霧散する)

        (少女は胸を押さえて)
        (彼女の方へと)
        (倒れこんだ)

        (体の奥で何かが、肉塊が蠢く)

        彼女の恐れていた事がはじまる)
        -- スー 2011-10-17 (月) 04:11:20
      • 宝具か……フッ……耳を塞ぎ、目を瞑る事を罪と余は詰らない……汝の独善への甘えもまた余は許容しようぞ

        (こちらの宝具が相手の宝具によって防がれる。だが構いはしない。宝具の性質を見れればそれで必要十分)

        ……全く其の通りだ。揺れる事こそが人間の証だ。闇を心に抱き、迷い続ける事こそが人間の証だ……

        (既に二合。そして宝具を使った。ならば既に相手の力量は測りきったも同然)

        故に

        (相手にあるのは耐久性のみ……敏捷性と膂力を『我が身は矛にして盾(パラドクスオーヴァゼァ)』によって強化すれば、このタイミングで相手の想像を凌駕する速度と威力でカウンターを叩き込める)
        (其れを起点に戦闘不能にまで追い込み……)

        揺れもしない、闇も許容しない……そして迷わない汝は……人足り得ない。余を倒すことは叶わない

        (『我が身は汝にして我(アンリミテッドブレイドプレジャライズ)』で奴の宝具を奪う)
        (宝具を奪えば魔力が高まる。魔力が高まればスィーニの無茶を和らげる事ができる)

        終わりだ……弱さを否定し続ける傲慢な超越者である限り……汝は人間を理解することは出来ない

        (嘲笑が漏れる。愉悦の嘲笑が。狂喜の嘲笑が)
        (まだ戦える。まだ勝てる。まだ欲望を掴む事ができる)
        (確信する。確信して必殺の宝具を発動しようとしたその時……)

        ドクン

        (身体から、一気に魔力が、力が抜ける)

        な、に……!?

        (驚愕と共に見る視線の先はスィーニ)
        (そして、次の瞬間に見たのは)

        (自らの胸に突き立てられた、赤の刃)

        (夢が、醒める)
        (少女の望んだ悪夢の時間は終わりを告げ、)

        (残酷な現実……運命の輪が回りだす) -- 黒髪のセイバー 2011-10-17 (月) 04:29:38

      • (主のほうを見て、何が起きたのかを悟る)
        (相手から奪う覚悟…それを欠いた主の姿に、愕然として突き立てた剣を手を放す)

        俺の言葉は、マスターに届いていなかった
        そういうことか。ヴァルキサス
        貴様が言うように、俺が迷わない超越者であり…マスターと同じ「人間」ではないが故に
        俺の言葉はマスターに届いていなかった
        そういうことか?

        (緋色の剣士が纏っていた令呪の輝きも、朝霧が晴れるように消えてゆく。揺れぬようにと主の放った「不変」の令呪)

        俺とて、常に迷い続けている
        だが…まだマスターの抱える迷い、マスターの抱える闇に足りないというなら… ヴァルキサス
        (漆黒の剣士、その肩を掴み)
        もう一度、俺を惑わせろ。貴様の闇とやらを、俺に見せろ
        義賊の首を刎ねたこともある。義賊を匿い、抵抗した娘の腕を斬り飛ばしたことも
        いつも迷い、それでも進んできた。だがまだ足りないというのなら、ヴァルキサス
        貴様の闇を… (俺に寄越せ、黒く染めてみろ! 固い決意を秘めた朱い瞳が、深遠を覗き込む) -- 赤髪のセイバー 2011-10-17 (月) 05:01:58
      • (突き立てられた刃……しかし、身体は再生しない。魔力が足りない。魔王の理が発動しない……)
        (目前で弱さを見せるその男を見て……少年は微笑んだ……其れは決して嘲笑ではなかった)

        其の通りだ……カイン・ツヴァルゲン……汝は強すぎる……そんなものは人間ではない……機械だ……汝は闇の意味を未だ解していない……

        (肩を掴まれ、力なく刀を取り落とす。それ以上はできない)

        闇とは……慈悲だ……光歩む事が出来なくなった者が最期に縋るモノこそが……闇だ……
        未来を捨てる闇は今を慰める……今しかないモノが最期に縋れるのは闇だけなのだ……汝の主も、阿鉈賀 季來も……

        ……汝の闇に甘えたのだ……其れを解してやれ……

        (揺れた瞳の赤髪のセイバー……カインの揺れた瞳に甘言を放つ。惑いを囁く)
        (魔王としての悪意故ではない……答えを闇に求める者への慈悲ゆえに……)

        全ての罪を罰する必要はない……答えは自分で見つけろ……
        (左腕が別の生物のように不規則に動き……カインの頭を鷲摑みにする)
        人間足り得たいと思うのならば
        (闇を注ぎ込む。瘴気を注ぎ込む。よしんばそれで壊れてしまえと云わんがばかりに)

        (之は慈悲である。だが同時に……殺意である) -- 黒髪のセイバー 2011-10-17 (月) 05:23:47

      • …貴様の言うこと、今はまだ理解できんが 〜〜ッ!
        (鷲掴みにされた頭から、何かが流れ込んでくる)

        (闇であり… 恐怖、 闇であり… 安寧、 闇であり… 狂気、 闇であり…静謐)
        (光の下ではともに存在し得ない諸々のものたち、矛盾、そしてそれを受容する慈悲… 闇の摂理)

        〜〜これッ が、 がァっ 貴様の 言うッ
        (闇だというのか。 理解、拒絶、感謝、そして殺意に呼応する殺意… ないまぜとなった意識が応え)
        (意識の奥、感情だけで悪を断じ…大切なものを失った記憶。封印された黒い記憶が呼び覚まされる)
         …ア、 べ ル 

        (がっくりと、膝を着く。息が荒い)… そうか、 いや。 …そういうことでも、あるのか
        (力なく、うな垂れる。祈るかのように。目を背けるかのように) -- 赤髪のセイバー 2011-10-17 (月) 05:40:39
      • (水面に半身を沈め、薄い息で其の様を見る……そう、魔王とはそういうモノだ)
        (……彼は今恐怖した。彼は今懐疑した……そして、彼は今……畏敬した。闇を)
        (ならば既に供物は捧げられ……)

        ……答えは得た、か……?

        (望む解答は、恐らく既に転がっている)

        ……カイン・ツヴァルゲン……望む闇を得られたか? ……くくく…… -- 黒髪のセイバー 2011-10-17 (月) 05:54:45

      • …絶対に許せないものを、思い出した
        だが、「絶対に許さない」という強さは…
        「いつか許すかもしれない」という弱さから目を逸らすことだと理解した

        これからも、許すつもりは無い。だが、絶対もまた…無い
        ヴァルキサス・マーシレスロード。 俺は
        俺の中の揺れない記憶…進むことを止めていた記憶を、思い出した

        闇の記憶を
        (呼吸を整えながら、黒髪のセイバーを見上げる。瞳にまだ、迷いの気配を残しながら) -- カイン 2011-10-17 (月) 06:08:17
      • (膝を突き、こちらを見つめるカインを見ながら、半身を水面に沈めた少年もまた見つめ返す)
        (いつか、真っ白な雪の上でみた黒を、目前の赤に重ねる)
        (違う色だった。至った答えも……違う答えだった)
        (だが、其れは決して間違いではなく、決して冷たくなく……決して機械的ではなかった)

        そうだ……強さの裏には常に弱さがある……弱さを認め、許容し、そして包み込む事で……初めて人は強くなる……

        (殺意をぶつけた。闇の殺意を)
        (敵意をぶつけた。深淵の敵意を)
        (害意をぶつけた。黄昏の害意を)

        (この男は其れに恐怖し、懐疑し……終には答えを得た)

        (ならば、それは最早……ただの装置でも現象でもなく……)

        くくく……甘美な闇であったぞ……人の子、カイン・ツヴァルゲンよ…… -- 黒髪のセイバー 2011-10-17 (月) 06:27:46
      • (そうだ。自分と彼女で、やっていることに違いはない)
        (お互い、願いを踏み躙り、血と怨嗟と悲哀で塗り固められた道を進むために、ここにいた)
        (だからきっと、大きな違いはなかった。……ただ、少しだけ違うのは――『願い』の形と色だったのだろう)

        (よろよろと、体勢を立て直し。鞘を左手に持ち、剣の柄に手をかける)

        (――自分の覚悟を、欺瞞だと感じないわけがなかった)
        (彼は、真摯な目で、願いを受け止め、感情を受け止め、自分を護ると言った)
        (願いを果たすため、必要ならば、自分を捧げても構わないと言った)
        (その言葉は、皆々誠意に満ちていて。もし自分が裏切っても、彼は責めないと思える程に、誠実だった)
        (だから、応えなければ、と思った。その末路の貌が、裏切りと相違ないものでも……)

        私だって……。
        (スィーニの影が、動く)

        (――彼女の愛を、理解出来ないわけがなかった)
        (彼は、彼女と共にいるとき、どんな表情を見せて)
        (どんな言葉を交わし、どんな風に過ごすのだろう、と思った)
        (あの優しい抱擁は、きっとただ自分を利用するための手管だったのだろうが……)
        (それよりも、もっともっと優しい抱擁を、彼女は知っているのだろうと思った)

        私だって、一人は、嫌です……。
        (無数の手、無数の刃。受ければ、一溜まりもないだろう)

        でも、その時は、絶対に、絶対に来るんです……!
        (それらは、真っ直ぐに、こちらを貫くように奔り――)

        だから――!

        (――目の前で、消散する)

        (剣を、迎撃のために抜き放った――その音のみが自分の耳に聞こえて)
        (その視線の先で、倒れゆく少女の姿を見。両手から、鞘が、剣が、零れ落ちた)
        (その手で、スィーニの身体を受け止め、抱き支えて。彼女の身体を、確かめる)
        (――『まさか』)

        ぁ……、ぁぁ……。そんな……。
        (後悔の念が、湧き起こる。……あの時、ヴァルキサスに隙を見せるべきではなかった)
        (『あれ』を奪われさえしなければ、彼女がどれほど弱っていたとしても、こんなことにはならなかったのに)
        (支える手が、僅かに震える。『彼女は、どうなってしまう?――いや、“何に”なってしまう?』)
        (こちらは、令呪を二つも使って。相手は、わざわざ『こんなもの』を頼るほどに、魔力を求めていて)
        (ならば、相手が魔王の複製とはいえ、決着は早急につく。そう、考えていた。それなのに)

        (『どうしよう』)
        (『どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう……!』)

        (焦燥する中で――視界に入った、スィーニを支える自分の腕の中に――黒い影が、蠢いていた)
        (それは、セイバーが、宝具を使ったからなのだろう。彼は、今尚全力で戦っているのだろう)
        (『――そうだ』)

        (……考えている時間はなく、無我夢中だった)
        (いつも隠し持っている、ダガーを取り出して)
        (……深く、息を吸い。歯を食いしばり――)

        (左腕に、突き立てる)
        (二度、三度と、左腕に突き立てて)
        (それを、スィーニの口元に寄せて。『――初めに、血を』)
        (必死に、呼びかける。『――私の、血肉を』)

        食べて……ねえ、食べてくださいっ、スィーニさんっ!!
        まだ……まだ大丈夫だから!ねえ!!早く!!!

        (傷口は、見るに耐えない姿で。それでも、黒い細胞が、それを包み、喰らい、治そうと)
        (血中より――血管より――肉の中より、滲みでてきて。――魔力は、殖える)

        (必要なのは、滋養。求められるは、魔力なのだろう)
        (ならば、喰らえばいい。足りないものは、『外』から取り込めばいい)
        (それで、きっと。一時でも、『恐れているもの』は避けられる)
        (見たくないものを、見ないで済む。彼女に、負わせないで済む……)

        (――覚悟は、多くがいつも一つのものに対して行われる。……『痛み』に)
        -- 季來 2011-10-17 (月) 06:04:39
      • あっ…うぁ… ぁ (か細い喘ぎ。内部の変化に悲鳴を上げる力すらないのだ)
        (駄目だ、倒れては駄目)
        (あの子が)


        (激痛の中で、怖いのに、泣き叫びたいのに、何よりも先に彼の方を見た)
        (……赤い刃が彼を貫く瞬間を、見た)
        (赤い瞳を見開いて)

        (…どうしてだろう、悲鳴はでなかった)
             (もう、わかっていたことだったから)
             (二人で必死に目を背けてきただけだったから)





        (……戦う前からもう知っていた。自分達はここで終わりだと)





        (…………気がつくと彼女の腕の中にいた)
        (何か叫んでる…口の中は鉄の味。口元には柔らかそうな、腕が)
        (口をあけて、噛み付く)
        (そのまま食いちぎろうとして……)
        (…………………………唇を離した)
        (飢餓感は激痛の中でもずっと続いていたのに)

        …馬鹿ね、先生…。
        殺す覚悟もないのに、こんなとこきちゃ駄目なのよ。
        ……スーも同じ…あの子だけは…殺せなかった……。
        (馬鹿ね、ともう一度言って)
        …………………………どいて…先生。
        (酷く冷静な声で呟くと、よろめきながら立ち上がった)
        (そんな体力なんてない。気力なんてない。今だって肉塊による侵食で体は悲鳴を上げている)
        (…………でも、少女は動いた

        (……少しだけ体に入った血とわずかな肉のせいもあるかもしれない)

        言ったでしょう? あの子が消えたら、スーが生きてたってしょうがないの。
        …スーは、あの子を愛してるの。

        …ふふ、ごきげんよう「いい子」の先生。貴方はこれからもずっと自分を騙して迷っているといいんだわ。
        (誇らしげに愛を語り、優雅に笑って歩き出す。ドレスの裾を持ち、ゆっくりと、一歩ずつ)

        ……セイバー… ……

        (彼のそばに、行きたくて)
        (一秒でも長く、一緒にいたくて)
        (ただ、彼の名前を呼んで)

        (「矛盾の魔王」ではなく、「セイバー」と。彼女にとってはそれが少年の名前だった)
        -- スー 2011-10-17 (月) 06:29:26



      • (静かな空間に、花嫁が歩く。水音だけが響いて)
        (水の中にベールが落ちた)
        (結い上げていた髪が解けて、大人に見せていた姿が少女らしく変わる)
        (青銀の髪が光にきらめいて)

        (その光景は誰も邪魔できない、神聖な儀式のよう)
        (水は蒼いバージンロード)

        (彼の前へ花嫁が辿り着く)



        (…………永遠の愛を誓うために)



        (赤毛の男を、自分の罪を裁きに来た神の使いを見下ろして、赤い唇を開いた)
        ……どいて頂戴。もう貴方達との遊びはおしまいなの。
        スーの罪は、誰にも渡さない。

        (そして、黒髪の少年を見て、悲しげに微笑む)

        http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011911.jpg 

        ……セイバー時間が来てしまったみたいなの。
        -- スー 2011-10-17 (月) 06:37:16
      • (口を噤む)
        (何かに敗れた感覚に)
        (何かを成し得た感覚に)

        断罪の剣が一振り、カイン・ツヴァルゲン…

        俺は主を護る盾であり
        主の振るう剣であり―― 人間だ

        (突き立ったままだった剣を、自らの体から抜くかのように引き抜き。鞘に収め)
        (もはやスィーニには何も言わず、そっと二人から離れた) -- カイン 2011-10-17 (月) 06:42:44
      • (少女が――スィーニが、自分の許より、立ち上がって。それを留めることは、できなかった)
        (ただ、首を小さく左右に振って、泣き出しそうな目で、歩いてゆく少女を見つめる)

        駄目……です……、だって、全然、食べてない……止まってない……、です……
        (左腕は、痛みで麻痺して。傷口は、既に黒い膜で隠されて)
        (けれども――そうだ。彼女は『食べていない』と、思った)

        (……きっと、自分は。彼女の言った通り、これからも、自分を騙し、迷い、何度でも覚悟を揺さぶられるのだろう)
        (その発露が、この左腕の痛みだった。その一瞬で、いくらでも喰らっていいとさえ思っていた)
        (だから、留めることは、できなかった。愛を叫び、孤独を疎んだ少女の、その歩みを……)
        -- 季來 2011-10-17 (月) 07:03:53
      • (水の回廊を滑る様に、少女が駆け寄ってくる)
        (はしたなく水を蹴って、水面をかき乱しながら駆け寄ってくる)
        (自分だけの供物が)
        (自分だけの欲望が)
        (自分だけの慈悲が……駆け寄ってくる)

        ……硝子の靴も自分で脱ぎ捨てるのだな、汝は……

        (引き抜かれた刃。水面に血が零れ、蒼と紅が混じる……『人間』につけられた傷だ。そう簡単に癒えはしない)
        (仲人の刀を杖代わりに立ち上がり、笑う)

        まぁ佳いだろう……落ちているなら、拾ってやらんこともない……

        (嗤う必要などない。全てはもう其処にある)

        スィーニ……悪いが契約破棄だ。魔王は嘘吐きなんでな……汝の願いは此処で潰える

        (ばつが悪そうにはにかんで笑う。少年らしく)

        埋め合わせに他の願いを聞いてやろう……今の余に出来る事は限られるが……何がして欲しい? -- 黒髪のセイバー 2011-10-17 (月) 07:10:16
      • (少年の笑顔を見たら痛みがどこかへ行ってしまう気がした)
        (…実際はそんなこと、ないんだけど)
        (でも、だって、こんなにかわいいんだもの)

        残念ね…もう一度あねさまに会ってギルデを作り直して…ギルデと貴方、二人並べて愛してもらおうと思ったのに。
        (ため息をついて、くすくす笑い。あれほど焦がれていた願いなのに)
        (目の前の少年の笑顔を見て、もういいと、もう十分だと思ってしまった)

        …あのね、もう、スーは駄目みたい。
        多分スーはこれから化け物みたいになっていくと思う。
        今は先生の血のおかげで少しおさまってるけど、じきにまた肉塊は動き出すわ。
        ……スーはそんな姿になるのは嫌よ。そんな姿を人に見られるのも、嫌。

        ……だから、お願いがあるの。

            スーを人のままでいさせて。
            そして…スーとずっと一緒にいて。

        ……契約じゃなくて、魔王としてじゃなくて…貴方の意思で、答えを頂戴。
        (甘えるように彼に抱きついて、囁く)
        -- スー 2011-10-17 (月) 07:26:11
      • (遺跡の中央……運命の輪の前で、少年と少女は抱き合う)
        (底無しの水淵の前で、笑いあう)
        (願いは叶わなかった……だが、望みは既に其処にあった。今更になって気付く)
        (少女が魔王に望んだボーイミーツガール……諦めた恋心……騙されてもいいから欲した愛……闇もまた其れに引き寄せられただけ)
        (之は優しい幻で、自分は呼び水に惹かれた幻影でしかない)

        (つい最近までそう思っていたが……全て違った)

        ……御安い御用だ……余に願うには余りに容易い……

        (抱き返して、口付けをする)
        (魔王の記憶を想起する)
        (真贋の区別がつかないのなら)
        (贋作は真作であり、真作は贋作であると)

        (なんだ、何を戸惑う事も無かったのではないか)

        (この想いに戸惑う事も、躊躇う事も……何処にも無かったのだ)
        (少女が望んだ少年は確かに少年となって其処に居た)
        (未来を担保に得た全てが……お互いの眼前に広がっている)

        (願いは遠くて届かなかったが……)
        (望みは既に手にしていた)

        (長い口付けからスィーニを解放して……瘴気を、闇を、魔王の力を纏った刀……ギルデの刀を抜き、鞘を投げ捨てる)

        ……余は無為に力をくれる事は好まない……代価は頂いて行く……魔王ではなく、余の矜持だ

        (抱き締めたまま、)

        代償は汝の心だ……スィーニ……全て余が悉く貰い受ける

        (スィーニの核と自らの心臓を共に貫く)

        ……地獄まで……いいや、来世まで付き合ってもらうぞ……こう見えて余は嫉妬深くてな……

        いつまでも『こんな男』の話をされるのは胸糞悪いのだ……来世では綺麗さっぱり忘れさせてやる……必ずな
        (冗談交じりに刀に向かってそういって、お互いの胸を貫いた其れを引き抜き……放り投げる)

        さらばだギルデ・フォルシーダ……汝は最期までつきあわせてやらん……この娘は余のもの故な……!

        (にやりと勝ち誇ったように口元を不敵に歪め……笑う)
        (ぐらりと、二人の身体がゆれて……崩れ落ちる。底無しの水淵へ)
        (宙を舞うギルデの刀が決戦の間に雄々しく突き立ち、一部始終を見守っていた魔王の化身たちが闇へと退散したとき……)

        (……既に一人の少女と、一人の少年は……暗い暗い、水面の深奥へと消えていた……) -- 黒髪のセイバー 2011-10-17 (月) 07:58:44
      • (生まれてきた時から自分の人生は決められていた)
        (国を家を支えるための、お人形)
        (初めはそれでもよかったの)
        (でも色んな人と出会って、別れて…それを繰り返していくうちに)
        (ただ普通に恋をして、普通の女の子として生きてみたいなって夢見るようになった)
        (淡い恋の思い出達をずっと抱きしめながら)

        (当主として王宮にあがった時には、もう忘れていた夢)
        (小さな夢のはずだったのに。ずっと残っていたのね)



        (運命の輪の前で、誓いの口付け)
        (立会人は敵の二人。そんな中で、思い出す)


        …ええ、何でもあげる。スーの全部、貴方のものよ。
        愛してるわ、セイバー
        (穏やかな気持ちで彼に抱かれる)
           (…また、体の中の肉塊が動き出した)
           (体の変異が、再び始まる)
        (少しだけ、眉をしかめて、痛みに耐えて)
        (彼を見上げる顔は幸せな笑顔)

        欲張りな人ね。来世までだなんて。
        でも、それを願ったのはスーね。「ずっと」一緒にの「ずっと」は永遠の事。
        …あれ、スーのほうが欲張りね…。
        (くすくす笑う側で、鞘が投げられた)

        (立会人の二人を横目で見る)
        (何か言おうと思ったけれど。やっぱりやめた)

        (だって、やっぱり悔しいから)
        (苦しんで、迷って、傷を抱えて生きていけばいい)
        (それは勝者の義務だ)


        (そして)

        …でも、嬉しいな。嫉妬してくれるなんて…。
        スーはずっと、そうやって……

        (言うのをやめて、しっかりと抱きつく。二度と離れないように)
           (服の下では肉塊が暴走し、肌を突き破り始める)


        (ずっと、そうやって求められたかったの)




        (……少年の剣が二人を貫き。胸の核が破壊された)
        (少女の願いは叶えられて、何もかもが蒼い水の底。亡骸は誰の目に触れることも……)
        -- スー 2011-10-17 (月) 08:40:05

      • (この無愛想な赤毛の剣士は、実のところ気づいていた。黒髪の剣士にとって少女がけして玩具などではないことに)
        (真に、破滅を楽しむためであれば…肉塊など奪いださずとも、命を長らえさせずとも… 少女が力尽きたときにその歪な娯楽は成るのだから)
        ……
        (だからもう、語ることはない。巻き込まれ、不幸になったものも居た… 終わることを約束付けられていた。純愛)

        (残され、水面に突き立った剣。サーヴァント・バフーンの…ギルデ・フォルシーダの宝具)
        宝具を伴っていたサーヴァントが消え、特別な力でこの宝具を顕現させていた剣士も消えた
        なお消えないとは…矛盾した話だ
        (手を伸ばせば感じる、闇の魔力)

        だが、そうだな。「そういうこともある」んだろうさ
        (手に取り、腰に提げる。微かな笑みとともに)
        お前にもまだ暫く、仕事があるようだ。一緒に来るといい
        (腰に治まったそれが不機嫌そうに軋む) -- カイン 2011-10-17 (月) 08:55:54
      • (――彼も、彼女も、水底へと消えていった)
        (決闘は、きっと自分たちの勝利なのだろう)

        (二人は――最期には、幸せそうな顔でいて)
        (その身を侵されていて尚、きっと彼女は死ねたのだろうと思う)
        (それが、宝具やサーヴァントの力なのか、あるいは、別な要因だったのかは、解らなかったが……)

        (……俯き、蒼い水底を、見つめる)
        (もう、あの二人の姿は見えなかった)
        (代わりに、今にも泣き出しそうな自分の顔が、水面に映って)

        (――勝敗は、決した)
        (如何なる過程を辿っていようと、自分たちは勝ったのだ)
        (それなのに……その表情を、明るくすることはできず)
        (ただ、無表情に。……感情を隠すだけで、精一杯だった)

        (左腕の血を、洗い流す。真っ黒い傷跡は、じきに肌の色を取り戻すのだろう)
        (両手に手袋を填めて、左手を、握り、開き、その感覚を確かめる)
        (まだ、痛みはあった。握力も落ちていた。けれど、数日のうちに、元に戻るはずだと思った)
        (彼女は――スィーニは、時間が無いといった。……自分には、どれほどの時間が残されているのだろう)

        ……行きましょう、セイバーさん。
        もうすぐ、次の階層への道が、開かれるはずです
        (立ち上がり、従者を促す)
        (進むしか無かった。また、自分の願いを押し通した以上は――)
        -- 季來 2011-10-18 (火) 04:00:01

      • マスター。俺はあのセイバーのように貴女を甘やかしはしない
        それはだが、貴女の優しさを許さないということじゃない

        矛盾しているように感じるかもしれない
        以前の俺なら、その曖昧さを弱さと断じていただろう

        …迷いながらでいい。ゆっくりでも。歩いていこう。俺も歩きながら、貴女を護る
        …同じ速度で、歩めばいい (主の手をとり、先に立つ。なおも深く続く迷宮、その灯火とならんがために) -- カイン 2011-10-18 (火) 18:29:45

      • 二人の… ひとつの影は決戦場を後にし、再び遺跡の中へと消えていった -- 2011-10-18 (火) 18:30:00

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第 二 回 戦 : - 剣馬 vs クレア - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/二階層中枢・  差分:聖杯戦争/本戦/二階層中枢・

 
お名前:
  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 二 回 戦 -
    • 告知
      • 対戦期間になりましらたら下記の相談室を併用しつつ、それぞれで決着をお願いいたします
    • - Sword, or Death -  with what in your hand...?
      • (決戦の場、だというのにセイバーのサーヴァントはマスター無しに、一人で佇んでいる。両の手に剣鉈を携え、柔和な微笑を浮かべたまま)
        (こちらの主は未だ特訓中であり……自分は万全では無い。厳しい勝負を予感しつつ、それでも笑みを浮かべたまま、ただ猟犬は相手を待つ)
        -- セイバー 2011-10-15 (土) 22:15:29
      • (セイバーがいる場所の反対側。いつの間にか音も無く現れたドレスを着た少女。)
        ・・・。(悲しげな赤い瞳でセイバーを見る。まるでこの戦いを拒むかのように)
        (一歩一歩、決戦の場の中央へ。そして問いかける。)
        ・・・あなたは、この戦いの果てに何を望むのですか・・・?(憂いを含んだ声、答えの決まってる質問をあえてぶつけている) -- ライダー 2011-10-16 (日) 00:57:16
      • 愚問ね。『サーヴァントはマスターの願いの為に戦う者』……違う?
        (対する女はただ両手の大鉈をだらりと提げ、艶然とした笑みと、挑戦的な言葉を相手のサーヴァントへと向け……しかしその内心には懸念があった)
        (一回戦での消耗で、未だ魔力は万端とは言えず。致命傷を受けても死なない事が最大の強みである自分が、それを生かしきれずに倒される懸念。即ち──)
        (──殺し切られる可能性。冷徹に、自身のコンディションを計りながら言葉を続ける)
        ただまぁ、一つあるとするならば。聖杯に託す望みがなく、強者と戦うことで自身を高める為に聖杯戦争に参加したうちのマスターが、果たして聖杯を手にした時何を願うのか。
        それが知りたい、って所かしら。
        -- セイバー 2011-10-16 (日) 01:06:32
      • ・・・その願いを叶える為に他人を、人の魂を犠牲にしてまで・・・。(答えを返すというよりは、独り言を呟くように。)
        この戦いがどういうものなのか。そして願望機たる聖杯がなんなのか・・・誰も知らない、誰もが・・・。(彼女は知っている。無償の奇跡は神の業でしかないことを。そして、神は無慈悲であると。)
        ・・・何も望まないのに、殺し合い、奪い合い・・・その結果が何をもたらすのか・・・。おそらくは、災厄、でしょうね・・・。(そこで言葉を切り)
        ・・・ですが、わたしも負けるわけには行きません。さぁ、始めましょう・・・。(そう呟いた瞬間)
        バサァ!(背中から生えた光る白い翼とともに、身に着けたドレスが黒い鎧へと変化する) -- ライダー 2011-10-16 (日) 01:15:25
      • ────それが災厄ならば、私がそれを断つだけよ
        (言葉には力を。視線には意志を。剣士のサーヴァントは光輝の翼にも動じず、ただ信じた者のために戦うべく)
        負ける訳には行かないのはこちらも同じ。さぁ、闘争の時間よ……!
        (一蹴りで距離を詰め、瞬きの間に刃の射程へ。手にした万能の剣鉈の右刃を袈裟に振り下ろす)
        -- セイバー 2011-10-16 (日) 01:25:24
      • ・・・。(向かってくるセイバーにまったく動じず、右手から巨大な神剣を生成する。)
        キィン!(袈裟に切りつけた剣鉈を受け止め、弾き返す。)
        ・・・(一歩下がり、剣を構えたまま動かない。一回戦で苦汁を味わったため相手の能力を警戒しているようだ。) -- ライダー 2011-10-16 (日) 01:30:40
      • (クラスはライダーと言う話だったが……神剣に剣鉈を押し返され、くるりと身体を半回転、身体の影に隠すように逆手持ちしていた左の一刀を脇腹へと切り上げ)
        あなたは、何を乗りこなすのかしら?
        (ただの剣使いの筈は無い。相手の能力を警戒しているのは、こちらも同じ事であった)
        -- セイバー 2011-10-16 (日) 01:33:33
      • っ!(脇腹への一撃はかろうじてかわしたものの、浅い傷を作る。)
        ・・・わたしは、何でも乗れますよ?(なぜか胸を張っている。)
        (ライダーがライダーたる所以。それは、何かを乗りこなすこと。だがいまだ彼女はそれを見せてはいない)
        ですが・・・お見せできるかどうかは、あなた次第・・・ですね!(ふわり、と体が浮き)
        ・・・はぁっ!(上空から弾丸の如く、剣を突き出しセイバーへ迫る!) -- ライダー 2011-10-16 (日) 01:40:42
      • (一気呵成の致命傷を期待している訳ではない。だが、小さな疵を積み重ねれば如何に強大な敵であろうとも戦い続ける事は出来ない。受けた傷を立ちどころに治すサーヴァントの、普段の戦い方がそれであった)
        (……だが、今は)
        それはまた……ふふっ、期待しているわ……!
        (宙を舞い、風に乗るライダーの一撃を右の剣鉈の根元、ブレードの湾曲部分の外側で逸らし、左のそれを腹を狙って突き出し)
        -- セイバー 2011-10-16 (日) 01:50:38
      • くっ・・・!(逸らされた一撃を舌打ちしながら、低空を飛んで、また距離をとる。)
        流石、ですね・・・。ですが・・・こういうのはどうでしょうか?(再び浮かび上がり、今度は先ほどよりも早く、大上段から斬りつける。)
        (普通ならそこで着地するかもしれないが、ライダーは着地せず、また距離を開け、再び空を舞い、今度は死角から、烈風の剣戟を繰り出す。)
        ゴォッ!(まるで竜巻を思わせるかのような攻撃。過去、彼女が「大旋風」と呼ばれた所以。彼女にとって空と地平の境は無い。空間全てが戦場なのだ。) -- ライダー 2011-10-16 (日) 02:01:46
      • ……まるで(天使、否)
        ────”戦乙女”(ヴァルキュリア)!!
        (大上段からの一撃を交差した二刀で受け、細身に似合わぬ腕力のみで弾き……通常であれば不可能な角度からの斬撃に、身を振り回し広げた二刀で以て打ち払う)
        ……ッ、(しかし死角よりの一撃は姿勢を崩し、たたらを踏む代わりに後ろへと飛びすさった。二人の間に、再び距離が空く)
        -- セイバー 2011-10-16 (日) 02:10:02
      • ・・・よく、ご存知ですね。(3度目の攻撃・・・死角の一撃すらかわすこの相手は、強敵だと実感する。)
        (その昔、この地には戦乙女が現れるという伝説があった。彼女はその一柱。始まりの戦乙女、レギンレイヴ・ヴァルキュリアである。)
        ・・・ですが、それは些細なこと・・・わたしは・・・あなたを倒す・・・!(彼女の身体が輝き、魔力の充填を開始する) -- ライダー 2011-10-16 (日) 02:20:15
      • お伽話だと思っていたけれどね?(慢心することは無いこの相手。楽に倒せる相手ではない、という確信を得た)
        (ただの冒険者の複製である自分には荷が勝つ相手だが、こちらとて戦う理由はある。だから)……。
        (無言で、魔力の充填を見据える。迂闊に手を出せばカウンターで恐らく、強力な一撃を貰う羽目になるという確信があった)
        -- セイバー 2011-10-16 (日) 02:28:54
      • ・・・いきますっ!(魔力が完全に充填し、戦乙女の身体がゆっくりと浮き―――)
        我と共に生きるは冷厳なる勇者―――(はるか上空。左手を胸に当て、何かを握る。それは、首飾り)
        幾多の戦を超え、なおも敵を打ち破りし―――(セイバーは知っているだろうか。竜が残す結晶。「竜のナミダ」を)
        今、我が前の敵をともに討つべし。双角の悪魔(ディアブロス)!我が元に出でよ―――(白い翼が羽ばたき、首飾りが輝く!地面に降り注いだ光はルーンを描き、地面へと吸い込まれる!)
        ドゴォン!(突然の地鳴り。)
        ドゴォン!ドゴォン!(二度、三度と響き、そして)
        騎英の手綱!(ベルレフォーン)(真名を告げると同時に)
        ゴシャァァァァ!(地面を砕き、巨大な角竜が出現する!) -- ライダー 2011-10-16 (日) 02:54:11
      • (その角竜は、彼女がかつて心を通わせた友であり、その死後。英霊―――エインフェリアとなった存在。)
        一緒に、行きましょう。(天からゆっくりと下降し地に現れた角竜の背中にある鞍に跨り、背中を愛しそうになでる。)
        キシャァァァァァァ!(角竜は甲高く吼え、眼前の敵、セイバーを踏み砕かんと突進を開始する!) -- ライダー 2011-10-16 (日) 03:08:36
      • (出現する脅威の手触りに、口元は釣り上がり、されどその目元は眉を立てたもの。双角の竜へと向けられる表情は、挑戦的な笑み)
        ……全く、予想は出来たとは言え……戦乙女のライダーとなれば呼び出し乗りこなすのも段違いね。
        (「大物相手に縁のある聖杯戦争ねぇ」とこぼして────その双の剣鉈を、対する角竜に向ける。
        真っ向から、突進を受け止めようと言うかのように、角先へと向けて
        ────お、────!!
        (一音を長く伸ばし、その力を激突させる……!))
        -- セイバー 2011-10-16 (日) 03:32:23
      • (ライダーたる彼女の特性、騎乗それは生物、非生物を問わず、全てのものを乗りこなせる。そして、彼女の本来の姿、戦乙女は共にある英霊の力をさらに倍化させる!)
        グオォォォォォ!(角竜が吼える。砂煙を上げ、柱をなぎ倒し、地面を砕き、その姿はまさに、悪魔。)
        (その力は、純然たる暴力。全てを破壊せんと、猛然とセイバーへと迫る!) -- ライダー 2011-10-16 (日) 03:47:31
      • (がぎゅ、と。両者の咆哮にかき消されそうになりながらもコロッセオに響く。鈍く、しかし耳に残るその音は、セイバーの両腕が悪魔の双角を受け止めた事を意味していた)
        …………ッッッ!!!
        (だが、幾ら強化された肉体とは言え竜を受け止め切る程の膂力はセイバーには無く。踵で地を削りながら、ゆっくりと後ろへと押されていく。受け流しきれぬ重圧は彼女の腕を・肩を・背中を裂いて破裂し、鮮血を撒き散らしつつしかしその負傷は即座に修復され、治癒の際の白煙は再度の破砕に血煙として立ち上る)
        ────あと、一歩…!
        (あと、一歩を踏み出し、押し切れば。強大な力をそのまま受け流し、巨大な四肢の下を潜って、十全に万能の剣鉈の機能を発揮し、双角の悪魔を無効化出来るというのに)
        (巨竜と組み合ったまま、血煙たなびく凄絶な姿を晒し、破壊と再生を繰り返しながらも押し潰されるのを待つのみと思われたサーヴァントは……しかし。)
        (自らの血で顔を赤く染めながら、大黒天の不気味な笑みを騎乗のライダーへと向けた。────如何に不利を得たとしても、挑む意志だけは萎えはせぬとでも言うように)
        -- セイバー 2011-10-16 (日) 19:48:41
      • (この攻撃を受け止めた。だがそれは問題ない。)
        うっきー君・・・やっちゃって・・・!(角竜にささやく戦乙女。いたずらをした少女のような笑みを浮かべ、背中を撫でる。)
        グゥオオオォォォォォォ!(答えるかのように猛る角竜。首を振り上げ、セイバーを宙へと浮かせる!)
        ズザッ・・・(角竜が一瞬後ずさりした後)
        ガァァァァァアア!(その巨体を、セイバーに思いっきり叩きつけ、壁にめり込ませるように吹き飛ばす!)
        (さらに壁に吹き飛んだセイバーへ突進し、その角を突き立てんと迫っていく!) -- ライダー 2011-10-17 (月) 00:29:03
      • ……ぐ、う……!!(不意に消失する手応え。次いで得た無重力感に自身が空中に居ることを把握し────)
        が、ハッ……!?
        (ぶちかましとでも言うべきか。巨竜の一撃を咄嗟に逆手持った剣鉈の柄尻のスパイクを叩きつけ、耐え抜こうとした刹那)
        (────限界が、来た。先ず衝撃を受け切れず、両手首がへし折れる。次いで枯れ木を折るように腕から肩へ、破砕の音と鮮血がぶちまけられ……)
        (柔らかい腹へ、角の切っ先が突き刺さるのが、やけにスローモーションで見えた)
        (魔力の枯渇。それ即ち、このサーヴァントに取っては常時発動している宝具の効果が失われた事を指し────)
        ────、
        (ごぼりと、血塊を吐く。壁に突き立てられた角槍に縫い止められた姿は、まるで刑死者のようであり)
        (角が、引き抜かれる。剣士のサーヴァントはどさりと、血溜まりの中に沈んだ)
        ────、ます、──た……────
        -- セイバー 2011-10-17 (月) 00:48:20
      • (暴力が吹き荒れた戦場。立っているのは戦乙女と角竜のみ。)
        ・・・虚しい・・・なんて、虚しい戦いなのでしょう・・・。(しかし勝利の余韻は無く。悲しみだけを湛える戦乙女がそこにいた・・・。)
        グォア・・・(角竜は答えるかのように鳴き、自らの角を引き抜く。どさっ・・・と無残に崩れ落ちるセイバー。これが争いの末路なのだと、ライダーは痛感する) -- ライダー 2011-10-17 (月) 01:06:29
      • (血溜まりは広がり、すぐに血の海の様相を呈する。腹を貫かれ、両腕は擦り切れたボロ雑巾の如く捻くれ、折れ曲がって力無く)
        ……。(彼女の宝具は、彼女の在り方そのものである。即ちどれだけの疵を負おうとも、不屈の意志で以って死すらも超越する生き方。しかし最早宝具の発動は維持出来ず)
        (力無く横たわる姿は笑みを絶やさぬ栗色の髪と琥珀色の瞳の強き女ではなく)
        けん、────
        ────血に汚れたその髪は白く。瞳は虚ろに、赤く、紅く、朱く。その姿は理想を抱き力を得て、しかし守りたかった何もかもを守れなかった、弱い自分で)
        (僅かに動く首のみを動かし、視線をコロッセオの入り口へと向ける)
        (誰かが、来ている。守らなければならなかった筈の誰かが。────無力を噛み締めて、後悔の視線で)

        ──けん、ま───

        (その唇は、
        ごめんねと。そう動いていたのだろうか) -- セイバー 2011-10-17 (月) 01:20:22
      • 『驚天動地』のォッ!!!ブリッツフィストォオオオオオオオッ!!!
        (其れは轟音。雷撃が、角竜のその特徴的な角を穿つ。否、雷撃ではない。それは拳。青々とした稲妻を纏い、戦場へと参上したのはセイバーのマスター、本城 ケンマ!)
        ……生きてるか、セイバー。遅れたすまねえ。あのオッサン散々弄繰り回してくれやがって。完成したはいいが、制御は効かねえぞ……(先ほどまで雷撃を帯びていた右腕は、よく見れば魔術的封印の施された包帯で巻かれていて)
        だが、これで、この力で、お前のためのこの力で(セイバーを背にしたまま其れを勢い良く解いた。その掌の中には、まるで生き物の口のように開いた傷が──否、それは門。)
        俺たちは勝つ!!そうだろ、セイバーッ!!(己が内蔵せし魔力を解放するための扉。内蔵魔力はおろか、その生命力さえも魔力へ変換し解き放たれた獣のように外界へと溢れ出した)
        うっぎ、ガッああああああああああああああああああああッ!!!!(思わず、声が出る、右腕を抑え、膝を付く。だが、その溢れでてくる命の炎を宿した魔力は、令呪を通し、セイバーへと伝わっていく。其れは半年かけても枯渇していた魔力を回復させ補い余る量で。)

        (叫ぶ)構うなッ!!戦えッ!!セイバーッ!!お前の力……見せてやれ!!(それは、空を通し心を震わせる叫び。魔力の夥しい放出による激しい痛みと闘いながらも倒れない)
        -- 剣馬 2011-10-17 (月) 01:52:00
      • グォオゥ!?(角竜がうめく。だがしかし、それだけだった。)
        (双角の角竜・・・ディアブロスは男を睨み、怒りをあらわにする。)
        キョォォォォォ!(甲高い声を上げ角竜の息が荒くなる。ライダーでも抑えきれない、超然たる竜の怒りが、頂点に達した!)
        ・・・人の身で、この子を傷つけるのは・・・無理です。なぜなら、彼もまた・・・英霊なのですから。(その言葉の意味。竜でありながら戦乙女の戦士として、あまたの武勲を上げ、英雄とまで呼ばれた竜。その強大な力を操るライダーもまた、神の眷族なのだ)
        ・・・認めなさい、敗北を・・・。そうすれば、苦しまずに終わります・・・。この争いがどれほど無益か、あなた方ならわかるはず・・・!(悲しみを湛えた顔。だが、決意を込めた瞳で二人を睨み)
        ・・・どうしてもと言うのなら、容赦はしません・・・!(手綱を握り、竜を操る。角竜は怒りの咆哮を上げ、戦乙女の言葉を待っている。) -- ライダー 2011-10-17 (月) 21:52:19
      • (声が聞こえた。その声は、倒れ伏したサーヴァントを見て尚もまだ敗北などを一顧だにしない────勝利のみを見据えた声)
        (そうだ。自分は決意したのではなかったか。彼を守るのではなく、彼と並び立つのだ、と
        (先ずは意志。枯れた草木が尚も生命の息吹を失わないように、緩慢にその四肢へ動けと司令を送り)
        ────、──!!
        (そうして、力が来た。主の掌に開いた門から令呪を通し、莫大なまでの魔力が流れこむ。全身に刻まれた魔力回路が賦活され、力を失った筈のサーヴァントの全身に、青白い炎が灯る)

        ────そうだ、

        (忘れていた。彼もまた、痛みを共にする戦友なのだ。負ける事をよしとしないパートナーなのだ。だったら)
        認める訳には……いかない……!!
        (蒼の炎を吹き上げて、剣鉈を杖に血塗れの身体を起こす。立ち上がる意志を受けて、宝具がその効果を取り戻す)

        Obsessed Paragranum(因業の霊賦抄)!!

        (真名を開放し、流れ込んだ魔力の分だけ力が満ちていくのが戦乙女にも分かるだろう。未だその姿は白髪赤眼の過去に置き去りにした姿であったが……)
        どれだけ苦しくても、果てに何も無い戦いだとしても。
        (声は力を。見据える視線には戦意を込めて)
        ────自分に負けたままで終わることを私たちはよしとしないわ……!!
        行くわよケンマ、覆すわ!!
        -- セイバー 2011-10-17 (月) 22:35:08
      • ──あぁ言われるまでもねえ、塗り替えてやるぜこの現状。俺達二人の、力でな。(ぐらりと腕を抑えたまま立ち上がり、門の制御に当たる、基礎は理論は教わった、実践はこれが初めて。だが──)

        例え──眼の前に巨大な壁が立ちふさがろうと(魔力の大量放出でよろめく身体を意思だけでつなぎ止めて)

        例え──足元が底なしの沼になろうと(右手の中、掌の中の口を。拳をつくり無理矢理抑えこむ)

        空から一篇に槍が降り注ごうと(それでも漏れ出す魔力に歯を食いしばりながらも、腕を前へ突き出す、静かに溢れてくる魔力以外の力──)

        俺達は……決して諦めない!!どんな法則も運命も、ぶち壊し乗り越える!!それが!俺たちが今まで築きあげてきた絆だ!生き様だッ!!
        (意志の力。強い感情を爆発させることによって、凌駕する。その法則を、その運命を。令呪の刻まれた腕に青白い稲妻がオーラのように浮かび上がり)

        (それは、人間だ。それはサーヴァントのような力はない。だが、それにはその垣根を壁を飛び越えてしまうのではないかという気迫と意思を以って)
        (彼のサーヴァントにして相棒。セイバーと並び立つ!!蒼い焔と稲妻が、戦乙女の駈りし巨竜を前に、再び立ち上がる!!)
        -- 剣馬 2011-10-17 (月) 23:12:01
      • ・・・そうですか。あくまで立ち上がる、というのなら・・・。(戦乙女は思う。ここで出会わなければ、と。)
        (本来の使命である、「強い戦士を見出す」ことが、今ここでできたのだから。)

        しかし、今は違う。勝利すべき戦いがあり、彼らは引かない。ならば。)
        ―――全力で、お相手します!(手綱を握り、戦乙女は叫ぶ。それに答えるかのように巨竜の体が動き出す!)

        グウォォォォォォオオォオオオ!(これまでにない咆哮、そして速さとともに、暴力の塊が二人に襲い掛かった。) -- ライダー 2011-10-18 (火) 20:42:12
      • ……ケンマ、下へ……奴の腹を!!
        (声はごく短く。一瞬で判断を下し、踏み込み。その速度は今までよりも格段に速く)
        (流れる魔力を文字通り力に換え、振り下ろしの動きで双の角へと刃を斬り下ろす。風さえも裂け、刃の端からヴェイパートレイルが発生する程の速度)

        ────望みなんてなくてもいい、ただ挑むことが、私の、否

        (斬撃の反動は強く。だからこそ、角竜の鼻先を足場にバック転で飛ぶ。相棒が、最適の位置を確保してくれると信頼して)

        ────私達の、在り方!!
        -- セイバー 2011-10-18 (火) 21:09:02
      • オッケェ!相棒!(気合が、気力が、気勢が高まる。英霊程の力を宿した巨竜の突進を前に臆さず、突き進む!!)

        ウゥオオオオオオァアアアアアッ!!(巨竜に負けず咆哮を上げ、全身しつつも相手の動きを見切る事に全力を使う)
        (轟音と激震と共に迫る巨体、頭を低くし、一突きにせんと巨大な角が唸りを上げる)見えたッ!!そぉこだァーーーーっ!!

        (相手の突進の威力を殺さず、此方の攻撃を通すには、紙一重の回避の後の一撃、これしか無い。下手に避けた所で巨体を振り回されれば踏み潰される、だったら!)

        (左腕をかするような空圧を浴びつつ、体を動かす、前へと動きつつも、最小の動きで、それを躱し、攻める。そして、首と地面の隙間へと身体を潜りこませる)
        (それは、全く後先考えてないような行動、一歩間違えば即、死亡もあり得るこの暴力を前に、生と死の境目を死線を強靭な精神力と眼力を持って潜る、潜り抜ける!そして、巨竜の一番のウィークポイントであるだろう、装甲の薄い部分、腹部へ)

        『柔能制剛』のォ!!ブリッッツ・フィィストォォォォォオオオオ!!!(拳が昇った!!龍へ喰らいつくように!!雷撃を帯びた姿、龍が如く!!)
        -- 剣馬 2011-10-18 (火) 22:00:14
      • ガキィン!(鋼鉄以上の高度を持つその角が、折られた。三度に渡る攻撃の末に。)
        (一瞬、だがその巨体がよろめいたところに、刹那の力の腹への一撃。)

        グオォオ!?(その巨体が大きな地響きを立て横たわり、投げ出される。)

        ・・・うっきー君・・・!(自らも投げ出され、地面にしたたかに打ち付けられ、相棒である角竜に目を奪われ一瞬、だが確実に隙ができる) -- ライダー 2011-10-18 (火) 22:19:48
      • ……!(無言で、しかし信頼を乗せて自身の主に笑みを向ける。期待通りだ。後は、自分の役目を果たすのみ)
        (長大な、折れ散った角を蹴る。足場さえ確保してしまえば、後は勢いに任せるだけだ。勝利の為の、一撃を)

        ────おォォォォォォォォォォォォオオオオオオ!!!

        (咆哮を上げながら、蒼い炎のような魔力の尾を曳き。最小の隙に最大の一撃を送り込むべく、剣士のサーヴァントは流星のように駆ける)
        (叩き込まれるは究極の一撃。与える痛みすら偽らず、他者を傷つけても踏み越える決意の一刀……最早残像すら残らぬ十字の斬撃が、戦乙女(ヴァルキュリア)へと、迫る)
        -- セイバー 2011-10-18 (火) 22:37:49
      • (再び、限界へと近づく腕を抑え、自分の勢いを殺せぬまま、地面を転がる、空圧を感じた左腕から多量の出血をしているのに今気がついた)
        (それよりも、セイバーは。後方を見上げる。今、まさに、ライダー、否、ヴァルキリーへと襲いかからんと迫る勇ましく、そして、蒼焔を纏いし美しい姿が!)

        行っけえええええええええっ!!セイバーーーーーーッ!!
        (腕を抑えたまま、声を張り上げる、勝利への軌跡を描くその姿を目に焼き付けながら)
        -- 剣馬 2011-10-18 (火) 22:47:18
      • (一瞬。だが確かに油断した。そして、その一瞬で迫る十字架。)
        ・・・っ!(逃れられない。すでに力のほとんどを使い果たし、自らの友もまた魔力切れで光へと戻っていく。)
        ・・・。(ならば、と。彼女は立ち上がり―――無言で手を広げ。その刃を受け入れた。) -- ライダー 2011-10-18 (火) 22:54:32


      • ────”Will of Painful”(”無謬なる原初の痛み”)

        (手応えがあった。それは、痛みの手応え。彼女はその痛みを我が物としたのだろうか)
        (背中越しに、消え行くサーヴァントへと声をかける)
        確かに、こんな戦いに意味があるのか、と言われれば。少なくとも私は答えは持たない。
        ────けれど。前に進む進撃の意志こそが意味を作るのだとしたら。
        私はその為に戦う事を迷いはしないわ。
        (故に、与えた痛みを否定せず。ただ前だけを見据えながら、剣士のサーヴァントは戦乙女にそう告げた)
        -- セイバー 2011-10-18 (火) 23:01:03
      • (この上ないくらいの致命傷。だが、彼女は立っていた。)
        ・・前に進み、希望を見出す。それが・・・人間の力。・・・
        ですが、これだけは忘れないでください。本当に進むべき道、何を成すかは・・・。前だけでは、わからないということを・・・。(体が光に包まれる。聖杯と言う名の捕食者が、敗北者を食らうために)
        ・・・。(二人を悲しげに見つめ、ゆっくりと、光の粒子となり)
        (消えた) -- ライダー 2011-10-18 (火) 23:14:09
      • ンなこたぁ、言われなくても分かってるぜ。(キフィを倒し、そのサーヴァント、キャスターを消滅させて──彼らの思いを無駄にはしないよう背負い進もうと誓った)

        (今回もまた、強敵を前にし、それを乗り越えた、が──)

        俺はお前との勝負を忘れない、この身に刻んだ。この戦いの傷も──(左肩を抑え、消え去ったライダーへと、もはや届かぬであろうが、声を掛けた)
        お前たちの思いも決意も、俺が新たに背負っていく。前だけじゃねえのさ。時折振り返らねえと、見えねえものがある。そうだろ、セイバー。
        (立ち上がり振り返ると、死力を尽くして戦ってくれた相棒の名を呼ぶ)よく、耐えてくれたな……大丈夫か?
        -- 剣馬 2011-10-18 (火) 23:45:22
      • ────そう、ね……(今はもう栗色と琥珀色に戻った髪と瞳。解けた前髪を弄りながら、肯定の頷きを返す)
        無茶よりも……恥ずかしい所を見られちゃったのが少し。帰りましょう、ケンマ

                                ────ありがとう
        -- セイバー 2011-10-18 (火) 23:51:57
      • ──あぁ、帰ろう(こうして無事を確かめ合い、帰ることが出来るのも勝利者のみ)

        (今は、その感覚をしっかりと味合う。次へと、進むために。立ち止まらず、前へ)

        (セイバーからの礼には笑顔で返し、再び包帯で撒いた右手を伸ばす)俺達はパートナーで、家族だ。当然だろ。
        (手を取り合い、肩を貸して歩いて行く、その先何が待っているのかは、未だ、誰にも分からない──)
        -- 剣馬 2011-10-19 (水) 00:10:55

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第 二 回 戦 : - シィナ vs 紅蓮 - Edit


編集:聖杯戦争/本戦/二階層中枢・  差分:聖杯戦争/本戦/二階層中枢・

 
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  • - 聖 杯 の 迷 宮 ・ 第 二 回 戦 -
    • 告知
      • 対戦期間になりましらたら下記の相談室を併用しつつ、それぞれで決着をお願いいたします
    • - Sword, or Death -  with what in your hand...?
      • (その舞台に、降り立つ)………(一回戦のときのような、そして一度紅蓮と相対したときのような迷いはない)
        (自分のサーヴァントへの信頼と、相手の夢を乗り越える覚悟を持った顔で堂々と立つ)
        (そう、勝たなければならない。散っていったシャノンの夢のためにも)
        (何より、自分の願いを叶えるために)
        行くよ、セイバー。(杖を掲げると、自分のサーヴァントに向かって声をかけた) -- シィナ 2011-10-15 (土) 22:03:48
      • (決闘場に足を踏み入れれば、ひんやりとした空気が肌を撫でる)
        (しかし、それは内に秘める闘志を冷めさせず、むしろ浮き上がらせるようで)
        (シィナの横、この男は、それが当然であるかのように、常の如く堂々と)
        ウム。行こう、主よ。
        (主が勝利を望むのだ。己はそれに応えるべくして此処にある)
        (無垢な少女の、その切なる願いのために。戦いの時は来た)
        -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 22:13:18
      • (先の戦いを終えて以降、ずっと感じていた何か。ずしりと、重い物が圧し掛かってくる感覚。それは、舞台へと歩を進めるにつれさらに大きく、重くなってくるように感じる)
        ………(視線の先に立つ少女は、なぜか自分よりずっと大きく見えて)
        (いつもより数歩、相手へと踏み込めないままに杖を構える。まるで何かから身を守る様に)…セイバー、出番だ
        (相対するシィナが従者を呼ぶ声を聞き、自らも傍らに立つサーヴァントへ呼びかける) -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:14:07
      • (呼ばれれば、とばかりに声に答えて実体化するサーヴァント)
        (対手の鎧姿に比べて、冗談のような軽装。Yシャツに長履きに、小袖。腰には既に打刀を携えて)
        セイバー、推参
        (短く答え、一歩前に出る姿は…ほんの僅かな揺らぎがある。芯が通っていない様な。いつもの飄々とした姿は無く…僅かにぶれている)
        (怪我の治りが遅い。というよりも残っている。表面的には何もないが、ダメージとして回復されていない…それだけの魔力を要求していないからだ)
        -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 22:19:42
      • (真っ直ぐに、紅蓮を、相手のセイバーを見る)
        本当は、我侭なねがいだってわかってる。
        他人のねがいをダメにしてでも叶えるべきねがいじゃないことも。
        でも、私にとっては本当に叶えたいねがいだから。
        だから、あやまらない、ふりかえらない。
        (全身の、令呪化した文様が光り輝く)
        セイバー、『最初から全力で』!!(大きく叫ぶと、令呪から流れ出す魔力が奔流となってセイバーに注がれる) -- シィナ 2011-10-15 (土) 22:27:30
      • (侍の少年は、どこか覇気に欠け、気力十分とは言い難い。それを経験によって培われた洞察力で察知する)
        (そのような相手を手にかけるのは、本来ならば控えるところ。しかし、これは聖杯戦争だ)
        (全ては主のために。その願いを叶えるために)
        (そうであるからこそ、その命に異存は無かった)
        ……心得たッ!
        (膨大な魔力を受けて、その存在感が何倍にも膨れあがる)
        (巨剣を抜き、構える。放たれる巨大な戦気は、周囲を押し潰すかのよう)
        -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 22:38:35
      • 我侭な願い、叶えたい願い…そうだ、ここに集ってきた者は誰もが持ってきた(耳に届いた言葉を聞き、重い凝りはどんどん強くなる)
        (相対するサーヴァントから迸る圧倒的な威圧感、確かに苛烈では在ったものの… 己が従者が初戦で見せた力とて負けてはいない…筈であった)
        (令呪を用いての対抗も考えたが、切り札自体が有限である事への意識、自身のパートナーの不調や僅かなズレに気付ける余裕がなかった事などから――あるいは、セイバー本人が気付かせまいとした事もあったのかもしれないが―― ともかく、今はその判断を下さなかった)
        我にとっての、願いは…(考えつつも身体は動く。以前もそうしたように、相手の従者は自身の従者へと任せ。自らは光の槍を生み出し、自分の役目である相手マスターの押さえ込みにかかる) -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:48:50
      • (シィナの真っ直ぐな視線と意思を受けて、なるほど。あの巨人の騎士はいい主を得たようだと僅かに口先を歪ませる)
        (さて、自分の主は。紅蓮はこれに抗する事が出来るのか…? 期待もあるし、不安もあった。それを切り捨て)
        (同時に令呪の発動。相手に魔力が満ちる────存在感が増す。ひしひしと感じられるそれは…堅固な、主を護る大山)
        (「あれは盾の英霊とでもした方がいいでござるなぁ」と、そんな感想を抱きながら)
        ひゅっ(その、戦気を貫くような疾走。膂力で勝負する気などない。足を使って間を置かず斬り続ける。それが勝機だ)
        (間合いは一瞬で詰まる。先に、リーチの長い巨躯の騎士の間合いに入った。ただ、紅蓮だけが分かるであろう…その疾走は。一回戦の物より、鈍い)
        -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 22:50:54
      • (遅い来る、全身の虚脱感。生命そのものを消費して発動する魔法という名の呪いが、少しだけ蹈鞴を踏ませる)
        (相手のマスターが、こちらを狙ってくる。当たり前だ、自分たちのペアの最大の弱点は、自分の存在なのだから)
        (つまり、私がいる限り、私がセイバーに守られている限り、実質それは2VS1ということになり、万が一にでも、勝ちが転がり込んでくることはない)
        (――だから)
        (あえて、それを願う)
        (三つ目の令呪を使うということは、すなわち信頼関係の築けていないサーヴァントに対しては、自由を与えることに等しい行為)
        (加えて、マスターをセイバーの自動防御の宝具の制御下に置くことは、自身の身を守るという目的においては最善手であるにも関わらず)
        (自分は、あえて。あえてそれを、手放す)
        『セイバー、守らないで!!』私は、一人でやれるからっ!!
        (全身の令呪が輝き、絶対服従の命令となってセイバーに向けられる)
        (目に見える力ではなく、見えない信頼と絆、それを信じた故の命令。逃げ出したくなる足を堪えながら、鞭を仕舞い、杖を握って飛び込んでくる紅蓮に相対する) -- シィナ 2011-10-15 (土) 23:00:10
      • (点に囚われず、全体を捉える戦いの視界。その中に、紅蓮の持つ光の槍)
        (己が宝具、『その背に守るもの(ビハインド・マイ・ブレイブ)』は、主に害なす全てから主を庇うもの)
        (主の命が、己の手を擦り抜けていってしまわないように。それはあらゆる凶刃を、己で受け止めようとする自己犠牲の宝具)
        (その発動を予感して、戦いの流れが脳内で構築されはじめた刹那。さらなる令呪が発動された)
        (3つ目の令呪の発動。それは、愚行であるはずの行為)
        (しかし、己と主の間には、令呪の束縛など必要ない。それほどまでに絆は深く、だからこその発動)
        (令呪による命令は絶対服従。しかし、そうでなくても、この男はそれに従ったろう)
        (主が己を信じるように、己も主を信じているから)
        (令呪の魔力が宝具を抑え、余剰のそれが力へ変わる)
        (だが、二つの令呪の魔力より、今、男に力を与えているのは、主との信頼に他ならない)
        (だからこそ、答えは声では返さない。目の前の対手に集中する、返答はただそれのみによって為す)
        (『いざ』と声を掛ける暇も惜しいとばかり疾駆するサーヴァントに、巨剣による袈裟がけの斬撃を放つ)
        (剛力に奢ることなく、それは何より錬磨された技によって迅い)
        -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 23:20:51
      • (…違和感。自身と繋がる彼が、何かおかしい)
        (サーヴァントに好不調があるとするなら、今の彼はそれであると言うのか。先の戦いでは問題なかった…とするならば、今の原因は………主人である我か?)くっ…!
        知らずと疎かにしていたとでも…セイバー!(二つと二つの影が交錯する直前、咄嗟に魔力の流れを織り変える。より多く、より強く)
        (同時、自らも仕掛ける。令呪は確かに力となるが、その源となるマスターを止めれば済む事。光の槍を投げ放つと共に、駆ける勢いを加えてシィナへと杖を振り下ろす …焦りを抱えたまま) -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 23:42:38
      • (身に収まる魔力量の太さが増した。少しは治癒に回す分が出来そうだ…徐々に、だが)
        かたじけない(そう呟く声は届いたかどうか。そう、侍は主に命運に預けていた。従者の怪我の具合すらも勘案せよという様に)
        ほう…!(錬磨された袈裟切りに、目の前の騎士の評価をさらに引き上げる。なるほど、剣の英霊と認めるに吝かなくなった。だが)
        (体格差。厳然と存在するその差を最大限に利用する。地を這う様な低姿勢になり袈裟切りをやり過ごしたのだ。そんな姿勢から放つ剣撃などない様に思えるが…)
        (ただ、剣の業を練り込んできたこの英霊にとっては何の事は無い。打刀の間合いに入ると同時に片足を切断せんと抜き打ちが閃いた。相手の宝具を知らぬままに)
        -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 23:45:41
      • (予期せぬ紅蓮の槍の投擲、かなり反応が遅れ、回避しようとしたときには、腕を浅く捉えていて)
        (直撃こそしなかったものの、血の尾を引いて、光の槍が壁に突き刺さり、消失する)
        いっぎ……っ!(泣くな。涙で前が見えなくなる。痛い。痛い。痛いけど、泣くな!)
        (勝つんだ、勝たないと全部無駄になる。シャノンの涙も、自分の覚悟も、自分を信じてくれたセイバーの覚悟も!)
        (曇りのない眼で、紅蓮だけを見る。セイバーがいる限り、相手のサーヴァントは抑えてくれる、綱渡りのような信頼の上を、綱渡りだからこそ真っ直ぐ進む)
        (これなら、止められる。止めないといけない。止めないと、勝てない!)
        ……っ!!(思考に後押しされるように掲げた杖で、その杖の攻撃を防ぐ。ガインッと杖同士がぶつかる音がして、切り裂かれた右腕の傷から血が噴出す)
        (痛みに体勢が崩れ、右手が僅かに緩み、杖を離してしまう。そのまま左に、紅蓮から見て右によけようとするが、一度防がれ威力は失したとはいえ杖の一撃は肩に叩きつけられた)
        (左手だけで握った杖を、それでも)
        (――涙を最後まで堪えた瞳で紅蓮を見て、遠心力で振り回して相手のわき腹に向けて叩きつけようと振る)
        ――あああっ! -- シィナ 2011-10-16 (日) 00:02:00
      • (躱されるのは想定内。前提であったとすらいってよい)
        (己が見込んだとおりの技量をもって、侍は易々とそれを潜る)
        (己の鎧を気に留めた風もなく、巻藁を両断するが如くに振るわれる居合の一刀は迷いなく迅い)
        (究めた技を以て刀を振るえば、装甲などあってないが如しということか)
        (見事という他ないその業前に、思わず笑みが零れた)
        (だが、巨躯が故の懐の内、飛び込んだ其処は死の間合)
        (僅かにその足を上げて斬撃を回避、瞬間、轟然と放たれるのは、その回避を予備動作としたひと蹴り)
        (最小限の動きで、その命を狩りにゆく。彼の格闘はそれ自体が宝具であり、その全てが致命たりうる威力を持つ)
        -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 00:10:35
      • (避けられ、止められた…その事はまだ良い、問題はその次。打ち合う間に合ったシィナの目…その眼光に一瞬、気圧される)
        (反応が遅れた身の肋骨に、硬い物同士がぶつかる感触が響く)ぐっ…! (…が、倒れない。10歳の少女の腕力では、人を一撃で打ち倒すには程遠い)
        舐める…なっ!一人でやれる…などとっ!(手首を返し、自身の長い杖の先…打ち下ろした側と反対の先でシィナを強かに打ち据える)
        …小さなマスター、もう止めろ。お前では我は倒せない…(紅蓮自身でも分からない、先の瞳に何かを感じての…勧告)お前の願いが何かは知らぬが、諦め――(だがその最中、側より聞こえた音に言葉が途切れる)
        (重い音。剣戟ではない、もっと何かが砕けるような…自身のサーヴァントが起こすそれとは全く異質な音に、思わず振り向き、見る) -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 00:48:53
      • ……!?(蹴りか、それ以外の手段で攻撃を防ぐか。予測のパターンはその二つで、そして見事に的中する)
        (生半可な蹴りであれば無視できる。強烈でも斬りながらすれ違う事は可能)
        (だが、その二つのどちらでもなく。宝具の域にある蹴撃だとは!)
        が…っ!!(護謨毬のように弾け飛んだ。方向は蹴られた方向と同じ、斜め上に吹き飛ぶように)
        (直撃ならば死は免れない一撃をかろうじて防いだのは砕けた鞘と…巨躯の騎士が得た感覚であろう、すなわち「手応えが軽すぎる。」直撃の瞬間に自ら飛ぶ浮身という技術だ)
        が…ふ…!(それでも優に10m以上吹き飛び…宙で体を捩じり両足で着地。だが衝撃で後ろに下がりながら膝を突いた。喀血)
        -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 00:49:59
      • (逆に叩いた手のほうが痺れる。戦闘訓練どころか、人を棒状のもので叩いたことすら初めてで)
        やれるっ、私はやれっ――(言い返そうとしたところに、杖の一撃が入る)
        (悶絶するほどの痛みに、身体を曲げ、咳き込む。それでも、声を上げたりはしない、すればきっと、セイバーはこちらを見るはずだ)
        (目じりに涙は浮かぶ、辛い、苦しい、今まで生きてきた人生の中で、こんなに苦しい瞬間はあっただろうか)
        (両親に見捨てられ、誰からも笑われ、必要とされたことなど一度もない)
        (辛かった。本当に辛かった。いつも自分は一人で、独りで、それでも歩いてここまで来たんだ)
        (諦めるなんて選択肢は、シャノンの涙と一緒に捨ててきた。辛くても、苦しくても、這ってでも夢を叶えなければ)
        ――私が生まれてきた意味がないもんっ……!!
        (もはや、それは技術ではない。魔術でも、戦闘術でもない)
        (ただ、相手の思惑を妨害したいだけの、突進、振り返り、自身のセイバーを見る紅蓮の足に向かって)
        (武器も持たずに思い切り低空タックルのように飛びかかる) -- シィナ 2011-10-16 (日) 00:57:28
      • …やる。(必殺を期した一撃が返す感触は、あまりに軽い)
        (打ち合う刹那に鞘手が動いたのが見えた。斬撃に際して必要以上に重心を乗せていないのも確認している)
        (蹴りに鞘を合わせて装甲と化し、さらに自ら後方に跳んだのだと、理解するのは一瞬のこと)
        (だが、出会いの一合、その結果としては理想に近い。殺しきれぬまでも、十分な損害を与えている筈)
        (しかし、これだけの反応を持ち、敏捷性にも長じている。容易く詰め切れる相手ではない)
        (そう認識を新たにし、次の一手に移る。朗々とした呪文の詠唱)
        天なる大気よ、母の腕より早くに我を抱きたるものよ、疾く疾く奔りて我が歩みを飛翔に変えよ
        (短縮言語による呪文の圧縮は、これだけの文字列を、吹き飛ばされた侍が地に着くまでの間に、余裕をもって詠唱せしめた)
        (体勢を立て直す間を与えまいと。速度増加の魔術によって、離れた間合を一息に殺す)
        ムンッ(主たちの打ち合いはその背に遠く、再びの斬撃。地を割るような斬り下ろしが、迫る)
        -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 01:13:45
      • セイ、バー……?(吹き飛ぶセイバー。呆然と、その様子を見ていたのは時間にして数秒なかっただろう)
        (その数秒は、シィナの行動を許すには足る時間で)
        く…っ!? そんな意味など…意 味……(言葉を聞いて過ぎっていたのは、自分がその意味を与えられた時の選択)
        (自分には何もない、奪われるだけ、何も掴めないと嘆き続けた小さな自分は、都合よく差し伸べられた力へ縋って、そして縛られてしまった。深く考えもせずに)
        (この少女は自分ではない。意味を探す理由も、求める物も、何もかも違う、この先もまたきっと違う。ここで力及ばず何も得られなかったとしても、自分のようになるなどありえない、そんな理由で敵に斟酌する必要など何もないのだ。が)
        (一瞬の揺れ。迷いが遅れとなる。もつれるように転がる拍子、反応の遅れから強かに頭を打ちつけ)あ…
        (痛恨の失策。視界が赤く染まり、意識が深い場所に引き込まれていく――) -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 14:20:49
      • …ぐっ(自己の損傷を把握する。胴に、治癒しきっていない斬撃痕と、先程の一撃による、内臓に至る損傷。鞘は砕け散った。宝具である故にいずれ修復されるが、少なくともこの相対では砕かれたままだ)
        (…アレを抜けば鞘も戻る。あの強固な鎧も無いが如くだ…だが。出来ない。それをすれば心が折れる。魔王と相見えた時の様に…!)
        (吹き飛ぶ最中でも詠唱は聞こえていた。顔を上げれば、己を両断せんと轟然と降ろされる剣…刀で受けるのは論外!)
        ちぃ…!(鞘が砕かれているのが反撃の手を潰した。残っていれば膝立ちからでも反撃出来たものを…!)
        (敵の速度は明らかに増加している。詠唱からして魔術を使う騎士であったとは…血が滾ることこの上ない)
        術式による身体強化…隙のない男でござるな!(両手に刀を持ったまま、転がる様に横に横転。その勢いで立ち上がる。ここは逃げの一手しか取れない…そこで視界に移る主の窮地)
        ……主殿!!(今すぐに、この山を越えて辿り着く事は出来ない。ただ強く呼びかけるのみ)
        -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 19:41:09
      • (両者はもつれるようにして地面を転がる。地面のあちこちで身体を打つ痛みを、歯を食いしばって耐える)
        (転がりが治まると、よろよろと立ち上がり、杖を拾う)わた、しは……勝つんだから。
        (げほ、げほげほと咳き込む。令呪がなくなり、自分のサーヴァントへの魔力の供給が遠慮のないものになっている)
        (自身の魔力変換構造により、生命そのものがセイバーの魔力に返還され、供給されていく)
        (目の前には倒れ伏す紅蓮。勝利への近道、その切符)
        (――だから気づけない。咳き込みによる喀血を。自分の体の深刻な劣化を)
        (杖を構える。あとは、動けないようにすれば。マスターさえ、倒せば)
        (――自分の勝ちだから)
        (大きく杖を振りかぶって、倒れ伏す無防備な紅蓮に向かって、思い切り、振り下ろした) -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:25:10
      • (エンチャントで速度を増して尚、侍のサーヴァントを詰め切るには足りない)
        (そも敏捷性に圧倒的な差がある中、逃げに徹されてはあまりにも不都合)
        (そんな中、主から流れ来る魔力が、僅かに変質するのを感じ取る)
        (主の持つ本来の魔力から、命を削って生成した魔力へと。より切なる波動が身を満たす)
        (マージョリース学派が特色のひとつ、『代償供物』――己が肉体を捧げ、身の程を越えた魔力を得る秘術)
        (外法である。それは学生の頃、学派のその術について知ったときより変わらない思い。若き憤りに歪んだ教科書の頁を思い出す)
        (しかし、この少女には、その命を削ってさえ望むものがあるのだと。込み上げる感情を堪えながら守護してきた。守るのだ、これからも!)
        (なればこそ、迅速に対手を仕留めなければならぬ。そう、それは『全力で』)
        百の剣閃、千の魔術、万の砲火も禦ぎ守らん、黄金を被りて、満ちよ―――禦ぎ守る鉄壁の剣(ディフェンダー)!!
        (即断即行、宝具たる巨剣、その真名を解放する。瞬間、白き輝きが場を満たし、剣身が青白く燐光を纏う)
        (表面に浮かび上がるルーンと魔術回路の複合体は、精緻に織られた絨毯のように複雑な幾何学模様を剣身に描き、明滅する)
        (同時。巨剣の真の魔力が発動する。魔術障壁により形成され、対手を囲むように整然と並ぶは光の剣。その数、無数)
        (外に向けるばかりが障壁ではない。内に向けられたそれは輝剣の檻、あるいは天蓋)
        躱す能わず。――閉じよ
        (次なる発声を引金に、総数知れぬ光剣の群が、侍目掛け、全天周より殺到する!)
        -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 21:06:20
      • 「何、簡単な調査です。以前2回…旧型使用のケースでも問題なく遂行できました。貴女で3人目です」  (そんな事言って、誰一人帰ってきてないって話じゃないか)
        「大丈夫、ここはパパが引きつけるから。夜までに13番区で合流しよう」)  (嘘だ。ずっと待ってたのに)
        「検査の結果、貴女に適応因子が認められました。望むのであれば対抗種としての待遇を受けられます」  (その手を取っちゃダメだ。本当の狙いは…)
        「行かないで! 助けて!助けてよ紅れ――」  (助けたかったよ!でもあの時はどうしようもなかった!)
        「対抗種が奴らとだけ戦っているのではない、とは説明があったでしょう? そのような事では困ります、我々も慈善事業ではないのですから――」
        「わかりました…どうしてもと言うなら、別の任務を与えましょう。あなたの適正は、捨てるには惜しいのです」  (そうだな、相手の素性も知らなかった自分が悪いよ)
        「逃げて! 14番区の防壁が突破されたって、ここもすぐに――」
        「また被災孤児か… もうここも一杯なんだよ、他を当たってくんな。 …いや、ちょっと待ちな。お嬢ちゃんがちょっと我慢してくれれば保護してやれるかもしれないぜ?」  (…嫌だ!やめろ! 思い出したくない!)
        (嫌だ、こんな夢…! どうしていつも、間違える…何もなくしたくないのに、全部通り抜けていって… 誰も 何も 自分の傍には残らない…)
        (またなのかな)
        (また今度も全部 無くし て)

        …殿!

        (声が 聞こえた)
        (誰か呼んでる…自分を? 何故?)
        (この声、傍にいてくれた人の声。自分にはまだ、やれる事が 自分はまだ、終わっていない。何度間違えても)次は…間違えない…!
        (鈍い音。だがそれは、骨を砕く音ではなく。伸ばした腕が、振り下ろされた杖を受け止めらた音)
        これが正しい事かなど、我にお前の願いを踏みにじっていく権利があるのかも今は知らぬ(杖を掴んだまま目を開く。シィナを見据え、ゆっくりと身体を起こし)
        だが我は…そのための手足が我に残されている限り、過去も、今も、未来も…全て諦めぬ。何度だって我は前に進む!(言葉と共に令呪の一画が解け、解放される。道を切り拓けという意志と、その為の力を乗せて) -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 22:14:10
      • (主に声をかけたものの。それ以上気を払ってしまえばこの巨躯の騎士に命運を断たれる。即座に向き直り、構えは正眼に)
        …真名の解放…!(あの巨剣の輝き。詠唱を見てそう断じない事があろうか。いやない。真名の解放とはすなわち、宝具の全力の解放だ)
        …なんと…!(無数に広がる剣の壁。間違いない、この攻撃は…囲まれた。周囲に逃げ場はない)
        (素早く自己に埋没する。暗示をかけろ。傷は無視して、人体の枷を外し駆動する業を身に降ろす)
        (間を置かず、真正面に疾走する。受ける手は無い、収束する前に突破する事だけが生存の機だ───例えそれが、瀕死になる事が免れぬ道でも)
        (そう、決死の決意を固めた時に。膨大な魔力がその身に宿った)
        (主の命が下る。待ち望んでいた主の主が。切り拓けと。道を)
        (目に見える魔力が全身から吹き出した。ただ、道を往けという単一命令は果てしなく強い指向性を与える)

        ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

        (純粋な魔力を纏い、青く輝く魔力を纏った侍が突進。光の壁と激突して閃光の華を咲かせた。魔力に包まれた躯が。刀が、剣の結界を切り開かんと吠える!)
        -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 22:23:49
      • (譲れない思いが、願いがあるのは自分も相手も同じ。だから、一筋縄で自分の願いが叶えられるとは思ってない)
        (それでも、受け止められた杖の一撃と共に、勝利への道が崩れていくのを感じ)
        (――同時に、視界の違和感に気づく。――余りにも、それは茫洋としていて)
        (大きく咳き込む。手から杖が落ちる。拾わないと。拾って勝たないといけない)
        (杖を拾い上げ、後方に跳ぶ。咳き込みは止まらない)
        (涙目になり、杖を構える。セイバーへの魔力供給を、さらに行うために増幅の魔法陣を描く)
        ……させない。絶対、叶えるんだから。約束したんだからっ……!
        (負けじと魔力の奔流がセイバーへと流れ込む)
        だから私は……私の手足が残らなくてもいい、過去も、未来も全部いらないっ……!(サーヴァントたちにも聞こえるような大声で叫ぶ)
        今を叶えるちからがもらえるなら、ぜんぶ、ぜんぶ使って私は前に進む!!(真逆の覚悟。全てを捨ててでも前に進む、そんな覚悟と共に、杖を構えた) -- シィナ 2011-10-16 (日) 22:30:17
      • (雲霞の如く、否、それよりも遙かに厚く、多くの、超高密度の剣の群はさながら光の壁の如く)
        (それは、射貫き串刺し殺さんとする殺意の群)
        (全方位より標的を過たず倒す、己が必殺を誇る技の一つ。それは不可避の千撃。そのはずだった)
        (それが――拮抗したのは僅か数瞬――弾かれる、無数の輝剣はちりぢりに、令呪が魔力を喰らいし侍によって!)
        その信念、認めよう
        (だが、負けるわけにはゆかぬ。聞いたか、無垢なる少女の悲痛な叫びを!!亡き両親の暖かな言葉を求めて、過去も、未来すらいらぬという!!)
        (そう、負けるわけにはゆかぬのだ。己は、そのために――主たる少女の望みを叶えんがために、戦っているのだから)
        (本当に?)
        (本当だとも)
        (己は、少女の未来をこそ願っていたのではなかったか)
        (否だ。今は違う)
        (真名による誓いを経て、令呪による命をを受けて)
        (『守らず』『全力で』)
        (二重の令呪の拘束が、魔力の奔流となって満ちてゆく)
        (令呪の魔力は、今、我が主がその想いを叫びながら、命を削ってまでも供給し続けている魔力によって温存され――)
        (その巨躯は、魔力を受ける器としても、巨大な容積を持っていた。我が身に残るはその一画分)
        (その身は聳える城塞が如く、迫り来る侍を迎え、待つ)
        来るがいい、侍よ
        (輝くままの巨剣をその背に)
        我が拳を以て、その剣を折り砕こう
        (侍の信念、魂そのものを砕く。そう宣言して、拳を握る)
        (勝負を決めるは、次の一合)
        -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 23:07:58
      • もう…もう止せ…!(傍目にも分かる異様。このマスターは言葉の通り、全てを投げ打って臨んでいるのだろう)
        捨てるのなんか簡単だ! だが…過去も、未来も!今も!拾い直す事など出来ないんだぞ!
        (後方へと跳んだシィナを追い駆け、光を纏った杖を振るう。打ち倒すためではなく、止めるため。この戦いに幕を引くため)
        …セイバー!(道を、未来へと続くこの道を徹す力。己が従者と己とに、持てる力の全てを乗せて――) -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 23:17:48
      • (主と、巨躯の騎士の主の声も聞こえていた。悲痛な叫び。それでも斬ると言って恥じぬ、省みぬ瞳は)
        唯、仕えた主の道を斬り拓く。それが侍の道であれば
        (唯一解ではない。それはこのサーヴァントの望む侍の姿でしかない。それでも、その信念はっきり口にした)
        参る
        (来いと呼ぶ騎士に応える侍の声は短く。主の呼び声に答えて更に疾走)
        (構えた刀は両手で、切先を巨躯の騎士に向け突きの構え。結界の剣を弾き飛ばしたのと同じ構えで。魔力だけがその身の裡に収まった)
        (嵐の前の静けさ。剣の間合いに入れば。令呪に上乗せされた力が、魔剣を顕わした)

        星貫(BLADE ARTS )

        (それは。目で捉えるならX字に横一文字を斬っただけの軌跡にしか映らない。凡庸な3つの太刀筋。銀光は同時に三閃)
        (だがその現実は)
        (霧を生み。音より疾い無数の突き、点の連打に他ならない。その数数える事何人にも能わず)
        (無数の星の数程、光在れと。繰り出された突きは巨躯の騎士を貫き、道を斬り拓く剣光に他ならない──────!)
        -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 23:27:59
      • それは、さいしょから、拾える人の意見だよっ!
        私はここにこなきゃ、誰かと出会えなきゃ、何一つ拾えないままだったっ!
        でも、今は違う……今だけは違うの……!だから、私から夢を奪わないで!!(大声で叫ぶ)
        …セイバー!(道を、未来を全て代償にした今だけを守る力。杖を以って迎え撃つ。持てる命の全てを乗せて――) -- シィナ 2011-10-16 (日) 23:47:39
      • (守るべき未来を代償に、現在を掴むべく。我が身は主と共にある)
        (しかし、この男の切り札は、もはや金剛不壊(アダマス)ではあり得ない)
        (それは、本質として守るための宝具。『守るな』という令呪は、それを使うを許さない)
        (守るための幻想(ほうぐ)は壊れゆく。背の巨剣が魔力へと変わり、令呪の魔力と一体となって)
        (今この時に相応しいのは、より根源的な破壊の力。迫る敵を打ち倒し、勝利(いま)を手にするための力)
        背を見る者に安楽は無し、其は峻烈なる星界の火、天より降り来たる鉄槌
        (主を守るための誓句は、敵を斃すための呪句へと変貌する)
        相対する者に畏怖よ有れ、其は凄烈なる劫初の焔、地にて砕き爆ぜる巨星
        (朗々と響く詠唱に従い、膨大な魔力は一つの魔術を形成する)
        我、遍く禍の僭主を為さん
        (固有結界。燎原の炎、照らされ立つは巨躯なる騎士)
        (守るべき者の在るべき城塞は無く。猛々しい真紅の魔鎧を纏ってただ独り)
        (彼の手に剣は無く。あるのはただ、身に纏う鎧と、その肉体。振るうべき武器は孤拳ただひとつ)

        ―――万砕真紅の大流星(ルベウス)

        (魔鎧の強化能力を、拳の一撃のみを振るうためだけに特化して)
        (放たれるのは山一つ消して余りある、天より巨星の堕ちるが如くの破壊力)
        (ただ一撃で遍く全てを消し飛ばし、真紅(ルベウス)に染める魔拳が、一条)


        (天にさんざめく星々の魔剣と、天より降り来る流星の魔拳)
        (そこは音を越えた世界)
        (無数の剣閃と、ただ一つの拳撃が交錯する)
        -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 00:16:22
      • (それは稀有な感覚であった。己の貫くべき、進むべき世界が「変わる」)
        (その世界において。落ちる流星の如き拳はまさに無双の一撃であり、何人も。神ですらそれに怯えるであろう深紅の一条だ)
        (だが、忘るる勿れ)
        (其の魔剣の名は星貫(ホシヲツラヌクモノ))
        (星の数ほど貫き。星をも通せと放たれた魔剣である)
        (なれば、流星を貫けぬはずがあろうか───────!)

        (音より速い、刹那の交錯は終わる。互いの距離はやや置かれて背中合わせに)
        (侍は、業の終わりの姿のまま微動だにしない。残心)
        -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 00:56:44
      • (交錯。互いの業が音速を越えたが故の衝撃波が、空間に割れるような音を響かせる)
        (連鎖するが如くに幻想の世界は壊れ、真紅の魔鎧は千々に砕けて、青と水が支配する決闘場の光景が戻る)
        (星を貫く魔剣は、名にし負う宿命の如くに流星の魔拳を突破して――騎士の巨体を蜂の巣に変えた)
        (拳を振り抜き、血に塗れた巨体は、尚その場に崩れずに。しかし、その身に逃れ得ぬ死を抱いて力なく)
        ――見事、だ
        (死力を尽くした己を、尚上回った対手への、それは賛辞の声。虚飾なく実直、彼らしく端的に、戦士としての矜持を果たし)
        (ぐらり、その巨体が、ついに膝をつく)
        (決着は、成った)
        -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 01:11:39
    • - Tear, and Death -  with what in our hand...?
      • (視界の端で捉えたの事実が、現実が、信じられない。その光景は、あまりにも自分にとってありえず)
        (信じがたい唯一の風景であったから)
        (流星のごとき拳の一撃を、さらに上回る速度の剣撃が貫き、巨漢が膝をつき、俯く)
        (杖が落ちる音)
        (目の前に、相手のマスターがいるというのに……その光景に引き寄せられるように、ふらふらとセイバーの元に歩いていく)
        ……セイ、バー……?(感情の失した声で、血に塗れた自身のサーヴァントの名前を呼ぶ) -- シィナ 2011-10-17 (月) 01:20:01
      • (蹲るような姿勢から頭を上げれば、普段よりいくらか距離が近いだろうか)
        (土気色の死相。死神を待つばかりの顔。赤の鎧は血によって紅に染まっていて)
        (従者の姿は、覆らない現実をありありと映し出していた)
        (呻くように、言葉を吐く)
        ……すま、ない
        主よ……両親に、会わせてやることが……
        (込み上げた血で、咳き込む。抑えた手指の隙間から、赤黒いもの)
        すま、ない
        -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 22:11:33
      • (よろよろと、血に塗れるセイバーに近寄っていく)終わり……なの。
        私の……せいはい、せんそう……。
        うそ、だよ……だって……だって、セイバーは、勝つって、言ったし……。
        私、まだ……まだ、戦える、し……。
        (呆然とした顔で、傷だらけのセイバーを見る)
        ……願いも、まだ、叶えて、ないのに……。
        こんなところで……終わり、なの……。
        (焦点の合わない目でセイバーの喀血を一度見たあと、ふらふらと地面に膝をつく)
        そんなの……いやだよ……。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 22:13:58

      • いやだよ……そんなの……。
        だ、って……せいはいせんそう、終わっちゃったら、私の、聖杯戦争、終わっちゃったら。

        セイバーに、もう、会えない、なんて……

        (堪えてきた涙が)
        (勝つために捨ててきたはずの涙が)
        (堰を切ったように、溢れ出す)

        exp011933.png

        (ボロボロと、何かが崩れ落ちるような涙が地面を次々に濡らす)
        い、いや、だ……せい、セイバーと、わ、わか、れるのは、いやだよ……。
        だって、わた、私を、私を、見て、認めて、くれ、くれたのにっ……。
        まだ、わた、私、何も、何も、返せて、ないっ、のにっ……。

        (セイバーを涙でぐしゃぐしゃになった顔で見上げる)

        わた、私、もう、我侭、言わないから……。に、荷物も全部、私、わた、私が、自分でも、持つから……。
        あ、足が、痛くても、あ、歩くし、歩く、から……お腹、が、空いても、が、我慢する、から……!
        も、もう、聖杯なんていらない……っ!! お父、さんとお母さん、いき、生き返らせなくても、いい……っ!!
        と、友達も、認めてくれるのも、い、いらないっ、からっ……これから、みん、皆に嫌われて、ず、ずっと独りでもいいからっ!!!

        (大声で。喉が張り裂けそうな大声で、叫ぶ)

        いなくならないでえぇぇぇ……せいばあああっっっ……!!

        (その巨体に抱きつき、涙を染みこませる) -- シィナ 2011-10-17 (月) 22:20:43
  • (勝つと、守るといっておいて、この様だ。奥の奥の手まで使っての敗北)
    ……すま、ない
    (しかし、胸に悔恨はない。己に出来ることは全てやった)
    (ただ。泣きじゃくる少女の願いに、応えてやれなかったこと)
    (それが、ただ、哀しい)
    すまない、主よ。……もう、よいのだ。
    俺は、ここまで、だ。死とは、こういうものだ……
    (そうして響く、少女の叫び)
    (抱きつかれるがままに、震える手で頭をそっと撫でる)
    (それほどまでに、想われていたのか)
    (だが――だが、これで、孤独な少女に、他人を信じることを、教えることが出来た)
    (己の存在は、無駄ではなかったのだ)
    (救われた思いで、言葉を振り絞る)
    ……ひとつだけ、願いがある
    (もともとは、オリジナルが晩年抱いた悔恨から生まれた思い。だが、今は違う)
    (少女のためだけに生まれた、従者(セイバー)という、この男の真なる望み)
    (だから、残された僅かな時間に、過去など語ることはしない。それは、己のものであって己のものでないから。意味など無いから)
    (少女にとっての『俺』は、冒険者メガ・ミダイスキとは別人、サーヴァントとして、複製品として作られたこの『俺』なのだから)
    (だから、残りは全て、己のために、そして少女のために)
    『生きろ』
    (それはエゴでしかないのかもしれない)
    (ごくごく僅かな、残りの魔力を振り絞っての治癒魔術。細胞の劣化を少しでも癒そうと)
    (男が形見として残せるのは、僅かな延命だけだった)
    生きて、己自身の未来をを掴め。
    ……主には、もう、それが出来る
    (現界させるための魔力も使ってしまった。徐々に霊体と化し、薄れてゆきながら――にこりと笑う。無骨な岩が動くような、いつもの笑顔)
    (この少女に生きてほしいと、己の未来を歩いて欲しいと。それが心の底からの願いだった)
    -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 23:02:26
  • (今まで何一つ得られなかった。だから、何かを失う悲しみも、知らずに生きてきた)
    (でも、今、失うものができた。だから、とめどなく涙は溢れ、子供のように泣きじゃくる)
    (辛い)
    (苦しい)
    (悲しい)
    (――寂しい)

    (消え行く命を前に、せめてその一言一言までを覚えていようと、懸命に涙を耐える)
    (零れる涙はなくなったが、しゃくりあげるような嗚咽は止まらず、それでも真っ直ぐにセイバーを、メガを見る)
    (違う)
    (責めたいんじゃない)
    (もっと一緒にいたかった)
    (楽しかったんだ)
    (そう――生まれて初めて、自分は誰かと一緒に生きた)
    (それが、何にも変えがたいくらい、楽しかったんだ)

    (だから、ごめんなさい)
    (私が弱くて、ごめんなさい)
    (メガは、何も悪くない)
    (だって、アナタは、私の生まれて初めての、友達、なんだから)

    (『願い』はない)
    (確かに、そう言った)
    (聖杯に何を願うのかと、メガに尋ねたとき、確かに彼はそう言ったのだ)
    (だから、それは……今まで我侭だらけで、メガにたくさん迷惑をかけた)
    (自分が、叶えて、あげないといけない願いなんだ)

    (私の願いは叶えられなかったけれど)
    (メガの願いを叶えることができるなら)
    (メガが、それができると言ってくれるなら)

    qst075183.png

    がんばるっ……

    (どんなに辛くても)
    (どんなに悲しくても)
    (どんなに寂しくても)
    (自分は、笑顔で、さよならが言える)

    (それは、涙でぐしゃぐしゃで、見ていられない、本当に不器用な笑顔だったけれど)
    (この最初の友達が、もし自分を思い出す日が来るときがあったら)

    (――笑顔を思い出して欲しいと、そう思ったから)

    あ、りがと……メガ……。(ぼろぼろと涙を零しながらも、懸命に、消え行くメガの笑顔に、笑顔を、返した) -- シィナ 2011-10-17 (月) 23:29:58
  • (『がんばる』)
    (肯んずるその言葉に。涙で歪んで尚、精一杯浮かべるその笑顔に)
    (その全てに、満足した笑みを浮かべる)

    ウム。

    (そうして、頷き)
    (実体の霞みゆく掌を、少女の頭に伸ばし、撫でる)
    (もはや触れることすらできないけれど、代わりに心が繋がっている。それで十分。十二分)

    (サーヴァントとして、この世に存在した間は短かったけれど)
    (少女に聖杯を手にさせることはできなかったけれど)
    (とても、とても幸福だった)

    (それは、最期の瞬間まで、ずっと)

    ―――ありがとう、シィナ

    (男は虚空に溶け、消える)

    (赤い鎧も、流れていた血も、大きな身体も、優しい笑顔も)

    (全てがまぼろしのように)

    (存在の痕跡は、少女の内だけに残して)
    -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 23:50:19
  • (掌から零れていく、メガの痕跡)

    (抱きしめても、抱きしめても、指先から失われていく)

    (楽しかった)

    (幸せだった)

    (だからこそ――嗚咽と、泣き声は、高く、長く)


    (消えてしまった初めての友達を思い、大声で、天に届けとばかりに、泣く)



    (やがて喉も枯れ、涙も尽きるころに、ようやくよろよろと立ち上がった)

    (荷物を拾い、よろよろ、ふらふらと歩き始める)

    (足をもつれさせ、地面に倒れる)

    (それでも、立ち上がり、また荷物を拾い、歩き始める)

    (これからは……一人でも、歩いていかないといけない)

    (それが、最初の友人が最後に残した、たった一つの『願い』だから――) -- シィナ 2011-10-18 (火) 00:02:03
  • - Sword, or Death -  with what in your hand....?
  • (衝撃と轟音が渦巻き――相対する世界、燎原の炎が剥がれる様に消えてゆく)
    (固有結界の崩壊、それは即ち相対するサーヴァントの敗北を意味する。勝負は決した。自らの刃は確かに応えてくれた)
    (杖を手放し、自分の横をすり抜けていく少女をただ見送る。拾える者、確かにそうだ。今回は自分が希望を拾った、そして、一人の少女の手から希望を奪った)
    (それが結末)

    …………………(泣きじゃくる少女の声を背に天を仰ぎ、大きく息を吐く)
    (重かった)
    (勝利したと言う喜びと、勝利したと言う重みを感じ、立ち尽くす) -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 22:57:17
  • (少女が駆け寄るのを邪魔しない様に。自身の魔剣を受けてもついに、膝を突くだけで倒れなかった好敵手に)
    まさしく、生死の境紙一重でござった…お主の信念。忘るる事あるまい(静かにそう言って、主の下に歩み寄る。ゆっくりと、足音を立てて)
    (かつん。こつん。と少女の慟哭に隠れてしまいそうな小さな音と共に紅蓮の隣に歩み寄り)
    …主殿の命。確かに果たしましてござる。つきましては……
    お暇を頂きたく
    (ふらりと、天を仰ぐ紅蓮の方に倒れかかった。流星を貫いた代償は安くなかったのだ…剣を握る手以外は全ての個所に傷があると言ってもいい。戦闘前より余程の重傷だ…纏う赤い小袖が血で二重に赤く)
    -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:03:57
  • (自らへと歩み寄る既に聞き慣れた足音に、天を仰ぎ見るを止め)
    …ああ、良くやってくれた。見事だ、セイバー あ…お、おい!?(慌て抱きとめた従者は血と泥に塗れ、それに、思っていたよりずっと小さく)
    ………うん、暇を取らす。今はゆっくり休んでくれ …ありがとうな、セイバー(感謝の言葉と共に、その身体をしっかりと抱きしめて) -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 23:28:09
  • (抱き止められた。主の体は案外しっかりしているが、柔らかくも感じ)
    ……全く、生易しい戦いなどないでござるな……(ちらりと、視線を斃した二人に向ける)
    (騎士は消える寸前で、小さい少女は…泣きながらも笑っている)
    (騎士は、彼女を護って満足したのだろうか。己の本懐を果たし、消えるのだろうかち…ふと、羨ましくなった)
    後事はお任せ致す。己の意思で対手を退け踏み進んだ道、どうか悔やまれぬよう(す、と霊体化してその姿を消す)
    -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:39:45
  • (悔やまれぬよう 出来るのだろうか。否、やるのだ。自らの意志で)
    (侍の目線を追った先、巨人と少女は笑顔と泣き顔と笑顔で)
    (正しい事ではなかったかもしれない、でも。少しだけ そこには救いを見た気がして)
    (敵であったはずの二人に惜別の情を感じつつ、やがてその光景から背を向け、前へと進む)
    (迷宮のさらに奥へ、先へと。勝利した者の権利として――) -- 紅蓮 2011-10-18 (火) 00:42:15

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Last-modified: 2011-10-15 Sat 05:45:26 JST (3195d)