仮面の男を従える リコール・リンヴィ・ウェースト Edit

ID:461621
名前:リコール・リンヴィ・ウェースト
年齢:11
性別:
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前職:
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理由:
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状態:
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その他:ステータス/戦歴/冒険中?Edit
ライセンサー:ステ/戦歴
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夜明け前は最も暗く けれどけして明けぬことはない Edit

大切な父を亡くし
それを取り戻したいと願った少女は聖杯へと願いを託し、失敗します

けれど代わりにとても大事な家族を手に入れ
今も幸せに暮らしているんだとか いないんだとか



リコール・リンヴィ・ウェーストの長くも短くもある
そしてこれからも続くであろうそんなお話
あなたはご都合的だと言って笑い飛ばすでしょうか
いいお話だったと涙するでしょうか
それとも、そのどちらでもない?


少女にとってはきっと、どんな感想であれ構わない事でしょう



「幸せならば悪いことは何もあるまい…なぁ、グラハム?」

共同生活スペース Edit

編集:ここもか… 編集みかん

リコール>名簿/461621
お名前:
  • (─あれから宿舎から荷物を拾い、そのままリコール宅へと向かった。)
    (道中、案内以外の言葉を交わす事は余りなかったが…その無言は決して居心地の悪いものではなかったと思う。…少なくともリコールは。)

    (目の前に広がる景色の中、小さく見える家を指して)あそこの家だ。家に人が戻ってるかもしれないし…戻ってなくても困るから、潰すなよ?
    (「これ」だとやられかねん、と薄く笑いながら今自分が乗っているそれを指し、荷物を手に取る)
    (「…さて。乗った時は押し込まれた訳だが…どう降りるもんだこれは…」などと思っているリコールを知ったものかと言うように、それ(ユニオンフラッグ)は次第に地へ降りていった) -- リコール
    • ああ、……此方も視認した。
      (長距離巡航形態の機体、副操縦席からの声に仮面の男は応えて)
      (低速かつ見慣れない場所からのナビ…とはいえ存外短い空の旅、その間に平静を取り戻した様子を画面上から見取って再度頷く)
      問題ない、あれだけ空間があれば……門前で安全に停まれよう
      (降りるぞ…とだけ告げて、機体が急速に下降)
      (寧ろ垂直落下というべき軌道で地上へ近付き……空中変形での機体の減速と絶妙な推力調整)
      (地表すれすれで暫し浮遊した後、黒の巨人が正しく門前に降り立った) -- 仮面の男?
      • -リコール・リンヴィ・ウェースト宅前-


      • (目を白黒させて「あれは下降と言うよりは落下だった…!」と怒りと恐怖を混じえた声で訴えつつ、手を借りて降りる)
        (「”これ”はとりあえずはここに置いておけ」などと雑な指示をしつつ、荷物を抱え直して家へと足を進める)
        (寂しそうに佇む小さな家へ近付いて行くにつれ、上空から小さく見えたそれはそれなりの大きさの家だと認識を改めさせられるだろう)

        …なぁ。(突然、家へと歩いていた足を止めてそちらを見やる) -- リコール
      • (退屈せずに堪能してもらえたようで何よりだ、と邪気なく笑んで)
        (黒い巨人を降りて見やれば既に三つ折りのような…格納時のコンパクトな形態となって鎮座していた)

        うむ、なかなかの門構え……どうした、主人よ?
        (不意に足を止めた先導にゆっくりと後方に続いていた男が見返して) -- 仮面の男? 2012-05-10 (木) 20:23:16
      • …良かったらでいい。来たばっかりだしな、落ち着いてからでも構わん。…一緒に師匠の墓に挨拶に、行ってくれないか
        わたしにまた家族ができたのだと、あの人に伝えたいんだ。…例え、そこに師匠が眠っていなくともな。
        (少し気恥かしくなって咳払いをひとつ)…そ、それに知っての通り、聖杯戦争に行ってからは宿舎に篭りっぱなしだった…久しぶりに挨拶したいのもあるんだ
        …分かってるかもしれないが命令をするつもりはないから、お前の思うように答えてくれればいい。これはただの質問だ…お願いでもあるが
        (「答えは聞かなくても」と思っていても…何処か気弱な、伺うような目で返してしまう) -- リコール
      • (向かい合って立ち止まり、気恥ずかしげに勇気を振り絞って告げられるお願い…)
        (そんな事か…と男は事も無げに呟いて、リコールに歩み寄り…軽く頭に触れて)
        ならば荷を置いてから花を選びに参ろう……主人の彼方での行状を、私からも仔細に話さねばなるまい
        (二つ返事よりも直截な解…気兼ねせずに言えばいい、そういう男からの姿勢の現れか) -- 仮面の男? 2012-05-11 (金) 16:01:32
      • (人に願い事をするなんて殆ど無かった。慣れないその行動はどうにも居心地が悪くて、視線が彷徨うが)
        …うん。ありがとう。(望んでいた答えと触れられた掌。それだけで落ち着いた気がした)
        …あんまり話す事も無いかもしれないが、な。…何と言うか…色々情けなくもあるし……そもそも、聖杯を獲りに行くなど!と怒られてもおかしくない事を、した。
        (視線を地面に落として頬を掻く。表情は見えないが、声から苦笑っているような色が見える)
        勿論、後悔なんてひとつもないし…わたしは違う形で、願いを手に入れた。そして、それを叶えた。
        満足だ。これでいいし、何よりこれがいいと思ってる、けど。
        (頭上に載せられた手に、そろそろと手を添えてから顔を上げ)
        それでもきっと、多少なり怒られるんだろうなあと思う。…そしたら、一緒に怒られてくれるか。
        (上げられた顔は既に怒られた後のような顔で。…それから声も上げずに一筋だけ涙を流した。怒る人など、既に居ないというのに) -- リコール
      • (暫らく目を離した間にキミは随分と色々な顔を見せるようになったのだな…と。)
        やれやれ、随分みっともない顔だ…これでは怒るより先に師に笑われてしまうぞ?
        (仕方のないといった口振りで笑い掛け、触れ返した小さな手を握り)
        ならば任せておけ、私は説教を受ける側のプロフェッショナルだ。
        懲罰と訓告漬けには慣れていてな……我が剣の師との対峙は大半が正座だった
        (しんみりとした空気を面白くもない冗談?で軽快に飛ばして) -- 仮面の男? 2012-05-13 (日) 00:00:50
      • (こんな空気でも冗談を言ってのけた事に何だか笑えてきてしまって。一度大きく吹き出してから、クスクスと笑い)
        …レディにみっともない顔だとか言うのはやめろと、前にも言っただろ
        …っはぁ、くふふ……プロフェッショナルがついててくれるなら、何とも頼もしい限りだ。…ありがとう

        …それにしても
        いつの間にか、余り見なかった表情をするようになった、な。
        (擦ったからか少し赤い、まだ涙を含み濡れた瞳で微笑みながら、握られていた手をゆっくり握り返しながら…ぽつりと漏らすように)
        …それとも、そう言った所を見る前だった…だけだろうか? -- リコール
      • ユニオンの国民性というものだ、如何なる逆境であろうと軽口と共に笑い飛ばす…ん?
        (意外な言葉だったのか幾分驚いた様子で)
        興味深い、な……今まさに私の方も主人へ同じ印象を抱いていたところだ。

        共に戦に備えたあの間は濃密な時間ではあったが、過ぎ去ってみれば一時に過ぎず…
        時を置いて見えなかったものがこうして見えてくるのは不思議でもないが…
        互いが互いに変化をもたらしている一つの証拠かもしれん。 -- 仮面の男? 2012-05-14 (月) 00:21:36
      • (何かおかしい事を言っただろうかと、驚いた顔をきょとんと見つめ返していたが)
        そう、か。…そうだな、あの頃のわたし達とは少し違う様に思う。いい方向に、変わったのかもな
        同じ志を持ち、共に行動して…それ程長いとは言えないけど、密度がな。…短期間に色々ありすぎた。
        ああ、そうだ。…元より、似たもの同士だったのではないかと思うのも、否定はしない。
        (口元を緩め、思い出したかの様に付け足して。握ったままだった手を引いて、止まっていた足をゆっくりと、再び進め出す)
        そんなもんで似たもの同士だ。仲良く行こうじゃないか。…これからもな。

        (希望を含めた言葉なのか)
        (これからを見越した様になのか)
        (それでもいいのか?と問いたいのか)
        (自分に、そして相手に言い聞かせているのか)
        (それとも、それらすべてか)
        (楽しさと、ほんの少しの不安を含ませたような声色で)
        きっと、長くなるぞ。
        (そう言った。) -- リコール
      • ああ……悪くない。
        (ポツリと洩らした言葉)
        (頑なさが解れ、いい意味でも悪い意味でも…お互い緩く、いい加減になった)
        ならば望むところだ、と……言わせてもらおう
        (かつてと同じ男の怖じぬ、頼もしさを秘めた不敵な笑みがリコールを見返して)
        (…その表情は空のように晴れやかで、少年のように愉しげだった) -- 仮面の男? 2012-05-16 (水) 14:51:38
      • (愉しげな笑みに何時もと少し違う歳相応の笑顔で返して)
        (ゆっくり、家へと歩いて行く)
        (そうして扉の前へ着くと同時に、繋いでいた手を離して)
        ちょっと待った。グラハムはまだ、そこで立っててくれ。
        (と言って、自分はひとり戸を開けて中へ入る。手に持っていた荷物を置いて、改めてと言ったように振り返り)

        …おかえり。 -- リコール
      • (門前で待機を命じる言葉と先行する背…万能には程遠い身には、主人の意図を汲みかねたが)
        (振り返った瞬間の…彼女の表情から全てを察して)

        (ある種の儀式。出迎える家主からの、来るであろう言葉を待ち。)
        (必然、その言葉を受ければ…ならば敢えて。言わせて貰おう、と)

        …ああ。『ただいま』だ、リコール。リコール・リンヴィ・ウェースト……グラハム・エーカーは帰還した。 -- グラハム?
      • (その言葉に柔らかく微笑んでから、爪先立ちになって抱きしめる)
        (背丈の差から、抱きしめていると言うよりは親に縋る子供のようだ)

        うん。…ここがお前の…グラハムの家だ。 (その体制のまま満足気に見上げて、笑ってみせる)
        (先程までの笑顔とはまた少し違う、何処か安心したようなもの…その笑顔もまた、歳相応だ)

        おかえり。おかえり、なさい。 …ありがとう。

        かえってきてくれて、ありがとう
        (今までで一番小さいけれど、一番柔らかい声だった) -- リコール

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Last-modified: 2011-10-22 Sat 06:55:18 JST (4569d)