#navi(../)
|SIZE(12):BGCOLOR(white):600|c
|aaaa|
|&br;「''15年の時を越えて……我々は過去の続きを今! 見ているのです! ついに! ついにあの男が帰ってきた!&br; 透き通る漆黒は未だ色褪せず、決勝までに血の一滴も垂らしてはおりません! さあ、さあ、その瞳の裏側に映るのは果たしてなんなのか! それは、眩暈の文身だけが知っている!&br; 砕け散る輝きの嵐! &size(14){&ruby(ブルートガング){水晶の夜};};ゥウウウウウッ!!''」&br;&br; 骨の髄まで煽ってくれる。十年振りに“この名”を使って立つ場所が、“この名”を得た場所だというのだから、己にも恐れ入る。&br; 出来過ぎた展開が眼の前に拡がっている。己についた運命の神様は、ここぞという時に人生を劇的にしないではおれぬ性格らしい。現在までの人生が凋落を語る悲劇であるのならば、それを覆して喜劇へと結ぶ場所も与えようとの事だろうか、己には想像も及ばない世界の事だろうが、態々こんな事をするのは恐ろしく好事家だ。&br;&br;「また邂ったな、若造め。小憎たらしい、緩んだ顔つきは忘れもしない。&br; 今更こんな大会に出るなんて、風がどこから吹いたやら。さて、大分顔つきも変わったようだ……」&br;&br; 50歳に足を掛けた年齢の爺が語る。皺は刻まれても、瞳は我鬼臭く爛々として、得物も磨かれているようだ。人生50年の話が正しいならもう人生終わった筈の爺が気鋭な事で、頭が下がる。&br; 肩から先が己の意志に反して、青白い水晶で形どられた剣を構える。辺りの光を全部吸って、輝いているかの、水晶の夜の剣である。躰は臨戦態勢で、軽口の1つ2つ飛ばしてやろうかとも思ったのだけれど、なんだかどうしてか、恐ろしく真剣になってしまって、額には冷や汗で、止まらない。&br;&br;「女が出来れば顔つきだって変わるさ」&br;&br;斯くして戦いは始まる。&br; そして、終わった。&br;&br;「''勝者!! 神勢の十星───ィイィイッ!!''」&br;&br;「こうなる事が解ってた顔つきだな、ムウ」&br;「よせやい……観客が見てるじゃねェーの。ほら、アピールアピール……しとけば、モテるぜ」&br;「負けるために来たのなら、名誉も栄誉も投棄てて、ここでお前を殺す」&br;「勝つために来た事は確かだね。でも、あんたにじゃない……」&br;&br; この試合は、15年前の再現だった。&br; あの時に負けていれば良かったのだと、寝ても醒めても悔やみ続けた。“この時”に負けて鼻っ柱をへし折られておれば良かったのだと、鼻高々が時を経て悄れた、不格好な己の鼻を見る度に思えた。&br; だけれど今この時に、それは成される。漸く心が洗われた。垢だらけのまま汚れ続けた、己の心がすっかり洗い流された。誰にだって、恥ずかしくなく向き合える。気持ちが恐ろしく軽く、浮き足立ってしまうようだ。&br; 不名誉な伝説はその形骸を崩して、人々の心から消え去った事だろう。この場所に置き去りにしてきた、14歳の自分を取り戻したのだ。&br;(いや、まあ、だからって言って、14歳と13歳だから〜なんて論が通るわけはないやね……)&br;&br;… … …&br;&br; とある、魔物の発生が激しい場所にて、&ruby(フィグ){特別前線守衛};の任務についていた己のもとに一通の手紙が届いた。&br; あれから暫くの時が経ち、この仕事にも慣れてケツが落ち着いてきた。己一人で、魔物による直接的人的被害の十数%を低減させたと聞かされると、どうも鼻が高い。この鼻は折らなくとも良いだろう。&br; この手紙も安心して開ける。“あいつ”にだって、胸を張って会える。己は自分自身を手に入れたのだ。&br;&br;… … …&br;&br; 禁止魔術に分類される魔術書、特に次元を越える魔術に関するものがとても良く揃えられている国営図書館が近所にあって本当によかった。&br; 結界を張る技術が一流ということは、結界を壊す技術も一流ということだ。きっとアシがつくだろうけど、今はちょっと勘弁して貰いたい。&br; 解読と実践に一ヶ月程度の時は有するだろうけれど、それまで感知魔法効果を阻害する結界を張り散らかしてなんとか身をくらまそう。&br; あ、どうしよう。俺……現在までのどの時よりも本気になってる……あハハハ。&br;&br;|


#region(これまでに語られたバカらしいお話)
* シャヴィアルチェリカ家出身 メイアーワイズ 473159 [#x39ac959]
|BGCOLOR(White):|BGCOLOR(lightcyan):|BGCOLOR(White):|c
|ID:|473159|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp015302.png|
//|ID:|473159|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp014922.jpg|
|名:|メイアーワイズ|~|
|家:|シャヴィアルチェリカ|~|
|齢:|29(とても若々しい)|~|
|性:|男(魅力的)|~|
|前:|国家魔術師(すごい)|~|
|理:|何となく(素敵)|~|
|>|[[そんな彼の唯一の欠点>名簿/473099]]|~|
|状:|#listbox3(冒険中,server,state)|~|
|他:|&areaedit(){[[ステータス>ステ:473159]]/[[戦歴>戦歴:473159]]};|~|

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CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp014881.png>企画/おんりーゆあうぃっち!]]
-14歳の若さで名誉と栄光を手にして国内でも指折りの巧者と謳われた魔術師が!
--気が付けば29歳!! 一体今まで何をやってきたのかよく解らない!!! 気力も燃え尽きた!!!!
---そして、新しい生活を求めて魔女の若き卵を居候させたら選りすぐりのハズレを引いた!!!!!
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*ちょっとランクが高めの宿屋の一室 [#a4b5f3f0]
CENTER:[[現実から目を逸らす>編集:ハンプティ=ダンプティ=ラグ]]
||800|c
|BGCOLOR(lightcyan):|BGCOLOR(white):#pcomment(ハンプティ=ダンプティ=ラグ,3,below,reply)|
**スーダンコメント欄 [#s3b520f7]
#region(|      格納      |)
CENTER:[[へんしう>編集:BEWITCHED]]
||800|c
|BGCOLOR(lightcyan):|BGCOLOR(white):#pcomment(BEWITCHED,1,below,reply)|
#endregion
*設定(※特に意味はありません) [#d4b42310]
-身長183cm 農家の息子なので骨格が強い 肉はあんまりなくて微妙
-髪色はかなり黒くくすんだ金髪 ぶぉっさんぼぉっさん
-瞳の色は青
--ちなみに目の下にある黒いのは入墨。若い頃に貫禄つけようと思って調子乗って彫ったら後で後悔したパターン。
-肌はちょっと元気なさげな色
-腕につけてるのは大会優勝時に授与された、勝者の証。なんとなく外せない。耳のもそう。
-服装ヤバいぐらい無頓着というか気紛れ。適当に着る。
-小金持ち。一生遊ばずに暮らしていける程度の金は持ってる。
-官能小説コレクター。
***爆誕 [#g3293def]
-黄金歴190年3月29日 広大で肥沃な農村地帯の豪商であるシャヴィアルチェリカ家(本家)に生を享ける。上に三人兄が居て二人姉が居る四男であった。
--甘やかされ気味だった。
-特に何もここに書くことがないような平凡で多感な少年時代を送る。
***撃震 [#uaba67ca]
-黄金歴200年3月29日 とある親戚筋の男性に二年ほど師事を受ける。
--結界魔術に異様な適性を見せる。その親戚筋の男性も結界魔術のスペシャリストだったので、持てる全てを叩きこまれた。
---最終的に『神童』と呼ばれることになる。かーちゃんの拳骨を結界で防ぐのでサブミッションをかけられて死にかけたのはあまりにも有名。
--二年後。親戚筋の男性が国家指名手配を受ける。必然的に師事は終了し、重要参考人として調査員の質問漬けにあう。ちょっと性格が歪む。
-その後また二年間独学で結界魔術の勉強に励む。本と魔術が友達の明るい子供だった。
--200年代において最大級の大嵐が早くも地元に到来する。&br;広大な農地全てを結界魔術で防ぎきることに成功し、逆に友達から距離を置かれるようになる。
***栄光 [#ud411e14]
-黄金歴202年2月29日 四年に一度開かれる魔術戦大会のシーズンが到来する。&br;地方予選で「クソゲー」と称される結界での持久戦を駆使し、難なく本戦の切符を獲得。
-機動魔術戦無差別級大会、本戦においては躰に受動結界を発動させながら、半無意識に展開される能動結界を用いて、相手の懐に飛び込む戦術を披露する。
--クリスタルで出来た剣へ結界を纏わせて、刃こぼれしない超絶的な切れ味を誇らせる。&br;さらに、相手が張る結界に位相を合せてそれを貫通し、相手がどんな手を使ってこようとどんな攻撃をしようと無意味になり、いくら防御しても貫通するので無意味という反則的な戦闘法を用いる。
---ちなみに前述の師匠の教えである。
--準々決勝「フィールドに魔術を展開した! 地の利を得たぞ!」
---フィールドごと全部切り裂かれた。
--準決勝「純粋な火力を極めし者と相対して、果たして貴様の結界は耐えられるかな?」
---密かに開発していた多重構造ハニカム結界を展開して耐え切る。結界を足場にして宙を闊歩する移動法をここで初めて使用する。反発する結界により超スピードで近づいてバッサリする。観客唖然。
--決勝 壮年の魔術師である『神勢の十星』(リングネーム)との勝負においては、さすがに経験でメイアーワイズは圧倒されていた。&br;しかし、さすがに結界魔術師だけあってか全力での持久戦に持込んで挽回する。観客から割れんばかりの「クソゲー」コール。
---最終的に双方共に魔力が殆ど尽きて満身創痍で客も見てられない状態になる。&br;両者剣を抜いて雄叫びを上げながら突撃してぶつかり合う。&br;当然のことながらクリスタルの剣は砕け散ったが、その破片に結界を纏わしていたため、破片をもろに浴びせかけられてズタボロになった『神勢の十星』が膝をつき、決着。
-最終戦の後につけられた通称名は『&ruby(ブルートガング){水晶の夜};』であった。
--14歳の若さでこの大会を制したのは彼で5人目であり、ちょっと溌剌とした美少年だったメイアーワイズの名は売れに売れる。&br;クリスタル製の『水晶の夜』という剣をとある武器工房が作ったら大ヒットして社会現象になるほどだった。&br;ちなみに、社会現象とは、俄かがクリスタルでできた剣なんか使ってたので、刃毀れが続出したりだとか肝心の戦闘の時に役に立たなかったりだとか。『水晶の夜』本人の実力が知れ渡る事件でもあった。
--大会優勝者の名誉として、ナイトの称号と国家魔術師の資格を授与される。将来は約束されたようなもんで、故郷に錦を飾った。
***それから今まで [#a11d8d2d]
-まあ神童でしたんですが、気がついたらただの人になってて
--期待されるのが嫌になって旅人にクラスチェンジして
---そこら十のらりくらりと放浪してたら29になって(他国にも名が知れ渡っていたので方々でリングネームを呼ばれるたびに嫌気が差した。酒場の街に来て変な奴らがごろごろしているのに気がついて居座る)
---魔女っ娘を居候させようと思ったらハズレを引きました
*// [#gb5a5aaa]

#endregion
//うちの家主とそろって遊びにいこうかなとか思ったりしました。
//ほら海で顔あわせたし(四ヶ森

///随分オープンなコメントアウトですね
///いいよこいよ! ポケモン赤と緑ぐらいの差しかない被りコンビよう!(MW

//あけてびっくりの妖怪ネタ被りです!そして
//相談を専用コメ欄でやる癖がついてから//つけないとコメント消えて
//くれないのに今思い出したんだ!やばい頭がポンコツなってる!
//なにかシチュエーション的な希望とかありますかい(四

///頭はずして洗濯機であらわないとね……ちゃんとネットに入れてあげるからね……
///そうやな……どっかで双方が魔女っ娘に振り回されてる最中に「お互い苦労しますねえ」みたいな視線を交わすとか楽しそうやね!(MW

//ドライ洗濯衣類コースでお願いします・・・じゃあゆりりりりりりりさんが居る時間を
//狙わないとね!(四

//あたしいまいるけどな(ゆ

//いた、じゃあ適当な理由を見繕って突撃いたす。既知可の印が頼もしい。(四

//あっ、そういうはなしじゃなかった(ゆ
//……そういうはなしなのか? やぬし!! とりあえずあたしたいきしてればいいかやぬしー!!(ゆ

///いいかい、4Pの話ではないよ。スワッピングもなしだ。(MW

//えっちがうの(四

//チーズのはなしか?
//ぽんぽんはねるゆうぐだよな、しってる!!(ゆ

///ボケの前でボケてもより強いボケが返ってくると学びました。
///単によつがもりさんとこが家主魔女っ娘一組で遊びにくるってだけだろが!!
///タイミングはいつなんだろう!? いまか!?(MW

///え、なに?もう遊びにいっていいの?(おっさん)
//今そっちに遊びにいく文章かいてるよー!かいた!イク!(四

///みんないるならこまけえこたあいいんだよ!! よし! カタカナをやめろ!(MW

//あれいまそっち、2人そろって宿屋住まいだよね、たしか(四

///Exactly
//あたしのいえにやぬしがいそうろうしてるぞ(ゆ

//どっちだよ!?(おっさん)

//ちなみにゆりりりさんとの関係について、とくに要望がなければ
//適当に指定がなければ好きに変な設定つけたいとおもってます
//あと、この相談上のスーダンでやったほうがよかったかしら・・・(四

///好きにしな!(許可)
///うん……わかりづらいしね……気が向いたらスーダン欄へいってちょんまげ!(MW

//さんきゅーゆりちゃんのやぬしー!(四