#navi(../)
* フォルワード家出身 エスリー 480580 [#wa465e71]
|ID:|480580|
|名前:|エスリー|
|出身家:|フォルワード|
|年齢:|17|
|性別:|#listbox3(女,server,sex)|
//////////
|その他:|&areaedit(){[[ステータス>ステ:480580]]/[[戦歴>戦歴:480580]]/[[名簿>名簿/480580]]};|
|''企画'':|[[http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst041069.png>個人企画/聖杯戦争]]|
//
// ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。
// タイトルの「家出身」の記述も含まれます。


----
*本編 [#ldc38485]
 &color(lightcoral){
#pcomment(斜陽の影,1,below,reply)
----

|>|BGCOLOR(#877654):|c
|>|[[&color(white){''マスター''};>企画/ゴルロア聖杯戦争]]|
|BGCOLOR(#eeddaa):|BGCOLOR(#ffeecc):|c
|CENTER:#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst079822.jpg)|''設定等''&br;''【性格】''&br;基本的には明るく、活発&br;格好つけたセリフを言った後、自分で茶化す癖がある&br;本質は臆病で、自分に自信がない&br;''【外見】''&br;身長は155cmくらい。&br;基本的には見ての通り、スタイルはそれなりに良い方&br;笑顔でいるよう努めている節がある&br;''【保有スキル】''&br;''魔術:E''&br;一般的な魔術の才能&br;知識はあるが、ごく一部を除き絶望的なまでに使えない&br;具体例1:空きアルミ缶を倒す程度の風すら出せない&br;具体例2:ツバつけたほうがマシなレベルの治癒魔法&br;''支援魔術:A++''&br;極めて高い、他者を強化するための魔術の才能&br;付与される者の素質によって、2倍3倍の効果をもたらす&br;具体例1:プロボクサーのパンチがラオウ並になる&br;具体例2:鷹がジェット戦闘機を越える&br;ゲーム的に言うと割合強化 +100ではなく+50%。なので、対象が強ければ強いほど効果が上がる|
|''名前:エスリー・ファイバンス''|~|
|''サーヴァント:[[アサシン>名簿/480595]]''|~|
|''属性:''中立・善|積極的に関わろうとはしないが、人嫌いではない&br;非情な手段は基本的に取らない。|
|''聖杯への願い:''|聖杯を勝ち取ることが目的。願いは非公開|
|BGCOLOR(#eeddaa):|BGCOLOR(#ffeecc):|c
|''活動時間:''|20~3時頃|
|''戦型:''|非戦闘員 魔術でのサーヴァント支援に徹する|
|''その他:''|出身が魔術の名門フォルワード家である事は調べればすぐにわかる&br;登録の一切をファイバンス姓で行なっている&br;支援魔法以外の才能が無い事は一般的には伏せています&br;多少デキる魔術師であればすぐに看破出来るはず&br;恩人でもある友人は[[こんな容姿>http://image2.atgames.jp/selfy.swf?&hair=10533272&face=10546073&top=10440842&shoe=10506222&bgFlg=1]]|
#region(私)
私の家は魔術の名門。数々の大魔導師を輩出している~
お父さんとお母さんも大魔導師。当然その子供は期待されて。~
才能は、あったんだ。類稀なる支援・補助魔法の才。~
どれほど学び、鍛えても辿りつけないほどの素質を持って私は生まれた。~
私の魔法にかかれば子猫は虎のように力強く、鳥はまるで弾丸のように飛べる~
でも、神様ってケチだね。それ以外の魔法の才能はくれなかったんだ、ひとつも。~
「エスリー、お前は初歩の火球も出せないのか。本当にフォルワードの娘か?」~
「あなたは本当にダメね、エスリー。治癒魔術なんて練習する程の事じゃないのよ」~
「エスリーだ!あいつと遊ぶと魔法使えないのが感染るぞっ!逃げろーっ!」~
「かわいそうに…」「長女があれじゃあねえ、同情するよ」~
「里子に出すのかい?」「次の子はマトモに生まれてくるといいね」~
「どうして出来ないんだ」~
ちがうよお父さん。私出来るよ。~
「どうして出来ないの」~
見て、お母さん。私の魔法を~
「「氷の礫は?解毒術は?土塊の壁や光源生成、動物使役は?」」~
「「念話は出来るのか??水をせき止め、雨雲を呼び寄せる事は?」」~
それは~
「「エスリー、やっぱりお前は何一つできないじゃないか」」~
「「こんな子がフォルワードの家に生まれるなんて!」」~
私は何も出来ない。~
何の魔法も使えない。
#endregion
#region(出会い)
フォルワードの家には居場所がない~
私はお気に入りの丘から町を眺めていた~
「君、エスリーって言うんでしょ?噂は聞いてるよ」~
ああ、まただ。少し慣れたけど、やっぱり笑われるのは辛い。~
「君の魔法、凄いんだってね ボクにも見せてよ」~
彼女は何を言っているんだろう。私は魔法なんて使えないのに。~
「いいからいいから!ほら、ボクのに合わせてみて!」~
考えていることがわからない。回りくどい嫌がらせかな~
でも、何故だかいつも感じる気持ち悪さは無かったから~
「わぁ…!凄い凄い!ボク一人じゃあんなの無理だよ!?」~
私が支援した彼女の炎弾は、大きな大きな岩を微塵に砕いた~
「…ね、エスリー。ボク、勿体無いなって思うんだ」~
……そう言われても。認められないなら価値なんて無いし。~
「ボクが認めるんじゃあ、駄目かな?」~
何を~
「君の魔法を。君の価値を。君自身を…は言いすぎかな」~
~
「……簡単に言うね?ボクと、友達にならない?」~
なんで、とは聞けなかった。聞きたくなかった。~
利用されるだけでもいい。居場所がほしかったから。~
その日から、カナンと名乗った少女との奇妙な関係が始まる~
#endregion
#region(カナン)
あれから半年と少し。私達は二人で賞金稼ぎの仕事をしていた~
私が増幅させたカナンの炎魔術から逃げられる賞金首なんていない。~
そして、カナンは嘘を言わなかった~
利用するでもなく対等にいてくれたし~
なにより、彼女の隣は居心地が良かった。~
これが友達という物なんだろう。~
私には友達がいなかったから、実際の所はわからないけれど。~
ねえ、カナン~
「うん?どうしたんだい、エスリー」~
カナンはどうして私を選んだの?~
時間が経ってもそれは聞けなかった~
カナンはどんな家に生まれたの?~
彼女は少しだけ困った顔をして、答えた~
「もう少しだけエスリーが強くなったら、教えてあげようかな?」~
私はちょっとムっとした顔で、文句を言った~
「はは、ごめんごめん。……でも、今は秘密ってことで。ダメかな」~
ダメじゃあ、ないけど。~
それに、彼女が何者か知らなくたっていいのだ。~
彼女と過ごす毎日は新鮮で、居場所があることがとても幸せで~
誰かに求められるという事で、日々が満ち足りて仕方なかったからだ。~
赤い髪をした彼女の傍、そこが私の定位置なんだろうと。ずっと信じていたかった。~
#endregion
#region(離別)
ズロ……とカナンの脇腹から異物が引き抜かれる~
『…っへっへへ…… 調子に乗りやがるからよ、クソアマが!』~
『おいおい、殺しちまっていいのかよ?売りモンになるぜ、こいつは』~
『3人丸焦げにされといて売るも売らねーも無えだろうが!お前が捕まえるか?あぁ!?』~
崩れ落ちるカナンへと駆け寄る私の前に、下卑た笑いを浮かべて男が立ちふさがった~
『……しょうがねえなあ。おい、こっちのは傷付けるなよ』~
男の後ろからやってきた、ローブ姿の男が答える~
『安心しろ。そいつは一人じゃ何も出来ねえよ』~
嫌な汗がじわり、と出た~
『ぁん?どういうこった』~
眼の焦点がブレてくる。気持ちが悪い。~
『剣を振るえなけりゃ、俺らを倒す魔法も使えんのさ』~
やめて。言わないで。思い出させないで。~
『一人じゃ戦えねえ、って事か?』~
嫌だ、また無力感を味わうのは。嫌。~
『それどころか逃げられもしねえよ。そこでくたばり損なってるお友達を救うこともな』~
……そうだ。私は何も出来なかった。~
涙が溢れるより早く、体中の力が抜けていく~
バランスを崩す直前、聞き慣れた声が耳へと届いた~
「エスリー…!ボクの魔法に、合わせて!」~
『ッの野郎!まだ生きてやがったか!』~
意味がわからなくて戸惑う私に、彼女はこう続けた~
「君は生きて……生きなきゃならない才能がある!」~
「もう一度だけ、ボクを信じるんだ……」~
男の爪先がカナンの腹を捉え、跳ねて転がる~
『うるッせェぞ!才能も何も、こいつぁただの雑魚だろうが!』~
「それを今から、君たちに見せてあげるよ…!さあ、エスリー!」~
カナンが何を考えているのか、私にはわからなかったけれど~
彼女の言う事ならばきっと正しいのだろう。~
~
私が魔力を込めた数秒後、その場に居たのは私だけだった~
大きくえぐれ、焼け焦げた地面には~
カナンも、男たちの痕跡も無かった~
「生きなきゃならない才能がある。ボクを信じて」~
彼女の遺した言葉だけを胸に~
私に一体何が出来るのだろうか~
#endregion
----
*相談用/楽屋裏 [#i7a43afb]
 &color(lightcoral){
#pcomment(斜陽の影,1,adobe,reply)
*聖杯戦争の公式[#c061a22c]
#pcomment(:聖杯なう,1,below,reply)
//恋愛スイッチ
//戦闘スイッチ
//文通スイッチ
//ガチ死にスイッチ