#navi(../)
* オハシラ家出身 ヒメ 508301 [#h896ea07]
|ID:|508301|
|名前:|ヒメ|
|出身家:|オハシラ|
|年齢:|17|
|性別:|#listbox3(女,server,sex)|
|前職:|#listbox3(薬草売り,server,job)|
|理由:|#listbox3(やむをえない事情により,server,reason)|
//|状態:|#listbox3(冒険中,server,state)|
//////////
//|方針:|#listbox3(特になし,server,type)|
//|難易度:|#listbox3(安全第一,server,diff)|
//|信頼性:|#listbox3(あまり気にしない,server,conf)|
//|その他:|&areaedit(){[[ステータス>ステ:508301]]/[[戦歴>戦歴:508301]]/[[名簿>名簿/508301]]};|
|企画:|[[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp027223.png>企画/空中学園都市]]|
//|active|19:00~00:00|
//
// ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。
// タイトルの「家出身」の記述も含まれます。
#contents

*273.03 [#m5913210]
**記録番号321567 後付 [#zb10bb52]
修学期間を終えると、ヒメは私に地上へ船を出してくれるよう頼んできた。&BR;
研究室長承認の上、降下艇を使用。&br;
降下艇の船内でヒメは卒業証書を開き、静かに撫でていた。
&BR;
森林地区へ着陸すると我々が来るのを待っていたかのようにヌシがその姿を現した。&BR;
&BR;
ヒメはヌシの元まで歩いて行き、ヌシが咥えてきた蕾のついた枝を一振り取り私のもとまで戻ってきた。&BR;
少しのためらいの後、彼女は証書と枝をこちらへ寄越した。
&BR;
&BR;
'''この蕾が花開く頃、再び来て欲しい。'''&BR;
'''次に咲くのは何年、何十年、もしかしたら百年単位で先の話かもしれない'''&BR;
'''その蕾が花を開く時が新しいヒメの儀式の日だから。'''&BR;
&BR;
'''その日までは決して枯れることはないから'''、と。&BR;
&BR;
ヒメは我々に頭を下げると出会った時同様ヌシに伴われ森へ消えていった。&br;
&br;&br;
上記を持って当記録を、蕾が開くその時まで凍結とする。
**[[■>つべ:RINNX3WUZqA]][#w016133b]
**[[■>つべ:GN6p3SCuUdc]][#w016133b]
&color(#708090){'''なあ、ヌシ。&br;お前は私に私だけの人生を歩ませようとしたのか?&br;二度と帰ってこなかったかもしれないのに&br;……。&br;感謝するよ。本当にいい四年間だった。&br;少ないなりに友人も作れたし。&br;&br;恋もした。&br;&br;&br;あの場所に行けたから気付けた。&br;全ての人がこういう気持ちを積み重ねて生きているんだろうって。&br;&br;喜んで、悲しんで、笑って、怒って。&br;恋をして、時には失恋して。&br;&br;それを積み重ねて日常を歩んでいく。&br;&br;お前の役目はこの土地の人間のそれを守ることなんだな。&br;&br;&br;あの場所で過ごせて本当に良かった。&br;もう役目を果たすことに迷いはない。&br;ああでも後悔は少しあるな、はは。&br;&br;……。&br;さ、行こうかヌシ。&br;物語の幕引きだ。&br;&br;&br;ああ、今日は陽が温かいな。&br;&br;&br;なあ、まだ皆は空の上か?&br;それともどこか遠い空の下?&br;&br;&br;百年先か、千年先か&br;もし、ヌシも私達もこの土地に必要がなくなって&br;生まれ変われることがあるなら&br;&br;&br;また、出会ってくれるか?'''};

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//*特徴3行 [#h3323ec6]
//-盲目
//-黒髪
//-杖ついてる

//*研究資料 [#l6b6770d]


//**記録番号321567-1。地上、森林地区にて接触を図ってきた少女「ヒメ」と巨大な獣「ヌシ」について。 [#m24e30b8]

//先の種子調達のための地上森林部への降下任務の最中
//採取班は体長5mを超す巨大な獣(以降「ヌシ」)とそれに伴われた少女(以降「ヒメ」)と接触。&br;
//「ヒメ」はその場に残り、我々の飛行艦への乗船許可を求め、「ヌシ」は森の中へ姿を消した。

//「ヒメ」の役割についての記録と「ヌシ」の生態&br;
//何より彼女自身の精霊を寄せる体質に研究の価値が有るものと判断し乗船を許可する。
//**ヒメ [#u2fa6ead]
//「ヒメ」は齢17ぐらいの少女で、この地域に済む人間の一般的な容姿と同じく黒い髪に黒い瞳を持つ。&br;
//名は通称であるが、本名はない。&br;
//他に「御供の姫」、「御供さま」、「おはしらさま」、「おはしらの姫」などと呼称されていたとのこと。&br;
//&br;
//その通称の通り、「ヒメ」は人身御供として「ヌシ」に供され、&br;
//集落とその周辺の山林に安寧をもたらすことを役目とする。&br;
//集落には凡そ百年周期で、先天的に盲目で精霊を寄せる体質を持つ者が生まれ、&br;
//先の通称を名として与えられ、他と隔離され育てられる。&br;
//&br;
//何故この地に産まれた全ての人間ではなく、盲目の者にだけ精霊を寄せる力があるかの理由は不明だが、&br;
//「ヒメ」によるとこの地の精霊は人に見られるのを嫌うが人の近くに寄りたがるため盲目のものに寄るのだろうとのこと&br;
//&br;
//また何故そのような身の上のものを贄として育てるかについては、精霊を寄せた子を食わせることにより「ヌシ」に力を蓄えさせることと&br;
//労力にならないものの口減らしを兼ねているものと推測される。&br;
//&br;
//話を聴き進めるうちに、「ヒメ」の死についての諦観に気づく&br;
//彼女やそれまでの「ヒメ」は皆「ヌシ」に供される運命を静かに受け入れてきた&br;
//生まれ、育ち、名も無きまま贄として死ぬ&br;
//それをありのままの一生として受け止めている&br;
//&br;
//それなのに彼女は何故乗船を希望したのか。&br;
//何故「ヌシ」は彼女を伴い現れたのか&br;
//不明な点は多い

//**ヌシとその役割について [#b99fedae]
//ヌシはヒメの産まれた土地に棲む5mを超える体長を持つ獣の呼称である。&br;
//実際に遭遇した時間は僅かであり、以下はヒメから得た情報をまとめたものである。&br;
//&br;
//ヌシは彼の地における山や森、獣や人、精霊の主である。&br;
//ヌシの役割は主に土地の安寧を守ること、そして「ささやくもの」達の管理である。&br;
//「ささやくもの」は天寿を全うせず死に、土地に捕らわれた者たちであり、彼の土地固有の精霊である。&br;
//&br;
//彼らはヌシの棲家にて、無念を、望郷を、歓喜を、悲哀を小さくささやき続けている。&br;
//「ささやくもの」達は精霊を寄せ、土地に豊饒をもたらす反面、&br;
//集落や里など、人の多い場所へ寄り、自身を見た人間に害をなす側面を持つ。&br;
//ヌシは彼らが人に害をなさぬよう、自身の持つ精霊寄せの力によって「ささやくもの」達を棲家へ集める。&br;
//&br;
//結果として、ヌシは「ささやくもの」を「ささやくもの」は他の精霊を寄せることになり土地が豊かになる。&br;
//また、ヌシは精霊の寄りすぎによる害が起こらぬよう精霊を散らし土地を鎮める力も持つ。&br;
//&br;
//彼の土地に存在しなければならない守り神であるらしい。
*お話 [#jb5eb827]
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