* ペナリューチ家出身 パーマネンス 80766 [#qa1382a7]
|ID:|80766|
|名前:|パーマネンス|
|出身家:|ペナリューチ|
|年齢:|29|
|性別:|#listbox3(男,server,sex)|
|前職:|#listbox3(ごろつき,server,job)|
|理由:|#listbox3(やむをえない事情により,server,reason)|
|状態:|#listbox3(野垂れ死に,server,state)|
//////////
|その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=80766]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=80766]]|
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// ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。
// タイトルの「家出身」の記述も含まれます。
~
~
-[[野垂れたけど色々あって戻ってきた>名簿/12028]]
-例の河のせいで冒険者として生活していた頃の記憶を失い、約6年の記憶のブランクにショックを受ける
-同時に例の猫のせいか、[[なんかえらいテコ入れが>http://1st.momo.net/uploader/img/adv001353.jpg]]
-当時の記憶を求め冒険者ギルドを訪ねるも、冒険者にならなきゃ教えてやんねーとか言われたので勢いで冒険者として登録
-1ヶ月の寝たきり生活で体力は格段に落ち、記憶の抜け落ちにより冒険者としての勘なども失われた
-とりあえず元住んでた宿の隣の部屋を借りている
-当面の目的は記憶を取り戻すこと。冒険者稼業は生活費を稼ぐ"ついで"
-黄金暦92年7月 狼討伐依頼にて死亡

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//「早かったな」
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//声の主は襤褸を纏った骸骨のような男。周りに広がるは霞がかった河原の光景。
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//「もうちょいいけると思ってたんだけどなぁ……」
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//パーマの男──ネコミミは無く、その代わりか傍らに猫がいる──が口を開く。
//
//「生きて戻って1年も経たずまた死亡とかかっこ悪すぎだな俺」
//
//「……主の身体は肉体的な死を迎えた。もう戻る事は適わぬぞ」
//
//わかってるって、とパーマの男。その声は寂しげであったが、迷いは無かった。
//
//「それでは、往くかね」
//
//「ああ、頼むよ船頭さん」
//
//小船に乗り込む男と「にゃあ」その連れの猫。
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//じゃあな、と誰にでもなく言い、小船に乗ったパーマの男は、河の向こう岸へと消えていった。
//
//#死体はこのあと狼が美味しく頂きました。
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#pcomment(,5,below)

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**記録 [#bcb9a4e2]
~
記録はここで途絶えている~
~
-''黄金暦92年6月''~
今回の依頼もまた、期待外れと言わざるを得ない。~
無闇に歩き回らされ戦闘はほんの少しで財宝も無し。楽でもなくつまらなく儲からない。最悪だ。~
商人からの依頼だからって財宝が出るって訳でも無いんだなぁ。~
道中切り立つ崖を通る事になったがこういうつまらないスリルはいらないな。~
次回は『狼討伐依頼』。うーん、狼が財宝を隠し持ってるとも考えにくいしまた面倒な依頼になりそうだ。~
そこまで財宝が欲しいと言うわけでも無いが、金は有るに越した事は無いだろう。~
金が多く貰えて、そこそこのスリルがあって、自分が活躍できる依頼なんかは転がっていないものだろうか。~
~
帰還して、ふと小箱に仕舞っておいた《羽》を見る。やはり何か心に訴えるものがある。~
が、以前感じたの悲しさとは違う、よくは分からないが正の方向の感情が湧き上がる。~
希望や情熱が湧いてくるような感覚。うーん、不思議な羽だ。~
少し出歩いてみようという気になり、前に書いた[[モーショボー>名簿/35374]]の所へまだ行っていない事に気付きそちらへ。~
そこにはかなり元冒険者とは思えないほど痩せた少女が居た。~
自分も気が付いた当時はそんな状況だったのだろうなぁ。今も痩せ気味だけど。~
話してみたが意外と明るい感じだった。自分と同じく余り深く考えない性格なのか、~
はたまた援助してくれる知り合いに恵まれていたのか。恐らく後者だろう。~
互いに記憶を無くしほぼ初対面と変わらない状況なのに、~
彼女に"パーちゃん"と呼ばれた時、何故か懐かしいような気持ちになった。~
小さい頃でもそう呼ばれた記憶は無いのだけれど……さて。~
~
他には目立った出来事は無し。[[ラディクス>名簿/11950]]の所にも行ったが留守が続いているようだ。~
[[ミルク>名簿/16987]]にあげたミルクジャムにあらぬ嫌疑をかける[[少女>名簿/80556]]も居て突っ込みたかったが、旦那と一緒に旅立って行ってしまった。~
別に物自体は全く普通だしそれを食べてる姿を見てニヤニヤしようなんて思ってもいないのに。全く。~
風邪を微妙に引きずっているので酒場には行かず、寝酒に火酒を飲んでさっさと寝る事にする。~
~

-''黄金暦92年5月''~
今月の依頼も恙無く終了。敵は大して強くなく、それでいて宝箱の多い良い依頼だった。~
財宝以外は回ってこなかったもののああ幾つも宝が出ると心躍るものがある。~
しかしあの様子だとまだ宝はありそうだ。その宝の情報を知って商人が依頼を持ってきたのだろうか。~
次回の依頼も商人からの『人型討伐依頼』。期待できるかな?~
~
部屋に戻るも暇を持て余す。~
少し出歩いてみるもタイミングが悪かったのか中々目立った出会いは無く。~
折角なのでここ最近の疲れを癒すべく部屋でダラダラとしていた。~
というか風邪をひいたようだ。くしゃみ・鼻水・微熱など。こういう時は寝るに限る。~
~

-''黄金暦92年4月''~
『人型の怪物討伐依頼』。巨大怪物では無いとは言え、相手が不確定の依頼はやはり緊張する。~
蓋を開けてみれば酷い依頼だった。討伐目標のコボルドチーフまで直行。毛ほどの傷も負わずあっさりと終わってしまった。~
変わった事といえば罠付きの扉があった事くらいか。*気をつけて*開けたら何も起こらなかったが。~
~
部屋に居ると[[クロコ>名簿/19538]]がネコミミを哂いに来た。身体の欠点をバカにしたりするのよくねぇよ。~
そこまで気にしているわけでは無いが注目されるとやはり恥ずかしさが勝る。~
気を取り直し[[ミルク>名簿/16987]]にチョコケーキのお返しを渡しに行き、少し話をする。~
冒険者になってから丸6年が経ったそうだ。"以前"の自分もそれくらいは続けていたようだけれど、~
確か今21とか言っていたから15の時から冒険者をやっているのだなぁ。~
見かけによらず割とハードな人生を送っているようだ。~
~
何となく気が向いたので適当にブラブラとしていると、見覚えのある場所で見覚えの有る人だかりが出来ていた。~
思い出すに先日死亡報告がなされた[[モーショボー>名簿/35374]]の所のようだ。~
聞こえてくる話の様子からすると、どうにも部屋の主は帰ってきたが記憶喪失になっているみたいだ。~
自分と似た様な状況か。自分よりも程度は酷い様だが少し親近感を覚える。今度挨拶してみるか。~
~
しかし自分の記憶もどうにかしないと。こちらへ来て(戻って?)半年が経つがあまり進展した気がしない。~
瞬間的・断片的なフラッシュバックは何度かあったが、それもすぐ忘れてしまう。~
抜本的解決策は無いものか、と先月の記録に書いた通り[[ワルプルギス先生>名簿/14572]]を訪ねてみる。~
自分でも気付かないうちに記憶を求める事に固執しすぎていたのだろうか、~
焦らず気楽にしていればその内記憶も戻ると諭され、ナンダカ肩の力が抜け楽になった。~
うーん、流石医者の先生だけある。頼れるお姉さんといった感じだ。~
とは言えこのネコミミの原因くらいは出来れば早く知りたい。~
催眠療法とやらで記憶が戻る可能性もあると言っていたが……~
~
次の依頼は再び『人型討伐依頼』。~
今までは付近の村の村長からの依頼ばかりだったが、今度のは商人からの依頼らしい。~
何か変わるのだろうか。~
~

//-''黄金暦92年3月''~
//今月も先月に引き続きコボルドの討伐。そしてクロスボウでの初実戦。~
//緒戦でいきなりオーカーゼリーに大きな傷を負わされたのには焦ったがその後は問題なく。~
//ゼリーの直後に地底湖があり、休憩して傷を洗って軽い処置をできたのは幸いだった。~
//ただやはりこのクロスボウは装填が大変だ。財宝も碌に出ず疲労感が先に出た。~
//というかオーカーゼリーはこの世から消えてくれ。~
//道中で入手した武器はまたもや自分に回ってきた。魔導器なのでお蔵入りだが。~
//暫くはこのままクロスボウを使って行く予定。装填もその内慣れるだろう。~
//しかし名簿を見ると、討伐主体の元ごろつきで弓系を使っている者が殆ど見当たらないのが少し不安だ。~
//~
//部屋でダラダラとしていると"以前"の知り合いと思しき[[ラディクス>名簿/11950]]という男が訪ねてきた。~
//口ぶりからすると結構親しかったと思われるが、忙しいのか高そうな酒をこちらに渡して行ってしまった。~
//相棒の顔を見に俺の部屋に来た(寄った?)との事。酒も相棒に渡してくれと渡された。~
//実感は無いけれど、これはやはり自分が相棒だったと言う事で良いのだろうか。~
//だとしたらそんな事まで忘れている自分が少し悔しい。~
//とりあえず今度こちらから様子を見に行ってみよう。~
//~
//ラディクスの他にも訪問者があった。こちらに来てから最初に会った少女、[[ミルク>名簿/16987]]だ。~
//以前からバレンタインチョコを貰っていたようで、一月遅れながら今年も持ってきてくれたようだ。~
//先月の記録を書いた後に[[ワルプルギス先生>名簿/14572]]から貰ったのを含めてバレンタインチョコが3個。~
//割ともらえるもんだなあ、などと考えつつミルクから貰ったチョコをかじる。~
//まずそのプロ顔負けの美味しさに驚き、次いでその異常な甘さに倒れそうになる。~
//甘い物食べて命の危険を感じるのは流石に初めてだ。初めての筈。が、何故か懐かしい。うーむ。~
//~
//今月もチョコを貰ったが本来はホワイトデー。こちらがお返しをする番だ。~
//こういうイベントはあまり慣れておらず、お返しを何にするかやたらと迷う。~
//かなり遅れた末、クロコには手作りマシュマロを、ワルプルギス先生には純米酒を送った。~
//そういえばお返しに行ったついでに少し"以前"の話を聞こうと思っていたのを忘れていた。~
//ワルプルギス先生のところでは色々相談事を受けているようだし改めて訪ねてみよう。~
//ミルクは今月になってからのチョコだからお返しは来月だな。~
//今の内に決めておいたほうが良いか。~
//~
//
//-''黄金暦92年2月''~
//今回はコボルド討伐の依頼。討伐対象まで一直線に進み敵も罠も無し。~
//正直前回が酷かった事もあり、凄い肩透かしをくらった気分だ。~
//実際には二、三の罠があったのだが同行者が全てうまく処理してくれた。~
//ああいうのは格好いいなぁ。いかにも冒険慣れしている感じで。~
//しかし楽に稼げるのは良いけれど、ついこの前強くなる決意をしたばかりなのにこれは……~
//~
//依頼の数日前に[[ワルプルギス>名簿/14572]]という女医の先生が訪ねてきた。~
//"以前"の知り合いらしく、親切にもこちらと面識があるかもしれない人達の載ったリストを見せてくれた。~
//その時はあまりそういう気分では無くリストを見るだけにしていたので、~
//依頼を終えてからリストを辿り、いくつかの人の所の様子を見て周る。~
//その中に一つ、やけに人が集まっている所があった。~
//人は多くとも活気は無く、むしろ失意に満ちた空気と悲嘆にくれる声に溢れている。~
//どうやら今回の依頼で命を落とした冒険者のようだ。[[モーショボー>名簿/35374]]という冒険者らしい。~
//これだけ人数が押しかける奴だ。顔の広い人気者だったのだろう。~
//自分とも面識はあったのだろうか。そう考えると少し悲しい気もしたが、~
//周りをみると記憶の無い自分は場違いであるように感じ、さっさと宿へと戻る。~
//~
//部屋へ戻ると、机の上に見覚えの無い[[羽>http://1st.momo.net/uploader/img/adv002675.jpg]]が1枚置いてあった。~
//見覚えの無い筈なのに何となく懐かしさを感じ、手に取りよく見てみる。~
//気が付けば自分は涙を流していた。心の奥から抑えきれない悲しみが止め処なく湧き出し、~
//羽を手にしたまま、ただひたすらと涙を流していた。~
//そして悲しみから少しして心に浮かぶ、「笑顔でいなければ」という使命感。~
//それが何なのかは落ち着いた今も分かってはいない。~
//ただ湧き上がる感情の洪水をその使命感で堰き止め続けていた。~
////羽は小箱に入れ保管した
//~
//数日、何もする気が起きないまま部屋でごろつき、ようやく落ち着く。~
//酒場はバレンタインがどうとかで賑わっていたが、とてもそこに混ざる気分ではない。~
//どうせ元々縁の無いイベントだし。むしろバレンタイン後の売れ残りチョコを安く手に入れるほうが重要だ。~
//などと考えていたら[[クロコ>名簿/19538]]が見上げるほどの大きさの、《超巨大チロル》を持ってきた。~
//予想外のチョコ──もらえた事も、その大きさも──にやたら動揺する。~
//その動揺でか自分でも気付かないうちに「いつもマトモじゃない」などと口走っていた。~
//戻ってきてからこんな事初めてなのに"いつも"。前にもクロコはこんなものを寄越していたのだろうか。~
//記憶の糸口になるかと懸命に思い出そうとしたが、残念ながらその口をついて出た言葉以上の事は分からなかった。~
//それにしてもこの大きさのチョコにどうお返しすればいいんだ……気持ちで勝負か……?~
//~
//次の依頼は再び『コボルド討伐依頼』。~
//どうせまた温いのだろうし今回手に入れたクロスボウを試してみよう。~
//一応的を作って試し撃ちはしてみた。威力は結構あるけれど割とぶれるなぁ。~
//ていうか矢の装填が地味にしんどい。巻き上げ機一体型なのはいいけれどギア比が悪いのかやたら回さなきゃならない。~
//戦闘中はこの巻上げを次から次へとやらなきゃいけないと思うと若干だるい。~
//~
//
//-''黄金暦92年1月''~
//『巨大な怪物討伐依頼』。正直な所、依頼書を見た時から不安で堪らなかった。~
//それでも逃げ出す訳にはいかない。それが冒険者に課せられた使命なのだ。~
//依頼日の数日前に[[ケンシン>名簿/51666]]に話を聞きに行く。~
//現状の数少ない知人の中に、似たような依頼を受けていた彼が居た事は幸いだった。~
//曰く、見上げるほどの大きな蟻やら百足やらが出るとか。特に百足はヤバイ、と。~
//聞くに恐ろしい話だが、出る敵が全く分からない状況に比べれば不安はいくらか取り除かれた。~
//それに恐らくこちらを脅かすための誇張も混じっているだろう。~
//~
//そのような自分の甘い考えは、ものの見事に撃ち砕かれた。~
//~
//依頼地の森へ着き、少々の罠と狼を切り抜け奥へと進む。~
//木々のまばらなやや開けた場所へ入ろうとした時、その広場にある太い立木が動いたように見えた。~
//しかしてその立木は立木ではなく、それは、巨大な百足だった。~
//話に聞いた通りの、見上げるほどの百足。前情報無しにコイツを見ていたらきっと腰を抜かしていただろう。~
//不利な状況ならば逃げろと言われていたが、幸いな事に消耗は殆どしていない。~
//ケンシンや他の冒険者達も今までに倒してきただろう相手。決して倒せない相手では無い筈だ。~
//パーティ全員の心の準備ができた所で広場に踏み込む。そして戦闘が始まった。~
//戦闘の内容は覚えていない。無我夢中で戦い、気が付いたら百足は動きを止めて倒れていた。~
//倒れていたのは百足だけではなく、同行者の二人も血まみれになり、倒れていた。~
//残ったメンバーも自分含め立っているのがやっとと言った状態。~
//血の匂いに誘われ狼等が来たら拙いので、遺憾ながら二人の死体はそのままでの帰還となった。~
//~
//街へ戻るも、記憶探しや街を探索する気力は無く、ただ部屋でごろついたり酒場でくだを巻いていた。~
//あの時最後に攻撃を受けていたのが自分だったらもうここには居なかっただろう。~
//運良く生き残れたとはいえ自分はまだまだ弱い。~
//人を助ける為の"強さ"なんて過ぎたものはいらないけれど、~
//せめて自分が死なない程度の"強さ"は必要だ。強くならないと。~
//~
//死亡した同行者の一人は、自分と同じく虹の裏亭経由で依頼を受け、名簿にも載っていた。~
//せめてものよしみに墓に献花をしてきたが、何やら彼は生きて戻ってきたなんて話を耳にする。~
//自分の名前が刻まれた墓も依然として在るし、そういう事も有るのだろう。~
//百足を倒した直後は心臓が止まっていたと思ったのだが。見捨ててきて恨まれているだろうか。~
//~
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//-''黄金暦91年12月''~
//今月の依頼はオーク討伐。オークは前回戦い、程度が分かっているので不安な要素は無い。~
//財宝も取得し悪くは無い結果。やたら歩き回らされたのがやや不満だったが。~
//それと道中で出てきた"オーカーゼリー"。なんだあのドロドロ生物。気持ち悪かった……~
//~
//冒険からの帰還後、南東の村へと向かい先生を訪ねる。~
//以前は無かったと言うネコミミについて話を聞く為だ。~
//先生が言うには、森で倒れてここに運ばれてきた時は無かった、との事。~
//治療以外で特別な事はしていない筈だけれど、1ヵ月後包帯を取ると耳が有ったそうだ。~
//一体なんなんだろうかこれは……既に身体の一部らしくつねれば痛いし撫でれば気持ち良い。~
//音は聞こえていないようだ。人の耳を塞いで喋ってもらったがよく聞き取れなかった。~
//~
//街へ戻るとクリスマスセールだの何だので賑わっていた。そういえばそんな時期か。~
//折角なので売れ残っているケーキ等を買って帰る。もちろんチョコケーキ。~
//虹の裏亭にも寄ってみたが騒がしすぎて付いていけないな……でも微妙に懐かしい気もする。~
//隅の方でカードゲームをやっていたのでちゃっかり混ざったりした。~
//~
//来月の依頼の詳細が送られてきていた。~
//『巨大な怪物討伐依頼』~
//……なんだ巨大な怪物って。冒険4ヶ月目の自分の手に負える相手なのか酷く不安だ。~
//~
//-''黄金暦91年11月''~
//「先月の依頼は"練習"、今月からが本当の冒険だ」~
//と聞かされてやや不安を感じていたが、蓋を開けてみれば大した事は無かった。~
//蝙蝠と、ちょっとしたオークの群れを退治して終了。結構な量の財宝も見つかりいい感じだ。~
//報酬が1300Gに財宝が山分けして2729G。数日掛けとはいえ月に一度の仕事でこれだけ儲かるとは。~
//以前の自分もその味を占めて冒険者を続けていたのだろうか。~
//~
//依頼を終えた翌日、前の部屋をまた探していたらクシャクシャの[[紙切れ>http://2d6.netgamers.jp/nota/d/dice4424.txt]]を[[2枚>http://notarejini.orz.hm/?plugin=attach&pcmd=open&file=18%BC%C1.txt&refer=%CC%BE%CA%ED%2F12028]]見つける。~
//ゴミかと思って見逃していたが、どうやら何かの質問に自分が答えたものらしい。~
//詳しい時期は不明だが古い方の質問と新しい方の質問で若干性格が違うように見える。~
//現状だと古い奴の方が自分に合っていると感じる。冒険者を続けているうちに変わって行ったのだろうか。~
//それにしても古い方の39問目の答え。~
//'''&color(#789922){>オメンコゥ!};'''~
//……当時の自分の精神状況が疑われる。~
//~
//今の部屋に居ると、[[クロコ>名簿/19538]]という少女と[[ケンシン>名簿/51666]]という男が訪ねてきた。~
//二人とも以前の時の知り合いの様だったが詳しい話は聞けず。~
//今度折りを見てこちらから訪ねてみるか。~
//それにしてもこの耳は以前にもなかったらしい。助けてくれた先生も包帯とった時若干驚いていたな……~
//
//-''黄金暦91年10月''~
//記憶を求めそれまで住んでいたと思われる場所へ辿り着いたものの、~
//それまでの暮らしぶりを示すようなものは見つからなかった。~
//これから先何が起こるか分からないので、再びこういった状況になっても困らないように日記をつける事にする。~
//~
//10月に入ってすぐに『はじめての冒険』の為、指定された場所へと向かう。~
//現地には自分の他に同じような新人冒険者が5人。~
//自分を入れ6人でPTを組み、洞窟に住み着いたゴブリンを始末する。~
//大した仕事では無かったがネズミがやたら出てきたのが印象に残った。~
//~
//依頼を達成し宿へと戻る。一息ついたところで元の住居を探索。~
//来た時より随分散らかってしまったが自分の部屋だったらしいし構わないだろう。~
//結局記憶の手がかりは何もなし。うーむ……~
//~
//今の住居に戻る途中、やたら甘い匂いが漂ってきた。~
//思わず釣られてその匂いを辿った所、以前の自分を知ると言う[[ミルク>名簿/16987]]と言う少女と出会う。~
//昔の話を聞かせてもらったが、あまり自分の経験した事という実感は湧かなかった。~
//ともあれ、以前の自分の事を語ってもらえたのはなんだか嬉しかった。~
//他にも自分を知る人がいたら話を聞いてみたいものだ。
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