名簿/207739
の編集
http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F207739
[
トップ
] [
編集
|
差分
|
バックアップ
|
添付
|
リロード
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
* グンマ家出身 エーファ・フリッツェ 207739 [#gb10eb4c] |ID:|207739| |名前:|エーファ・フリッツェ| |出身家:|グンマ| |年齢:|21| |性別:|#listbox3(女,server,sex)| |前職:|#listbox3(鉱夫,server,job)| |理由:|#listbox3(故郷に錦を飾りたくて,server,reason)| |状態:|#listbox3(野垂れ死に,server,state)| ////////// |その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=207739]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=207739]]| |>|http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst012931.png| // // ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。 // タイトルの「家出身」の記述も含まれます。 *遠き山に日は落ちて [#v12dd678] CENTER:~ あまり頭が良くないエーファだが大体の事は判っていた~ "あのアイスマン"は父親ではない、と~ ~ これからどうすればいいのか~ 行く先の見えない不安感を何とか拭おうとしたその矢先だった~ ~ エーファの喉を掴んだミイラの手~ 次の瞬間首から勢い良く吹き出す血~ ~ それ以降は覚えてなかった~ ~ ~ ***最後の10分 [#m970c54d] CENTER:死んだ、死ぬとはこういう感覚なのか~ ~ 寝ているような感覚で~ 虫が鳴いていて~ 風が涼しくて~ お腹が空いて~ ~ …は?~ ~ 「おはよう」~ ~ どこか聞き覚えがある声が聞こえた~ ゆっくりと起き上がり、声が聞こえた方向を向く~ 長身の夏なのにロングコートを着た男がそこにいた~ ~ 「気分は?」~ ~ ロングコートの男が尋ねてくる~ 手は大丈夫、足も特には~ 心臓は…動いてる~ じゃあ首は……?~ ~ 「冷たっ」~ ~ 氷?首の周りに!?~ ~ 「応急処置をしたところだ、触っては解けるぞ」~ 「と、言うことは命の恩人かしら?」~ 「命の恩人…とまでは行かなかったな、出来れば助けたかったのだが」~ 「じゃあここは?天国?やっぱり私はいいことばっかりしてたから当然…」~ ~ ロングコートの男にチョップされた、冗談の通じない人だ~ とりあえず今の状況を把握しなきゃならない。まずは何を聞くべきだろうか、現在地だろうか~ ~ 「時間がないから聞いてくれ」~ 「ん?」~ ~ ロングコートの男が険しい表情で言ってくる、相当真面目な話なんだろうねぇ~ デートのお誘いだったらどうしようかしら、そんなに安い女じゃないわ~ ~ 「私と君はあと10分足らずで死ぬ」~ ~ ''「はぁ!?」''~ ~ 衝撃的な事言われて10分立つ前にショック死するかと思った~ ~ ***クローネンベルクのマイスタージンガー [#v6a2d96f] CENTER:~ 「10分じゃゆっくりティータイムにもできないね」~ ~ 落ち着いて言ったつもりだが声が震えてる、動揺しているのが自分でも手に取るようにわかる~ ~ 「だが、君にはこの10分足らずの間に出来ることがあるはずだ」~ ~ ロングコートの男は落ち着いている、それはそうだろう私は死ぬけど彼は死なないもの~ 10分足らずで何が出来る?誰かに伝える?何が?わからない。何がなんだかわからない~ 何も考えられない、あと何分?何分で死ぬの?~ ~ 「わからない!10分もないのに何が出来るの!?もうダメだ、ダメなのよ!」~ ~ もう泣くしかなかった、何を求められているのか、何をすればいいのかわからなくて~ ~ 「落ち着きなさい」~ ~ 聞き覚えがある声だ、急にいなくなったあの人の声~ ~ 「アカギ…さん…?」~ ~ 数年前と変わらない姿で彼女はサックスを持ちにこやかに笑った~ ~ 「さあ、歌いましょ?涙は似合わないわ、クローネンベルクのマイスタージンガーさん?」~ ~ そうだ、倒れるならば最後まで笑って、陽気に行こう。涙なんて流す暇はない!~ ~ 「ふふ…曲、覚えてるんですか?」~ 「寝言は寝て言うものよ?」~ 「最後ぐらい…陽気で面白おかしい変な曲にしましょうよ」~ 「言うと思ったわ、あなたの思うことなんてお見通しよ。さ、行くわよ」 ~ ~ ~ ~ ~ 今すぐ 会いたいな~ ~ 君にだけ 見せたいな~ ~ でもね ママが帰るまで~ ~ 落とさなきゃ~ ~ ありゃ・・・拭いても〜落ちない!?!!~ ~ たすけて お願い〜〜!!!~ ~ ~ ~ さあ、今レッツゴー&ゴー~ ~ どこまでも行こう~ ~ はりきって!!~ ~ 失敗は成功の素って先生言ってたよ~ ~ ワカリマスカ?~ ~ そ〜れ!!~ ~ ホップ・ステップ・ジャンプ&ジャンプ~ ~ 君と手繋いで~ ~ 大好き!~ ~ でもね5時のチャイムにはちゃんと帰るから~ ~ ~ ~ [[アッチッチ 1緒がいいね:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F67777]]~ ~ [[いつも 2っと笑って:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F117711]]~ ~ それだけで 嬉しくて~ ~ [[運命に 神様3キュー:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F192664]]~ ~ [[永遠に 4の5の言わず:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F200854]]~ ~ 私だけの 君でいて~ ~ ~ ~ [[おっとっと 6っとしちゃうぞ:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F165039]]~ ~ [[かならず 7かよしだよ:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F205161]]~ ~ ケンカとか しちゃうけど~ ~ [[キラリ ホットな8―ト:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F204573]]~ ~ [[おなか 9っと鳴いた:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F197965]]~ ~ 花よりも団子がいい~ ~ ~ ~ [[パパが見つけたママ:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F207126]]~ ~ [[ママが見つけたパパ:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F187164]]~ ~ いつまでも お幸せに~ ~ 私見つけた君~ ~ 君が見つけた私~ ~ 探したい お幸せを~ ~ ~ ~ ***ペガサスのマイスタージンガー [#s5c8674b] CENTER:~ 「はは…10分しか時間ないのに1から9までの数え歌だなんて…アカギさん趣味わるいー…ふふ…」~ 「丁度いいじゃない…ふふふ……」~ ~ その場に三人は倒れこんだ。おそらく消耗が激しいのだろう~ 死期はすぐそこまで来ていると言うことを三人に実感させた~ ~ 「私の力も…そろそろ限界か…」~ 「お父さんもだらしないなぁ……もうちょっと頑張ってよ」~ 「はは……気づかれたか。そうだ、私がアイスエレメンタル…世間ではアイスマンで通っている……」~ ~ アイスマン。エーファの本当の父親は生き絶え絶えながら話を続けた~ ~ 「アカギが生きているのも、エーファが生きているのも、全ては私の生命の源であり私の魔力を使い動く氷の心臓があるからだ~ しかし私が動かせるのはせいぜい2つ…アカギと私、そしてエーファのを動かすにはいささか力不足だったようだ」~ ~ アイスマンが最後の力を振り絞り、立ち上がった~ ~ 「しかし、まだ最後の手段が…ある。私の魔力、アカギの肉体を使い…エーファ、お前はペガサスにする…~ そして大空を飛び、お前の母親…マクダレーネと…人とペガサスとの……」~ ~ アカギも最後の力で立ち上がり、言った~ ~ 「エーファ、行きなさい。私の分までも、アイスマンの分も、そしてあなたを支えてくれたみんなの分も」~ ~ エーファは無言で頷き、目を閉じた~ ~ ~ その日、各所で空を飛ぶ馬を目撃したという人々が大勢現れた~ エーファは飛び立った。アカギの力で肉体をよみがえらせ、母と同じ歌の力を身につけ、アイスマンの力で翼を生やして~ ~ ~ ~ ~ ~ 「おや、メデューサの子って実在したんだ……是非ともお友達になりたいなぁ……そうだなぁ、一つやってみようか」 ~ ゴールデンロアの舞台となる国とはまた別の異国の地~ [[マスカレード>名簿/78135]]は空を飛ぶ馬を見て一つ何かを思いついたようだが……またそれは別の話である~ ~ ~ ~ ~ ---- [[修正:http://notarejini.orz.hm/?cmd=edit&page=%A5%A2%A5%A4%A5%B9%A5%DE%A5%F3%A1%A2%A4%C1%A4%E3%A4%F3%A4%C8%C7%A7%C3%CE%A4%B7%A4%C6%A4%E8%A1%AA]] #pcomment(アイスマン、ちゃんと完成させてよ!,10,below,reply) ~ ~ *ペガサスのマイスタージンガー [#y9e2733f] とある村に不思議な少女がいた~ その子は山中でたたずんでいた所を保護され、村人は両親を探しに山を探索したものの見つかることは無かった~ ~ 身元を引き受けた老夫婦が歌の才能や感受性の高さ、何でも覚えるという記憶力の高さから少女から只者ではないと感じ、都の全寮制の学校へと行かせた~ ~ わずか8歳で数々の古文書を読解し、10歳でアカデミーを卒業~ そして最低でも7-8年かかると言われるマイスタージンガーの称号をわずか1年後の11歳で習得した~ その歌声は人々を鼓舞したり精神を落ち着かせるだけにとどまらず~ 傷を治癒や痛覚を一時的に取り払い怯む事のない体にする等不思議な力があった~ ~ 12歳になったある日、ぜひ不思議な歌声を研究させて欲しいとせがむ多くの研究者を尻目に彼女は村へ帰ることにした~ 彼女は都の図書館の知識を全て吸収し、興味がなくなっていたのだ~ ~ 帰る彼女の傍らには黒いローブを纏いフードをかぶった男がいた~ 別れの挨拶を寮母にした時に少女に男の事を聞くと男は特に名前というものは無いがあえて言うならば…とアイスマンと名乗りフードを脱ぎ挨拶をした~ ~ 二人は都を去り、少女の故郷の村へと向かった~ ~ 人の行動理由は欲である。睡眠、食事、性、さまざまな欲によって人は動かされる~ そして邪な方向に思考が行った場合、最も人を凶暴にさせるであろう名誉欲と金銭欲に突き動かされた者達が少女らを捕獲しようと動いていた~ ~ 都の研究者は少女を捕らえ、歌声の秘密を解明し名誉を得ようと~ 人買いは少女を捕らえ、その不思議な力で富を得ようと~ そして国の軍隊の指揮官はその少女の力を軍事転用しようと少女らをつけねらった~ ~ 彼らは村へと続く獣道同然の道で待ち構えていた~ そこへやってきた少女達を見た時、誰もが目を疑った~ ~ そこを歩いていたのはアイスマンと名乗る男と一緒に歩く1頭の馬、しかもただの馬ではない。綺麗な純白の羽がついた馬、ペガサスだった~ 多くの者がその美しさに見とれる中、それを捕獲し富を得ようとする一団が二人に襲い掛かった~ ~ 美しさに見とれていた者達が次に見たのは地獄絵図であった~ ~ 即座にペガサスはあの少女の声で呪いの言葉を綴った歌を歌い、襲い掛かった一団だけではなく、美しさに見とれていた者達の動きをも止めさせた~ そして動きを止められた者達にアイスマンが手のひらをかざすと一瞬で氷像になってしまった~ そしてアイスマンがペガサスに乗り、ペガサスが羽を広げて氷像の間を縫いつつ走り抜けて行った~ ~ 呪いの歌の効力が解けた一団が見たものは頭だけが砕かれたたくさんの氷像だった~ ~ この一軒は追跡者達に大きな衝撃を与え、自体を悪い方向へと進ませた~ ~ 一つの物事に囚われた人々は自分に都合のいい解釈をし、判断力が低下してしまった~ ペガサスを何が何でも捕まえたい一団は少女の故郷の村へ先回りし、村に火を放ち村人を虐殺した~ ~ これで彼らは少女の帰る村、家、育ての親を奪い気力を失わせ捕らえようとしたのだろう~ もちろんそれらの目論見は逆効果だった~ ~ これを見た少女は己の浅はかさを恨み、悲しみ、絶望し、そして憤怒した~ 少女は涙を流しつつ光に包まれた~ そして光の中から出てきた姿はペガサスではなく、憤怒の象徴であるユニコーンだった~ ~ 翌日、アイスマンと少女はそれぞれ別の方向へ向かっていった~ 今まで学んだ知識を役立てるために、そして過ちを繰り返さないために~ 体に宿した新しい命をユニコーンへと墜さないために~ 少女は遠い山奥へ去っていった~ ~ *クローネンベルクの捨て子 [#q439950e] 鉱山で栄える街、エーファはそこで働いていた~ 昼は鉱山で、夜は[[アカギ>名簿/200098]]の店でシンガーとして暮らしていた~ アカギとは姉妹みたいなものでエーファはアカギに拾われたのだ~ アカギ曰く「光る馬がこの子を頼むってエーファを私に渡した」だそうだ~ ~ もちろんその話はエーファ以外の誰も信じなかった~ 酒場の男たちに言ったら 「鉱山の守り神のユニコーンの子か!こりゃ拝まなきゃな!山の女神にカンパーイ!ワハハハハハ!」 と、豪快に笑い飛ばされてしまった~ ~ アカギがふらりと外の世界へ行き数ヶ月、エーファの元に手紙が届いた~ 「アイスマンと名乗る男が居た」と~ うっすらと覚えている母の声~ そしてその声の中にあるアイスマンという単語~ 一直線な彼女は父親かどうか確たる証拠も無いのにアイスマンという名前だけでアカギの元へ行く決意を固めた~ ~ 全ては自分のことが知りたいが一心の事であった~ 自分は何なのか、この体は一体何なのか~ ~ ~ この、ユニコーンに変身する事ができる私は一体何なのか~ *がーお [#hfe39b91] //ブリリアントフロイライン桃源郷スイッチ常時ON! //ガンダムはF91が至高スイッチクロスボON! // // //http://mabinogi.or.tp/pmcs/v4/1/3GoMep //http://mabinogi.or.tp/pmcs/v4/1/1hNX0N //http://mabinogi.or.tp/pmcs/v4/1/1d6O3z //http://mabinogi.or.tp/pmcs/v4/1/1PyMuU //http://mabinogi.or.tp/pmcs/v4/1/2R08Ky // //元ネタ //ニュンベルクのマイスタージンガー //動物寓意譚 // //イウェカとパララ出すならラデカも出せ?よく覚えてないんだよアレ // //以下フリースペース、自由に%%放置プレイ%%レイプしていいぞッ! // // //お疲れサマー。数え歌はちょっとびっくりしたー。エーファとはそんなに絡んでないのに…ありがたい… //それじゃまた馬と会えるのを楽しみにしてるよーあはは(数え歌の2) ///次はあるのかないのか!それは誰も知らない!私も考えてない! ///幸せな奴は皆死んでしまえばいいのに!あ、死んでた //墓場登録してないから帰ってくると思ったのに…お疲れ様 ///次!次のキャラは墓場に登録するって!多分!きっと!忘れなければ! ///しかし薄い、やっぱり40ヶ月ぐらい生きてないと中身が薄く感じるなぁ… //遅くなっちゃったケド、お疲れさまでした。 //USGロゴくらいでしか絡めなかったケド、ホントありがとね。数え歌は何度見ても涙腺がー、ううう…… //こっちのはもうすぐいなくなっちゃう(予定)ケド、縁があったらまたどこかで(ぱぱぱ ///いいんだよいいんだよ、即キャラ作って会いに来てもいいんだよ(チラッチラッ ///しっかしロゴ作ったの誰なんじゃろ… //情熱が回復し次第会いにいくよー!娘とは半年近い付き合いだったから喪失感が大きくてね…… //ロゴ?コメントアウトに合計34個のスパムを置いてかれたヒトの仕業だと思うよ?にやにや(ぱぱぱ ///半年かー、半年は長いなー。ははは(その半年に死んだ5人の死体を見ながら) ///てめぇ!貴様の仕業か!オールスターGUNMA大感謝祭パンチ!(ぱるなは感謝された!) ///復帰するまでに何人死ぬんだろうか、と考えたのは秘密である ///文士の微妙さがたまらないわ…
タイムスタンプを変更しない
* グンマ家出身 エーファ・フリッツェ 207739 [#gb10eb4c] |ID:|207739| |名前:|エーファ・フリッツェ| |出身家:|グンマ| |年齢:|21| |性別:|#listbox3(女,server,sex)| |前職:|#listbox3(鉱夫,server,job)| |理由:|#listbox3(故郷に錦を飾りたくて,server,reason)| |状態:|#listbox3(野垂れ死に,server,state)| ////////// |その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=207739]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=207739]]| |>|http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst012931.png| // // ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。 // タイトルの「家出身」の記述も含まれます。 *遠き山に日は落ちて [#v12dd678] CENTER:~ あまり頭が良くないエーファだが大体の事は判っていた~ "あのアイスマン"は父親ではない、と~ ~ これからどうすればいいのか~ 行く先の見えない不安感を何とか拭おうとしたその矢先だった~ ~ エーファの喉を掴んだミイラの手~ 次の瞬間首から勢い良く吹き出す血~ ~ それ以降は覚えてなかった~ ~ ~ ***最後の10分 [#m970c54d] CENTER:死んだ、死ぬとはこういう感覚なのか~ ~ 寝ているような感覚で~ 虫が鳴いていて~ 風が涼しくて~ お腹が空いて~ ~ …は?~ ~ 「おはよう」~ ~ どこか聞き覚えがある声が聞こえた~ ゆっくりと起き上がり、声が聞こえた方向を向く~ 長身の夏なのにロングコートを着た男がそこにいた~ ~ 「気分は?」~ ~ ロングコートの男が尋ねてくる~ 手は大丈夫、足も特には~ 心臓は…動いてる~ じゃあ首は……?~ ~ 「冷たっ」~ ~ 氷?首の周りに!?~ ~ 「応急処置をしたところだ、触っては解けるぞ」~ 「と、言うことは命の恩人かしら?」~ 「命の恩人…とまでは行かなかったな、出来れば助けたかったのだが」~ 「じゃあここは?天国?やっぱり私はいいことばっかりしてたから当然…」~ ~ ロングコートの男にチョップされた、冗談の通じない人だ~ とりあえず今の状況を把握しなきゃならない。まずは何を聞くべきだろうか、現在地だろうか~ ~ 「時間がないから聞いてくれ」~ 「ん?」~ ~ ロングコートの男が険しい表情で言ってくる、相当真面目な話なんだろうねぇ~ デートのお誘いだったらどうしようかしら、そんなに安い女じゃないわ~ ~ 「私と君はあと10分足らずで死ぬ」~ ~ ''「はぁ!?」''~ ~ 衝撃的な事言われて10分立つ前にショック死するかと思った~ ~ ***クローネンベルクのマイスタージンガー [#v6a2d96f] CENTER:~ 「10分じゃゆっくりティータイムにもできないね」~ ~ 落ち着いて言ったつもりだが声が震えてる、動揺しているのが自分でも手に取るようにわかる~ ~ 「だが、君にはこの10分足らずの間に出来ることがあるはずだ」~ ~ ロングコートの男は落ち着いている、それはそうだろう私は死ぬけど彼は死なないもの~ 10分足らずで何が出来る?誰かに伝える?何が?わからない。何がなんだかわからない~ 何も考えられない、あと何分?何分で死ぬの?~ ~ 「わからない!10分もないのに何が出来るの!?もうダメだ、ダメなのよ!」~ ~ もう泣くしかなかった、何を求められているのか、何をすればいいのかわからなくて~ ~ 「落ち着きなさい」~ ~ 聞き覚えがある声だ、急にいなくなったあの人の声~ ~ 「アカギ…さん…?」~ ~ 数年前と変わらない姿で彼女はサックスを持ちにこやかに笑った~ ~ 「さあ、歌いましょ?涙は似合わないわ、クローネンベルクのマイスタージンガーさん?」~ ~ そうだ、倒れるならば最後まで笑って、陽気に行こう。涙なんて流す暇はない!~ ~ 「ふふ…曲、覚えてるんですか?」~ 「寝言は寝て言うものよ?」~ 「最後ぐらい…陽気で面白おかしい変な曲にしましょうよ」~ 「言うと思ったわ、あなたの思うことなんてお見通しよ。さ、行くわよ」 ~ ~ ~ ~ ~ 今すぐ 会いたいな~ ~ 君にだけ 見せたいな~ ~ でもね ママが帰るまで~ ~ 落とさなきゃ~ ~ ありゃ・・・拭いても〜落ちない!?!!~ ~ たすけて お願い〜〜!!!~ ~ ~ ~ さあ、今レッツゴー&ゴー~ ~ どこまでも行こう~ ~ はりきって!!~ ~ 失敗は成功の素って先生言ってたよ~ ~ ワカリマスカ?~ ~ そ〜れ!!~ ~ ホップ・ステップ・ジャンプ&ジャンプ~ ~ 君と手繋いで~ ~ 大好き!~ ~ でもね5時のチャイムにはちゃんと帰るから~ ~ ~ ~ [[アッチッチ 1緒がいいね:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F67777]]~ ~ [[いつも 2っと笑って:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F117711]]~ ~ それだけで 嬉しくて~ ~ [[運命に 神様3キュー:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F192664]]~ ~ [[永遠に 4の5の言わず:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F200854]]~ ~ 私だけの 君でいて~ ~ ~ ~ [[おっとっと 6っとしちゃうぞ:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F165039]]~ ~ [[かならず 7かよしだよ:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F205161]]~ ~ ケンカとか しちゃうけど~ ~ [[キラリ ホットな8―ト:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F204573]]~ ~ [[おなか 9っと鳴いた:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F197965]]~ ~ 花よりも団子がいい~ ~ ~ ~ [[パパが見つけたママ:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F207126]]~ ~ [[ママが見つけたパパ:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F187164]]~ ~ いつまでも お幸せに~ ~ 私見つけた君~ ~ 君が見つけた私~ ~ 探したい お幸せを~ ~ ~ ~ ***ペガサスのマイスタージンガー [#s5c8674b] CENTER:~ 「はは…10分しか時間ないのに1から9までの数え歌だなんて…アカギさん趣味わるいー…ふふ…」~ 「丁度いいじゃない…ふふふ……」~ ~ その場に三人は倒れこんだ。おそらく消耗が激しいのだろう~ 死期はすぐそこまで来ていると言うことを三人に実感させた~ ~ 「私の力も…そろそろ限界か…」~ 「お父さんもだらしないなぁ……もうちょっと頑張ってよ」~ 「はは……気づかれたか。そうだ、私がアイスエレメンタル…世間ではアイスマンで通っている……」~ ~ アイスマン。エーファの本当の父親は生き絶え絶えながら話を続けた~ ~ 「アカギが生きているのも、エーファが生きているのも、全ては私の生命の源であり私の魔力を使い動く氷の心臓があるからだ~ しかし私が動かせるのはせいぜい2つ…アカギと私、そしてエーファのを動かすにはいささか力不足だったようだ」~ ~ アイスマンが最後の力を振り絞り、立ち上がった~ ~ 「しかし、まだ最後の手段が…ある。私の魔力、アカギの肉体を使い…エーファ、お前はペガサスにする…~ そして大空を飛び、お前の母親…マクダレーネと…人とペガサスとの……」~ ~ アカギも最後の力で立ち上がり、言った~ ~ 「エーファ、行きなさい。私の分までも、アイスマンの分も、そしてあなたを支えてくれたみんなの分も」~ ~ エーファは無言で頷き、目を閉じた~ ~ ~ その日、各所で空を飛ぶ馬を目撃したという人々が大勢現れた~ エーファは飛び立った。アカギの力で肉体をよみがえらせ、母と同じ歌の力を身につけ、アイスマンの力で翼を生やして~ ~ ~ ~ ~ ~ 「おや、メデューサの子って実在したんだ……是非ともお友達になりたいなぁ……そうだなぁ、一つやってみようか」 ~ ゴールデンロアの舞台となる国とはまた別の異国の地~ [[マスカレード>名簿/78135]]は空を飛ぶ馬を見て一つ何かを思いついたようだが……またそれは別の話である~ ~ ~ ~ ~ ---- [[修正:http://notarejini.orz.hm/?cmd=edit&page=%A5%A2%A5%A4%A5%B9%A5%DE%A5%F3%A1%A2%A4%C1%A4%E3%A4%F3%A4%C8%C7%A7%C3%CE%A4%B7%A4%C6%A4%E8%A1%AA]] #pcomment(アイスマン、ちゃんと完成させてよ!,10,below,reply) ~ ~ *ペガサスのマイスタージンガー [#y9e2733f] とある村に不思議な少女がいた~ その子は山中でたたずんでいた所を保護され、村人は両親を探しに山を探索したものの見つかることは無かった~ ~ 身元を引き受けた老夫婦が歌の才能や感受性の高さ、何でも覚えるという記憶力の高さから少女から只者ではないと感じ、都の全寮制の学校へと行かせた~ ~ わずか8歳で数々の古文書を読解し、10歳でアカデミーを卒業~ そして最低でも7-8年かかると言われるマイスタージンガーの称号をわずか1年後の11歳で習得した~ その歌声は人々を鼓舞したり精神を落ち着かせるだけにとどまらず~ 傷を治癒や痛覚を一時的に取り払い怯む事のない体にする等不思議な力があった~ ~ 12歳になったある日、ぜひ不思議な歌声を研究させて欲しいとせがむ多くの研究者を尻目に彼女は村へ帰ることにした~ 彼女は都の図書館の知識を全て吸収し、興味がなくなっていたのだ~ ~ 帰る彼女の傍らには黒いローブを纏いフードをかぶった男がいた~ 別れの挨拶を寮母にした時に少女に男の事を聞くと男は特に名前というものは無いがあえて言うならば…とアイスマンと名乗りフードを脱ぎ挨拶をした~ ~ 二人は都を去り、少女の故郷の村へと向かった~ ~ 人の行動理由は欲である。睡眠、食事、性、さまざまな欲によって人は動かされる~ そして邪な方向に思考が行った場合、最も人を凶暴にさせるであろう名誉欲と金銭欲に突き動かされた者達が少女らを捕獲しようと動いていた~ ~ 都の研究者は少女を捕らえ、歌声の秘密を解明し名誉を得ようと~ 人買いは少女を捕らえ、その不思議な力で富を得ようと~ そして国の軍隊の指揮官はその少女の力を軍事転用しようと少女らをつけねらった~ ~ 彼らは村へと続く獣道同然の道で待ち構えていた~ そこへやってきた少女達を見た時、誰もが目を疑った~ ~ そこを歩いていたのはアイスマンと名乗る男と一緒に歩く1頭の馬、しかもただの馬ではない。綺麗な純白の羽がついた馬、ペガサスだった~ 多くの者がその美しさに見とれる中、それを捕獲し富を得ようとする一団が二人に襲い掛かった~ ~ 美しさに見とれていた者達が次に見たのは地獄絵図であった~ ~ 即座にペガサスはあの少女の声で呪いの言葉を綴った歌を歌い、襲い掛かった一団だけではなく、美しさに見とれていた者達の動きをも止めさせた~ そして動きを止められた者達にアイスマンが手のひらをかざすと一瞬で氷像になってしまった~ そしてアイスマンがペガサスに乗り、ペガサスが羽を広げて氷像の間を縫いつつ走り抜けて行った~ ~ 呪いの歌の効力が解けた一団が見たものは頭だけが砕かれたたくさんの氷像だった~ ~ この一軒は追跡者達に大きな衝撃を与え、自体を悪い方向へと進ませた~ ~ 一つの物事に囚われた人々は自分に都合のいい解釈をし、判断力が低下してしまった~ ペガサスを何が何でも捕まえたい一団は少女の故郷の村へ先回りし、村に火を放ち村人を虐殺した~ ~ これで彼らは少女の帰る村、家、育ての親を奪い気力を失わせ捕らえようとしたのだろう~ もちろんそれらの目論見は逆効果だった~ ~ これを見た少女は己の浅はかさを恨み、悲しみ、絶望し、そして憤怒した~ 少女は涙を流しつつ光に包まれた~ そして光の中から出てきた姿はペガサスではなく、憤怒の象徴であるユニコーンだった~ ~ 翌日、アイスマンと少女はそれぞれ別の方向へ向かっていった~ 今まで学んだ知識を役立てるために、そして過ちを繰り返さないために~ 体に宿した新しい命をユニコーンへと墜さないために~ 少女は遠い山奥へ去っていった~ ~ *クローネンベルクの捨て子 [#q439950e] 鉱山で栄える街、エーファはそこで働いていた~ 昼は鉱山で、夜は[[アカギ>名簿/200098]]の店でシンガーとして暮らしていた~ アカギとは姉妹みたいなものでエーファはアカギに拾われたのだ~ アカギ曰く「光る馬がこの子を頼むってエーファを私に渡した」だそうだ~ ~ もちろんその話はエーファ以外の誰も信じなかった~ 酒場の男たちに言ったら 「鉱山の守り神のユニコーンの子か!こりゃ拝まなきゃな!山の女神にカンパーイ!ワハハハハハ!」 と、豪快に笑い飛ばされてしまった~ ~ アカギがふらりと外の世界へ行き数ヶ月、エーファの元に手紙が届いた~ 「アイスマンと名乗る男が居た」と~ うっすらと覚えている母の声~ そしてその声の中にあるアイスマンという単語~ 一直線な彼女は父親かどうか確たる証拠も無いのにアイスマンという名前だけでアカギの元へ行く決意を固めた~ ~ 全ては自分のことが知りたいが一心の事であった~ 自分は何なのか、この体は一体何なのか~ ~ ~ この、ユニコーンに変身する事ができる私は一体何なのか~ *がーお [#hfe39b91] //ブリリアントフロイライン桃源郷スイッチ常時ON! //ガンダムはF91が至高スイッチクロスボON! // // //http://mabinogi.or.tp/pmcs/v4/1/3GoMep //http://mabinogi.or.tp/pmcs/v4/1/1hNX0N //http://mabinogi.or.tp/pmcs/v4/1/1d6O3z //http://mabinogi.or.tp/pmcs/v4/1/1PyMuU //http://mabinogi.or.tp/pmcs/v4/1/2R08Ky // //元ネタ //ニュンベルクのマイスタージンガー //動物寓意譚 // //イウェカとパララ出すならラデカも出せ?よく覚えてないんだよアレ // //以下フリースペース、自由に%%放置プレイ%%レイプしていいぞッ! // // //お疲れサマー。数え歌はちょっとびっくりしたー。エーファとはそんなに絡んでないのに…ありがたい… //それじゃまた馬と会えるのを楽しみにしてるよーあはは(数え歌の2) ///次はあるのかないのか!それは誰も知らない!私も考えてない! ///幸せな奴は皆死んでしまえばいいのに!あ、死んでた //墓場登録してないから帰ってくると思ったのに…お疲れ様 ///次!次のキャラは墓場に登録するって!多分!きっと!忘れなければ! ///しかし薄い、やっぱり40ヶ月ぐらい生きてないと中身が薄く感じるなぁ… //遅くなっちゃったケド、お疲れさまでした。 //USGロゴくらいでしか絡めなかったケド、ホントありがとね。数え歌は何度見ても涙腺がー、ううう…… //こっちのはもうすぐいなくなっちゃう(予定)ケド、縁があったらまたどこかで(ぱぱぱ ///いいんだよいいんだよ、即キャラ作って会いに来てもいいんだよ(チラッチラッ ///しっかしロゴ作ったの誰なんじゃろ… //情熱が回復し次第会いにいくよー!娘とは半年近い付き合いだったから喪失感が大きくてね…… //ロゴ?コメントアウトに合計34個のスパムを置いてかれたヒトの仕業だと思うよ?にやにや(ぱぱぱ ///半年かー、半年は長いなー。ははは(その半年に死んだ5人の死体を見ながら) ///てめぇ!貴様の仕業か!オールスターGUNMA大感謝祭パンチ!(ぱるなは感謝された!) ///復帰するまでに何人死ぬんだろうか、と考えたのは秘密である ///文士の微妙さがたまらないわ…
テキスト整形のルールを表示する