名簿/473199
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**設定 [#o64831ab] :外見| -身長はそれほど高くない、彼くらいの年頃の平均から比べれば10cm近く低い。具体的に言うと160cm台 -体重はあまり重くない、日々農業に従事して動物性たんぱく質を余り取る機会が無い為だ。 -彼の着ている衣服は着古されたボロばかりである。農作業をする時はオーバーオールにシャツ、麦わら帽子という極々有り触れた農作業スタイル&br;街に出る時は少しばかりおめかしをするが、それでも野暮ったいというか、この街出身である癖に田舎くさい -彼は中性的な容姿をしている。単なる発育不良かもしれない :性格| -のんびり屋。何があってもけせらせらなお人好し -あまり自己主張をしない。人から何かを頼まれると二つ返事ですぐ了承する -無欲。あまり物に執着をする事はない -友人というものにあまり縁の無い生活をしていた為距離感の掴み方をよく分かっていない -代わり映えのしない日々を過ごしているだけで何となく幸せそうにほわほわとしている :その他| -町外れの小さな畑で農夫を営んでいる。 -両親とは近年、死別した。畑は親から引き継いだものだが自分のもの、という訳ではない --地主さんは変な性格だが優しい人で、作物をある程度渡すだけで好き勝手やらせてもらっている -畑の近くにある大樹に寄り添うような立つ小さな平屋に住んでいる。街中には徒歩一時間くらい --築うん十年といった趣きで、ぼろっちい。雨漏りとかする。でもその割に台風とかにも負けない程度には丈夫な不思議建築 -手先が器用。幼い頃から内職とかで鍛えられたという -家事は得意とは言わないが、ひと通り不自由なく行える #region(ひみつ) :?| -とある農業に関する書物の一説 --〜〜〜〜〜〜〜〜&br;与太話ではありますが、農業を営むものにとっては、夢のようなお話を一つご紹介しましょう。&br;本来であれば収穫までに一年二年では済まない時間のかかる作物がただの一ヶ月で成長するという土地があるのだそうです&br;おそらく懸命な読者の方は信じておられないでしょう?かく言う筆者も現実にお目にかかった事が無いので、ただの夢物語として考えておりますが&br;しかし不思議な事に、このお話は世界各国、何処の地方に行っても農家の間ではまことしやかに噂をされているのです&br;このお話については説が多数有り、一種の伝承のようなものだとされています。その一部を記しておきましょう&br;曰く、豊穣の女神が世界を巡る最中立ち寄り、足を休める場所がそこである&br;曰く、コロボックル(ここで言うコロボックルとは所謂、蕗の下の妖精と呼ばれるそれではなく、豊穣の神の御使とされる精霊の一種)が住む土地である&br;曰く、農家を営むものの間で広く信じられるルーンと呼ばれる力、それの湧きでる場所である&br;曰く、土地ではなくそこに住む者が大地の力を持って生まれたのである&br;…完全に説ではなく各地の言い伝えですね(笑)しかしこのようなものがあるのなら筆者も一度体験してみたいものです&br;〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 -騎士団駐屯所にある事故調査報告書 --概要:黄金歴207年4月未明、農業地帯で怪物による襲撃事故が発生。&br;被害規模:食料品を盗まれる、家屋の破壊、田畑を荒される等の物損案件が9割。遭遇した農民が襲われ負傷した案件が残りの大半を締める。&br;また、就寝中に襲撃を受けた小作農家の一家全員が殺害される案件も一件発生。内二名、家主とその妻は遺体の損傷が激しく、どうやら殺害後その体を怪物に捕食された模様。被害人数三名&br;〜〜〜〜〜〜 -トーリン・ファルーク --幼少期には「友達だ」と言って誰もいない空間を指さしたり、一人であるのに誰かと走りまわっているようなはしゃいだ声を上げる、少し変わった子供であった&br;成長していくと、そういった奇癖は成りを潜めて両親の手伝いを良くし、誰にでも優しく礼儀正しい、評判の良い少年となっていく&br;そんなトーリン・ファルークは正式な戸籍上、13歳の時魔物の襲撃を受けて両親と共に死亡した事になっている&br;実際に本来トーリン・ファルークと呼ばれた人物の魂は既に天へと召されている&br;両親を目の前で惨殺されたショックで心停止を起こし、死亡した&br;遺体は残った両親の亡骸とは別に棺桶に詰められ、墓地へと土葬された&br;しかし現在、ファルーク家の墓を暴けばそこに彼の亡骸はない&br;死んだはずの彼は、現在元々暮らしていた農園で元気に農業を営み、愛する人と共に暮らしている -ユニカが目にした、彼を見ていたもの --上記の伝承にも書かれている、豊穣の神の御使とされる精霊、コロボックルである&br;条件の整った大地であるこの土地で育まれ、数十年前にトーリンの家の脇にある大樹を本体として発生した&br;意思こそ持たなかったが長い間この土地を見守り、その力を注いで豊穣をもたらし人々を助けていた&br;それが十年程前、この大地を深く愛する、純粋な心を持った幼少期のトーリンに発見される&br;当初はただただ追いかけてくるトーリンから逃げまわるばかりだったが、それを切欠に徐々に意思を持ち始める&br;トーリンの数少ない友達として過ごしていたが、トーリンは成長するに従ってコロボックルの姿を見る事が出来なくなっていく&br;コロボックルは真から心の純粋な者にしか見る事が出来ない存在で、人間が成長するという事は純粋なものに新たに色を塗り重ねる行為である為だ&br;ある時からトーリンは完全にコロボックルの姿を見る事が出来なくなった&br;だが、コロボックルはトーリンの事を忘れず、それからもずっと大地と、彼を見守っていた -その時に起こった事 --トーリンが死んだその瞬間も彼を見ていたが、何もする事が出来なかったコロボックルは酷く悲しんだ&br;自分に、意思というものをくれた少年に何としても恩返しをしたかったコロボックルは自らの生命を差し出して、彼を蘇らせようと試みた&br;亡骸となった少年の胸にそっと手を添えると、光の粒子となって彼の中へと消えて行く&br;そうしてコロボックルは消え、その本体たる大樹はその時を止め眠りに就く&br;だが、新たな魂が宿った筈のトーリンは、動く事無い死体のまま眠り続ける&br;如何に神の使いたる精霊とは言え、自然の摂理に唾を吐くようなその行為は失敗したかに思えたが&br;実際には、精霊の魂と人間の体が静かに溶け合い、融合を始めていた&br;一週間の時が流れ、新たな存在と生まれ変わった「彼」は土中の棺桶の中で目覚める&br;自ら墓を暴き、外の世界に出た「彼」には「記憶」というものが存在しなかった&br;その時味わった感情の伴わない記憶は単なる記録でしか無い&br;「彼」にあるのは人間だった時の「記録」と、人を助けるというコロボックルの本能だけ&br;「彼」は記録に基づいて、トーリン・ファルークとして振る舞い始める事となる&br;死んだ筈である人間がそこに何事も無かったかのように振る舞い、存在する事は周囲の人々を避ける事態に繋がった&br;「彼」はコロボックルであった時に芽生えた筈の感情を何処かに置いたまま、人とコロボックルの歪な融合体としてそれからの時を過ごす事になる -今の「彼」 --人と交わる事で感情は発達していく。「彼」はそれをしないまま、トーリンとして何の疑問も無く過ごして来た&br;そこに突然やってきた、ユニカという存在&br;彼女と交流を交わす内に、発芽したまま成長する事無かった感情という花の芽はぐんぐんと成長していく&br;それに伴い、歪なままであったコロボックルの魂と人間の肉体の融合は進んでいく&br;ユニカが何も告げず、自らの元を去った時、自分が愛情という感情を持っていたと気付いた瞬間に「彼」は完成した&br;それは紛れも無い人間トーリン・ファルークであり、同じく彼の友達であったコロボックルでもある&br;ユニカとの再開を果たした時、コロボックルとしての性質にも目覚め時の止まっていた大樹もまた時を刻み始める事になる&br;現在のトーリンは、人間でありながらコロボックルの性質も持ち合わせた半精霊と言える存在になっている #endregion
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#navi(../) * ファルーク家出身 トーリン 473199 [#x30fbef1] |&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst079646.jpg,nolink);|ID:|473199| |~|名前:|トーリン| |~|出身家:|ファルーク| |~|年齢:|15| |~|性別:|#listbox3(男,server,sex)| |~|前職:|#listbox3(農夫,server,job)| |~|理由:|#listbox3(やむをえない事情により,server,reason)| |~|状態:|#listbox3(冒険中,server,state)| ////////// |~|その他:|&areaedit(){[[ステータス>ステ:473199]]/[[戦歴>戦歴:473199]]/[[名簿>名簿/473199]]};| |~|企画:|[[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp014881.png>企画/おんりーゆあうぃっち!]]| |~|居候魔女さん:|[[ユニカ>名簿/473105]]| |~|テーマ曲:|[[The Sweetest Time>つべ:pHt6StxTnxk]]| *三行で [#jc5f2dbe] -びんぼうで -とてもお人よしな -農奴さん &ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst065600.png,nolink,よく置かれるものの詰め合わせ−2); http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst070556.png *おはなしなさる [#wfa9e30a] #pcomment(うなじ!うなじ!,5,below,reply) **設定 [#o64831ab] :外見| -身長はそれほど高くない、彼くらいの年頃の平均から比べれば10cm近く低い。具体的に言うと160cm台 -体重はあまり重くない、日々農業に従事して動物性たんぱく質を余り取る機会が無い為だ。 -彼の着ている衣服は着古されたボロばかりである。農作業をする時はオーバーオールにシャツ、麦わら帽子という極々有り触れた農作業スタイル&br;街に出る時は少しばかりおめかしをするが、それでも野暮ったいというか、この街出身である癖に田舎くさい -彼は中性的な容姿をしている。単なる発育不良かもしれない :性格| -のんびり屋。何があってもけせらせらなお人好し -あまり自己主張をしない。人から何かを頼まれると二つ返事ですぐ了承する -無欲。あまり物に執着をする事はない -友人というものにあまり縁の無い生活をしていた為距離感の掴み方をよく分かっていない -代わり映えのしない日々を過ごしているだけで何となく幸せそうにほわほわとしている :その他| -町外れの小さな畑で農夫を営んでいる。 -両親とは近年、死別した。畑は親から引き継いだものだが自分のもの、という訳ではない --地主さんは変な性格だが優しい人で、作物をある程度渡すだけで好き勝手やらせてもらっている -畑の近くにある大樹に寄り添うような立つ小さな平屋に住んでいる。街中には徒歩一時間くらい --築うん十年といった趣きで、ぼろっちい。雨漏りとかする。でもその割に台風とかにも負けない程度には丈夫な不思議建築 -手先が器用。幼い頃から内職とかで鍛えられたという -家事は得意とは言わないが、ひと通り不自由なく行える #region(ひみつ) :?| -とある農業に関する書物の一説 --〜〜〜〜〜〜〜〜&br;与太話ではありますが、農業を営むものにとっては、夢のようなお話を一つご紹介しましょう。&br;本来であれば収穫までに一年二年では済まない時間のかかる作物がただの一ヶ月で成長するという土地があるのだそうです&br;おそらく懸命な読者の方は信じておられないでしょう?かく言う筆者も現実にお目にかかった事が無いので、ただの夢物語として考えておりますが&br;しかし不思議な事に、このお話は世界各国、何処の地方に行っても農家の間ではまことしやかに噂をされているのです&br;このお話については説が多数有り、一種の伝承のようなものだとされています。その一部を記しておきましょう&br;曰く、豊穣の女神が世界を巡る最中立ち寄り、足を休める場所がそこである&br;曰く、コロボックル(ここで言うコロボックルとは所謂、蕗の下の妖精と呼ばれるそれではなく、豊穣の神の御使とされる精霊の一種)が住む土地である&br;曰く、農家を営むものの間で広く信じられるルーンと呼ばれる力、それの湧きでる場所である&br;曰く、土地ではなくそこに住む者が大地の力を持って生まれたのである&br;…完全に説ではなく各地の言い伝えですね(笑)しかしこのようなものがあるのなら筆者も一度体験してみたいものです&br;〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 -騎士団駐屯所にある事故調査報告書 --概要:黄金歴207年4月未明、農業地帯で怪物による襲撃事故が発生。&br;被害規模:食料品を盗まれる、家屋の破壊、田畑を荒される等の物損案件が9割。遭遇した農民が襲われ負傷した案件が残りの大半を締める。&br;また、就寝中に襲撃を受けた小作農家の一家全員が殺害される案件も一件発生。内二名、家主とその妻は遺体の損傷が激しく、どうやら殺害後その体を怪物に捕食された模様。被害人数三名&br;〜〜〜〜〜〜 -トーリン・ファルーク --幼少期には「友達だ」と言って誰もいない空間を指さしたり、一人であるのに誰かと走りまわっているようなはしゃいだ声を上げる、少し変わった子供であった&br;成長していくと、そういった奇癖は成りを潜めて両親の手伝いを良くし、誰にでも優しく礼儀正しい、評判の良い少年となっていく&br;そんなトーリン・ファルークは正式な戸籍上、13歳の時魔物の襲撃を受けて両親と共に死亡した事になっている&br;実際に本来トーリン・ファルークと呼ばれた人物の魂は既に天へと召されている&br;両親を目の前で惨殺されたショックで心停止を起こし、死亡した&br;遺体は残った両親の亡骸とは別に棺桶に詰められ、墓地へと土葬された&br;しかし現在、ファルーク家の墓を暴けばそこに彼の亡骸はない&br;死んだはずの彼は、現在元々暮らしていた農園で元気に農業を営み、愛する人と共に暮らしている -ユニカが目にした、彼を見ていたもの --上記の伝承にも書かれている、豊穣の神の御使とされる精霊、コロボックルである&br;条件の整った大地であるこの土地で育まれ、数十年前にトーリンの家の脇にある大樹を本体として発生した&br;意思こそ持たなかったが長い間この土地を見守り、その力を注いで豊穣をもたらし人々を助けていた&br;それが十年程前、この大地を深く愛する、純粋な心を持った幼少期のトーリンに発見される&br;当初はただただ追いかけてくるトーリンから逃げまわるばかりだったが、それを切欠に徐々に意思を持ち始める&br;トーリンの数少ない友達として過ごしていたが、トーリンは成長するに従ってコロボックルの姿を見る事が出来なくなっていく&br;コロボックルは真から心の純粋な者にしか見る事が出来ない存在で、人間が成長するという事は純粋なものに新たに色を塗り重ねる行為である為だ&br;ある時からトーリンは完全にコロボックルの姿を見る事が出来なくなった&br;だが、コロボックルはトーリンの事を忘れず、それからもずっと大地と、彼を見守っていた -その時に起こった事 --トーリンが死んだその瞬間も彼を見ていたが、何もする事が出来なかったコロボックルは酷く悲しんだ&br;自分に、意思というものをくれた少年に何としても恩返しをしたかったコロボックルは自らの生命を差し出して、彼を蘇らせようと試みた&br;亡骸となった少年の胸にそっと手を添えると、光の粒子となって彼の中へと消えて行く&br;そうしてコロボックルは消え、その本体たる大樹はその時を止め眠りに就く&br;だが、新たな魂が宿った筈のトーリンは、動く事無い死体のまま眠り続ける&br;如何に神の使いたる精霊とは言え、自然の摂理に唾を吐くようなその行為は失敗したかに思えたが&br;実際には、精霊の魂と人間の体が静かに溶け合い、融合を始めていた&br;一週間の時が流れ、新たな存在と生まれ変わった「彼」は土中の棺桶の中で目覚める&br;自ら墓を暴き、外の世界に出た「彼」には「記憶」というものが存在しなかった&br;その時味わった感情の伴わない記憶は単なる記録でしか無い&br;「彼」にあるのは人間だった時の「記録」と、人を助けるというコロボックルの本能だけ&br;「彼」は記録に基づいて、トーリン・ファルークとして振る舞い始める事となる&br;死んだ筈である人間がそこに何事も無かったかのように振る舞い、存在する事は周囲の人々を避ける事態に繋がった&br;「彼」はコロボックルであった時に芽生えた筈の感情を何処かに置いたまま、人とコロボックルの歪な融合体としてそれからの時を過ごす事になる -今の「彼」 --人と交わる事で感情は発達していく。「彼」はそれをしないまま、トーリンとして何の疑問も無く過ごして来た&br;そこに突然やってきた、ユニカという存在&br;彼女と交流を交わす内に、発芽したまま成長する事無かった感情という花の芽はぐんぐんと成長していく&br;それに伴い、歪なままであったコロボックルの魂と人間の肉体の融合は進んでいく&br;ユニカが何も告げず、自らの元を去った時、自分が愛情という感情を持っていたと気付いた瞬間に「彼」は完成した&br;それは紛れも無い人間トーリン・ファルークであり、同じく彼の友達であったコロボックルでもある&br;ユニカとの再開を果たした時、コロボックルとしての性質にも目覚め時の止まっていた大樹もまた時を刻み始める事になる&br;現在のトーリンは、人間でありながらコロボックルの性質も持ち合わせた半精霊と言える存在になっている #endregion ***同居コメ欄 [#wa61d76d] [[さしあたり編集>編集:この木なんの木気になる木]] &COLOR(#006633){}; #pcomment(この木なんの木気になる木,1,below,reply) *こめんたう [#m412f703] //
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