名簿/480589
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*** [#be90328e] 長い長いアルムの説明が終わった後待っていたのは&br; 自分を助けてくれたらしい錬金術師の長い長い説明だった。&br; この説明は本当に長くて、ついでに言えば難解でさっぱり理解出来なかった。&br; 表情を見てそれを悟ったのか、錬金術師が深い溜息を一つつく。&br; &br;「助けられたのは命だけ、君はこの先成長もしないし」&br; 「…次に同じ状況に陥れば、助けることは出来ない。」&br; 「彼女…アルムのような常人離れした再生能力はないし、魔力量も人並み以下だ」&br; &br;…つまり、とアルムが錬金術師の発言を補足する。&br; 『どこか良い住み込み先を探しましょう、そこで平穏に生きてください』&br; 見た目相応、子供らしく危険から遠ざかって生きなさい&br; まるで決定事項のように言われて、ほんの少しむっとする。&br; 命を助けてくれたのは本当に感謝していているけれど…&br;
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#navi(../) ***それからの蛇足 [#df69b52b] *** [#ue99eaef] &br; アルムと名乗ったその人は、どうやら自分の妹に当たるらしい&br; 自分と彼女の存在について、たくさんの説明をされたけれど、理解できたのはほんの少しだけ&br; とりあえず、自分の命が助かったらしいことと…&br;&br; それから、それは「お兄ちゃん」と呼び慕ったあの人の導きあってのことだった、ということ。&br;&br; それだけしか理解出来なかったけれど、それだけ理解できれば十分だと思った。&br; これまでの自分が何者であって、何を背負って生まれてきたとしても&br; これから自分がやることは決まっているのだから&br; &br;&br; *** [#be90328e] 長い長いアルムの説明が終わった後待っていたのは&br; 自分を助けてくれたらしい錬金術師の長い長い説明だった。&br; この説明は本当に長くて、ついでに言えば難解でさっぱり理解出来なかった。&br; 表情を見てそれを悟ったのか、錬金術師が深い溜息を一つつく。&br; &br;「助けられたのは命だけ、君はこの先成長もしないし」&br; 「…次に同じ状況に陥れば、助けることは出来ない。」&br; 「彼女…アルムのような常人離れした再生能力はないし、魔力量も人並み以下だ」&br; &br;…つまり、とアルムが錬金術師の発言を補足する。&br; 『どこか良い住み込み先を探しましょう、そこで平穏に生きてください』&br; 見た目相応、子供らしく危険から遠ざかって生きなさい&br; まるで決定事項のように言われて、ほんの少しむっとする。&br; 命を助けてくれたのは本当に感謝していているけれど…&br; *** [#db782baf] &br; 「アルム…は街を出るんでしょう?」&br; &br;私がした質問に、2人がひどく嫌な顔をする。&br; それから、私が「ついていく」と言い終わる前に却下の言葉。&br; 「……じゃあ一人で街を出るわ」&br; 「一人で街を出るより、アルムについていったほうが安全だと思ったけれど…」&br; 「駄目というなら、一人で出るわ」&br; &br; 「広い世界を見たいの」&br; 「…それに、強くなりたいわ」&br; いつか助けたい誰かを助けられるように&br; 救いたいと思った人を救えるように&br; &br;「助けてくれたのは本当にありがとうと思ってるわ」&br; 「死にたくないもの、命は大事にする だからアルムと行きたいの」&br; 「始めて私の意思で、好きなように生きたいと思ったの」&br; 「だから、行くわ」&br; &br;錬金術師が渋い顔をして、アルムが頭を抱える。&br; 長い長い間があって&br; 『……………駄目だと思ったら、どの街でも置いていきますからね』&br; 恨めしそうにアルムが言う。&br; &br;&br;『……………………置いていけるのかな…いけないんでしょうね…』&br; 『……こういう星のめぐりなんですかね…』&br; 了承を得られた喜びに思わず飛びついた私の耳に聞こえたのは、泣き出しそうなアルムの呟き。&br; 申し訳ないとは思うけれど、笑ってしまった。&br; *** [#da94a324] *** [#c46a57c4] *** [#vc4651fd] 『いいですか、疲れたっていってもおんぶしたり抱っこしたりできませんからね!』&br; 『旅の最中は甘いものなんて以ての外ですよ!』&br; &br; 「…もう10度目だわ」&br; 11度目だったかもしれない。&br; 遠ざかっていく街を見ながら、アルムの小言を聞き流す。&br; &br; 街はもうずいぶん小さくなっていた。&br; 自分がいた森はどのへんだったのか、ここからはとても見えない。&br; &br; 思えば短い間に、びっくりするほど、ほんとうに色々なことがあって……&br; 少し前の私にもしこんなこと言っても信じてもらえないだろうな、と微笑む&br; ポケットにそっと指を忍ばせて『それ』に触れる。&br; 全ての始まりは『これ』からだった。&br;&br; …いつかこれを返すことが出来る日が来るかしら&br;&br; 到底叶うわけがない、そんなことを考えれば目の奥が痛くなる。&br; 涙が流れそうになるのを袖で慌てて抑えた。&br; 『……大丈夫ですか?』&br; 私の様子を見て不安になったらしいアルムからの問い掛けに顔を上げる。&br; 「大丈夫」&br; &br; CENTER:「だって私はヒーローになるんだもの」&br;&br; CENTER:http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst081235.jpg &br; ''──── おしまい ────''&br; http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst081236.jpg #region() #region([[http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst041069.png>個人企画/聖杯戦争]]) * キャロル家出身 シルキィ 480589 [#q04e6be4] |ID:|480589| |名前:|シルキィ| |出身家:|キャロル| |年齢:|20| |性別:|#listbox3(女,server,sex)| |前職:|#listbox3(旅籠の下働き,server,job)| |理由:|#listbox3(運命に導かれて,server,reason)| |状態:|#listbox3(冒険中,server,state)| ////////// |方針:|#listbox3(特になし,server,type)| |難易度:|#listbox3(安全第一,server,diff)| |信頼性:|#listbox3(あまり気にしない,server,conf)| |その他:|&areaedit(){[[ステータス>ステ:480589]]/[[戦歴>戦歴:480589]]/[[名簿>名簿/480589]]};| // // ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。 // タイトルの「家出身」の記述も含まれます。 #endregion ---- CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst079814.png>#j4061157]]<コメント欄へ ---- |>|BGCOLOR(#877654):|c |>|[[&color(white){''マスター''};>個人企画/聖杯戦争]]| |BGCOLOR(#eeddaa):|BGCOLOR(#ffeecc):|c |CENTER:#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst079823.png)|''【設定】''&br;&br;寂しい老人の愛玩用に造られたホムンクルス、永遠の7歳児&br;匂いのしない森の奥、ひっそりと佇む屋敷の中&br;キメラと一緒に、帰らぬお爺さんを待って暮らしている。&br;&br;人懐こい性格で世間知らず&br;人の言葉をすぐ信じて騙されて、騙されたことには最後まで気づかない。&br;一人で遠くへ行けぬようにと足に枷を嵌められている。&br;街に降りる時は常に車椅子&br;&br;''【全身図】''&br;&br;[[これ>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst079825.jpg]]&br;&br;''【移動手段とキメラについて】''&br;&br;街に降りる時は車椅子。&br;森の中と屋敷の中では[[キメラ>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst079826.jpg]]に乗って移動する&br;''シルキィ自体は全く持って戦闘手段を持たない''上に&br;''これといった再生能力もない''&br;為、このキメラは彼女にとっての力強い護衛でもある。&br;&br;キメラの名前はバンダースナッチ&br;名前が表すように、造られた当時は疾風の如き速さと力強い顎を持っていた&br;が、年老いた今その当時の栄光は見る影もない。&br;熟練の冒険者なら難なく討伐できるレベル。&br;どう足掻いても中盤で死ぬポジション| |''名前'':シルキィ・キャロル|~| |''サーヴァント'':[[ライダー>名簿/480590]]|~| |''属性'':中立・善|~| *** [#x2845872] |>|~その他のこと| |~冒険には出てるの?|あんまり森から離れたらぐえーっするから出てないわ たまに街に買い物に出たりはするわ| |~企画外のキャラが絡んでも……?|冒険者設定じゃないから無邪気な幼女ムーブしかできないわ &br;基本的に本編優先だし挨拶返しも出来ないのであまり発展性はないけれどそれでもいいならオッケーだわ| |~どうも、敵マスターです。ひどいことしない?|正体バレたらひどいことされるほうかなって…| |~どうも、敵サーヴァントです。ひどいことしない?|同上| |~聖杯戦争にはどういうスタンスで挑むの?|現状は本能のままに召喚しただけなのでおにいちゃんと一緒にいたい、程度のレベル&br;生き残れたらもうちょっと発展する| |~聖杯戦争終わったらどうするの?|〆るわ| |~戦闘RPはするの?|しんじゃう 必要に迫られればするわ…!| |~負けたいの? 勝ちたいの?|現状負けたらおにいちゃんいなくなっちゃうし…生き残りたいし…程度| ***もっと詳しく [#o5aa97c5] #region(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst079814.png) ***お爺さんについて [#y13e1b46] 聖杯を求める魔術組織に所属していたが、あまりに非人道的なその研究内容に嫌気がさし逃げ出した魔術師&br; といっても嫌だったのは「少女に」酷いことをする、というその一点のみ&br; 彼にとって少女とは冒してはいけない神聖な物であり、この世で最も尊いものであったつまりロリコン&br; &br; 逃げ出した際に持ちだした研究内容、[[「造物主に忠実かつ魔力精製に優れたホムンクルス」>名簿/461398]]を彼なりに改良し創りだしたのがシルキィ&br; 彼女を永遠の少女で在り続けさせることや、一人ではどこにも行けぬよう足枷をつけることに関してはなんら罪悪感を感じていなかった。&br; 7年前街へ出た際馬車に轢かれてあえなく死んだ。死体は無縁仏として墓地に埋葬されている。 ***シルキィについて [#x1960849] 120cm 23kg&br;&br; 無邪気で人懐こく、人を疑うことを知らない性格&br; 人間、特に造物主である魔術師に対して怒りや疑いを持つことを封じられている。&br; 体を動かす動力を魔力でまかなっている為、魔力が尽きれば生きていけない。 彼女の住む屋敷がある【森】の中では無限の魔力を行使することが出来るが、森から遠ざかるに連れて弱り完全に離れればやがて死ぬ。&br; また彼女は自分自身がホムンクルスであることは知っている。 #endregion ***【森】について [#lfef5e38] #region(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst079865.jpg) http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst079866.jpg &br;&br; 一見すれば普通の森&br; 簡易な魔術結界が張ってはあるが綻び掛かっている。&br;魔術の心得があるものなら内に入ることは容易い。&br;&br; 結界の内に入れば白い茨に青い薔薇の咲き誇る、ま白の森&br; 【森】で起きていることはシルキィに知覚することが出来、ある程度道を弄ることができる為&br;彼女に敵意を持って踏み入ったものは、決して屋敷まで辿り着けず白い森を彷徨うことになるだろう。&br; &br;&br;この森自体が彼女の為の檻であり、固有結界に近い物である。&br; 途方も無い魔力を持って森は維持されているが、その魔力は屋敷の地下の更に地下。&br; シルキィすら知らぬ空間で精製されている。(なお彼女に流れている魔力もそこから供給されている)&br; &br;ぶっちゃけシルキィが友好的なら自ら辿り着かせるし&br; キャスターレベルの魔術師なら固有結界抜けて屋敷までたどり着けるだろうし&br; 仲良く無くてもバーサーカーレベルの攻撃力があれば屋敷までの道ぶち抜けるし&br; アサシンの気配遮断使われたら入られたことにも気づかないし&br; 割りとザルです。&br; なお森は魔力があり続ける限り無限に再生します。&br; あとどうやって魔力を精製しているかってそれは教会の地下室的なあれです。&br; #endregion ***おやしき [#j4061157] \森から離れすぎるとぐえーってなっちゃうので冒険には出てません/ &color(#5F9EA0){}; &br; '' '' |BGCOLOR(White):1000|c |[[編集>編集::君が願うことなら]]| |#pcomment(:君が願うことなら,1,below,reply,nodate)| ***はいりはいりふれはいりほー [#sb6e9c57] |BGCOLOR(White):1000|c |[[編集>編集::みぎひだり]]| |#pcomment(:みぎひだり,1,nodate,reply)| ***ごそうだん [#ub59edd0] |BGCOLOR(White):1000|c |[[編集>編集::君が願うことなら]]| |#pcomment(:君が願うことなら,1,reply)| ***なう! [#q99c937c] http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst079814.png <ここは個人コメント欄じゃないから気をつけてっ! &br; |BGCOLOR(White):1000|c |#pcomment(:聖杯なう,1,below,reply)| //#comment(below) //#pcomment(,5,below,reply) ***ほかのおねおにーちゃんたち [#aeff8c60] |サーヴァント|マスター| |[[セイバー>名簿/480748]]|[[那智>名簿/409560]]| |[[ランサー>名簿/480600]]|[[キリル>名簿/479955]]| |[[アーチャー>名簿/480578]]|[[エリーゼ>名簿/480573]]|f |[[ライダー>名簿/480590]]|[[シルキィ>名簿/480589]]| |[[キャスター>名簿/480607]]|[[シャンゴ>名簿/480615]]|f |[[バーサーカー>名簿/480602]]|[[アイリス>名簿/480571]]| |[[アサシン>名簿/480595]]|[[ジュリエット>名簿/481367]]| ****ホムンクルス資料にかかれてること [#lcd8e099] 心臓と子宮に魔力精製のための回路を埋め込んである魔力精製に特化したホムンクルス&br; 優れた再生能力と身体能力を持つが、それを総て魔力に転化している為 魔力生成中その身体能力は常人以下&br; 鎖骨下部に埋め込んだ宝石を生命維持装置、兼 魔力精製のオンオフ切替装置として扱う&br; サーヴァントと契約した後はオンで固定され、緊急事態を除きオフにすることを禁じる&br; サーヴァントとの契約が切れた後その生命活動は停止する&br; 造物主への忠誠心は魔術による刷り込み、及び魔術を施した装具に於いて外付けで行うこととする&br; 未だ実験段階ではあるが、最も生命力が高まる年代とおもわれる16〜18歳程度の年齢のホムンクルスを製造する準備は整っている。 &br;&br; 長い3行&br; -めっちゃ生命力を魔力に転換するからな! -魔力つくるのやめたらめっちゃ再生能力あるけど宝石バーンされたらぐえーってするかんな! -対聖杯戦争用につくる時は17歳だな!めっちゃシコれるしめっちゃ生命力強いからな、しゃーなしだな! &br; //恋愛スイッチ //戦闘スイッチ //文通スイッチ //ガチ死にスイッチ ///えっ 今気付いたわ?!…何を基準にまいてたのかしら…わ #endregion
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