名簿/512897
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**本棚 [#n6c7eb39] #region(日記帳) [ただの日記、1ヶ月ごとに書かれている、あるいは手紙が貼り付けられている]~ ---- 黄金暦280年 1月~ ずいぶんと間が開いた為新たに日記を付け直す事にする~ なにがあったかは覚えていない、白紙の本のページをひたすらめくっているようなものだ~ 気が付けばノルマの本が山のように積まれている、頭が痛い……~ 本は友達、本は友達、本は友達と念じながら本を開く~ 全部読むには半年はかかるだろう、しばらく寝れないが~ それ以上に本とイメージを押し込めた瓶に部屋が圧縮されるのが憂鬱だ~ ~ なにも日記なんてものは長々と書けば良いものではない~ ふと思い立ったときに書けば良いのだろうと思いつつ、長く書かれたページほど読み返してしまう~ こんなものを読んでいる場合ではない、本を読まなければ~ ~ 本は友達、本は友達、本は友達~ ~ こんな返事を返さない友達があるか!~ ~ しばらく文字は読みたくない…… ~ …… ~ [?]~ だから私は思うのです~ 私がすることにどんな価値があるのだろうと~ ---- 黄金暦280年 3月~ 前の日記はどんなものだっただろう、ふと見てみれば大半は労働だ~ 本を読む、しまう、時折本社に呼ばれ整理を手伝わされる~ 思えば前回の図書館大掃除は怪我人が5名も出た、パイプ無しがその光景を見て震え上がるのは~ もはや毎年恒例の事だろう~ そんなものも終わり、今は暇な時期でもある。だからこそ読むべき本がたまってもこうして余裕がある~ ~ ひとつ、読んだ本の事について書こうと思う~ あまり日記に本自体のことを書かないのはそれはこれが僕の話であり~ けして本の話ではないからだ~ 日記はそれだけでその人間の物語になる……というのは、前回の日記帳にも記したと思う~ 受け売りであるが意識をしていないわけではない~ 最近はよく恋愛物を読む、僕とは遠いものだがそれゆえにその現象をファンタジーとして認識が出来る~ 最初から知らなければそれに心を痛める事も、羨む事もない~ しかし一度知ってしまえばそれは呪いのように付きまとうのだ~ ……というのは今読んでいる本のプロローグだ~ 愛を知らなかった主人公が一度それを知ってしまったがために愛に身と心を焦がし~ もだえ、諦め、悟りを経てひとつの感情に対し向き合っていく~ 良くある思春期ストーリーというものなのだろうか、それを示すように主人公は10代前半の若い男性だ~ こうして悩めると言うのは若者の特権なのかもしれないと、僕は結社に居る中年連中を見て思う~ だけどそれは一概には出来ない事なのだろう~ こう考えると、僕もきっとまだまだ若いのだ~ ~ 僕は愛だの恋だのといったものはあまり関係ない~ ……そう思っていたのだが、最近良く夢に見る。ランタンがひとつ置かれた狭い部屋~ どこか懐かしいそこで誰かが待っている気がする~ 僕を待っている存在なんてこの世に居るのだろうか? まさか恋愛物を読みすぎたせいで~ 妄想が徐々に思考を蝕んで行ったんじゃないだろうな……~ ……しばらくこのジャンルは控えよう~ ~ 古代の本と言うのはどういうものなのだろう~ ~ 例の「彼」が来た、最近金属パイプの銅に昇格した彼だ~ 彼は僕の部屋に来るなり開口一番「変わった本は見つけられたか?」と来たもんだ~ おおかた見つけていたら読ませてもらうとでも思ったのだろう~ まだ見つけていないのが分かるとそそくさと帰っていった~ そういえば最近遺跡などで本が落ちている事が多いらしい~ 彼の言った本は街中にあるだけじゃない……という言葉は、そういう事なのだろうか~ 溜まった本が消化できたら、僕も遺跡へ行こうと思う~ ~ [二枚枯葉便り] 3月になり春の陽気が差し迫ってきた頃、皆様いかがお過ごしでしょうか~ 本社ではパイプ無しの候補生たちが春のうららかな陽気に負け本を持ったまま寝る光景がよく見られます~ 春眠暁を覚えずとはこのことでしょう~ さて今月の優秀家門はクライラス家となりました~ クライラス家の構成員には4月いっぱいの第3図書館への閲覧が許可されます~ ルーデンベルク家のイー様が今月金属パイプの黄金に昇格なされました~ 皆様もこれを見習い、精進いたしましょう~ [総帥の今月のお言葉]~ キスのある描写とか恥ずかしくて読めないし……~ ~ それでは皆様、良い読書ライフを~ ---- 黄金暦280年 6月~ 此処しばらくは日記をつけない日が続いた~ なにぶん溜まった詰み本のせいだ、読むことに専念すれば書く事を忘れる~ 一日のうちに3つ以上違う事が出来る人が羨ましいと思う~ おまけにここ最近部屋にこもりっきりだった故に書くことがない~ なのでこの6月のページは、今月をあわせ、過去の振り返りに使おうと思う~ そのため今回は日記ではなく、1日で書き上げた月記となる~ ~ まず最初に書くべきは特殊な本を手に入れた事だろう~ これは特筆すべき事であり、僕の物語と掲げるからには、当然これを書かずしてなにを書くか~ となることは僕自身も理解しているはずだ~ 本の名前は「異界見聞録」行きつけの古書店で見つけた所謂喋る本だ~ 喋る本と言ってもこれがまた人の形を取るほどのもので、本とは別にこの人型の名前をロロと言うらしい~ 著者の名前もロロと言うところから、この"本"のロロは、"著者"であるロロを模範した存在なのだろう~ 出会ったばかりでまだ彼自身の事をあまり知っているわけでもなく~ また本自体が異界(もしくは異国)の言葉で書かれていて情報は少ないが~ その少ない中で考えられるのがこれなのだ……と、探偵小説なんかだったらそう書かれるのだろう~ 実際僕も本のロロと言う存在が著者のロロに近いものだとは思うが~ 著者のロロと接触する可能性が低い今それがどうであるかなんてことは関係ない~ ~ なんと言っても僕にとって重要なのはそこではないからだ ~ 僕にとって重要な事、それは本だ。本が興味を惹き、本が糸口を広げる~ 要するにこの異界見聞録は「自身喋ってしまうぐらい変わった本」で「僕の興味をたいへん惹く物」だと言う事だ~ 嫌な言い方をすればこの本の存在は僕の作り出すイメージの向上に役に立つかもしれない~ 本の内容はさることながらロロと言う特殊な存在の会話、これはただ漠然と本を読んでいるだけと言う行為では到底体験できるものではない~ これは出世欲でも知識欲でもなく、僕自身の好奇心の為の行為だ~ 僕はこの特殊な本を手に入れ、利用する事で利益を掴めると考える~ 少々捻くれた性格だが、そこはある程度寛大な心で接していけばいいだろう~ ~ 最初にロロは本である自分が人型を見せた事に対し、僕があっさり受け入れたのを少し意外に思っているようだった~ 思うにその姿を見せたのは初めては無いが、好意的な反応を返されたのは初めてに思える~ 本来は喋るどころか人の形を取る事すらありえない本がそんなふうに目の前に現れたんだ~ 今までその姿を見せた人間? あるいは人間以外の者が驚くのも無理は無いだろうと思う~ 僕だってその異質な本がそれほど変わった物だと思ってそれを手に入れたわけではない~ しかしそれに対しなぜ僕が否定的な態度を示すだろうか~ なにせようやく手に入れた「異質」な存在なのだ、話には聞いていたが話しに聞くばかり~ ただの本の読みすぎた人間が妄言を言っているのかと思いかけていたところに現れた存在を~ わざわざ手放すわけは無い~ ~ 早速彼のことを教えてほしいと頼むと、意外にも交換条件として僕の事を教えてほしいと言ってきた~ どうしてそんな事を聞くのだろう、とその時は思った~ 僕がロロの事を知りたがるのは分かるが、ロロが僕の事を知りたがるだろうか~ ただの人間の事なんて、相手にはまったく珍しくも無いものだと思うけど~ ~ ともあれあせらず親交を深めていこうと思う~ 利用すると言う事はけしてぞんざいに扱う事ではない~ ---- [今日の書物情報]~ 毎月新鮮な本と執筆家達の情報をお届けする読書情報~ 一番最初のコーナーは「若き小説家達!」~ 近年読書ブームが巻き起こる中、業界をその文字と言う硬派な花で色染めていく小説家達に憧れを抱く人はたいへん多くなりました~ そんな中最近デビューした「希望の新人小説家」をご紹介~ まずは今年の3月見事「釘煮川」賞を受賞した新人作家 瑪瑙・H・ヒタキガワさんをご紹介~ ~ ヒタキガワさんは黄金暦278年からアマチュアにて執筆活動を開始~ そこから第一作目の処女作「彼岸の園」を大型イベント同好マーケットへ出したところ~ 瞬く間に話題となりなんと会場10分で150部が完売~ その評判を知り手に入れたいと言う人が続出~ 注文が殺到しましたがヒタキガワさんはこの注文を一蹴~ 以降処女作にはプレミアがついた事は言うまでもありません~ そこからしばらく、第二作目を出してから沈黙していたヒタキガワさんは突如釘煮川賞に応募~ 見事賞を獲得しプロデビューを果たしました~ この電撃的プロデビューを成した作品が第三作目~ 「琉球クライシス」という、一作目とも二作目とも、作風が大きくかけ離れた内容で~ 審査員たちをとても驚かせたそうです~ ヒタキガワさんはとても職人と言った気難しい性格であり~ 釘煮川賞を受賞したさい、スピーチにてただ一言「ぜひもなし」とだけ残しなんと会場を後にしてしまいました~ 頑固と言うより変人ですね~ しかしそんなミステリアスな人柄はファンの妄想を掻き立てるのかヒタキガワさん本人の人気も高いようです~ さて次の新人小説家は……~ ・~ ・~ ・~ 最後におなじみのコーナー! 「読書575!」~ 今日のお便りはインガル帝国在住のドワーフ「グー・イット」さんから!~ 読書して~ 鉄を打ちても~ なお飽きぬ~ ~ それではまた来月お会いしましょう!~ よき読書ライフを!~ #endregion
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#navi(../) * ロー家出身 ツギハギ・ロー 512897 [#a63b00b9] |ID:|512897|~| |名前:|ツギハギ・ロー|~| |出身家:|ロー|~| |年齢:|27|~| |性別:|#listbox3(男,server,sex)|~| |前職:|#listbox3(学者,server,job)|~| |理由:|#listbox3(一攫千金を狙って,server,reason)|~| |状態:|#listbox3(冒険中,server,state)|~| ////////// |企画:|[[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp028642.png>企画/魔導書(仮)]]|~| |その他:|&areaedit(){[[ステータス>ステ:512897]]/[[戦歴>戦歴:512897]]};|~| // // ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。 // タイトルの「家出身」の記述も含まれます。 \貰い物/~ http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst085327.jpg~ //#pcomment(,2,below,reply) ---- *専用とか、それ的なスペース [#q5ca5727] #pcomment(本虫,1,below,reply) ---- ↓相談スペース~ #comment(below) - 出会ってからどうするか決めてないこの子は始まる前から終わっていた気がするからだいじょうぶだ! -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-27 (金) 00:14:28}; - ごめん8割は言い過ぎたね、9割終ってます&br;正直見切り発車的に作ったからね、壮大なことはなんにも考えて無いんだよね -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-26 (木) 23:45:45}; - 思いの外終盤に差し掛かっていた… まー、公式で全文出てない本を読むなんて、読み終えても「面白かった」って言うしかないしね…&br;なにか考えてみるか… -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-26 (木) 23:43:25}; - ちなみにツギハギのお話は8割ぐらい終ってます -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-26 (木) 23:32:04}; - 僕の場合企画や災害がどうこう以前にマイナス振り切ってるけどね&br;まぁ本読んでるならそういうの覚えははやそうだしそんな感じでもいいかもねー、いいんだけど&br;どう会話を続けていくかさっぱり思い浮かばないんだよねー……と言うわけで今回のツリー立ては任せたよ -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-26 (木) 23:30:42}; - 災害からの復帰でやっとこ情熱マイナスからプラスになったおれもいるぞ!!&br;ある程度異界言語に慣れてくれば一人で読めるかもだわね。ある時を境にがーっと読み進め始めた、って感じでいいかも -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-26 (木) 23:20:17}; - 集計とかしてるわけでもないし大丈夫じゃないかな。この企画が始まってすぐ災害が起きて&br;そのあと開拓村? がきてもうすぐ鉄板の学園企画だからね、まー死ぬよね普通&br;僕の中身の情熱も死に体なんだけどね -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-26 (木) 22:56:22}; - これって死んでても企画的にはセーフでしたっけ(既に企画自体死んでる感あるけど) -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-26 (木) 22:49:17}; - それはまぁ別にいいんだけどね&br;……ツギハギ(人)もダイジェスト気味に行くべきか、一回一気に読み進める感じにするか -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-26 (木) 00:48:20}; - ツギハギ(本)にはマジ早足で読み聞かせたけどそこはお互い本の精霊だからなんとかなったってことにしとこうね -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-26 (木) 00:16:37}; - なそ&br;にん -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-25 (水) 23:40:54}; - 今判明してる分だと全七章で各20節弱あるんだけどおおおおおおおおおおおおおおおおおお -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-25 (水) 23:14:22}; - あ、死んでる -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-25 (水) 20:48:12}; - ろろくんのなかみはどれぐらいあるのかな -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-25 (水) 20:47:55}; - 最終的には一人で異界見聞録が読めるようになりそうな&br;このツリーはストックがあるならロロの内容で締めてもらおうかな -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-23 (月) 23:26:51}; - 文字の方と内容を交互に比較させ、徐々に異界言語を習得させようとする本の悪霊であった -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-23 (月) 23:21:17}; - なお『異界見聞録』はまだ全文が出ていないので自動でキング・クリムゾンが発動します -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-22 (日) 10:39:26}; - 正直僕は異界見聞録を読むタイミングを計りあぐねている、難しい&br;ついに自演ペア用の本という伝家の宝刀を抜いてしまったか……容姿も考えてないのに、腐ってやがる早すぎたんだ -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-19 (木) 21:36:37}; - ツギハギの物語が一段落つくのと、異界見聞録を読み終えるのはまた別の話かな、と&br;本は人に読まれるためにあるし、読まれないならまたどこかに流れるだけだし…&br;よし(チャキ -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-19 (木) 21:27:15}; - 決着としては手元から離れるのか離れないのか、まだ不透明な感じだろうか&br;ともあれ……とりあえず動くか! -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-19 (木) 21:25:10}; - なにかしら決着はつけた方が良いのかも知れない&br;この本は読み終えられた後もこのままだと居座り続けるしなあ -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-19 (木) 21:19:29}; - とはいえ相手が声をかけてきたのを承諾した以上無言のまま消えるわけにはいかん!&br;ロロ、君の意見を聞こう! -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-19 (木) 21:13:13}; - そもそも明確に終わりがあるものとしてこれをやっているのか&br;それとも細く長く続けるタイプとしてこれをしているのかの違いで、僕の構え方が変わってくるわけだけど -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-19 (木) 21:12:10}; - たった二日空いただけ、まだ慌てる時間ではない……とはいえ正直に言うと&br;少し僕の中でのこの名簿どころかwiki全体に対するモチベーション低下感は否めない&br;そこでもう多少質が悪くても強引にそれっぽくやってしまうか、ギブアップするか、情熱回復を待つか -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-19 (木) 21:10:08}; - どうしたもんかな! -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-19 (木) 00:29:33}; - ……小麦粉が無くても揚げ物はできるよなぁ -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-15 (日) 23:03:47}; - ネタはあるにはある……けど要素を繋ぐ細かい文字の並びが思いつかないよ&br;たとえるなら小麦粉をつけずに揚げ物をしようとしている感じみたいな……頑張って考えるよ -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-15 (日) 23:03:11}; - (どうしたもんかねえ、と今頃帰宅した本) -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-15 (日) 22:57:16}; - (ツリーを立てる文章がまったく思いつかず真顔で固まる持ち主) -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-15 (日) 18:53:36}; - はーいはいはい -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-11 (水) 22:00:50}; - のんびり構えていきましょー そして一時間ほど霊圧おちます -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-11 (水) 21:57:02}; - いいんだ、そもそも僕も似たようなものだしね&br;まぁそれならそれで基本ツギハギのストーリーをそらせておこうか……と言っても正直最後のほうとかなんにも考えてないから&br;突貫工事で考えてるんだけど……いつまでもつかな -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-11 (水) 21:44:08}; - 勢いで登録したから見事に何一つかんがえてn あっごめんごめんゆるして&br;ロロ本人であればなにかしらストーリーはあるかもだけど、結局は本についた精霊だからなあ… 物語もくそもない… -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-11 (水) 21:36:36}; - あれだね、僕ばっか立ててるけど良いのかなこれは&br;やりたい事あったら言ってくれると嬉しいよ、無くてもいいんだけど -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-11 (水) 21:03:23}; - 本当は次のキーになる本を釣る予定だったんだよ……!&br;ただお話が進んで楽しいかは知らない -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-10 (火) 22:27:00}; - そ、そうなのか… -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-10 (火) 22:23:47}; - こうしてだらだらとしているように見えて何気にお話は進んでいるのです、内容は大分逸れたけど -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-10 (火) 21:57:03}; - 流石に昨日の今日でここまでの振りをする勇気は僕にはないよ&br;とはいえ別に迷惑してるわけでもないから僕としては別にいいんだけど、さてね -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-09 (月) 22:10:30}; - 随分と思い切った仕込みしてくるなーと思ったけどそうか… こやすの無茶振りにも困ったものだな…(言いつつ一時的皆川フェード) -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-09 (月) 22:06:04}; - 誰が来ても良いとは書いたけどまさか化け物が出てくるとはね&br;一応言うと出したの僕じゃないからね -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-09 (月) 21:50:59}; - どうしたもんかな…(ぼんやり) -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-09 (月) 21:45:00}; - ふっふっふ、そういう試行錯誤を繰り返して相手が楽しめる話題をお出ししようと&br;切磋琢磨するのがある意味楽しいのさ -- ツギハギ &new{2014-06-07 (土) 18:42:33}; - それらすべての思惑を尽く破壊者してしまうほん☆むす(こ)ですまない… -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-07 (土) 18:40:51}; - ちなみに何気にあの場面は怒ったら人型で出てきてくれたらいいなーみたいに思ってたよ&br;そうしたら嫌な奴が手のひら返してロロを必死に勧誘するから、それを断ったらツギハギのロロに対する好感度微妙にアップと言うイベントでした&br;ちなみに別行動で一人で図書館の中を見学してたら自演ペアで出そうと思ってた本むすが出てきてました -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-07 (土) 18:39:13}; - 突飛な行動は控えた方が良い感じか…けどさっきのは殴るか目潰しするかでだいぶ迷って目潰しにした&br;基本ストーリーの傍観者スタイルですまない…&br;おれも見逃しまくるからいいんだ のんびりいこう -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-07 (土) 18:35:34}; - あと返事見逃しまくっててごめんね -- ツギハギ &new{2014-06-07 (土) 18:27:59}; - あまり大げさなのはちょっと厳しい感じかな&br;もう少しライトな方向を模索してみよう……と、僕が喋りすぎてもはやひとり言欄みたいになってきたよ -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-07 (土) 18:27:47}; - いいんだ…… -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-06 (金) 21:34:45}; - そしていっとき席を離れて倍プッシュ(すまない) -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-06 (金) 21:33:49}; - 考えなしにやり始めて思う他人を巻き込んだ一人二役の気まずさ -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-06 (金) 21:24:50}; - 何気に分岐点 -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-06 (金) 13:45:00}; - よいのだよ、毎日やらなくってよいのだよ&br;気力があるうちに一応立てておいただけだからね -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-05 (木) 20:14:00}; - 今日は日付変更までの帰宅が絶望視されるよ… -- [[ロロ]] &new{2014-06-05 (木) 20:09:59}; - (ほんとだ……11時から1時だと二時間しかない……!) -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-05 (木) 20:09:19}; - それならと言う事でてきとーに切らさせていただきました。いまいち締めに見えない? のはご愛嬌で&br;流石に列車内のネタとかもそんなに無いので、次は自分が結社のある街についたーとか&br;そんな感じで立てさせていただこうかな -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-05 (木) 06:26:51}; - この会話はテキトーに切って明日ぐらいからだらーっと行くので良いのではー 切符代ももったいないので車中は本でだらり -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-05 (木) 00:24:42}; - 正直てきとうにつけた感が否めないけどそう言われちゃったらまぁいいよね、いいね、いい……&br;お出かけフラグは立てたはいいけど、お出かけ自体はいつしたものかな&br;そしてどういう風に進めていくか、あまり細かくやると時間がいくらあっても足りないから列車の中とかは飛ばすかどうか -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-04 (水) 23:10:28}; - 目立たないタイトルだし… あちこちで本の字が跳梁跋扈してる中で見つけるのは確かにつらみある&br;まあでも二文字でわかりやすい方だと思うヨ -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-04 (水) 23:01:33}; - 今更なんだけどこの「本虫」ってコメント名上がってるのを見落としやすいんだよね&br;ううん、1時間以上気づかなかった言い訳じゃないよ、けしてないよ(目をそらす -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-04 (水) 22:29:54}; - 文通りょーかいです。さてさてどうしたものか……&br;ツギハギと言うキャラにも一応お話はあって、それにロロを組み込むことは出来るけど&br;なによりツギハギの話は月記を中心に回っていくわけで、すると月記が進まないとツギハギの話も進まないわけで、つまり中のひとが頑張らないとなにもおこらない!&br;よし -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-04 (水) 01:00:43}; - まあなにかしら企画してくれんのはありがたいですゆえ …えっとなんだっけ。文通モード? -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-04 (水) 00:50:54}; - (後出しにも負けずひそかに外出フラグをはっておく人間)&br;こっちもこっちで外に出たい理由があるんだけどね、正直ペアを組めると思ってなかったからさじ加減が難しいね -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-04 (水) 00:35:47}; - こっちもある意味異界見聞ではあるんだけどまだ追記するって目的がないことにしてる(設定の後出し) -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-04 (水) 00:26:42}; - あぁサボってた月記も書かないと…… -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-04 (水) 00:16:27}; - 一応簡単に外に連れ出そうと考えてはいるけどね&br;家に居てどこどこに行くぞー! とかだと流石にイベントに足突っ込んじゃってちょっと悪いかなーって感じなので、ダイジェスト風味にとは考えてるけどね&br;懐かしい事を言うね、今じゃもうお隣にどんな人が来るか予想するぐらいしかしていないよふっふっふ -- &new{2014-06-04 (水) 00:15:36}; - ほっとくといつまでも引き籠ってそうだしなーこのペア なにかしら外に出なければ…&br;そういや昔隣の名簿に挨拶とかいったな…(遠い目) -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-04 (水) 00:11:16}; - 時間が無いなら日をまたいで続ければいいじゃないと言うのはマリリンアントワネットの言葉だった気がする…&br;そういってもらえると気が楽でいいね、緩めすぎないようにしたいけど -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-03 (火) 23:58:56}; - いいんだ(結局日課こなしてからやっと席についた中身) のんびりいこう -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-03 (火) 23:56:34}; - いろいろしてたらお返事が遅れると言う失態&br;別のことをやりながらなので割りとその場しのぎのコメントになってしまったかもしれない(反省 -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-03 (火) 23:54:10}; - ネタに困ったときは元ネタの本からネタをもってくる かんぺき(もう使えない) -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-03 (火) 23:31:08}; - はいおやすみ -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-03 (火) 01:01:41}; - なんとかがんばってみゆ… したら寝るかー(スヤァ -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-03 (火) 01:00:54}; - しかし相手の行数が少なければなんとかやりくりしてこちらも同じようにあわせたいと思うのが&br;人の心というものなのさ。おやもうこんな時間だった……ツリーなんかは今後そちらが立ててくれてもいいからね&br;と言うか僕がこういう場でツリーを立てるのが苦手だから押し付けようとしてるだけなんだけどね -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-03 (火) 00:56:58}; - これはこれで味があるのではないかな、と(むしろ自分の方が内容が無さすぎるのでは?と不安になる中の人であった) -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-03 (火) 00:54:22}; - 一つのコメントに入れる行をなんとか減らしてスマートしたい……!(そう思う中の人であった -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-03 (火) 00:38:28}; - よそを見る限りこういうのはてきとうにツリーを立てとけばいいのかな&br;会話の催促的なものでもないから、なんと言うかお試し的な気分でやってしまったわけだけど&br;うん、うん…… -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-02 (月) 23:14:12}; - 本を釣る釣りにつき合わせたり、結社の本社につれてって他の意思を持った人型の本(中身私)&br;とあわせたり、遺跡に行っていろいろやったり……と登録時妄想していたのは時間がかかりそうなものばっかりでアレやあれやですが&br;フィーリングで上手い事いけばいいなーと思いました、まる -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-01 (日) 21:45:08}; - もとい、自分のぶんしかしない …事前のあれやこれやで「新天地の記録を追記してもらう」って目的が‘生まれたら’いいな、って感じなうちのこです&br;果たしてそこまで心境が変化するのだろうか 待て次回 -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-01 (日) 21:39:35}; - はっ!? すでに自分の分を終わらせている、仕事が速い…… -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-01 (日) 21:36:56}; - あ、そうですね。やっておきましょうか -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-01 (日) 21:35:24}; - 即修正!! んじゃ参加者名簿の方も追記した方がいいのかな -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-01 (日) 21:34:26}; - 気にしないでください! きにしないでください!&br;言ったそばから失敗してるこれ! -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-01 (日) 21:29:27}; - 文字弄るの久々過ぎてタグ忘れてた感 こちらもどれだけできるかわかりませんし、どういう方向に転がるかわかりませんがよろしくお願いしますね&br;(姉、ってなんだろうと思ったが消えてた) -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-01 (日) 21:28:22}; - じゃあ序文を読んでで締め的な? まぁ、まぁまぁまぁ&br;なんというかこんな真面目な会話自体久しぶりでつたない人間ですが、えぇまぁ多分なんか失敗するから先に謝っておく! -- &new{2014-06-01 (日) 21:15:09}; - ですかねー こっちとしては序文だけ伝えて終わり、でいいかな -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-01 (日) 21:08:26}; - 最後まで利己的な気持ちから変わらないエンドなんてそんな……&br;これで名前教えあって、今日は遅い、他の事はこれからゆっくり教えてもらおうか〜みたいな感じで一旦締めましょうか -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-01 (日) 21:00:33}; - ってな感じになったらいいなあ… -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-01 (日) 20:46:47}; - 最初は珍しい相手を自分のために利用する気持ち&br;のちのち親しみを覚えてくる的な- -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-01 (日) 20:34:30}; - 次の日ころっと口調も性格も変わっててもいいんだ……多分&br;そしてあっさりと受け入れすぎてしまった感、行のあたまにそが三つ並んでる! 恥ずかしい! -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-01 (日) 20:12:36}; - キャラ変え過ぎた感 たぶんこいつ、自分自身とくに目的もないけど「喋ったらいいのに」に反応したんだと思う -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-01 (日) 19:56:13}; - 専用コメってどっちがツリー立てて話題振るのかとか、なんかそういうのどういう頻度でたてていいのかとか&br;傍から見ててわかんなかったけどやってみてもわかんないもんだね。僕もペアとか昔1回短期でやったっきりだし&br;あっ、これ試行錯誤で悩んでいくパターンだ…… -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-01 (日) 19:20:04}; - こーいうペア企画ってあんまり経験ないからなー 邂逅から既にこんな感じでどーしたもんか&br;まああんまり隠す意味もないしとっととネタばらしした方が良いよねこういうの(時間も推してるし) -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-01 (日) 19:16:26}; - 思いっきり場面が飛んだけど&br;どういう感じに締めるかとか決めといたほうがいいのかな、こういうのは -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-01 (日) 19:06:49}; - 猫かぶりにあっさりだまされるちょろい系 -- [[ツギハギ>名簿/512897]] &new{2014-06-01 (日) 17:07:00}; - 地味に猫被ってる系 -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-01 (日) 16:46:32}; - いいんだ…… -- [[ツギハギ]] &new{2014-06-01 (日) 10:17:27}; - 始まったと思うじゃん? 出かけるじゃん? -- [[ロロ>名簿/513444]] &new{2014-06-01 (日) 10:11:50}; ---- **ツギハギ [#y5ce6c18] 秘密結社「二枚枯葉」に所属する学者の一人、ツギハギはあだ名~ 本を集めては中身を読み、そこからイメージされるエネルギーを結社に送るだけのお仕事をこなす~ 現在は二枚枯葉の本社がある土地を離れ、まだ見ぬ本を求めてこの地に留まる~ 本を読むのが好き、殆ど外には出ないが本を探す為には外に出なければいけないため服に本をいくつもぶら下げ~ ダンジョンに入るときもそれは欠かさない~ 口に咥えるパイプからは常に青い火が灯り続ける~ このパイプからイメージが作り出される為、本を読んでいる間の火は普段よりいっそう大きい~ 感想や読後の余韻から生まれるイメージは読む人間の好みによってその質が代わる~ 物語を書いたようなものは出来がよければもちろんのめりこむ、そうすれば分かりやすく良質なイメージが生み出される~ 学問書、技術書、魔導書は理解できる、興味があれば良質なイメージが~ しかし人により好み、興味が明確に現れる為左右されやすいジャンル~ ~ 本を読み続けふと考える、世の中には自我のある本があるらしい~ それを読めば、いや読むだけではなく会話をするだけでイメージは作り出されるのだろうか~ 気になるなぁ……~ そんな事をぼやきながら今日も本を読む~ ~ 部屋をふた部屋長期的に借り、ひとつの部屋は完全に本で埋まっている~ あまり外にも出ないので歳より見た目が若い~ **二枚枯葉 [#ce29c2bf] 血筋、創設に関わった家門の出の人間だけが入れる一つの組織~ 本を集めてイメージと呼ばれるエネルギーを作り出す特異なパイプを持つ集団~ 作られたイメージは神秘的なものを作ったりするのに使われる~ 組織の人間は本を探す為バラバラに動いてる事が多く~ なかには自我を持つ本を持ち歩いてる人間だって居る~ 特定の家の人間しか居ないため全員親戚のようなものだが、ツギハギは昔ひとつの本をバラバラにした事で~ いつまでもそれでからかわれる。滞在している宿に他の構成員が来てはわざわざからかっていく~ 嫌味なのが多い~ **本棚 [#n6c7eb39] #region(日記帳) [ただの日記、1ヶ月ごとに書かれている、あるいは手紙が貼り付けられている]~ ---- 黄金暦280年 1月~ ずいぶんと間が開いた為新たに日記を付け直す事にする~ なにがあったかは覚えていない、白紙の本のページをひたすらめくっているようなものだ~ 気が付けばノルマの本が山のように積まれている、頭が痛い……~ 本は友達、本は友達、本は友達と念じながら本を開く~ 全部読むには半年はかかるだろう、しばらく寝れないが~ それ以上に本とイメージを押し込めた瓶に部屋が圧縮されるのが憂鬱だ~ ~ なにも日記なんてものは長々と書けば良いものではない~ ふと思い立ったときに書けば良いのだろうと思いつつ、長く書かれたページほど読み返してしまう~ こんなものを読んでいる場合ではない、本を読まなければ~ ~ 本は友達、本は友達、本は友達~ ~ こんな返事を返さない友達があるか!~ ~ しばらく文字は読みたくない…… ~ …… ~ [?]~ だから私は思うのです~ 私がすることにどんな価値があるのだろうと~ ---- 黄金暦280年 3月~ 前の日記はどんなものだっただろう、ふと見てみれば大半は労働だ~ 本を読む、しまう、時折本社に呼ばれ整理を手伝わされる~ 思えば前回の図書館大掃除は怪我人が5名も出た、パイプ無しがその光景を見て震え上がるのは~ もはや毎年恒例の事だろう~ そんなものも終わり、今は暇な時期でもある。だからこそ読むべき本がたまってもこうして余裕がある~ ~ ひとつ、読んだ本の事について書こうと思う~ あまり日記に本自体のことを書かないのはそれはこれが僕の話であり~ けして本の話ではないからだ~ 日記はそれだけでその人間の物語になる……というのは、前回の日記帳にも記したと思う~ 受け売りであるが意識をしていないわけではない~ 最近はよく恋愛物を読む、僕とは遠いものだがそれゆえにその現象をファンタジーとして認識が出来る~ 最初から知らなければそれに心を痛める事も、羨む事もない~ しかし一度知ってしまえばそれは呪いのように付きまとうのだ~ ……というのは今読んでいる本のプロローグだ~ 愛を知らなかった主人公が一度それを知ってしまったがために愛に身と心を焦がし~ もだえ、諦め、悟りを経てひとつの感情に対し向き合っていく~ 良くある思春期ストーリーというものなのだろうか、それを示すように主人公は10代前半の若い男性だ~ こうして悩めると言うのは若者の特権なのかもしれないと、僕は結社に居る中年連中を見て思う~ だけどそれは一概には出来ない事なのだろう~ こう考えると、僕もきっとまだまだ若いのだ~ ~ 僕は愛だの恋だのといったものはあまり関係ない~ ……そう思っていたのだが、最近良く夢に見る。ランタンがひとつ置かれた狭い部屋~ どこか懐かしいそこで誰かが待っている気がする~ 僕を待っている存在なんてこの世に居るのだろうか? まさか恋愛物を読みすぎたせいで~ 妄想が徐々に思考を蝕んで行ったんじゃないだろうな……~ ……しばらくこのジャンルは控えよう~ ~ 古代の本と言うのはどういうものなのだろう~ ~ 例の「彼」が来た、最近金属パイプの銅に昇格した彼だ~ 彼は僕の部屋に来るなり開口一番「変わった本は見つけられたか?」と来たもんだ~ おおかた見つけていたら読ませてもらうとでも思ったのだろう~ まだ見つけていないのが分かるとそそくさと帰っていった~ そういえば最近遺跡などで本が落ちている事が多いらしい~ 彼の言った本は街中にあるだけじゃない……という言葉は、そういう事なのだろうか~ 溜まった本が消化できたら、僕も遺跡へ行こうと思う~ ~ [二枚枯葉便り] 3月になり春の陽気が差し迫ってきた頃、皆様いかがお過ごしでしょうか~ 本社ではパイプ無しの候補生たちが春のうららかな陽気に負け本を持ったまま寝る光景がよく見られます~ 春眠暁を覚えずとはこのことでしょう~ さて今月の優秀家門はクライラス家となりました~ クライラス家の構成員には4月いっぱいの第3図書館への閲覧が許可されます~ ルーデンベルク家のイー様が今月金属パイプの黄金に昇格なされました~ 皆様もこれを見習い、精進いたしましょう~ [総帥の今月のお言葉]~ キスのある描写とか恥ずかしくて読めないし……~ ~ それでは皆様、良い読書ライフを~ ---- 黄金暦280年 6月~ 此処しばらくは日記をつけない日が続いた~ なにぶん溜まった詰み本のせいだ、読むことに専念すれば書く事を忘れる~ 一日のうちに3つ以上違う事が出来る人が羨ましいと思う~ おまけにここ最近部屋にこもりっきりだった故に書くことがない~ なのでこの6月のページは、今月をあわせ、過去の振り返りに使おうと思う~ そのため今回は日記ではなく、1日で書き上げた月記となる~ ~ まず最初に書くべきは特殊な本を手に入れた事だろう~ これは特筆すべき事であり、僕の物語と掲げるからには、当然これを書かずしてなにを書くか~ となることは僕自身も理解しているはずだ~ 本の名前は「異界見聞録」行きつけの古書店で見つけた所謂喋る本だ~ 喋る本と言ってもこれがまた人の形を取るほどのもので、本とは別にこの人型の名前をロロと言うらしい~ 著者の名前もロロと言うところから、この"本"のロロは、"著者"であるロロを模範した存在なのだろう~ 出会ったばかりでまだ彼自身の事をあまり知っているわけでもなく~ また本自体が異界(もしくは異国)の言葉で書かれていて情報は少ないが~ その少ない中で考えられるのがこれなのだ……と、探偵小説なんかだったらそう書かれるのだろう~ 実際僕も本のロロと言う存在が著者のロロに近いものだとは思うが~ 著者のロロと接触する可能性が低い今それがどうであるかなんてことは関係ない~ ~ なんと言っても僕にとって重要なのはそこではないからだ ~ 僕にとって重要な事、それは本だ。本が興味を惹き、本が糸口を広げる~ 要するにこの異界見聞録は「自身喋ってしまうぐらい変わった本」で「僕の興味をたいへん惹く物」だと言う事だ~ 嫌な言い方をすればこの本の存在は僕の作り出すイメージの向上に役に立つかもしれない~ 本の内容はさることながらロロと言う特殊な存在の会話、これはただ漠然と本を読んでいるだけと言う行為では到底体験できるものではない~ これは出世欲でも知識欲でもなく、僕自身の好奇心の為の行為だ~ 僕はこの特殊な本を手に入れ、利用する事で利益を掴めると考える~ 少々捻くれた性格だが、そこはある程度寛大な心で接していけばいいだろう~ ~ 最初にロロは本である自分が人型を見せた事に対し、僕があっさり受け入れたのを少し意外に思っているようだった~ 思うにその姿を見せたのは初めては無いが、好意的な反応を返されたのは初めてに思える~ 本来は喋るどころか人の形を取る事すらありえない本がそんなふうに目の前に現れたんだ~ 今までその姿を見せた人間? あるいは人間以外の者が驚くのも無理は無いだろうと思う~ 僕だってその異質な本がそれほど変わった物だと思ってそれを手に入れたわけではない~ しかしそれに対しなぜ僕が否定的な態度を示すだろうか~ なにせようやく手に入れた「異質」な存在なのだ、話には聞いていたが話しに聞くばかり~ ただの本の読みすぎた人間が妄言を言っているのかと思いかけていたところに現れた存在を~ わざわざ手放すわけは無い~ ~ 早速彼のことを教えてほしいと頼むと、意外にも交換条件として僕の事を教えてほしいと言ってきた~ どうしてそんな事を聞くのだろう、とその時は思った~ 僕がロロの事を知りたがるのは分かるが、ロロが僕の事を知りたがるだろうか~ ただの人間の事なんて、相手にはまったく珍しくも無いものだと思うけど~ ~ ともあれあせらず親交を深めていこうと思う~ 利用すると言う事はけしてぞんざいに扱う事ではない~ ---- [今日の書物情報]~ 毎月新鮮な本と執筆家達の情報をお届けする読書情報~ 一番最初のコーナーは「若き小説家達!」~ 近年読書ブームが巻き起こる中、業界をその文字と言う硬派な花で色染めていく小説家達に憧れを抱く人はたいへん多くなりました~ そんな中最近デビューした「希望の新人小説家」をご紹介~ まずは今年の3月見事「釘煮川」賞を受賞した新人作家 瑪瑙・H・ヒタキガワさんをご紹介~ ~ ヒタキガワさんは黄金暦278年からアマチュアにて執筆活動を開始~ そこから第一作目の処女作「彼岸の園」を大型イベント同好マーケットへ出したところ~ 瞬く間に話題となりなんと会場10分で150部が完売~ その評判を知り手に入れたいと言う人が続出~ 注文が殺到しましたがヒタキガワさんはこの注文を一蹴~ 以降処女作にはプレミアがついた事は言うまでもありません~ そこからしばらく、第二作目を出してから沈黙していたヒタキガワさんは突如釘煮川賞に応募~ 見事賞を獲得しプロデビューを果たしました~ この電撃的プロデビューを成した作品が第三作目~ 「琉球クライシス」という、一作目とも二作目とも、作風が大きくかけ離れた内容で~ 審査員たちをとても驚かせたそうです~ ヒタキガワさんはとても職人と言った気難しい性格であり~ 釘煮川賞を受賞したさい、スピーチにてただ一言「ぜひもなし」とだけ残しなんと会場を後にしてしまいました~ 頑固と言うより変人ですね~ しかしそんなミステリアスな人柄はファンの妄想を掻き立てるのかヒタキガワさん本人の人気も高いようです~ さて次の新人小説家は……~ ・~ ・~ ・~ 最後におなじみのコーナー! 「読書575!」~ 今日のお便りはインガル帝国在住のドワーフ「グー・イット」さんから!~ 読書して~ 鉄を打ちても~ なお飽きぬ~ ~ それではまた来月お会いしましょう!~ よき読書ライフを!~ #endregion **// [#m8acd392]
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