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幻想郷の中ですら名を忘れられたボロボロの寺に住むヘソ出し少女。
酒が大層好きで夜な夜な道行く人に酒をせがみ、差し出されれば飛び上がって喜ぶ。
人間有効度は極めて高く、危険性は無い。夜道に迷う人あれば住処の寺に止泊めてやり、
寒さに凍える人あれば暖かいご馳走でもてなし、
悩みに落ち込む人あれば、不思議な踊りで元気付ける。
その踊りこそが彼女の真の力で、悩みを消し希望を湧かせ、幸運を呼び込むという。
また様々な物に変身することが出来、驚かせていたずらする事もあるが概ね無害である。
好物は小動物で、おなかに大きな口を出現させ丸呑みにする。グロい。
このせいで誤解を受けて恐れる人間も少なからずおり、彼女自身の悩みの種にもなっている。


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