芸舞場/102792

  • (目元はわからないが、微妙に凹んだ表情で)……無効試合ということだから、どなたか再戦をお願いできないかしら? -- 盲目の占術師
    • あたしでいいかなー?スタイルは拳での接近戦主体だけど! -- くれあ
      • ええ、構わないわよ。かわいらしいお兄さん。(再び右手のキマイラ杖を構える) -- 盲目の占術師
      • はらら?目が見えないのにあたしの性別が分かるの?
        (手甲とブーツの具合を確かめながら)うっふふ。色々秘密がありそうね♪わくわくしてきたワ!
        -- くれあ
      • 見えざるものを見る、眼ならざる眼、それを持つ者が私よ。
        じゃあ私から……紅き魔力よ 時を超え 我が敵を砕く刃となれ…… Rift Bolt
        (占術師の周りで微かに紅いマナ(魔力)が煌いたが、何も起こる様子は無い)
        (そして、口元だけで穏やかに微笑し)さあ、いらっしゃい。
        -- 盲目の占術師
      • ……?何かしたのかしら。
        ま、いいわ!とりあえず突撃ー☆
        (気負う素振りもみせず、流すように走り寄る)
        -- くれあ
      • ふふ……まっすぐでかわいらしい子ね。
        幻惑の力を波に変え 我は現実に干渉す…… Twiddle
        (呪法を唱えると、蒼いマナが水流の如き形を成して、くれあの足元に絡み付こうとする)
        -- 盲目の占術師
      • わひゃ!?(マナの水流に足元を掬われ、バランスを崩す)
        この!この!(振り払おうとするが、なかなか思うように行かず)
        ……ッ うぉりゃあ!!
        (結局思い切りジャンプ、ギリギリ抜け出す。着地点は相手側に)
        -- くれあ
      • 飛んだわね?(計画通りと言わんばかりに口を歪ませる)
        (くれあの飛翔が頂点に達しようとしたとき、その後方の空間が裂け、稲妻が襲い掛かった)
        Rift Boltは時を超え敵を撃つ。未来視の力と合わせれば、こんな芸当も可能なのよ。
        -- 盲目の占術師
      • バチバチィッッ(大気が弾ける雷音と共に、容赦なき稲妻が小さな体を撃ち抜いた!)
        ……ッ ひっぐっ……!?
        (そのまま力なく地面に落ちる。ぷすぷすと焦げた臭いが周囲に満ちる)
        う、うう……さすが……予想外の手だわ。(ふらふらながら立ち上がり)
        でも、まだまだこれから! たぁあああ!!(見て分かるほど落ちた速度で、しかし躊躇わずに直進する!)
        -- くれあ
      • 相も変わらずの突進ね。 何か策があるのかしら?
        三叉の弧炎よ 天と地を這い迎え撃て Arc Fire
        (左右、そして上方より、炎が弧を描いてくれあに向かう)
        -- 盲目の占術師
      • カード!カード!あたしに切れるカード!!
        (向かってくる炎を無視。腕を交差させて何か囁くように)
        ――私は囚われの小鳥――肉を繋がれ飛び立てぬ小鳥――
        ――今願う――僅かな羽ばたき、その許し――
        ――禁呪拘束解除術式!魔闘解禁!!
        (クレアの髪が徐々に漆黒に染まっていく……だがそれが完了する前に炎が直撃する!)
        (激しく燃える炎の中、震える腕を一気に払う!一瞬強烈な風が巻き起こり、炎が消え去った。だが、その体はもうボロボロだ)
        -- くれあ
      • (ボロボロになったくれあの方を向き、語り掛ける)
        酷い姿ね。 離れた間合いで戦う術を持たずに魔術師に挑んだのが、そもそもの間違いじゃなくて?
        (そう言うと、乾いた音を立てて杖を地面に突き刺し、くれあの様子を伺う)
        (魔導器から手を離したが、警戒は解いていないようだ)
        -- 盲目の占術師
      • このままでは……終われないわ……
        (ひどく緩慢な動作で、片膝を下げてしゃがむ。両指を地面につけ、相手に視線を向ける)
        これで最後……あたしのジョーカー、切らせてもらうわ!
        歩法の参……『瞬転瞬地』!
        (叫ぶや否や、壊れた四肢を奮って全速で飛び出す!それは弾丸のような速度!)
        -- くれあ
      • (くれあが『瞬転瞬地』にて飛び出した刹那、未来における様々な可能性が、
         占術師の頭の中で次々と映像化される。そして出た結論は1つ)
        (―――やはり、いかなる呪法の詠唱も間に合わない! ならば―――)
        (地に刺した杖を再び握り、持てる魔力をすべてそこに注ぎ込む)
        キシャアアアアアアアアアアアアァッ!!
        (その瞬間、杖が瞬時に全長5メートルほどのキマイラに姿を変え、
         くれあの前に立ちはだかった!)
        -- 盲目の占術師
      • (弾丸の速度…それはクレア自身にも周囲の状況が認識できないことを意味する)
        (故に盲目の彼の人が直線上に居た以上、目の前の物体は彼女であると思い込んでいても仕方が無いこと)
        (それがキマイラであることも知らず、ただ全力を込めて拳を叩きつけた!)
        ガキィン!!
        取ったぁ!……って、あれ?なんか凄い硬いんですけどー!?
        -- くれあ
      • (その音を聞き占術師はほくそ笑んだ。キマイラの額がくれあの拳を受け止めている)
        ふふ、やっぱり未来を読める私の方が一枚上手なよう……あれ?
        (異変を感じ、その眼ならざる眼で周囲の状況を感知する)
        (弾丸の速度の突進を止めるほど硬い、金属でできたキマイラの身体)
        (しかし硬いということは、ある程度以上の負荷が加わると一瞬で崩壊することも意味する)
        (キマイラの額から、その身体全体に向けて、徐々に亀裂が広がっていく)
        あ……もしかして、コレ、ヤバいんじゃないかしら?
        -- 盲目の占術師
      • (ガラガラと音を立てて崩れていくキマイラ。その向こうに倒すべき敵を見つけて、ほくそ笑む)
        ううふふふ……♪なんだかちょっとビックリしたけど、あたしにかかればこの通りよ!
        さあ、お仕置きの時間ヨ!…………ん?(意気込みながら追撃しようとするが、右腕を見て一瞬思考が停止)
        あれ……?あたしの右腕、どこ……?(視線の先に腕はなかった。どうやらキマイラを殴った瞬間もげ飛んだらしい)
        (ぶしゅーっと噴出す血を見ながら)……うええ……うでもげたー……(半泣きで盲目の占術師へと歩いていく)
        -- くれあ
      • ヒッ!!? (己の方に近付いてくるくれあの姿を感じて一瞬恐怖したが、
        通常の視覚よりも遥かに鋭敏な眼ならざる眼は、くれあの右腕が無いことを即座に察知した)
        ちょっと……あなた右腕が……っ!!
        (目元は布で隠されているものの、その声と、頬や口の動きから、くれあのことを心配しているのが見て取れる)
        (そして、くれあの方へ駆け出していった)
        -- 盲目の占術師
      • http://1st.momo.net/uploader/img/adv006831.jpg
        あうあうあああうあうあ……  きゅ〜〜☆(出血多量でぶっ倒れた) -- くれあ
      • ちょっと!大丈夫!?―――なはずないわよね!! とりあえず止血を……
        (くれあの左手を右腋の下に挟ませ、自分のローブの袖を破いてその付近を硬く縛った)
        (しかし、出血は止まらない) ああ、どうしよう、どうしよう……
        (占術師の頭に流れ込む未来の映像に、この状況を打破できるものは、ない)
        -- 盲目の占術師
      • ふっ…ふふふ……決着の言葉を贈るわ……
        貴女の勝ちよ!
        ……がくっ(気絶した)
        -- くれあ
      • こ、これは盛大な自爆と言っていいのかぁ〜〜〜〜〜!!?
        クレアのギブアップ宣言により、勝者、盲目の占術師いいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!
        -- レフェリー
      • 決着なんてどうでもいいわよ!!誰か……誰か手を貸して頂戴!!(半泣きの声で叫ぶ) -- 盲目の占術師
      • ええい!私は医者ではないがこの鋼線で止血程度はできる!後は医者!さっさと出ろ! -- エイカー
      • はい医者ですとりあえず運ぶにしても血がある程度止まってからにした方がいいですね -- モーティボア
      • 先生……この子は、この子は助かりますか!?(くれあの首をがっくんがっくん揺らしながら) -- 盲目の占術師
      • (がっくんがっくん揺らされながら)
        うふふ……きれいな……お河ねぇ……せせらぎが……とってもここちいいわ…… -- くれあ
      • クレア様、しっかり(頬をばちんばちん) -- シンセミア
      • ああっ!そっち行っちゃらめええええええ!!(どこから出したのかわからないクギバットで、くれあをケツバット) -- 盲目の占術師
      • 大丈夫ですよ死なない限り治療は出来ますしあと怪我人に打撃を加えるのはいかがなものかと -- モーティボア
      • とりあえず観客席で治療を……そぉい!!(くれあの身体を確定ロールで放り投げ) -- 盲目の占術師
      • http://1st.momo.net/uploader/img/adv006835.jpg
        ぴぎゃあ!! ……目、目が覚める一撃だわ…… -- くれあ
      • それと吹っ飛んだ腕のほうも…ああありましたありましたよっこいしょっとくっつけるのは楽ですが新造すると手間がかかりますからねー -- モーティボア
      • どうにかなりそうで良かった、のかしら…ともかくお疲れ様でした -- シンセミア
      • とりあえず腕くっつけてもらえれば冒険いけるわ!
        っていうかあたし冒険いって大丈夫なのかしら!?(真っ青通り越して土色になりかけた顔色なのに何故かやたら楽しそうだ) -- くれあ
      • 手段はともかく落ち着いて治すには確かに観客席が良いですねともかく行きましょうか -- モーティボア
      • え?うん?(布に覆われた眼でくれあの顔を覗き込み)……あなた人間じゃないのね!?
        心配して損したわ!ファック!! ……じゃあ、テキトーに解散でいいのかしら? -- 盲目の占術師
      • オーケェイ!!事後処理も終わったようだね!! では次の挑戦者を受け付けようかぁ!! -- レフェリー
  • 人の血、人ならざる血。中々、趣き深い場となったものだが……占術師殿。我等のターンだ -- ザンギー
    • ええ……私は名も、顔も無き占術師。しかし力は持っている。
      我が赤と青の魔力(マナ)にてそれを知らしめるべく、ここに立つわ。
      ……決闘(デュエル)よ。 -- 盲目の占術師
      • ふ……む。ならば、一介の魔術師として、黒と白の魔力を糧に技を競おうか。
        正道と邪道を進む者として、この決闘、存分に力を振るう事をザンギー・アナトリアは誓うものである。
        ……さて、まずは私から動いてもよろしいかな? -- ザンギー
      • ええ、構わないわ。 青の力は受け身において真価を発揮するものだから……。
        (キマイラを象った杖を右手に構え、閉ざされた眼で静かにザンギーの動きを伺う)
        -- 盲目の占術師
      • よろしい、では動かさせていただく。
        (ふむ、先の治療にて純白の秘薬を充分なマナで扱えた所からすれば、既にこの地に充分な魔力発生源が揃っている事になる。であれば、事を起こすのに躊躇は無用か。だが相手は青をも操る。……軽挙妄動は慎むべきだな)
        まずは、貴女の力を半減させてもらうとしようか。護りは正道の本懐たれば、赤の防御円は敵手の炎から悉く我が身を護るだろう。……ふむ。些かやりづらいものだが……さて?
        (まずは相手の手を伺い、動くのはそれからとしよう)
        -- ザンギー
      • ふふ、早々にそれは無粋と言うものよ。 その知 その術は 不完なり
        ≪Mana Leak≫にて少しばかり邪魔をさせて頂くわ。
        (術の解れを誘うこの法力は、この場の潤沢な魔力(マナ)を用いればすぐさま退けられるだろう。
        しかしそれを行うと、次の一手は僅かばかり遅れることになるかもしれない。)
        -- 盲目の占術師
      • む……ふむ、やはり正道の鎮護による遅々たる歩みは、観客を退屈させてしまうかな?
        (ザンギーの周囲に張られようとしていた円状の結界は、占術師の妨害によって掻き消えた)
        呪文の打ち合い。それそのものは我等にとっては結構だが、見た目に優し過ぎる。故に私は、見た目に優しくは無い邪道を往こう。
        おぞましき牙、おぞましき翼は、異形の形を持って貴女を切り裂………………

        //こういう時に仕事先から呼び出しの電話来るとかどういう冗談ですか。……行かない訳にもいきませんので、大変申し訳ありませんが棄権します。泣いていいよね

        ……ふむ。どうも魔力の巡りが良くないようだ。貴女と、ギャラリーの諸君には誠に申し訳ない限りだが、このままでは無様を晒す事になる。魔術師の端くれとしてそれは耐え難い事であるからには、ふむ。遺憾ながら、降りさせて貰う。……貴女の勝ちだ。お互いに不本意だが、申し訳ない。
        後日、再戦の機会をいただければ幸いだが……
        -- ザンギー
      • (周囲から急速に魔力(マナ)が失われていくのを感じる) あら、これは……。
        ふむ、魔力(マナ)の飽和はあの半妖のお嬢さんに呼応して、ということだったのかしら?
        これでは私も決闘者(デュエリスト)としては戦い辛いわ。この勝負、次回に預けましょうか。

        //現実世界を優先してくださってオッケーですよ!!
        -- 盲目の占術師
      • //ところで連コ禁止だけどこの場合はどうなるのかしら!?
        //お姉さんもうちょっと戦いたいんだけど!!
        -- 盲目の占術師
      • むぅ……或いは彼女の血による瞬間的な作用だったのかもしれない、か。
        だが……いや、此処は貴女の好意に甘えさせてもらおう。再戦の誓いはいずれ、果たされる。その時まで、我等の決着は、この場に預けるとしようか……
        (言って、ザンギーは踵を返し、舞台から去って行った)

        //本当に申し訳ありません。ハンカチ噛みながら現実世界を優先させていただきます。うわーん
        -- ザンギー
      • お、おおっとぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!??? こ、これは…………??????
        と、特殊な術を使う者同士の特殊な事情(中の人の事情)により、無効試合だああああぁぁぁあぁぁぁ!!!!
        -- レフェリー
  • (中央に降り立ち、右手を上げる)やぁやぁ、誰か戦ってくれるかな? -- アセルス
    • レディー、名前を伺っても宜しいですか?俺はマッド、ただの鉱夫です(客席から手を上げて歩いてくる)
      俺と踊っていただいても宜しいですか?(一礼しながら、尋ねた) -- マッド
      • これはご丁寧に 私の名前はアセルス 人間ではない何か…かな
        ダンスは得意じゃないんだ 多少荒っぽくなると思うけどいいかな…?(長剣の柄頭に手をかけ) -- アセルス
      • 芸舞場・観客席は先程の戦いでステージは既にボロボロ!だがファイターの闘志は折れてはいなかった!!
        サガフロからの刺客‥1P側、"半妖" アセルス・ ファシナトゥールゥゥ!!
        -- レフェリー
      • それに対する挑戦者は‥俺のクズっぷりは天元突破!2P側、"ドリル男" マッド・ドックゥゥゥ!! -- レフェリー
      • 構いませんよ、女性をエスコートするのが…紳士の務めですからね…(両手を横へ伸ばす、袖からは投げナイフが伸びる)
        こういう時はレディーファーストです…どうぞ?(ナイフをそれぞれの手に構えると、相手の出方を見るように立ち尽くす) -- マッド
      • はははっ 紳士にレディファースト…ね 君の得物からはそういう気配りは見えないな
        でも、そう言うなら遠慮なく(長剣を抜き放つと同時に男に斬りかかる)――君の血を見せてもらおうか?
        -- アセルス
      • 銃だとシャレになりませんから…これも、気配りと言う奴です(剣が来る、そう判断すると、防御の姿勢を取るより早く、半歩引いた)
        積極的なお嬢さんだ…僕としては女の子はお淑やかなほうが…(軽口を叩きながらも、胸元から左脇腹にかけてを浅く斬られた、服の切れ目からは明らかに血が滲んでいる)
        ハハハ、っと…お茶目も程々にしないとね(相手の太刀筋を確認する、二の太刀が来る前に、懐に飛び込むと、両手のナイフを投擲、と言うよりも、アセルスの眼前に、ただ放った)
        -- マッド
      • それじゃあ君に銃を使わせることを目標に戦うとしようかな
        奇遇だね、私もお淑やかな女の子が好きだよ…しッ!(袈裟斬りに放った斬撃は相手の服に血を滲ませる程度)
        (剣に付いた血をゆっくり舐めると薄く笑い)君の血は百点満点で六十点ってところかな
        ガブ飲みする気にはならないね(二本の放たれたナイフのうち、一本をかわし残りを騎士型神姫の長剣――コルヌで弾いた
        -- アセルス
      • 生憎、銃は整備中でね、この場合、ドリルになんのかねえ、本気は…(懐に潜り込み、屈む、ナイフが弾かれたのを確認すると)
        やれやれ…女性を殴る趣味は無いんだが…
        (ぼやきながら、低い姿勢から身体を捻ると、突き上げるように、アッパーを繰り出した、最早護る事は眼中に無いようだ)
        -- マッド
      • (相手が距離を詰めるのを見ると長剣を左手に持ち替え、右手に不可視の力を集める)残念、銃を見てインスピレーションが得られるかと思ったんだけど
        君が女性嫌いになれるよう努力するよ(右手に集まった力が薄紅色に輝くと、手甲のように腕を覆う)
        ふふ、妖魔の小手だ! この程度、避け――(男の踏み込みに対応しきれず、顎を大きく跳ね上げられながらも
        妖魔の小手を相手の左寄りの胸元――人が心臓と呼ぶ場所に妖気が込めて振りぬく)が…ッ
        -- アセルス
      • (相手の不自然な持ち替えに、疑念を持つ、何か来るな、そう感じていた)
        女性が嫌いになる?あり得ないね、天地が帰ろうと女性を愛する、それが俺の道
        俺は俺の道を行く、誰かに曲げられるのは御免って奴だ(拳に確かな手応えを確認すると、体制をそのままに袖からナイフを取り出す)
        フー…ッ!(呼吸を整えると、息を止め腹に力を入れる、追撃のナイフを投げようと身を翻したとしたその時、胸部中央に衝撃が走る)
        -- マッド
      • 死ぬほどの目を見るのは「天地が返る」ほどの衝撃にはならないかな ふふ…!
        (顎を跳ね上げるアッパーから姿勢を立て直した時、既に少女の髪は緑が深くなり、瞳はネコ科の肉食獣のように鋭く、細長く広がる)
        やれやれ 最近、体が頭で考えるとおりに動かないんだ 妖魔化してからの動きが人間(ヒューマン)と違うからかな
        でも(にやりと笑うその口には鋭い牙)こうして一旦妖魔になれば違和感は消えるんだよ……! 血を吸いたくてたまらなくなるけどね!
        (殺気を場に充満させ、長剣を構えなおす)
        -- アセルス
      • (ブッ、と床に血を吐き捨てる、唇を拭うと、ニヤリと笑いながら、返答)
        ふう…俺はキノ鉱だからね…そんなに頑丈には出来てないんだ、お手柔らかに頼むよ?
        ああ、折角の美人が台無しだ…(嘆きながら、背中から棒を取り出す、カシン、と独特の金属音を立てながら展開する)
        カッコつけて奥の手は取っておこうと思ったんだけどね…(緑色の渦を巻き、伸びた棒から更にパラソル状に質の悪いドリルを展開する)
        ひ弱な俺はあんま体力が続かないんでね…早めに来てくれると嬉しい…(挑発するように指をクイッと傾けた)
        -- マッド
      • よく言うね これがキノ鉱の膂力かい? 私は遠慮なく殴ってきてくれるほうが好きだよ
        (相手の展開式のドリルを見て長剣を盾のように横に構える)ひ弱ね…体力が持たない…そうか
        たった今、そういう君にふさわしい攻撃を思いついた いわゆる「閃き」ってやつだよ
        (中空高く飛び、長剣を振りかぶる)人間の閃き!(跳躍の頂点で思い切り剣を振りぬく)妖魔の力!
        (振りぬかれた剣先から衝撃波となった斬撃が「飛んだ」)神姫のボディ! 平伏せ人間、烈風剣だ!!
        (技の反動に死に体になって落下しつつも、空を裂く衝撃は何ら威力が殺がれず男に向かって襲い掛かる)
        -- アセルス
      • そうか…俺も遠慮なく殴る方が好きだ、気が合うな…(ドリルを握ると、ゆっくりと息を吸い込む)
        っしゃあ!その顔…穴ボコだらけにしてやんぜ、女ァ!(カッと目を開くと、大きく息を吐き、ドリルを掲げる)
        人間舐めんなよ!人外野郎!(回転したドリルを正眼に構えると、一直線に突き出す)
        インパクトォォォォ!(突き出したドリルで、真空の刃を思いっきり突き刺した、真芯で捕らえた刃を、力で押し込む)
        くっ…(風を裂く衝撃が分散し、頬を切り腿を切り、全身から血を流しながらも、止まらずに突き進む)
        -- マッド
      • 人外野郎だって!? ただの人間に言われたくはないな!!
        (長剣の柄を噛み、咥えると男が衝撃をドリルで押し込んでいる間に四足獣のように四肢を使って着地する)
        (口から長剣を吹き捨てると、)衝撃波ごと押し込んでやる! ぶっ潰れろぉぉぉ!!
        (姿勢を低くドリルと衝撃のぶつかる中心点に向かって両手を突き出す。
        光と熱が宿る、防御を捨てたその両手は初撃が入れば虎の暴撃(タイガーランページ)のように相手を連続で殴りつけるであろう)
        -- アセルス
      • (真っ直ぐ進んでいるつもりだった、その身体は先刻の衝撃に身を取られ、多少、揺るぐ)
        やべ、血ぃ流しすぎたか…(狙いは一つ、真っ直ぐ進むだけ、しかし視界はぼやけ、進む程に体力を消耗する)
        これだからキノ鉱は…(悪態を付きながらも腹を決めた表情で、ひたすら走り続けた、懐に伸びる手さえ気に止めず)
        死に…やがれぇぇぇ!(確実に、相手の横ッ腹に、胴を入れるように薙ぎ払った、先刻の通り、体力で劣るマッドの攻撃は、後手に回っただろう)
        -- マッド
      • 体がキレる! 動きが見える! 力が漲る!! 私が負ける理由があるか!?
        (そうだ、怪我を負った人間ごときに負ける要素がない――そう考えるアセルスは相手とのリーチの差が頭に入らない)
        血を流しすぎたか、遅いよ人間! 顔がひしゃげても強がりが言えるかぁー!!
        (光が、熱が、打撃が 男の顔に直撃する前にドリルはアセルスの脇腹を抉っていた)
        どうして……私が速かった! 私が強かった! 私が…私がぁ!!(そう叫ぶアセルスの髪は既に普段の緑色であり、
        瞳も力も身のこなしも人間と変わらないものだった。考えている以上の力が出る……それはあっという間に少女の体を限界に押し上げていた)
        この……!(言葉は発せられず、闘技場の地面に血を撒いただけだった。妖魔の青ではなく、半妖の紫の血を…)
        -- アセルス
      • (相手の声すら耳に入らないと言った様子で、ボソボソと呟いた)
        何が…あろうと…勝つんだ…俺は勝つ…(よろめく様な足取りだが、ドリルを握る力は少しも揺るがなかった)
        そうだ…いつだって!俺は!(回転したドリルで脇腹を殴り切った、相手に敬意を表すように全力を込め、手加減はしなかった)
        最後に勝つのは…この俺だあああああああああああ!
        (最後の咆哮を挙げたその時、何かの糸が途切れる、ドリルを床に突き立て、杖にするようもたれて意識を失った)
        -- マッド
      • (荒い呼吸、流れる血、しかし瞳に映るのは全力を出し切り倒れた男)
        一撃……浴びせ…勝つ……私が…倒してやる…人間……!!
        (大きく手を振り上げ、妖魔の武具を発現させようとするも力は集まることなく男の隣に倒れこんだ)
        く……ジャムの瓶も開けられそうにないね…(うつ伏せに倒れる少女の脇腹からは、止め処なく紫の血が流れ続けた――)
        -- アセルス
      • おおっとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!?? これは両者戦闘続行不可能ッッ!!!!
        ダブル・K.O.だぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!
        さあっっ!!! 早くドクターをっっ!!!!!
        -- レフェリー
      • 治療を申し出たい。……双方とも、いかに冒険者として頑健であっても、この怪我は致命傷に等しいからな。
        だが、魔法に寄ればこの程度は造作も無い。……白マナの供給源を確保し、一帯のマナを使えば何とでもなろう

        純白の秘薬を双方に使用。少なくとも外見上の怪我は完癒した)

        ……後は、血の巡りがよくなるまで安静にでもしておればよろしいな -- ザンギー
      • 医者じゃないけどとりあえず止血して移動させよう!
        (観客席を見上げて)おーい!誰か手を貸してくれないかー!? -- リーファー
      • ……動けるとは、流石だな。ま、良い。この男だけ観客席へでも運べば済む話か -- ザンギー
      • アセルスとやらは自力で立って歩けているようだから…(ゴサクを肩に担ぐ)問題はこちらだな。観客席に運べばいいのか? -- イグジステンズ
      • それでよかろう。お任せする。さて……と -- ザンギー
      • (青い顔をして黙って運ばれる)私は…勝つんだ……最後の…攻撃…(虚ろな目は幻影の中に勝利を求める) -- アセルス
  • お次は人形と人形師、中々縁のある戦いじゃあないですか。
    (カラン、と下駄を鳴らして闘技場内に降り立つ。その傍らに人形の姿は無い。)
    -- 神楽
    • ステージに上がるは‥魔技とも称される人形師の技術!1P側、"人形師" 空蔵・神楽ァァァァァ!! -- レフェリー
      • 人形と言えど、自動人形は人の意ではなく自分の意にて主をお守りしましょう。 ――以上
        (神楽に続いてステージへと上がるも、目立った装備はしていない)
        今回の私の武器は‥これです(右手を神楽に向けて突き出すと5指を広げてみせる。そこには指輪のようなものが5指全てに付けられていた)
        -- ブリュンヒルデ
      • ほう(指輪を興味深そうに眺めると両の腕に巻きつけられた弦を緩やかに紐解く)
        さてさて、演目は操作合戦でしたよね?操作系の能力者同士の戦いは不毛なだけですからねぇ。
        まぁ、私はその不毛さが嫌いではないんですが、まずはルールを決めましょうか。
        お互いに相手の体を操作しあって口から「参った」と言わせるか膝を付かせた方が勝ち。
        操作方法は糸でもギアスでも心理誘導でも何でもアリ。
        但し、直接攻撃は一切禁止。操作以外の攻撃で相手にダメージを与えた時点で負けとなる。
        勿論、持久戦に耐え切れず、倒れて自分から膝を付いたり、立ったまま意識を失ったりしても負け。
        大体こんな所でどうですか?嫌と言うなら普通に実力勝負でも構いませんが。
        -- 神楽
      • 続いてあがるは‥セメント系従女と名高いこの人だ! "自動人形" ブリュンヒルデ・シルフィーードッ!! -- レフェリー
      • ‥‥申し訳ありません。私のこれは只の遠隔操縦機ですので‥。 ――以上
         
         ド ン!
         
        hero20072.png
        ――重騎・渡鳥(会場に乗り入れたトレイラーから全長十メートルはあろう鉄の巨人が降りて、ステージへと現れる)。
        -- ブリュンヒルデ
      • はは、そうくると思ってましたよ。いやしかし、大きいですねぇ。(からからと笑うと重騎を眺める)
        それじゃあ――真正面から実力勝負と行きましょうか。(右手を前に左手を引いて弦を手繰って構えを取る)
        -- 神楽
      • ええ、全力を持って自動人形がブリュンヒルデ‥戦わせて頂きます。 ――以上
        (彼女は両腕を振る。自分を抱きこむようにして。その動きに応じて渡鳥が右腕を突き出した構えを取る)
        -- ブリュンヒルデ
      • さてさて、私は操作合戦の心算で来たのでね。人形(むすめ)はあちらで観戦しているのですよ。
        (客席を指差す、小さく人形が手を振って応える。)
        そのデカブツが何をするか分かりませんが、生身で食らっては一溜りもないのでね。
        まずは構えを解かせてもらいますよ!(言い終わらないうちに左腕の弦が飛ぶ、重騎の右腕に巻きつけてそのまま引き倒す心算だ。)
        -- 神楽
      • これは失礼を仕りました‥。私はてっきり操作とはそれぞれが人形を操るものだと思っておりましたが故。 ――以上
        (右腕に弦が絡みつきその動きを拘束。重騎すらをも絡め取ることが可能な弦の材質が何であるかは分からない)
        ‥引くならば押すまで!(引き取られる力を利用し、前傾姿勢で神楽へとその巨体を突撃させた)
        -- ブリュンヒルデ
      • あはははは!まさか引き倒せる訳が無いと思ったら面白い手で来たじゃないですか!
        良いですね、実に良いですねぇ。でも――人形が人形師の動きに合わせたらそれで終わりでしょう?
        (左腕から延びた弦を指で弾くと重騎の進行方向を強制的に微修正、突撃の軸をずらし客席に突っ込ませる)
          -- 神楽
      • 生憎、私は自動人形ですので人形の気持ちはよく分かります。‥そして物として扱われる悲しみも‥‥。 ――以上
        (突撃する動きに急な横の制動を掛けられ、予想通り客席へと突っ込もうとしていた)
        (だが彼女はそんな渡鳥の動きを確認せず、ただ目の前に居る男を見続けている)
        -- ブリュンヒルデ
      • あら、止めないんですか。貴女も中々に酷い人ですねぇ。
        (客席に突っ込んでいく渡鳥には振り返らず、しかし操弦はそのままに眼前のヒルデを見つめ返す)
        物が物として扱われる悲しみ?はっ、笑わせる。物は物だ。あるがままにそのもののクオリアを理解し愛でて何が悪い!
        物を人として扱うような愚かな茶番に比べれば何倍も増しだ。
        私は間違っていない!間違っているのはあの……(語気を荒げるが何かを思い出したように平静になる)
        ……少し、語りすぎましたね。
        -- 神楽
      • (彼女は憤慨するも平静を取り戻した男をその豹変を予想していたかのようにして鼻を鳴らす)
        闘技場で何度かお話している内に分かりました。神楽様も人形を物として扱うお方だと。 ――以上
        (ブリュンヒルデが左手を掲げると、その手にも操縦機である指輪が付けられていた)
        (それと同時に客席で倒れていた渡鳥が起き上がり‥、再び神楽へと向けて走り出していた)
        -- ブリュンヒルデ
      • 人形を物として扱う?それが普通だろう?それの何が間違っている?
        今、こうして私の前に立っている貴女は紛れも無く自己の意思を持つ存在。
        自動人形だが、人間だ。神姫も同じ、自己意思を持つ人形は、人間だ。
        だから、それと――人形(どうぐ)を区別する事の何が悪いんです?
        (言って左腕の弦を操作する。渡鳥の動作を再度微修正、振り返らず回避。神楽の真横を風を切って重騎が通り過ぎる)
        -- 神楽
      • 自己意識が無いからといって壊していいとは限りません。人形であるからこそ人形の苦しみが私には分かるのです‥。 ――以上
        (神楽の真横を通り抜けた渡鳥はその衝撃力ですぐ背後の壁へとぶち当たり、それを破壊)
        貴方は物が心を持つ付喪神やコッペリアに出てくる自動人形のお話について‥どう思われますか?
         ――以上 -- ブリュンヒルデ
      • 心を持つほどに誰かに愛されていたんでしょう?幸せな事じゃないですか。人形師として嘘偽り無く祝福しますよ。
        では逆に私が君に聞く。心を持つほどに誰かに一番に愛された人形。
        「まだ心無いそれ」を愛するために切り捨てられた、心ある存在は幸せだと思いますか?
        (壁に突っ込んだ渡鳥と客席の人形に一瞬目をやるとヒルデに向き直る)
        -- 神楽
      • ‥‥っ!(その言葉は彼女の体中を勢い良く通り抜け、その重さを伝えしめ生身である箇所から冷や汗を流させた)
        (その間にも壁へと突っ込んでいた渡鳥が起き上がり、ステージ上に立つ神楽を見下ろす)
        (一呼吸の間を置くと、彼女はその問いに応じる)
        ‥ええ、その選択が本人にとって一番良かったのではないでしょうか? ――以上
        -- ブリュンヒルデ
      • そうですか。じゃあ私は――幸いでしたねぇ。
        (酷く穏やかな調子でのその言葉を言い終わらないうちに渡鳥の右腕に巻きつけられた弦を解除。
         そのまま「ひゅうん」と小気味良い音を立てて両の弦が弾け飛ぶと闘技場一帯に斬撃の嵐が巻き起こる。
         弦の嵐はヒルデの周りを残し、闘技場の床一面を削り取り、無数の石人形を形成する。)
        さてさて、芸も華もない子供の遊び。放っておけば自壊してしまうこの石人形の群れ。一体全体どうしますかねぇ?
        -- 神楽
    • 私は神楽様がどのような経緯を得て、その問いを放たれたかは分かりません。 ――以上
      (石人形が形成されるのを見ると、渡鳥への突進動きをとめる)
      その理由を存じ上げないからこそ、その人が「心無い人形」を選ばれた理由を否定できませんので。 ――以上
      (金属音が鳴り響くと渡鳥の背から、鞘に入った剣が頭上へと飛び出る。それを掲げた手にて掴み渡鳥は剣を構える)
      -- ブリュンヒルデ
    • ふむ。(頷くと再び"ひゅうん"、と弦を鳴らす。弦の音は辺り一面に響き渡った)
      先に言っておきますが私はこの石人形たちに何もしないし、させません。
      ただ、この闘技場一面に弦を張り巡らせてました。
      後ろに控えた機械人形……重騎でしたっけ?が動いても、貴女が動いても石人形は全て崩れ去ります。
      貴女が人形(どうぞく)を物として扱い、私を倒すためにこの石人形の群れを犠牲にしても良いと言うのなら、
      どうか仕掛けてきてください。それが嫌なら降参してください。その場合石人形達は全て無事です。
      何、人質と言う奴ですよ。たまには人形を物ではなく人として扱ってみましたが如何ですか?
      -- 神楽
    • (だが彼女はその言葉臆することなく、渡鳥の動きもまた止まらない)
      (渡鳥は構えた剣を振り上げると、風が巻き起こる)
      (振り上げた剣を直下に地面にへと振り下ろし、目の前の地面がその一撃によって爆ぜる)
      (衝撃によって地面は大きく波打ち、土飛沫を巻き上げ石人形に破壊の意を示させた)
      -- ブリュンヒルデ
    • あーあ、壊しちゃうんですか。実に、実に、勿体無い。だが素晴らしい。
      貴女はただの人間だ。もう自動人形とは言えない。人形失格だ。
      エゴの為に、私をぶちのめしたいと言う願望に任せて石人形達(どうぐ)を壊し、先に進む。
      だが、それで良い。自己の意思を持つのなら何処かで意思無き石人形達との決別はしておくべきだ。
      しかし私も人形師。人形を繰り観客を楽しませるのがその本懐、まだ切り札は残ってますよ?
      出でよ――人形町「大久保」(男が両の掌を重ね、地に叩き付けたその刹那、闘技場に轟音と粉塵が巻き起こる。
      重騎の剣戟により崩れた無数の石人形の欠片は重力を無視するかのように集い巨大な人型を形成する。
      轟音が止み、粉塵がようやく晴れてきた頃には、闘技場の中心に瓦礫の巨人の肩に掴まる人形師の姿があった。
      その大きさは対する青の重騎の倍近くある。)
      -- 神楽
    • 饒舌であると判断。しかしながら‥それは間違いであると判断すべきでしょう。 ――以上
      (形成されつつある大久保を尻込みすることなく、渡鳥と共に見上げている)
      私は彼等、石人形が哀れだったからこそ切り伏せました。 ――以上
      ‥物は製作者もその使い手を選べません。故に貴方のように間違った方にあたる場合もありましょう。 ――以上
      そのような場合‥、彼等はどのような事を思うでしょうか?(渡鳥が剣を握り直し、八相の構えにて大久保と相対) ――以上
      ――その気持ちが理解できるからこそ、私は彼等を破壊出来るのですよ。 ――以上
      -- ブリュンヒルデ
    • 黙れ、この人形殺しが。
      私が間違っているのなら貴女も間違いなく間違っている。
      哀れだったから(こわ)す?哀れだからと言って人を殺して良いものか?
      どんなに哀れだろうが生きていればやり直す事が出来る。
      仮に貴女が先ほどの石人形の群れと同じ境遇だったとして(こわ)される事を望むのか?
      誇り高い事だな。壊したかったから壊した。ただそれだけで良いと言うのに。
      道具は使い手や製作者を選べない?人間だって親は選べない。
      親が悪だから、利用されていると言ってその子を殺すのか?殺して良いものか。それは高慢な判断だ。
      自分が救えず正義足りえない責任を相手を悪と決め付けて滅ぼしながら押し付ける。
      都合の良い、人間らしい理屈だよ。そう人形振るんじゃない。貴女は人間だ。
      (肩上の人形師がそう語る中、大久保は渡鳥に突撃した)
      -- 神楽
    • 自分の理念を持ち、それを行使するという点では私はもう人間なのかもしれません(渡鳥の背部スラスターが開く)。 ――以上
      貴方の言うように同属を手に掛けてしまった私は、人形殺しでもありましょう(渡鳥の装甲が組み替えられ通常起動から全力攻撃用へ)
      だがそれを正義とするならば‥人間は目を背けてはならないと思います(全駆動系出力の準備が始まり、機体の後部から陽炎が吹き出る)
      事実から目を逸らして逃げている貴方は‥人間ですか?(渡鳥が腰を落として身を前へと傾ける)
      私は人間の心を持つ人形として、貴方の歪んだ認識を正さなければなりません ――以上
      (瞬間、渡鳥が超過稼動へと入り音速超過の速度を持って大久保へと突撃する)
      -- ブリュンヒルデ
    • 「――私は、人間だよ。」人形師はそう言って自身の首すじに指を突き立てた。
      (自己操作による思考速度の一時的な超強化――及びその副作用による回想。
       最初に渡鳥を客席に逸らした時も壊れないように慎重に弦を操った。
       客席に残した私の人形(むすめ)は今こうしている間もずっと気がかりだ。
       大久保の雄姿を見たくはあったが、石人形たちに壊れて欲しいとは思わなかった。
       ヒルデに参ったと言わせたかったのではない。作った時の目的がどうであれ、
       石人形達に壊れて欲しくないと思って降伏を勧めた。
       望まれなかったとしても、最初に何を望んでいたとしても子供も人形も同じ事。作って(うんで)みれば変わるものだ。
       相互理解は、難しいものですねぇ。私達はただ物の愛し方が違うだけなのに。
       さて、現状。ありあわせの礫材で作った大久保では強度的に重騎の突撃を受けきるのは不可能だ。
       一時的に分解して渡鳥の突撃を回避するのは簡単だが、そうすると渡鳥が客席に突っ込んでいってしまう。
       音速を超えているようですし、今度は死人が出るかもしれませんねぇ。
       ねぇ、大久保(わたしのむすこ)、君は人を守りたいと思いますか?
       ああ、らしくないなぁ。人形に話しかけるなんて。でも答えはちゃんと聞きましたよ。)
      「大久保、そのまま渡鳥の突撃を受け、客席への衝撃を可能な限り吸収しなさい。」
      そして大久保は、弦で繋がったままの人形師を引きづったまま、突撃してくる渡鳥を抱え込むような姿勢で観客席に激突した。
      -- 神楽
    • (大気の壁を打ち破り、水蒸気爆発を伴なって白い線を宙空へと引く渡鳥)
      (だがそれは大久保に抱き込まれることによって終わろうとしていた)
      (だが音速超過による衝突で生まれる衝撃力は並の比ではない)
      (自らの体を砕きながらも、後ろの客席を守るようにして渡鳥を受け止めようとする大久保)
      (彼女、ブリュンヒルデは地上の特設リングからその姿を見ていた)
      (そして、崩れ往く大久保の肩に乗る神楽が笑っていたことにも気が付く)
      ‥‥本当は分かっていらしたのですね。 ――以上
      (直後、渡鳥を抱き止めた大久保は観客席へと倒れこみ‥、辺りに衝撃と噴煙を発生させた)
      -- ブリュンヒルデ
    • げほっげほっ(発生した衝撃と噴霧に咳き込む)
      さぁねぇ。分かるとか分からないとか分かりませんが。やっぱり私にとって人形は道具ですよ。
      (リング上のブリュンヒルデの声が届かないで距離でなのに平然と応える)
      しかし、大久保に掴まったまま客席まで来てしまいましたが、これってリングアウトで私の負けなんですかねぇ。
      それとも最初っから私は反則負けだったんでしょうか。ねぇ、「空倉神楽」?
      男は笑って、客席に座ったままの自作の人形に話しかけると一切の動作を停止、やがて糸が切れたように崩れ落ちる。
      話しかけられた人形は黙ってごそごそと自身の外装を剥ぎ取ると
      崩れ落ちた男の額の眼帯を取り、ぐちりと顔に嵌めこんで。
      「結局、自爆装置は使う機会がありませんでしたねぇ。」
      悪びれなくそう呟いた。
      -- 神楽
    • ‥ケホケホ。流石にこの噴煙では神楽様の安否は確認出来ませんね。 ――以上
      (両の手に填めた指輪を、手を揉むようにして外すと懐へと仕舞う)
      『空蔵』、その名‥覚えておきましょう。 ――以上
      -- ブリュンヒルデ
    • (瓦礫から這い出るようにしてステージ上に立つ)
      えー‥人智を超えた人形対決!神楽選手のリングアウトにより‥勝者2P側!"自動人形" ブリュンヒルデェェェェェ!!
      -- レフェリー
    • さぁて実は色付けとかフォント切り替えが苦手な僕の入場ですよ! -- カイゼル
      • では失礼…っと、へぇこんな風になってるんですか… -- ディノス
        • 続いての試合は‥、最新鋭だがその性能はどこか不安!1P側、"ポンコツ" カイゼル・ブレイドォォォ!! -- レフェリー
        • それに対するは‥出オチと名高い神姫女医! "総受け" ディノス・イーアネイラ・シィナァァァァ!! -- レフェリー
        • ふふふふ! それじゃあ後続も控えてますし、さっさと終わらせましょうかね!(いつもの大型二丁拳銃を構えて間合いを取りながら掃射する。使用弾は専用AP弾。ボディアーマーも貫く非常に硬い弾だ) -- カイゼル
        • …これ、どう見てもネタバトルですよね?(鉄アレイを大量に取り出して壁を作って弾を防ぎ、掃射が終わった頃合を見計らって壁をカイゼル向けて倒す)) -- ディノス
        • ネタも何も僕の武器は元々銃って設定ですよ!(脚部のスラスターを吹かし、ホバーダッシュで再び素早く間合いを取りつつリロードする) -- カイゼル
        • あれ?そうなんですか?ずっとモデルガンか何かかと思ってましたよ(脚部の出力を上げて追随しつつ、間合いを詰めてリロードの隙を与えない程度に鉄アレイを投げ始めつつ、端末を取り出してインプットを始める) -- ディノス
        • 酷っ! ちょお最新鋭でしかも僕専用の大型拳銃ですよ!? 18mmですよ!? つか、神姫ってことはつまりアンタもそういうのついてるわけですかー!?(ガビーン
          (リロードは諦めて銃をしまい、左腕を流動させてマルチチェインガンに変形させ、掃射する)
          -- カイゼル
        • えぇもちろん、というか武装パーツの組み合わせ次第で飛ぶ事すら自由自在ですよ。(セイレーンタイプのアイオロス・リアウイングを取り出して宙に舞い、銃弾を回避しつつカイゼル目掛けて鉄アレイの雨を降らせ始める) -- ディノス
        • うわっ! ムカツク! なら僕だって! ……って、流石に空飛ぶ装備はついてないんですよね僕……ええい、ディノスさんがあそこまで最新鋭なのなら僕も手加減なしでいいですね!
          いきますよ!(レールガンを構え、ロックオン。シュート! 音速を超える弾丸がディノスを襲う)
          -- カイゼル
        • フィールド展開!(ディストーションフィールドを展開して、弾をギリギリ避けるが左ウイングに損傷と白衣の一部が破れる)
          危ないですってば…あ、あれ?(破れた白衣からは大量の鉄アレイと束にした写真と思しき物二束バラバラと零れ落ちる)
          あぁ!後でばら撒こうと思ってたのにぃ…(そうこうしている内に高度が下がり始める)
          -- ディノス
        • はーっはっはっは! 命 中 !! さすが僕! おおっと最新鋭ですから連射もお茶の子さいさい! これでとど……ってえええええ!? いやあああ! 僕の恥ずかしい写真がこんなにぃいい!(おろおろして結局撃たない) -- カイゼル
        • ・・・あれ、思わずチャンス?…とりあえず早めに決着は付けちゃいますよ
          (隙を突いてそのまま滑降してカイゼルの腹部目掛けて鉄アレイを握った拳を叩きこみに行く)
          -- ディノス
        • ぐあああああ……キャーッチ! ディノスさんを熱くキャーッチ! はーっはっはっは! そんなに僕の胸に飛び込みたかったのならそういってくださいなー!(がしっとディノスをキャッチする。つか抱擁する) -- カイゼル
        • あら、良いんですか?間合いをこんなに詰めちゃって…(膝蹴りを繰り出して両の手に鉄アレイを握った拳で殴り始める) -- ディノス
        • はっ……! しまった! ついクセで!(でも離さない。ああ悲しいかな女好きの宿命。抱きしめた胸とか腰の感触のせいで手放す気が起きない) -- カイゼル
        • …(とりあえずチャンスなので殴る手をやめない) -- ディノス
        • ふごっ! はぐっ! おおぉおおお!?(終いに体勢を崩して倒れてしまい、マウントポジションになる) -- カイゼル
        • (何処で止めようか良いタイミングが掴めないまま殴り続けて少し悪いかなーって気になってるけど、よくよく考えたら人の恥ずかしい映像を撮ってたのでとりあえず殴り続ける)
          レフェリーさん、そろそろHPゲージは半分位ですかね?(マウントポジションで殴りながら)
          -- ディノス
        • これは滅多打ち!最新鋭と誇っておきながらやっぱり中身はポンコツだったかー!?(体力ゲージはディノスが殴ると共にガシガシ減っている) -- レフェリー
        • ちょ、ぐげっ! く、さ、流石にこれ以上はまずいですね! ちょお最新鋭汎用人型アンドロイド奥義ぃいいいいいい!(カット目を見開く)
          性 欲 O F F ! !(ディノスを渾身の力で張り飛ばし、しかもレールガンで追撃する)
          ……ON!
          -- カイゼル
        • オルロックじゃないですか…オルロックじゃないですか!(張り飛ばされた際に右ウイングも破壊されてリアパーツが使い物にならなくなる)
          …さてと、とりあえず行動パターンと身長体重の目算…入力っと、じゃ、やっちゃいますか(端末に入力するとリング中に巻き散らかされた鉄アレイが浮き始める)
          …自動追尾式鉄アレイ、目標ポンコツ。アタックッ!(命令と共に、浮き上がった鉄アレイがカイゼル目掛けて飛び掛っていく)
          -- ディノス
        • はーっはっはっは! ならば再びぃ! こうするまでですよ!(スラスターを最高速で吹かしてディノスに近寄り、超振動ブレードに変形しさせた右腕で斬りかかる)
          ここまで近寄れば流石の追尾兵器も使い物にならないでしょう!?
          -- カイゼル
        • 自動追尾しないのも、あるんですよ?(向かってくるカイゼルに鉄アレイを10ほど投げ飛ばして脚部出力を上昇させて、後ろへ下がり始める) -- ディノス
        • 無駄無駄ぁ! 衝撃に強い流体合金製汎用人型アンドロイドは移動しながらだって楽々レールガン連射できますからね!(腰溜めに構えたレールガンをガシガシ連射しながらさらに近寄る) -- カイゼル
        • そうなんですか。ところで…先ほど、観客席の開発部さんが
          『いい加減にしろポンコツが!タンクじゃなくてジャンクにしてやるよこのクズ鉄の集合体』って仰ってましたよ?
          (常時張っているフィールドの方はそろそろ限界が近いようだ)
          -- ディノス
        • ぬぁんですってぇえ!? 開発部ぅううう! 人をオモチャにするだけでは飽きたらずううう!(レールガンの銃口を観客席に向けて開発部の姿を探す) -- カイゼル
        • (もう片方のポケットから超巨大鉄アレイを取り出して開発部を血眼になって探しているカイゼル目掛けて叩きつける) -- ディノス
        • ……って、ディノスさん。開発部もうなんか倒れて……てっ しまっ……ギャー!(ちょお巨大鉄アレイを受けて倒れ、動かなくなる) -- カイゼル
        • (念のため、ばら撒いた鉄アレイを全部カイゼルの上に乗せてその上から念入りに押し付けてみる) -- ディノス
        • でぃ、ディノスさん……死人に鞭打つのは……関心しませんよー(ガクッ -- カイゼル
        • 所詮、最新鋭といえどやっぱり中身はポンコツだったことが証明されたーーー!勝者2P側、"総受け" ディノスゥゥゥゥ!! -- レフェリー
        • だから総受けって言わないでくださーい! -- ディノス
        • さーて終わった終わった。屋台ラーメンでも食って帰りましょうかねー。(ピンピンしている -- カイゼル
        • …すり潰しておけば良かった(ボソッ -- ディノス
        • はっはっはっは、まぁ僕は衝撃とか斬撃には強いですからね! ……女性相手ならこんなもんでしょう。しかも麗しい女性となれば尚更ね!(ディノスの手を握って -- カイゼル
    • …っと、ここがリングか。(足で数回確かめてみる)…軽くウォーミングアップでもしとくかな(言いながらストレッチを開始する) -- エリー
      • 皆さんお待ちかね!ファイターズ・ストリートの時間がやって参りました!!
          本日のまず一人目は‥新鋭の騎士団からの参戦者!1P側、"騎士団見習い" エリアル・ディエラァァァァ!!
        -- レフェリー
      • 闘技場か…、私の国にもあったものだ。(そう言いながらリングに上がる) -- ツヴァイク
        • 先ほど観客席から大声で叫ばれたのは‥2P側、"剣将" エルフリーデ・ツヴァイクゥゥゥゥ!! -- レフェリー
        • この戦いを通して貴様のもっているその道具とやらを体の一部だと認識させてやる!(そう言って剣を抜く) -- ツヴァイク
        • それでは、よろしくお願いします(同じく剣を抜いて構える)…見習いと言えど、鍛錬とかは欠かしてないですからね  -- エリー
        • では行くぞ!(言った途端に凄まじい早さで迫る。そして左手が大きく振るわれ、横薙ぎをかます) -- ツヴァイク
        • うわっ!?(バックステップして横薙ぎをかわし、すぐに体勢を立て直す)…流石と言うかなんというか…じゃ、こっちからも行きますよ!
          (小柄な体躯で低い体勢をとり、ツヴァイク目掛けて駆け出す)
          -- エリー
        • (切っ先が空を斬る。後ろに下がったエリアルがこちらへ駆け出すのを見るやこちらは切っ先を前の下へ、地面へ向けた。これが意味するものとは…) -- ツヴァイク
        • (剣を地面へ向ける様を走りながら確認しながらも、そのまま近づいていき
          剣の付け根の部分目掛けて突きを放つ
          -- エリー
        • (下がっていた切っ先がいきなり上に向けられ、突き込みを入れたエリアルの剣身を上へ浮かした。エルフリーデの目論見は外れたが同時にチャンスを見つけた。)
          しめた!!(そう言うと左肘…剣を持っている手だ。を向け、そしてそこからエリアルの懐にはいり、その頭に柄頭を思いっきり叩きつける)
          -- ツヴァイク
        • …!(剣先が持ち上げられて、そのまま体勢を高くさせられる…が、身長差からなのか高く上がりすぎてそのまま仰け反ってしまう)
          (そこへ柄頭の追撃が入り叩きつけられる、が仰け反っていた為後ろに倒れる際の勢いをかける結果となった)
          (どちらにせよ、リングに倒れたが横に転がって体勢を建て直しにかかる)
          -- エリー
        • (追撃をいれずに体勢を立て直すその様を見ていた)
          さあ、構えろ。我等はまだ剣を交えたばかり…(その眼光はするどくエリアルに向けてられていた)
          -- ツヴァイク
        • いわれ…なくたってぇっ!(起き上がって剣を構えなおすと、右手に剣を、左手に剣を抜いた鞘を持ち簡易的な二刀流にする)
          (鞘を前に、剣を後ろへと構えたまままた走り出して剣が届く範囲へ近づくと剣で突き放つ)
          -- エリー
        • (勢い込んで突き放つそれにエルフリーデは隙を見出した。左から右へ剣を軽く横薙ぎする、そして突きこまれた切っ先を受け流すと姿勢を低くし脚をバネにした体当たりをかます。…その小柄な体があまり飛ばないように) -- ツヴァイク
        • (剣を受け流されて、ツヴァイクの右側へと体勢を崩され…左手に逆手に持っていた鞘をツヴァイクの脇腹目掛けて叩きつける)
          ぅ、ぐ…ッ(だが、体当たりで弾き飛ばされてそのまま地面へと倒される)
          -- エリー
        • (体を当てたエリアルが地面に倒れてるのを見て言った)力を誤ったか…、…さあ立て -- ツヴァイク
        • …言われなく、たってぇ!(立ち上がって右手に順手で剣を、左手に逆手で鞘を持ち飛び掛る)
          (右手の剣を左から右へ薙いで、その後を左手の鞘が追撃する形になる)
          -- エリー
        • (その左から右に横薙ぎにする剣を剣で受け止めた、鞘を逆手にもつのを見て追撃をもらわないようにする為だ。
          そして受け止めた剣は切っ先が下を向いており、さっきのように肘が相手に向いていた。…そしてまたも柄頭でエリアルの頭を狙った)
          -- ツヴァイク
        • (剣を止められて、先ほどの様に柄頭で打たれる・・・前に、身体を左へ回転させ受け止めてられた剣を自由にする)
          (そして振り下ろされる前に懐へと後ろ向きで入り込み)…っ!(飛んでアゴ目掛けて頭突きを放つ)
          -- エリー
        • ぐっ…!(いきなりの頭突きをかわしきれずに顎から左頬にかけて当たり仰け反る。そしてエルフリーデが腕を振り下ろしたその先、エリアルの肩に柄頭が食い込む) -- ツヴァイク
        • (柄頭の痛みに顔を歪めるがどうにか耐えて、そのまましゃがみこんでお返しとばかりに右手で持った剣の柄頭を向こう脛へと放ちつつ前へ飛びまたしても距離を取る)
          ・・・う、ん…やっぱり、難しいかな…(そう呟くと、剣を鞘へと収める)
          -- エリー
        • (追撃の柄頭が脛当てに当たり金属音が高く響く)ふん…この程度!
          (そして距離をとり、剣を鞘に収めたエリアルを見て怒号を飛ばす)
          貴様は私を舐めているのか?抜け!まだ戦いは終わっていない!!
          -- ツヴァイク
        • (鞘に収めた剣を、隅へ立てかけて)ごめん、そこで見ててね(と、呟くとツヴァイクへ向き直り)
          …本当は、もうちょっと上手く使って上げられたらなって思ってたんですけど…やっぱりこっちの方が慣れていると言うか(そう言って、拳を構える)
          -- エリー
        • 貴様も、貴様もか………。貴様も私に剣ではなく拳を向けるかぁあああ!!!!!
          (そう怒鳴り散らすと左肩を相手に向け、剣を腰溜めに構えた、切っ先が後ろを向いている…そして首を引き、肘が腹を守るようにして駆け出した)
          -- ツヴァイク
        • (向かってくるツヴァイクを見据えて、宙へと飛び上がり背中へと回りこむと足を払いにかかる) -- エリー
        • バカめ!!(上から回りこまれる瞬間体を少し捻った、そして後ろに向いて構えられていた剣が上段へ飛ぶ) -- ツヴァイク
        • (飛んできた剣の腹に掌底を放ち辛うじて避けるが、目測を見誤ったのか一筋の鮮血が流れる)
          (体勢が崩され足払いに移れないと見るや着地して背中目掛けて肘を突き出しての体当たりを行う)
          -- エリー
        • まだ次もあるぞ!(上段へ振られた剣はそのまま前の当たりまで振られる、そしてそこから反対側、駆け込むエリアルに向けて体を捻り勢い込んで柄頭を突き出す。その一連の動作は大きな円を描くように行われた) -- ツヴァイク
        • !?…ぅぐ…っ!(腹部へ柄頭が食い込み呻き声をあげる、が)…つか、まえ…たっ!(剣を握っている小指を取り、関節とは逆方向へ締め上げ始める) -- エリー
        • ちぃ、小癪な!!(状況が不利と見るや体格差を生かしエリアルの体を押すようになだれ込む) -- ツヴァイク
        • そんな事した…ぁっ…!(体格差でなだれ込まれるが、指は掴んだまま離さずにいる) -- エリー
        • くそ…!(掴まれたまま指が離されないお陰で距離が詰まったままだ。しかし尚も剣を離そうとしないエルフリーデは身を離そうと空いている脚で思いっきり膝蹴りを叩き込もうとする) -- ツヴァイク
        • (渾身の力を込めて指を腕ごと引き、そのまま膝蹴りを引いた腕で防ぎ)…あ、すみません!・・・もう止めませんか?(思わず謝ってから、遠慮がちにここで止めないかと聞いてみる) -- エリー
        • (その引き込む力のお陰で指が折れた。剣を握る上でこの痛みに耐えられなければ致命的となる。そして突如来る謝罪と試合の中止の提案に怒りの表情しかなかった)
          いい加減にしろ!!(エリアルの二つの腕が塞がっているその時、顔に向け頭突きをかます)
          -- ツヴァイク
        • (思わず出た謝罪の返答に頭突きを受けて)痛ぁぁっ!くっそぉ…あったま来た!(その一撃で鼻血が出たのか鮮血に染まるが、それ以上jに頭に血が上ったらしく、同じく顔目掛けて頭突きをしかえす) -- エリー
        • (その下から迫る頭突きに対し体格差を生かし空いている手でエリアルの肩を押さえて止めた。そしてそのまま追い討ちをかけるようにその顔に拳を叩き込む) -- ツヴァイク
        • ぐっ…ふ(顔面に拳がクリーンヒットして、小さな呻き声を残してそのまま後ろへと倒れこみ動かなくなる) -- エリー
        • …詰まらん!!!(倒れこむその姿に怒号を飛ばす)
          貴様は最後まで自分が持つ剣を信じなかった!
          貴様の今の精神は騎士のそれではない。途中で物事を捻じ曲げようとするごろつきだ!!(エルフリーデの小指が折れているその左手にはまだ剣が握られていた)
          -- ツヴァイク
        • 意地と意地の戦い‥今ここに長丁場の激戦に終止符が打たれました!勝者2P側、"剣将" エルフリーデ!!! -- レフェリー
        • 貴様の戦い方は非常に詰まらん。私は喧嘩をしに来た訳ではないのだからな…(そうドスの効いた声で言うと退場した)//皆長く付き合わせちゃってごめんね -- ツヴァイク
        • …くっそぁ!(その声で起き上がり、去っていく背中を見つめ地面に拳を打ち付けて一言叫んでから、立ち上がって剣を持って去っていった)//本当、長くてごめんね -- エリー
    • (破壊された特設リングは修復され、辺りには静けさが漂っていた)