名簿/76943

  • …うぅーん…これも、そろそろ寿命かな…まぁ、大切にしていてもモノはモノだしね…(痛んでもう使えそうにないものを脇に寄せる。)
    (どうやら子供のために買ったベビー用品などを整理しているようで、まだ使えるものと使えないものを分けている。)
    …ただ、こういうのってなかなか…捨てられないよねぇ…ラクはどう思う?(ベビー用品片手に苦笑しながら聞いてみた。)
    まぁ、これをどうするかはしもべさんにも聞くべきかもだけど…(最近風当りが厳しくて、なかなか相談もできないらしい。) -- ジャン
    • シャナのものはまだともかく……クノンのでももう結構ダメになってきてしまってるものね。あんまり使い回すのもなんだけれど
      (整理してる夫の正面で、手に取ったジークが着ていた子供服を広げて見たりしつつ)
      ……別に捨てられないなら取っておいても良いと思うわ。場所はまだいくらでもあるのだし……とはいえ、劣化を防ぐ処理くらいは必要でしょうけれど。……しもべに? ……まぁ、それもそうね。もし下手に捨てたりしたら落ち込むでしょうし
      -- ラク
      • …そうなんだよねぇ…でも、新品より兄や姉が使ってた方が泣き止んだりするから不思議だよねぇ…(思い出して自然と笑みがこぼれる。)
        あ、それはジークの?…昔はこんなに小さかったんだよね、当たり前なんだけど…今じゃ僕より背が高くなったもんね。
        ……うん、そうする。一応ランのものとかもそうしてるんだったよね?あの当時も同じように捨てられなくて…。
        そうだね、残すのはいいけどそれでボロボロになったらそれはそれで見たとき悲しいだろうし……うん、これは僕たち夫婦や親子以外に、しもべさんの中でも大切なものだろうから。
        …後は、街の人の中にはカメラで自分達の写真を撮って記録を残してる家族もいるみたいなんだよね…うちもそうしてみる?(ラクが乗る気なら考えてみるつもりのようだ。) -- ジャン
      • 使い古しの……匂いとかその辺りかしら。……新品はなんというか硬いんでしょうし
        ええ。これもこれでクノンが袖を通した事もあったわねぇ……ふふ、背を抜かれるのは父親としては複雑かしら?
        (微笑んだ後、子供服を夫に渡す。畳み方を知らないし知っていても自分でやる事は滅多に無いだろう)
        何だかんだで壊れでもしない限りは残してあるわね。自分の子用にってランも幾つか自分のを持ちだしたりしていたし……
        最初から強化処理施しておくのも手でしょうけど、私の魔力を帯びた環境に在り過ぎるのも問題なのよね。子の個性が薄まると言うか。……やっぱりしもべはジークの子の一人も産んでおくべきだったんじゃないかしら
        カメラ? ああ。……でも今更どうかしら。拗ねるような歳ではないけれど、あまり下の子を優遇するのも……
        -- ラク
      • あぁ、よそのお子さんとかでもそういうのってあるらしいね。あんなに小さいのに…小さいから、そういう家族の匂いに敏感なのかも。
        クノンは言葉少ななのに負けず嫌いだったもんねぇ…それはもちろん、嬉しくもあるんだけどね?(笑って言いながら、当然のように受け取り綺麗に折りたたんで仕舞えるようにする。)
        あはは、そうやって色々と受け継がれていくものなんだろうねぇ…ランは確か、音がなる系が好きで持っていったのもそういうものだったよね?
        まぁ、要塞に住んでる時点で影響はあるけど…物は壊れるってのを覚えるのも必要だしねぇ……でも、しもべさんの妊婦姿とか想像できないな…。
        うーん…確かに拗ねはしないとは思うけど、ちょっと羨ましく思っちゃうかもだね…その辺りも難しいなぁ…あれ、これは要塞の皆から子供たちが貰ったものだったっけ?(いくつかのものを拾い上げる。) -- ジャン
      • 雑誌にもそんなような事は書いてあったけど……本当、敏感なものね。次の子の時は新品に匂い付けてみようかしら
        無理して着ておいて半泣きになった……のだったかしら? あの子の小さい時の頃はあまり良く知らないから……
        クノンもそうするのかしら。ジークは持ちだした様子は無いようだけど……え? ええ。親の好みで選んでも半分は正解でしょうけど
        ……それもそうだったわね。とはいえ、ええ、それもあるし、所謂濃度の問題でしょうし。……あら、あなたは私を孕ませる前に、妊娠姿が想像出来ていたのかしら?(クスクス微笑みながら)
        上の子達は左程でも無いんでしょうけど……シャナはどう思うかしら。……あら、そうね、その辺りは。…………ああ、でも流石にしもべの手縫い人形はここには無いわねえ
        -- ラク
      • うーん、それでも見抜かれそうな気も…でも、試してみようか。僕も興味があるしね。
        えぇっと、確か…着て満足げだったけど裾が長すぎて転んで、それで涙目になって僕としもべさんが慌ててたって感じだったかな……あの時のラクはクノンを避けてたもんねぇ。
        …多分、そうするんじゃないかなぁ…ほら、あのイルカのぬいぐるみとかね…ジークはあちらに行ったと言うのが大きいかもだね…ちょっと寂しい気もするけど。
        …うっ…それは…最初は想像もできなかったかな…ただ、一緒にいられてそれだけでも幸せだったし…(そう言われると頬をかきながら言った。)
        …シャナは何しても反発しそうで…(ため息をついた。) あぁ、クノンは確かに自室に持ち込んでたよ?…宝物だって大切にしてたしね、多分遠くに行っても持っていくんじゃないかな…。 -- ジャン
      • ええ、その時が来たらやってみましょう
        …………ああ。そういう顛末だったのね。具体的に聞いたのは初めてかしら……ん、まぁそうだけど
        かしらね、やっぱり。自分のお気に入りを子に与えるのも悪くないものだし……そうね、あの子の場合は仕方ないかしら
        まったく(夫の口ぶりに苦笑し) その割には最初から随分と遠慮の無い抱き方をしてくれたものじゃないの
        ……それもそうね。むしろそれが普通な気もするのが悩み所だけれど……あら、そうなの。出来もそこそこ良かったし、何よりあの子にとってしもべは幼い頃の私の代わりを務めてくれたのだし、一入でしょうね
        -- ラク
      • …まぁ、今ではもうその問題もなくなってるし…クノンも、ちゃんと愛されてるって分かってるから大丈夫だよ(まだ気にしていそうなラクに笑顔で言った。)
        …ラクも、お気に入りのぬいぐるみをあげたりしてたもんねぇ……凄い迷ったりしてたり扱いを見て何か言いたげだったりしてたけど(その時の様子を思い出して笑っている。)
        …うぐっ…あ、あれは…その、若さゆえの過ちと言うか…まぁ、もっと優しくすべきだったと思ったりもするけど…。
        クノンにとっては姉や兄と違ってまさしく家族の一人、姉のような存在だったんだろうしねぇ…それだけに、レイ君も頑張ってたんだろうけど。
        …あぁ、レイ君と言えば…二人とも、店の近くに新居構えるんだよね…また、寂しくなるなぁ…(ジャンもシャナが早くに家に出た上にクノンも出るので寂しいようだ。) -- ジャン
      • それもそうだけど。……なによ? そんな、今更分かってる事を(否定もせず、少々不満げに)
        仕方無いでしょう。……子供は乱暴だもの(やっぱり不満げ)
        ……私が私で良かったわね? さもなければ、あんなに無理をさせて。最低でも喧嘩になったでしょうねえ
        あの子は結構複雑にしてしまったし……。彼もあなたに似たのか変な所で意地を張るわねー
        ? ……ふぅん、そうなの。……近くならまだそう寂しがる事も……ああ、娘夫婦の所に舅がそう顔を出す物ではないわね
        ほら、そんな顔をするものでは無いわ(軽く苦笑した後、自分と夫の間にある諸々を軽く指を振って左右に移動させた後、おいでおいでするように両手で招く)
        -- ラク
      • …そうだね、ごめんね(さっきも気にしてた風だったと指摘するのは簡単だったが、ラクがそういうなら無理に否定する気もないようだ。)
        そこから加減を覚えて…今みたいにクノンのように大事にしてるんだから…あれもまたいい教育になってると思うよ…被害にあうぬいぐるみには申し訳ないけどね?
        ……うん、ラクがラクで良かったよ…でも、そもそも他の人相手ならあんなにしたくなる事もなかった気もするよ…。
        さ、流石にあれは僕に似たんじゃなくて、彼の元々の性格だと思うんだけどねぇ……本当僕も驚くくらい似てる所があるけど。
        …一度独り立ちしたら、行くとしても月1くらいじゃないと……うぅ、こうされて…こうしちゃうから僕はまだまだなんだろうね…(苦笑しながら抱きしめる。)
        ……でも、有難うね。ラク…(こうしなくても大丈夫だったが、こうしてくれようとするラクの気持ちは嬉しかったようだ。) -- ジャン
      • だから。……分かってるわ
        ……あら、それじゃあまるで私のせいみたいじゃないの。いけないのは自制の苦手なあなたでしょう?
        似た者同士で補い合うと言うか……みたいな事でもありそうだけど。あら、雑誌の受け売りだと、それでも多いみたいよ?
        いいのよ、これは。私の方から招いているのだし……ふふ(温かく柔らかく夫を包み込みつつ、微笑んだ)
        -- ラク
      • …うぅ…わかってるよー…それはもう今でも時々しちゃうし…自制のなさは僕の悪いところだというのは理解してる(頬をかきながら苦笑する。)
        あとは、娘が父親似の男性を選びやすい的な?…そ、そうなの?…うぅ、でも…近くにいるのに月1すら会えない家族ってのも寂しい気がしない?
        ジークみたいに離れたところにいて来るのにも準備と労力が必要なら…年1位でも仕方ないんだろうけど…。
        せめてシャナの家出がなければ…こんなに寂しく思う事もなかったんだろうけど…(ラクの胸に顔を寄せたまま、ちょっとため息をついた。)
        ……よし、くよくよはこれで終了!あまり妻の前で情けない姿も見せてばかりではいけないしね!(顔を上げると笑顔で言った。) -- ジャン
      • ふふ。……とはいえ、自制されるとそれはそれで誘惑したくもなるのだけれど(夫の苦笑に微笑み返し、頭を撫でる)
        それにしても限度はあると思うけど……。……独立した子の所にそうそう親が行くものではないでしょうに
        あの子はあの子で忙しいのもあるんでしょうけれど……子離れって大事よ?
        ……仕方の無い夫ねえ(苦笑しつつ、あやすように夫の背を叩く)
        あら、もういいの? ええ、確かにそうだけど(笑み返すと、そっと顔を寄せて唇同士で触れ合うようなキスを)
        -- ラク
      • …なかなか上手くいかないものだねぇ…まぁ、こういうのも嫌いじゃないけど……でも、頭を撫でられるのはちょっと恥ずかしいかな(撫でられて照れ笑いを浮かべる。)
        そ、そんなに似てるかなぁ……それならあの奇策を使うしか!…題して「一月に一度孫の顔を見せて」、レイ君とは師弟でもあるし…いける!
        うん、何だかシェダルがこっちに来てからとても大変だって言うしねぇ……でも、親は子供がいつまでたっても子供なんだよね(しみじみと言った。)
        あはは、これ以上甘やかされていたらダメになっちゃうしね…んっ…(先日の失敗もあるので唇同士の啄ばむようなレベルで留める。)
        (ただし、あまりに自制しすぎると今度は不機嫌になるので、その辺り未だに難しくもあるようだ。) -- ジャン
      • ……パワハラ? と言うかランの時も似たような事やって冷たくされて凹んでたわよねあなた(呆れを隠せない妻)
        メイドの一人や二人雇っても問題無いでしょうに……。……そうだけど、それでも、よ
        ふ……(軽いキスを交わした後、何度かそれを繰り返しつつ、夫の爪先を軽く踏み、翼を伸ばして夫の膝裏を押し、その上で押し倒す)
        必然夫はその場で尻餅を突く事になるが、翼がクッションとなり左程でも無く、妻の体重分が加わっても痛くも無い程度だった)
        ……ん、ちゅ……ふゅ、んん……(夫に圧し掛かるような体勢のまま、首に腕を絡め、乳房を押し付けるような格好でより激しいキスを求めていく)
        -- ラク
      • あ、あの時から反省をしてもっと強制的ではないお願いだから!出来ればでいいだけだから!大丈夫!
        まぁ、こちらから言わなくても二人なら気を使って来てくれるとも思うけどね…それに、孫も可愛いから。
        …ちゅ…んっ…えっ?(キスに夢中になってると体の重心を崩されて倒れこむ。)
        …ラク?…んぅっ…(対面に上から圧し掛かるラクの腰を片手でゆっくりと抱きしめて安定させながらこちらからも口付ける。)
        (ただいつもとは違い戸惑ってもいるのか、太ももに当てられた手は動かそうとしない。) -- ジャン
      • …………(呆れを隠せない妻のジト目) まぁ、だと良いわね
        (十秒近く情熱的なキスを交わし、少し顔を離す) ……触らないのね? 珍しい、と言いたいけれどまだ引き摺っているだけかしら(夫の目を見て大体を察する妻)
        でもこの前はこの前で、今は今。……妻としては夫の寂しさを幾つかの意味で和らげようと思う事もあるのよ(分かった? と念押しするような視線を飛ばすと、体勢はそのまま、再度情熱的なキスを)
        -- ラク
      • …ちゅ……ん、引きずってるって程ではないけど…(悟られて苦笑しながら頬をかいている。)
        もちろん、分かってるよ。ラクがそう思ってこうしてくれてるのも…何だか、ラクに甘えてばっかりが気がしてね。
        ……でも、今は…そのまま甘えようかな(そういうと、情熱的な口付けに対して、こちらからも舌をラクの口内に差し入れる。)&br:(昔は噛まれる危険もあってなかなか出来なかったが、最近は馴らすように続けてきた甲斐もあって、ラクの口内で絡めあっても噛まれずにいる。)
        (そうしながら、手は緩やかにラクの太ももを擦るように撫で、腰の手はより密着しあうように抱き寄せる。) -- ジャン
      • 良いのよ、遠慮なんてしなくたって。妻としては、夫に甘えられるのも悪く無いものなのだし
        そうよ、それでいいの……(再度のキス。今度は先程と違って夫も乗り気であり、彼の舌がこちらの中に入ってくる)
        (完全に平気とまではいかないが、それでも夫の舌を噛み千切る事も無く、味わい、味わわれ、絡めていく)
        ふ、っん……(愛撫と共に抱き寄せられ、薄眼を開けて夫を見た後、黒衣を分解し、妖艶な黒の下着姿となる)
        -- ラク
      • …でも、甘えすぎにならないように、また頑張るよ…(後は言葉を交わさずに、口付けに集中する。)
        (ラクの口の中に入った舌先が相手の舌に当たると、互いになぞりあうように絡みつかせる。)
        (こうしても噛み切られる事なく受け入れて貰える事が、また一歩ラクと自分の証に感じてより情熱的なものに変わる。)
        …ちゅ…ん…ラク…ちょっと、待ってね…(ラクが下着姿になるのを見ると、床から二人のベッドを浮き上がるように移動させる。)
        (そして、ベットの上でラクに跨れた状態で、まずは両手を黒いブラの上に乗せ、ゆっくりと指を沈み込ませる。)
        (直に比べるともどかしさもあるが、白い肌に黒い下着そしてそれが形を変える所が好きであり、ブラの上から乳首の辺りを刺激するのも好きだった。) -- ジャン
      • (白く滑らかで張りのある腿を撫でられつつキスに没頭していると、ふと夫の方から顔を離す)
        ……あら(待てと夫が言えば素直に応じ、間の取り直しの意味も含めて身を起こせばベッドが床からせり上がってくる)
        ふふ、そうね。……興が乗ったとはいえ、どうせならこちらの方が良いものね(夫の気遣いに微笑み、彼の手が乳房に伸びると迎えるように上体をそっと倒し、その両掌に自分の乳房を押し付け気味にする)
        (丁寧な愛撫。こういうのも好きなのだと分かっている為文句は無いが、こちらとしては直の方が好ましいので、時折息を乱しつつ当てつけのように夫の上着を脱がして行く)
        -- ラク
      • …今から、ここで抱き上げてベットに移っても良かったんだけどね…(それも少し間抜けになると思ったようだ。)
        (体重がかかる程度ではないが、その両手にかかる重さに負けないよう、根元から支えながらもみ続ける。)
        (そしてゆっくりと上着を脱がして貰いながら、ブラを外さすに下に下げ、ラクの乳房を露出させる。)
        …ちょっと苦しいかもだけど…(ブラによって持ち上げられた乳房の先端を指で摘みあげる。)
        (こうする事で先端を丹念に愛撫しながら、もう片方の手で黒いショーツの上からゆっくりと撫でさすっていく。) -- ジャン
      • それはそれで……と言うより、そっちが常套よね。これはこれで流れがほぼ乱れないのが良いけれど
        (夫の指の動きに合わせるように乳房は柔らかく形を変えていくが、やはり布越しという事もあって左程でもない。が、ブラジャーによって手から溢れた部分が零れるような格好になり難い為、ちょっとした豊満な迫力が味わえる)
        あ、ん……?(カップの端から夫の指が滑り込んできて、そのまま下ろされれば乳房が弾むように揺れながら全貌を現す)
        これくらいは別に……ただ、いえ、あなたが買って来た物だし、悪くなってもまたあなたが買って来るでしょうから……(言い、そして既に硬さを帯びていた乳首を摘み上げられれば嬌声をあげ、夫を脱がす手が止まる)
        (そのまま夫の手管に敏感に声を漏らし、同時に股間を擦られ始めればやりやすい様少し腰を浮かす)
        -- ラク
      • せっかく覚えたんだから、使っていきたいのもあってね…(黒いブラからこぼれそうになる乳房に目を細める。)
        …ん…確かに、その通りに買ってくるけどね…(少し体を起こして唇に口付けながら軽く舌を絡ませる。)
        (そして、唇からゆっくりと首筋、鎖骨を舌を這わせて、指で擦り上げた先端を円を描くように舌先で舐めあげる。)
        ……ラクも、脱がしてほしいな…(お願いしながらも、下着の上から擦る指はそのまま、少し硬くなる部分も時折引っかく。)
        (ショーツを愛液でべっとり濡れさせてしまうのも、ある意味恒例のことのようだ。) -- ジャン
      • はむ、ん……ひぁ、は、ああ……っ(愛撫を受けながら身を寄せてきた夫とキスを交わし、その唇が移動していくにつれ声をあげ、乳房の先に至ると声と共に身震いする)
        ん、もう、こんな状態、で……っく(夫の舌遣い指遣いの前に普段の面影は成りを潜め、快楽に震えながら出来る範囲で脱がして行く)
        こんなに……させたいから、紐ばかり買ってくるの……?(呼吸は乱れ、媚薬のような甘い声で夫に問いかける)
        -- ラク
      • …ちゅぅ……れる…(周囲を舐めていた先端を銜えると、強く吸い立てては呼吸の間に舌先で乳首を転がす。)
        (その間にもラクに上半身を脱がされ、ジャンもまたラクのブラに手をかけて外し、ショーツも紐をほどいて脱がしていく。)
        …べ別に、それだけのためじゃないよ?…その意味も、あるけど…(ラクの甘い吐息を聞きながら、ゆっくりとなぞっていた指をラクの中へとうずめる。)
        (軽く入り口を往復させた後に、少し深く入れてより感じるところを重点的に指を出し入れして刺激していく。) -- ジャン
      • んんぁっ、ふ……すぐ、そうやって……子供みたいに……ッ(全く意義の薄い文句を言いつつも、度重なる刺激に乳首はすっかり硬くなっており、敏感に快楽を伝えられてその都度媚態を強めていく)
        (下着がすっかり取り払われた事で乳房は揺れ、股間とショーツの間で愛液が糸を引いた)
        ……後は、脱がせ易いからでしょう? ……ぅあ……(指の侵入に、夫の両肩に手をやって身を支える。前後する度に充分な愛液がいやらしい音を立て、弱みを的確に突かれれば嬌声をあげ、それが続く内に腕で支えきれなくなったか、やや崩れるように夫の頭を抱き締め、その顔を乳房で埋める)
        -- ラク
      • …子供は、こんな風に吸ったり舐めたりはしないよ…(舌の先で細やかに動かして硬くなった乳首だけを丹念に舐める。)
        (同時に自由となった乳房を片手で下から支えて、クリームを絞るかのように揉んでいく。)
        …んっ…それも、あるけどね…こういう下着も似合うから、ラクは…(そう言いながら指の動きを早くする。)
        ん…とと……もういいみたいだし…そろそろ、入れるよ…(上から体重をかけられて、ラクの下敷きとなってベットに寝そべる。)
        (そして顔を乳房に埋もれながらも腰を少し起こして、先端をあてがうと、自分の手の力でゆっくりとラクの腰を下ろしていく。)
        (今軽く絶頂したばかりのラクの中を、まるで主のように固く突き刺すように奥に当たるまで突き入れる。) -- ジャン
      • ふ、ん……それは、そうだけど……(声音はやや震え、舌の感触に加え絞るような揉み方に一層甘やかな声を立てる)
        そういう……事に……し、あぅ、んん(答えの途中、指の動きを早められてそれすらままならなくなる)
        はぅ……はぁ、ふぅ……んん、ええ、構わないわ……(改めて押し倒すような格好になりながら、早まった呼吸を抑えつつ)
        んッ、は……ああ……っ!(濡れそぼっていつでも迎え入れる準備の出来ていたそこに突き立てられ、少し跳ねるように身を起こせば夫の顔は乳房から解放される。そのまますっかり奥まで入れられれば、溜息のような甘い息を漏らし、改めて彼に抱き付いた)
        (しっかり繋がった状態で少しの間過ごした後、改めてゆっくり身を起こす)……ジャン(淫靡に瞳を潤ませながら、夫の胸板に両手を乗せて自分の乳房を強調しつつ、彼の名を呼んだ)
        -- ラク
      • (ラクの甘い声、そして中の指の締め付けから十分整った事を把握してから愛撫を止める。)
        …中、熱い…(いつもと変わらぬ、強い締め付けの一方で包み込む熱さにゆっくりと入れていく。)
        んっ…ちょっと、キツかった?(ラクの感度が高まっていたのはわかっていたので、動かずに抱きついてきたラクの髪を撫でる。)
        …ラク……ん、ふっ…(熱っぽい目で愛する妻の名前を呼びながら、緩やかに腰を突き上げ始める。)
        (ラクの手に体重がかかっても苦しそうにせず、自分も手をラクの太ももにあて、今は上下に揺れる胸を見ながら動く。) -- ジャン
      • (夫の根元から先端までを自分の中で満遍なく包み、蠢くかのように締め付けて、腰を動かさずとも沁みるような快楽を与えて行く)
        ……(問われ髪を優しく撫でられれば、抱き付いたままそっと首を横に振る。言及はせず、そのまま少しだけ撫でられ続けた)
        あ、っん、ふ……ぁ、あ(濡れた音を響かせ、夫にしか絶対に見せないであろう表情で、彼の腰の動きに敏感に声を上げる。左右から腕で柔らかく強調されている乳房も淫らに揺れ弾み、僅かに汗の浮いたそれはまるで夫からの愛撫を誘っているかのよう)
        -- ラク
      • (その魅惑的な刺激に自然と高まりながら、ラクの中で鼓動に合わせてモノが震える。)
        …ん、そっか…でも、もう少しだけ…このままで(動かずとも、心の充足としてこの間が好きだった。)
        ……んっ、ふ…ラク…気持ちいいよ…(腰を揺さぶりながら、ゆっくりと片手を伸ばして、揺れ弾む乳房を捉えると指を沈み込ませる。)
        (均等が崩れ片方だけが揺れ弾ませながら、捉えた片方の乳房を揉みつつ人差し指だけは乳首をこね回す。)
        (もう一方の片手はラクの太ももで安定させながらも、擦るような動きも付け加えていく。) -- ジャン
      • ふふ……(夫の言葉に目を細め、艶やかな微笑みを見せる。が、片乳房を捕らえられ揉みしだかれ始めるとすぐに快楽の喘ぎを漏らす)
        (揉まれ、突き上げられつつ、悦楽の最中視線は暫し宙を泳いでいたが、それが合図であるかのように夫の瞳を見、ぐっと両手に力を込めると、自分からも腰を使い始める)
        (夫からの刺激を倍化させるよう、夫への刺激も倍化させるよう、翼の先で身体を支えつついやらしく腰を揺さぶって、腿に当てられた彼の手を取ると自分から自らの乳房へと導き、押し付けた)
        -- ラク
      • ……んっ…く…(ジャンはその最中もラクの目をじっと見ていたが、目が合うとともに腰を使われて一気に交わりが深くなる。)
        (息のあった腰の動きに自分だけでなくラクの限界が近づくのを感じながら、片手を自らの乳房へと押し付けられれば両手を使って揉み始める。)
        (親指と人差し指で先端を挟み込み、絞り上げるように擦りながら、残りの指で何度も乳房に指を沈み込ませていく。)
        …は、ん…くぅっ……ラク…次の子は…男の子、が…いいね…(息も上がりそうになりながら次の子の希望を、汗を滲ませた笑顔で伝える。) -- ジャン
      • (一見複雑に見える腰遣いも、要はより良い快楽を貪る為のものであり、勢いと共に粘っこい淫らな水音が増して行く)
        ぅあっ、ん、は……ああっ(そして自分で望み、招いた夫からの両乳房への愛撫。どこをどうしたら良いかを知悉した巧みな責めが続き、それだけで軽く達しそうになるが貪欲な腰遣いは止まらない)
        次……んっ、ふ、私はどちらでも……ね、ねぇ、それより、もう……ジャン……(自分の中で夫が怒張を更に強めるのを感じつつ、自身ももう幾許も持たない事を悟り甘えたような声で射精を誘い、その寸前まで快楽を得ようと最大限腰を振り、自分の乳房を夫の掌に更に押し付けるよう上体を彼の方へ傾ける)
        -- ラク
      • (いやらしい水音とベットの軋む音と、二人の息遣いが室内に響かせながら、行為はさらに激しさを増していく。)
        …んっ…分かった…僕も、もう…(自らの限界が近い事、相手もそうである事は言わずとも理解してる二人だが、あえて言葉にする。)
        …ん、んっ…くっ…ラク……ラク…(後は言葉にするのは妻の名前だけで、手にかかる乳房を乱暴とも思えるほどに強く揉みながら腰を振る。)
        (そして全く同時に限界を迎え、射精を受け止めようとするようなうねりを見せる膣内の一番奥まで腰を突き入れ、奥に押し当てながら射精が始まる。)
        (以前から試してある食事と魔法の両面の効果なのか、精液の量も以前より多く射精の時間も長いものとなっている。) -- ジャン
      • はあぅぁ、んん、ジャン……ああ、ジャンん……っ(名を呼ばれれば呼び返し、また呼びながら、より良いその時を迎えんが為に激しく求め、応えていく。普段であれば痛がる強さの夫の揉み方も、今ではより強い快楽を得る刺激に過ぎなかった)
        (そうして一際高い声を上げると、身を逸らし押し寄せる快楽の波濤に小さく身を震わせ、同時に夫が自分の中で果てる)
        ん……ぁ、沢山……(自分の中で震え、精を吐き出し続ける夫に恍惚とした視線を向け、更に更に絞り取るように締め上げ射精を促す)
        ……随分出るようになったわね……(射精が終わった後、繋がったままふっと倒れ込むように夫に抱き付くと、互いに汗でぬめった身体を密着させながらしっとりとキスを)
        -- ラク
      • …ラク…締めすぎ…は…くっ…ん…(搾り取られるような締め付けに、苦しげな顔をしながらなおも射精する。)
        ……食事療法と魔法のダブル効果だもんね…ただ、1〜2回じゃまだラクに吸収されちゃうけど…(1回目をすべて吸収されながら倒れ込むラクを抱きしめる。)
        …ん…ちゅっ……こうしてるだけでも、やっぱり幸せを感じるね…(啄むだけのキスを時間をかけてしてから、嬉しそうに笑顔を見せる。)
        もう少し…このままでいる?(ラクの髪を撫でながら、すぐ近くにあるラクの赤い瞳をじっと見ながら聞いてみた。) -- ジャン
      • (顔をゆがめる夫に薄い嗜虐を覗かせる笑みを交えつつ、艶めかしく可能な限り射精を促していった)
        あら……今までなら一晩や二晩続け通しでもそうはならなかったんだもの。……もっと出したいの?
        ふふ……(嬉しそうな夫の笑みに、同意の微笑みを浮かべる) ……このまま? ……そうね、それも良いけれど……あなたがどれくらい我慢していられるかしらね?(間近な夫の瞳を見つめ返し、そっと微笑んだ後意地悪に口元を歪めたのだった)
        -- ラク
  • …あ、ラク…ちょっといいかな?ちょっと見せたい…と言うより、聞かせてあげたいものがあるんだけど…。
    (とある昼間、昼食も終わった後デザートも食べ終わった後、いつもなら各自の時間を過ごす所を呼び止める。)
    …前々から探してた楽譜と歌詞がついに手に入ってね…練習したのを、まずはラクに聞かせてあげたいなって…。
    あ、でも昔みたいに「青の歌」じゃないから…今回は「黒の歌」だからね(昔青の歌を歌った経験があるようだ。) -- ジャン
    • ん、どうしたの?(浮かせかけていた腰を下ろし、椅子に座り直し) ……あら、何かしらね(小首を傾げ夫を見る)
      ……ふぅん。そうね、あなたの歌は嫌いではないし、聞いてあげても良いわ(くすくす笑いながら)
      そう。……なら、また違った期待も持てそうね(そう言って、一先ず聞く体勢に入った)
      -- ラク
      • …あまりちゃんとした形での「魔楽」を聞かせる事は少ないもんねぇ…機会がないのもあるんだけど…。
        …うん、一応ちょっとは自信あるから…じゃあ、そこで聞いていてね…(2度3度深呼吸してから呼吸を整える。)
        ……(コツコツと足でリズムを取ってから目を閉じながら、お菓子作りの時と同じ滅多に見せない真面目な顔で歌い始める。)
        (スローテンポで重厚感のある低音の声で歌い上げるは魔王を称える歌、今回は選曲にも気を付けたようだ。) -- ジャン
      • あら、あなたが良ければ私はいつでも構わないわよ? ……まぁ、何をどう遠慮なく歌っても大丈夫な場くらいは作っておいた方が良いかもしれないけれど
        ええ(夫が準備に入るのを見て、静かに微笑む。彼の真面目な顔や、雰囲気。そういった影響も感じながら歌に聞き入って行く)
        (機嫌良く聴いているようで、選曲について間違いは無かったようだ)
        -- ラク
      • …大丈夫、そこまで周囲に影響あるものでもないと思うし…特に、ここは属性的に同じ場所だしね。
        (魔力が込められた歌声が最上階に響き渡り、多少下層にも影響を及ぼしながら、ようやく曲が終わる。)
        ……ふぅ…まだ練習中だから、魔力の込めるタイミングとか、まだまだなんだけど…どうだった?(頬をかきながら聞いてみた。)
        (多少の疲れはあるものの、歌い切れて心地よい疲労感で満足そうな顔をしている。) -- ジャン
      • ふふ、大したものだわ(静かに聞き入った後、歌が終わり、夫から感想を聞かれると小さく拍手を交えて微笑んだ)
        ちゃんと完成したらまた聞かせて貰いたいものね……それにしても、夫からあの内容の歌を歌われるのは少々面映ゆいものがあるわ
        -- ラク
      • …良かった、気に入って貰えたみたいで…頑張った甲斐があったよ(嬉しそうに笑顔で言った。)
        うん、もちろん!また今度聞かせてあげるからね…?…あぁー…なるほど、確かにそうかもねぇ。
        ただ、でも…愛の歌とか歌われても…ラクが困ると思って…凄い甘甘な曲も知ってはいるんだけどね?(一応目でどうするー?と聞いてみる。) -- ジャン
      • ええ、それは楽しみにしておくとして……どうしても、ね。あなたが私の下僕か何かならどうという事も無かったのだけれど(苦笑する)
        愛の? ……甘々な? …………聞きたくないと言う程ではないけれど、ただ、その後に関しては責任持てない感じはあるわね
        この十数年頃ですっかりあなたへの我慢とかが利かなくなっているから。……あなたを離さなくなっても私は知らないわ(指を組み、歌わなくても良いような事を言うが、夫の経験上ここで歌わなかったら少なからず機嫌を損ねるのは明々白々)
        -- ラク
      • そっかぁ…じゃあ、次はその辺りも考えた曲探しをしないとダメだねぇ…妻が魔王の歌は、ちょっとないかもだけど。
        …うっ…ほ、本当に?……あぁ、それは大丈夫だよ。明日はお店もお休みだし…元々一緒に過ごす予定だったからねぇ…(嫌がる事はなく、むしろ嬉しそうに言った。)
        …ただ、ちょっと恥ずかしいから照れが入るかもだけど…歌うね(気恥ずかしそうに頬をかいてから、また歌い始める。)
        (今度もまたラクが聞いた事のない曲で、最愛の妻に対する愛を綴った歌で、先ほどよりも感情も魔力も自然と込められている。)
        (軽いテンポでいかに相手を愛しているか、それと時折ラクとジャンに沿うように歌い、最後は末永く幸せに暮らしましたと言うお決まりの言葉で締めくくる。) -- ジャン
      • ……まぁそんな歌は……あなたが作詞した方が早いくらいでしょうけど
        そう。……ええ、どうぞ(いかにも仕方なさそうな吐息付きだが、聞く気は充分な様子)
        (そして再度瞼を閉じて静かに聞き入り、夫の歌に包まれて時を過ごし……途中から恥ずかしそうになり……)
        (歌が終わる頃には、頬をやや赤くし俯いており、若干顔を逸らし気味。瞼を開けば結果上目遣い気味に夫を見る)
        何と言うか。…………面映ゆいというどころでは無くて。こう……よく歌えるわね。ああいうの(なんか凄い恥ずかしいようですが、ギリギリ目は逸らさずにいます)
        -- ラク
      • …僕が作詞?…そういえばそんな事考えたことなかったけど…でも、作曲に作詞…ちょっと面白いかもしれないね(瞬きしてから、考えもしなかったことを思いつけて嬉しそうだ。)
        (妻の様子にもちろん歌ってる時に気づいていたが、だからこそより気持ちが込めて歌う事が出来たようだ。)
        …あはは、僕も恥ずかしくないって訳じゃないけど…うん、言葉にするより気持ちが伝わる気がしたから頑張ったよ(満面の笑みで言った。)
        実際…さっきの歌の内容よりも、相手の事を…ラクの事を愛してる自信もあるしね(こういう時のジャンは自信に満ち溢れてる。) -- ジャン
      • あなたはどれだけ私に気持ちを伝えれば気が済むのよ……いえ、どれだけ伝えても足りないんでしょうけれど(自分は恥ずかしいが夫は自信満々なのでどこか不満げです)
        でも……私とて、愛する点でそうそう引けを取るつもりは無いわ。……ああもう、何を言わせるのよ
        (ぼそぼそ言った後首をやや強めに横に振ると、立ち上がって夫に近付き) バカ(頬に赤みが差したたまま言うと少々強めに抱き付いた)
        -- ラク
      • …あはは、やっぱりこればっかりは言葉や行動でいくら伝えても…まだ伝えたいって思っちゃうからねぇ…(自分でも苦笑しながら言った。)
        …えへへ、有難う。ラク……うん、バカな夫でごめんね(謝りながら、しかしとても幸せそうな笑顔をして抱きしめる。)
        …ラク…愛してるよ…ちゅっ…(そして何回言ったか分からないほど繰り返してきた愛の言葉を囁きながら、ラクの唇に軽く口づける。)
        (軽く口づける程度にしたのは、ラクの方からの返事を待つのと同時に、ラクからのキスを望んでいるからのようだ。) -- ジャン
      • んっ……(夫の腕の中でキスを受けるが、そのキスの短さに疑問を感じ、彼の目を見れば何故かはすぐに分かった)
        …………(夫に見つめられ、だが躊躇する。普段であればこうまでにはならないが、魔楽を素直に受けた為その影響が非常に強い)
        (不満と照れと羞恥が綯い交ぜになった複雑な表情で、視線だけはどうにか逸らさぬように止まりつつ)
        ……愛してるわよ(何分間か置いて、ようやくそう囁くと自分から夫にキスをし、必要以上の羞恥に苛まれる自分を誤魔化すように積極的に舌を這わせ、絡ませてゆく)
        -- ラク
      • (普段とまた違うラクの姿を目に焼き付けるように、そして楽しげに見つめてそのままじっと待っていた。)
        ……有難う、ラク…ん…(望んだ以上のもとを得て蕩けそうなほど幸せ一杯の笑顔を浮かべていると、キスが始まったのでそれ以上は何も言えなくなる。)
        (なのでその分を行動で示そうと、ジャンも積極的だが優しくラクの舌に絡ませると互いの体液を交換しあうようになぞりあう。)
        (手はぎゅっとラクを苦しくない程度に強く抱きしめて、しばしこの甘い口づけの時間を味わうように楽しむ。)
        …ちゅ……んっ…ラク、本当は今晩からの予定だったけど…今から、する?(本当はゆっくり自分が用意したディナーなどを楽しむ予定だったが、目は既に情欲の炎が灯っていた。) -- ジャン
      • はん……んゅ、んん…………。……ふぅ(長いキスを終え、夫の腕の中で彼に寄りかかりながら軽い余韻に浸る)
        なにが……え?(そんな中、夫の言葉に目線を向ければ、余りに分かりやすい意図が伺える瞳が映った)
        ……ジャン。……さっきあんな歌を歌っておいて、それですぐ私を押し倒そうとするのは如何なものかしら?(抱き合ったままだが、ロマンチックが足りないとでも言いたげに、呆れと不満を窺わせる)
        -- ラク
      • …うっ…そう言われると、その通りだから反論のしようもないんだけど…(頬をかきながら苦笑する。)
        (何故そうしようと思ったのかは理由は色々とあるものの、ロマンチックが足りないと言いたげなラクの意志も十分すぎるほどよく分かった。)
        …うん、ごめんね…(なので、言い訳はせずに呆れも不満の目に対して目をそらさずに謝る事にした。) -- ジャン
      • ……興が削がれてしまったわね(先程までの別人のような照れや羞恥は既に無く、夫に向けるのはいつものジト目である)
        ああ、好色な夫を持つとこういう時に困るのねえ。こうして抱き合っているだけでもあなたにとっては堪らない部分もあるのでしょうし? そりゃあ今更愛し合う事が子作りに直結しないだなんて言わないけれど、時と場合はあるわよねえ
        (殊更乳房を押し付けるようにしつつ、言葉でちくちくと。しかし夫から離れようと言う気は無いようで、笑みは意地悪だ)
        -- ラク
      • …あははは…うぅっ、言い訳のしようもないです…(ジト目に対して、乾いた笑いしか出ない夫。)
        …うぐっ…それは…否定も出来ない……それは、そうなんだけど…う、うん。そうなんだけどね?(タジタジになりながらいたぶられ続ける。)
        (とはいえ、今この場でラクから逃げるように離すのが駄目だと言う事は頭が冷えている今なら普通に理解できるので抱きしめたままでいる。)
        はぁ…普通に用意したディナーを頑張れば良かったなぁ…(今更後悔しても仕方がないが、思わずぼやいてしまう。) -- ジャン
      • (その後もずっと意地悪な笑みを浮かべながらちくちくと言葉の針で夫を針山にし、ぼやきを聞くとちょっと意外そうな顔になる)
        あら、元からディナーの方は頑張る予定だったの? ……ああ、さっきの歌を聞かせる所までは計画通りだった訳ね
        なら……取り敢えず、ディナーの方はより一層頑張ってくれないと汚名返上とはいかないわよ(抱き合ったまま少し顔を寄せ、普通に微笑んだ)
        -- ラク
      • (そうされる間ずっと苦笑で言葉の針でむしろにされている可哀想だが自業自得なジャン。)
        あ、うん。今日はせっかくだしね…色々とディナーもこだわってメニューも考えていたんだけど…え?そ、そこまで計画的じゃないよ?
        実際歌ってみたい時もあったけど、ラクが嫌がるかなと思って今まで控えてたんだから…それに、そんな計算ができるなら失敗もしないよ(頬をかきながら言った。)
        ……うん、頑張るよ。ラクに喜んでもらえるならいくらでも…あ、でも…(ラクの微笑を見て嬉しそうに笑顔で言いながら、若干緩みがちだった手でぎゅっと抱きしめていたが言葉が止まる。) -- ジャン
      • ふぅん……ん? あぁ、そうね。とはいえ詰めをしくじるのもあなたらしくはあるんだけど……
        ただ、ああいうのもたまには良いわね。暫くは聴いてもさっきのような事にはならないでしょうけど
        ええ、あなたの気の済むように。……あら、どうしたの?(急に夫が言葉を止めたので、少々不思議そうな目を向ける)
        -- ラク
      • …どっちにしても、一発成功はしないってのが僕らしいって感じになってるよね…いずれは成功させてるつもりはあるんだけど……ラクとの出会いの時くらいかな、一発成功。
        うん、そうだね。たまに聞かせてあげるね…次は、僕が作った曲とかでもいいかもだけど(既に自分で作る気満々のようだ。)
        あ、えぇっとね…材料がちょっと、食事療法的なものになってたから組み直さないといけないなぁって…(食事療法と言っても病気ではなく、夜の生活のために考えていたりしたらしい。)
        (ただ、先ほどの事もあったので今日はそういうのなしで行こうと思ったようだ。一度引いてしまうととことん引こうとするのがジャンでもあった。) -- ジャン
      • その辺りはもうあなただから仕方ないわよねえ。……そうね。でもそう考えると、一番大事な所は押さえていたのにねえ(苦笑する)
        あら、本気? どれくらいかかる事やら……まぁ、完成したら聞かせて頂戴ね
        ……? ……ああ。とすると、今日はぐっすり眠るつもりなのね?(夫の意図を察し、仕方ないかと小さく微笑むが)
        それはそれで残念だけれど(そう呟いた)
        -- ラク
      • …そうだね、あれは僕の人生の中でも一番運を引き寄せた時だったと思う…あれから、楽しく幸せだったからね?辛い時ももちろんあったけど…。
        …大丈夫、僕は一度目に成功しなくても…いずれは必ず成功させるから…諦めが悪いのが僕だしね?(胸をトンと叩きながら笑顔で言った。)
        …うん、流石に叱られたばかりだからね……うぅ、ごめんね…(意図を汲んでくれた妻に感謝しながら、自分のふがいなさに自分で苦笑する。)
        あ、でもその代わりラクが気に入るように腕によりをかけて料理を作るから!…あ、とりあえずは移動しようか?今日のディナーはね(楽しげに今日のディナーについて語りながら歩く。)
        (その日はラクのために寄りよせた黒系の食材を盛り込んだディナーを振る舞い、食べさせてあげたりしながら普通に食事を楽しむのだった。) -- ジャン
  • …シャナは何とか順調みたいだね…最初は偽物騒動もあって心配だったけど、やっぱりラクの子なだけあるね(嫌われていても娘が無事なのは嬉しい父親。)
    一方シェダルは…うん、出落ちちゃったけど…まぁ、でもほら。魔導器拾ったと言う話もあるしね。
    次こそはきっと大丈夫…だといいんだけどなぁ(苦笑しながらラクの分の紅茶を入れてから、自分の分を入れる。) -- ジャン
    • まぁ、始まる前に終わるとか妙な話だったけど……でもジャン。それはそれであなたとジークの立場無いわよねえ(苦笑する母)
      あの子は母に似なかったようね。……ええ、その辺りを汲んで今度は父に似ないのを期待しましょうか
      ああそういえば、シェダルの方の所在は分かっているのよね? ジークからも連絡は来ていたけど(夫が淹れた紅茶で軽く唇を湿らせながら)
      -- ラク
      • …うぐっ…それは…きっと次男が生まれたら覆るよ、そう男ばっかりふがいない結果に終わる訳にはいかないしね!(今度はジャンも戦闘的な教育をする気らしい。)
        …まぁ、魔力に関しては心配いらないって話だしねぇ…次はうまく安定してくれるといいんだけれど…(苦笑しながら紅茶を飲む。)
        …あ、うん。僕は挨拶に行かないけど、クノンが今度うちのお菓子を持って行くそうだよ?まぁ、クノンとシェダルは交友あったもんね。
        …クノンは引退してるけど、のんびり仲良くやってくれるといいなぁ…(のんびりとした笑顔で言った。) -- ジャン
      • ……どうかしら。ただ、そうね。次男が生まれたとして、もしジークのようになるようなら……あまり繰り返す前に辞めさせたい所だけど
        大人しく最初から魔導器のあるようにすればよかったのに。……まぁ、もう暫くは大丈夫でしょうけれど
        そう。……それにしても妙な感じね。初めてではないけれど、娘と孫が、っていうのは。いずれ孫がひ孫やその先になったりもするんでしょうけれど(苦笑し)
        -- ラク
      • …そんな事はないよう、教えたいし頑張ってほしいなぁ…やり過ぎには注意だけど……そうだね、余り続くのも見てて辛いしね(頬をかきながら言った。)
        …色々と本人にも事情があったんじゃないかなぁ…職業にはこだわりが結構関係するし…うん、文士に魔導器ならきっと大丈夫なはずだよ。
        …あはは、そう言われてみればそうかも……そうなりえるねぇ…クノンもいずれ子供を産んで、そのこたちも冒険に出るかもだし…。
        …こうやって、血は重なっていくんだろうねぇ…何だか不思議なものがあるね(感慨深そうな顔をしている。) -- ジャン
      • ええ、対策も取り様があるとはいえ……。……正直、ジークにはあなたよりも心配させられたものだから、ね
        それで早速手痛い目に遭う辺り、世の中の甘く無さは思い知ったんでしょうに。……ええ
        私が子を産むとは思っても居なかったけれど。……本当、不思議なものだわ
        ただ、こうなると孫辺りから先に死んでいってしまいそうなのは困りものね。……仕方ない事ではあるんでしょうけど
        -- ラク
      • …そういう意味でも、次生まれてくる男の子は…母親に優しい強い子に育つといいね、どんな子になるか…まだ妊娠してもいないけど。
        シャナはそういう意味ではすんなり行ったからなぁ…無事でいてほしくはあるんだけどね…今回は、しもべさんもついてない訳だし。
        …ん…そう、だね…血の交わり方にもよるんだろうけど…ジークの所はともかく、ランやクノンの場合は…。
        …僕は大丈夫だよ、ずっとそばにいるから…(まだ種族を変えたりはしていないが、約束は破る気はないようだ。) -- ジャン
      • それは。……そうあって欲しいけれど。妊娠した所で次男で無く四女かも知れないものね? まぁ、今度は普段より妊娠が早まるかもだけど
        冒険出る前でも結構無茶をやってきているし、要領は良いのよねえあの子。……その辺りは発行される依頼書とあの子の冒険者番号を浚えば、取り敢えず冒険中の安全は確保出来そうだから……ただあの子、感も良いのよね
        ……ランの所はもう永くないんでしょうけれど。……分からないわ、愛したのなら、愛し続ける事が出来ると言うのに
        (娘らの意図が読み切れず息をついた所に夫の声を聞き、微笑む) 当然よ。離したりするものですか
        -- ラク
      • …そうなんだよね…一応男の子が欲しい場合の方法もあったりはするけど、ラクの場合それが通用するかと言ったら疑問だもんねぇ…。
        確かに、本当の家出の前の時も割と不自由なく過ごしてたみたいだし…あはは、そうなんだよねぇ…追っては見てるけど、未だ捕まったことがないし。
        ……好きだからこそ、束縛したくないという考え方なのかも?僕の方はラクが僕より早くいなくなる事はないだろうから、その心配はほとんどないんだけど…。
        …うん、わかってる…大丈夫だよ、もう離れたりはしないから…(自分の体温が伝わるくらい優しく温かく抱きしめる。) -- ジャン
      • ジークが生まれたのも偶然と言えば偶然かも知れないものね。……試してみる? 改めて
        デルレイッチと遊ばせ過ぎたかしら。直感が優れていると言えば聞こえは良いのだけれど……(ふぅ、と溜息)
        その生優しさはあなたに似たんでしょうねー……(軽くジト) それはそうよ。今更滅びる事も無いでしょうし
        …………ふふ(抱き締められると瞑目し、自分を抱く夫の腕にそっと自分の手を重ね)
        -- ラク
      • …ん、それじゃあ…また今夜、試してみるね(嬉しそうに笑顔で言いながら、ラクの頬に口づける。)
        それに空中の早さではうちでも屈指だもんねぇ…ある意味「生き残る才能」は一番なのかも…。
        …うっ…まぁ、そこは否定できないよね…ラクとかにはない面だし…(ジト目で見られると苦笑しながら頬をかいた。)
        うん、もし滅びる事があったとしても、その時は一緒だから…ダメとは言わせないよ?(離さないようぎゅっと抱きしめたまま言った。) -- ジャン
      • ふふ(頬への口付けに微笑みで応え) ……ああ、でもあまり頑張り過ぎると差し支えるわよ?(そう言って夫の頬へキスを返す)
        悪いと分かってて悪戯を繰り返せば、それは逃げ足も速くなろうと言うものね。……でしょうねえ
        わざわざ死なせて哀しむくらいなら、とはいえ……余り私が言う事でも無いのでしょうけれど
        ……ええ、ダメだなんて言わないわ(そっと夫の方に身を預け)
        -- ラク
      • うっ…それは…確かに、それでランにも叱られたもんねぇ…ちゃんと失敗は繰り返さないようにするよ(そう指摘されると苦笑しながらキスを受ける。)
        …ちょっと自由に育てすぎたのかなぁ…やっぱり子育ては奥が深い…本で書いてあった正解は一人ずつ違うってのもうなずける。
        …そうだね、あの子たちももう一人前になったし…それぞれの人生だから…ちょっと、寂しいけどね?
        ……まぁ、そうなるには国レベルとの戦いになるんだろうから…多分大丈夫だろうけど…(それでも抱きしめたまましばらくそのままでいる。)
        …あ、そうだ…あの黒バニラがある地方の地方語の本が届いてるから一緒に見る?確か「ナンデヤネン」とかそんな感じの言葉を使うんだったかな…。 -- ジャン
      • 伸び伸びとさせ過ぎたんでしょうね。……とはいえ、事情あっての事だから中々仕方無かったけれど
        ……ふふ、私が居るでしょうに。それに退屈はしていないでしょう?(夫の言葉に苦笑した後、そっと微笑む)
        あら、国レベルにどうこうされるなんて思われたくないわね……(そしてそのまま夫の腕の中で暫し時を共有し)
        ……ん、どうしたの? ……ああ、そうなの、それじゃあ見ましょうか。……妙な言い回しね?
        -- ラク
      • …うん、ちょっと今までにない騒動もあったもんねぇ…さて、次の子はどんな子に育つのかな(心配でもあるが、それ以上に楽しみなのか笑顔で言った。)
        もちろん…ラクといて不満に思ったことはないよ…あ、でもやりたいけど出来ない事は少しはあるけど(提案するが断られてるような事も含むようだ。)
        …でも、ここの冒険者みたいなのが国にもいる可能性は十分あるからね…気を付けようね(この腕の中の人を失わないためにも、そう思った。)
        …西の地方で、割と独特な雰囲気なんだって……まぁ、ガイドさんを雇えばいいんだろうけどね…出来れば、二人がいいしね?(腰を抱いたまま本がある寝室まで並んで歩く。) -- ジャン
      • 西の、ねえ? ……まぁ文化圏とか色々あるでしょうし、特有固有もそれぞれあるんでしょうから……そうね、現地の案内は必要だわ
        (夫に少々もたれるようにしながら共に歩み、寝室に入ると彼が本を取ってくるのをベッドの上に座って待つ)
        -- ラク
      • …まぁ、ガイドと言ってもずっと一緒じゃないんだろうし、移動とか特定の場所だけいてもらう感じがいいのかなぁ…。
        …あ、これだよ。あの地方は結構有名らしいから数冊買ってきたんだけどね(当然ラクの横に座って数冊の本を見せる。)
        有難うはオオキニ、調子はどうですか?がモウカッテマッカ、調子いいですよはボチボチデンナ…本当独特だよねぇ…世界にはまだまだ色んな言語があるんだろうなぁ(想像を膨らめて楽しそうにしている。) -- ジャン
      • それはそうでしょうよ。……後は何か困った時にすぐ来させるくらいで充分だわ。余り出しゃばられても邪魔なのだし
        ふぅん? そういう事なら幾つもあるのは分かるわね(内一冊を手にし、うさんくさそうな目で見つつ)
        ……変、も独特や個性で済まされるから文化の違いって面倒だわ。……別の場所にはないものかしら、黒バニラ(一方で想像を膨らませてテンションを落とす妻だった)
        -- ラク
  • …レイ君がまた、ダメだったみたいだねぇ…まぁ、修行とか色々して頑張っていたみたいなんだけど…(知らせを聞いて難しい顔でため息をついた。)
    …まぁ、要塞内の評価やしもべさんの評価が下がったりするのは…良くはないけど、別にいずれ挽回出来るとしても…。
    …クノンも無事を信じてるとはいえ、結構堪えるみたいだからね…それが、親としてはあまり許せないかなぁ…本人もしたくて失敗してる訳じゃないんだろうけど。
    ……あぁ、でも…僕も人の事言えないからなぁ…ラクに何度も似たような事経験させたんだし(思い出して苦笑している。) -- ジャン
    • そのようね。……まったく(外見以外にも似てくれてしまった事に溜息を吐く妻)
      その辺りは仕方のない所ね。……とはいえ、クノンもランのようにしもべらに強気に出れば、左程尾を引く事も無いでしょうけれど
      ……それはそうでしょうけれど(呟く夫の顔をじー、と見)
      …………そうね、ええ。その通りよ? と言うかあなたの方が数多いのだからね? もっとも、その点で言えばジークの所が一番ダメだったけれど
      -- ラク
      • …クノンは自分のいるところで悪く言われるのは好ましく思ってないみたいだけど…それを強制する気もないみたいだからねぇ…。
        …うぅ、そんなに見なくても分かってるってば…数が多い件についても、その通りなんだけど…(苦笑しながら頬をかいている。)
        …特に、僕の場合ザビーネさんとの時は死んだと思わせちゃうくらいだったし…あの時は、本当ごめんね?
        …レイ君も、最終的には僕みたいに成し遂げてほしいな…クノンのためにも。 -- ジャン
      • 基本的に悪魔は自分より弱い相手には遠慮をしないものだし。……クノンももう少し威厳とかを身に着けてくれても良いのだけれど
        ……あら、そう? なら良いわ(悪戯っぽく微笑む)
        そうね、あの当時は結構色々とあったものだから……あら、良いのよそんな過ぎた事なんて
        どうかしら。……真面目そうではあるけれど、ジークのように匙を投げる事は考えられるわよ? 大体、クノンが選んで私が認めた相手なのだし
        -- ラク
      • …それはもう痛いほど実体験してるから分かっているけどね…クノンはほら、威厳とかより仲良くしたいみたいだから…その辺り、僕に似て残念だと言われるんだろうなぁ…。
        うぐっ…ラクは本当意地悪だね…(悪戯っぽく微笑む姿に苦笑する。) …うん、あの当時色々とあったけど…頑張ったから、今があるもんね。
        …良かった、それなら…それに今ではちゃんと「約束」も守ってあるもんね……あのクノンの件は例外で。
        …あぁ…それはありえるんだよね…再出発って心が擦り切れそうになるし…(その辺り男性陣ならよく分かるもののようで、ホロリとしている。) -- ジャン
      • ……そうなのよねぇ(夫の言葉に思いっ切り溜息を吐く妻)
        ふふ。その通りよ? あなたは呆れるくらい斃れて、だけどその都度頑張ってきたんだもの
        ええ、でも……例外はあまり作りたくないけれど、あれは仕方の無い所ね
        もしそうなっても私は特に文句は無いのだけれど。……どうするのかしらねぇ
        -- ラク
      • そ、そんなため息つかなくても…でも、その分クノンは人脈も豊富だし…人脈は人社会では一つの力だから、悪いばかりじゃないよ。
        …そういう意味では、レイ君はまだ頑張ってくれるとも思うんだよね…自分の弟子だけに、そういうのが分かるんだ(頬をかきながら苦笑する。)
        …うん、もう出来るだけ独りにはしないから…(ベットに隣あって腰掛けて話してたラクの頬に口づける。)
        …あぁ、後は…シャナも心配なんだけどね…まさか今回は本当に家出だなんて…(またため息をついた。) -- ジャン
      • ええ、あなたの言い分は分かるし、そうであった方が良い事くらいは分かるわ。……でもそれとこれは別かしら
        ……そうね。数で言えばまだ左程でも無い所だし?(微笑みかける)
        そこで出来るだけ、と言わなければより素敵なのに……(口付けに軽いジト目を返し)
        シャナは……そうね。少しやり過ぎたかしら……甘やかしてきたつもりも無かったのだけれど
        -- ラク
      • …確かに、要塞内の話だもんねぇ……まぁ、例えそうだったとしてもあの様子だと、後を継ぐ気もなくてレイ君と店立ち上げるんだろうけど。
        …うぐっ…そんな何度も言わなくてもー…ずっと言われるんだろうなぁ…(反論もできずに困った顔をしてる。)
        …そ、それは何があるか分からないし……でも、うん、そうだね…もう独りにしないから(改めて笑顔で言い直した。)
        …んー、そんな厳しくしかったつもりもないんだけど…やっぱり僕だからなんだろうなぁ…今回も、しもべさんついてるんだよね?街中は別としても -- ジャン
      • そういう事でしょうし、支障も恐らくないんでしょうけれど。……仕方のない事なんでしょうね(少々面白くなさげ)
        だって。今後何があろうと過去は変わらないんだもの。私の気が向けばその都度言われるのは避けられないわね(クスクスクス)
        ……(じと) ……ええ、そうよ。それで良いの(一転、微笑むと夫の頬へキスを返した)
        普段が普段だったし、落差もあったんでしょうね。……え? いいえ? しもべに報せると連れ戻そうとするものだから
        -- ラク
      • …ラクの気持ちは分かるけど…でも、こればっかりはね…(苦笑しながら言った。)
        ……うぅ…何か挽回しても言われるんだからな敵わないなぁ…せめて、言われるネタを増やさないよう頑張らないとね?
        一緒に行く旅行の話も少しずつではあるけど、進んでるしねぇ…現地でしか育たない闇属性の黒いバニラとか…あれで作ればきっと美味しいと思うんだよね!(そればっかりは仕入ようと思っても無理なので、行く提案をしたようだ。)
        …やっぱりいきなりすぎたかぁ…普段から少しずつしておけば……そうなの!?うぅ、急に心配に…だ、大丈夫とは思うんだけどなぁ(急に心配そうにしだす夫。) -- ジャン
      • そうよ。もし、増やすような事があってごらんなさい? 更に言ってあげる事になるわよ
        その話をすると、いずれではなくその内に行きたくなってしまうのが困りものね。……そういうのも、私達が行く段階になるまで現物が残ってれば良いんだけど
        気合を入れ過ぎたんでしょうね。……まあ今更言っても、だけれど……ええ、そうよ。大丈夫よ、まぁ……近い内にしもべ以外の誰かを付けようとは思うけれど(そんな夫の頭を撫でる妻)
        -- ラク
      • うっ…それは想像すらしたくないなぁ…元より失敗しないようにはしてるんだけど…(頬をかきながら言った。)
        あはは、ラクにしては計画段階から興味を持ってくれていた珍しいものだったしね…うん、こればっかりはまだあると願うばかりだけど。
        でも、大丈夫だよ…その地方の貴族が名産として保護してるとかなんとか…その代わり通常のバニラの数十倍の価格らしいけど…。
        うん、今更謝るだなんてそれこそ逆効果だし…う、うん。そうしてくれると嬉しいな…あ、でも流石に撫でるほどじゃないよ(そこまでではないようだ。) -- ジャン
      • ふふ、だから重々気を付けると良いわ。夫婦ですもの、私とてあなたを弄る手が増えるのは些か微妙な気になるし
        その点、あなたが良く題材を吟味したものよね……
        成る程。……でも数十倍くらいなら手に入れるのにまだどうとでもなる範囲じゃないかしら
        やっぱり時間任せにせざるを得ないわねぇ。ええ……あら、そう? まあたまには良いじゃない(そのまま撫で続け)
        -- ラク
      • えへへ、何度却下されても諦めずに傾向と対策を考えた粘りの勝利だね!付き合わせたラクには少し申し訳なかったけど…。
        うん、そのくらいならねぇ…それに、土壌とか気候とかを調査しておけば…うちの回りや疫病王の所で育てる事が可能かもだし…一度は行きたいねぇ。
        …はぁ、結局そうなっちゃうかぁ……うぅ、それじゃあどうせだし…こうする(撫でられるならと、ぎゅっと抱き着いて顔を谷間に埋める。)
        この姿子供たちには見せられないな…ほとんど想定されてるだろうけど…でも、割と夫婦ならしてそうでもあるよね?(子供たち夫婦でもなんとなく想像出来たようだ。) -- ジャン
      • ……まあ、あなたの作戦勝ち、といった所ね。いいわよあれくらい、むしろ良くもあれこれと探してきたものだわ
        その辺りはサンプルを持ち帰る事が出来れば、よっぽど特異でない限り再現は出来る筈だもの。現地に着いた時点でその辺りは完了したも同然……まあ、その貴族の面子もあるでしょうから公にはしないけれど
        仕方ないわね、こればっかりは……あら、何? ……あらあら(苦笑しつつ、夫の背に腕を回し軽く抱く)
        まぁ、そうね。親の体裁も何もあったものではなくなるし……それはどうかしら。……夫に甘えられる事を良しとしない妻もいるのではないの?(言いつつ、夫を離すような素振りは全く見せず)
        -- ラク
      • 元々食材に関しては、前々から調べていたんだよね…最初のうちには普通の旅行パックの資料だったけどねぇ(そっけなく却下されたことを思い出して苦笑する。)
        あはは、流石に同じ品種と言うのもバレちゃうだろうし…貴族は揉めると厄介な事がありそうだもんねぇ…。
        …親であっても、妻の前では一組のカップルになると思うんだ…だからこそ、子供には見えられないんだけど…(キスなどの二人の世界はジャンの中ではセーフラインなようだ。)
        …クノンに関しては、甘えさせて上げてる気がするなぁ…あ、そうだ…レイ君が近々しもべさんと戦うそうだけど…ラクは一度で認めて貰えると思う?(顔を少し上げて聞いてみた。) -- ジャン
      • 普通のなら何も前もって遠大な準備や話しなんてする事も無いでしょうに(苦笑する夫に微笑む)
        面倒事は避けたいもの。となると……店には出ないんでしょうね。内輪で愉しむだけで
        カップル、ねえ? 夫婦でも変わり無いとは思うんだけど……(谷間に顔を埋められた状態で喋られ、慣れてはいるが少しくすぐったく)
        ああ、あの子はそうでしょうね。ランもその辺りは変わらないでしょうけれど……? あら、そうなの。……どうかしら、彼次第としか言えないわ
        -- ラク
      • もちろんそのつもりだよ、生産量によっては少量作ってもいいかもだけど…知り合い限定とかになるだろうしねぇ。
        …んー、カップルと夫婦はちょっと違うかなぁ…個人的にはだけどね、カップルなら二人だけで決めて行けばいいけど…夫婦は二人以外の回りも重要だからね。
        …ジークの場合どうなんだろう…何だかんだで甘えてそうだなぁ…まぁ、多くはやっぱり妻に甘える者だと言う事で…(若干目をそらしながら結論付ける。)
        …僕的にはしもべさん次第な気もするけどなぁ…どこまですれば、しもべさんが認めるか…によるだろうし…僕の場合は…色々とあったからだけど(チョコの件はいまだに秘密のようだ。) -- ジャン
      • バレる可能性は出来るだけ排除した方が良いわよ? 知り合い限定に出すとしても、持ち帰りは出来ないようにするくらいでないと
        ……そういうものかしら。私としては余り変わりが無いものだけど……(言いつつ、あやすように夫の頭を撫で)
        あの子は……甘えもするでしょうけど、甘えられる方が多そうね。孫娘達も増える一方のようだし……(夫の様子に小さく苦笑する)
        つまり……しもべの合格ラインまで彼が頑張れば良いのでしょう? ……まぁ、両方次第という所になりそうだけど。でもこう言ってはなんだけれど、あなただって認められたんだもの。クノンの選んだ相手が認められない事は無いと思うわ。……時間はかかるかも知れないけれど
        -- ラク
      • …まぁ、多分そんな公言したりする人もいないとは思うけど…そうだね、出来るだけ気を付けるよ。
        まぁ、僕の考えが間違えと言う可能性も十分あるんだよね…人それぞれ、と言う事もありそうだし…(目を細めて、また谷間に顔を埋めて撫でられてる。)
        …そういえば、ジークの家族はそのうち僕たちより多くの子供になりそうだもんねぇ…セギンちゃんも大変だ…。
        …そうだね、一度じゃ無理かもしれないけど…折れずに頑張ってほしいなぁ…ちなみに、場所は要塞前らしいけどするとしたらラクは観戦する?僕は仕事かもだけど。 -- ジャン
      • そうでは無いわ。あなたの知人はほぼ大丈夫でしょうけれど、そこからどう漏れるかまでは分からないでしょう?
        ……とすると、どれが正解、という事では無さそうね。……ふふ(心地よさそうな夫に小さく笑みを零す)
        望んで子を産んでいるようだし……遠からずその時は来るでしょうね。もっとも、クノンの所も結構多くなりそうではあるけれど
        その辺りは大丈夫でしょう。折れてもクノンは見捨てないでしょうけれど、やはり見限られるかもしれないという疑念は消せないのだし。……ふぅん。さて、私は特に興味は無いわね。結果だけで充分だわ
        -- ラク
      • …その辺り内密に!と言っても、うっかりって事もあるしねぇ…まぁ、基本は家で消化しきっちゃうと思うしね。
        …そういう事かな?…うぅ、笑わないでよー…情けない事は自覚してるんだから(笑みをそんな風にとらえて恥ずかしそうにしてる。)
        …クノンも子供欲しがってるし、レイ君も結構頑張る方みたいだもんねぇ…流石に何回とか具体的には、知らないし聞かないけど…(要塞の噂で「頑張る」事は知ったようだ。)
        …うん、クノンから見捨てる事はないかな…あぁ、それはね…ないといいと思ってるけど…そっか、それなら僕も結果だけでいいかな。
        でも、懐かしいなぁ…昔はラクの前でザビーネさんとした事が…あの時はラクだけでなく、ザビーネさんにまで呆れられたけど(苦笑しながら頬をかいた。) -- ジャン
      • ……少し、シャナが悔しがるかしら。もっとも仕方のない事ではあるけれど
        あら、良いのよ? 前も言ったような気がするけれど、まぁ、そういう所も含めて愛してるんだから(夫の目を見つめながら)
        ふぅん? あの子も大変ね……ああ、そういえばどうするつもりかしら。普通に出産するつもりかしら
        それに、私が観に行って変に肩に力を入れられても困るでしょうし。……ええ、子の事だしあまり親が顔を出す事では無いでしょうね
        ……ああ、そういえばそんな事もあったわねー。あなたったらああ言う時でも甘いんだもの、呆れたくもなるわ(やはり苦笑する)
        -- ラク
      • …まぁ、そこはね…でも食べに来たのなら…ちゃんとご馳走してあげるつもりではあるけどね(そこはやはり子供には甘いジャンだった。)
        …うん、こんなところまで愛してくれて有難うね…(妻の目をじっと見てから今度は唇を重ねるように口づける。)
        どうなんだろう…子供は欲しがっていたから、一応何人かは作るんじゃないかな?どこまで作るかは分からないけど…。
        あはは、僕だって子供たちが見てる前だったら変にやる気出しちゃったりしたもんなぁ…大抵そういう時の相手はしもべさんで結局負けて子供の賞賛がしもべさんに回っちゃったけど…。
        …だって、ザビーネさんとは分かりあえるはずだと思ったから…もしラクや家族を狙う相手だったら多分殺す気でやってたよ? -- ジャン
      • 家出娘が食べに来るかしら。……そこで御馳走っていうのも何か変な気はするのだけれど……(うーん、と首を捻る)
        礼を言うような事では無いわ。夫婦だもの……ん(自分からも少しだけ顔を寄せ、キスを受けた)
        ああ、いえね? 作るとして、産む時はどうするのかしらって。私は邪道をやってるけど……ランやセギンのように産みの苦しみとやらをあえて選択する事もあるでしょうし
        思えば……あなたがしもべに勝てたのって一度きりだったかしら? まぁ、まぐれの類でも一度は一度だけれど
        ……時と場合を考えなさいな。友好とかやってる場合では無かったでしょうに……それは、勿論そうでなければ困るけれど
        -- ラク
      • 来ないとは思うんだけどね…あぁ、ご馳走と言うのは言葉が変だったね…僕も会ったら叱らないといけないし…でも、叱ったらまた家出という…難しいなぁ。
        …あぁ、そういう事かぁ…初回は普通に産むんじゃないかな…それが辛すぎるなら2回目とかはパスする可能性もあるし…。
        …うぐっ、1度だけではないと思うけど…それに、どうしても僕のスキルや性格上1:1は苦手だからねぇ…2:2なら自身あるんだけど…。
        でも2;2で組むとしたら…僕は、クノンかランか黒瘴さんになるのかな?相手はしもべさんと…誰になるだろう…。
        …あの頃は特にまだまだ甘かったしねぇ…今はあの頃よりはそれなりにシビアになった気もするけど…(少しずつだが染まって来てもいるようだ。) -- ジャン
      • ……そうね。仮に店の方にでも寄りついたとして、あなたがまた……と言うか、あなたが近寄れるかしら……
        ああ。思えばランが子供一人で済ませたのは、事の他痛かったからかも知れないわね。……今度聞いてみようかしら
        そうだったかしら……? ……まぁそれはそうだけど。でも余りそう言うのは言って欲しくはないかしらね?(ぎゅう、と抱いて夫の顔を谷間に押し込む)
        ……組むとして。そうね、あなたがそれらで来るとして、しもべとのバランスを考えるならデルレイッチか……私かしら?
        本当にそれなりな気はするけれど……ふふ、でもそれは私にとって好ましい変化だもの、このままもっとシビアになってくれて良いのよ(そう言って艶然と微笑んだ)
        -- ラク
      • …どうだろう…でも、外で色々と経験していけばいずれは和解もありえるんじゃないかなって…期待してる、待つしかなくてもどかしいけど。
        …本当に痛いらしいからねぇ…ラクも普通に産むしかなかったら、一人しか生んでくれなかったかもだね……そうならなくて、良かった(やっぱり子供を生んでくれるのは嬉しいようだ。)
        …んぎゅっ…ん…分かった、あまり言わない事にする…(あまり抵抗せずに頷いた。)
        ……うぅ、ラクとしもべさんとか勝ち目なさそうだなぁ…僕と黒瘴さんvsしもべさんとデルならいい勝負しそうだけど…連携が出来るかどうかだろうなぁ…。
        …例えば、一番シビアになってほしいところとかどこなんだろう…やっぱり戦闘面に関して? -- ジャン
      • ……その機会が来ると良いのだけれど。むしろ意固地や気恥かしさから二度と帰らないくらいはやらかしそうな気もするけれど……
        まぁ、普段あなたが好きに突き込んでる所を通って外に出る訳なのだし。いくら生物的に可能でも無茶は無茶なのよねえ。脳が大きいのも考え物だわ。……けれど、痛い目に遭ったとしてもランだけと言う事は無いんじゃないかしら。……ああ、でも仮定するならその後のあなたとの睦事を拒否する事も考えられるか……
        ええ、そうして頂戴。言霊も結構馬鹿に出来ないのだから(そう言って抱く腕を緩めるが、夫の顔を戻そうとはしない)
        あなたとラン相手なら私が出張る必要はあると思うわよ? ……ああ、それなら見応えもありそうだけど。その辺りは事前練習次第ね
        ん……まぁ、そうね。日常部分まであまり変わって貰ってもなんだし
        -- ラク
      • …それは嫌だなぁ…例え僕に会わなくてもいいからラクたち家族、要塞の皆まで切り捨てるような事はしてほしくないな…(怒られるかもしれないが、偽らざる本音だった。)
        …す、好きにつき込んでるって…うん、確かにそうなんだけど……うぐっ、それは嫌だな…うん、そんな事にならなくて良かった(ぎゅっと抱きしめる。)
        …ぷはっ…特に言葉を操る人魚の端くれだもんね…気を付けるけど…じゃあ、愛してる!…うん、この言葉なら問題ないよね(顔を上げて、向かい合いながら言った。)
        …ランだけでもラクと戦える実力があるもんねぇ…後は僕の魔楽とのユニゾンの本気の威力がどれくらいか……黒瘴とのペアなら敵の突撃をどう防ぐか、とかかなぁ。やっぱり…。
        …戦闘面かぁ…最近誰かを本気で殺そうとしてないからなぁ…冒険からもずっと遠のいてるし、戦闘技術自体は上がってるんだけど。 -- ジャン
      • そういう器用な事が出来そうな子でも無いでしょう? ……まぁ0か100かと言う程極端ではないでしょうけれど
        なによ。……間違って無いでしょうに。とても痛い思いをして子を一人産んで、子が成せたなら夫婦の営みを拒否する事は考えられるし……ん、もう。本当にあなたは私の身体も好きよね(苦笑しつつもやはり頭を撫でる)
        そうよ、日頃から少しは注意……。……それは確かに問題も無いんだけど(やっぱり呆れたくもなるのである)
        その辺りちゃんと試した事が無いから、いつか機会を持ちたい所ではあるわね。黒瘴の方は手の届かない……中近接戦とでも言うのかしら。半端な間合いが苦手だものね
        その辺りの気構えは大事よ? ……ただでさえ甘いんだもの。とはいえ、程良くその気で立ち向かわなければならない相手となるとまた難しいのだけれど
        -- ラク
      • …とりあえずは、今の所は一度連れ戻して、改めて居場所分かる形で一人暮らしを認める形にはしたいなぁ…いつまでも定住なしってのも問題だろうし。
        ただ、今は定住なしの暮らしを楽しんでるだろうし…もう少し落ち着いてから、かな…ラクはその辺りどう思う?
        で、でも…一人だけでは分からない喜びもあると思うんだ、実際あったしね? …うぅ、別にラクの体だけが好きじゃないのに…(頬をかきながら苦笑する。)
        …影響がどこまで出るか分からない以上早々試せないんだよねぇ…今度+効果のみの魔楽で試そうかなぁ うん、だから必然的に僕がそこに行くんだろうけど…デルとしもべさんか…すぐ潰されそうだ…。
        …うん、そういう意味ではザビーネさんが一番適任だったんだろうなぁ…今の僕なら、ザビーネさんを満足させる戦いが出来ただろうか…。 -- ジャン
      • ……そうね。居場所を私達に知られていない、報せない、隠す状況を楽しんでいるのかもしれないし。それに連れ戻すにしても難しいわ
        意図的に自分の痕跡を消したり残したりしているようだし……まぁその気になれば見付けだす位は容易いんだけど。ともあれ、暫くは社会勉強をさせておいても良いんじゃないかしら? 知識はあっても経験のない状態だもの、あの子
        まぁ男子で無いと言う理屈を通せば、仮定の私も首を縦に振りはしたでしょうけど……。ええ、だから言ったでしょう? も、好きだって
        余り環境に影響が出るのも考え物ね。とはいえ、親としては伸び伸びと全力を尽くせる環境を用意するのも努めのような気はするけれど。……まあ、潰される前に黒瘴の手筈が何か整うと良いわね?
        どうかしら。確かにあの時よりは格段にマシでしょうけど……まだ足りないんじゃないかしらね?
        -- ラク
      • …そうだね、もう少し様子を見て…落ち着いた時に、一度連れ戻すなり、居場所を教えて貰うなりしてほしいねぇ…。
        …あ、でも…今のラクでももう子供はいい…と思うようになったら言ってね?ラクが嫌なのに作ろうとは思わないかな…ほら、避妊具とか色々とあるみたいだしね?
        一度だけ使った事のあるコンドームとかもあるし…まぁ、魔法的なものですれば済む話だからもうコンドームはしないって事になったんだけど…(思い出して苦笑する。)
        海でランと歌った時なんて大変だったもんねぇ…あの海岸一帯に集まりすぎてその年豊漁数年不漁とか…バレなかったから良かったけど うぅ、僕もクノンの水みたいな力があればなぁ…。
        …まだ足りないか…そのうち、切り替えが出来てラクが認めるくらいになるんだろうか…(普段からしてる日常用の義手を、月明かりに透かすようにしながら呟いた。) -- ジャン
      • いつ落ち着くかしら……。うちに帰ってくる選択肢があの子にあればいいんだけど
        そうだけど、夫が欲しいと思うなら応えるのも妻ではないかしら。……避妊は、まぁそれは本当に論外だったけれど
        ああでも、そうだわ。魔術的な避妊は可能なのだから、妊娠する方に早める事も……可能かもしれないわね?
        バレてたら後で裁判沙汰だったでしょうねぇ。不漁の因果関係なんて分かりやす過ぎるもの。……その辺りは出来る事でカバーしなさいな
        ……しもべの、普段と私達の子達に対するそれとぐらいには切り替えてもいいのよ?
        -- ラク
      • …そこは、待つしかなさそうだね…願わくば、いい友達に恵まれてその辺り上手く諭してくれれば……難しいだろうなぁ…。
        その辺り、夫婦間も難しいもんだね?まぁ、僕もまだ子供欲しいと思っているのは事実なんだけど……あの時は凄く不機嫌になったもんねぇ…(頬をかきながら言った。)
        …あれ、そういう事も出来るの?どういう仕組みでするんだろう…ラクの体内に何か魔術的な事をするのかな?(想像出来ずに首をひねっている。)
        あはは…まぁ、あれくらいの豊漁不漁ってよくあるみたいだから案外他の人魚が何か影響してるのかもだねぇ……うぐっ、一応手はあるんだけど辛いんだよねぇ…。
        …あそこまでか…うーん……「…俺にはむかうとは、この愚物が…」…なんか違う気がする(キリッとして虚空に睨みつけるように言ってみてからいつもの顔で苦笑する。) -- ジャン
      • 誰かに諭されるより自分で気付いて欲しいものだけど……どうなる事やらね
        ……なら、産んであげるわ。私の方も産まない理由は今の所無いのだし
        私の方をどうこうより、私に出される方をどうこうする感じね。まぁ、私の方も多少弄るべきなんでしょうけど……加減間違えると三つ子や四つ子になるかも知れないし、その加減が分からないしで
        そういう程度ならまぁ良いんでしょうけれど……
        ……それ、しもべを真似たとしたら当人には知られない方が良さそうよ(呆れておられる)
        -- ラク
      • …有難うね、ラク…次の子もきっといい子で…今度はシャナの反省も生かしながら頑張るよ(嬉しそうに笑顔で言った。)
        …うーん…じゃあ、出ないようにするとか?中で吸収しちゃってるからねぇ、今の現状だと…あぁ、3つ子とか4つ子とか時々生まれたりするみたいだもんねぇ。
        ただ、何にせよ本気で3人でカルテット魔楽するなら…閉鎖空間でしないとダメだろうねぇ…影響がどうなるか僕もさっぱり分からないし…。
        あぁ、呆れられてる!?うぅ、それはもちろん分かってるよー…大丈夫、二人の時にしかしないし。家政婦は見たみたいに見られてるとかそんな事は…。 -- ジャン
      • とはいえ、あの子がああなった原因自体はもう起きないんじゃないかしら。……まぁ、頑張るのは私の方もだけど
        出ないって。ん……どこから齟齬が生まれたか分からないけれど……精子の質と量を向上させればその分妊娠は早まると思うのよ
        ジャン。……三人はトリオではないかしら。まぁやるならみっちり塞いでおく必要はあるでしょうし、外からそれをしっかり維持する必要も出てくるでしょうけど
        呆れたくもなるわよ……。……取り敢えず、後で何か嫌がらせされても私は庇わないからね?
        まぁ、それらはともかく……ちょっと、今日はお喋りに間を取られ過ぎたかしら(そう言うと、夫を抱いたまま背からベッドへ倒れ込み、ドレスを解くと下着姿に) ああ、今日のは前留めだから口で外せるんじゃないかしら、これ(そしてブラジャーの肩紐を軽く弾いた)
        -- ラク
      • …精子の量と質かぁ…食生活に気を付ければ、なんかその辺り改善されるって話は聞いたことあるけど…それを魔法的に改善するとかかな…。
        あ、あれ?あぁ、そうだった…あはは、それじゃないと危険だしね…となると、中はラク外がしもべさんと黒瘴くらいとか?クノンの水もあらかじめ展開しておけば音には強いけどね。
        …え、まさかそんな事は……あはははは(次の日仕事行く時にたっぷりと嫌がらせされるジャンだった。)
        …?…あ、そうか…今日はする日だもんね……あ、こないだ買った奴だよね?じゃあ…(手を使わないように、あえてラクの両手に自分の両手を絡ませる。)
        …この赤いのも、似合ってるよ…(しかし、最初から外す事はせずに赤いブラの上に何度も軽い口づけを浴びせていく。)
        …じゃあ、外すね?(そしてようやく谷間に顔を埋めて、何度か失敗しながらもプチッと外す事が出来た。) -- ジャン
      • そういう事。……まぁ、最低でも一挙両得くらいにはなりそうよね(何故かは言わなかった)
        ええ、それくらい念入りにやっておけば……何とかなる筈よ。初めての事は過剰なくらいにやっておくのが丁度よいし
        ふふ。……ええ、いつものようにあなたが選んで来た奴よ(絡んでくる夫の手指を穏やかに迎え絡め返しながら)
        ん……もう。そんな布の上からでなくたって良いでしょうに(それでも乳房は柔らかな感触を夫の唇に返し、その様を微笑みながら見)
        ええ……あん、ちょっとくすぐったいわね……(谷まで夫の頭が微動する事での髪の感触に艶めいた声を漏らし、ホックが外されれば今まで押さえつけられていたのに反発するように弾け揺れ) ジャン……(そっと呼びかけ、目でキスを要求し、顔を寄せる夫と唇を合わせ)
        -- ラク
      • うん、何が起こるか予想できないしね…それじゃあ、今度ジークが里帰りした時にでもしようかな…それまでに閉鎖空間に関してつめないとだけど。
        ラクは胸が成長し続けたからね…その度に買う必要があったし…色んな下着のラクを見るのも、嬉しかったしね(笑顔で言った。)
        …ちゅ…こうするのも僕は好きだよ?もちろん、直にするのが一番好きだけど……あ、はずれたね…(束縛から逃れ、柔らかく形を変えて揺れるラクの胸を見てから目線を上げる。)
        …ラク……ちゅ…んっ…(長年連れ添っているだけに何を望んでいるかはすぐにわかり、魅惑の乳房には一切触れないままラクと唇を合わせて啄んでいく。)
        (そして舌先をお互いの口の間で絡めながら、ラクの乳房にも手を伸ばし上に被さっていたブラの中に差し込むようにしながら直に揉み始める。//) -- ジャン
      • 誰のせいで成長したのかしらね?(夫の笑顔に苦笑気味に笑み返し)
        ええ、でも……すぐ一番好きな事が出来るでしょうに、まったく
        ちゅ、ん……ふ……(キスを繰り返す内に夫の手が自分の手から外されるのに気付き、そっと彼の腰辺りに手を回し)
        んゅ……(キスが深まるにつれ夫の手は乳房を捉え、その技巧に早くも酔いかけつつ、彼の腰の戒めを解いていく)
        (いつもの如く、愛し合う時間は長く、しかし過ぎる時間は短く。求めあう姿勢はどちらも積極的だった)
        -- ラク
  • (慌てて走ってくる足音)…ラ、ラク!シャナが戻って来たって本当!?(ラクがいるテラスまでやってきた。)
    …よ、よかったぁ…一時はもう帰ってこないんじゃないかって心配で心配で…(魂が出そうなほど、安堵の溜息をする。)
    …ただ、戻ってきて良かった、で済ませたらやっぱりダメなんだろうねぇ…今はまだ、下にいるの?
    まぁ、しもべさんに色々と謝ったりしてるんだろうけど…(とりあえず、ラクの隣の椅子に座って落ち着こうとする。) -- ジャン
    • (しもべの淹れた紅茶を呑みつつ、騒音を伴って現れた夫に軽い一瞥をやる) ええ、そのようね
      だから言ったでしょう? 心配するような事では無いって。私達の子なのだし……
      ええ、それは勿論だけど。……というかあなたが先に此処に来ているのが驚きだわ。誰から聞いたにせよ私に確認を取りに来るのも分からなくは無いんだけど……
      今は、そのようね。じきに此処にも来るでしょうけど……私はともかく、あなたにはどう出るかしら(隣に座る夫に微笑みかけ、テーブル上でソーサーに乗った自分の呑みかけのティーカップを彼の方へ押しやる)
      -- ラク
      • …大丈夫とは思っていても、何が起こるか分からないのがこの世界なんだし…不安は尽きないよ、特にシャナはまだ小さいんだし…。
        あぁ、それはクノンから水の知らせがね…だから慌ててここに来たんだ、詳しく知りたかったし…シャナならラクにも謝りに来ると思うしね。
        …うぅ、実際謝ってくれない気がするんだよね…かといって今更叱るのも逆効果な気もするけど…。
        …でも、無断で外に出て皆に心配かけたのは事実なんだから…僕は僕なりに叱って見せるよ(そう決意したようだ。) -- ジャン
      • (何処をどう行っていたかは探知していた為、デアリガズの後を追おうとして果たせなかったっぽいのは分かっていたが、当人の意思確認が出来ない以上家出は家出かも知れないか、と探知出来ていた事は聞かれなかったので黙ってる妻)
        小さいと言ってもランやクノンはもう冒険に出てた歳でしょうに。……ああ、そういう事ね
        その辺りあの子には困ったものだけど……あら、叱るの? 珍しいわね……なら私の分もあなたに任せてしまおうかしら。あなたから叱ってくれた方が効果も大きいでしょうし(微笑んでプレッシャーをかける)
        -- ラク
      • (しもべさんが動揺していて家出だと言っていたので、まさかラクが探知していたとは思っていなかったようだ。)
        …うぐっ、それはそうなんだけどね…家出と言うのが、何とも心配で…そういう事する子、初めてだったから…(苦笑しながら頬をかいている。)
        …うん、頑張ってみるよ…今まで、ちょっと逃げすぎてた部分があると思うし…とはいえ、理不尽に叱りすぎないように注意しないと。
        ただでさえ、今回の件で叱っただけでも反発を招きそうだからなぁ…ちなみに、ラクはどうする気だったの? -- ジャン
      • (騒ぎが始まった時点から家出の前提で話が進んでいたので敢えて疑問を挟む事も無かったと言う)
        ……それはそうだけど。でも好奇心に任せて危地に入って行くような子では……無いんじゃないかしらね、多分(自信弱め)
        加減が効くといいわねえ。……もっとも、あなたがちゃんと子を叱ってる所って見た事無い気がするのだけれど。注意とかならまだしも
        言われても仕方のない事をやったという自覚があるかどうか、ね。……私? そうね、勝手な行動やそれで心配させた事についてゆっくり嗜めるくらいかしらね
        -- ラク
      • …うーん…ちょっとありえそうなんだよねぇ…決して恐れを知らないとか、無知とかそういう子じゃないんだけど…ある意味、デアリガズにあまり酷い目合ってない弊害なのかなぁ。
        …子供たちは基本たちにいい子だったしね、シャナだって僕には酷い態度だけど…こんなに心配させる子じゃなかったし。
        …まぁ、本人は悪いことしてないと思ってるんだと思うけど、でも…しもべさんやクノン、僕とラクを心配させたのは間違いないからね。
        …はぁ、ラクの場合はそれでも反省してくれそうなんだけど…僕の場合は言われた時点で反発がきそうなんだよね…。
        …でも、頑張ってみるよ。逃げ腰ばかりじゃ、何も進まないしね…(後悔する事があっても前に進むことを選んだようだ。) -- ジャン
      • 流石に要所は締めていると思うけど……そうね、デアリガズのあれも必要悪というものなのだし……
        ……ふふ。後はあなたのその意をあの子にどう汲ませるか、という所ね。ちゃんと出来るかしら(くすくすと楽しげだ)
        あるでしょうねえ、反発。あの子も大概意固地になってあなた嫌ってるようだし……
        そう? ……まぁ、そうね。……そろそろ来るようだし、頑張ってねお父様(娘が昇降機で上がってくる気配を察知し、気合を入れる夫の頬に口付けをした)
        -- ラク
      • …その辺りは、冒険に出ればはっきりするかな…ランやクノンみたいに、ちゃんと失敗せずにいけるかどうか…。
        じ、自信ないなぁ…でも、やれずにいたら…また後悔することになるんだろうから…頑張るよ(自分の頬を叩いて気を引き締める。)
        …うっ、もうか……うん、頑張るよ。母親も見ているからね…(自分で頬を叩くより、もっと気合が入りながら昇降機が上がって止まるのをテラスから見守る。)
        (そして、昇降機から降りてきた娘を見て安堵しながらも、気を緩めることなく娘との直接対決に挑むジャンだった。) -- ジャン
  • …と言う訳で、前にいっていたラクのアーティフェクト製作を見学するという奴…今日見せてほしいんだけど大丈夫かな?
    なかなかタイミングなくて見せて貰う機会がなかったけど…一度どんな事してるのかは見てみたくてね(頬をかきながら言った。)
    (自分も学んで手伝ったりすれば夫婦の時間が増えるかもしれない、と思っているようだ。) -- ジャン
    • アーティファクト(夫の言葉を取り敢えず訂正する妻)
      まあ見たいと言うなら構わないけれど……あんまり見ていて面白い物でもないとは思うわよ?
      ……まあ、見たいのなら取り敢えず地下まで付いてきて貰う必要はあるんだけど
      -- ラク
      • ……あれ?ご、ごめん…アーティファクト…(言い間違えたのでもう一度言って訂正しておく夫。)
        うーん…まぁ、そうかもしれないけど興味があるから…うん、それではついていくけど。
        地下かぁ…落とし子には近づきにくいし、あまり行かないように言われてるから行くの久しぶりになるなぁ…(ラクの後についていく。) -- ジャン
      • そう、アーティファクト(微笑んで頷く妻)
        その時も言ったけど、妙な風の吹き回しよね? ……それとも余裕が出来たのかしら
        ああ、そっちとは別よ。普段の昇降機でなく私用の直通のがあるから(そう言いながら歩いていくと、彼女の私室の更に先、巧妙な隠し扉の先に少々狭いが昇降機があった)
        -- ラク
      • …そうかな?前々から気になってはいたんだけど……それも、あるかもね(自分も多少は落ち着いて、色々と余裕をもってこなせるようになってきたようだ。)
        (ここでの生活では今までは知らない事や未知の体験も多かったが、何十年と暮らすうちに大体距離感や常識も分かってきたようだ。)
        …ただ、子育てに余裕なんかはまだないけどね(今回特に手ひどく嫌われてしまっているだけに苦笑しながら頬をかいた。)
        …あ、そうなんだ……やっぱり工房と言うのは隠すものなの?(ついていきながら聞いてみた。) -- ジャン
      • まぁ、暇潰しがてらアーティフィサーとして地道にやって来ていて、それに夫が興味を持つのは悪い事では無いわね(軽く微笑む)
        子育てに余裕とか考えにくいわね。実際に関わると尚更、しもべのような者が後五人もいれば丸投げするのも悪く無さそうだけど……あなたは嫌がるわね、絶対
        流出したら困るもの。疫病王程では無いけれど……(普段のと比べればかなり手狭な昇降機に乗り込み、降りていく)
        -- ラク
      • ただ、完成品も含めてあまり見せてくれてないからねぇ……まぁ、危険なのがあるからだろうけど。
        慣れてきたと思ったら、今回のような事もあるし…うん、それでも自分の手で一切育てずにいて後悔はしたくはないからね…(比較的真面目な顔で言った。)
        あはは、やっぱり……じゃあ、ラクがOK出すまで何も触っちゃいけない感じかな…(肩が触れ合うように詰めて乗りこむ。)
        (内心興味津々ながら、しかし一方で未知の領域だけに緊張もしているようだ。) -- ジャン
      • 十全私の自己満足だもの。それに完成させたら飽きてしまって廃棄するのもしょっちゅうだし……
        ……あなたのような父親であの子達も幸せ者だわ。シャナも子が出来るような事があれば少しは分かるんでしょうけど
        ん、そうね。そうしてくれると助かるわ。そう簡単に死ぬようなものは表に出てないから一応大丈夫でしょうけれど……
        (降下中、さりげなく夫に持たれるように身を寄せてみたりしつつ)
        -- ラク
      • あぁ、やっぱりそうなんだ…時々使えるものがどうか知らないけど見かけたりはするのに、数少ないもんねぇ…。
        …あはは、そうであるといいなぁ……でも、シャナの彼氏って…三女はどんな彼氏を連れてくるのやら(それはそれで苦笑する。)
        うん、じゃあそのつもりで…(腰を抱いてしっかりと自分を支えにしてあげながら一番下までそのままでいる。)
        …それで、ここがラクの工房?(ドアが開いてから手を離して、その後をついていく。) -- ジャン
      • ええ。……ここが、と言うよりここから先の部屋部屋が、だけれど(やたら広大で底の見えない空間が広がっている)
        諸々の位置関係というか、個々で近いと変な影響出たりするのがあるから……ああ、あまり底を覗こうとすると落ちるわよ?
        (昇降機から真っすぐ伸びる通路の先にある球体の部屋へ向かいつつ)
        -- ラク
      • …そこが、ラクの工房かぁ…こんな空間があっただなんて、要塞はまだまだ色々とあるねぇ……うわぁ、底が見えない(下を覗き込んで苦笑する。)
        …なるほどー…色々と事情があるんだ、まぁかなり高等な魔術や技術使ってるんだろうし…そういうものなんだね…あ、うん。分かってる(詳しくは分からないが、とりあえず従って後をついていく。)
        ちなみに、ラクが今作ってるものって何かあるのかな?(部屋に入りながら聞いてみた。) -- ジャン
      • 他の階も個々に色々あるわよ? ……まあ、あなたが要塞の全容を知る機会に恵まれるかはまた別だけれど
        ええ、そんな程度に理解しておいてくれれば助かるわ
        (部屋に入るなり目に入る物その一その二。その一は何やら人の形をしたモノが微動しており、同じような設備が幾つもあり、それぞれに人の形をしたモノがはいっている。その二は使い込まれた血糊の感じとかが聞かなくても分かる用途を物語っていた)
        身体のスペアを創りだそうかと思ってるんだけど……どうしたの?(部屋の中へ歩んで行きながら、ふと夫を振り返る)
        -- ラク
      • うーん、あまり入れてくれなかったりする場所が多いもんねぇ…子供たちの方が知ってる事多いくらいだし(苦笑しながら言った。)
        あはは、僕も多少なりとも学んできたからね。そのくらいは理解できるよ……ってうわぁ…冒険で見た凄惨な部屋をよりリアルにした感じの光景が。
        ……これ、生きてるのかなぁ…生きてるんだろうなぁ…そして、あそこで……って感じかなぁ…(予想はしていたがちょっと頬をかいて眺める。)
        …あ、ううん。なんでもないよ…それより、身体のスペア?ラクでもそういうの必要だと思ったりするの?(不思議そうに首をひねる。) -- ジャン
      • ええ、スペア。と言ってもこの身体の替わり以外の用途が主だけれど
        魔力のみで構成された身体というのは、当然魔力の影響を受けやすいわ(巨大な容器に触れ、その先のヒト型を見つつ)
        だから私を模したヒト型を幾つか創って、詠唱の足しにしたり触媒にしたり身代わりにしたり、色々と用途は幅広いのよね
        (見ればある程度形が整って来ているものもあるようだ) ……まあ今の所不出来ばかりだからそこで必要な検証をした後潰しているけれど(陰惨な現場であろう台を指差し)
        -- ラク
      • あぁ、そうなんだ……なるほど、だからそういうのを作って…色々と考えてるんだなぁ…(自分にはない発想に感心している。)
        今の所平和そのものだから、心配はいらないけど…何だか魔王候補とかが集まってるらしいし…それでなくても備えておけば憂いなしだしね。
        ……あはは、その辺りの徹底っぷりは僕には向かなさそうだ…(頬を掻きながら苦笑する。)
        …でも、これってラク以外にもできるの?僕とか(技術的には出来るのなら、魔楽の足しになるかもと思ったようだ。)
        (昔なら嫌がっていたかもしれないが、長く要塞にいたせいかそういう発想も普通に出来るようになってるらしい。) -- ジャン
      • ……まったく。馬鹿にした意図は無いんでしょうけれど……(感心する夫を少々微妙な面持ちで苦笑する)
        ええ、それでなくても何が起こっても不思議はない世界だもの。手札は増やして置いた方が賢明だわ
        別に問題無いわよ。と言うか誰の形でも用途に変わりは無いから、使い回しも出来るわ。……自分を模した精巧な人形が必要ならそれはそれで別途色々と必要になるけれど、取り敢えずは程々なのを量産しようっていう所だから
        -- ラク
      • …あ、別に馬鹿はしてないよ?本当に…むしろ凄いと思ったんだけど…まぁ、それがダメだよねぇ(微妙な表情のラクを見て頬をかいた。)
        …僕も最近鍛錬怠っていたし…新しい魔楽か召喚術を開発すべきかなぁ…。
        なるほどー…なら、完成を祈ってるよ。ただし、これを持ち出すほどの戦闘は出来るだけないように祈ってるけど…。
        あ、それで次の場所は?開発が終わったのでもいいよ、紹介していいのであれば(もう一つくらい見ていきたいと思ったようだ。) -- ジャン
      • ええ、分かってるわ。分かっているのだけれど……ね(小首を傾げ、仕方ないと言う風に苦笑する)
        あらあら、私の旦那様はそっちの方はサボってたのね? あまり良いとは言えないし、何かするなら私も付き合うわ(微笑んだ)
        運用構想に見合うレベルで実用化出来たなら、ほぼ難攻不落になるでしょうね。魔力が半無限になるようなものだし
        ……そうね、では要塞の心臓部でも見に行く?(そう言いながら、入って来たのとは別の扉の方へ歩き出す)
        -- ラク
      • うぅ、気を付けるよ…とはいえ、また似たような事しちゃう気もするけど…(その辺りは性格や常識の根本の問題なので時間はかかりそうだ。)
        うぐっ…現状維持になる程度には鍛錬してたし、レイ君の事もあるから剣の鍛錬は増やしてたけど…魔術方面は闇魔法にかける時間が多くなってたしねぇ…。
        あ、本当?…うん、それじゃあまた今後お願いするね(ラクが付き合うと言う事で、嬉しそうに笑顔で言った。)
        ただ、そのためには色々と難しい…かぁ……何事もそう簡単にはいかないもんだね、だからこそやりがいもあるんだろうけど。
        …心臓部?そういえばここの心臓部とか見たことなかったな…うん、それじゃあせっかくだし(ラクの後をちゃんとついていく。) -- ジャン
      • (自分を追う夫を少し待ち、手を差し伸べて彼の手を取ると、繋ぎ、歩いていく)
        元々、というかこれも随分形骸化しているけれど、一応要塞本体も生きてるのよ。勿論生命の括りが私やあなたとは別だけれど
        ともかく、生きている故に魔力は巡るし、要塞内では数々の魔法を随分と簡略化して行使する事が出来るわ。ジャンも使えるようになった床のアレ、他所でやろうと思うと結構手間なのよ?
        (部屋を出、通路に至り、その中ほどまで来ると足を止めた)
        ここから飛び降りると早いんだけど……(する? と目で夫に問いかける)
        -- ラク
      • (これだと男女逆だけど案内して貰ってるし仕方がないかぁとちょっと苦笑しながら、でもやっぱり手を繋ぐ事は嬉しいのでしっかり手を繋いで後を歩く。)
        あぁ、うん。前にも確か聞いた事があるね…その辺りも闇魔法を習う時に教えて貰った気がする。
        そう考えると、クノンの「水」はあれはあれで凄いよねぇ…今だとt50mプールくらいの量まで呼び出せるそうだし…(それが無詠唱の消費魔力0で出来るようだ。)
        ……?…ここを?……うーん、ラクに捕まって…と言うのもありかもしれないけど…でも、ここはどうせなら…(久しぶりにラクの前で魔楽を軽く口ずさむ。)
        (ただし、それは普段聞かせているような歌ではなく水の尊さを賛美する歌。ジャンの回りに青の力が集約されていき、そしてそれが実体化して水の飛竜が生み出された。)
        ……これで、後は手を持ってもらって降りていけるよ(ラクの手を借りずとも出来る事にちょっと誇らしげだ。) -- ジャン
      • そうだったかしら? まぁ、そうなら良い復習になったわね
        まったく、あの子のあれは何処から湧いて出てるのやら。魔力を伴わない能力であるようだし、いつかちゃんと調べてみたい所だけど
        ええ。底無しに見えるけど、一応底はあるのよ。……あら(抱き合って、と言うのを若干期待していたようだったが)
        (夫の歌を静かに聞き、そして現れた飛竜に少し目を細める) 成る程。では、行きましょうか(夫の手を取ると自らの翼を広げ漆黒の闇へと飛び出し、降下していく)
        -- ラク
      • …ある意味、個人的にこの要塞のようなものを保持してる感じなのかもしれないねぇ…そう考えるととてつもない事だけど…。
        あはは、僕だってこれくらいは出来るからね…まぁ、抱き着いて空の散歩も悪くなかったけど…。
        うん、それじゃあゆっくりと付いていくね(ラクの後を追いかけるように、自分も落ちすぎないように羽ばたいて貰いながら落下していく。)
        …あ、ちなみに心臓部に行く前に何か注意することはある?これだけはしない方がいいとかそういうの…(ラクと並びながら聞いてみる。) -- ジャン
      • まあ要塞を活かす為に全体に巡らせてある魔力は私のそれだから、その辺りを考えればあの子にもそのくらいは出来て当然と言えば当然ね
        (通路が縦横にはしり、部屋が点在する中をゆっくりと降下していきながら)
        注意? いえ? 敢えて言う程あなただってバカな真似はしないでしょうし。好奇心から変な所触ったりとかしないでしょ?
        (やがて一際大きな部屋が見えてきた)さ、あれよ。……ああでも、そうね。竜はしまっておいてくれるかしら(心臓部の前の通路に降り立った)
        -- ラク
      • …当然、かぁ…僕ももう少し魔力量があればなぁ……まぁ、血を使えばそれなりにはあるんだけど…(通常のままだと遠く及ばないので実の所、夫として父親として悔しいらしい。)
        …あはは、その信頼を台無しにしないように気を付けるよ…元より無闇に触る気はないけれど…あ、うん…有難うね(通路まで2mくらいの高さから竜の頭を撫でて消えて貰う。)
        …っしょと…やっぱり属性的なものがあるから、しまった方が良かったのかな?(そのまま空中から落下して、ラクの後ろに降り立ちながら聞いてみた。)
        (後は中に入るだけだろうが、迂闊な事は出来ないのでラクの後ろから動かないようにしている。) -- ジャン
      • 人と人魚のハーフが、高位の魔族と張り合おうって辺りが既に間違いだと思うけど……(夫の様子に苦笑しつつ)
        ん、まあ念の為よ。水気厳禁と言う訳でも無いけれど……やっぱり他の属性は避けて置きたいもの
        (言いながら扉に触れると、少しの間を置いて扉は消え去る。内部は幾つもの赤い巨大な柱が脈打つようにゆらめき、その都度重い鼓動のような音が響いている)
        (そんな中を進みながら)ここから要塞の底にたまった魔力を上へ押し上げているのよ。で、上部へ行った魔力はまたそれぞれの経路を辿って底へ流れていく
        私が最上階に居る時は、減った分の魔力を上で足す事もするわね。勿論ここでも出来るけど
        -- ラク
      • うぐっ、そう言われると反論のしようがないんだけどね…(それでも諦めきれずにジャンなりに試行錯誤を続けているのは、冒険時と同じ不屈の精神のようだ。)
        うん、そうだと思った…まぁ、上で出す時も気を付けながら出したしね……わぁ、凄いな。これ…本当に「心臓部」なんだ…(見上げながら鼓動する音に驚く。)
        …前にも言っていたけど、要塞も「生きてる」ようなものなんだねぇ…それを維持できると言うラクも凄いけど(敵わないなぁ、と言いたげに頬をかいている。)
        でも、見れて良かったかな…要塞に感謝する、と言うと変になるけど…どういうものの中で生活してるか分かったんだしね…(嬉しそうに笑顔で言った。) -- ジャン
      • (そんな夫の手伝いをするのも悪くないかと思う妻だ)
        まぁ……王ですもの。自らの居城の維持程度の事、自前で出来なくてはね。仮に不測の事態があってもしもべが代わりを務めるでしょうし……或いはラン、かなり無理をさせてしまうけど今のクノンなら何とかなるかしら
        そう。そういう事なら……戯れとはいえ、見せてみた甲斐もあったかしら(笑顔の夫に、やや満足げな顔を見せた)
        -- ラク
      • (後日もし実際に手伝って貰ったら夫の不出来さに呆れる妻と、妻のスパルタにヘトヘトになってそうな夫だ。)
        …あぁ、もうクノンもそのくらいになるんだ…子供たちも成長してきて、いずれ僕もお店を引退して譲る時が来るんだろうなぁ…。
        …そうなったら、その時は子供たちに維持を任せて旅行とかでもいいかも。ちょっと長めの…ラクはあまり出たがらないから、難しいかもだけど(頬をかきながら苦笑する。)
        (ただそれでもジャンの夢の一つのようで、機会があるならそういう事もしてみたいと思っているらしい。)
        うん、今日は有難うね。ラク……って、でも、そろそろ帰らないと午後のケーキの時間になっちゃうね…(気づけばいつもラクにケーキを食べて貰っている時間のようだ。) -- ジャン
      • 完全に任せるにはまだ心許ないけれど、一応は合格水準にあるわね。……一体いつの話になるのかしら(少し苦笑する)
        旅行は悪くないけれど……まぁ、その時が来たらあなたの話に乗ってあげない事も無いわ。その頃にはランとしもべが揃ってるでしょうし、此処を離れる事にそう憂いは無い筈だもの
        別に良いわ、たまの事だし、そもあなたが興味を持ってくれたからだもの。……あら、そうね。では戻りましょう?(言うと、夫に微笑みかけ並んで歩き出す)
        -- ラク
      • それでも、クノンもまだ色々と鍛錬してるようだし…いずれは……とはいえ、クノンも家を出る予定みたいだからねぇ。
        何でも海が見える街でレイが作ったお菓子を売って子供たちと暮らすそうだよ…この街の影響圏がいいとは言ってるけどね、色々と…(迫害などが心配のようだ。)
        本当?それは嬉しいなぁ…それじゃあ、今からゆっくりと旅行先を話し合うのもいいかもだね…どこがいいだろう…色々とあるんだけどね。
        (昔の用に大はしゃぎはしないが、それでも気が早いのは性分でなかなか変わりそうにないらしい。)
        あ、それじゃあ戻ろうか…帰りはラクに頼んでもいいかな?ほら、属性の影響もあるしね…ただ、如何捕まるかだけど(手を繋いで通路まで出ながら悩む。) -- ジャン
      • あら、そうなの? ……ふぅん、クノンらしいと言えばらしいけれど。でもそうね、ジークも結構苦労しているようだし……と言っても、兄が出来るなら自分も、と思いかねないわね。何だかんだで普段からその傾向強いもの
        ……ジャン。……まったく、今日明日の事でも無いのだから……(慣れた夫の有様に呆れを隠せない妻だった)
        ええ、構わないわ。……別に私があなたをこう、普段あなたがするように抱き抱えるくらいは出来るのだし……そうしましょうか? その方が翼の関係上楽だし(じっと夫を見ながら)
        -- ラク
      • あはは、何だかんだでクノンも色々と兄と姉を意識してるからねぇ…負けず嫌いな所はどっちに似たんだろう?
        …うっ、それはそうなんだけどね…まぁ、計画を考えていくのも旅の面白さだよ?それに世界には僕よりも凄いパティシエがいて、美味しいケーキもあるんだろうし。
        そういうのを食べて回って、今後に生かすのも…旅の目的としてはいいと思わないかな?(本当に楽しそうに笑顔で言った。)
        …それはそれで、何だか情けないけど…うん、それじゃあよろしくお願いするね(首に手をまわして、飛び上がるのを待つ。) -- ジャン
      • まぁ姉はともかく兄は色々丁度良いんでしょうけれど。……どっちと言うより、両方でしょう。魔族が負けを厭わないようでは話にならないし、あなたもかなりのものなのだし
        そうなんでしょうけれど、今から考えたって実行する頃に役に立つ計画が残るとは考え難いでしょうに
        ……まったく(楽しげに笑う夫を諦め調子で、しかし微笑みを浮かべながら)
        ええ、それじゃあ……(夫の良く知る細腕はひょいと簡単に抱き抱えるが) ……翼は楽だけど胸が窮屈と言うか……邪魔だわ(自分のたわわな乳房が夫の膝腹胸に挟まれるような感じになる)
        ……ま、どうこう言っても仕方の無い所だけれど(そう言うと、翼を広げ、一羽ばたき。瞬く間に宙を舞い、降下した分をみるみる上昇していく)
        -- ラク
      • ……あれ、僕もかな?…そうかなぁ…(ともにありたい、と思っているだけで本人はその気は全くなかったようだ。)
        …うぅ、そうとは限らないと思うのになぁ…まぁ、時々でいいから。少しずつね?(結局自分の意見を押し通して、妻と一緒に時々旅行計画を考えるジャンだった。)
        …あはは、こればっかりはね…(自分の上に乗せられるように密着して形を変える乳房に頬をかきながら苦笑する。)
        うん、とりあえずは上に戻らないとね…帰ったら何のケーキがいい?確かいいカカオが入ってるとは思うけど…(上昇しながら、する事がないので先に聞いておく。)
        (ちょっと揺れて柔らかさが気持ちいい乳房に悪戯したくもあるけど、状況が状況だけにそれはしないようだ。) -- ジャン
      • ……昔はこうでも無かったのに。あなたが育ててしまったものね(若干ジト目を向ける)
        ケーキは……そうね……カカオ? ……うーん。まぁ、任せるわ。あなたが私の好みを違える筈も無いのだし
        (そうこうする内に昇り終え、昇降機前に着地すると夫を下ろす) ……てっきり手が出るかと思ったけど(昇降機に入り込みながらそんな事を呟いた)
        -- ラク
      • …うぅ、そう言われてると…その通りだと思うから、否定しようもないけど…(ジト目に頬をかいて答える。)
        うん、分かった。今日も美味しいと言って貰えるようなケーキを作ってあげるからね(もちろん、美味しいと言う言葉はないのは分かっている。)
        お疲れ様、有難うね。ラク……?…あぁ、手を出そうと思ったけど…飛行の邪魔になるかなって…昔ならともかく、僕も落ち着いてきたしね。
        (もちろん魅力を感じない訳はないが、大人としての落ち着きを持ちつけてきているようだ。) -- ジャン
      • 別に疲れる事では無かったわ。……ああ、やっぱり。出そうとは思ったのね(昇降機に上へ行くよう指示を出しつつ、呆れたような息を吐くが)
        でもちょっとくらいなら別に構わなかったのだけれど。……ああ、そのちょっとが難しいんだったわね?(そう言って微笑んだ)
        -- ラク
      • うぐっ…だって、あんなに密着してたら、ね…でも、その辺りは分別もあるんだし触ったりはしないけど。
        …そんな事はない…と思うよ、最近では…ほら、こないだだって…(ちゃんと2回だけで終えて就寝した例などを挙げてみる。)
        シャナでの失敗があるからね…もう少し頼れる父親になるべく小さなことから頑張ってるんだよ(胸を張りながら言った。) -- ジャン
      • …………(夫の話を聞いていく内に何故か視線がジト目になっていく妻)
        ……あのね。頼れる父親になろう、その意気は結構よ。だけどそれがどうして分別とか、ベッドでの自重になってしまうの?
        それとこれは別でしょうに。……別なのよ、あなたがどう言おうとも。それとも私の欲求不満を募らせてどうにかするつもりでもあるのかしら?(昇降機は七階に辿りついていたが、妻は降りようとせず夫を見つめ)
        ……あなたがこうしたのよ(いやにしおらしい言い方をすると、間近の夫に正面から身を委ねる。どうも回数少なめな辺りに思う所はあったがまだまだ我慢できる範疇だったものの、夫の発言に少々拗ねたくもなったようで)
        -- ラク
      • …あれ…えぇっと…ラク?…いや、だから…子供との時間を取るのも必要だからね?それでね?(ジト目で攻められてタジタジになる夫。)
        …いや、そういう訳ではないんだけど……うん、それは分かってる…(身を預けてくるラクの体を優しく腕の中に包み込むように抱きしめる。)
        …なら、ラクとの時間を減らさずに…もっと頑張れるように模索してみるよ、ごめんね…(こんな風に言ってくるほどの事をしたことを謝りながら言った。)
        ……えぇっと、それじゃあ…ラクは、これからどうしたい?ケーキか、それとも…(どちらでもラクの要望に全力で答えるつもりのようだ。) -- ジャン
      • …………謝るような事では無いわよ(夫と顔合わせないようにその肩に頬を寄せながら)
        ……ただ、こういう時に聞かずに行動してくれれば素敵だとは思うわ(顔を背けたまま、されど夫から離れるでもなく)
        -- ラク
      • ……あはは、そうかもしれないし…大体分かってるつもりだけど、僕が暴走しちゃうことがあるからね…(ラクの髪を少しかきわけて、うなじに口づける。)
        (そのまま舌先で首筋までゆっくり舐め上げながら、手を回して乳房を下から持ち上げるようの揉み始める。)
        …ちゅ…れる……やっぱり、こっちも会った時よりすっかり大きくなったね…(手に余る豊満な乳房を根本からゆっくりと絞るように揉んでいる。)
        (ただ翼もある上に狭い場所なので、体自体は密着させたままあまり動かさないようにする。) -- ジャン
      • そういう所であなたを臆病にしてしまったのは私かしら……んふ(うなじにキスをされ、下の動きや乳房を揉まれる事に少しくすぐったげに身を捩る)
        これは……あなたがそうするせいなのだし……それに。それに、大きい方が好きでしょう?(顔を上げ、夫と目線を合わせる)
        (熱っぽい吐息をし始めつつ、ドレスを乳房の辺りのみ解くと片手を背に回し、ブラジャーのホックを外す。夫の揉む手付きによって自然とブラジャーのカップ部分は外れ、豊満で形の良い乳房へ直に手を滑り込ませる事も容易だろう)
        -- ラク
      • …んー、確かにそれはラクが関わってるけど、僕が悪いしね……あむ…(キスをしてからうなじから今度は耳を咥える。)
        あはは、確かにこれも僕のせいだよね……うっ、それはそうだけど…(目線を合わせられるとめをそらしかけるが、苦笑して認める。)
        ……ブラも買った方がいいかもだね…(少しだけ苦しそうなブラの下に手を滑り込ませ、直接乳房に触れて指を沈み込ませる。)
        :(同時に人差し指でラクのまだ色がきれいなままの先端に触れて、指先でゆっくりとこね回す。) -- ジャン
      • ちょっとやり過ぎたかと思わなくも無いのよ……っん、現状を踏まえると……(少し困ったような目を向け)
        ふふふ……(夫が認めると、艶のある嬉しそうな微笑みを見せた)
        そう……ね。……それにしても、あなたはいつも真面目な顔して…私の胸を揉むのよねぇ。悪い事ではないけれど、時々……時々、それが妙に可笑しくて
        でも……っく(揉まれるだけでなく乳首をこねられて少し痙攣し、こねられるままに硬さを増させていきながら)私の方も、あなたに揉まれていると安堵を感じるようになってしまっていて……変だわね、お互い……(愛撫による快楽に小さく身震いしながら苦笑する)
        -- ラク
      • あぁ、あれは当然だったと思うし…気にしなくていいよ……まぁ、出来るだけ臆病でないように頑張るし…(そんな表情のラクの頬に優しく口づける。)
        …うぐっ…ラクには敵わないなぁ……?…え?そうかな?…うぅ、笑わないでよぉ…(自分では気づいてなかったので苦笑する。)
        …?…あ、そうなんだ……変かもしれないけど、僕は幸せだよ…(今度は頬じゃなくて、唇を重ねてキスをする。)
        (そうしながら愛撫を続けて、ラクの声が漏れ始めてきたら片手を下して、スリットから手を入れて下着の上から擦り始める。) -- ジャン
      • ……そうね、ほんのちょっとずつだけでも……(薄く瞼を閉じて頬への口付けを受け)
        ふふ、だって……やっぱり変だもの。今までずぅっと気にはなっていたんだけど……
        ……あなたはそうなんでしょうけれど(そう言い、キスをされれば夫の首に腕を回し、自分から彼の唇や口腔を味わうように舌を伸ばし、這わせていく)
        (その内キスでも誤魔化せないくらいに声が出てしまっていると、計らっていたように股に手が伸びてくる。その辺りは心得たものなので少し足を広げ、されやすいようにしつつ、勝手知ったる夫の指の動きに身体が跳ねる)
        ん、っもう、またそんな……。……下着をはいてられなくなる、じゃないの(一応の抗議の視線。夫の指は十分な湿り気を感じているだろう)
        -- ラク
      • うぅ…かといってどんな顔をすればいいのか分からないよ…鼻をのばして、というのも嫌だし(苦笑しながら頬をかいた。)
        …確かに、揉まれてる方からしたら微妙かもだよねぇ…んっ…ちゅ…(理解はしてるものの、手を止める気はないようだ。)
        (同時に舌も受け入れながら舌先を絡ませて、最近少しずつ馴染ませるようにラクの口の中にも舌を入れたりする。)
        …ん…じゃあ、取らないとね…(いつもの湿り気を広げるような指の動きもほどほどに、紐をほどいて下着も脱がしてしまう。)
        あ、ラク…ちょっとそのままでいてね…(そして何かを思いついたようにしゃがむと、顔を近づけて指で擦りながら回りを舐めてなぞっていく。)
        (昔は肌を触れ合ってるだけで我慢できなくなっていたが、ラクを満足させたい事もあってこういう前戯にも時間をかけるようになっているようだ。) -- ジャン
      • 実際に触れる前までは、そんな風になっている事も……んんっ、結構、あるけれどね……?
        ふふ……(キスの最中、夫の舌が自分の口に入ってくる事はあっても、以前よりは歯を立てるまでの我慢は利くようだ)
        ん……ぁん、もう。……確かにそうするのは合理的とも言えるけど……? ジャン? どうするの?
        (不思議そうな顔で夫を見ていたが、屈んだ彼が舌を這わすと自然と淫靡な音が溢れ、今日一番の甘い喘ぎが漏れる)
        や、バカ……キスが出来なくなったじゃないの……(力無い抗議、支える為か押し付ける為か、夫の頭に手を乗せて)
        -- ラク
      • …え、本当に!?…うぅ、何だか情けない所ばっかり見られてるなぁ…(とほほと肩を落としている。)
        …えへへ…やっぱり、僕の口の中ばっかりなのもなんだしね…(こうして二人で出来ない事を埋めていくのがとても嬉しく、やりがいがあるようだ。)
        …ん?…こうするんだよ……(指を出し入れしながら、かき出されて出てくる愛液を舌で何度も舐めとっていく。)
        …ちゅぅっ…んぐっ…ん…れる…(乗せられても行為は止まる事はなく、指に甘く吸い付くように絡みつくまでじっくりと続ける。)
        (狭い昇降機の中に、汁をすするような音とラクの甘い吐息が響いて、それがまたジャンの行為を助長させる。) -- ジャン
      • ちょ、っと……ああ、っん、そんな、音を立てて……(指の責めとぬめる舌の感触に声は弱々しく、嬌声はより艶めかしく)
        大体……っ、そんな所、いつまで……やっているのよ……(手を上げ、夫の頭を叩きかけるが、そうした場合の刺激の変化とその結果について思考が至った為未遂に終わる。その間も局部を的確に責める快楽に愛液をしとどに漏らし、頬は紅潮し、乳首は硬く、身を震わせて)
        -- ラク
      • ……ん、だって…ラクを気持ちよくしてあげたいからね…でも、そろそろいいかな…それに…僕ももう、限界だし…(そんな妻の姿に耐えるのが難しくなったようだ。)
        (指を抜いてからラクの背後に戻って、自分の準備をしながらラクの手を前の扉について貰って態勢を整えて貰う。)
        …いつもの昇降機だとこんな事はしないけど…ここなら人も来ないもんね…それじゃあ、するよ…(今までした事がない特殊な環境に興奮を覚えながら先端をあてがう。)
        (熱いほどの中に迎え入れられるような感覚を覚えながら、ゆっくりといつものように、ラクの一番奥深くまで突き入れていく。) -- ジャン
      • 言いたい事は……まあ、分かるけれど……っ(指を抜かれた拍子に鋭く身を震わせ)
        (狭い以上仕方なしと言った様子で、硬く濡れた陰茎を取り出す夫に背を向け、壁に手を付くと自分で許せる範囲で彼に尻を突き出す)
        ……だからこそ私も誘ったようなものだけれど。……ええ、来て……っく、ん……は……!(スカートを捲り上げられ、下半身を露わにされる。そして夫の手は腰に当てられ、太く硬い陰茎の侵入に蕩けるような甘い吐息を零す)
        -- ラク
      • (ラクの普段からは想像もつかないような体勢に、しかもそれをラクがしてくれることにやはり喜びを感じるようだ。)
        …んっ…ふぁ…やっぱり…ラクの中、気持ちがいいよ…(先端が奥に当たってから動きを止め、しばしそのまま後ろからラクを抱きしめる。)
        …ラク…こっち…んっ、ちゅ……(そしてそのままラクに振り向いて貰いながら、啄むようなキスを何度も重ねる。)
        (それだけでも充足感と安心感を覚えながらも、モノがラクの中の締め付けにビクンと脈打ちながら跳ね、腰もその締め付けに自然と奥にこすり付けるように動く。) -- ジャン
      • バカ。……そんな事……(言葉少なに、しかし何ら嫌がる素振りは見せず、抱き締められると安堵とも快楽とも知れない息を吐く)
        え……? あ、ちょっと(振り返ればキスを求める夫。その口元は自分の愛液で濡れており、それについて隠しもせず嫌そうな顔をした後吐息を一つ。彼の顔や口腔は微風に洗われる)……バカね、もう。ん、ん……ゅ
        (夫が気を落とす前にキスをし、互いに啄ばむように繰り返す。やがて徐々に彼に動きが生まれると、応じるように腰を少しずつ揺らめかせるが、場所が場所なだけに左程大胆な動きは出来無さそうだ)
        -- ラク
      • …?…あ…ごめん……うぅ…バカは分かってるけど…(嫌がる顔に固まるが、思い出したように気づいて苦笑してしまう。)
        ……やっぱり、ここだと…動きにくい、ね…(ジャンも腰を合わせるようにゆっくりと動かすが、元よりあまり動かせるスペースはないらしい。)
        (いつもと違って、引き抜く位置が半分ほどで動きも焦らすくらいだが、その分奥に押しあたる回数がいつもより多い上に押し上げるようになるようだ。)
        …ラク、そっちも…触るよ…(声をかけてから、前かがみになって緩やかに揺れる乳房を根本からぎゅっと握りながら揉み始める。) -- ジャン
      • ん……っうく、これはこれで……はぁ、狭い、けど(動きが少ない分、意識して丁寧にきつく柔らかく夫の陰茎を締め上げつつ、出入りするそれが齎す感覚に媚薬のような甘い喘ぎを漏らす)
        ……ええ、構わないわ(応じ、背に夫の感触を受けつつ、伸びてきた彼の手指に乳房は掴まれ、揉まれ、愛撫を受ける。しっとり汗ばんだ乳房は、柔らかさと弾力さに若干張り付くような感触が合わさって、揉めば揉むほど止められなくなる魔性の触感を彼に与え、それに溺れる彼によって喘ぎの声は一段高くなった)
        -- ラク
      • んっ!…ラク、なんか締め付けが…(意識的に締め上げられると、体は強く反応してモノがビクンと脈打って悶えている。)
        …ん…あんまり揉んだら、また大きく、なっちゃうかもだけど…(それでも止めずにはいられない魅惑の乳房に指が沈み込んではまた戻る。)
        ……ラク、あまり声、大きいと…外に聞こえる、かも…(それでも自分の方は腰を止めずに動かして、ラクの甘く蕩けそうな声にさらに動きが強くなる。)
        …は、ぁ…んっ……ラク…んっ(奥に当たるモノがさらに大きくなり、奥を何度も突きながら限界間近である事がラクにも伝わるはずだ。) -- ジャン
      • (夫の言葉に、快楽の狭間で不敵に微笑んで見せる。だがきつくする事は相応に自分の感度も大いに刺激する事になるので、余裕は殆ど無い)
        ふぁ、あん……ぅ、ん、構わない、わ。……あなたの、好きに……(途切れ途切れに返事をし、互いが互いの行為を助長する様に高まって行く)
        ここまで……入ってくる、のは……しもべくらいな、もの、よ(動ける範囲で最大限腰を使いつつ、無意識に籠った力で扉に引っかき傷を作る)
        (夫に幾度と無く突き上げられていく内に、やがて限界を感じつつあったが、計ったように彼もまた限界が近い)ジャン……っ(名を呼び、いつでも構わない意思表示に代える)
        -- ラク
      • それなら、安心…かな…(床にいくつもの愛液による点を作りながら、モノはなおも動き続けて点を増やす。)
        …く、ぅ……ラク……ラクっ…!(最愛の人の名前を何度も呼びながら、お互い同時に限界に上り詰めていく。)
        …んっ!…ふ…ぁ…くっ…(そして同時に達すると、ラクの奥に何度も自分の精液を放ち続ける。)
        ……ラク…(射精をしながらラクを呼び、肩ごしにまた口づけて舌を絡ませ合う。) -- ジャン
      • あぅ、ああ、ん……ジャン……!(突き上げられる快楽に酔い痴れつつ、名を呼び返し、吐息は荒く)
        ん、んん……ッ!(絶頂に、精を放つ夫の陰茎をより強く締め、絞り尽くさんばかりに更なる射精を促し続ける)
        んぅ、ゅ……(悦楽の中で茫洋としつつ、やや弛緩した表情でキスを返した)
        -- ラク
      • …んっ…締ま、る…っ…(奥にきゅぅっと絡みとるように締め付けられて、さらに射精が続く。)
        (そしてようやく一回目の射精が終わってから、キスも終えて余韻をまだしばし味わう。)
        …もう一回、このまましちゃう…?(もちろん萎えることなく中で硬さを維持したモノで奥を突くようにくっつけながら聞いてみる。)
        (聞いている割に、指先で擦るように乳首を弄ってる辺り、聞かなくても始めそうだ。) -- ジャン
      • (夫のたっぷりとした射精を余さず呑み込み、キスの間も続いていた荒い息使いも余韻の中で徐々に収まりつつあった)
        んっ……もう、しちゃうのではなくしたいのでしょう?(硬い乳首をもどかしく弄られ、少々じれったそうになりながら)
        でも……体位は変えてもらいたいものね。抱き合えないし……それに、このままだと……立っていられるかどうかが怪しいわ(そう言うと纏っていたドレスを消し去り、しっとり汗ばんだ裸体を露わにする)
        -- ラク
      • …うん、だけど僕だけが「したい」じゃ…意味はないからね…(嬉しそうに笑いながら言った。)
        あ、分かった…あはは、確かにそうかも…でも、まずは…(自分も上着やズボンなどを脱ぎ捨てて、お互い裸になって抱きしめる。)
        …んっ、やっぱり…こうして触れ合えるのがいいね、特にラクの顔を見ながらだと…(ラクの頬を指先で撫でてから、舌を絡めあう口づけを交し合う。)
        (その後も、最近の消化不良を解消しあうように何度も体を重ね合う二人だった。) -- ジャン
  • ……フフッ、どうかしらデルレイッチ…貴方たちの前評判を覆して、私は英雄かつ無事に引退して見せたわよ(デルレイッチたち一部住人を除く要塞の住人の前で自慢げに言った。)
    (母親や姉に比べて弱いと思われていて、実際弱かったとはいえクノンとしても悔しいものがあったようだ。)
    (それだけに、こうして実績を積んで言い返せるようになって嬉しいらしい。)
    -- クノン
    • わーすっげー英雄様だってよー(棒読み) -- デルレイッチ
      うんうん、王の血族なだけは? あるよね? 若はまあ例外過ぎるだけだし?(拍手しつつ) -- リッパー
      うむうむようやったようやった。斯様に立派な肢体にも育ったし、言う事も無かろうと言った所じゃな(少々背伸びしてクノンの頭を撫で擦る) -- 黒瘴
      わー(がっちがっちと肩の蛇腹可動肢の先を打ち合わせている) -- テトラバス
      • …えらく棒読みね、デルレイッチ…まぁ、貴方のその反応は大体予想済みなのだけれど(苦笑しながら言った。)
        ……ジーク兄さまは悪くないはずよ、才能もあるのだし…なのに何故結果はああだったのかは謎だけれど…(クノンとしても兄の実力を知るだけに不思議そうに首を傾げる。)
        えぇ、スタイルに関しても申し分ないくらいになったわ…若干、一部気になる部分もあるけれど(頭を撫でられて満更でもなさそうにしながら、目をそらす。)
        テトラも有難うね…まぁ、称号などは飾りとは分かっているのだけれど…それでも、名誉ではあるものね(未だにしもべとの戦いには負けの方が多いので苦笑している。)
        -- クノン
      • やーだってほれ、説得力っつーもんに欠けるっつーかさー。これならまだねーちゃんとかにーちゃんが英雄様ってほーが分かるよ私は
        別に認めねーとかそんなんじゃねーんだけどさー(微妙な表情になりながら)
        -- デルレイッチ
        若はさ? やればできるけど? やらなかった子だからねぇ? それはもう惜しいくらい
        まぁさ? 所謂三大欲求ぐらいじゃないかな? 若がここで真面目に取り組んだのって
        -- リッパー
        母君に追い付き追い越し、とならなんだは惜しい所であったな。……別段、これ程あれば不満を言う男なぞそうそうおるまい?(撫でる手を戻すと、うにゅ、とクノンの乳房を指で正面から押し) -- 黒瘴
        (がっちがっちがっちがっちがっちがっちがっちがっちがっちがっちがっちがっち) -- テトラバス
      • ……確かに姉さまが本気で取ろうと思えば、英雄も取れたのでしょうし…その点には異議はないのだけれど…(姉には勝てる気がしないようだ。)
        …でも、デルと戦って勝ってもそれで英雄として納得、と言う訳でもないのよね?(最近では対デル戦に関してはやったとしても相性的にほぼ負けなしのようだ。)
        ……その辺りは、私としてはノーコメントね…まぁ、でも…いい奥さんを貰えたじゃない、あれは凄い立派だと思うわよ?
        えぇ、これでいいのよ…レイはこれぐらいが丁度いいと言ってくれたのだから……って、黒瘴?(微笑んでいると、乳房を指で押されて驚く。)
        (大きさはもちろんその張りや柔らかさは母親譲りで、男性でなくても魅了するものがありそうだ。)
        …そして、テトラバス。拍手はもういいわよ?十分伝わったから(視界の端で拍手し続ける姿に苦笑する。)
        -- クノン
      • そーだろーそーだろう。……あ、にーちゃんの方は無理だって思ってんなー?
        あー? あったりめーじゃん、私英雄様じゃねーし。大体私まだ本気出した事ねーしー(子供である)
        -- デルレイッチ
        ハハハ。まぁね? でもこれから先さ? ボクらの誰かに? 王の子の誰かが惚れるとかあったら……面倒そうだよねぇ
        ふふ、それは確かにだね。で、も、さ? その物言いは? 若が聞いたら凹みかねないねえ?
        -- リッパー
        おう、これは……結構なものに育ったものじゃの(ついでとばかりに二度三度片手で揉んで感触を楽しむ) -- 黒瘴
        ヴ?(がっちがっち) ……ん(頷いた) -- テトラバス
      • ……兄様もいける、はずなのだけれど…運のめぐりが悪いせいか、何だか取れる想像がしにくいのよ(苦笑しながらちょっと酷い事を言った。)
        …ふぅん…まぁ、そういう事にしておくわ…(子供のようなデルに対して、クスクスと笑いながら大人の余裕を見せるクノン。)
        …確かにありえなくはないし、少々困ったことにもなるでしょうけれど……かといって、身分や種族の違いを諭したり距離を置いてどうなるものでもないと思うのよね…。
        …兄様ならセギンさんが褒められた時点で喜びそうだから、大丈夫な気もするわよ?兄様もセギンさんの事になると自分の事より、という感じがするのだし。
        ……ん…ちょっと止め……貴方、まさかセイザンだったりしないでしょうね?(墨目の姿も見えないし、この行動にちょっと訝しむ。)
        …フフッ、でも嬉しかったわ…本当、他の皆もそれくらいだと嬉しいのだけれど…(無理とは思いつつもそう思ってしまうようだ。)
        -- クノン
      • あいつなー、本当になー。一回熊に頭やられた時にどっかおかしくなったんじゃねーかなー。ってもその前からダメだしやっぱあいつダメだな!
        おーうそういう事なんですうー
        -- デルレイッチ
        ま仮に? ボクなら? 逃げるけどね。思いっ切り。王が義母とか勘弁して欲しいし?
        あぁそうだった……若はそういうの父親似過ぎたねぇ? あんまり褒めると後でさ? こそっと凹んでるけど
        -- リッパー
        む、これくらいでアレと誤解されるのも堪らぬが。女子同士の可愛らしいスキンシップであろうに……(心外げな顔を見せ)
        しかしまぁ、考えてみれば近々嫁に行く女子の乳房をそう揉むものでも無かったかの
        -- 黒瘴
        ……んー?(不思議そうに首を傾げるのだった) -- テトラバス
      • ……そんな事言われると、レイまで同じ用に思ってしまうじゃない…まぁ、レイなら心配いらないとは思うけれど…(ちょっと不安そうに言った。)
        …フフッ、リッパーならそうなるでしょうね…貴方は一定の距離以上に入れないでしょうし…。
        ……でも、愛する人を褒められて嬉しくない人はいないとも思うのよ…その辺りは父様と兄様の違いよね(クノンの場合は、気恥ずかしくて途中で止めるようだ。)
        …だって、セイザンは良く私の胸を揉もうとするのだし…嫁入り前でも、そんな揉むものではないわよ?(黒瘴の言葉に苦笑する。)
        ……あぁ、それと…黒瘴、レイが来てもあまり避けてはダメよ?貴方に頼る事もあるのでしょうから…。
        …そういえば、残りの人は疫病王などはいないのは分かっていたけれど(セイザンや墨目などがおらずに首を傾げる。)
        -- クノン
      • だってほれ、がつーんて。がつーん。死亡通知でるよーな怪我もらったらタダじゃ済まねーじゃんふつーさー -- デルレイッチ
        ま、ね。なんせほら? 気持ち悪いからね? そういうの
        若の場合はさ? 嫁と同期なのも大きいんだろうねえ
        -- リッパー
        あれであったら揉むどころか既にこねておる気もするがの。ふむ、されど予約が付いておらぬなら多少の自由は利くであろう
        ああそれは。…………善処はしておるよ(目を逸らした)
        -- 黒瘴
        ヴ?(首を傾げる) -- テトラバス
        ああ、恐らく姫が探しておる者等なら街にでも繰り出しておるのではないかな? -- 黒瘴
      • ………それでも、大丈夫なのよ。頭や胴体に致命的なダメージが当たらなければ…義手や義足もあるのだし…(段々不安そうな顔になってきた。)
        まぁ、その辺りは個々の自由なのだからリッパーの好きにすればいいと思うわ。今後例え弟のうち誰かが貴方を好きになっても、決めるのは貴方だもの。
        …あぁ、なるほど…私は年下でもレイが褒められるのは嬉しいけれど…姉さん女房の余裕と言う事かしら(微笑みながら言った。)
        まぁ、確かにそれもそうでしょうけれど……あまり未来の妹たちを揉んではダメよ?中には胸が小さい子もいずれ出る可能性もあるのだし…(自分が小さい頃はそうだっただけに。)
        ……全く、こればっかりはしょうがないわね…あぁ、なるほど…まぁそれならいいわ…あ、それとテトラバス…11月の件、よろしくお願いするわね。
        (具体的には言わないが、おそらく母様に許可を貰いテトラバスに命じて貰ったレイとの練習試合の件の事のようだ。)
        -- クノン
      • なんつったっけー。後遺症ってーの? とかあるかもしんねーし? 生きて還っても残念だったりする事はあるかもしんねーなー(全然気付いてない) -- デルレイッチ
        ははは、その時はね? 逐次丁重にお断りするとも。寝所のお相手だけならさ? まだ構わないんだけどねえ?
        ま、同期の桜と結婚した時点でさ? 見えてそうなものだけど。それに? 姫の場合は姫が充分ご立派であらせられる訳だし?
        -- リッパー
        別段、好き好んで揉む程ではない故の。それに好き好んでおっても墨目がいるから、姫らを狙う事もあるまいよ?
        ……そういう事じゃ
        -- 黒瘴
        ん? ……うん(頷いた) -- テトラバス
      • ……レイに残念な事なんてないもの…それに約束したもの…だから、私は信じて待つだけよ(不安に押しつぶされそうになるが、それでも信じるしかないクノンだった。)
        …それが構わないと言う辺りが、微妙な所なのよね…まぁ、兄様の件もあるのだし…早々兄様と同じような事にはならないのでしょうけれど。
        …恋は盲目、と言う奴かしらね…あぁ、それもあるのかもしれないわね…男性にとってはそれがより大きいみたいなのだし…(苦笑しながら言った。)
        あぁ、墨目も結構あるものね…それなら安心かしら、墨目にとってはあまりうれしくないでしょうけれど。
        ……さて、それでは私はそろそろ店番があるから失礼するわね…(時間が来たので、そのまま店に続くドアへと消えて行った。)
        -- クノン
      • ふーん? ならそーかもしんねーけど。まーなんかあっても王とかに頼めばどーとでもなるんじゃねー? -- デルレイッチ
        それはさ? 姫はまだお若い。そういう事なんだと思うよ? ま、その身持ちの固さは王に似たんだろうけどね?
        姫の父君とて? その辺りは気にしてるだろうし? 男は大変だよねぇ?
        -- リッパー
        どうであろうな……勤めと思わばいつでも肌を晒しそうではあるが……と、そうか? -- 黒瘴
        いってらっしゃ、ーい(がちゃがちゃと頭の可動肢をうごめかして見送った) -- テトラバス
  • ……今年ももうあと少し終わるね、ラク…今年も、お疲れ様…(ワイングラスを軽く当てて乾杯する。)
    …こうしてラクと年を越すのは何回目なんだろう……その間にも色々とあったけど、幸せな毎日だったなぁ…最近はシャナの事で悩みっぱなしだけど(苦笑しながら頬をかいた。)
    …それでも、ラクがいてくれるから乗り越えれる…有難う、そしてこれからもよろしくね(隣にいるラクの手に自分の手を重ねてぎゅっと握りながら言った。) -- ジャン
    • ん、そうね。……ええ、あなたも(同じようにしつつ)
      何回目だって変わらないわ。一緒とまでは言わないけれど……ふふ、本当、あの子はあなたを飽きさせない天才ね(少し意地悪に微笑む)
      ……光栄だ事。ええ、こちらこそよろしく、ジャン(手を握られれば、顔を寄せ夫の頬にキスをする)
      -- ラク
      • あはは、毎年なんだかんだで色々とあるもんねぇ…子供たちはどの子も飽きさせないよ。あの子は特別色々としてがしてくれるけれど…。
        願わくば…来年は平穏な一年であったらいいなぁ…(しかしシャナが家出するのは来年の事だった。)
        ……ちゅ…でも、他の住人や子供たちから言われてるように…もっとしっかりすべきなんだろうねぇ。
        …何で外だと割とちゃんと出来るのに、要塞内だとこうなっちゃうんだろう…(自分でもちょっと不思議なようだ。) -- ジャン
      • まあシャナはしもべもそれなりに手を焼いてはいるようね。やっぱりデルレイッチが近付き過ぎたかしら……ジークでもあそこまで悪戯好きでは無かったと思うけれど
        平穏……ねえ?(首を傾げ) でも来年あの子10歳よ? ランで言えば今年には。そしてクノンで言えば来年には冒険に出ている所だけれど……どうするのかしらあの子
        ……それは言われるでしょうし、私も思いはするけれど。でもあなたがそうなのって私が居るからでしょう? 外とここの主な違いはそれだし……
        -- ラク
      • クノンも悪戯好きな面もあったけど、それ以上だもんねぇ……僕たちに似たというよりは、環境によって育った部分なんだろうね(頬を描きながら言った。)
        ……うぐっ、そういえば…まぁ、冒険に出るのは活発なあの子らしいし…デアリガズと一緒にいてハラハラする事もなくなるから僕としてもいいんだけど。
        ……本当、今後どうする気なのかなぁ。ラクは何か聞いてないの?将来何したいとかは。
        ……ラクが?…うーん、そうなのかなぁ…ある意味、ラクに甘えてるという事なのかな…なら、甘えないように努力するとか? -- ジャン
      • 私の前ではちゃんと出来る辺りも、そんな感じだわね。……あまり似て欲しくない所が似てしまったものだわ(息を吐く)
        ……冒険に出るのもはらはらはするんじゃないかしら。ああでも、爆弾の傍で遊ばれるよりは確かにマシはマシね
        いえ、何も。……でもそうね、時期的な事を考えれば要塞の誰かが焚きつけていても不思議は無いし……
        ええ、私が。……そうなんじゃないかしらね? それに……そういう努力をされるのを少しでも嫌と思ってしまう辺り、私にも原因がありそうだし
        -- ラク
      • ……次の子の時への課題だね、そういうのに似ないようにするのは…(そういう流れからしもべへの率が高まる事になるのだった。)
        もちろんハラハラするけど…うん、冒険の方がマシだから…それに、誰かつけるんだよね?最初のうちは。
        ……うぅ、セイザン辺りも何をたきつけるのやら…あまり変な事でないといいんだけど…。
        ……あはは、難しいね…でも、自然と頼りになるように頑張るから…(指を絡めながら、今度はこちらから額に口づける。) -- ジャン
      • シャナについては、子の好きにさせ過ぎてる面もあるものねえ。……もっとも、その辺りは普段あなたが子供に構っている部分が薄まってるせいもあるけれど
        ええ、いつものようにしもべが付く筈よ。……そう考えれば安心は安心という所ね
        どちらかと言うと墨目やデルレイッチの方が顕著では無いかしら。あれは折角の玩具を遠くにやるような真似はあまりしないもの
        (キスを受け、小さく微笑む) でもねジャン。そうやって言うようになってもう何十年と経っているのよ……?
        -- ラク
      • ……最初のうちはそんなにでもなかったんだけど…はぁ…まぁ、すぎちゃった事はもう仕方がないよね…次に生かさないと。
        うん、しもべさんならもしもの時も安心だし…デアリガズもシャナについてはあまりしないみたいだけど(裏事情は知らないジャンだった。)
        …あぁ、それもそうか…墨目さんも悪い人じゃないんだけどなぁ……まぁ、次の子はどんなにもまれてもたくましく生きてほしいなぁ(そう願わずにはいられなかった。)
        ……ぐっ…でも、ほら…結婚後からすれば…頼りになってるよね?(それは自信があったようで、ラクの目を見ながら聞いてみた。) -- ジャン
      • 事情が事情とはいえ、その後のフォローの仕方が拙かったんでしょうねえ。……活かそうにもああいう次はそう滅多に無いんじゃないかしら
        ジークの時に散々実績を作ったものね(苦笑する) ……まぁ、色々あるのでしょう(当然関知してるラクだ)
        姉二人が優秀であるのだから、その辺りが話題になると自然そういう方向に行くのは仕方ない所ではあるんでしょうね……。ああ、するとつまり、またあなたは私を孕ませる訳ね?
        それは……流石に、そうだけれど(夫の目を見返しつつも若干の間があったのは確かだった)
        -- ラク
      • ……帰ってきてすぐにシャナにかまってあげるべきだったのかなぁ…でも、もし違う状況で似たような事があった時、もう過ちを犯したくないからね…。
        …シャナはそんな事がないよう祈るよ…幸い火力はなかなか高いんだよね?…色々と?(首をひねるジャンだった。)
        ……何だか賭け事の対象にされてそうな…まぁ、可愛がってくれてもいんでしょうけどね……え?う、うん。こないだも言ったけど…まだ欲しいからね?(改めて聞かれると気恥ずかしいらしい。)
        産ませるだけで、僕は大して役に立てないけれど…ごめんね、ラク(負担をかけてしまう事を謝った。)
        …うぅ…まぁ、ラクがちゃんとはっきりと言えるようになるまで頑張るから…(そうあらためて心に誓った。) -- ジャン
      • むしろ私があなたが居ない間しっかりしておくべきだったのだと思うわ。思い詰め過ぎて余裕が一切無くなっていたとはいえ……そうすればあの子もあなたに憎悪めいたものを抱かずに済んだでしょうし……まあ、これこそ次は無いんでしょうけど
        うーん……そこそこ? 悪くは無いんだけど(やはり首を捻るラクだった)
        ふふ。……私が人並にあなたの子を孕む身体だったら、とっくに十や二十は産んでいるのでしょうけどね
        いいのよ。男なんてそういうものだし……それに、産んだ後であなたはよく貢献してくれているもの
        ……その心意気を失わない限りは大丈夫でしょう、と私は信じているわ(そう言って微笑んだ)
        -- ラク
      • それは仕方がないよ、あの時のラクを残して行ったのは僕なんだし…うん、僕としても次がないといいな。
        …そこそこかぁ…まぁ、クノンも心配されてたけど大丈夫だったし…きっと大丈夫だよね(娘たちは優秀なので信用する事にしたようだ。)
        それは…うん、そうだったかもだけど…そう考えると、このペースが丁度良かったのかもしれないね…丁度子供たちも自立した時に次の子が出来るし。
        せめてそのくらいはしないとね…もっとも、僕がしたいからでもあるんだけど…(でないとしもべと取り合いになったりしないはずだった。)
        …あはは、これだとレイ君の事言えないよね…うん、任せて…あ、もうそろそろ年明けだね…(もうそろそろ年明けの時間だと知って席を立ちあがる。)
        (ラクを膝に乗せて抱きしめながら年を越すのが好きなので、そうしようとしているらしい。) -- ジャン
      • 思えば…………(考えてみれば黒歴史的な部分でもある事を色々思い出したので何とも言えない顔になる)
        まあ実際にやらせてみないと、こればかりは分からないものね。ランやクノンに倣ってくれれば良いのだけれど……
        あれだけ中に出してばかりだもの、かもって程度ではないでしょうに(微笑みつつ) ……ペースとしては確かに良い具合だけれど
        ふふ。思いやりのある夫、父親で助かるわ(楽しげに言った)
        彼もあなたも現在進行形、そういう事ね。……ええ、そのようね(夫の言葉、そして行動に察しが付いたか、そのようにしやすいよう体勢を整え始める)
        -- ラク
      • …シャナの場合は二人から助言されてもあえて自己流で行きたがったりしそうだからねぇ…本当、どうなる事やら。
        うっ…でも、僕は胸とかで出すのも好きだよ?ラクは胸でされるの好きじゃないみたいだから出来るだけしないけど…(不満ではないものの、残念ではあるようだ。)
        ……レイ君には追い抜かれたくないなぁ…うん、より一層頑張るよ(義理の息子となる弟子に対抗意識を燃やす。)
        …んっ……はぁ…やっぱりこれが何だか落ち着くね…(翼が邪魔にならないように横座りの形で膝に座って貰い、ジャンはラクの腰を抱きしめる格好になる。)
        (自然と上に座られて見下ろされながらも、ラクを支えている感じが好きなのかもしれない。) -- ジャン
      • そうね、あなたは本当に私の胸が好きなんだもの。……だって仕方ないでしょうに。あなたばかり良い思いをしてるじゃないの、あれ。それに勢いがあるから顔にかかるし……(要するにそういった辺りが不満なようで)
        スタート位置がどうなってるのかにもよるけど……あなたの方がよっぽど年季があるのだから、勝って当然なのよ?(少し苦笑し)
        ……まあ、いつもの事だものね(そう言うと夫の額にキスをし、それから首にゆるく片腕を回す) ……いつもの事だけれど、やっぱりこの体勢だと私の胸が邪魔ね。あなたはそれも良いんでしょうけど
        -- ラク
      • うぅ、そう言われると弱いなぁ…一応、男女間には胸でして貰いながら女性を愛撫する方法も、あるにはあるんだけど…(苦笑しながら頬をかいた。)
        (ただそれは女性側の協力がなければ出来ない行為でもあるので、ラクの場合は難しいと思うので試した事はなかった。)
        …それは、まぁ…そうなんだけど、それでも弟子には負けられないと言う気持ち的なものかな…。
        …僕は邪魔に感じたことがないから大丈夫だよ?それに座って貰うにしても…背中を見ながらより、こっちの方がラクの体温を感じながらラクの顔を見て年が越せるからね(嬉しそうに笑顔で言った。) -- ジャン
      • ……何にしても、外に出すのは勿体無いわ。どうせ幾ら出されても今の所は全部呑んであげれているのだし……
        だから負けるわけがないじゃないの? まったく、男は変な所で張り合いたがるのねえ(くすくすと笑う)
        そうでしょうね、あなたは。……バカね(そう言うと、顔を隠すように夫の頭を抱き締める。頬は夫の頭に当て、乳房は夫の顔に当て)
        -- ラク
      • ……結局、お腹一杯にするのも凄く大変だったもんねぇ…(3日貯めて一応増強剤などフル活用してようやく達成できたようだ。)
        …それが雄の本能…なのかもしれないねぇ…まぁ、僕はあまり男らしいところないから丁度いいのかもだけど(笑われてちょっと恥ずかしそうに頬をかいた。)
        …んっ……えへへ…ラク、愛してるよ(何度も言った言葉を今改めて言った、そしてその年も二人仲良く年を越すのだった。) -- ジャン
  • ……しもべ、ほら見て!ついに私やったわよ(ロビーでしもべを呼び出すや否や嬉しそうに抱きつく。)
    …フフッ、念願だった英雄…長かったけれど、頑張った甲斐があったわ…(はしたないと思ったのか、すぐに離れるがそれでも嬉しそうに微笑んでいる。)
    (ここまでハイテンションなクノンは珍しいが、それほどに英雄になれたのが嬉しかったようだ。)
    -- クノン
    • ……。(呼ばれるや抱き付かれ、背に手を添えるも少し驚いた顔をしていたが)
      それはおめでとうございます、姫。よくぞ長きに渡り冒険を続けられましたね(微笑み、惜しまず称賛するが)
      姉姫や若も為し得なかった快挙でありますが……いえ、早く王に報告されるがよろしいかと。きっとお喜びになられますよ、さ(そう言って先行きを促した)
      -- しもべ
      • えぇ…本当は飽きてきて、もう引退してもいいなどと思っていたけれど…ちゃんとやり遂げたわ(満足げに胸に手を当てる。)
        …フフッ、これでまた姉さま越えが一つ増えたわ…あぁ、そうね。きっと母様も褒めて下さるでしょうし…。
        それでは、行ってくるわ…あぁ、他の住人に話してもいいわよ?それでは、また後で…(逸る気持ちを抑えて、それでも足早に昇降機に乗り、最上階に向かう。)
        -- クノン
      • ……。本当に、ようございました。王や姉姫、それにしもべは途中で飽いて辞めてしまっていますし……
        はい、きっと姉姫も祝福なさって下さいますし……
        ええ……はい、ではそう致しましょう。皆も喜ぶでしょうから(笑顔でクノンを見送った)
        -- しもべ
      • ……母様は、いつもの部屋かしら…母様、いらっしゃいますか?(とりあえず思い当たる中で一番いる可能性が高い部屋のドアをノックする。)
        (いくら急いでいても、返事があるまで入らないのは、しもべとデアリガズの「教育」の賜物と言えるかもしれない。)
        -- クノン
      • ……? ええ、いるわ。入ってらっしゃい(ノック後、少しの間を置いて応えがあった) -- ラク
      • ……失礼するわ…母様、今日はお伝えしたい事があってきたの…(入って、頭を下げるなりすぐに本題に入る。)
        …実は今日…私、英雄の称号を貰ったの(大きな期待と小さな不安を胸に言った。)
        (大きな期待は褒められる事、小さな不安は褒められない事を想像してだった。)
        -- クノン
      • (椅子に座って何か分厚い本を読んでいたようだったが、娘が入って来るとそれを閉じ、机に置くとそちらへ顔を向け)
        わざわざ来るなんて珍しいわね? 私に直接伝えなければならない事と言うと……(娘の来訪に式の日取りでも決まったのかと思ったが)
        ……英雄?(予想外だったため少々間が空く) そういえばいつまでも冒険を続けていると思ったけど……そう、英雄にね
        私の娘としては些か不似合いな感もあるけれど、良くやったわ。あなたが奈落家で最初の英雄になるなんて(娘の快挙に褒めもすれば、微笑んで喜びも表現する) となると何か褒美でもあげた方が良いのかしら……何かある? 欲しいもの
        -- ラク
      • ……(少しの間に不安の方が広がり、不似合いと言われると俯き加減に押しつぶされそうになる。)
        …本当?喜んでくれるの…良かった…(ようやく安堵の気持ちが胸いっぱい広がって笑顔を見せる。)
        …褒美…褒美……えと、一つあるのだけれど……(とても言いにくそうにもじもじとしている。)
        ……抱きしめて貰う、のはダメかしら…もう大人になったのに、こんなこと言うのは変かもしれないけれど…。
        (それが冒険に出た本当の理由であり、憧れていたものであり、妹を見てその思いを募らせていたものでもあったようだ。)
        -- クノン
      • 喜ばない理由は無いわ。ランのように心配が無い訳でも、ジークのように心配ばかりさせた訳でも無く、あなたは普通な子だったから。少し意外だっただけよ?
        ……あるの? 何かしら。滅多にない機会でしょうから大体のお願いは聞いてあげるわよ?(言いにくげな娘に促すように微笑みかけ)
        抱き締め?(要望を聞くとまた意外そうな顔になる) ……それでいいの? いけない訳ではないけれど、折角なのだからもっと他の事でも(そこまで言って、ふと) ……そういえばあなたを抱き締めてあげた事はそんなに無かったかしら?
        -- ラク
      • ……二人が両極端すぎる気もするのだけれど…私は、頑張ったもの(だからこそデアリガズの教育にも耐えれたようだ。)
        …えぇ、それがいいの…物はいくらでも、貰えるけれど…「母様から抱きしめて貰える」なんて…多分二度とないもの。
        ……ない、と思うわ…私、母様にそういう事して貰った覚えがないもの(寂しげに微笑む。)
        -- クノン
      • ……そう。……そうね、言われてみれば、そして思い返してみれば、私の腕の中にあなたが居た事は数える程だったわね……
        分かったわ、母親としてその辺りに不備があったのだし……でも、どうしたものかしら。私は今座っているけれど、このまま? それとも、あなたの所まで抱き締めに行こうかしら?
        -- ラク
      • ……できれば、母様から抱きしめてほしいわ…(自分からではなく、母親からと言うのが重要なようだ。)
        (妹を見ていても分かるのだが、母親から抱きしめる事は今までないと言っても良かっただけに。)
        (それだけに、ご褒美として母親からの抱擁を願ったようだ。)
        -- クノン
      • ……我がままな娘だ事(娘の要求に珍しく困ったような苦笑を見せ) でも、まあ良いわ。そうしてあげるべきだけの事をあなたはしたし
        (椅子から立ち上がるとヒールの音を立てて歩み寄りつつ、途中、何かを思いついたように笑みの質を変え)
        改めて、おめでとうクノン。人並の親なら「あなたは私の誇り」と褒めそやす所だけど……あなたには別の言葉をあげる
        (娘の目前でそう言うと、母親らしい笑顔を見せ、それから綿で包むように優しく、頬を擦り合うように抱き締める)
        愛してるわ。……勿論、それはランもジークもシャナだし、当然あなたの父様もだけれど。でも、あなたの父様でも滅多に言葉で言われる事は無いのよ? ランやジークにシャナへは言った事だってないんだから(抱き締めたまま、娘の耳元でそう囁いた)
        -- ラク
      • ……ダメ、かしら…(困ったような苦笑を見て、しょんぼりと肩を落としそうになる。)
        …本当……?…あ…(途中笑みの質が変わったことに首を傾げるも、続く言葉を聞き逃さないように集中する。)
        ……えへへ…それなら、良かったわ…(とても嬉しそうに微笑みながら、抱きしめられている。)
        (長年夢見てきた瞬間が今ようやく叶って、それだけで今までの日々が報われた想いだった。)
        -- クノン
      • 特別よ……英雄なんだものね、これ位は相当でしょうから(尚も抱き締めつつ、ふと、夫にされているように娘の髪を手で撫でてみたり)
        ……あなたに対しては思う所もあったけれど。でも、クノン? ……あなたは、あなたの子にはいつでもこうしてちゃんと抱き締めてあげるといいわ。母親の抱擁を嫌がる子は居ないって話だもの
        (どうやら娘が良いと言うまで抱き締めてあげるつもりらしかった)
        -- ラク
      • ……えぇ、そうよね…頑張ってきたものね…(このためにと言う訳ではないものの、心の中では大きく占めていたのは確かだった。)
        …うん、気づいていたわ…でも、愛してないとも思ってなかったわ…(例え色々と思う事があったとしても、愛情はあると父親からも言われていたようだ。)
        ……もちろん、そうするわ…私の愛する人との子供だもの…(それは言われるまでもなく、既に決めていた事だった。)
        (そうして英雄になったことで念願も叶い、幸せに満たされながら母親の抱擁を受け続けるクノンだった。)
        -- クノン
  • 闇夜の四者
  • (クノンたちが1階で色々とやっている頃、一方その頃最上階では…。)
    ………はぁー…(娘が髪をそめてしまった事に深いため息を出さざるを得ないジャンがいた。)
    …嫌っているのは仕方がないという面は分かっていたけど、染められるのはちょっと…かなり辛かったなぁ(まだその事を引きずっているようだ。) -- ジャン
    • あの子が考えあの子が決めた事とはいえ……(思いっ切り沈み込んでる夫の隣で薄く苦笑しつつ)
      大胆な事をしてくれたものだわ。ただ、でもあれはあれで似合っていたじゃない
      -- ラク
      • うん、あの子の意思を尊重するよ。するんだけど……まさか、今後も僕の髪の色が生えないレベルまでになるとね…。
        ……そうだね、似合っているね…だからこそ、悲しい訳なんだけど…(自分との血のつながりを全否定された気分になったようだ。)
        (すぐ立ち直る事がほとんどのジャンだが、この時ばかりはまだ立ち直れずにいた。)
        …もっと、向き合って話すべきだったのかなぁ…そうすれば、あそこまで嫌われずに済んだんだろうか…。 -- ジャン
      • ……もう。別にあれくらい、元の通りに上書きしてやれば戻るわよ?
        ジャン……まったく。確かにここまで反抗が酷い子は初めてだし、ランもジークもクノンも良い子だったから余計なんでしょうけど
        ……そうね、或いはそうだったかも知れないわ。でもあなたにその気があってもあの子が全くそうさせようとしなかったでしょうに。私を頼るのも良しとはしなかったのだし……
        -- ラク
      • ……そうかもしれないけど、でも…まさか、僕の血を引いてるのがそんなに嫌とは思ってなかったからね(苦笑しながら頬をかいた。)
        色々と嫌ってはいても、親である事は変わりはないから…と思っていたのは甘かったんだろうなぁ…(涙は流さないが、目の色は悲しみに染まっている。)
        ……あはは、確かに今までの子はみんないい子だったもんね。……うん、ラクに頼ってもあの子は反発しただろうしね。
        ……ただ、それでも…父親じゃないと言われても、あの子の父親であることを止める気はないけどね(それでもまだシャナを子供として愛しているようだ。) -- ジャン
      • あの子もすっかりあなたの事嫌いだものねえ……子供の内からあれでは将来が心配にもなるけれど(同じく少し別の意味で苦笑し)
        親子である事に変わりは無いんでしょうけど、その絆に重きを置けるほどあの子はまだ歳を重ねてはいないわ
        …………ふふ。それならそれで、多分いずれ何とかなる時が来るわ。……ジャン(両腕を軽く広げて夫に声をかけ、ちょいちょいと手招きをし)
        -- ラク
      • ……でも、ラクやクノンに対しては普通なようだし…割とまっすぐ育ってはいると思うよ?(離れていてもある程度は見聞きしているようだ。)
        ……重きを置くほど感じなくてもいいから、否定しないようになってくれれば…僕としては嬉しいかな。
        ……うん、そうなるよう僕も諦めずに…?…何かな(手招きされたので立ち上がって近寄る。) -- ジャン
      • だから余計に、よ。……一部が極端に歪んでると、後でどういう影響及ぼすか分かったものではないから……
        そう? 謙虚な事だけれど……まぁ二十年は先の話になるんでしょうね
        特にどうという事も無いんだけれど……(近付いた夫に屈むよう仕草で示した後、その顔を自分の乳房に押し込むような感じで抱き締めんと)
        -- ラク
      • ……それを矯正してくれるような人に、出会えるといいんだけどね…。
        ……うぅっ、20年かぁ…でも、それくらいなら…待てるかな(ようやく笑顔を見せる。)
        …?…こう?…むぐっ(とりあえず従っていると谷間に押し込むように抱きしめられて苦笑する。)
        (しかしラクの心遣いに有難さを感じながら、目を閉じて顔半分を埋めたまましばしそのままでいる。) -- ジャン
      • …………(よしよしするように頭撫でたりしつつ、夫が頭を上げようとしないので抱き締め続け)
        まあ、あの子がどういう出逢いをするかにしても、あなたに対する態度にしても、今すぐでどうにかするのは難しいわよね?
        それになんだかんだと言ってもあの子まだ8歳なのだし、今後幾らでもどうとでもなる機会はあるわよ(抱きしめたままそう言った)
        -- ラク
      • ……ふぅ…また、甘えちゃってるね。もう少し甘えるようにならないよう、頑張ろうと思ってはいるんだけど(顔を上げて反省しながら、でも笑顔を見せる。)
        ……うん、時間がかかるのはもう覚悟してるし、いずれは変わってくれることを期待してるけど。
        …にしても、子育ては難しいものだね…あ、それと…有難うね、ラク…(体を起こしてお礼を言いながら、ラクの唇に口づける。)
        あ、お礼に食べたいものとかあれば何でも作るよ?何かあるかな? -- ジャン
      • ……別に良いのよ。こうするのは嫌では無いし……ああ、私としても甘やかすつもりは無いのよ?(取ってつけたような感じだ)
        四人目だからって勝手が分かるのは赤ん坊の間の世話くらいだものね。誰も彼も自由勝手に伸びるものだから……
        ふふ、どういたしまして(微笑を浮かべながらキスを受ける)
        と言われても……ジャン、は駄目でしょうから。となると、あなたの手作りであれば何でもいいわよ? それに、こう言っておけばあなたが下手な物を作る訳がないのだし(くすくすと微笑んだ)
        -- ラク
      • ……うん、それでもやっぱり有難うね。ラク(それを分かっているから、追及はせずにただ嬉しそうに言った。)
        …この分だと次の子も苦労するんだろうねぇ…でも、子供は出来るのは素敵な事だから作るのを止めようとはまだ思ってないけど。
        …ラクはどうかな?もう子供は十分だと思ったりする?(ラクとしてはジークやクノンの時に色々と思う所があった事はちゃんと気づいているので聞いてみた。)
        …うぐっ、僕は…紹介が終わってからなら、まぁ腕や足なら……うん、それでもいいよ。腕によりをかけて作るしね(笑顔で胸をドンと叩いた。) -- ジャン
      • いつも苦労しているし、やっぱりそう言うものなんでしょうけど……あなたは本当好きよねえ(苦笑する)
        ん、私? ……そうね。跡継ぎと言う意味ならランがその責に耐えれるでしょうし、血筋を残すと言う意味ではジークが孫娘を増やしているし。正直、もう子を為す必要は無いのよね。……とはいえ、これと言った否定材料が無い以上、妻としては夫に追従しておこうかしらね?
        ああ、冗談よ。確かにあなたは大好きだけど、食べてしまった後の方が大変だもの。だから、腕によりをかけて貰えばそれで良いわ
        -- ラク
      • …うん、やっぱり自分の子なんだし…それに、ラクの子供でもあるからね(当然の事だが、それが嬉しいようだ。)
        ……うぅ、そう言うかなぁとは思っていたけど…まぁ、そんなに何十人も作る気はないよ?あともう少し欲しいけれど…(頬をかきながら言った。)
        …でも、もし作らないようになると…やっぱり避妊とかしないといけないようになるのかな?ラクは薬とかも効かないだろうし(その辺りどうなるか分からずに首を傾げる。)
        確かに、ケーキの味も落ちちゃうもんねぇ…耳とか少量ならまだしも……うん、それは任せてね…あ、そろそろ来る時間かな?(今更服装が整ってるか確かめる。) -- ジャン
      • それはそうだけど……ああ、私を孕ませたっていう達成感も含んでるのかしらね?(少々意地悪に微笑む)
        どうかしら。あなたは寂しがり屋なのだし……自分で世話の焼けない孫以降に満足するとも思えないんだけど
        ……そういえばそうね。薬は試してみない事には分からないけれど……私の中であなたの迸りを感じるのは好きだし……(割と真面目に悩んでる様子だったが、自分がふと何を言ったのか自覚すると、照れやら自己嫌悪やらの混じった複雑な顔になる)
        正直耳は食傷気味でもあるのよね。……不味い訳ではないのよ? ……あら、もう? フフ、大丈夫よ(姿見の前に立つ夫に並び、微笑む)
        -- ラク
      • …それはない、とは言わないけど…でも、そんな事だけではないからね?(意地悪に微笑む妻に嘘をつけずに苦笑する。)
        ……それは…まぁ、その時になったら考えるよ。まだまだ先の話だしね…それにシャナもまだ10歳にもなってないし…。
        ……えぇっと…まぁ、ほら…それもまだあと数十年は先の話だから、ね?(複雑な顔になるのを見て、フォロー?しておく。)
        うぅ、あれも結構痛いのに……ちなみに食べてみたい場所とかはあるの?可能かどうかは別として。
        …良かった…うん、ラクもいつも通り素敵だよ(ラクを上から下まで眺めて微笑み返す。) -- ジャン
      • 数十年とかすぐじゃないの。…………まぁ、でもそうね、今すぐでは無いわね(どうにか切り替えたようだ)
        脳と心臓(即答でした) ……絶対無理と分かってはいるのだけれど、ね(妖艶に微笑む)
        ……それは当り前よ。さ、後はもういつ来てもいいようにしないと(そう言って、夫の頬に口付けをし)
        -- ラク
      • うぐっ、それはそうだけど……うん、以外と短いようで長いからね(切り替えたことに安堵する。)
        あぁ、やっぱりそこかぁ……うん、脳の一部は潰される時点で少し記憶が減っちゃったりするし…あぁ、でも心臓は…一部ならまだ多少は?(いけるかもしれないようだ。)
        でも、よかった…僕のあそことか言われたら治る事は治るけど、実際食べられるとまたトラウマになりそうだったし…(そこを挙げられなくてちょっと安心するジャン。)
        …うん、僕は既にもう何十回とあってるけど…正式に父親として会うような形は、初めてみたいなものだしね…(妻の頬にも口づけしてから、二人を待つための場所へと移動する。) -- ジャン
      • 知的生命体の脳は美味しいものだし……まぁ、そうだけど。……あら、良いの? そこに至るまでも当然食べ進めていくつもりなんだけど……でも、そうね。痛みに耐えるあなたも素敵だし、ゆっくり食べ進めるのも楽しげかしら(いずれベッドが血に染まる事になりそうだ)
        あら、何が? ……まったく……そこは口で食べても美味しくないでしょうに(思いっ切りジト目になりながら)
        余り大差無い気はするけど……ん。まあいいわ、話に聞く彼がどんな者か見るのも楽しみだし(夫と並んで行った)
        -- ラク
      • ……その話は時々聞くけど…脳は流石に困るなぁ……うぐっ…それは、かなり厳しいけど…(流石に苦笑しながら頬をかいた。)
        …うぅ、だって前に齧りそうになってたし…(胸でして貰ってる時に先端を齧られそうになった覚えがあるのかもしれない。)
        心構えが全然違うよ?なんというか、ちょっと緊張する感じ…あはは、よく僕と似てると言われるもんねぇ…(そして二人で、娘とその婚約者が来るのを待つのだった。) -- ジャン
  •  
  • 久しぶりにラクの新しい服を買ってきたよ!なんか最近街で色々と盛り上がってて、その関連の衣装なんだけどね…。
    (とても嬉しそうに買い物袋を見せると、その中からレースクイーンの衣装を取り出す。黒い胸元チャックのライダースーツのようなものだった。) -- ジャン
    • また?(荷物を手にやたら上機嫌で帰って来た夫の第一声に思わず零す妻)
      ……ああ、そういえば何か騒ぎが起きているのだったわね。あなたの店もワインの出が良いようだけど……
      それで……私が、これを?(椅子に座ったまま夫が衣装を広げるのを見守った後、そう言った)
      -- ラク
      • …うぅ、そんな地味に嫌そうな声を出さなくても…うん、今は街では結構盛り上がってるみたいだからね。
        クノンもケルピーなどで出てみようかしら、と言っていたけど…あれもこれもすると、混乱しちゃうから結局しない事にしたそうだねぇ…。
        うん!…だ、ダメかなぁ。ダメなら、着なくてもいいんだけど(頬をかきながら残念そうな顔をする。) -- ジャン
      • そういう訳でも無いんだけど(ただし着ると夫が喜ぶから、以外の着用理由は無いようです)
        冒険者はともかく、あなたの店の手伝いと兼業が利く程度とも思えないものね。……あの子いない場合常勤の店員って(そこまで言って思い出したのか若干不機嫌そうに溜息を吐いた)
        そこでダメと言ったら、無駄になるでしょうに。……ちゃんと翼の考慮とかはしてあるんでしょうね?(椅子を立つと、夫へ歩み寄りながらドレスを霧散させ、下着姿に)
        -- ラク
      • あはは、まぁそこまで色々と手を出すのは難しいだろうしねぇ……えぇっと、そうはしないつもりだよ。一応(不機嫌そうなのに気付いて、フォローしておく。)
        うん、有難うね。ラク…えぇっと、その辺りは考慮して貰って……?(服を裏返すととくにそういう細工はされていないように見える。)
        ……?…?(触ってみても生地はずっと続いていて隙間もなさそうだ。)…えぇっと、連絡ミス?(苦笑しながら頬をかいた。)
        まぁ、後で仕立て直して貰えば済む…と思うけど…(せっかく着てもらえると思っていたのでため息をついた。) -- ジャン
      • ランくらい物事を効率的に進めれるなら話は別になるんでしょうけど。…………(フォローに対し色々色々複雑に考えた結果無言になる)
        別に礼なんていいわ。それで……? ねぇ、これ(見た目通りであり、夫が確認してもその通り)
        何をやってるのよ……(苦笑して頬を掻いた後溜息をつく夫に、やれやれと息を吐く)
        まぁ、これでは次の機会に持ち越しね(そう言ってドレスを纏おうとする)
        -- ラク
      • ランを基準に考えない方がいいよ、あの子はほぼ完ぺきだから………まぁ、それはさておき(こういう時は話題をずらすことを覚えたようだ。)
        うん、買った時は久しぶりでついつい最後の確認をせずに受け取っちゃったからなぁ…まぁ、ラクも似合うと思うよ?
        残念だけど、破いたりするのも勿体ないからねぇ……あ、そうだ。ついでに最近着てないものを着るとかはどうかな?
        例えば…ほら、着物とか。ランはまだ着たりしてくれたけど、クノンはドレスの方が好きみたいだし…シャナに至っては面倒くさがるからなぁ。
        お陰で、親子の着物姿も最近は縁遠かったから(苦笑しながら言った。) -- ジャン
      • それもそうね。……ええ
        私に何か着せたい物を見付けた時も、結構回り見えなくなるわよね、あなた
        折角買ってしまったのだし自前で改造と言う手もあるにはあるんでしょうけど……。? ああ、成る程?(纏いかけていたドレスが再び霧散する)
        分かったわ、では着物ね。用意して貰えるかしら?(夫に持ってくるよう頼んだ後、おもむろにブラジャーを外し始める妻)
        -- ラク
      • …うっ……まぁ、それは…なんというかテンションが高くなりすぎて?…最近控えめにして多分余計かも。
        あはは、それなら任せて。裁縫もある程度出来るから、流石に専門的な着物とかだと繕いようが難しすぎるけど…。
        うん、ちょっと待っててね…(ラク用に買って、それなりに改良してある着物を持ってくる。)
        ふぅ…でもやっぱりラクは着物も似合うよね、黒い着物だから余計にかな?(ベットに座りながら、手伝う段階になるまで着替えを眺める。) -- ジャン
      • まったく(夫のうっかりに対し、それだけ言うと苦笑気味に微笑むのでした)
        なら、わざわざ仕立て直しに出す事は無いわね。……買ったんだもの、早く見たいんでしょう?
        (夫が着物を持ってくる頃にはショーツも脱ぎ終え、全裸になっている)
        黒いからだとは思うけど……(受け取った着物を肌に合わせ、ざっと見に着けていくが) ……きつい感じがあるわね(胸元が合わないらしい)
        -- ラク
      • うん、とはいえ時間はかかるからまた今度には変わりないんだけどねぇ…(頬をかきながらとりあえず仕舞っておく。)
        多分翼とのコントラストとかバランスとかもいいんだと思うよ?絵になるというか…あれ?きつい?(不思議そうに首をひねる。)
        ……あ、本当だ。そういえばこれ買ったの結構前だもんね…(着付けを手伝いながら思い出す。)
        (翼の関係上肩を出して着崩した感じにしながら、それでも胸から着物がずり落ちる事のないように調節する。)
        うん、出来た…やっぱり、似合っていると思うよ(諸手を上げて、嬉しそうな笑顔をしながら喜んでいる。) -- ジャン
      • それは仕方ないでしょうね。菓子を作るように裁縫が出来る訳でもないのだから
        そういうものかしら……ええ、前のようには着れないわね(首を捻る夫に着物で圧迫された胸元を見せ)
        結構前……ああ。この身体は育たないとばかり思っていたのに、まさかあなたのせいで育つ部分があるとは思いもしなかったわね?(苦笑しつつも、夫婦の共同作業にて着付けを完了させていく)
        相変わらず着るの面倒だわ。まあ……(着物だが一時期の西洋ドレスのように肩や胸元のみを大きく露出させた艶姿になった後、満面に喜ぶ夫に、満更でもなさそうに微笑む)
        -- ラク
      • うわぁ…また凄い事になってるね…(迫力たっぷりでいて窮屈そうな谷間が見える胸元を見て、流石に視線が泳ぐ。)
        …うぐっ…それは、僕も思ってなかったけど……あはは、着物はどうしても手間がね。だから東の国でも今はあまり着られてないそうだけど。
        あとは髪を結いあげたりすれば、もっと着物姿らしくなるんだけど…ラクは髪を弄られるの好きじゃないもんねぇ…(近寄ったまま少しだけ残念そうに言った。)
        でも、今のままでも素敵だしね…(見惚れるようにもう一度見てから、肩に手を置いて唇を合わせるように口づける。) -- ジャン
      • 民族衣装のようなものがこれじゃあ、廃れるのも分かるけど。……あまり脱ぎ着しなかったのかしらね
        髪を? ……そうね。まあ、私が出来るようになれば済む話でもあるけど、そうその気にはならないかしら(少々意地悪に微笑む)
        ふふ、なら別に良いじゃない……?(答えつつ、キスにも穏やかに応える)
        -- ラク
      • それでも記念日などでは着るそうだから…まぁ、伝統衣装としては残って行くんじゃないかなぁ…残って行くといいなぁ、こんなに綺麗な服なんだし。
        どうなんだろう…着やすい浴衣などもあるし、着慣れてきたらこれが楽に感じるかもだね…僕は洋服でいいけど。
        …うぅ、やっぱり…まぁ、ラクがそういうならそれでいいよ(無理強いする気は全くないようだ。)
        …後は…その服でずっといるのは難しいのは残念だよね…クノンやシャナとかは見せたら喜びそうな気もするけど(キスの合間に頬を撫でたりしながら言った。) -- ジャン
      • まぁそれくらいで限界なんでしょうね。……見栄えだけで着ていくには面倒過ぎるもの
        それまでが長そうだけど。……あなたね(夫の言い様に苦笑する)
        ええ、私はこれでいいのよ。……要は、こういう形で魔力を纏うだけではあるけれど。本物の方を要求するなら当然無理に決まっているし……ん、でもあまりあの子らにも見せたくはないかしら(夫と見つめ合いながら)
        -- ラク
      • でも、街中で見ていたらああいう風に歩くラクも見て見たいとは思うんだけどねぇ…(着てる人より服を見てラクだったらと想像する時があるようだ。)
        まぁ、だから今日のレースクイーンの奴もそういう感じで買ってきちゃったんだけどね…(頬をかきながら苦笑する。)
        …だって、ラクが嫌でなくて僕も嬉しい事の方が大事だからね。もちろんラクも僕も嬉しい事が一番だけれど(笑顔で言った。)
        …うん、僕もこの姿のラクは僕だけがいい…(見つめ合ったまま唇を重ねて長いキスをする。) -- ジャン
      • ……それは、今見ている分で我慢してもらうしかないわね?(その視線が単純に気に入らなくてジト目を飛ばす事がある妻だ)
        そういう時の衝動的なお金の使い方はどうかと思うわ。……今すぐ改めるような事では無いとはいえ
        ……まったく。でも、そうね。さっきも言ったけど、出来なくもないのよ? こう言う風。手本を今着ている訳だし……
        ふふ、それじゃまた娘に嫌われるわよ……? ん、ふゅ……(意地悪に微笑んだ後、キスに応え、両手を夫の両肩に乗せる)
        -- ラク
      • うん、満足するよ。いつも着てくれて有難うね(我ながらちょっと変な趣味だとは思うが、それでも着てくれる妻には感謝しているようだ。)
        …確かに衝動的だけど、着物はともかくレースクイーン服は安かったよ?何だかコンテストがあるとかで、多くの人に着て良ければ出て貰うのが目的なんだとか…。
        …あ、そっか…じゃあ、時々でいいからそうする?作り出せば、着ていてずり落ちる心配もないんだろうし…。
        うぐっ…これ以上嫌われたくないんだけどなぁ……(ラクの微笑みに頬を掻いてから後ろに手をまわしてぎゅっと抱きしめながら、首筋に顔を埋めてそこにも口づける。)
        …あ…そうだ…んしょ(そして背中に回した手が帯に触れた時、思い出したようにほどくが脱がすとはまた違う動きのようだ。) -- ジャン
      • いいのよ。……無駄にするのも勿体ないのだし(ほんの僅かだけ視線が泳いだ)
        あらそう? ……と言うか値段の問題でも無いのだけれど……まぁ、でもコンテストか。飽きないわねえ
        あなたがそうして欲しいなら、私としてはそれを無下にする理由は無いわね(首筋への夫の口付けにくすぐったそうになりながら)
        ……? ジャン? どうするの帯なんて(脱がしにかかる訳でも無いので不思議そうだ)
        -- ラク
      • えへへ…(目を泳がせる妻を見て、嬉しそうに笑いながら再度頬に口づける。)
        あはは、この街の人は基本的に祭り好きだからねぇ……僕は見に行かないよ?うん(過去見に行った事があるだけに若干目をそらす。)
        あ、これ…ちょっとしてみたいことがあって……えぇっと…ラク、ちょっと何がしたいか分からないかもしれないけど…怒らないでね?(一応する前に言っておく。)
        ……よいしょ!(そして、帯を少しほどいて伸ばした状態で、ぐいっと引っ張って俗にいう「あ〜れ〜」をしてみようとした。) -- ジャン
      • まあ大騒ぎはそんなにしなくなったようだけど……。別にわざわざ言わなくてもいいのよ?(夫の様子を少し不思議そうに)
        ……してみたい事? それは、まあやってみたいのなら……でも何を? ……怒るような事なの? それならその前に説明くらい
        ちょっと……(言い募るもあれよあれよで帯を引っ張られ、半回転するも翼が引っかかってつんのめって数歩よろめいた後慣れない着物姿なのも手伝って尻餅気味に倒れる)
        ………………(尻餅の拍子に着物がはだけて乳房が露わになっているが、それを隠すでも無く無表情に物凄く怒ってる雰囲気)
        -- ラク
      • ……えぇっと…あぁ、でも…クノンが出るとしたら応援に行くべきなのかな…とはいえ、流石に娘がミスコン出るのに応援も変かなぁ…(話をずらしながら、難題に悩んでいる。)
        …あ…ら、ラク!?(まさか簡単に回って尻もち気味に倒れるとは思っていなくて、慌てて駆け寄る。)
        (本来なら抱き起したりする所だが、怒っているのは分かったので手は出さずにそばに正座する。)
        ……うぐ…やっぱり怒るよね……僕としても、言い訳のしようがないんだけど…(本来は倒れそうになる所で抱きとめたりする予定だったようだ。)
        (もちろん、だからといって許される訳ではないし、怒るのも分かるので何も言えないジャン。) -- ジャン
      • (傍に正座した夫の言葉を聞き、自分も居住まいを少しは正そうとした辺りで乳房の露出に気付き、取り敢えず腕で隠す)
        怒るなと言う方が無理なんだけど……何がしたかったの、あれは。大体帯を引っ張ったらこうなる事くらい分かりそうなものじゃないの(夫といる間はかなり油断しているらしく、自分でもああ無様な事になるとは思ってはいなかったようだが)
        -- ラク
      • ……だよね、ごめん……えぇっと、何かしたかったというと…着物と同じく伝統的な「お約束」の一つでね。
        …着物の女性の帯を引っ張ってくるくると回すという遊びが、あっちの国ではとても憧れの遊びらしくて。
        …着物を売ってくれたお店の人が、えらく熱心に語るものだから……僕も一度やってみたいなぁって、当時思ったのを思い出して…。
        本当は転ばせるとかそこまでする気はなかったんだけど…本当、ごめんね…もう、二度としないから(本当に反省してるらしく、頭を下げて謝っている。) -- ジャン
      • ……………………(夫の釈明を聞きつつも、彼を見る視線は威圧感すらある冷厳なものだ)
        ……つまり、興味関心に駆られ衝動的な行動の結果、今に至った、と(頭を下げた夫に冷やかな声をかける)
        (それから大きなため息を一つ吐くと、数度瞬き、改めて息を吐く)
        まったく、バカね。バカだわ。でも、もう頭を上げなさい。こんな事で一々険悪になってられないわ、ほら
        (声音も戻っており、それで雰囲気も随分和らぐ。そして言いながら夫に頭を上げるよう背や肩に手を当てるが、位置関係としてそのまま頭を上げたなら、再度露わになっている白く柔らかで豊満な乳房に顔を突っ込む事になるのは必定)
        -- ラク
      • ……そういう事に、なるね…うん…(実際その通りの結果なので、頭を下げたまま素直に認める。)
        …うぅ…バカなのは分かっていたけど……いいの?ラクにこんな事しちゃったのに…(ゆっくりと頭を上げる。)
        むぐっ……ぷは…えぇっと、本当にごめんね…(顔に谷間に突っ込ませる事になって、若干罰の悪そうな顔になった後普通に顔を出して謝る。)
        それで、怪我はしてないと思うけど…大丈夫?(今の所今は性欲よりはラクの事を気遣っているようだ。) -- ジャン
      • んっ(不意に夫の顔が乳房に突っ込まれ、少々似つかわしく無い声を僅かに漏らした後やや引く)
        ……いいのもなにも、あなただって険悪が良い訳ではないでしょうに。寛容は夫婦に必要なものだし、あなたもしっかり反省しているのだから必要以上の責めは無駄でしかないわ
        ええ、平気。あんな程度で私が怪我なんてする訳無いでしょう? それよりも……ほら、どうしてくれるの。またやり直しだわ(立ち上がると、乱れた帯、着物、露わになった乳房を見せるように、夫を見下ろしながら軽く両腕を広げた)
        -- ラク
      • それはもちろんそうだよ!ラクとはずっと仲良く、愛し合っていたいしね…うん、そうだね…今後気を付けるよ(真面目な顔で頷きながら言った。)
        …分かってはいるけどね……あ、えぇっと…うん、でも直すよりは…(乱れた格好でも魅力が損なわれる事のない妻の姿に見惚れながら立ち上がる。)
        …もう少し、このままでもいいかも(広げた両腕の中に抱かれるように近寄ると、先にこちらからラクの腰を今度は離さないように抱き寄せる。)
        …ラク…ん…ちゅ…(そして胸板に当たるラクの柔らかい感触を感じながら、唇を重ねて食むような口づけを始める。) -- ジャン
      • 直すよりは? …………ジャン?(言葉と、夫の表情、視線から大体を察するものの)
        ん、もう……態度変えるの早過ぎるわよ(抱き寄せられれば、抵抗も無くむしろ抱き返す)
        ジャン……ちゅふ、ん……(そっと名を呼び返し、夫の口付けを受ければそれに応え、より激しく求めていく)
        -- ラク
      • ……うぅ、だって…その恰好してて、何もしないという訳には…んっ…(激しく求められるキスに、舌を迎え入れるためにラクの唇を舌先でなぞる。)
        (片手で腰を抱いたまま手をラクの胸元へと戻すと、着物で持ち上げられるようになっている乳房をゆっくりとした指の動きで揉んでいく。)
        (先ほどまでの事もあって、状態に追いついてなかったジャンのモノも次第に覚醒しはじめたのか、抱き寄せたラクの腰に押し当てながら大きくなっていく。)
        …ラク…今日も、していいかな…?(最近は聞かなくても分かっていたが、今日だけは一応先に聞いてみる。) -- ジャン
      • ん、ゅ……っ(促されると同じに舌を出し、絡ませ合い、夫の口腔に舌を入れて淫らな音を立てながらキスを続ける)
        (途中、夫の手が乳房に触れ、愛撫を始めると、より強くを求めるようにその手に押し付けるように強く彼を抱き締める)
        (キスを続けながら、ふと腰に夫の硬さを感じると、彼から離れるようにキスが終わる。少し残念そうな表情を見せるが)
        妻としては……こんなになった夫を放って置く訳にもいかないかしらね(繊手は夫の股間を撫で、指で硬さを確かめるように服の上から形をなぞりつつ、呆れ気味の笑顔を見せた)
        -- ラク
      • (相手が自分の事を分かるようにジャンもラクの事が分かり、その求めに応じて手に吸い付くような乳房を手の中でこねまわす。)
        ……ふ…んっ……(こちらも残念そうな表情をするが、目は熱っぽさを持ってじっとラクを見つめる。)
        …うぅ、何だか僕が無節操な感じに…まぁ、そうなのかもしれないけど(呆れ気味に微笑みかけられながら、頬をかいている。)
        (しかし体が愛する者の手の動きに、いつものように硬く起き上がり、その硬さや大きさ・熱などを手のひらに伝える。)
        (こちらも負けじと、指先を乳首にあてると先を尖らせるかのように擦りあげながら、腰の手をお尻に回してこちらも揉みしだく。) -- ジャン
      • なのかも知れない、ではなくて、そうなのよ、あなたは。……ここが良い証拠よね?
        (夫を見つめ返しつつ、手の中で肥大した物に対し、緩やかに扱き上げるようにしながら)
        ひぅ(一方、夫からの愛撫が乳首に重点を置かれると小さく身体を仰け反らせ、それがかえって乳房を攻めやすくし、行為の加速を促す結果となる。呼吸を僅かに乱し始めながら、乳房もお尻も愛撫の度に次の愛撫を唆すような蠱惑的な感触を伝え、乳首は徐々に硬さを帯びていった)
        -- ラク
      • うぐっ……そう言われると…ん……言い訳出来ないけど…(緩やかな動きでもジャンのモノは妻の手は弱い部分を巧みに責めてきて十分に大きくなる。)
        ……なら、無節操でもいいから…一杯、したいよ…(乳首をグニグニと弄りながら、お尻の手を前に回して着物の裾から手を入れて太ももを撫でまわす。)
        ……えっと…ラク、こっちに手をついて…(愛撫を止めて椅子を見るもちょっと小さめでしにくいと判断したのか、ラクにテーブルに手をついてくれるように言った。)
        (言う通りにしてくれれば、そのまま後ろに回って後ろからする気のようだ。) -- ジャン
      • でしょう? ……ふふ(手の中で大きさを増すそれを優しく撫でつけて)
        んんっ、なら……口ほどに、ちゃあんと愛して貰うわよ……?(一見ぞんざいでいて、しかし的確な乳首への愛撫にそこを硬くさせながらも、挑発的な笑みを浮かべ)
        ……ここに?(言って、夫の意図を察したのか、キスをした後言われた通りにテーブルに手をつくと、そこに覆い被さるように身体を寝かせた)
        -- ラク
      • 分かってるよ…ん……ちゅ…(唇をまた重ねてから、ラクのテーブルについて貰う間に自分のモノも取り出して準備を整える。)
        (そして乱れた着物の裾を大きくはだけて、見えるようになったラクのお尻の谷間の上を滑らせるようにモノを擦りつける。)
        (とはいえ別に後ろの穴を使う気はなく、絹のような肌触りで胸でして貰うのとは違う感触を楽しんでから、ちゃんと前の方に竿の部分で擦る。)
        ……ラク…ん…(同時にラクの上に体重をかけないように覆いかぶさると、耳元にキスを浴びせる。) -- ジャン
      • (着物をはだけられれば腰から下が完全に露出する形となって、乳房に劣らず豊かで形のよいお尻が露わになる)
        あん、ん……(夫がお尻に擦りつけるのに少々くすぐったそうに身を捩り、そして場所が変わるとぴくりと顎が上がる)
        ジャン……もう、んふ……(くすぐったそうにしながら、キスをしやすいように、また乳房に手を伸ばしやすいよう腕を伸ばし、上体をやや持ち上げた)
        -- ラク
      • …ん…(自分がしたいことを先読みしてくれる妻の喜びと感謝を感じながら、後ろから胸に手を伸ばす。)
        (胸の根元辺りに手を添えると生クリームを絞り出す時のように優しく胸を根本から搾っては、また手を広げて絞る動きを繰り返す。)
        (そうしながら、腰を揺すってラクの入り口を硬くなったモノで何度も擦りあげていたが、吸い付くような感触に耐えられなくなったのか腰を引いて先端をあてがう。)
        ……ラク、挿れるよ…んっ…(入れる時は手の動きも止めて、ゆっくりとラクの中に入れていく感覚を味わいながら、ラクにも自分のモノが入る感覚をゆっくり味わって貰う。) -- ジャン
      • ふぁ、あ……(脇と着物の間から夫の手が滑り込み、精緻な手付きで乳房を愛撫され、絞るような動きに艶めかしい声が漏れる)
        んっく、は……ぅ……(また、同時に秘部を擦り上げ続けられれば、程無く愛液が溢れ、淫靡な水音と共に声は更に艶を増し、薄く汗ばむ肌は夫に吸い付いて離れないような感触を生み始める)
        ジャン……ん、来て……ああっ(夫の言葉に頷き、どうにか振りかえって肩越し彼へ潤んだ瞳を向け。挿入が始まれば顔の向きは戻り、熱くきつく夫を迎えていく)
        -- ラク
      • ……ん、く……(何度も味わっても慣れることのない、ラクの中の締め付けと熱さによる快感に身を震わせる。)
        (ジャンのモノは奥まで時間をかけて到達すると、そのまま先端でラクの子宮口にノックするように何度も押し当てる。)
        ……そういえば、連日でするのは久しぶり、かな……(昨夜も何度も出したのに昨夜の一回目と同じモノが、ゆっくりとした動きで前後し始める。)
        (耳元でそんな事を呟きながら、入れる時は中断していた手の動きを手を向きを変えて、今度は全体をぎゅっと鷲掴みにするように揉んでいく。) -- ジャン
      • んん……っく、あ……っ(ゆっくり侵入してくる感覚に身震いし、最奥を突かれればその都度次を促す媚薬のような声を漏らす)
        (独り言めいた夫の言葉には応えなかったのか応えれないのか、彼が動き始めるとそれに合わせ敏感に声を漏らし、呼吸を乱し、その動きに合わせ腰をくねらせ快楽を貪り。そして乳房を鷲塚むように強く揉まれれば、あられもない声をあげた)
        -- ラク
      • (そのラクの甘い声に誘われるように、首筋や耳元にキスを浴びせながら舌も這わせる。)
        (答えがなくてもラクが感じている事は手に取るように分かり、その事に喜びを感じながら体を動かしていく。)
        (着物姿の愛する人を抱きながら、その日も連続であるのに関わらず何度も中で果てるのだった。) -- ジャン
  •  
  • ……あぁ、そういえば…母様、少し聞きたい事があるのだけれど…(とあるお昼下がりの食後、しもべにお茶を貰いながら母親に話しかける。)
    …今度、近いうちにレイを要塞に連れて来ようと思うのだけれど…いいかしら?もちろん母様を紹介するつもりで…。
    …あ、シャナも会いたければ会ってもいいけれど…あまり粗相はしてはダメよ?(向かい側にいる妹にも一応言っておく。)
    (ちなみにジャンは昼からの仕込みのために先に降りていて、今は4人しかいないようだ。)
    -- クノン
    • あら、どうしたの?(しもべの淹れた紅茶を飲みつつ)
      レイ? ……ああ。今の彼氏ね? ……そう。と言う事は彼と添い遂げる気になった訳ね(娘の成長や決意を想って薄く微笑みながら)
      -- ラク
      えー本当ー? じゃあ私もおねーちゃんの彼氏見てみたいし会うね。……うん、あんまりしない(屈託なく笑う妹だ) -- シャナ
      …………。(特に意見求められたりもして無いので全力で無表情無関心を装ってる要塞のメイド長) -- しもべ
      • ……別に添い遂げるとか、そこまでではないけれど…まぁ、紹介してもいいと思ったのよ…(若干頬を赤くしながら、目をそらす。)
        ……そう…まぁ、あまりに失礼な事をしたら「おしおき」をするだけだものね…(そういう意味ではさほど心配はしてないようだ。)
        ……しもべはどうする?立ち会う?それとも立ち合いたくない?どうするかは貴方に任せるけど…。
        (不仲なのはよく分かっているものの、結婚の報告ではないがしもべにもちょっと立ち会って欲しいと思ったりもするようだ。)
        -- クノン
      • ふぅん? ……そんなつもりも無いのに恋人を私に紹介するつもりなのね。その辺りはランでももう少し慎重だったのだけれど……(次女の様子を見ながらくすくす微笑む意地悪な母) -- ラク
        うんうんだいじょーぶだいじょーぶ(母同様とは言えないがにやにや笑ってる三女) -- シャナ
        …………。は? いえ、しもべの介在する余地は無いでしょう。そも、しもべは彼の物を既に知っておりますれば……(頭を下げて辞退する) -- しもべ
      • ……い、いいのよ。私は私だもの…それに、レイも母様に一度会ってみたいと言ってたのだし…特別な意味はないわ(若干動揺しながらも、紹介するだけと強調する娘。)
        ……はぁ…まぁ、少しくらいなら彼も許すでしょうけれど…姉さまと兄さまは流石に一緒になれそうもないけど…まぁ、それは後ででいいわね…(しかし家族全員合わせる気でもあるようだ。)
        ……そう…まぁ、それなら無理には言わないわ…あぁ、それなら申し訳ないけれど…店番は頼めないかしら。
        …いずれはシャナにさせてみるのもありかもしれないけれど、まだシャナには一人で店番は早すぎるものね。
        -- クノン
      • そうね、それはそうなんだけど。……娘が恋人を紹介したいって言うのを、親としてはただそれだけと受け取るにはちょっと……ね?(次女の動揺する様子を楽しむように眺めながら紅茶を含む母)
        ……特別な意味も無いのに他所へ独立したランやジークにまで会わそうとする必要はあるかしら(笑みながらぼそっと)
        -- ラク
        別に足引っ掛けて転ばせたりとかしないから大丈夫だよ? おねーちゃんより鈍くさいなら知らないけどー -- シャナ
        …………。は。……いえ、左様でしたら遠慮無くしもべめにお任せを
        妹姫様もその場に居合わせるであろう以上、しもべ以外に役目を果たせそうもありませんから
        -- しもべ
      • ……ほら、イーリスとかは紹介したのだし…姉さまだって紹介くらいは……(下手な言い訳をする姿は父親譲りのようだ。)
        ……それは…友達を紹介してみたいのと同じよ、姉さまたちにもイーリスを合わせてみたいと思っているのだし。他にも何人か会わせたい子もいるのだし…。
        ……まぁ、仮にも老練までいったのだからそれは大丈夫でしょうけれど……待ちなさい、今私がどんくさいという風に言わなかったかしら?(微笑みながら聞き返す。)
        あぁ、それはそうだけど今後の話よ…貴方もあの店番合ってないと思っているのでしょう(それでも立たせるのは他に適任が少ないからのようだ。)
        -- クノン
      • あら、同性と異性では意味合いは異なってくるものなのよ? あなたは倒錯趣味はないのだから尚更だわ
        ……ふぅん?(そろそろジト目になりつつある母)
        -- ラク
        へー、そうなんだ。……なぁに? ……んー? 気のせいじゃないかな!(笑顔の妹) -- シャナ
        …………。今後? ……それは、まぁ。されど他に任せられる者も居らず、姫の信任に応えらるると思えば苦にもなりません -- しもべ
      • ……確かに、そうだけれど…(返す言葉もなくなり、ジト目で見られると焦り始める娘。)
        …そ、それより母様。ほら、闇の魔導器を拾ったのよ…(冒険で拾ってきた闇の魔法書を取り出して話題の変更をしようとする。)
        ……全く…私が貴方に不覚を取ったことなんて数回しかないじゃない…(笑顔の妹をジト目で睨みながら紅茶を飲む。)
        えぇ、シャナがやる気があれば店番とかすれば交友も広がると思うのよね……まぁ、性格や普段の態度からして接客に向いてるとは思えないけれど…。
        …そう…なら、今後も色々とよろしくお願いするわね(基本的に信頼をおいているしもべに微笑みながら言った。)
        -- クノン
      • ……全く。あなたの父親のそういう所は真似て欲しくは無かったんだけど(次女の様子に苦笑を浮かべ)
        ええ、聞いているわ。長らく小枝を振っていた甲斐もあったという所かしら?
        -- ラク
        数回もあるじゃない! ずーっと年上なのにー(やっぱり笑顔の妹。母親がいる上怒られ気味とあってちょお強気)
        え、お店番? ……ふーん。気が向いたらやらなくもないけど -- シャナ
        ……。(三女の様子に小さく苦笑し) いえ、それがしもべの務めにありますれば……(緩やかに頭を下げた) -- しもべ
      • ……真似る気はなかったのだけれど…遺伝か、それともお店でいる時間が長いせいか…まぁ、私が悪いのでしょうね…(自覚はしているようだ。)
        ようやく、という感じで…これからは頑張るつもりよ、母様ほどの使い手にはなれないでしょうけれど…(微笑みながら言った。)
        …全く、それは年齢などは関係ないでしょうに…貴方も弟か妹かに、同じことをされるかもしれないわよ?
        ……でも、そのためには父様と仲良くしなければならないのよね……難しいかしら(今の現状を知ってるだけに苦笑する。)
        …そう…なら、頼りにしているわ。しもべ…あぁ、でももしレイが来てもあの時のような事はしてはダメよ?(一応言っておく。)
        -- クノン
      • またそうやって。……でも、そうね、最後の言葉が出るだけまだ良いかしら(やれやれと紅茶を飲む)
        ええ、これからも頑張りなさい。あなたはジャンに似過ぎているから、魔術方面の素養もそちらに特化してしまっているのだし
        -- ラク
        えー……? ん? うーんその辺は大丈夫だよ。おねーちゃんという貴い犠牲もあるし?
        ……あ、じゃあ無理。手伝えないや。ごめんねしもべー(あざとい程可愛らしく微笑む三女) -- シャナ
        ……。(シャナの笑顔の直撃を受けて少々立ちくらみつつ) ……あ、はい、お任せを。……は? ああ……(微笑んで否定も肯定もしなかった) -- しもべ
      • …人魚の特性などのお蔭で、使いやすすぎて…でも、母様の子だものね。闇でも同じくらいに使えるように頑張るわ(ただし炎はどうやっても苦手なようだ。)
        ……そういえば、母様の闇魔法のスキルの中でとっておきのものってあるかしら?(自分にできるかはさておき、見本に見てみたいらしい。)
        ……待ちなさい、なんで私が犠牲になる前提なの?私は一度犯したミスは早々おかさないわよ?(ジト目で睨む。)
        …全く、しもべはシャナに甘いのだから……そして、やっぱり返答しないのね(苦笑しながらも、しもべの心境を察してそれ以上は言わない事にする。)
        ……あぁ、でも…しもべも闇魔法を使えるのだし…しもべに教えて貰うのもありね…しもべに暇があれば、だけれど。
        -- クノン
      • 好きこそものの上手なれと言う所だけど。……ええ、そうやって言ったからには手抜かりは許さないわよ?
        どうしたの。……私のとっておき? 幾つかあるけれど……何、見たいの?
        -- ラク
        ちっちっち、違うよ。もうおねーちゃんは犠牲になった後なのだ……(睨まれるのは既に慣れっこと化していた) -- シャナ
        …………。それは、まあ(クノンからの視線にも、またシャナに甘いと言ったクノンへの王の表情にも何とか無表情を通す)
        ええ、無論しもべも扱えますが。……しもべよりも母である王に師事された方が、血縁もございますれば覚えも早かろうかと
        -- しもべ
      • もちろん、手を抜く気はないわ…あの闇の魔導器も、犠牲があって勝ち取ったものだもの…(それだけに真剣なようだ。)
        えぇ、ぜひとも…出来れば対軍などではなくて、対人などがいいけれど…あるかしら…(少し胸を躍らせながら聞いてみる。)
        ……全く…あまり外でもそういう事をしていると、いずれ痛い目をするからやる相手は考えるのよ?(苦笑しながら言った。)
        …そう…分かったわ…でも、しもべもとっておきも…いずれ見せてほしいものね(楽しげに微笑む。)
        -- クノン
      • そう。……犠牲を伴って勝ち得た物なら、尚更使いこなさなければならないわね
        ふぅん……そうね、それじゃあ。……しもべ? シャナと遊んで来て頂戴
        -- ラク
        それくらい分かってるもーん……あれ? あれれ? え、なんでー? 私も見るー、見ーたーいー -- シャナ
        …………。は。姫、王のご用命なれば、ここは意を汲みあそばしませ(ぶうたれるシャナに言い)
        では、そちらの機会はまたいずれという事で(クノンに頷きかける)
        -- しもべ
        (しもべに連れて行かれる前に自分へ飛んで抱き付いてきた三女を苦笑交じりに抱き締め返し、数秒してからしもべに引き渡して見送る)
        さて。……そういえばあなたに手ずから実技指導をするのは初めてになるかしら?(席を立ち、椅子や机は床へ沈みこませながら)
        -- ラク
      • えぇ、またの機会でいいわ…貴方も色々と、仕事があって忙しいのだし…(でも、とりあえず約束はしておいた。)
        (抱きしめて貰っている妹を少しだけ羨ましそうに見つめるが、今日はそれよりもこの後の事が気になるようだ。)
        ……そう、だと思うわ…(その事もクノンに喜びを感じさせる事実でもあり、寂しさを感じさせるものでもあるが、今は気を引き締める。)
        でも、シャナを遠ざけるなんて…母様は、どんな魔法を見せてくれるの?(首を傾げながら聞いた。)
        -- クノン
      • ……あなたへの指導はジャンとしもべに任せきりだったものね。水への親和性の高さもあったけど
        対人の、とっておきを見たいのでしょう? あの子にはまだ早いわ
        (何気ない言葉が終わった直後、刹那の内に床の闇から生えた闇色の巨腕が、それと気付く前にクノンの細い肢体を鷲掴みにし、服を裂き肉を潰し骨を砕かんばかりに締め上げる。母親の魔力によるものか、黒い魔手は水を受け付けず、厳しい肺の圧迫により声を出す事もままならないだろう)
        -- ラク
      • えぇ、後はデアリガズからも…火が苦手だから、余計に手のかかる生徒だったのでしょうけれど(それだけに色々と大変だったようで、目をそらす。)
        でも、闇魔法も疎かにしてなかったから……そう、なら…出来るだけマスターするように頑張る、わ?(言い切る前に突然何かが自分を覆い潰そうとする。)
        っ!(とっさに魔法障壁を張りながら、クノンの「水」も瞬時に現れて壁となろうとする。しかし、圧倒的な力の差に守りきることは出来なかった。)
        ……!…っ…ぐぅ…(声を出せないほどの圧迫に意識が遠のきながら、それでも無事なのは今までの冒険の成果でもあった。)
        -- クノン
      • (魔手による圧搾に苦しむのも束の間、クノンは魔手の黒が自分に入り込み、恐ろしい勢いで魔力を奪っていってもいるのを感じるだろう。防御もならず、呼吸もならず、挙句ダメージのみならず魔力を強力に吸い上げ続けていく。遠のく意識が途絶えるのもそう遠くは無いだろう)
        …………(対し、母は無言のまま、冷徹なまでの瞳で苦しむ娘を見つめていた)
        -- ラク
      • …ぁ……ぅ…(圧迫だけではなく、魔力をも奪われていけば意識も遠くなっていく。)
        (それでもなお反撃する気があったのか、水が変化して聖水に近いものとなって闇の魔手に向かってハリネズミのように突き刺そうとする。)
        (しかし、それを確認することなく最後に母親の冷厳な顔を見てから、ついに力尽きた。)
        -- クノン
      • (娘の抵抗に母は少しだけ意外そうな顔をするも、魔手は痛痒も感じない様子であり、娘が意識を失った辺りで魔手を霧散させた。発動から十秒未満の事である)

        ――― 十数分後

        ……気が付いた?(ソファに座り、自ら傷つけた娘に膝枕をしながら言う。介抱等は済んでいるのか、娘に怪我一つ無ければ失われた魔力も戻されている)
        -- ラク
      • ………ん…(目が覚めると、自分の視線には母親に顔があり、まだ夢を見ているのかと最初は思った。)
        (しかし、それが現実であると分かると驚いたような表情の後、先ほどの記憶がよみがえる。)
        ……母様、酷いわ…まさか、私の身で見せるだなんて…(起き上がる事も出来たが、母親の膝枕に甘えたくて、乗せたまま不満を言った。)
        -- クノン
      • 何を言っているの。私のとっておきを見たい言ったのはあなたでしょうに(娘の抗議に若干呆れたような顔になるが、膝枕から追い出そうとはしない) -- ラク
      • それは、そうなのだけれど…まさか、私に対して予告もなしにするとは思わなかったもの…。
        …でも、この身に受けたおかげで威力や性質のほどがよく分かったわ…確かに、とっておきのスキルね…。
        …私にも、あの魔法が使えるかしら?(母親を見上げながら聞いてみる。)
        -- クノン
      • 予告をしたら身構えるでしょう? それでは意味が無いわ。無防備に受けてこそ本質も分かると言うものだもの……手加減はしておいたけれど
        ……ええ、リクエストの通り対人のとっておきよ。勿論、クノンにも扱えるようになるわ
        発動に必要な闇の力そのものは最小限で済むもの。ただ……その分、あなたでは私ほどの威力は望めないでしょうけど
        -- ラク
      • ……確かにあれを食らっては、普通なら一たまりもなさそうね。対抗手段もほとんどなさそうなのだし…。
        …そこは分かっているわ、流石に母様と同じ威力が出せるだなんて思ってないもの…(それでも母親と同じスキルが使えるので嬉しそうに微笑む。)
        (その後は、甘えるように膝枕をして貰いながら、しばし母親との会話を楽しむクノンだった。)
        -- クノン
  •  
  • ジャン。……はい、これ。二月だものね
    (そう言って妻が夫に渡した透明な小瓶にはいつものようにチョコらしき物体が入っているのだが、今年のそれは円筒形っぽいものがウネウネとのたうち蠢いていた)
    -- ラク
    • うん、毎年有難うね。ラク(やはりラクからの贈り物、その上手作りという事があって毎年貰っていても嬉しいらしく、笑顔で受け取る。)
      さて、今回は……うん、元気に動いてるね。今年は「生きてる」系かぁ…(頬をかきながら、虫のように蠢くチョコを一つ摘まむ。)
      …それでは、いただきます(もう慣れたもので、覚悟を決めると口の中に放り込んで容赦なくかみしめる。)
      ……んぐ…んぐ…(今年も例え何があっても吐き出すことはしないつもりのようだ。) -- ジャン
      • いいのよ。……どうせあなたが喜んでくれるんだもの(文法が変なのは未だに若干の照れがあるからかもしれない)
        ええ、動いているの。ちょっと珍しい感じよね(言いながら、夫が食べる様をじっと見ている妻)
        (ちなみに口に含むとひんやりしており、噛むと非常に活きが良くなって60℃くらいまで発熱し始めるがチョコ味です)
        -- ラク
      • えへへ、だってラクの手作りだからね(そんな照れに気づきながら、嬉しそうに言った。)
        うん…珍しいね…ぐっ……ふぅっ(ひんやりとするのに暴れまわるチョコを細切れにしていると熱湯クラスの熱さに苦しむが根性で飲み込む。)
        あ、でも味はおいしく出来てるよ…ラクも成長してきたね(正直喉も火傷しそうだが、それをもろともしない辺りは愛の力なのだろう。)
        (ちなみに、その前に貰ったクノンからのチョコは噛むと口の中が0度前後まで下がるものだったが、それも食べきったようだ。) -- ジャン
      • ……バカね(嬉しげな夫にそんな事を言って顔を逸らす。割といつもの光景だ)
        どう? …………そう。でも、それはそうでしょう? もう何十回と作ってるんだもの
        (夫に美味しいと言われ、かすかに嬉しげな表情を見せる妻でした)
        -- ラク
  •  
  • はぁ……なかなか子育てと言うのは難しいね…テトラバス…(ため息をつきながら、たまにあげてるオイルを差してあげる。)
    まぁ、僕にも落ち度はあるから強く言えないのはあるんだけど…いずれは昔のようにいかなくても、邪見にされなくなるといいなぁ…。
    (独り言のように話しかける姿は、休日犬に話しかける中年さながらの哀愁が漂っている。) -- ジャン
    • …………(ジャンにされるがまま、時々促しつつも、無表情に油を差され続けるテトラバス) -- テトラバス
      • まぁ、僕として安心なのは、誰にでもではなくてデアリガズやデルレイッチと仲良くしてる点かな。それなら友達に困る事もないだろうしねぇ…。
        …まぁ、その辺りと仲良くしてるのが不安の種でもあるんだけど…あ、ごめんね。こっちだった?(頬をかきながら、ちゃんとした場所にさし直す。)
        ……あれ、リッパーだ。今は…仕事中かな?(中から出てきたリッパーに気が付いた。) -- ジャン
      • ……んー(差し直され満足げに息を吐く。基本、ジャンの独言はいつもの事なのであんまり気にせず油を差されてるテトラバスなのだ)
        ん? ……(が、ジャンと同じくリッパーに気付くと微妙に雰囲気が固くなる)
        -- テトラバス
        っと、居た居た。あのさ? ちょっと聞きたいんだけど?(こっちはこっちでテトラバスを一顧だにせず存在して無いかのような態度でジャンしか見て無い)
        姫知らない? 小さい方(ジャンの前に立つと、片手を腰にやってやれやれと言った風だ)
        -- リッパー
      • うん、後は頭の方にも指してあげれば終わるね(金属のような機械部分を撫でてから、引き続き油を差そうとする。)
        ……あぁ、そういえばそうだったね…(あまり二人が一緒になる事はないが、長く住んでるだけに二人の不仲な事が知っているようで、テトラとリッパーの態度に苦笑する。)
        えっと、それで何かな?僕に用なんて珍しいけど……姫?あぁ、小さい方ってシャナの事?リッパーが見失うなんて珍しいね。
        いつもなら、デアリガズやデルの所か…あるいはラクの所だと思うけれど…そこはもう探したんだよね?(ラクといるときの会話から、なんとかその辺りまでは知っているらしい。) -- ジャン
      • ヴ(撫でられて、頭の稼働肢が動くと関節部の辺りに注油口が開いた。相手同様こちらも彼女を無視している) -- テトラバス
        そうそれ。他に居ないよね? で……当たり前じゃないか。ボクが? そんな基本を見落とすとでも?
        (面倒そうに頭を掻く) 隠れんぼも大概にして欲しいや、まったく。で? 知らない訳?
        -- リッパー
      • ……だよねぇ(注油口が開いたのを見て、いつものようにオイルをあげながらリッパーの話に苦笑する。)
        うーん…後リッパーが思いつかない場所で隠れられそうな場所と言えば…落とし子とかは、どうかな?
        あそこならなかなか探しにいかないだろうし、落とし子の回りだけならシャナも入っていいことになってるし。
        まぁ、かくれんぼの鬼も大変だろうけど…頑張ってね、僕としては変わってあげたいくらいだけど(頬を掻きながら言った。) -- ジャン
      • …………ん〜(気分良さそうだ) -- テトラバス
        ……地下か。……地下ね。……まぁね? 他に無いからね? 察しも付こうってものだけどさ?
        イヤなんだよなあそこ……ま、仕方ない。それじゃ行ってくるよ(そう言うと、溜息交じりに床を透けて落ちて行った)
        -- リッパー
      • あはは、まぁ苦手とするのも分かるけど…他には考えられないしね、疫病王の所にはいかせないようにもしてるし。
        うん、行ってらっしゃい……はぁ、いいなぁ……(羨ましそうにまたため息をついた。)
        あ、これで大体十分かな…どう、テトラ(大体適量を入れたところで聞いてみる。)
        ……あと、気になっていたんだけど何でテトラはリッパーが嫌いなのかな?(あまりそういう面を出さないだけに不思議なようだ。) -- ジャン
      • ……ん?(羨むじゃんじゃんまに不思議そうに六眼を向ける)
        んー…………ヴ(何回か可動肢を動かした後注油口を閉じて頷いた)
        ……ヴ?(やはり不思議そうな六眼をじゃんじゃんまに向け、首まで傾げている)
        -- テトラバス
      • あぁ、今の僕はシャナに近づくとシャナが不機嫌になっちゃうからね…一緒に遊べないんだ(寂しそうに苦笑する。)
        …どうやら良さそうだね。それじゃあこれで僕のメンテは終了と…まぁ、本格的なメンテじゃないからまたラクのメンテを受けることになるとは思うけどね。
        ……あれ?質問が悪かったのかな…まぁ、テトラだもんねぇ…(頬をかきながら言った。)
        まぁいいか…その辺りどうしても気になるならリッパーに聞く手もあるんだし…あぁ、お仕事の続き行っていいよ?(最後にテトラの頭を撫でる。) -- ジャン
      • …………(じーっとじゃんじゃんまを見つめている)
        ……ん?……んー……ヴ。わかった(行っていいと言われれば立ち上がり、撫でられて頭部パーツの目を細めさせた後、腕翼を広げて飛び立っていった)
        -- テトラバス
      • ……な、なんだったんだろう。さっきじっと見ていたのは…ラクなら分かるのかなぁ…(全然分からずに首をひねる。)
        まぁ、いいか…よし、それじゃあ着替えたらお店に戻ってケーキの補充焼いておこうかな!(背伸びを一つしてから、着替えに部屋に戻って行った。)
        (お店のお陰もあって、それなりに充実した日々を過ごせているジャンだった。) -- ジャン
  •  
  • おい唐変木(テラス。自分の階から外を経由して飛んできたデアリガズが、不躾にジャンを呼び出すなり)
    そら(片手で持っていた爆睡中のシャナを彼へ放って寄越した)
    ったく……(そして説明も無く飛び去ろうとするデアリガズだ)
    -- デアリガズ
    • ゴホッ!…と、とうへんぼく?(テラスでお茶を飲みながら、お菓子作りの書物を読んでいたら突然話しかけられた。)
      …え?…わわっ…シャナ?(本を放り出してわが子を受け取り、怪我一つしていないどころかぐっすり寝てる姿を見て少し驚く。)
      ……有難うございます(無事に届けてくれたことにお礼の前に「あはは」と笑みが出そうになるが、そうすればきっとデアリガズは怒るだろうと思って、頭を下げて礼を言った。)
      (その辺り落ち着きも出始めて、色々と学習したジャンの成果でもあった。) -- ジャン
      • …………(何が気に入らないのか、頭を下げたジャンを火が点きそうな鋭い視線で見据えていたが、すぐに飛び去って行った) -- デアリガズ
        (一方で六歳児は父の腕の中で相変わらず爆睡中でした) -- シャナ
      • ……(穏やかな笑顔の裏で、内心冷や汗をかきながら対応ミスったかなぁ…と焦っていた。)
        ……ホッ…間違い、じゃなかったのかなぁ…(飛び去っていなくなったデアリカズを見送りながら、頬をかきながら呟いた。)
        ……にしても、デアリガズさんにあそこまでしてもらえるなんて…多分、シャナくらいだよ(ぐっすりと寝てる、普段ならこうさせてくれない娘の頭を撫でてあげる。)
        (最近は世間一般の第一次反抗期のように、なかなか撫でさせてもくれないらしい。) -- ジャン
      • にゅー……(撫でられると何やら嬉しげな声を出しながら、最近ではすっかり見せなくなった微笑みを見せる)
        (母親に良く似た睡眠中の無防備な可愛さは、普段の態度が態度なため余計に可愛く見えるだろう)
        (目を覚ます様子は取り敢えず無さそうだが……) -- シャナ
      • …えへへ…やっぱり子供の笑顔は、いいなぁ…(とても幸せそうに笑いながら、シャナの頭を撫でる。)
        …いつもとは言わないけど、もっとこういう顔を見せてくれればいいんだけど…まぁ、仕方ないかな(頬をかくと、ちゃんと抱き直して歩き始める。)
        …にしても、シャナも大きくなってきたなぁ…この調子だと、また近いうちに冒険出ちゃうんだろうなぁ…(重くなった娘を抱いて、娘の寝室へと向かう。)
        (起きる前に、寝室に寝かせておこうというつもりらしい。) -- ジャン
      • (移動中にぱかっと開く娘の瞼。状況を把握するように一度ぐるっと瞳を巡らすと)
        はーなーせー(父の顎に突き上げるような掌底をブチ込む六歳児) -- シャナ
      • ……?…あ…(腕の中で動きを感じて、もしやと見下ろすとバッチリ目と目が合う親子。)
        …いや、シャナこれは訳がふっ!(両手で抱いていただけに避けようがなく、顎にぶち込まれる。)
        …あたた…どこで覚えたんだろう、そういうの…(仕方なく手を放して下ろしながら、痛む顎を撫でる。)
        (当たる直前でそらしたので、歯や顎の骨には異常はなさそうだ。) -- ジャン
      • (さっきまでの可愛らしい寝顔と同一人物とは到底思えないすっっげえ嫌そうな顔で抱っこから放される)
        なんで父様が私抱っこしてるの? 私デアリガズの所に遊びに行って、デルレイッチとかも居て、楽しかったの。でも何で父様が私を抱っこしてるの?
        (言葉の区切り一つ一つに父親の爪先を踵で踏むアクションが入れながら、睨みに近いような視線を向ける三女) -- シャナ
      • ……えぇっと、それは話せば簡単な事なんだけどね…その前に、踏まないでほしいなぁ(頬をかきながら言った。)
        …まぁ、それで多分遊び疲れて眠ったんだと思うけど…寝てるシャナをデアリガズが連れてきてくれたんだよね。
        だから、後でデアリガズに礼を言ってあげるんだよ?ケーキとかお菓子がいるなら、お店のを持って行ってもいいし。
        (内心では邪険に扱われるのはちょっと悲しいが、それでも娘が大好きだしいずれわかってくれるだろうと思っているらしい。) -- ジャン
      • (父親が大して痛がってもいないので凄い不機嫌そうな顔になる)
        ……言われなくてもそれくらい分かってますー(すっっげえ嫌そうに言う)
        でもケーキやお菓子なんている訳無いでしょ? 何で分からないの? 私より付き合い長い癖に(踏むのは止めたが悪意はたっぷりだ……) -- シャナ
      • (不機嫌そうな顔を見て何故かは分かるものの、どうしようもないので苦笑しか出来ないようだ。)
        …うん、分かっているならそれでいいけど…あれ、でもデルレイッチにもお礼を言うのなら必要だと思ったけど…。
        まぁ、あの二人なら確かにお酒の方がいいかな…あ、でもお酒を持ち出す時はちゃんとラクに言うんだよ?(流石に飲むとは思わないが一応注意する。)
        (悪意のある嫌味には、怒った顔で叱りつけたりはせず、ただ悲しげな顔をする。) -- ジャン
      • あっ……ぅうー……(父の指摘に素直にしまった、という顔になるが、その後に続く言葉に更にしまったという顔になる所詮は子供)
        そんなの分かってますうー!(羞恥で半泣きになりながらも父の向こう脛蹴っ飛ばしがてら逃げ去ろうとする) -- シャナ
      • (そんな様子をしょうがないなぁ…と優しい目をしながら見守る父親。)
        …うん、分かってるならいいよ…いつつ…あまりこういう事はしちゃいけない…って行っちゃった…。
        …うーん…本当どうしたものかなぁ…こういう時、もっとご近所の親御さんたちと親しくなっておけばと痛感するよ(ため息をつきながら言った。)
        (冒険者の仲間ではそういう話は滅多に聞かないだけに、なかなか相談する相手もいないジャンだった。) -- ジャン
  •  
  • はぁ……クノンが治ってからもう1年過ぎたんだねぇ、長いような短いような…色々とあったけど、まぁ無事に治って良かったかな(笑顔で言いながら、自分で淹れた紅茶を飲む。)
    …ただ、問題があるとすれば……シャナの事かなぁ、やっぱり…(最初は機嫌が悪いだけだと思っていたが、どうやら自分に対してだけな事に気付いたようだ。)
    …はぁ…まぁ、大体は分かるんだけど…ああいう風に見られるとちょっと辛いね(ラクに向かって頬をかきながら苦笑する。) -- ジャン
    • あの時は本当大変だったわね。今となっては過ぎた事だけど……
      問題? あぁ。あの子はどうしたものかしらね。最近はあなた似の自分の髪の色さえ嫌がってるように見えるし
      ……かと言って私の方から何か言っても聞かないのは困ったものだわ。なにやら一番手のかかる子な感じねぇ(ふう、と息を吐く)
      -- ラク
      • ……色々と心配かけてごめんね?帰ってきたときも色々と心配かけちゃったみたいだし……うん、今は一応穏やかな日々だもんね。
        …僕の話ほとんど聞こうとしないからなぁ……まぁ、いずれ成長して大人になれば理解してくれる…といいんだけど。
        あはは、それぞれ色々と手のかかる所はあったけど…やっぱり子育てと言うのは慣れても楽になる事はないねぇ…はい、あーん。
        (苦笑しながら、それでも夫婦仲は以前と変わらないどころか、より仲良くなったようにも思える。) -- ジャン
      • ちゃんと帰ってきたからもう良いわよ。……それなりに怪我はしてくるかもとは思ってたけど、あの時あなたが止めなかったら疫病王派遣する所だったわね……(懐かしげに微笑みながら)
        デルレイッチやテトラバスによく懐いてるようだけど……そういえばデアリガズから珍しく受けが良いらしいわね。……時間に任せるのも良し悪しよ? 受け売りだけど
        皆違うものね。……長子のランが今の所一番手がかかってないのが妙な話だけど。……ん、あーん
        (いつものように夫に食べさせて貰いつつ、彼に向けられる微笑みは優しさを増したようにも思えた)
        -- ラク
      • あれは焦ったなぁ、今後の事を考えると出来るだけ敵対はしたくなかったし……(あの時慌てて止めたのを思い出して苦笑する。)
        テトラバスは子供受け大抵いいし、デルレイッチも友達感覚だから分かるけど…デアリガズさんもかぁ……それがどう影響するか、かなぁ…。
        うぐっ…その通りなんだけど、でも今は無理に話してもこじれそうだから……あはは、ランは良く出来た子だからね。皆いい子はいい子だけど…。
        あ、ちなみにこのチーズケーキにはあの人魚の国の地方のだけど…どうかな?なかなか合うと思うんだけど。
        (そしてジャンはその事を喜びながら、それでもなおラクから「美味しい】と言う言葉を聞きたがる。) -- ジャン
      • あら、派遣されてたら今後何て無いわよ? 滅ぶもの(事も無げに夫の淹れた紅茶を飲む)
        前者二人はともかく、まだあの子燃やされて無いみたいだから。殴られはしてるようだけど……
        まあ焦る事も無いのは確かだけど。あの子が何をどう思っていようと親子だもの。……? あら、何か含みでもあるの?
        そう。どうりでいけすかない味がすると思ったわ。…………冗談よ?(夫の表情の変化に若干慌てた妻だ)
        -- ラク
      • あぁ、そうなっちゃうんだ…でも、今後と言うのは…僕たちの子供や孫に同じ病気になったら、またお世話になるかもしれないしね…(今後のためを考えての事らしい。)
        ……まだ?それはすごいね…やっぱり多少は気に入られてるのかな?…殴られてもあの子も懐いてるようだし…。
        …そうだね、どうであれ僕たちの子供だからね(笑顔で言いながら、考えを共有できたことを嬉しそうにまた口元にケーキを運ぶ。)
        ……うぐっ……あ、冗談?良かった…まぁ、でもあまり好みでないようなら控えるよ(冗談だと聞いて、ちょっとホッとしながら言った。)
        …ただ、僕でも意外なほどあまり人魚の国に愛着とか郷愁とかなかったんだよねぇ…クノンは行きたいとか言っていたけど。 -- ジャン
      • 大丈夫よ、海洋汚染はするけど一週間で元に戻させるから。……その点は、ジャンが持ち帰ったのを疫病王に分析させれば何とかなりそうな気はするのだけれど(言外に次があっても行って欲しくないと訴えつつ)
        大体はもう何回か焦がされてる頃だものねぇ。……或いは焼いても無駄、っていう認識でもあるのかしら……
        ……当たり前よ(それだけ言ってケーキを食べ)
        今更あなたが私に不味いもの出す訳が無いし……。別にそう言う訳では無いわ。でも、そうね。産地は聞かない方が良かったかしら……(ちょっと微妙な顔になりつつ)
        それはハーフだから、とか親の想い出が乏しいから、とかではないの? クノンはあなたの片親に良く似たようだけど……受け入れられるとは思えないのよね
        -- ラク
      • そ、そういう問題かなぁ……あぁ、それはそうかな。何だかクノンが言うにはクノンの血も取っていったみたいだし…自作できるようになるかな?
        ……流石に前みたいに傷ありで帰還することはなくても、時間かかっちゃうもんね…(ジャンとしても辛い旅だったようだ。)
        …うーん…ラクとしてはその辺り複雑なんだ…まぁ、今後は注意してみるよ(頭の中でメモしながら、最後の一切れを食べて貰う。)
        そういう事かな…後は、ここが僕の家と言うのもあるんだろうけどねぇ……うん、その辺りは言ったしクノンも理解はしてるようだけど。
        …やはり、一度は行ってみたいんじゃないかなぁ…回りに一人も人魚がいないから、特に…。 -- ジャン
      • え、絶滅させるには充分でしょう? ……あら、そうなの。……拙いわね、私がしっかりしてればそんな事はさせなかったんだけど……
        ……ええ。帰ってきたあなたと過ごした時間は確かに今までにないものはあったけど……やっぱり、二度とごめんだわ
        ええ、そうして頂戴。……ん(それでもきっちり全部食べたのだった)
        ふふ。もう一緒に暮らすようになって七十年だもの。何だかんだですっかりあなたも要塞の住人よね
        ……あの子がどうしてもと言うなら止めるべきでは無いんでしょうけど。私の血が混じってる分あなたより酷い事になりそうだわ
        -- ラク
      • ……まぁ、気にしない事にするよ。多分もうしないんだろうし…(愛着などはなくても、潰すのは望んでいないジャンだった。)
        …やっぱりマズかったのかな?クノンも結構気にしていたみたいだけど……今からでも取り返すとかは?
        あはは…うん、もうないようにするよ。出来るだけ…(何があるか分からないので絶対とは言えないらしい。)
        うん…最初住むまで色々とあったし、住んでからもずっと色々と大変だけど…ここが…ラクのそばが僕の居場所だしね(笑顔で愛する妻の頬に口づける。)
        ……その辺り、受け入れてくれる…と言う訳じゃないだろうからねぇ、なまじ似てる分混じってるのが余計に…この街で人魚の友達でも出来れば、いいんだけど(ため息をついた。) -- ジャン
      • そう? ……まぁ、それなら良いんだけど(若干納得しかねる様子)
        一年経っているし、大体は手遅れではないかしら。……まあ何が出来るかは察せれるけれど、それをやったら疫病王自身が消える事になるのは当人も良く分かっているでしょうし
        ……そうして頂戴。可能な限り(夫の意を汲んでか、強く強制する事は無く)
        ふふ。とはいえ、あなたが居てくれないと私もかなり困った事になるのは身に沁みてしまったし……むしろ居て貰わないと困るわね(同様の頬へのキスを返す)
        ……あの子が悲しむ事になる率の方が高そうだものね。かと言ってそう巧くそんな友人が出来る訳も無さそうだし
        -- ラク
      • ……そっか…まぁ、それならとりあえず安心しておくよ…でも、一応ランやジークにも伝えておいた方がいいのかな?気を付けるように、程度には。
        …疫病王も薬だけ作ってくれるのなら、大歓迎なのに…やっぱりみんな、一筋縄ではいかない人ばかりだ…テトラバスくらいかなぁ…(苦笑しながら頬をかいた。)
        …今度遠出するにしても、ラクと一緒に行ける場所がいいなぁ…道中、ラクと一緒に行けたら…と思う場所はいくつもあったし…(そう思いながら、旅を急いだようだ。)
        ……シャナにしろ、クノンにしろ…大きくなっても、心配は尽きないね……ある意味ジークが一番心配のいらないようになったのかも? -- ジャン
      • それは構わないけど、気を付けてどうにかなるものなの? ……そもそもクノンが何故発病したのか分からないのだし……
        薬は作ってもその五十倍は毒を生産するものね。まぁ、そもそもがあれに薬を期待するのが間違っているとはいえ……。あら、相変わらずとはいえちょっと妬けるわね?(くすくすと微笑み)
        事情があったんだから仕方ないでしょうに。……その辺りはいずれ一緒に行けば良いだけなんだから
        シャナが冒険に出るようになるとしたら、更に、だわね。……ジークは散々心配させてくれた分、確かに不安は無いわね。もっとも、あの子より嫁の方を信頼しているようなものだけど
        -- ラク
      • ……あぁ…そういわれると、そもそも起こりそうもないといえばないし…知らせて心配させるだけかな…。
        そうなんでしょうねぇ、疫病王のことだから……え?いや、別にテトラを女性とみてる訳ではないよ?(少しだけ慌てた様子で言った。)
        …うん、今度は一緒にね…とはいえ、そんなに長居するほど遠くの場所に行く気もないけど…精々2泊三日レベル?
        シャナは結構危険な依頼を選んできそうだしなぁ…クノンも最近は情熱のために、依頼あまり選んでないし…やっぱりわが子の依頼は心配だ…(先を思い浮かべてため息をついた。)
        あはは、ラクはセギンさんの事が気に入ったみたいだしね……そういえば、ラクはクノンの彼氏…候補かな?には興味はないの? -- ジャン
      • せめて原因の特定くらいはしてからの方が良いでしょうね
        ええ、そんな事くらい分かってるわよ。……ふふ(楽しげだ)
        別に遠慮はしなくて良いのよ? それに、実際に見聞を広める意味で大事だし……それにきっと喜ぶわ、シャナが
        どうあれ、子の選んだ方針にあまり言うつもりは無いけど。クノンももうデアリガズの分くらいは続いてるでしょうに、本当に英雄を取るつもりなのかしら……(夫ほどで無いにしろ静かに息を吐く)
        だって見所があるもの。ジークに現を抜かさなければゆくゆくは私をも使役するくらいにはなったでしょうし……。……ああ。そういえば誰かそれらしいのがいるんだったわね。……まぁ、確定してからで良いわ
        -- ラク
      • まぁ、テトラは要塞の中で数少ない敵対でなかったから、その時の有難味がね…(逆に初対面が散々だったしもべとデアリガズは苦手意識が強いらしい。)
        それに…ラクを愛してるから他の女性に何かする事なんてないよ(隣合った状態で手を重ねながら、頬に口づける。)
        遠慮しなくてもいいの?色々と連れていっちゃうよ?まぁ、ラクが嫌がりそうな場所は最初から選ばないけど……あぁ、それもあるかぁ(そう言われると苦笑する。)
        …本気でとる気みたいだよ?『父様が成しえなかった初の英雄になってみせるわ』とか言ってたし……まぁ、あの子も強くなったし信じて待とうか。
        へぇ、ラクを使役………えぇっ!?そ、そこまで!?…それはすごいなぁ…(その言葉には普通に驚きながら言った。)
        うん、僕のお菓子作りの弟子の一人で、クノンやしもべさんが言うには僕に似てる所が多いらしいけど…そうなのかなぁ…確かにやっているものや目指すものは似てるんだけど。 -- ジャン
      • あの子は大体において中立だもの。露骨に敵対行動とるのは侵入者くらいなもの
        それも分かってるわ。今までにそれこそ何万と言われてきてるんだものね
        何かある都度それでは流石に困るけれど。……あら、水入らずで二人きりの方が良かった?
        ……適当な所で切り上げて貰いたい所ね。……後3年くらいかしら? 色気を出したくなるのも分かるけれど
        ええ。そう驚く事でも無いわよ。元々私がこの世界に来たのだってそういう用途で喚ばれたんだもの
        ……娘の好みは父親に似るとかって聞くけど、だとするなら結構露骨ねぇ
        -- ラク
      • その侵入者でもまずは問いかけから始めてるような……まぁ、扉を壊して入ったりする人とかも早々いませんもんねぇ…特に今は。
        あはは、さすがにお店もあるし早々何度も行ったりはしないよ…夏は海に行くから…冬かな、今後行くとするなら。
        …あ、別にそういう意味じゃ…たまにはそれでもいいけど……そうじゃなくて、今のシャナだと大変だろうなぁって(頬をかきながら言った。)
        ……そうなんだけどね…まぁ、英雄の魅力って僕でもなかなか惹かれるものがあったし…クノンがそうなるのも分かる気がするよ(ジャンもそれなりに取りたくもあったらしい。)
        …あ、そういえば……でも、それはしてほしくないなぁ…ラクもする気はないとは思うけど(信じているが、ちょっと握る手の力が強くなる。)
        ……でも、クノンの場合はむしろ言い寄られてる方だから必ずしもそういう事じゃ…むしろ、僕みたいなのが惹かれる魅力がラクやクノンにあるという事かも? -- ジャン
      • だって間違いがあったら困るでしょう? ……すっかり馴染んでしまってるものね。こっちが大人しくしてるからもあるでしょうけど
        ……そう。夏はすっかり毎年の事のようなものだけど……冬、ね。どこに連れて行かれるのやら
        ふぅん? ……でも後の方がもっと大変になりそうな気がするんだけど……(夫の瞳を見ながら)
        そう言うものかしら。私が現役の頃はそもそも手の届くような所では無かったから、今一分からないわね……
        ……? 何の事?(夫の対応に不思議そうな眼をしていたが) …………ああ。大丈夫よ、心配しないで(柔らかく微笑んだ)
        そう言う事なら……そうね、そうなのかも知れないわ
        -- ラク
      • そうだねぇ…お店の評判も上々だし、多分このまましばらくは安穏とした日々が送れると思うよ?国の体制が変わったりしない限りは…。
        そうだなぁ…雪がある北に行ってスキーとか温泉とか、でも秋の方がケーキ作りの材料探しにはいいかなぁ…紅葉も綺麗だし…(既に色々と計画はあったようだ。)
        …うぅ、それもそうなんだよね…はぁ…まぁ、今は反発の態度で済んでるし…楽しいことしてれば一時くらいは忘れてくれるかな(苦笑しながら言った。)
        そっかぁ…ラクの頃はまだそういう段階じゃなかったもんね……今出たなら英雄くらいは余裕なんだろうけど。
        ……んっ、分かってはいたけど…そう言ってくれると安心するよ(嬉しそうに言いながら、手の力を緩める。)
        まぁ…そんなに悪い子じゃないと分かってるし…クノンを、今度こそ幸せにしてくれるのならいいかなぁと思ってるよ…まだその段階ですらないけど。 -- ジャン
      • やっぱりそうなるわよね。……今更変わった所でこの辺りに手が出せるとも思えないけど
        ……あらあら、そんなに? 周到ね(あれこれと案の出てくる夫に笑みをこぼす)
        何かしらの誤解があるにしても、それを解くにはまだあの子幼いものね。……物の分かる歳になってこじれるのも困るけど……楽しい思い出でも作っておけばまた違ってくるかしら
        ……どうせその前に飽きるのが先に来るわよ? 私は老練になる前で降りたのだし
        大体奈落の王は私一人では無いもの。喚ばれる事はあっても、優先されるのは元の所にいる連中でしょうよ
        そう。……それを振って別の相手を捕まえるくらいになると、ランといい勝負も出来そうなんだけど
        -- ラク
      • あはは、それこそ下手に触ってしまうとパンドラの箱レベルに近いもんねぇ…。
        うん、やっぱり色々と行きたいと思っていたからね…楽しみだなぁ…(これからの旅行に夢膨らませるジャンだった。)
        …となると、やっぱりシャナが好きそうな事も熟知して旅行計画に組み込まないとだね……デルレイッチに色々と聞くべきかなぁ。お菓子賄賂を渡してでも。
        …飽きかぁ……まぁ、そうなる気もしますよね……あぁ、なるほど…じゃあ、やっぱりラクは僕のラクと言う事だね(目を閉じながら、ラクを大事な宝物のようにぎゅっと抱き寄せる。)
        ……そこまでになるのも、僕としてはちょっと微妙かなぁ…まぁ、ランも今は落ち着いて…今を大事に生きてるけど。 -- ジャン
      • デルレイッチから何か情報が引き出せるとは思えないけれど……あまり周到だとかえって不審を招きそうね。あなたも分かりやすいし……
        実際そうだったもの。選択の幅が広がってようと大差無いでしょうね。……あっ……もう(抱き寄せられ、体重を預けつつも苦笑し)
        そう? ……ええ、そうね(瞼を閉じると、抱き寄せられた状態から夫の腿の上に横座りするように移動し、間近で彼を見)
        ちなみに、あの子程では無いでしょうけど……私も今は大事よ?(そう言うと今度は自分から夫を抱き締めた)
        -- ラク
      • ……うっ…それはそうかもしれないけど…あぁ、そんな事しなくてもラクから聞けばいいのか。あるいはしもべさんから。
        僕としては新鮮で楽しかったよ?ただ時期的に護衛が不安定だったから、結局護衛出来ず仕舞いだったけど……ん?(体を預けただけでなく、膝の上に乗ってきたラクを間近で見返す。)
        …あぁ…うん、有難うね。ラク…ちゅ…ん…(ラクの言葉に満面の笑みを浮かべてから、抱きしめてくるラクの腰をしっかりと抱きしめながらキスを始める。)
        (柔らかなラクの唇の感触を感じながら啄んで、口が離れるとラクの目を見ながら幸せそうな笑顔をする。) -- ジャン
      • ……まぁ、それもそうね。しもべについても、あなたが居ない間にすっかり頼ってしまったから、結局関わるようになっているし……
        結局する事には大差無いじゃないの……
        ん、ちゅ……ふ(夫に抱かれ、軽いキスを繰り返し、間近に彼の幸福げな笑みを見る)
        …………以前から、思っていたのよ(見つめ合いながら、ふと)本にも何度か書いてあるのは見たし。いつも言われてばかりだし……
        私から言った事もあるけれど、数えるほどだから、この前の事もあるし、やっぱり、聞かせれる時に言った方がって……
        ……好きよ(ちゅ) 大好き(ちゅ) あなたの声も、顔も、仕草も、性格も、スケベな所だって、大好きよ(ちゅ) ……愛してるわ
        (突然の長い前置きの後、何か勢いがあったのか、告白とキスを繰り返し、最後に思い切り夫を抱き締めた)
        -- ラク
      • あはは、その辺りはやっぱりしもべさんの助けが必要でしたし…しもべさんとしても嬉しいでしょうから、ご褒美みたいなものと考えましょう。
        ……?…本で見て…なんだろう……前に言ったことがあって数えるほどで…あ、もしかして…(思い浮かんだとほぼ同時に愛の言葉と共に口づけられる。)
        …んっ…ちゅ……ちゅ……最後のスケベって所はちょっと微妙だけど…うん、僕もラクの事を世界で誰よりも、一番愛してるよ(キスの後に頬を掻きながら、ジャンも負けじと言った。)
        (そして思い切り抱きしめられるとお互いの距離が縮まり、またキスを始める。今度は舌を絡ませ合うような情熱が篭ったキスを。)
        (手も、その情熱と同じように横乗りしていたラクの太ももを撫でて、スリットの中に手を入れると内腿も撫でていく。) -- ジャン
      • (抱き締めると夫からのキス。望む所でもあったのか自分から積極的に舌を絡め、舐め、吸って行く)
        ふゅ……っん、だって……スケベでしょうに(この手は何? と言わんばかりに夫の腕に手を載せる)
        仕方の無い夫だ事……(くすくすと微笑みつつ、夫の首元を軽く噛むと、そこから首筋を取って耳辺りまでを一気に舐めあげる)
        -- ラク
      • (互いの舌を積極的に絡ませ合いながら、ほぼ無意識に撫でていた手に手を重ねられて、ようやく撫でていた事に気づいた。)
        …えぇっと……でも、大好きなんだよね?(言い訳のしようがなかったので苦笑しながら、今度は意識的に太もも全体を撫でまわす。)
        んっ……何だか、食べられるみたいだけど…食べないでね?(舐められて背筋を少し震わせていたが、時々そのままガブリとされるので注意しておく。)
        …その代り、お腹いっぱいにしてあげるから…(スッと手を太ももから根本に移動させて、下着越しにゆっくりと指を動かして、時折くっと指を曲げて下着ごと沈み込ませる。) -- ジャン
      • ……ふふふ(夫の問いに、腿を撫で回す手を招くように足をやや開きつつも妖艶に微笑むばかりだ)
        あら、お腹一杯に? 良いのかしら、そんな事を言ってしまって。また何日も店を閉めるか、ランに一時手伝いに来て貰うかしないといけなくなるわよ?
        (夫の指遣いに敏感に身を震わせつつも、挑発的に言う)
        -- ラク
      • うっ……そこは…努力目標みたいなものだから…(実際に経験があるのか、若干弱気になるがそこはジャンも男だった。)
        でも、そうなるくらいに愛したいとは思うよ(妻の首筋に顔を埋めると、こちらは舐めるのではなく甘噛みしながら首筋から肩口まで降りていく。)
        (そして鎖骨の辺りで強く唇で吸いたててキスの跡をつけてから、また顔を上げて舌を絡ませ合う。)
        (擦りあげていた指は滑りを十分感じた所で服のスリットの根元まで戻し、その中にある以前買ってあげた脱がしやすい下着の紐を引っ張って脱がす。)
        ……あ、そうだ…ラク…今日は服そのままで…(そしてよくするようにラクが服を解除する前に止めてみた。) -- ジャン
      • あらあら、それは少々がっかりだけれど、考えてみれば仕方の無い事なのかしらね……?(夫の頬に指を這わせ)
        ……そう。なら、一杯愛してもらいましょうか? ……んっ(夫の髪のこそばゆさと甘髪の感覚に軽く身を跳ねさせる)
        (移動していく夫の頭を軽く撫でるようにしつつ、再度のキスにも積極的に応じていく)
        (互いの口元から淫靡な音を立てさせるのは、下を弄られている事への恥ずかしさであり、助長であり。そしてあっさりショーツを脱がされれば、やはりそういう用途なのだと納得もし、選らんで着用していた甲斐もあろう)
        ……え? ……私が直にあなたと触れ合うのが好きだって知ってるでしょうに(言いながらも、仕方ないなと容認するように苦笑する)
        -- ラク
      • ……二人で旅行に行けばそれくらいは出来るかもだけど…それはそれで、旅行じゃなくなっちゃうか(甘美な誘惑だが、それと同じくらいに他の時間も愛しているようだ。)
        うん…任せてね(喜んで笑顔で答えると、妻の頬を撫でながらお互いむさぼるようにキスを続ける。)
        (この下着を選んだのはそのためでもあるが、単純に色んな下着を着て貰うのが好きでもあった。下着に関わらず他の服も。)
        …うん、知ってるけど…たまにはこういうのも、悪くないかなって…(苦笑しながらも許してくれる妻の頬にキスをしてから、膝の上にいたラクを二人掛けのソファに緩やかに押し倒す。)
        (ただしソファなので狭いために仰向けに寝かせたラクの右足を軽く持ち上げて、数度入口で擦りあわせてからゆっくりと入れていく。)
        ……んっ…くっ(普段の服を着たままのラクを見ながら、腰が密着するまで腰を突き出し続けた。) -- ジャン
      • ……そうね、旅行じゃないし、それ用の宿でないと迷惑もかかりそうね?(くすくすと微笑んだ)
        癖にならないでよ?(頬へのキスを受けた後、そう言いながら夫にされるままに押し倒され、肘掛を高枕に夫を見つめあげ)
        ひぅ……っ、あ……(擦り合わせるだけで敏感に反応し、その後の挿入が進むにつれ身を震わせ、腰が密着する頃には夫と見つめ合う瞳に微かな淫蕩の色が見え隠れし始めていた)
        -- ラク
      • それ用の宿かぁ……泊りでなくても、休憩で一度行ってみるのもいいかも!知ってる?数時間だけのホテルもあるんだよ?
        …それは大丈夫、だと思う…やっぱりラクの体をふれあいながらするのも好きだし…(ただたまには色んな姿でするのが好きらしい。)
        …んっ…この姿勢だと、やっぱり深く入るね…(足を広げさせて密着する形なだけに、少し苦しいくらいに普段よりも先端が押し上げるような位置になっている。)
        …それじゃあ…動くよ(その状態で動けば、引いて戻す時にいつもより奥に当たる強さが違い、子宮口を突き上げるように先端が当たる、) -- ジャン
      • それは物の本に書いてあった事だし……。でもそんな短時間ではゆっくり愉しめそうもないわね
        そう。……それならいいわ
        ……そんな事……(言われなくとも分かると言いたげだが、それ以上は何も言わず)
        ん……あっ、んぅ……!(普段とは違った感触、具合に夫をより強く締め付けながら、裸では無く服を着たまま甘い声を漏らす)
        ……ね、気持ち……良い?(そんな最中にふと、引いては寄せる夫へ滅多に無い事を聞き、言ってから頬を赤らめさせ) 待って、今の無し……(やや縋るような目で慌てて言うが手遅れだろう)
        -- ラク
      • あぁ、それもそうかも。その時は泊りにすればいいのかな…僕も行ったことないからよく知らないんだけどね(頬をかきながら言った。)
        …ん……そうだね…(それを分かって頷きながら、いつもと違ってラクの胸の揺れも服も着ている今では小さな揺れに納まっているのを眺める。)
        …ん?……えへへ…そんな事…(聞かなくても分かるくらいに、嬉しそうな笑みを浮かべてから)…うん、答えないよ(ラクの言葉に頷いてそれ以上は言わないようにする。)
        (その代わりに上げたラクの足をぎゅっと抱き寄せて、腰にも手を当てて先ほどよりも速度と安定感を増した動きでラクに答える。)
        (そしてラクの中ではねるように脈動するモノが、射精に近づいて大きく膨らんでいくのが何よりの証拠でもあった。) -- ジャン
      • …………(頬を掻く夫に、いずれ行ってみる? と言いそうになったが危うく堪える妻)
        バカ。…………(自分から言い出しておいて、死ぬほど恥ずかしそうにしながらそれだけ言うと口を噤んでしまう)
        (しかしその後姿勢を安定させた夫からの刺激にたちまち口は開き、動きに合わせるように甘やかな声を漏らし、やがて呼吸を乱れさせ、汗を浮かべてあられもなくよがり続ける)
        ふぁ、は……ジャン、私…………もう……ッ(快楽に酔った瞳を潤ませ、夫を抱き締めようと両腕を伸ばす)
        -- ラク
      • (ただ、後日結局何かのお出かけの際に行ってみようと言う事になり入る事になるがそれはまた別の話。)
        うん…僕をこんなバカにしたのはラクのせいだよ?…ラクをこんなエッチにしたのは僕のせいだけど…(お互いがお互いを染めあって、今の夫婦となっているようだ。)
        (ソファの上で二人服を着たまま絡み合って、腰だけはいやらしく動いてお互いの絶頂も目指そうとする。)
        …ラク、も?…うん、僕も……一緒に…(上半身を倒して妻に抱きしめられ、唇を重ねながら舌も絡めあって全てを深く交わり合う。)
        ん……ふ…んっ…んっ…んんっ!(そんな状態で腰を振ればほどなくして限界が訪れて、ラクの一番奥深くに自分の精液を解き放った。) -- ジャン
      • …………っ(夫の言葉に反論するでもなく、同意するでもなく、ただ、すこーしだけ悔しげな表情になる妻)
        (越しの動きを合わせて、ただ強く深く夫を感じる為だけに自分を費やし、覆い被さる彼を強く抱き締めれば、交わすキスは情熱的に)
        っん、ふ…………っ、ん、んー……っ!(夫の限界を感じ、それに合わせようと自らを高め、熱いそれが広がるのと同時に達し、繰り返す射精を小刻みに震えて迎えながら、抱き締める腕はただ強く)
        あ……ふ、はぁ……(そうして射精が済んだのを感じると、虚脱した様子で腕を緩め、間近にいる夫を気にする事も無く、若干呆けた表情で荒い呼吸をゆっくり整えている)
        -- ラク
      • (射精している間も、ラクからは強く抱きしめられて、ジャンもラクをぎゅっと掴んで密着しあう。)
        ……ふ…はぁ…んっ…(自分の域を整えながら精液もようやく止まり、呆けた感じで呼吸を整えているラクの頭を何度か撫でながらじっとしている。)
        (そしてこちらに視線を合わしてくれてから、舌を絡ませ合うものではなくて唇を軽く食みあうようなじゃれついた口づけを何度かする。)
        (今までは落ち着く前に腰を動かしてそのまま2回目に移る事もした事はあったが、落ち着いてからした方がお互いにとって好ましいと思っており、射精後のこの妙に穏やかな空気も好きでもあった。) -- ジャン
      • (夫から頭を撫でられるのをどこか心地よく思いつつも、呼吸が落ち着いてきた辺りで視線を彼に合わせ、軽めのキスを何度か)
        ……ん、ねぇジャン? やっぱり服は邪魔だと思うのだけれど……(しっかりと繋がった状態なものの、その点はやはり不満なようだ)
        -- ラク
      • (ジャンとしてもラクの髪を触れて撫でるだけで心が温まる思いになりながら、軽めのキスを何度かかわす。)
        ……ん?…あぁ、やっぱり邪魔ではあるよね……うん、消していいよ。有難うね(頬にキスしてから体を少して離しておく。)
        (ただ腰はまだ繋がったままで、モノ自体ももちろん一度くらいでは萎える事はなく、今も緩やかな脈打ちをしながらラクの中を満たしている。) -- ジャン
      • 構わないわ。……あなたも脱いだら? 上だけでも(言いながら暗闇色のドレスを霧消させ、ブラジャーのみの姿となる)
        んっ……(その後背もたれに手をかけて軽く背を浮かせて、汗でしっとりと湿るブラジャーのホックを外す。その拍子に乳房が微動するが、自分からそれ以上外そうというつもりは無いらしく体勢を戻した)
        ジャン……(そうして、次を促すように軽く腰を蠢かせ、淫蕩に濡れた瞳で見上げながら、自分の中に在る夫を締め上げ始める)
        -- ラク
      • ちょっと待ってね……そうやってすぐに脱げるのは、ちょっと羨ましいかな…(ボタンを外して脱いでソファーの脇にかけておく。)
        (そしてラクが外したブラをジャンがするっと取って、シャツの同じ場所に置いてから露わになった乳房に手を置く。)
        (既に硬くなっていた先端を指先で転がしながら、手に余るほどでいながら手にしっくりくる乳房をゆっくりと揉みだす。)
        …んっ…ラク…またするよ…(今度はむしろこれからが本番であるかのように、ゆっくりとした動きで腰を前後し始める。) -- ジャン
      • ……魔力の都合だから、あなたも覚えようと思えば覚えれるんじゃないかしら。床を介した物の移送も出来るようになったんだし……
        ん……あん、もう。脱ぎたかったのは私だけれど、あなたは余程私の胸を好きにしたかったみたいね……?(目論見通りと言うか、あっさり脱がされてすぐに胸に手を伸ばした夫に挑発的な笑みを向ける)
        ひぅ……! ああ、は、んん……ッ(が、すぐに敏感な乳首への刺激を受け、揉まれ、快楽の声をあげてしまう)
        はっ、ぁ……うん、来て……あぁ……(穏やかな攻め。だが先程と違って乳房への愛撫も加わり、一度達した事もあって、快楽に酔い痴れるのは早く、狭いソファの上であられもない声を上げ始める)
        -- ラク
      • うん、出来るのは出来ると思うけど…常時魔法で展開したり、解除したりするなら…服でいいかなぁって(血を媒介しなければ魔力総量はさほど多くないジャンだった。)
        …んっ…やっぱり服の上だとブラもあるし…直に触れた方が、気持ちがいいから…(嬉しそうに言いながら、妻の弱点でもある先端を指先で摘まんで擦りあげる。)
        (胸をふれながらの行為でもあり、腰の動きも加わればラクの体も起き上がるようにずれあがり、ソファに腰掛けた状態のラクに腰をぶつける格好となった。)
        ふっ…ラク……気持ち、いいよ…(先ほどは聞かれても言わなかった言葉を、今は聞かれてないから正直に呟いた。) -- ジャン
      • そう……ぁん、でも……。……工夫すれば、あなたでも、んっ(アイディアは有るが、今の状態では取り敢えず後回しにした方がよさそうだ)
        ……でしょうね。私も、この方が……ああっ、は……!(弱いt頃を攻め上げられ、咽ぶように喘ぐ)
        (腰をぶつける都度、しとどに溢れた愛液が淫らな音を立て、ソファを濡らす)
        あ…………(夫の言葉に同意を言いかけた所でどうにか口を噤み、代わりにキスをせがむように顔を軽く突き出し、腕を彼へ伸ばす)
        -- ラク
      • ……それは、また…後で教えてね?今は…(二人の行為に専念したいと思い、これ以上口にするのは止める。)
        (ソファが汚れる事など全く気にせずに腰を動かしながら、ラクが手を伸ばした事に気づくと体を屈めて首を手をまわして貰う。)
        (そうして顔が近づくとどちらからともなくキスを求めあい、舌を絡ませながらジャンの腰も段々と強く激しく動かし始める。)
        (先ほどは二人してソファの上でしていたため不安定だったが、今度は背もたれで安定する分激しく交わる事が出来るようだ。) -- ジャン
      • ……ん……(甘い吐息を繰り返しながらも頷いた)
        はふ、ん……ゅ、ふ……(自分の意に沿うように夫が応え、もはや隠す事も出来ない喘ぎを誤魔化すようにキスに没頭しようとする)
        (だが夫からの刺激は姿勢の安定からか一度目の比では無く、そして落ち着いてからとはいえ二度目という事も手伝って腰の一打ちの都度達してしまったかのような快感に酔い惑うも、彼の動きに合わせるような腰の動きは更なる快楽を求め、愛撫される乳房はその張りと弾力でより一層の愛撫を促し、何より彼女自身がまだ満足していない)
        -- ラク
      • (妻も蕩けそうなほどに甘い吐息を感じながら、積極的な舌に合わせてこちらからも絡めては舌先で舐めあう。)
        …んくっ…ラク……大好きだよ…んっ(手で強く握っても緩めればすぐに押し返してくるその魅惑的な乳房に夢中になって指を躍らせる。)
        (同時に腰の動きも止めることはなく、時折変則的にタイミングを変えてはラクの快感を引き出させ、自分の快感にも繋げていく。)
        …ラク、そろそろ…また、出るよ…ちゅ…(それを伝えると、再度腰に手をあてて全力で動き、最後の時までずっと動き続けながら、一番奥に押し当ててから射精が始まる。)
        (2回でも量勢いともに衰えることなく、最愛の妻が妊娠する事を望むかのように、精液を送り出し続けた。) -- ジャン
      • ああ、んん……っ、ジャン、ああジャン…………!(もはや何をされても快楽に繋がってしまうのだろうか。夫の手管に酔わされ、彼の手によって一から開発された身体は、その舌使い指遣い腰遣いに対し過敏なほどに反応する)
        はぁ、っあ……ん、来て……んん(蕩けた思考の中で辛うじて返事をし、射精に向けて激化する夫の動きに気絶しそうなほどの快感を受ける。そして自身が絶頂に震えるのが先だったか、彼が精を吐き出すのが先だったか)
        (一度目と何ら変わらない夫の精を余す所なく貪らんと、足を無意識に彼の腰に絡ませていたのだが、射精が終わり一息ついてもまだ足はそのまま) ……ねぇ……?(二度目は済んだばかり、ついさっきまで普段からは全く考えられないようなあられもない姿だったにも関わらず、どこか余裕すら漂わせた一言のみで夫の頬を撫でて誘惑する様は、間違いなく悪魔のそれなのかもしれない)
        -- ラク
      • んっ!…く……あ…(出すときの快感は例えようがないもので、体を震わせながらその射精感に浸っている。)
        (足も絡ませられて、密着し合った状態でラクの中で跳ねるように出していた射精も終わり、腰を引こうとしたがまだ絡まっている事に気づいた。)
        ……?…どうか、したの?(体中が連続して行った行為に火照っていたが、ジャンの方はまだ冷静さを若干保ったまま、妻の声に首をひねる。)
        (何度も見たことがあるけど、こんな顔も綺麗で素敵だなぁ…と考えたりしているようだ。) -- ジャン
      • ……(夫の言葉に数秒だけジト目を向けると、彼の首に絡めた腕を寄せて何か言おうとしていた唇を奪い、貪るようなキスをする)
        (同時に二度の精を吐いた自分の中の夫を締め上げ、軽く身を捩るようにして絡みつくような快楽を与え、今度は休憩無しに三度目を促しにかかる)
        -- ラク
      • ……うぐっ…だ、だって…(大体分かるものの、それでも一応聞いておきたくなるもののようだ。)
        (しかし言い訳をしようとした唇を塞がれ、酸素すらも奪われるかのような荒々しくも情熱的なキスをされる。)
        (その間にもモノは締め上げられて、誘うようなうねりも加わればジャンとしても雄として答えるしかない。)
        (最初は足を絡めたまましていたが、今は大きく動きたい時でもあり、そっと両足に手を伸ばして足を外して貰うと、膝裏を前に押し出すようにする。)
        (両足を大きく開いて上げたような体勢になるが、挿入時の角度や擦れる位置などが1度目や2度目もまた違い、絶妙な快感を呼ぶようだ。) -- ジャン
      • ん……ふっ?(キスの最中、夫の手に促されるままに足を解くと、膝裏に手を置かれそのまま押され)
        ふぁっ、あ、んん……っ!(夫に対してでなければ絶対にしない姿勢にさせられた上、乳房への愛撫は無くなったものの突き上げられる度に快感の声が弾む)
        -- ラク
      • (1回目にすれば怒られたりもする姿勢だが、複数回の途中ですれば応じてくれるのは長年一緒になって分かってきたらしい。)
        ……ラク…愛してるよ…んっ…(体を傾けて、キスもしながら二人の情事はいつ終わるともなく続いていく。)
        (結局その日は、店を開くこともなく子供たちの前にも顔を出さずに行為を続け、翌日にはクノンからは呆れが混ざった苦笑を向けられるのだった。) -- ジャン
  •  
  • (ジャンが出発して一週間が経つ頃、クノンの病状はやはりよくはならず熱が高いままだった。)
    (流石のクノンも、その熱の連続にはこたえたらしく、しもべや父親からの提案もあって要塞の1階に病室を作って療養していた。)
    • ほいほいお加減はいかがですかー? っと。でもま? 良くなってる訳ないよねぇ?(ベッドで横になってるクノンの世話をしにリッパーが床から生えてくる。笑顔で)
      それにしてもさ? 姫の世話を? ボクが主に取り仕切るってのも珍しいったら。それもこれも、姫のパパ上が旅に出て? 王が不安定で? 妹姫の世話に結局しもべが駆り出されて? 結果? 感染するかもで王もしもべも妹姫も姫と顔合わさないんだもんねえ?(言いながらクノンの布団を引っぺがし、得意の透過能力を駆使してクノンを寝そべらせたまま脱がせ汗を拭き服を着替えさせシーツを替え)
      -- リッパー
      • ……こほ…さすがに、よくなるという事はないわね…(皮肉っぽく言いながら、それでも笑みくらいは浮かべる余裕はあるようだ。)
        あぁ…それは、仕方がないわ……母様が不安定なのは、驚きだけれど……まぁ、病気だもの…仕方がないわね…(寝苦しそうにしながら苦笑する。)
        ん……こういう時にもその能力は、便利ね……ちょっと楽になったわ…(汗をかいた衣服から着替えられた事で少し気分的にマシになる。)
        …けれど…母様は、大丈夫…なの?(理由は知らないが、母親が不安定になるなど珍しいことなので心配のようだ。) -- クノン
      • はははそりゃそうだ。まともな薬も無いのにさ? 種固有だっけ? の? 病気にだよ? 打ち克てたら凄いね?(枕の保冷剤を取り替えつつ)
        まぁね? 当たり前だけど、皆心配してたよ。なんて言ったっけ? ほら姫の彼氏も(クノンの頬をつっついてほくそ笑みながら)
        ボクながら、ちょうどいいとも思うようん。……んー? 王? 妹姫を抱き締めてね? 離さない感じなくらいかな? ああ、黒瘴辺りは? むしろ王を心配してる感じ? だねえ(取り替えた諸々を籠に入れつつ)
        -- リッパー
      • ……えぇ…人魚の血が災いした、ようね……フフッ…少なくとも、負ける事はないよう…頑張るわ(病床でも不敵に笑いながら言った。)
        …そう…心配、かけてしまったわね…?……あぁ、レイの事ね…「まだ」彼ではないわ……あと、突くのはやめなさい…。
        …私も使えたらいいと思うけれど…流石にそれは、使えないものね……くしゅ……母様が?シャナを?…それは、重症ね…。
        …えぇ、私の事より…母様の事を見ていて頂戴……私なら、父様がなんとか…してくれるでしょうし…(父親の事は何だかんだで信頼しているようだ。) -- クノン
      • 負けたら一大事だしねぇ? まぁ王の血が? 半分も混じってればさ? いっくらパパ上の血が濃かろうと……ねぇ?(諸々終えてクノンに布団をかぶせつつ)
        まぁ姫が心配されるような事になるからだし? ……ふぅん? へぇ? ……ほぉーお(つんつんぷにぷにニヤニヤ)
        そりゃそうだ。いや出来ない事もないだろうけどね? ただ易々とやられたらさ? ボクのアイデンティティがどっか行くから困るし?
        ああそれ無理。姫にこうやってかかずってる時点で? 直に王らには会えないからね? ボク。王の有り様は伝聞なのさ
        ……ああ。疫病王がね? 今の姫の血を欲しがってるんだけど? ……どうする?
        -- リッパー
      • ……父様の血は…悪くないわよ(父親を悪く言われたみたいで、ベットの上からジト目で睨む。)
        …だって、予兆も何も…ただの風邪、と言う可能性もあったのだし……やめなさいって、言ってるでしょ?(主を守るように液体生物が床から湧き上がり、そのままリッパーを手に齧り付こうとする。)
        …フフッ、そうよね……でも、ジーク兄さまや…ラン姉さまなら…習得できそうな気もするわね…(自分は水と氷に特化しているだけに難しいと思っているようだ。)
        ……そう…なら、父様の帰りが、出来るだけ早い事を……こほ…祈るのみね…(咳をすると喉が痛むが、弱音は一切吐かないようだ。)
        ……疫病王が?……仕方ないわね…悪用しないよう、見張っておけば…いいのでしょうし(布団から重たい手を動かして外に出す、血の取り方は任せる気らしい。) -- クノン
      • ハハハそんなの悪いに決まってんじゃん? パパ上の血のせいで? そうなってるんだし?(悪びれゼロ)
        ん、余程弱って無きゃさ? 風邪如きにもそうそうかからない筈なんだけどねぇ? ……やぁだもう姫ったらぁ(噛まれる寸前に引っ込め)
        ま、若はともかく? 姉姫様の方は? やろうと思って出来ない事の方が? よっぽど少ないだろうからねぇ
        まぁ、ね。坊主だったり? 帰ってこなかったり? の事を考えると頭痛いけど。でもその辺は? ボクの管轄じゃないのが救いだねぇ
        ……え、いいの? まぁそう言うなら……失礼しますよ、と(採血の様子は自分の身体でブロックして見せないようにし、クノンが若干の痛みを感じ、少し経つと)はい終わり(患部をガーゼで押さえてテープで止め)
        (その後針等は籠へ放りつつ、血の充密したフィルムケースくらいの透明な容器の方は)疫病王ー(部屋の外へ声をかければ、待機していたのが勢い良く扉が開き、リッパーの投げた容器を片手でキャッチする疫病王の姿が。そしてすぐ扉は閉まった) ……まぁ毒も薬も? 匙次第って言うし?
        -- リッパー
      • ……例えそうだとしても、病魔に負ける私が悪いだけよ…ともかく、私の事で父様を悪く言うのは…止めてほしいわね…(無理に体を起こしてまで睨みつける。)
        (液体生物もクノンの怒りに応じるかのように性質も変わり、スライムよりも強く床を溶かすほどに酸性の度合いを高めていく。)
        (もちろんそれでリッパーに勝てるとは思ってはいないし、病気の身の上母親の事もあるが、だからと言ってその発言を黙って聞いていられるほど大人しくもないようだ。)
        ……大丈夫よ…父様なら、きっと……まぁ、それでも心配になってしまうのが…父様だけれど…。
        ……んっ……これくらいなら大丈夫だけれど…疫病王にしては機敏だったわね…そんなに、興味があるのかしら…こほ…。
        …今は母様も動けないでしょうし、しもべも大変でしょうから…ある意味、心配ね…。 -- クノン
      • それはそれはまたご立派な? 事で……ってぇ? あぁ、もう(面倒そうに頭を掻き)はいはいボクの失言でしたから? 反省してますし? ほら姫安静にして下さいってば後そっちのも床溶かしてないで? ね? 普段と違って余裕無いんですから(半ば押し倒すような流れる勢いでクノンを寝かしつけにかかる)
        まぁ何があっても? 帰って来るのが取り柄は取り柄だけどね?
        そりゃあ? 王の血族が弱るとか滅多に無いしね? 若は何回か冒険先で死んでたけど、その時はさ? 王が採血させなかったからなぁ
        薬を作るつもりはあるらしい? 筈? だってさ。どうせ毒を作るのがメインだろうけど
        -- リッパー
      • ……分かれば、いいわ…(リッパーの性格上、言葉だけにしろ謝ると思ったからこういう行動に出たようだ。)
        (それに押し倒すような勢いに対抗するほどの力もなく、リッパーにされるままに寝かされる。同時に液体も色を取り戻し、床へと消えていった。)
        ……あぁ、そういう事…ちょっと失敗したかしら……まぁ、大丈夫よね…ほとんど父様の血なのだし…(少し心配になりながら、熱っぽい吐息を吐く。)
        …それに、母様を害をなすような事をしたら…どうなるか、分かっているでしょうしね……(そう言うと、瞼を閉じる。先ほど無茶した事もあって熱がぶり返してきたようだ。) -- クノン
      • まぁったく、無茶してくれるもんだね姫は? パパ上想いなのは結構だけど(ちゃんと寝かせて布団も被せ直し)
        どっちにも応用が利く? みたいな意味にも取れそうだけど……? ……ま、それもそうだ
        (瞼を閉じたクノンの首から上の汗を改めて拭くと、ではごゆっくり、と洗濯ものの詰まった籠と共に床下へ沈んで行った)
        -- リッパー
  •  
  • さてと……よし、これで行くための準備は整った…後は明日出発するだけかな(大量の旅支度の前で確認作業を終了するジャン。)
    (何故旅支度かと言うと、人魚特有の病気に侵された娘のためにも人魚の国に行かないといけないからだった。)
    と言う訳で…ラクには、シャナと一緒にここで待っていて欲しいんだけど…ダメ、かな?
    ただの旅行なら…ラクについてきて欲しかったんだけどね…(苦笑しながら言った。)
    (もちろん「約束」を忘れたつもりはないが、1月以内で戻るつもりであったし、ジャンにもいくつか理由があるようだ。) -- ジャン
    • (夫の荷づくりの様子を止めもせず無言で見つめ、夫から問われれば咎めるような視線を向ける妻)
      ……ええ、私がいては話しがこじれるのは目に見えているし。来るなと言うその理屈は分かるわよ。クノンの為なのだし
      それにシャナもまだ幼いし、物見遊山で行くような所でないなら尚更だわ。ええ、分かってるわよ
      -- ラク
      • …うん、一応は説明した通り……色々と問題があったからね…(それでも妻の様子を見て、頬をかきながら苦笑する。)
        ……ごめんね、でもすぐに帰ってくるから。寄り道なんてするはずもないし…早く楽にしてあげたいしね。
        ……でも、こんなに家を空けることになるのはいつ振りだろう…あの片腕を失った時以来かな?
        まぁ、それ以後も冒険で遠出して半月くらい帰ってこなかったりはしたけど…(ベットに座っているラクの横に腰掛ける。) -- ジャン
      • ……謝る事なんて無いわ。あなたはただ、無事に、早く、行って戻ってくれば良いんだもの
        そうだけど……冒険に出なくなってから何年経ったと思ってるの。今更……
        (ただその先は言わず、隣の夫にそっと身を寄せる妻)
        -- ラク
      • ……心配しなくても、僕も人魚の端くれなんだから危険なことはないよ…ハーフだけれど(そこが心配な点だったりもするジャンだ。)
        でも、そうなるように頑張るから……うぐっ、確かに随分と昔の話になっちゃうよね…(そう言われると弱くて、言葉に詰まりそうになる。)
        でも、心配いらないよ…戻ってきてから約束を破ったことはないからね、一度も(身を寄せる妻を抱き寄せて、手を重ねるように握る。)
        まぁ、普段は頼りないかもしれないけど…家族の事だからね、きっと成し遂げて帰ってくるよ(いつもの笑顔で言った。) -- ジャン
      • ハーフでも安心はできないでしょうに。……場合によっては只人より酷いかもしれないのに
        …………(夫の目をじっと見つめ、抱き寄せられ、手を握られれば彼に体重を預け)
        ……当たり前よ、そんな事(そう言った言葉は普段と比べたら随分と弱々しかった)
        -- ラク
      • あ、あはは…その可能性はあるにはあるけど…ほら、召喚術で知り合った「海の王」も説得に協力してくれるという話だしね?(事前に交渉しておいたようだ。)
        …なら、安心しろとは言わないけど信じて待っていてね…(そういうと、ラクの頬に口づける。)
        あとは…シャナにはお別れをすませて、しもべさんに寝かしつけて貰ってるけど…出発前にもお別れしておかないとね(泣かれそうだなぁと頬をかいた。)
        (それでも今日一晩預かってもらったのは、もちろん理由があるようだ。) -- ジャン
      • ……ジャン。…………(夫の話しを聞き、名を呼び、頬にキスを受けても表情はいつになく頼り無い)
        シャナもそうだけど。……(その後、無言のままもそもそと身を動かし、夫の膝に乗るようにしつつ正面から抱き締める。ぎゅっと抱き締め続ける)
        -- ラク
      • ……ラク?…んっ(普段と違うラクの様子に少し驚いて、次に抱きついてくるラクをぎゅっと抱きしめ返す。)
        頭で分かっていても…と言う時はあるものだよね…(まるで泣いてる子供にするような、よしよしと言う感じに優しく髪の毛を梳くように撫でてあげる。)
        …でも、これだけは僕がやらないと…僕だけしか出来なさそうな事だからね…。
        …心配かけるけど、大丈夫だからね…(頭をポンポンとしながら、耳元で大丈夫と囁き続ける。) -- ジャン
      • …………分かってるわよ……分かってる(抱き締めたまま、普段であれば煩わしがる筈の撫でにも一切無抵抗で、されるがままになりながら身動きしようとしない) -- ラク
      • ……はぁ、仕方ないなぁ…んしょ(苦笑しながら、ゆっくりと抱きしめたままベットに倒れこむ。)
        じゃあ、今日はこのままゆっくりとお喋りしながら寝ようか…とはいえ、僕が喋るばかりになりそうだけれど。
        (布団をラクごとかけるが、ラクの顔を隠さない程度にして、自分の顔がいつでも見れるようにする。)
        (そしてこれからの予定を話していく、それも決定事項のように、必ず帰ってくるという意思表示として。) -- ジャン
      • ……だって。……ぁ……(夫の言い様に抗議しようとするが、力弱く、また彼により強く抱き締められる格好になって口を噤む)
        私は、別にそんな……あなたに、気を遣ってもらうような事は……
        (言いつつ、夫の予定を聞き、節目節目に頷き、彼の目をじっと見つめ)
        ちゃんと……(夫の説明を聞き終え、その後何か言いかけるが、若干の葛藤の後) ちゃんと無事に帰って来るのよ。……絶対に(そう言うと、返事を聞く前にその口を長く深いキスで塞いでしまう)
        -- ラク
      • うん、これが僕がしたいだけだから……悪いけど、僕のわがままに付き合って貰うね(言い繕おうとするラクに笑顔で言った。)
        (そして腕の中で大人しく聞いているラクに、実に楽しげに、本心から楽しい話を終えて、ラクが言いかけるのを見てじっと待つことにする。)
        ……うん、もちr(ろんと言う前にラクの唇で口を塞がれ、そのままジャンもそのキスに応じるように唇を重ねる。)
        (唇同士で食むように重ね合うキスの後、舌を迎え入れてお互いの舌先をこすり合わせるように絡めあうキスを続ける。)
        ……んっ…えへへ、こんな素敵な妻を残して早く帰ってこない訳がないよ(唇を離すと、幸せそうな顔で笑った。) -- ジャン
      • ……ぷぁ……。…………バカ(間近な夫の幸せそうな笑顔と言葉に、極めて珍しい事に少し頬を紅潮させ)
        (それに自分でも気付いたのか、ごそごそと布団に潜り夫の胸板に頬を押し付けるように抱き付いた)
        -- ラク
      • あはは、バカなのは前から知ってるよね?(そう言われても、むしろ嬉しそうに言いながら頬にキスをする。)
        (そして、頬を赤くする事に気づいたのか布団に潜って隠そうとする妻を本当に可愛いなぁと思いながらぎゅっと抱きしめる。)
        …それで、どうする?このまま寝ちゃう?寝るなら電気消すけれど…(このまま寝ても大丈夫そうだと判断したのか、明かりを消そうと手を伸ばしたまま聞いた。) -- ジャン
      • …………(布団の中で抱き締め返され、充足感もあるが焦燥があるのも確かであり)
        待って(夫の言葉に、彼の腕を掴み止める)……暫く逢えないんだから……(言いつつ、そのまま自分が上になるように夫を押し倒し、彼の腹筋の上に座る)
        ……見納めというか、なるべく、真新しい記憶の方が良いんじゃないかしら。明日は早いんでしょうけど……(夫を見下ろしながらドレスを霧散させ、真っ白な柔肌に黒い下着のみとなる)
        -- ラク
      • …え?…えぇっと、うん…多分しばらくは会えないけど…っとと(手が届く寸前で止められ、体勢を崩られて上に乗られる。)
        …あぁ…うん、確かに明日は早いけれど…馬車の中とかで寝たり出来るしね(妻の意図が分かり、嬉しそうに言った。)
        (そして、片手で自分の上に乗っているラクの太ももを撫でながら、黒いブラジャーの上に手を置いて、形を崩さない程度にやんわりと揉んでいく。)
        …やっぱり、綺麗で素敵だよ。ラク…言われると、微妙なのもあるんだろうけどね。 -- ジャン
      • ……馬車の中とはいえ、寝てしまうのもどうかとは思うけれど(夫の手が太ももを這うのに一瞬身を固くし)
        んっ、ふ……(下着の上から乳房を柔らかく弄ばれる感覚に微かに身震いする)
        微妙と言うか。……その辺りはもう、諦めたし……慣れもしたわ(言うと、片手を背に回しブラのホックを外すと、夫の両手に乳房を押し付けるようにやや前のめりになっていく)
        -- ラク
      • あはは、それは分かってるんだけど…あの揺れって慣れてくると眠たくなってくるんだよねぇ…ほら、海の後とか特に。
        (片手を背中に回すのを見て手をいったん離し、露わになった乳房に手を置いてゆっくりと手に馴染ませるように揉む。)
        (何度揉んでも飽きないその魅惑の乳房と、自分の両手にかかる重さを楽しみながら、人差し指を先端へと持っていく。)
        …んっ…もう硬くなってるね…(コリコリとした乳首を指先でこねながら、ラクの反応を見上げる。) -- ジャン
      • ふぁ……ん、ん……ぅ(夫の手付き、愛撫に応えるように甘い吐息を漏らす。長らくの睦み合いは快楽への抵抗をほぼ失わせていた)
        っ、あ……!(夫の掌の汗と自身の汗とが互いを吸い寄せる中、彼の人差し指が乳首に触れ、こね始めると一際高い声を挙げる)
        (愛撫に恍惚と酔い始めながらも、前傾の自分を支えるように、同時に乳房を強調するように、夫の胸板に置いた両手の親指を交差させた)
        -- ラク
      • (妻が自分好みに谷間を寄せてくれる間に、揉む手から先端重視にこねる手へと形を変える。)
        (親指と人差し指で挟むと乳首をピンと立たせるように擦りあげて、時には両方の先端同士を擦りあわせる。)
        (その辺りお互い蜜月の日々を長年過ごしてきただけあって、どうすれば相手が気持ちよくなるかが分かっているようだ。)
        ……あ、ラク…ちょっと腰を浮かして…(そうお願いして、ラクを自分の上で四つんばいの恰好にさせてから黒い下着にも手を伸ばす。) -- ジャン
      • (昔から弱かった所を重点的且つ巧みに責められ、吐息は不規則になり、時折身震いしつつもむしろ夫へ乳房を更に寄せる)
        (夫同様自身もどうすれば相手が喜ぶか、何が好みかは承知している所であり、快楽に腰まで浸かりながら更に求めていく)
        ん……ぁ、ええ(乳房への愛撫が止まった事に呆けかけていた表情が若干戻り、意図を察すると腰を浮かし、ついでとそのまま身を倒して夫の顔に乳房を載せ)
        -- ラク
      • …んっ…あむ…(ふんわりと乗せられた乳房に口を開けて齧り付き、唇で食みながらゆっくりと乳房を舐める。)
        (そして少しずつ口を動かして回りから先端へと向かい、最後に先端を口に咥えると舌先で硬くなった乳首を口の中で転がす。)
        (そうしながら、腰を浮かして触りやすくなった下着の上からゆっくりと指先で擦り始める。)
        (湿り気を感じた所で次に指先で下着の上から入口を広げ、さらにその上から擦る事でより愛液を染み出させていく。) -- ジャン
      • はん、ぁ……っ、ぅ(案の定、夫の口が自分の乳房を味わい始め、それを予想していながらも吐息は甘さを増していき)
        (乳首に至った際は日常では絶対出ないであろう声を漏らしてしまう)
        (顔を見られていない事に小さな安堵を覚えつつも、ショーツに指を這わされ始めると小さく身体が跳ねてしまう)
        (布地越しの刺激はやはり巧みで、さほど労する事も無く布を擦る音は変化していき、それに連れて吐息に喘ぎが混じっていく。また同時に上体を支える腕の力も少々抜けかけ、夫の顔に乳房を押し付ける格好にも)
        -- ラク
      • (顔は見ていないが、どんな顔をしているかはもうジャンは見なくても分かっているようだ。)
        ん…ちゅ…ちゅぅ(今は先端を味わう事に専念して、乳児とは違った甘噛みを加えたやり方で吸いつく。)
        (水音が絡みつくように立ち始めた所で指を外し、張り付いた下着を横にずらして今度は指を直接膣内へと挿入する。)
        (人差し指が緩やかに膣内をかきまぜながら、いつものように膣内の具合を確かめる。)
        …んぐっ…ぷはっ…ラク…そろそろ、しよう…(そんな中押し付けられる状態にまでなった所で指を抜いて、自分のズボンもずらして先端を入り口へと向けた。) -- ジャン
      • ひぁ……! う、そんな……子供みたい、に(喘ぎ喘ぎ夫を責めるも、語彙は弱く、快楽に力は抜ける一方で、むしろ乳房を押し付けて)
        (まして舌使いだけでなく指使いまで加わっては、いよいよ二か所からの痺れを伴う麻薬のような悦楽にあられもない声を上げ続ける)
        (夫の指にすらしっかりと絡みつきつつ、回転を伴う上下の動きに腰が動いてしまう)
        んんっ……! ……ジャン……(全身にしっとりと汗を浮かせ、やや荒い息を吐き。夫からのやや苦しげな声に体を後ろへ下げる)
        (そこからゆっくりと身体を起こし、彼の腹筋に両手を置くと腰を落としていく。確認するまでも無く位置関係は承知しており、やがて測ったようにしとどに濡れた自分の秘所に屹立した夫が触れ、それだけで小さく息を漏らしつつそこから更に身を沈め、呑み込んでいく)
        -- ラク
      • (普段発しないような甘い声を楽しそうに聞きながら、もっと引き出すように夢中で愛撫を続ける。)
        (指の愛撫でいつも以上に絡みつくような気がするのを感じた後、妻が体勢を整えるのをじっと待ちうける。)
        …ラク……んっ…(熱いと感じる程に濡れた愛液を感じながら、それがラクの腰が落ちるとともに先端から根本まで包み込むように飲み込まれていく。)
        …なんか今日の中…いつもより、熱いかも…(普段よりも熱を感じながら、先端が奥に当たり根本まで銜え込まれている姿を眺めた。)
        (最初はあまり動かないようにしているが、それでもモノは鼓動に合わせるように中でビクンと脈動する。) -- ジャン
      • はっ……ふぅ……(しっかりと呑み込み、互いの股が触れ合う状態でゆっくりと呼吸する)
        あなただって……これ、ちょっと……違うわよ?(そう言うと夫の腹筋から手を離し、背筋を伸ばしがてら、彼が自分へと伸ばした手をしっかり掴む)
        (何もしない内から中で大きく脈動するのに疼きにも似た快楽を感じつつ、ゆっくりと腰を引き上げ、更なる快楽の波濤に身震いし、腰を下ろす事で再び波濤を感じ、夫以外の誰も聞いた事の無いような甘い声と共に、乳房を揺らし、全身を使って夫を扱き始めた)
        -- ラク
      • …そう、かな?…じゃあ、お互い違うという事かな…(自然と伸ばした手を握り、指を絡ませ合う二人。)
        (ラクが動く前に少し腰を上げて、これから精液を流し込む所を確かめるように先端を子宮口にぐっと押し付ける。)
        (そして幸せそうに笑ってから、最初はこちらからは何もせずにただ妻の動きを享受する。)
        (硬くラクの体を貫いているモノは扱かれながら、妻の膣襞をモノ全体で擦り、また根本まで入れば先端が奥に押しあたる。) -- ジャン
      • ……暫くは、出来なくなるのだし……(夫の笑顔に照れたような小さい微笑みを返す)
        (ある程度の規則性を持って、夫の両手をそれぞれ握ったまま、腰を艶めかしくくねらせ上下に身を動かし続ける。声を上げ、時折自分の方から子宮口に押し付けるように腰を押し付け、快楽に肩まで浸かりつつ、視線は逸らす事無く夫を見つめ続け)
        ふ……ッ、あなた、のが……擦れて……(快感に身を震わせるが、ふと、動きを止めて夫との手を離す)
        (少々荒い息を吐きながら再度両手を腹筋に置き、見せつけるように乳首の勃った乳房を強調させて、挑発するように微笑んだ)
        -- ラク
      • (こちらも妖艶に自分の上で腰を躍らせる妻を見ながら、深く入り込む度に手にも力が入る。)
        …うん…ラクの…奥まで、一杯入ってるよ……?(そろそろ自分も動こうとした所で手が離されて、首をひねる。)
        (しかし妻の誘うような瞳と微笑みを見て、こちらも負けじと手を伸ばしてぎゅっと乳房を掴みながら腰を突き上げ始める。)
        (先ほどとは違い、奥に勢いよく当たって奥を重点的に擦る動きに代わり、同時に奥に当たる瞬間に合わせてラクの柔らかな乳房に指を強く沈み込ませた。)
        (その動きも少しずつ早くなり、額に汗を浮かべながらラクの動きも求めるように強く突き上げる。) -- ジャン
      • ああ、ん、んぅ……ああッ!(勢い良く突き上げられ、その都度乳房を強く激しく揉まれ、夫の動き一つ一つに過敏なまでに声をあげる)
        (自分で動いていた時以上に声は媚薬のような甘さを発し、乳房も、膣も、より誘い唆すようにその感触を伝えてくる)
        (夫から与えられる快楽に溺れる内に、より深く得ようと自然に彼の腰遣いに応えるように腰をくねらせ、一層の喘ぎをあげ始める)
        -- ラク
      • ……ラク…んっ…ふっ…(愛する人の名前を呼びながら、先端をぎゅっと摘まんで指の間で何度も扱く。)
        (そうしている間にもラクの動きが再開して、生み出される快感は増してもまださらに欲するように腰の動きが激しくなる。)
        …ラク…そろそろ…んっ…出すよ…(手を乳房から離して、両手をラクの腰へと据えて、腰の動きに集中する。)
        (自分の手も加えて安定させた腰の上で乱れる妻を見ながら、大きく膨らんだ先端が何度もこれから注ぐ入口にぶつかるように上下させる。)
        (そして激しく脈動するモノが射精が目前だと告げて、ぐっと腰と手で限界まで挿入しながら限界を迎えた。) -- ジャン
      • (射精の予告と共に、夫の手が腰を押さえるように当てられるや、突き上げのストロークは激しさを増していく)
        ふぁッ、あ、う……ぁ、ジャン、もう……私……も……(自身の限界も近い事も告げ、夫に射精を促すべくよりきつくまとわりつくように絞り上げていく)
        っ! んん、ああ……ッ(絶頂と共により深い所に突き込まれ、勢い良く流れ込んでくる精子を感じつつ、数度激しく身を震わせた後、力の抜けたように夫に覆い被さった)
        -- ラク
      • ウッ…ラクの中、出て………くっ…は…(中で絞り上げられながら、妻の中に放ち続ける。)
        (ラクが覆いかぶさって来てからも射精は続き、その間も小さくだが腰は動いて奥を突いては放つ。)
        (ぎゅっとラクを抱きしめながらようやく射精が終わると、ラクの絶頂も少しは収まり始める頃だった。)
        …んっ…ラク…(そして絶頂の余韻に浸っているラクと口づけて、お互いの舌先を舐めあうようなキスをする。) -- ジャン
      • (長い射精を受けつつ、快楽の海嘯に身を浸し、夫の胸に荒い息をつきながら全身が軽く弛緩する)
        ん……。……ふふ(気付けば抱き締められていて、キスを求めれば甘えるように応じ、蕩けた眼差しで夫を見ながら舌を絡めていく)
        ……ジャン? ……どうするの?(口を離し、夫の胸板に自身の乳房を押し付けるような状態で問いかける。自分の中にある彼は一度精を吐き出しても尚、普段の如く固さは何ら損なっていなかった)
        -- ラク
      • …ちゅっ…ちゅぅ……えへへ(絡めあった舌を離して、幸せそうな笑顔で笑うジャン。)
        んー…そうだね…明日は早いけど…あともう少しだけ…(熱っぽい目をしながら、当然のように言って腰を動かす。)
        (今度は自分の上に寝そべっているので、支えたりする必要はないので手はお尻に添える。)
        (体勢的に激しくは交われないが、その分ゆったりと出したばかりの中をモノが行き来する。) -- ジャン
      • もう……(夫の幸せげな笑みに仕方ないなと言わんばかりの小さな微笑みを見せる)
        それじゃあ……んぁっ、ん、もう……本当にもう少しで、済むものなのかしらね……?(再び始まった緩やかな夫の動きに過敏に反応しつつ、軽く彼の頬を撫でた後何度目かのキスを交わし、自分の感触を忘れさせまいとばかりに抱き締めた)
        -- ラク
      • あはは…そんなに何回もはしないよ……んっ…多分(頬を撫でられキスをしてから、頬をかいた。)
        (その後も体を重ね合い、お互いを確かめあってから、結局予定よりオーバーしてしまう二人だった。)
        (ちなみに朝寝坊した上にジャンが居ない間のラクを見て、この頃から三女は父親嫌いに傾き始めるのだった。) -- ジャン
  •  
  • ……ぐー…(ラクが起きると休日だったせいか、珍しくラクが起きる時間でもジャンが眠っている。)
    (顔半分を谷間に入れたまま、幸せそうな寝顔をしている。息苦しさは慣れでなんとかなっているらしい。)
    (起こそうと思えば、寝起きは割といい方のジャンだけに揺すっていれば目が覚めそうだ。) -- ジャン
    • ん、む……(目を覚ます。が、起された訳でもなく、しかし夫の重みは身体にかかっていて)
      …………ジャン?……重い…………んんー(寝惚け眼。口調はいつになく頼りない)
      ……んっ、しょ(ごろり、と夫を乗せたまま転がる。翼に気を付けつつ上下を逆転すれば自分は楽になるという訳だ)
      -- ラク
      • …すー……(ラクの声にも反応がなく、ぐっすりと眠っているようだ。)
        (しかしその安眠状態から逆さになった上に、呼吸ができなくなるほどにプレスされるジャン。)
        …ぎゅぅ…むー…(両手を息苦しさから軽くバタつかせる、まだ起きてはいないが寝苦しそうなのは確実だった。) -- ジャン
      • んふふ……(夫の上に乗って楽しげにしているが、やがて夫の動きに気付き)
        ……ジャン〜?(のそのそと腕を伸ばし、上半身を持ち上げるともぞもぞと身を下げ、互いの顔の位置を平行にし呼びかける)
        -- ラク
      • ……ぷは…はー…はー…(やっと窒息状態から解放され、鯉のようにパクパクと口を開けて息をする。)
        …ん……(流石に目が若干覚めたのか、薄ぼんやりと目を上げてラクと目が合う。)
        えへへ…ラク、愛してるよ…(夢の中だと思っているのか、それでも普段とあまり変わらぬ愛を囁きながらキスをする。)
        (そして唇を合わせては離すような軽い口づけを連続でしてから、満足そうにまた目を閉じて眠ろうとする。) -- ジャン
      • (何か楽しげに夫の様子を見ている)
        ジャ〜ン(夫と目が合うと蕩けるような笑みと甘い猫撫で声で名を呼び)
        んっ、ん〜……(キスを受ければ、応じるようにキスを返す。繰り返し、繰り返し)
        んー……(キスの応酬が終わり、夫が改めて寝ようとするが、それに構わず唇を奪い、舌を絡めようと)
        -- ラク
      • んんっ…んっ…ちゅっ…(しかし寝させて貰えず、うっすらと目を上げながら口づけに応じる。)
        (唇が重なり、口の中に入ってきた舌にこちらも舌を絡めて、お互いの舌をなぞりあうように舌先を動かす。)
        ……ちゅ……そっか、今は寝起きのラクか…なら、仕方ないかな(唇が離れると笑って言いながら、今度はラクの自分の胸へとぎゅっと抱きしめる。)
        (抱きしめながら、ラクの髪を梳くように撫でる。こういう事が出来るのが事後か寝起きくらいなので好きなようだ。)
        (あと、本人のやる気に関係なく朝だけに硬くなってる部分はあるが、あまり気にしない事にしている。) -- ジャン
      • んっ、んゅ……ふ、ぁ……(それは普段より余程積極的なキス、舌の動き)
        (満足したのか顔を離すと、夫と目が合い、蕩けるように微笑む) ……ん? あ(そして抱き締められ)
        (撫でられると夫の胸板に顔を埋めるように頬擦りし、幸せそうに息を吐くとどうもそのまま二度寝に入ったようだった)
        -- ラク
      • …本当、この時のラクは「甘い」なぁ…(とても柔らかい微笑みに、何十年連れ添っても照れるように頬をかいた。)
        んっ…また寝ちゃう?…あはは、寝ていいよ。僕もまだもうちょっと眠いし…(子供を寝かしつける時のように背中を一定間隔でポンポンと叩きながら言った。)
        (そして、二度寝した所で叩くのをやめて、幸せそうな寝顔のラクの額にキスすると自分も寝る事にした。)
        (次ラクが目を覚ました時は、いつもと違って抱きしめられている姿にちょっと驚きそうだ。) -- ジャン
      • (良く眠っている) -- ラク
      • んっ、しょ……。……パーパ、マーマ。起ーきーて、お腹空いた―
        (両親が寝入っていると、目を覚ましていた娘がパジャマ姿で親のベッドに上がり込み、四つん這いで進むとおもむろに両親の頬や頭を突っつき始める) -- シャナ
      • ……んっ…んぅ?(二度寝して間もないので、突かれていることもあってすぐに目を覚ます。)
        …あぁ、おはよう。シャナ…どうしたの?(そして、目の前にいた娘の頭を撫でながら聞いてみる。)
        あぁ、お腹かぁ…それじゃあ、ママが起きたらごはんにしようか? -- ジャン
      • ん……む……(そろそろ起きそうな感じにもぞもぞ) -- ラク
      • おはよーパパー。……じゃあママがおきるまえに私もちゅーするのー
        (んー、と父の返事も待たずにその頬に唇を押し付けてくる娘。さっきの夫婦のやり取りは思いっきり見られてたようです) -- シャナ
      • ……あ、ラクももうそろそろ起きそうだね(寝覚める前の動きに、ラクの頭を撫でながら言った。)
        今日もシャナは早起きだね……シャナも?…あぁ、見られてたのか(その事に気づいて、もう少し注意しないといけないと思いながら苦笑する。)
        (しかし娘のおはようのキスには嬉しそうに頬に受けて、ジャンもシャナの頬に軽区口づける。)
        …さてと、朝ごはんは何がいいかな…シャナは何が食べたい?(ラクが上にいるため起き上がれないが、娘の方を見ながら聞いてみた。) -- ジャン
      • ……ふぁ、あ。…………あら(目覚め。その後上下逆な状況にやや驚き、顔を上げれば夫と娘がこちらを見ている)
        おはよう、今日はちょっと珍しい感じね(言いながら、夫の身の上でゆっくりと身を起こす)
        -- ラク
      • んふー(父からのキスをやはり嬉しそうに受け)甘くないものー(割と無体なリクエストを出した)
        あ、おはようマーマ(母が起きるのを見ると、こんどはそちらの方へ寄って勢い良く抱きつき、父がしていたように豊満な胸の谷間に顔を埋めようとするが、その前に母に抱き抱えられた為、キスに変更する) -- シャナ
      • あはは、まぁ僕としてはこういうのも悪くないと思うよ。ラクくらいなら重くもないし(上にいるラクに笑顔で言った。)
        あぁ、それでシャナがお腹が空いたらしいんだけど…ぐっ…甘くないものかぁ…じゃあ、しもべさんに頼もうかなぁ(お菓子でないだけに自信なさげだ。)
        …んしょ…じゃあ、まぁとりあえずは着替えてから朝ごはんかな…あぁ、ラクはいつものでいいよね?(ラクが体を起こしたので、ジャンも体を起こしながら聞いた。)
        (状態としては、ジャンのあぐらの上にラクが座り、その上にシャナが抱きついている恰好となっているようだ。) -- ジャン
      • いつひっくり返ったのかしら。……まぁ私としてもそう悪くは無いけれど(微笑む。先程の笑顔とはやはり別人)
        そうみたいね……ちょっと、私を食べる気? こら(頬にちゅっちゅしてくる娘をくすったがりながら)
        んっ。……ええ、私はそれで構わないけれど……(体勢上、夫の硬いのがお尻に強く当たってどうしたものかな顔になる妻)
        -- ラク
      • (両親の状態に気付いたようすもなく、近くなったそれぞれにじゃれて楽しそうな娘) -- シャナ
      • ラクは上にいる方が好きだもんねぇ…(ただし、寝るときは自分の関係上からか、ラクが下になることが多いようだ。)
        あはは、ラクが起きるの遅かったからお腹が空いているんだよ(笑いながら、そういえばシャナは食人も出来るのだろうか?と思ったりする。)
        ……えぇっと…大丈夫、すぐにいけるようになるから…(何か言いたげな妻の顔に、頬をかきながら言った。)
        (その証言通り、起きたばかりのその生理現象も落ち着き始めていた。)
        あ、先にしもべさんを呼んでシャナを連れて先に席について貰う?まぁ、すぐにいけるだろうから3人で行ってもいいけど…。 -- ジャン
      • あなたを支えてあげるのも悪くはないけれど、ね(やや悪戯っぽく片目を閉じ)
        それなら起こしてくれたって……ああもう、止めなさいって(娘の口元を手で塞いだ後、その頬に軽く口付けをすると気が済んだのか静かになる娘)
        ……そう? まぁ……それなら……ああ、そのようね。ちょっとどうしようかと思ってしまったわ(言いつつ、娘を抱いたまま立ち上がり、ベッドから降りる)
        それには及ばないわ。ほら、ちょっとそこで大人しくしてなさい(娘用のベッドに娘を座らせ、下着を付け始める)
        -- ラク
      • むー……(面白く無さそうに着替えシーンを凝視していたが、すぐに飽きたのか自分のベッドにある人形をいじくり始める) -- シャナ
      • あはは、それじゃあ時々交代しながらしてみようか。今後は(笑いながら言った。)
        まぁ…これに関しては、僕の意志でどうにかなるものじゃないから…(落ち着いた所で苦笑しながら頬をかく。)
        あぁ、うん。シャナも少しいい子で待っててね?(ジャンも立ち上がると、まずは手早く自分の服を着て、それからラクの下着を手伝う。)
        (ラクも自分でつけるのは慣れてきているとはいえ、ジャンがした方がしっくりきやすいようだ。)
        …これでよし…さて、それじゃあご飯食べに行こうか(シャナの頭を撫でると、手を繋ごうとする。) -- ジャン
      • それには及ばないわ……と言いたい所だけれど、さっきみたいな事があると困るものね。場合によっては胸で窒息させかねないのだし
        生理現象でしょう? それくらいは分かっているわ。ただ、あなたそうでない時もあるでしょ
        (ショーツを履いた後、ブラジャーを嵌めようとしていたら夫の補助が入り、すんなりいく。その後いつものようにドレスを出現させた)
        シャナの分の朝食はしもべに頼んでおいた方が良いかしらね。クノンのように毎日ケーキでは不満のようだし
        -- ラク
      • (ぬいぐるみを捻じったりしていたが、)おー……(母が瞬く間にドレスを纏ったのを見ていつものように視線を釘付けに)
        うん、ごはんたべるー(撫でられてはにかんだ後、手を繋ごうとした父の手を軽く羽ばたいて飛び越え、その腕にしがみつく) -- シャナ
      • あぁ、それは…あるね、あれは危険だ…(ついさっき窒息しかけただけに実感がこもってるジャンだった。)
        ……それはまぁ、そうだけど…でも流石に娘がいるのに、何かしたりはしないよ?(その辺りは余程でない限りしないようだ。)
        あぁ、うん。その方がいいかも…僕も料理作れなくはないけど、僕のよりしもべさんの方が美味しいしねぇ…(まさに週末のパパの手料理状態だった。)
        あはは、シャナもやっぱりああいう風になりたいの?(釘づけになっていた娘に聞いてみる。)
        よし、行こうか。今日のごはんはなんだろうねぇ…あ、ケーキはいい果物が入ってるからね。フルーツケーキにするよ(笑顔で言いながら、娘を連れてリビングキッチンになっている部屋へと歩いていった。) -- ジャン
      • ……あら、体験済みだったの? なら言ってくれれば良かったのに(ついさっきの事とは露ほども思わず)
        そうね。……少なくともここ最近はそうかしら。しもべ遠ざけて無かったらどうかしらと思うけど……
        それじゃあ伝えておくわ。流石にすぐさまとはいかないでしょうから、少し待たされるでしょうけれど(暫し瞑目し、伝えたようだ)
        フルーツケーキね。ジークの所からのかしら? 流石に南からの直送だけあって甘みが違うもの
        -- ラク
      • うん。すごいねー(父の腕にしがみついたままほぅ、と息を吐く娘)
        (そのままよじよじと腕を昇って肩車の位置まで来たら、母の手によって床へ抱き下ろされる)ママ、なにするのー?
        (表情も含めて不満を口にする娘の肩を母が軽く叩く。するとパジャマ姿だったのが瞬時にドレス姿に)わ。……わー、ありがとうママ!
        (あっという間に機嫌を直し、両親に連れられていく。部屋からはハヤシライスの香りが……) -- シャナ
      • あはは…まぁ、抜け出せれたし起こしてしまうのも悪いかなと思ってね(笑顔でごまかした。)
        その辺りは…何とも言えないけど……あぁ、下に降りている間に作って貰った方が早いもんねぇ…僕も降りたら作らないと。
        うん、あそこの果物は毎日だとちょっと辛いけど、時々送ってもらうと丁度いい感じだよねぇ…(既にそれぞれの下準備は昨夜のうちに済ませてあるようだ。)
        大丈夫、シャナもすぐに使えるようになるよ…クノンだって、ちゃんと覚えれたんだから(ただし、時間がかかったことはクノンの名誉のために内緒にしておく。)
        ?……あぁ、なるほど…よし、それじゃあ朝ごはんを食べよう!(右手をジャン、左手をラクが掴んで3人並んで向かっていった。)
        (その日も楽しい朝食になったようで、しもべもシャナの笑顔を見て大変喜んだのだった。) -- ジャン
  •  
  • …シャナもすっかり大きくなってきちゃったねぇ、もう2歳すぎだなんて…(お昼寝しているシャナの姿を目を細めて見ている。)
    この子は炎使いで、どちらかというとラクよりな気がするけど…どんな子に育つんだろうね?(隣にいるラクに楽しげに聞いてみる。)
    でも、なんかお転婆になりそうな気もするなぁ…(寝相が悪いのか、蹴飛ばされたタオルケットをまたかけてやる。)
    ……デルやデアリガズの悪影響をあんまり受けないといいんだけど(予感がするのかやや不安そうだ。) -- ジャン
    • まぁ、年相応と言う所だし……(眠る娘に人差し指を握り取られてどうにも身動きが取れなくなりながら)
      冒険者やっていた頃は専ら炎ばかりだったからその頃のが色濃く出た感じね。……そのまま気性の激しさにも繋がりそうだけど……というか激しいわね、実際。授乳の時も何回か乳首齧られたし……
      デルレイッチはともかくデアリガズの方はどうなるかしら。属性的にかなり似通っているし……それに通例だとデアリガズには黒瘴共々躾とか任せてるわよ?
      -- ラク
      • あはは…シャナもやっぱり母親の方が好きなのかなぁ…(微笑ましく見ながら、ちょっと羨ましそうでもある父親。)
        うん、ラクは炎をよく使ってたもんねぇ……あれ、そういえばラクが戦ってる姿って見たことほとんどないかも?(思い返してみれば記憶にあまりないようだ。)
        その辺りは僕も髪引っ張られたりしたなぁ、お転婆に育ちそうだ…あぁ、あの噛み跡はやっぱりシャナだったんだ?
        うっ…それはちょっと似てほしくないかも…まぁ、でも僕も関わるし今回もいい子に育てて見せるよ!(力を入れながら言った。) -- ジャン
      • かも知れないけど。弱るわね、どうにも……(軽く引っ張ってみるも離す気配は無い)
        配布された物以外使用出来ないんじゃ仕方ないわ。……私は王だし、王がそう易々と戦うものではないでしょう
        掴んだら離す事を早く覚えさせるべきね……。……他に誰が噛み跡なんて付けるのよ?(ジト目)
        そうなると良いわね。まぁ知識面はランの時同様に直接教えるから、後は使い方と情操の方を進めていけば……
        -- ラク
      • しっかりと握ってるもんね…これはしばらく離しそうにないかも(そんな光景を楽しげに眺めている。)
        改めて考えても変な規則ですよねぇ…譲渡も出来ないなんて……あぁ、確かにそうかも…でも、ザビーネさんとは戦ったんですよね?(ザビーネから聞いたようだ。)
        掴み癖でもあるのかな…まぁ、子供のうちはそういうものなんだけど……うっ…えぇっと、僕が知らずにとか?(ジト目に目をそらす。)
        うん、クノンほど落ち着いた子にならなくてもいいから…人に対して些細な理由で容赦なく攻撃するようにはしたくないなぁ…(眠るシャナの頭を撫でながら言った。) -- ジャン
      • (やれやれ、とばかりに小さな溜息を吐く) まぁ、あれはそういうものとして気にするべきではないんでしょうけどね
        ザビーネ? ……ああ。すぐに逃げられたからあれは戦闘と言えたものかどうか
        或いは身代わりね。音が出るだけの棒とか持たせておくと丁度良いのかしら……。……あなたの噛み跡くらいならすぐに治るわよ。血族だからか、この子の場合は少し勝手が違うだけね
        ……何もそんな。デアリガズそっくりになると決まった訳では無いのよ?(結構露骨な夫の物言いに苦笑する)
        -- ラク
      • まぁ、それしかないんでしょうねぇ…クノンもこないだ、仕事の合間で愚痴ってはいたけど(頬をかきながら苦笑する。)
        あ、そうなんですか?渡した僕の腕を食べた話や2:1で襲われて逃げ帰った話を教えて貰ったんですけど…(腕を食べた事は全く気にしていないようだ。)
        あぁ、ガラガラとかがいいかもですね。今度一緒に買いに行きましょうか! 僕の場合軽く噛む程度ですしねぇ…なるほど、同じ血だと若干違ったりするんだ?
        …うぅ、だって初対面で燃やされ、何か悪い事したかと後日行っても燃やされたインパクトは強くて……でも、こういうのも悪いですよね…(言い過ぎたと反省する。) -- ジャン
      • そう言えばクノンは未だに初期支給のだったわね。……私も結構物の運は悪かったけれど、あの子は偏ってるのねえ
        ええ。しもべと挟み撃ちをやったのだけれど、即席だしあっという間にね(同じく気にして無い)
        ええ、そういうの。……意気込まなくても良いのよ? ……夢中になると強くなるようだけど? まぁそれはともかく、やはり自分の血を分けた相手、半分は私の要素だもの。治り難くもなるわ
        あれとあなたの相性は最悪と言っていいものね……。ああ、別に悪くは無いわ。デアリガズのようになられては私も困るし(再度微笑んだ)
        -- ラク
      • 炎の魔導器自体は拾えたそうなんですけど、クノンの苦手属性ですからねぇ……そういう意味でもラクに似てるのかもね。
        しもべさんとラクの挟み撃ちかぁ…僕なら逃げれなさそうだなぁ…うん、もっと精進しないと(相変わらず向上心は旺盛らしい。)
        で、でもほら…クノンのも古くなってますし?(ただ買い物を一緒に行きたいようだ。) ……そう、かなぁ…(強くなると言われて、自信がなくて若干目がそれる。)
        そういうものかぁ…親子喧嘩とかなったら壮絶になりそうだ……。 あはは、しもべさんとも相性良くないですけどデアリガズほどじゃないですからね。
        …でも、お転婆と言うくらいなら僕もありかなと思いますよ?元気がいい子はあまりいなかったし…あぁ、またタオルケットが(苦笑しながらまた直す。) -- ジャン
      • ……炎じゃねえ。私の頃はやっとの事だったから余り気にはしていなかったけれど……あの子はどうなるかしら
        準備していたものでもなかったから、逃げに徹すればあなたでも何とかなったと思うわよ? ……ふふ(そんな夫に目を細める)
        それは分かってるわ。買いに行く事そのものは私にも否やはないのだし。……そうよ(とはいえ非難する訳でもないようだ)
        そういうものよ。そうなっても単純に強い方が勝つだけだし。……そういえばもうその二人くらいかしら。未だにあなたと仲悪めなのは
        そうね、どうにも私やあなたの影響か大人しめな子達ばかりだったし。……ふふ、元気だこと
        -- ラク
      • どうなんでしょうねぇ…水と雷の組み合わせなどには興味を持っていたようですけど。
        そ、そうかな?ただ、ラクと戦う事なんて想像も出来ないからなぁ…一緒に戦う事はしてみたいけどね?
        うん、じゃあまたお店が休みの日にでも……じゃあ、ちょっと気を付けてようかな。一応(甘噛みはちょっと好きだっただけに残念そうだ。)
        僕は悪くする気はないんですけどね……ただ、しもべさんとはまだ随分マシになってますよ?教育方針でも冷静な議論が出来てますし…多分。
        まぁ、必要なことを躾けて分かってくれればそれで…あ、やっと指が外れそうかも?(熟睡して力が抜けてきたシャナを見ながら言った。) -- ジャン
      • 雷か……分からないでもないけれど、自分も危なっかしい所があるわね、それ。あの子の水なら多少融通利きそうだけど
        そう思うわ。……まぁ喧嘩程度ならともかく、理由無いものね。……あなたと並び立って戦うような事態って、あるとしたら完全に後が無いって状況になりそうだわ
        ええ、そうね。それならこの子も持って行った方がよさそうだし。……まぁ、期待しないでおくわ(薄く苦笑する)
        諦めた方がいっそ清々しいくらい相性悪いもの、仕方ないわ。……たまには私一人でやってみようかしら(殆ど夫としもべに任せていたものの、何となくそんな気になりつつ)
        まぁ要はそれよね。……ん? あ、そうね……(そっと引き抜きにかかり……成功) ふぅ(安堵の息をついた)
        -- ラク
      • うん、色々と応用すれば面白いかもしれないって言ってたね…ある程度氷を極めていて、雷魔導器がある場合のみ可能だけど。
        ……あぁ、ラクはここで最後に待ち構えるもんねぇ…そういう状況にはなりたくないものだね(苦笑しながら頬をかいた。)
        うぐっ…まぁ、でも糸口があるなら頑張りますよ……え?ラクが?いいんじゃないかな!何をするかは知らないけど(ラクの参加は全面的に大歓迎なジャンだ。)
        あはは、ご苦労さま…(安堵の息をつくラクを見ながら、お茶とケーキの準備を自然体でしている。習慣になっているようだ。) -- ジャン
      • 創意工夫、良い事だわ。それを形に出来る機会に恵まれれば良いけれど……
        王だもの。他の誰かの順は変わっても私は不動だわ。……まぁ、他所ではともかく此処ではそういう事になりそうもないけれど
        ふふ、頑張って。……あら。意外と歓迎的ね? 私一人に任せるのは不安とか言いそうなのに
        別にそうでも無いわ、これくらい(そして妻は夫のそれを全く当たり前のように受け止めていた)
        -- ラク
      • その前に父様越えは絶対にしてみせるって意気込んでたからねぇ…僕としても超えて欲しいと思ってるけどね…。
        ちなみに、僕が出るとしたらどの辺りになるんだろう…ラクと一緒でいいのかな?(順番が気になったので聞いてみた。)
        ランの時にそう言われたら不安だったかもだけど…3人見てきたけど、そんな心配になる必要ないと思ったからね(笑顔で言った。)
        4人目と言う事もあって、色々と慣れてきたのもあるんだろうねぇ…最初の時なんか、色々と大変だったもんね(懐かしそうに振り返る。) -- ジャン
      • と言うと……現状の最短だと164回かしら。老練にはなっているのだから後3年くらいになるわね
        戦力を小出しにするくらいなら最初に全力を当てたいから、分散や不意とかでなければ他大勢と同率一番ね。そうでないなら私の傍に居て欲しいけれど
        ランの時は私としもべだったものねぇ。ジークの時はジャンが入って、クノンは私が下がり気味で。……そう考えるとシャナに私だけがかかずるのはクノンが拗ねるかしら
        最初の頃は私だけでなく、あなたも、要塞の他の面々も一々大騒ぎしてた気がするものね。……大変だったわ、本当(言いながらも懐かしげに微笑み)
        -- ラク
      • それくらいかなぁ……要塞で一番最長となると何回になるんだろう?そこまでいければ凄いけど。
        うわぁ、要塞勢揃いか…でも皆連携取れるのかな……あとはランとジークが来てくれれば鬼に金棒なんだけどね…全員でユニゾンすれば凄い事になるし。
        あはは、確かに拗ねちゃうかもしれないね。クノンはその辺りちょっと気にしてたから…まぁ、今は流石に分かってくれているだろうけどねぇ。
        うん、大変だった…特にしもべさんとかは僕以上にあれこれ勉強しながら頑張ってた気がするし…そういう意味では感謝してるのになぁ。
        今では、孫も二人出来て…これからその孫がまた子供を産んだりして……どこまで広がっていくんだろうね(そしてどこまで見届けられるか、は言わない事にした。) -- ジャン
      • 確か……でもあなたと大差は無いわよ? 誰も170回いってないもの
        役割分担自体は出来ているから大丈夫だとは思う。……ああ、そうね。ジークはともかくランは居る居ないで全然変わって来るもの(その辺容赦の無い母だ)
        流石に今は左程でも無くなったけれど、あの子見てると私の子供の頃であるかのような気がして嫌だったのよね……可愛い我が子ではあるんだけど
        あの頃はあなたまだ現役だったもの、しもべの勤勉さが無ければ今のランは無いんじゃないかしら。……まぁ当然の事をやったという認識でしょうし、感謝は無用の事なんでしょうね
        ふふ。それは行く先の子が子を為そうと思わなくなるまでずぅっと、よ。その頃には私の血もあなたの血も無いようなものになってるかも知れないわね(ずっと共にある事を疑いもしない妻)
        -- ラク
      • あれ?そうなんだ…デルが越えられなかったと歯ぎしりしてたのは覚えていたけど…なら、いけるかも…そして英雄も夢ではない?
        軍相手ならランがいればほぼ無力化出来るしねぇ…1:1でも強ければ支援魔楽も圧倒的だし…で、でもジークもほら器用な所が(なんとなくフォローしてみる。)
        あぁ、やっぱりそうだったんだ……その辺り複雑だったかもだけど、ラクはラク、クノンはクノン…見た目は似ていてもやっぱり別々だよ(笑顔で言った。)
        そうだねぇ…うん、お礼を言うとまた愚物がって目で見られるだろうしね。それに今の状態でも十分幸せそうだしね。
        いずれ要塞の存在も話だけしか知らない子も出てくるんだろうなぁ…それでも僕たちの「家族」が皆幸せであるといいね…(ラクの手を握りながら落ち着いた口調で言った。)
        (最近ではあるが、時折こういう風に壮年の雰囲気を出す事があるようだ。) -- ジャン
      • ……いえね? 期待するなとは言わないけれど、そう簡単に望める者ではないでしょう、それ。ただでさえやる気が削げる時期なんだから
        ランが後ろにいるかいないかで大違いだもの。……まぁそうだけど。潰しが利くから何処ででも実力が出せるのは良い事よね……
        流石にその辺りはもう分かってるわよ。……我ながらどうかと思う程度には時間がかかってしまったけど。寂しい思いをさせてしまったかしらね
        ひ孫の先辺りまでいくと色々知らない内に事が進んでそうだし、知らない子も出れば、増えていくのでしょうけど。……そうね、その方がいいわ
        (時折見せる夫の雰囲気に心地よさを感じつつ、柔らかく微笑んだ)
        -- ラク
      • あはは、分かってるよ。それでもそうだといいなぁと思ってね…もちろんクノンには言わないから(笑いながら言った。)
        じゃあ、やっぱりラクのそばがいいかもだね……その通りなんだけど、もうちょっと大事にしてあげても…ジークも転移魔法応用で出来たりと頑張ってるんだし。
        あぁ、でも子供を先に立たせておいて自分たちは待つのって辛そうだねぇ…特に総出で戦うほどの戦いなら、尚更。
        …大丈夫だよ、クノンもちゃんと分かってくれてるから。じゃないと、あんなにラクに懐かないはずだしね…まぁ、もっと甘えたがっていたのは事実かもだけど。
        あぁ、子孫と言えば……どうやらクノンまた告白されたそうだよ?その子が店で軽い戦闘になってたよ…(頬をかきながら言った。) -- ジャン
      • あなたの場合言わなくてもバレてしまいそうなんだけど……まぁ、あの子も聡いなりに無理はしないでしょうし
        それも相手次第よ? ……別に認めて無い訳ではないわ。ただ、それ故に重用は難しいのよ、あの子(溜息をつく)
        ……無理はしないでしょう。特に、ランが後衛についているなら引き際を見誤る事も無いでしょうし。要塞内に押し込んでくるようなら私達も打って出るだけね
        そうかしら。……まぁ、出来た娘になりつつはあるようだけど……どうもうちの子は甘えん坊になりがちね
        どうしたの? ……ああ、それなら知っているわ、あの子から聞いていたもの。……戦闘の方は初耳だけど
        -- ラク
      • そんな事はないと思うよ、僕もいつまでもそんな迂闊でもないのだし(胸に手をあてて、自信たっぷりに言った。)
        その辺り相手次第でどう出るかも変わってくるだろうしねぇ……まぁ、今のところそんな心配もなく平和なんだけどね。
        あぁ、ランならその辺りの指揮もこなせちゃうか…チェスも上手だもんなぁ…なのに何であんな料理の材料チョイスが…誰に影響受けたんだろう…。
        うん、出来た娘だよ。クノンは……甘えん坊になりがちなのは、教育者の影響なのかも(自分もしもべも甘いだけに自覚してる面もあるらしい。)
        あ、そうなんだ?うん、つい最近の話だしね……その子は僕と似てる面が多い上に、「あの事」があっただけにしもべさんも色々と思う所あるんだろうねぇ…僕としては見守る方向だけど。 -- ジャン
      • (自信満々な夫にそっと微笑みかけるだけの妻)
        ええ、そもそもが杞憂なのよね。政情や情勢にそう変化も無いし……
        あれはオリジナリティとかそういうのではないかしら。……多分、美味しい物を美味しく作れるのは当たり前で楽しく無いんでしょう
        あなたやしもべが甘やかすのは分かりきっているけど、デアリガズでは相殺しきれないのかしら……
        ええ。……あなたと似ているんじゃしもべも思う所は多いでしょうねえ。……どうなる事やら
        -- ラク
      • それに、街には要塞よりも基本な人や物がいっぱいだしねぇ……それらも受け入れるから、この街は凄いけど。
        …なるほど、そういう意図が…それで今の夫を見つけれたのだから、ランにとって良かったという事かな(よく食べていたジャンだけに懐かしそうであり寂しげでもあった。)
        デアリガズは普段から一緒にいたりしないし…むしろ厳しい後に甘やかしてくれるからこそその傾向が強くなるのかも…(苦笑しながら言った。)
        あはは、僕としても色々と複雑だけど……まぁ、クノンを幸せにしてくれるのなら…僕は歓迎するつもりだけどね。
        (その辺りもすっかり一人目の時とは違って、落ち着いたものだった。) -- ジャン
      • 前々からそうだったけど、未だになんでもありなのはそれが普通になっているからなんでしょうね
        ……とはいえ、最終的にあれに行き着くなら途中もっとマシな選択肢がかなりあったように思えたけど……なんとなくしもべの気持ちが分かる感じがするわ
        分担上、飴と鞭の飴が甘過ぎる訳ね。……今更あなたやしもべに自粛とか無理でしょうけども
        私としては、前みたいな事にならなければそれで良いのよね。流石にあんな状態の娘はもう一度見たいとは思えないもの
        -- ラク
      • 神レベルから伝説級の竜まで……まぁ、だからこそこの要塞も問題視されないから助かってますけどね(笑いながら言った。)
        …それはそうですけど…まぁ、今は幸せそうですしね。ランの子供もちゃんと育っていますし…あはは、分かりますか?
        今更変えても、それはそれで子供の間に差が出来ちゃいますからねぇ…まぁ、ラク参加などの差はあったりはしますけど…今回は参加するんですよね?
        ……うん、ああいうのは見ててつらいよね…ランも、そういう意味ではこの先心配かな…覚悟はしていても辛いものは辛いでしょうし…。
        …少し落ち着いた所でお店やラクの手伝いをして貰ったりするといいかもしれないね、何かしら目標があると違うと思うから…。 -- ジャン
      • 元々この辺りは荒廃した空き地のようなものだったと聞くし。……街の事情はどうあれこちらから何かするでもなく、少なくとも友好的ではあるんだから攻撃する理由もないものね
        ええ、こうなってみるとね。と言っても、私にしろあの子のしろ、はいそうですかと他の相手にはしないけど(微笑みかけ)
        デアリガズの比重増やそうかしら……でも負担かけさてその原因の抹消に全力注がれても困るか。……するわよ? と言うか、あなたもしもべも遠ざけるつもりだけど(冗談言ってる感じも無く)
        ……覚悟の上だもの、死後こっちに戻って来る頃には割り切れてるんじゃないかしら。そんなに心配する事も無いわよ、あの子の事だもの
        -- ラク
      • まぁ、それでも変に正義漢がある人がいそうかも…と思ったけど、ここまで来なくても街中にあるもんねぇ…。
        僕に関しては大丈夫ですよ、ずっとそばにいると約束しましたしね(笑顔で微笑む妻の頬に口づける。)
        まぁ、今回の子は火属性だからそれもありでしょうけれど…それは怖いですね……え?遠ざけるんですか?(ちょっと悲しげに聞き返す。)
        …そうかな…まぁ、見てて難しそうならそう提案してみます。実際なってみないと分からない事もありますしね…。
        あ、それと心配事と言えばもう一つ…杞憂だったらいいんですけど(また不安そうな顔になりながら呟く。) -- ジャン
      • ええ、約束したもの。ずっと居て貰うわ(ややくすぐったげに口付けを受けると、同様に、夫へし返す)
        まあ、あれは思い通りになる訳もないから……様子見も、それと悟られると怒るし。……あら。駄目? ……やっぱり三人の方が?
        その時はそうしてくれる? そういうのは私よりあなたの方が向いているし
        ? ……何かあるの?(僅かに首を傾げた後、夫の呟きに問いかける)
        -- ラク
      • その辺り加減が本当難しい…黒瘴さん辺りにいろいろとお願いするしかないかなぁ…(苦笑しながら頬をかいている。)
        駄目、と言うほどではないけれど……まぁ、ラクの分増やすのなら仕方ないかな…3人はちょっと難しそうだし、時間を分けて各自でかな。
        うん、その件については任せておいてくれていいよ……あぁ、ちょっとクノンの事についてだけどね。
        こないだ人魚関係の文献の中に、人魚には人魚特有の病気があるとかいていて…成長期にかかりやすいとあったから…。
        …こないだまで成長止まっていたけど、まだ成長しだしてるからその辺りが心配でね…まぁ、大丈夫だと思うけど。 -- ジャン
      • あら、それが気に入らないと怒る事もありうるわよ? ……まぁでも何も手を打たない訳にもいかないし、打てる手があるなら打った方が良いわね
        では不安?(じ、と夫の目を見) ……ん、そうならそうで……しもべにはいつもより一歩引いて貰いましょうか。各自と言っても私とあなたでこの子の空き時間は無くせるし?(熟睡するシャナの頭を撫で)
        ええ。……クノンの? …………特有の、病気。そういうのもあるのね
        心配なら疫病王に診せてみる? 見張ってなければならないけれど、あれは医者としても有能だし
        -- ラク
      • うん、何もしないよりはね…親としては出来るだけの事はしてあげたいし。
        ただ、自分の時間が減っちゃうのが残念かなぁって……しもべさんに?…まぁ、ラクが言うなら渋々聞いてくれそうではありますし…そうしましょうか。
        ……クノンの場合は、人魚の血が強く出たから心配でね……疫病王が?そ、そうだったの?今までそういう所見たことなかったから…。
        まぁ、今は全然健康みたいだし……もし、そうなったら見てもらうのもありかもですね…流石に見ている中変な事はしないでしょうし。
        …さて、それではそろそろ寝ましょうか。シャナもしばらくは起きないでしょうし…(ジャンも娘の頭を撫でながら言った。) -- ジャン
      • ふふ。……あなたは優しいわね、ジャン(何やら嬉しそうな顔になった妻)
        それは娘への嫉妬かしら? ……ええ、しもべに。たまには遠ざけてみるのも試す価値はありそうだもの
        だけど私の血もあるもの、そうは易々と病魔に蝕まれる事は無いわ。あら、毒も薬も紙一重と言うでしょう? 病理方面での知識と技術は疑いないわ。疫病と言う形でしか成果を示そうとしないけど
        ……ん、そうね。あなたも明日があるし……(言うと、夫の頬に再度キスをし、その後おもむろに服を解くと下着を外し始める)
        -- ラク
      • え?これくらいは普通だよ、だって僕たちの子供の事なんだしね(嬉しそうな妻を見て、笑顔で言った。)
        嫉妬、とはまたちょっと違うかなぁ…嬉しいのも事実なんだし。 ……しもべさんを遠ざけるかぁ…どうなるかちょっと想像つかないけど。
        あはは、確かにそうだね。じゃあ、この話はもう気にしないでおくよ……あぁ、なるほど。そういう意味では要塞では確かに一番詳しいかも。
        うん、そうだな…ふわぁ……それじゃあ寝ようかー…(丁度ベットに向かうため背中を向けたために脱ぐ姿を見ることはなく、あくびを一つしながらもぞもぞとベットに入ろうとする。)
        (服を脱ぐこと自体はしない時でもそうなので音にも気にせず、ジャン的にはしないまま寝る気のようだった。) -- ジャン
      • あら、そう? 複雑な感じねえ……。小さな手間があれやこれやと増えるくらいかしら……ちょっと面倒だけど
        良いのよ、そういう可能性はゼロでは無い、という事は事前に知っておけたのだから
        (全裸になると軽い鼻歌交じりにベッドに入ると、同じくベッドに入ろうとする夫を抱き寄せ、自分は下に、彼は上にの体勢で抱き締める)
        -- ラク
      • まぁ、たまにはそういうのも悪くないですよ…それにラクがせっかくやる気なんですし、僕は応援したいですしね!
        うん、防ぐ方法があるかどうかもまた文献を調べてみるよ…予防ができれば、気を病む事もないしねぇ…。
        …明日は朝からまずケーキをっとと…(ぐるっと回転するように抱き寄せられて、ラクが自分の下になる態勢に代わる。)
        急に後ろから抱き着くからビックリしたよ…んっ…(笑って言いながら、唇に何度も重ね合わせるように口づける。)
        …えへへ、それじゃあおやすみー(ひとしきりキスが終わると幸せそうに笑い、そしてぽふっと谷間に顔を埋めると寝ようとする。)
        (最近落ち着きを見せ始めると同時に、こういう状態でもしないと思っている時はすんなり寝れる事もあるようだ。) -- ジャン
      • そうよね、ふふ。私もたまには世俗の母親に近い程度はやってみたくは思うし……
        病原が分かれば予め罹患しないようにする事も出来るものね
        んー、良いじゃない別に。あなたから来るのも待つのも良いけれど……ん(夫からのキスに応え、自分からも返しつつ抱擁を深め)
        ええ、お休みなさい、ジャン(笑み返すと、胸に顔を埋めた夫の頭を愛おしげに撫で、そっと抱き締める)
        (そうやってジャンの寝息が聞こえる頃には、ラクもまた睡眠に耽っていった)
        -- ラク
  •  
  • (クノンとジークとシェダル、その3人で着替えと水着を手に談笑を交えながら要塞1階を歩いていく。)
    (そしてとある場所で立ち止まり)……さてシェダル、心の準備はいいかしら…ここが、プールの入り口よ?(何の変哲もない他と同じ扉の前で楽しげに言うクノン。)
    あぁ、兄さまも始めてだったかしら…つい最近出来たものね、ここは……では、入るわよ…(まずクノンがドアを開けて中に入る。)
    (するとそこには50mはあろうかという長さのプールが目の前にあり、奥や手前には更衣室やシャワー室などもあるようでドアがいくつもある。)
    (そのプールをバックに両手を広げて)…どうかしら、私のプールは(宝物を見せびらかせる子供のように、他人にはあまり見せない自慢げな笑顔で言った。)
    -- クノン.
    •  (両親からの話でしか聞いていなかった要塞内の様子に軽く浮足になりつつ、叔母の案内で扉の前まで来れば) ここが? どんな所かな……(早く早くとせがむような目でクノンを見るシェダル)
      僕の頃には無かったからなー。しかし、まさか一施設丸っと作るとは。……僕も何か言ってみれば良かったかな……?
      ……また立派な。母様は相も変わらず凝り性でらっしゃるか(妹がドアを開けた先の光景に溜息を一つ)
       わぁ、良いなぁ……。ねえお姉さん、このプールってお姉さんのなの? 凄いなぁ、良いなぁ……(一しきり感動した後父をチラ見)
      ……シェダル。家からそう遠くない距離に海があるじゃないか。ともかく泳ぐなら泳ぐでほら、クノンと更衣室の方まで……男性用もあるよな? 普段父さんしか男がいないとはいえ……(ふと不安になったようだ) -- ジーク
      • えぇ、ここがそうよ…フフッ、急かなくても大丈夫よ(シェダルの様子に微笑む。) …あら、兄さまだったら何を作って貰っていたの?(特に何を作るか兄は想像できないだけに興味があるようだ。)
        …えぇ、本当…でも、しもべも色々と頑張ってくれたわ…私があれこれ細かく言う物を集めてくれたのもしもべだし。
        一応は皆共用だけれど、私のものと言っても過言ではないわね……あぁ、もちろんあるわよ?あそこ…(女子更衣室の隣に男子更衣室がある。)
        (ただし内部の大きさは女子更衣室が10人同時でも快適なのに対して、男子更衣室は二人でも厳しそうな大きさだった。)
        さて、それではシェダルは私と一緒よ(微笑みながら手を引いていく、はたから見れば姉妹のようにも見えそうだ。)
        -- クノン
      • 僕か。……いや、これと言って無いな。要求があったならこっちで暮らしてる時にあれこれ言ったろうし(腕を組んで考えた後、肩を竦める)
        しもべも? ……そうか、彼女も相変わらずか。まぁでも考えてみればまだここを出て10年も経ってないからなぁ。そうそう変わるものでもないか(懐かしげに優しい微笑みを浮かべた)
         いーなーいーなー(チラッ) 私も何か欲しいなー、将来的にでもいいから(チラッ)
        ……シェダルはどこでそういうの覚えてくるんだろう……(5歳の娘の言動に軽く目頭を押さえ)
         はーい。それじゃあお父さん、またねー(叔母に手を引かれながら笑顔で父に手を振って更衣室へ)
        ああうん、またねー(娘へ手を振り返しつつ、目線で妹に娘を頼むと送り) …………これは酷い(その後男子更衣室にて格差を実感した) -- ジーク
      • ……やっぱり…兄さまは特に欲しがっているものってあまりないものね…(その答えにため息をつきながら納得しているようだ。)
        えぇ、変わりなくね…時々情緒不安定になる時はあるけれど…(自分のあの日の後のときの事を思い出して苦笑する。)
        あら、女とは幼くてもそういうのは身につけるものよ?…パパは大変ね(クスクスと楽しげに笑っている。)
        …あぁ、そういえばシェダルは一人で着替えれるのかしら?(自分は手馴れた様子で競泳水着に着替え終えてから振り向いた。)
        (昔はしもべに手伝って貰っていたものだが、冒険に出てからは自立精神に芽生えたようだ。)
        -- クノン
      • まぁ、大体が自力で手の届くものか自前で作れるものとかだからなー
        情緒不安定に? ……むぅ、珍しい。どうしたんだろうな……
        ママも多分大変だろうとは思うがなー(笑う妹にやや疲れた表情を見せた)
         うん? うん、着替えれるよ?(若干手間取りつつ服を脱ぎながら)
         でも何でお姉さんそんな事聞くの? 私はもう5歳だから、自分で着替えるくらいはちゃんと出来て当たり前なんだし(その後花柄でピンクな水着を着ていく) -- ジーク
      • ……それに今の兄さまだと…十分満たされていそうだものね?(兄の家族の事を言っているようだ。)
        …まぁ、今は大丈夫よ……兄さまが帰ってくると聞いたら、また少し不安定にも見えたけれど…(これはシェダルには聞こえないように言った。)
        それはそうでしょうね…男はいいわよね、お腹を痛めることも吐き気に苦しむ事もないもの……兄さまも父様以外に身の回り色々としてあげてるの?
        ……そう、それはいいことね(褒めながら、5歳の時の自分を思い浮かべるとちょっと敗北感なクノンだ。)
        …さて、それではあまり兄さまを待たせるのも悪いし…着替え終わったのなら、行くわよ(また手を繋いでプールサイドへと戻る。)
        -- クノン
      • ん、まぁそれはそうだな。可愛い妻子に恵まれて家持ちで……仕事もまあ何とかって感じだし(うんうんと頷く兄)
        ……そうか。……でもなんでだろう? シェダルに会うのが楽しみなのかな……(妹からの耳打ちに首を傾げたのだった)
        そういう意味でも無かったが、まぁ、な。ああ、それは勿論。仕事忙しいけど……ってのも父さんの前じゃ言い訳にならないけど(苦笑)
         ううん、普通の事なんだよ? えへへ(でも褒められて気を良くする)
         はーい。じゃあ一緒に行きましょうお姉さん(差し出されたてを掴むと、先に行きたいのを何とか抑える感じで一緒に行く)
        ……お、来たな(そこでは既に黒の海パンに着替え終えていたジークが) しかしこうして見るとますます姉妹だな…… -- ジーク
      • …あぁ、そういえば今兄さまってどんな仕事をしてるのかしら?(そういえば冒険者以後の仕事を知らなかった事を思い出した。)
        フフッ、父様は仕事より母様だもの…それでも許される仕事だから、いいのでしょうけれどね。
        あら、急いではダメよ?プールサイドで転んだら怪我してしまうもの…(お姉さんぶりながら言った。)
        …えぇ、お待たせしたわ………何だか失礼な気もしたわ(大人に見られていない気がして少し不満げだ。)
        まぁ、そんな事より……確か、普通の人はまずは準備運動よね?(その必要がないだけに、兄に聞いてみる。)
        -- クノン
      • あー……運送業だな。要塞内の床を介してモノを移動させる技術を他所でも使えるようにして、後は細かい制約だ制限だ盛り込んで、港やホテルに売り込んで月々の使用料取ってる。……まぁあんまり安くすると既存の色んなところと摩擦があるから高めでやってるけどね
        その割になあ。と言うかその結果なんだろうけど、色々。父さん未だに上達してそうだからなー
         わ、分かってる、分かってるんだよ? 転んだら痛そうだし……(でも早くプールに入りたそうでうずうずだ)
         お待たせしましたっ。……へへえ、お姉さんがお姉さんだって〜(不満げな叔母を他所に嬉しげな姪)
        ま、シェダルもああ言ってるし……?(娘を盾にニヤ付く兄)
        ん、そうだな。関節の曲げ伸ばしとか色々やっておいた方が良いか。僕はお前と違って父さんの血はそう濃くないようだし
         あれっ? ……まだプールに入れないの?(凄く残念そうな顔になる) -- ジーク
      • ふぅん……なかなかのアイデア商売ね、流石は兄さまという所かしら…その辺りの配慮も含めて。
        フフッ、確かに上達してると思うわ…こないだまで世界のお菓子や食材を集めてたりしてたもの(今だ向上心旺盛なジャンのようだ。)
        ……まぁ、いいわ……兄さまには後でゆっくり話すればいいのだし(嬉しそうな姪の姿に後回しにする事にした。)
        ダメよ、シェダル…ご飯を食べる前だって寝る前だってする事があるでしょう?したい事があっても、それをしなければいけないわ。
        それに、すぐに済むわ……さぁ、はじめましょう(兄と姪とともに準備体操を始める、動きがもったりしてるのは陸上運動が得意ではないからのようだ。)
        -- クノン
      • ん、まぁ最初は手広くやろうかとも思ったんだが。……考えてみたらそう販路広げて儲けてもなあって感じでなぁ
        それはそれは。……母様が寂しがりそうだが
        ハハハ(済んだら早い所セギンと一緒に居る事にした)
         うぐぐ……はい、そうです分かってます知ってるよ? むー(おあずけがよほど辛いのか、頬まで膨らませて不満げな姪である)
         はーい。……いっちにーさんしー(年齢相応と言えば相応な動作で屈伸やら伸脚やら)
        ごーおろっくしっちはち(自分が泳ぐと言う訳でもないので左程熱心ではないが、身体は柔らかいようで前後屈の前では脚を閉じた状態で掌をべったりつけたり後では悠々と逆さの後ろを見たり) -- ジーク
      • …ここが、みんなの…まぁ、実質的にはクノンのプールだよ(ジャンが案内しながらプールサイドに入る。)
        3人は、準備体操してたみたいだねぇ…あ、セギンさん。あそこが更衣室だよ(更衣室の場所を教えておく。)
        さてと、僕も着替えようかな…教えるなら必要だし…あ、ラクはこの水着ね(ご機嫌な様子であらかじめ選んでおいた水着が入った袋を手渡して脱衣所で向かう。)
        (ジャン自身は普通の男性用の黒い競泳水着で、すぐに出てくるだろう。) -- ジャン
      • ほぉ……(プールサイドを歩きながら感嘆の吐息をつき)まさか、ここまで広いなんて……。これを独り占めとは凄いですね…
        (案内されながらも和気藹々としている三人の姿を見て安心したように微笑み)…はい、解りました。ですが今日は私は…見学という事で……お義母様は着替え、手伝いますか?(自分は絶対に着替えないと主張するように自分の体を軽く抱きながらジャンに水着を渡された奈落の王に問う) -- セギン
      • (夫の説明に耳を傾ける義娘に軽く首を傾げ) ……少しやり過ぎたかしら。広い方が良いとは思ってあの子の求めるままに作ったけれど
        ええ、分かったわ(若干呆れも混じった感じに微笑んで夫から水着を受け取る) さて……あら、あなたは入らないのね? いいけれど
        そうね、一人でも良いけれど手伝って貰った方が楽だもの。頼むわ(言いつつ更衣室へ入って行き、入るなり黒のドレスが掻き消えて艶めかしい黒の下着姿に。どうも衣類は魔力で形作られたものだったようだ)
        ……(ブラジャーのホックを外し、その拍子に揺れる乳房から引き抜くようにブラを外すと、袋から夫の選んだ紫のビキニを取り出す) じゃあちょっと、下から支えていてくれる? 具合の良い場所に落ち着かせるの大変なのよ(左程布地面積が多い訳では無いビキニを軽く着用した後、義娘へ乳房を指し示した)
        -- ラク
      • ……そういえば、セギンさんが冒険でお金は沢山稼いでいるものね。それほど稼ぐ必要がないのは、父様と似たようなものなのかしら…。
        あぁ、全部取り寄せよ?現地に行きたがっていたけれど、取り寄せで済むという話になったみたいだから…。
        …フフッ、焦らずともプールは逃げたりしないわ…(不満げな姪の頭を撫でながら、優しげに微笑む。)
        ……兄さまの子供と、こうする日が来るなんて…昔は想像も、してなかったわ…(床に手を頑張ってつこうと必死になりながら言った。)
        (そしてクノンが一番準備になってなさそうなまま)…さて、後はプールに入る…あら、父様たちが着いたみたいね(入り口に3人の姿があった。)
        早速着替えに行ったけれど……母様も酷なことをするわ(セギンに同情するクノン。)
        -- クノン
      • とはいえ色々と入り用だったから父さん程の度外視は無理だったし。まぁ土地の大手企業さんの幾つかと懇意に出来た時点で当分は安泰だろうなー……セギンが英雄だから出来た事だけど(軽く苦笑した)
        ……それもそうか。あの父さんが母様置いて行く訳もない……
         分かってます知ってますでも、でーもー……むぅー(宥められるもまだご不満なご様子でした)
        年齢差考えればもっと早く来るべきな気がしないでもないがなー(妹の様子に、おいちょっと上から押してやれと娘に言いつつ)
        (半笑いな父親にそれは拙いよーと言いながらも軽く叔母を上から押してみたり何かしたシェダルだった)
        と、そのようだ。……おや(母と妻が揃って更衣室に入って行ったのを見て、ご愁傷さまのような感覚になる)
         ねープールに入ろー?(一方、娘はプールしか目に入っていなかった) -- ジーク&シェダル
      • …ふぅ…夏の海の旅行以外で水着着るのって久しぶりだなぁ(水着姿で妙に嬉しそうに更衣室から出てくる。)
        (ジャンの体はラクの水のお陰もあってか、まだ20後半のままを保っている。ただし、今は片腕の義手は外してあるため片腕のようだ。)
        ラクはセギンさんと着替え中かな?……あはは、シェダルはもうプールに入りたくて仕方がないみたいだねぇ…よし、お爺ちゃんを入ろうか!
        (二人の事が気になったが孫娘の様子を見て笑い、先にプールに入り)…はい、まずはゆっくり足から入れて…急に入ると体がビックリしちゃうからねー(孫娘を招き入れる。)
        (今まで3人の子供を教えてきただけあって、プロのインストラクターと同じくらい手馴れていた。) -- ジャン
      • いえ……広い方が泳ぎ易くもなりますし、悪くはないかと……ここならば維持するのも楽でしょうし…(そもそも藻とかが湧いたり蟲が入ったりするのだろうか?などと胸中で呟きつつ、プールから義母へ顔を向ける)
        はい。今日は娘が主役ですので……私は見守る方に徹しようかと。
        (更衣室に入るなり、大胆に脱ぐ奈落の王を見て、昔々義母達と共同生活を送っていた事を思い出し…義母の求めに一瞬硬直する)
        ……下から、ですか?解りました。では、失礼して……(眼前の奈落の王の胸から目が離れないまま、おずおずと手で下から支える。予想を超える重たさに驚きつつも、その裏では夫にこの感触を自らの体で体感させられない事を悲しむ)
        (所変わって、赤い大地のとある山の家) っ……?!(今、セギンの助けを求めるような気配を感じたような…) (そう思い、自家製バリスタ製作の手を止めて顔を上げる。胸も揺れるセギンの元義母の一人、レン)
        「貴女も感じたのね。きっと、二人目の出産の真っ最中なんでしょう。連れてくる時が楽しみね」(と、レンの手の甲に文字を書き記していくセギンのもう一人の義母サフィール。赤い大地は遠い土地にいるセギンの悲観的な状況とは裏腹に今日も平和だった)
         
        はーい。足…底に着くかな?ね、お祖父様どれぐらい深いー?(プールサイドに尻を着いて足から水中に入れながら、祖父の方を見るシェダル) -- セギン
      • やっぱりそうね。……維持は少し手間をかければどうとでも成る訳だし(詳細は伏した義母である)
        まぁ、あの子からしたら祖父に父に叔母で充分でしょうしね。私も見守る側に回るわ、泳ぐつもりなんて無いもの
        ? ……ええ、そうして……そう、そのままね(義娘の様子に若干不思議そうな態度を見せたものの、支えられればそのまま片手は肩紐、片手はカップの中へと移動し、左右それぞれのカップ内での位置を調整していく)
        こっちに来た時……もう80年は前かしら。その時はまだこんな大きさでは無かったのだけれど……と、もう良いわ、ありがとう(調整しながら呟いた後、双方しっかり収まったのか短く礼を言い、そのまますぐにショーツを脱ぐと袋から出したビキニの残りを履き、パレオを巻く)
        さて、それじゃあ行こうかしら。ジャン達は忙しいでしょうし、反対側でのんびりしていましょう(言いながら更衣室を出、言葉通りジャン達とは反対方向へ向かった)
        -- ラク
      • ……妻の方が稼いでいたりしたら、やっぱり夫としては気になるものなのかしらね。母様も姉さまもセギンさんも…気にしないと思うのだけれど。
        ……っ!?……こんな悪戯するのは誰かしらねー?(微笑みながら、シェダルの頬を横に引っ張る。)
        …後、そそのかしたりした兄さまはもっと酷いから覚悟することね?(シェダルを解放してからジト目で兄を睨む。)
        あら、父様ったら私の仕事奪っちゃったわ…まぁ、父様の方が人に近いから正しい泳ぎを教えれるのでしょうけれど…。
        (プールサイドで水に足をつけて、足を尾に変えて水面をピチャピチャさせながら、羨ましそうに父親と姪を見ている。)
        -- クノン
      • この感覚はお前が弟ならまだ説明の付く範囲だったろうけど……ま、相手の気にする気にしないとはまた別なんだよこういうのはね
        (悪戯成功にイェーイと両手を合わせるも引き延ばされる娘の頬)
        (軽い涙目でごめんなひゃいする姪の横で冗談通じないなーお前と乾き気味に笑う兄)
        やれやれ。父さんに任せれば安心は安心だが……いくら孫可愛さとはいえ娘からとは(プールサイドにて苦笑する)
        ……ん。おや。母様とセギンはあっち側か…………相変わらずと言うか、でも何で水着なんだ母様は……(疑問気味に言った後父の存在を思い出してやれやれと息を吐いた) -- ジーク
      • あぁ、大丈夫だよ。こんな事もあろうかとプール内には…ほら、足場用の土台があるからね(事前に沈めておいたパイプ製の土台があった。)
        ほら、これでシェダルでもちゃんと立てるよ(1番目は膝まで、2段目は胸の辺りまでで、3段目はシェダルでは足が届かない尾ようだ。)
        …あ、ラクたちも来たようだね……って、何でラクは反対側なんだろう。こっちに来ればいいのに(頬をかきながら苦笑する。)
        ……あはは、まぁ水着の方が一緒にいるって感じが出るしねぇ…クノンが泳ぎたいなら教えてもいいよ?元はクノンが教える予定だったからね。一緒でもいいし。
        ほら、ジークも入って…やっぱり子供は父親か母親が一緒だと安心するんだから(プールサイドでため息をついているジークも呼ぶ。) -- ジャン
      • 少し…?(軽く首を傾げ)……そう言えば、水は土地から引いているのでしょうか…それともその都度召喚を?
        ……(見守る側なのに着替えるというのは夫への配慮なのでしょうかと思いつつ、下手に言って藪をつついて蛇を出す…即ち自分も水着にならざるを得ない事態になっては困るので特に言及せず)
        (何かが真っ白になった状態のまま、奈落の王の柔らかく重量のある両胸を支えながら)…ここでの環境にあわせたのでしょうか。それとも……やはり、子宝に恵まれた事が?
        はい、そうしましょうか。…あれ(シェダル)に一緒に泳ぐようせがまれたら……厄介ですしね(同意するように頷くと、そのまま王の後についていく)
         
        わぁ……(嬉しそうに目を輝かせ、祖父の立て掛けた足場に臆することなく足を載せて胸まで水に浸かる)
        (そして、祖父が叔母と父に声を掛ければ双方に向き直って手を振る)こっちこっちー、一緒に泳ご? -- セギン
      • ええ、少し。一度召喚した水を延々と循環濾過して使い回してるわ。……多少魔力も帯びているから精霊とかののりも良いし(肌に対する化粧のような意味合い)
        子宝のそれは用が済んだら戻るでしょう? ……ま、愛されてるからっていうのもあるんでしょうね。あの人、私の胸が特に好きだし
        あら、厄介なの? ……そうね、厄介だわ(疑問に思ったが自分の事を思うと同意見だった様子)
        さて、じゃあ私達はゆっくり子供達のはしゃぐ様でも干渉しつつ……そうね、たまには義娘の愚痴でも聞こうかしら?(やや楽しげに言いながら反対側辺りまで来ると、ビーチチェア二脚にテーブルを一脚床から出して、椅子の片方に腰掛けた)
        -- ラク
      • ……そう…男の人は難しいものね…こっちが構わなくても気にするだなんて…(納得は出来ないものの、そういうものだと思う事にしたようだ。)
        (涙目で謝る姪を見て手を離し)…全く…分かればいいわ…。 …兄さまのは悪ふざけなんだもの……セイザンよりはずっとマシだけれど…。
        ……せっかく水着なら、母様も泳いでくれれば素敵なのに…(それがとても残念そうなクノンだ。)
        …私?…いえ、せっかくだから私は教えるより父様の水泳教室を隣で見てみたくなったわ(小さい頃教えて貰ったものを大人になった今横で見てみたいらしい。)
        フフッ、それじゃあ私もプールに入るとするわ(そして姪の誘いに水に飛び込み、そのまま水中を滑らかに尾を動かして泳いで、シェダルと父親の傍に浮かび上がる。)
        -- クノン
      • まぁそのなんだ、一番良いのはその辺りの話題に触れない事だろうなあ。父さんはもうほぼ気にしてないんだろうけど
         あうう……(はうはう言いながら頬を両手で擦る姪) よしよし、痛かったろうに……(それを可哀そうにと宥めて妹を悪者にしようとする兄) あ、痛い、痛たた(しかし娘に鼻つままれて引っ張られたのだった)
        ん、ああ。それじゃあそうしよう(妹とほぼどうじにプールに入り、軽く泳いで娘の傍へ)
         ねえねえ、それでどうするのお祖父様?(近くに来た父や叔母に微笑みかけた後、祖父を見上げる) -- ジーク
      • ……なんだろう、二人が僕を見てるような…?…?(反対側からの視線によく分からないが、とりあえず笑顔を向ける。)
        …ってあぁ、すっかりくつろぎモードになっちゃった…アレじゃあ一緒に泳いで貰えそうにないなぁ…(ちょっと残念そうな顔をする。)
        …なるほど、それならクノンも一緒に練習に参加だね(そういう事はすぐ分かるのが、笑顔でそばに浮かんできた娘の頭を撫でる。)
        さて、ジークも来た所だし始めるけれど…シェダルはどこまで泳げるかなんだよね…全くの初心者なのかな?(それによってメニューが変わるようだ。) -- ジャン
      • はあ…成る程。……(魔力を実体化させて敢えて戻さなかった自分の恥じりつつ)…ジークの胸好きはジャンさん譲りなんでしょうね(くす、と笑う)
        ええ…厄介です。特に泣き出しでもした日には……折角こちらに来たのですから、良い思い出だけ作って欲しいですからね
        愚痴だなんて…そんな(苦笑いをしつつ、肩に掛けたショールを外して空いた椅子に腰掛ける)
        シェダルと一緒に居ると……まだまだ、親として人として…至らない部分を何度も感じてしまう事が…辛いと言えば辛いのでしょうか。本当に子育てとは難しいものです……(プールで遊ぶ娘達を眺め、目を細めた)
         
        私は海で何度か水遊びはしてるけど、んー…と(ちらりと対岸の母を見)。泳ぐのはお母さんにとめられてるから、まだあんまり……あ、でも顔に水つけるのはできます!(ハキハキと嬉しそうに、手を挙げて答えた) -- セギン
      • どうかしらねぇ。あの人から男はえてしてそういうものだとは言い訳で聞いた事もあるけれど……(んー、と首を傾げ)
        あらあら。そうね、泣く子は時々最強なんじゃないかしらと思う事もあるし……かといって我が儘にさせる訳にもいかないものね
        無いの? 嫁と姑の仲を円滑にするには年上の方が我を張らず話を聞くと良いと物の本には書いてあったけど……(意外そうな顔になる)
        ……一人目は勝手が掴めないものね。うちはしもべの協力もあったからその辺りは楽だったんでしょうけど……ジークはちゃんと手伝っているの? 不備が改善されないようなら私からも言うけれど(笑顔を見せた夫に軽く手を振り)
        -- ラク
      • ……いい、シェダル。父親だからって何でも真似したりいう事を聞いてはダメよ?いい大人になれないもの(鼻をつままれる兄をジト目で見ながら言った。)
        …にしても、そういえば兄さまと泳ぐのは初めてかしら…兄さまも父様に習ったのよね?(すぐ近くにいる兄に聞いてみる。)
        (プールサイド側のコースは大人なら立っていられる高さだが、クノンは既に足が尾のため立ち泳ぎだがほぼ安定している。)
        ……ふぅん、セギンさんは泳がせないようにしていたのね…やっぱり安全上の問題なのかしら?(シェダルの応えに首を傾げている。)
        -- クノン
      •  うう、お父さんはすぐ意地悪したがるんだからー(娘と妹からジト目を食らって視線を逸らした父)
        ん? ああ。手取り足取りならったなぁ。そういえばその時も母様はあんな感じで遠巻きだったか。隣に居たのはしもべだったけど
         うん、海は危ないから駄目だってお母さんが言うの。お父さんと一緒なら平気かなって思うんだけど……
        まあお母さんだって色々考えがあるんだよシェダル。それに、ここで泳ぎに慣れた方が良いだろう?(娘の頭を撫で、妻の複雑な想いを誤魔化しにかかる父だった) -- ジーク
      • ……何だろう…ジーク、あの二人を二人にしておくと後で後悔しそうな気がしてきたんだけど…(仲良さげな二人を見て少し心配になってきた父親。)
        …まぁ、二人ともなかなか仲良さそうなのは良かったとは思うけどねぇ…(手を振られて小さく振り返してから何故か苦笑する。)
        それで……なるほど、セギンさんはそういう教育してたのか…あはは、それが出来れば第一歩が合格だね(優しげな笑みで孫娘の頭を撫でる。)
        それでは、第二段階で…水の中に入ってみようか、大丈夫。まずは僕が抱き上げながらだからね(心配させないようにいいながら、片腕でシェダルを抱き上げて足場から離れる。)
        …ほら、足がつかなくても抱き上げてるから大丈夫だよね?(まずは足が着かない事を慣れさせるようだ。) -- ジャン
      • むぅ……それは私も思い当たる点…が多々ありますが……むしろここは、日頃からお義母様の…を見ている事も影響しているような……(苦しげな顔で奈落の王の胸を見ないよう意識する)
        ええ。全くもって難しいものです……、幸いシェダルは聞き分けの良い子ですが…それでも匙加減一つで変わり…ますので親が責任を持たないと……
        (吹き出しそうになり、あわてて両手で口を覆う)ッ……!!?嫁と姑…そうです、ね。では姑様のご厚意に甘えて少しばかり……(こほん、と咳払いをし)子育ての為とはいえ……生来の趣味…というよりは生業を休まざるを得ない今の状況が少々辛いところですね…。ジークも育児は手伝ってくれますが……やはり、自分の時間が無いです…。かといってシェダルが手の掛からない年頃になれば………それはそれで、気を揉む事になりそうで(ふう、と溜息をついてシェダルをもう一度見やった)
         
        うん、入る入る!…ひわっぁ?(元気良く返事をしたものの、祖父の手により足場から離れると全力で祖父の腕にしがみつき)
        は、離さないでね?絶対に離さないよね?お祖父様!(流石に不安なのか、祖父を見上げて訴えた) -- セギン
      • 肌を露出していなくても目に付く所にある分かりやすい物だし……あらどうしたの(義娘の苦しげな表情に気付き、テーブルに頬杖を突いて軽く顔を覗きこむ。肘の隣で柔らかく変形しつつテーブルに並ぶ乳房)
        その辺りのバランスは数をこなしても良く分からないのよね。産んだ子達にそれぞれ個性があるから仕方ないけれど……まぁそれでも一人目で苦労した分二人目以降はそれなりに楽になるわね
        ええ、どうぞ(咳払いをする義娘を楽しげな瞳で見) …………やっぱり時間についてはどうしようもないわね。特にあなたは私と違ってメイドの類も居ないようだし……でも手がかからなくなった時、そうそう気を揉むような事にはならないわよ? 単に私が放任気味なだけなのかもしれないけど
        でも、そうね。時間については……あなたが此処に住んでいた頃、もう一人居たでしょう。あなたの姉だったかしら? あんな感じのを従者扱いで設えれば楽が出来るんじゃない? 率直に子守りを雇うのもありでしょうし
        -- ラク
      • フフッ、確かに私のときも母様もしもべも同じようにそばにいたわ…しもべは教えたがってたみたいだけど父様が譲られなかったものね…。
        ……ふぅん…まぁ、そうかもしれないわね…。 ここなら見てくれる人が一杯いるのだし、ここにいるうちに泳げるようにしてあげたいものね?
        …にしても、怖いものなのね。普通の人は…私の場合は、水に入れるとすぐに自分で泳ぎまわっていたらしいけれど…。
        (シェダルの不安そうな様子を見て、やはり人魚に近い自分との違いを感慨深そうに見ている。)
        …兄さまのときはどうだったのかしら?兄さまも泳ぎは得意よね?
        -- クノン
      • いやいや父さん。……別にそういう不安や心配は無用なんじゃないかなあ。母様とセギンの仲が良いのは良い事なんだしさ? ……大丈夫だよ多分。……うん(言われてみると何か不安にはなったらしかった)
        クノンの時はしもべが? ……へぇ。母様同様泳ぐのは興味無さそうだったけど、覚えたのだな。それを遮る父さんも父さんだが(苦笑し)
        (必死になって父にしがみつく娘にあーあと言った感じに微笑みながら) まぁ怖いものだろうさ。呼吸出来ないし。僕も慣れるまでは少し時間かかったかなー……今となっては平気だし得意だけどね
        さあシェダル、怖がらず、そっと、勇気を出してごらん。お祖父様も僕もお姉さんもいるんだ、怖がる事は何もないよ(娘に微笑みかけた) -- ジーク
      • うん、それはいい事だし色々と話をするのはいいけれど……こ、このことはとりあえず置いておこうか(後日その不安が的中するのはまた後日のお話。)
        ほら、僕と教育とかの占有ライバルでもあるし…だからかも?…歌と泳ぎと水魔法指導は譲れないからね!(孫を抱きながら、苦笑する息子に向かってきっぱりと言った。)
        クノンは逆に勝手に泳ぎ回るから大変だったなぁ…出ようとすると逃げちゃうし、捕まえてプールから出ると泣き出しちゃうし…。
        ランとジークは普通に教えられたかな…でも、二人とも覚えるのは早かったね……シェダルもパパに負けないように頑張ろうね(昔話をしながら笑顔で言った。)
        大丈夫、ジークの言う通り皆がいるし…水は怖くないよ(安心させるようにいいながら、ゆっくり手を広げて、ジャンの腕一本だけで浮かぶようにする。)
        (確かに水に囲まれている状況だが、その回りには笑顔のジークたちがいるので安心出来そうだ。) -- ジャン
      • そう…ですね(大きければ、ほ話ですがと微かに胸中で呟いて先程自分の手の上に乗っていたそれがテーブルに載るのを見て伏し目がちになる)。いえ、何でも…。シェダルが将来、女性の胸に興味があるような…風にならない事を祈っただけですよ?
        かといって…二人目に愛情を注いでいる時にシェダルが寂しい思いをしないか…そういった事も考えるとこれがなかなか。…子にとっては親が全てなので、しっかりしないといけませんね
        いえ…違うんです。私の趣味の屍霊術が娘に受け入れられるかが……気になっている所なんです。…何だかんだで、私が故郷から勘当された理由もこの術にあるものですから。……今度は娘が反発して家出なんかしたらと思うと……(最後に溜息をつき、肩を落とす)
        それも一つの手ですが、んー………難しいところですね。そういうのは見知った人や、血の通った人間に頼んだ方が…子には良い気もしますし…
         
        う、うん……こわ…こわがらずに こわがらずに…(水中で脚をバタバタと動かしながら、しかしお世辞にも浮いているとは言えない状態で祖父の腕に縋ったまま緊張した面持ちだ)
        大丈夫 怖くない 怖く …お父さんも最初はこんな感じだったの?(緊張を逸らすように、父親と祖父へ視線をやる) -- セギン
      • ……? 興味くらいは別に持っても良いんじゃないかしら……(少し、首を傾げた)
        そういえばそういうのもあるんだったわね。うちは20年周期みたいなものだから気にした事は無かったんだけど……大変ね、そっちは
        あら。……でもそういうのは子供の内から慣らしておけば良いんじゃないかしら? それに、常人ならともかくあなたとジークの子でしょう。クォーター分でも魔族の血が混ざっているならそこまで憂慮する事も無いと……思うわよ? でも、この辺りは私じゃなくジークが聞くべき内容だわね
        そう。……ならそうしてみても良いんじゃないかしら? 忙しい時に金銭でそれを軽減するのは悪くは無いわ
        -- ラク
      • ……はぁ…まぁ、いいわ。シェダルはすぐに帰る訳ではないし…父様もお店があるのだから、その間に教えれる機会はあるわ(苦笑しながら言った。)
        …ふぅん…やはりそういうものなの…普通の人は大変ね…(想像しか出来ない世界のようだ。)
        ……父様、私のことはいいから…ほら、早く続きを…(昔の事は少し恥ずかしいのか、ほのかに頬を赤くしながら続きを勧める。)
        …でも、これは水に慣れるまで少し時間がかかりそうね…(今は手は出せずに見守る事しか出来ないようだ。)
        -- クノン
      • 所謂嫁と姑のコミュニケーションも大事だろうからねぇ
        相変わらずそう言う所ばかりでだけしもべと張り合うんだなあ父さんは……。最近はどうなったのか知らないけど
        ……しかしクノンが教えるとなると。………………まあ大丈夫か
        (妹の様子にニヤニヤする兄)
        そうそう怖くない怖くない。……ん? ああ、僕もそんな感じだったな。と言う訳でアドバイスだ、緊張せずになるべく力を抜くと良いよ。力んでるとあんまり浮かないからね(娘の頭を撫でながら) -- ジーク
      • まぁ、親子の時間を大切にしたいのもあるからねぇ…張り合う気はなくて適度にお互いの領分でしてるしね!
        最近はジークのときよりは若干マシ、かなぁ……ほら、僕も頼れるようになってきたし(笑顔で言った。)
        あはは、そうだねぇ。僕の仕事中はジークとクノンに任せようかな…もしかしたらランも帰ってくるかもしれないしね。
        …うーん、なかなか緊張してるね……ジークの昔?あぁ、確かに怖がってた覚えがあるね。ただジークの場合は強がっていたけれどね?
        ………ほら、もう大丈夫になってるよ(力が抜けて自然に軽く掴まりながら立ち泳ぎしているシェダルに微笑みかける。) -- ジャン
      • 20年(軽く仰け反った後、苦笑)…私達も普通の人間とは寿命が違うものですが…娘まではどうか解りませんからね。出来るだけ世間様の「普通」にあわせて…生きてみようかと
        確かに私とジークの間の子ですが…普通の人の倫理観も併せ持って貰いたいというのも本音ですし、難しいところなんですよ…。
        この街に居を構えているのでしたら、そのような心配は一切無用というかむしろ普通じゃない方が生き易いのですけどね
        …そうですね……そうしてみましょうか。これはこれで新しく…お手伝いさんに気を遣う事になりそうですけども。
         
        力を抜くー…力を抜く(腕を離す→僅かに沈んで掴む→離すを繰り返しつつ) え?お父さん強がってたの?ねえ、どんな風に?
        ……!(ほわー、と驚きの混じった嬉しげな表情)浮いた、浮いたよー!ど、どうかな…?お母さーん!(父と叔母に向き直って浮いた事をアピールした後、母に向かって腕を振る) -- セギン
      • ジークとクノンでもそれくらい差があるし……クノンとこの子も似た様なものだもの(軽くお腹を撫で) ……世俗に合わせるとなると、擦り合わせが大変でしょうねえ。うちはその辺りジャンに任せっぱなしだけれど
        ああ。普通に合わせるならそうするべきもあるんでしょうね。他所の街ならそういうのは尚更と言った所なのだし……
        あら、雇用関係にあって相応の払う物を払っていれば使う気はいらないんじゃ無いの? ……それとも普通はそうなのかしら
        -- ラク
      • ……何かしら、私じゃ心配なの?(泳ぎに関しては自信があるので、何か言いたげな兄に不満げに言った。)
        ……(ニヤニヤする兄に向かって水中で尾でお尻をビンタする、クノンの尾は水中でも水抵抗をなくせるのか結構痛いレベルだ。)
        …あら、そうだったの?…ふぅん…興味がある話ね?(そしてお返しとばかりにシェダルに合わせる。)(
        えぇ、はじめのステップは無事上手くいったわね…(嬉しそうなシェダルの顔に自然と微笑む。)
        -- クノン
      • お互いの領分ね。……まぁそれもそうか
        へー……いやいや父さん。そういうのは自分で言ったら効果はマイナスになると分かっているだろうに……
        姉さんか。……いや別に僕とクノンで充分ではないかな(姉に対しては苦手意識大の様子)
        いや、歳下への配慮とか加減とかその辺りが。……大丈夫だろうとは思うがな?
        っく!? ……まったく(突然の衝撃に驚くも、妹のささやかな抵抗ゆえと生温い視線を妹へ向けるが)
        ……いやいや父さん。シェダルも。聞いてどうするのそれ、ねえ。そんな40年も前の事(軽くうろたえるのだった)
        …………おぉ。呑み込み早いなーシェダルは(微笑む娘の頭を何回か撫でた) -- ジーク
      • あれ、やっぱりダメ?でも、それだと僕が何を言っても…あぁ、男は背中で語れ的な?(ひらめいたと言いたげなジャンだ。)
        まぁ、教える事自体は十分と言えば十分かもしれないけど…ランも久しぶりにジークの顔を見たいだろうし、姪っこも見たいはずだしねぇ…。
        うん?あはは、聞きたいなら後でゆっくりと教えてあげるよ。時間はたっぷりとあるだろうしねぇ(思いっきり語る気のジャンだ。)
        うん、よく出来ました…この調子ならジークより早く泳げるんじゃないかな?(実際は微妙なラインだが喜ぶだろうと思って言ってみた。) -- ジャン
      • …(腹を撫でる奈落の王を見、指折り数え)クノンさんも、もうそんな年齢になってましたか…確か私がクノンさんと出会った頃はまだ十歳にも満たない頃だったような……時が経つのは早いもので。今現在も少々考えるところがありそうですが……事情を説明すれば何とかなりそうなので助かっていますね
        うーん……(腕を組み、口元に指を当て)お金だけ払ってそれで済めば良いのですが、心を尽くせば…あちらも心を尽くしてくれるでしょうしね。何せ、家と子を任せるのですから……少しでも良い仕事をして貰わないと。
         
        (気になるよねー、と言いたげにクノンに向けて笑顔でニッコリ) えー、だってお父さんの事だもん。気になるー(頭を撫でられて喜びながらも追求は緩めず)
        はい!それじゃあ後でお願いします!多分、お母さんも聞きたがるんじゃないかなあ(祖父の言葉に、祖母とくつろいでる母親をチラリと見た)
        ん、泳ぐってー…こう かな?ね、どう?(体の軸を徐々にずらし、水面に腹を出して浮かぶと脚をゆっくりと動かして背面泳ぎに似た動きを始める) -- セギン
      • ええ、まぁその頃とそう見た目は変わって無いでしょうけど……。そういえばあなたもさして変わって無いわね(じー)
        周囲の理解は結構な事なんだけど……その体躯であの子孕んだのよね、あなた。私でもお腹の子が育つと結構辛いのに、さぞ大変だったでしょうねえ(同情的な視線になる義母)
        料金以上の雇用関係を望むのならそういうのも必要かしら。……とはいえ楽をする為に雇うんだもの。新たな負担にするようでは笑い草よ?
        -- ラク
      • ……失礼ね、私はこれでも年下の扱いは得意なのよ?弟や妹のように可愛がってる子もいるのだし…(クノン的には自信があるようだった。)
        ふふん……この後が楽しみね、お兄様?(昔話包囲網が出来上がっていくのを見て、楽しげに言った。)
        兄さまはあまり自分を語ろうとしないからいい機会ね……姉さまについては、ほとんど想像がつくけれど(完璧超人な姉に苦笑気味だった。)
        あら……もう背泳ぎっぽい動きね…これは本格的に泳げる日も遠くないかしら(僅かに驚きながら、嬉しそうに微笑む。)
        -- クノン
      • そりゃ駄目だよ。わざわざ言わなくても……そうそうそれそれそんな感じで(頷く息子)
        ……いやそれはそうだろうけど。……あー、まあそれもそうか、たまの機会だし姉さんも(内心やれやれと思いつつ受け入れるのだった)
        やーだから大丈夫だとは思ってるさ。……うんうん
        なんだこれ。……まあ良いけどね、その場に僕が居なければどうって事もないんだし?(妹と娘の様子に溜息を吐き、軽く父を睨む)
        まぁ僕の娘だし、父さんの隔世遺伝とも思えばそれもあり得るか……既に泳ぎになってるもんなあ(むぅ、と娘を見ながら) -- ジーク
      • でも、それってなかなか難しそうだよねぇ……あぁ、お菓子作ってる時とかはソレに近いのかな?
        あはは、そんなに心配しなくてもランの子もシェダルも仲良くなるよ。きっと(そんな事を思っていた父親だった。)
        ……あれ、何故か僕が悪い的な…い、いや。僕はシェダルとかが聞きたいと言うからだよ?(睨まれて若干慌てる。)
        おー!…うん、そんな感じで後は体の力をもう少し抜くといいよ…人は自然と浮くものだからねぇ…(手を引いて自分の周りを回るように進むようにしながら指導を加える。)
        (セギンやラクの位置からでも、シェダルが泳いでいるように見えるようになった。) -- ジャン
      • (見つめられれば、思わず背筋を正して身を竦める)出来の悪い身内のお陰で、ジークと末永く共に過ごせる体が維持出来ているようで…怪我の功名というものでしょうか。ジークの血を引いている以上、その内娘には背を抜かされそうですね…(目を伏せ、苦笑)
        ……私としては産みの苦労は…その分、娘への愛情になる…なっている具合なので問題は無いのですけども、ジークがその事を気に掛けていないか少し心配ですね。……少し、失礼かもしれませんが…(くすり、と悪戯っぽく笑み)お義母様にも辛いものがあると知って安心しました
        肝に銘じておきます。……無難に実家に人手が余っているか打診すべきでしょうか… (そのまま、自分の方を見ている娘に向けて軽く手を振る)
         
        ぇっへっへー…これなら帰ってからもお母さんに教えられるかな?泳ぎと、お父さんの昔話!
        (祖父の手を目で追い掛け、片腕を上げて泳げる事を母と祖母にアピールしながら水飛沫を上げて脚をバタつかせていく) -- セギン
      • ……それは、多分あなたの言う通りなんでしょうね。てっきり魔術的な何かで維持しているかと思っていたけれど……それならその背格好で止める理由も無さそうだし。……まあ、背は仕方ないわね。あなた低いもの(ハッキリと)
        ああ、そういうのなら私もあるわね。中にいる間はずっと一緒にいたのだし……かといって、あなたが元気で健康なら次の子に関し遠慮する理由は無いんじゃないかしら
        ……? どうしたの(笑われれば不思議そうに首を傾げ)……私だって辛い物は辛いわよ。ただ、最も辛いであろう点は避けているけれど。……こう、私は産道通してないのよ、産む時。出たがる時になったら諸々ごと転移させてるから。……その方が早いでしょうし
        近親者に頼めるならそれも良いでしょうね。信用できるプロを探すのも骨でしょうし……あら、呑み込み早いわねあの子(嫁の仕草からプールの方を見れば、感心した風に息をつく)
        -- ラク
      • ……少し釈然としないけれど、まぁいいわ…ちゃんと面倒してあげればいいだけだものね(胸に手をあてながら言った。)
        あら、兄さまは一緒にいなくていいの?…父様の事だからオーバーに話すこともありえるわよ?もちろん悪気はないのでしょうけれど。
        …にしても、うちも随分と大家族になってきたものね…今後どうなっていくのかしら(姉の家族と兄の家族を思い浮かべて苦笑する。)
        ……あと、シェダルはこれほど上達が早いのなら私も教えがいがありそうだわ…(フフフッと楽しげに特訓練習メニューを頭の中で組み立てていく。)
        -- クノン
      • 実質その時くらいしか父さんからそういうの感じた事無かったりするんだ。僕は。……だからそれで合ってる筈だよ
        まぁその点は……姉さんとこの坊主ももう良い歳だろうし、仲良くは逆に難しそうではあるけど……
        そこで孫に責任回避するのもどうかなとは。……まあ良いんだけどね、流石にこうまでなっては……(諦観の表情)
        シェダル……やれやれ。ま、セギンも聞きたがるだろうしなあそういうのは
        僕は一緒じゃ無くていいよ。後で必要なら逐次修正を加えていけば良いし、僕が居ては滑らかな昔話ともいかないだろうさ
        ……面倒かける事はあるだろうけど、加減しろよ? ちゃんと(若干不安がぶり返した兄だった) -- ジーク
      • それだけ!?…うぅ、せめて魔楽歌っている時とかデルとかと練習試合してる時とかは感じて欲しかったんだけどなぁ(頬をかきながら苦笑する。)
        もう坊主と言う年でもないだろうしねぇ…まぁ、それでも親戚同士が仲がいいと僕は嬉しいんだけどね。
        あはは…まぁ、変に広げて言うつもりはないから安心していいよ?隠すべき話題は隠すしね。
        ……確かに飲み込みが早いなぁ…ジークの子供だけあるかな…はい、ここで一旦休憩だよ(適度な所で足場がある所に手を引いてあげる。)
        よく出来ました…この調子なら、セギンさんにだって泳ぎを教えられるよ(優しげな笑顔で言った。) -- ジャン
      • 幾ら何でも…最初から身長が伸びる筈が無い、と決めつけてこの肉体を維持したりはしませんよ(自嘲げに笑いながら)。………はい、仰る通りで…(そして、肩を落とす)
        そうだったんですか…確かに、その方がリスクも少ないですしあの苦しみを味わう事なく済むのは良い事ですね……本当に…。
        そもそも腕の立つ方の場合、引く手数多ですしね。……ジャンさんの血が来ているのかもしれませんね(山を流れる河すらろくに泳いだ事のない自分を思い返しながら、娘の泳ぎを見守る)
         
        (クノンの教え甲斐があるという言葉にやる気満々そうに脚をバタつかせるも、祖父の手引きにより足場へと戻る)はーい。
        わーい!そんなに上手くなってるなら今度からは海に泳ぎに行ってもいいかな?お父さん、お母さん!(祖父に褒められると足場の上で跳ね、父と母に向き直って目を輝かせる)
         
        (娘の晴れやかな笑顔にデッキチェアの上で居心地悪そうにみじろぎした後、ジークへと「・・・どうする?」と言いたげに視線を向けた) -- セギン
      • それもそうよねえ。……つくづく大変ね。とはいえあの子も嗜好の割にはあなたを選んだ辺り良く分からないけど
        ……ああ、リスク。そうよね、散々苦しい思いをしてそれでいて色々と危ないもの。……この機会に転移術教えておこうかしら? あの子の事だから子供の一人や二人で済むとは思えないし
        ……しっかり遺伝してると言う訳ね。まぁ出来無いよりは出来た方が良いでしょうから
        -- ラク
      • ふぅん……兄さまがいてこそ楽しい会話もありえると思うのだけれど…まぁ、父様が語れなくなりそうだものね。
        …信用がないわね、大丈夫よ。私と普通の人の違いくらい色々と分かっているのだし…。
        それに…イーリスと言う友達に泳ぎを教えたりしてたのよ?(宙に水を浮かべてイーリスの姿を作り出す、巨乳の娘のようだ。)
        ……海…いいわよ、海は。広くて心が踊るものがあるわ…泳ぎが上達すれば、ぜひともお勧めしたいわね(クノンにしては高いテンションで薦める。)
        (人魚の血が騒ぐのか、やはりプールより海の方が好きなようだった。)
        -- クノン
      • いや……だって魔楽は姉さんの方がだし、練習試合というか遊びの延長に近い感じしたし……ああ、デルの方がね?
        確かクノンより三つか四つ下辺りだから……難しい感じの年頃になってるなあ
        そうして下さい、出来るだけ(でも娘や孫にせがまれると簡単に口割りそうだよなあと既に諦めている息子)
        クノン、そう言う事いうと後で何かあった時困るぞ? 今のこの僕のように
        まぁ……仕方ないさ、お前には実績が無い。言う通り違いもあるからなあ
        ……ほう? ……まぁ、とはいえ相手が子供である点は重々認識しておいてくれな(若干目の色が変わったがすぐに戻った)
        やれやれ、そう残念そうに……(テンション下がりかけた娘を宥めようとするがその必要も無くハイテンションになる娘に苦笑)……そういうのはちゃんとお祖父様から太鼓判をもらってからだ。歩けるようになったからってすぐに走れる訳では無いんだから……おいこらそこ、煽るな煽るな
        (やれやれと息を吐くと、ふと妻の視線に気付き「……まぁここでの練習次第だね?」と肩を竦めた) -- ジーク
      • デルはともかく……娘に負けた弊害がこんな形で出てくるだなんて…ゴボボ(ショックのあまり水中に沈んでいく父親。)
        でも、ランの子供だからちゃんと優等生に育っているよ…ちょっと優等生すぎる面もあるけれど(苦笑しながら頬をかいた。)
        あぁ、あの子かぁ……クノンと仲良くして貰っているようで僕としても嬉しいよ、ラクに紹介するほど仲がいいしね(巨乳でも娘の友達としか写ってないらしい。)
        あはは、海はまだ少し早いけど…でも、海で泳げるように僕とクノンと一緒に頑張っていこうね(笑顔で言った。)
        よし、今度は二人がいる反対側までゆっくり泳いでいこうか。大丈夫、両手はちゃんと持っててあげるからね(シェダルの手を引いて、反対側へとゆっくりと向かう。) -- ジャン
      • いいんです、慣れてますから。…ジークが好きなものは私も知っていますが、本当に不思議なもので……私が一番持ち合わせていないでしょうに(伏し目がちに自分の胸を見る)
        っ!……いえ、有り難い申し出ですが…大丈夫です。私は母として…痛みを受け入れて、その痛みの分子を愛していく…昔から人間が続けてきた流れを汲んでいきたいので。
        今の住居は海に面している事ですし、泳げた方があの娘も遊び甲斐がありますしね。
         (肩を竦めるジークに頷き返してから、娘へと視線を戻して首を横に振る)
         
        海いいよねー!広くて大きくて…友達と一緒に遊びに行きたいから、頑張るます!(うっとりするクノンににぱー、と笑う)
        むー…(両親の駄目だしを喰らって不満そうにするも、祖父に手を引かれて直ぐにやる気満々と言いたげに脚をばたつかせる)はーい。お母さんだって近くで見れば私の泳ぎが解るんだから…! -- セギン
      • ……愛情と肉欲は別なのかしらあの子。ああいえ、愛情が肉欲を上回っている、の方が正しいわね。孫を連れてくるくらいだし
        そう。……まぁ、人間であるならそれが平常というものだし、無理にとまでは言わないわ。……私はしようとは思わないけど
        となると……若干、あなたの楽しみ甲斐は薄らぐという所かしら。あなたも泳げれば別でしょうけど……
        あら。あの子連れてきてどうするのかしら(夫が孫を引いてくるので、席を立つとプールサイドへ歩み寄る)
        -- ラク
      • ……私はその辺り心得ているもの、きっと大丈夫よ…たぶん(この辺りの理由なく自信は父親そっくりだった。)
        えぇ、もちろんそうするつもりよ…さすがに無理してバテさせたら可哀想だもの(実際した時にはスパルタだが上達はしそうなクノン先生だった。)
        煽ってはいないわよ?素晴らしさを言っただけだもの…えぇ、お友達に自慢できるようにしないといけないものね。
        …あら、父様とシェダルは母様たちの元に行くみたいね…私も行くとするわ(ちゃぽんと潜ると父親たちの下を泳いで抜き去り、母親の元に浮かび上がる。)
        ……シェダルと父様は今の出来を間近で見てほしいみたいね?(そしてプールサイドに寄ってきた母親たちに報告する。)
        -- クノン
      • ……まあ姉さんだから仕方ないよ、これは(自嘲気味にハハハと乾いた笑みを浮かべる息子)
        なんだかんだで子育ての方も上手とかなんなんだ……姉さんだから仕方ないのか……うーむむむ
        母様に? ……それはそれは。親友と言う奴か、いい事じゃないか
        心得と実践が違う事くらいは分かってる筈だろうに。……でもまぁこの辺にしておくか、反対と言う訳では無いんだし
        あー……一応、シェダルはまだ加減が利く歳じゃないから、休憩はちゃんと挟んでやってくれよ?
        それを煽ってると言うのだ妹よ。……まぁ友達と遊ぶという点で泳ぎは必須だしなぁ
        そのようだ。……開始一時間もしない程度でセギンを懐柔出来るとも思えないが……やれやれ
        (苦笑。妹を追わず、時分は一人プールサイドにもたれ残るつもりのようだ) -- ジーク
      • でも、子育てに関してはジークの家も大丈夫だよ…シェダルはいい子に育ってるみたいだからね(笑顔で言った。)
        うん、そういう友達はとても大切だからね…まぁ、ただ会いたかっただけでラクに会う辺りは相手の子も大物っぽいけど。
        …はい、到着!うん、これくらい泳げるなら大したものだよ(プールサイトに手をかけさせてから、シェダルの頭を撫でる。)
        えへへ、どう?孫のシェダルも泳ぎが得意みたいだよ、ラク(自分の事のように喜びながら、笑顔をラクに向ける。)
        あ、それとセギンさんもこの後ジークの昔話に付き合いませんかー…ってあれ?ジークは?…あぁ、あんな所に(一人残っている息子に苦笑する。//長くなりすぎだし、そろそろ締めませう!) -- ジャン
      • ……そうかもしれませんね…(自分の体は愛情補正かかってないと駄目なのでしょうか…と複雑そうに苦笑)
        そうなりますね…私は、泳ぐ以前に人前で…肌を出すことが苦手なもので……  ?(娘がこっちに向かっているのを見、椅子から立ち上がってプールサイドへ)
        …全く……、考えておいてあげるから。そろそろプールから上がりましょう?休憩も大事ですよ(仕方がない、と言いたげに娘に肩を竦めた)
         
        えへへー…(頭を撫でられながら、母親に笑顔を向け)ねえ、お祖父様にたいこ…太鼓判を貰ったし、私もう一人で泳げるよ?だからねー、いいでしょー?
         
        昔話?…それは面白そうですけど…(ちら、と遠くに居るジークへ視線を向け)…ふふ。その前に皆さんそろそろ…体が冷える頃でしょうし、プールからあがってみてはいかがでしょうか?(//あい!) -- セギン
      • だとすると、あの子の愛情の深さと言うのが知れるのかしら。……三大欲求に勝っているようなものなんだし
        分かるわ。私も家族相手以外にこんな恰好を見せようとは思えないし……
        どうしたの、連れてきて……ああ、そうのようね。あなたの血がちゃんと伝っている証拠だわ(そう言って夫に微笑み返す)
        昔話? ……あの子だけ来ないから変だと思ったわ(此方へ来ようとしない息子に苦笑をし)
        そうね、そろそろ一旦上がっても良いでしょうし。何か用意させようかしら……
        -- ラク
      • ……大丈夫よ、その辺りはイーリスで学習したもの(獣人のイーリスでさえヘトヘトにさせた経験があるようだった。)
        えぇ、流石に皆が泳いでいる中一人水の外と言うのは可哀想だもの…私なら背中に乗せて泳いでもいいのだけれど。
        (そして、ラクとセギンの言葉に)…え?もう上がってしまうの?……まぁ、シェダルは初めてだったものね…仕方がないかしら。
        (本当なら最低でも1時間ほどプールの中に居たかったが、シェダルの事を考えて渋々水の中からプールサイドに飛び上がる。)
        あぁ、でも乾くまで少し時間がかかるし…母様たちは先に上がっていていいわ(まだ水に濡れたままの尾を振りながら言った。)
        -- クノン
      • シェダルは良い子、か。……あったり前じゃんねえ、セギンが愛情と手間をかけてるんだし(一人残りながら呟く)
        しかし。…………(向こう岸で何やら楽しげになっている家族らを見) ……成る程、実際の所そうでもないが、娘を取られた親の気分ってのはこういうのか……結構黒いなぁ、僕も(苦笑する)
        ……ん?(見ていると何やら自信満々げだった娘が妻に何か言われると意気消沈し不満げになり、それを父や妹が宥めている) ……やれやれ、これは近い内に連れて行かないとへそを曲げそうだな
        ……っと、上がるっぽいか。ともあれ合流しないとな(プールからあがると、徒歩で家族のもとへ歩いて行く。プールに入ってからはそれどころではなかったのか、プールから上がった娘が妹の下半身をやけに物珍しそうに見ていた) -- ジーク
      • あはは、余程友達と海に行きたかったんだねぇ…でも、まぁまだ時間もあるし…これからゆっくり考えていこうか(孫が不満げにしているのを宥める。)
        でも、ラクのように美人になる気にもするけどねぇ…シェダルは(その一言にセギンが固まったりしたが気づいていないようだ。)
        あはは、ジークが嫌がるのも分かる気はするんだけどね……うん、そうだね。そろそろ上がろうか…よいしょっと(水中から孫をプールサイドに持ち上げる。)
        それじゃあシャワーを浴びて着替えてから皆でご飯にしようか、食後のデザートももちろん用意してあるしね(笑顔で言った。)

        (そうしてその後昔話で時間を潰しながらクノンを待ち、家族皆で楽しく食事をするのでした。) -- ジャン
  • 5月頃、数年前から南方に定住していたジークから小包が届く。そこにはいつもの手紙に、自分と妻娘であるセギン、シェダルの三人が映った写真があり、残りは30個程度の魔石だった。
    手紙によれば魔石は転送魔法用のもので、馬車等を用いても往復で1ヶ月弱はかかる所をほぼ一瞬に短縮しようと言うものだった。そして8月に避暑目的でそちらに行こうと思うので、適当な広間にでも指定の通りに配置しておいて欲しいとの事。
    これに写真や手紙でのやりとりしか長男の孫を知らなかったジャンは歓喜し、奈落の王はしもべ等を差し置いて自ら魔石の配置に完璧を持したという。
    そして8月。三週間ほど前に具体的な日付を記した手紙が届いており、その通りの月日に30個の魔石は淡い輝きを帯び、ジーク達三人と何やら大量のお土産を広間に出現させた。
    • ……っと、おお。懐かしの我が実家だ……よしよし巧く行った。どうだいセギン、シェダル。僕はちゃんと巧く行くといったろう?
      (どうも長距離転送となると理論的な部分のみで、実行はこれが初だったようで。ジーク自身は自信満々だったが)
      と言う訳で……ああ、うん、こうやってちゃんと顔を合わせるのは七年振りくらいかな。ただいま父さん、母様、クノン
      父さん達はともかくクノンはあんまり変わってないなぁ? ああ、シェダル、ほらお祖父ちゃんとお祖母ちゃんと叔母ちゃんだよ
      (妹の様子に首を傾げた後、初めての場所、しかも薄暗い、なんか怖いの三拍子が揃ってるせいでセギンの背に隠れてしまっていた娘に挨拶をさせるよう促した) -- ジーク
      • はい。私はジークを…信じていたので予想通りの…展開ですよ?…御無沙汰してます、お義父様お義母様、そしてクノンさん(自信満々なジークに頷いた後、三者に頭を下げ)
        …本当に、ここに来るのは…懐かしいです。今日から暫く厄介に……なると思うと…居候していた頃を思い出しますね?
        (過去を思い出すかのようにうっすら視線を遠くにやった後、ジークに対して微笑む。そして、肩越しに娘を振り返って優しく娘の背中を押した)
        (母親より頭一つともう少し身長の低い三つ編みを二つ下げた少女が三者を見上げて虚勢を張るように胸を張って口を開き始める。母親の手を掴みながら。)
        初めまして、お祖父様お祖母様に叔母様。私は孫のシェダル・マルクールです…!   え、えと…(取り敢えず名乗った後に次にどう告げて良いか解らず困惑しながら父親を見上げた) -- セギン
      • ……まだかなぁ…まだかなぁ…もうそろそろ来てもいいと思うんだけど…(そわそわしながら待ってる父親。)
        ……父様、そんなそわそわせずとももうすぐ刻限……あ…ほら、来るみたいよ?(クノンも少し落ち着かない様子だったが、変化に目ざとく気づいた。)
        (そして時間通りに現れた3人の姿に、ジャンは満面の笑顔で、クノンは微笑んで出迎える。)
        ……ジーク兄さま、セギンさん、お帰りなさい…それで、貴方がシェダルね?…私はクノンよ……叔母と言われるとは不服だけれど。
        …あと、兄さま…私だって成長してるのよ?身長だけでなく、冒険だって歴戦になったもの(不満げに言った。)

        いらっしゃい、ジーク。よく帰ってきたね…セギンさんも久しぶり、息子がいつもお世話になってるね?そして…ようこそ、シェダル…僕がお爺ちゃんだよ(嬉しそうに挨拶していく。)
        あはは、何だかジークの小さい頃に似てるね…ねぇ、ラク?(シェダルの姿の目を細めながら、ラクに問いかける。) -- ジャン&クノン
      • そうよあなた、娘に言われなくとも……そのようね(夫や娘と違い、少なくとも表面上は平静にしながら)
        ……ええ、お帰りなさい。それと、いらっしゃいシェダル(久し振りに見た息子夫婦に頷きかけた後、孫娘にそっと微笑む)
        そう……かしら?(夫に言われるも、母に似たのかややハイライト薄めな孫娘に若干首を傾げ)まぁでも、二人の子なのは良く分かるわ
        それはそれとしてその大荷物は何なのかしら? 長逗留としても過ぎると思うのだけれど……
        -- ラク
      • うん、そうしとこうか(妻の言い様に苦笑めいたものを浮かべつつ) まぁ……シェダルを一時父さんやクノンに任せてしまうと言う手もある。部屋とかは当時のままだろうしね(こそっと耳元で囁いた)
        うん? ……これからしばらくのあいだおせわになります、およぎもおしえてください(娘の視線に気付くと、屈み、今度は娘の耳元でぼそぼそ)
        んーははは、そうは言うけどねクノン。……見た目の説得力と言うのはかなり大事な上に、お前もう二十歳過ぎたくらいだろうに。姉さんもそれくらいの歳には育ちきってた筈だぞ?
        (孫娘に思いっきり緩む父に予想どおりな顔になりつつ、母の評価に苦笑しつつ納得する)
        ……あぁ。これは確かに僕らの荷物もだけど、殆どはお土産だよ。トロピカルフルーツ詰め合わせ40人分とか。……ま正直それでも足りない気はしたけどねぇ -- ジーク
      • …ふふ…そうですね。今回はルクバーの代わりに……貴方と娘が同室になるなんて…(三者の前で僅かに苦笑し、すぐに身を正す)
        (父の耳打ちを反芻するように口をパクパクと開き)うん!プールが・・・ はっ これから暫くの間お世話になります。泳ぎ…「とか」も教えて下さい(若干ぎこちなく、棒読み気味で目の前の祖父母と叔母に言う)
        は、はい。私はシェダルです…!えっとね、クノン叔母様ルクバーおばさんと同じ事言ってるよ…?(歯を見せて無邪気に笑う)
        (そんなシェダルを伏し目がちに見守りつつ)ジークの小さい頃に似ているのですか…ふふ、そうなると将来は私よりも…大きくなりそうですね -- セギン
      • (夫婦の耳打ちに何を話しているのだろう?と首を傾げる父親と娘、だが突っ込む事はしないようだ。)
        (泳ぎと聞き)フフッ、泳ぎ方ね…いいわ、私が教えてあげるわ……けれど、そういえば…シェダルは足は変化したりはしないの?(気になったので聞いてみる。)
        (そして成長の事を言われると)……それは……私は私、姉さまは姉さまよ…自分のペースで育つわ(少し伸び始めた背を高く見せるように胸を張りながら言った。)
        (しかしルクバーと同じと言われ)……だって、私はまだ20だもの…お姉さんなら、まだしも…あぁ、でも貴方が嫌いという訳ではないわ…(無邪気に笑うシェダルの頭をそっと撫でる。)
        -- クノン
      • ……僕も教えても良かったんだけど…娘と孫娘が泳ぐ姿を眺めるだけでもいいかもしれないね…ラクと一緒に…ラクも見るよね?(笑顔で言った。)
        へぇ、これがお土産?……あぁ、南国のフルーツかー。まぁ、お菓子にしてもいいけれどね…それでも足りないだろうけど(頬をかきながら苦笑する。)
        顔立ちというより…雰囲気かな?懐かしいなぁ…あ、そうそう。セギンさん…サフィールさんはお変わりなく?
        あれ以来会ってないし…お互いの子供が結婚した事だし、またいずれご挨拶に伺うべきだとは思ってるんだけどねぇ…(ジャンはそう考えているようだ。) -- ジャン
      • 足?私は何もかわらない…です(その場で片脚立ちになると、靴を片方脱いで足首少し上程度まで覆われた靴下に包まれた足を見せる)
        20歳・・・でも、お母さんがルクバーおばさんにはもごもご(余計な事を言うな、と言わんばかりにその先を言おうとしたシェダルの口をセギンが塞いで困り顔で笑う) -- シェダル?
      • (自分も泳ぎは苦手なものの、娘の前で教わるわけにもいきませんよね…と思いつつ)
        雰囲気…ですか。うーん…この子を通してジークの過去を見るだなんて…何だか(こほん、と咳払い)
        はい、シェダルの声を聞かせたら大分……目が見えたら良いのに…とぼやく程に健啖に過ごしてますよ。
        ただ…母達の所を訊ねるのは時間が…非常にかかるのであまりお勧めは出来ないところです(申し訳なさそうに目を伏せた) -- セギン
      • 諦めなさいクノン。あの子から見れば私はお祖母ちゃんだし、あなたは叔母ちゃんなんだから(少し楽しげな笑みを浮かべながら)
        あら、そうとも限らないわ。私の娘は今の所私より背の高くなった子はいないもの(自分の背の高さをまるで考慮しない王)
        とすると、あなたが教えるのは「とか」の辺りかしら。……まぁ見ていないと危ない気はするけど。でもそれは息子達の役目でしょう?
        ……あぁ、お土産ね。と言う事は……(沢山ある箱の内の一つを床に潜らせ、自分の傍に上げると、その下に台も出して早速開封。濃密な果物の香り。その中からグレープフルーツを選ぶとおもむろに剥き始める)
        雰囲気でいえば、まぁ……そうかしらね(食べ始める)
        -- ラク
      • ……当時は思いもしなかったよねぇ(苦笑にそっと微笑みかけ)
        そうそう、良く言えました(笑い、娘の頭を撫で) ん、特に変化はしないね。その辺りは多分クノンだけじゃないかなー
        確かにそうだが、それでもその背丈や体型はなぁ……(うーん、と自身の顎を撫で心配そうな眼を妹に送る)
        (セギンの口ふさぎに不服そうなシェダルに、しー、と口元に人差し指を立てて見せた)
        僕としてはセギンの過去も見えそうなんだが……って。母様は相変わらず手が早いなぁ。まぁ気に入ってくれてるようなのは結構だけど -- ジーク
      • それはそれで……せめて私より大きい子が一人ぐらいは出来て欲しいものですから、何とも…微妙な……。男で身長140cm代は…可哀想ですし…
        (父親に褒められ、ぱああと明るい表情を見せて喜ぶシェダル)あー……(それから直ぐに、祖母が食べるフルーツへと興味が向いてしまったようだ) -- セギン
      • ……そう、変わらないの…ちょっと残念ね(仲間だったらというほのかな期待をしていたのか、言葉以上に残念そうに微笑む。)
        …ルクバーおばさんには?……何かしら、途中で止められると余計想像してしまうのだけれど(困った表情で苦笑する。)
        ……母様はそう言うけれど…でも、諦めるしかないのも事実ね(ため息をつきながら肩を落とす。)
        ……いいわ、今はそう見られても…でも、あと10年もすれば母様みたいになるのだから!(ビシッと指差す様は見た目はそうなっても、中身は違ったものになりそうだ。)
        -- クノン
      • あはは、それはそう思うでしょうねぇ…例え視覚以上に「見えて」はいて、ちゃんと見たいでしょうし(その気持ちはよくわかるようだ。)
        あぁ、やっぱりかぁ……ジークの今来た方法を使えばいいかもだけど、それってやっぱり準備に時間かかるのかな?(首をひねりながら息子に聞いてみる。)
        …あ、そっか…よーし、それじゃあ歌かお菓子作りを教えてあげようか。シェダルはどっちがいいかな?歌とお菓子作りだと(嬉しそうに笑顔で問いかける。)
        ……にしても、凄い量だけど…輸送の制限はどのくらいまで?これ実用化出来たら色々と面白いのにねぇ…(いつの間にかラクの横で剥いて食べさせる準備をしているジャンだ。) -- ジャン
      • 果物は早く食べないと悪くなるのでしょう? それに、酸いのが食べたい気分でもあるし(もくもく)
        ……ああ、その点は大丈夫でしょう。ジークは私やジャンよりも背が高いのだから
        あの子からしたら叔母は叔母だもの。その内慣れるわよ(孫の見てる前で娘の頭を軽く撫で)
        ……。…………あーん(食べる内に孫の視線に気付いたのか、最初の一個の最後の一房を孫に食べさせようとしてみる。その際軽く揺れる豊かな胸)
        -- ラク
      • (クノンとシェダルの泳ぎの話に、何とはなしにセギンに視線をやる)
        サフィールさんらは父さんに負けず劣らずな孫バカだからなぁ……(苦笑しつつ) まぁご挨拶に伺いたいのも分からないではないけれど
        ん? あぁ、サフィールさんの所はあの人の魔力の干渉がかなり強くてさ。理論段階で刷新でもしない限り今のままじゃ無理かなー……まぁその点ではここも似たようなものだけど、色々勝手が分かってるからさ
        10年後、10年後ね……是非姉さんを越えて母様すら越えるような体型になるとよいよ(ほぼ期待して無い眼差しを妹に向ける)
        ……シェダルはここに居る間に色々出来る子になってしまうかも知れないな……僕に似て呑みこみは早い方だし、セギンに似て研究するのも好きそうだし(親や妹と話す娘に目元を和ませる親バカ)
        ん、制限はこれの倍くらいまでかな。長距離は初めてだからかなり余裕を持たせただけで……(母の傍らでスタンバイする父の相変わらずな様子に苦笑する) -- ジーク
      • ……?叔母さ…(セギンが屈み込み、耳打ちをすると頷いて)お姉さんは足がかわったりとかするの…ですか?
        うー…それはお母さんが言っちゃ駄目って…ごめんなさい(あまり悪気は無さそうに笑う)
        歌かお菓子作り・・・?うーんと、それじゃあ私は歌がいい!…です。滅多に歌わないお母さんに歌を聞かせてみたいです!(嬉しそうに問いかける祖父に対し、こちらも笑顔ではしゃぎながら答えた) -- シェダル?
      • (ジークが視線をやれば直ぐに つん、と明後日の方向を見て誤魔化す)
        本当にその通りで……あともう一押しすれば、義母も心が折れてくれるのでしょうが…(しょうがない、とでも言いたげに目を伏せ)
        (冒険開始してから二十年どころか三十年経過したのに私はこのままだったなあ…などと思いながらジークとクノンのやり取りを眺める)
        …何だか、私がシェダルに弄られる日が近いような気がしてきましたよ…?私達二人の…良い所取りをした上で活発ですもの……ふぅ
        (そんな溜息をつく母を余所に、祖母の手からフルーツを直接食べて満面の笑顔になるシェダル)
        (暫く口の中で味わってから…)お祖母様のお胸、大っきーねー お父さん。私もこれぐらいになるかな?
        (父親の方を肩越しに見て、無邪気な問い その死角では母親が笑顔を固まらせていた) -- セギン
      • ……まぁ、ラン姉さまのところの子で慣れてはいるのだけれど……まだ20なのに(理解していても納得しかねるクノンだった。)
        …母様を超えるのは難しいけれど、ぜひとも姉さまは超えてみたいわ……でもどうすればいいのかしらね、そういうの参考になりそうな人……要塞にはいないもの。
        (要塞にはいないもの、と言う前にセギンが視界に入ったが、逆に聞くのも失礼かと思い、目をそらす形となった。)
        ……兄さまの親バカは父様譲りかしら……ああ、いいの。気にしないで…それより、私が教えるからにはマスターして貰うわ(シェダルに微笑みながら言った。)
        -- クノン
      • あはは、今のラクはチーズケーキとかが好きだもんねぇ…あとレモンティとか(既に知っているのか、とても嬉しそうに言った。)
        あぁ、そうなんだ?…サフィールさんの昔の姿からは想像もつかないなぁ……でも、そう言うことなら会うのは難しそうだね。残念(肩を落としながらため息をついた。)
        歌かぁ…うん、それはいいね。シェダルが今度のセギンさんの誕生日に歌をプレゼントできるように教えてあげるよ(孫娘のはしゃぐ姿を目を細めながら、孫娘の頭を撫でる。)
        (しかしシェダルの胸についての言葉に)あー……ジーク、頑張れ(苦笑しながら小声で上手く処理するように小声で応援した。) -- ジャン
      • そういう時期だもの。……流石にそろそろ慣れもするけれど(嬉しげな夫に少々自重を促すような視線を向けつつ)
        とはいえ単純にあなたの兄姉は20ずつ歳上なのだから仕方ないわ。甥や姪も増えるでしょうし……
        (孫の満面の笑みに優しげな頬笑みを返し、その後の孫の言葉に苦笑する) ……やれやれね(夫の言葉に賛同するようにしつつ、その手から剥かれた果物を一房手にとって食べ)
        ……泳ぐなら別に今からでも良いんじゃないかしら。急く事もないでしょうけど……外は暑かったのでしょう? 荷物や土産の整理はしもべにでもやらせておけば良いし
        -- ラク
      • (誤魔化されたので苦笑し、後でこっそり二人きりでプールを使えないだろうかと思案し……両親の様子からえ、マジで? な顔になる)
        なに、孫をもう一人か二人か増やせばサフィールさんとて我を押し通せはしないだろうさ。レンさんの方の絡め手も順調だしね?(目を伏せる妻に微笑みかけ)
        ……姉さんを超えるねぇ? 確かに母様と比べたら劣ってたけどあれで相当良い体形だしな……
        大丈夫だよセギン。親を弄るような子にしなければ良いのだし、予防策だって取れるさ。……多分
        (妹の嫌味? も通じずにそう言ったのも束の間娘の一言。当然笑顔の固まった妻も見えており) ……あー、うん。確かに大っきーが……いいかいシェダル。まずは好き嫌いなく何でも良く食べる所から始めないと駄目だからね? 嫌いなものがあるんじゃ育つものも育たなくなるんだから(頑張って言葉を選んだ)
        ……ん、ああ。じゃあどうしようか? セギン、シェダル。水着も持って来てあるし、荷解きを後回しにしちゃっても良いは良いと思うけど -- ジーク
      • お祖母様もお母さんみたいに酸っぱいのが好きな気分なのですか?私は苦手なんだけど…(何気なく言うシェダルに背後のセギンが一瞬絶望的な顔になった後、誤魔化すように硬い笑いを浮かべる)
        うん!私につられてお母さんも歌っちゃうぐらい目一杯元気に歌いたいからお願いします、お祖父様!(撫でられてくすぐったそうに笑いつつ、ちょこんと首を下げてお願いする)
        えー……私、苦いのと酸っぱいの苦手なのにー…ねえねえお母さん、お母さんはそんなに嫌いなもの一杯あったの?(これまた悪気なく、セギンの服の裾を引っ張って問う)
        えっ?今から泳いでいいの?!(思わぬ提案に、父を振り返り次いで母を振り返る) -- シェダル?
      • (酸っぱいのが好き、という義父の言葉に一瞬目をぱちぱちと瞬きした後娘の発言に静かに目を閉じて僅かに立ちくらみを起こした)
        …はい。今にきっと母も音を上げてくれるでしょう。その時こそ……ジャンさんと王に会って貰う…そういうのも良いと思っています(夫の微笑みに僅かに微笑み返して頷く)
        ……私はもう今から育成を誤ったという気がして…ふぅ。物怖じしない所は…誰に似たのでしょうか…(奈落の王の胸を見る娘に悲観に暮れた様に首を振る)
        ……シェダル(はあ、という溜息)。知っての通りお母さんはあまり丈夫じゃないから……子供の頃は食べ物を制限されていたのよ?…シェダルは元気一杯なんだからしっかり食べましょう…ね?(やんわりと微笑み、娘の頭を撫でる)
        …………そうですね…では、プールに行きましょうか。シェダルも待ちくたびれているみたいですし…(夫と娘、二人に頷き返すと水着の入っているバッグを手に取った) -- セギン
      • えぇ、増えるのでしょうね…まぁ、でも年下が増えるのは構わないわ…だって、可愛いもの(だから許せると言いたいようだ。)
        ……だ、大丈夫よ…今だって2cmずつ増えてるのだし、今後もっと増えるわ…ほら、父様だって急激に育ったというじゃない!(兄相手なのでまるで普通の女の子のように話すクノン。)
        ………親と言うのも大変ね…まぁ、でも好き嫌いしない事は重要よ?何でも食べないと(自分の辛いもの嫌いは棚に上げている。)
        あら、今から泳ぐの?……なら、私も準備しないと…父様、母様、準備してきていい?(今すぐ行きたそうに二人を見上げる。)
        -- クノン
      • あははは…まぁ、いいことではあると思うよ?少なくとも、僕は嬉しいしね(妻の視線に乾いた笑いを浮かべながら、それでも嬉しそうだ。)
        なるほど……まぁ、その時が来るのを楽しみにしてようかな…ラクとサフィールさんの会話と言うのもちょっと楽しみだし。
        ……って、あれ?シェダルは酸っぱいのが苦手なんだ…よし、それなら僕が好きになるように美味しい酸味のきいたお菓子を一杯作ってあげよう!(その辺りは気づかない鈍感っぷりの祖父。)
        うん、それくらいになるよう頑張ろうね……お祖父様かぁ(その響きにジィーンときているようだ。)
        あぁ、片付けはこっちでやっておくから…行ってきていいよ?僕も後で行くからね(娘の頭を撫でながら笑顔で言った。) -- ジャン
      • ええ、そうよ。……と言うと……(孫の言葉に頷いた後、息子の表情、義娘の表情にそれぞれ気付き、大まかに察し) お互い暫く大変ね?(そうセギンに対し苦笑気味に囁いた)
        ……そうね、可愛いは可愛いものね(娘の意に賛同した後、他愛ない息子娘のやりとりに目を細める)
        それはそうでしょうけど……(とはいえ夫のそれはいつもの調子と言えば調子なので、左程言う事はなく)
        そうね、準備してらっしゃい。プールの方はいつでも使える状態だから……(そう娘に言った後ふと夫に視線を転じ) 私達……少なくとも私まで水着になる必要は無いわよね? 私は泳がないし(そう聞いた)
        -- ラク
      • いやはや……なんとも言い難いな(自分達の次女と自分の新たな弟妹どちらかの誕生年が重なりそうな事態に頭を掻く)
        両親同士の対面か……問題は母様とサフィールさんの相性だろうなぁ。こればかりは顔を合わせて見ない事には分からない
        まだ何とかなると思う……。……あー、まぁ、悪い事ではないから今後の伸ばし方次第だね?(恐らく自分似なので強く言えない夫)
        (言うだけ言って若干肩を落としそうになるがその後の娘の発言にぎょっとなるが) ……はーい。ごめんなさいお母さん(妻の言葉に巧く納得してくれたので小さく溜息を零す)
        2cmずつとかお前。……確かに姉さんもそうであったと聞くけど、それにしても遅れが無いか? というか僕は普通に伸びてったしなー
        よしと。それじゃあ移動……するとして。荷物を部屋に運ぶくらいもまぁ後でも良いか。ここだと物の移動に手間はかからないし……まぁ、クノンを待つとしようか -- ジーク
      • ???(祖母と両親の表情に首を傾げるも、こういう時は訊いても流されるので口を尖らせてそういうものだと納得する)
        はい、お願いしますお祖父様!ねえねえ、後でお祖父様のお店も見てみたいのですが案内してくれますか?(満面の笑みで祖父を見上げて)
        (皆がプール行きに賛成しているのを見るや、落ち着かなさそうにそわそわとし)ね、ねね…先に私だけでもプール行ってきていいかな?(父親の袖を引っ張って問う) -- シェダル?
      • ………(クノンの成長ぶりを羨ましそうに見守り)次にここに来る頃にはクノンさんに…追い抜かれてそうですね…。それどころか娘にも…喜ばしい事なのですけど(ふう、と困り顔で微笑む)
        (夫と義父双方に視線をやり)そうなんですよね……母は母で、妙に意固地だったり張り合うところがあるので……面倒な事にならないよう、フォローをしませんと。
        (シェダルの反省した態度に目を細めて微笑み)…良い子ね、シェダルは。今日はケーキを一個多く食べても良いから、後でジャンさんに…好きなケーキを作って貰いましょう?
        ……そうしましょうか。私もまだ泳ぐ気は無いので……シェダルにはジークがついてあげて貰えますか?ジャンさんと、クノンさんも居ますが…一応。 -- セギン
      • ……いいのよ、私はつい最近きっかけがあったのだし…(それを言う時表情が暗くなりながら、目をそらす。)
        …それに、これから遅れを取り戻せばいいのよ…そうじゃないかしら?ジーク兄さま(しかしすぐに視線を戻し、不敵そうな笑みを見せた。)
        フフッ、セギンさんと次に会うときはいつになるかは分からないけど…追い越せるように頑張ってみるわ(微笑みながら言った。)
        それじゃあ、先に私と兄さまとシェダルが行って…それから父様と母様とセギンさんが合流という事になるのかしら?(首を傾げる。)
        -- クノン
      • 下手すると年下の叔父か叔母になっちゃうのか…複雑だなぁ…(ジャンもジャンで頬をかいた。)
        ……割と気が合う部分も多いと思うけど…まぁ、何かあればお互いフォローしあうという事で(苦笑しながら言った。)
        うん、もちろん。あのお店でシェダルのお父さんも働いてた事があるしね…レジも打たせてあげるよ?(子供にとってそれが楽しい事も経験から知ってるようだ。)
        その後でお店にあるケーキを好きなのを選んでいいよ?焼き立てが欲しいのなら、選んだのを作ってあげるしね(孫にはやっぱり甘いらしい。)
        あはは、それじゃあ後で僕たちも行くから……え?(ラクの問いにとても残念そうな顔をする。) -- ジャン
      • 義娘の親に会うくらいでそう警戒する意味が分からないのだけれど……(夫と息子夫婦の態度にこれはこれで不満を感じたのだった)
        ……え?(水着に関する夫の答えと顔に意外そうな顔になる) …………分かったわ。今なら別に目立つ事も無いでしょうし、もし着ようと思っても当分着れそうになくなるものね(が、軽く息をつくと夫の意を汲んだのだった)
        ……そうね、クノン。取り敢えず私とジャンは少し遅れるでしょうけど……他は一緒じゃないかしら
        -- ラク
      • うん……え? やぁそれはほら母様。……仕方ないようん、両者を知ってる僕らの意見が一致してる辺りで察して欲しいと言うか。……その時になっても特に気にせずいつも通りで良いは良いと思うよ、うん(早速フォローが巧くいってなかった)
        きっかけねえ……? ん、ふむ、まぁその通りだが。……そのつもりなら急いだ方が良い気はするぞ(妹の様子を若干不思議に思ったが、言及はせずに頭をぽんぽんと撫でた)
         えっ本当? やったー! ……良いの? 良いの? ……やったー!(ケーキOKに万歳をし、好きなのOKやレジ打ちも出来る事に万歳をし、喜びの表現に忙しげなシェダル)
        まったく、やりたい事だらけだなシェダルは……(妹や父に色々とせがむ娘に可愛いなぁ等と思い、そうしていたら袖を引かれ) ……んー? そうしてあげたいが、場所知らないだろう。と言うか僕も知らん。なのでクノンに連れて行って貰うしか無い訳だ
        (分かった、とセギンに頷き) ま、それじゃあともかく行くとしよう。クノン、よろしく(そう言って妹に先導を頼んだ) -- ジーク
  • 母子水入らず
  • (アルヌールが死んで数日後のとあるお昼前)……母様…ちょっと、いいかしら…(コンコンと部屋の戸をノックする。)
    (普段なら店番などをしているクノンだが、今日は父親としもべに頼んで代わって貰い、こうして母親の元にやってきたようだ。) -- クノン
    • 構わないわ(返事と共に戸が開く。室内、椅子に座ったままの母は娘の方へ視線を向け)
      入りなさい。……それで、何の用?(机を挟んだ位置の椅子は空いている)
      -- ラク
      • ……その…今日はちょっとお話しがあってきたの…(あの日から数日が経ち、表面上は以前に近いクノン。)
        (しかしやはり見る人が見れば、元気がなく僅かに覗かせていた笑顔も減ったように見える。)
        (そんなクノンがトコトコと椅子の横まで歩き)……(座るはずが、その場で立ち止まる。)
        …あの、母様……母様の膝の上は、ダメかしら…?(遠慮しながら甘えたがる所は父親似のようだ。) -- クノン
      • でしょうね、特に何か教える約束があった訳でも無いし(言いつつ、娘がどんな話題を持ってきたかは予想が付いていた)
        (事が事なだけに、いくら上辺を取り繕った所で親の目を誤魔化せる筈も無く、未だ無理をしているのは明らかなのだ)
        ? どうしたの。…………仕方ないわね(19になってそれはどうなのという呆れを覗かせながらも、座りやすいよう座り直し) ほら(迎えるように軽く両腕を広げ)
        -- ラク
      • ……ダメならダメでいいわ……本当?じゃあ…(僅かに嬉しそうに言いながら、母親のひざの上に座る。)
        ……こうして、母様の上に座るなんて…何年ぶりかしら…(その時から代わらぬ姿で呟く。)
        ………外に出て6年になるけど…その間に、色々とあったわ。母様…いいことも、悪い事も(母親の元で落ち着きながら、ゆっくりと話し始める。) -- クノン
      • ……冒険に出る前までだったかしらね(その時の癖がまだ残っていたのか、娘の頭を軽く撫で、そっと抱きながら)
        そう。……まだ途上とは言え、冒険者としての経験は要塞内では得られないものばかりでしょう。勿論、冒険に限った事でも無いけれど
        親としては、あなたが色んな体験を重ねていくのは決して悪い事では無いわね
        -- ラク
      • あの時の私は、思えば背伸びしたがっていた気がするわ……何だかもっと昔の時のよう…(母親に撫でられて目を細めるが、表情は嬉しさの中にも大人びたものが混じる。)
        ……えぇ、本当に…冒険に出てよかった…それは思うのだけれど……でも、こういう思いをする事になるとは思わなかったわ…。
        ……もちろん、あの人は人間なのだし…冒険者をしていれば、いずれはそうなる可能性が高い事もわかっていたのに…(まるで寒いと感じるかのように、身を縮めた。) -- クノン
      • ……あら、今はそうでは無いの? 私からしたらさして差は無いように思うんだけど(娘の状態がどうあれ目立って態度を変えるような親ではなく)
        …………やっぱり、あの人間の事ね(溜息を吐く) 死を与えられるような犯罪者であるなら尚更遅かれ早かれという所だわ
        ……こういう時私が悪魔ではないのなら、それこそ慈雨のようにあなたを気遣ってあげるんだけど。……でも、そうね
        聞いてあげるわ。あなたの気が済むまで、なんでもね(いつになく優しく抱き締めて)
        -- ラク
      • ……昔はもっと何でも出来ると思っていたもの……現実を知ったというべきかしら…(良くも悪くもお嬢様だった自分を理解しはじめてるようだ。)
        ……そうね、そうだったかもしれないけど…でも、それでも最後まで一緒にしたかったの…(置いていかれた事を、寂しそうに呟く。)
        ……ううん、母様はそれでいいわ…それでも、聞きたいことがあった来たのだし……(膝の上に座ったまま、ラクを見上げる。)
        ……母様、仮定でもこういう事を聞くのはどうかと思うけど…母様がもし、父様に先立たれたら…どうするかしら? -- クノン
      • そうね、考えてみれば……あなたは特にしもべ達から甘やかされていたかしら。でも、出来ない事が増えても出来る事だって増えたでしょうに
        でも実際はこの通り。人間があなたを誤解していたのか、或いはその逆か……知る術はもう無いわね。あなたが自力で納得するしかないんだもの
        ……そう。(見つめる娘の視線に気付き、合わせる)
        悪いけど先立たれないわ。私がそうさせないもの(それが当然であると言わんばかりの返答だった。そうして改めて娘を見据え) ……クノン。私の答えを参考にしようとしても無駄よ? 私は私、あなたはあなた。答えはあなたがあなたの内から見付けないと
        -- ラク
      • ……えぇ、それは冒険前からわかっていたけれど…より分かったわ、本当によくしてもらっている事が……えぇ、確かに増えたけれど…まだ全然、足りないもの。
        ……色々と隠すのが上手な人だったから…でも、時折素顔を見せてくれていた…と私は思っているわ…それが正しいか、もう分からないけれど…。
        ……ズルいわ、母様…それじゃあ答えになってないわ…(僅かに頬を膨らませながら言った。)
        (しかしその言葉に続きを聞き)……ちょっと参考にしたかったの…でも、それもそうね……。
        …まだ時間はあるのだものね、生きている私には…(天井しか見えないが、それでも上を見上げた。) -- クノン
      • 足りないと思うなら渇望なさい。そうすれば私のように出来る事の方が多くなるわ、あなたは私の娘だから
        そう。……なら、それがあの人間へのあなたの真実ね。不安と疑念は尽き無いでしょうけど、少なくとも愛していたのでしょう?
        …………そういう事よ。それにしても、あなたがランのように素直に泣き喚いてくれればこっちも気が楽なんだけど……
        (娘を抱いたまま懐かしむように小さな苦笑を零し、) 隠れて泣くのが悪いとは言わないけど、ね
        -- ラク
      • ……そう…なら、頑張るわ…もう大切なものを失わないためにも…(恋人を作る気は当分ないが、それでも守りたい物を守る力が欲しいと思ったようだ。)
        ……えぇ、色々と今も不安にも感じるけど……それだけは言えるわ、短い付き合いだったけれど。
        …それは、私だって強い面が…(と言おうとしたが隠れて泣くといわれ)……知っていたの?(羞恥心から顔が赤くなる。)
        ……でも、母様だって何かあったときに誰かに泣き喚く姿は見せないでしょう?(自分の思い描き、そして知る母親はそういうものだった。) -- クノン
      • ええ、頑張りなさい。あなた自身の満足がゆくまでね
        それなら、誇りに思うと良いわ。誰かを愛すると言うのは貴重な事だもの。この先あなたが千年を生きた所で忘れないでしょうね
        ……我が子の事で気付かない親なんているものですか。浮足立ったジャンの抑えにはちょっと苦労したけど……
        それはそうよ。……でもね、クノン。私はあなたの母親で、あなたは私の娘。あなたが辛い時に抱き締めてあげる位の事はするし、あなたも遠慮はいらないのよ?
        -- ラク
      • ……えぇ、多分死んでも忘れないわ…そして、死んだ時に成長した私の姿を見せて言ってやるの。貴方はこんないい女を残して死んだんだって…。
        とりあえずは…ラン姉さまに負けないくらいの……戦闘力は無理でも、スタイルになるように頑張るわ(この辺りはやっぱり父親似かもしれない。)
        ……フフッ、父様らしいわ……でも流石に、私のその…「した事」までは父様は知らないのよね?(言葉にするのは恥ずかしいのか、誤魔化しながら聞いてみる。)
        …ん…じゃあ、もう少しこのままでもいい?…泣きはしないけれど…(手をぎゅっと掴む、今は何も考えずそばにいてほしいらしい。) -- クノン
      • ふふ、良い性格だ事。でもそれはそれで面白そうね
        ……ランの? ああ、そっちね。それなら……あの子あまり私に似なかったけど、あなたは私そっくりと言われているようだし
        愛情が強過ぎるのも考え物ね。慣れたけど。……その事なら気付いてないわ。正確には気付く前に逝斬が小細工を入れたからだけど
        そうね、久し振りだもの(そっと手を握り返し) あなたの気が済むまで甘えさせてあげる(言葉とは裏腹に優しく微笑んだ)
        -- ラク
      • ……それでも、最近は全然育っていないから……でも、今日からは色々と成長する道を模索してみようと思うの。
        まず最初は…友達に何かいい手はないか聞いてみるわ…この街なら、何か手があるとは思うし…(それがまず第一歩のようだ。)
        私も、慣れたけど…でもあるだけ幸せなのでしょうね……そう、良かった…いずれは知るのでしょうけれど(その時の落胆ぶりが目に浮かび苦笑する。)
        ……んっ…じゃあ、今日は父様には悪いけど…(悲しみから完全に立ち直った訳ではないが、今日は母親に抱かれて幸せそうに過ごすクノンだった。) -- クノン
  • 悠久連夜