(どうやら子供のために買ったベビー用品などを整理しているようで、まだ使えるものと使えないものを分けている。) …ただ、こういうのってなかなか…捨てられないよねぇ…ラクはどう思う?(ベビー用品片手に苦笑しながら聞いてみた。) まぁ、これをどうするかはしもべさんにも聞くべきかもだけど…(最近風当りが厳しくて、なかなか相談もできないらしい。) -- ジャン
(とある昼間、昼食も終わった後デザートも食べ終わった後、いつもなら各自の時間を過ごす所を呼び止める。) …前々から探してた楽譜と歌詞がついに手に入ってね…練習したのを、まずはラクに聞かせてあげたいなって…。 あ、でも昔みたいに「青の歌」じゃないから…今回は「黒の歌」だからね(昔青の歌を歌った経験があるようだ。) -- ジャン
一方シェダルは…うん、出落ちちゃったけど…まぁ、でもほら。魔導器拾ったと言う話もあるしね。 次こそはきっと大丈夫…だといいんだけどなぁ(苦笑しながらラクの分の紅茶を入れてから、自分の分を入れる。) -- ジャン
…まぁ、要塞内の評価やしもべさんの評価が下がったりするのは…良くはないけど、別にいずれ挽回出来るとしても…。 …クノンも無事を信じてるとはいえ、結構堪えるみたいだからね…それが、親としてはあまり許せないかなぁ…本人もしたくて失敗してる訳じゃないんだろうけど。 ……あぁ、でも…僕も人の事言えないからなぁ…ラクに何度も似たような事経験させたんだし(思い出して苦笑している。) -- ジャン
…よ、よかったぁ…一時はもう帰ってこないんじゃないかって心配で心配で…(魂が出そうなほど、安堵の溜息をする。) …ただ、戻ってきて良かった、で済ませたらやっぱりダメなんだろうねぇ…今はまだ、下にいるの? まぁ、しもべさんに色々と謝ったりしてるんだろうけど…(とりあえず、ラクの隣の椅子に座って落ち着こうとする。) -- ジャン
なかなかタイミングなくて見せて貰う機会がなかったけど…一度どんな事してるのかは見てみたくてね(頬をかきながら言った。) (自分も学んで手伝ったりすれば夫婦の時間が増えるかもしれない、と思っているようだ。) -- ジャン
(母親や姉に比べて弱いと思われていて、実際弱かったとはいえクノンとしても悔しいものがあったようだ。) (それだけに、こうして実績を積んで言い返せるようになって嬉しいらしい。) -- クノン
…こうしてラクと年を越すのは何回目なんだろう……その間にも色々とあったけど、幸せな毎日だったなぁ…最近はシャナの事で悩みっぱなしだけど(苦笑しながら頬をかいた。) …それでも、ラクがいてくれるから乗り越えれる…有難う、そしてこれからもよろしくね(隣にいるラクの手に自分の手を重ねてぎゅっと握りながら言った。) -- ジャン
…フフッ、念願だった英雄…長かったけれど、頑張った甲斐があったわ…(はしたないと思ったのか、すぐに離れるがそれでも嬉しそうに微笑んでいる。) (ここまでハイテンションなクノンは珍しいが、それほどに英雄になれたのが嬉しかったようだ。) -- クノン
………はぁー…(娘が髪をそめてしまった事に深いため息を出さざるを得ないジャンがいた。) …嫌っているのは仕方がないという面は分かっていたけど、染められるのはちょっと…かなり辛かったなぁ(まだその事を引きずっているようだ。) -- ジャン
(とても嬉しそうに買い物袋を見せると、その中からレースクイーンの衣装を取り出す。黒い胸元チャックのライダースーツのようなものだった。) -- ジャン
…今度、近いうちにレイを要塞に連れて来ようと思うのだけれど…いいかしら?もちろん母様を紹介するつもりで…。 …あ、シャナも会いたければ会ってもいいけれど…あまり粗相はしてはダメよ?(向かい側にいる妹にも一応言っておく。) (ちなみにジャンは昼からの仕込みのために先に降りていて、今は4人しかいないようだ。) -- クノン
(そう言って妻が夫に渡した透明な小瓶にはいつものようにチョコらしき物体が入っているのだが、今年のそれは円筒形っぽいものがウネウネとのたうち蠢いていた) -- ラク
まぁ、僕にも落ち度はあるから強く言えないのはあるんだけど…いずれは昔のようにいかなくても、邪見にされなくなるといいなぁ…。 (独り言のように話しかける姿は、休日犬に話しかける中年さながらの哀愁が漂っている。) -- ジャン
そら(片手で持っていた爆睡中のシャナを彼へ放って寄越した) ったく……(そして説明も無く飛び去ろうとするデアリガズだ) -- デアリガズ
…ただ、問題があるとすれば……シャナの事かなぁ、やっぱり…(最初は機嫌が悪いだけだと思っていたが、どうやら自分に対してだけな事に気付いたようだ。) …はぁ…まぁ、大体は分かるんだけど…ああいう風に見られるとちょっと辛いね(ラクに向かって頬をかきながら苦笑する。) -- ジャン
(流石のクノンも、その熱の連続にはこたえたらしく、しもべや父親からの提案もあって要塞の1階に病室を作って療養していた。)
(何故旅支度かと言うと、人魚特有の病気に侵された娘のためにも人魚の国に行かないといけないからだった。) と言う訳で…ラクには、シャナと一緒にここで待っていて欲しいんだけど…ダメ、かな? ただの旅行なら…ラクについてきて欲しかったんだけどね…(苦笑しながら言った。) (もちろん「約束」を忘れたつもりはないが、1月以内で戻るつもりであったし、ジャンにもいくつか理由があるようだ。) -- ジャン
(顔半分を谷間に入れたまま、幸せそうな寝顔をしている。息苦しさは慣れでなんとかなっているらしい。) (起こそうと思えば、寝起きは割といい方のジャンだけに揺すっていれば目が覚めそうだ。) -- ジャン
この子は炎使いで、どちらかというとラクよりな気がするけど…どんな子に育つんだろうね?(隣にいるラクに楽しげに聞いてみる。) でも、なんかお転婆になりそうな気もするなぁ…(寝相が悪いのか、蹴飛ばされたタオルケットをまたかけてやる。) ……デルやデアリガズの悪影響をあんまり受けないといいんだけど(予感がするのかやや不安そうだ。) -- ジャン
(そしてとある場所で立ち止まり)……さてシェダル、心の準備はいいかしら…ここが、プールの入り口よ?(何の変哲もない他と同じ扉の前で楽しげに言うクノン。) あぁ、兄さまも始めてだったかしら…つい最近出来たものね、ここは……では、入るわよ…(まずクノンがドアを開けて中に入る。) (するとそこには50mはあろうかという長さのプールが目の前にあり、奥や手前には更衣室やシャワー室などもあるようでドアがいくつもある。) (そのプールをバックに両手を広げて)…どうかしら、私のプールは(宝物を見せびらかせる子供のように、他人にはあまり見せない自慢げな笑顔で言った。) -- クノン.
手紙によれば魔石は転送魔法用のもので、馬車等を用いても往復で1ヶ月弱はかかる所をほぼ一瞬に短縮しようと言うものだった。そして8月に避暑目的でそちらに行こうと思うので、適当な広間にでも指定の通りに配置しておいて欲しいとの事。 これに写真や手紙でのやりとりしか長男の孫を知らなかったジャンは歓喜し、奈落の王はしもべ等を差し置いて自ら魔石の配置に完璧を持したという。 そして8月。三週間ほど前に具体的な日付を記した手紙が届いており、その通りの月日に30個の魔石は淡い輝きを帯び、ジーク達三人と何やら大量のお土産を広間に出現させた。
(普段なら店番などをしているクノンだが、今日は父親としもべに頼んで代わって貰い、こうして母親の元にやってきたようだ。) -- クノン
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