名簿/76943

  • んー……(大きな姿見の前で、全裸の自分を見る。少しポーズを付けて腰回りを確認したり、二の腕を見たり)
    まぁ、そう太るような事は無いと分かってはいるんだけど(言い、姿見の端に映っている自分の背後の娘達に声をかけ)
    大丈夫そうよね?(その方を振り向く)
    -- ラク
    • 大丈夫そうも何も、大丈夫じゃなかったら妊娠してるくらいの事じゃないの? それに今更母様が太るとかなんてまず無いでしょうし
      と言うか雑誌の記事とかあんまり鵜呑みにするものじゃないってば。前も言った気がするけど(母同様全裸でソファに座る長女は呆れた様子で雑誌を開く)
      まー私としては親がいつまでも仲良しなのは結構な事なんだけど(雑誌にはセックスのし過ぎは肥満を招く可能性について言及したうさんくさ目の記事が)
      大体私も太ってないし、クノンだって現在進行形でそうでしょうに。ねえ?(そう言って隣に座る同じく全裸の妹に声をかけた) -- ラン
      • えぇ、母様は相変わらずよ…ただ、胸は以前より増えたのでしょうけれど…(少なくともクノンが知ってる頃より大きさより上の気がしたようだ。)
        …でも、まさか母様がこういう本を読んでるのもそうだけれど、こういう記事を気にするだなんて…ちょっと意外ではあるわね(付き合わされて全裸で座らされている次女も苦笑する。)
        …それはまぁ…そうね、父様と母様はいつまでも一緒でいてほしいもの。子供にとっては……確かにその通りだけれど、現在進行形と言われるのは…。
        (心外だと言いたげだが、レイが引退してから回数は間違いなく増えているのでちょっと目線をそらしながら自分は変わりないか確かめたりしている。)
        …ただ、こういうのは太ると言うよりも…痩せたりするものじゃないのかしら?(確かそういう話は聞いた事があるらしい。)
        -- クノン
      • あなた達の言う事も確かだけれど、所詮眉唾であっても全く考慮しない程無視する点では無かったのよ
        仮とはいえ女の身なら、体形には気を使っておくものなのだし……胸はまぁ、あの人が喜んでるから別に良いけれど
        それにもし原因に結果が反映されていたらと考えなくも無いでしょう?(ちょっと確認をしている次女の方を見つつ)
        ただ、痩せると言うなら妻より夫の方ではないかしら……
        -- ラク
      • かも知れないけど、そういうのは父様の指摘があってからでも遅くは無いと思う。……いや、余程でないと指摘しなさそうだけど
        あら意外? 母様その手の奴割と読んでるわよ? ……気にする方は流石に私もだけど
        現在進行形なんでしょうに。……なんなら母様と場所代わってみる? 良く分かるでしょうよ(楽しげ)
        ……それもそうね。とはいえ運動量を考えると母様の言う通りな気もするけど。……レイ君て今どんな感じ? -- ラン
      • そうね、父様なら母様の大抵の事は許容しそうだものね…(想像しやすくて、クスクスと笑いながら言った。)
        …私は普段から気を付けてはいるわよ?…色々とからかう人もいたもの…(特にお腹まわりに関しては、要塞の者にもよく言われているのである意味女性陣では一番気を付けているようだ。)
        …いえ、遠慮しておくわ…私は毎日ではないけど、ちゃんと確かめているから大丈夫よ…(それでも言われると気になるのが女の心と言うものだった。)
        …確かに、でも父様もレイも痩せるタイプではないから………どんな感じって何の事かしらね…(露骨な問いに、僅かに赤面しながらランがいない方へと目線をそらす。)
        (流石に家族とはいえ、要塞の中ではお堅いと言われるクノンが急な流れで夫との情事を話すことはないようだ。)
        -- クノン
      • ……それもそうね。余程の事が無いと私が私である限りやんわりとした拒絶も無さそうだし(娘達に笑われて軽く息を吐き)
        暇潰しに丁度良いのよ。俗な雑学に興味が全く無かった訳では無かったし
        気にする事は無いと思うわよ。……確かに、からかいの内容が分からなくはないけれど……
        あら、遠慮はいいのに。折角裸になったのなら、この前で良く見てみたら? お風呂上がりより入る前に見た方が素の感じがあるし
        (鏡の前から歩み、娘達の前に椅子を出してそこに座り) あら(少し顔を赤くする次女に不思議そうな目を向けた)
        -- ラク
      • お熱い事で(母の言葉が内容的にいつも通りなので肩を竦めて苦笑し)
        あらそう? まぁでも(じ、と妹の肢体を舐めるように見) ん、そうね。折角だし母様の言に従ってみたらどう?(悪戯っぽく微笑む)
        そうねー、考えてみると本当あの二人は似て……クノン? あら、私はただレイ君の状態について問うただけよ? 何赤くなってるの
        ねぇねぇクノン〜?(隣の妹の肩を抱くように腕を回し、身体を引き寄せ自分も寄りつつ楽しげな顔を妹の間近に寄せ) -- ラン
      • まぁ、いいじゃない。両親仲が良くて困ることなんて…あまりないもの(二人の世界に入るのだけは少々困りものなので僅かに苦笑する。)
        …ラン姉さまだけでなく、母様まで……そんな、特に見ても楽しいものでもないわよ?(姉の視線からは逃れるように背を向けながら、渋々鏡の前に立ってみる。)
        (標準から見ればクノンもまた腰回りは細すぎない程度にスラリとしていて、胸は母には負けるもののその大きさと張りは見事なもので、男性が好む理想の体型の一つと言えそうだ。)
        …まぁ、父様と似てるのは認めるけれど…でも、レイにだって違った魅力は色々とあるわ(別に父が悪いと言うつもりはないが、自分の夫は素晴らしいと言いたいらしい。)
        ……全く、姉さまはいつだってそうやって私をからかうのだから…私だって、何の事か聞いただけよ(ジト目で睨んでからぷいっと顔をそらす、母や姉の前ではクノンも妹のようだ。)
        -- クノン
      • そんな態度を取らせる事を言った覚えは無いのだけれど……(娘達の態度に微かに不満を見せるが、いつもの事と言えばいつもの事)
        見て楽しいとかではなく、見られる事で美しくなる……のだったかしら。夫以外の身内の目と言うのも良い刺激になるんじゃない?
        ……やっぱり、子を産む経過があってもそう崩れないものね。そう言う所は今の所皆共通のようだけど(娘の裸体を見つつ)
        ……まぁ父親に似た相手を好くのも娘にはありがちな事とは聞くし?
        それにしても、幾つになっても仲良いわねあなた達(鏡の前でイチャ付くようにじゃれ合う様に息を吐く)
        -- ラク
      • はいはいそうだねー(この辺りまで定型)
        ……ああ、そういう意図あったの? たまに無意味に裸の付き合いさせられる事があって何でかなとは思ってたんだけど。母様くらい胸あると父様以外にも生で見せびらかしたくなるのかなとか(自分のと見比べていつも通りちょっと凹む長女)
        へぇ……うんうん、レイ君まだ40歳だっけ? それならねー、これはねえ(妹の裸体をしげしげと見つつ)
        クノンまでまあナチュラルに惚気てくれちゃってーもう(自分も妹を置い鏡の前に行き)
        うふふ。でもねクノン、さっきみたいに顔赤くしたんじゃその言い訳は余りにも苦しいんだよ?(ジト目もものともせずに、寄せた顔はそのまま) -- ラン
      • あぁ、それで…まぁ、夫以外にあまり肌を晒す気もないから…確かに効果があるのなら、こういうのも悪くはないのかしら…(半信半疑だが、納得もしているようだ。)
        …流石に見せびらかせる気はないと思うわ、私だって邪魔に思う事はあってもレイ以外に見せようとしたりする気はないのだし…(その辺りのお堅さは相変わらずだ。)
        それは、やはり血の影響じゃないかしら…魔族の血であっても人魚の血であっても、早々身体的に劣化したりはしないもの……レンはどうなるかしら…。
        …でも、別にレイはこの体でなくても、私である事が重要らしいから関係がないわ……ただ、胸がお気に入りのようだけれど…(一番触れられている箇所らしい。)
        これは仲がいい、のかしら…(ジト目を諦めてため息をついてから)あるいはしもべを呼んでも良かったかもしれないわね、たまには…(クノンとしては家族に近いので何も問題はなかったりする。)
        -- クノン
      • あら、まだ一度も言ってなかったかしら。そういうのもあるらしいって話……ラン、あのね。その辺は概ねクノンの言う通りだわ
        ただ私も純正かと言うと少し首を捻る所あるから分からないけれど……まぁ、血はどうあれ魔力が尽き無ければ大丈夫かしらね、多分
        ……そっちもそういう風なのね。……良く似た事(クノンの言葉にこの場に居ない夫へ呆れた息を吐いた)
        悪い様には見えないわ。……ああ、でも多分参加しようとしないんじゃないかしら
        -- ラク
      • 流石に私も誰から構わずって訳じゃあ。うん、肉親って言いそびれてただけでね? 父様やレン君の趣味ーな水着はありそうだけど
        ふぅん。……ま、でもそうね。人間でも魔力が滾ってると平然と何百年単位で何の問題も無く生きてるのいるって話だし
        ……あーはいはい此処もか。と言ってもまぁうちの人が生きてる頃は私もその辺は変わんなかったんだろうけど
        あら仲良く無かったらこんな事しないわよ私。うふ。……しもべかー。そうだね、呼んでみるのも面白そうだけど……ああ、そっか。遠慮しそうか -- ラン
      • レイの趣味の水着?…そうね、ビキニが好きみたいね……父様もそうみたいだけれど(母の水着がビキニが多いのを思い出して、本当に似ていると思って苦笑する。)
        あぁ、アーシュラさんがそうね。人間だけれどいまだに若々しいままだもの…この街はそういう意味では老化を防ぐ何かがあっても不思議ではないわね。
        …まぁ、好きなら好きで胸でしてあげるととても喜ぶのだから…とても分かりやすくて、そんな所が可愛らしくはあるわね(クスクスと笑っている。)
        …確かに、遠慮しそうね…まぁ、しもべなのだから仕方がないのでしょうけれど……そういえば、ラージャとしもべ…何かあったの?
        …まぁ、最近でなくてもずっと色々と距離感でラージャは悩んでたみたいだけれど(店番仲間だけに、何かあった事は気づいている。)
        -- クノン
      • ああ、そうだった? ……まぁ、そもそもそういう水着以外なんて私持ってないけれど……そうね、全く。男の趣味は似通うものなのかしら(娘の苦笑に溜息交じりの苦笑で応じる)
        人間……そうね、店の方にはまだ定期的に顔を出してるんだったかしら? 良く続くものだ事
        胸で? ……ふぅん(限定的だがそういえば夫もやたら執着している事を思い出す) やっぱりどこもそう変わらないのかしら
        少なくとも、この場に居ても脱ぎはしないでしょうね。……ラージャと? ああ、何かあったわね。いずれ分かりそうな事ではあるけれど……(要塞内の出来事は万事お見通しなので含み笑いを漏らす)
        -- ラク
      • 母様は本当色々と父様任せだよね……悪かないけどさ。うちの人は他人に見せたくないのか露出少なめの地味系が好きだったわねー
        あぁあの人。人間の割にいつまで経っても精神的に老いないわよねぇ。魔術師はもう別カテゴリなのかしら。……とはいえ老いを克服しようとしない人も一定数居るのよね。うちの人みたいに無為自然、在るがままにって
        へぇ、レイ君がねぇ……あんな顔で。へぇ。うちの人はそういうの要求無かったからやってあげた事無いのよね。お固めだったから嫌がられるのが怖かったのかも知れないけど
        しもべだものねぇ。……ん? ああ、そうみたいね。黒瘴(あの後覗いてた)が他言無用と前置きして教えてくれたけど……うん、まぁ、ねぇ?(母と同種の笑みを見せた。今妹に教えるつもりは無いらしい) -- ラン
      • …どうなのかしら?…あぁ、姉さまの所は違うみたいね。これは個性の違いかしら…あぁでも、パレオはつけて欲しがっていたわね…(その辺りは微妙な差があるようだ。)
        継続の力は凄いものだわ、100年ほぼ毎年続けれるんだもの…確かにそういう人も少なくないわ……レイもいずれそうなるでしょうし…(やや遠くを見るような目で呟く。)
        ……まぁ、レイはああ見えてなかなか欲張りなところがあるみたいだから…(それが嬉しくもあるが、自分のいった事に恥ずかしくなってきたのか目線はそれる。)
        あら、母様は知ってるの?…姉さままで?…私だけが知らないのはちょっと気になるわね……まぁ、あの様子だと大方の予想はつくのだけれど…難しい問題ね(苦笑しながら言った。)
        -- クノン
      • 色々あるものね。……画一的で無い分結構な事ではあるけれど……そういえば私の方も一時期はパレオあったわね。クノンもその内パレオ無しが多くなるんじゃないかしら
        ……その辺り本当に度し難いわね。どっちかではなく、どっちも(娘等が夫の死を織り込み済みな事に溜息を吐く)
        やっぱりランの所は違うものね。検証材料が三点だけだけど……シャナはどうなるかしら。誰かの嫁になる所は中々想像出来ないけれど
        まぁ、分かりやすい子だもの。どうなるかはあの子次第だわ。私としてはどう転んでも楽しそうだけれど
        -- ラク
      • つまりレイ君もその内父様が母様を見るような目でクノンを見る様になると。……あんまり変わんない様な気がしないでもないかな
        いいの、母様は分からないでしょうけど。ね(母へ口を尖らせた後、妹の方へ向き直って笑顔を見せる)
        シャナはー……どうかしらね。百年経っても独りのままな気もするし、ひょんな事であっさりどこかに収まりどうでもあるし……ん? おや。おやおや?(目線を逸らした妹に楽しげに回り込む)
        黒瘴もあれで中々秘密の鍵が甘いのよねぇ。お喋りでは無いんだけど。……あらあら母様も人が悪い(でも同様に楽しげ) -- ラン
      • …そういうものかしら……確かに、変わらないかもしれないけれど…愛はそれぞれ違ったものだと思ってるわ(苦笑しながらも明確に返事せずにお茶を濁す。)
        えぇ、母様の言う通りでもあるとは思うけれど…ね(その辺りは分かりあっているのか、姉に目線を合わせてから微笑む。)
        …あぁ、シャナは確かに難しいわね…あの子は自由だからその自由さに自らあわせたり苦にならない人なら、いけるんじゃないかしら?……何かしら(ジト目で睨み返す。)
        そうね、猪突猛進があの子だもの…もう、母様も姉さまも…(そこは同調せずに、弟としもべを思いやってかため息をつきながら風呂場用のタオルを手にかける。)
        -- クノン
      • ……。やれやれね(娘等の様子に溜息を禁じえない母だ)
        いずれにせよあの子は籠から出た鳥のようなものだし……まぁ、もう戻ってくる事は無いんでしょうけど
        ふふ。観客に徹せられてる内は愉しいものよ。……あら、そろそろ?(言い、娘を追おうと席を立つ)
        -- ラク
      • 父様結構視線が露骨だったりするから……レイ君もそうはならないと良いねえ(同情的眼差し)
        うふ。……いーの、母様は母様で私達は私達。ねー
        うーん、いざってなってみないと分からないんでしょうねーあの子は。……いえ? 今度よろしければ乳房捌きでも教えて貰おうかなーなんてー?(ニコリ)
        その辺母様と同意見だわ。後何年かかるかは知れたものじゃないけれど……ああ、そうねそろそろ。無駄に裸でいてもねー(妹と同じようにタオルを手にし、浴場の方へ足を向け) -- ラン
      • レイはそういう視線はあまりないわね、そういうムードにならない限りは……と言うより、父様は視線露骨なの?(ランより精神的にお嬢様なので気づいてないだけかもしれない。)
        母様には申し訳ないとは思うのだけれど…えぇ、それぞれの道があるのでしょうし…(ただランと自分は、死に別れた後また違う道になるだろうと思っているようだ。)
        …計画性がないものね…とはいえ応用力は私たち以上でしょうしきっと大丈夫ね……何でそんな事を教えないといけないのかしら(両手で胸をガードすると余計強調されるが無意識らしい。)
        …全く、しようがないのだから…せっかくなのだから、湯船の中で話も出来るでしょうしね(微笑みながら先に浴室へと入る、人魚の血が強いだけにお風呂も大好きなようだ。)
        -- クノン
      • ……どうなのかしら。取り立ててこう……どうと言う事も無いけれど。前はそうでもなかったのかしらね(当人は気にして無いらしい)
        それはそうなんだけど。……まったく、この娘達は(今度は苦笑をこぼした)
        まぁ、どうなろうと悪い様にならなければそれで良いのだけれど。……肉親で教え合うような事でも無いでしょうに
        さて……(浴室にて浄化の魔法を施し、浴槽に浸かるのみの状態にし) まぁ、たまの事だしゆっくりしましょうか
        -- ラク
      • 母様の顔見てニヤニヤしてるくらいは良いんだけどねぇ。視線が下に降りてくとじわじわ鼻の下伸びてるのがなんとも。まあ母様と父様が揃って店に出る事はほぼ無いからお客の事は気にしなくて良いんだけど、同伴で出かけた時とかはちょっとねぇ
        ……それもそうね。とはいえあの子悪運は良い感じだから大丈夫でしょうけど。……えーだって。あの妹がそんな事を! みたいな感じで……どんなのかなーって
        あ、そうだ。なんなら技術交換でもする? クノンが産まれる前の頃のだけど(湯船の中でも出来る話題でもあるのでもうちょっと引っ張るつもりの姉) -- ラン
      • …それは微笑んでいるとはまた別なのかしら……二人とも仲がいいと思っていたのだけれど(不思議そうに首を傾げるお嬢様気質の次女。)
        えぇ、心配はするけれどきっと大丈夫よ……ただ、本当どう来るか予想がつかないからきっと驚くような事をしでかすのでしょうけれど(そして後日恋人が同性と知って苦笑するのだった。)
        …本当に…そういうのは親しい友人とするくらいでしょうに…(ちなみに、割と知識面に関してはイーリスあたりの知識なのかもしれない。)
        …まだこの話をする気なの?…それよりも、私としては息子がもっと男らしくするにはどうすればいいか…その辺りを教えてほしいものだわ(話をそらしつつ、息子の話をしながら苦笑するクノンだった。)
        -- クノン
  • 今日はボクの19歳の誕生日!…あともう少しで僕も大きくなるよ!(要塞の皆の前でえっへんと胸を張るちびっこ。)
    (わざわざ皆の前で自分から言うのは、家族と違い要塞の皆は誕生日でもわざわざ祝ってくれないのでこうしているようだ。)
    出来れば、デルよりおっきくなりたいけどー…しもべよりは大きくなれれば、それでいいかも…(そこは、どうしても勝っておきたいらしい。)
    あ、それともう7年目だから20歳の誕生日までにもしかしたら歴戦になれるかも!…今回は何をして貰おうかなぁ…(しもべに何かして貰うつもりでいるようだ。) -- ラージャ
    • 何だもーそんな歳……本当かー? 本当にデカくなるのかー? いつまでたってもチビのまんまじゃねーのかー? -- デルレイッチ
      まぁ良いじゃん? それよりおめでとうございます若、大きくなると良いですねぇ? -- リッパー
      19にもなってわざわざ左様に言う様な事かの。背なんぞはアレより大きくなっても面倒しか無い気がするが…… -- 黒瘴
      良いではないですか、健やかなる成長と栄えある未来とで、若もまだお若いのですし -- 墨目
      ………………ハードルが……急に……低く…………。歴戦は…………81回……だけど -- 疫病王
      んー(首を傾げる) -- テトラバス
      • …そ、そんな事はないもん!ちゃんと大きくなるんだから!…ほら、ねーさまやとーさまだって大きくなったって言ってたし!(内心ちょっぴり不安だが、それを振り切るように言い切る。)
        あはは、リッパー有難うー!…うん、大きくなったら今まで以上にボクが出来る事も増えるしリッパーの仕事も減るよ!…多分?
        …うぐっ、それは……でも、やっぱり男としては大きくなりたいし…えへへ、墨目はやっぱりボクの味方だねぇ…(ほにゃっと嬉しそうに笑顔を見せる。)
        (ラージャは、要塞の面々の中ではしもべを除くとテトラ・墨目・落とし子に懐いているらしい…ただし、最近は墨目の薄着が気になるようだ。)
        …うー…これは目標の一つだからいいのー……あれ、テトラはともかく疫病王まで珍しいね?(皆を呼んだものの、疫病王が来るのはちょっと意外そうだ。) -- ラージャ
      • ハハハチビがなんか言ってんぜー! おめーの兄貴は既に伸びてたってーのになー?(すげえ楽しげ) -- デルレイッチ
        いやいや。ボクとしては? まぁ……ん、ではプレゼントでも一丁(きょとんとしたラージャの隙を突く様に彼を抱き締め) おぉっと逃がさないよ? (豊満な乳房の谷に彼の顔を押し込みがちにする) -- リッパー
        その辺父親そっくりじゃの。……いや、お主何をやっとるんじゃ何を。左様な行い、後でどうなっても知らぬぞ(リッパーの行いに突っ込みは入れるが止めない) -- 黒瘴
        無論、仕える身としては。ま、それ以上の点が無くも……ああ。確かに若もいい加減女性の柔肌に慣れておくべきかと存じますし。なんなら次は私めからも(リッパーの胸の中でもがくラージャを見つつ) -- 墨目
        ……ちょっと………………暇……で。…………けど…………もう……食べ頃かも…… -- 疫病王
        おおー(首を戻しラージャの有様に感嘆っぽい息を吐く) -- テトラバス
      • うぅー…いずれチビじゃなくなるし!…そ、それはー…にーさまはにーさま、ボクはボクだし!(ふんっ!とデルからそっぽを向く。)
        …プレゼントー?なんだろー…むぎゅっ!?…んっー!?(いきなり抱きしめられ、谷間に顔を押し込まれて目を白黒させる。)
        (次に、自分の置かれてる状況に気付くとぼっ!と顔が赤くなってさらにもがく。恥ずかしくてたまらないようだ。)
        …ぷはっ…す、墨目も黒瘴も見てないで助け…裏切者ー!?(ようやく顔を出せたと思ったら、墨目の言葉に涙目になるちびっこ。)
        …しかも疫病王が何か怖い事言ってる!…やーっ!は、離してー(精神的には青少年になってきただけに、昔のようにほにゃっと抱擁を受け入れる訳ではないらしい。) -- ラージャ
      • いずれっていつだー? おっぱいに顔埋めてねーで言ってみろよー! へいへーい(とりあえず煽る) -- デルレイッチ
        あぁんこらこら、余りね? もがかれるとね? それはそれで感じるものが……ね?(艶っぽい声を出しつつも拘束は解かない) -- リッパー
        助けるのもなぁ、妾からは程々にせえよとしか。……そんな嫌がるものでも無いと思うんじゃがの -- 黒瘴
        裏切り者と謗られましても。大体、19にもなってその体たらくはやはり……流石に見る分には慣れておられるでしょうけど接触はてんでダメとあっては。大体私との鍛錬の際も気が散っておいでですし、いい加減女の扱いぐらいは存じておいた方がよろしいかと。なんなら私めも相手を務めますし -- 墨目
        ……………………(不思議そうな目を暫しラージャに向けた後、ふと何かに気付いたか、踵を返しこの場から去っていった) -- 疫病王
        いっ、てらっしゃーい(そんね疫病王を見送っるテトラバス) -- テトラバス
      • う、埋めたくて埋めてる訳じゃないよ!…え、感じるって……!?…だ、だったら離してくれればいいのにー(暴れていたが、感じるの言葉の意味が分かったのか大人しくなる。)
        (ただ流石にそのままだと感触などでどうしても落ち着かなくなるので、必死に目をそらしながら頭の中でイメージトレーニングをしているようだ。)
        …だ、だって…こういうのは、好きな人とやるべきだってとーさまも言ってたし…学校でもそう言ってたもん…(黒瘴の言葉には口をとがらせる。)
        …そ、それはー…で、でもだからってそういう事で女性と…その…だ、ダメだと思う!(流石に知識として既に何をするかくらいは、19歳にもなれば知っているので顔を真っ赤にしながら言った。)
        …?…あ、そうだ…テトラに助けて貰えばいいんじゃ…(疫病王の行動に首を傾げながら、テトラなら助けてと言えば助けてくれそうな気がした。) -- ラージャ
      • そー言って鼻の下伸びてんじゃ……えー……説得力ねーな! だいたい嫌なら振り払っちまえよー -- デルレイッチ
        ハハハお止めよデルレイッチ、ボクの胸に顔埋めといてさ? 嫌がったら男色疑うレベルだし? むしろ感じるとか望む所何で若(笑顔) -- リッパー
        ……妻以外の女を知っとる男の言い分とも思えんが。と言うか倫理はその辺でまだ止まっておるんじゃのー -- 黒瘴
        何がダメやら。そも、真に好いた相手と事を為そうと言う時に手際が悪くては、その後の禍根ともなりましょうし、場合によっては幻滅すらされましょうに。大体童貞など大事にした所で良い事なぞこれっぽっちも -- 墨目
        ヴ?(さっきとは逆向きに首を傾げた) -- テトラバス
      • 鼻の下なんて伸びてないし!…うぅ、だってそうしたらなんかリッパー折れちゃいそうだもん…(腰が細いだけに、割と普通に心配しているらしい。)
        そ、そういう訳じゃ……い、いいから下ろしてよぉー…(包まれる感触に男としてはやはり気持ち良くはあるものの、このままだと変な気分になりそうなので下ろすように懇願する。)
        …うー、黒瘴もそうだけどみんなとーさまの事悪く言い過ぎだよー…(尊敬もしてれば大好きな父親の悪口っぽい事を言われると口をとがらせる。)
        …そ、そういうものなの?………い、いやでも!こんな感じでしちゃうことじゃないと思う!(いう事を聞きやすい子だけに、流されそうになるが、必死に拒もうとしている。)
        だ、だからテトラ助けて!…えっと、こー、上から吊り上げる感じでもいいから!(そうすれば、流石に開放されるかな?と考えたらしい。) -- ラージャ
      • じゃーあれだ。ちんちん固くなったか? つーか別にちょっと強くしたってこいつ折れねーしだいじょーぶだって! -- デルレイッチ
        んふふ、若は優しいね? でも気持ち良いならさ? ボクとしては止める理由無いかなあ? -- リッパー
        ……今ので悪く言った所あったかの。まぁともあれ、程々にせえよ本当。後でどうなっても知らぬぞ -- 黒瘴
        そういうものですので。では今晩にでもお部屋に忍ばせていただきますので詳細はその時にと言う事で(笑顔。確実に夜這うつもりのようだった) -- 墨目
        んー…… お主そろそろ定期巡回の時間では無かったか うん(こくこく) なら行って参れ。どうせ戯れ、助ける事もあるまいよ ヴ。……わかがん、ばってー(黒瘴に促され、ラージャに一声かけると歩いてこの場を後にする) -- テトラバス&黒瘴
      • …ちっ!?…か、硬くなんかなってないよ!…そ、それはそうかもだけど…(こうして埋もれていると、やはり気持ちよさから離れたくない気持ちもあるようだ。)
        …うぅ…で、でも…離れるべきだし……ごめん!(足を小さく振り上げると力を込めて振り下して衝撃を生み、その衝撃で束縛が緩んだ隙に絞め技から逃れるように体をすりぬけさせた。)
        はぅ…何とかのがれた…もー、黒瘴ももっと助けてくれればいいのにー…(まだ感触と温かさが残ってるのか、赤面しながら言った。)
        …って、墨目何勝手に言ってるの!?鍵閉めちゃうから!入って来たらダメだよ!?…ダメだからね!(もう青少年なので、僅かにグラつきはあるが念を押しておく。)
        …うぅ、テトラも結局助けてくれなかったし…こういう時、しもべがいてくれたら…(助けてくれるのに、と思うとともにしもべだったら、と思って深いため息をつく。) -- ラージャ
      • んぇ? ……えー? じゃーあれか、女は嫌かー? 嫌なのかー? 変態かー? -- デルレイッチ
        若に男色の気があるとか嫌だなぁ? まぁ? そんな事はさ? 無さそ……ん、お……っと。おやおや、残念残念(ラージャの震脚の際に豊かな乳房を揺らしつつ) -- リッパー
        おぉ、ようやっと抜けたか。……そうは言うが、積極的に止めに入る程は無い故。グレーゾーンと言う感じでの -- 黒瘴
        必要な過程と言うものですよ、若。それに鍵閉めたくらいでは要塞の誰の侵入も阻めますまいに(念押しするラージャを楽しげに見つめ) ……まぁ何でしたら今からでも構いませんしね?(おもむろに上着を脱ぐ。すぐに形の良い乳房が露わになる) -- 墨目
        あれ抜け駆け? 感心しないなぁ? ボクも脱いじゃおっかなぁ(エプロンに手をかけ) -- リッパー
        ……えー? なんだこの流れ -- デルレイッチ
        いや別に参加せんでもええじゃろ。妾もお主もその辺全然欲求無いし。……それに邪魔っぽいし去った方が良いかの(くくッ、と邪悪っぽい笑みを浮かべ) -- 黒瘴
        かのー(黒瘴と似たような笑みを浮かべ、二人より添い、そそくさとこの場を後にする) -- デルレイッチ
        (残ったのは全裸になりかけの墨目とエプロンを脱いだリッパー、そして)
      • それはもちろん…嫌じゃないし…男の人が好きな訳じゃないけど…(その辺りはごく普通の男の子と変わりはないようだ。)
        …ふぅ…もう、あまりこういう事しちゃダメだよー?…あぅ…(ジト目で睨もうとして、揺れる胸が見えたので目線をそらす。)
        …グレーゾーンの意味が分からないよー…でも、人の楽しみは奪わないって感じなのかなぁ…(理屈はなんとなく分からなくもないけど、ため息が出る。)
        …それは、そうかもだけど……へ?…あ…い、いやなんで脱いで!?(目線だけでなく、顔までそらすが見てしまったのか顔は真っ赤になっている。)
        い、いや!脱がなくていいしから!リッパーまで何を考えて……何でデルも黒瘴もどこか行こうとするの!?ボ、ボクも一緒に…(慌てて追いかけようとする。)
        (しかし体術の師匠でもある墨目と、すり抜けて出てくることができるリッパーにどんどんと追い詰められて隅にまで追いやられる。)
        (女体に興味がない訳でもない年頃なのに見た目は美女二人に迫られると、血が頭に上ってもうどうしていいか分からず、目を回して壁を背にしたまま倒れそうになっているようだ。) -- ラージャ
      • なんでってねぇ? ……でもさ? 全部脱ぐのはどうかなぁ? 脱がせたいかもしれないじゃん(エプロンを取った後は胸元のボタンを全部外して前を開くに留め) -- リッパー
        若の好みが分からないのもあるが、ショック療法的な感もあるかな……(一糸纏わぬ姿になりつつ、分身をラージャの進行方向に飛ばし阻害する) -- 墨目
        ほら? 若? あまり女に恥をかかせるのもさ? いけませんし? -- リッパー
        観念あそばしませ。なに、唇は奪いませんし、特に特殊な性癖を植え付けもしませんとも(進行ルートを裸の墨目に塞がれどんどん進退極まっていくラージャを追い詰めつつ) -- 墨目
        さぁて? それでは……(追い詰め、ラージャに手を伸ばし) -- リッパー
        じきに女の身体の勝手が分かるようになりますよ(分身は消し、微笑みながら) -- 墨目
        (そして今まさにラージャの童貞が喪失するに向かうかに見えたが)
        …………。(不意に響き渡る音高く指を鳴らす音。すると墨目とリッパーの動きが止まり、糸が切れた人形のように崩れ落ちる)
        若(寝息を立てている二人を無視し、忽然と現れた要塞のメイド長は気を失う手前までいっているラージャに声をかける)
        若、しっかりなさいませ。そのような有様でなんとします(やや語気を強め)
        -- しもべ
      • そういう事じゃなくって!…ふ、二人とも、意地悪がすぎるよー!(涙目になりながら後ずさる事しか出来ないラージャ。)
        う、嘘…やだ!ボクはちゃんと、そういうのは好きな人と…(顔は青ざめていやいやと振るが、それで止めてくれる相手ではなく、ゆっくりと手が近づいてくる。)
        (もう駄目だ、そう思って目をつぶった矢先、何かを鳴らしたような音の後何かが倒れるような音が響いてうっすらと目を開けてみる。)
        あ、あれ…二人とも、どうしたの?……あ…(ラージャの前に立っていた大好きな人の姿に、語気を強めるのも聞こえていないのか、ゆっくりと喜びの表情へと変わっていく。)
        しもべ!…もう少しで…ボク…ボク…(いつもなら避けられただろうが無意識だったのかノーモンションの上に全力で飛び込み、今回はしもべの胸にぎゅっと抱き着いて離れようとしない。) -- ラージャ
      • …………。(ラージャが女二人に性的に迫られて、まるで双方の性別が逆化した様な有様だったのは如何なものか、と息を吐く)
        っ!?(そうしたら飛び込まれ、不意の勢いに押し倒されるように尻餅をついてしまい、殆ど押し倒されたような状態に)
        若……?(驚くも、胸に顔を押し付けるような状態のまましっかり抱き締められ、やや対処に困る)
        (取り敢えず片腕を支えに上体を少し起こしたままの姿勢は確保し、もう片腕でラージャを抱き締め返しそうになるが我慢)
        -- しもべ
      • (ラージャはただ子供のように抱きつき、そして子どもの時にいつも抱きしめられて感じていた匂いと鼓動に次第に落ち着きを取り戻してきたのかゆっくりと顔を上げていく。)
        ごめん、急に抱き着いて……けど、ああいう風に冗談じゃなく迫られた事ってなかったから…(まずは反省の言葉を述べる。)
        でも…でも、次あったらちょっと強引でも…ちゃんと、逃げて見せるよ…だって…(じっとしもべを見つめる顔はやや赤い。)
        …だって、そういうのは……ちゃんと好きな人としたいもん…(よりしもべに抱き着きながら、真剣な眼差しでしもべの目を見て言った。)
        ……しもべはボクなんかじゃ、嫌?ダメ?…やっぱり、ボクの事は嫌い?(こうして聞くのも不安なのか抱きしめてる手は震え、目も不安の色が色濃いようだが前に進むためにもはっきりと聞いてみる。) -- ラージャ
      • …………。いえ、ただ……慣れぬ事とは言え、今少し取るべき対応というものがあったかと
        ええ、次があったならそうなさいませ。あれでは増長させる一方で……。……?(ラージャの見つめる視線に少し首を傾げさせ)
        それはまぁ、理想としてはそれが望ましかろうとは存じますし、若がそうなさりたいならしもべとしても後押しは致しますが
        ……は? ……左様に問われましても。若の事を嫌う筈もありませんし、練習台として望まれるなら否やもありませんが……
        -- しもべ
      • …それはそうかもだけど…まさか裸になるなんて、思ってもみなかったし…(女体に興味を持っている年頃には色々と厳しかったようだ。)
        え、それって……はぅ…うぅ、そうじゃなくてー…(分かってくれた?と思いきやとぼけているのか見当違いな事を言われてガクッとなる。)
        …あ、本当?…良かったぁ……でも、そういう事じゃなくって…(嫌われてないと分かると、嬉しそうにほにゃっとしたラージャらしい笑みを浮かべる。)
        ……ボクが好きなのは、しもべだよ…家族や友人的な意味じゃなくて…一人の女性として(遠回しでは伝わらないので、しもべの目を見たままはっきりと言った。) -- ラージャ
      • …………。裸体如きは見慣れ……と言う程で無いにしろ、やはり動揺が過ぎましょうに
        若? ……今一要領を得ませんが……(何やら浮き沈みの激しいラージャの様子に再度首を傾げさせ)
        ……それは、まぁ(真っ向からの告白に少し目を丸くし、驚いたように暫しラージャを見つめ) お戯れが過ぎますよ、若
        (嗜めるように言った後、軽くラージャの頭を撫でる) そもそも、斯様な体勢で左様な事を言われましても……
        -- しもべ
      • …そ、それはー……そうかもだけどー…(裸体は見慣れてる、と言う言葉にしもべの裸体を思い出してしまって、今抱きしめてる事を意識して若干目線がそれる。)
        (そして居心地悪いように身じろぎしながらもしもべの反応を緊張して窺っていたが、戯れと言う言葉にショックを受ける。)
        そんなっ!戯れなんかじゃないよ!ずっと自分の気持ちに悩んでやっと理解して……そ、それは、そうかもだけど…(必死に説得を試みるが、指摘の通りなのでトーンダウンしていく。)
        こういう風にずっとぎゅってしたいと思うのはしもべ以外にいないし…唇に、キスしたいとか…そういう事思うのもしもべだけだもん…(未成熟なりに真剣に好きだと伝えようとしている。) -- ラージャ
      • …………。では若は何か思い違いをしていらっしゃるのでしょう。しもべは王の御子達それぞれを可能な限りお世話させて頂いて来ていますし、若もそれは身をもってご存知の筈。であれば、若のようにそこから芽生えた感謝の類を恋愛感情のそれとして勘違いなさっても無理は御座いません
        それに、今は左様に思われるかもしれませんが、やがてそんな頃もあったと微笑まれるようになりますよ(あくまで取り合うつもりはなく、我が儘をあやすように言った)
        -- しもべ
      • …思い違い?…そ、それは知ってるよ!もちろん感謝もしてるし、しもべが特別な感情は抱いていないってのも分かってる!
        でも、だからって恋愛感情じゃないってのは違うよ!そんな事ないよ!ボクは…本当にしもべの事が…!(服をぎゅっと掴み、目に涙を浮かべながらに必死に気持ちを伝えようと言い続けた。)
        (しかししもべは癇癪をおこした子供をあやすような態度を続け、ラージャの言葉を受け取ろうとはしなかった。)
        (その事に対してラージャは最後には打ちひしがれて数日間部屋に引きこもってしまい、そこで一人考え続けた結果自分がまだまだ未熟だから受け取って貰えないのだと思うようになったようだ。)
        (それからだった、止まっていた時の流れが急に流れ出したようにラージャの体が急成長しはじめたのは。) -- ラージャ
  • ……むぅ…まさか、クノンがかかった病気に似たのにかかっちゃうとは…(口に温度計を咥えながら、ベットに横になっているジャン。)
    まぁ、あれほど重くもないし…あの時の薬がまだあるから長引きもしないとは思うんだけど…(温度計を取ってみると、高熱と言っても過言ではない温度のようだ。)
    ……よし、これなら…(仕事に立っても大丈夫そうだ、という事でベットから起き上がろうとする。) -- ジャン
    • (起き上ろうとするとベッドから無数の黒い手が伸びてジャンをベッドに引き倒す)
      何がよしこれなら、よ。これのどこがそう決意させるに足るのかしら(夫の置いた体温計を手に取り見つつ溜息をし)
      大体完治もしない内から外に出て子供らに感染りでもしたらどうするの(言葉と視線で責め、夫に布団をかけ直す)
      とにかく治るまで薬を飲んで寝ていなさい。……まぁ、治るまで七階からは移動出来ないようにはしてあるけど(呟き、ベッド脇の椅子に座る)
      -- ラク
      • …うわっ!?うぐっ!(無数の黒い手に、病気で弱った体では抵抗も出来ずに再び寝かされる。)
        …えぇっと…ほら、冒険時代そのくらいなら冒険出てた人もいたし…(苦笑しながらそばにいる妻に言った。)
        うっ…そう言われると確かに…はぁ…まぁ、仕方ないかぁ…(感染する事を言われると、二の句も告げずに大人しくする事にする。)
        …そうだねぇ、そんなにかからないはずだし…休暇を貰ったと考えようかな…ただ、そう考えるとラクに悪いと思っちゃうけど。
        (いつもの休暇なら、大抵ジャン企画の旅行なのに、今回の場合はそう言う事でもないので申し訳なく思ったらしい。) -- ジャン
      • ……無茶やって生きた死んだやってた頃と同じ基準を持ってくるなんて止めてくれないかしら
        ええそうよ、大人しくしていなさい。……休暇だなんて考えて良いものでも無いと思うけれど。それに私に悪く思う事も無いわ
        ただ……そうね、あなたもそうでしょうけれど、私も暇を持て余すのには困ったものだわ
        (看病役だからとて付きっきりである必要は無いが、少なくとも治るまで離れる気は皆無のようで)
        -- ラク
      • …ごめん…分かってはいるんだけどね…体的にはそんなにつらくなかったから大丈夫かなって…。
        …かといって、後ろ向きに考えてもいい事はないだろうし…どうせならあまりない経験だし、色々とやってこなかった事でもしようかなと(頬は赤く熱はあるようだが、楽しそうに言った。)
        …うっ…そうなんだよね……あ、そうだ…それなら、リンゴの皮剥きとかして貰えるかな…ラクに頼まずとも、誰かに命令すればやってくれるとは思うんだけど…。
        …こういうの、一度もされた覚えがないから…出来れば、ラクにしてほしくてね……ダメかな?(断られそうだけど、頬をかきながら聞いてみる。) -- ジャン
      • あなたは昔から自分の事を軽視し過ぎるきらいがあったけど、未だに治ってなかったのねえ(溜息)
        ……この状況で何か出来るような事なんてあるのかしら(夫の言葉に少し不思議そうにし、軽く首を傾げ)
        なに? ……リンゴ? ……私に?(思いがけない要求に何度か目を瞬かせ、疑うような視線を向け)
        病人は甘やかすものだとは言うけれど。……まぁ仕方ないわね。実質面会謝絶状態だもの、他の誰かを呼び付ける訳にもいかないわ
        (再度の溜息。その後傍らに床から小テーブルを迫り出させる。そこにはリンゴが盛られた器に皿、ナイフが乗っている)
        (ラクがナイフを手にするとリンゴが一つふわりと浮き、少し彼女の方に寄ってから回転し始め、それにそっとナイフの刃を当てると皮が勢い良く剥かれていった)
        ……こんなものね(その後、皮を剥き切ったリンゴを空中に置いたまま八つに切り分け、芯を抉る。いやに手際が良いのは多分料理では無く解体の延長だからだろう)
        さて……(皿にリンゴを並べた後少し考え、リンゴを一切れ手にし、それの端を咥えると)……ん(夫の方へ寄り、咥えたリンゴを彼の口元に)
        -- ラク
      • …人魚の体だから、多少の無理がきいちゃうからかなぁ……出来るだけ心配はかけないようには、してるつもりだよ?(店でなく街に外出する際も、ちゃんと一声かけてから出てたりする。)
        …まぁ、看病とか色々と…普段できないことってそれなりにあるものだから……と言う訳で、なんだけど…や、やっぱり無理かな(疑うような視線にちょっと引っ込みそうになる。)
        ……えへへ、有難うね。ラク…(承諾してもらう、とても嬉しそうな笑顔で言いながら皮むきを見守る。)
        …この辺りはやっぱりラクっぽいなぁ…まぁ、これでも十分だけど(ジャンとしてもわざわざ手で剥くとは思ってなかったようだ。)
        …うん、それじゃあ…?(何で先に食べるのだろう?毒見のつもりなんだろうかと思っていると、こちらに寄られる。)
        …あぁ!…んっ(シャクリと食べながら、病気中なので唇には触れないように注意する。) -- ジャン
      • しているつもりがあるのなら、さっきのような馬鹿な真似は止めなさい。大体、あれで店へ出ようとしても誰も出させはしないわよ
        …………(病床の夫にリンゴを食べさせるも、咥えた最後の欠片のついでにキスがあるかと思えばそうでもなく)
        (念の為、もう一度、先程と同じ要領でリンゴを一切れ食べさせようとする)
        -- ラク
      • …はぁ…まぁ、お客様に病気移すことも考えられるしね…でも、こういう形の臨時休業はなんだか落ち着かなくて…(頬をかきながら言った。)
        まぁ、ランもクノンも止めてくれるだろうし、ラージャも心配かけちゃうからね…子供たちはなんて言ってた?(病気が移るからと、会話もろくにしてないようだ。)
        …あ、もう一個…うん、ありがと。ラク…(言わずとも用意してくれて、いつも通りの嬉しそうな笑顔で口移しして貰うジャン。)
        (ただし、先ほどと同じように口づけだけはしないようにリンゴを貰い、美味しそうにシャクシャクと咀嚼している。) -- ジャン
      • ……そもそも何処で拾って来たのかが気になる所だけど。伝染るようなのでなくても出させるつもりは無いとはいえ……
        娘達は養生して早く良くなるようにって。ラージャも心配してはいるようだけど……あの子はあの子で何か悩み事でもあるみたいね
        (間近で夫の顔をじっと見つめ、それから姿勢を戻し、椅子に座る)じゃあ、残りは自分で食べなさいね(にゅーと小テーブルが伸びてジャンが手に取りやすい所まで移動した)
        -- ラク
      • …もしかしたら、海辺のところで出張クッキング教室頼まれた時の事かなぁ…常連さんにどうしてもと頼まれたアレ…(前もってラクにも説明した日帰りの教室の事のようだ。)
        うぅ、そう言われると尚更養生するしかないよね……ラージャは多分、あの事なんだろうなぁ…ラージャもまた苦労する恋愛しちゃうとは(大体見当がついてるのか苦笑しながら言った。)
        …?…え、あれ…もう、食べさせてくれないの?(間近で見られて首を傾げ、急に自分でと言われて戸惑っている。)
        …まぁ、ラクに移しちゃうといけないからこの方がいいかもなんだけど…(それでも寂しそうに自分の手でシャクリと味気なく食べていく。) -- ジャン
      • 海辺に出たくらいで病気になるなら、今まで何度病気になれば良いのよ。……多少遠方に出た所で大差は無いと思うのだけれど
        そういう事。早く治して……あら、心当たりあるの?(見当が付いていない妻)
        ……十分甘やかしたでしょうに。……伝染る訳無いと思うけど。……ああ、そうだ。独りでちゃんと眠れるかしら。私は別に寝なくても長期平気な筈だけど(何十年とほぼ毎日寝てるので少し自信無いらしい)
        -- ラク
      • …それもそうかなぁ…あとは疫病王とかも可能性としては?……遠出せず、お店とここの往復ならまず病気の心配もないんだけどね(何かを疑うよりもそうした方がいいと思ったようだ。)
        うん、家族やお客さんに心配かけ続けたくはないしね…うん、まぁ多分だけど…ラージャもお年頃って事かなぁ……それで片づけるには、色々と問題あるかもだけど。
        (でも、ラージャがしもべを幸せにしてあげる気があり、幸せに出来るとしたらジャンとしても応援したいところではあった。)
        …うぅ、そうなんだけど……でも、ラクが病気になったら僕も悲しいからね?……え、それはもちろん行けると思うけど…そっか、ラクと別に寝る事になるんだよね…(自信がない訳ではないが、寂しげに苦笑する。) -- ジャン
      • あれがその気になって行動に移すなら今頃私達は全員死んでいるわよ。確認もしてあるし。……あなたの日頃の健康状態が悪い訳でも無かったのに、いざこうなってしまうとは余程強い病なんでしょうけど……これで抵抗が出来るとも考えられるし、予防接種のようなものかしら?
        ……ふぅん?(年頃かも知れないがここ何年か成長が感じられない次男を思い浮かべ首を捻った)
        ……とは言うけど、どうせ伝染りはしないわよ。……今更あなたが私の上以外で安眠出来るものかしら。とはいえ、いつものような寝方をして病人を興奮させてもいけないし?
        -- ラク
      • ……本当、疫病王さんは油断できないなぁ…まぁ、ラクが警戒してくれてる以上は余程の事がない限り大丈夫だろうけど…人間には、一度かかっておけば安心って病もあるからねぇ。
        まぁ、ラクもいずれは気づくんじゃないかな…あの子も割と分かりやすい所もあるし…もしかしたら、ラクに直接相談する事もあるかもしれないから。
        …それじゃあ、おやすみのキスくらいはするようにしようか(ジャンとしてもその方が嬉しいので、そう提案しておく。)
        …もう、そんなに興奮はしないってば…流石に病気の時にそんな真似するほど……いや、さっきのは別としてね?(言おうとして説得力がなさそうだったので自分でフォローする。) -- ジャン
      • ええ、私の目の黒い内は何の心配も無いわ。しもべも居るし。……もしこれで抗体が作られるなら結構な事だけど……まぁ薬飲んで寝て貰うのが一番ね。……そういえばもう随分前だけど劣化していないわよね、薬
        ……ふぅん(夫の言葉に、今は分からないがそれでも良いと判断したようだった)
        仕方ないわね。……とはいえ、あまり真面目にキスも出来ないでしょうけど
        あら、そう? ……まぁ、そうね。健康な時の方が良いでしょうし?(クスクスと微笑んだ)
        -- ラク
      • そうなってくれないと、度々病気になるようじゃ困るしねぇ…うん、そうさせてもらうね……た、多分。大丈夫(確実に大丈夫と言えないので苦笑しながら言った。)
        …あはは、まぁ今は仕方がないよ…その代り、まだもう少し寝るに早いし…少しのままここにいてね(ベットから手を伸ばして、ラクの膝の上の手に重ねる。)
        …うぅ、その通りではあるんだけど…それだと、まるで……なんでもない(まるで普段からしてるようだ、と言いかけてその通りなので頬をかいて言うのを止める。)
        あ、でもそういえば…今日はラクにケーキ作ってあげられないのか……一応作り置きのクッキーとかならあるし、ランのケーキも大したものではあると思うけど…(どうする?と言いたげに聞いてみる。) -- ジャン
      • ……だと良いのだけれど(夫の苦笑に溜息を零した)
        ええ、それは構わないし、元々居るつもりだったわ。……ふふ(重ねられた夫の手をそっと握る)
        あら、言いかけた事はちゃんと言って欲しいものだけれど(クスクスと微笑む妻だ)
        なにかしら。……ああ。…………まあ、作り置きで糊口を凌ぐくらいは仕方ないわね(全く無いならともかくあるなら夫の手作りをまず優先したいようだった)
        -- ラク
      • …良かった…ごめんね、ラクだってアーティファクト作りとか色々とあるのに…でも、今日一日独り占め出来てそこは嬉しいかな…(頬が多少赤いが、いつもの笑顔で言った。)
        うぅ、病気で寝ていても意地悪な所は変わらないんだねぇ…(ラクの言葉に言い返せなくて、頬をかきながら苦笑する。)
        ……そっか…うん、作り置きでごめんね。熱が下がったらすぐにでもケーキを作ってあげるから(自分のを優先してくれる、そんな妻の言葉に胸が暖かくなるようだ。)
        (それだけに明日にでも作ってあげたい気持ちが先走って、微熱程度でも立とうとするだろうし、その辺りは見抜かれていそうだ。) -- ジャン
      • 謝る事なんて無いわ。夫婦だもの、夫が苦しんでいるなら少なからず分かち合うものでしょう? それは……いつも独り占めしてるようなものでしょうに(夫の言葉に優しく苦笑する)
        だって甘やかすのはさっきやったでしょう? 弱っているからと言って、油断は良くないわね(楽しげに)
        構わないわ。だから、良い事? あなたは少しでも早く全快してまた私の為にケーキを作りなさい。全快するまでは縛り付けてでも安静にしていてもらうから(先の事に付いてやや強めに釘をさしておく妻だった)
        -- ラク
      • …うん、そうだね…有難う、ラク……あはは、それはそうなんだけどね…こういう独占の仕方は余りした事がなかったから…またなりたいとは思えないけど(無駄に心配かけたくはないようだ。)
        こう、病気で辛いってのもそういい気分じゃないし…弱っている時はなすすべもないから、早く治さないとなぁ…(楽しげなラクに、敵わないなぁ…と言いたげに笑っている。)
        はぁい…うっ、もちろんだよ…ちゃんと全快まで安静にしてるから(微熱ならいいかも、と思っていただけに釘を刺されて、もちろんの辺りでは若干目線がそれる。)
        (その後も半強制的にゆっくりと安静にして、次の日も大事を取って休んで、その日の夜には妻と共にちゃんと寝る事が出来たジャンだった。) -- ジャン
      • 礼の必要も無い気がするのだけれど、ね(とはいえ少しは嬉しい様で) ……まったく(仕方ない、とでも言いたげに小さく苦笑した)
        ふふ、良いのよ? ゆっくり治してくれても(尚楽しげに)
        ええそうね、安心してあなたの快復を待つ事にするわ。……薬が効かなくてもあなた自身の体力や免疫とかを強化すればどうにでもなるでしょうし(クスクスと視線を逸らす夫に微笑む。その後彼が寝付いた時は、少し楽しげにその寝顔をじっと見つめていたという)
        -- ラク
  • あー。なんだっけ。練達んなったんだっけー? よえーまんまなのになー。それにいつまでチビやってんのところで
    (稽古中、何かと張り合いたがるラージャについいつも通り本気の暴力で捩じ伏せ、うつ伏せに倒れる彼の腰の上にどっかと座り、彼の頭は頭の腕で押さえ付け下手に動くと鋭い爪が危ない)
    それといい加減参ったとか降参とか言った方が良くねー? こっから先は痛いじゃ済ませねーんだぜー?
    -- デルレイッチ
    • ぐにゅー……よ、弱いままじゃないよぉー…それに、好きでこうやってるんじゃ…ないのにー…(デルレイッチ相手だとどうしても防御に専念せざるをえなくて、最終的にはこうなってしまうらしい。)
      (どうすればこの状況から抜け出せれるか、その事を考えながらも口はちゃんと動くのは修行のたまものだろう。)
      ……まだ、負けてないもん…いーっだ…(苦しげに言いながらも、強情にも歯を見せて反抗する。)
      (ただ、無策でそんな意地っぱりをするほど無謀でも、デルが優しいとも思っていないはずなので、何か企みがあるのかもしれない。) -- ラージャ
      • いやーよえーまんまじゃね? つーか好きでやってたらヤバくね?(体のつくりが根本的に違うらしく見かけ以上に重たいデルレイッチだ)
        えー。参ったって言っとけば休憩だってーのにこいつはー(えい、と無造作に背中側から肺を叩き伏せるように拳を振り下ろす)
        -- デルレイッチ
      • …そんな事はないこと…見せるもん!(貯めておいた力の半分を使って、自分の身の防御力を上げてその一撃を受け止める。)
        かふっ……でも…まだっ!(それでも強烈な一撃に肺の空気が押し出されるようになりつつも、すかさず体をねじる。)
        (右腕をデルレイッチの右胸辺りにとんと触れるくらいに当てると)お返し…だよっ!(残りの半分の力を、手のひらに集中させて打ち放つ。)
        (友達に教わった寸勁もどきであり、予備動作をほとんど使わずにこの体勢から出せる今のラージャの唯一の技だったが、まだ未完成なので威力は込めた力より分散されてしまっているようだ。) -- ラージャ
      • マジでー? すげー(背中への強打を堪えられても気にせず笑い)
        お?(ラージャの身を捻っての一撃には意外そうな顔と声になる)
        (その一撃に長躯の上体を傾げさせたものの、寸勁を放った手をがっきと掴んで傾いだ上体を戻す)
        いちち……あーしかしまさかこんな時におっぱい触りに来るとは思わなかったわーこのスケベめー
        (笑いながら掴んだ手の親指を握ると、そーれとそのまま親指をあらぬ方向へ曲げていく。このままだと多分折る)
        -- デルレイッチ
      • …決まって…ない……うっ(グラリと傾いたデルを見て少し期待するも、がしっと掴まれて上体が戻ると身を固くする。)
        …え?……そ、そういう事じゃないし!これはすんけーという技だし…それに、別にデルのおっぱいなんて触りたくないし!(かぁっと赤面しつつも、再度いーっと歯を見せる。)
        …あっ…くっ……っぅ…(しかし、親指が捻じ曲げられようとすると、片方の手で引っ張るようにして抵抗する。)
        (しかしまだまだ単純な腕力では敵わず、少しずつ折れる方向へと曲がっていく。折れれば翌月の冒険にも響きそうだ。) -- ラージャ
      • やったか!? って思った? ねえ思った? ねーねーねー(すげえいい笑顔)
        えー? やーだこいつ赤くなってやんのー。やっぱスケベだわースケベースケベー(すげえいい略)
        えい(ラージャの抵抗を意に介した様子もなく、実にあっさり、唐竹を圧し折るような音を立てて親指を圧し折る)
        ……ほーらだから言ったじゃね? 次はどの指がいーかなー? それとも降参が先かなー♪(鼻歌交じりに次の指を選択しようと)
        -- デルレイッチ
      • …うぅ…ちょ、ちょっと思っただけだよ……むーっ、そんな顔して…!(悔しそうな顔で、睨むように見上げている。)
        …す、スケベじゃないもん!技なのに変なこと言い出すデルがスケベだもん!(そして今度は真っ赤な顔して言い返すちびっこ。)
        …あっ、ぐ……っ……(あまりの痛みに声も出ず、激痛に腕が震えて目じりに涙が浮かぶ。)
        (しかしそれでも瞳はキッとデルを睨みつけ)…降参なんて、しないもん…べーっだ…(片手の指全ておられようとも、残った腕に力をためて一矢報いようと考えてるようだ。) -- ラージャ
      • やーちょっとも思っただけでダメー。はいダメ―。しかもスケベー。やーらかくてそのすんけーとかがちょっとやり難かったんだろー?
        ほーら痛い痛ーい。降参て言っときゃいーのになんで言わねーかなマジ。……えい(折った親指を指で弾く)
        -- デルレイッチ
      • ぐぅ…デルレイッチが頑丈すぎるのがいけないもん…普通ならこれで息出来ないはずなのに……だからスケベじゃ!…あ、そっか…それがあるから通りにくかったのかも…。
        (悔しそうに言い返す途中でその事に気づき、言いかけたのも忘れて参考にするあたりはやっぱり空手馬鹿というか、なかなかに戦闘馬鹿らしい。)
        …だって…諦めなければ…活路はきっとどこかに…あぐっ!(プランと垂れた親指が弾かれただけで耐えがたい痛みに襲われる。)
        …今度、こそっ!(今度は肺や心臓狙いではない鳩尾めがけて、痛みに耐えて折れてない方の腕に溜めた全ての力で撃ち放つ。) -- ラージャ
      • そらおめー、なにを当たり前のことを言ってるのかね君ィ。……いやースケベだろスケベだね間違いないね、後で王に教えとこう
        ねーってそんなもん。あってもこの有様じゃーなー……あ?(ラージャの起死回生の鳩尾への一撃。相手が普通であれば有効打になりえたろうが、相手が悪かった) いやー……ちゃーんと前見よーぜーマジで(腹腕の上二本を交差させ、その一撃を受け止めていた)
        しゃーない。悪い子はこーだー(人差し指と中指を一掴みにし、そのまま親指同様枯れ枝でも折るように易々と圧し折った。それも第二関節辺りで)
        -- デルレイッチ
      • うぐっ…だって、とっさだったし…使ったの、デルが初めてだったし……もー、違うって言ってるのにぃ(むっとするが、しもべでない事にちょっと一安心する。)
        …あっ…そんな…(素早く繰り出したはずの決死の一撃も、腹腕の俊敏な動きに阻まれ防ぎきられてしまった。)
        …わ、悪い子じゃ…っっ!(そして未だ掴まれたままであった、親指を折られた腕の指2本をペキッとへし折られ、激痛のあまり息すら詰まる。)
        (もう痛みで技どころか思考も止まり、せめて揺れて痛まぬようにデルの手首を掴むのが限界だった。) -- ラージャ
      • いやー悪い子だわー、ダメな子だわー。何やってんのマジ(笑いながら、じゃー今度は手首かー? と取りかかろうとした時、ズ…ンと地の底から重く響くような音。要塞の時報だ)
        ……ありゃ。もーこんな時間か。しゃーねーなー、もーちょっと遊んでたかったけど腹減る時間だし(言いながら無造作にラージャの手を引っぺがし、痛がるのも構わずじゃーなーとこの場を後にする)
        -- デルレイッチ
        (独り残されたラージャは誰かを呼ぶのも良いし、暫し痛みに耐えるのも良い)
      • (独特な音の揺れにも気づかず、ただ悲鳴だけは上げぬように痛みだけを堪えるだけせ精いっぱいのようだ。)
        …あぐっ!…ぁ…っ……(無造作に扱われ、痛みが増した腕を抱え込むようにしてしばらく悶絶し続けるが、しもべなどは呼ぼうとしないらしい。)
        (そして痛みが引いてきたか、あるいはただ慣れてきたのかようやく顔を起こし)……こう、やって…ぐぅっ!(以前にもこうやって折れて、しもべにして貰ったように指を正しい方へと戻す。)
        (それまでの痛み、そして戻すための作業の痛みで、脂汗を滲ませながらもようやく終わると、壁に肩をつけるようにしながら自室へと帰っていく。)
        (今回の事は自分の責任であるため、誰の手も借りずに治るのを待つ気のようだ。) -- ラージャ
      • (デルレイッチに置き去りにされ、しかし弱音を吐く事もなく応急手当をし、自室へ戻って行くラージャを影から見つめる赤い双眸)
        …………。若(やがて音もなくその姿を現すと、ラージャが自室の扉を開けようとした所で声をかける)
        その手では冒険に差し支えもあろうかと存じます。……斯様なる時に助けを乞う事は恥ずべき必要はありませんから
        (意地を張って断りそうなので先手を打ちつつ、歩み出てラージャの部屋の扉を開き、中へ入るよう視線と仕草で促す)
        -- しもべ
      • …っ……(歩いても響いてくるような痛みに顔を顰めつつも、なんとか自室前までたどり着く。)
        (そしてドアに手を伸ばそうとした時)…し、しもべ?…あ…っ!(しもべがいて、慌てて折られた方の腕を後ろに隠すが、痛みは抑えきれずに辛そうな息が漏れる。)
        ……でも、ボクが自分で仕掛けた事だし……それに、しもべは仕事があるんでしょ?(本当なら甘えたい気持ちもあるが、遠ざけられた事からつい憎まれ口が出てくる。)
        ………分かった…(それでも意地を張って拒もうとしたが結局根負けして、渋々と言った感じで中へと入る。) -- ラージャ
      • …………。左様に御座いますが、しかし、これもまたしもべの仕事ですので(憎まれ口も全く意に介さないまま、部屋の中、後ろ手に扉を閉めた後床から椅子を出し、そこにラージャを座らせる)
        良いですか。……まだズレています(そしてラージャの正面に屈み込むと、彼の手を取り、折れた指の位置を問答無用で正す)
        -- しもべ
      • ……それなら、もっと会ってくれてもいいのに…(不満げな事を言いながら、口をとがらせるちびっこ。)
        …んっ…そう、なの?……うぅ(強化で指が痛まないようにしていたのを、しもべが屈み込むのをみて覚悟をして一旦解く。)
        ぐぅっ!……(そして問答無用の行動に苦悶な表情でうめくも、意地があるのか痛みの声を出来るだけ食いしばってかみ殺す。)
        ……終わったから、もう行っちゃうの?(そして用事が終わってしもべが出ていってしまわないよう涙目のまま、まるで甘えるように聞いてみた。) -- ラージャ
      • …………。若の仰る事も分かりますが、一つの仕事にばかりかかずらう訳にも参りませんので
        (痛いのは当然、痛いと分かっていて、しかも痛くするつもりの無い手付きだった)
        ……いえ? まだ話すべき事も御座いますれば(立ち上がり、真っすぐな立ち姿のままラージャを冷たく見下ろす)
        試みに問いますが。若はしもべの用件に心当たりがおありでしょうか?
        -- しもべ
      • …それは、そうかもだけど……(ズキズキと痛むが、先ほどよりも正しい位置に戻り痛みは幾分かマシになったようだ。)
        …そ、それは!……うぅ…(いくらでもある、褒めて欲しいこともあれば、一緒にしてほしいこともある…ただ、それを許さないしもべの視線に急にしぼんでいく。)
        (本来なら練達の約束があったのだから、それを盾にいて欲しいと言う事も出来たはずなのだが、それでも避けられたらと思うと言い出しにくいらしい。)
        …?…ボクの怪我のことで、来たんじゃなかったの?(そう思って、内心はとても嬉しかったりしたのだ。) -- ラージャ
      • …………。はぁ(溜息) ……当たらずとも遠からず、ですか。恐らくしもべのそれと若のそれとでは大幅な齟齬があるのでしょうし
        ……しもべは無用の怪我をなさった若を叱りに来たのですよ。退き際を知らぬ訳ではありますまいに、あの醜態はしもべにとって些か理解に苦しむものがありましたので(先程から表情に変化は一切無い)
        -- しもべ
      • ……うっ……お、大幅な齟齬?(ため息をつかれるとビクリと肩を震わせて、恐る恐る言葉を待つ。)
        …そ、それは……確かに、そうかもしれないけど……でも、まだ逆転の目はあったから…(しもべの言い分ももっともなので、言い返せないらしい。)
        (デルレイッチが情けをかけるとは思っていなかったが、一方でしもべが助けに来てくれるのではないか、しもべが心配してくれるのではないか、そう考えてもいた。)
        (ただ、その事を言うと余計にしもべに呆れさせてしまうことは明白だったので言う気にはなれないのか、目をそらしながら言った。) -- ラージャ
      • …………。逆転の目と言うのは、何ら効果を為し得なかった掌打のそれに御座いましょうか
        若とて経験不足でもありますまいに、よもや彼我の力の差を見誤る事は無いかと存じますが、技を得た慢心が瞳を曇らせでも?
        何にせよ、勝てぬ相手に退き際を誤ったのは事実。……しもべとしては、練達にもなってその体たらくでは溜息も出ますし、少々呆れもします。事、左様な態度では尚更に(視線は冷ややか、言葉は棘の様)
        -- しもべ
      • …あ、あれは…実戦で初めて使って、デルが人と違うから…次は、上手く使うもん…(反省はしつつも、本来なら効果があると信じてるだけに次もいずれまた使う気のようだ。)
        ……それは……慢心、とかではないと思うけど…そういえば、何でデルと戦う事になったんだろう…(そこは自分でもちょっと不思議だったりするのか、首を傾げる。)
        …うぐっ……ちゃんと、反省はしてるよー…下手に、意地を張っても仕方がないのは…分かってるし…(しょんぼりしながら、素直に言った。)
        (それと同時に、しもべの言動からもう自分の事を仕事の増やすだけの邪魔な子供と見ているんだろうな、とも思い始めていた。) -- ラージャ
      • …………。……では、そうなさいませ。次のある内は何事も活かす機会に恵まれておりますし
        ではアレを見縊っていたと。……アレの気が向いたからでは? そして若も幾らかお暇であったようですから
        左様で。しかし、言うは易しといった様子では、今後に差し支えも出ましょう
        ……次以降は、意固地にならぬようしもべとお約束願えますか?(屈み、椅子に座るラージャを見上げる形で)
        -- しもべ
      • …うん…依頼で使うのは止めておくね…ボクはともかく、同行者の人が次があるかどうか分からないし…(つい先日も帰らぬ人となったケースがあったのでコクリと頷く。)
        み、見くびっては…なかったけど……(声のトーンが落ちていく、流石に言い訳が難しいので苦しい立場に追い込まれつつある。)
        …むー…でも、実際こうなっちゃったから言葉では信じてくれないかもだけど……うん、わかった…じゃあ、指きりする?(折れてない手の方を差し出す。)
        (小さい頃はよくそうやって約束していたので、童心に戻ってと言う訳ではないが、甘えたい気持ちもあってかちょっと提案したくなったようだ。) -- ラージャ
      • …………。若とて、必ず次のある御身と限らぬ事はゆめゆめ忘れぬよう。……心構えの問題ですが、油断にも繋がりますので
        ……(言い訳を続けるラージャに真っすぐな視線を向け、それ以上言う事は無かった)
        若(若干呆れた目)……若は今年で御歳どれ程になられましたか? それに、日頃子供扱いを厭うのに指きりとは。良いですか、言葉だけで良いのです。そしてそれを履行し続ける事、履行し続けると信用される事がこれからは必要になりましょう
        (結局指きりはしないまま、立ち上がり数歩下がる)では若、しもべはこれにて(頭を下げると、そのまま闇に消えた)
        (位置を補正する際に回復魔法も施されていたのだろう。気付けばラージャの手から骨折の痛みは消え、指も何ら不自由なく動くようになっていた)
        -- しもべ
      • ……うん、ボクも気を付けて頑張る。とーさまやかーさまたちを心配させたくないし(ぐっと手に力を入れる。)
        ……うぅ…こ、今年の4月で18歳だけど…それは、そうだとは思うけど…(してくれなくて、寂しげな顔になりながら腕が力なく垂れ下がる。)
        …うん、お疲れ様………はぁ…(しもべに労いの言葉をかけて、いなくなると机に倒れ込むように突っ伏すとため息をつく。)
        …やっぱり……しもべはもう、ボクの事嫌いなのかな…(手が先ほどまで痛んでいた事も忘れ、手が痛んでいた時より辛そうに呟くラージャだった。) -- ラージャ
  • ふぅ…ただいま、ラク…今日はちょっと遅くなってごめんね(バレンタイン当日だっただけに店も忙しかったようで普段より遅く帰ってきたようだ。)
    …本来は、まだもうちょっと仕事があったんだけど…ランが後はやるからって言って帰らされちゃってね…(頬をかきながら、ラクの隣に座る。)
    …それで、今年のラクのチョコは…出来てる?(ただいまの口づけを頬にしてから、毎年楽しみにしているチョコがあるかどうか聞いた。) -- ジャン
    • お帰りなさい、ジャン。……別に構わないのに。忙しいのは例年通りで良く分かっているんだから(帰って来た夫をゆるく抱き締めて迎える)
      あら。……あの子の気の利かせ方は本当に露骨なのよね……(呆れたようにソファに先に腰を下ろした)
      …………出来てはいるけど。ただ、今年は普段と違うと言うか……娘達に押し切られたのよ(口付けを返し、呆れたような、疲れたような吐息)
      はいこれ(床からにゅーと伸びた黒い手から箱を受け取り、それをそのまま夫へ渡す) ……手作りよ。いつものじゃない意味で(箱を開ければハート形の大きめなチョコが)
      -- ラク
      • …それは、そうなんだけどね…元々は趣味でしてるお店ではあるし…(とはいえ、お客さんの要望や喜ぶ顔があるのでついつい頑張ってしまうらしい。)
        …まぁ、本来はもっと上手に出来るんだろうけど…僕達には露骨でいいって感じなのかもだねぇ…。
        …?…今年はいつもと違うの?…(ラクの発言の内容と、珍しいため息に首を傾げる。)
        うん、毎年ありがとう……いつものじゃない意味で?…あ、ハートマークだ(箱をあけて嬉しそうな顔をしながら言った。) -- ジャン
      • …………だから、手作りは手作りよ。それだけでしかないわ(少し突き離すように言い、つんと顔を背けた) -- ラク
      • …それで、この形なんだ……えへへ、有難うね。ラク…(背けられても嬉しそうな笑顔で言った。)
        …ほら、ラク…食べるよ?…こっち向かないの?(せっかく手作りなのだから、気になるだろうと思っているらしい。)
        (手にチョコを持ったまま、ラクが振り向くまでしばし待つ。) -- ジャン
      • だから。…………食べればいいじゃないの(何か言いたげにしたものの振り向かず、前傾になると膝に頬杖を突く) -- ラク
      • (そんなラクの後ろ姿を見ながら僅かに苦笑してから、チョコをかじってみる。)
        (今までの経験上、何が起こるかは分からない事が多いがそれでも食べる事は止める事はしないジャンだ。) -- ジャン
      • (何の変哲も無く無難に美味しいチョコレートであった。噛み、呑み込んでも何か起こる事もなく、後から妙な副作用がある訳でも無さそうだ)
        …………(夫が食べてる事に関し、顔は背けたままだが聞き耳が立ってる事には長年連れ添った経験から気付くかも知れない)
        -- ラク
      • …あれ…(思わず疑問の呟きが漏れるほど普通に美味しく、そして何も異常のない美味しいチョコだった。)
        (先ほどのいつものじゃないというのはそう言う事かと思いつつ、その後は黙々と食べて全部食べ終わる。)
        (そして指についたチョコも舐め取りながら聞き耳を立ててるであろう妻に)…もう食べ終わったよ…ほら、こっち向いて(こちらを向くように呼びかけた。) -- ジャン
      • ………………(全部食べ終わったっぽいのを聞いて安堵したのかこっそりとちょっと長めに息を吐く)
        ……(頬杖を止め、促されるままゆっくりと姿勢を戻し、顔を夫へ向ける) …………(何が気に入らないのか若干視線がジト目がちであった)
        -- ラク
      • …本当に見ないままなんだから…(振り返るラクを見ながら苦笑した顔で頬をかいている。)
        …でも、僕はそんな顔されても…とてもうれしかったよ?でも、いつも通りでもいいからね(ジト目でも嬉しそうな顔は変わりなさそうだ。)
        …僕は、どんなものでもラクの作ったチョコが食べたいんだから…(ラクの手の上に自分の手を重ねながら、お礼とばかりに頬に口づける。) -- ジャン
      • …………(ジト目は変わらない。いや、むしろ夫の言葉を聞き、手を重ねられ頬へ口付けを受けた後、更にキツくなってすらいた。手を払う様子も無いし、口付けに対しても普段のように自分からも頬を出していたのだが) -- ラク
      • …うっ…言わなくても分かると思うんだけど…言わなきゃダメかなぁ…(ジト目に耐えきれなくなって苦笑する。)
        …有難う、美味しかったよ…本当だよ?僕はお菓子に関しては嘘は言わないから…。 -- ジャン
      • ……(夫の言葉を聞いても暫しジト目のままだが、不意に彼へ顔を寄せるとそのままキスをし、首に腕を絡めてやや強引に舌を入れる)
        (舌を絡め合うのもそこそこに顔を離すと、至近、目は普段のそれに戻っていた)……そうね、材料のおかげもあるしこんなものかしら
        でも、嘘は言わないといってもこれで美味しいは言い過ぎではないかしら(夫の首に腕を絡めたまま)
        -- ラク
      • (ジト目が続くと流石にあれ?また間違えちゃったかな?と不安になっていたが)…んっ…んぅ(顔を寄せられると舌をまじえたキスにちょっと目を丸くする。)
        (舌も最初は受け入れたままだったが、すぐに絡まっていたところを引かれ、ちょっと不満そうに思うが普段通りの顔に一方で安堵する。)
        …でも、僕としては美味しかったんだから仕方がないよ…(嬉しそうに目をそらさずに言いながら、ラクを抱き寄せるとこちらからも口づける。)
        …んっ…ちゅ…(先ほど中途半端に終わった分こちらからラクの口の中へと差し入れて、ラクの舌へと情熱的に絡めていく。) -- ジャン
      • あれでそうなのなら、随分と甘い判定だけど。まだ付け焼刃も……あら(今度は不意に抱き寄せられ) んゅ……(キスをされる)
        (先程のは所詮夫の口の中に残るチョコの味見に過ぎなかったが、今の彼からのキスはそれに触発された激しいもの。此方としては気を取り直していた分応えるのは容易で、自分からも身を寄せて口の中の彼の舌へ、甘噛みを交えた熱烈な歓迎を返す)
        -- ラク
      • (以前なら噛まれるかと警戒した甘噛みも今では心地よく受け入れて、甘い痛みとともにラクの歓迎を一心に受ける。)
        (そして今度は自分の舌をゆっくり引いてラクの舌を引き込むようにして、こちらは唇で挟んだりしながらラクの舌を吸いたてる。)
        (まるでラクの舌先を味わうかのような口づけを交わしてから、舌を外してゆっくりと唇を離していく。)
        …出来れば、もっとラクを味わいたいんだけど…いいかな?…(じっとラクの目を見つめながら聞いてみる。) -- ジャン
      • ……ふっ……ん……っ? ……っんん……(舌を弄ばれながらもキスを続け、媚香のような吐息を送り、また送り返されを繰り返す)
        はぁ……(キスを終え、熱っぽい目で夫の視線を受け止める) ……問うまでも無いでしょうに。言い出すのが思っていたより早いけれど……(言いながらドレスを霧消させるが、その途中で停止、巻き戻すように元通りにする)
        そうね、たまには脱がせてみる? 後ろにボタンでも作れば……(ちょっと視線が泳ぎ、戻る。作ったようだ)
        -- ラク
      • うっ…そう言われるとこっちとしては言い返せなくて辛いけど……?(ラクの指摘に苦笑しながら頬をかいていると、ドレスが復元されて首をひねる。)
        …脱がせる?でも…あぁ、ボタンを作るんだ…それじゃあ、脱がせるね(首に手を回されたままの恰好でラクの背中へと手を伸ばすとボタンを探す。)
        あった…んっ…ちゅ…(無事にボタンを見つけると、一つずつボタンを外しながら唇を重ねる程度の簡単な口づけを繰り返す。)
        (ボタンを外して背中が露出すると、そのほっそりとした愛する人の背中を腰までゆっくり手を上下させる。) -- ジャン
      • ええ、たまにはこういう趣も悪くは無いでしょう? 少々焦れるかも知れないけれど……(背を探られる感触にくすぐったそうにしつつ)
        そうそれを……ん、もう……(キスをされながらとは思わなかったので少し苦笑し) ふふ……(露出した背を撫でられ心地良さげ)
        さて、そこからどうするのかしら? ブラジャーを外すのもあるし……ああ(またちょっと視線が泳ぐ) と。腰の辺りでファスナーを横に通しておいたから、引けば脱がす準備だけは整うわね
        -- ラク
      • …あはは、大丈夫だよ。流石にこういう事してるのに焦れる事は…滅多にないし(若い頃はあったなぁと思い出して、ちょっと目線をそらす。)
        …苦笑しなくてもー…ラクが目の前にいて、誰もいないならしたくなるものだよ…(場所はテラスだったりするが、毎度の事なのであまり気にしていないようだ。)
        んー…ブラを今外すと…腰のあたり?…あぁ、ここだね(背中を撫でていた手が腰回りのファスナーに辿りつく。)
        でも、魔法でもないとこういう服は無理なんだろうねぇ…(ファスナーを途中まで動かして、そこから手を入れて普段あまり出来ない方向からお尻や太ももを撫でたりしている。) -- ジャン
      • ……あら、そうかしら。普段ならもう早速私の乳房に手か顔を埋めてる頃でしょうに(楽しげにくつくつと微笑む)
        誰かいてもする時はする癖に(言い、自分からもキスをし夫の服に手をかけ始める)
        不都合かしら? ……ん、ええ。どうかしら。やろうと思えばやれそうな……(応え、普段と少々趣の異なる夫の手付きこそばゆく思いつつ、彼のやり易いよう身を動かす)
        -- ラク
      • …そうじゃない、とは言い切れないところが悔しくあるなぁ…でも僕は、こういうのも好きなんだけどね…(首を顔を埋めると唇で甘噛みするように口づける。)
        ……うぅ、あの頃の反省はもうしてしてないのに…んっ…(子供が起きそうになって慌てた覚えがあるのか苦笑い気味に、ラクに上着のボタンを外して貰っていく。)
        背中開きのドレスなら出来るかな?…以前に買ったのとかはそうだし…(少し腰を浮かして貰った所で、お尻を乳房の時より強く揉みながら、つぅーと舌を首筋から耳元まで舐め上げる。)
        …でも、やっぱりラクの服を脱がすのはまた違っていいかも…(ようやくお尻から手を離すと、ファスナーの続きに手をかけて、そのまま上下を分離させる。) -- ジャン
      • まぁ目立つものだし、取り敢えず手を伸ばそうというのは常套なんでしょうけれど……? あん、もう……くすぐったいのよこれ(甘く抗議しつつも、首を傾げて夫のさせたいように)
        ふふ、とはいえ受け入れてばかりの私にも非があると言えなくもないんでしょうけれど(こちらは楽しげに笑いつつ、流石に慣れた手付きで夫の服を解いて行く)
        多分、腕の良い仕立て屋に頼めばどうとでもなるんでしょうね。……んっふ、……もう、胸の次はそっちがお気に入りかしら?(舐め上げられればぞくりと声を漏らし、だが夫が割と長く臀部に手指を這わせ続けるものだから苦笑する)
        ……脱がすだけなら、と言いたい所だけど。普段の格好だからそれはそれで違うものなのかしらね
        それで……あなたはどちらから脱がせてしまうの?(微笑み、夫の頬を撫で)
        -- ラク
      • ラクだって、僕を齧る時にこうしたりするから…おあいこだよ(ちゅぅっと首筋に跡が残るほど強く吸いたてる。)
        まぁ、ラージャもお店の2階で寝るようになったし…今は心配いらないからね…(上半身を裸にされると、今も欠かさず続けている鍛錬で引き締まった体が露わになる。)
        街ならいい職人いそうだもんねぇ……それはもちろんお気に入りだよ?胸もお尻も、耳も唇も…ラクの全てが…まぁ、今この状態だと恰好つかないけど…(頬を掻きながら言った。)
        うん、ちょっとの違いだけど…まずは、こっちかな…(上を、と思いきや下から脱がし始める。頬を撫でてくれるのが好きなので、止めたくなかったらしい。)
        …あ、そうか…このままだと足のもそのままなんだねぇ…(スカートのようになった部分を脱がし終えてから、黒のショーツ以外にもまだ残っている事に気付いた。) -- ジャン
      • そう言っていいものかしら……ぁう、ん、んー……(やはりくすぐったげ)
        子が小さい内は配慮する点が多くて大変ね? まあ、しもべがあの子を避け気味である以上、昇降機がここまで上がってきたらちょっと困るけど(言いながら、自ら露わにさせた夫の固い胸板に掌を這わせ)
        まぁ、似たようなのを頼む事も無いんでしょうけど。…………まったく(やや照れ気味)
        ええ……あら、あら(意外そうな顔になりつつ、促されるまま腰を浮かせ、足を上げ、脱がされていく)
        それはそうね。……ああ、これも脱がす? 引っ張れば済むけれど(脚線美を見せびらかすように、片脚を軽く上げてストッキングとハイヒールが一体化したそれを見せる)
        -- ラク
      • ……それは、流石に昇降機の音で気づくから大丈夫と思うけど…ん…(こちらも胸板に指が這うとくすぐったそうに僅かに肩を竦める。)
        そうだね、今こうしている通りラクが自由に変化できるわけだしね…(そして照れ気味なのはすぐ分かるが指摘はせずに、ただ嬉しそうに頬を撫でる。)
        …んー……ハイヒールだけで、いいかな…ハイヒールだけでも取れるんだよね?(聞きながら、ラクが細工するのを待ってハイヒールだけを脱がせる。)
        あとは上の服だけど…これはラクに協力して貰わないとダメかな…(手を伸ばして貰い、背中から手の先に引っ張るように脱がして上下の下着とストッキングだけの姿に変えた。) -- ジャン
      • あら、結構危うい時はあったそうよ? そも音の聞こえない所の方が多いんだし……私も注意をしていない訳では無いけれど、余りあなたに夢中になっているとどうしても気が回らないもの
        そう言う事。…………(すこーし不満げになりつつ撫でられる)
        ……そう? ……まぁ、出来なくはないけれど……(やがて継目が生まれ、簡単に脱がせられる) それにしても、靴だけ取るというのも何だか特殊な気はするけれど……あなた結構そう言う所あるわよね(軽くジト目)
        分かってはいたけど、面倒だわね……(そうしてドレスは脱がせられ、白い肌を外気に晒す) ……手間のかかった事(普段なら一瞬で済んだ事なのに、と苦笑した)
        -- ラク
      • …うーん…やっぱり、二人の寝室でするのが一番なんだろうけどね…まぁ、以前と比べてどこでもしてるって訳ではないんだけど…ここも似たようなものか…(僅かに苦笑する。)
        えぇっと…そんな特殊と言うほどではないようなー……特殊なのかなぁ…(不満げかつジト目で見られると、流石に弱気にもなってくるようだ。)
        (ただ、月明かりに照らされる今のラクの姿は幻想的なほど綺麗で、こうした事についてはあまり後悔はしてなさそうだ。)
        …全くだね…まぁ、でも手間をかけるからこそまた違った味もでるものだから…ラクが面倒なら、特にはしないけど(同意するように苦笑しつつ言った。) -- ジャン
      • ドアも鍵もあるものね。……そう言う程……ええ、思うに五十歩百歩ではないかしら(同じように苦笑した)
        ……取り敢えず、海に行く予定も無いのに水着を買ってきて、着させて、押し倒して脱がすのは未だに何なのと思うわよ?(ジー)
        私が言い出さなければ無理な事なのだし、とはいえあなたがそうしたいならたまには良いわ(言いながらブラ紐をくいくい指先で弄る)
        それで……今度はどっち?(指を止め、薄く微笑んで)
        -- ラク
      • …それに関しては…言い返す言葉もないけれど……で、でも…そっちも最近はしてないと思うよ?(視線が若干泳いだが、実際その通りなので最後は目を見て言った。)
        …ん、有難うね。ラク…それじゃあ、時々言うかもしれないけど……うぐっ、その質問は…分かってて聞いてるよね?僕がどうするかを…。
        (挑発的ともいえるラクの態度に頬を掻いてから、抱きしめるようにラクの背中へと手を伸ばしいつものようにホックを外しておく。)
        …そういえば、流石に成長は止まったんだね?(最近ブラを買い直してない事を思い出しつつ、黒いブラを取り払う。) -- ジャン
      • 未だにだったら尚更よ。浜辺とかで抱かれるならまだしも(やはりジト目。が、) ……まぁ、そういう所も含めて、ではあるけれど(仕方ない、と言いたげに息を吐くと視線は元に戻っていた)
        いいのよ、これくらいで。……あら、どうかしら? ひょっとしたら違うかも知れないでしょう?(くすくすと楽しげに)
        (夫がブラのホックを外しにくる際、間近に来る頬にキスをし、ホックが外されればそれだけで戒めの緩んだ乳房が揺れる)
        その辺りは……今の所は、としか言えないわね。勝手に育ったのだし(取り払われれば、豊満な乳房が小揺るぎしつつ露わになる)
        とはいえ、大きければ大きいほど良いのでしょう? あなたの限度がどの辺りか知らないけれど(そう言いながら、両腕を交差させつつ迫り上げ、乳房を持ち上げ強調する)
        -- ラク
      • …うぅ…ごめんね、こんな夫で……そして、有難うね(好きになってくれて、と言う言葉は発さずに軽く口づける。)
        それは、確かにさっきはちょっと違ってたかもだけど…(意地悪だなぁと苦笑しつつも、楽しげな妻を見るのがまた好きなジャンだった。)
        んっ……まぁ、ラクの場合育てようとして、じゃないだろうしね……んー、ラクならどのサイズでも不満ではないけど…。
        …これ以上だと、色々と大変そうだからね…今でも、割と大変そうだし…あむっ(ラクの腕の間で強調され、先端も顔の近くに迫っていたので、そのまま先端を口に含む。)
        (ラクの腰に回した手で安定させてあげつつ、舌に唾液を絡ませてからラクの乳首に舌を当てるとゆっくりしたリズムで何度も上下に舐めあてて楽しむ。) -- ジャン
      • ん……まぁ、蓋を開けてみないと分からない所ではあったけど……(キスを返し、少しはにかむような)
        うふふ……。でもそうね、育てようとしたのはあなたと言えなくも無いのかしら。ほら、揉むと育つそうだし。育ったのだし
        ……それはあるわね。慣れはする範囲でしょうけど……っん(乳首を咥えられれば、やはり敏感に身を竦ませる)
        んん……もう、何も出やしないって分かってるでしょう、に……(抱かれ、夫のしたいように固定された様な気になりながらも、繰り返される刺激に乳首は固さを増し、より刺激を求めるように屹立していく)
        -- ラク
      • …ラクは僕が思った通り…それ以上に素敵な人だったけどね…ちょっとだけ、意地悪だけど(そう言いつつも、幸せそうに笑っている。)
        あれは実は迷信だって話が最近では有名だけど…でも、実際に育っちゃったもんね(腰に当てた手を右手だけにして、義手ではない左手で乳房に手で支えるようにしつつ指を沈めては戻す。)
        …ちゅぅ……んっ、もちろん分かってはいるけどね?(赤子のように吸い立てて、口を離して言葉を交わしながら時折硬く触れやすくなった先端を甘噛みする。)
        …あ、ラクもしたいようにして…いいよ?……食べるのは、ダメだけど(自分ばかりしては悪いので、ラクがしたい事があればと思って言った。) -- ジャン
      • 悪魔だもの、当然というものだわ(楽しげに、やや見透かすような眼差しを向け)
        あら。……個人差でも大きいのかしら。或いは、最初の状態から発育したというか……スタートラインがあなたにあった辺りの体形と考えれば、まあ、分からなくもないかしら(乳房は張りも弾力も柔らかさも申し分無く、指を沈めればいやらしく変形し、戻せば魅惑の形をすぐに取り戻す)
        …………(なら何故、と問うてしまいたいが、答えはほぼ知れたものである。なので無言を通すが、甘く歯を立てられれば)ぅあ……っ(どうしようもなく淫靡な声が漏れた)
        ……とは言っても(乳房への刺激に呼吸のリズムを狂わせ、頬を上気させ始め。やや考えた後に腕を解いて夫の肩に載せると、そこを力点にもぞもぞと彼の脚の上に足を開いて座る。対面の形の中、くしゃ、と軽く夫の頭を撫でた)
        -- ラク
      • …そうなのかも?まぁ、僕はもう満足だよ…(そう口に出さずとも、さっきとは別の形で幸せそうな顔をして揉んでいる夫の姿を見れば十分伝わりそうだ。)
        (何か問いたそうなラクの目からちょっと目線をそらしつつ、甘噛みした後は噛んだ箇所をいたわるように重点的に舐めていく。)
        …ん……?…あはは(何をするのだろうか、と愛撫を弱めて待っていると、対面に座られて頭を撫でられると何だか楽しげに笑みを浮かべる。)
        好きなだけ、撫でてていいよ?(撫でられるまま口は先端への愛撫へと戻り、手は対面に座られて触りやすくなった下腹部を通ってショーツの上へと滑り込む。)
        (先ほどまで胸に触れていた手がショーツの上で、その下にある大事な部分を優しく指を這わせ続ける。) -- ジャン
      • ……でしょうねえ(夫の表情に、納得と若干の呆れを漏らした)
        (夫が目線を逸らした事に多少ジト目がちになるが、乳首に重点的に向けられる刺激にすぐに和らぎ、次第に媚態のそれに近付いて行く)
        こう……急に言われてもちょっと困るというか(少し不満げに漏らした後、夫の手がショーツへ伸び、そこへの刺激が数度繰り返されるとより多くを促そうと腰を浮かす) はぁ……っ(甘やかな吐息を零し、ショーツはすぐにじわりと湿っていく)
        -- ラク
      • (妻の艶の乗った声を耳に感じつつ、それによってジャンの口と指の動きがさらに速さが増していく。)
        …また今度する時までに、考えておいてくれてもいいのかも…楽しみにしてるから(ちゅぅっと最後に吸ってから口を離す。)
        (そして指の動きを早めて湿りが広がったショーツの紐に手をかけると、引っ張ってショーツも脱がし捨てる。)
        …指、入れるね…(いつものように声をかけてから、十分に潤ってある中へと指を沈めて途中で止めると入口をゆっくりとなぞるように出し入れする。)
        (ラクの状態ならこんな風に確かめずとも分かっているのだが、それでもまずこうして確かめたくなるようだ。) -- ジャン
      • ふぁ、は……ん……。……考える、考える……ねえ……んんっ(楽しみにされ、少し微妙な顔になるも、すぐに快楽に打ち消される)
        ……ストッキングは脱がさないのね(ショーツを脱がされ、やはりという目になる)
        ん……(頷き、まずは夫の指一本。咥え込むようにきつく柔らかく締め上げ、指の動きに敏感に呼吸を乱す)
        (いつものように夫の手管にいいようにされながら、それでも彼の視界を乳房で埋めるように彼の方へ寄りかかり、彼の下半身に手を伸ばしていく)
        -- ラク
      • ……あ、いや…その、別に最後まで脱がさないつもりじゃないんだよ?(言われてから本当に今気づいたのだろうが、その後少し目が泳いで言い訳めいた事を呟く。)
        (指一本ですらきつくでも受け入れるように柔らかいいつもの締め付けを指で感じて、ゆっくりとした動きでラクを愛撫する。)
        (それだけの動きで感じてくれている吐息に指の動きも次第に速度が上がり始めるか、途中で緩急をつけるようにまた先ほどの速度に戻す。)
        …んっ……ラク…(ラクの手が自分の膨らんだモノに当たるのを感じつつ、こちらを向いて欲しくて愛する妻の名前を呼ぶ。) -- ジャン
      • 白々しい事……(ジト目にはならず、仕方ないという許容が瞳にはあった)
        ふぅ……んん……(これで幾度目だろうか。自らの中で蠢く夫の指に身震いし、細波のような快楽に揉まれ、幾度目であろうと鮮烈な刺激のように感じてしまう)
        (思った通りそこは固く、ズボンの上から擦り上げるも) …………(呼ばれ、夫のそこに手を置いたまま、彼の指が入ったまま、腰を下ろし視線の高さを近付ける)
        -- ラク
      • …うぅ、嘘じゃないのになぁ…(頬をかきつつ、許容してくれる妻に感謝もするのだった。)
        (出し入れされる指先から垂れた愛液が床に落ちて、十分潤っていると分かってもなおも緩急をつけて動く指。)
        (そうして動かしていた指を止めて、合わされたラクの目をじっと見ながら)…ラク…そろそろ、しようか…(確認に似た言葉で言った。)
        (年月的には、そろそろ妊娠時期になっても不思議ではないため、回数的には数年前より少し多めになっていたりする。) -- ジャン
      • はぁ……っん、ぅあ……(夫の指から滴る程掻き混ぜられ、尚も緩急自在な動きに徐々に翻弄されていく)
        ……?(指が止まれば少し不思議そうな顔になるも、夫の視線に数度目を瞬かせ) ……そう、ね(応え、再度腰を浮かせると夫のズボンに手を付け、脱がし始める)
        -- ラク
      • (やっぱりこういう風に聞く必要はないしラクにとっては不可解なんだろうなぁと、何度か瞬きするラクを見て感じて僅かに苦笑する。)
        (ラクに脱がされ始めると、脱がしやすいようにこちらも腰をあげたりと手伝い、こちらも脱がし終えるとモノを晒した状態で腰を再び長椅子へと落ち着ける。)
        ……やっぱり、これも脱ぎたい?(ジャンの足をまたぐようにしているラクの、普段はない足のストッキングにやはりちょっと変かなぁと思い直したりもするようだ。)
        (ただ、そのストッキングの上から太ももを撫でまわしたりする辺り、本心としては気に入っているのかもしれない。) -- ジャン
      • (はち切れんばかりに屹立する男根の逞しさを直視し、溜息とも嘆息とも知れない何かを吐く)
        まぁ……どうでも良いかしら。脚だし(見栄えとかは特に気にしておらず、また夫の手がいやらしいのは常なのでやはり気にした風も無く)
        …………ジャン(暫し見つめ合った後、どちらからともなく相手の名を呼び、ゆっくりと腰を下ろし始める。その先は無論夫の上であり、股同士であり、幾度目とも知れない子作りであり)
        -- ラク
      • そっか…うん、じゃあこのままで…(そう言われれば脱がす理由も特にないので、見つめ合いが始まれば一旦撫でるのは止めてラクの頬を撫でる。)
        …ラク…(愛する人に名前を呼ばれ、こちらからも愛する人の名前を呼び、お互いがより深く重なり合うためのように、ラクの奥深くまで辿りつけばラクを強く抱きしめる。)
        (そんな風に抱きしめあい腰は動かさない状態でも、今宵も始まる子孫を残すためでもあるが、与えられる刺激の強さもあってモノはラクの中で硬くより張りつめていく。)
        (ほどなくして、どちらからともなく腰が動き始める。最初は揺りかごのように緩やかでいて大きな動きだ。) -- ジャン
      • んんっ……!(自分の中にすっかり夫を招き込み、少しの身動きのしづらさと大きな快楽の波の中、彼に抱き締められて身を委ね抱き返す)
        (すぐに動く事は無かった。どちらかが大いに求めている訳でも無く、愛情の昂った故であるならこの状態のままでも不都合無い)
        (だがやはりいつまでもそういう訳にはいかず、初めは徐々に、そして緩やかに大きく腰を振り始めた)
        くぅ……ん、は……!(一振り毎に快楽に酔い、何度か繰り返す内に夫へキスを求め、情熱的に舌を交わす)
        -- ラク
      • (愛する妻を抱きしめて快感以外にも胸の中が温かくなるものが広がり、同時にお互いの胸を通して相手の鼓動を感じる。)
        (そして動き始めるとその温かさとは別の焼けるような熱が生まれ、その熱に従って体が自然と動いていく。)
        …ラク…ちゅ…んぅ…(上下に揺さぶりながらも、息が合った二人だけに唇を重ねることもたやすく成し遂げて、舌を絡ませては互いの唾液を交換する。)
        (腰の動きとは別に右手はラクの背中に回して腰を抱いて、左手が胸板に挟まれて揺れる乳房に触れ、生地をこねるようないつもの手の動きが加わる。) -- ジャン
      • んゅ、っ、んん……は、ぅ……(互いに貪るようなキスをしつつ、だがやがて夫に腰を抱かれ、乳房まで揉み解され始めると呼吸に難がある)
        ふぁっ、はあ……っ(淫靡な水音を断続的に響かせる中、息苦しさに夫から顔を離す。だがそれは更なる腰の運動への解禁ともなり、口を繋ぐ必要が無くなった以上彼からの突き上げは勢いを増し、また自身も無意識に腰を淫らにくねらせてそれを助長させていた)
        (行為は加速し、独特の熱気の中でもはや互いの眼中には相手しか無く、与え、与えられる快楽に浸かりながらも同時に果てるタイミングを探るように腰を揺らめかせ、意志疎通するかのように媚態の中乱れた呼吸を繰り返す)
        -- ラク
      • …ふっ…んっ…くっ……はぁ…(ほぼ同時に顔が離れ、動かしやすくなった手と腰でさらに動きが早くなり、ラクの動きも激しいものとなっていく。)
        ラク……ラク…(愛する人の名前を熱でうなされているかのように呟き、ただ熱のこもった目は視線を絡ませ合ったまま離そうとはしない。)
        くぅ…もう、ラク…そろそろ…(言葉で伝え、目で伝え、下半身と腰の動きでそれを伝え、最後の瞬間には乳房に触れていた手もラクの手を絡ませて果てる。)
        …んっ!…いま、出てっ………くっ…ラク…んっ、ちゅ…(互いの絶頂の真っただ中で、唇を重ねて舌を混じらわせながら、射精はその間も続いていく。)
        (その日もまた、途中の会話と同じように二人だけしか視界に入らず、最後まで続けていくのだった。) -- ジャン
  • …はぁ……(しもべの代わりにジャンが鍛錬に付き合ってくれたものの、やっぱりしもべが良かったのかため息をつく。)
    ……ツバキちゃんの所に行こうかなぁ…(こうなったら鍛錬尽くしにしてしまおうかと思いながら、一階の洋菓子店へのドアへと歩いていく。)
    (一応一人前にはなったのだが、その時もしもべの姿はなかったようだ。) -- ラージャ
    • ふぅ……。あら、もう終わったの? 早かったわね(ラージャの向かう先のドアが開いたかと思えば、その先から現れたのは母だった) -- ラク
      • …あっ!…かーさま…(ぱぁっと輝いた笑顔になりかけたが、しもべと違ったのでちょっと残念そうな顔になる。)
        …あ、うん、今日は早く寝て気分入れ替えた方がいいってとーさまが……かーさまは何でそこから?(気を取り直して母親に聞いた。)
        (普段はあまりお店の方に行かないだけに、何でだろうと不思議だったようだ。) -- ラージャ
      • …………(息子の表情の変化にちょっと微妙な表情になる)
        ふぅん? 調子が乗らないか、悪かったのね。時にはそういう日もあるでしょうけど。……あなたのおねーさま方にちょっとね(試食の名目等でたまーに長女次女の策略により要塞から引っ張り出される事があるらしい)
        -- ラク
      • …?…(そんな母の表情の差に気付いたが、自分では表情に気付いていないので首を傾げている。ただ、母親の事は大好きなので嬉しそうに傍に駆け寄る。)
        ……うん、ちょっと…色々と考えることがあって…ボクも、もうじき15歳になるんだし。色々とあるんだよー(まだ14歳になって程ないのにそんな事を言った。)
        …あ、試食とかー?…最近ボク呼ばれてない気がするー…(普通のお店レベルから美味しい!になるので参考にならないようだ。) -- ラージャ
      • 色々と考える事、ねえ?(子供達通例の大人ぶった所作に思わず微笑みが零れ、駆け寄って来た彼の頭にそっと掌を乗せる)
        ええ、そういうの。……なら、今度おねーさま方に頼んでみるといいわ
        そういえば……もうじき15にもなろうと言う割にはそんなに背が伸びて無いわね。ジークの時はもっとあったと思ったけれど(頭を撫でつつ率直な感想を述べた)
        -- ラク
      • …うん!冒険の事とかー、空手の稽古の事とかー、今日どこに遊びに行こうとかー…あとは、しもべの事とかー…(頭に手を乗せられて満面の笑みで答えていたが、しもべのこととなるとトーンダウンする。)
        …うん、レンちゃんとかも参考にならないって言うけど、なるところを見せるから!(レンも参考にならないと言われたりしてるので、リベンジも兼ねてるらしい。)
        …うっ、それはー……150cmくらいから何故か伸びなくなったけど…でも、にーさまやねーさまもそういう時があったんだよね?(そう聞かされていたが、やはり不安でもあるようだ。) -- ラージャ
      • ふぅん? ……それらが同列なのは如何なものかと思わないでもないけれど(息子の様子に微笑みは絶やさず)
        ……まぁ、頑張りなさい。黒瘴にでも聞けば大体なんでそうなのかも分かるでしょうけど、後で期待外れな思いをさせないようにするのよ?
        ジークは背が伸びるの早かったんだけど……あなたのにーさまはすぐ私を追いこしてしまったものだし。まぁでもねーさま方の例に当てはめればそう気にする事でも無いわね
        じゃあしもべ(不意に肩越しに後ろへ呼び掛ける)
        -- ラク
        ……。は(王に呼ばれれば、ほぼ条件反射で彼女の右斜め後ろに現れるのがしもべの常である) -- しもべ
        今は暇でしょう。一人前にもなったこの子があなたの事で何かしら考えてるそうだから、たまには相手をしてやりなさい -- ラク
        ……は、王の仰せとあらば(恭しく頭を下げた) -- しもべ
        それじゃあね(ラージャの頭を数度撫で、この場に彼としもべを残して要塞の奥へと消えて行った) -- ラク
      • ど、同列って訳じゃないよー?…ただ、色々とあるだけだもん!(あわふた慌てながら訂正する息子だった。)
        ……黒瘴にー?…でも、黒瘴に聞いてばっかりになっちゃうし…自分で分からないと思うまで、頑張ってみる(早速シャナに言われた事を参考にしているようだ。)
        …うぅー…ボクもジークにーさまみたいだったら良かったんだけど……で、でもシャナねーさまだっておっきくなれたし!ボクだってなれるはずだよ!(そう信じているらしい。)
        …あ、しもべ!……うん、かーさま。またご飯の時にねー(まだご飯は親と一緒に食べているので、手を振ってそう言った。)
        (そして、しもべの方を見ると咎めるような泣き出しそうな、でもあえて嬉しそうな、そんないろんな感情がこもった目を向ける。)
        ……しもべ、ボク一人前になったよ(ただ、抱きつくことはじっと我慢して、胸を張って告げる。) -- ラージャ
      • …………。……存じております。一先ずは、祝着の程おめでとうございます、若(いつものような微笑み、そして頭を下げる)
        されど、未だ道半ば。いえ、始まったばかりでございますれば……まして若は一度手痛い思いをしておられますし。冒険中に置いては片時も油断はなりませんね
        -- しもべ
      • …おめでとうって思ってるなら、もっと早くに会いに来てくれればいいのにー…(ちょっと咎めるような口ぶりで言った。)
        …うん、わかってる。とーさまと同じくらい…ううん、それ以上を達成するんだから…まだまだやる事一杯だよね…。
        うぐっ…そ、それは言わなくていいってばー!…しもべに言われるまでに、いっっぱい言われてるんだから…(自分でも反省してることをまた言われて頬を膨らませる。) -- ラージャ
      • …………。若の仰り様も尤もかと存じますれば、されど、まだ一人前にございます以上、余り騒ぎ立てるのも如何なものかと存じまして
        はい。であれば、先はまだまだ長いもの。一時に慢心せず常に先を見据える事が肝要ですよ
        ……若。悪評とは一度やるとほぼ永遠に付いて回ります。一時的には忘れられるやも知れませんが、何事かあればたちまち思い出されるのが常。ならば、過ぎた事を否定すよりも、受け入れる事にお心を砕かれませ(微笑みは絶やさない)
        -- しもべ
      • …それは、そうかもだけどー…でも、皆はお祝いしてくれたのに…(ただ、デルなどからは一度落ちた事をからかわれたりもしたようだ。)
        …はい!…それに、何だか情熱が安定しないもんね…気を抜かずに頑張らなくっちゃ…(この辺りは、もうしっかりとした少年の顔になっている。)
        …うー、努力はするけどー…で、でも受け入れにくいげんじつって、あるものだと思うんだー…しもべは、そういう事ないの?(イジイジとしつつも、首を傾げながら聞いてみた。)
        (ラージャが見る限りでは、何故か父親と不仲くらいでそんな所はなさそうではある。) -- ラージャ
      • …………。なればこそ、改めてしもべが出張る程の事では御座いませんので……(目を逸らす)
        その辺りは、若が冒険に些かの高望みをしておられる故でしょう。余り多くを求め過ぎてはいけませんよ
        ……それは左様に御座いますが。……そうですね、しもべは努力しておりますから
        -- しもべ
      • ……ボクは、しもべにも祝ってほしいのに…(目をそらすしもべとは対照的に真っ直ぐでいてちょっと責めるような目でじっと見つめている。)
        …そうなのかなぁ…うぅ、でも何だかそう単純に解決したりしない気がするー…でも、気を付けるね(運命にも似た奥深いものを感じているのか、ぐったり気味だがちゃんと返事をする。)
        そうなんだー…じゃあ、ボクはしもべより努力すればいいって事かなぁ…(しもべがどんな苦悩をしているか知るよりもなく、ただ前向きにそう思っているらしい。)
        あ、そうだ……それじゃあ、熟練取った時はちゃんとお祝いしてくれるって約束してくれる?(魔族の理を理解した上で約束出来るか聞いてみた。) -- ラージャ
      • …………。そも、未だ一人前程度にありますれば、ご容赦を(頭を下げる)
        はい、お気を付けを。世は思い通りにはならぬのが常ですから
        一概にそうとも言えませんが……されど、怠ってよいものではありませんね。……熟練(若干目が細まる) ……そうですね、では若が恙無く練達まで至りますれば、考えておこうかと(しれっとハードルを上げたのだった)
        -- しもべ
      • …うー…しもべの意地悪ー…それは、一人前は初歩も初歩だけどー…(簡単に取れたので、ラージャ自身も程度と言われると言い返せないようだ。)
        …うん、本当にねー…それに、皆が思い通りになっちゃったら大変だもんね!…しもべの思い通りの世界ってどんなのだろうー…?(ちょっと想像できなかった。)
        …ダメー?……本当に!?わーい!約束だよー!…あれ、練達?(大喜びした後に、練達にされた事に気づくラージャだった。) -- ラージャ
  • …しかし、しもべさんも極端だなぁ…ラージャがジークのようにならないようにしてる、というのは大体理解出来るんだけど…。
    …もう少し上手な接し方もある気もするんだけど…(夫婦でいる時に、ラージャが「しもべが会ってくれない」と相談しにきたようだ。)
    …まぁ、一応今は忙しいと言う風な感じにしておいたけど…今後も会いたがるだろうなぁ(苦笑しながら頬をかいている。)
    ラージャの場合とても生真面目なんだから…師匠と弟子に徹すれば、何も問題なさそうなのに…(そうジャンは思っているようだ。) -- ジャン
    • 節目節目で顔を合わせるつもりはあったんでしょうけど、肝心のラージャがこけてしまったせいで拗れた感じはあるわね
      ……あれがそんな小器用な事出来る訳ないでしょうに
      まあ、それはそれでラージャには冒険を頑張って貰うしかないわね。それしか手が無いのだし
      それはそうだけど、多分問題はラージャの方でなくしもべ自身の方よ。……知ってるでしょう? ジークに最初に手を出したのは誰か
      -- ラク
      • …あぁ、なるほど…それならラージャも次を目指してやる気出していたかもしれないよね…(それがこうなってしまって苦笑する。)
        ……普段は細かいことも気が利くのになぁ…(そういうジャンもケーキになれば、些細な事でも見事な仕事をしているので人は言えない事に気付いていない。)
        …そうだね、どちらにせよ頑張って貰わないと…僕たちとしても安心できないし…(頬をかきながら紅茶を一口飲んで落ち着く。)
        ……あぁー…知ってることは知ってるけど…ラージャも難儀してるけど、しもべさんも難儀してるなぁ…再開前の自分も、はたから見ればそうだったかもだけど。 -- ジャン
      • 巧くいかないものよねえ(夫と同じように苦笑して)
        あれは私達の子の事になると些か以上に視野が狭まるのはもう仕方無い所だし、どうしようも無いわね
        シェダルのように一度躓くだけで済んでくれたらいいんだけど。……まぁ冒険者の間は安心と無縁なのは避けられないけど
        ジークがラージャくらいの頃には……まだちょっと早いかしら。とはいえ、このままラージャに甘えられ続けてはしもべも色々と持たないんでしょう
        -- ラク
      • …そういえばシェダルはあれ以来すっかり順調みたいだし、シャナも今はなんとか無事に順調にいってるみたいだからねぇ…そちらは安心と言えば安心なんだけど。
        あとはラージャと、レンちゃんかな…レンちゃんの方は使い魔だからまたちょっと別だけど…レイくんもいるけど、あっちは主にクノンだもんねぇ(時々店番しながらため息をついているようだ。)
        …うん、こればっかりはね……僕の冒険の時は、色々と心配かけてごめんね(申し訳なさそうに謝りながら、ラクの頬に口づける。)
        …しもべさんも、見た目あんなにクールなのに…うちの子たちにはメロメロだもんねぇ…ただ、下手に距離を置いた方が余計募るものもありそうだけど…(頬をかきながら言った。) -- ジャン
      • 何だかんだで、うちが女系である良い証のようね。ただ、それでも引退までは何があるか分からないけれど
        ええ、そっちの方はまだ当人が出向いてる訳ではないし。それに、そうね。妻としても母親としても辛い時かしら。今度何か相談に乗ってみるのも悪くないかもしれないけど……
        それは今更よ。……ふふ(素っ気なく言った物の、浮かべた笑みは少し嬉しげだ)
        あれも色々試行錯誤している過渡期なんでしょう。まぁ、仮にラージャに手を出したとしても私は気にしてないのだけれど
        -- ラク
      • …うっ…そう言う意味では、ラージャには期待していたんだけどなぁ……うん、そうだね。油断せずに皆無事に引退してほしいよ(それはどの子でも変わらぬ正直な気持ちだった。)
        …そうだねぇ…そうしてあげるとクノンも喜ぶと思うよ?まぁ、クノンは種族どころか寿命も伸ばす気はあまりないみたいだけど…。
        うぐっ、その通りだけど…でも、そういえば…ラクが冒険中は僕もヒヤヒヤしてたなぁ…ラクなら大丈夫、と思っていてもね?(当時の事を振り返っているようだ。)
        …しもべさんも幸せにはなってほしいけど…ラージャの気持ちも大事にしてあげたいし……まぁ、これに関しては僕たちは静観するしかないんだよねぇ…(余計な事をするのはもう控えているようだ。) -- ジャン
      • 報せを聞いた時はまさかと思ったけど、あの顛末はちょっと……。ジークの時よりマシはマシなんだけど(溜息を吐く)
        ……まぁ、あの子が何か言ってきたら乗ろうとは思うけど。ランもそうだったわね……理解し難いものだわわ
        ……あなたが? ……私を?(何言ってるの? って目) 気持ちだけで充分、というか……当時でそれはどうなのかしら……
        あれの幸せを願う辺りあなたは本当にお人よしだけど……ええ。成り行きに任せる他無いわ。横槍なんて無粋だもの
        -- ラク
      • ジークは再生するとはいえ、酷い状況になっちゃうもんねぇ……ラージャの場合は、効率よく魔力を回して的確に使えば魔力切れもなくいけるはずなんだけど…(今の所どちらも落第点ものらしい。)
        …その辺りは人の部分が入っちゃってるからなんだろうか…僕としても娘が悲しむ姿はあまり見たくないんだけど…(ランの時、折りを見てまた手伝わないかと誘ったのもジャンだった。)
        …うぅ、言われると思ったけど…でも、愛する人がどれだけ強かろうとも…やっぱり酒場での話を聞いてると…心配になるものだよ(苦笑しながら頬をかいた。)
        そうかなぁ…色々とあった、というか今もあるんだけど……お世話にもなったからね…(それがお人よしと言う辺りをまた自覚していないようだ。) -- ジャン
      • ……やっぱりまだ早かったかしら。実戦に勝る経験は無いとはいえ……
        寿命がほぼ対等であれば、相手の寿命に付き合うのも分からなくもないんだけど。分かっていて悲しむのはどうにも……
        ふぅん? ……そうね、まぁ、せめて一度でも互いの立場が逆な事になった事があれば、あなたの言い分も理解できたんでしょうけれど……
        ……バカね(夫の言い様にそれだけを言い、その後反論を塞ぐように彼の口にキスをする)
        -- ラク
      • …ちょっと早かったかもしれないけど、でも大丈夫だよ。あの子は勉強熱心だから…すぐに物にして安心できるように……なるといいなぁ(言い切れない辺りジャンもやっぱり心配だった。)
        そう言われるとクノンも反論しにくそうだったから、分かってはいるんだろうけど…まぁ、突き詰めると夫婦の問題だからねぇ…(ジャンは見守る方向らしい。)
        ……いいよ、僕の勝手な考えだったし…それに、今はそういう心配もしなくていいしね…国の体勢が変わったら別かもだけど、その場合はここを離れるのも手だし。
        …ば、ばかって言われても…んっ…(口を塞がれると、そのまま啄むような口づけを返してから唇を離す。)
        …ラクはズルいけどね……ん、それじゃあ今日はそろそろ寝ようか?(手を繋いで寝室へと歩いていく。) -- ジャン
      • ……なって貰わないと困るのだけれど、ね(夫婦そろってやっぱり次男の不安は拭えなかった)
        ランと違ってクノンは長引きそうなのがちょっと。……まぁ、余り言う事でも無いんでしょうけれど
        ……っん、む……。……あら、私の何処が狡いのかしらね?(ふふ、と微笑み、夫へ少し寄りかかるようにしながら共に歩む)
        -- ラク
      • …まぁ、ね……でも、クノンも2回目でもあるし…ある程度は受け止めれる分とあるとは思うけど…(それでも受け止めきれないものもあるだろうな、と思っている。)
        …ただ、クノンは一人じゃないことも知ってるから…僕たち以外にも、自分の子供たちがいるからね…(だから、きっとちゃんと立ち直ってくれると信じているようだ。)
        …だって、さっきみたいに僕の先手を打ったりしてくるから…(不満のような事を口にするが、ラクの手を離すことはなくむしろ寄り添うよりに歩く。)
        ……あ…んー……(途中で立ち止まったのは広い浴室がある部屋のドアの前、寝る前に入りたくもあるがラクと離れたくもないようだ。) -- ジャン
      • …………まあ、芯の強い子ではあるけれど
        あら、そういうのは狡いとは言わないのよ?(夫の言い様に楽しげに微笑む)
        ……? どうしたの。……ああ(状況から夫の思考を察したようで) 一緒に入る? あなたに身体を洗って貰う必要はないけれど
        -- ラク
      • …うん、だから僕たちは辛くてもあの子の選択を見守って、あの子の辛さを少しでも軽くなるように支えてあげよう…ね?(手を握りながら言った。)
        …そうかなぁ…僕としては入れてもいいと思うんだけど…(楽しげに微笑むラクに、苦笑しつつも微笑みながら会話する。)
        うぐっ…やっぱり言われると思った…毎回洗ってる訳じゃないのになぁ…(ただ、半分の確率くらいで洗ってあげていたりするので説得力はあまりなかったりする。)
        それに、今日はゆっくりと二人で湯に浸かるだけでいいしね(本当にその気なのか、何も悪戯などはせずに普通に服を脱いで体を洗ったりして、ラクが待つ湯船に浸かる。) -- ジャン
      • そうだけど。……まぁ、でも、そういうのは概ねあなたに任せるわ。あの子に頼られたら、応えるのは吝かでは無いのだし
        ふふ。……言うに決まってるでしょうに。あなたは念入りに洗い過ぎるのよ(まだくすぐったいようだ)
        たまにはそれも良いけれど……(服を霧消させ、下着を脱ぎ、魔法で洗浄を終えると先に湯船につかり夫を待つ)
        ……今更だけど、こうしてひっついているのだし浴槽をこうまで広くする事は無かったんじゃないかしら……?
        -- ラク
      • …うん、任せてくれると嬉しいな…あ、その代わりシャナの事はよろしくね?(そこは自分はどうしようもないので、苦笑しながら言った。)
        …うぅ、洗ってるこっちとしてはとても楽しいのになぁ…(胸などは関係なくとも、愛する人を洗ってあげると言う事自体が好きらしい。)
        はぁ〜〜……ん?あぁ、確かにそうかもだけど(そしてラクと隣合いながら、適温のお湯に満足そうなため息をついてからラクの言葉に同意する。)
        でも、子供がいるとこれでも何だか狭く感じられるし…子供が一人とは限らないからね、双子の可能性はあるんだろうし…クノンみたいに人魚の尾になると広くないと窮屈そうだしね。 -- ジャン
      • ええ、でもよろしくされても、今更あの子がうちを頼ってくるとも思えないんだけど……(苦笑を返した)
        そりゃあ、あなたは楽しいでしょうけれど……(ジト目)
        子供を含めてもやっぱり……余り大きくなる時まで一緒とは。いえ、今でも娘達に誘われて一緒に入る事はあるけれど……双子? まぁ、そういう事もありうるかしらね。ジークの所であったのだし
        (乳房が湯に浮く分楽なのか、やはり表情や雰囲気に力の抜けたリラックス感が窺えた)
        -- ラク
      • ……そうなんだけどね…はぁ、まさかそのままになるだなんて思いもしなかったよ…(やっぱりシャナの事は後悔ばかりで、重たいため息が出る。)
        …でもほら、控えめにすればラクだって気持ちよさそうにしてたりするしね?うん…(ジト目から逃れるように目線をそらす。)
        …あ、そうなんだ。いいなぁ…男同士でお風呂の機会があまりないんだよねぇ…ジークはそういうのあまり好きじゃないみたいだし…ラージャは今はまだ喜んで一緒に入ってくれてるけど。
        うん、ありうるよね…ジークの所は基本的に子沢山と言うのもあるんだけど……ただ、あれだけ年が近いと大変そうだよね。二人の時間も少なくなっちゃいそうだし…(そういう意味では今の間隔がとても気に入っているようだ。) -- ジャン
      • そこで目線を逸らす辺り、自己満足が優先してると語ってるようなものじゃないの。……まったく(溜息交じりに)
        まあ娘達と入るのも悪いものではないけど。……あら、男の方はそうなの? ふぅん……じゃあ、その内ラージャも入らなくなるんでしょうね
        シェダルしか冒険者にしていないようだし、ああも娘ばかりだと気苦労も多いでしょうしね。……まあ、無計画に子供を作ったという訳でも無いでしょうから、その辺りは覚悟の上なんでしょうね
        -- ラク
      • うぐっ…でも、自分が楽しいからってだけじゃないのも確かなのになぁ…(ただ良く言われるようになったので最近は本当に洗わなかったり洗ってもほとんど触れないようにしているらしい。)
        うん、裸の付き合いがーってほどではないんだろうけど…お風呂はやっぱりリラックスできる場所でもあるしね…そこだから話せることもあるだろうし……そうなっちゃうのかなぁ(寂しげに肩を落とす。)
        あはは、その辺りは流石のジークもため息をついていた覚えがあるよ…娘の良さも十分言っていた気もするけど。でも、うちも女の子の数が多いし、ジークの所もそうだけど…。
        やっぱりラクの血が強い影響なのかな…男の子もっと増えてもいいのに…(言いながら、最近やり始めたお風呂での晩酌をしようと壁から闇魔法を使って黒ワインと青ワインとグラス2つを取り出す。) -- ジャン
      • そも、いい歳した親子が共に入るようなものでも無いそうだし。リラックスとかについては否定しないけど……
        今更ながら、あれもすっかり親の顔をするようになったものねぇ。……そうだけど、私の血筋に原因があるのとは違うんじゃないかしら
        まあ親とかいないから血筋と言うのも変だけど、あなたの方の家系だってあるでしょうに。ランの所は長男だけなんだし(人魚も女の方が多いんでしょう、と言いながら自分のグラスを取る)
        -- ラク
      • それはそうなんだけどー…でもたまにはあっても……あぁ、でもジークはたまに帰ってきた時お酒一緒に飲んでくれるし、それは嬉しいかな…ラージャはどうなるかなぁ。
        あはは、もうクノンもすっかりお母さんだからねぇ…親としてはいつまでたっても子供なんだけど…(ただ、子供扱いするような事はちゃんと避けているようだ。)
        …んー…そういえば、ただの偏りかなぁ…ん、乾杯…(グラスに注いでから、軽くグラスを合わせる。)
        ……ふぅ、お客さんに聞いて始めたけど…お風呂でお酒ってすごく贅沢な気分だよねぇ…(幸せそうな顔で、前に飲みすぎに注意されたのでチビチビと飲んでいる。) -- ジャン
      • ……それで良いんじゃないかしら。男同士、という括りでも無いけれど大人なら相応の事もあるでしょうし
        分かってはいるのだけれどね。当然なのだし。……でも孫が側に居ない時は割と甘え……というか、前のような感じにはなるけれど
        私はそう思うわ。……ええ、乾杯(そっとグラスを合わせ)
        その分回りも良くなるし、量が少なく済むは済むけれど……加減が難しいのよね。特にあなたの場合は……(夫と同様にちょっとずつ呑んでいるのは、彼が深酔いしない為の監視の意味もあるだろう)
        -- ラク
      • …そっかぁ…僕にはあんまり甘えてくれないのになぁ…(ただ、色々と頼られてるのが甘えているうちなのかもしれないと言う点はあまり気づいていないようだ。)
        逆にランに関してはもっと甘えてくれてもいいとは思うんだけど…あの子はしっかりしすぎる上に頼る事もあまりないのが…(未だに時々説教されるのでため息をついた。)
        …うぅ…だ、大丈夫だよ…前みたいにのぼせて倒れるみたいなことはしないから…(じぃーとみられると、苦笑しながら頬をかいている。)
        …ほ、ほら。今日は一杯だけだから…(本当はもう少し飲みたかったが、きゅっと栓を閉めて見せる。) -- ジャン
      • 父か母かで多少違うものがあるんでしょう。……お互い、そういうのは分かりかねる所はあるけれど
        あの子がそういうのは余程追い詰められてないと。……昔はまだ男関係で色々あったのだけれどねえ(破局の都度泣いてた頃を思い出し)
        ……それなら良いんだけど。でも大変ね、酔いやすいと(一方自分は悠々の黒ワイン二杯目に取りかかるのだった)
        -- ラク
  • あぅあぅ…(無事に戻ってきたはいいが、脳震盪のうちに死亡判定されてしまったので最初っからになってしまったようだ。)
    (痛みはほとんどないが、デルに笑われたり、しもべにいい所見せれなかったりで、泣きたい気分のようだ。)
    …で、でも…一度くらいの失敗は誰にだって…あるよね?(ね?と要塞の住人に答えを求める。) -- ラージャ
    • 流石の私もこれはなぁ……いきなり二ヵ月 -- 逝斬
      まぁ妾達も失敗した事など無いとは言わぬし、一度ならず幾度もやってはおるが…… -- 黒瘴
      ちょっとねぇ? いきなりはさ? 要塞初になっちゃうよねぇ? -- リッパー
      ヴ(蛇腹間接肢の先っちょでそっとラージャの頭を撫でる) -- テトラバス
      • …うぅぅ、皆が苛めるぅ…(つれないが事実であろう言葉に、えぐえぐ泣きそうになってきたようだ。)
        …いいもん、次はここから英雄になればおめいばんかいだもん…(テトラに頭を撫でて貰いながら、すねたように口を尖らせる。)
        ……(そしていじけながらも、しもべがいないか見渡してしまう。分かっていても会いたいと思ってしまうようだ。)
        …はぁ…冒険で上手くいけば、と思ったのに…(それだけで冒険に出た訳ではないものの、重要なファクターだったのは確かだった。) -- ラージャ
  • みんなー、ただいまー!無事に成功させてきたよー!(笑顔でVサインしながら要塞に戻ってきた。)
    (持ち前の丈夫さと身体能力の高さで傷一つつかず、多少服が汚れている以外は出る前と同じだった。)
    あとは、これを積み重ねていけば…とーさまやねーさまみたいな立派な冒険者になれるんだよね? -- ラージャ
    • おお、よう戻ったの。うんうん、無事じゃな。出来て当然とはいえ結構な事じゃ -- 黒瘴
      お帰り。そうだねぇ、褒めてあげようか? 若? -- リッパー
      うおりゃー!(お帰りのボディブロー) -- デルレイッチ
      あっ(不意の暴挙に呆気に取られる忍者) -- 墨目
      • えへへ、行く前にも言われたけど成功は成功だもん!…うん、褒めて褒めて!(黒瘴とリッパーの言葉に嬉しそうに返す。)
        あ、デルも墨目もただいm(まと言う前にボディブローが決まり、小さな体が持ち上がって軽く数歩分吹っ飛んだ。)
        …いたた…もー…痛いよぉー…(しかし当たる寸前でバックステップしたのか、直撃は免れたらしい。でもまだまだ未熟なので避け切る事はまだ出来ないようだ。)
        ……あれ、しもべは?(そして一番会いたくて褒めてほしい人がいなくて、お腹をさすりながら見渡して探す。) -- ラージャ
      • バッカおめー油断してっからそーゆー目に遭うんだってのー!(すげえ楽しげ) -- デルレイッチ
        おい莫迦 -- 墨目
        ちょっと来い -- 黒瘴
        あれっ? ……なんでー?!(連れて行かれるおバカ) -- デルレイッチ
        まぁ災難だったねぇ災難だったねぇ?(ラージャ頭撫でながら)
        うん? あぁ。王のとこじゃないかなぁ? 今此処に居ないならさ? きっと忙しいんだよ
        -- リッパー
      • …うー…家の中でまで警戒したくないよぉー…(僅かに涙目になってるが、ラージャ自体はそれほど怒ってないようだ。)
        …何でああなるのに、してくるんだろうー…(そして、ああなるのがラージャも分かってきただけになおさら不思議らしい。)
        …大丈夫、慣れっこだしデルも悪気はないと思うから(頭を撫でられて、ほにゃっと笑顔になりながらデルを庇う。)
        ……そっかぁ…しもべも、お仕事あるもんね…(納得はしてるが、しょんぼりする事には変わりない。) -- ラージャ
      • 若は良い子だねぇ……(クノンの時同様大丈夫かなこの子な目で見ながら頭撫で撫で)
        そゆこと、そゆこと。なんだかんだでさ? 若の養育から手が離れればさ? 他にやる事ごまんとあるのよ、あの女
        だからあんまりね? 邪魔しちゃあ駄目だからねえ?(しもべからの命令もあってか、軽めに言い含めたのだった)
        -- リッパー
  • ……あ、ジャン。一つ聞きたいんだけど構わないかしら。あなたの種族に関してなんだけど……
    (夫婦水入らずの時を同じ部屋で過ごしていた所、ふと隣の夫に問いかける)
    -- ラク
    • …?…どうしたの、急に…うん、僕の種族…と言うと、やっぱり人魚の事かな?(首を傾げながら言った。)
      (ジャンは人間と人魚のハーフだが、種族についての質問となるとやはり人魚の方だろうと思ったようだ。) -- ジャン
      • ええ、そう。……それで、やっぱり、私寄りになるつもりは無いのよね? 今までそうだったし
        (過去何度も気まずい雰囲気や口論に発展してきただけに、珍しく慎重に言葉を選んでいるようだ)
        -- ラク
      • …あぁ、そのことか…(喧嘩の元にもなった事もあるので、言われるとちょっと苦笑しながら頬をかいている。)
        …うん、今の所は…もう気持ちは随分とラク寄りになってるし、立場としては完全にラクとともにあるつもりだけど…。
        (産んでくれたであろう両親に対しての何かも少しはあるものの、ハーフとはいえ人魚の力を使い生きてきただけにいまだに踏ん切りがつかないでいた。)
        (ただ、最近ラクが不意に不安そうにするのを見て、心が以前よりもぐらついているのも確かなようだ。) -- ジャン
      • ……気持ちや、立場がそうでも……(じっと、やや上目遣い気味に夫の瞳を見、息を吐く)
        まぁ……ただ、それで思い付いた事があるのだけれど。……一応、まだ例え話として取って欲しい所だけど(若干言い淀み、目を逸らし、直す)
        もしあなたが私寄りになってくれるのなら、今までのように妊娠中に限らず、いつでも私の乳房を使っても構わないと言ったら……?(言いつつ、交差した腕を狭めていって自分の巨乳を迫り上げるように強調させ) ……なんなら、口でするとか言うのもたまにはしてあげなくも、無いし? 齧りそうだけど……(言ってて恥ずかしいので小声になりながら、夫の様子を窺う)
        -- ラク
      • …うぅ…そんな目で見られても……ラクの気持ちにも、答えてあげたいんだよ?でも…(困ったように苦笑しながら言った。)
        …?…思いついたこと?…なんだろう…うん、たとえ話だね…(頷きながら、ラクにしては珍しい態度に首をひねる。)
        ……え?…い、いやそれは…うっ…(思わぬ方向からのアプローチと仕草に驚きながらも強く惹かれるのも事実だった。)
        (そして、口と言う提案に飛びつきたくなるくらいだったが…)…うぅ…もし、他のお願いだったら大抵の事は頷いたんだろうけど…でも…だからこそ…。
        …これで考えを曲げたら、きっと自分が自分で許せないと思うんだ……(ジャンもエッチが好きとはいえ、これで頷くことはないらしい。)
        ……ただ…ラクの気持ちはよく分かってるから…もう少ししたら…その前に、やっておきたい事もあるからね……ダメ、かな?(そんな提案をしてでも自分寄りになってほしいと言う気持ちに、ようやく踏み出す決心がついたようだ。) -- ジャン
      • …………(巨乳を強調したまま夫の話を聞き、腕を緩めると静かに微笑んだ) ダメでは無いわ。……余り無理強いする事ではないのだし
        でも……物は試しのつもりだったけど、まさかああも揺らぐなんて思いもしなかったわよ?(途端、微笑みに意地悪が混ざる)
        本当、なんでそんなに好きなのかしら……私の中の方が良いと思うのだけれど。胸で挟んだ所で、という気がするし
        -- ラク
      • …良かった…うん、ありがとうね。ラク…(許しをもらってホッと嬉しそうに安心する。)
        …え、だ、だって…ずっとしてほしいなって思ってたのも事実だし…(指摘されると苦笑しながら言った。)
        ……それは、確かにラクの中の方が気持ちよさでは上なんだけど…その、視覚的な刺激とか、後はラクにして貰ってると言うのが…。
        …そ、それより!さっき言ったことなんだけど…改めて日時指定するから、その日は1日開けて貰えるかな?(準備などに時間がかかる事らしい。) -- ジャン
      • いいのよ、夫婦だもの(夫の安堵に応えるように軽く彼の方へ身を寄せ、体重を預ける)
        それはそれで、この何十年もの間、私の身体で満足してなかったようにも取れるわね……。…………ああ、冗談よ? ふふ(夫の言葉にやや神妙な顔で俯いたりもしたが、彼が慌てる前に笑顔を向けた) まぁ、さっきのは例えだしそんな気は無かったけど
        あら、何? ……ああ、ええ。良いわよ。何をするのか分からないけれど、あなたがやっておきたい事があると言うなら可能な範囲で付き合うわ
        -- ラク
      • …それでも、嬉しい事は嬉しいからね…(心地よい重みを感じながら肩を優しく抱き寄せて、ラクの唇へと口づける。)
        …え?えぇっ!?…ちがっ!……うぐっ…本当ラクは意地悪だね、そんな事ないって知ってるのに…。
        …え…そ、そうなんだ…(そして、そんな気はないと言われると、頭が垂れるくらいに目に見えて落胆してしまう正直な夫。)
        …まぁ、変わるのなら…やっていきたい事だったからね…何をするかはお楽しみで(楽しげに笑いながら言った。) -- ジャン
      • ん……っ(口付けを交わし、再度凭れ直す)
        (夫の様子にクスクスと笑い) 全く、仕方ないわね。大体言ったでしょうに、一応の、例え話しだって(言いながらドレスの胸元のみ霧消させ、項垂れる夫の頭を横から抱えるようにしながら露わになった巨乳にやや押し付け) 困った夫だ事(裏腹に楽しげな様子で姿勢を直し、夫の顔を巨乳の谷間に押し込む様に彼を優しく抱く)
        ……ふぅん? ふふ、そうね。では楽しみにしていようかしら(微笑み、夫の頭を撫でる)
        -- ラク
      • うん、わかってはいるんだけど…たとえ話でも口にするものだからつい……(苦笑して話してる途中で抱き寄せられ、そのまま大人しく目を閉じる。)
        …仕方ないよ、ラクが魅力的だからこうなっちゃうんだし…(その心地よさに幸せそうな顔をしながら、妻に抱かれたままでいる。)
        …でも、毎回思うけど…この姿は子供たちには見せられないなぁ…クレイは僕の事尊敬もしてくれてるし…(まるで子供のように撫でられてる姿だからのようだ。)
        もっとも…他の子たちは実際見てはいなくても大体分かっちゃってるだろうけどね…(それでも父親として尊敬してくれてたりするので、有難く思っていたりする。) -- ジャン
      • あら、そこで私のせいにするの? 肝要なのはあなたの心持の方ではないかしら……(ややひんやりとして、柔らかく良い匂いの乳房に顔を埋める夫へ楽しげに言う)
        それは……まぁ、そうね。考えてみればこうまで甘えさせた事があるのあなただけな気がするし。ふふ(楽しげに、頭を撫でる手は止めず)
        日頃の態度とかで推し量れてしまう程、かしら? ……そうかも知れないわね(思い当たる節もあったようで)
        -- ラク
      • うぐっ…そう言われると弱いなぁ…その通りでもあるだけに(ラクの腰を抱いたまま顔をあげてちょっと苦笑する。)
        ………でも、妊娠以外にも少しくらいはあってもいいんじゃないかなぁ…(ダメ?と言いたげな顔で聞いてみる。)
        ジークにもそれなりに結構甘かったような気はするけど…(息子に嫉妬することがなかったのは、それ以上に甘えさせてくれたからかもしれない。)
        …まぁ、子供たちの男女の事とか知って、普段の様子を見てれば…あまり想像はしてないと思うけどね、家族のそれはちょっとしたくないものだろうしねぇ…(ジャンとしても息子や娘のそういうのはあまり想像したくないらしい。) -- ジャン
      • ふふ……(苦笑する夫に寛容の笑みを返す、が)
        ダメよ。乳房を使わせてあげるのだって、妊娠中にあなたの事を慮っての事に過ぎないんだもの。それに、普段からさせてしまったら次の子が産まれるのが先になるわよ? あなた次第ではあるけど(今度はにべも無かった)
        息子相手と夫相手じゃ事の質が異なるのだし。……大体、子供相手にこんな真似はしないわよ
        ……そういうものかしらね(根本的に興味が無いだけで、想像するしないについては特にどっちでも良いようだ)
        -- ラク
      • あぁ、やっぱり……確かに次の子が遅くなるのは僕としてもあまり嬉しくはないけど…(それでも未練は少しあるジャンだった。)
        あはは、確かにそうだねぇ。やっぱり血の繋がりってのは大きいんだろうねぇ…(言いながらまたぽふっと谷間に顔を埋めて目を閉じる。)
        (ただ眠るつもりと言う訳ではなくてこうしているのが、ジャンにとっては何よりもとても落ち着くようだ。)
        …んー…少しだけ、このまでもいいかな?午後からの仕事もまだ時間はあるし…(ただ、それだけ安らげるとなると眠気がなくてもウトウトしてしまうのが、半分流れてる人間の血の影響かもしれない。) -- ジャン
      • 次の子供と天秤にかけてしまえる程なの? ……そんなに良いモノと言うのもそれはそれで度し難いわね……(呆れを隠さない妻)
        血の繋がりというか……(と少し言葉を選んでいる間に夫が再度谷間に顔を埋める) そうね、あなただから、かしらね(小さく微笑んだ)
        ……ええ、私は構わないわ。このまま寝てしまって、後でラン達に怒られるのはあなたなのだし?(クスクス笑いながら、優しく頭を撫で続けた)
        -- ラク
      • いや、子どもを天秤にかけたりはしないよ?もし子供が出来なくなるのなら、絶対に提案したりしないからね(誤解されてそうなので訂正しておく。)
        (ただ、月に数回分くらいならそれほど日にちにずれが生じる事もないだろうし、自然の形で生まれるのが良くて早く産んでほしいと言う考えでもないようだ。)
        …僕だから、かぁ…なんとなく、納得がいく答えだね……怒られるのは、ちょっと困る、なぁ…(言葉が途切れ途切れになり、体重がラクへとかかっていく。)
        (頭を撫でられながら、穏やかな顔で眠りに入ったようだ。その顔はいつもと同じで、水のお陰もあって今の所老いの心配は少なさそうだがなければ今頃はかなり弱っていたかもしれない。) -- ジャン
      • そう? ……出来なくなるというか、遅れるだけでしょうけど……(まぁいいか、と夫を抱き直す)
        夫婦だもの、他の誰にもしない事くらい幾らでもあるわよ。……ほら、そんな事を言って……あら……もう
        (仕方ない、とでも言いたげに苦笑した後、胸の中の夫を本当に大切そうに、愛おしげに抱き締めた)
        -- ラク
  • もう10歳になって…ボクももうそろそろ冒険に出れる年齢になったんだよね…しもべはどう思う?
    ボクがもう冒険に出れるくらいの実力になったと思う?それともまだ早いと思う(10歳になってスポーツ少年と言った感じに成長したラージャ。)
    (筋肉質、と言う風には見えないが引き締まった体つきをしており、体つきだけでなく強化の魔法も常時かかっている状態のようだ。)
    (ゴブリンやオーク程度の剣撃なら素手で受け止めれる程度の防御力は有しているようだ。) -- ラージャ
    • ……。ええ、確かに一の姫様と二の姫様は若くらいの御歳には冒険者になっておられましたが……
      実力そのものを否定は致しませんが、若の場合些か猪突の気が多く、姉姫様方と違って肉体行使の面が多い分、やはりまだ慎重な判断をせざるを得ないかと……
      (申し訳なさそうに言う、ラージャに対し当然ながら姿形に変化の無いしもべ。ただ、その立ち位置はラージャの幼い頃と比べ少し遠い)
      -- しもべ
      • だよね、ちゃんとラン姉さまにもクノン姉さまにも聞いたから(だから自分も、と思ったらしい。)
        …じゃあ、何が……うぐっ…そ、それは…(違うと言いたかったが、自分でも自覚はあるらしく言葉につまる。)
        …でも、最近は慎重に動いたりしてるし…冒険は5人も仲間がいるんだよね?大丈夫だと思うんだけど…。
        ……むー…何だか最近、しもべ…ボクを避けてる(ちょっと不機嫌そうなのは、距離が以前と違う事に気付いているからのようだ。) -- ラージャ
      • ……。左様ですが、しかし仲間を当てにするのはお止めになった方が。仲間と言えど誰か倒れれば我が身を優先するものですし
        とはいえ、一概に仲間を信用するなという事ではございませんし、何度か組んだ相手なら連携を取る事も容易でしょうが……え?
        いえ……そんな、決してそのような(ふとラージャから不満を告げられ、僅かながら冷静さを欠く) ただ、若も成長しておられますれば、しもべがいつまでも差し出がましい真似をするのは若の為にならざるかと存じますので……
        -- しもべ
      • …当てに、と言う訳じゃないけど…仲間を頼りにしても、いいと思うんだけど……しもべは冒険中、どうしてたの?
        …そっかぁ…何度も組めて、連携が取れるような人がいるといいなぁ…出来れば、年が近い人で(やっぱり年齢が近い方がいいな、とは思っているらしい。)
        …ぇー……差し出がましい真似なんかないのに…それに、それと何か距離があるのは別だよね(手を伸ばせば触れる距離まで近づく。)
        (ただ、まだ異性としてしもべを見てないので妙な意識や照れなどはないようだ。) -- ラージャ
      • ……。少なくとも、初対面の相手はそれなりに留めておくのがよろしかろうかと。しもべは概ねなんとでもなりましたし
        心配なさらずとも、同行相手は歳は近い者が多かろうかと。同時期に始めた者と組まされるものですし……無論、15以上であればの話ですが
        若はそうお思いでしょうが、やはり将来を憂えるなら……は、まぁ、それはそうですが……(近付かれるままに)
        -- しもべ
      • …そういえば、しもべは最初から大人なんだったっけ…いいなぁ…ボクも最初から大人だったら良かったのに(子供扱いされてばかりで弱いのは自覚してるのでため息をつく。)
        …そう、かな…それならちょっと楽しみかも、レンちゃんとかは仲良しだけど…他に年が近いお友達ってあまりいないから…(レンは対照的に街の子供の友達がいるので羨ましいようだ。)
        …もうちょっとボクの事信じてくれてもいいと思うんだ、ボクは皆を守れるくらいに強くなるんだから!(笑顔で胸をトンと叩きながら言った。)
        (ラージャの小さい時に抱いた夢は、今も変わらずに持ち続けているらしい。) -- ラージャ
      • ……。王やしもべ達は若とは事情が異なりますので……。まぁ、そこはそう申されましても、王からお生まれになった以上仕方がありません(溜息を吐くラージャにそっと元気づけるように微笑みかける)
        若の兄君の例で言うなら、同時期に冒険に出た方を伴侶として迎えておられますし。……大丈夫ですよ、若ならいずれ御友人に不自由される事は無いでしょうから
        信じる……と申されましても。やはり、未だ実戦経験もありませんし……無論、その大志はしもべも嬉しく思ってはおりますが
        -- しもべ
      • …そうだよね、これが普通だもんね…あ、もちろん母様から生まれたのは全然後悔してないよ!(母親の事が大好きなので慌ててそれだけは言っておく。)
        …はんりょ?…あ、ふうふって事?そうなんだー……全然ピンとこないや…(普通の子よりそう言う面は遅いのか、異性の意識は出来てないらしい。)
        …そうかな…出来るといいなぁ…。 …うぅ…そ、それはこれからだもん!…えへへ、しもべも守ってあげるから!(嬉しそうに言いながら、以前のように抱き付こうとする。) -- ラージャ
      • ……。でしたら、時の歩みに身を沿わせる他ありませんね。時の操作は若い内にやる事ではありませんし(殊更反論を封じるような微笑みを浮かべ)
        左様に御座いますれば……いずれ、若にも分かる時が来ようかと。或いは、分からされるのやもしれませんね
        (微笑んだまま身を屈め片足を軸に回りながらラージャの片腕の下を潜り、彼と同じ方向を向いた辺りで姿勢を正しつつ片足を彼の方に出して前へ進む彼の足に引っ掛ける)
        (この間大体0.1秒。ラージャからしたら急に消えたしもべが横から足を引っ掛けてきたようなものだろう)
        -- しもべ
      • …分かってるよー…でも、大きかったらなぁって…きっと父さまみたいな立派な大人だったと思うんだ!(父親の事を尊敬してるので、嬉しそうにしもべに向かってそんな事を言った。)
        …分からされる?…しもべの言う事、時々難しくてよくわかんない…(不思議そうに首を傾げるラージャだった。)
        (最初のうちは、抱き付こうとしたのに気付いたら地面に転んでいて、体を起こしてから何が起こったのかきょとんとしていた。)
        (しかし途中でしもべがしたことに気付いて)…な、なんで?(涙を浮かべて、いきなりそんな事をしたしもべを見上げながら問い詰める。) -- ラージャ
      • ……。まぁ、今のみをご覧になられれば子としてそう思われる事はあり得ましょうが(父に憧れる様がすこーし不満げ)
        はい。……いずれ分かる事ですよ、若
        (蹴躓かせた事に若干の罪悪感こそあるものの、涙すら浮かべて見上げてくるラージャに対しては普段の笑みがさほど見られない)
        よいですか。十歳にもなり、冒険に出ようなどとも思われる方が、おいそれとしもべに抱き付こうとするなどは恥ずべき事なのですよ
        そも、そうやって簡単にしもべに甘えてしまう内は、例え王達が若の冒険に賛同してもしもべは断固反対致しますし
        -- しもべ
      • だって、父様は強いし!色々と出来るし!…最後はしもべくらいには強くもなりたいけど(身近に男がほとんどいないだけで、女ならしもべのようになりたがったようだ。)
        ……で、でもぉ………(不満はもちろんある、けどしもべのいう事も一理ある事は理解しているらしい。)
        …じゃあ、甘えなかったら…認めてくれるの?(本当はしもべに甘えたい気持ちもあったが、冒険に出て認められたいと言う気持ちも強くあった。)
        (そうすれば、しもべも最近妙によそよそしいのもやめてくれるのではないかと思っている節もあるようだ。) -- ラージャ
      • …………。今となっては左様でしょうが……まぁ、ふふ。そう容易い事ではありませんよ?(微妙な顔だったのが一転嬉しげになる)
        ……そう、ですね。一朝一夕とは勿論いきませんし、何年かしてしもべに甘えない事が若にとって当然となったらば、その時には
        とはいえ……急にと言うのも難がございましょうから、今この一時のみ、これが最後とちゃんと弁えて下さるのなら、今度は抱き止めて差し上げますが……?(殊更優しげに微笑み、軽く両腕を広げすらする)
        -- しもべ
      • …もー、しもべは父様の事キライなんだからー!…分かってるけど、皆を守るなら必要だと思うから!
        ………いい(じっと話を聞いて、しもべが最後と言い両手を広げれば、自然と抱き着こうとしてしまうがぐっと我慢して首を振る。)
        (最後、と言うのがラージャにとってはとても嫌な響きであり、抱き着いてしまえばそれを認めてしまう事になるのがとても嫌だった。)
        …あとは、じっせきを積んで認めて貰うだけだもん(その時に抱きついてやろうと考えるが、それが何年後になるかまでは考えていないようだ。) -- ラージャ
      • ……。左様に御座いますか(堪え、首を振って留まったラージャを安心したような目で見、彼の言葉を聞く)
        ええ、それで良いので御座いますよ。誘惑に打ち克つのもまた冒険者に必要な素養であり、また、先を見据えるのも大切な事ですから
        -- しもべ
      • …あ、ボクを試したの?…むー…しもべは最近ボクを試してばっかり…(今まで甘くして貰っていただけに、やはり不満は消せないようだ。)
        いいもん、リッパになってしもべが見返すくらいになってやるから(プンプン怒った様子で、しもべを残して自室へと帰っていく。)
        (その日以来しもべとの時間が減らし、他の人との時間が増やすが他の人に甘える事はせず、ただしもべの手を借りずに成長する選択をするラージャだった。) -- ラージャ
      • ……。いつまでも同じと言う訳には参りませんよ。それに、応えて下さると信ずるゆえにしもべも若を試すのですから
        ふふ、ではしもべはその時を切に楽しみにお待ち申し上げますね(微笑み、ラージャが出て行った後少し寂しげに息を吐くのでした)
        -- しもべ
  • ……ラージャは今頃しもべさんと特訓中かなぁ…最近ラージャもしもべにべったりだから、父親としては寂しいところだけど…。
    …でも、僕としてるより嬉しそうだし、学ぶ事も多そうだからなぁ…仕方ないのかもしれないね(苦笑しながら、食後の紅茶を二人分入れる。)
    あ、ラクもラージャに魔力の使い方について教えているんだよね?…どう、ラージャは。魔力量的には大したものなんだとは思うけど…。
    …あの子は、肉体強化ばかり鍛えてるからなぁ…(頬をかきながら、いつものようにケーキを自然な動作であーんする。) -- ジャン
    • でしょうね。……もう、あなたは娘でも息子でもそれなのね? まぁ、まだあの子も可愛い歳ではあるけれど
      その辺りは教え方と内容にも寄るんでしょうけど……ああ、でも、そうね。柔らかい御褒美が無いと息子としてはやる気に差し支えるかしら……(悪気も無くそんな事を言った)
      乞われれば教えない訳も無いし。そう……ね。効率の良い扱い方よりもあの子は力のセーブというか、使用配分の組み立てを直感的に出来るようにならないと危なっかしいわね。倒れるまで全力を出したがるんだもの
      ……あーん、ん……(溜息を吐いた後、阿吽のタイミングで出されたケーキを頬張り、味わう)
      -- ラク
      • …だって、娘でも息子でも僕とラクの子供には違いはないんだし…うん、まだまだ手のかかる年齢だからねぇ…(少しだけ寂しげに笑っている。)
        …それもあるんだろうけど…ラージャは結構歌も好きなんだけど、魔楽は全然興味もないみたいで……それは、どうなんだろうね?(男としては答えにくいのか、目線をそらす。)
        …やっぱりかぁ…あの子はどうしても最初から全力で行きたがるからなぁ…休憩は最近覚えてきたから、それはいいんだけど…(ため息をつきながら器用に食べさせる。)
        あ、それでどうかな?今回のフルコース風ケーキ…(フルコースと同じように、一番目は前菜と同じく酸味があるチーズケーキ、次にスープとパンのようにつけて食べるタイプのケーキなど色々と順番を決めて用意したらしい。) -- ジャン
      • それはそうだけど、いい加減慣れと言うか……子はそれぞれ一人しか居ないけど、そういう状況には慣れれるでしょう? ……無理?
        魔楽は……何事も無ければシャナが結構伸びたんでしょうけれど。……まぁ、あなたの子だし、ジークの弟だものね(楽しげに)
        休憩も倒れる寸前辺りなのが困る所だけど。その辺りは巧く促さないと駄目なのでしょうね……(同種の溜息を吐きつつ、食べてゆく)
        ……ん、そうね。多様性を楽しめるのはたまにはいいかしら。あまり奇を衒ったものも無いし……ただ、改良の余地はまだ多そうね。前後の食べ合わせに気を使い過ぎというか(とはいえ好評なのは食べっぷりと今の表情から明らか)
        -- ラク
      • …慣れた事は慣れたし、ランの時のような真似はもうする気はないけど…愛と言うのは慣れで減るものじゃないと思うよ(実際ラクとの愛は減るどころか増えているから、と言いたいようだ。)
        …ランほどの声ではないけど、シャナは音楽の才能があったからねぇ……うぐっ…で、でもほら…ラージャは割と真面目な子だし(今の所女性に対して何か感情を持ってないと思っている。)
        …そうだねぇ、その辺りをクリアしたらあの子も冒険の許可を出せるかな…あの子もやっぱり冒険者になりたがってるからねぇ…。
        …そっかぁ…うん、僕もそう思ってる。今後の工夫に期待しててね(好評そうな食べっぷりと表情に嬉しそうに言った。)
        …でも、闇の食材ってなかなかないんだよねぇ…遠方になら、あるって話なんだけど…(今もまだ色々と探しているようだ。) -- ジャン
      • ……なら、仕方ないかしら。でも慣れと愛が減るのとはまた別だと私は思うわよ? あなたの場合我慢や諦めが足りないだけでしょうし
        ええ、ジークやクノンはそちらの方があまり得手では無かったから、ランも少なからず喜んではいたけど……。それを言うならジークも真面目な子だったわよねぇ。まぁ、前例がある以上しもべが同じ轍を踏ませる事は無いでしょうけど
        もはや慣例ね。他の皆がなっているのに自分だけ、とはいき難いものがあるのでしょうし
        ふふ、期待しておくわ(夫の言葉に素直に微笑むと、少し身を乗り出してその頬に軽く口付けた)
        ……いっそ沼沢地の一部を潰して何かしら栽培でもしてみようかしら。要塞内でも出来なくはないでしょうし
        -- ラク
      • …うぐっ…そう言われると足りない部分もあるかなぁ?とも思うけど…(多少自覚はしているようだ。)
        まぁ、あの子が望んだ人生だし…親としては、変な方向でさえなければ応援したいけどね……でも、ラージャ自体はしもべにべったりだしねぇ、どうなる事やら。
        うん、やっぱり姉や兄たちもしてるなら!っていうのもあるだろうし…今回もしもべさんがこっそりついていくんだよね?
        ん…えへへ、任せて(口づけを受けて嬉しそうに笑みを浮かべてから、こちらからもラクの頬に口づける。)
        …あ、それは面白いかも…植物なら疫病王さんが結構詳しそうだけど、問題ありそうなのが…まぁ、とりあえずは僕が育ててみようかな。ラクもしてみる?(念のため聞いてみる。) -- ジャン
      • 突き放せとまでは言わないけど……ああ、でもあなたの場合それくらいに考えた方が良いのかしら。やっぱり過保護気味なのだし
        そうね、ただ……ジークの時のようにしもべからはいずれ離れるのでしょうけれど。……あれがあなたを義理の父に据える事を由とするとは到底思えないし(何を想像したのか、楽しげに微笑む)
        ふふ……(それを当たり前のように、夫からの返しの口付けを頬に受けた後姿勢を戻す)
        あれは毒ばかりよ? ……まぁ植物全体が毒では無いし、そうではない部位を食材に回せるようなのも無くは無いでしょうけど……。……え? ……私が? ……農作業を?(誘われた事自体に驚いていた)
        -- ラク
      • …つ、突き放すくらい?…過保護すぎるかなぁ…(出来ないと思っているのか、苦笑しながら頬をかいている。)
        …うん、いつまでもって訳にはいかないだろうけどね…まぁ、ラージャはとても丈夫だから大丈夫とは思うけど……それもそうか…今何想像したの!?
        だろうねぇ…未だにあそこはあまり立ち入った事がないし…。 うん、ラクが良ければだけど…どう、一度試してみるだけでも。
        まぁ、ラクがしたがるとは思えないけど…いろんな経験してみるのも悪くないんじゃないかなって…耕すのは僕がしてもいいし(一緒に何かするのが目的らしい。) -- ジャン
      • その辺り、もう何十年かすれば少しは良くなってくるのかしらねえ……
        ……いえ? ……別に。ただ、もしそんな事になったらあなたにしろしもべにしろ恐ろしくぎこちなくなるんでしょうね(クスクス)
        4階は下手に呼吸も出来ないもの、仕方ないわ。……一応、あなたの誘う意図くらいは分かってるつもりだけど
        ただ、それでも無いわ。農耕は私のする所では無いし、あなたの耕作を見守るのも何か違うもの
        -- ラク
      • …どうなんだろうね…でも、そんなに変わらない気もするなぁ…(多少過保護でなくなっても心配もするし可愛がりもするようだ。)
        ……そうかなぁ……あぁ…それは、うん…ぎこちなくなるんだろうけど…ラージャが本気なら止める訳にもいかないからね?(苦笑しながら言った。)
        ラージャはある程度歩けるとか言ってたような…まぁ、入らないように言っておいたけど……うん、わかりやすいしね…でも、やっぱりダメ?
        …そうだよね、残念だけど…あ、でも時々作物の成長具合を一緒に見るくらいはいいよね?成長する所と言うのも、結構楽しいと思うんだ!(それくらいはと思っているようだ。) -- ジャン
      • もう……(概ね夫の言う通りな気がするので、微かに苦笑するのだった)
        ……そりゃあ、あの子がそうすると言うなら私はいつものように止める気は無いけれど。でもまだそうと決まる訳ではないし?
        あの子は……(俯き額に手をやって息を吐く) ええ、放っておくと挑戦したがるでしょうし立ち入り禁止で丁度良いくらいだわ
        と言うか……あなた、これ以上他事に割ける時間あるの? 墨目やらに任せるならともかく
        -- ラク
      • …もちろんそうだけどね?まぁ…でも、実際なったら色々と戸惑うんだろうなぁ…(自分も想像して苦笑する。)
        ラージャはうちの子の中でも今までで一番好奇心旺盛だからねぇ…地下にもあまり近寄らせないようにはしてるけど、落とし子の所までしか。
        …え?…あ……そういえば…(指摘されて初めて気づいたのか、苦笑しながら頬をかいている。)
        …育てるのは、ラージャが冒険に出てから…かなぁ…そうすれば、今教えてる時間くらいはそのまま当てられるし…(ラクとの時間は減らす気はないようだ。) -- ジャン
      • 家族が増える……と言うのとはまた別かしら。いえ、増えるのだけれど。……でも実際はそんなに立ち位置変わらないのでしょうね
        流石に落とし子が自分の領域より先に行かせる事はないでしょうけど……その先のアレにも興味を持ちかねないのよね、あの子
        ……全く(夫の様子に慣れた様子で溜息を吐く)
        まぁその辺りが現実的なんでしょうけど……それはそれで、次の子が出来た後どうするのよ(無論こちらも夫婦の時間を削ると言う事は選択肢に入っていない)
        -- ラク
      • …確かにうちの家族の中に入る、と言えばそうなんだろうけど……うん、僕もそう思う。最終的にはきっと前と変わらない感じに落ち着きそうだねぇ…。
        何にでも興味を示すからねぇ…ただ、ダメと言われたらちゃんと聞く子でもあるから…ちゃんと言っておけば大丈夫だよ…多分。
        そんなため息をつかなくても……んー…子供と一緒に畑仕事、とか?お店の開店時間をランに頼んでランに任せる手もあるし…。
        でも…畑もそうだけど、何を育てるのかと、何が育つのかが問題だよねぇ…でも、新しい事を始めるのは楽しいね(嬉しそうに笑顔を見せながら言った。) -- ジャン
      • ただ、しもべを選んだ上でジークのように要塞の外へ行かれるとなると困るけど。他はともかく替えが効かないのよね、しもべは
        多分が付くのが問題ではあるけど。……楽しそうでなければまぁ大丈夫かしら
        だってあなたはいつもそうじゃないの。……(ふむ、と夫の案を聞く) ランも結構暇そうにしてるしそれも悪くないかしら
        大抵は私側の好みの物に育つんじゃないかしら。ジャンにとってはちょっと毒かもしれないけど……ふふ、まぁ、悪くはないわね
        -- ラク
      • あぁ…その可能性もあるかぁ……さて、どうなる事やら(苦笑しながら、新しい紅茶をラクの分も入れてから飲む。)
        …ラージャは時々突拍子もない事をしたりするからなぁ…(時々ジャンも驚かされたりするようだ。)
        うん、ラン自体も割と興味を示してくれると思うしね。経費的にも浮くし、ランもお菓子作りが好きな方だから。
        …襲って来たりしなければいいんだけど…そうかな?最近では少しずつ慣れてきた面もあるし…じゃあ、ラクも楽しみにしててね(笑顔で言いながら、どこを開拓するかなどを話し合うジャンだった。) -- ジャン
  • しもべ、しもべ、今日も特訓よろしくね!…今日こそしもべの攻撃を受け止めて見せるから…(8歳にもなって拳法少年らしくなってきた次男。)
    …前みたいに妙に手加減しちゃダメだよ?全力は…流石に無理だけrどー…(不満だが全力はまだ無理なのは理解しているようだ。)
    (おそらく一度本気でしないともう口聞かない的な事を言って、無理やりにでもして貰って昏倒した経験があるからだろう。)
    そういう意味ではーデルレイッチの方が丁度いいんだけどねー…(本気具合がラージャとしては好みのようだ。) -- ラージャ
    • ……。はい、こちらこそ。……若は日々精進されておいでですし、その早さは目覚ましいものがおありです。されど、あまり先ばかりを見ては足元が揺らぎます故、手の届く所を見極めるのが肝要になりましょう……(いつものように勇み足な若君にくどめに釘を刺す所から開始)
      まあ、しもべとて若に失望される訳にもいきませんから……ちゃんと、若に合わせますとも(メイド姿のまま微笑む)
      それは一理ございますが。あれはすぐに本来の目的を忘れますし……
      -- しもべ
      • えへへー、そうでしょー?…うぐっ、それはー……はぁーい…(喜んだあとの指摘に目をそらしかけるが、正直に認める。)
        …しもべを失望したりはしないよー?…しもべは、大事なしもべだもん!(しもべという教育がしっかりされてるのか、クノンのように家族扱いではないようだ。)
        …そうなんだよねぇ…まぁ、そこもデルレイッチらしくて好きだけどー(修行相手としても喧嘩友達としても精神的に近い所にあるデルレイッチの事を好ましく思っているらしい。)
        …あ、今日は何からするー?組手でもいいんだけど…(んしょっと準備運動をしながら聞いてみる。) -- ラージャ
      • ……。(素直なラージャに微笑んで頭を撫でて差し上げる)
        では、左様に思われ続けられるよう日々を邁進させて頂きますね(とても嬉しそうに微笑む)
        とはいえ、あれに付き合い過ぎて怪我などなさりませんよう。あれの言う手加減はまだ若には重いのですから
        そうですね……では、まず若からしもべに触れて頂きましょうか。無論、しもべは避けますし、妨害も致しますので(言って一歩下がる)
        -- しもべ
      • …んっ…えへへ…(くすぐったそうに撫でられてから、嬉しそうな笑みを浮かべてしもべを見上げる。)
        えー…怪我は訓練につきものだって、しもべも言ってるのにー…ボクなら大丈夫だよ!(治りは人魚にしては遅いが、それ以上に丈夫に出来ている。)
        …それでいいの?うん、分かったー…ちょっと待っててねー……えいっ!(準備運動を進めている途中で突如しもべに向かって飛び込む。)
        (生真面目で正々堂々を好むラージャだが、こういう搦め手を使う事も要塞の一部の面々に教えて貰っているようだ。) -- ラージャ
      • ……。あれが負わす怪我はそもそも訓練の怪我とは別物ですので。若とて、面白半分に致命傷は負わされたくないでしょう?
        ええ。…………(立ち姿のまま待機し、ラージャが突撃をしかけるとそれを予期していたように半歩脇に退いて回れ右。やり過ごす)
        さ、若。しもべはこちらですよ(微笑み、数度手を打つ)
        -- しもべ
      • …それは、そうだけどー……ボクが強くなって、そうならなくなったらいいんだよね?(従う事は従うが、諦める気もないらしい。)
        …ふぇ?…うぅ、上手くいくと思ったのになぁ…(素通りして空中をかいた腕を見て、残念そうに見ながらしもべを見る。)
        …もー!子供じゃないんだから…いくよ!(空手の構えを取ると真面目な顔となり、空手の型の亜流のような両手のワンツーの後の回し蹴りを放つ。) -- ラージャ
      • ……。仰せの通りです。が、そうなるまでにはまだまだである事は重々ご承知を(問いかけに微笑んで答えた)
        よいですか、若。奇襲も結構ですが、それが通じるか否かの見切りも必要です。御自身の駆け足がしもべに通ずるかどうか、よくお考えあそばすのも大切な事なので
        ふふふ……(構え、向かってくるラージャの素直な拳打を易々と躱し、回し蹴りも一歩下がるのみで掠りもしない) さ、若。今少しちゃんとやって頂かなければ、しもべに触れられないまま鍛錬の時間が終わってしまいますよ?
        -- しもべ
      • うぅー…分かってるよぉー…だから、こうしてしもべと特訓してるんだしね!(そのためにしもべとの時間が長くなってることには気づいていないようだ。)
        …んー…そうなんだー…難しいねぇ……それに戦うのはよく知ってる相手だけでなく、初めての相手ともしないといけないしー…カンサツガンって奴が必要なのかな?
        …うー…やっぱりこれじゃあ無理かー…ちゃんとやってはいるけどー…(しばし考えている。)
        …ん、ならこれで……えいっ!(普段使っている全身への力を足に集中させて、砲弾のように跳躍してしもべに飛びかかる。)
        (避けられれば放物線を描いてしもべの後方にたたきつけられるだろうが、きっとラージャなら大丈夫だろう。) -- ラージャ
      • ……。はい、どうぞ御精進なさいませ。しもべは若の成長を日々楽しみにしておりますから(微笑みが絶えない)
        この辺りは慣れも大切ですので、一朝一夕に成る分野ではありませんね。……ええ、無論。ただ相手の力量を推し量る事は大切ですが、決して侮らぬよう。例え本当に格下の相手であっても、軽く見ていては容易に足元を掬われますので
        …………(考えているラージャを見つめ、静かに待つ) さて……おや(速さに少し目を見開いたものの、軌道は直線、回避は容易く)
        若。如何に早かろうともそれでは一歩横へずれるだけでこの有様です(ラージャが床へ激突する前に、その地点の床から軟質の緩衝材を出現させ衝撃を緩和させていた) さ、工夫をなさりませ。しもべはここにおりますので
        -- しもべ
      • …慣れ、なんだー…うぅ、早く大人になりたいなぁ…父さまより凄い冒険者になって見せるんだ!(同性だけに父親が目標でもあるようだ。)
        …んー…油断はしないとは思うけどー…する相手もいないもん(今の所自分よりも弱い!と思う相手はいないらしい。)
        …あ、あれぇーー?…わぷっ!(ドップラー効果っぽい事になりながらしもべの真横を通り過ぎると、床に叩きつけ…られずにぼふんと埋もれるように沈み込む。)
        ……うぐっ…それは、そうかも…あ、それなら…(起き上がるとまた足に力を込めてしもべへと向き直り、すぐさま頭から低空で突撃するように跳躍するラージャ。)
        (しかし同じように真横を通り過ぎるその直前でくるりと体を回し、両足を地面に打ち付けて強引に直角に曲がってぶつかろうとする。) -- ラージャ
      • ……。ええ、若ならばきっとなれますとも。それゆえ、今はその為にしっかりと御自分を整えておかねばなりませんね
        ふふ、でしたらば、ゆめゆめ今のお気持ちを忘れる事の無いよう、しかと御留意あそばしませ
        (呼びかけに対し、考え、行動に移す様を母のような面持ちで見つめ、再度突っ込んできたラージャに敢えて再度同じ様に避ける)
        (そして案の定。ラージャは避けたこちらへ向けて方向を変え突っ込んでくる。なのでそれを真っ向から、魔力等で制動をかけて、押し倒された格好になりながらも柔らかく抱き止める)
        ……はい、大変結構ですよ、若。相手の動きを良く見、それに合わせた行動を取る。予め躱されるかもという想定があれば、より滑らかにこういった行動を取る事も出来るのですね(御褒美とばかりに自分の上にいるラージャの頭を撫で、褒める)
        -- しもべ
      • うん、そのためにも1に鍛錬、2に鍛錬だね!…休憩は3くらいかなぁ…(休憩も大事だと母親などから言われてるため、忘れないようにしている。)
        …?…うん、分かったー…でも、覚えなきゃいけない事も多くて大変だよねぇ…おとなってすごいなー…(ラージャの場合は特にあれこれ全部一度に覚えようとしすぎのようだ。)
        やっt…うぷっ!(胸元に飛び込むように突っ込みながらも、勢いの割にしもべの魔力などにより双方とも怪我はないらしい。)
        …えへへ、こうすればいいかなって思ったけど成功して良かった!(上にまたがったまま頭を撫でられて嬉しそうな笑顔を見せる。)
        これで次のステップに移れるね!…次は何をするの?(しかし喜びもそこそこに、次は何かとワクワクと目を輝かせている。) -- ラージャ
      • ……。はい、躱されないのが最上ではありますが、当たるまで続けるのも一つの手ですから。……ただ、余り賢い手とも言えませんが
        (上体を起こしがてらさりげなくラージャを抱き締めた後彼を立たせ、自分も立ち上がる)
        焦りますまいな。次も、やはりしもべに触れて頂きます。先程は若への妨害を一切していませんでしたからね?
        対象は先の様に攻撃を当然避けますが、尚当然な事に避ける前の妨害も致します。その手段は多岐に渡りますし、少なくとも……先の様な素直な展開ではまずしもべに触れる事は構いますまいね(言いながら五歩ほど下がり、再度出方を窺う様に立ち止まる)
        -- しもべ
      • …うん、さっきもしていてそう思った…速い事は速かったけど…(自覚していたのか、あまり飛び込むのは続ける気はないようだ。)
        (しもべに抱きしめられつつ立たせて貰うと、しもべの説明にコクコクと首を縦に振りながら説明を聞く。)
        次は妨害ありなんだー…難易度が上がったけど…それもクリアしてみせるよ!(ぐっと手に力を入れながら言った。)
        まずは……駆け寄る!(飛び込むより自由度の高い方法を選び足に集中させながら駆け寄る、ただし速度的にはやはり先ほどよりは遅い。)
        (何もしなければその勢いのまま片手を突き出して、触れようとするだろう。) -- ラージャ
      • ……。はい、しもべは楽しみにしておりますよ(力を込めるラージャを楽しげに見つつ)
        さて……(駆け寄るラージャに対し軽く腕を振る。すると彼の二歩先の部分の床が爆発し、小規模な炎と粉塵を撒き散らす。短時間的なものだが、足を止めるには充分かもしれない)
        -- しもべ
      • くっ!?(片腕で顔を守りながら、それでもなお歩を止めようとはしない。)
        (持前の防御力の高さから炎や粉じんなどで怪我を負う事はないが、ラージャの視界は奪われた。)
        (それなのにそのまま突き進んだのは目前にしもべがいたからで、しもべがいるはずの空間に手を突き出す。) -- ラージャ
      • ……。(横合いから、空を掴もうと伸びる手を見る。素直すぎるラージャの行動に少し苦笑を混じらせつつ、誰も居ないせいで蹈鞴を踏む彼の足元の床を変形させ、小さなアーチ状の物を作る。こちらに向き直ってまた突っ込んできたら蹴躓くのは間違いない)
        若、幾らなんでもそのまま場に留まるような事は御座いませんよ。それに、前しか見ていないようでは隙だらけです
        しもべに触れるという内容でなければ、既に一度倒されている所ですね(クスっと笑み、再度距離を取る)
        -- しもべ
      • …掴め…なぁっ!?(いるはずのしもべの感触はなく、逆に足が何かに引っかかってそのまま地面ニヘッドスライディングするラージャ。)
        はぅぅ…そ、そうだよねぇ…うぐぐっ…(顔や腕を擦りむいたようだが、流石に頑丈な体だけあって豪快に滑り込んだのに血は出ていないようだ。)
        ……い、今のはコテシラベって奴だから!…次は本気で行くよ!……えぇっと(起き上がり、服をはたきながら何故か周囲を見渡す。)
        あ、これでいいかな…よいしょ……いっくよー…えいっ!(大人二人でも大変そうなテーブルを片手で持ち上げるとしもべに向かって投げつける。)
        (巨大なテーブルが勢いよく迫るが、それは囮でその後を追撃するようにラージャが迫る。避ければそちらに、受け止めればその隙にという狙いだ。) -- ラージャ
      • ……。若、実際に冒険に出る段になった際、小手調べと言うものをやったら痛いではすみませんよ(嗜めるも表情も声も甘い)
        よいですか。投擲物を盾に間合いを詰めんとする場合……(迫るテーブルを気にしていないかのようにラージャに語りかけ)
        (魔力を掌に込め、飛んで来たテーブルをそのまま跳ね返すように押し返す)……斯様な事態も想定なさいませ(どう対応するかを楽しげに見つめながら)
        -- しもべ
      • うぐっ……はぁい…(分かってはいるもののつい言ってしまったので、指摘されると顔を赤くしつつも素直に反省する。)
        …間合いを詰める場合?……ってうわっ!?打ち返した!?(迫りくるテーブルに目を見開きながらも次の手を考える。)
        …そのまま飛んでくるなら…こっちから!(机の下を滑り込むようにしながら、テーブルを回避としもべへの接近を果たそうとする。)
        (さらに態勢は良くないものの、体を曲げることで多少の回避なら捕まえれるのではないか?という考えもあるようだ。) -- ラージャ
      • ……。(反省し少し肩を落とすラージャを母の様に見つめ、口元は楽しげだった)
        よいですか。既に若としもべの立場は逆転しているのですよ?(言葉遣いは優しく、だが行動は鋭敏。足元、床から噴出させた黒く長い八角棒を両手に握るや、姿勢の低いラージャの更に下から掬い上げるように振るい、彼を宙に打ち上げる)
        さて、しもべは若の投げた投擲物を逆用し、向かう若の採るべき手を狭めました。抗するには上か下か、回り込むか、はたまたやり返すか打ち壊すか……されど若には咄嗟の事。失礼ながら余り綿密な手は打てますまい? なので、しもべは予め考えてある手から、若の行動を見てゆっくりと判断させて頂きました
        (ラージャの滞空時間中にざっと述べ、)……少々、妨害に痛みが伴った事はご容赦を(八角棒を手にしたまま深々と頭を下げた)
        -- しもべ
      • …え、逆転?…あ…(滑り込んでいる途中、投げかけられた言葉に首を傾げる間もなく見えた黒く長い八角棒。)
        ふぎゃっ!?(そしてその八角棒で地面から空中に掬うように吹き飛ばされ、地面にたたきつけられる。)
        (通常の人間なら死すらもある衝撃ではあったが、魔力により頑丈な体を有してるラージャだけにすぐに顔を上げることは出来た。)
        あぐっ…うっ……くっ(涙を浮かべ泣きそうになる、しかし要塞ではそのような事をしても無駄と知っているので、ぐっと我慢して痛みを堪えて立ち上がる。)
        ………次は、捕まえる…(甘えも捨てて、意地でも捕まえようと静かに宣言すると、空手の構えのまま母譲りの魔力を貯め込み始める。) -- ラージャ
      • ……。…………(泣きだしそうなラージャの様子に飛びだしたい欲求をぐっとこらえるしもべ) ……お強くなられましたね
        どうぞ。如何様にもしもべを捕まえ下さいませ(八角棒を床に落とし沈ませ、ラージャの動向を窺う)
        -- しもべ
      • …ボクだって、もう8歳だもん(涙を浮かべながら、自慢げな笑顔を見せる。)
        …これは、本来はデルレイッチ用だったんだけど…いくよっ!(今度デルに試そうとしていた技を使う気になったようだ。)
        ………ハッ!(全身の力を片手に込めて、それを地面に叩きつけるように地面に向けて正拳突きをする。)
        (その力は地属性の魔法のように、しもべに向けてひび割れを作り出しながら迫り、しもべが立っている場所の周辺が爆発するように弾ける。)
        (同時に土煙が巻き起こって視界は限りなく0に近くなり、おそらくその中でラージャもしもべの元へと駆けていると思われる。) -- ラージャ
      • ……。ふふ、左様でしたね。大きくもなられましたし……(笑顔についつい微笑みが甘くなる)
        …………(やはりラージャの動向を見守り、手を出す様子も無く、任せる。彼の技が自身に迫り、足元で炸裂しても、尚)
        (粉塵の中、殆ど無傷だが今回は敢えて動かない。もし前と同じようにラージャが真っすぐ突っ込んできたなら避ける事は無いだろう)
        -- しもべ
      • (土煙の中に佇むしもべに対して、真正面から何かが猛スピードで突っ込んでくる。)
        (しかしそれは土煙の中ラージャが服をかぶせて投げた石で、それを囮にして真横から気づかれぬように体をぶつけるように突っ込んでいる。)
        (真正面からではまた同じようになるかもしれないので、二重に保険をかけての突撃だったようだ。)
        (とはいえ、急ごしらえの囮は土煙の中でなければ不自然でしかないし、土煙の中の動きで真横からの突撃もバレていそうだ。) -- ラージャ
      • ……。(突っ込んでくる物が何かはすぐに察しがついた。そして、それが囮であり、本命は横合いから来る事も)
        (だが避けず、服を被った石は片手で往なし、後ろへ逃す。次いで横から来たラージャだが、それはしっかりと柔らかく抱き止めた)
        上々ですよ、若。視界を奪い、二方向から攻めるとなれば、地を這う者に効果は絶大となりましょう(抱き締めたまま褒め、翼を広げ一度羽ばたくと一瞬で視界は晴れた) 取り敢えずは、此処まででよろしいかと
        -- しもべ
      • (突撃する際は手をクロスさせ、視界はギリギリ確保しながらぶつかっていく。)
        (ただ今回は八角棒のような衝撃はなく、ぼふっと柔らかいしもべの胸に納まるように受け止められて、きょとんと驚いた後に嬉しそうな笑顔になる。)
        せ、成功した!?やったぁ!…えへへ、そう思ったからしてみたよ!しもべに通じるかは…かなり心配だったけど(抱き着いたまま嬉しそうに言った。)
        えー?もうー?…でも、休憩も必要だって母様が言ってたもんね…じゃあ、一緒におやつにする?(小首を傾げながら、しもべを見上げて聞いた。) -- ラージャ
      • ……。(勿論、危惧された通り避けるのは容易かった。が、今は相手の創意工夫をこそ評価すべき時である) ふふ、ただし一度巧くいったからと言って、常にそれが巧くいくものではないと言う事はご留意下さいませね
        ええ。ええ、倒れるまでやれば良いと言うものではありませんから。……はい、では、喜んで(言葉通りに嬉しそうに微笑むと、ぎゅっと抱きしめた後お茶の準備をするのでした)
        -- しもべ
  • ……っ(夜中、と言っても要塞は常に夜だが、夫を胸に抱いて眠っていた筈が急に眼を覚ます)
    ジャ……ジャン、ジャン? ねえ、起きて?(身を軽く起こし、夫の身体を抱き上げ、目線の高さを合わせて声をかける)
    -- ラク
    • (今日も器用に息が出来るようにラクの胸に顔を埋めて、ぐっすりと寝ていたジャン。)
      …んっ…どうしたの、ラク…もう、朝…って事はなさそうだけど…(若干眠たそうな顔をしながら顔をあげる。)
      ……何かあったの?(意識が覚醒してくると、普段ない事だけに何かあったのでは?と心配になってきた。) -- ジャン
      • ……ジャン…………いえ、何も無かったわ(目を覚まし、いつものような様子を見せる夫に大きく安堵の息を吐く)
        そして、それで良かったのよ(彼の下から身を引くようにして身体を起こすと、夫を結構強く抱き締める。余人ならともかくジャンならば涙に潤む妻の目や埋めていた胸から伝わる鼓動が早かった事等が伝わるだろう)
        -- ラク
      • ……?…何もなかったの?(安堵の息を吐くラクに、不思議そうに首をひねっている。)
        …うん、それならいいんだけど…どうしたの、ラク…僕はここにいるよ(不安を取り払うかのように抱きしめてくるラクの頬を撫でる。)
        (何があったかはまだ分からないが、ラクが自分の事で不安な事があったのだろうという事は分かったようだ。)
        (こちらからも抱きしめ、逆にラクを胸に抱きしめるようにしてあげる。) -- ジャン
      • …………ええ、そうね。あなたはここに居るわ。私に触れて、私に応えて、温かくて……(頬を撫でる手にこちらからも頬擦りをし)
        ん…………(夫の胸板に頬を押し付け、何度か深呼吸をした後改めて安堵の息を吐く) 鼓動が聞こえる。……当たり前だけど
        ジャン……(抱き締めて、抱き締められたまま、いつになく脆そうな雰囲気を醸していた)
        -- ラク
      • あはは、当たり前だよ…もう、ラクのそばを離れないって決めたからね…(手を頬に添えたまま優しく額に口づける。)
        …うん、鼓動って不思議だよね…当たり前なのに、何だか安心するし…僕も普段して貰ってるからね?
        …ラク、こっち向いて…(ラクの手に指を絡めながら、向いてもらって今度は唇に口づける。)
        (舌などは入れずに手も絡めて、出来るだけ密着しながらお互いの存在を感じられるように。) -- ジャン
      • ……うん…………(頷き、額への口付けを大人しく受け)
        私は……今初めて、この音に安堵を感じたわ。……あなたのように、母から産まれた訳ではないからでしょうけど…………
        なに? ……んん…………(夫に応え、キスを受け、唇同士の他愛ないそれでも彼の優しさに不安や動揺が払拭されていくのを感じ、より身を寄せていく)
        ねえ……ジャン? 明日、というか今日かしら。お店は休めないものかしら……(唇を離し、今はただ離れたく無いが故に問う)
        -- ラク
      • …そっかぁ…まぁ、でも心臓の鼓動は生きている証みたいなものだし…今度も好きな時に耳を僕の胸に当てていいからね?
        …んっ…ちゅ…(優しく抱きしめながら、指を絡めあったまま、長い口づけを終えて唇を離す。)
        お店を?……うん、いいよ。ラクのお願いだしね(少し考えるが、すぐにいつもの笑顔で答えを出す。)
        大丈夫、1日くらいはなんともないよ。そのための趣味のお店なんだし(お客さまやクノンたちに悪いと思いつつも、心配させないように笑顔のまま言った。) -- ジャン
      • ……ダメかしら。……あ……ええ、ありがとう、ジャン(夫のいつもの笑顔に癒されるように少し相好を崩す)
        んふ……(そして今度は自分からキスを。先程と同様に唇同士を触れ合うのみのもの。そうしつつ更に身を寄せ、両足で夫を挟むようにしながら彼の膝に座り、抱き締める)
        -- ラク
      • …そんなお礼だなんていいよ…僕だって、ラクに色々とお出かけしようと言ってラクの1日を貰ったりしてるんだから…(嬉しそうに微笑むラクを見て、嬉しそうな笑顔で言った。)
        …んぅ…ちゅっ…じゃあ、今日は1日ゆっくりできるけど…ラクはどうしたい?(膝の上に座るラクに嫌な顔どころか当然のように受け止める。)
        僕は何でもいいよ…ラクがしたいようにしてくれればね(片手でラクの腰を抱いて、片手は手を絡めたまま聞いてみる。) -- ジャン
      • でも……それは、そうだけど。今回は急な事だし……。…………(尚も言い募ろうとするが、夫の笑顔にそれは止めた)
        ええ……。……私は、あなたを感じていたい。ずっとずっと……大好きなあなたを……愛しているわ。……その、言いたい時に聞いて貰えるって素敵な事だし……ジャン(やや気恥かしげにした後、夫の名を呼び、三度目のキスを。ただし今度は自分から舌を絡めにいき、貪るように口付けを交わしていく)
        -- ラク
      • …うん、分かった、それなら今日はずっとそばにいるよ……あはは、確かにこれ以上幸せな事はないかも(大好き、愛してると言われて幸せそうな笑顔を浮かべる。)
        …うん、僕も愛してるよ。ラク…ん…(ラクの方から舌を差し入れられて、その舌にこちらからも絡めて深く口づけしあう。)
        (そうして舌を絡めあっていると自分の股間の状態に気付いて、今度はジャンの方が気恥ずかしそうに苦笑する。)
        (朝立ちに近い状態の上に、深く結びつきあうような体勢なだけに、男としては自然に起き上がってしまうようだ。) -- ジャン
      • ジャン……(幸せそうに笑う夫にやや目元を潤ませるが、数度の瞬きでそれを払うと) 私も……幸せよ(そう言って微笑んだ)
        (ゆっくりと確認するような舌の動きが済むと、徐々に大胆さを感じさせる舌の動きになり、いつも通りと遜色ないものとなってゆく)
        ちゅ、ん、ふぁ……ゅ、ん……?(迫り上がるような違和感にキスを中断し、下方を確認すれば、一目瞭然の事態に苦笑する)
        ……理性と身体は別物、というか……裸でこの体勢と言うのもいけなかったのかしらね。……でも(苦笑した後、夫の瞳を見つめ)
        でも……あなたを感じたいのなら……愛し合うのが一番、とも言えるわね……?(言いつつ上体をやや逸らし、少し身を離すと絡めていた手と手を乳房へ誘導し、やや押し付ける感じに柔肌の上に夫の掌を乗せ、そこから先を容認するような視線を夫に向ける)
        -- ラク
      • …うん、お互い…幸せものだね…(あくまで自分らしく微笑むラクの姿に、嬉しそうに言いながら笑顔を向ける。)
        …うぅ…別に=と言う訳じゃないし…しなくていいよ、そういうムードじゃない訳だしね?(苦笑しながら頬をかいている。)
        …うん、理性でどうこう出来るなら良かったんだけど……でも?(ため息をついて、せめて当たらないように体勢を変えようとしながら首を傾げる。)
        …そ、それはそうだけど…(直前まで自分に関する何かで怯えていたラクを抱くことに躊躇して、手は乳房に振れたまま動かさずに、目には迷いがあった。)
        (ラクの事を大切に、そして心配に思うからこそ、今する事がラクによっていい事なのか迷っているようだ。) -- ジャン
      • ええ。余りそういうムードでも無いし、以前それであなたに少し言った事はあるけれど……
        ……ジャン、私はさっき、言いたい時に聞いて貰えるのは素敵、と言ったわ。それは独りでは出来ない事。……愛し合うのもそう
        ……多分、あなたは私の動揺が何故かの察しが付いているのではないかと思うのよ。……それを今はただ忘れてしまいたいの。こうしてあなたに触れられて、あなたの声を聞いて、それはそれでとても心が落ち着いたわ。だけど……(一旦言葉を切り、改めて夫を見)
        だけど、それだけではまだ、正直、とても足りないの。……あなたは私に気を使っているんでしょうけれど、なら、だからこそ……たまには、情愛に突き動かされるのではなく……その。……私を確かめて欲しいと言うか、あなたを確かめたいと言うか……
        -- ラク
      • …うん、聞いた…確かに、それはそうだけど……(まだ迷っている様子だったが、ラクの言葉をじっと聞く。)
        (そして、一旦言葉を切ってこちらを見て話すラクの言葉に目をそらさずに聞いて、言葉を探すラクを見て微笑む。)
        …分かった…でも、いつも情愛に突き動かされてる訳でもないよ?……多くはそうかもだけど(否定しきれなくて苦笑しながら頬をかいている。)
        でも…ラクがそういうなら…僕もそうしたいし、そうするよ…(そう言いながら口づけたのは、まるで初めてした時のように合わせる唇。)
        (続いていつものようにラクの感じるポイントを攻める揉み方ではなく、ラクの乳房の柔らかさなどを確かめるような触れ方で揉み始める。) -- ジャン
      • あら、そうだった? ……ふふ(夫の苦笑に楽しげに苦笑を返す)
        ……ええ、それにあなたがそうしたいのなら尚更、ね……ん(何処か特別な何かを感じつつキスを受け)
        ぁ……ん、こういう触り方は……懐かしい感があるわね(丁寧な愛撫に、乳房は柔らかく形を変えて応える)
        -- ラク
      • うぅ、笑わないでよ……でも、昔はそうやって苦笑いされるのもビクビクしてた時もあったっけ…(不意に昔の事を思い出す。)
        あの時はなかなか僕のしたいこと、言い出せなかったっけ…ラクの気持ちも、全然分からなかったし…(今も分からない事もあるが、分かる事が多くなっていた。)
        …うん、昔はこうやって触れるだけでも感動してたもんね…今も、変わらずにこうするのが好きだけど…(手の中でゆっくりとこねるように揉んでいく。)
        …それで、ラクは…僕を確かめなくていいの?昔とは、体つきとかは違うけど…(今は青年の体で、引き締まったものになっている。) -- ジャン
      • だって……。……ああ、そうね。要塞に来た頃のあなたと来たら、本当……てんでダメだったわねえ(何を思い出したのかしみじみと呟く)
        ……その辺りは、まあ。幾らなんでも最初から色々と巧く出来る訳もないのだし? 良いのよ、あの頃があって今があるんだもの
        あなたが初めて私の胸を見た時は……熱に浮かされたような感があったかしらね。……ふふ(乳房を揉む夫を見、和むように微笑む)
        ……え? ……そうね、少し酔いかけていたものだから……
        ふふ、この手が……そして、あなたの口、声、目が……私をこうまでしてしまったのよね(言いながら、乳房を揉む夫の手に自分の手を重ね、そこからゆっくり肩へと手を滑らせ、そのまま首筋、頬へと至って夫の顔を両手でそっと包む)
        -- ラク
      • て、てんでダメって……そんなにダメだったかなぁ…(そう言われると苦笑しながら頬をかいた。)
        …うん、そうだね…色々と怒られる事もあったけど、お陰で今があるんだしね…(随分と上手くなったキスをまた唇に軽く口づける。)
        …それは、だって…ラクの胸に興味がないと言ったら嘘だったし……(昔を思い出して、ちょっと照れくさそうに視線をそらす。)
        …ん…ちょっとくすぐったいけど…何だか、暖かくなる感じだね…(頬に触れる手に、胸を触ってない手で重ねながら微笑む。)
        (そうしながら、今度はジャンから唇を近づけてラクの口の中へと舌を入れる。これは最初のうちは出来なかったことの一つ。) -- ジャン
      • 当時はそんなにダメだったわよ。……色々とあったものねえ……ん、もう(そして懐かしむ様に瞼を閉じた所にキスを受ける)
        大体あの時は顔の正面に私の胸が来る身長差だったのもあるんでしょうね……(それでも揉む手を止めない夫を楽しげに見つつ)
        ふふ……本当、良い男になって……(微笑みあった後、キス。自分の口の中で夫と舌を絡め、優しく舐め合う。練習の積み重ねと愛情が食欲を上回っていた)
        -- ラク
      • …そんな僕に好きになって…愛してくれるようになって…有難うね、ラク…(目をじっと見ながら幸せそうに言った。)
        そうなんだよねぇ…抱きしめられると丁度埋もれるくらいで…埋もれて眠るのもそれがあってなのかもだねぇ…?(楽しげな様子に何故か分からず首を傾げる。)
        …でも、まだまだ良い男になっていくよう頑張るよ…ラクの隣で戦えるようになったりね?(まだサポートは出来ても隣に立つほどではないようだ。)
        (舌先で舐めあったりお互いを絡めようにしたり、深い口づけをしながらただ揉んでいた手が先端に指先を移すと、きゅっと絞るように擦り始める。) -- ジャン
      • ……良いのよ、別に。私をそうさせたのはあなたなのだし(夫と同じような表情で微笑んだ)
        それは……どうかしらね。今のような寝方の提案をしたのは私の方からだし……
        あら、ふふ。……そうなったらどんなに頼もしいかしら……
        ふ……ん、っン……(夫の手つきが変わり、乳首を指先で搾られ始めると明確に感じるのか、身体を微動させる。そうされつつも、彼の両頬に当てた手をそのまま首に沿って背へ降ろし、撫でるように触れて行く)
        -- ラク
      • …えへへ、そうだとしても…嬉しいからね…ちゅっ(二人して幸せな顔をしながら、舌を絡めない情欲は一切ない口づけを交わす。)
        …そういえばそうだったかも?…今ではそうしないと寝にくいというか、落ち着かないけどね…これはこれでちょっとダメだけど(頬をかきながら言った。)
        …んっ…いつかはそうなって見せるからね…僕が諦め悪くて…最終的には目標は果たすのは知ってるでしょ?……時間はかかっちゃうけど。
        …んっ…ちゅ…背中はちょっと、くすぐったいかも(くすぐったそうに笑うジャンの背中は、少年時代とは違い厚みも硬さもずいぶんと男性らしくなっている。) -- ジャン
      • ふふふ……。……そうだったわよ。でも……全く、そんな風になってしまうだなんてね。一人寝の時はどうするのよ?(くすくす笑みつつ)
        そうね……では、ゆるりと待とうかしら。時間はあるのだし……
        あら……そう? ふふ(時折呼吸を不規則に乱れさせつつ、確かめるように夫の背に触れて行く) 逞しくなったものよね……
        ……ねえ……ジャン? そろそろ、胸以外に手を伸ばしても良いんじゃないかしら……(夫の手により乳首は甘く勃起していた)
        -- ラク
      • …それは……ほら、離れずにいるからそんな事はほとんどないしね?(どうすればいいか思いつかなかったのもあるようだ。)
        …そうだねぇ…時間はあるしね?(そう言うがジャンは相変わらず不死でもなければ不老でもない種族のままでもある。)
        …そう、かな?…これも、ラクのためでもあるんだよ?美味しいケーキを一杯作りたいのも、何かの時ラクの隣に立つためにも…。
        …え?…あ、うん、そうだね…じゃあ…(乳房から太ももの上に手を下して、ゆっくりと撫でまわしていく。乳房の次に触るのが好きな場所らしい。)
        (とはいえ、ラクへの刺激としてはあまり強いものではないので、愛撫としてはあまり重点的に触ったりしないが、今はゆっくりと確認するように触っている。) -- ジャン
      • ええ。……そうだけど。でも、あなただって街の用事もあるんでしょうに……まぁ、一緒に眠る方が良いにはきまっているけど
        そうよ、ずっと一緒に……(何やら確信めいたものを感じさせる様子で呟く。今後何かしら夫の改良を進めるつもりのようだ)
        ……思えば、毎日よくもああも作るものよね……ふふ、いつもありがとう、あなた(夫の目を見て微笑んだ)
        別に胸が嫌と言う訳では無いのだけれど、ね。…………(太ももを触れ撫でられる間、改めて夫に抱き付き頬擦りをする)
        -- ラク
      • …それはあるにはあるけど、外泊するような事は滅多にないし……うん、もし外泊が必要だとしてもラクと一緒がいいしね(笑顔でとても嬉しそうだ。)
        (約束は破る気はないが、改良の種類にとっては嫌がったりすることもある、その辺りは人魚ハーフと言う事には誇りと愛着がそれなりにあるようだった。)
        …最初は大変で必死で…そうしていくうちに色々と分かって来てからね…ううん、ラクに喜んでほしいだけだから…『美味しい』と言う言葉が聞きたいものだね?(楽しげに笑いながら言った。)
        うぅ、別に胸だけ触れようと考えてる訳じゃなかったんだけどね……ん…ちゅ(頬ずりしてくる妻の髪を撫でながらラクの額に口づけると、太ももの手はお尻に回り、乳房とか違う感触を確かめるように撫でては揉んでいく。) -- ジャン
      • ……一応だけど。流石に、第三者が近くに居る時はあんな風な寝方はさせないわよ?(一緒に外泊、と解釈した様子)
        (今後その辺りの意見の違いからちょっとした喧嘩になるやもならないやも)
        ふふ……。あら、それなら早く私を唸らせる味に到達しないとね?(くすくす笑みつつ夫の顎を撫でる)
        あのまま放っておいたらずっと続けてそうな感があって……(髪を梳かれ、額にキスを受け、幸せそうに息を吐く。お尻もまた揉み手を夢中にさせるのに充分な質感を備えているが、股間の辺りに伸びた指先は水気を感じるかもしれない)
        -- ラク
      • …あはは、それは分かってるよ…でも、自分達だけのペンションとかならいいんだよね?(元より宿泊先は人が少ない場所を選んでいるようだ。)
        (珍しくジャンもなかなか折れないので、喧嘩と言うものになるかもしれないがそれはまた別のお話…。)
        …うぅ、厳しいなぁ…でも、頑張るよ。ラクが美味しいの言葉を自然に口に出すくらいのケーキを作れるまでね(頬を撫でられながら、笑顔で言い切った。)
        …そんな事はー…あるかもだけど…ん……こっちも、触るね(ゆっくりとした手つきで揉んでいたが、ようやくお尻から足の付け根へと手が回る。)
        (最初は入口の辺りで指を滑らせて、いつもなら確かめるように指を入れるのだが今日は普段より長く、そして音がなるくらいに擦るように指を動かす。) -- ジャン
      • それは……まぁ、それなら、だけど
        ええ、頑張りなさい。味はもう私と初めて会った頃とは比べ物にならない程度には良くなっているのだから(眩しげに夫を見つつ)
        ……否定しないのね……っん、ぁ……(くすくすと微笑むが、指が一際敏感な部分に触れるとこれまでにない甘い声を漏らし、焦らすような指の動きから来る快楽に身を震わせる)
        -- ラク
      • …うん、大丈夫。流石に人が近くにいるのにする気は僕もないし…子供たちの前でも控えた方がいいんだろうけどね(苦笑しながら頬をかいている。)
        そう言って貰えると嬉しいな…えへへ…そうだね、今後もね(ラクの発言にはにかんだ笑顔を見せる、やはり褒められると嬉しいようだ。)
        …だって、実際はどうなのかラクが一番良く知ってるだろうし……そろそろ入れるよ、指…(ちゃんと言葉に出して言ってから、ゆっくりと指先を中に入れていく。)
        (焦らせてから入れただけに指1本でも絡みつく中を分け入り、ゆっくりとその指を出し入れさせながら、今度は口づけを唇から首筋や鎖骨まで下に移動させる。) -- ジャン
      • ……今更じゃないの。それに、まぁ概ね間違った育ち方はしていないし別に良いんじゃないかしら(控える気は無いようで)
        ふふ……(夫の言葉に少々意地悪な笑みを見せる) ……ん、っふぅ……ぁ(そうした後、入ってきた指の感触に声を漏らす)
        (既に少々溢れ気味な蜜壷を掻き混ぜる指はたちまちべたべたになる。そうしつつ、口付けを下げて行く夫の頭を優しく抱き、吐息を震わせる)
        -- ラク
      • …まぁ、今更と言えば今更かぁ…うん、そうだね…シャナの場合は色々と複合的だったし…今のラージャには対策してるしね…。
        こんな時にも、意地悪するんだから…その分、僕も攻めるけど…(指からかきだされた愛液で手が濡れても、動きは止めずに攻め続ける。)
        …こっちにも、してあげるね…(鎖骨からさらに下に移動して、乳房にも口づけ続けて、先端にたどり着くと一旦口づけを止めて舌先で舐める。)
        (固くなっている乳首をチロチロと舐めて転がし、時折口で咥えてちゅぅと吸っては、下を攻める指の動きも連動させてラクを高みへと導いていく。)
        (そしてラクが軽い絶頂を迎える少し手前で動きをすべて緩めて、先ほどのお返しと言う事で悪戯っぽく微笑んだ。) -- ジャン
      • だって……っん、ふぁ……んん、すっかり、どうすれば良いかを知られてしまったものよね……っく(夫に絡めていた足を少し戻し、少しだけ膝立ちするような格好でより彼に攻められやすくする)
        んんっ、ああ……!(夫からの刺激に身を震わせ、彼が舌を這わせる乳房も良く揺れる)
        (いつもながらの夫の手管に良い、媚態を晒し始めていたのだが……)
        …………?(不意に夫の手が止まり、不思議そうに彼を見る。その表情の意図が読み取れるなり信じられないような目をするが、先の言葉もあり、今愛し合うに至った経緯もあれば) ……もう。今回だけよ?(そう言って夫の頬を両手でぐりっとねじるのでした)
        -- ラク
  • ……海に、ついたぞー!(やはり海に来るとハイテンションになるのか、海が見える防波堤の上で両手をあげて大声を出す。)
    …うみに、ついたー!(そんな夫の隣で、息子のラージャが嬉しそうに声を上げる。ただし馬車の中で寝ていたので寝癖がついている。)
    …それで、これがうみ?…おっきいねー!(そして、父親の真似して叫んだ後に、改めて海を見て目を輝かせる。)

    あはは、大きいねぇ…海は偉大だと僕も思うよ!…あ、ラクもこっちにくる?(笑顔で防波堤の上から手を差し伸べる。)
    (3人分の荷物を背負っているが、ラクを引き上げるくらいは難なくこなしそうだ。) -- ジャン&ラージャ
    • …………まったく(夫と息子の有様に苦笑しか出ない妻)
      ええ、そうね。このままではかあさまだけ仲間外れなのだし(差し伸べられた夫の手を取ると、一羽ばたき)
      ……やっぱり代わり映え無いわねえ(夫の隣に降り立つと、海を前にそんな事を呟いた)
      -- ラク
      • あはは、そうだね。どうせなら皆一緒でないと…むぅ、羽ばたかれた…(ちょっと残念そうにしながら、ラクを防波堤の上へと引き上げる。)
        えへへ、かーさまもいっしょ!(嬉しそうに二人の間で、片手を父様の手に、もう片方の手を母親の手に持って行く。)
        …そうなの?(代わり映えがないと言う母親の言葉に、父親の方を向いて聞いてみる。)

        …まぁ、確かにそんなに変わりがないけど…でも、下手に代わりがあるよりはいいよ。観光名所とかになっても困るし…。
        ほら、それよりもどうせだから眺めてるだけじゃなくて、砂浜に行こうか(息子の手を握りながら、ゆっくりと砂浜へと向かう。)
        (ついてからは、ラージャにちょっと端を持ってもらったりと親子でパラソルやシートの準備をしていく。) -- ジャン&ラージャ
      • (残念そうな顔を見せる夫に仕方なさそうな顔をし、彼の頬に短くそっとキスをし)
        ……あら。ふふ、そうね、一緒ね(すぐ割り込むように入って来た息子に微笑みかけた)
        それはそうだけど(夫の言葉に曖昧に頷き) ……そう悪くも無いのにいつまで穴場なのかしら、ここ
        砂に足を取られないよう気を付けるのよ(夫に手をひかれる息子に声をかけ、砂浜で設営する二人を見た後、着替えようと小屋の方へ)
        -- ラク
      • …有難うね、ラク…(ラージャには聞こえないように小さく感謝すると、お返しに頬に口づける。)
        ぼくは、ここいいとおもう(人がいるいないに関係はないが、自分たちの場所と言う感じがして気に入ったようだ。)
        かーさま、いってらっしゃーい…なんであっちいくの?(見送った後、母親だけ小屋に向かう理由が分からないようだ。)

        …男の人と女の人は、別々に行動したりするんだよ…これから勉強していかないとね?さぁ、それより…僕たちも着替えないとね!まぁ、脱ぐだけなんだけど…。
        (既に用意していた海パンに着替えると、「おっきいねー」「そうだねー」と海を見ながら母親の帰りを二人で待つ。) -- ジャン&ラージャ
      • ……さて(独り小屋に入ると、ドレスを解き、下着を脱いだ後水着を着けていく。慣れてきたが、それでも胸元には手間取るようで)
        …………ん(姿見の前で問題が無いのを確認した後、夫と息子の下へと小屋を出た)

        待たせたかしら?(言いつつ合流する。大人しめの黒いセパレート水着だが、着用者に合わせたか胸元の開きは少々大胆なものだ)
        -- ラク
      • …あ、戻ってきたね……うん、似合ってる。それを選んでやっぱり良かった(やや大胆にも思えるが、堂々としたラクには似合っていると思った。)
        かーさま、格好いい!(一方ラージャの方は、いつもと違う水着姿の母親にそんな印象を持ったようだ。)
        …まぁ、せっかくだし波打ち際に皆で行こうか…それならラクも大丈夫だよね?(立ち上がってから手を差し出して、ラージャとともに歩いていく。)
        (ちなみに準備時に言われたからだろう、ラクの胸元は極力見ないようにいつもよりちょっと目線が上に向いている。) -- ジャン&ラージャ
      • ん、ありがとう(夫の褒め言葉に頷き) ふふ、ラージャもそう悪くは無いわよ(息子の褒め言葉には微笑んで頭を撫でた)
        (普段は首から上と手首から先以外の肌の露出を全くしていない母が素肌を晒し、撫でた拍子には普段と違い柔らかな胸の谷間が覗き、息子とは言え今の母の姿は少々刺激的かも知れない)
        そうね、それくらいなら……ほら、急がなくても良いの。逃げやしないのだから(夫の手を取り、それからやや先行がちな息子を追う)
        (夫の様子に、それはそれで若干面白くなく思う妻なのであった)
        -- ラク
      • とーさま、ぼくもわるくないって!(母親に褒められて、嬉しそうに父親にも自分の海パン姿を見せる息子。)
        (確かにいつもより露出は高いが、一緒にお風呂とか入れられてる上に、まだ子供なだけに刺激にはなってないようだ。)

        …うん、似合っているよラージャ。今すぐ海に出れそうなくらいだけど…でも、海を油断しちゃダメだよ?(一応注意しておく。)
        …ラージャなら、すぐに泳ぎも覚えると思うけどね?…じゃあ、ラクはそこで見ててね?(波打ち際につくと、早速海に入る前の準備などを始める。)
        (今までの子供同様に、例え水の中で息が出来ようが尾が生えようが、海に入る心得などはちゃんと教える。それが友達とかの時に生きるからのようで真剣そのものだ。) -- ジャン&ラージャ
      • まぁあなたの子だし……心配はしてないけれど。ええ、ごゆっくり(夫と息子のやりとりを眺め、夫の真剣な様子に自然と微笑みが浮かぶ)
        そういえば……可能性が無い訳では無い、か(波打ち際にて、翼の有無に関わらず自分に似た場合、泳ぎ下手もありうるかと思い、ちょっと心配そうな視線を息子に向けた)
        -- ラク
      • (ラクの心配をよそに、父親の教えの良さと本人の運動神経の良さもあってどんどん進んでいくレッスン。)
        うん、それでいいよ…泳ぎながらの息継ぎは問題なさそうだね(そこまでは順調に進んでいた。)
        …それじゃあ、次はちょっと軽く手を離して泳いでみようか…ラージャなら鍛えてあるから、大丈夫と思うけど(笑いながらゆっくり手を離す。)
        (しかし、その途端に体が沈みぎょっとするジャン。慌てて顔を沈めて…そして一旦止まってから、ゆっくりと息子を引き上げる。)
        ……まさか、底で泳いでるとは思わなかったよ(きょとんとする息子をよそに苦笑する、どうやらラージャは極端なカナヅチのようだ。) -- ジャン&ラージャ
      • …………(恙無い様子に自分の杞憂かと思いつつ、時折夫や息子に声をかけたりしながらレッスンを見守る)
        ……あっ、えっ?(が、急に沈んだ息子に流石に慌て、数歩海の方へ踏み出し) ……はぁ(息子を引き上げた夫の様子に溜息を零した)
        こういうのはかつて無かったわね……(夫へと苦笑しつつ、腿辺りまで海に入っていたので岸へ戻り始める)
        -- ラク
      • (心配させたこともあるので、休憩という事でラージャを連れてラクがいる位置まで戻ってくる。)
        …ただいま、ラク…こういうパターンは初めてなだけに驚いちゃったよ…途中までは上手くいってたのになぁ(苦笑しながら砂浜に座る。)
        かーさま、ぼくのおよぎどーだったー?(自信があるのか、褒められることを期待して目をキラキラさせながら聞いている。)
        (先ほど休憩すると言った際もまだ泳げるよー?と言ったほどのようで、ジャンも苦笑している。)

        確かに凄くはあるんだけどね…でも、あれは正しい泳ぎじゃないよ。ラージャ(流石に誤解させたままではいけないので、ちゃんと言っておく。) -- ジャン&ラージャ
      • ええ、お帰りなさい二人とも。……そうね、私も驚いてしまったわ。まさかあんな風になるなんて(苦笑を返しつつ、息子を挟んで座る)
        ……良い? ラージャ。泳ぐと言うのは、水面でやらないとよく見えないものなのよ。だからかあさまはちょっとよく分からなかったわ
        ……そうね、とうさまの言う通りよ? それにとうさまが指導する間は水に受けていた筈だし……沈む事は泳ぐ事とは言えないわね
        (率直に述べた後、夫に同調する)
        -- ラク
      • 今までの子はクノンはちょっと特殊だけど…ランもジークも、シャナも何だかんだで泳ぎが上手だったからねぇ…。
        …そっかぁ…みえなかったんだー…(母親が見てなかったと知り、とても残念そうに肩を落としているラージャ。
        …うー…じゃあ、がんばっておよげるようになる!(兄や姉、あるいはレンに負けまいと、ぐぐっと気合を入れるように手に力がかかる。)

        ……何だか、クノンのお菓子作りの時と同じ展開になりそうな気もするけど…ラージャがやる気あるなら、僕は応援するよ(頬をかきながら言った。)
        あ、ラクも近くで見たいならゴムボートを用意しようか?透明で海の中が覗けるタイプのを買っておいたから…役立つかも? -- ジャン&ラージャ
      • ……この子も……あれだけ自信満々だった所を見ると、恰好だけでも泳げてはいたのかしらね
        ええ、頑張りなさい。とうさまの言う事を良く聞いて、ね(肩を落とした後気合を入れる息子の頭を撫でながら)
        うちの子らは妙な所で妙な事になるわねえ。……改善できると良いだけど
        え? ……ん、どうしようかしら。ああでも、そういうのがあるなら使うべきね。用意してくれるかしら
        -- ラク
      • うん、目をぎゅっと閉じてはいたけど見事なバタ足だったよ。海底をズンズン進むくらいには…(苦笑しながら頬をかいた。)
        …うんっ!えへへ…あ、かーさまもくるの?(撫でられて満面の笑みだったが、近くで見てくれるとあってさらに笑顔が輝く。)
        あはは、それならラージャもそうしてほしいみたいだし膨らませるね…えぇっと、確か…(荷物の中からバレーボールほどの大きさの丸い球体を取り出してくる。)
        これマジックアイテムの一種らしくて…救難用に開発された技術らしいんだよね…えいっ(軽く魔力を与えてから放り投げると、瞬時に透明なゴムボートが現れた。)
        これなら、ラクが乗っても安定する大きさだと思うよ(その横ではわぁーっと面白アイテムにラージャが興味津々に見ている。) -- ジャン&ラージャ
      • ふぅん。……水中で瞼が開けれるようになれば、自分の有様が分かるでしょうしそんな事にはなり辛くなる……かもしれないわね
        ええ、折角ですもの(息子の輝く笑みに微笑み返し)
        (どういうの用意したのかしら、と夫が取り出す何かを待つ) ……へえ(取り出された球に少し関心を持ち)
        成る程、よさそうね、それ。取り扱いが少し難しい……訳ではないでしょうけど。流石に安全性は確保してあるでしょうし(狭い所に投げたらどうなるか、応用して別のを丸めたら尚更、とか考えてしまう)
        そのようね……(立ってざっとサイズを確認し、感嘆する息子に) 大きくさせるだけならあなたにも出来るでしょうし、後でとうさまに頼んでみたら?(と声をかけた)
        -- ラク
      • じゃあ、こんどはちゃんとみててね?(今度は気合を入れて泳ぐ気のようで、手にも力が入る。)
        …面白いでしょ?便利でもあるし…あぁ、そんな大きくなる時に勢いがないから…人がいても多分大丈夫じゃないかなぁ…馬車の中で広げたら苦しくはあると思うけど。
        それじゃあ、ラクはそこに乗って見学すると言う事で…え、ラージャもしてみたいの?…仕方がないなぁ、後でだよ?(笑いながら、息子の髪を撫でて言った。)
        やくそくだよー?それじゃあ、かーさまみててね!(笑顔で言いながら、父親と共にまた足が届くところまで歩いていく。)
        (ジャンはラクのボートを引っ張りながら沖の方に立って、そこからラージャの両手を自分の片手にかけさせて器用に沖へと進んでいく。)
        (ラージャも手がかけられてる時は安定するのか、海面に顔をつけては真剣な表情で息継ぎをして、手を引かれながら泳いでいく。) -- ジャン&ラージャ
      • ええ、ちゃんと見てるわ(微笑みが絶えない。やはり娘より息子の方が可愛く思えるのだろう)
        ……そうね、似たようなのを作ってみたくなったわ。そう難しくは無いでしょうし……え? ああ、それはそうね(軽く苦笑し)
        そうさせてもらうわ。……ふふ、そう難のある事でも無いし、それくらい構わないでしょうから
        良かったわねラージャ。……ええ、でも無理はしないのよ
        (夫と息子が歩いて海に入る中、早々とゴムボートに乗り込んで夫に引っ張って貰う)
        …………(夫の腕に捕まるさして重そうでもない様子の息子を不思議そうに見つつ、水の精霊か何かに好かれてないのかしら、などと思う)
        -- ラク
      • …似たようなもの、かぁ…今度それが出来たら見せて貰おうかな、どんなものかちょっと気になるし…(ラクが作るものに興味があるようだ。)
        かーさまなにかつくるの?ぼくもみていい?(ラクの言葉にラージャも見たそうに見上げるが、今の所どんなものか全然分かっていない。)
        うん、さっきもぜんぜんくるしくなかったからだいじょーぶ(Vサインを出しながら笑顔で言ってる、水呼吸は出来ないが肺活量が優れているらしい。)

        …うん、その調子…それじゃあ、ラージャ…ゆっくりと手を離してごらん…いい?(ラクの目の前で、ジャンが足がつかないくらいの位置で手を離させる。)
        (すると、やはり鉄を水中に落としたように海底まで沈み、そのまま泳いでいくラージャ。その姿も、すぐさまジャンが助けにいく様もゴムボートの上からでも分かるだろう。) -- ジャン&ラージャ
      • ま、要は元の物を圧縮して保存するようにすると言うか。……まだ青写真も出来てない段階だけれどね
        ええそうよ。……そうね、完成したら見せてあげるわ。巧くいったらあなたにもあげるわよ(見上げる息子に視線を合わせ微笑む)
        ……だからと言って無理は駄目よ?(嘘は言っていないだろうけど取り敢えず注意はしておく)
        さて……どうなるかしら(夫の誘導に従う息子に注意深い視線を向けたが、直後に沈む息子。それを追う夫)
        …………私とジャンの相性がどこかで反発し合った結果、ああいう風になるのかしら……(ボート底から水底を見つつ、溜息をついた)
        -- ラク
      • …だって、ラージャ…楽しみだねぇ…(うん!と答える息子とともにその日を楽しみにする事にした。)
        うん、わかってる。むりすると、しもべもないちゃうもん(時々鍛錬で無理しすぎてしもべに心配かけているようだ。)
        (そしてラクが見守っている中で、海底に進んでいたラージャを抱きかかえると、ジャンが海底から水面へとゆっくり上がっていく。)
        (しかし途中でラクと目が合って苦笑していたが突然ごぼっと何かを見て驚いたように息を吐き出している。)
        ……ただいま、ラク…そのボート、ちょっと予想外な事を発見してたよ…(何故か妙に目をそらしてる、海中で見上げたらうつぶせの水着姿のラクが見えた影響のようだ。)
        かーさま、かーさま、どうだった?(そんな父親をしり目に、今度こそ自分の泳ぎについての感想を聞きたがるラージャだ。) -- ジャン&ラージャ
      • ……問題無く抱えあげられるし、そのまま泳ぎ上がる事も出来ると言う事は、ラージャが重くなったと言う訳では無いのよね……
        ……?(夫と息子の様子を見守っていたが、ふと夫が派手に吹いたので不思議そうに首を傾げる)
        ええ、お帰りなさい。……どうしたのよ一体?(予想外という言葉に疑問を感じつつ問う。水面のジャンの目線の高さとボート上のラクの乳房の高さは割と同じであり、問うているラクはボートからやや身を乗り出し気味なので柔らかく強調されていた)
        どうって。……まぁ、泳ぎ自体はあれで良いんじゃないかしらとは思うわ。後はちゃんと浮いたままなら問題も無いでしょうに(手を伸ばし、海水に濡れた息子の頭を撫でつつ)
        -- ラク
      • …そうみたいなんですけど…なんだろうね、体が傾いて下に潜って行く感じでもないし…(不思議そうに首をひねっている。)
        …えぇっと…まぁ…ちょっと、ね…また後で説明するけど(真下から見た後だけに、最近なら割と平常心でいられる光景も目をそらしてしまう。)
        …えへへ、よかったぁ…(ラージャは褒められただけで満足らしく、今の所は浮いたままでなくても気にしないようだ。)
        と、とりあえずは…戻ろうか…理由もよく分からないから、このままやっても潜水の授業になっちゃうしね?(口で説明した理由以外にもまた潜るとあの光景が見えそうなだけに、とりあえずラクとラージャを連れて砂浜まで戻る。)
        あ、それと…今回は泊りなだけに、久しぶりで3人でお風呂とかも入れるよ? -- ジャン&ラージャ
      • ……ふぅん(夫の様子にやや呆れたジト目を向ける妻だ)
        ま、今後に期待で今は良いかしら。……この事はクノン達にも伝えておかないとならないでしょうけど(やや苦笑しつつ)
        ええ、そうね。余り続ける訳にもいかないでしょうし。……ラージャ、しもべも言っているでしょう? 根を詰めれば良いと言うものではないのよ、何事も(夫の判断に不服げな息子を宥めた後、戻る間ボート上で夫の背にジト目を向けておく)
        ああ、それもそうね。……でもラージャもそろそろ親と一緒にお風呂と言う感じでも無いんじゃないかしら? 一緒が良いなら止めないけれど(夫の提案に息子へ聞いてみた)
        -- ラク
      • …そうですね、まったく泳げないって訳でもないですし…溺れる心配もある意味なさそうですしねぇ(苦笑しながら頬をかいた。)
        ……うぐっ…(ジト目で見られているのを感じながら、それでも戦術的撤退をする父親。)
        はぁい…うん、がんばればいいものじゃないってとーさまもいってた(ラージャは渋々ながらに、ちゃんと大人や両親のいう事には従ういい子のようだ。)
        …あれ?そうなの、ラージャ…どうする?ラージャがしたい方でいいよ?(まだ子離れに早いと思っていただけに意外そうに言いながら、ラージャに聞いてみる。)
        ……ひとりで、はいれるかな?(親がいなくても平気!と思いたいが、まだ4歳児なのでしもべがいないとまだちょっと不安でもあるようだ。) -- ジャン&ラージャ
      • まあ、何かの時に自力で浮き上がる手段は必要でしょうけど……それこそこのボートの浮き輪版みたいなのを持たせれば多分いいでしょうし
        良い子ね。……ま、休憩も鍛錬の内だと考えなさいな(不服そうな息子にそっとアドバイスを授けておく母だ)
        可愛い子には旅をさせろ的な感じよ(夫にだけ聞こえるようそっと耳打ちしつつ、腕に胸を押し付ける)
        どうかしら。でも、とうさまもかあさまもあなたがちゃんと自分で身体を洗えて、行儀良くお風呂に入れる事は知っているわ
        -- ラク
      • …だねぇ…確か、レンちゃんはまだ泳ぎの練習は軽くしかしてなかったから…うん、ラージャが浮き輪でもおかしくないだろうしね。
        …うきわ?…きゅーけいもたんれん、なんだー(何かは分からなかったので首をひねっていたが、ラクの言葉にはそういうのもあるのかな?という感じで唸ってる。)
        …うぅ…いいたいことは分かるんだけどね?…ちょっと早いかなぁって…今までの子も小学生前後でそうしてたし…(まだ少し不安げに言った。)
        (胸の感触にはもちろん気づいているが、一人で大丈夫なのかと父親モードで心配している。)
        もー…とーさまはしんぱいしすぎだよ…かーさまもこういってるし…はいってみる!(何事も挑戦するタイプの子のようだ。) -- ジャン&ラージャ
      • そういう事ならさほど問題も無さそうね。……浮き輪ごと沈まれるとどうしようも無いけれど
        きっとラージャの役に立つ物よ。……ええ、そうよ。今は分からなくても、いずれ意味が分かるようになるわ(そっと息子の頭を撫で)
        どうせ失敗するなら、早い内に済ませておいた方が学習とかも早いでしょう?(相変わらずの位置関係で耳打ちを続け)
        それにほら、ラージャもこう言ってるし? ……そう? では頑張ってみなさい。何かあったらすぐに……(ちら、と夫を見) とうさまを呼ぶのよ?
        -- ラク
      • それは…ないと思いたいなぁ…ほら、今僕が持っていた時は重くはなかったし…大丈夫なはずなんだけど…(苦笑しながら言った。)
        …うん、わかった…いみがわかるよう、がんばる!(母親に頭を撫でられて、俄然やる気を出すラージャだった。)
        …それはそうなんだけどね…うぅ、ラージャがそういうなら…うん、何かあれば僕かラクを呼ぶんだよ?いいね?
        …よばないよう、やってみる(丁度何でも一人でやりたがる年齢だけに、許しを得た以上はやりきるつもりのようだ。)
        …はぁ、心配だけど…息子を信じてみようかなぁ……ところでラク、その…いつまでこの態勢で?(胸が当てられてるままなので、身動きとりにくいらしい。)
        そろそろ、お弁当の時間でもいいと思うんだけど…あ、もちろんラクにはケーキがあるけど…(流石に出来立てではないが、チルドボックスに入ったケーキが荷物の半分以上を占めている。) -- ジャン&ラージャ
      • ……浮き輪は、今回の内に試しておいた方が良さそうね
        そう、なら出来る範囲で頑張りなさいね(夫の様子に苦笑しつつ息子にエールを送る)
        大丈夫よ。別に物の教え方を誤っている訳でもないんだもの。……あら、夫婦が身を寄せ合うのに何か駄目な点でもあるのかしら……
        ん、まぁそれもそうね。ではそうしましょうか(一時はより強く胸を押し付けたものの、あっさり離れた)
        -- ラク
      • …だね、ラージャのためにも…(苦笑しながら意気投合する両親を見ながら首をひねるラージャがいた。)
        まぁ、それもそうか…それに、ラージャの肉体は兄弟の中でも一番丈夫だろうし…(再生力は人魚としては低い方だが、丈夫さは人魚にはないもののようだ。)
        (おそらくは魔力のほとんどを回復力や声などではなく、肉体強化に自然と振り分けられているためだろう。)
        …ダメではないんだけど…ラクは本当意地悪だなぁ…うん、今日はアイスケーキとかもあるからね(頬をかきながら、嬉しそうにラクとラージャとパラソルの方へと歩く。)…ぼくのごはんはとーさまの?しもべの?(自分の分の心配はしてないが、どちらが作ってくれたのかは気になるらしい。)
        ラージャのは…僕のが3割、しもべさんのが7割だね…それじゃあ、皆でご飯にしよう!(今のラージャの力関係を感じながら食事を始める3人だった。) -- ジャン&ラージャ
  • かーさま、ぼくうみにいきたい(母親に抱きつくなり、いきなりそんなお願いをしだすラージャ。)
    …レンちゃんが、かぞくでうみにいったって…(レンにあった時に自慢されたらしく、羨ましくなったようだ。)
    とーさまは、かーさまがいいっていったら、いいって…(まずは父親に聞いて、既にそのような答えを聞いていた。)

    あはは…僕も久しぶりにいいかなぁと思って…どうする、ラク(目はどちらでもいいよ、と言う目をしているが、内心ジャンも期待をしているようだ。) -- ジャン&ラージャ
    • あらあら……あら、海に?(いつものように突撃されたので抱き止めたら意外な事を言われ)
      ああ……クノン達の方が、ね。そういう事ならあなたの要求も分かるけれど
      ふぅん? そう、確かにそうでしょうね。とうさまが海行きを拒否する訳も無いし?(息子から夫へと視線を転じ)
      確かに久し振りだけど……(やんわりと息子の頭を撫でつつ) ……ま、そうね。行かない理由も特にないし、ラージャが行きたいと言うなら連れて行ってあげても良いのではないかしら?
      -- ラク
      • うん、すっごくおおきくてきもちよくていいところなんだって…(人魚の血が結構入ってるレンなので、やや誇張気味かもしれない。)
        ……ダメ?(不安や心配にも似た顔をしながら、抱きついたまま母親をじっと見上げ続ける。)
        …ほ、ほんとー?わぁい!ありがとー、かーさま!(OKが出れば、とてもうれしそうな笑みを見せながら言った。

        良かったねぇ、ラージャ…さて、そうと決まれば今から色々と準備をしないと!(早速張り切ってる父親。)
        (数年に一度は海に行ってるものの、ラージャが生まれてからは始めてだけにジャンも嬉しいようだ。) -- ジャン&ラージャ
      • ……まあ大きいというか広いのは否定しないけれど(随分夫側な感想を聞いたのだろうと思い苦笑する)
        駄目なものですか……と、いつもの事だけどどんどん重くなるわね……ラージャもかあさまやとおさまより大きくなるのかしら(抱き付く息子を抱き上げ、乳房は邪魔だが間近に息子の笑顔を見て微笑む)
        ええ、準備は必要だけれど……あ(はたと気づき) 水着は控えめで良いのよ?(夫が新たに用意するであろう水着について釘を刺した)
        -- ラク
      • …えへへ、良かったぁ……うん、とーさまやかーさまよりおっきくなる!(母親の手に支えられて、胸の影響でちょっと不安定だが服にしっかり捕まっている。)
        それでね、ぼくがとーさまやかーさま、よーさいのみんなをまもってあげるの!(それが、ラージャが抱いた最初の夢の形のようだ。)

        …流石に家族連れなのに、大胆な水着を選んだりはしないよー(ラクに釘を刺されて、苦笑しながら頬をかいた。)
        まぁ、あの砂浜にシートとパラソルを立てて、ラクが見える位置で水泳教室とかかな?泳げるようになったら、ラクをボートに乗せて3人で少し沖を目指すのもありだろうけど。 -- ジャン&ラージャ
      • あらあら……ふふ、大した子だ事。要塞の皆と言う事は皆なのよ? 誰も彼もその背に庇おうだなんて……そんな道をラージャは歩めるのかしらねえ(とはいえ可能性はまだ幾らでもある以上、無謀とは思わなかった)
        それはどうかしらね?(苦笑する夫へ視線を転じ、少々意地悪な視線をよこす)
        水泳教室だけならプールを使えば……泳ぐ練習くらいは先にやっておけば良いんじゃないかしら? 沖はまあ、考えておくけど
        -- ラク
      • うん、しもべもてとらもでるも、みーんな!…がんばる!(両手を広げて言いながら、笑顔で言った。)
        (元々好きではあったがその事もあってか、強くなるためにより鍛錬にのめり込むようになっていくラージャだった。)

        …うっ…信用がないなぁ…まぁ、こればっかりは今まで今までだったからね…ほら、あのセパレートタイプの黒い水着とかがいいと思うよ?
        …まぁ、それはそうかな…じゃあ、プールでまずは練習して…それから海に行こうか…ラージャはそれでいい?
        …さきにうみじゃ、だめなの?(話を聞かされて、OKが出ただけに頭の中は海で一杯らしく、ちょっと不満そうだ。) -- ジャン&ラージャ
      • ……出来るかしらねえ、あなたに(前途希望一杯な息子に複雑な表情を見せるも、屈託無い笑みに息をつき、優しく頬擦りする)
        まぁ、言ったからにはやり遂げなさい。私の子なら、言った事にはちゃんと責任を持たないとね?
        あら、そういう方面では仕方ない所だわね? ……ん、まぁ、確かにあれならあなたも困る事にはならないかしら
        ええ、いきなり本番と言うのも些か……波もあるのだし。いっそクノンに手ほどきを頼んでみても……
        あら、不服なの? ラージャ。……プールでも充分満足しそうな気はするのだけれど。……そういえばまだ見せた事も無かったかしら?
        -- ラク
      • ……できるよぉー…うん、やりとげる!(母親の優しい頬ずりには嬉しそうに、そしてしっかりと頷いて答える。)
        でも、元から家族連れの時はほとんどそういう風になった事はないと思うんだけどなぁ…特に、ここのところは落ち着いてるよね?(苦笑しながら言った。)
        …あぁ、クノンとレイくんとレンちゃんと一緒に行くのもありだね。ラージャとしてもそっちの方が楽しいだろうし…あれ、ラージャは海がいいの?
        ぷーるって、あのおっきいおふろだよね?…あれでも、いいけど…(滅多に我儘を言わないラージャだが、妙に諦めが悪い様子だ。)
        ……あぁ、なるほど…ラク、きっとレンに自慢されたから海がいいんだと思うよ?(なんとなく察する事が出来て、ラクに耳打ちする。) -- ジャン&ラージャ
      • ふふ……(熱意あふれる息子の言葉をしっかりと覚えておく事にしたのだった)
        ……あら、そうだったかしら? じゃあ私を見ている時に視線が下寄りになりがちになるのは気のせいだったのね(微笑みながら)
        ん? ん……ま、そうね。クノンだけという訳にもいかないし、あの子が居れば……あら?
        あまり正解とは言えない答えだけど……。ラージャ? どうしたの(珍しい態度を取る息子に不思議そうに顔を寄せ)
        ……なに?(夫に声を掛けられ耳を寄せれば、) …………ああ、成る程? ……そんなに海がいいの?(そして息子に聞いた)
        -- ラク
      • …えぇっと…それは、まぁ…時々はそうなっていたかもしれないけど…ちゃんと目を見ながら話してるよ?ほとんどは(目線をそらしながら言った。)
        家族水入らずはそれはそれでいいけど…やっぱり子供は子供と一緒が一番楽しいみたいだしね…ラクはレイ君が一緒だと気になる?
        まぁ、僕としても…ラクの大人しめの水着姿でも見られるのは…ちょっと気になるんだけど…(子供が喜ぶし、弟子でもあり家族でもあるので我慢できるようだ。)
        ……うん、できれば…うみがいい…(普段言わないだけに、言ってもいいのか若干迷いながらもちゃんとはっきりと言った。)
        …あと、レンちゃんといくより…さきに、3にんでいきたい(行った回数で負けたくないし、年上なので知っておきたいなど色々とあるようだ。)
        -- ジャン&ラージャ
      • そこで目を逸らさなければそういう事にしてあげても良かったんだけど……(駄目なとうさまねー、な感じで息子をあやしながら)
        そうね……え? 気になるって何を気にするの
        ……ああ。私は別段構わないんだけど。それに、向こうはほぼクノンやレンの方しか見てないでしょうし
        そう、そんなに海が良いの。……よほど自慢されたのねえ(苦笑しつつ) それじゃあクノンと連絡を……あら
        まず水入らず、という訳ね。……まぁ泳ぎもとうさまと一対一の方が気が散らずに済むかしらねえ
        まあいいわ、では海に行きましょうか。日程とかはいつものようにジャンに任せるけど
        -- ラク
      • …反論のしようもないよ…(肩を落としながら、父様は負けた訳じゃないんだよーと言いたげに息子の髪を撫でる。)
        ……言われてみれば確かに…心配のしすぎかぁ…(そう言われるとレイは確かに他の女性に見とれる様子は店でもなかったので、その通りだと思ったようだ。)
        …ラク、もしかして僕ってラクに関しては独占欲とか強いのかな?(そしてそうなのかなぁっとちょっと気になって、耳打ちして聞いてみる。)
        …だって、ずっとうみのはなしで、じまんげにいうんだもん(それが悔しくて、羨ましくて、自分も行きたいと思ったらしい。)
        ……うんっ!えへへ、とーさま…よろしくねー(3人でいけると思うと、自然と満面の笑顔になって父親にお願いする。)

        あはは、分かったよ。それじゃあお店の方の休みも考えて…近いうちにね?(嬉しそうな息子を見て、こちらも笑顔になるジャンだった。) -- ジャン&ラージャ
      • 心配のし過ぎでしょうに。……というか何の心配をしているやら、だわ(呆れた風に息をつく)
        ……もしかしてというか、著しく今更ではないかしら……(耳打ちに微妙な顔になった後、耳打ちし返した)
        そう、それは……億劫だったわねぇ。……ああ、ラージャ。見に沁みて分かってるでしょうけど、自慢話を他人にする場合は相手の様子を良く見て程々になさいね?
        まったく、嬉しそうだ事。……そうね、近い内に(息子と夫の笑顔につられるように微笑むのだった)
        -- ラク
  • …あれ、ラク。ラージャを見てないかな?そろそろ僕が水魔法を教える時間帯なんだけど…(3歳になった次男を探しながらテラスにいたラクに聞いてみた。)
    確か、しもべさんがこの時間前まで色々と教える事になってたから…多分、しもべさんと一緒にいるんだろうけどねぇ(しもべにべったりな息子を思い浮かべて苦笑する。)
    …にしても、今度の子は肉体強化に特化してるだなんて…ちょっと予想外だったね、そろそろ闇専門の子でもくるかなーとか思ってたのに(椅子に座りながら、お茶セットを影から取り出してテラスでお茶を始める。)
    (どうせ帰ってくる時は昇降機に乗ってテラスを通るので、しばし雑談をしながら待つ気のようだ。) -- ジャン
    • いえ? 知らないわ。来てないのなら……ええ、まだしもべと一緒に居るのでしょうね。あれは今までで一番しもべに懐いているようだし
      (なにやら落ち着かない様子の夫を不思議に思ったが、事情を知って苦笑する)
      ある意味、魔術の類は苦手と言えるでしょうね。基本的に外部対象をどうにかするより自分を弄る方が楽だもの
      (夫の淹れた紅茶に軽く口を付け) そういえば時間厳守の点で見ればしもべの担当で遅くなるのは珍しいわね。……ラージャが余程何か我が儘でも拗らせているのかしら
      -- ラク
      • …ジークも結構懐いていたけど、ラージャは特にだもんねぇ…まぁ、しもべさんも今まで以上に時間取ってたからもあるんだろうけど
        …うん、出来ない訳じゃないんだけどね。得意分野がもう一本に決まってる感じで…(頬をかきながら紅茶をラクに差し出す。)
        …そうなんだよね、まぁ僕は肉体強化とか得意じゃないから…自然としもべさんの指導に熱中しちゃう感じみたいだしね。
        …クノンは、集中力で言えば僕のお菓子作りの時並って話だったけど……そんなに集中してる?(ラクが背後に立とうが気付かないレベルらしい。) -- ジャン
      • なんだかんだであれも教育熱心だものねぇ……あなたと担当時間配分決めてる時とか気迫が違うし。……まぁ、それはあなたもだけれど
        幼い内から選択肢が狭いと言うか、選択する気が無いのは何だか勿体無い感じはあるわね……長所を伸ばすのも親の務めとはいえ
        その内デルレイッチ辺りと模擬戦を繰り返すようになるかしら。肉体強化の上で遠距離戦を好むようになるとは考え難いし
        うん? ……ん、そうね。肩を叩きでもしない限りは……
        -- ラク
      • それはだって、大事な子供の将来にかかわる事だからね!…ただ、今回はしもべさんに押し負けちゃったけど…(シャナの事があって強く出れなかったようだ。)
        ……うん、それはね…まぁ、今後同時に違う技術を磨きたくなるかもしれないし…その時選択肢があるよう、色々と教えるつもりだけどね?
        あはは、ありそうだなぁ…そういう意味ではデルレイッチが一番の適任だもんね、加減の問題はあるけど…。
        …そうかなぁ…まぁ、でも…集中力があるのはいい事だよね…あ、戻ってきたかな?(昇降機が動きだしたのが分かった。) -- ジャン
      • 母親なのだし私もあれくらいには熱心になるべきかしらねー……とはいえ、シャナの時にあの調子だったものだから、やはり一歩引いておくべきなのかも知れないけれど。……仕方ないとはいえ、ね(夫同様、シャナの件には思う所があるようで)
        そうね。選択肢の幅を知る機会も……まぁしもべに任せておけば良いんでしょうけど
        一応、あなたと私の子だし通常の致死くらいはどうとでもなるでしょうけど……。……どうせラージャも冒険者を志すのでしょうし、接近戦の痛みくらいは嫌という程教えておいた方が良いかしら。臆病になって貰っても困るけど
        そうだけど……あら、ええ。そのようね(夫が昇降機の方を見れば、それに追従した後小さく微笑む)
        -- ラク
      • …あ…とーさま、かーさま!(二人の姿を見つけると、ちょっと危なっかしい足取りで駆け寄ってくる。)
        …きょうも、じょうずって、しもべが!(頬に絆創膏などをつけながら、元気よく報告する次男。)
        (わんぱく、と言う訳ではないが元気が有り余っている様子だ。) -- ラージャ
      • まぁ、その辺りはラクのペースでいいと思うよ…自分のペースを変えても、無理がきちゃうしね……うん(苦笑しながら頬をかいた。)
        特にラージャは防御力が高いからねぇ…回復力もそこそこあるから、多少の攻撃は心配ないとは思うんだけど。
        …でも、負けず嫌いで何度も向かっていくのもちょっと怖いけどね…あ、来た来た…(駆け寄ってくる息子を見て目を細める。)
        あはは、そっかぁ…ラージャは教えて貰うのが好きだから、その分伸びがいいかもだねぇ…(笑顔で、息子の頭を撫でてあげる。)
        あぁ、しもべさんもお疲れ様…でも、珍しいね?(時間が伸びたことについて言った。) -- ジャン
      • ……まぁ、それで良いんでしょうね(苦笑する夫にそっと頷きかける)
        あら、その分成長も早まりそうなものだし、自分の限度を知っておくのは悪い事では無いわよ? しもべが付いていれば不慮の事故も無いでしょうから
        (元気な息子の様子に夫同様目を細め、父親に褒められ抱き上げられて喜ぶ様を楽しげに見つめる)
        その事をジャンと話してた所よ。……なにかあったのかしら?
        -- ラク
      • ……。(遅れて昇降機から出てきた後、駆けて行くラージャを心配そうに追うも声はかけなかった)
        (ジャンからの労いに僅かな目礼で応えた後、二人からの問いに若干窮したように視線を逸らすが、すぐ戻す)
        少々、若の呑み込みがよろしいもので……些かやり過ぎてしまいました。特段、何か不都合があったと言う訳ではございませんので(ラクの方を見て説明した)
        -- しもべ
      • …?……あ、ちがうよー(両親としもべの会話に、しばし首を傾げていたが、責められてると思ったのか慌てて止めに入る。)
        しもべは、わるくない。ぼくがもっとって(父親の服をぎゅっと握って、しもべを責めないように必死に弁解する。)
        (実際、ラージャがねだってずるずると伸びてしまったのは事実だった。) -- ラージャ
      • まぁ…それもそうなんだけどね…無鉄砲さは出来れば要塞の中にいる間に矯正されるといいなぁ…(ただしジャンも冒険で失敗続きだったのであまり人の事は言えない。)
        …あぁ、確かにラージャは物覚えがいいけど……あ、別に責めている訳じゃないよ?(ぎゅっと服を掴まれ、ラージャの方を向く。)
        …大丈夫、しもべさんの事を責めたりしないから(安心させるように頭を撫でて、笑顔で笑って見せる。)
        …でも、そうなると…我儘なラージャには、ペナルティが必要かもだねぇ…(しかし一方で、決められた時間は守るようにちょっとした罰を与えようとする。) -- ジャン
      • 助長されそうでもあるけれどねぇ……。…………あら、珍しい(しもべの返答に対し、夫が言い募ろうとした所で息子から制止が入ったので少し目を丸くする)
        ……ふぅん。そうなの?(息子の言い分にしもべへ視線で確認を取る)
        ……。は、左様に御座いますれば……
        そう。臣下を思いやる心は立派は立派だけど……そうね、ラージャ。とうさまの言う通り、罰は必要だわ。……さて、どうしたものかしら(楽しげに考えを巡らせ始める母親)
        ……その、結局押し負けた此方にも責任の一端があるのは間違いの無い所、故に若にのみ罰を与えると言う訳には……
        しもべ。あなたが一番あの子を甘やかしてどうするの(しもべの言いように苦笑し) ……ああ、ではこうしましょう。ラージャ、あなた暫くしもべと一緒に寝起きなさい。とうさまもかあさまも我が儘な子と一緒に寝るのは嫌だもの(率直に3歳児に罰を突き付ける母)
        …………。(自分から否やは無いが心配そうにラージャを見るしもべ) -- ラクとしもべ
      • …うん、ほんとーだよ…ね?(しもべにも同意を求めて、事実であることを認めて貰う次男。
        …うっ…ば、ばつ?…が、がんばる!(一瞬くじけそうになるが、そこで引かないつもりでぐっと手に力を入れる。)

        …うん、そこまでいうのなら……しもべさんの言い分も分からなくはないんだけどね(自分もそうしそうになるだけに、頬をかきながら苦笑する。)
        ……そうだね、しもべさんと一緒に…え?…う、うん。そうしなさい(一瞬悲しげな顔になるが、すぐに真面目な顔をして息子に言った。)
        …え?………うん、がんばる…(ラージャは悲しげな顔になって、涙を浮かべながらもその罰を受ける気のようだ。) -- ジャン&ラージャ
      • ……まったく。ともかく、決められた事は守る必要があるわ。あなたはまだ幼いけれど、その辺りはよく理解して貰わないと(夫の表情の変化を見逃さず、軽く苦笑した後息子に良く言い含める妻)
        そう言う訳だから、しもべ。暫くラージャの事お願いね
        ……。は、お任せを(今にも泣いてしまいそうなラージャに胸を締め付けられつつも、顔には出さず頭を下げる)
        ラージャ(息子へ手を伸ばすとそっと頭を撫で)しもべが良いと言うまで罰は続けるけど、もししもべに良いと言うよう催促をしたなら、とうさまもかあさまもあなたの事を嫌いになってしまうわ
        それは嫌でしょう? とうさまもかあさまだってラージャを嫌いになりたくないわ。だから、ちゃんと、しもべの言う事を聞いて大人しくしているのよ(いい? と念押しした後息子に笑みを見せた)
        …………(取り敢えず自分の役目は後の事になるので黙って経緯を見ているしもべ) -- ラクとしもべ
      • ……わかってる…(くっと唇を噛みながら、罰は罰として受ける覚悟が出来たようだ。)
        (小さいながらに修行好きなせいか、罰などに対しても他の子供よりも抵抗が少ないらしいが、子供だけに表情や雰囲気から辛いと言うのがにじみ出ている。)

        …お昼寝くらいなら経験あるんだけど、夜も一緒に寝ないのは初めてだろうし…寂しがると思うけど、よろしくね(ジャンとしても息子の成長を願って、送り出す気らしい。)
        …がんばってくる…きらいに、なってほしくないもん…(嫌いと言う言葉に涙を浮かべるが、決して泣かずにぐっと我慢しながら言った。)
        …わかった、いってもらえるまでがんばる…しもべ、よろしくね(しっかりと頷いたあと、しもべのスカートをぎゅっと握った。)

        …さて、決まった所で…今は皆でお昼ご飯にしようか、僕の時間はその後でね?…ラージャは何が食べたい?(ラージャの頭を撫でながら、笑顔で聞いてみた。)
        …しもべのカレーが、食べたい…(泣きそうだが、しっかりと食べたい希望は言える辺り、子供は正直で現金だ。 -- ジャン&ラージャ
      • ふふ、良い子だ事(ラージャの返事、仕草に柔らかな微笑みを浮かべる)
        ……。……勿論ですよ、若。しもべが良く見ておりますので(今にも甘やかしそうな微笑みを浮かべ)
        カレーですか。承知致しました、すぐお作りします(そっとスカートからラージャの手を解くと、一礼した後に姿を消す)
        (消えるまでのしもべの笑顔を不審げに見つつ) ……そうね、それじゃあ……ラージャ? とうさまの所だけでなく、こちらにも来る?
        (息子を自分の膝の上に誘う母。来るか夫から受け渡されれば、改めて頭を撫でておくくらいはするつもりらしい)
        -- ラクとしもべ
      • …知ってると思うけど、ラージャは結構寝相は良くないからしもべさんも気を付けてね?(一応注意しておく父親。)
        …そんなこと、ないよ〜…(首を振ってる次男、ごまかしや嘘ではなく記憶にないので知らないだけのようだ。)
        うん、まってる…(手を離すと、その手を振って姿を消したしもべを見送る。)

        ……?…あぁ、そうだね…あはは、いいよ。言ってきて(いいの?と見上げる息子の頭を撫でながら言った。)
        …ん…(寝る時に居られないなら今甘えたいようで、抱き上げて膝の上に置いて貰うと嬉しそうに笑っている。) -- ジャン&ラージャ
      • ……さ、いらっしゃい(夫の膝から降り、此方へ寄って来た息子を抱き上げると膝の上に乗せる。息子にもたれられればクッションの様に乳房が沈む)
        それにしても……ついさっきあんな顔をしていたのに、もう笑って。罰を受けるなら受けるらしい感じに……はまだ難しいかしらね
        (苦笑しつつ優しく息子の頭を撫でた)
        -- ラク
      • …うっ…だ、だって…(まだまだ甘えたい盛りなだけに、父親の許しも貰ったので当然甘えようと思ったらしい。)
        …じゃあ、降りた方が、いい?(しょんぼりとした顔で、頭を撫でてくれる母親を見上げる。)

        まぁ、ラージャはまだ3歳だからねぇ…3歳でそこまで求めるのはちょっと早いかもね(笑いながら、自分とラクの分のケーキと紅茶を用意していく。)
        …さてと、後はしもべさんのカレーが出来るのを待つだけだね…(一応は一緒に食べるまで待つ気なのか、切り分けずにしもべさんが戻ってくるのを待っている。) -- ジャン&ラージャ
      • あら、良いのよ。一緒に寝ないとは言ったけれど、甘えさせてあげないとは言っていないもの(見上げてくる息子に微笑みかける)
        それもそうだけど……そういえば、クノンは何歳頃から自室で寝るようになっていたかしら(息子を撫でつつ、夫の手際を見つつ)
        ……ある物だけで先に始めてしまっても良い気はするけれど(とは言うものの手は付けず)
        -- ラク
      • ……。お待たせ致しました(十分と少々後、良い匂いがしたかと思えば手押しのキッチンワゴンと共に現れる)
        ライスの他にナンも御用意してみたので、たまには如何かと(尚、カレーは甘口のみであった)
        -- しもべ
      • …よかったぁ…(しょんぼり顔から、すぐに嬉しそうな笑顔に変わる。また小さいだけに表情もころころと変わるようだ。)
        …クノンは確か、3歳くらいじゃなかったかな…それでも時々、一緒に寝たがったりしたけど…(ただラクの態度もあって他の子より早かったかもしれない。)
        …気持ちは分かるけどね、でもしもべさんの事だし…そんな時間はかからないよ(紅茶だけ先に用意して、3人で少しの間お茶を飲みながら待つ。)
        …わぁ…ありがと、しもべ!(スプーンを右手に握りしめ、目を輝かせてカレーを食べる準備は万端だった。)
        あはは、まずはカレーライスからかな…ナンは後半にするといいかも、とにかく食べたいみたいだしね(カレーはしもべに用意して貰っている間に、ジャンもようやく切り分けていく。)
        それじゃあ、頂きます いただきまーす!(早速大好きなしもべの甘口カレーを口に運ぶ) -- ジャン&ラージャ
      • そう。…………(後であまり甘やかすより多少突き放した方が良いのかしら、と息子との接し方について夫と話し合うのだった)
        ふふ、沢山食べて立派な大人に育ちなさいね(微笑みつつ、息子の行儀の悪い所は直させながら)
        ……。ではライスは少し控え目に……(何だかんだで、子の事となるとジャンとの息は結構合っているのだった)
        (そうして準備を終え、一通りをそれぞれの前に置くといつものように一歩控える)
        いただきます(ラージャが零さないよう注意を払いつつも、自分はいつものように夫からケーキをあーんで食べさせてもらう) -- ラクとしもべ
      • (躾に関しては、なかなかまとまらずに育児の難しさに夫婦でため息をつくのだった。)
        いっぱい、たべる!(食事には子供の中でも一番旺盛な様で、口を時折汚しながら美味しそうに食べる。)
        …しもべ、おいしいよ!…しもべはたべないの?(口を汚したまま、嬉しそうに作ってくれたしもべに礼を言うが、立ってる事に首を傾げる。)

        …そっか…その辺りはまだ分からないか…(ラクに食べさせてあげながら、ラクに目配せをして今教えるべきかを確かめる。) -- ジャン&ラージャ
      • ああもう、ゆっくり食べなさい。しもべもやや過剰に作ってるのだし……ほら、口元(仕方なさそうにナプキンで息子の口元を拭う)
        ……。(子の前でしか見せない綺麗な笑顔を見せつつ) いえ、しもべは後で頂きますから。お代わりが必要ならどうぞご用命を
        (追々分かる事でしょう、とお返しのあーんをしつつ目で応える) -- ラクとしもべ
      • …んっ…ありがと、かーさま(口を拭いて貰い、笑顔で今度はゆっくりと行儀よく食べていく。)
        ……そうなの?…わかった、こんどはいっしょにね?(少し寂しそうな顔をした後、次は一緒に!と思って笑顔でしもべに言った。)

        (其れなら今は言わないで…でも、しもべさんもこう言われると困りそうだなぁ…と思って苦笑しながらあーんして貰うジャン。)
        …んっ…でも…お風呂はどうしようか…今までは僕が入れてあげていたんだけど…(それはどうするか、ラクに聞いた。)
        ……(その言葉に食べる手も止めて、母親の答えをじっと見上げて待ってる。) -- ジャン&ラージャ
      • ……そうよ、それでいいの。今はまだ急いで食べる時ではないのだから
        ……。ええ、機会がありましたら(勿論そんな機会は無く、断ったも同然だがラージャがそれと知るまでは時間がかかるだろう)
        お風呂? ……そう、ね。良い機会だし……ラージャ、独りで入ってみる? どうすればいいかはとうさまからもう教わっているでしょう?
        嫌なら……ああ、しもべに手伝って貰おうかしら
        は? ……此方としては否やはありませんが……(急に話を振られて少し驚きつつも、平静に返す)
        との事だし、どうかしら? ラージャ。独りで入る? それともしもべに手伝って貰う? ……どうせしもべと寝るんだものね -- ラクとしもべ
      • …うん、たのしみにしてる!(そんな事とは露知らず、笑顔でしもべに言うラージャだった。)
        ……一人で…はちょっと僕としても心配ではあるけど…一応教えてはいるけどね(水の事故と言うのがあるだけに心配らしい。)
        …えー…ん……じゃあ、しもべとはいる…(一人だけは危険と思ってないが寂しいので嫌、ならしもべとなら入ってもいいと思ったようだ。)
        …そっか…じゃぁ、あまりしもべさんの迷惑にならないように言う事を聞くんだぞ?(内心寂しく思いながら、息子の成長を祈って身を切る思いのジャン。) -- ジャン&ラージャ
      • (夫に言われ、今更のようにその可能性に思い至って数度目を瞬かせる) そうね、そうだけど……ある程度は信用してあげてもいい頃よ
        そう、ではしもべ、そういう事だから(息子の決定を聞き、しもべに視線をやる)
        ……。は、お任せを。……若、至らぬ点はありましょうが、よろしくお願い致しますね(ラクに対し丁寧に頭を下げた後、ラージャに笑顔を向けるしもべ。その後、ジャンに独占されていたラージャのお風呂の世話が出来るとあって勝ち誇ったような視線を一瞬だけジャンに向けた)
        そうね。しもべはそうそう怒らないでしょうけど……かと言って無茶をして良い訳ではないのは分かってるわね(夫の心情は知らず、共に息子へ注意する) -- ラクとしもべ
      • ラージャも水の耐性はあるとは思うけどね…まぁ、そうかもしれないけど…とりあえずは、しもべさんと一緒だし安心かな。
        ……くっ!(数少ない独占分野が奪われた上に、案の定しもべさんに勝ち誇られて悔しさを隠しきれないジャンだった。)
        …ごちそーさまでした!…うん、わかってるよー(そんな父親としもべのやり取りは全く気付かず、食べ終えてから頷いた。)
        …はぁ…まぁ、今からは僕との時間だね…終わったら、しもべさんにお風呂を入れて貰うんだよ?(最後の一切れをラクに食べさせてあげてから立ち上がる。)
        うん、わかった…いってきます、かーさま、しもべ(父親に手を引かれながら、手を振ってその場を後にする親子。) -- ジャン&ラージャ
      • (無い訳はないでしょうし……ええ、そうね。……(そうして、しもべと夫の様子に苦笑する妻である)
        (元気にごちそうさまを述べた息子に微笑みかけ、夫に最後の一切れを食べさせて貰う) ……ふふ、ええ、気を付けてね二人とも
        ……。行ってらっしゃいませ(ラージャへ深々と頭を下げ、王へ食後のお茶を淹れた後、早速手早く片づけを始める)
        (ジャンとラージャが七階を後にした後、不意に口を開く)……ああ、そうそう
        どうされました?(既に片付けを終えており、傍らに控えている)
        こうしてから言うのもなんだけれど、あなた私を義理の母にするつもりは無いのよね?
        ……?! ……それは、ええ。畏れ多き事にございますれば(珍しく態度に出る程狼狽するが、すぐにそれを引っ込める)
        そう。……まぁ、ラージャの事お願いね
        ……お任せを(頭を下げ、いつものように所用に戻らんと姿を消した) -- ラクとしもべ
  • 残光夜