とある孤児院の居間
- おいおっサン 生きてたのか!
- 生きとるわ! 稼働キャラはいねーがな!
つーかなんか生死の心配されてたみたいだからちまちま集合絵に乗ったりしてたんだがなー、うぐぐ…
- 集合絵って最後にやったのいつさ!いつさ!それ以前に二世キャラが出てるのを今初めて知って吹く
- もちろん俺でじゃねーが! ドドンパの野球ポジ配置とか群馬のアレとか? あと名簿はちまちま弄り続けておるのだよ?
いやはっはコレは見ての通り四月馬鹿ネタでだな、そもそも厳密に黄金暦適用するとそろそろ三世四世世代になっててもおかしくないという…
- あー、そう言えばドドパッパのやつに徒弟が出てたな…あれも相当古いけど。
あ、四月馬鹿だったのかー まあ黄金暦だとおっサン達が現役だったのって既に60年前とかそういう時代だしな…うn -- ??
- まあ冒険者にゃなってねーってだけで普通に育っちゃいるぞ? もちろんな? あとやっぱそれ抜きでも俺側としちゃさせたくねーなー…
実は学園祭行ってない皆の衆用にイベント会場的な集合絵背景を用意しようとか考えてたんだが
ふと気付けば流れに乗じてラズよしを弄りたおしてしまった、特に反省はしていない。
- まあ不死身属性の類でもついていない限り娘息子を冒険に出すのはなあー…いや不死身属性ついてても嫌だけど。
まあ学園祭行っている人達の知らない間にラズ吉の頭が食べられると解っただけいいじゃないか!
こっちは連休を活かして娘のステ画をがーっと進めるんじゃグフフ…(スカートの線を何度も修正しながら) -- ??
- 某白い方の娘がコケたときの落ち込みっぷりとか見るとな−、やっぱ鬼門だわなー…
ところで褐色さんやそちらの跡継ぎはまだかのうげほげほ、わしが生きておるうちに見たいものじゃて(無理を言う)
きし麺ラズ吉本日開店、お代はいけ麺でございますとかそういう…?
ああ連休、連休ってなんだ…だがまあ俺もなるべくちまちま作業を進めてーな、新天地への移行がどんなカタチになるかもわからんしなー。
- 二世三世キャラは大抵出オチる みんな知ってるね(男女問わず落ちていくしろほのこの家族達から目を逸らしながら)
hahaha、抱き締めてうへへへへしてるだけの生活に満足出来なくなったら子作りに入るかもしれないって話だ。というかおっサン何歳まで生きるんねん
誰 上 言 。新天地の方は取り敢えず今現役の娘達が終わる迄は移行するつもりだが、その後がさっぱりだなー やっぱり一緒に来るパパ次第だなと思わざるを得ない。データの確保とかは大体済ませてはいるんだけんども -- ??
- あれは最初にうっかりすげー長持ちしたのがな、余計ガツンときたんだろうなー…最初っからロックな生き様だったら楽だったかもしれん。
寿命か、どうなんだろなー…もうとっくにな歳になってる気もするんだがまあそこはなあなあに処理させてもらおう、うん。
逆に俺は新しく現役作るとしたら新天地に行ってからになりそうだな、それまでは既存キャラがらみに集中しつつ様子見ってとこだ。
- 何かよく解らん事件に巻き込まれたついでに寄ってみたぞ。元気かおっさん(とあるラスボスのなれの果ての結晶をお土産に転がしながら)
俺は今回の妖精王が消えると同時におさらばする予定なんでな、おっサンにも挨拶に来たってーワケだ。
気が付きゃ嫁さんのスペースも消えているしなあ…潮時って奴だ。というわけで、インランの頃からすっげー長い事世話んなったな。サンキュー。あばよ! -- ブレイク?
- どうすんだこの土産! 床の間にでも飾れっつーのか!?
おう、お疲れさん。いよいよあっちの村の生活に専念するっつーわけだあな?
…まあ、もうちょっくらソイツは待ってもらえりゃありがたかったんだがしゃあねえ。俺は…まあもうちょい流れ見っかなあ。
世話した覚えはあんまねーっつーかなりっ放しな気もするが、一応受け取っとこう。そんじゃまあ嫁さんとしっかりやってけよー!
(いつだか貰った蝶柄のバンダナを振り回しつつ、敬礼)
- (数日後、孤児院の昼下がり。揺りかごで赤ん坊が眠っている)
よしよし、今日もよく寝てんな。
そんで名前だったか…改めて、おまえはつけたい名前あるか?
- (ずびッ)んぁ……?(どうやら一緒に眠ってたようだ)
あぁ、ごめんなさい、あらあら……(タオルで口のよだれを拭きつつ)
うーん……正直に言うとピンと来ないのよね、どういう気持ちで付ければいいのか……(前髪を指でねじりながら) -- タイガ
- ははは、どっちが赤ん坊だかわかんねえなあ?…
まあ、俺もいろいろ考えたんだけどな。大事にできそうな名前、ってことになると…
一応ひとつ、思いついたっていうか…思い出したのがあるんだが。考えようによっちゃちいと重たいかもしんなくてな。
- こんな時、両親が居てくれたらって思うわね……まあ、お母さんというかお姉さんは居るわけだけど……(タオルを畳みつつ)
少しずつでも、そういうの学んでいかないとね……(椅子を引き腰をかける)
(サンドの話に耳を傾け)ほう、大事に出来そうな名前とな……言ってみたまえサンドくん……!(両肘を机に乗せ、手のひらを重ねつつ、それで口元を隠すポーズをとる) -- タイガ
- ウチも親は早くに死んでっからなあ…ま、村に戻りゃ総出であれこれ面倒見てくれるだろうけどさ。
ああ、その点に関しちゃ間違いねえと思う、が…少々キッツいぞ?
おまえが前に話してた…仲の良かった友達っていただろ、修道院にいた頃の。
その子から、さ…せめて名前をな、もらっちゃどうかってさ。
- あぁ、面倒とかそういうんじゃないの、ただ母親の気持ちってどんなのかなって何も知らなかったから……
(予想してなかった回答が帰ってきた為、少し動揺する)……アレット……(ちょっとの間、考え込む)
(生きる術を教えてくれた友であり、生きる意味を最後にくれた友、彼女は私達を祝福してくれているだろうか)
(少しだらけていた表情が徐々に閉まっていく)うん、その案はいいかもしれないわね……!というか、よく覚えてたわねサンドさん -- タイガ
- ははは、もう10年ちかくお母さんお母さん呼ばれてきてそれか?
ま、それこそ今度、エイラの話じっくり聞いてみりゃいいんじゃねえの? 俺の方もいろいろ勉強しねえとなあ…
と、いいのかそれで? いや、正直いろいろ思い出してしんどいって言うのが半々ぐらいかと思ったんだが…
そりゃな、ちょっと忘れらんねえ内容だったしな
…それにアレだ、おまえ憶えてないかもしんねえけど。前に薬でチビになった時その子の名前出てきたんだぜ?
くくく、えっらい世話かけてたみたいじゃねえか。今度はおまえが世話してやらねえとな?
- あー、そういえば……たしかにアレットアレットーって連呼してたかもしれないわね、ふふ……
(椅子から立ち上がり、揺りかごのほうへ向かうとすやすやと眠っている我が子を眺める)
いつか仲間達を一緒に救うって約束したよね、私はこの子と共に今一度、あなたに誓うわ……だから、名前を貰ってもいいかしら……?
(少しの静寂の後にサンドの方へ振り返る)サンドさんも、それでいいかしら? -- タイガ
- (同じように立ち上がって、揺りかごの我が子の前に立ち、タイガの肩を抱くと)
ああ、それなら決まりだ。(天を仰いで)そういうわけだ。どんな風に育つかわかんねえけど大事に育てる、それは約束する。
…さ、呼んでやろうぜ?
- アレット、あなたの名前はアレットよ……(頬に触れ、慈しみながら語りかける)
(私はこの世界で戦い続ける、サンドさんと子供達と一緒に……)
(そして、この子が笑顔でいられる未来を……だから、見ていてください、私の……)
(サンドの手に自分の手を重ねる) -- タイガ
- (同じように頬に触れると)アレット、これから俺らも目一杯のことはするからさ。
おまえは同じ名前の子の分まで山ほど笑って、タイガに…母ちゃんにいろいろ取り返させてやってくれな?
(頬を撫でていた手を離すと)よっしゃ、そういうわけだ。まずはここの6人みんなで笑わねえとな!(両腕でタイガを抱きしめた)
あー、それに…俺としちゃ、できたらいつか7人目もな?
- こんばんは、赤ちゃん!来るついでに夕食ちゃん買ってきたわよぉー!!(ババァーンと扉を開け)
……あ、あれ?もしかしてちょっちタイミング悪かった? -- エイラ
- …アーイエ、ケシテソノヨウナコトハゴザイマセヌヨ?
イラッシャイマセ御母堂サマ、ヤア夕食とは気の利いたコトデ…
ほらアレット、えーと、ば…じゃねえや、やや複雑な位置づけのオネーサンが来てくれたぞー?
- ナナニンメッテ、ナーニカシラァー?えぇ、娘の旦那様よぅ!(ドロップキックをかます)
(そのまま四の字固めに移行、残念ながら孤児院にロープはない)さぁさ、アレットちゃんは私が見てるからアンタは夕食つくる!OK? -- エイラ
- オ、おっけぃー……!(相変わらずパワフルな母を見て半分引きつつも安心する) -- タイガ
- アダダいやそこは別におかしかねえだろ即この場でどうこうって話じゃねえアダダダダ!?
いやそりゃ作るよ作らざるをえねーよチビたちもそろそろ帰ってくるし!!
- たっだいまー!……あぁ婆ちゃんじゃねぇか!?イヤッホウ、ひっさしぶり!!(サンドに水平チョップをかます) -- ウェル
- (ちょっとウェル!)あぁー、エイラおb…お姉さん、こんばんは!相変わらずお綺麗で何よりです♪(ウェルをチョップで失神させながら一礼) -- アド
- 待てやウェル!!
なんでその流れで俺にチョップか!! そこは久しぶりの相手に成長見せるトコだろうがよ!?
- なーにバカなことやってんの、赤ちゃん起きちゃうだろう?
ただいま、お母さん!これから夕食?手伝うよ(そそくさとマイエプロンをかけキッチンへ) -- イリス
- …って沈んだ! アドつええ!?
…ってイリスも来たか、この騒ぎで起きねえんだから相当なモンだぞコイツ!
おう手伝ってこいこい、そんでできたら俺が完全破壊される前に晩飯ブレイクで頼む〜…
- さて、と……(一通り技をかけ終えてサンドを解放、二人の子供も手伝いに行かせる)
七人、か……これからもっとアナタ達の負担が増えるかもしれなけど、よろしく頼むわね、私も出来る限りのことはするつもりだからさ
ま、今日は湿った話はナシでパァーッとやりますか、ねーあれっとちゃーん♪(ほっぺたプニプニ) -- エイラ
- ね立
えて
おう、まあその辺は任せてくれ。ま、大事にならなきゃそれにこしたこたねーが(伏したまんま)
だな、たまにゃ羽根伸ばしてってくれ。…あー、しかし懐くの早えな…基本的に同じだってわかんのかね?
(いつの間にか目をさましてキャッキャとエイラの指に絡みつくアレットを横目に)
- はわわ、あれっとちゃんはいいこでしゅね〜(タイガ、よく頑張ったわね、アンタは本当に偉い子ね)
ん?タイガが旦那様のこと呼んでるわよ、早く行ってあげなさい!(サンドの体を起こし、背中をバンと叩く) -- エイラ
- (…なんだこのテンションの落差)メロメロだなばー、もといオネーサン…
ん?(なんとか身体を起こす、なんか全身からいろいろしちゃマズそうな音がするが置いといて)
なんだなんだ、イモの皮でもむけってかー?(よたよたとキッチンへ向かう半死人)
- ……頼んだわよ。
(窓に明かりが灯る、こうして見れば種族や生まれの違いなど、ほんの些細なことのように思える)
(月に照らされた孤児院、そこには当たり前のように温かい家族が存在していた)
- 〜某日、とある個人医院。晴天の下、院内は産声と歓声に満たされていた〜
「おめでとう、元気な女の子よ…うふふ、言わなくてもわかりそうね?」
「おつかれさま。がんばったわね、お母さん」
(医師はそう言って、母親の手に赤ん坊を抱かせてくれた)
- (膨大な力を使用したのと代償に、光が微かにしかタイガの瞳に差しこんでこない)
(それでも、気配と手探りで我が子を抱こうとすると、彼女は絞るように口を開いた)
赤ちゃん……ちゃん……と、手と……足……ついて、る? -- タイガ
- …ああ、ちゃんとついてる、ついてるって!
(右腕を取ってしっかり赤ん坊を抱かせると、次に左手を赤ん坊の手、足、顔へとゆっくり導いていく)
ほら、な?
- (震える手は顔に差し掛かると、ぴくりと腕の動きを止める)
目……も、鼻も……耳……も……ついて……る? -- タイガ
- おう、全部ついてるぜ、目も鼻も耳も口も髪の毛も。ついでに言や…少なくとも見た目は、全部普通の人間のだ。
(生まれたての娘ごとそっと、ゆっくり彼女を抱きしめる)
…タイガ、大変だったよな、お疲れ、ありがとな…ちゃんと生まれてきたぜ、ちゃんとな?
- あ……あぁ……う、うぅ……(言葉にならない音が、思わず口から漏れた)
(その瞬間、とめどなく涙が瞳から零れ落ちる、彼女の凍っていた神経が赤ん坊とサンドの温かさによって溶け出していく)
(やがて彼女の瞳に光が差し込む、そこに映るのはたしかに人間の形をした赤ん坊だった)
(手に力が戻るのを確認すると、優しく我が子を抱きしめた)
ありが……とう……あなたは、とても……しあわせな子よ……(目と口の緊張を静かに緩ませ、ゆっくりと語りかけた) -- タイガ
- (赤ん坊はそれまで一時泣きやんでいたけれど、母の言葉に反応するようにまた元気よく泣き始める)
…はは、こいつも同じこと言ってんのかな。産んでくれてありがとう、ってさ。…ほら、こっちが母ちゃんで俺が親父だぜ?
(しばらくしてまた泣きやむと、甘えるように小さな手を彼女の顔に向けて伸ばして、軽く触れた)
- (瞳を閉じ、その小さな手のひらの感触と温かさを確かめる)
ありがとう……サンドさん、それに……みんなも……(少しずつ息も整っていき、声に力が戻る)
(少し余裕が出てきたのか、ふいに気がかりな事が彼女の脳裏に浮かぶ)サンドさん……この子の名前……決めてくれた? -- タイガ
- (母娘の様子を感慨深げに見つめていたが、ふと我に返ったように)
ああ…名前、か。どっちで生まれてくるかもわからなかったしなあ…
それにな、おまえはつけたい名前ないのか? なにも焦るこたねえし、まずはしっかり回復してさ。
そんで退院してからゆっくり考えようぜ?//
- そうね、あせって決めちゃったら……名前、どういう風に決めてくれた?ってたずねられた時に……この子が可愛そうだものね……
(もう一度、我が子を優しく包むと、タイガは瞳を閉じた) -- タイガ
- …はは、まあんな事まで文句言わねえとは思うがなあ?
…ああ、おやすみ。ゆっくり休んでくれな?
(眠ったタイガの髪を撫でると、起こさないようにそっと娘を受け取ると)
…にしても、俺が親父ねえ…はは…(娘を抱いたまま、しばらく窓から青空を眺めていた)
そろそろ学校も終わって…お、来た来た、どんな顔すっかな? 楽しみだなあ、タイガ、ちび?