施設/群像劇受付『BRA Black history』
概要 †
- 目的
- 参加者それぞれに目的を持たせた複数シナリオ
- 定員
- 無し
- シナリオ
- アドリブ群像劇
シナリオ一覧 †
- 下水道に巣食う魔物を倒せ!
- レナータ
- 人探し
- アレク パル
- スラム街にて
- エルド ジャミ
本編 †
- 『今日もどこかの街角で』 前編
- シナリオ:下水道に巣食う魔物を倒せ --
- 薄暗く、湿ったような粘つく瘴気の匂い
君は今、街の下を流れる古い下水道の中にいた
人の手が入らなくなってどのくらい経つだろうか。苔むした壁と床が年月の経過を物語り、わずかな灯りを頼りに前へと進む
なぜこんな場所にいるか。それは酒場で下水道の下にいる魔物を倒して来いと依頼を受けたからだ --
- マスターったら酷いわよねぇ……「自分の住む街だろ?」とか、「たまには引退冒険者も働け!」とか……!
私はじゅーっぶん商人として街に貢献してるってのに。よりによってこんな汚い場所に寄越すことないじゃないのよー……
(などと、魔女は悪態をつきながらいつ灯りが消えるとも知れない古い下水道内を進む……まだ照明魔術は必要無さそうだった)
にしても、この下水道改装工事の予定でもあるのかな? 急に魔物討伐だなんて -- レナータ
- 「暇だったからいいだろ?」などとも悪態をつかれたのだろう、ひどく彼女は不機嫌であった
魔物退治の経緯はよく分からなかったが、この下水道に悪意を持った何かがいるから排除しろとのことだ
すると足元に違和感を覚える。照明で照らしてみれば緑色の粘性の高い液体が床のいたるところにあった --
- ん? 足元に何か、ある……ユピテル・ウィスプッ (より明るくする為に大きめの電気球を召喚した)
やだっ、ナニコレ……スライムの赤ちゃん? この街って色々危ない実験してる人も多いし、下水道はまさに魔窟になる可能性大きいもんね
さ、細心の注意を払って調べないと……(足先でツンツン) -- レナータ
- 足先で確かめても反応は無い
どちらかといえば何かがあるいた足跡のようでもある
不安を覚えながらも、アナタは前へと進む --
- ん、取りあえずは無害! サンダルも溶けてないし……っと、よく見るとこの液体、連なってる感じ
まるで、何かの足跡ね〜…… (魔女はその足跡のような液体に沿うように奥へ) -- レナータ
- 粘つく液体は進めば進むほどにふえてくる
床だけでなく壁にも数多くへばりついており、形容しがたい匂いが鼻を突く
と、また何かがアナタの足元に転がっている。灯りで照らしてみるのがいいだろう --
- ……この数はちょっとおかしいわね。何かの群れ、だったらさすがの私もちょっと骨が折れるし
(鼻をつく匂いも気になるが、それをぼやくことは無い。不機嫌だったのも一時的で、既に気は引き締まっている)
また何かあるわね…… (先ほど召喚した電気球を動かし、足元を照らしてみる) -- レナータ
- 足元に転がるそれは人の頭蓋骨であった
だが白骨死体ではなく肉が幾つかまだ残っており、あたりを照らしてみれば同じ人間のものであろう骨が転がっている
服などが腐食し、あの粘液がこびりついていることからこの下水道に巣食う何かの餌食となってしまったようだ --
- ひゃっ……!? (カンテラを持ってたならば取り落としていただろう。冒険から離れ、人の頭蓋など暫し見ることはなかったので驚いた)
や、やだ……声裏返っちゃった……匂いが酷くなったのはこの死体さんのせいもあったのかな。うわー、散乱してる……
(口を手で覆い、匂いと吐き気を抑えながらその死体の様子を観察した)
古いけど、まだ白骨化には至ってないわね。餌になっちゃった犠牲者ってことか
(つまり、それだけ目標に近付いているのだろう。その場に長く留まる気分にもなれず、周囲を警戒しながら先へ進む) -- レナータ
- と、先へ進む彼女の肩に何かが垂れる
腐食性の高い緑色の液体が肩に乗ると、煙をあげて衣類を溶かそうとしていた --
- ……ッ! (白い左肩にかかっているエプロンの肩布に液体が垂れ、溶かしていることに気付けば反射的にバックステップ)
熱っ…… (元々肩を露出した普段着、いくらか焼かれた左肩に右手を添えて治癒術をかけながら敵の確認をする)
こういう閉所って……なぁんか知らないけど上から来るわよねっと -- レナータ
- 彼女は身構える。姿の見えぬ敵に────
→ :後編へ --
- シナリオ:人探し --
- 街の一角、広場に面した喫茶店に君たちはいた
机の上に置かれたのは一枚の写真、そこには肩がほどよく下がった冴えない中年男性が映っている
君たちは酒場から「この男を捜してきて欲しい」との依頼を受けた
ともかくこれからどうするかをここで話し合っていた --
- ……とりあえず。交友関係
あと趣味とか、足取り(方針について、意見を述べている) -- パル
- ふむ……写真ではどこにでもいそうな中年の人ですね、特に目立つ特徴もなく
何か探す手立てはあるでしょうか、総当りは面倒ですしね(注文していたコーヒーにミルクと砂糖をしこたま入れて飲む) -- アレク
- 酒場からの情報では借金に負われて逃げ出してしまったとのことだ
つまり依頼主はそういったところからだが、それは君たちが関与するべき問題ではない
そうとなれば人の多いところには向かわず、どこかで身を隠していると考えるのが妥当であろう --
- 借金取りからの逃走と……そうなれば余り人目につくところを選ばないでしょうねぇ
近郊の森や洞窟、あるいは……スラムとかでしょうかねぇ(コーヒーを再度飲む) -- アレク
- ……同感
差し当たって、スラムから回る?近い -- パル
- その読みは正しいとも言える。木を隠すなら森に、人が隠れるなら人の中にだ
あそこなら街の治安も行き届かず、尚且つ人の目もいきにくい
スラムは街の外れにあるが、歩いてそう遠い距離でもないだろう --
- そうですね、でしたらスラムから行きましょうか、人が居ないわけでもないでしょうし、目撃者も望めるかも
後は……変な事に巻き込まれないよう気をつける、ぐらいですかねぇ スラムですし
さて、それでは行動開始といきましょうか?(コーヒーを飲み干しカップを置き、代金を支払いに行く) -- アレク
- ……ん(うなずいて一緒に席を立ち、その足でスラムへ)
前衛と後衛、相性はいい(ちなみにバナナジュースだった) -- パル
- → :スラム街へ --
- シナリオ:スラム街にて --
- 街のはずれにあるスラム街、人の往来はいつもと変わらずあるが皆の表情は暗い
なぜなら数日前に起きた出火騒動があったからだ
火事は瞬く間にスラム街へと広がり、多くの人の家屋を灰燼へと帰してしまった
その一報はすぐさま他の地区にも伝わったが、スラム街だったので救出も行われず瓦礫の除去もままならない次第である
だがそんなスラム街を助けようと足を運ぶ暇人の姿があった --
- (皆一様に沈んだ表情を見せる中、一人無闇矢鱈と機嫌よさそうに歩く男が一匹)
(長大な金の柄と青い刃を持つツルハシを肩に載せ、銀の防火服を着こむ男だ)ったくもうほっといたら暴徒出かねねえだろうが騎士団は何やってんだ
(一転機嫌悪く悪態をついてマスクを取り出す。 防塵仕様の息苦しいものだ、しかして埃も何も通さない)
さて現場どこだオラァァァァァァッ!(叫んだ。 あまり意味はないだろうが) -- エルド
- だがこのスラムで叫んでも誰も答えようとはしない。極力他人とかかわろうとするのを避けるためだ
...それ以前に、このような格好をした男がくれば普通は関わろうとはしないだろう
ほどなく歩けばすぐにでも被災地となった廃墟を見つけることができるだろう'' --
- くっ……人情とかそういうのはどこへいった……(軽く地面にツルハシのケツを叩きつける。 ただそれだけで深く深くめり込んでしまう)
(慌てて引き抜き、地面を踏みつけるように歩いて行けば惨事が見えた)……ひゅう。 エライこっちゃ……驚いても仕方ねえ、やるか
死んでねー奴ぁいねーがー!(邪魔な瓦礫をツルハシで粉砕し、進む。 返事とか聞き取れなければこの状況救助のしようもないがしかしやるしかないのだ) -- エルド
- 瓦礫を取り除けば人の手足が見える
だが生きてはいないだろう。なぜならその手足は黒く、煤こけて炭化していた
その光景を人々は遠目から眺め、歩みを進めて立ち去っていく --
- (舌打ちを一つ、去っていく人々を眺めてもう一つ。頭を振って更に砕いて進む)
だーれか生きてりゃー人手も増えるかもだってーのにもう。 一人じゃー限界あんぞーちきしょー
(また叫び、また砕き、時には瓦礫を階段のように加工しつつ進む。 まだ生きてる人のために弔いは後回した) -- エルド
- (シャベルをかついでやってくるおっさん)
さあて、いっちょいいとこ見せてモテ男街道を突っ走らせて…(想像より7割程酷い現場の惨状を見て青ざめる)
…い、いや!ここで行動してこそ俺様の株も上がるってモンよ!やるぜおれはやるぜ(早速手近な瓦礫をどかし始める) -- ジャミ
- 救助作業を続ける彼を手伝おうとする住人は誰もいない
住民が頻繁に亡くなるこのスラム街では仕方ないことだ
瓦礫は広がり、探せど探せど出てくるのは廃材と死体だけだ --
- ………………ふう(いくらこの馬鹿が馬鹿であるといっても精神的な疲労はある。 悪い発見ばかりでは少し休憩も撮りたくなるというものだ)
(つるはしの刃を瓦礫に刺して地面にどっかと座り込む、懐から取り出されるのはミルク系の缶飲料)
(一息で半分干してまたため息を付く。 生存確認が終われば単独で瓦礫の撤去までやらなければならなくなるかもしれず頭を抱えて一休み、また探しに出る) -- エルド
- さ、流石に退院してすぐの重労働は堪えるぜ…(瓦礫と死体ばかりで早くも帰りたくなる)
というかいくらスラム街だからって流石に冷たすぎじゃね!?おーいそこの人!そうそうお前だよお前
ちょっと手伝ってくれよ(試しに名も無き一般人A に手伝わせようとする) -- ジャミ
- 「い、嫌だぜ俺は!この火事だってボヤじゃなくて放火だって話だってあるんだからよ...」
と、足早に一般人Aは去っていく
だが探っていく内に何者かのうめき声が聞こえた --
- あ、ちょ、待てよ!?…行っちまったか、これなら路地裏に引き込んでから脅して
お?何か今聞こえた様な…お〜い、誰かいるのか〜?
(空耳と思いつつも、一応声かけをしてみる) -- ジャミ
- (いつの間にかジャミの背後に立って肩に手をかける馬鹿、「にたぁ」なんて書き文字が似合うような顔をして)
行こうか同業。 聞こえたぞ聞こえたんだぞ何か声っぽいのがうひゃへへへへへ(
誰かー! 誰か死んでねえ奴ぁおらんがー!(暴走開始) -- エルド
- ギャー!!おばけー!(ビビってへたりこむ30歳
ごろつき樵)
あ?何だ俺と同じ目的で…っておいおいおい!?
返事聞かずにどこさがそうってんだよ! -- ジャミ
- やがて君たちは瓦礫の下に潰されるように埋まってしまった男性を見つける
火傷を負っているが命に支障はない。ともかく彼を救い出すのが得策だろう────
→ 後編へ --
- 『今日もどこかの街角で』 後編 --
- シナリオ:下水道に巣食う魔物を倒せ --
- レナータは身構える。そして頭上にいるであろう敵を照らした
いたのは粘性のあるスライム、だが規格外ともいえる大きさのスライムがそこにはいた
まるで熊のように大きな身をもち、つい先ほども食事をしていたのだろうか
その体内には骨と化した人が漂っていた --
- お、大きい……!? どんだけ肥え太っちゃってるのよ……後で下水管理の責任者叱ってあげないと
(レナータの治癒術は身体の回復能力を増幅するモノで、まだ傷跡は残っているが肩の負傷は手傷のうちにも入らない
そのままさらに後ろへ下がり距離を取ると、早速先手の一撃を叩き込むことにした)
まずは下に降りてきてもらうわよ〜? ユピテル・ヴァイパーッ!!
(パンッ!と湿った壁に左手を叩きつける。そこから壁伝いに電撃が蛇行しながらスライムへ向かう!) -- レナータ
- ほどなくスライムに対して電撃が命中した
雷撃がスライムを感電させ、驚いたのであろうか身じろぎすると中に入っていた死体をレナータに向けて吐き出す --
- えっ、ちょっと……!? きゃっ――!
(粘液を飛ばしてきたならまだ対処できていたかもしれないが、既に息が無いとは言え人体を飛ばされて魔女は面食らう
一瞬迎撃を躊躇ったために思いきり死体の攻撃を受けてしまい、その重さを支えきれず尻餅をついた)
くっ……そぅ……! (ねばねばしたその死体をどかすのに苦戦している) -- レナータ
- だがスライムはその隙を逃さなかった
頭上から落ちてくると、猛るように吼える
まるで馬乗りになるようにしてレナータに向かって飛び掛り、その体液を撒き散らした --
- 早っ……くゥ! (べったりと身体に張り付く粘液に不快感を感じている場合ではない。すぐに死体をどかすが……)
ッあ――くはぁ……!? (一瞬遅かった。飛び掛ってきた巨大なスライムの体重がレナータの腰から下に馬乗り!その重さで苦悶の声が上がる)
いっ……ヤぁ……! 離れ、てっ……!! -- レナータ
- だがどかそうと手を伸ばすも逆にその中に手を埋めてしまう形となってしまう
腐食のある粘液はレナータの服を瞬く間に溶かし始める
...このままでは犠牲者と同じ末路となってしまうかもしれない --
- 熱っ、気持ち悪いぃ……このままじゃ……! (引退者のブランクもあったのかもしれない、と自分の未熟を嘆くのも後回しだ
しゅうしゅうと溶かされている足の痛みもそうだが、見る見るうちに溶かされていくロングスカートが決断を急がせる)
離っ、れなさいっ!! ユピテル・スパークッ!!
(その魔術は本来は目くらましの電気爆発。だが、スライムに乗っかられている両足、そして掌底のように突き出した両手で繰り出せばどうか?
その4倍の爆破は大きな質量を持つスライムの巨体を吹き飛ばさんとして放たれた!) -- レナータ
- レナータの衣服を溶かし、素肌をも飲み込もうとしていた矢先、電瞬の如き迸りがその身から走った
スライムの巨体が爆発によって吹き飛び、レナータの手足が抜ける
そして電気によって着火したのだろうかスライムの表面が青白い炎をあげて燃えていた --
- 痛っ、うぅ…… (両手はともかく、スライムに包まれた状態で足からも爆発を起こせば普通は大怪我をする。サンダルは木っ端になり素足
焼け爛れた足は治癒魔術をフル稼働してようやく動ける。すぐに立つのも難しく、湿った床から尻を上げることもままならない)
あっはははは……こりゃ、師匠に見られてたら雷落とされてたわね。せめて、最後くらいはバシッと決めないと……
(べったりと身体に張り付く湿った服の重さを感じながら上体を起こし、スライムの方を見る) -- レナータ
- スライムは青白い炎をまとって絶叫し、その身を捻らせたりして悶える
やがて苦痛もなりふり構わずレナータへと突進してくる
だが化け物も弱っている。ここぞの技で倒すなら今しかないであろう --
- ……ユピテル・フローティング (ふらつきつつも立ち上がり、術を唱えれば魔女の身体は反発磁力によって床から数cm浮き上がる)
マグネット……アトラクションッ――! (手負いの足で体重を支える必要など無い。壁に磁力を設置して、滑るように走り出す!
スライムの突進を3次元機動で華麗にかわし、その頭上へとあっという間に昇り上がれば……)
跡形も無く消してあげる……! 雷光がその悉くを無に還す……滅せよ!ユピテル・プラズマッ!!
(天井から下方のスライム目掛けて自由落下しながら、両手に溜めた膨大なエネルギー……必殺の魔術を叩き込む!) -- レナータ
- 放たれた雷光、膨大な魔力はまるで壁のような圧をもってスライムへと差し迫る
下水道の化け物はその身を一撃によって持ち上げられ、壁へと打ち付けられ、めり込む
だが勢いは止まらず、壁だけでなく天井をも崩して上へと向かう
下水道を縦に貫いていきやがてスライムが地表にまで達すると電子が融解し、プラズマによる爆発が起こってスライムの肉体が四散した
全てがおわったとき、スライムが貫いた穴に暖かな日光が刺していた────
→:エンディングへ --
- わわっ!?いけない、ついカッとなってやりすぎたかも……!!(壊れる天井を見ておろおろしつつエンディングへ!) -- レナータ
- シナリオ:人探し&スラム街にて --
- 助け出された男性は衰弱しており、意識もままならずうめき声をあげて横たわっていた
冴えない風貌の中年男性であるが、このスラム街には似合わない整った身なりをしていた --
- こりゃいかんわ、おいあーた体格良さそうだから背負ってくれ。 道は俺がつける(詮索する間を惜しむためジャミに無茶を振ってみる)
……もしかしたら謝礼かなんか出るかもしらんな(ついでに煽りもかましてみた) -- エルド
- ……(顔をしかめながら惨状を見回し、歩く)
生きてないかも -- パル
- ちっ、男か…まあ金は持ってそうだし、助けといて損はねえよな
(いやいやながらも救助を手伝う) -- ジャミ
- (火事で瓦礫だらけのスラムの惨状に頭を掻き)……参りましたね、これは 人探しは難しそうです
さて、どうしたものでしょう……(探し人の写真を持ちスラム街を歩いて回る) -- アレク
- 中年男性を囲む男二人の図、そこをパルとアレクが通りかかった --
- ……なんかすごい見た顔がいるんだけどまああいつらもあいつらで用事があるんだろう
いくぞおっさん時間が惜しい死体を家族に返しても曇るだけだし謝礼も微妙になりかねん。 うわあすっげ嫌な台詞!(瓦礫を粉砕して誤魔化す) -- エルド
- ……アレク。(執事服のすそをくいくいと引っ張る)
あれ(中年男性を指差す) -- パル
- おや、なんでしょう?……おお、これは僥倖(服の裾を引っ張られ足を止めれば、そこにはエルドとジャミに保護された探し人)
いや助かりました、探す手間が省けました。……焼けだされたところを見ると無事というわけでもなさそうですが -- アレク
- (すると男が目を覚ます)
,,,う、うう....。に、逃げろ...こ、ここから...に、逃げろ...
虚ろな目、焦点が定まらず濁った目が宙を泳いでる --
- 何か明らかに目がおかしいんだけど…もしかしてこいつ火事に巻き込まれた
中毒者とかじゃねえだろうな(襲われたら怖いのでエルド達の少し後ろで様子見している、手にはそこらで拾ったスコップ) -- ジャミ
- ……アレク、どうしよ
なんか変 -- パル
- なんでえ、あーたらこのおっちゃん探してたんかい? しゃあねえ、俺の分はこちらのジャミさんに渡しておいて……
(ガン、とツルハシで瓦礫を叩く。何かが来るのなら音が微量にでも帰ってくるはずだ、地下からこない限りは。 もしくはこのおっさんがそうであるのなら囲んでタコればいい話だ。 やや油断気味である) -- エルド
- 男の意識がほどなく回復すると、途切れ途切れだが何が起きたか知ることができた
まず男は借金取りから逃げてスラムに来た
身を隠そうとスラムをながれる下水道に辿りついたら見たこともない化け物がいた
なりふり構わず手に持っていたランタンの炎をぶつけた
そうすると化け物の表面が燃え出して暴れ、下水道に戻っていったが火の粉がスラム街へと燃え移る
...と、火事が起きたあらましの原因を知ることはできた
そして中年男性は瓦礫の下にねむる下水道の入り口を指差したのだ --
- ふむ、なにやら正気ではない様子ですが……(腕を組みぐるぐる歩き回りながら考える)
この火事の状況、何か他に要因があったと仮定すれば、逃げなければならないという話も通りますが……(油断は解かず、すぐにでも動ける姿勢) -- アレク
- え、何報酬くれるのこのおっさん!?ささ、ここは危ないですぜ旦那、直ぐに安全なとこに(態度180度変換する
(化け物とかの話はあんまり聞いてない) -- ジャミ
- 冒険者がわざわざ捜すってこた依頼があったってーことだ、俺らが見つけたんだから山分け山分け。 ただ争ってる場合じゃないな
……元気のある子は化け物退治、ない子はおっさんを指定の場所まで連れて行くってーのが効率いいだろうか? とりあえず事情説明には事故だっつっとこう -- エルド
- 借金苦で逃げた人に報酬は期待できませんが……まぁ借金取りの方から貰えばいいでしょうか
そうですね、魔物の退治が必要そうなら僕も手伝いますよ。スラムがまた荒れては困るでしょう -- アレク
- ……私も、平気(挙手しながら) -- パル
- 何だ何だ?下水道に報酬があるのか(話はほとんど聞いてなかった)
それやべえじゃねえか!よし、直ぐ行こう早く取りに行こう
(無駄にはりきる) -- ジャミ
- 皆が下水道の入り口に対して注意が向いたとき、突如として瓦礫を押し上げて何かがその入り口から飛んでくる
緑色の巨体スライムがプラズマの光撃によって押し上げられ、間も無くして爆発してその肉片が君たちへと降り注いだ
呆気に取られていると瓦礫の下から下水道の入り口がその口を大きく開けて現れていた────
→ :エンディングへ --
- 『今日もどこかの街角で』 エンディング --
- シナリオ:エンディング --
- 何が起きたか分からずに放心する冒険者たち、だがやがて原因である下水道の入り口から一人の女性が現れた
衣類は無残にもボロボロとなり、スライムとの戦いの激しさを物語る
...だが下水道の魔物は排除され、ひとまずの不安は解消されたであろう --
- どうやら先客がいたようで。片付いたようで助かりましたよ(下水道の入り口から上がってきたレナータを見て)
……うわぁ、ベットベト……気持ち悪いなぁ(降り注いだスライムの欠片が服につき必死に払って) -- アレク
- わっ!?ち、違うの!わざと下水道壊そうとしたんじゃなくてですね……!(まずは言い訳を始める魔女)
ウウッ まさか人がいるだなんて……ちょっとセクシーな格好だしこっそり帰りたかったんだけどにゃあ……
(ロングスカートは溶かされてミニスカートになり、上半身も粘液で張り付いてボディラインが露わになっています) -- レナータ
- 遅かったか……病院行き二人、かな!(ツルハシブン回して傘替わりを作る) -- エルド
- ……ばっちい(降り注いだスライムのかけらをもろに浴びていやな顔) -- パル
- あ、そのスライムの欠片ずっとくっつけてると……溶けますよ皆さん?気をつけてね! -- レナータ
- ぐえー!(スライムの破片が思いっきりぶつかる)
な、何だ何だ!?うわ、何だこれくっせえ!
(下水臭のするスライムの破片をどかして) -- ジャミ
- 人探しを主としていたアレクもパルも、ひとまずは目的の人物を見つけることができた
だがあのスライムは何だったのか、そして駆除の依頼を出した人間は誰だったのか
未だ謎は残るがそれはさほど重要な問題ではないだろう
なぜならレナータの衣類の最後の砦ともいえる部分が崩れ──── --
- ぎゃー!何かシュウシュウいい始めた!(鎧だの髪だのが溶かされかけるごろつき、だが怪我はなさそうだ) -- ジャミ
- (ぱしゃり。 平然とレナータを連写しているクソ外道、懐からウェットティッシュを大量に取り出して渡すのも忘れない) -- エルド
- え……? きゃああああああああああああっ!?
(スカートの前部分がハラリと落ち、色気の無い無地の下着が――。魔女はすぐに座り込み、両手を太ももの間に入れてそれを隠すのであった……)
わーん!踏んだり蹴ったりだよぉ……ぐすん…… -- レナータ
- ……(レナータに歩み寄ってコートをかけてあげた。ぶかぶか) -- パル
- うわ!うわうわ……(服を溶かされ始め大慌てでくっついたスライムを払い落とす)
……あーあ、スーツに穴が……依頼の代金で埋めれるかなぁ、これ
(そんな折レナータの服が崩れ)あ……いやいや、僕は何も見てませんよ!?(手で目を隠す でもきっちり指の合間から見えている) -- アレク
- あぅ……ありがとうございます。マトモなのは貴女だけだ〜!(パルのコートに感謝する魔女)
おのれ、酒場のマスターと下水管理者め……! 後で「いっそ殺してください!」と言わせてやるわ……
(拳を握り締めて怒りに燃える引退英雄であった……) -- レナータ