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- 養成校・教会 - | |
- 6月某日 - 教会 -
- - 礼拝堂 -
- すこん…すこん……という音が教会の外から聞こえる --
- ん?(教会に用は無かったが通りすがりに音を聞きつける) -- ソーマ
- 教会の外ならばさらによく聞こえ、見えるだろう… すこんっ、すこんっ。矢が刺さるような音
教会に近付いてみれば、その屋根のてっぺんにある十字架に矢が射られてるのが見える… すこんっ また一本、目の前で矢が刺さった -- †
- …んあ(考え事の多い日。ぼけっと音のする先を見上げれば)…はぁ、クリスとかソラが見たらぶちきれそうだな(ソーマ自身は特に感慨が無いらしく、そんな感想を漏らした)
(ただ、好奇心は動いたのか矢の刺さり方から矢の射かけられている方角を割り出そうと目を凝らす) -- ソーマ
- (小声で物陰から声をかける)矢音がしたから来てみたら…あ、ソーマ君かいこれやったの?…違うっぽいね、どーしたの。 -- ウィン
- ソーマが目を凝らす…犯人は木の上、丁度屋根の十字架と平行の高さになる正面から撃っているようだ
それも、今まであった事件と同じ位置。十字架の中央と頭、左右、根元…計5箇所。そこにだけ矢を何度も射る ソーマのいる場所からでは木の葉が邪魔になって犯人の姿はよく見えない…おまけに今夜は新月だ 月明かりもないので光源が少ない……犯人はそういう日を選んでるのだろうか -- ???
- 向こうからか……見えねえ。(顔を空に。新月。夜目を利かせるための食事は最近取れてなかったので、暗闇を僅かでも見とおす事は出来なかった)
(ただ、あの高さに平行に。樹に昇って射かけているとしたら大した腕前だと思う) 妙な練習してる奴が居たもんだ(方角の当たりだけはついたので地面に落ちていた石を拾い) 一度撃ったら場所くらい変えろって(辺りをつけた方角に左腕で投石する。当たるわけがないがやってみたくなったのだ) -- ソーマ
- \いでっ!? 誰だー!石なんか投げたらあぶねーだろうが〜!!/
(当たった。しかも文句を言ってきたぞ!) -- ???
- (こちらも別の角度から発射位置を算定する、銃弾と違って矢は角度も分かりやすく楽な物だ)
僕の位置からでも犯人の顔は分からないか…(何かあった時のため、自前のハンドガンをホルスターから引き抜いて準備しておく) -- ウィン
- ・・!? おい、今俺はどれだけの運を消費したんだ…!? 誰だか知らねえ文句があるならでてこーい! -- ソーマ
- \んだとこんにゃろー!? 今行ってやるべ!!/
(そう弓手が宣言した直後…ヒュゴオオオオオオオオオオオ!!という突風が吹き、ソーマを怯ませる!そして――) いよっ!これで文句言い放題なんだっけか? あと、そっちに隠れてるお前(=ウィン)も出て来いよ〜? (一瞬で、まるで風のような疾さでソーマの目の前に現れたのはアブサロムそっくりの男だった) -- アブサロム?
- (能天気な声にずっこける)し、心配はいらないみたいだね…。 -- ウィン
- (突風に思わず左手で顔を庇い。右手はホルスターに伸ばし…相手を見て動きが止まった)…はぁ?
……(誰だお前。という月並みな台詞を吐くのは我慢した。見た目はサロムにしか見えず)…二重人格かなんか? (そしてウィンが居たのに驚く) いつの間に -- ソーマ
- 翼人!?(物陰から出てくる途中で風を浴びてひるみ、相手を確認して驚きの声をあげる)
学校にはサロム君以外に翼人はいないはず……。 -- ウィン
- (ソーマ君に片手を上げる)狙撃の基本は相手に攻撃の意思を悟らせないこと、身を隠しやすい動き方はそれなりにね。 -- ウィン
- ん? ニジュージンカクって何だ? 美味いのか?エロいのか?いい女の名前か〜?(※知性は低そう)
(ウィンの言葉には笑い飛ばすように) はっはっは〜!そりゃそうだべ。オイラ今サラームの身体使ってるからな! オイラの名は大精霊風のジン! まっ、適当に覚えとけ〜(胡坐をかいてフワフワ浮く。翼は使わず) -- 風のジン
- 狙撃兵だったのか。怖いもんだ…まぁそれはいいとして
(のほほんマイペースだが頭は悪くないサロムじゃねえなこれ…という思いが顔に出る) さらーむ…アブサロムの事か。体を使ってる…風の精霊。さっきの風はそれか(しかも浮いてるし…とジンを見る) -- ソーマ
- 風の大精霊。サラームの身体。…翼を使わない浮遊…。(短い言葉を呟いて思考をまとめようとする 脳裏に浮かんだのは裏山で見た風の魔法を使った矢の一撃)
つまり……君はサロム君が契約した風の精霊で、今は彼の体を貸してもらってる……? -- ウィン
- ん〜?お前、確かソーマって名前だべ? なんだー、やんのかー?文句あんのかー?(同級生の名前は把握しているようだ)
んで、そっちはウィンだっけ? お前はそこそこ理解が早いな!まぁ砕いて言っちまえばそんなもんだな〜(その場で浮遊ぐるぐる) 今、こいつの身体に叩き込んでたワケよ。本番に向けて、狙いのつけ方をな〜 -- 風のジン
- 名前は知ってるのか…まっとうな精霊とやり合うのは営業外だから遠慮しとく(ひらひら手を振って戦意を否定し)
体に弓の扱いを覚えさせる契約をしてたって事かね。まあそれはいいんだが、なんで的があれなんだ?(教会の十字架を指差し) -- ソーマ
- 本番…身体に叩き込む…ちょっと待って、サロム君は平和主義だけど戦う事から逃げたりはしないし、弓の技術だって人並み以上に持ってるはずだよ。
君の言い方だとモンスターと戦う本番じゃ頼りにならないから知らない間に鍛えておいて、実戦を何とか凌いでるみたいな…。 -- ウィン
- いやいや、別に弓の扱いなんて覚えさせる気はねぇべ? ウィンの言う通り、あいつも十分腕いいしな〜
ま、オイラより弱いのは確かだがっ!(ドヤ顔で言う。しかし、それはこのジンが弓以外の点で大幅に優れているからだ) んん〜…違うんだよなぁ。別にモンスター相手の訓練じゃねーんだ。ソーマ、なんで的が十字架かって聞いたよな〜? あの変なシンボルのあそことあそこと(ry …あの5箇所にどんな状況でも当てれるようになんなきゃいけねーんだべ これはサロムも承知してる。言わば秘密訓練だな!フフン (ドヤァ…十字架のあの5箇所に当てる意味、それは何だろう?) -- 風のジン
- ははぁ、確かに凄い上手いけどそれ以上を目指してるのかと…おう(聞いた、と頷き答えを聞き)
(十字架の矢の刺さった場所に順繰りに視線を動かす) …対人戦を想定してるのか?(確信はない。故に疑問形だ) -- ソーマ
- それはまあ、精霊ってすごい規模の魔力を扱えるんだろ?(魔力を使うための機能がない青年にとっては全て文献での知識でしかない)
あそことここと……変だな、まるで神聖魔法を使った術の破壊手順じゃないか。軍学校で習ったぞ。 -- ウィン
- ……まぁ、どっちも当たりかな? 最も、別に人の急所狙うって話じゃねぇ。急所だったらもうあいつ知り尽くしてるし
狙いとしてはウィンの方が近ぇな。アレに限ってはそういうこと……この場所、聖地のシンボルを壊す術だべ オイラはそれをサロムに教え込んでる (つまり対人とは、聖職者かそれに順ずる相手となるのだろう) -- 風のジン
- つまり何らかの手段で聖なる加護を付与された相手のそれを破壊して戦いを対等な物にしたい、それにはこの特訓が必要。
サロム君が寝ている時は君が身体を動かして、技術を体に教え込ませる時間を少しでも短縮…している…? -- ウィン
- ウィンは物知りだなぁ…俺は魔物専門だから初めて知ったよそれ
ジンの話だとサロムは意外と戦闘バリバリ出来るっぽいな。やっぱり迂闊に模擬戦受けなくてよかった 聖地のシンボル持った人間だと大分限られそうだが…まぁ気になった時に本人に聞こう。んじゃな二人とも(とりあえずの疑問を解消したからか、手を振りつつ去っていった) -- ソーマ
- 陣地攻略の際にテントに障壁張ってたりもするから、その関係で教えられたんだ。お疲れ様ソーマ君。 -- ウィン
- そうさなぁ…さすがに相手の武器とかは破壊できねーけど、あそこに矢を正確に射てればこの場所をアウェーじゃない場所にできる
この地の加護を無くせるからな〜!熱心な信者にゃ大ダメージだべ。ま、面倒だからオイラも毎日はやってねーけど……ふわ〜ぁ(大きな欠伸) おう、またなーソーマー! んじゃま、オイラも眠くなったし帰る〜…じゃっ! (またも突風が吹いていなくなるジン…矢は十字架に刺さりっぱなしである。マイペースさは同じらしい) -- 風のジン
- 僕も今度サロム君にどういう事なのか訊ねてみようかな……ああっ、矢が刺さったままじゃん!? -- ウィン
- - 懺悔室 -
- 初利用ということで懺悔します....
企画の段階ではテスト週間なども案件に盛り込んだのですが いざ企画が始まってみると、参加者多くてやれるわけねえだろと折れてしまいました 心の弱い私をお許しください... -- 学長先生
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- おっけーゆるすよ!(懺悔室の向こう側から聞こえてくる声)ってか学長先生はすっごく頑張ってくれてると思うんだよ?感謝感謝だ
・・・ちなみにほかにはどんな案件があったの? -- ???
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