ログアウト
- 子安市公園 --
- (公園の東屋で休んでいる)
(人を待っているようだ) -- 栄治
- (にゃーにゃー猫の鳴き声が近づいてくる。そちらの方へ視線をやると、瑠璃の周りに猫が沢山まとわりついている)
こ、こら、ついてきても何もないのよ?デートなんだから!!邪魔しちゃ駄目っ…(そこまで言って、すぐ近くの東屋に栄治の姿を見つけると口を押さえて) ……っ お、おまたせ…(デートといったのは聞こえているだろうか、恥ずかしそうに青年の前に立つ) -- 瑠璃
- (デート、という単語を聞いて、そういえば昼時に年頃の女性を昼食に誘うってのはこれは……とおもったら急に恥ずかしくなって顔が赤くなる)
……いや、えーと (せめて気の利いた切り返しで気持ちを落ち着けろ俺。そうだ、こういうときに言うべき台詞は……) 俺も今来たところだし (余りにベタ過ぎるだろう俺。死ね) (脳裏で頭を抱える) -- 栄治
- (お化粧して、かわいい服を着てスカートで。自分ばっかり浮かれているのかもしれないと思うとさらに恥ずかしくなる)
(白を基調とした服を男の人が好きだと聞いていたから、そういう格好なんだけど。張り切りすぎとか思われてたらどうしよう) (などと内心ぐるぐる考えて、あっさりとした答えに安心半分・ガッカリ半分) …そ、そっか!よかった!!お昼、何食べる?ちょっと寒いけど買い食いにする? (恥ずかしさを早口で言ってごまかす。足元の猫がまた鳴いた)…猫に取られないように気をつけないとね、ふふ。 (マリヤンのように猫のなか、くすくす笑う) -- 瑠璃
- (瑠璃にはわからないことなのかもしれないが、色々ストレートに効いているので黙り気味になる。免疫のない男)
……あー、えーと、あれだ、この前約束したろ。今日はオススメんところつれてくって まぁそういう話だよ! 猫にはとられねぇから大丈夫だ!(しかし猫にスネを引っかかれてうずくまる) ……とりあえず、いくか瑠璃。ついてこい (なんだかはじめてのMAPを2人で探検したときを思い出す) -- 栄治
- ああ、こないだのいっぱい食べれる所?(ぱーっとかおを輝かせる。寝起きなので何も食べていない)
(猫にかじられる姿を見てまた笑う。その拍子におなかがぐうとなった)…あっ。 (そのまま顔を赤くして彼の後をついていく。自分の前を歩く姿がレイにかぶって) そういえば、レイは昔はいつもマリヤンの前歩いてたね。ふふ、そーやってぶっきらぼうな命令口調で。 「俺に命令するなよな!子供あつかいして!まったく!」(マリヤンの口調で喋ってみる) -- 瑠璃
- お前に先頭を任せるとあっさり迷子になるからだろ。森のダンジョンで本気で迷ったときのこと忘れたか?(意地悪そうにニヤニヤ笑って振り返る)
(そして、返される瑠璃の口調に噴出す) くっははは! 似てる似てる、いや、本人なんだから当然ではあるけど、なんつーかアレだな。またちょっと違う感じだな (違和感を妙には思わない。むしろその差異すら今は瑣末事と思える) (結局、ネットかリアルかなんて大した問題ではないのだ) さて、ついたぜ。ここだ (そういって案内した店はちいさな個人経営のレストラン。ちんまりとした感じの小奇麗なみせだ) -- 栄治
- 「むきっ!あの時はマップの見方がわからなかっただけだ!!」(ぷーっとほっぺを膨らませる。マリヤンごっこ)
ふふっ、これ頑張って演じてたのよー?今はもう馴れちゃったけど初めは結構はずかしくて…。 栄治とレイはあんまり変わらないわね。声も…性格も。ふふ。 私は理想の男の子になろうって一生懸命だったの…(歩きながら弾む会話。そうだ今なら、あのことを聞けるかも) そういえば、栄治は……あ。ここか(口を開くと、レストランの前。また聞きそびれてしまった) へえ、かわいいとこね?…ギルドの集会所を思い出すなぁ(店の中に入るときょろきょろ周りを見る) -- 瑠璃
- まぁ、俺は自分でいうのもなんだけど不器用なほうなんでなー……顔もレイくらいだったらちったぁ格好つくのかもしれないけど……
(理想の男の子、か……なんでそれを求めたのかはわからないがアレコレ聞こうとは思わない。理想だからこそ演じていたのだろう。ならそこからつっこんできくのは無粋だ) だろう。でも大人しいのは見た目だけだ(そういって、暫くすると2人で注文した料理が並ぶが) 中身は見ての通りだよ(どれもこれも凄い量だ) 元々学生向けの店でなここ。ボリュームすげーんだ(そういって頼んだパスタをたべはじめる) -- 栄治
- (二人で一緒の席について、ミートソースのパスタを頼む。他愛のない話をしながら)
(…デートっていうよりも、マリヤンとレイのいつもの昼ごはんの風景だなという考えがうかんでくすりと笑った) すごい量ね。でもこれくらいが基本だと嬉しいなぁ…いただきまーす!(白い服なんだからもっと大人しい物を選べば良いのに、子供っぽいメニュー) (嬉しそうに食べる姿はやっぱり少年と同じで。食べるのが下手なのも相変わらず)ん、おいしい…そういえば、さっきの話だけど…。 (フォークでくるくるパスタをまきながら、彼を見る) (じーっと、見る) ………栄治も、レイに負けないくらいかっこいいって思うわよ?(そしてにっこりと笑った) て言うか雰囲気がよく似ているし…似せて作ったのかと思った。 私はね、なりたいものを作ってみたの。栄治は…どうしてレイを作ったの? 前から聞いて見たかったんだ。ゲームをはじめるきっかけ。他の人はどうなんだろうって。 -- 瑠璃
- (突然褒められて噴出しそうになるが、はじめた切欠の話になると、途端に心が冷めていく)
(話すべきか話さざるべきか……真面目な顔で悩み) (水を一杯ぐいっと飲み干して、決断する) ……お前になら話してもいいか。実はこのレイってキャラクター、俺のキャラクターじゃなくてな 元々は、俺の生徒のキャラクターなんだ。俺は昔中学校で社会科を教えててな。そんときの生徒だよ -- 栄治
- (彼の表情が急に変わって、一瞬聞いてはいけないことだったのかとどきりとする)
(けれど返ってきた答えは、話しにくいような内容には思えなかった) (でも、彼は今学校の教師ではない。塾の講師だ。それに到るには色々あったんだろう) (どうして彼が学校を辞めたのか。気になるけれど…あの魔王の宮殿での取り乱しようを考えると…) …ふぅん。生徒さんかぁ。ゲームのキャラを譲ってくれるほど仲良かったのね? 栄治はレイでも男友達多かったし、子供にも好かれそう。 ふふ、塾でもいつも生徒とお話してて、事務の私はなかなかお話できなかったもの。 じゃあその子も今GLOやってるのかな?子供にも人気だものね。私の近所の男の子もやってるのよ。 (当たり障りのない話…彼女にとっては) -- 瑠璃
- (しかし、瑠璃の思惑とは裏腹に、場を支配するのは重苦しい沈黙)
(栄治の顔から完全に笑顔が消える。その表情は怒りでも悲しみでもない、悔恨の表情) いや、もうやってない 自殺した。俺宛に書かれた遺書にこのキャラクターのIDとパスがかかれていた。他には何も書かれていなかった (重い口から出た台詞は、思った以上に低い声だった) ……礼司に導かれるままに俺はGLOを始めた。そこに礼司の死の真相があるんじゃないかと思って……まぁでも実際はこの有様だ 綺麗なねーちゃん捕まえて一緒にメシ食ってる。俺はアイツに未だに何もしてやれてない -- 栄治
- (重い表情と声。周りの席の食器の音やざわめきの中、やけにはっきりと聞こえた)
そんな……自殺…?(カランと皿の上にフォークが落ちる) あ、ご、ごめんなさい…私…知らなくて。嫌な事聞いてしまったわね……。 …そう、だから…貴方に少し似ているのね(俯いて呟く。彼を慕う少年の気持ち、きっとマリヤンの気持ちによく似ている) (ぶっきらぼうなのに優しくて…おせっかいで。最後に頼ってしまうのは目の前の人) (綺麗、と言われて一瞬目を丸くする。そんなことないよ、と目を細めて、青年の手の上に自分の手を重ねた) …ずっとレイとしてあの世界にいるじゃない。何もしてないわけじゃないわ。 私も礼司君の事調べてみる。ひとりで抱え込まないで…貴方だって私にいつも言ってたじゃない。ね? 二人ならきっと何か見つかるよ。仲間もいる(最後の一言は、少年の口調。マリヤンでも、彼を励ましたくて) -- 瑠璃
- いや、瑠璃は悪くねぇよ。いってねぇんだから知らなくて当然だ……なんか、ブルーになって悪い
(また水を飲んで落ち着こうとするが、先ほど飲み干していたことに気付いてコップをまた置く。動揺が表に出てしまって恥ずかしい) (所在なさげにテーブルの上で組まれた手に、暖かい手が重なる) (ふと顔を上げれば、そこにあったのは) (よくしった少年の笑顔) (一度目を見開いてから微笑んで、小さな声で一言だけ搾り出した) (「ありがとう」、と) (そのときはまだ、それが俺の精一杯だった) -- 栄治
- 駅前の喫茶店 --
- (普段、あまり入らない喫茶店。随分前に何かの縁であの人と茶を飲んだときに来た場所だ)
(よくあるチェーン店。一番奥のボックス席で難しい顔でコーヒーを啜る) (……こういうところ1人でくると居心地悪いな……) -- 栄治
- ええと、あのっ…このお店に黒い髪で、ちょっと天然パーマの人が…あ、はい。奥ですか?ありがとう!
(店の入り口で女性の慌てる声がする。瑠璃の声。時計は22時30分を過ぎていた) (ぱたぱたと軽い靴音。ボックス席の手前でその音が止まる) (マリヤンとして気楽に話せばいいのか、瑠璃として…元同僚として話せばいいのか、今頃になって悩む) あ、あの……ご、ごめんなさい。おそくなっちゃって…レイ………栄治さん。 (悩んだ末に、普段の自分のまま。消え入りそうな小さな声。薄く化粧をして女性らしい白いコートとスカート姿で顔を真っ赤にして立っていた) -- 瑠璃
- ……え、、あーその……俺も急に呼び出して悪い、マリヤ……いや、天塚さん
(こちらもぎこちなく一礼する。少し顔を赤くして目を逸らしならが) ……とりあえず、楽にして好きなメニューでも選んでくれ。呼び出した以上はおごる -- 栄治
- (こくこく頷いて彼の前の席へ座る。借りてきた猫みたいに大人しい。言いたい放題で表情のよくかわる少年とは大違い)
(店員が来るとホットケーキとワッフルとコーヒーを注文した。本人は控えめのつもりで…いつもはこの3倍食べる) そ、それで、ええと……(もじもじ長い沈黙に耐えられなくなってぽつりとひとこと) ……ご、ごめんなさい。あれから連絡もしないで……ゲームには結構いたんだけど。その、どんな顔してあえばいいのか…私…。 (黒い痣の残る右手で、運ばれてきたホットケーキをつっつきながらしどろもどろ) ……っ も、もう!!ふつうにしゃべろう!!マリヤンとレイみたいに!!栄治さん!! あ、天塚じゃなくて、瑠璃でいいですっ!!(フォークを握り締めてちょっと大きな声で、きっぱり。こう言う短気な所はあの少年そのものだ) -- 瑠璃
- (こちらもつい沈黙……恥ずかしい話、リアルでは仕事以外で女性と喋ったこと事態久しぶりだ、勢いで呼び出したはいいものの、何を喋ればいいかなんてわかるわけもない)
!? い、いや……!(それでも、謝れれば身を乗り出して) い、いや、謝ることはねーというか、俺も、ほら、わかってて今まで連絡し損ねてたわけだし、お互い忙しかったみたいだし、いや、えーと……その…… あ、あ、えー……じゃ、じゃあわかった俺も、呼び捨てでいいぞ、栄治でいい (何とか動転しつつもそう返し、座りなおしてコーヒーをすする) (火傷して少しまたしかめ面) ……とりあえず、普通に、普通にな……あーえーと…… (しばらく考えてから空をながめ、その後名案を閃いたように笑顔で) いい夜だな (いってから頭を抱える) (いや、何いってんだ俺、ボキャブラリーないとかそういう問題じゃないだろ……中学生以下の台詞だぞオイ) -- 栄治
- ……うん。じゃあ…………栄治、ってよぶ(彼のあわてる姿にくすりと笑う。緊張が少しほぐれた)
そういう喋り方すると、ほんとにレイレイだね…いや、当たり前なんだろうけど。 (柔らかく笑う。ゲームではいつもあんなに近くにいたのに、今は少しの距離感) (なんだか不思議だ。現実よりもゲームでの方が仲良いなんて) (……彼はもっと不思議に思っているだろうけど。あの少年が、こんな年上の女だなんて) なぁに、急に気障な台詞。 でも…そうね、今日は空気が澄んでていい夜よ。雪が降りそうな匂いがする。 少しだけでいいから降るといいのにね?栄治。 (頭を抱える青年の様子にまたくすくす笑ってホットケーキを食べる) (さりげなく名前を呼んでみた。少し声が上ずっていたかもしれない。もぐもぐしながら窓の外を見た) (よく食べる割りには食べるのが下手で、ケーキのスポンジがちょっとだけ頬についていたり) -- 瑠璃
- やめてくれ、自分で言ってて軽く死にたくなったんだからさ……(気障といわれて赤面しつつも、先ほどよりは緊張感の薄れた自然な苦笑い)
(色々歯がゆいというか、噛みあい難いのに、それでいて決して遠くない距離) (こそばゆい心地好さに色々と確信する) (ああ、やっぱり彼女はマリヤンなんだなと) (……時折袖から見える黒い痣も含めて) ……つか、よく食べるな瑠璃。ソレを見るとやっぱりマリヤンだって改めて思えて安心するよ こういうところも含めてな(さっとティッシュで頬を拭ってやる。自分でも驚くほど自然に) (そう、まるでGLOの中でそうするように) -- 栄治
- (窓は外との温度差で曇り気味、右手で拭ってみた)
(黒い痣が自分の目にも映り、彼に話さなくてはと向き直ろうとすると…口元を子供にするように拭われる) あっ…!も、もう!子供じゃないんだから自分で出来るわよ?!(ぱっと頬を押さえて抗議。マリヤンそっくりの意地っ張りだった) (見る見るうちに顔が赤くなる。子供みたいで恥ずかしいという思いと、彼の「瑠璃」と名前を呼ぶ声にどきっとして) もう……こ、これでも遠慮したんだけどな…ごちそうさま(俯いて赤い顔をごまかしながら空になったお皿にフォークを置く) ふふ、戎さんの作ったホットケーキのほうが美味しかったね。ふわふわで、ボリュームもあって。 (ようやく自然に話が出来た。いつも通りの会話。意地を張って、でもその後は笑うのだ) (今なら素直に話せるような気がする。右腕の痣をなぞって)…あれから、少しずつだけどね、傷の痛み少なくなってきてるの。 ……栄治のおかげよ。力は消えてしまったみたいだけれど………あの時は、ありがとう。 -- 瑠璃
- 遠慮してそれとかよくくうなほんと……つか、戎の料理と比べたら他の料理がかわいそうだぞ。ありゃあ絶品だからな……ま、とりあえず、次誘う時はもうちょっと量があるところつれてってやるよ
(笑いながらコーヒーを啜る。今度は自然に。もう気負いはない。目の前にいる彼女はマリヤンで、俺はレイだ) (画面越しじゃなくたって、そうと心で理解してしまえば問題はなくなる) ……礼なんてすんなよ。俺がそうしたいからそうしただけだ 完治しなきゃまたなんとかしてやる。絶対にな (そう、礼司のような犠牲者を増やさない為にも) -- 栄治
- …えへへ、戎さんの料理みたいにおいしくて、いっぱい食べれる所ね?
(次の約束。たぶん他愛無く口にしたことだろうけど、それがとても嬉しい) (ぎこちなかった二人の空気が、だんだんいつもみたいに…マリヤンとレイの時と同じになっていく) (右手の痣をなでながら、彼の言葉に頷いて) 頼りにしてる…でも、またあの時みたいに乱暴なのは嫌よ?(自分を飲み込んだ怪物が怯えていたのを思い出してくすりと笑う) (どうして栄治は自分のためにこんなに一生懸命になってくれるのだろう。仲間だから?それとも……) (いっそ聞いてみてしまおうか。他にも気になることはあるし) (……けれど結局聞けなかった。この暖かい空気を壊したくなくて) (次の約束だってある。急ぐ事はない。そう自分に言い聞かせて今はただこの優しい時間に浸っていよう) (そしていつものように話を続けて、二人で夜の街を少し散歩してから帰ったのだった) -- 瑠璃
-
-
- 都内某所 - 某日 -
- - 告知所 -
- ツリーは各自、欲しいと思ったら付け足して貰っても構いません
- - 寂れたゲーセン -
- (場違いな病院着を着た中肉中背、短髪の男がモスグリーンのジャケットを羽織ってやってくる)
(ぽつ、ぽつ、と人がいないことも無いが、聞こえるのはデモを流し続ける空席状態の数々のゲーム台の音) ありゃー…、折角のキャンペーンだってのにこの分じゃ端末無ぇかねこりゃ(と、呟きながらぼりぼりと頭を掻き、店内をうろつき始める) -- 高須
- (寝っ放しで訛った体のリハビリを兼ねての散歩でもあるが、一応目的がある以上折角ならキャンペーン品を手に入れたい、などと思いのんびりと歩き)
お、スト9なんてあんのか、随分古いの置いてあるな。コンボシビア過ぎだったなー、これ(置いてあるゲームに目移りしながら店内を回っていく) ちょっとやってくか…(とスト9の対戦台に入って1コイン。リュウを選んでゲーム開始。変わらぬ伝家の必殺技3点セット。いつだってとりあえず遊べる良キャラだ) -- 高須
- クっクソゲー!クソゲーだねこれ!(ネット対戦に繋がった初戦でボコボコにやられる男。ある程度は戦えるがガチ対戦をしてる人には敵わない)
しょーがねーなー…(などとぶちぶち愚痴りながら、店内でのローカル対戦に切り替える。アーケードモードを一周したら止めよう、と思い) -- 高須
- (流れるスタッフロール。それをほんの少し汗をかきながら見つめる男)
ぎ、ぎりぎりだった…こっちの腕は半端無く訛ってんな…(と言いつつも、腕だけでも軽く動かせたのでリハビリにはなったか、と満足し) (席を立ち、また店内を回り始める、すると、店の端っこに、誰も使っていないような端末があり) こんなとこにあったのか…壊れてねーよな?(と、端末の前に立って携帯を取り出してかざし、認証。手早くIDとパスを入力し、DL) ふむ…中身は後で確認しとくか…(携帯の画面に現れたプレゼントボックスを確認して端末から去っていった) -- 高須
- - ゲームセンター -
- (入店と同時に周囲をキョロキョロと物珍しげに見回す、制服姿の少女)
あ、相変わらず色々な音が飛びかってますわね、ゲームセンターは…。あら、可愛い…。 (UFOキャッチャーの景品、ファンシーなぬいぐるみに目を奪われるも、久し振りにゲーセンを訪れた目的は別だ) うーん、モジュール端末は…どこでしょう…。 -- 磨夜
- うーん、普段、体感機ばかり使ってるとこういった事が判らなくなりますわね…。ああ、有りましたわ…。
(それと思われる大きな端末、それに群がるGLOプレイヤーと思われる人だかりを見付けると、ゆっくりと歩みよって行く) (そして鞄から形態ゲーム機タイプの端末を取り出す。普段使ってないので新品同様だ)えーと…。DLは…と…。 -- 磨夜
- IDとパスを入れて、コンテンツを――あ、出来ましたわ、出来ましたわ。
(はしゃぐ様に喜ぶ。それで少々周りの目を引いてしまうも、まったく気にする事もなくDLを終えた) 何を貰えたかは、後の楽しみにしましょう。急いで帰らないと、ワイズマンに逢えなくなってしまいますものね。 (そう言うと、ゲーム機を鞄にしまってそのまま店を出て行った) (貰えたアイテム。このレスの下1桁が0〜4:消耗品 5〜7:装備品 8〜9:レアアイテム 0:激レア) -- 磨夜
- (後日、配布アイテムを確認したところ、レア度★★の大斧「アガレス」であったという) -- 磨夜
- ふむ…(ゲームセンターにいつもの、アーマード・ギア5をやりに来たところ、ふと端末に目が止まる)
(そう言えばアイテムの配布をやっていると、BBSで告知がされていたような…) (アイテムに特に興味はなかったが、この時は何故か、食指が動いた。携帯端末にIDとパスワードを入力し、端末に翳す) -- 瀬戸 あきら
- ピロリーン!(軽快な認証音がなると、手に入ったイテムが表示される…)
これは……(アイテム名、「白百合の欠片」を入手しました) (まさか…何故このアイテムが自分に?疑問を抱くも、「白百合の欠片」について詳しいい説明を見てみる) (素材アイテムだということは分かったが、その他は、文字化けしていて読めない…) (その日はアーマード・ギアをやる気にもなれず、そのままゲームセンターを後にしたのだった) -- 瀬戸 あきら
- - コンビニ -
- (端末に先客が居たので商品を少し見て回る) -- 学
- (多種TCG。格好良いイラストが目を引く)
(興味はあるがこういったものに手を出してしまうと金銭的に辛いものがある) -- 学
- ねえ。(カードの棚の前で止まっていた学の背中にかかる抑揚の少ない声)
(振り返ると薄くらい雰囲気を纏った少年が、ポケットに手を入れて立っていた。睨みつけるような視線が髪の間から輝く) 邪魔。(顎を小さく動かして、学の前のカードを示す) -- 内海誠
- ああ、ごめん(ニコリと笑い場所を空ける)
(端末に目を向ければ丁度使い終わった所だ そのままカタリカタリ義足を鳴らしながら端末へと向かいアイテムをダウンロードする) -- 学
- ・・・。(ぎこちない足取りを端目で追いながらカードを手に取り、端末へ向かってる学の後ろに並ぶ)
デュエルキングダム(TCG)、やってんの。 -- 内海誠
- わぁビックリした。(振り向き)あはは、興味はあるんだけどやってないんだ お小遣い限られてるからどれかは諦めないと
(画面はGLOのアバターアイテムキャンペーン画面が表示されている) (携帯端末にアイテムボックスが転送されたのを確認すると設置端末の画面をメインメニューに戻し場所を空ける) お待たせ。お先でした -- 学
- (GLOのキャンペーン画面を暗い瞳が映す。特に珍しいことではない。知り合いの小学生も大勢やっている)
(バッグにごそりと手を突っ込んで、輪ゴムで止めたTCGのデッキを取り出す) じゃあ、やってみたら。(ひょい、とデッキを学に差し出す) あげる。 -- 内海誠
- わ。・・・・ありがとう、いいの?じゃあただ貰うだけだとなんだか・・・・よっと
(携帯端末を仕舞い込み代わりに小さなビニルパックを取り出す) 興味なかったらごめんだけどこれと交換って事にしてくれる? (中にはGLOのロゴ、そして青地に白い羽がX字に組み合わさっている二つのバッヂ) -- 学
- ノーマルカードだけで組んだ三軍デッキ、どうせ使わないし。
一応、そこそこ戦えるはず。(学が何かを取り出そうとすると、露骨に表情を歪めた) お礼とかいいから。そんなつもりであげたんじゃないし。(差し出されたものを見て、その顔が変わった) ・・・。(青い十字のバッジを手に取る)なに、これ。 -- 内海誠
- 缶バッヂ。趣味で作ってプレゼントしてる お礼っていうか・・・・イチゴイチエってやつ?
カードありがとう、勉強してみるよ -- 学
- (カチャカチャと手の中でバッジを回し、ちら、と学に目線をやると、口元がもよっと動いた。笑ったらしい)
変な趣味。(そういうとカウンターへと歩いていき、会計を済ませてコンビニから出て行った) -- 内海誠
- - 電子ターミナル -
- 電子ターミナルは都内某所にある巨大な10階建てのビルである。
電化製品からホビーまで、各フロアは趣味人が歓喜する専門店となっている。 その一フロア・ネットゲームの専門店に彼女はいた。 --
- (樽谷学園中等部の制服に身を包んだ、気の強そうな大きな瞳をした少女。
(長い紙は左右で括られており、顔立ちも相まって実年齢よりは幼く感じさせる。 フロアの一角にはG.L.O専門のコーナーが作られており、キャンペーン用の端末がこの期間だけ設置されていた。 --
- 携帯電話を専用のサイトに接続した後に端末に翳すと、画面が認証画面に切り替わった。IDとパスワードを入力し、再度端末のスキャナの上へ。
軽快な照合音が聞こえると、液晶画面で入手されたアイテムを確認した。 --
- アイテム名:■□
種別:素材(木材) 説明:■◇という街の象徴として謳われる大樹の一片 --
- 名前が文字化けしてるし……はぁ。態々こんなところまで出てきたのに、骨折り損ね。 -- 撫子
-
- 某日 - 都内某所 -
- 先鋭的なビルの前に一人の少年がいる
一通のメール、そこには彼の知りたいこと。そして彼自身のことが書かれていた その送り元はGOLを販売元である某社、 そして案内の使いに連れて来られたのがこのビルであった
- ・・・。(黒のパーカーとマフラーを巻いた少年が無言でビルに入る)
(小さな身体をなお縮めるように背を丸めながら、ポケットに手を突っ込んで鏡のように磨かれた廊下を歩いていく) -- 内海誠
- (廊下の反対側より、明るめの茶色の髪をした少女が歩いてくる)
(少年よりはいくらか年上に見えるが、互いに企業ビルというシチュエーションには相応しくない) (怪訝そうに少年を見ると、そのままエレベーターの前で立ち止まり、登ってくるまで待った) -- 撫子
- 誠と入れ替わるように廊下を後にした撫子、彼女もまたシステム管理者に呼び出されていた者の一人であった
遡ること十数分前…//サブツリーに切り替えますー --
- (来客用の応接室。ソファーに腰を落ちつければ、ようやく空気の重い空間から解放された気がして一息ついた)
(会社からの招待を受けたといえど、こちらはただの中学生だ) (受付、エレベーター、廊下、全てが大人に埋められた空間は、やはり居心地が悪かった) (煎れられたコーヒーを軽く口に含み、自分を招いた人物が現れるのを待つ) -- 撫子
- 個人オフィスの一室に撫子は招かれ、遅れてこの部屋の主人である男が現れる
年齢でいえば中年、しかし体は引き締まっており年齢以上の若さをも感じさせる 「システム管理部門の浅倉です」 名刺を撫子の前へと置き、「……それで紛失したという君のアカウントは、確か……」 --
- 碓氷撫子です。(立ち上がり頭を下げる)
PCネームはアスキア。キャラクターIDは0×××××です。 当時の状況は現在のキャラクターのメールでお知らせしたとおりで、仕様外と思われるバグモンスターとの戦闘後、ログインが不能になりました。 IDとパスワードを打ちこんでログイン画面で移動しても、特にメッセージが出るわけでもなく、「そのIDのキャラクターは存在しません」と。 -- 撫子
- 浅倉は手元から端末を取り出すと言われたままのIDを打ち込む
するとソファーの前に置かれた机の表面がディスプレイとなって表示され、 「…こちらで確認を取ってみたところ、そのキャラクターは既に“ログイン”しているようだね」 大型のディスプレイに視線を落とせばアスキアのidと共に表示された一文、そこにはログイン中の表記があった 「…だがこのキャラクターはログインを行ってから、ただの一度もログアウトを行っていない」 浅倉は言う。これがどういうことか君には分かるのかと --
- ……私がログアウトしてから、誰かがアスキアを操っている。
(人為的なハッキングの可能性はないと考えていい。ログイン中のキャラクターパスワードを変更することは不可能だ) (異常なモンスターとの戦闘後すぐにゲームから「弾かれ」たことは偶然とは思い難い) (まるでモンスターが意思を持ち、アスキアの身体を奪ったかのように思える) そして、その誰かはG.L.O内に存在する何らかの『意思』である。 (荒唐無稽に過ぎる推測を、言葉を選んで述べる) -- 撫子
- 「例えば我々がこのような措置を取ったとき、」
端末から管理者権限である禁制のコマンド、強制ログアウトを試みようと入力するも ディスプレイに表示されるのはエラーメッセージ。そのコマンドは認可できないというものだ 「結論としてはこうだ。第三者が君のアカウントを盗み、強制ログアウトもできないようプログラムも書き換えた… 恐らくは仕様外のモンスターも何者かが書き換えたものだろう。幾つか事例として報告があがっているが… 我々は何らかの意思としてではなく、悪意ある第三者の犯行として見ている」 大人としてあくまで常識の範疇内での答えを述べた --
- すいません、物語を読み解くことが好きなもので、少々飛躍した思考をしたようです。
(カマかけには流石に動じないか。そんなことを認めれば、仕様外の存在を管理側が掴めずにいると白状することになる) つまり犯人は悪意ある人間、つまりハッカーだと、浅倉さんはおっしゃられるわけですか。 現在G.L.O内で起きている無数の事例も同様に? (流石に管理サイドにもある程度の現状は伝わっているはずだ。頻発するバグ、異様なPC……) -- レムレース
- 「精巧なAIはあっても、結局はそれを操作するのは人間だからね
…むしろそれ以外の存在がいるとしたら私が尋ねたいものだが」 などと自嘲混じりに口端を歪め、 彼女の問いにああと頷き端末の操作をするとディスプレイには撫子の現在のアバター、レムレースが表示される 「勝手ながら登録記録を辿って君の現在も調べさせて貰った 今、君はレムレースというキャラクターで自治ギルドのリーダーをしているようだね」 --
- (その笑いに不信感を強めるも、表情には出さない)
(本来感情表現が強い方である自分がよく保てている方だと思う) ) (自分のもう一つの姿を晒されたことに多少の嫌悪感を覚えつつ、浅倉に頷く) ええ。正しいと思う行動を続けているだけですが。自分に嘘はつきたくないので。 -- 撫子
- 「今、GLOはそういった“第三者”による悪質ともいえる違法行為が横行している
我々システム管理者たちもその処理に追われているのだが…」 疲れ混じりに嘆息を一つ、「君のようなケースも多くてとてもじゃないが拾いきれない」 そこでと付け加えるように、「君のギルドに協力を打診したい」 要はバグなどを見かけたら報告して欲しいとの旨である --
- 私たちに?(首を傾げる。本来このような行動は1ユーザーに対してではなく、全域に対しての方が効果は高い)
(しかし公的に頒布すれば『現在のG.L.Oはバグだらけですよ』と大々的に宣伝することも事実だ) (無用な混乱を避けるため、実際に事件に遭った人間を信頼できると踏んでのアプローチならば、納得はできる) こちらのギルドとしても、現在の状況は心を痛めるばかりです。 プレイヤー視点から見たゲームの今を、そちらに伝えられるならば願ってもない相談ですね。 -- 撫子
- 公式によるバグ被害のアナウンスは少なく、彼らも一連の事件などについては伏せておきたい事なのであろう
「我々もできる限りの援助は行うと約束しよう 君のアスキアを見かけたら連絡するよう部下に通達を出す」 以上だと告げ、近い内にメールにてまた連絡を行うと告げると立ち上がり 内線を繋ぐと見送りの部下を呼んだ --
- (既にアスキアが存在すると思われるエリアの目星はつけてある)
(しかし公式に封鎖されたエリアであり、ここで聞いても情報が帰ってくる見込みは薄い) 最後に一つ、お聞きしたいことが。(浅倉の部下が来るまでの間、別の質問を尋ねた) なぜ、私たちなんですか。私たちは新興のギルドです。 ユーザーに協力を仰ぐなら、もっと人数がいて、多くの事例を収集できるギルドがあるものだと考えます。 それに私は……。(まだ子供だ、と繋げようとするも言葉を途切れさせて) -- レムレース
- その疑問に浅倉は頬にシワを作って口端で笑ってみせた
「君は、…いや君たちが思ってる以上に事態の中心にいる それこそ我々の把握仕切れていないところにさえ、君たちはいた」 だからと続くように、 『 子供を危ない目に合わせないようにするのも大人の仕事だ 』
ほどなくすると呼ばれた部下が撫子の先導役となった 浅倉は椅子に腰をかけ直すと机の上に置かれた資料に目を配る 資料の順番を入れ換え、選んだものは憂いのある瞳を秘めた少年であった --
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