一人称は私
二人称はお前
・彼女は芸術家を自称する大魔女である
その昔芸術の魔女として恐れられた大魔術師
芸術という物に煩い…のだが、センスが壊滅的であるために人々から疎まれ続けてきた
が、本人は自身の才能を信じて疑わず、時折現れては無断で建築を始める為手に負えず
その実力も魔女という称号に違わぬ物であるためにとても性質が悪い
長年の研究の果てに生み出した固有の魔術「ウィッチクラフトガーデン・創造」を使う
この魔術は触れた物をブロック状にし、空間に固定するという魔術であり
彼女が触れれば木や土は勿論、人までもブロック状にする事が出来る
ブロックにされた物は世界の物理法則から切り離され、空間に固定される性質があるために重力の影響を受けず、夜にも奇妙な建築をする事が可能となっている
魔術の研究の果てに両腕を失っている
・禁忌と真理の追究者
到達点の一つである真理と呼ばれる世界の理に意を唱える事が出来る
天才であるが故に若くして奇跡すらも可能とする魔術を越えた先の領域にまで至った彼女は
異世界を渡航出来る能力を有し、時には己の欲望の為に大勢の人間や一つの世界すらも蹂躙してきた
世界有数の危険人物として名を知られると共に、その存在に平伏す王族なども多数存在する
他人の積み重ねてきた物を蹂躙し、自身のコレクションとするのを喜びとしており、邪悪な大魔女である
それでも芸術家を自称している今は危険度は皆無であり、魔法の使用も殆ど行わない模様
・好色
大魔女はとても好色である
基本的には男も女も自分が気に入った物であれば好きであり、美しい物が好き
ただしその美しさの定義において、基本的には強かさや逞しさ、勇猛さ等を重視する傾向にあり
そう言った者が現れたのなら情事に及ぶ事はそう珍しくは無い
今では控えめではあるが、手頃な人間を浚い、サバトを開いてはその者達を自らのコレクションとして変化させ、人間の石柱を作るのが密かな趣味であった
魔女の所有物となった人間は箱型に変化させられる場合が多いが、稀に気に入った者達は素直に解放する事もある
・魔女狩りの魔女
度々、他の魔女の根城を見つければ無遠慮に結界に侵入し、茶会と称した魔女狩りをしている
魔女と呼ばれる者達の持つ特異な魔力を奪うのが目的で、茶会を開いては相手の全てを奪い、己のコレクション(石柱)にするのが生き甲斐の一つであった
その際、相手となる魔女の子宮を引きずり出し、直接口をつけて魔力を奪う方法が最も好みな方法
・近年
しかし年齢も1200を越え、露悪的な趣味趣向は控えめになってきており
人をコレクションとするのにも、極力相手の意思を尊重する様になっている
魔力や生命力を奪う行為も現在は相手を殺害するまでには至らず、苦痛の変わりに激しい快楽を与える方向へと変化している
・変化魔法
相手をブロック状に変えるのは勿論の事、あらゆる変化系魔法を使用する事ができる
石化
箱化
液体化
平面化
性器化
精液化
食品化
宝石化
木樹化
植物化
人形化
オナホ化
等…中には洗脳や催眠を伴う物も多い
・ライフオブマナ
自分の心臓を複数に別けて保管してある
その内、最も大きな力を持つと思われる心臓は終焉と呼ばれる世界に安置されており、その世界は大量の人々で作られた美術品で飾られている
人間や他の魔女から奪った魔力を心臓として保管しており、無数のライフを持つが
その代償として子供の姿となっている
・10
10と呼ばれる黄金の浮遊する爪を浮かべる
これ一つが異世界丸ごと一つを魔道書として見立て、魔法陣を描き込み作り上げた大魔法であり、ありとあらゆる魔術的要因を可能とする
世界に影響させた変化魔法にて世界そのものを爪の形へと変化させている
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