霧の吸血鬼、セメテリー などと称され、世人を害し続けたヴァンパイアの最期は、以下のように伝えられている
朽ちた教会にて「欺きのヴェイル」と再び相まみえ、相討ちになった*1、と
邪悪な業を尽くして闘う両者の力は伯仲、拮抗し……遂に夜明けが訪れた
崩れた屋根から差し込む朝日に焼かれ、灰となって崩れ去る奴の顔は嗤っていたという
その日を境に、呪われし爪痕を遺す霧は、酒場の都市周縁で見られることはなくなった




設定/英雄奇譚
英雄奇譚







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*1 ヴェイル?の死体は見つからず、後日、セメテリーの力を得た新たなヴァンパイアが誕生した、という噂もある

Last-modified: 2012-05-05 Sat 21:47:31 JST (4537d)