3行 †
余命
1年の
お嬢様
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病室にはもう誰も居ない |
会話 †
魔法を使う
設定 †
一人称 わたくし
二人称 ○○君○○ちゃん アナタ
魔術師の名家、白神家の一人娘。
白神家は異空の魔女を宿す器を排出する家系であり、一人娘の永久も例に漏れず魔女の器としてその権能を使役する事が出来る
が、代償として心身は年々衰弱しており、医者からは余命1年と宣告されている
現在は半身不随であり、自力で歩く事が出来ない
本名は藤城叶夜(ふじしろかや)
強い魔力を有するが故に幼少の頃から忌み嫌われ…行き着いた白神の施設にて育った孤児である
彼女は何時だって不幸を招く存在であった。感情の起伏も乏しく、まるで人形のようだとも言われていた
彼女自身もまた、自分の存在価値に対して悲観的であり…ただ毎日を絶望の内に過ごしており、強い破滅願望や自殺願望を持っていたが
白神家に引き取られ、従者となり、白神永久として力を授る事となる
・異能 天見
他者や世界の流れを垣間見る事が出来る魔法
強力な予知能力であり、本人が知る良しの無い事までも把握出来るが
世界により開示されている流れしか見る事は出来ない
他にも強い意思により己を隠そうとしている者や、無軌道で予測がつかない存在の理は知ることは出来ない
・異能 ソウルサクリファイス
寿命を代価として、相応の奇跡を得る魂の魔法
自身が支払った代償と同価値の結果を得る事ができるが、得られる結果は相応の物となるため、報酬の前借をするに過ぎない
しかし相応の価値ならば、寿命の分配等も可能である
・異能 ソウルライフリンク
眷属及び、魔法の契約対象と己の魂を共有する魔法
ソウルライフリンクの状態であれば、術者と契約者は命や魔力を共有することが出来る
他にも身体能力は勿論、思考や五感までも共有する事が可能である
+
| | 噂
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白神家については奇妙な噂がある
白神家は国の根幹に根差すとまで言われる占いの名家である事は間違いが無いが、その当主を直接見た者はそう多くない
奇妙な噂とは、当主は何時の時代も顔を隠しており、白神の当主は歳を取らず…不老不死である…と、数少ない連なる者達は言うのだ
そして、何時の時代、如何なる人物であったとしても、その名を「永久」と名乗っている
また、白神家には子はおらず…また、嫁や婿を迎えたと言う話しが無い
そして白神永久と言う名は知られているが、その子供時代を知る者は居ない
彼女、彼を知る者は極端に少なく…身元を調べれば、「現在の永久」を知る者が居ないと言うのは直ぐに判ることだろう
数少ない連なる者達、或いは地主や時の権力者曰く…
白神永久は非常に冷徹であり、恐ろしい人物であると言う
そして非常に欲しがりであり、時には人も欲したと言う
白神永久が欲しがる。という事は公権力も届かないという事であり、連なる者達は皆、白神の目に、大事な物は見せるな、と語る
嘘か誠かは定かでは無い事だが、その噂は実しやかに囁かれ、時代を超えた今であっても…
「白神の家には消して近寄るな」
「白神の御前、白神の魔女には気をつけろ」
と…語り継がれている
| 先代の当主を写したと思われる1枚 |
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