企画/戻る
- 概要
- 女子生徒が衣装でアイドルとなって学長先生と生徒たちにアピール！以上！
- ルール
- 参加者はステージにあがって審査員である学長と観客に向かってアピールしていただきます
そのアピールをみて観客である生徒は一人三票まで審査ボックスに投じることができます
審査委員長である学長だけは一人につき五点満点で評価することになっています
つまり学長先生点数＋生徒票で優勝者を決めることになります
- ステージアピールについて
- 参加者はステージにてそれぞれアイドルらしいアピールをしていただくことになります
方法は問いませんがデフォルトとしては歌と踊りがメインとなります
参加者それぞれでサブツリーを立てますのでそれに従ってアピールを行ってください
また一人につき何回でもアピールすることができます
- 時間割
- 基本的に終日開催となりますので、好きな時間帯に来てアピールと観客となってください
結果発表は来月１１月の教室にて行われます
- 学園祭某日 - ミスコンテスト -
- No:01 小日向
- （BGMが流れ出す） --
- （パァン！！と壇上でクラッカーが弾かれ、中に入っていた銀紙がキラキラと光を弾いて、その中からナース服で出て来た）
（注射器型のマイクを構えて、すぅ、と息を吸い、歌い出す）君のそばにいられる事を いつも神様に感謝です
迷いのない君の無い横顔 ずっと 眺めていたい――――！！ -- 小日向
- 零れる微熱 高鳴る鼓動 始まりは分からないけど（流暢に歌い出す ナース服で随分と体のラインが強調されて）
一度気付いた 消せない思い 嘘にはもう出来ないから…（観客席に片手を伸ばし、はらはらと舞い散る長い黒髪が光にきらめく） -- 小日向
- （せつない様な表情で、振付をしながら流暢に歌は続く 普段のイメージとはかけ離れた姿で踊り続ける）
―――それは 色めく花の様に 遠く 咲き誇る物語―――
―――決して 消えはしない音色が 風に 乗せて 響く―――！！
（注射器型マイクを構え、声高らかに最後のサビに入る パァン！と再度壇下でクラッカーが弾けて銀紙が宙に舞う） -- 小日向
- 君と 二人過ごす時間が 揺るぎない力を くれるよ！（胸に片手を当てて、祈るように瞳を閉じて）
祈り 込める君への言葉 深く 届く ように――――――……（マイクを掲げてポーズを決め、歌い終えた 後奏が終わり、壇上が静かになった） -- 小日向
- …あー、みんなミスコン見に来てくれてどうもで御座るよー。拙者、たまには和服や制服以外の服を着てみたいなーと思って、今回ははっちゃけてみたで御座る（マイク片手に、恥ずかしそうにえへへ、と頭を撫でて）
やっぱりこういう行事は皆でやり、盛り上がるのが楽しい故…これからの参加者にも、もっと期待してくだされ（一応プログラム上は一番手なので後続を盛り上げる発言）
うむ、ではしばらく続くミスコン大会、全力で盛り上げていこう！（わーー、と会場が沸き、一礼してステージを下りていった） -- 小日向
- No:02 エルナ
- …アピール、得意な事をやる。んむ、任せろ
（BGMと共に調理スペースとメイドがせり上がってくる） -- エルナ
- 人の成長とは未熟な過去に打ち勝つ事であると何処かの大将も言っていた、んむ
と言う事で今日は過去を乗り越える（なにやら袋に詰まった白い塊を取り出し）
こちらは３日ほど前から塩漬けにしておいた肉だ、程よく馴染んで身が締まっている。ちなみに肉はヒューイが見舞いでくれた、ありがたい事だな（説明しながら塩の中より肉を取り出し）
これをだな…時間があまりないから圧力鍋で楽をしような、んむ（圧力鍋に水、酒、出汁、生姜を加えて肉も放り込むと火にかけ）
（鍋の火加減に気をつけつつ今度は挽肉を取り出す） -- エルナ
- （テイリスへと手を振り替えしながら、食材置きからニラとキャベツを取り出し、細かく刻む）こちらもヒューイからの差し入れであり非常に感謝している
まぁそれはさておき続けよう（刻んだそれぞれを別に塩揉みしてしっかり水気を切り、ひき肉と一緒にボウルに投入）水気だけはしっかり切っておくのだ、味がぼやけるからな
（大蒜を手に取り観客席を見…少し悩んで元の場所に戻す）今日はニラのみでな、んむ（塩、胡椒、醤油、オイスターソース、生姜を手際よく混ぜ合わせ）
ちなみに何故ミスコンでこんな事をしていると言うとだな… かつて授業でやった調理実習がどうしても忘れられなくてだな
…悔しかった。あれは本当に悔しかった…もうケミカルとか保存食とか、呼ばせない…んむ（呟く間に具材を餃子の皮へと包み終える） -- エルナ
- …と言うのが大体半分でだな、あと半分は単にお祭りだからな。やはり食ったり飲んだりで騒ぐのが良いかとな
（包み終えた餃子を鉄板の上に並べて焼きはじめ）あ、鍋はもう良いな…（圧力鍋は火から下ろして圧を抜く）
……ここまでやっておいて何だが、明らかに方向を間違えた気もするが小さい事だな。んむ（ひのふの…と観客席の人数を数えてお茶碗を用意し、ご飯をよそう） -- エルナ
- うむ、良いかな（餃子の焼き色を確認し、水を注いで蒸し焼きに用の蓋を被せる）
（その間に圧力鍋の方から塩豚を取り出し、食べやすい大きさに切り分け大皿の淵にそって円形に並べる）本来ならこの後一晩くらい寝かせて味を染込ませるのだが、温かいのも充分美味いと自信を持ってお勧めする、んむ
…と、焼けたかな（水分が抜け、ジュウジュウと音をたてている餃子を鉄板からかえし、皿の中心部に盛り付け）
……お待たせしました、だな。たんと召し上がると良い んむ（塩豚と焼き餃子+白米 肉肉しい夕餉が完成した） -- エルナ
- No:03 リサッカ
- （がらがらと車輪付の大型水槽が運ばれてくる 大きさはおよそ7メートル四方） --
- （音楽が流れ始めると水槽にライトが当たり、魚のヒレを模したヘッドセットマイクをつけたリサッカを照らしだす 水中で大きく手を振り） --
- Marine Snow 降りつもる闇夜の彼方 まだ見ぬ光の国 めざしてる
すべての未来は ここから始まる
ごらんよ
（音楽に合わせゆらゆらと揺れるように歌い始める ひらひらした衣装が水中でほわー、と広がる）
（マイクがどうやって声拾ってるのかは謎） -- リサッカ
- Deep under the sea なつかしいふるさと たどり着く日が来るまで
Far over the waves 青い海をこえて 僕らの旅はつづくよ
ゆら・ゆら・ゆらら 水の鏡で 満ちる夢 照らすよ
（一度水面を軽くジャンプし、そして歌い続ける、水槽の中をまるで魚のように自在に泳ぎながら）
（10月なのに水とか寒そう？多分温水なんじゃね？） -- リサッカ
- （再び水面小ジャンプ、泳ぎながらの歌は続く）希望の灯 吹き消す嵐が来ても立ち向かう勇気は捨てたりしない
手放したほほえみ 巡り会うために
ふたたび……（間奏になると観客席に手を振りながら泳いだり、小ジャンプを繰り返したり）
（間奏が終わりに近づくと、一番底から助走をつけるように水面へ泳ぎだし……今着ていた衣装を脱ぎながら大きくジャンプ！） -- リサッカ
- （先に着ていた衣装の下は、赤い人魚風の衣装] 水槽の前に着地すると、ヘッドセットに手を当てながらそのまま歌い続け）
Deep under the sea なつかしいふるさと たどり着く日が来るまで
Far over the waves 青い海をこえて
僕らの旅は つづくよ -- リサッカ
- ゆら・ゆら・ゆらら ひと息ごとに きらめく呼吸 奏でるワルツ
ゆら・ゆら・ゆらら 水の鏡で 満ちる夢 照らすよ
（最後に大きく手を振りながら）Deep under the sea……Deep under the sea……
（歌い終わると一礼し）ありがとうございました！即撤収！（水槽に飛び込んで水槽ごとフェードアウト） -- リサッカ
- No:04 ピピルン
- （BGMがかかる。始まりの合図のようだ） --
- （とことこと少女が入場してくる、いつもと少し雰囲気が違うようだ） -- ピピルン
みんなー！ピピルンの楽しいマジックショー、はっじまっるよー！！
（直後にドライアイスがたちこめ、照明が控えめに調整される） -- ピピルン - まずはこの私、ピピルンによる「アイアンメイデン大脱出！」だよー！！（巨大な鉄の箱が運ばれてくる） -- ピピルン
- 私がこの中に入って・・・扉を閉めると、この針で串刺しになっちゃいます！（こわい！）
でも大丈夫！みごとこの箱から生還してみせますよー！成功したら拍手で迎えてくださいね！！ -- ピピルン
- （ごくり）では、入りますよ・・・（鉄の処女に入る）
では！バーンとォ！！しめちゃってください〜！（助手が二人がかりで扉を持つ） -- ピピルン
3、2、1、がこーん！！
（その瞬間、BGMOFFと同時につんざくような悲鳴が轟き、箱から大量の血が溢れてくる！！） -- ピピルン - ふふ…ふふふふ（静まりかえった会場で、どこからか声が聞こえてくる。と、流れた血が一箇所に集まりだして…） -- ????
はい、脱出成功〜！ついでに変身完了〜！！
（再び現れた少女は、面影を残しながらも、別人のように成長していた！） -- ピピルン - （ふー、久しぶりに全盛期の身体になれたわぁ…！！）
あ、みんなわかんないかもだけど、ちゃんとピピルンですよー！マジックで大人になりました！！はい、拍手〜！！
（ついでに杖を大量の氷の鳩に変えて会場を飛び回らせる） -- ピピルン
- じゃあサクサクっと残りのマジックもやっちゃいましょー！3、2、1、はいっ！（氷の鳩がピピルンに集まってきて一瞬身体が隠れる、
鳩が離れた時にはもうメイド姿になっている） -- ピピルン
- はいっ！ピピルンの早着替えでしたっ！この手作りケーキはサービスだよ！！（指を鳴らすと会場のみんなの手にケーキが一切れずつ）
あと、この後も私は教室のカフェにいるから、ぜひ遊びにきてね〜！！じゃあみんな、ありがとー！！
（会場の照明が一瞬おちると、もう少女は消えていた。終了のアナウンス） -- ピピルン
- No:05 三千夜
- 三千夜・フィールド・カーテンコール
〜 Shiny 〜 --
- （曲が始まり七色のライトがステージを眩しく照らす。だが煌くステージに歌い手の姿は…ない） --
- （いよいよ前奏が終わろうかという瞬間いくつかのライトが消え、ステージ中央にぽっかりと闇が落ち…）
（影の中から青い衣装をまとった三千夜が勢いスモークと共によく飛び出した） --
- やたら張り切って駆け出した危なっかしい背中 少し眩しくてほんのちょっと驚いてた
いつもふざけたような服ばかり着てる君は きっと見た目よりも強いんだろう
（人差し指を振り会場一人一人を指差すようにしてステージを歩きながら歌っていく） -- 三千夜
- 泣いて怒って笑う なぜか懲りない顔
ありふれた日々の中 何か刻んでゆく
青い空突き抜けて ここに届く光
抱きとめて投げ返す いつか高く遠く
（歌詞にあわせてライトの色が変わり歌う表情もころころと変わる）
（心から歌を楽しんで、思いを込めて…天に手を伸ばす） -- 三千夜
- （間奏のギターソロに入ると観客席に手を振りながらヘイ！ヘイ！ヘイ！ヘイ！と合いの手を求める）
（その間も小さな体で精一杯に走り回り大きくジャンプして）
みんなーいくよー！ -- 三千夜
- 次の夜明けを連れて ここに届く光
闇を梳く流れ星 なぜか黙り込んだ
その先の言葉まで 全部届いてた
それが本当の気持ち 笑い出した二人
（青の衣装にさらさらと眩しいブロンドがゆれ笑顔が輝く。それはまるで青空と太陽のように…） -- 三千夜
- はぁ、はぁ、はぁ…ありがとーーっ！
（曲がフェードアウトすると肩で息をしながらも大きく手を振り一礼してとてとてとステージの裾へ走っていった） -- 三千夜
- No:06 エニル
- （会場の照明が落ち、薄暗いその中に、前奏が流れ始めていく…） --
- （そして前奏が駆けあがるように勢いを増した直後、光が走った。三方からの光の中央には一人の少女がいる）
（さらに走る前奏に合わせて身を振り、リズムを重ねながら、手に握ったマイクを口元に寄せ、短く息を吸う） -- エニル
- 強さを 求めて 戦い続けて
儚い 弱さに 気づく事 Remember
（歌い始める。普段の大人しめな印象とは違う表情。真剣な眼差しを観客席へと振りながら、抑えた、それでも響きのある声） -- エニル
- 信じて 走って 感じた孤独 頼れるものが 何処にもなくて
（徐々に、青の光でライトアップされる舞台の上を、ゆっくりと歩む。客席の最前列近くまで近づき、小日向のほうにも視線を送りつつ） -- エニル
- いつでも 近くで 優しさをくれた 本当は 憧れ 抱いていた Looking back
うまく 言えない 事もあるけど 言葉じゃなくて 伝えられるものがやっと 生まれてきた
（すっと、瞳を閉じる。空いた右手を振り上げ、散る汗をものともせず――指を、鳴らす） -- エニル
- （切り替わる赤いライト。吹き上がる火花。ステージの上を、逆再生の滝が昇っていく）
Don't be long 君との出会いで 胸に輝く勇気は 思いがけないほどに 大きく解き放たれた
運命に負けないように 一生懸命 動き出そう
計算違いの展開が 未来を切り開いて行く――（余韻を残すように、声が遠ざかる。激しい伴奏も落ち着き、イントロの中、汗もぬぐわず再びマイクを唇に寄せ、口を開く） -- エニル
- （客席の全員を見回して、それを歌う。それが、本当に彼女が伝えたいこと）
願いは叶うもの たくましくなった 僕らのチカラで 現実を越えて――！
（抑えた、それでも響く歌声。自分の心を、想いを、歌に乗せて彼女は歌う。それはまるで、祈りを捧げる聖者のようにも見えるだろうか） -- エニル
- （再び、ステージが爆発する。赤の光の奔流が躍り、乱れる中、今までよりさらに深く響く声で、彼女が歌う）
Don't be long 君との出会いで 胸に輝く勇気は 思いがけないほどに 大きく解き放たれた
運命に負けないように 一生懸命 動き出そう 計算違いの展開が 未来を切り開いて行く――
（マイクを、離す。乱れた息遣いを整え、汗で張り付いた前髪を指で払いながら、深く頭を下げ――照明が、ゆっくりと落ちた） -- エニル
- No:07 R15・310
- （ステージの大型スクリーンにロゴが映し出される）
（テンポのいい音楽とともに暗いステージをレーザー光線とスモークが彩り、下から人影がせりあがる） --
- 本日皆様に紹介するのは、R１４世代型汎用人型量産兵器に続く新兵器
R１５世代型汎用人型量産兵器です（スピーカーからよく通る女性の声） --
- （ナレーションの声とともにスポットライトがステージの人影を照らし出す）
（少女の小柄な身長、薄い胸に結い上げられた長髪 一転、四肢は無骨な機械のシルエット） --
- はじめまして、皆さん（眠るように閉じられていた瞳が開き、赤い瞳がまっすぐに前方を見据える 感情のこもらぬ少女の声が、一音節づつ聞き取りやすいように発せられる） -- R15・310
- （モニターに、R15世代型とは正反対の、豊満で長身な女性が映し出される
従来のR14世代型は、戦線を支えてきた優秀な兵器でしたが、小型化の流れに取り残され、機動力の不足が問題視されはじめました
そこで、新たに設計されたのが、このR１５世代型です（大型スクリーンに、R１５世代型の薄いヒップ、小さな胸のアップに続けて、R１４世代型との身長比較が映し出される） --
- 小型化による機動性のアップ…小回りが利くようになったほか、共通ジョイントを用いた四肢の換装と補助脳の演算能力の上昇により、さまざまな武装を運用することが可能となっています
まずはこちらを紹介しましょう --
- （R15世代型の周囲に漂っていた物体が、背後で円陣を組む） -- R15・310
- さまざまな武装を換装するための召喚装置です
R15世代型は、通常マニピュレーターを兼用した小型サブマシンガンと掌に粒子加速器を武装として内蔵しています（大型モニターがR15世代型の腕をアップにする）が、R１４世代型同様にこの装置を使い、どこででも武装の変更を可能としています -- コンパニオンの声
- （両掌を下に向け、まっすぐに腕を伸ばす 軽快な発射音とともに、弾丸が的に向けて連射される からからと排出された薬莢が足元に転がる） -- R15・310
- では、続けてR15世代型に標準装備されている兵装について説明しましょう
２０mm機関砲「ヴァランガ」です 両腕と換装する形で装備され、背部のハードポイントに装着された空間転移術式弾倉よりベルトで給弾されます -- コンパニオンの声
- ヴァランガ！（両腕を上げる 円陣を組んだ召喚装置が、上から覆うようにR15世代型の機体を包み込む 魔方陣を思わせる円陣を抜けると、両腕は巨大な機関砲に換装され、背中に円筒形のマガジンを背負った姿へと変わる）
（ガシャン…と、二門の重機関砲を水平に構える ふくらはぎの積層構造の一部がスライドし、アンカーの役目を果たして姿勢を安定させる 接続された兵装は引き金を引く必要もなく、思考するだけで轟音とともに的に向かって射撃する）
（豪雨のような２０mm機関砲弾が、あっという間に的を刻み、銃身が熱でしゅうしゅうと煙を上げた） -- R15・310
- では、次の兵装です 移動式ミサイルコンテナ「カンターレ・パヴォーネ」
腕部と換装する発射装置のついたコンテナと背部に装備する誘導システムおよび予備コンテナで構成されています ミサイルはコンテナひとつにつき４基、左右で合計８つを一度に発射可能で、背部の誘導装置を用いて目標まで脳波コントロールで誘導します また、軽い作業であれば発射装置側面の小型作業用アームが対応しています -- コンパニオンの声
- カンターレ･パヴォーネ！（召喚装置の魔方陣から、巨大なパワーアシストアーマーのような機械が召喚される はずされた両腕をコンテナに差し込めば、身長よりも巨大な腕を持った異形のシルエットへと変わる）
（誘導システムから支えのための足が伸び、ミサイルコンテナのハッチが開く プシュッという音ともに圧縮ガスがミサイルをサイロから射出すると、小型ミサイルの尻から炎が噴出し、雲を引いて上空へ飛ぶ）
（８つのミサイルが順に発射され、それぞれが生き物のように上空で別方向に飛び、２００ｍほど離れた別々の的に着弾する様子がモニターに映される） -- R15・310
- 次は脳波コントロール式小型ロボット「ソレッラ」（モニターに卵のような丸いシルエットの小型ロボが映し出される）
サイズも１m未満と小型で、武装も右腕のグレネードと左腕のサブマシンガンのみですが、R15世代型１機につき256体が配備されます 腹部に内蔵された作業用アームを用いての作業のほか、偵察任務も期待出来ることでしょう -- コンパニオンの声
- ソレッラ！（背後に展開された魔方陣から、映像と同じロボットが短い足を器用に使い、よろよろと一列で歩み出る 一部のロボットは壊れているようで、破損した外装の中で時折火花を散らせたり、一方の腕がもげていたりする 数は約120体程度だろう 説明の半分ほどの数しかなかった）
（R15世代型の左右に一列に並び、左腕の銃口を空に向け空砲を撃つ 続けてR15世代型の右側が前に、左側が後ろに並び、空砲 故障さえしていなければ一糸乱れぬであろうマスゲームを見せる） -- R15・310
- 次にご紹介するのは 電磁バリアー「スカラベーオ」
防御のための兵装で、両腕と換装する形で発生装置、背部に大型コンデンサをジョイントすることで使用可能となります -- コンパニオンの声
- スカラベーオ！ （普段よりもふた周りほど大きな腕部、背中に大型のコンデンサを背負い、構える ヴゥンと低い音が響き、装置が起動したことを告げる）
（ステージの反対側に一列に並ぶソレッラがいっせいにR１５世代型に向かってグレネードを発射する 続けてサブマシンガン）
（周囲でグレネードが爆ぜ、銃弾がステージをえぐる 巻き上がる爆炎と煙がR15世代型を覆う）
（弾薬を打ちつくしたソレッラが銃口を上げて一列に並び、見守る やがて煙が晴れると、無傷でステージに立つR１５世代型） -- R15・310
- そしてこちらが、先ほどのソレッラと反対の思想で設計されたロボット 「アルネイス」（大型スクリーンに肥大した四肢と頭部を持つ、ゆがんだ人型のロボットが映し出される） -- コンパニオンの声
- アルネイス！（背後の魔方陣からのびた巨大な右腕がステージを掴み、身体を引きずるようにして、窮屈そうにモニターに映っていたロボットが這い出す 睨むような目、無骨なその巨体がだんだんと姿を現す しかしそれは破損したのだろうか？モニターの映像と違い、そのロボットには大腿部から下が無かった 見ようによっては最初から無かったようにも見える） -- R15・310
- 脳波による無線コントロールですが、内部に搭乗スペースも存在します 主な武装は左拳骨、腕部内臓バルカン、頭部バルカンポット、胴部内臓バルカン、背部に装備したバルカン、右拳骨となっています -- コンパニオンの声
（ナレーターの説明とともに、バイクや狙撃システム、粒子砲や極地用兵装などさまざまな武装をはじめ、合成オートミールによる生体組織への栄養補給や性処理機能など等、デモンストレーションが延々と続く）
-- - 以上が、R１５世代型のスペックです 生産計画では10000体ほどの生産が予定されています
（最後に「戦場でR15世代型が活躍する日は、そう遠くありません」というコンパニオンの声とともに照明が落とされ、スモークが炊かれたステージを縦横無尽にレーザーライトが照らす）
（スポットライトに映し出されたR１５世代型が、大型スクリーンの活躍予想フルCGアニメーションをバックに沈んでいく） -- コンパニオンの声
（かつてはその世界にも人間がいたのかもしれない）
（モニターに流れたその映像は、戦うための機械だけになってしまった世界で、新たな兵器が生産されるたびに無意味に機械的に行われていた、誰も見る者のいないプレゼンテーションムービーだった）
--
- No:08 エレット
- （舞台装置から吹きだす濃霧、ホワイトアウトが観客席までおおいつくしたところで大音量が流れだす） -- ？？？
- （歌声とともに霧を一掃して吹きぬける妖花烈風 季節はずれの桜吹雪を露払いに登場したのは桃色の髪の歌い手だ）
（まさに巨大としかいいようのない少女はどこかで聞いたような、少し大人びたような声で歌いはじめた）
Yeah naked truth lies, only if you realize
Appearing in nobody’s eyes, till they sterilize
Stop the guerrilla, warfare to keep fair, Bro
Change your rage to a smarter greater cause -- ？？？
- （文字どおりに大がかりなセット、とびぬけて背の高いマイク、そしてあまりにも巨大な歌い手）
（ステージにあふれかえった規格外のすべてが意図せずして、不思議の国に迷い込んだような錯覚を演出する）
（あなたが小さくなったわけではない 歌い手が大きすぎるのだ） -- ？？？
- You know the stake is high stardom is near
Those who sympathized you died, killers are passing by
Do not waste your time in hating flirting guys
Use your might to AIs to do justice to them all
（得物をかき鳴らしながらステージを所狭しと歩きまわり、表情をころころ変えながらヘッドセットに歌声をぶつける）
（背中まで伸びた髪をなびかせ、息つく間もない怒涛の言葉が高らかな歌声へと昇華されていく） -- ？？？
- Now I face out, I hold out
I reach out to the truth of my life
Seeking to seize on the whole moment to now break away!
（絆創膏だらけの指先を気にもせず、痛みを満開の笑顔に変えて観客席にならぶ一人一人とアイコンタクトを交わす）
Oh God let me out, can you let me out?
Can you set me free from this dark inner world
Save me now last beat in the soul...
（コードに足をとられそうになりながら、口付けしてしまいそうな勢いでマイクにかじりつき声をはりあげた） -- ？？？
- Yeah naked truth lies, only if you realize
Appearing in nobody’s eyes, till they sterilize
Stop the guerrilla, warfare to keep fair, Bro
Change your rage to a smarter greater cause
（間奏開け、ますます高まっていく歌声とはうらはらに桃色の髪がズレはじめて）
（ズレた 完全にズレた 白金色のシャギーボブがちらりとのぞき、ままよとばかりに春色のウィッグを投げ捨てる） -- エレット
- You know the stake is high stardom is near
Those who sympathized you died, killers are passing by
Do not waste your time in hating flirting guys
Use your might to AIs to do justice to them all
（涼しい顔でウィンクして、きらりと光る汗を飛ばして 今この時を精一杯楽しんでいるのだろう） -- エレット
- Now I face out, I hold out
I reach out to the truth of my life
Seeking to seize on the whole moment to now break away!
（ふっきれたような、どこか不敵ともいえるような心の底からわきあがる笑み 奏でる音色は危なげもなく）
Oh God let me out, can you let me out?
Can you set me free from this dark inner world
Save me now last beat in the soul...
（胸に宿ったばかりの想いを、自分自身と向き合う心の唄を力いっぱい歌い上げた） -- エレット
- はぁ…はぁ…っ、ふふ、えへへへへ…エレット・ベイリスでしたっ！ ありがとみんなー！！ まったねぇ！
（いきおいよく頭を下げて 右に左にはねまわって会場を揺るがしながら両手をふってステージを下りていく） -- エレット
- （ウィッグは忘れていった） -- エレット
- No:07 テイリス
- ん、ん…（ぺたぺた、いつもの制服と素足で傘を回しながらステージに登る）
んー…と（お辞儀をして傘を閉じると、足元の影が僅かにざわめき）…ん
んっ（テイリスを包むように、その影が巻き上がった 影が晴れるとそこには…）
ていていにしてやんよ ん（傘びしぃっ）…ん（慣れない靴のせいでよたよたしながら）…すーはー… -- テイリス
- すー…（長いこと深呼吸をして、きりっと顔を上げる）
にねんせ えー ばかはひとりぃー
ここのまちのー そらみあげるぅー
さぼりがくせ えー ぱじゃまきてる うー
なつやすみが あー こずにちゅう た ぁい（↑）
（至極真面目、真面目に歌っているので大変脳が溶ける感じのうたごえ 足元は相変わらずふらふら）
-- テイリス
- ちきゅうでー うーちゅうじんなんて あっだ なでーもー
うちゅうのぉー まっ ちあわせひつには もっと へんな あなたがぁいーたーのーーーー
（ステップを踏むのを諦めて横揺れしながら真面目に歌い続ける） -- テイリス
- じゅーしんしてるかーなとー せえーつぞーくしてみーるとぉー みんながーさけるなーかーでぇ
ぱちくりみているあなたーがーいたから てーれぱしるきもーちがぁー
でーんぱーがちがくーてもー
（その場で横揺れしながら、無表情で歌い続ける姿は若干異様に見えるかもしれない、しかし本人はいっぱいいっぱいかつ 大真面目だ）
きっとねーなにかつかんでくれてる あなたのことがぁー しゅ …すきぃー（噛んだ） -- テイリス
- かんでない（間奏の間にふるふる）
こらふあんで えー ばいとできないー（脳みそとろける感じの歌は延々と続いていく）
…そんなあなたのことが あー すきぃー そんなあなたのことがぁー すきですー
（すーはー すーはー） きっとあっな たしか じゅーーしんでーきないのーーー …ひは（ふらふらしながらもう一度傘を構えて）も 一曲…ん… -- テイリス
- （広げた傘に合わせて、再び影がテイリス包む。今度はうってかわって落ち着いた服装）
（すーはー呼吸を整えて）…くるくる まわる 君の瞳（先ほどとは全く違う落ち着いた歌い出し）
（それに合わせるように客席に、触れれば溶けて消えてしまう 影の花が降り注ぐ） -- テイリス
- ごめんね もう二度と会えないような そんな気がして 運命が 笑う
臨界点突破してんだ 限界なら既に去って 絶対的支配だって 崩壊
週末理論は机上の 空論でしかないって ０と１の世界戦の果てから 叫ぶよ
（一度大きく後ろに傾いて、何とか踏みとどまる）へふ…
…もうすぐ 君が会いに来るような気がして 僕は 目を とじる ……へふ（くらくら）
…ん、ん…ながなが…（あと１レスくらいでおわりますごめんね） -- テイリス
- （瞬きの内に衣装はいつもの制服に戻っていた。肩で息をしながら客席をぼんやり見て）
…ひは…
（ぺこり、と頭を下げてステージからふらふら 降りて行った） -- テイリス
- （絵 でかすぎた と頭を抱えながら帰っていった 後で収納しますすいません） -- テイリス
- No:10 季來
- （薄暗い舞台、静かにその姿を照らされて。深々と頭を下げ…）
ぇと…阿鉈賀季來、この学校で…先生をやっています、です。 -- 季來
- 実はせんせい…私も、昔はこういう学校に通っていて…だけど、こういう催し事には出られなかったから。
今回は思い切って…立場も飛び越えて、参加させてもらうことにしました。 -- 季來
- ちなみにこの衣装は、元はその学校の同窓生さんからもらったもので、実はちょっと保管に失敗しちゃったから仕立て直し… …こほん！
それでは、少しの間。ご清聴、よろしくお願いいたしますです…
（……徐に、音楽が流れ始める……）
（合わせ、すぅ…と息を吸い込み。そして、声を響かせる…）
-- 季來
You listen to my voice, Listen to my heart, Now I see it clearly... -- 季來 - You listen to your voice, Listen to your heart, Do you even smile? -- 季來
- There is nothing you can't do, Only you can do to make yourself happy... -- 季來
- You listen to your voice, Listen to your heart, Make yourself live... -- 季來
- （それは、異国の言語の詩） --
- We are free, Like water flows...
We are one, As we feel the love... -- 季來
- （聴く者に依っては眉を顰める、稚拙とも思える発音で。それでも、歌を続けてゆく…） --
- How long will it take, To find our way out?
But she never lost her way, And made herself to home...
So we hold each other's hand, As we walk along the way...
No more fears and tears to fall, We find our way to home... -- 季來
- （少しの間奏。瞳を閉じ、胸に手を当てて…それは、顔にすら顕れる緊張と高潮を抑えるように…？）
- We are free, Like water flows...
We are one, As we feel the love... -- 季來
- （声の伸びが、響きが、一段変わる） --
- How long will it take, To find our way out...?
But she never lost her way, And made herself to home
So we hold each other's hand, As we walk along the way...
No more fears and tears to fall, We find our way to home... -- 季來
- （慣れてきたのか、緊張が解れたか。それとも先のものが演技？）（いや……） --
- How long will it take, To find our way out...?
But she never lost her way, And made herself to home
So we hold each other's hand, As we walk along the way...
No more fears and tears to fall, We find our way to home... -- 季來
- （それは、慣れない言語も、稚拙な発音も、飛び越えて……） --
- You listen to my voice, Listen to my heart, Now I see it clearly...
You listen to your voice, Listen to your heart, Do you even smile?
There is nothing you can't do, Only you can do to make yourself happy...
You listen to your voice, Listen to your heart,
Make yourself live... -- 季來
（曲の終わりとともに…一時、息が止まる。やがて、静かに…深い、深い、呼吸を置いて）
…以上です。ありがとうございました…です（再び、深々と頭を下げて…）
（そうして。穏やかな足取りで、舞台袖へと下がってゆく…）
（※訳詩は しぬほどやっつけ） -- 季來
- No:11 ヒラニャガルバ
- どたばたした後。準備が整ったようで、登録番号と名前のアナウンスが流れ、アピールの開始を知らせる。
ステージはプレーン。そして、舞台へせりあがる台には、いつも通りの制服のままのヒラニャガルバが仁王立ちしていた。 -- ヒラニャガルバ
- （半端ではない緊張感。自分の前、観客席から風が吹き付けてくるようで、膝が崩れてしまいそうだ。しかし、爽やかに心地いい）
……ようこそ、コインマジックショウへ。（自分に続けて、赤いクロスが敷かれた、小さなテーブルがせり上がってくる。同時に鳴り響くBGM）
若干ピピルンさんのとかぶっちゃったけど、こっちはミスコンのちょっとした前哨戦。箸休めとして、ちょっとばかしお時間をいただきたく思いマス。 -- ヒラニャガルバ
- 手元へカメラがズームイン。モニターに手の動きが映し出される -- ヒラニャガルバ
- 祭りの中で暫しの夢を。息だって止まるくらい、華麗に。(ドリームコインセット)、参ります。
（指を前に突き出すと、コインがひらりと姿を現す。それが小さな生き物で、顔でも覗かせたというふうに、自然に）
（また、指を突き出すとコインがまた。そして、三つ組のコインが、何もなかった両手の中に納まった） -- ヒラニャガルバ
- オードブルはお楽しみいただけまして？（礼の状態から顔を上げると、にっこり微笑む。コインは三つ、テーブルの上に鎮座している）
……それでは、メインディッシュの始まり！ チープな言い回しですがご勘弁を！ そして、粒ぞろいのほかの皆さんの演目で、満腹のところ、どうか食指を動かして欲しい！
……こほん。では、まずは、今のマジックで踊っていらした、三人のキャストの紹介です。 -- ヒラニャガルバ
- （ちらっと隣のステージのルニルを見る。「わあ、大胆な衣装……」これもまた、プレッシャー。この後、上手くいくんだろうか）
……先ず、一枚目。勇猛なる鉄のコイン！ その魔法陣は、(勝利)！（コインの絵柄がモニターに映る） -- ヒラニャガルバ
- 二枚目は、美しき銅のコイン！ 魔法陣は<> -- ヒラニャガルバ
- （かんだ）……魔法陣は、(魅了)！！（まさしく磨かれた胴の輝き。二枚目のコインがモニターに映る）
続けて三枚目のコインも、銅のコイン。魔法陣は(社交)！（最後のコインがモニターに映ると一つ、間を置いた）
（“これから何かが始まるんだぞ”という、オーラを纏いながら。緊張も実に、最高潮。指先が震える） -- ヒラニャガルバ
- それでは、コインマジックショウの第二幕を始めることにします。……このコインの意味するところは、つまるところ、私の言った簡単な二文字と同じ。
絵柄の意味を理解するのは、私だけで構いません。さて、先に種明かしをしましょうか。
（鉄のコインを取る）……この(勝利)は、私と闘った人ならわかることでしょうが、剣に変ずるコインです。
しかし、このコインは剣に変貌する、という効果ではなく……“勝利のための武器”へ変貌するのです。
そして、(魅了)。さらに、(社交)。この二つは……その名のとおり。魅了はまさにチャーム、魅了魔法、女の子らしさ大爆発。
社交は、人と関わったりするのに便利。いわゆるは人の社会へのアプロオチ。
……結論を申しましょう。私は、このコインたちで、社交の象徴である服を！ 勝利のコインで、魅力的に製造して、このミスコンに勝ち抜いてやろうと申しているのです！
（大声を上げる。舞台の上のそれ。ここで出さずして、何時出すというほど、気持ちよく声を吐き出す） -- ヒラニャガルバ
- マジックの次に、魔術。さてね、なかなか良い取り合わせと自負しましょう。（くすくす笑いながら、三枚のコインを取る）
では……始めます。（空気が張り詰めていく。見かけによらぬ、強大な魔性が、その内から溢れ出る） -- ヒラニャガルバ
- （スピーカーから、詠唱が聞こえてくる。高く澄んだ、穢れを知らぬ穏やかな子供のようでありながら、臓腑の奥底まで響く声）
王は我が右手にあり。勝利は、確かなる形を持ち、それを誇る。私に勝利を、飽くなき勝利を。
（鉄のコインが赤く光って浮かび、身体へ巻きついていく。輝きは、まるで花火のように、美しく激しい）
なんがりえる。美しきもの、調和せしもの。私が望むのは、人へ当たるための皮膚。精霊よ、呼ばれ給え。
（銅のコインの一つが浮かんで、緑色に輝く。赤と混じって、目がくらむほど鮮やかなコントラストを生み出す）
陽の光を反射して、ゆるやかに急いで廻る。目を奪われる。ココロの底を擽られる。これは魅了、またとない、魅了！！
（最後のコインが組み合わさって、ステージの上で、光が爆発するようにひらめいた！ 衣装が完成する！） -- ヒラニャガルバ
- （どんな衣装だろう。ふわふわした、綺麗なのが良いな。ふわふわしていなくてもいい、制服ばかりだから、可愛いものがいい）
（コインより、もっとおしゃれな格好がしたい。身体をとりまく光へそう願う。喩えるなら、お姫様が着るドレスのような……）
（今回は、アイドルがコンセプトだっていうから、洒落たのも、いいかもしれない。胸が高鳴る……！） -- ヒラニャガルバ
- その姿は、シンプルな衣に包まれていた。黒を基調とした、黒檀の家具のようなまとまり、無駄のなさ。
その頭にふわふわしたものが生えている。保護心をかきたてられる、ぴんと立った、三角の耳。
その後ろ姿に、ぴょこぴょこ動くものが一つ。人の目を掴んでは引き離す、すらりと伸びた、しっぽ。その先にリボン。
光の粒がほどけて、姿が顕わになる……！ -- ヒラニャガルバ
- （ぽむっ）……………………。えっ。 -- ヒラニャガルバ
- （モニターに映し出される自分の姿を見て、指先で♡を作った状態で固まっている）
……あ、あれ？ ……あ、あんな大掛かりな……ばあ、場の空気まで盛り上げたのに！？ 何これ！！？ -- ヒラニャガルバ
- （緊張の糸がすごい勢いでゴムひもになって自分に体当たりしてきた気分を味わっていたが、観客席からの声で我に返る）
（このまま止まっているわけにはいかない。「ど、どうすれば！？ えっと、えっと、コイン、コインじゃ、どうしようもない、し、うわ、うわわわ」）
……あ、あは、えっと……にゃーん♡（手首を折り曲げる猫的ポーズ。すごくあざとい）…………。（死にたい気持ち。顔色がレッドゾーン）
（そして、スピーカーが動作を始め、イントロが流れ始める）……えっ、ちょっ、こんな曲知らない！！？ -- ヒラニャガルバ
- （流れ始める音楽に、勝手に身体が動いて笑顔を浮かべる。きゅるるんとしたポーズ、そしてどこからともなく落ちてくるマイク）
いちごを 食べよう♪ (パフェにケーキに大福♪ みんな食べたら幸福♪)
（猫の手で、尻尾をぴょんぴょん揺らす。尻尾の先についているのは、さっきモニターに映っていた(魅了)のコイン）
（見ていると、なんとなくほんわかした気分になる。ぷらんぷらん） -- ヒラニャガルバ
- （「助けて」顔がすごく不服な笑顔。頭に怒りマークがついている。「暴走、暴走してるっ……！」）
いろいろフルーツ♪ (キウイ スウィーティ ピーチ♪ くだもの大好きだもの♪)
（当然、早口のところも歌わされる。ぴょこぴょこした動きは当然健在）
冷たいアイスクリーム♪（冷蔵庫に入れて固めーる♪ 最後にソースをからめーる♪）どれもみんな好き♪ （優柔不断な性格♪ でも可愛い私は合格！）
（女豹のポーズで尻尾を振る。ぽーっとした表情）甘くとろけるよな♪ 味だけじゃなにか、足りないから♪（大好きなものをトッピング♪ なければお店でショッピング♪）
（立ち上がる）ア・ラ・モードだね♪（きゃわいいぽーず） -- ヒラニャガルバ
- （そのまま軽快で柔らかいステップ。尻尾がぴんぴんと立っている。どこからから聞こえてきた「あらどーも♪」の声を合図に、踊りだす）
カリカリ歯ごたえ欲しいし♪ 甘酸っぱいのもそそられる〜わ！♪ デザートだけは別腹♪ 貪欲に行こお〜♪
（手を振る）トキメキ （トキドキ） ドキドキ！ いろんなことがしたいぃ〜！♪（目を＞＜にして身体をくーっと伸ばす） -- ヒラニャガルバ
- カリカリ、歯ごたえ欲しいし！ 甘酸っぱいのもそそられる〜わ！♪ デザートだけは別腹♪ 貪欲に行こおぉ〜！♪
ときめき （ときどき） ドキドキ いろんな恋がしたいぃ〜〜〜！♡
ありがとうございました、にゃんっ！（元気に歌い終えると、ぴょこんと礼をする。すると、舞台が下がって、舞台裏へ帰っていった） -- ヒラニャガルバ
- No:12 エメス
- （着物姿で舞台に上がると、静かに息を吸い込むと静かに唄いはじめる）
春深く夢の輪郭を ぼかして行き過ぎて舞い戻る
花びらは仕草を追いかけ 薄明かりの下で……密やか -- エメス
- （前奏が終わると一転、力強く それはもう楽しそうに声を張り上げる）
つまさきであやす月の 兎は踊り 星の間を飛びまわる 口笛吹き
飛沫あがる わたし駆ける 追いかける星は
廻る 廻る ちいさなつぼみ
さいてさいて月にお願い おだやかな影に薄化粧
知らず知らずえいやと投げた、つぼみは行方知れずのまま -- エメス
- 見下ろして小さくなった雲の間に 芽を出した線香花火 つぶらな夢
飛沫あがる 火花翔る 問いかけた星は
代わる 代わる 顔を変えた
さいてさいてくるりとまわる 舞姫の如くたまゆらに
思い思いに動く影と背中を合わせて 嗚呼走る
（手の中から呪文符を一枚。音も無く宙を走り、弾け 舞台に線香花火の瞬きを撒く） -- エメス
- 弧を描き 影は延びる 陽炎の先に
さいた あった まあるい花が
さいたさいた星の砕片が 月の裏側で泣いていた
気づかぬうちに隠れていた兎もまた弧描く
さいてさいて月にお願い おだやかな影に薄化粧
知らず知らずえいや!と投げた、つぼみは行方知れず
さいてさいた風に揺られて おだやかな坂は薄化粧
下駄鳴らして口笛合わせ 凛としてはんなりの―― こころ
（唄い終わりと同時、舞台の灯り、符の煌きは全て消え去り――静寂） -- エメス
- No:13 ？？？
- （真っ暗なステージに能の音。スポットライトがカッと点る）
（現われるのは見慣れぬ和装の女。哀しげに語るように、歌いはじめる）
隠しきれない移り香が いつしかあなたにしみついた
誰かに盗られるくらいなら あなたを殺していいですか -- ？？？
- 寝乱れて 隠れ宿 九十九折り 浄蓮の滝
舞い上がり 揺れおちる 肩のむこうに あなた……山が燃える
（曲の盛り上がりと共に、魂を込めるような歌声）
何があっても もういいの
くらくら燃える 火をくぐり
あなたと越えたい 天城越え
（凛として、しかし力のある。艶やかな歌声。充実した声量） -- ？？？
- 口を開けば別れると 刺さったまんまの 割れ硝子
ふたりでいたって 寒いけど 嘘でも抱かれりゃ あたたかい
（振りがあるわけでもない。感情のままに身体を揺らすのみ）
（ともすれば地味になりがちなそれを、空気に満ちる緊張感が補う。静かな迫力）
わさび沢 隠れ径 小夜時雨 寒天橋
恨んでも 恨んでも からだうらはら あなた……山が燃える
戻れなくても もういいの くらくら燃える 地をはって
あなたと越えたい 天城越え -- ？？？
- （歌も終盤に差し掛かり、声に籠もる感情はますます高まるようである）
走り水 迷い恋 風の群れ 天城隧道
恨んでも 恨んでも からだうらはら あなた……山が燃える
（濡れた瞳は情念に燃えるようで）
戻れなくても もういいの くらくら燃える 地をはって
あなたと越えたい 天城越え
（最後の一節を歌い上げ、余韻を残すように曲が終わると。静寂の中、静かに礼をして。その最中、ヒューイの方を見てくすりと笑ったように見えた。……そうして、謎の女は正体を見せないままに、場が暗転する。退場） -- ？？？
- No:14 ルニル
- （ここ最近ハーネから貰って着ていた赤いゴスロリっぽい服でステージに上がる）
みんなー、楽しかったですよー！お礼兼いつもとは違うルニルをお見せしようと思うです！（ここでBGMが始まる） -- ルニル
- ――泣く事なら容易いけれど……（静かでしっとりとした音楽、悲しい歌詞とはミスマッチな、少し明るい歌声が響く）
群れを離れた鳥のように、明日の行き先など知らない……だけど傷ついて血を流したって、いつも心のままただ……羽ばたくよ……（本人は情感たっぷりに歌っているつもりだがいかんせん声が明るい）
あおいーーーとりーーーー！（曲のクライマックス、ノリに乗ってしまったのか思わず大声を出しそのままのノリで歌い続ける）
あなたを、わーすれないー！でも昨日には帰れないー……！ -- ルニル
- 蒼い鳥……自由と孤独、ふたつの翼で……あのそーらへー私は飛ぶ……！遙かな夢へと……！
この翼もがれては 生きてゆけない私だからぁーーーー！！（最初の雰囲気とは違って最後は如何にも熱唱したような感じで終わってしまう）
ふー……や、やっぱりあんまり雰囲気出てなかったですかね……？も、もう一回！もう一回チャンス欲しいです！ -- ルニル
- （身を翻してばっとゴス服を脱ぎ、活動的な感じの服に着替える）
やっぱりこっちの方が動きやすくていいかもです……じゃあちょっとだけステージの上で歌って踊る快感を下さいです！行くですよー！（先ほどとは違う活発な音楽） -- ルニル
- GO MY WAY！！（下から右腕を上げて客席を指差す）GO前へ！！ 頑張ってゆきましょう……（ガッツポーズを決めてにっと笑う）
ノンストップで行ってみましょ♪ って思ったらまた赤信号？！ そんな時は凹まないで ハイウェイがあるファイト！！（先ほどとは打って変わって足をあげ腕をあげ、飛んだり跳ねたり全身で楽しさをアピールする）
未来は誰にも見えないモノ、だから誰もが夢を見てれぅ〜（お約束どおりの舌足らずな歌い方だがそんな事は気にしない、既にステージのアピールと言うよりは友人である観客と遊んでいるような感覚だ） -- ルニル
- どんな地図にも載ってないけどどんな時代でも叶えてきたよ……（歌は続く、アピールと自己満足の間で）さあ行こう！（再び観客席を指差しつつ次は一緒に！と言うアイコンタクト）
いぇーい！（観客に手の平を向けた横ピースの後ろでウィンクして歌い続ける）
ＧＯ ＭＹ ＷＡＹ！！ＧＯ ＭＹ上へ！！（ここまで歌って一旦騒がしく踊るのをやめてステージ中央へ） ほら1人1人が、この世界中で One&OnlyでもNot Lonely！（観客を一人ずつ指で指して微笑みかけ、最後に自分と相手を交互に指す様に指を動かす 明らかに振り付けを無視してでも伝えたいメッセージなのかもしれない）
ＧＯ ＭＹ ＷＡＹ！！ＧＯ前へ！！ はりきってゆきましょう！（大きな動作で手をぱたぱたと）全ての輝き、この指にとーまーれー！（高く人差し指を掲げて暫くとどまる）
（歌の終わり、きらびやかなライトが消灯されていく中で腕を後ろに振り上げて大きくお辞儀をし、ライトが消えた時点でアピールを終了する なお、イメージCVと同じ方が歌っている楽曲を選ばせていただきました） -- ルニル
- No:15 ミヒャエル
- こ……これは思った以上に混雑模様なことに……！（編集にも四苦八苦しながらよちよちステージに上ってくる少年） -- ミヒャエル
（舞台中央に立つと渡されたマイクを物珍しげに構え、あーとかうーとかテストしてみる）
えと、こんにちは！ ミヒャエルです、どうぞよろしくおねがいします！ （元気に頭を下げて客席にご挨拶）
（が、しかし再び上げた瞳はハイライトがくすんでおり、同じくトーンを落とした声で続ける）
……それでですね、アピールをはじめる前にシステムメッセージ的なお話で申しわけありませんなんですけど
現在すごく不安定な状況といいますか、落雷じゃないとは思うんですけど今も一回シャットダウンなんかしてましてですね
そんなわけで様子を窺いながら、すんごくスローペースで演技を進めていく格好になりそうです
……システムメッセージ終わりー -- ミヒャエル - それじゃ始めさせてもらいますね！
……とは言ってみたものの、ご存知の人もいるとは思いますがぼくに他の皆さんのような特殊な能力はありません
ついでに歌やダンス、もちろん手品なんかもあんまり得意じゃなくって……
あっ、社交ダンスなら嗜みとして少し習ったんですよ？（慌ててボックスステップを踏んでみせる）……ね？
ごめんなさい、話がそれちゃいましたね……そんなわけだからここに出てきて何を披露すればアピールになるかな？ って
じぶんなりに色々と考えてみたんです -- ミヒャエル
- （一旦マイクから顔を離すと、舞台袖の方へ向けて『お願いしま〜す』と呼びかけた）
……そしたら思い出したんです、いぜん音楽室で何気なくピアノを弾いていたときに
ちょうどその場にいあわせた方に上手だって褒めてもらったことを！
（黒子が数人がかりで運んできたのはグランドピアノ、ＭＣを続けるミヒャエルの背後へと固定する）
実はこれもお稽古で習っていただけで、それほどレパートリーが多いとはいえないんだけど……
でもそのとき耳を傾けてくれたソラさんが教えてくれたんです
『習わされた事でも続けていれば将来楽しく思えるようになるかもしれない』って
（ピアノの脇に立てたスタンドにマイクを挿すと、着慣れないドレスの裾を広げて椅子へと掛ける）
……だからぼくはピアノを趣味にしてみました、まだまだ拙い腕前だけど、どうか少しのあいだお付き合いください -- ミヒャエル
- まず一曲目はそのとき音楽室で弾いていたぼくの好きな曲から……レパートリー少ないって言ったでしょう？
（客席に向けた苦笑を傾けると、すぅと深く深呼吸して鍵盤へと両手を滑らせる）
（安定して弾けるものよりあえて速い曲を選んだのかもしれない、時々音を外したりつっかえたりしながらの演奏は続く） -- ミヒャエル
- （最後に力強く鍵盤を叩いたつもりだったのに思う通りの音が出なかったのか、唇を尖らせながら恨めしそうに自分の指を睨んでいる）
いいもん、これから指だってのびるもーん……と、いうことで、少々お聞き辛かった点はご容赦くださいね？
じゃあ次の曲に行きましょう！ 次はちょっと感じを変えてだれでも知ってる聞きやすいものを選びました
ただ次の曲はピアノ独奏だとすこし大変なので、イーネさんの……あ、イーネさんって言うのはぼくがお世話になってる霊園の管理人さんです
……の、お知り合いの方で、音楽のできる人を紹介してもらったのでパーカッションをお手伝いしてもらいます
（舞台袖に向けて拍手すると、件のアシスタントが現れた） -- ミヒャエル
- いぇー、い -- プール
- 音の精霊のプールさんでーす！（ぱちぱちぱちぱち）
はい、ではさっそく曲行ってみましょう！ タイトルは『天国と地獄』
モノモノしい名前ですねぇ、でも運動会などでもよくかかるクラシックなので皆さんもご存知だと思います
（プールが頭に乗せた妙な楽器でリズムを刻み始めると、その軽快な滑り出しに合わせてミヒャエルもピアノを叩く） -- ミヒャエル
（演奏が終わると同時にプールをつれて舞台袖へ行き何事か話し合っている、ニ、三分してピアノの前に戻ってきた）
……えー、大舞台でプールさんちょっと緊張しちゃったみたいですね『いつもより多く回しております』とか言ってましたけど
さて気分をとりなおして……と思ったらもうさいごの曲なんですねこれ？ 早いなぁ……
こちらはジャズっぽい曲になるので最初と同じでやっぱり少し早いです、でもそこが腕の見せ所ともいえるわけで、頑張りますよ〜！
……プールさんも、お願いしますね？ 出血だいサービスとかいいですからちゃんとまじめに頑張りましょうね？
（不安そうな空気を再び深呼吸で落ち着けると、鍵盤の上を跳ねるように指を叩き付けた） -- ミヒャエル - （今度は割とイメージ通りに弾き上げる事ができたようだ）
（恥ずかしがっていた衣装も、額を伝う汗も気にせず、満足気な笑顔で最後のキーを叩いてフィニッシュを決めた）
……やったやった！ 練習でもここまで会心のデキは無かったよ！ プールさんちゃんとやってくれてありがとう〜！
（明け透けに大喜びしながらピアノの前に立つと、再び客席へ向かってマイクを構える）
みなさま、ご清聴たいへんありがとうございました！！ 以上でぼくの演技を終了させていただきます！
（嬉しそうにお礼の口上を述べると客席へ向け、深くゆっくりとしたお辞儀で舞台を締めた）
 -- ミヒャエル
- No:16 ハーネ --
- （ライトが消えたステージ上、前奏が流れ出し、段階的にスポットライトが当てられていく） --
- （照らし出されるのは白を基調としたゴスロリ風のドレスに身を包んだハーネ、両手でマイクを握り静かな口調で歌いだす）
消える飛行機雲 僕たちは見送った 眩しくて逃げた いつだって弱くて あの日から変わらず いつまでも変わらずに
いられなかったこと 悔しくて指を 離すー……（タンタンと軽くリズムを取るように体を揺らし、その度にフリルがふわりと揺れる） -- ハーネ
- あの鳥はまだうまく飛べないけど いつかは風を切って知る 届かない場所まだ遠くにある 願いだけ秘めて見つめてる
子供たちは夏の線路 歩く 吹く風に素足をさらして 遠くには幼かった日々を 両手には飛び立つ希望を……
（左手を前に出しそのまま真横に向けて広げ、その手から鳥の羽がふわりふわりと舞う、見るものにはレイクが得意とする魔法陣による映像魔術だ） -- ハーネ
- 消える飛行機雲 追いかけて追いかけて この丘を越えたあの日から変わらず いつまでも真っ直ぐに僕たちはあるように
わたつみのような強さを守れるよ きっと……（中略）
消える飛行機雲 僕たちは見送った 眩しく逃げた いつだって弱くて あの日から
変わらず いつまでも変わらずに いられなかったこと 悔しくて指を 離すー……
（長く引く余韻を名残惜しむようにマイクを前に、それが手から滑り落ち、一枚の羽根になって消える） -- ハーネ
- ご清聴ありがとうございましたー、でも曲の雰囲気に合わせたからちょーっとハーネちゃんらしくないんだよね、と言うわけでもう一曲いかせてもらうのだ！ -- ハーネ
- （一転し明るい雰囲気となるステージ、前の衣装をばっと脱ぎ捨て水着姿になると一気に歌い始める）
きみは誰とキスをする わたし それともあの娘 きみは誰とキスをする 星を巡るよ 純情ぉー -- ハーネ
- （BGMはこれ）
弱虫泣き虫連れて まだ行くんだと思う わたし 愛するより求めるより 疑うほうがずっとたやすい自分が悔しい
痛いよ 味方だけど愛してないとか 守るけど側にいれないとか 苦い二律背反 今すぐタッチミー 運命ならばつながせて
（振り付けはめっちゃアグレッシブである） -- ハーネ
- きみは誰とキスをする わたし それともあの娘 こころ揺らす言葉より 無責任に抱いて 限界ぃー
妄想を裁くオキテ うしろから蹴り上げたら むき出しの恋によろけた 呼吸だけで精一杯 むかえに来て おぼれるから
（流れ落ちる汗がライトを照り返してきらめく、それでも尚楽しそうに、それ子を空を飛ぶ勢いで一気に歌い上げる） -- ハーネ
- （Triangle…Triangle…）キミは誰とキスをするー…… キミは誰とキスをするー……
君は誰とキスをする わたしそれともあの娘 たったひとつ命をタテに いまふりかざす感傷 たったひとつ命をタテに いまふりかざす感傷ぉーー……
（マイクを口元から離し一礼）どうもありがとうございましたー！（投げキッス一発フェードアウト） -- ハーネ
- No:17 ソラ？
- (青白い、仄かな光に照らされたステージ･･･曲が流れ、舞台装置で下から上がってくる･･･手にはマイク)･･･行こう、ソラ
今日は 泣いてるね･･ 悲しい事があったの？ 君が 泣いてると、ボクも寂しい(まとめた長い銀髪を揺らし、歌う･･･普段は見せぬ凛々しい表情、透き通るような歌声が会場に響きる･･･)
今日は 笑顔だね？ 嬉しい事があったんだね？ 君が 笑顔だと、ボクも嬉しい(胸に手を当て、誰かに捧げる様に、一言一句想いを込めていく) -- ルナ
- ボクは傍にいるよ 悲しい想い 隠さないで･･･ 二人で喜ぼうね 嬉しい想い、膨らませようっ
(照明が稼動し、白を基調とした舞台が明るく照らし出される･･･)
ボクは此処にいるよ 夜になったら逢いに来てね？ 時には 見えないけど ボクはいつも君を見てる･･ -- ルナ
- (間奏にはいるその間にさっと髪の結び目を解き、一本結びからロングへ･･･くるりと一回転･･･といきなり普段どおりのふにゃっとした笑顔･･･照明は再び落ち着き、しっとりと歌い手を照らす)
･･･きょうは ないている かなしくてたえきれなくて･･･ きょうの あなたは かなしそうにみえる(いきなりド下手になった音程は外れているしリズムはまるで取れていない)
きょうは とてもとても うれしくてわらっていたくて･･･ えがおとよろこびを あなたへとどけたいよっ(しかしその明るく満面の笑みは自身に満ち溢れとても楽しそうに歌っている) -- ルナ→ソラ
- (間奏の間もるんたっるんたっと体を揺らして踊っている･･･下手でも気にしない、それよりも大切な事が歌にはあって)
すきとおったつきあかりで･･ わたしはねむって ゆめのおくへとける･･･ どんなかなしみでさえ･･･ひかりにつつんで･･ほしくずへとかえる･･･(再びぐわっと明るくなり)
あなたがそばにいるから だからすなおになみだをながせるの･･･ ときには みえないけど あなたはいつもそばにいるんだね？･･･(祈るように、感謝を捧げる様に歌い上げ･･･) -- ソラ
- (歌詞の一つ一つを大切にするように･･)つきは てらす ときを こえて きぼう ひかり すべてよとどけっ(手を掲げる、わずかに顔が隠れるや否や･･･再び表情がキっと引き締まる)
君を 照らす 迷わぬ様に･･･ そうさっ 君は 独りじゃないよ･･･(また急に上手くなった声量のある凛とした声が会場に響き渡る) -- ソラ→ルナ
- ボクは傍にいるよ？ 悲しい想い隠さないでっ 二人で喜ぼうね？ 嬉しい想い･･･膨らませよう
ボクは此処にいるよ？ 夜になったら逢いに来てね･･･ 時には見えないけど ボクはいつも君を見てる
君は 独りじゃないよ･･･ ボクは そばにいるよ･･･(万感の想いを込めて一気に歌い上げる･･･)
(ほふっと息をつき、会場を見渡すと)･･･(指をピっと立ててにっと笑う 頭を下げ、ステージを後にした) -- ルナ
|
![[PukiWiki]](http://notarejini.orz.hm/image/pukiwiki.png "[PukiWiki]")
