一人称は私
二人称はお前
・彼女は芸術家を自称する大魔女である
とある世界において、芸術家を自称する大魔術師、及び大魔女である。
性格は極めて傲慢であり、自身の欲求の前には他者の事を厭わないが
人間達に対して一定の理解を示しており、人間の生き様に対して芸術性を見出している
長年の研究の果てに生み出した固有の魔術「ウィッチクラフトガーデン・創造」を使う
この魔術は触れた物をブロック状にし、空間に固定するという魔術であり
彼女が触れれば木や土は勿論、人までもブロック状にする事が出来る
ブロックにされた物は世界の物理法則から切り離され、空間に固定される性質があるために重力の影響を受けず、夜にも奇妙な建築をする事が可能となっている
魔術の研究の果てに両腕を失っている
・ウィッチクラフトガーデン
空間の固定は己の持つ「固有の時間」と、現実的に流れる時間の差異よって行われる
シュガーの有する、もしくは認識している世界の時間は無(永遠)であり、これによりシュガーの意識によっては加速も遅延も起こりうる状態にある
この固有の世界と時間を、自らが触れた対象、もしくは己に触れた対象に対して共有させる事により、結果的に現実の次元の現象と自身の次元の間には無限の時間差が存在する事となり
術を掛けた対象の空間に流れる時が止まる事となると言う原理の魔術である
この状態においては他者から対象に対する全ての行動は、対象に到達するまでの全ての時間と距離が永遠となり、物理的に干渉する事が出来なくなるが
シュガーが認識をしなくなった時点で永遠では無くなり、物理的法則が適応される事となる
応用し、対象の事を正しく認識していれば、触れた物を過去にも未来にも変動させる事が可能
よって、自身との繋がり(契約)によって対象とは永遠の時を共有できる事となる
・禁忌と真理の追究者
到達点の一つである真理と呼ばれる世界の理に意を唱える事が出来る
天才であるが故に若くして奇跡すらも可能とする魔術を越えた先の領域にまで至った彼女は
異世界を渡航出来る能力を有し、時には己の欲望の為に大勢の人間や一つの世界すらも蹂躙してきた
世界有数の危険人物として名を知られると共に、その存在に平伏す王族なども多数存在する
他人の積み重ねてきた物を蹂躙し、自身のコレクションとするのを喜びとしており、邪悪な大魔女である
それでも芸術家を自称している今は危険度は皆無であり、魔法の使用も殆ど行わない模様
・好色
大魔女はとても好色である
基本的には男も女も自分が気に入った物であれば好きであり、美しい物が好き
ただしその美しさの定義において、基本的には強かさや逞しさ、勇猛さ等を重視する傾向にあり
そう言った者が現れたのなら情事に及ぶ事はそう珍しくは無い
今では控えめではあるが、手頃な人間を浚い、サバトを開いてはその者達を自らのコレクションとして変化させ、人間の石柱を作るのが密かな趣味であった
魔女の所有物となった人間は箱型に変化させられる場合が多いが、稀に気に入った者達は素直に解放する事もある
・魔女狩りの魔女
度々、他の魔女の根城を見つければ無遠慮に結界に侵入し、茶会と称した魔女狩りをしている
魔女と呼ばれる者達の持つ特異な魔力を奪うのが目的で、茶会を開いては相手の全てを奪い、己のコレクションにするのが生き甲斐の一つであった
その際、相手となる魔女の子宮を引きずり出し、直接口をつけて魔力を奪う方法が最も好みな方法
・近年
しかし年齢も幾星霜を越え、露悪的な趣味趣向は控えめになってきており
人をコレクションとするのにも、極力相手の意思を尊重する様になっている
魔力や生命力を奪う行為も現在は相手を殺害するまでには至らず、苦痛の変わりに激しい快楽を与える方向へと変化している
・変化魔法
相手をブロック状に変えるのは勿論の事、あらゆる変化系魔法を使用する事ができる
石化
箱化
液体化
平面化
性器化
精液化
食品化
宝石化
木樹化
植物化
人形化
オナホ化
等…中には洗脳や催眠を伴う物も多い
・ライフオブマナ
自分の心臓を複数に別けて保管してある
その内、最も大きな力を持つと思われる心臓は終焉と呼ばれる世界に安置されており、その世界は大量の人間で作られた美術品で飾られている
人間や他の魔女から奪った魔力を心臓として保管しており、無数のライフを持つが
その代償として子供の姿となっている
・10
10と呼ばれる黄金の浮遊する爪を浮かべる
これ一つが異世界丸ごと一つを魔道書として見立て、魔法陣を描き込み作り上げた大魔法であり、ありとあらゆる魔術的要因を可能とする
世界に影響させた変化魔法にて世界そのものを爪の形へと変化させている
10とは完全を示す数であり、天を示し、天を統べる
・天地を断つ開闢の剣
10の爪の内の1本
無数の稲妻を伴い降臨せし、天地を切り裂き新たな世界を創造する剣であるとされる
認識した物の理を切り裂き、そのエネルギーの本質である魂を両断する
・プロヴィデンス
全てを見通す事の出来る神の目。真理への到達点
天帝と称される神の目は世界の裏側を覗き、知る事が出来る
この世界がどういう物かを把握しており、開示されている情報ならば知りうる事が出来る。ただしこの世界には無数の頂上たる高次元の神が存在しており、それらが開示していない情報は知りうる事はできない
神の視点を持つ彼女は自らの主観を切り替える事により、ありとあらゆる世界に己の主観を移す事が出来る。
ただし何れかの世界を神の視点で見ると言う事は、その世界のルールに縛られるという事であり、世界が決めたルールから逸脱する事は出来ない。
・魂の管理人・アニマ
シュガーの有する魔法、生物の魂と生命の起源に異を唱える力を持つ
遥か昔、まだ魔女見習いとして魔術師をしていた頃師である大魔女アニマとの長き茶会の末に手中に収めたアニマの魂
生物の持つエネルギーを魂として捉える事が出来、それを知覚する事も自在に変化させる事も可能とする
これを手にした事により世界と言う壁を越え、魂を有するあらゆる世界を知覚出来る様になった
・次元渡航
自身に近しい魂の持ち主と、自身の持つ世界を共有する事により、世界側の全てに対して認識を改めさせ、影響を与える事が出来る
本来この方法で世界を渡航するには、「異世界の自分」(過去未来を問わず)が存在する世界にのみ影響を及ぼす事が出来るが
アニマの魔法により、「魔女」を認識する全ての存在に対して自分がそうなりえる可能性を唱える事が可能である
しかし世界のルールに従い、己の主観が届かなくなった時点で魔女となった対象は開放され、世界は何事もなく修正される事となる
・ソウルチェーン
目に見えない魂を縛る鎖を出す。魂縛を可能とし、縛られらた者は定命の理から解脱する事となる
・アニマ
生物の持つ魂を支配し、魔力として行使する。
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