怒汰ン罵 木更津 迷 †
古くから地域に根付く解体業を営む木更津家の一人娘
解体と言っても通常の建物ではなく、異形や霊魂が住み着きすぎて手が付けられなくなったもの
あるいは建物そのものが異形化した建築物の解体を担っている
そのやり方は暴力的かつ粗暴かつ乱暴かつ危険かつヒレカツ独善的だが
初代がその仕事を始めてから現在に至るまで死人は出しても失敗は出した事が無い事
そしてすっかり地域に根付いちゃってる事から周囲から腫れ物のような使いのまま今日に至る
綺羅家鳴組 †
木更津家が代々受け継ぎ続けている看板
その首領を務める者は古来より気性が荒ければ荒いほどいいとされ
仕事の時はこの文明社会においても身の丈ほどの木槌を担ぎ、悪鬼悪霊蠢く建物に一番槍を特攻る事が誉れとされている
この一番槍の際たとえコンクリートだろうが鉄筋だろうがあらかじめ決められた柱の一本を完全に折れなかったとき
その恥と責を注ぐため、その場で切腹後打ち首に処されるか
それが嫌なら口封じに派遣された職員を皆殺しにするかの二択という厳しい掟が定められている
木更津 怒玄華宣斗遺貫→木更津 迷 †
迷の父親であり、迷が11の時に大型奇怪建造物「酸味羅流・巨峰館」の解体作業にあたり死亡している
父の死後、定められた掟通り父親の墓石を専用に作られた木槌で叩き割ると
その後3年間綺羅家鳴組が所有する山の中で、首領にふさわしい性格と価値観を身に着けるキャンプへと参加する
3年のキャンプから帰ってきた後、口よりも先に手が出る性質を受け継いだ迷は
その後補導と釈放を繰り返しながら、学生の身分で綺羅家鳴組の首領としていくつかの建造物を解体している
顔なじみの警察官が何人か居る
煌青春同好会 †
木更津 迷が入学時に立ち上げた同好会
高校を卒業し、社会に出るまでの3年間綺羅綺羅と輝く学生のように凄そうよという信念のもと
同好会には現在52名の家業関係の親戚筋から送られてきた同年代の人間で構成されている
構成員は全員青春を謳歌するため河川に不法建築を繰り返し限られた学生生活を輝かせているが
組織を立ち上げた当の迷は頻繁に解体業と補導を繰り返しているため殆ど顔を出していない
構成員 †
構成員の殆どが男性であり、52名中7割が男性であり、7割中2割が生徒名簿に居ない気がする存在であり、7割中3割が人間じゃ無さそうであり、7割中2割が一般人である
現在居るとされている女性の構成員はその存在を確認されていないが
入会した男性構成員はすべて同じ顔である