夜の社交場、カジノ「Cherry Tree Hill」に戻る


  • (カジノを訪れて)ヴラディ様・・先日は大変なご迷惑をおかけしてしまいんした・・・(改めて礼をっと頭を下げて) -- 宵華 2012-05-09 (水) 22:18:10 New
    • (眼鏡を直しつつ)…いえ、礼には及びませんよ。そもそも私から申し出たことですしね。取りあえずBARで座りましょうか…
      (立ち話もなんだし、ということでヨイバナの手を取りBARへ)
      -- ヴラディ 2012-05-09 (水) 22:30:22 New
      • (あまりしつこく言うのもよろしくない、コクリと頷くとBARへと導かれ腰掛ける)
        ・・以前来たときには此方までは伺っておりんせんなんだが・・流石、とても広いのでありんすね(微笑んで) -- 宵華 2012-05-09 (水) 22:44:04 New
      • (そう、私が好きで彼女の中に潜む「ナニカ」を見ようとしただけだ。場合によってはそのままこの娼婦の事など忘却の彼方に置き捨てる算段だったにも関わらず…)
        ……その後、お加減は如何ですかヨイバナ様? 血の摂取量などお伺いしておきたいのですが
        -- ヴラディ 2012-05-09 (水) 22:49:20 New
      • ・・・お蔭様で、大分以前の自制を取り戻す事が出来申した・・これなら暫く持ちんしょう(告げた量は吸血鬼としては比較的小食といえるレベル・・・以前告げた量が本来の摂取量ならば彼女が弱弱しい存在となるのも当然で)
        (くすりと笑い、まるで見抜くように妖しげに目を細める)あれ以上ヴラディ様にお見苦しい姿を見せる訳には参りんせんからの? -- 宵華 2012-05-09 (水) 23:02:06 New
      • ならば重畳。失礼ながら、確かにあの時の貴女は異常だった…あれほどのじゃじゃ馬は見た事がありませんよ
        (微笑しながらヨイバナをからかうように言う) 出来ることなら、金輪際あのヨイバナさんとは顔を合わせたくないところですが――
        ああそう言えば、あの人格に名前などはあるのでしょうか?
        -- ヴラディ 2012-05-09 (水) 23:11:17 New
      • (うへぇとおどけてみせて思わず手をぱたぱたと振る)堪忍してくりゃれ?内なる衝動に突き動かされると自分を見失ってしまうのでありんす・・・
        ・・・故郷には・・少なくともわっちの知る限りでは他に吸血鬼がおらんくての?・・並び立つ者がいなければ自然傲慢になってしまうのでありんしょう・・
        ・・故に名前にも対して意味はなくての・・・地平近くの赤い月を見た時に適当に決めたのでありんす・・・・・・艶月と・・ -- 宵華 2012-05-09 (水) 23:43:23 New
      • ふむ……東洋の同族については私も見聞が浅いが、此方に比べ数は少ないイメージがあります
        そういった環境に生まれた真祖もまたいたのでしょう……艶月、ですか (顎に手を当て思案する仕草を取る)
        ……さて、あまり女性の過去を深く追求すると嫌われかねないので何か飲み物でも持ってこさせましょう
        (ヴラディが指をパチンと鳴らすとバーテンの白髪白髭の男が承諾した)
        -- ヴラディ 2012-05-09 (水) 23:53:22 New
      • はっきり名乗るのは恥ずかしいの・・自分の恥部を見せているようじゃて・・・?(考え込む仕草をみて)・・・ひょっとして心当たりでもあらしゃんしたか?
        くふふっそうしてくれるとありがたいでな・・・・飲み物・・(この場合、でてくるのはやっぱり・・・そうなのだろう) -- 宵華 2012-05-10 (木) 00:05:25 New
      • さて、どうでしょうかね?(曖昧に言って煙に巻く) …ん、来たようですね
        (テーブルにグラスが2つ並ぶ…人間の血の匂いが漂ってきた。これをヨイバナに飲ませるのは一見無謀に思える
         ヴラディがまた艶月を呼び起こさせようと考えてるとも思えないが…?)
        -- ヴラディ 2012-05-10 (木) 00:13:19 New
      • まぁっ・・・くふふっ、なんだかこの間からやられっぱなしにありんす(肩をすくめる)
        (ひくりと鼻が動く・・・匂いだ・・芳しい香り・・人の血の匂い 空腹は最高の調味料とは言うが皮肉な事に断食による血の制限は彼女の血液に対する感度を上昇させる結果になっている)
        (グラスの大きさから注がれる血の量は予想が付く、その位であればまだ問題はない・・ただ・・・何となく嫌な予感がした・・・)
        (血は空気に触れれば急速に劣化する・・漂ってくる匂い、吸血鬼が提供するBARという環境・・輸血を不味いと称したヴラディ・・・すなわち新鮮で良質な血液の安定供給・・)・・・はて・・これは良い香りが漂ってきやんした・・(頬に手を当てくすりと微笑んで) -- 宵華 2012-05-10 (木) 00:31:26 New
      • ええ、先程まで人間の身体を巡っていた生き血ですからね。貴女にとっても、極上の味だと思いますよ…?
        (グラスを持ち、紅い水面を揺らして香りを堪能する…その鮮度を確かめるかのように微笑して)
        ご安心を。吸血鬼の中にはできるだけ摂取量を減らして不自由なく過ごしたい、というニーズも御座いましてね…
        この銘柄のワインは美味でありながら吸血衝動を抑えるように発酵させてあります。エンゲツに気兼ねなく貴女もご賞味あれ
        (人間の血をワインに例えてそう説明するとまず自分が一口飲んで見せる)
        -- ヴラディ 2012-05-10 (木) 00:40:06 New
      • ・・・(やはりと思う・・いや仕方が無いのだ、いつでも楽に血液を得ようとすれば自然、畑の考えに到る物・・捕らえられているであろう苗に同情は禁じえないが・・この件に関して異常なのは寧ろ自分の方なのだ・・・)
        わっちが言うのも変な話にありんすが・・・奇妙なニーズもあるモノでありんすな(グラスを掲げ軽くくゆらせる・・・鼻腔をくすぐる暖かな生命の残り香・・・やはり輸血などとは比べ物にならない本物の生き血)
        これは良いものにありんす・・・(ヴラディに合わせる様に此方も一口・・・えぐみもなくすっきりと喉を通る味わい・・これほどの甘美な味わいを前にしながら、去れども内なる炎の胎動は感じない・・)
        (その事にほんの少しの寂しさを覚えながら)・・なるほど・・・驚きんした・・素晴らしいできばえにありんす・・(素直な賞賛を送る) -- 宵華 2012-05-10 (木) 01:09:06 New
      • お褒め頂き光栄の極みですヨイバナ様… (内心では自分の仕事を褒められた事で充足感に満たされる)
        ヨイバナ様も、気が向きましたら私の店に飲みにいらしてください。食事を愉しむ事は心の健康にも繋がりますので…
        まぁ、ワインの素となる人間の扱いについて些か懸念があるようですが。やはり気に入りませんか?
        -- ヴラディ 2012-05-10 (木) 01:21:01 New
      • 味の追求と言うのはある程度生活に余裕があり欲求が満たされておらねば出来ぬもの・・・すなわち豊かさの象徴でもありんす・・(もう一度くゆらせ、くいと飲み干す)
        ・・えぇ・・考えさせていただきんしょう・・・
        なる・・・(問われたならば即答させてもらう)それは血の安全をこの目で確認したいという事もありんすが・・・人の中で、人と共に生きてきた愚かな吸血鬼としての意見でもありんす -- 宵華 2012-05-10 (木) 01:33:54 New
      • //ごめんなさい眠気が・・・文通スイッチをONに・・・ -- 宵華 2012-05-10 (木) 01:37:13 New
      • ……吸血鬼としては自分の方こそ異端というのを自覚した上で、ですね。貴女の心中は私にもある程度は察せます
        貴女の生き方を否定はしません。少なくとも、野蛮な私の兄や貴女の中に眠るエンゲツとやらよりも品がある。雲泥の差と言ってよいほどに
        当然それと同一に、貴女が私のやり方を否定しようとも私はやめませんが…その点もお分かりでしょうね
        では、この店でワイン樽がどのように扱われているか御覧になりますか? (//りょーかいっす)
        -- ヴラディ 2012-05-10 (木) 01:45:35 New
      • これは余計な心配をおかけしやしんした・・・
        くふふっ吸血鬼の本能に支配されている時より、人と生きる事を選んだ今のほうがぬし様のお目に叶うなど、皮肉な話におざりんすね
        ・・・構いんせん、出された以上、目は背けられぬ。犠牲があった以上、無駄には出来ぬ。飲んでしまった以上、知らねばならぬ
        (とんと立ち上がり)・・案内してくりゃれ? -- 宵華 2012-05-10 (木) 07:53:25 New
      • (犠牲…か) ……今宵はBARで「ボトル」を注文した方はいらっしゃらないようですね。仕方が無い
        (立ち上がり、ヨイバナを連れてBARを出る…向かった先はまずはVIPルームが並ぶ廊下。一つの扉の前で止まり、ノックした)
        支配人のヴラディスラフです。お楽しみ中大変お邪魔かと思いますが、中に入ってもよろしいでしょうか?
        (中には先客がいるのだろう。暫しやり取りがあって、中に入れるようになった)
        まずは一例をお見せします。恐縮ですが、ヨイバナ様は私の隣で控えていて下さいますようお願いします
        -- ヴラディ 2012-05-10 (木) 20:57:26 New
      • (ヴラディについて廊下を歩む、その部屋の前で)・・・?あぁ、承知しやしんした・・・(少し訝しげに、部屋の雰囲気から幾つかのパターンを考えながら彼の横について) -- 宵華 2012-05-10 (木) 21:25:08 New
      • 「やぁやぁヴラディ様!いつもお世話になっております〜。景気はどうですかな?」
        (そのVIPルームに入ると、何やら陽気な吸血鬼の客が居座っていた。その隣には煌びやかなドレスを纏った人間の女が1人
         テーブルを挟んで対面には店のディーラーらしき魔族。その男の専属として遊び相手をしていたらしい)
        どうも。ええ、お陰様で経営は順風満帆ですよ…ふむ、お楽しみいただけているようで何よりです
        (客の吸血鬼に寄り添う女がヨイバナへ視線を向け、艶っぽく笑う。彼女の首には血を吸われたと思われる刺創があった
         「ボトル」の女は見せ付けるように寄り添う吸血鬼に口付けをする。彼女は彼女なりに満喫しているようだった)
        「おいおい、支配人さんの前でやめてくれよ〜…って、ヴラディ様もよく見れば女連れですか? へぇ…」
        -- ヴラディ 2012-05-10 (木) 21:36:43 New
      • (その女の微笑を見た時、自分が大きな勘違いをしていたのではという希望的観測が芽生え始める・・・なんにせよその是非はこれから判る事)
        (くすりと魔族の男に微笑みかけ優雅に一礼してみせる、ヴラディより前には決して出ない・・此処は出しゃばらず彼を立たせる場面だからだ)
        (上げた顔・・・赤い瞳でその女をつぶさに観察する、表面上は微笑んだまま・・・)
        (一目で判る拘束や精神的圧迫がない事など、魅了の力を持つ吸血鬼にとって何の意味も無い事は自分は痛いほどに承知している・・・当然その見分け方もだ・・・) -- 宵華 2012-05-10 (木) 21:58:11 New
      • ははっ。勘繰らないで頂きたい…こちらのご婦人にカジノの施設を案内しているだけですので。では
        (適当に切り上げるとその部屋を出る。続いて訪れたVIPルームでは…女の吸血鬼が複数の人間の男性を侍らせていた
         手には鞭を持ち、並べられる男性達は全裸で目隠しをされ猿轡、手枷、足枷が着用されていた)
        「あらぁ、ヴラディお坊ちゃんじゃないの。いつもありがとね? 活きのいい下僕を紹介してくれて…」
        (彼女はいわゆるSMプレイを嗜む吸血鬼のようで、部屋を出た後…中からはマゾ男達の嬌声が響いていた…)
        ……千差万別、十人十色ですね。人間の扱い方は…勿論、私はお客様のワインの楽しみ方について口出しはしません
        個人的には、あまり見て楽しいものではありませんがね。どうですかヨイバナ様、まだ見ていかれますか?
        (もし見たいなら、次に案内するのは地下のワインセラーだと告げてヨイバナの返答を待つ)
        -- ヴラディ 2012-05-10 (木) 22:19:08 New
      • (部屋を辞し、ヴラディの後ろについて歩く・・・彼はワインと呼んだ・・・そう、あれらは従える者ではなく商品なのだ)
        (今見たのはどちらも「ボトル」・・・客が直接「ワイン」に触れる状態・・・すなわち決して客に無礼のあってはならない表の場面だ)
        (其処を見る事に意味は無い、今二人が問題にしている本質はその裏にある・・・出荷前、熟成段階の「ワイン」だ・・・おそらくはそれこそが地下のワインセラー・・)
        (にもかかわらず彼は最初に其処に案内せずワンクッション置き、その上で自分に改めて確認をした・・その意味をよく反芻する)
        ・・・(艶やかな声の響く廊下を見渡す・・同じなのだ・・立場が違うだけ・・・彼がワインと呼ぶのと同じように、自分は娼婦と呼ばれる・・・あるのは自由意志の有無か・・それが最も大きい)
        (だから、彼に失望される事を承知で彼の引いた線を越えなければならない・・)わっちが先程飲んだ血も、そこにあるのかえの・・・ならば、一度見ておきたい・・生き血はその者の顔と共に胸に刻み込む事にしておるのでの -- 宵華 2012-05-10 (木) 22:59:51 New
      • なるほど。確かに自分がどんな人間の血を飲んだか…それは気になるのも仕方ありません。では其方へご案内します
        (先立って地下へ向かう階段を歩く…重厚な扉があり、その鍵を開け2人で中に入っていく…その先は、一見すると牢屋だった
         鉄格子の中から対面の者同士で談笑している人間がいた。中年の男性同士で、少し酒臭い…2人が通りかかると流石に黙り込む
         鉄格子の中はワンルームのようになっていて、一応は普通の生活環境だった。その鉄格子を過ぎるとカーテンが閉められた牢もあった
         対面の牢屋から丸見えになるのを避けたい者は閉めることができるらしい…)
        …見張りの者は何処へ行ったのか。まぁ問題は起きていないようですが……
        -- ヴラディ 2012-05-10 (木) 23:13:25 New
      • ・・・(牢屋のようでありながらプライベートの確保できる部屋・・・余計なストレスを与えない為と思えば十分に予想の付く環境だ・・・酒の入った男の前を女が通ったのに囃す声の聞えないのはヴラディが近くにいるからか・・いやそんな事より)
        酒?・・(これは少し意外だった、いや適量であれば健康には返ってよいとは聞くが)
        くふふっ主の居ない間にこっそりつまみ食いでもしているのであらしゃんしょうかの? -- 宵華 2012-05-10 (木) 23:23:05 New
      • 吸血鬼や魔族には酒を嗜む者もおりますから、うちでも大量に扱ってます。酒を飲んだ人間の血が好きだというお客様もいますしね
        無論、看守には勤務中禁酒してもらいますが――ん? (2人が歩いていると前から噂の看守が「ワイン」を連れて歩いてくる)
        「イヤァ!離して!触らないで化け物!!」(人間の女だ。精神を支配されていない、活きの良い状態の)
        なんだ、騒がしいぞ……またあのお客様か? (看守らしきリザードマンの男を問い詰めると頷く。当然、こういう人間の血を好む者もいるのだ)
        「ヒッ…!? あ、貴方達も化け者なのね…?
        (ヴラディとヨイバナを見て、人間の女は震えながら憎悪の視線を向ける…彼女からすればヨイバナも化け物の仲間に見えたらしい)
        -- ヴラディ 2012-05-10 (木) 23:45:32 New
      • なるほど、好みは人それぞれという訳でありんすか・・(肩をすくめて)
        (正面から聞えてくる悲鳴・・・看守に運ばれてくる女)・・・好みは人それぞれでありんすな・・・(ポツリと呟く、これではっきりした・・・だがどうにもなら無い)
        ・・・(自分を見て化け物と罵る女、今更そんな言葉の一つで取り乱すほど自分は繊細ではない・・・ただ、歯がゆい)
        (せめて彼女の恐怖が増えないように、「興味など持たなかった」と言った風に辺りを見渡す)これら一つ一つが顧客のニーズにあった者になるのでありんすね・・・此処までの物に仕上げるのは、中々苦労したのではありんせん?
        (この手の技術ノウハウは一朝一夕で身に付く物ではない、このワインセラーの層の厚さは、すなわちそれだけの間ヴラディがこの手の仕事に従事してきた証) -- 宵華 2012-05-11 (金) 00:05:55 New
      • (やれやれ、といった風に首を振る)正直、こういった手際を…エレガントではない舞台裏を覗かれるのは好きではありません
        (女の真正面に立ちその目を直視。魅了の魔眼で女の意識を暫く飛ばすようにしながらヨイバナと会話を続ける
         こういった処理が彼にとっては「作業」の一つでしかないのだろう……看守のリザードマンが申し訳無さそうに頭を下げていた)
        それでもこうして案内するのは、ヨイバナ様たっての希望ゆえです……さて、終わりました。行きましょうか?
        (一時的に意識を飛ばされ、恐怖心を一時停止されたままVIPルームへ連れて行かれる女とすれ違いさらに奥へ――)
        確かに時間はかかりました、苦労もありましたが…それを自慢しろなどとは仰らないで下さると助かります。過程を語るのはとても恥ずかしいので
        それに私どもヴァンパイアにとっては時間など些細な問題…私とて、こう見えてそれなりに生きてきましたから
        -- ヴラディ 2012-05-11 (金) 00:22:20 New
      • (何のためらいもなく魅了の力を使った・・・その事実は人間を物理的に拘束する事よりも、商品のように扱う事よりも、彼女の心を深く抉った)
        そう・・全てはわっちが無理を言ってお願いしたもの・・その結果ぬし様を不愉快な気にさせてしまうのは・・・少し申し訳なく思いんす
        なるほど・・優雅なる白鳥はその努力を水面下に押し隠すもの・・・仕事とは過程ではなくその成果で持って評価されるべきもの・・確かに、こうして裏を見る行為は少しばかり無粋にあらしゃんした
        (彼について更に奥へと進む・・) -- 宵華 2012-05-11 (金) 00:40:50 New
      • 申し訳ありません。私はそういう性分なので……誠に勝手ながら、見学も本日限りにして頂ければ助かります
        (普段本音を隠すこの男がそこまで言うあたり、本当に裏を見られるのは不快に思う性格なのだろう…)
        私とて、ここを見せ続けてヨイバナ様に嫌われたくはありませんのでね? (しかし冗談を交えるほどの余裕はあるようだった)

        ……着きました、こちらの部屋です。あまり長時間は困りますが、多少話す程度の時間なら大丈夫です
        (ギィ、と鉄格子を開ける。中には農民風の格好をした女性がいた…丁度食事中のようで、パンを齧っている)
        「あれ、支配人さん? と……そちらは誰でしょう?」
        -- ヴラディ 2012-05-11 (金) 00:51:28 New
      • (コクリと頷く、自分とて彼の嫌がる事をし続けるつもりは無い・・今回は少しばかり踏み込みすぎたように思える)
        ふふ・・嫌われるかもと知りながらも無理に取り繕わぬぬし様は、やはり正直で堂々とした方にありんす

        承知・・・(コクリと頷き扉から中へ入る・・・)お食事中に失礼しやしんした・・・お初お目にかかりんす
        ・・わっちゃぁ宵華と申す者・・先程ぬし様のお血を頂いた者におざりんす・・・(時間は限られている、長年培った観察眼を持ってその女をよく見ておく) -- 宵華 2012-05-11 (金) 01:06:51 New
      • ああ、さっき抜かれた血の人…じゃなくて吸血鬼か。わざわざ支配人さんに頼んで樽の私を見に来たんだ? 物好きだねー
        (女はパンを頬張りながら会話を続ける。その口調や態度から、いい加減な性格に見える……この血に依存性が無いのも納得、か?)
        悪いね。血ぃ抜かれるとお腹が空くから食事は続けさせてもらうよー 最近よく売れるからねー私の血
        ヨイバナさん…だっけ? どう、私の血は美味しかった?
        -- ワイン樽の女 2012-05-11 (金) 01:13:30 New
      • 旨い物を知ればそれがなんなのか知りたくなる・・そういうものでありんしょう?(さばさばした雰囲気にくすりと笑って)
        吸血鬼にとって血に対する味の感じ方は微妙な個人差があるでな・・その好みも・・・わっちの場合、抱いた好意によって味が変わる傾向にあるでな・・次からはもっと美味くいただけそうじゃて(くすくすと笑って)
        (彼女の首筋をつぶさに観察しながら)・・ぬし様に何があって此処に住んでいるのか・・聞いても良いかえ? -- 宵華 2012-05-11 (金) 01:30:42 New
      • ふーん……(笑うヨイバナを、檻の向こうにいる珍しい動物か何かを見るように眺める。尤も檻の中の住人は彼女の方なのだが)
        吸血鬼さんの舌はよぅ分からんね。私の血が美味しいダイエット食みたいなものってのだけは聞いてるけど、想像はつかないわ
        (当然この女の首筋にも刺創はあった。だが、あまり新しいモノではない…この女の血を「ボトル」で頼む者は少ないようだった)
        え、私がどうしてここにいるかって? 説明面倒だなー…ええとねぇ(むぐむぐとパンを飲み下しながら、どこから話そうか思案している)
        -- ワイン樽の女 2012-05-11 (金) 01:41:05 New
      • (ヴラディは彼女の血に対して「衝動を抑えるように発酵させた」と称した・・それがどういう事なのか見極めたかった・・・)
        (牢という明らかに異常な状況において尚堂々とした様子、もしこれが彼女の生来の気質でないなら相当根の深い暗示と考えていいと思う)
        ・・・話に迷うなら、先ずはぬし様の名前かの?・・後は年齢出身、家族構成に親しいものの事、どんな子供だったか・・・何でも良い・・・ぬしの事を知りたいのじゃて・・・(ゆっくり考えてくれと、貴重な時間を割いてただじっと待つ) -- 宵華 2012-05-11 (金) 02:00:15 New
      • //了解です・・そして今日も睡魔が・・・文通ですみませぬ・・ -- 宵華 2012-05-11 (金) 02:01:22 New
      • えー……そういう質問攻め、好きじゃないです。それに多分、面会時間の問題があるから最初の質問だけ答えるわー
        (相手がヨイバナでなく、プライドの高い吸血鬼だったら殴られかねないその態度…しかし仮に殴られてもこの飄々とした態度は変わらないだろう)
        御馳走様っと…。私は見ての通り農家の娘でね、両親が死んで1人で畑仕事しなきゃいけなくなったんだー
        しかもあのクソ親、結構な借金蓄えてたらしくってね…もう大変だったのよ。それで5年前に飢饉があって、もう限界
        生きるのに疲れたー!ってやつ? 全部投げ出してくなった時に、たまたま吸血鬼に攫われたの
        死ぬなら死ぬでいいやって思ってたんだけど…ここに来てみたら3食昼寝付きの好待遇。血をたまに抜かれるだけの簡単なお仕事です…ってね?
        さっき連れて行かれた人とか、出せー!触るなー!って五月蝿いけど、ぶっちゃけ元気過ぎて引くわー…ここも住めば都なのにさー
        (要するに、この女は怠惰の塊だった。そういう生かされ方が性に合ってると自覚してこの環境に適合している)
        -- ワイン樽の女 2012-05-11 (金) 02:12:55 New
      • //あいあい。名前だのなんだのは深く考えていないから出せないのであった… -- 2012-05-11 (金) 02:14:12 New
      • ・・・すまん、焦るあまりついの・・・(黙って彼女の話を聞き)
        ふふ・・ぬし様は図太いの・・(吸血鬼に支配された人間には大きく3つの傾向が見られる・・・反発する者、何もかも諦める者、寧ろ支配を望む者・・・彼女は三番目だ)
        ぬしのような者だからこそ、わっちと適合したのやもしれぬの・・・(最後に一度だけ握手を求め、離れた)・・ありがとう、無理を言ってすまぬかったヴラディ様・・ -- 宵華 2012-05-11 (金) 21:39:00 New
      • 図太い? うん、よく言われる。ヨっちゃんこそ、そっちの支配人さんと一緒で話が通じるいい吸血鬼さんだね?
        (だら〜っとした態度で握手をする。ヨイバナが離れ鉄格子の戸が閉められればベッドに戻り食後の昼寝でも取るかのように寝転んだ)
        -- ワイン樽の女 2012-05-11 (金) 21:52:17 New
      • ……満足していただけましたかな? 私の目からはあまり有意義な会話には聞こえませんでしたが… -- ヴラディ 2012-05-11 (金) 21:52:26 New
      • 吸血鬼に良いも悪いもありんせんよ・・(小さく手を振ってわかれ)
        (彼について歩みながら)さぁの・・・(くすりと笑って肩をすくめる)ただ後悔はせんで済みそうじゃて・・・此処には様々な者がおるのだの -- 宵華 2012-05-11 (金) 22:15:32 New
      • …では、今のワイン次第で後悔することもあったのですか。ここには確かに多くの人間がいますが、それほど多様に見えましたか
        (ヨイバナと地下の出口までを歩く道中、やはり価値観や感覚の違いに興味が湧く)
        娼館の方では輸血パックを常飲しているのでしたね、其方の方はどうなのですか。誰の血か、知っておいでで?
        -- ヴラディ 2012-05-11 (金) 22:30:17 New
      • 様々じゃったの・・・ヴラディ様は気付きんせんかったので?
        ・・可能な限りの・・・おそらくは性なのでありんしょう・・顔のわからぬ者の血は・・・味や栄養とは少し違った次元で、物足りなく感じるのじゃて -- 宵華 2012-05-11 (金) 22:46:59 New
      • さて…確かに多種多様な人間を集めたつもりではありますが、恐らくヨイバナ様にとっての「様々」とは意味合いが異なるのでしょう
        (ヨイバナはその血が流れる相手を知って心で味わっている…このヴァンパイアには、血をそのように味わう習慣はなかった
         暫く歩くと入った時と同じように重厚な扉を潜り抜けて、階段を上り1階へ)
        ……本日はあまり優雅なお持て成しができませんで、申し訳ありませんでした。それでは私はこれで…
        -- ヴラディ 2012-05-11 (金) 23:02:41 New
      • くふふっ構いんせん・・優雅なだけがもてなしの形にありんせん・・・特に、わっちはこの様な身であれば・・・
        わっちもこれで失礼するでな・・・今日は、案内してもらえて嬉しかった・・・ではの?(何処か満足気に去っていった) -- 宵華 2012-05-11 (金) 23:10:10 New
      • ……ヨイバナ様が満足なら良かったのですが。ええ、またのご来店をお待ちしております (深々と頭を下げ、ヨイバナを見送った)
        (だが、顔を上げればどこか釈然としない表情で) ……やはり、私に彼女の感性は理解し難い。無論分かってはいたが
        (ヨイバナの心の機微を不可解に思いながら、自分の仕事へ戻っていく…)
        -- ヴラディ 2012-05-11 (金) 23:21:03 New
  •   -- 2012-05-05 (土) 21:05:20
  •   -- 2012-05-05 (土) 21:05:15
  •   -- 2012-05-05 (土) 21:05:11
  • (用心棒達に、血のように赤いカードを提示し、同盟を結んだ悪の輩たちの走狗が来店してきた)
    (ヴラディスラフに用件がある、との旨を伝え、主のもとまで連れてこられれば、その場に傅いて同盟相手を迎える)
    (……奇妙なのは、そののっぺりとした暗殺者が二人いることだ。寸分狂わぬ風貌の暗殺者が二人、まるで双子のように同じ動作で顔を上げた)
    「「"欺きの"ヴェイル、盟約に応じ参上いたしました。かねてよりの下僕の件を果たすために」」 -- ヴェイル 2012-05-03 (木) 16:53:30
    • (オーナールームに丁重に通された客…いや、取引相手。まるで双子のような暗殺者を見て…)
      ほぅ……これは、なんともはや… (椅子から立ち上がり、感嘆の息を漏らす)
      私の願いを聞き届けて頂き感謝する…そうメダロス様に伝えてくれ。フフッ…で、どちらがヴェイル殿なのかな?
      -- ヴラディ 2012-05-03 (木) 21:02:33
      • 「「私が」」
        (全く同時に顔を上げ、全く同時に答える。だが、ヴラディスラフの、吸血鬼として優れた知覚力なら、一方の振る舞いに違和感を見出すだろう)
        (どちらにしても、その側が変身を解除し、ヴェイル同様のっぺりとした、ただし女のドッペルゲンガーへと変じ、再度傅く) -- ヴェイル 2012-05-03 (木) 21:04:32
      • …… (部屋の隅にはヴェイルがはじめて見るヴラディの下僕がいた。銀髪の精悍な青年だ…黙って暗殺者を見詰めている) -- 銀狼 2012-05-03 (木) 21:05:59
      • 流石に…本物の方が一日の長があるようですね。しかしそれはこちらが劣っているのではなく
        (女の姿に変わったドッペルゲンガーから顔を上げたままのヴェイルへ向き) …貴方が優れている、ということでしょう
        むしろ彼女を調教する私の腕の見せ所…その余地を残していただけているとさえ思える…
        (ちゃきっ、と指で眼鏡を直す。レンズが光を反射して不敵な笑みを隠した…)
        さて、それでは返礼の方の話に移りましょうか……近頃の其方の首尾はどうですか?
        -- ヴラディ 2012-05-03 (木) 21:14:13
      • 万事滞り無く。ですが一人、特に好戦的な狩人の中で厄介な者がおります。
        奴によって多数の吸血鬼が狩られている現状。ゆえに、件の対価としていただきたいものがひとつ。
        (女のドッペルゲンガーがヴラディスラフの目の前にやってくる。同時に、その背後のヴェイルの目が怪しく輝いた)
        対価として要求するものはひとつ。私を吸血鬼にしていただきたい。ヴラディスラフ卿、あなたの力によって。
        無論、レッサーヴァンパイアどもとは違う位階として。いかがでしょうか、ヴラディスラフ卿。 -- ヴェイル 2012-05-03 (木) 21:27:23
      • ……ハンター、メイヘムか? (青年が暗殺者を見詰めながら独り言のように呟く) -- 銀狼 2012-05-03 (木) 21:37:38
      • まぁ…好戦的で厄介な狩人と言えばその名が最も大きい。なんでも、先日セメテリー殿を殺したと聞き及ぶほどですからね
        (心をかき乱すワードを先に出してから背後の壁へ向き、暗殺者に背中を見せたまま語る…)
        奴を狩る上で互いの協力は不可欠……しかしですねヴェイル殿? 吸血鬼とは、なろうとしてなるものではない
        少なくとも、貴方が要求するレッサーではない正規のヴァンパイア…即ち真祖に「なる」などは不可能だ
        となると、白でも黒でもない第3のヴァンパイア化しか貴方には残されていない……
        -- ヴラディ 2012-05-03 (木) 21:38:11
      • (不動の眉なき眼がぴくりと動いた。銀狼の言葉に、そしてヴラディスラフの言葉に)
        無論、難題を申し上げていることは承知の上。されど、我々としても、貴重な戦力を一人、貴方様の支配下に置くという痛手を負うのです。
        私は奴を殺さねばならない。……ならないのです(静かな言葉には、されど燃えたぎるものがある)
        第三の選択肢とは。はたしていかなるものか、ヴラディスラフ卿。 -- ヴェイル 2012-05-03 (木) 21:44:04
      • (この男…極力自我というものを置き去りにしているが、やはり執着というものは持っているらしい…フフフ)
        では、説明いたしましょう…たった今「第3の」とは言いましたが、それは便宜上に過ぎません。要は例外を試みようというものです
        まず最初に考えられる方法としては…真祖ではないが、実質的に真祖に近い力を得る方法…
        「共食いエデュー」をご存知ですか? 彼は…代替わりするのです。噂によれば「エデューを食った者は第2のエデューとなる」…
        現在7代目かそれ以上だそうですよ。まさに、例外の存在ですね……ただ、吸血鬼になれる確率自体は高いがこの方法は少々難易度が高い
        ……ああご安心を。まだ他にも方法はあります (振り向き、指をパチンと鳴らす)
        -- ヴラディ 2012-05-03 (木) 22:02:10
      • エデュティロス……リストには挙がっております。同盟を望めることはないであろう相手であることも。
        (手を出していないのは、メイヘムをはじめとするハンターたちに手を焼かされているためだ。謀が遅々として進まない)
        (それゆえにヴェイルは、自らの身を取り返しの付かないものに変え使命を果たそうとしている)
        ……奴もいずれは殺しましょう。ですが、今すぐに力が欲しい。必要なのです。性急ではありますが。
        他の方法をお聞かせ願いたい。ヴラディスラフ卿、これは対等な取引ですゆえ……。 -- ヴェイル 2012-05-03 (木) 22:44:42
      • ただいまお持ちしました (ヴラディの鳴らした指の音に対し、既に用意されていたのか金属のトレーに小さなボトルを載せて部屋に入ってくる)
        …失礼します (女ドッペルにそう断り、彼女がどいたのを確認するとヴラディのデスクの上にそれを置く…) -- メイド姿の魔族 2012-05-03 (木) 22:51:41
      • よろしいでしょう。では説明いたします…(メイドが部屋を出て行く…彼女が置いていったのは、「」の入った小瓶だ……)
        稀にいるのですよ。血を飲めば吸血鬼になれると思って本当になってしまう者が…プラシーボ効果とは恐ろしい
        しかしそれは間違いなく真祖なのです。元々特殊な出生のようですが…そういう同族もこの街におりましてね
        だがこちらの方法は今度は酷く確率が低い…夢物語と言ってもいい。そこでここに用意した血が確率を押し上げるために重要なのです…
        これは私の兄の血。そう、真祖の血です…今は腐って何の力も宿していませんが、だからこそ利用価値がある。この血を貴方のモノにできる
        これを飲んだ上で、大量の吸血鬼の血を飲むのです。そして体内で貴方を乗っ取ろうと蠢く血を精神力で支配し、貴方自身が新たな真祖となる…
        (「勿論、貴方次第の博打ですがね?」と付け足す……吸血鬼の血に関しては自分が用意するとまで宣言した)
        方法はヴェイル殿の選択にお任せしますよ。とは言っても…今すぐとなると前者の方法は無理があるのでしょう
        しかし後者も理論上は可能ですが、運が悪ければ吸血鬼の血に飲まれて死んで終わる。当然その場合私を恨まれても困ります
        -- ヴラディ 2012-05-03 (木) 22:51:59
      • …………。
        (運ばれてきた小瓶の中身からは、腐っているとはいえ相当の力を感じる)
        (闇の力だ。それが何かはヴラディスラフの口から語られるよりも先に察知できた)
        (そして予測通り、それは真祖の血。吸血鬼を吸血鬼たらしめる、魂の通貨)
        (それを呑むということは、すなわち吸血鬼の精髄を己の内に入れるということ。意味するものはひとつだ)
        魂の力を以て、力を屈服させよ……と。なるほど、わかりました。
        (かしずいていた姿勢から立ち上がる。媚びへつらう色が消える。擬態がなくなったのだ)
        いただこう。真祖「ごとき」の血がどうした。
        私の身の内にはメダロス様への忠誠、そして我が神アスモデウスへの信仰が宿っている。
        私はこの血の一滴、肉の一片に至るまでアスモデウスの刃であり、メダロス様の道具なのだ。
        吸血鬼"ごとき"の力など、我が意を以て押さえつけてくれよう。
        (小瓶をつかみとり、一息に飲み干す。「パリン!」音を立てて小瓶を握りつぶした)
        ………………ッ!!
        (無言で促す。吸血鬼の血を用意しろと。体内で、精神を侵そうと荒ぶる真祖の力に、無言のまま抗い続けているのだ)
        (全身はぶるぶると震え、冷や汗をかき、異様な気配を放ちながら、しかし言葉は発さない。ただ、目だけがぎらぎらと血に餓えたように輝いている……) -- ヴェイル 2012-05-03 (木) 23:11:01
      • …… (青年は暗殺者が血をかっ喰らう姿を見てニィ、と口角を上げて笑った) -- 銀狼 2012-05-03 (木) 23:24:59
      • (そしてこの吸血鬼も笑っていた)ほう、見事な啖呵です……感服いたしますよ、ええ本当に…
        (あの忌々しい兄の血が、よもやこんなところで役に立つとは思わなかった…もがき苦しむ暗殺者の催促にはまた指を鳴らし)
        コルラード、血を持ってこい。我が盟友の願いに応えるために!
        -- ヴラディ 2012-05-03 (木) 23:25:34
      • (バンッ、と部屋の扉が開くと老執事風の白髪白髭の男がワインボトルを持って現れる。当然、これが燃料となる下級吸血鬼の血だ)
        どうぞ、お飲みになって下さいませ…… (栓を抜き、ヴェイルの口へと――) -- 執事風吸血鬼 2012-05-03 (木) 23:25:52
      • (全身から脂汗を吹き出しながらワインボトルを奪い取り、一気に吸血鬼の血を飲み干していく)
        (……やがて、暗殺者は、いや、暗殺者だった男は姿を消していた)
        (残されたのは、下僕となるべく遣わされたドッペルゲンガーの女と、その場に居合わせた全ての者のみ)
        (Cherry Tree Hillのはるか上空、バサバサと羽音が響く。無数のコウモリのものだ)
        (月光に黒が羽ばたく……。ヴァンパイアの力をねじ伏せ、おのがものとした化物が、己の敵を殺すため、闇へと消えていった……) -- ヴェイル 2012-05-03 (木) 23:35:08
      • フフフ…ハハハハハハ!! ご武運をお祈りしておりますよ、ヴェイル殿……くくくっ…
        (真祖の笑いが木霊する。銀狼は目を伏せ笑いをこらえるように肩を震わせ、執事風の老人は目を細めて孫の成功を喜ぶように微笑んでいた…)
        さてさて、どうなることやら……今宵のワインはさぞ美味たることだろう! (颯爽と店へと歩いていく…)
        -- ヴラディ 2012-05-03 (木) 23:50:37
      • ……それでは、ドッペルゲンガー様。支配の儀は明日ということにいたしまして…これから貴女をテストいたします
        ルーガル様、貴方にも協力して頂きたいのですが…暫しお付き合い願いますか? -- 執事風吸血鬼 2012-05-03 (木) 23:52:53
      • ……ああ、構わない。…それが使えるかどうか、俺も興味…ある (残された3人は地下室に移動した…) -- 銀狼 2012-05-03 (木) 23:53:59
  • ……戻った (セメテリーズとのじゃれ合いから帰ってくる…出かける際に纏っていた一張羅はボロ布に変わっていた) -- 銀狼 2012-05-02 (水) 22:02:28
    • ほう……良く戻った。いや、心配はしていなかったがな…お前ほどの下僕がそうそう死ぬとは思わん
      (言いながら服を投げて寄越す。人狼の出で立ちは即ち獣化して戦ったということ…セメテリーの健在と
       その実力は今ボロ布を取り、青年の姿に戻った彼の裸体に刻まれた傷痕が物語っている…)
      だが、私の眼鏡に敵ったお前ですらその負傷か……やはり強いな。楽しかったか?
      -- ヴラディ 2012-05-02 (水) 22:07:13
      • …… (「掠り傷だ」などとは言わない。そもそも自分が傷を負うこと自体が非常に稀…軽症であっても恥だった)
        奴、強い……今は個じゃなく、群れになっている……1体なら、俺と同じか… -- 銀狼 2012-05-02 (水) 22:10:27
      • フンッ…しぶとい奴だ。しかも身体を変化させているだと? 矜持も何もあったものではないな…
        (暴言を吐き捨てる。苛立っているのだ…そんな形振り構わない、美しくない者が現実に力を有していることを…)
        しかし、奴がそうなったのはハンターの仕業だろう? 一度殺されかけたハズなのだからな…
        -- ヴラディ 2012-05-02 (水) 22:12:54
      • 奴から聞いた……ハンター・メイヘム… (銀狼の目は輝いている…自分に傷を付けた相手を、一度とは言え殺した奴の名に興奮が治まらない) -- 銀狼 2012-05-02 (水) 22:14:51
      • ……ご苦労。やはりお前は優秀だシルバー・ルーガル、私の目に狂いは無かった。後は自由だ…適当に餌でも探して来い
        無論、傷を癒す時間が必要なら――
        -- ヴラディ 2012-05-02 (水) 22:18:47
      • 不要… (着替えを終え、そう一言返答するとすぐに支配人の部屋を出て行く…ハンターを1人でも多く狩るために) -- 銀狼 2012-05-02 (水) 22:19:54
  •  
  •  
  • ここがカジノと言うところなのです? なのです?(館の前に訪れると、用心棒を前に中を覗き込もうとしている赤い瞳の少女がいた。)
    ねえ、そこの貴方、わたくしはここには入れませんの?(カジノには不釣り合いな容姿の少女は用心棒に尋ねた。) -- ジュネ 2012-04-23 (月) 23:54:02
    • 「……」
      (逞しい用心棒の人間は無言。しかし夜の種族を見分ける術があるのだろうか? 特にジュネを邪魔することなく扉を開けて招き入れる…
       その先に広がっていたのは真新しい内装の店内。玄関を抜けるとすぐ真っ赤な絨毯に豪勢なシャンデリアの飾られたホールに出た)
      ……おや? 初めてのお客様でしょうか
      (声を掛けて来たのはワイングラスを持ったスーツ姿の男。見分ける術があるなら、同じ吸血鬼だと分かるだろう)
      -- ヴラディ 2012-04-24 (火) 00:07:25
      • ありがございますわ。わたくしは入れますのね。(用心棒に通されると、そのまま中に入り、中の絢爛さに目を見張る。)
        まあ……なんて絢爛なところ。ここがカジノというところなのですわ……。(幼い姿でうろうろとしていると、ワイングラスを持った男が話しかけてきた。)
        ええ、初めてですの。わたくし、ジュネ・ファーニュと申しますわ。……こんばんは、お仲間さん?(と首を傾げて)
        //文通になりそうかもです、すみません! -- ジュネ 2012-04-25 (水) 00:24:19
      • ジュネ様と仰るのですか。今宵の出会いを嬉しく思います… (恭しく、軽く頭を下げる)
        はい。私は支配人のヴラディスラフ…貴方と同類でございますよ。私に限らず、この店の客は全て夜の種族
        人狼や魔族…それに私達吸血鬼の同族も数多く来店し、楽しんで頂いております
        //把握しましたー 文通でもいいのよ
        -- ヴラディ 2012-04-25 (水) 00:50:03
      • そうでしたか。ではわたくしも安心ですわね。(ニッコリと幼い吸血鬼は微笑んだ。)
        わたくし、こういう店は初めてですの……どういう所なのか説明していただけますかしら? -- ジュネ 2012-04-25 (水) 21:06:51
      • 勿論です。謹んでご説明させていただきます…立ち話もなんですし、あちらのBARに座りましょう。お手を……
        (手を差し伸べ、エスコートを申し出る。BARのテーブル席に移動し座ると支配人が説明を開始した)
        ここ、カジノ「Cherry Tree Hill」は我々夜の種族の中でも紳士淑女の憩いの場であり、出会いの場であり、遊興を楽しむ場所でもあります
        今通ってきたのが歓談用の大ホール。皆様楽しそうに話していらっしゃいますね……
        そしてここはBAR。扱っているのは主に酒や生き血ですが…ソフトドリンクもございますのでご安心を
        (つらつらと滑らかな説明をしていく…視界に入るモノでまだ説明をされてないのは、ホールの奥にある煌びやかなスペース
         様々な遊戯が揃っているカジノスペースだ。初めて見るものならば、どうしても目を惹かれる場所かもしれない)
        -- ヴラディ 2012-04-25 (水) 21:51:40
      • ありがとうですわ。(手を引かれてエスコートされながらBARのテーブル席へと移動し、支配人の説明に耳を傾ける。)
        先ほどの場所が大ホールで、ここがBAR……まあ、それはそれは。(生き血があると言われればニッコリと嬉しそうに笑みを浮かべ、八重歯を光らせた。)
        (そして説明を受けている間に気になったのは視界に映るものである。煌びやかな遊戯の場、それが気になった。)
        あそこはなんなのです? 遊びを行う場所です? -- ジュネ 2012-04-25 (水) 22:43:59
      • 血はお飲みになられるのですね? でしたら是非ご贔屓に。最近は生き血も吸えない軟弱な者もいますが、ジュネ様は流石ですね
        おっとあちらですか? ご明察。いやはや初めてと言っておられながらもご聡明でらっしゃる…あちらは我が店のメインであるカジノコーナーでございます
        カードゲームやルーレット、ビリヤード…あらゆる遊戯を揃えて御座います
        -- ヴラディ 2012-04-25 (水) 22:51:04
      • わたくしは吸血鬼ですもの。血を吸わないのは吸血鬼ではありませんわ……ふふ。
        あれがカジノですの? 遊び……楽しそうですのっ。わたくし、遊びは大好きですのよ?
        ぜひやりたいのですわ、ですわ!(子供の用にうきうきとしながら言う) -- ジュネ 2012-04-26 (木) 00:08:43
      • (幼いながら、新生者でありながら…血を吸わぬ吸血鬼は吸血鬼にあらずと断じる少女に、支配人は内心で感心した)
        フフッ…ええ、それでは僭越ながら私がお付き合いいたしましょう。ポーカーなどはいかがですか? 人気のゲームです
        (椅子から下り、またジュネに手を差し伸べてエスコートを買って出る。子供のようなはしゃぎ方でも、相手を立派な同胞と認めた扱いであった…)
        -- ヴラディ 2012-04-26 (木) 00:15:39
      • ありがとうございますですわ。ではそのポーカーで遊ぶと致しますのです!
        (子供のようにはしゃいでニコニコと笑いながら相手の手を取った。吸血鬼化して百数十年程度、転化したのは子供の頃である。故にであろう。)
        わたくしもこれで紳士淑女の仲間入りですわ。 -- ジュネ 2012-04-27 (金) 11:08:41
      • ええ、勿論です。……そうですね、今の内にその紳士淑女たる証を渡しておきましょうか
        (カジノコーナーへ案内する途中で、胸ポケットから血のような深紅のカードを取り出すとジュネに手渡す…手に持てばカードに貴女の名前が浮かび上がるだろう)
        こちらは、我がカジノの会員証となります。それを見せれば今後も問題なくカジノへ出入りが自由です
        くれぐれも落としたり他者に渡したり致しませぬようお願いしますね…?
        -- ヴラディ 2012-04-27 (金) 19:05:50
      • 紳士淑女たる証?(そうして手渡された赤い会員証を見ると、自らの名前が浮かび上がり、目を丸くした。)
        まあ……素敵な会員証ですの。これがあればいつでも出入りが自由なのですね? ふふ、ありがとうございます。
        ええ、そんなことはいたしませんの。これはわたくしが淑女になった証ですもの……(鋭い犬歯を見せて笑い、会員証を握り、そう言った。) -- ジュネ 2012-04-27 (金) 21:39:15
      • (笑顔のジュネを見て満足すると) では、淑女になった記念に大人の遊戯の一つでも覚えませんとね
        こちらのテーブルをお借りしましょう (空いているテーブルのディーラーに目配せをすると、その者が手際よくカードを切っていく…)
        カードはゲームの参加者1人1人に最初5枚ずつ配られます。その手札の中で良い役を作った者が勝ち…と、単純に言えばそういうルールです
        (まずは役を説明していく。一番基本のワンペアから始まってフルハウスやロイヤルストレートフラッシュまで…)
        -- ヴラディ 2012-04-27 (金) 21:46:40
      • (カジノコーナーに案内され、そして一つのテーブルに着く。ディーラーがカードを切り、ヴラディの説明を聞きながらふんふんと頷いている。)
        (良家に生まれたからか、こういう賭け事は一切したことがなかったようだ。)
        なるほどですの……つまり相手より良い役を出せば勝ちと言うわけなのですね。わかりやすいですのっ。
        これでわたくしも大人の仲間入りなのですわ。わたくし、こういう遊びは初めてですの! -- ジュネ 2012-04-27 (金) 22:08:39
      • 楽しんで頂けてるようでなによりです…っと、カードが配られましたね? (ドリアードのディーラーが2人に5枚ずつカードを配り終えた)
        役が分かった後は賭け方の説明です。まずは手札を確認…その中に8のワンペア以上があれば賭けを持ちかけることが出来ます
        これをベッドと言って、ベッドした者が最初に賭け金を設定できます。他の参加者は賭ける場合、それと同額賭けなければいけません
        これをコールと言いますが…賭け金を釣り上げるレイズという宣言もあります。自信が無ければドロップと言って降りることも可能です
        少々複雑ですが…実際にやってみれば分かるかと思います
        -- ヴラディ 2012-04-27 (金) 22:19:00
      • なるほどですの……ええ、ここはカードのお遊びだけではなくて、賭けもするところなんですもの。
        これは大事なことですわ……。(ふんふんと説明を聞いていく。)
        釣り上げすぎたら大変なことになってしまうのですわ。ええ、やはり、まずはやってみることが一番ですの! -- ジュネ 2012-04-27 (金) 23:14:57
      • 大人の遊戯ということで銅貨から金貨まで、お金をチップと交換して賭けるのですが…くれぐれも散財しませんように
        あくまで遊戯。最初は少ない賭け金で楽しむ者が集まるテーブルに参加すると良いでしょう…
        さて、私の手札はスペードのK、ダイヤの10、ハートの9、スペードの4、クローバーの4ですか…この手札ではベッドできませんね
        ジュネ様の方は如何でしょうか?
        -- ヴラディ 2012-04-27 (金) 23:24:16
      • まだまだわたくしは初心者……というより初めてですもの。いきなり大きな額など掛けたりはしませんわ。
        そういうテーブルを回ってみるするのです。
        えっと、わたくしは……。
        スペードの2、ダイヤの8、ハートの8、ハートの3、クローバーの7……ワンペア、ですの? -- ジュネ 2012-04-28 (土) 00:08:47
      • ええ役としては8のワンペアですね。ギリギリ賭けを持ちかけることができる手です (言いながらジュネに気付かれぬようディーラーに目配せしておく)
        さて、では実際にベッドした後のお話を……参加者達が賭けに乗るかどうかそれぞれ宣言した後に、要らないカードを交換することができます
        例え最初の手札で勝っていたとしても、この時のカード交換で勝敗は大きく変化するのです…勿論、本番では他人の手札は分かりません
        その時の選択と駆け引きがポーカーの醍醐味と言えるでしょう……私はスペードのK、ダイヤの10、ハートの9を交換しておきますか
        ……さ、ジュネ様はどうします?
        -- ヴラディ 2012-04-28 (土) 00:19:18
      • なるほど……駆け引きが重要なのですね。
        最初で勝っていても次はわからないということですか。ふふ、世の中と同じですわ。
        さて、わたくしはどういたしましょう……。では、わたくしはまだ最初でよくわからないですから……クローバーの7を取り換えるといたしますの。 -- ジュネ 2012-04-28 (土) 01:04:09
      • 1枚交換ですね? 良いのではないかと思います。最初は堅実に…ジュネ様は慎重なお方ですね
        (ジュネがカードを交換。ディーラーがカードの山からジュネに返してきたカードは――スペードの8)
        ……ほぉ、これは…ジュネ様、スリーカードですよ? なかなか良い役です
        -- ヴラディ 2012-04-28 (土) 01:11:37
      • わたくし、慎み深い女ですもの。最初は様子を見ますのよ。
        (ディーラーから差し出されたカードはスペードの8だ。)
        まあ、同じ数字が三枚ですわっ。スリーカードというのですね? 中々良い役……ふふ、わたくしも運が向いてきましたの。この勝負、もらいましたかもしれませんわよ? -- ジュネ 2012-04-28 (土) 01:24:07
      • フフフ、さてそれはどうでしょうか? (と、口では勝負を盛り上げるが…相手は初心者でしかも女性。ディーラーに既に仕込みはさせてあった)
        では、私の手札をオープン!
        (ヴラディのカードは…ハートのQ、クローバーのQ、ダイヤのJ、スペードの4、クローバーの4…ツーペアだった)
        ははは…実は負けでした。まぁ元々手が悪かったのでツーペアでも良い引きではあったのですがね
        (最初は相手に勝たせてゲームの楽しさを体感してもらうのが大事だと思っての計らい…
         ジュネに今後とも常連として来店してもらいたいという狙いがあった。さて、客は喜んでいるだろうか?)
        -- ヴラディ 2012-04-28 (土) 01:45:48
      • (相手のオープンされた手札を見る。それはツーペア、ジュネのよりも弱い手札だった。)
        やりましたわー! わたくしの勝利ですのよ!(諸手を上げて無邪気に喜んでいる。粋な計らいは成功したようだ。)
        ええ、このゲームはとても面白いですの。ぜひまた、やらせていただきたく思いますのっ。 -- ジュネ 2012-04-28 (土) 01:57:03
      • いやはや、参りました… (拍手してジュネを賞賛する。しかし才能があるとか、過剰な持ち上げはせず最低限に)
        ジュネ様にお楽しみいただけたようでなによりです…他にも遊戯はありますが、どれもやればやるほど奥が深く楽しめると思います
        係の者に言いつければ、皆快く教えますのでその際は遠慮なくお願いしますね?
        -- ヴラディ 2012-04-28 (土) 02:04:01
      • とても楽しい遊戯を教えてくださりありがとうございます。わたくしも、是非ここに通わせていただくといたしますの。
        わたくしは新生者で長生者ではありませんけれど……同じ夜の民として、貴方ともなかよくさせていただきたく思いますの。
        では支配人さん、今宵はありがとうございますわ。また、お邪魔いたしますの。
        (恭しく礼をすると、幼い吸血鬼の少女は機嫌良さそうに去って行った。)
        //長い時間お邪魔しましたーっ -- ジュネ 2012-04-29 (日) 19:08:38
      • そう言って頂けると、私としてもこの店としても嬉しい限りです。またのご来店を心よりお待ちしております…
        (丁重に深々と頭を下げて上機嫌な吸血鬼を見送る……) 新たな顧客獲得成功、か
        初心な少女だ。それでいて吸血鬼としての心得は既にある……将来有望だな。今の内から交友を深めておくに越したことは無い
        (不敵に笑う支配人。こうして今日もカジノの夜は更けていく…)
        -- ヴラディ 2012-04-29 (日) 22:40:33
  • う〜ん、来たのはいいけど物凄い場違いな気がする…!
    (夜会服を着た、冴えない研究員らしき男が店の前に突っ立っている) -- シックス 2012-04-26 (木) 01:53:38
    • ……
      (扉の前に立っている用心棒2人は黙ってシックスを招き入れるように扉を開いた。既にシックスのことが知らされていたのか
       そうでなくとも、この用心棒達には夜の種族とそうでない者を見分ける目があったので拒む理由は無い)
      -- バウンサー達 2012-04-26 (木) 01:59:34
      • …(用心棒達の視界に入るや、先程までと打って変わり冷静な様子で)
        (用心棒二人の間を通っていく…冷静なのは見た目だけで内心は軽くパニックを起こしかけているが)
        (中に入ってまず視界に飛び込んだのは、視界にひしめく同族や、魔の者達の姿)
        …噂以上だな…(辛うじてその単語だけ呟くと、とりあえず座れる場所はないか軽く辺りを見回す。)
        (生前なら冷や汗を滝の様に流していただろう) -- シックス 2012-04-26 (木) 02:05:57
      • ……ん (シックスの服の裾が引っ張られる。緊張気味で気付かなかったのか、はたまた相手が小さ過ぎたのか…)
        座る……探してる…? ……ん、向こう……
        (頭に花を咲かせたじと目の小さなマンドレイクが指差す方向には洒落たBARがあった)
        ……お前今、ドキドキ……来い (ぐいぐい)
        -- 小さなマンドレイク 2012-04-26 (木) 02:13:37
      • ぅひっ(マンドレイクにしか聞こえない位、小さい声で悲鳴を上げる)
        ん?あ、ああ…(言われるがまま、BARについていく)
        (だがこの男、吸血鬼以前の生涯はほぼ全て魔術の研纉と研究に費やしたような輩である)
        (当然紳士の嗜み等知らないし、下手をすると同族間での暗黙の掟すらよく知らない可能性がある) -- シックス 2012-04-26 (木) 02:26:23
      • ……お前、変……ここ…楽しむ場所。……座れ (カウンター席を勧めながら、恐らく気を張るな的な事を言う花頭)
        待ってろ。ヴラディスラフ様…すぐ、呼ぶ……
        (言うだけ言ってとことこと店の奥に消える…どうやら客ではなく、この店の支配人ヴラディの下僕らしい
         …ちなみに、今バーカウンターの向こうから投げキッスをしてくるサキュバスもそうなのだろう)
        -- 小さなマンドレイク 2012-04-26 (木) 02:40:44
      • 何だか気を遣わせたみたいだね…いやあ、すまないね…
        …(物凄いぎこちない笑顔で手を振る吸血鬼、老練のDT力は伊達ではない)
        (他の姿をとっていればその限りでも無いのだろうが)
        ヴラディ君、凄い数の部下だな…部下かあ…そういえば、弟子達は元気にしてるかな…
        (独りそんな事を呟きながら、サキュバスの方を時折見ては直ぐに俯くのを繰り返す、傍から見れば完全に不審者である) -- シックス 2012-04-26 (木) 02:50:27
      • 「……この間言ってた、これか…?」 (暫くするとヴラディを連れて戻ってきたマンドレイクがそう言いながらシックスを指差す)
        これはこれはシックス様。ご来店してくださったんですね (真面目な表情は崩さないが、それでも歓迎してるのが分かる声のトーンで寄ってくる)
        「ん……達者でな…」 (役目を終えたマンドレイクはまたホールへ戻っていく…)
        フフッ……緊張しておられますか。まぁ初めての来店なら当然ですね、お気になさらず…
        (言いながら横目でシックスをからかって遊んでいたサキュバスへ目配せし、止めさせておく)
        申し訳ない。癖のある従業員が多いもので……何かは無礼はありませんでしたか?
        -- ヴラディ 2012-04-26 (木) 02:59:38
      • やあ、ヴラディ君…(自身より年下と会う事が少ないせいか、自然と君付けで呼んでしまう。言えばすぐに訂正するだろう)
        いやいや、無礼だなんてとんでもない…(マンドレイクとサキュバスに手を振り)
        私も長い事生きているが…ここまで大きな店を構えた同族というのは、君が初めてだよ。商才があるのかもしれないね…君は… -- シックス 2012-04-26 (木) 03:20:07
      • (君づけが親しみから来るものなのか、シックス個人の癖なのか分からないので気にはなったが置いておく)
        でしたら安心です。店員の教育は私の仕事ですからね…… ははは、商才ですか?私にとって一番の褒め言葉です。ありがとうございます…
        何か注文しますか? ワインか…いえ、緊張しているようですしアルコールがいいかもしれませんね
        (この店で言うワインとは、主に人間の生き血のことだ。しかし酒類もほぼ網羅されている…それこそ普通のワインも
         ソフトドリンクやミルクもあるようで、周りを確認すれば各々好きな物を飲んでいた)
        -- ヴラディ 2012-04-26 (木) 03:29:14
      • 商売や気配りなんて、僕みたいな魔術師には一番縁の無い言葉だからね…
        自分にできない事を出来る人は、素直に凄いと思うよ。それじゃあ、今回は普通の飲み物を…吸血鬼がこんな言い方をするのは、おかしいけどね
        ところで…君の部下は人間も含めて、かなり雑多な種族がいる様だけど…何か基準でもあるのかな
        例えば実力とか…容姿とか…ああ、気になったんでね…急に関係の無い話をしてすまないね -- シックス 2012-04-26 (木) 03:35:11
      • (つまり、研究者気質なのかこの同胞は……それならば初めて会った時のあのナリも合点がいく…)
        分かりました。何か見計らって差し上げなさい (指示すると、上品な髭を生やした老人風の下級吸血鬼バーテンが承諾した)
        ふむ、私の部下ですか。いえいえ気になって当然でしょう…それに、他愛ない世間話をする場所でもありますから大丈夫です
        そうですね…基本的には夜の種族です。人間からはモンスターや異種扱いされるような者達ですね
        中には夜行性でもない者もいますが……選考基準はもう一つあります (シックスを見ながら人差し指で自分のこめかみを突付いて見せた)
        ここです、。私の部下の共通項があるとすれば…それは賢い者、という点です
        -- ヴラディ 2012-04-26 (木) 03:54:34
      • 成程…言われてみれば、これだけの種族がいるにも拘らず、皆統制がとれている様だしね…
        獣人やモンスターと呼ばれる種の中からそういった者を探すのは大変だったんじゃないのかい?
        (喋っている内に、部下の吸血鬼が選んだ飲み物が運ばれてくる)
        そういえば、例の集会場…結界に綻びが出ているみたいだけど、大丈夫だったのかい?
        あそこまで崩れると侵入される恐れもありそうだったけど
        (唐突に、また別の話題を振る。例の決壊の綻びについては、魔術師故か最初に来た時から気づいていたようだ) -- シックス 2012-04-26 (木) 04:11:33
      • なに、表向きはああですが…私が見てない場所ではお互いいがみ合ってるかもしれませんよ?
        (だが、この吸血鬼の前では皆共通して統率されるとしたら…それだけヴラディに対する忠誠心が高いのかもしれない)
        大変というほどでも…見つけた端からスカウトしていたら、こうなってしまった次第ですよ。そこも商才として納得して下さい、フフッ
        (自分もバーテンが持ってきた赤ワインを口にしながらシックスの話に付き合う。なかなか興味深い相手だと思いながら)
        おや、シックス様もお気付きになっていましたか…いやはや流石の慧眼。どれだけの時を魔術に費やしたのかは存じませんが流石ですね…?
        ええ、ご心配の通り既にハンターが紛れこんだ事がありましたよ一度だけね…
        -- ヴラディ 2012-04-26 (木) 04:22:41
      • 殆どそれだけのために生きてきた、と言ってもいいからね…それ以外はまるで駄目だけど(苦笑して)
        不老不死や天災規模の大魔術、秘薬霊薬の作成から神代の時代の魔術の再現まで…懐かしいなあ
        そうそう、その頃は弟子も一杯いて…殆どが廃人になったり、死んだりしたけど
        (決壊の話になると、苦い顔をして)ああ、やっぱり…まあ、死人が出なかっただけよかったかな…
        僕も君も、表立って派手に動く方じゃないけど気をつけないとね…彼等は隠れ潜む者達を見つけるのが上手だし
        (//申し訳ない、一旦文通でお願いします…こちらから来ておいてすみません) -- シックス 2012-04-26 (木) 04:38:31
      • いいえ。一芸があるのは素晴らしいことだと思いますよ? 聞く限り、かなりの傾倒ぶりですしね…
        私も数多くの魔術を扱いますが、どうやらシックス様には到底及びそうも無い……(言葉通りそう思った。僅かだが嫉妬を覚える)
        そうです、シックス様ならあの結界の綻びの修繕が可能なのでは?
        私やシックス様は兎も角として、同胞達の中にはまだその事実を知らない者もいます
        全ての穴を塞ぐ、までには至らなくとも幾つか直すのは…無理でしょうか?
        (個人としてはあの館がどうなろうと構わないが、それが種全体の痛手になるのは避けたいと考える)
        //あいあいさー。文通大好きです
        -- ヴラディ 2012-04-26 (木) 04:49:30
      • 修理か…実際に、詳しく見てみない事にはわからないけど
        僕で修理できそうならやってみるよ。ただ、既にあの場所に気づいた者については僕じゃどうにもできないな…
        ハンター達が余り気づいてないといいんだけど…あの結界、隠すのはともかく、侵入者を防ぐ効果はそこまで高くなさそうだし
        …余りお金とかからなさそうな術式だといいなあ…触媒とかじゃんじゃん使うタイプじゃなきゃいいけど -- シックス 2012-04-26 (木) 23:52:10
      • おお、流石はシックス様…やはり頼りになる (よし、上手く利用できそうだ…流石にあの結界の修復は私の手に余るからな)
        しかし仰る通り、あの結界は広範囲を隠すという効果は絶大ながらも侵入者を直接的に阻む能力はありませんからね
        …ならば、ハンターについては私の部下や他の同胞達にお任せを。その場に居合わせた限りは誰かが対処するでしょうし
        それと、何か必要な儀式の道具や触媒が足らなければ私にご相談を…部下を使って用意させます
        -- ヴラディ 2012-04-27 (金) 00:10:51
      • 本当に?うーん、流石はカジノのオーナー、気前がいい…
        わかったよ、それじゃあ…何か僕じゃ用意できそうにない物が必要だった時は、お願いしようかな…
        後人手として古い知り合い…というかかつての弟子を連れてくるかもしれないから
        間違えて襲わない様にね、多分、二人ともとうに人間じゃなくなってると思うけど
        …他人とこんなに話したのは久々だなあ…何だか前この街に来た時が懐かしいや…(言いながら、残ったグラスの飲み物を口にし)
        ありがとう、今日は楽しかったよ… -- シックス 2012-04-27 (金) 00:32:37
      • 当然です。あの館に集まる同胞達のためともなれば気前も良くなって当然でしょう? (その点は明言し、勘違いを避けておく)
        ふむ、お弟子様がいるのですか……できれば特徴を聞いておきたいところですが、無理なら此方で注意するしかありませんね
        まぁ私の部下には問答無用で襲い掛かるなどの野蛮な者はおりませんし、ご安心を……
        (そして最後に楽しかったと言われれば丁寧に頭を下げ)
        有難う御座います。お客様からその言葉を頂けるお陰でこの店は成り立っているようなものです…
        -- ヴラディ 2012-04-27 (金) 00:40:39
      • うーん、伝えておきたいのは僕も何だけど…もう百年近くどちらとも会ってないから
        今どんな姿しているか、全くわからないんだよね…とりあえず、弟子だった頃の姿はこんな感じだよ(懐からかなり古い写真を二つ取り出す、一つは派手なピンクの、ウェーブのかかった髪をした女が)
        (もう一つには仏頂面の、茶髪の眼鏡をかけた陰鬱な表情の青年)
        それじゃあ、僕はこの辺りで…ああそうだ、あのマンドレイクの子と、サキュバスさんにも
        今日はありがとうって、伝えておいてくれると嬉しいな…それじゃあ(体が血のような液体になると、床にパシャリと音を立てて崩れる)
        (それだけでもう、男の姿も、気配も、魔力の痕跡すらも…影も形も消え失せてしまった。床に出来た血だまりの様な跡も、瞬きをすれば)
        (それが幻であったかのように、消失してしまっている)
        (//長い子と話しこんですみません、ありがとうございましたー) -- シックス 2012-04-27 (金) 00:52:23
      • やはりそうですか…(元々期待してなかった様子だが、写真があると聞けば目の色を変えてそれを受け取る)
        ……フフフ、ありがとうございます。このお写真を参考に注意しておきますよ
        (過去の姿とは言え、本人だ。これさえあれば判別できる部下を持っているので支配人は不敵に笑った)
        ええ、伝えておきます。それでは……(恭しく礼をして相手が消えるのを見送…れない。こんな消え方はヴラディも初めて見た)
        ……なんという男だ。同じヴァンパイアでありながらこの私が驚きを覚える、だと…? フフフ…
        (//いいのよ 楽しかったし!)
        -- ヴラディ 2012-04-27 (金) 01:07:18
  • 夜の街。人々は眠りにつき光と言えば天から降り注ぐ月の光と星々の瞬きそれだけが灯りとなる深夜
    繁栄を象徴するように煌々と明かりを灯す賭博場があった
    興奮とスリル、そして享楽を与えるその場所は、この街の夜の顔と言えよう。しかし、それとは別にさらに深い傷穴ともいえるものを隠してもいた
    暗く腐敗し血生臭い。その僅かに漏れる臭いを感知できるのは闇の世界に生きる者。そう、この店のオーナーと同じように
    そして同じ世界に生きる者が夜の闇を割りながら門番である用心棒達の前へと姿を現す
    音も無く、静かに。だが目に痛いほど強烈な印象を与え
    遠目でもわかる長身・美麗の男の姿。スリーピーススーツを崩しつつも洗練された着こなしに深く被られた中折帽。そして肩にかけられたロングコートがこの上なく似合う
    それが異質と言えるのはそのどれもが恐ろしいほど赤いからだ。警戒させるように目立たせるように、ただただ赤い
    その男は用心棒達の視線も気にせず歩を進め、そしてその目前で足を止めた
    当然の様に用心棒達の口から言葉が漏れる
    -- 2012-04-24 (火) 22:22:37
    • (その男の存在感はあまりに剣呑だった。少なくともカジノへ遊戯を楽しみに来た客とは一線を画す…)
      ……失礼ですがお客様。本日はどういった用向きで我がカジノへご来店を?
      (普段は無言で客を判別する、それだけの役目を持つ人間の下僕もこの時ばかりは口を開いて尋ねた
       纏う気がただの人間とは違う。それは本来、入店を許し得るパスポートとなるが…
       その赤い風貌は引き止めてくれと言っているようなもの。この流れは必然だった)
      -- バウンサー達 2012-04-24 (火) 22:51:19
      • 節穴だな…遊びに来たに決まっている(シニカルに笑ってそう言うと一歩前進する) -- カウェント 2012-04-24 (火) 23:03:00
      • そ、そうなのですか?……いえ、しかし (よほど警戒されているのだろう。用心棒達は頑なに通してくれない。そこへ…) -- バウンサー達 2012-04-24 (火) 23:21:26
      • お前達、何をやっている? (使いから帰ってきたのか、カウェントの背後からメイド姿の青肌魔族が姿を見せる)
        ん? 貴方は……初のご来店ですか?
        -- メイド姿の魔族 2012-04-24 (火) 23:22:57
      • (笑い用心棒の顔に向かって広げた手を上げる。しかし、何かに気付いたのか途中で動きを止めた) -- カウェント 2012-04-24 (火) 23:23:49
      • (声をかけられると一言)そうだ(と答えた) -- カウェント 2012-04-24 (火) 23:24:24
      • ………… (用心棒とその客を交互に見て、何やら無言で思案する)
        では、ボディチェックをするのは如何でしょう? 貴方様は初めての来店。会員制の我が店としては紹介無しだとどうしても警戒してしまいます
        (勿論、これは嘘だ。会員制だが害の無い相手と分かればまずは受け入れる…)
        そうすれば、お客様としても疑われること無く大手を振ってご遊興を楽しむことが可能です…
        -- メイド姿の魔族 2012-04-24 (火) 23:44:53
      • …断ると言ったら? -- カウェント 2012-04-24 (火) 23:46:06
      • ……残念ですが、本日のところはお引取り願うことになります。大変申し訳ありませんが…
        勿論、何か問題のあるモノを所持していたとしてもフロントに預けてくださるならご入店できます
        我々夜の種族とて、護身が出来る程度の装備は持ち歩いていて当然ですからね…その点はご安心を
        -- メイド姿の魔族 2012-04-24 (火) 23:48:54
      • ・・・(視線を飛ばしたまま、ゆっくりと背の大剣に手を添え握る)
        (そのまま背から引き抜いた大剣を用心棒に向かい投げた)
        (無言のまま両手をあげメイドの出方を待つ) -- カウェント 2012-04-24 (火) 23:59:06
      • うゎっと…!? (思わず大剣を避けてしまうが、すぐに取り繕って拾い上げ、用心棒の大男に持たせる)
        ご了承頂き誠にありがとうございます……それでは、他にも危険物…主に金属類やらが無いか調べさせていただきますね?
        (カウェントが無抵抗に両手を上げれば、メイドも至極普通に…まぁちょっとだけヤラシイ感じも纏いつつボディチェックをする
         暴れ回りさえしなければ店員の接客は穏やかなものらしく、カウェントを拘束したり等は無かった)
        -- メイド姿の魔族 2012-04-25 (水) 00:04:22
      • (ボディチェックをしても一切の危険物は出てこず男はつまらなそうに立つばかりだ)
        ・・・で?(最後に静かに問いかける) -- カウェント 2012-04-25 (水) 00:14:58
      • ……はいっ。確かにOKでございます! ご協力有難う御座いました…それではご案内いたします
        (用心棒達は退き、メイドがカウェントを先導するように店の中へ通す…中は赤を基調とした装いで、照明も豪勢
         客が多く集まるホールへ足を踏み入れれば…そこでは夜の種族達が夜会を楽しんでいた
         誰一人として純粋な人間はおらず、魔族や人狼、吸血鬼などの種族が優雅に談笑している)
        -- メイド姿の魔族 2012-04-25 (水) 00:28:07
      • …(無言のまま歩く狩人。客達の視界に男が目に入ると談笑が止まり視線が集まる)
        (やがて狩人が店の中心にたどり着くと騒がしかった店内は静まり返っていた。男は何もしていない。ただ歩いていただけなのにだ)
        (それほどまでに異質でこの場にふさわしくなかったのだろう。そんな一同の視線を受けても気にした風もなく微笑する男がその中で一人の人物に視線を飛ばしていた) -- カウェント 2012-04-25 (水) 00:39:55
      • (何やら怪しい来客があったのは既にフロントから連絡が来ていた。支配人である自分も見ておく必要がある
         ホール横のBARのカウンターに優雅に腰をかけながら、異彩を放ち注目を集める男の所作を眺める)
        ……フッ
        (目が合うと、普通の客に接するのと同じく社交辞令の笑顔を送る。そしてまたワイングラスを傾ける…)
        //文通了解です!
        -- ヴラディ 2012-04-25 (水) 00:46:47
      • (ほんのわずかの間視線を交わしあう、作り物の笑顔に同じく作った笑い)
        (そして視線を外すと再び歩き出す。店のオーナーが現れたせいもあってか店は徐々に何時もの騒がしさを取り戻しつつあった)
        (それでも相変わらず視線を集める赤い姿が遊技台の一つで足を止めた)
        (礼服に身を包んだディーラーが客達を前にルーレットのホイールを回転させ球を投げ入れている。球が止まると周りから漏れる溜息)
        なるほど…(どうやら凄腕らしい。そのディーラーを見つめシニカルに笑った) -- カウェント 2012-04-25 (水) 21:07:24
      • (大ホール、そしてその向こうに見えるカジノ場を眺めながらワイングラスを傾ける吸血鬼にバーカウンターの向こうから声が掛かる)
        「支配に〜ん、アレにも会員証渡すの〜? …顔は私好みだけど、正直アブナイ男っぽいわぁ〜…うふふっ」
        ……無論、渡しはしない。だがこちらから仕掛けもしない…今は泳がせておけばいい。今は、な……
        (その返答を聞いて不敵に笑う女。少し頭の弱そうな口調のサキュバスだった)

        (一方カジノでルーレットを取り仕切っているのは一般的な魔族、デーモンの男。眉間に寄った皺は元々そういう顔なのだろうか
         見物しながらその腕前に笑顔を寄越すカウェントに対しても特に反応もしない、ポーカーフェイスな男だった)
        -- ヴラディ 2012-04-25 (水) 22:03:31
      • 一枚幾らだい?(問いかける。チップ一枚分の値段の事を聞いているのだ) -- カウェント 2012-04-25 (水) 22:53:33
      • ……銅貨一枚からでございます
        (無愛想かと思ったら案外丁寧に答える。しかも案外掛け金は低価格からOKらしい
         ギャンブルの収支で大きな儲けを出しているわけではないのかもしれない)
        換金、なさいますか……?
        -- 眉間皺デーモン 2012-04-25 (水) 23:01:18
      • (つまらなそうな表情)安すぎるな…俺とアンタのサシの勝負でやらないか?
        掛け金はこれで(指を一本立てる) -- カウェント 2012-04-25 (水) 23:18:37
      • …お言葉ですが、金額はあまり関係ありませんので。勝ち負け、そして内容自体が肝要と支配人も仰っております…
        勝負したいと申されるならお受けいたしますが、私はディーラーですので賭けはいたしません
        あくまでお客様が損得に一喜一憂し、楽しまれるのが我がカジノの存在理由ですので悪しからず…
        (極めて事務的に、冷静に返される。打っても響かずつまらないとさえ貴方は思うかもしれない)
        -- 眉間皺デーモン 2012-04-25 (水) 23:26:32
      • ルーレットってのは店と客との賭け。負ければアンタの面目は丸つぶれ
        勝負ってのはそういう事だ…(ルーレットとは腕のいいディーラーなら出る目を決められる。その事を言っているのだ。要は「負かせてみろ」と) -- カウェント 2012-04-25 (水) 23:36:45
      • (客の意図は分かった。それが途轍もなく下品なモノだと……支配人の思想、下僕への教育に反する価値観だと)
        ……どうしても、と仰るなら…
        (ディーラーは客の願いに折れたように、頷いた。それを見ていた周囲の客達は勝負を見に集まってくる
         店の面目を潰したいと考えるカウェントにとっては都合のいい環境が整った)
        -- 眉間皺デーモン 2012-04-25 (水) 23:43:25
      • (獲物がかかったとばかりに薄く笑い)あぁ…ちなみに掛け金は
        …金貨で100万枚だ(笑って伝える)
        (その途端にどよめく周囲)
        (当然だ。大富豪と呼ばれるようになるのにちょうど金貨が100万枚。その総てをここで賭けてしまおうというのだから。普通のカジノなら負けた時点で即倒産するほどの額)
        (そもそもこのような格好をした素性の知れない男がそのような大金を持っているかは甚だ怪しいが、兎にも角にも店は大盛り上がりである)
        (人混みの向こうで控えるオーナーであるヴラディに僅かに視線を飛ばしてからディーラーに目を向け)降りてもいいんだぜ?自信がねーならな
        (挑発の言葉を投げかけシニカルに笑う。これは目の前のディーラーではなくその背後に控えるオーナーへの挑発だ) -- カウェント 2012-04-25 (水) 23:50:16
      • (しかしこの時の赤い狩人は、周囲のどよめきの中に自分に対する嘲りと呆れが混ざっていることに気付けだろうか…?)
        ……では、始めさせていただきます
        (眉間皺のデーモンは表情を変えずに、一応支配人であるヴラディへ目配せするも…そこに返ってきた視線は実に危機感の無いもので
         「構わん。付き合って差し上げろ…丁重にな?」と涼しく返すだけ。あれだけの挑発をされたにも拘らず、だ)
        ……何番へ? (回されるルーレット。0〜36番の37箇所の穴がある…)
        -- 眉間皺デーモン 2012-04-26 (木) 00:09:45
      • (気にした風もなく依然笑い続ける。コートに手を差し込み戻された手に持った小切手とペン)
        (スラスラと小切手にペンで額を書いてゆく。そして一枚破り取ったそれをベット用のテーブル)
        (アウトサイドベットの赤の位置に叩きつけ)当然<<赤/レッド>>だ
        (宣言する。赤か黒かそのどちらかが当たりとなる配当二倍の賭け)
        //以下ディーラーの発言の秒数下一桁が奇数で赤。偶数で黒。00のゾロ目でどっちも外れでお願いします -- カウェント 2012-04-26 (木) 00:18:36
      • ……おや。意外と手堅いのですね? 私はてっきりあれだけの大口を叩いたのだからもっと高い配当の数字へ賭けるかと思いましたが
        (ボールをルーレットに入れながら発した言葉は唐突に軽い、挑発じみたもの。先程からのこの魔族の態度から考えれば猿芝居と丸分かりだ
         そしてディーラーは「賭けない」と言っていたのにも関わらず、何故か大量のチップを一つの番号の上へ)
        私は黒の26番に…ああご安心を。このチップの山は飾りですから……さぁどうなりますかな…?
        (黒の26…0の左隣だ。手前と0の向こうは赤……しかしディーラーの目論みは元々違った。カウェントが賭けた数字の隣に賭け
         意図的にカウェントの賭けた数字に落とすという算段。最初から勝つつもりは無く、勝利させて花は持たせるがその実接戦を演出したディーラーの腕を周囲が賞賛する
         賭けは見事にカウェントが勝利、しかしそのプライドだけを砕く……それでも金を持ち帰ると言おうモノなら、持たせるつもりだった
         だが惨めさは加速する。カジノに強欲で哀れな乞食が現れて勝ちを譲ってもらい施しをされたと、この店にいる皆の噂になるのだ…
         店の面目を潰そうなどと考える下劣な輩には相応の返礼をするという支配人の狡猾なやり方がそこにあった)
        -- 眉間皺デーモン 2012-04-26 (木) 00:53:00
      • (狙い通り、ボールは一個ずらした先の0へ…カウェントが数字へ賭けなかったのならこれが最善手)
        おっと、これは……? 尻すぼみ。ドローですね
        -- 眉間皺デーモン 2012-04-26 (木) 00:53:22
      • あちゃー0ねぇ。これはまいった…(0に落ち静かに揺れる球を見ると)
        良い腕だ、ディーラさん(笑ってそう言った。0は黒でも赤でもないこの場合どちらも賭けた方は負けだ。狩人の敗北である)
        んじゃ、約束通りそいつは店のもんだ。楽しませてもらったよ、サンキューな(帽子に手を当てディーラーに礼を言うと踵を返した) -- カウェント 2012-04-26 (木) 01:02:48
      • 「お待ちを……この程度貴方にははした金かもしれませんが…」 (ディーラーが引き止めようとするも、相手は足早に去っていく…)
        追わずとも良い。この場においては気っ風良く金を置いていくのがエレガントというものだ……
        (実際その通りで、ディーラーや支配人のやり方を周知していた客達も、嘲りや呆れの表情を捨てて
         拍手で赤い狩人を見送る……ヴラディスラフも内心ではカウェントの事を侮れない男だと感服した)
        ……少々、下品ではありますがね (残ったグラスのワインを飲み干し、カジノコーナーを後にする)
        //外道を徹底し過ぎてたらごめんなさーい…
        -- ヴラディ 2012-04-26 (木) 01:12:26
      • //いえ、普通に面白かったですよ -- 2012-04-26 (木) 01:15:04
  •  
    • (オーナールームで目覚めのワイングラスを傾けていると、ラフィットへ血の小瓶を渡すために遣わしたメイドの魔族が戻ってくる)
      ヴラディスラフ様、ただいま戻りました……首尾よく先方に受け取っていただけました…! -- メイド姿の魔族 2012-04-25 (水) 22:08:12
      • ……上出来だ。後で褒美をやろう…それで、感想はどうだったか? 当然聞いてきたのだろう? -- ヴラディ 2012-04-25 (水) 22:09:39
      • (内心で「やった!」と思いながらもまだお仕事モード。続く質問にもすらすら答えていく)
        ハッ。渇きを満たすには十分のご様子でしたが……やはり味に関しては不満が有るようでした。罪人といっても人間でなければ不味いようで… -- メイド姿の魔族 2012-04-25 (水) 22:12:40
      • (その報告はつまり、暗殺者が人間ではないという証明。そしてその血がラフィットとの友好に利用できないのならば無駄ということ)
        ……二枚舌の必要は無い、な。今後ともセメテリーとヴェイルをぶつける意味は無くなった
        -- ヴラディ 2012-04-25 (水) 22:14:49
      • ……でも、別に仲裁を買って出よう。とも思わないんですよね?(少しニヤつきながら余計な事を言う) -- メイド姿の魔族 2012-04-25 (水) 22:15:36
      • フンッ…無駄口を叩く暇があったら早く開店準備に戻れ   それと――
        新しい私の側近だ。日中駆けずり回っていたお前のために紹介しておく…入れ
        (メイドの背後の扉が開き、現れたのは……全身銀の体毛を持つ巨漢。いや、狼男だった)
        -- ヴラディ 2012-04-25 (水) 22:19:31
      • (突然背後から現われた存在に目を見開く。狼男…なのだが、無言で佇むその銀狼の纏う血臭は半端なものではない
         つい最近まで同僚として軽口を叩き合ったあの人狼とは比べ物に――いや、待て。そうだあの人狼はどこに?)
        あ、あのヴラディスラフ様? ザイルの馬鹿野郎は…? -- メイド姿の魔族 2012-04-25 (水) 22:23:17
      • ……なんだ、その件か (それがどうした?と言わんばかりの冷静な態度でメイドの質問に答える)
        死んだぞ。お前がラフィットを探している間に、奴は以前館に侵入したハンターの匂いを追って、ハンターの集まる酒場へ襲撃を仕掛けたようだ
        時間は丁度昼下がりあたりだったか…シェイドの方からそう報告を受けた。先程な
        まったく……命令も下していないというのに先走りおって。使えん奴だ…人事異動を予め考えておいて正解だったな
        シェリー、お前も精々気をつけておけ……迂闊な行動で命を落とすことになってもそれはお前自身の責だ
        -- ヴラディ 2012-04-25 (水) 22:28:32
      • (思わずゴクリ、と生唾を飲み込む……そう、このお方は愚かな部下は容赦なく切り捨てる。自分の下僕であろうとそこに情は無い
         だからこのお方の部下でいるためには、賢くあらねばならない……そうである限りは、このお方の部下でいられる)
        ……分かりました。では私は店の方へ、失礼致します
        (忠誠の礼をして、銀狼の隣を抜け部屋を出る……同僚だったザイルへの同情なんてない。奴が馬鹿だっただけ…
         ただ、機会があれば――弔いとしてハンターの1人でも殺そう。小さくそう思った) -- メイド姿の魔族 2012-04-25 (水) 22:35:49
      • ……さて、悪名高き銀狼シルバー・ルーガルよ。これからよろしく頼むぞ? フフフ
        「……」
        (優雅に血を味わう吸血鬼の言葉に、銀の魔獣はただ無言で頷いた……)
        -- ヴラディ 2012-04-25 (水) 22:39:21
  • (5,6人の用心棒と一匹の狼をつれた女がカジノの前に着く)・・此処から先、入る権利があるのはわっちだけじゃて・・其処でお待ちにならしゃんせ・・・
    (用心棒いわく「何かあったら『時計』を使って呼びますように、また1回目のアラームがなったら戻って下さい、その30分後になっても何の連絡も無ければ・・・」)強行突入、わかっておりんす・・ヴラディ様は恐ろしいが酷い人ではありんせん・・・心配など無用じゃて・・・

    (入り口の用心棒達の前に堂々と立ち、以前受け取ったカードを見せる)・・オーナー、ヴラディスラフ様に招待され申した・・通してくりゃれ? -- 宵華 2012-04-23 (月) 20:49:59
    • (夜の血族たる存在感に加え、見せたカードは申し分ない入場証。バウンサーの1人は支配人へ来客を伝えに行き、もう1人は丁重に娼婦を店内へ通す)
      これはこれは……思いの外早く、貴女と再会することが出来ましたねヨイバナ様。貴女のご来店、心より嬉しく思います…
      (店に入ってすぐの談笑用ホールにて出迎えに参じるヴラディ。今回は娼館とは逆の立場での相対ということで
       吸血鬼はとても丁寧な接客態度でヨイバナを様付けし、深々と礼をする。ほぼVIP待遇と言って差し支えない)
      -- ヴラディ 2012-04-23 (月) 21:01:37
      • (やはりこれはそうであったかと頷きカードを大切にしまいなおす・・・店内に案内され)
        くふふ、ヴラディ様にまた会える日を今か今かと待ちわびて、ついつい待ちきれずに来てしまいんした・・・どうか意地汚き女と思わんでくりゃれ?(ふふっと微笑み)
        ただわっちとはもう少し気楽に接してくりゃれんかの・・・オーナーであるぬし様がその様な対応をすれば自然と注目は集まり、か弱き夜の花は忽ちの内に萎んでしまいんしょう・・
        賭け事・・という物はあまり馴染みがないでな・・・しかして興味が無いという訳でもありんせん・・・色々と見て回りたいと思いんす・・ -- 宵華 2012-04-23 (月) 21:15:55
      • 滅相も無い。むしろ私の方こそ多忙に追われ、貴女への顔見せが滞ったことを後悔しております
        (しかしヨイバナの懸念は全くもってその通りで、ヴラディの言葉遣い自体は他の客へのそれと変わらないが
         わざわざホールでの出迎え…やはり目立っているようで、談笑していた夜の種族達の視線はヨイバナへの興味で自然と集まる
         ただ、多くの者は娼婦であるヨイバナを見下したりはしない。そもそも着物姿が花魁のそれだと分かっていない者も多そうだが…)
        これは失礼。しかし、店での私はこのように振る舞うことしかできません……少なくとも、他の目がある場所では。
        ですがヨイバナ様? 貴女へ注ぐ視線は美しき同胞への賛辞。毅然としていらっしゃれば良いのです…我々は高貴な種族なのですから
        それに今宵の貴女は蝶です。蜘蛛の糸にかかりたくなければ、自由に飛び回るのがいいでしょう……
        さて、それではご案内いたします。賭け事以外にも、お望みなら私めがBARでお相手もいたします
        それもお気に召さないなら奥の部屋へお通ししても構いません……お気軽にお申し付けを
        (ヨイバナを遊戯コーナーへエスコートしながらも、他の選択肢もあると一応告げておく)
        -- ヴラディ 2012-04-23 (月) 21:33:11
      • くふふ・・その言葉だけで十分、わっちゃぁ嬉しいのでおざりんす・・・
        (か弱いから注目されれば萎んでしまう・・・そんな言葉が方便と思える程に彼女の佇まいは堂々としている)
        (色鮮やかな着物をなびかせしゃなりしゃなりと彼のエスコートを受ける)
        くふふっ奥の部屋に行けば他の目も触れぬという訳でありんすね・・・(くすりと彼に流し目を送って)
        ま、何事も手順が大事じゃて・・・先ずはこのカジノとやらを楽しんでみようと思いんす・・・(きょろきょろと見回して)あれはなんでありんしょう?(ポーカーを見つけて) -- 宵華 2012-04-23 (月) 22:03:24
      • (見れば見るほどヨイバナの振る舞いは高貴だと感じる。東洋の娼婦の作法だと言われようと、そんな事は無関係に
         ゆえに、ヴラディは思ってしまう。「格」を持っていながら娼婦であることを何より望むヨイバナの惜しさを……)
        …やはり、貴女は聡い (この通り、自分の言葉の裏の意味まで理解しうる明晰さまで彼女は持っているというのに)
        ん、あれですか。トランプはご存知ですか? あちらはトランプを用いたポーカーというカードゲームです
        一つテーブルが空いていますが、やってみますか? それとも、見学だけにいたしましょうか
        -- ヴラディ 2012-04-23 (月) 22:19:27
      • くふふっこれくらい当然におざりんす・・・また再び雄々しきぬし様にお会いするのも一興じゃが・・一番美味しい物は最後にとっておきんしゃんとね・・?(口元に手をあてて微笑み)
        少しの・・ババ抜きくらいじゃて・・・まぁ急ぎ為さんな、少し見たい・・・(1ゲーム見る・・・個々の持つカード・・その流れと金の動き・・・何よりもそのゲームに興じる者達の表情を見て頷き)
        ・・・役を揃える遊びじゃな?・・・やってみたい、教えてくりゃれ?(ヴラディに笑いかける・・・その顔は純粋な好奇心に溢れていて) -- 宵華 2012-04-23 (月) 22:35:07
      • (口元に指を這わせて微笑する蝶を見れば、悪い気はしない様子で微笑み返す)
        …私の味が忘れられませんか? いけないお方ですね…… (だが、可愛い女だ。とも思いながら視線を前に戻す)
        ふむ、やはり右のお客様の勝ちですか。あの方はいつもお強い……フフッ、勝手はご理解いただけたようですね?
        (空いているテーブルへ案内し、ヴラディはディーラーらしきドリアードの女性へ耳打ちする) …では、始めましょうか
        (支配人がヨイバナの隣へ戻ってくると、ディーラーは木の指から慣れた手つきでカードを2人に5枚ずつ配る)
        -- ヴラディ 2012-04-23 (月) 22:52:35
      • (肩を震わせて笑いを堪え)夜の蝶に気に入られてもうたんじゃ、最後の一滴まで蜜をすすらせてもらうでな、観念してくりゃれ?
        まぁまちなしゃんせ・・・(見たのは所詮たったの1ゲームだ・・ヴラディに案内される前に細かくルールや役を確認する・・席に付いてから聞くような無礼は犯せない)(ヴラディの動きを見て軽く目を細めるも)・・・(直ぐに気を取り直し、カードを確認・・・彼女は・・嗤う・・・)
        (カードの良し悪しが必ずしも勝敗を分けない・・・それがあの1ゲームで彼女が学んだ事・・要するにこれは読み合い、化かし合いなのだ・・・)
        (そしてそれは絶対とまでは言わないにせよ・・人生経験の長さ、人と接した数こそが物を言う世界・・・彼女の領域だ・・・最初に軽く見て回った時点で、彼女はその空気を感じていたのだ) -- 宵華 2012-04-23 (月) 23:37:27
      • いいえ。啜るのは私の方です……フフッ (そこはお互い吸血鬼。吸い合うのが健全な関係なのだろうと笑う)
        おや、私が実践にて説明しようかと思いましたが…どうやらヨイバナ様は勝負をお望みのご様子。ならば、僭越ながら受けて立ちましょう
        (悠々とした態度で手札を見る。当然表情は変わらず、いつもの真面目そうな表情だ)
        本日はうちのカジノで日常やっている「Eight or Better」ルールで参りましょう
        手札に8のワンペア以上があり、自信のある者がまずベッドいたします。偶々私は持っていますので、ベッドしましょう
        (言ってテーブル中央に安い価値のコインが一枚寄せられる) 次に、それを見て他の参加者達は同じ分のコインを賭けるか選択を迫られます
        賭ける場合はコール。自信があり、賭け金を釣り上げる場合はレイズ。見送る場合はドロップ……
        あまり緊張なさらず、今回は金銭のやり取りはありませんからお気軽にどうぞヨイバナ様?
        -- ヴラディ 2012-04-23 (月) 23:53:29
      • くふふっけちな事を言う物じゃありんせん・・わっちとて此処に来るにおいて多少は持ってきておるでな・・賭けは失う物があるからこそ面白い物じゃて・・
        承知・・(ゆっくりコクリと頷く・・・ヴラディを見る視線は底知れぬ自信を含んだ輝きを持っていて・・・)レイズじゃ・・・ -- 宵華 2012-04-24 (火) 00:24:08
      • おっと、これはこれは……ヨイバナ様、興味があると申されるだけあってなかなか勝負師の素質があるようですね?
        (何だかんだで熱くなり、楽しんでいるヨイバナを見て微笑むも、それは釣り上げられるコインへの動揺では無い)
        では、次。コールやレイズが終わった後はドローです。手札の中のいらないカードを一度だけ交換できます
        私は……そうですね、1枚交換しましょう (ピッとカードをディーラーの手元へ寄越すと、一枚返ってくる)
        さ、ヨイバナ様は何枚交換なさいますか?
        -- ヴラディ 2012-04-24 (火) 00:31:25
      • くふふ・・やるからにはしっかりやらんとの?・・誘い誘われ、そういう空気は好きでありんす・・
        ・・・ふむ・・そうじゃの・・(此処で変えるカードの枚数も重要な意味を持つのだろう事は容易に推察できて・・・)
        (ぴっと2枚のカードを引き抜き、交換する)・・・ふふ・・これは中々面白い事になってきやしんした・・ -- 宵華 2012-04-24 (火) 00:42:19
      • ヨイバナ様が楽しんでいただけてるようでなによりです……さぁ、後は手札をオープンするだけ…よろしいですか?
        ……オープン! (結局、ヴラディは終止手札の塩梅で表情を変えずに手札をオープンするに至る)

        (オープンされた手札はダイヤのJ、ダイヤの8、ハートの8、ダイヤの5、クローバーの5…
         結果、ツーペア。特に強くない手だが最低のワンペアでもない)
        -- ヴラディ 2012-04-24 (火) 00:56:06
      • (彼に合わせてぱたとカードを広げる・・・)
        (クローバーの8、ダイヤの9、スペードの10、ハートの10、スペードのJ・・・ワンペアだ)
        わっちの負け、類は友をよぶのかの、ハートは10ではなく7かQが来て欲しかった・・・(この女は寄りにもよってブタの状態でレイズをかけたらしい) -- 宵華 2012-04-24 (火) 01:13:29
      • おや…? (少し予想外だったのか、眼鏡を指で直しながら娼婦の手札を見る)
        いやしかし、惜しい手ではありますね……なるほどヨイバナ様はなかなかロマンチストな性質とお見受けします
        (彼女の言う通り、7かQが来ていればかなりのハンドが揃っただろう。10回の手堅い勝利よりも1度の快勝を好むのが良く分かる)
        実は、ほどほどの手を作って貴女に花を持たせる算段だったのですが……いやはや、やはりギャンブルは上手くいきませんね
        (ヴラディが交換したカードはダイヤのQ。それがクローバーの5となりツーペアだったが、ハートの8を変えてフラッシュ狙いも考えられた
         相手が初体験と言う事で、手加減し過ぎない程度に、しかしほんのりと勝たせるための選択をしていた)
        -- ヴラディ 2012-04-24 (火) 01:23:28
      • ふふっ勝つのはもちろん楽しい、だが勝つ事だけが楽しさではありんせん・・・
        (彼ならば自分に花を持たせようとする・・それはわかっていた・・・公正な者なれば怒りもしたかも知れないが・・彼女は彼のその気持ちが嬉しかった・・)
        (だがそれだけに、用意された道にただ乗っかるのは些か面白みにかけると思ったのだ・・・だからこそ大きく出ようとした)
        中々裏目に出るものじゃて・・・さて・・ぬし様は賭けに勝って、賞金を手にしたわけじゃが・・・金はただ持っていても仕方ありんせん・・・使う事に意味があるのでありんす・・(くふりと微笑んで) -- 宵華 2012-04-24 (火) 01:34:00
      • 素晴らしい…やはり貴女は聡明な女性だ。そう、ギャンブルとは決して金銭を得るための遊戯ではない
        人間は欲に溺れ、そういった目的に走りやすいのですが…違います。勝ち負けの結果は勿論ですが
        ディーラーや同じ賭けに興じる相手との駆け引きそれ自体が楽しむべき本質。コインのベッドは相手への返礼と考えても良いくらいです
        (ディーラーへベッド用のコインを渡すと、それは娼婦を買える現金に姿を変えて勝者の手の内に戻ってくる)
        ……では、参りましょうかヨイバナ様? 個室は既に用意されております (言って手を差し伸べる)
        -- ヴラディ 2012-04-24 (火) 01:45:44
      • ・・・(嘗て夫と呼んだ男の中には彼の言うようにギャンブルに溺れ、破滅した者もいた・・・彼らの内何人かは晩年になってその本当の楽しみ方に気づいていて・・自分はそれを間近で見てきた・・・)
        金は人の価値観じゃて、それ故に吸血鬼は金への執着が薄く、得る事も、失う事も楽しめる・・・皮肉な物じゃて・・
        おや、用意のいい事でありんす・・初めから期待しておったの?(何処か嬉しそうに彼の手を取り) -- 宵華 2012-04-24 (火) 01:55:50
      • 我らは人間に比べれば悠久の時を生きる種族ですからね……そもそも比較にはなりませんか。詮無き話です…
        (嬉しそうに手を取ってくる蝶の言葉に、表情は崩さないがやや困った口調で) …あまり男を虐めないで頂きたいところです
        自分を慕い、女性が来訪したならば部屋の一つでも手配しておくのが常…それだけですよ
        貴女にとって賭博よりも面白い遊戯が白いベッドの上にあるのも存じてますから
        ……しかし、今回私はポーカーで勝利しましたからね。前回よりも手荒に愛させて頂きましょうか?
        (そこで不敵に笑うと、ヨイバナの手を引いて手配していたVIPルームへとエスコートする。こうして吸血鬼達の夜は更けていく…)
        -- ヴラディ 2012-04-24 (火) 02:06:37
  • (雨の降る晩、それは用心棒が一瞬余所見をして、視線を戻したその少しの間に 眼前にいきなり居た)
    (大きな体を覆うために、これまた大きなこうもり傘をさして)
    主に伝えてくれ。セメテリーが来たと
    (低いが妙に響く声で、それだけ告げるとあとはだんまりだ) -- 帽子を深く被ったロングコートの大男 2012-04-23 (月) 23:44:56
    • (用心棒2人は顔を見合わせる。しかし、セメテリーから漂う剣呑さは隠しようも無い…1人が店内へ走り、来客を伝えに行く
       …やがて戻ってくると、用心棒は魔族のメイドを連れていた。どうやらセメテリーの案内役らしい)
      ……少々雨に濡れているご様子。一先ず奥へお通しいたしますね…ヴラディ様もそちらでお待ちです
      (言って大男を先導し、奥へ……途中すれ違った下級吸血鬼の男はギョッとした顔をしていた)
      -- メイド姿の魔族 2012-04-24 (火) 00:02:40
      • (すれ違ったヴァンパイアを無表情に一瞥すると、メイドの後を付いて行く)
        (傘は預けておいた) -- セメテリー 2012-04-24 (火) 00:14:50
      • (「こちらです」とメイドが扉を開けてセメテリーに入室を促す。赤い絨毯が広がり、豪華な装飾が煌びやかな部屋だった)
        ようこそ、セメテリー様…このような月も隠れる雨の夜に、どういったご用件でしょう?
        (深々と礼をしたのも束の間、単刀直入に用件を尋ねる
         この吸血鬼にとってはセメテリーが雨の夜に出かけてきた事が何か急を要する件に思えたのだろう)
        -- ヴラディ 2012-04-24 (火) 00:20:59
      • 様付けなど不要だ(帽子を取る)……手駒を1つ失ったと聞いたが、それほど痛手ではなかったか(鈍くかがやく青い眼)
        ああ、要件だったな。このワインの鑑定をしてもらいたい(取り出したるは、の入った小瓶)
        ほんの数滴しか得られなかったが、舌の肥えたお前なら、これがいかほどの価値あるものか、どれだけ豊かな味わいか、判るのではないかと思ってな
        邪悪な主に仕えるアサシンのものだ
        (自分でも判るのではないか、との疑問はもっともだが、己より世の価値というものに敏く、美食家であろうヴラディスラフに聞いてみたかったのだ)
        (もし、価値ある美味な血ならば、今度対峙したときにこそ吸い尽くしてくれようと、あるいは、ワイン樽として贈るのも一興、と) -- セメテリー 2012-04-24 (火) 00:33:59
      • 申し訳御座いません。店ではどうしてもこのような言葉遣いになってしまいまして…改めます
        手駒の件については、頭の良くない人狼が先走って死んだだけです。ご心配には及びません……
        (そして本題へ移る。セメテリーが取り出したのは血の小瓶……それを受け取り、眺めながら話を聞く)
        邪悪な主に仕えるアサシン、ですか? ふむ……(心当たりのある人物だ。セメテリーに断ってから封を空け、匂いを嗅いでみれば…記憶と一致した)
        ……セメテリー殿、この血を飲むのは控えた方がよろしいでしょう。少なくとも私の口には罪人の血は合わない
        貴方の舌がどうかは存じませんがね。しかし…罪人の血を好む顧客に偶然ですが心当たりがあります
        もし贈って下さるのなら、相応の礼はいたしましょう。まぁ…可能ならば、ですけれどね
        (言いながら指を鳴らすと、先程のメイドがヴラディの意を察して奥に消える…何かセメテリーに土産があるようだ)
        -- ヴラディ 2012-04-24 (火) 00:46:52
      • (満足のゆく回答を得られて、唇が歪む そう、ヴラディスラフの言う通り、そもそも倒すことが可能かどうか)
        (一筋縄ではいかない相手だ 反対に、討ち滅ぼされることも十分にあり得た)
        (気の早い性質の表れか、いや、単に社交性というものが欠如しているだけのことか 血入りの小瓶を置いたまま、もう帰ろうとしている)
        (しかし、ふと思い直したように歩みを止めた)
        (何故そうしたのかは不明、ただの気紛れか) -- セメテリー 2012-04-24 (火) 01:00:32
      • お待ちをセメテリー殿。是非ともこの小瓶への礼を持ってお帰り下さい……
        (幸いにも大男は歩みを止めてくれた。そこへ魔族のメイドが土産を連れてくる……)
        「セメテリー様、どうぞ。新鮮なワインで御座います……」
        (差し出されたのは小さな人間の男の子、魅了の魔眼で一時的に夢うつつの状態。小瓶に対して明らかに大き過ぎる返礼に見える…)
        …セメテリー殿とは、今後とも良き関係でありたいと思っております。お口に合うようでしたらお受け取りを
        (部屋の後方でくつくつと笑いながら、カジノの王は盟友への供物を捧げた……)
        -- ヴラディ 2012-04-24 (火) 01:07:43
      • (吸血鬼の嗅覚からすれば甘美な香りを漂わせている少年、を見下ろし、それからメイドとその主人を見据えた)
        悪くは無い。悪くは無いが……要らぬわ。そこのメイドにくれてやる
        狩猟への欲求が高まっていたのか、すでに抗う気を失っている獲物を前につまらなさそうに踵を返した)
        (買収はできないらしい しかしながらヴラディスラフは、セメテリー流にいえば悪くない関係をこの化け物と築くことには成功しているようであった) -- セメテリー 2012-04-24 (火) 01:18:04
      • (セメテリーが去ってから、カジノの主は深々とソファーに沈み込む)
        ……やはり駄目か。ああいう手合いは人間を狩るという手段の段階から飢えを満たすタイプが実に多い
        端からガラスのボトルでは満足しないと踏んではいたが、樽の状態でも断るとは……まぁ、貴重な若い銘柄を失わずに済んだのを幸運としておこう
        シェリー、その樽はセラーに戻しておけ (メイドに言い捨て、立ち上がると部屋を後にする……)

        「……ありゃヴラディ様が一番苦手なタイプですねぇ。っていうか、私ショタ趣味とか無いですって」
        (1人残された魔族のメイドはぶつくさ言いながら興味の無いワインをセラーに戻しに行った…)
        -- ヴラディ 2012-04-24 (火) 01:31:52
  • (侍風の従者を連れながらスロットを楽しんでいる)
    ねえ見て見て、今度はさくらんぼだよーほらほらー♪
    (受け皿から溢れ出しそうなコインをコインケースに移しながら従者が微笑んだ) -- ワード 2012-04-23 (月) 00:39:07
    • (スロットを楽しむワードにゆっくりと近付き声を掛ける) お楽しみ頂いてますかお客様?
      (燕尾服姿で眼鏡をかけている男が柔和な笑顔で話しかける。その気品から支配人だと見抜けるかもしれない)
      -- ヴラディ 2012-04-23 (月) 00:47:58
      • うん、とっても楽しいね。こうやってちゃんとした場所で遊ぶのって久しぶりだよ、支配人さん♪
        (7 7 チェリーとなって頬を膨らます)もぅ、惜しかったなぁ… -- ワード 2012-04-23 (月) 00:54:11
      • 人間の経営するカジノには我々は些か入り辛い事情もありますからね……しかし、我らヴァンパイアは高貴な血族
        人間と同じ、いやそれ以上の遊興を愉しむ権利がある。私はそう思ってカジノを作ろうと考えました…
        失礼、自己紹介が遅れましたね? 私はヴラディスラフ。今後ともご贔屓に……
        -- ヴラディ 2012-04-23 (月) 01:08:53
      • あはは、それもそうだねぇ…それに、人間のカジノはあくびが出るもんね
        うん、僕の名前はワード・ワード暫く通うことになるかもしてないからよろしくねヴィラディスラフさん
        (777を揃えて満足したのか席を立ちカードゲームへと向かったのだった) -- ワード 2012-04-23 (月) 01:20:40
      • 我がカジノの良さをご理解いただけるお客様と出会えて私は大変嬉しく思います
        ええ、いつでもお待ちしていますよワード様… (完璧な礼で以ってカードゲームへ向かうワードを見送った)
        -- ヴラディ 2012-04-23 (月) 01:26:32
  • (Cherry Tree Hillの門前に、無骨な格好の人間が現れた。腰には美麗な装飾が施された長剣、柄に銀の装飾があることから刀身も窺い知れる)
    ここか……噂の場所は(吸血鬼の中に他種族を下僕として見下すものがいるという、出処不明の情報。そこからどうにかしてこのカジノが怪しいと睨んだのだろうか)
    (だがだとしても一人である。ハンターと判断するには余りあるが、同時に無警戒すぎる……あるいは傲岸不遜すぎる……と、バウンサー達には感じられるだろう) -- マスター 2012-04-22 (日) 17:57:12
    • (人間、とあらば店内に通すワケにはいかない……しかし、ハンターにしても不自然だ。相手の素性をまずは知る必要があると判断した)
      今晩は。申し訳ありません、私どもの店は会員制で御座いまして……
      (直接オーナーである自分が出ていって言葉を交わすことにする吸血鬼。側には人狼と魔族の従者が控える)
      -- ヴラディ 2012-04-22 (日) 18:10:13
      • ほう……オーナー自らが出張るとは、なかなか腰の低い接客態度だ(威圧的な従者とそれ以上にプレッシャーを感じさせるヴラディを一瞥し、つぶやく)
        失礼だが、最近人間を下僕に変える吸血鬼が歩き回っているという噂でな。この店の会員にも行方不明者が出ているはずだ。
        たしか……そう、こんな顔をした(「ぐにゃり」。男の顔が、ヴラディ達の見ている前で、まさに今"樽"にされている人間の一人へと変貌した)
        (ハンターや吸血鬼たちの噂に耳を峙てているならば知っているはずだ、「顔を変える暗殺者がハンターを騙り、吸血鬼と手を組もうとしている」ということを) -- マスター 2012-04-22 (日) 18:15:32
      • なに…? (常に冷静なこの吸血鬼も、目の前で顔を変貌させる男を前に目を見開いた)
        ……なるほど。あの噂、取るに足らぬモノと断じるには引っ掛かりを覚えると思っておりましたが…貴方がその暗殺者、でしたか
        (だが流石は察しがいい。男の素性を悟り、眼鏡の中心を指で上げながら微笑する)
        しかし、歩き回っているとは心外ですね? 私自身が餌を漁り歩くことは殆どないと言うのに…噂とは怖いものです
        ……それで、本日はどういったご用件でしょうか。是非お伺いしたい
        -- ヴラディ 2012-04-22 (日) 18:22:03
      • //少し離席します -- 2012-04-22 (日) 18:29:44
      • (再び男の顔が蠢き、のっぺりとした特徴のない青白い風貌へと変わる。黒衣のフードは明らかに男の素性が後ろ暗いものだと示していた)
        噂とは尾びれがつくものだ……聡明なあなたは、どうやら正しい情報を掴んでいるようだが。
        (言葉の端々に賞賛と諂いが混じる。そういう性格を「模倣」しているに過ぎないのだが、しかし演技故に巧妙。男がそれに自尊心を満たされるか怒りを覚えるかは本人次第)
        申し遅れた、私の名はヴェイル、"欺きの"と呼ぶ者もいる。すでに聞き及んでいるならば、話は早い。
        我が主・"動乱の"メダロスは渾沌をお望みでいらっしゃる。また、あなた達吸血鬼と同盟を結び、邪魔な狩人どもを掃除したい、とも。
        私はそのために遣わされた。と、いえば、目的についてはご理解いただけるかな。 -- ヴェイル 2012-04-22 (日) 18:30:02
      • //はい! いってらっしゃいませ! -- 2012-04-22 (日) 18:30:15
      • (人間の分際で、賢しくも私に世辞を使うか……フフッ。良いだろう…人間は認めぬが、貴様の「知」に敬意を表そうではないか)
        ヴェイル様ですか。では此方も名乗らせて頂きましょう…私はヴラディスラフ。お察しの通り、ここ「Cherry Tree Hill」の支配人です
        "動乱の"メダロス……ですと? (闇の世界に身を置く者として、その名には聞き覚えがあった。まさかこの街でその名を聞くことになるとは思いもよらなかったが…)
        ククッ…ハッハッハッ…! (破顔し、哂う。闇に吸血鬼の微かな哄笑が木霊した)
        なるほど…フフッ、そうか…人間同士で争うなど如何に愚かな種族とはいえ不自然と踏んでいたが…
        暗殺者殿はその爪牙に過ぎなかったと? いやはや、合点がいきましたよ。ええ実に爽快だ!
        (元の冷静な顔に戻りヴェイルに真っ赤なカードを渡す。このカジノの会員証だ……次回からは人間のヴェイルでも出入りが出来る)
        ……それが、私からの答えで御座いますヴェイル様。またのお越しをお待ちしておりますよ…?
        -- ヴラディ 2012-04-22 (日) 19:43:19
      • (吸血鬼から見れば、己の装いを自在に操り変化するドッペルゲンガーも、「愚かなワイン樽」どもと大して変わらないだろう)
        (ヴラディスラフが名乗れば、恭しく礼をして感謝を示す。言葉遣いはおろか、振る舞いまでも、紳士的な誰かを"模倣"している)
        いかにもその通り。顔の広いヴラディ卿ならばご存知のはずであろうとも。我らの主、世界の全てに破滅と渾沌を望むもの。
        我らはそのための走狗。我らの敵は歯向かう者すべてであり、我らの味方はその意に応じてくださる者全てなのです……。
        (哄笑を前にして、男の無個性な相貌は些かも変化しない。冷徹な顔を取り戻した時、そこにまた諂いの色が浮かんだ)
        (血のように赤いカードを受け取る。実質、合意の言葉を受ければ、大仰にその場に傅き、恭順を示してみせた)
        ヴラディスラフ・ストラゴイ卿。貴君の寛大にして聡明な判断に敬意を払いましょう。邪魔者どもの排除は我らにおまかせを……。 -- ヴェイル 2012-04-22 (日) 19:48:14
      • (彼の従者である人狼と魔族の者は何故目の前の暗殺者にカードを渡すのか理解が出来ない様子で2人のやり取りを見詰めていた)
        仮に貴方が我々の「食事」だとしても…貴方への礼儀は即ち貴方の主に対する礼儀も同じで御座います
        「メダロス」の名を知らぬ私の部下が無礼を働いた時は、お好きなように処理して構いません。無知とは死に値する愚かさですから
        …では、今後もヴェイル様の手腕を見物させていただきましょう…お困りの事があれば何なりと
        (傅くヴェイルに対し、こちらも執事のような深く丁寧な礼を返す。対等な同盟相手として認めた証でもあった)
        -- ヴラディ 2012-04-22 (日) 19:56:45
      • 誓約の神アスモデウスの名のもとに、あなたの障害となる敵を尽く排除し、そのお言葉に従いましょう。
        我らの主・メダロスもお喜びになるはず。もっとも、気高きヴァンパイアたる貴君の配下にそのような愚か者がいるとは思えませんが。
        ……貴君の仰る通り、噂は噂。ですがここから先、此処を嗅ぎつける狩人は増えるでしょう(「マスター」としてやってきたのは、その警告の意味もある)
        私はこれにて。何かあればなんなりと、必要ならば主より賜りし手勢を貴君に譲り渡すこともいたします。それでは……。
        (ふっ、と黒衣が翻ったあとには、もはや男の姿はない。邪悪な同盟が、今ここに結ばれ陰謀の種となった……) -- ヴェイル 2012-04-22 (日) 20:00:42
      • (ヴェイルが消えたのを確認すると、従者を置き去りにして店内へと戻っていく…)
        「おいおい、ヴラディ様は何を考えてやがるんだ? メダロスだかメタグロスだか知らねぇが……胡散臭ぇ!」
        「…ったく、これだから人狼は〜? 私はヴラディ様の考えが少〜し分かってきたよ
         つまりさ、体よく利用しようって腹なんだよヴラディ様は! だってそうでしょ?ヴラディ様はいつだって自分の手を汚すのを嫌うお方ですもの」
        「あぁん? それじゃあれか、俺達の仕事も減るってことか? そりゃあ勘弁だぜ!人間の肉を切り裂くのが俺の楽しみだってのによ!?」
        「うわっ、野蛮……私はメイドの仕事に専念できるからあいつらが来てくれて助かったよ。ほらっ、そろそろ戻るよ?」
        「ケッ!気に入らねぇ…ああイライラすんぜ……野郎いつか食ってやる…」
        (置き去りにされた人狼と魔族の従者はそんなやり取りを交わした後、ようやく店内に戻っていく…)
        -- ヴラディ 2012-04-22 (日) 20:11:17
  • (用心棒が困惑して相談に来るかもしれない。カジノの前に立つ男はこの街で悪名高い治安維持組織「断罪の剣」の外套を纏っている)
    オーナーに会わせてもらえるか? アポは無い (不敵に笑う。隠す様子も無く、人ならざるものの気配を振りまきながら) -- ラフィット 2012-04-21 (土) 19:02:10
    • (治安維持組織の外套を纏っている男、本来ならば警戒しかしないものだが……ラフィットが人外の気配を振り撒くのならば
       このカジノにとってはそれ自体がパスポートとなり、アポイントメントとなる。丁重にVIPルームへ通された)
      ようこそ、我らが眷族の楽園「Cherry Tree Hill」へ…… (部屋で待っていたのは燕尾服で細身の男。大仰に礼をして客を歓迎する)
      私がオーナーのヴラディスラフと申します。今後とも宜しくお願い致します…フフッ
      -- ヴラディ 2012-04-21 (土) 19:17:24
      • うまくやっているようだな。…「ここ」の噂は俺のようなあぶれ者の耳にも入っている(同族として遠慮なく一方的既知設定で)
        今日は、だが半分は仕事だ。恥を明かせば今の俺はこの不恰好な「おもちゃ」に縛られる身(外套の下、見るだけで聖別されたものと知れる白銀の鎖)
        まだこのカジノの裏側に勘付いているものは居ないが、こうした場には定期的に視察を寄越すことになっている。…その役目が俺に回ってきた
        たまに顔を出すことになるので挨拶をと思ってな(癖になっているのだろう終始しかめ面だったが、ここでまた不敵に笑う) ヴラディスラフ
        断罪の剣が一振り、シェパードクルーク… いや、田舎吸血鬼のラフィット・ロートシルトだ(こちらも大仰に、かっちりとした礼) …よろしくやろう -- ラフィット 2012-04-21 (土) 19:36:55
      • ……ええ、貴方様の噂も私の耳に届いておりますラフィット公。なんともはや痛々しいお姿だ…(銀の鎖にはどうしたって目が向いてしまう)
        しかし貴方がその鎖に縛られていたお陰で私のカジノはこうして断罪の剣の目から逃れることが出来ます。非常にありがたい
        出来得るならば、私が手ずから貴方を束縛するその玩具を砕きたいところですが……生憎と、そういった力技は我が兄の領分
        口惜しい…! 同じ夜の眷族であるラフィット公の有様を、指を咥えて見ていることしかできないとは……
        (走狗に成り果てている、などと評価はせず…ただただ人間の犯した仲間への仕打ちを悔しいと嘆く)
        -- ヴラディ 2012-04-21 (土) 19:48:33
      • 忌々しい聖者の「祝福」だが、「呪い」と違ってどうやら果てはあるらしい。いずれ、恥じることなく月の下を歩ける日も来るだろう
        だが今は、落ちぶれ果てているのもまた事実。…罪ある人間の血しか喉を通らず、不死の身を飢えに苛まれ暮らしている
        (おおむね、ヴラディの性格も耳にしてはいるが…同情を露にする様に愚痴るのを止め、口を一文字に結ぶ。心からのものと、この吸血鬼は受け取ったのだ)
        …このカジノ、官憲の目には触れさせん。引き続き、うまくやってくれヴラディスラフ(深く目礼し、席を立つ)貴様なら(軽い親愛の情を含むイントネーションの、貴様)
        きっと大丈夫だ (邪魔をしたな、と。VIPルームを後にした//スローテンポですみません) -- ラフィット 2012-04-21 (土) 20:06:40
      • それを聞いて安心しました……ですが、貴方をこの瞬間も苛んでいるのもまた事実。やはり私は人間を許せそうにない
        (席を立ちながらカジノの繁盛を祈ってくれるラフィットに対し、勿体無い言葉だ、と頭を下げて見送った)
        ラフィット公に私も礼を、何らかの返礼をしなくてはなるまい……罪人の血しか飲めないと言っていたか
        …フフッ 新しい銘柄のワインを取り揃えよう…… (//構いませーん!)
        -- ヴラディ 2012-04-21 (土) 20:15:51
  • だーかーらー!私は怪しいものじゃないんですってー!
    ちょっとですね、こちらのカジノに商談に来ただけでしてー…もー、オーナーさん出してくださいよー!
    (入口の前、用心棒にぎゃーぎゃーと何かしら突っかかっている女がいる) -- パルフェ 2012-04-19 (木) 23:08:47
    • (パルフェに対し、終始無表情で事務的且つ毅然と入店を断っていた厳ついバウンサー…しかしそこに鶴の一声)
      お前達、店先で何を揉めている!?
      (その声の主は若く細身の男だった。用心棒2人の表情が一瞬で凍りつき、男に真っ直ぐ向いて深く頭を下げた)
      まったく…女性は丁重に扱えといつも教育しているんですがね? 行き届いておらず、申し訳ありません
      (笑顔を向け、パルフェに会釈する男……この男がカジノの支配人と見て間違いないだろう)
      -- ヴラディ 2012-04-19 (木) 23:18:54
      • (声の方向に顔を向ければ、そこには細身の男が一人。その身にまとう空気は紳士的ながらも、どこか底知れないものを感じさせる)
        わ、貴方がオーナーさんですか?もー困りましたよー、ちょっとした商談に来ただけですのにー
        (もー、と不満を漏らしながらも、大人しくなった用心棒を見てニヤリと笑い)
        それで、商談があるんですけどもー…今お時間、大丈夫ですかー? -- パルフェ 2012-04-19 (木) 23:23:27
      • 申し訳御座いません。私の店は会員制でして……今回もクレームかと思ってしまったのでしょう。お許し頂けると此方も助かります
        (とても丁寧に対応する紳士風の男。パルフェの申し出も快く笑顔で承知した)
        ええ、私は構いませんよ。ただ……本日は大事なお客様を迎えていますので、店内にはご案内できません
        貴女を夜風に晒すのは大変忍びないのですが、そちらのテーブルでお伺いします (すぐそこには敷地内の庭、お茶を楽しむためのスペースがあった)
        どうぞ、マドモアゼル? (椅子を引き、そこに白いスカーフを敷いて着席を促す)
        -- ヴラディ 2012-04-19 (木) 23:45:43
      • はいはいー!私としては商談のテーブルに着かせていただくだけでも満足ですしー
        あら、これはご丁寧にどうも!(機嫌よく案内された椅子に座り)…あ、私この近所でパン屋を営んでおります、パルフェと申しますー
        で、本題なんですけどもー。この店、お客様の為の軽食スペースとかあったりしませんかー? -- パルフェ 2012-04-20 (金) 00:05:24
      • 寛大な方で助かります……パルフェ様、ですか (眼鏡の奥からその瞳で観察する。どういう人物なのかをこの瞬間も分析していた)
        私はこのカジノの支配人、ヴラディと申します。以後お見知り置きを……それにしてもパン屋ですか。朗らかなパルフェ様にピッタリですね
        商談というのは、そのパンの売り込みでしょうか? (軽食スペースの有無を聞かれ、推測して返す)
        -- ヴラディ 2012-04-20 (金) 00:17:01
      • ヴラディさん、ですねー。あら、そうですか?うふふ、小さい頃からの夢だったので素直に嬉しいです
        (笑顔を崩さず、朗らかに言葉を返す。ただのパン屋にしか見えないだろう。今の所は)
        流石は支配人さん、話が早い!つまりはそういうことなんですよー
        軽食スペースがあるのでしたら、そちらでお出しするパンを私の所から仕入れていただけないかなー、と思いまして! -- パルフェ 2012-04-20 (金) 00:26:09
      • (元気に営業するパルフェに対し、ヴラディは口元に手を当てて曇り顔。何やら思案している様子……)
        ……申し訳御座いません。私の店に来るお客様は大変舌が肥えておりまして、我がカジノの一流シェフの料理を楽しみに来店するのが大半
        ああ、決してパルフェ様の作るパンを侮るワケではないのですよ? あくまで土俵が違うというお話だと思って頂きたい
        (高級志向の店、という風に受け取れる返答。心苦しそうに男はパルフェに告げたが)
        …まぁ、お客様に出すのは不可能というだけのお話ですけどね
        -- ヴラディ 2012-04-20 (金) 00:48:16
      • むー…そうですかー。確かに私のパンって高級というよりはー、庶民派ですからねぇ…家庭の味といいますかー(しょんぼり)
        分かりました、私のパン一つでカジノの品位を落とすわけにはまいりませんものね!
        あ、でしたら!ヴラディさん個人には買って頂けるんです?宜しければー、毎朝の配達サービスなども致しますよー?
        (めげないパン屋。なおも明るく次の商談を引き合いに出して笑顔を作る) -- パルフェ 2012-04-20 (金) 00:52:07
      • ご納得頂きありがとうございます。パルフェ様が淑やかで控え目な女性で本当に良かったです
        (笑顔で言いながら、今度は別方面のアプローチで商談を持ちかけるめげないパン屋に折衷案を持ち出す)
        フフッ、さて私は忙しい身ですからね。口にしたいのは山々ですが……しかしご安心を。私以外にも従業員がいます
        彼等にはパルフェ様のパンの良さが分かる事でしょう。華やかな夜会には並びませんが…それで良ければ
        (「是非とも買わせて下さい」と、申し出るヴラディ。パルフェがそれで納得するなら商談成立だ)
        -- ヴラディ 2012-04-20 (金) 01:11:11
      • わ、ホントですか?それでは是非是非お願いします!従業員さんが気に入ってくださるよう、心をこめたパンをお届けしますね!
        (ヴラディの言葉に一層笑顔を明るくし)えっと、それでは一応…此方にサインをお願いします!一先ずは一月だけの契約ということでー(はい、とテーブルの上に契約書を広げ) -- パルフェ 2012-04-20 (金) 01:17:42
      • ええ、きっと彼らも喜ぶと思いますよ…… (笑顔の下で地下にいる「彼等」を思い浮かべながら契約書をしっかり読む)
        …はい確認いたしました。では……こちらでよろしいですか? (契約書に綺麗な筆跡のサインを綴り、相手に返す)
        -- ヴラディ 2012-04-20 (金) 01:21:27
      • はいな、確かに!それではこれから一か月、毎朝焼き立てのパンをお届けにあがります!
        お気に召しましたら、是非是非継続してのご契約をお願いしますね?それでは!
        (満足げに契約書を確認して頷き)…あ、そうだ!最後にもう一つ!
        この街の闇に舞う「梟」には…もうご挨拶、してますかー?ほら、カジノなわけですし、お付き合いしておいて損はないと思いますよー? -- パルフェ 2012-04-20 (金) 01:35:15
      • ええ、良い取り引きでした。今後とも仲良くいたしましょうパルフェ様? (と、見送る準備をしようかと思っていると思わぬ忠告が来る)
        ふむ、「梟」ですか? …パルフェ様にしては意外な忠告ですね。いえ、私を案じての事でしょうし感謝の極みですが
        陽の下を生きる貴女が月の下の歩き方など心配するのは…やはりどうも、貴女の魅力を損なってしまうので
        (「それとも、お前も月の下を歩く者なのか――」と、続けたのは勿論心の中でのみ)
        -- ヴラディ 2012-04-20 (金) 01:50:50
      • いえいえー、やっぱりカジノってそういう方々との付き合いがあるとお聞きしますしー…
        お取引先に何かあっては私も困ってしまいますしね?(と、何てことはないことのように明るく笑って話)
        さて、それでは私はこの辺で!また時間が空けば私のお店にもいらしてくださいね?それではー
        (と、来た時と同じ明るい笑顔のままで去って行った)

        ……こちらはオウルさんに任せても良いかもしれませんね。私では深くまで入り込めそうにないですしー
        (などと一人呟いて家路を辿るのだった) -- パルフェ 2012-04-20 (金) 02:00:14
      • 噂を愛でるのは女性の嗜みでしょうが…いや、パン屋とは言え商売人。パルフェ様もその例に漏れないわけですね
        はい、それでは夜道お気をつけて…… (深々と頭を下げて、月の下に躍り出てきた蝶を見送る)

        ……なかなかに美味そうな女だ。劣等にしてはいい血を持っているに違いない…フフフ
        さて、アレを堕とすには何が必要だろう……(ああでもないこうでもない、と思考を巡らせながら店の中へ戻っていく)
        -- ヴラディ 2012-04-20 (金) 02:19:48
  • セックスハウス症候群! -- 2012-04-19 (木) 18:48:07
    • (こほん、と咳払いし) お客様。品の無い言葉遣いはお控え頂くよう願います…ここは紳士淑女が集まる夜会
      優雅な振る舞いを心掛け下さい (丁寧にお辞儀をしながら注意した)
      -- ヴラディ 2012-04-19 (木) 22:07:14