魚人 Edit

多種あるが、ここでは一くくりにしている
人型に鰓があり、鰭がある。しかし陸上での活動もするため肺も持ち合わせた生物
多くのことに従事しているが、やはり漁業に従事するものの数は多い。遠洋と近海で更に細分化される
遠洋へ行くのは主に飛魚種のものであり、その飛行能力も生かして高速で現地へと到達する
船は荷を置くために出港して、漁自体は魚人たちが複数人で網を持ち、潜水しつつ魚を捕獲する
引き上げの際には何人かが船の上にて待ち構え、力を合わせて引き上げることになる
近海は蛸に類するものが行い、岩に張り付いた貝を多くの手と、その力で引き剥がし
海栗であるなども器用に摘み上げて捕獲する

鮫人 Edit

種族的に、少々恐れられる傾向にある者たち。無分別に暴れるわけではないので、怪物とはされない
怒らせるようなことさえしなければ大人しいが、怒らせると大きな怪我を覚悟するべき種族
彼らの多くは海賊や用心棒を仕事としていて、純粋にその力をふるって日々を生きている
その性質から他の種族とはあまり仲が良いと言えず、理解者がいないでもないが煙たがられることが殆ど
彼ら自身もそれは理解していて、歩み寄ろうとするか、受け入れたままであるかはまちまちだ
鮫人は鮫人自身で独自の街を作り上げることがあり、そこはまず海賊の街である
隠れるようにひっそりと作られるものであり、そこには世界各所の宝物が集められたりして
普通にいては手に入らないものが多いという
鮫人は海賊行為の中に宝物を探し回るものでもあって、海の伝承を一番知っているのもまた彼ら
鯨人も知らぬようなものを引き上げ、鯨人のいけぬ場所へいけることが強みである
また極めて鼻がよく、遥か遠くの匂いを察知でき、それからなる用意の周到性が大きな武器だ

鯱人 Edit

海において大きな力をもっている種族。魚人たちに比べ大分大柄
彼らとあえて海で喧嘩しようとしてはいけない。種としてそもそも強力であり
更に海は彼らにとってもホームグランドであるからだ。能力もまず魚人を凌駕する
鯱人のおもなポストは貿易の管理と街の治安維持にある。そして、影のほうにも
鯱人は海港の町に置いて、大抵の場合マフィアを組織している。無論そうでないのもあるが
海洋巨人である鯨人たちと戦っても決して引けをとらず、鮫を初めとする海賊類にも簡単には負けない
即ち海はこの三種族。マフィアの鯱。海賊の鮫。巨人の鯨によって支配されているようなものだ。
更にいえばクラーケンが存在するのだが、これに対しては三種族が協力して対抗するのが大体
そういった点もあり、鯱人は支配層に多数存在している
大概の場合自種族中心主義をもっているため、上から目線
鮫人の武器はその鼻のよさから来る容易の周到性だが
鯱人の武器は極めて早い遊泳速度と組織力にある
呼吸方法は肺呼吸のみ

鯨人 Edit

海凄巨人種。巨人種の中では温和な方に分類され、その他種族とも仲はいい
人型種族の中でも最大クラスの大きさを持つ種で、一族の「島」がそれを大きく引き上げている
基本的には平穏無事に過ごしていくことを望んでおり喧嘩を好まない
しかしいざ怒らせてしまったのならば、生きて帰ることは難しいだろう
海にて怒り狂った鯨人ほど恐ろしい存在はなく、生存はかなり絶望的なものとなるはずだ
身体能力は鯱人鮫人も到底足元に及ぶものではない
数は多いわけでもないので、そういった点も考慮するとこの3種族が海の代表種族として名が並ぶ
身の丈はまず10mをこし、15mまでの間で幅がある
なんといっても、この体の大きさと有り余るパワーが鯨人の武器である
呼吸方法は肺呼吸のみ
その重量を支えるのに水中での浮力に頼っている部分も大きいため
上陸すると確実に体への大きな負担となり、それが理由となって自ずから海を出ようと言うものはまずいない

軟性多足人 Edit

所謂蛸人や烏賊人の総称。多数の柔らかい足を持っているものはこの名前で呼ばれることとなる
複数あるその足を以て手数で攻撃を仕掛けることを得意としており、覆いかぶさると言う攻撃も可能
水中では更に自在に動きまわることができ、墨を吹き出すための器官を備えているので攪乱戦法が主
でなくとも組み付くだけで相手はほぼ無力化出来るため、同等の強さの相手ならば勝率は極めて高い
しかしそれを脱することができるだけの力を持っているものが相手の場合は決め手に欠け
退却を選択せざるを得なくなる
居住地は多くが沿岸部であり、そこで沿岸生態系に属する海洋生物を採取して日々を暮らしている
海の深いところに住み着くものもあり、そちらにしても生活方式は大差ないものである
ただし、多少大型の海洋生物でも狩猟対象として捕獲を試みたりするなどの違いは存在する
単独生活をすることが常で、群れをなすことはない。狩りの場合にも一人で攻撃を仕掛けていく
怪物に分類されないようなただの海洋生物ならば簡単に狩ることが出来るため困ることは少ない
下肢は多足であることを除けば他の人型生物と大差なく、あとは水中に適しているような変化程度
臓器配置も多少変化はあるものの、交接するときは他種と変わらず股間で行うものである

蛙人 Edit

内陸部の河川や湖沼に村落を構えていることの多い、両生型水棲人類
そのまま両生人類と呼称されることもあるが、更に大きなカテゴリであるこちらに分類されている
分類の曖昧さを体現する種族の一つであり、獣人類に分類すべきであるという声も高く
水棲型蟲人類と並んで生物学会を騒がせる一因としても名高い
現在されているこの分類も一時的なものに過ぎず、そのうちにまたカテゴリが変わるだろうと言われている
手足に水かきを持ち、舌は長く、水泳のために発達した足の筋肉を持つ
水中からのゲリラ戦法を得意としていて、狩りなどの際には集団で待ち伏せしこれを仕留める
あまり深く潜ったりすることはなく、浅いところを泳いで周囲を伺い
危険が迫ってきた時などに一時的な緊急避難として短期的な潜行や隠密を図る
隠れやすいところを好み、沿岸を泳いで周回してみたり
中洲や島に小屋を作って、そこで見張りを続けている姿も見受けられる

ヤドカリ人 Edit

テンプレとか
[[>設定/340417/生物/水棲人類]]

Last-modified: 2011-01-17 Mon 20:43:43 JST (4847d)