駅より寝台列車で行け
其れは明けぬ夜に囚われし場所
常に夜で
吸血鬼が大きな勢力を持つ
列車とかが走ってる都市
ご意見板 †
何か意見があったらここにどうぞ
コメントに気づいて欲しい時も有用!
静かなる夜の世界 †
特定の相手と話したい時は指定すれば出てきます
居る場所についてもご自由にどうぞ
ツリー上げや表示数の変更はご自由にどうぞ
こっちのコメントは市内観光とかを主な目的としています、戦闘は下のコメント
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掃除 見回り ログ1 2 3 4
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騒がしき宵の世界 †
ログ
設定 †
- 地理
- 冒険者たちの集う町から、駅より寝台列車が出ていて、一晩ほどでつく
夜の柱と呼ばれる空間の中から外にはみ出る程度の規模で
夜の柱の内部と外部でそれぞれ環状線が走っている。
川が東北から南南西にかけて都市を横切り、おおよそ4分の1と4分の3に分割されている
4分の3のほうは吸血鬼達の領地だが、どちらの領域も別段特定の何者かが立ち入り禁止であるとかはない
ただし吸血鬼の領地には、十字路が存在しないという特徴がある
中央は官庁区。夜の柱の中央部でもあって、偽りの月直下
外部都市は外と交流するのが主な目的、また、日を浴びた方がいい来訪者向けの場所でもある
- 住人
- 吸血鬼
街の人口のうち、かなりの割合をこの種族が占めている
4分の3が彼らの領地であることからも伺えるだろう
市長とは別にヴァンパイアロードが領地を代表として治めていて、自治的な側面も強い
家系の年代はかなりまちまちで、最近のものもあれば古いものもある。
ヴァンパイアロードの家系は真祖の家系であり、吸血鬼たちの中では最も古い
中には気位の高い者もいるようだが、大よそはおおらかなもので、温和
この街においては少々制限を受けており、吸血を行えば罪に問われることになる
そのため、彼らの主な食事は通常のものか輸血用の物。あとはバラの精気などが上げられる
- その他の夜の種族
他にも夜の種族と呼ばれるものが、ナートには多く住んでいる。
吸血鬼の領地に暮らしているものも少なくは無く、自治権を得る事は出来ないものの静かに暮らしているようだ
なにせ最初に暮らし始めたのは吸血鬼であるし、彼らは極めて強壮な種族。また、賢いため
このために、彼らは庇護や奉仕に近い形で暮らしており、主に商店などを営んでいる
- その他の種族
アルビノなど、太陽にさいなまれることになってしまった者達が、大勢この街へと逃れてきている。
- 猫妖精
都市内部における公的機関運営や見回りを行っている奉仕種族
見た目には正装した猫で、普通に猫らしい弱点があったり、行動をしていたりする
基本的には真面目で、ちゃんと仕事をこなしている
- 闇の精霊
夜の気配に引き寄せられ、日の当たらない場所ならごろごろと転がっている者達
あえて精霊の方から接触を図ろうということはなく、無害な存在である
- 産業
- 消費的な傾向の強い街でもあるが……実は薔薇の大産地である
その美しさ、そして吸血鬼にとっても代理の食事となるため
外部都市周辺は薔薇園となっており、ハウス栽培もかなり大掛かりに行われていたりする
外の町からナートに入る際はこの薔薇園を抜けることになるため、一つの観光名所
他にも月光の下でこそ逞しく育つ花や植物も多く栽培されており
吸血鬼の領地の一部がそのために使われているほど
月光花の立派さや美しさでナートに及ぶ物は無いといわれるほどで、大きくもてはやされている
また魔動機械の研究も盛んに行われていて、列車は其れによって構成されている
補助動力は蒸気機関だが、こちらを用いる事はほぼ無い
路面電車も存在する
- 存在
- 夜の柱
- ナートをナートたらしめているもの。
時間が奇妙に停滞しているとも、光を隔絶しているとも言われているが、詳細は不明
この中に日光が差し込むことはなく、偽りの月が輝いているのみ。
円筒形で、かなりの高度にまで達しているようだ
- 偽りの月
常にナートの中天で輝いている月らしきもの
欠けることも無ければ没することも無く、満月を維持したまま月光を周囲へと振りまいている
この月光は偽りのものではないらしく、月光に影響を受けるものはしっかりと受ける
- リトルサークル線
夜の柱内部を走っている環状線。夜の柱にあわせて円形であり
グレートサークル線へのバイパス路を除けば直線はない
- グレートサークル線
外部都市を走っている環状線
夜の柱に合わせて円形となっており
リトルサークル線へのバイパス路と町の外への路線以外に直線はない
- 賞金稼ぎと猫妖精
この街では治安体勢に一部賞金制を導入している。猫妖精は街の各所で目を光らせており
犯罪者は漏れなく賞金をかけられて賞金稼ぎから追われることとなる
賞金稼ぎはその業績によってランク付けが行われているのだが
それはランク入りしている賞金稼ぎに注目させることによって
ランク外に存在する賞金稼ぎたちを隠蔽するという目的もあり
またこのランク付けは希望者のみがランク入りするというシステムを用いており
ランク外に存在するものは秘密警察じみた存在となっている
このためランク入りを希望していないものの中にも結構強い賞金稼ぎも居る
とはいえ、現在のランキングトップグループは紛れもなく都市で頂点に立つらしい
- 月光花
百合に似た花を咲かせる、月光の元でこそ麗しく逞しく育つ花
闇の中でかすかに光る生態を持っていて、百合と違いその香りは芳しい
- 身体的特徴と生態
- とりあえず吸血鬼ならではの特徴としては、吸血し、日光に弱いということだろう
他の弱点などについては後述する
背丈などはかなりの幅があり一概には言えないが、往々にして血色があまり良くない
色白な家系であれば其れは顕著であり、色の濃い一族であればそれはあまりわからなくなる
翼は持っていないが飛行能力を持っていて、種族としてもかなり強壮な部類に入る
魔力に対する適性も高く、身体能力もかなりのものであり、夜は彼らの天下
ただし日光に弱い、という部分がかなり濃く、日光の下では一気に体が重くなってしまうようだ
経験をつみ、年を経たりした吸血鬼はこの限りでもないようだが
- 弱点と宗教や習慣
- (ここで語るところの)吸血鬼たちは、大抵の場合ある宗教を信じている
吸血の信仰とでも呼ぶべきものだが、これは日々の生活について語るところが大きく
神などをあがめるようなものではないようだ
昔に定められたものであるため、これに沿わない吸血鬼も多い
吸血鬼の弱点とされるものの中には、この宗教に由来するものも多くある
すなわち、十字の紋はこの宗教によってタブー視されているため嫌われ
大蒜などもにおいの強い食べ物はあまり口にしないほうがいいという教えに基づく
招かれていない家に入れないというのもむしろ入らない、であって
事前に手紙のやり取りをしてから相手の誘いを待つのが礼儀であるとされている
ただしこれを守っていると店にもろくに入れないので最近は形骸でしかない
流れる水に近づかないのも水場に長くいては健康に良くないからであり
鏡に映らないのも自分に自信を持つべしという古い流行が後を引いているものだ
火や杭等は……別に吸血鬼でなくても死ぬだろう。日光には単純に弱いようだが
市長サバル・パリオンについて †
- サバル・パリオン
- ナートの最高権力者にして、極めて高い戦闘能力を持っている男
知力、武力、財力、様々な力を用いて更なる力、「権力」を獲得したものである
筋骨隆々の肉体をを持つ背高な、逆立つ銀髪に精悍な顔立ちをした中年で、性格は派手ぎみ
公務の際にはスーツや礼服を着ているが、普段は大分ラフな格好をしているようだ
体には多くの傷痕が残っていて、生身で無い部分も多いといわれている
多くの噂もまことしやかに囁かれており、一部では複数人いるとも言われているようだ
それはフットワークの軽さから来ているものだと思われる
総合的に見て、市民からは「無茶な人」という印象をもたれているようだ
常夜都市第6位の実力を持っている
市民たち †
一般市民 |
庭師フェペール | ネフサーグル家で仕事をしている庭師 |
ソリエノ | 「夜食屋まどろみ」の女将 車椅子の少女、黒髪ロングなデコ娘 |
プリメス | 「夜食屋まどろみ」の板前 狼に似た顔の、四本腕の大きな怪物 |
ブルーム・スプリング | 小さな孤児院を経営している女 |
夜の妖精ヴィカーヌ | 月光工房で職人をやっている夜の妖精 |
受付嬢メローネ・サズ | 月光工房で受付嬢をやっている女性 |
店・企業 |
夜食屋まどろみ | 東側北寄り、静かな通りのさらに横道に構えられている小さな店 |
ビスケットムーン | 南寄り、路面電車沿いの道に構えられたスイーツショップ |
ビタースカイ | 吸血領西北、リトルサークル高架下、蝙蝠横丁のスイーツショップ |
月光工房 | 南寄り中央付近、路地裏に存在する鍛冶工房 |
フローライト | 南東付近、アルビノ団地近くの商店街にある石屋 |
Blessing of the dark | ナートに存在する菓子ブランド。富裕層御用達 |
ダークペタル | 吸血寮西南部、とあるマンション6階にある怪しい鉱物屋。空を飛べないと入れない |
ムーンシャイン・コントラスト | 東北部大通り沿いに存在。歴史ある大衆向けホテル 部屋数多く、値段は良心的 |
Dinner Star Tide | 街の何処かに存在している、雰囲気のあるレストラン |
コモンナイト | 良心的な値段のホテル。値段の割に部屋の具合もいい |
公務員 |
エージェント123456789 10 11 12 13 | 詳しくは冒険中名簿にて |
猫妖精ウンゼン | ヒュライン付である猫妖精。日本猫。鯖虎 |
猫妖精チョウカイ | ドゥルシラ付である猫妖精。日本猫。白黒 |
猫妖精ニイタカ | グレタ付である猫妖精。日本猫。虎 |
猫妖精ヒデチカ | エージェントと行動を共にしている猫妖精 |
猫妖精ヨシナオ | 日本猫。白猫 |
猫妖精カネヤス | アメリカンショートヘア |
猫妖精タダイエ | 赤毛猫 |
賞金稼ぎ |
ストネ | 短い金髪、鋭い目つきは蛇か狐か、そう思わせて止まないものがある。 タイトな服装は艶やかな肢体のラインをあらわにして、背はやや高め |
ブロンゼ | 白く短い髪を散らした、アンダーフレームの眼鏡をかけた男。 フォーマルのようなカジュアルのような、よく分からない格好をしている ブロンゼとエージェント2は同じ姿かたちをしている |
レスト・エターナル | 黒く長い真っ直ぐな髪。半袖とホットパンツ。長い手袋にサイハイソックス。葬式カラー 儚げにして、朧げな少女。身長はやや低め |
シングス・ノウリッジ | 書の魔王。後ろに撫でつけ、額をあらわにした艶のある黒髪。長袖長ズボン、ラフな格好 鋭利さを孕んだ少年。身長は180cm前後 |
要人 |
ロード・ネフサーグル | 吸血の領地代表であるヴァンパイアロード。名前はバルゾロ 古代ローマ風の豪奢なトーガを身につけていて、短い白髪。都市で最高齢の吸血鬼だが精悍で若い。背高 常夜都市第3位の実力を持っている |
吸血令嬢 オルタンス | ネフサーグル家の長女 多種の甲冑を所持、装備。赤のルネサンス。赤いフルプレートを身につけて軽快に歩き回っている。快活。短い金髪。姉妹の中では一番大きい。父親よりは小さい |
吸血令嬢 ヒュライン | ネフサーグル家の次女 ドゥルシラとは双子で姉 黒のゴシック。ゴスロリを身につけていて小悪魔的。長い金髪。レセヴェウルよりも背が低い |
吸血令嬢 ドゥルシラ | ネフサーグル家の三女 ヒュラインとは双子で妹 白のバロック。甘ロリを身につけていてやや淡白。長い金髪。レセヴェウルよりも背が低い |
吸血令嬢 レセヴェウル | ネフサーグル家の四女 軽鎧を数多く所持、装備。青のロマネスク。青い軽鎧を身につけていあちこち飛び回っている。子犬系。短い金髪。オルタンスの次に背が高い |
吸血令嬢 グレタ | ネフサーグル家の五女 バルゾロの末娘 緑の写実。緑のドレスを身につけていて、やや内気。長い金髪。姉妹で一番小さい |
賞金首 |
ナートの市民生活 および季節感 †
- 食事
- 吸血鬼
- ナート市民の割合で多くを占める吸血鬼は、基本的に薔薇から精気をもらって生活を送っている
血にありつけないことも無いがまず輸血のパックであり
猫妖精たちが献血の呼びかけをしているのは珍しい光景ではない
一応普通の食事を取れないわけではないので、体調の管理は何とかなっているが、やはり物足りなさはあるようだ
- その他の夜の種族
- 彼らは大体の場合普通の食事で全てをまかないきれているので、さほど特色はない
- 人間
- 本来日に当たらなければならない以上、不足してくるビタミンDを補うための食材を多く口にする
ほとんどの住民は暇があれば夜の柱の外に出て日を浴びるようにはしているが
時間の都合や体内時計の崩壊などの問題も中にはあるため、わりと食事の内容は偏っていたりする
サプリメントに頼る住人もかなりの数にのぼっているため、需要も消費もそちらはかなりのものだ
- 生活サイクル
- 吸血鬼
- 彼らは大体どの時間であれ、万全の状態で過ごすことが可能となっている。夜はホームグラウンドだ
しかし弊害としてそれぞれが思い思いのサイクルを作ってしまうので、ご近所付き合いは結構希薄だったりする。
それぞれの家の生活サイクルがあり、店も開いている時間がかなりばらついてたり24時間だったりで
全く顔を合わせたことの無い隣人、というのも割りと珍しくない事態である
生活サイクルは大体の場合、一つの家の規模で定まっている。
大きな家であればそこに仕える使用人たちの生活サイクルも、その家の住人のものに合わせられる
やはり家族揃っての食事や団欒は大切なものとされているため、時間の共有は重視されているものだ
- その他の夜の種族
- 吸血鬼たちと同じ
- 人間
- 人間たちの生活は時計によって支配されているといっても過言ではない
本来日光に当たって生活する種族である以上、積極的に日光を浴びようと考えるものであればこの傾向は更に強くなる。
決して夜が明けることはないため、体が日光を浴びて覚醒することが無く、このため時計に頼らざるを得ないのである
魔動機械の技術はこれを理由に、目覚まし時計の開発にも大きく意識を割かれていたりする
とはいえ、これは移民であるなりの話
ナートで生まれ育ったネイティブな人々は、あえて太陽を浴びようとは考えずナート式の食事にもなれたものである。
彼らは夜の種族たちと同じような感覚で日々の生活を送っている
- 日常と物品
- ナートにおいて最も困ることが何かといえば、日が差さないため洗濯物の渇きが悪く、そして冷たいことである
冷風乾燥で別段乾かないわけではないのだが、やはりふっくらとしておきたいのが人情で
魔動機械技術を用いた乾燥機が普及していたりもする
またナートでは、半袖の服や、短パンなどを見かけることはごく稀。
やはり日が差さないため温まることがなく、年がら年中涼しいか寒いために身につける必要はない
街の外へ出る者たちは、夜の柱周縁の郊外で買い求めたりしているが
また同様の理由で冬場は猛烈に寒くなるため、浮浪者たちを見かけることはない
寒すぎて駆逐されてしまうためである
使っても使わなくてもいい季節感 †
春 | 3月 | この月になっても、ナートから雪が消えることはない。外は春の気配を見せ始めるが 夜の柱の中は未だに冬のままである。 気温は冬よりも上がるといえ積極的に雪を溶かすでは無し 路面はシャーベット上になって歩きにくく、雪が跳ねて濡れやすくなる この頃にはすでに月光花は咲いている |
4月 | この頃になると、ようやく雪は姿を消す。人々もいくらか軽装になるが、それでも厚着に変わりはない 外では緑が萌えて花が咲き始め、暖かな気候を味わうことが出来るだろう。 路面は水気の多くなった雪が撤去されて歩きやすくなり、川も普通に流れているのを見ることが出来る |
5月 | この月には、目玉である春の薔薇祭が開催される。 春咲きの薔薇たちが一斉に咲き誇り、揃い踏み、薔薇の絨毯は目を楽しませてくれるだろう この頃になるとようやく、ナート民たちはナート的普通の服装になる 要するに一枚多く着ているというだけなのだが、これにより羽織るものや前留めの服は人気がある |
夏 | 6月 | 未だに気候は春に近く……しかし雨の降る季節である。雨に濡れたナートは美しい 夜雨に街の明かりはプリズムのように煌き。或いは、一層にぼやけた輪郭を淡く、しかしくっきりと示してくれるだろう。 だが視界はかなり悪くなるため、暗い道を歩くのはより一層の危険を孕むことになる このため、この時期ナート民は大抵明るい色の傘を持ち歩くようにしている |
7月 | 夏、ナートは一大避暑地としてその名を馳せる宿命にある。 何せ日光が差さないために涼しく。また、肌が日光によってさいなまれるということもないからである この時期には観光客向けにビタミンDを含んだ食材の輸入が増加し、交通機関も人が増えて狭くなる 薔薇園はこの季節に咲く花を揃え、月光花の庭園にも人の姿を見ることが出来るだろう |
8月 | 未だに、避暑地としての立場は続いている。 やはり近い場所に存在する涼しい場所というものは好まれるもので、猫妖精の忙しさが絶えるということはない 賞金稼ぎたちもまたその忙しさを増して、積極的に街中を飛び回っている姿を見かけるだろう ことナートにいる限り、それが外から来たものであろうと免れることはないのである この頃には秋物を跳び越して冬物の売り出しを初め、店などは一気に秋めいていく |
秋 | 9月 | 秋の口、残暑の頃。この頃になると、避暑地としての役目は終わり、人口は元の数へと戻っていく 外からの買い入れも通常の数へと減少し、薔薇園は来月の薔薇祭に向けて忙しさが続いて 人々も徐々に厚着を始め、視覚的に冬の訪れを否応なく感じさせられることになる |
10月 | 秋の薔薇祭がある季節である。夜の柱周縁にある薔薇園で花々は一斉に咲き誇り、絨毯となす これらは萎んでしまう前に収穫され、吸血鬼たちの食料になったり外へ出荷されたりする 一部は来年の種をとるために残されるため、その姿を見ていられる期間はそこそこ長い この頃になると、売られている衣服は冬物に真冬物が混じってくる |
11月 | 一応都市周辺や周縁の郊外については、まだ秋といえなくもないだろう しかし夜の柱の内部では既に冬が始まっているといっても良い。何せ日が差さないので、凄く寒いからだ 日光が差さない以上、それによって温まることは全く期待できない。 人々は既に厚着に身を包んでいて、外出もあまりしないようになってくる。 既に雪が大分積もっている、という状況も決して珍しいものではない |
冬 | 12月 | ナートに積もる雪は深く、そして硬くなるのが常である。やはり、寒いからだ 一度冬が訪れたのなら、その雪は溶けずに春まで残り続けるのがナートでの常識 川は凍りついて氷の下を流れるばかりとなり、雪を捨てるための場所が解放され 猫妖精たちは一段とモフモフになって、室内からあまり出たがらなくなる あえて外で遊ぶような文化は育たず、優先されるのは室内での団欒 道行く人々も下の体型が分からないくらいにまで着込むため、判別がしづらくなる 吸血鬼が主な住人ということもあり、クリスマスはあまり一般的ではない。年越しが優先される 白く化粧を施された常夜都市の町並みは一見の価値あり |
1月 | 冬も真っ盛りのこの頃、路面とかはガッチガチに凍りつき、路面電車や列車は融雪にかなりの時間を割かれる 最近では高温のスチームやらなんやらで強引に溶かしながら進む車両も登場し、微妙に発展していたりも これほど寒いこともあって、凍死体が見つかったりすることもたまにあったりする 猫妖精たちの活動も鈍る季節であり、全力を出来る環境でなくなっているため起こる事態だ 一応年明けということでそれなりの賑わいを見せたりはするが、やはり大分静かなものだ |
2月 | バレンタインと節分の季節だが、ことナートにおいてはまだ忍耐の季節である バレンタインはクリスマス同様あまり行われることはないが、全く行われないわけでもなく それなりにやり取りがあったりすることも 2月は2月であることよりも3月の前であることが重視されて、消化試合の様相を呈している 3月になれば、寒さも少しは和らいでくるからだ |
もらい物 †
判定
ネフサーグルの一族
//内密なお話はこちら、でなければご意見板をどうぞ †