| しきみん  †  |  | 名前 | 雨月 樒(うげつ しきみ) | 
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 | 性別 | 男 | 
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 | 年齢 | 16(二年一組) | 
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 | 職業 | 学生・退魔師志望 | 
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 | 出身地 | 京都 | 
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 | RP傾向 | 臨機応変 | 
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 | 目的 | 人助け | 
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 | 好き | エナドリ・大型犬・棒のついた飴 | 
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 | 能力 | 雨月流陰陽術 | 
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 | 企画 | 企画/府立瑞祥高校 | 
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 | 見た目 | ◆旧 ◆マスク着用 ◆マスク降ろし 画像はpicrew『仄暗い少年少女』製です
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 |  |  | 令和六年(西暦2024年) --月 第--週
 | (西暦 2025-11-01) |  | NEXT :--/--(2024年--月) |  | 告知 ・企画期間は終了しました!
 ・いわゆるロスタイムの過ごし方は自由です。
 
 ・6/18(日)20:30〜
 イベント会場にて恒例のメタお疲れ様会を行います。
 
 個人イベント日程
 全日程終了!!お疲れ様でした!!
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会話  †  近況
魃との戦いの中で、樒の生を望んだ仲間の手により死期見の眼を喪失した。もはや人の死期を見ることは出来ない。母親が生きていた。1週間の入院を経て同居を始めている。片眼を失ったにも関わらず表情は明るい。
死期見の眼は人の精神にはあまりにも過酷なものだった。その事実は、事件に関わった皆が知るところだ。精神的にはずっと安定しているようだ。戦いの傷は癒え、退魔師としての訓練を積み直し始めている。
ついでに髪を切った。橙の単色だと長めの髪が見た目に重たかったのだという。
| + |  | ロケーション表 | | 秒数下一桁 | ロケーション(秒数または選択) |  | 0 | 教室 | チャイムが鳴って放課後がスタート。帰り支度はゆっくりなので捕まえるのはたやすい |  | 1 | 屋上 | 貯水槽の上によくいるらしいぞ。果たして右眼で見る景色は。 |  | 2 | 購買 | 焼きそばパンの争奪戦に勝ったり負けたりしている姿が目撃されている |  | 3 | 街中 | 雨の日、人混みの中を飄々と歩いている。目的地はどこだろう |  | 4 | 裏通り | 狭い路地裏に入っていく背中が見える。追いかけてみるべきだろうか? |  | 5 | 喫茶ソワール | コーヒー一杯で粘る粘る。角砂糖はたくさん入れる |  | 6 | 互助部部室 | たいていソファでごろごろしているぞ。インテリアはしきみんコーディネートらしい |  | 7 | 人助け | ごじょぶの活動中。探し物であったり部活の助っ人であったり、何かしらのミッションを帯びてあくせく働いている |  | 8 | 帰宅中or自宅 | 帰宅中にばったり、あるいは自宅に行く用事があって。雨月家の屋敷があるのは高級住宅街。 |  | 9 | たそがれどき | 西日に目が眩む中、朧に見える後ろ姿は本当に樒だろうか? | 
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 樒>ZS/0009 &color(#274a78){};相談  †  設定  †  身長175cm体重60kg。針金のような筋肉質の痩せ型。
 彩度の低いオレンジと水色の半々の髪は地毛。学校指定の学帽。
 耳に無数のピアス。舌にもひとつ入れている。首筋に樒の花の入れ墨。
 制服は着崩しておらず、改造も特にしていない。
 二振りの木刀を携帯している他、儀礼用の短刀を所持。
 
 性格は(見た目通り多少のひねくれはあるものの)おおよそ善良。
 気だるげでダウナーな態度に反し、面倒見がよく頼みごとをよく引き受ける。
 それが嵩じて学生互助部なる部活動を立ち上げた。
 
 古くは平安京にルーツを持つ陰陽師の家系、雨月家の第二子。上に姉が一人いる。両親は3年前に夭逝。
 雨月家は平安期には主として天候の予測や雨乞いに携わる一族であったが、
 現代では広く退魔や卜占を担っている。
 水に関する術を得意とし、雨月の術師は感知・追跡能力の高い怪異狩りとして知られる。
 …というのも過去になりつつある。3年ほど前に樒の両親が亡くなったのをきっかけに、口伝の術式が多く失われたからだ。
 
 ちなみに姉は術の才能がまるで無いが、京都大学でも学部内でトップを争う才英である(理学部)。
 
 樒自身は陰陽術の才に恵まれた。
 怪異狩りの実戦経験が多くあり、戦闘時には水の術式をよく用いる。
 また平時には、天気、失せ物、恋事などの占いをよくする。
 樒のことを、互助部の部室に行けば手軽に頼れる占い師的存在と認識している同級生はわりといる、かもしれない。
 
 しれっと退魔師としてのプロ資格持ちだが、あまり目立たないというか認知度が低い。
 最近では高校在学中での取得例も増えており、前ほどニュースにならなくなったためである。
 雨月流陰陽術  †  平安より千年の間に磨き上げられた陰陽術の一体系。水に関する術式を得意とする。
 
 樒の両親の死により多くが失われており、
 家に残された文献を元に我流での再現を試みている。
 
 陰陽術の基礎一般  †  人形(ひとがた)に呪詛や穢れを移し祓う、霊符や九字切りを用いた呪い(まじない)を行う、式神を使役する、隠形を行う、呪いを相手に跳ね返す呪詛返し、など。
 呪文を唱えながら抱きしめた相手をその間だけ霊的かつ強力に防護する、身固(みがため)なる技法もあるがきっと出番は無い。
 占術『六壬式』  †  陰陽術の占い、三式のうちの一つ、独特の占盤を使った占術技法。 水術『群雨』  †  雨の名を冠した術式群。 式神『白狼』『黒狼』  †  雨月家に伝わる二体一組の式神。大柄な狼の姿をしている。俊敏にして怪力、人を数人乗せても速度を落とさない程度の膂力がある。
 また、液状に変化する能力を持つ(というより、正体は水である)。
 
 子犬の姿で顕現させることも可能。かわいい。
 
 名称は毛色と黒風白雨(暴風雨を表す言葉)からといわれている。
 
 式神『薄墨』  †  水場から水場へ渡る能力を持つ、ごく小型の式神。青白く半透明で、デフォルメされた幽霊に似ている。
 戦闘能力の無い偵察用。複数使役出来る上行動範囲が広い。
 
 式神『荊棘』  †  樒独自の式神。顔を隠した小鬼の姿をしている。茨が絡んだ木剣と、小柄な身にはやや大ぶりな盾を持つ。
 量産が可能で、数体を同時に展開可能。隊形を組んで戦うこともある。
 牽制に用いる、足止めに展開する、味方の援護に遣わすなど使い方は多彩。
 
 武装  †  霊樹削・九字顕正
九字が刻まれた霊木の木刀。大業物・九字兼定の原型とも言われる。霊力を籠めることで強い破邪の力を発揮する。『異常を正常に戻す』力を持つ怪異殺しにして異能殺し。養護教諭の狐先生からの頂き物。
 霊樹削・五行剋乗
五行の相剋を強める作用を持つ。同じく霊木の木刀。養護教諭の狐先生からの頂き物。
 死期見の眼  †  樒の左目はいわゆる魔眼であり、常に五芒星が浮かんでいる。高い動体視力や遠視、霊体視など超常的な視力を持つ。また、霊力の源となる。
 
 時々、意図せずして様々なものが見えてしまうことがある。
 『姿を隠しているもの』『呪いや祝福』『近い未来にその人が死ぬかどうか』『その死に様』など。
 (うちのこの隠していること誰かに見せたいなー!!とかピンチを誰かに教えたいなー!!という場合にぜひご利用ください)
 (相談無しで勝手に他人様のキャラの死に様を予見することはありません)
 
 特に『人の死』を予見した場合、樒はそれに強く反応し、
 食い止めようと最大限の努力を払う。
 
 バックストーリー  †  
| + |  | 死期見の眼 | 死期見の眼。初めて死を見たのは8つの時。幼なじみの親友が死んだ。
 学校の帰り道、怪獣のどちらが強いとか、子供特有のごくくだらないことで、
 二人の間では珍しいけんかをして別れた。
 その背中に死を見た。
 交通事故だった。一瞬その映像が目に浮かんで、嫌な予感がして。
 去っていく彼を呼び止めるのを、気まずさが躊躇わせたその一瞬のうちに、
 暴走する乗用車がその身体を跳ね飛ばした。
 
 動揺する樒が幾日かして落ち着いてから、父は樒にその眼と、その眼が見せるものについて語った。
 それは魔眼であること。
 気まぐれに人の死を見せること。
 それを引き継いだ者が、数十年に一度一族に生まれること。
 それが予見した死は、妨げることが出来ること。
 
 もっと早く伝えていれば、こんなに早く発現するとは、と父は後悔を滲ませていた。
 樒は、そんな父を責めることも出来ずに、親友の死を見過ごしたことに泣いた。
 
 それから暫く、樒の眼が死を見せることは無かった。
 
 二番目に死を見たのは同じ年。夜中だった。強い怪異の気配がして、
 父は家族を起こして逃げ支度をさせ、複数の式神に辺りを警戒させていた。
 樒は、戦装束を纏った両親が、それぞれ体を焼かれて死ぬのを見た。
 それは夢ではなかったが、果たして未だ現実ではなかった。
 お父さん。お母さん。逃げよう。
 樒は何度もそう言ったが、両親は共に首を振った。
 子供を守るためだった。そうしなければ、皆が死んでいた。
 それほどの怪異が、暗中、雨月の家を襲った。
 
 樒と姉は、二体の式神、白狼と黒狼に運ばれて無事だった。
 眼が見せた未来の中で、両親を殺す怪異の姿はありありと覚えている。
 その目的も、名すら分からないが、その姿だけは。
 
 自分にもっと力があれば。
 死の未来は変えられて、両親を死なせずに済んだはずなのに。
 
 樒の眼は、後悔だけを彼に齎した。
 
 歳を長ずるにつれ、その目が死を見せる回数は気まぐれに増えていった。それはいずれも予期できないタイミングで、心臓の悪い老婆だったり、ボールを追いかける幼児だったり、
 あくびを浮かべて登校する、怪異に憑かれた同級生であったりした。
 
 無視することも出来た。自分には関係の無いことだと。
 しかし、自分でも理由は分からないが、どうしてもそれは出来なかった。
 胸の内を突き動かす衝動のまま、がむしゃらに行動して、そして初めて一つの命を救った時。
 樒はくたくたになって、反吐を溢して這いつくばりながらも、すがすがしく笑っていた。
 両親を亡くして以来、本当に久し振りの笑みだった。
 
 もちろん、眼が見せる死の、その全ては防ぐことは出来なかった。
 時にはどうしようもないこともあって、定められたように死んでいく姿を、
 ただ看取るしか出来ない時もあった。
 
 しかし、樒は目にした死を食い止めようとすることを、決して諦めない。
 その道の果てに見えるものが何か、まだ分からずとも。
 
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 頂き物ちょうありがとう  †  
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