エンディング:『十日の後も咲く常しえの菊 巡りの辻に祝いの花が舞う』 Edit




   数年後――



   京都府立瑞祥高校には、十日菊舞華という名のベテラン教員がいる。

   十日の菊、役立たずを意味するその名に違わず、生徒たちからの信頼はいまいち低く、
   それでいて彼女の周囲にはなぜか、学業、スポーツ、それに退魔の術に秀でた生徒が集まるため、
   「トラブルに遭ったら十日菊のところに話を持っていけ。十日菊以外の誰かが解決してくれる」と
   便利屋か斡旋屋かのような、そんな扱いをされている一教員だ。

   彼女の周りには優秀な者が多いゆえに、生徒たちは皆そちらに目をとられ、
   十日菊舞華自身を気にかける事はほとんどない。

   だがもし貴方が、なにかの偶然か気まぐれか、十日菊舞華に目を向けることがあったなら――

    齢四十を過ぎているというのに、その姿は驚くほど若々しく
    何をするにも妙に自信満々で、それでいて肝心なところは人任せで
    人と人との出会いを象徴する、十字路の形の首飾りをいつも身に着けて
    胸元には「舞い散る菊」という名前と対照的な、「死に勝る愛情」の象徴である白いミモザのアクセサリー

   ――そんな彼女に、少しは興味を惹かれるかもしれない。

   そんな気分になったら、たまには十日菊舞華に声をかけてみるのもイイだろう。
   そうすればもしかしたら、たぶん、きっと……刺激的な体験ができる、かもしれない。










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   …………そう、とてもとても、刺激的な体験が。











そしてここからが名簿情報!


近距離パワー型アラフォー国語科教師  ZS/0010 Edit

舞華先生はダメ人間 忌憚なき意見ってヤツッス
名前十日菊 舞華
読みとおかぎく まいか
性別
年齢38
職業国語科教師 / 学生互助部顧問
出身地山口県
RP傾向勢いだ!勢いしかない!!
目的性犯罪者にならないように頑張る所存です!
好き高校生(でも、小・中・大学生および成人も好きです!)
音楽開運!招福!炎天歌
企画企画/府立瑞祥高校
見た目 【水着!】

特に哀しくなき三行設定…! Edit

この先生…異能が無ぇ!?
でもね、勢いがあるよ!!!
あとは暴力もね!!!!!

舞華の話は Edit

舞華>ZS/0010 &color(#556b2f){};
編集:なに言ってんだおめぇ!? 差分:なに言ってんだおめぇ!?  コメログはココ!
お名前:
  • (マヒナと別れの言葉を交わし、別れた十日菊にマヒナの影から出てきた小さな光が寄り添って)
    ──ありがとうございました・・・先生──
    (そう囁き、離れていく) -- ハナちゃん 2023-06-17 (土) 16:23:45
    • (「ああ…あなたもマヒナちゃんに救われたのね」)
      (満開の花のような、心から嬉しそうな笑顔を浮かべる舞華)
      (ハナちゃんもまた、十日菊舞華が一年を共に過ごした愛すべき生徒だ。)
      (だから、霊力なんて無くても…それが奈乃香に憑いていたあの子だとすぐにわかった。)
      …あなたにも…私の方こそ、ありがとう。
      (十日菊舞華が望んだこと…生きること。人と共に生きることを選んでくれたことへのお礼。)
      (いつかまた、マヒナと一緒に、あなたにも合うことができる。その喜びをかみしめながら)
      (菊の花弁が舞うかのごとく、ひらひらりと優美に手を振って、十日菊舞華はハナちゃんともひと時の別れを迎えたのだった。)
      -- 十日菊舞華 2023-06-17 (土) 18:44:05
  • 💐💐💐💐💐💐
  • 互助部、互助部かぁ。
    改めて思い返せばこの一年間…「あたしの力で誰かが助かった」って実感はほとんど無かったナー。
    なんせ、みんなあたしよりずーっと優秀だったからナー。
    …ま、枯れ木も山の賑わいってコトワザもありますし? それを気に病むようなあたしじゃないんですけどネ!
    人助けなんて、このくらい気軽にやれる範囲でイイんですよ!ワハハハ!!
    -- 舞華 2023-06-13 (火) 01:25:27

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もうちょっとだけ詳しい設定 Edit

この教師は…? Edit

食べないでくださ〜い!(生徒を)

府立瑞祥高校の国語科教師。
小さい頃は国家公認退魔師を目指してたけど、異能ゼロ、霊力もほぼゼロという向いて無さで見事に挫折!
代わりに、学生時代にちょっと国語の成績がよかったから、というくだらない動機で国語科教師になった。
しかし教員として特段優れた点は見受けられず、むしろ古文は苦手、著名な文学作品をほとんど読んだことがないなど、問題点のほうが目立つ始末…!
退魔師の修行経験と持ち前の腕力(※後述!)を生かし、夜な夜な京都の雑怪を狩る“怪異ハンター”の副業をすることで、何とか生計を立てているのだ…。

ちなみに性格はバカで軽薄で浅慮で尊大。…人間のクズかな?
けどこんなダメ人間なのに、運というか野生の勘のようなものは(そこそこ)優れているらしく、
何かトラブルに見舞われても最終的にいい塩梅のところに落ち着くことがほとんど。人生万事塞翁が馬って感じで!

なお、かわいい高校生が男女問わず好きだが、手を出すと犯罪なので我慢している。[重要!!]
いつもシティーハンターの冴羽獠みたいな視線で生徒のことを見ているゾ!!
冴羽獠のイメージを穢すな。






これが舞華ちゃんの戦闘能力やぁ〜〜〜!! Edit

国家公認退魔師である父から習った『十日菊流退魔術』と、
人間離れした身体能力を組み合わせ…
怪異をブチ56します!

『十日菊流退魔術』とは! Edit

地方の祓い屋を祖に持つ十日菊家に伝わる、
既存のいろんな流派を雑多にちゃんぽんした、限りなく我流に近い退魔術であるっ!
舞華がそうであるように十日菊家は代々霊力が薄い家系なので、
霊力をほぼ使わず行使できる術の多さが特徴といえば特徴。

舞華'sマイティパゥワー! Edit

舞華は身体能力がスゴいゾ。腕力脚力がスゴいし、身体もアホほど頑丈。
10tトラックと正面衝突しても、トラックのほうが異世界転生しそうなくらいスゴい。
異能が無いのをなんとかこれで補ってるのだ!
(イメージとしては、キングピン、ヒュンケル、大年寺三郎太、範馬勇次郎、江田島平八あたりが近いよ!)
でもおっぱいは柔らかいから安心せよ!!

その他ささいなこと Edit

そのいち Edit

2023年12月末日、十日菊舞華は多津那美比売への供物として“過去の最高の思い出”を捧げたため、
「高校時代、最愛の人と過ごした記憶」が失われた。
…が、持ち前のお馬鹿さ能天気さで、さほど問題なく過ごせているようだ。
「舞華さんは大小様々なトラブルやら失敗やらを経験してきたので、このくらい平気なのだ!」とは本人談。
――十日菊の性格を大きく変える原因となった高校時代の事件の記憶が失われたので、
そのほかの過去の挫折経験に対する見方が大きく変わったようだ。

簡単に言うと、良くも悪くもタガが外れた!!!!!

そのに Edit

さらに死期見の魔眼により時が巻き戻された際、十日菊舞華の馬鹿げたレベルで大きい物質的エントロピーは巻き戻すことができず、
結果、十日菊舞華視点では2024年2月時点で世界線が分岐し、雨月樒が不幸になった世界線の十日菊舞華はそのままで、
今ここにちょっとだけ異なる十日菊舞華が観測されることになった。

この十日菊舞華、自分がほぼ何もせずとも自分の周囲で世界崩壊規模の災害が数多解決されてきたせいか、
「自分は運がいい」との自覚を持っていて、なんというか…無駄にあるんですよ。精神的余裕が!

メタ・コメント欄 Edit

編集:性犯罪者にはなりたくない 差分:性犯罪者にはなりたくない
お名前:
  • 京都にも橋姫はいるんだよなぁ!まあ京都のは瀬織津姫じゃないから、水白のアイツと私は別姫なんですけどね!
    そういうわけで、今回も十日菊舞華さんの細かい設定とかその背景とかを垂れ流していきますよ。
    需要がない?そうだね!気にするな!! 例のごとく気が向いたときに書き足す方式!
    それじゃあヒアウィーゴー!!
    -- 橋姫2号 2023-06-18 (日) 13:35:40
    • 十日菊先生の基本コンセプト -- 橋姫2号 2023-06-18 (日) 13:36:16
      • すでにちょっと語った気がしますが、「キャラは濃いけど脇役ポジション」でした!
        このコンセプトで行こうと思ったのは、中の人が時期的にやや忙しいタイミングだったので、
        「バリバリに動き回れなかった場合でも、自分もみんなも楽しめる方向でいくかー」って考えからでーす。
        で、これを形にするために、続いてお話しますサブコンセプトが生えてきた、って感じなのです。
        -- 橋姫2号 2023-06-18 (日) 13:36:46
    • 十日菊先生は救われない、かもしれなかった -- 橋姫2号 2023-06-18 (日) 13:37:07
      • 企画後半はきっと、皆さんの最終個人イベントが目白押しになる
         → 十日菊先生は脇役ポジションなので、個人イベントはしない
          → 抱えてる問題が解決しなかったとしても不自然じゃない設定&行動方針にしよう
        そういうことに、なった。
        ちなみに「何も問題を抱えてないキャラにする」って選択肢は最初からナシでした。
        問題≒欠点・弱点の無いキャラってコミュニケーションが難しいねんな…。
        -- 橋姫2号 2023-06-18 (日) 13:37:36
    • 十日菊先生は生徒と心の距離を取る -- 橋姫2号 2023-06-18 (日) 13:37:57
      • んでんで、そうすると「問題を抱えてる」「けど、企画終了時にその問題が解決されていなくても、他のキャラ・プレイヤー両視点で不自然・不快じゃない」
        を両立させる必要が出てくるわけでー………企画中の、そのための方針メモ的なやつが残ってたので以下に垂れ流しますよ!!

        ■大前提
        ・マルチエンディング

        ■方針
        ・性格に難アリにして、救われなくても不自然・不快じゃないようきちんと印象付ける。主に自己中心的で嘘吐きという点。
        ・救われたがってるという意思や、その原因を名簿上の設定として明記しない&トリガーを踏まれるまで積極的には語らない。
        ・原因(不幸)の内容も他のキャラの下位互換にして、大したことじゃないと思ってもらう。
         → 企画が始まってから特に意識したのは、不幸・トラウマの方向性が似ている千歌ちゃん、しきみんくんの完全下位互換になるように、でした。
        ・自分がヒーローになってしまうような設定(異能や特別な地位など)は一切つけない。
        ・一方で、一見すると強そう≒自力で問題解決できそうな、突出した設定をつける&時々そういう行動(一人遊び)をする。
         → 「優先的に助けなくても大丈夫なキャラだな」って思ってもらうのに加えて、
           「強そうだけど他の主役級キャラのほうがもっと強いな」って感じてもらい、「強度比較用の脇役」としての役割も果たせるかなと考えまして。

        ■特に気を付けること
        ・他プレイヤーさんたちから「騙された」とか「こいつは出し抜こうとしてる」とかいった、メタレベルでの不快感を与えないようがんばる。
         → 非公開情報(名簿に書かれてない情報)が多いキャラは、そういう印象を持たれる恐れがあるかなと思ったので!
        ・他プレイヤーさんの視点でもキャラの視点でも、「不幸なキャラを見捨てた」との印象を持たれないよう振る舞う。
         → 他キャラさんのヒーロー性を損なわないように!
        ・基本はコメディ・ギャグキャラとして振る舞う。重苦しい雰囲気を出さないため&軽薄な性格という印象を持ってもらうため。
        ・自身の不幸設定との絡みがない限り、または頼まれない限り、他キャラさんの個人シナリオには積極的に絡まない。
        ・コンセプトとは別に、他プレイヤーさんたちが楽しめる要素は散発的に出す。
         → 話しかけてくれた人たちにできるだけ楽しんでほしいので!拙くて恐縮でしたが!!
        -- 橋姫2号 2023-06-18 (日) 13:38:56
    • そんで十日菊先生はどうなった? -- 橋姫2号 2023-06-18 (日) 14:07:57
      • ここまでつらつら述べたとおり、十日菊先生は「問題が解決されなくてもおかしくない=マルチエンディングのキャラ」だったわけですが、
        それが企画のラストを迎えてどうなったかといいますと………脇役らしい悩みが、脇役らしい形で解消され、ほぼ最高の結末を迎えることが出来ました!
        以下あらすじ風?に詳細を述べますぞ!

        十日菊先生はマヒナちゃん、希未ちゃん、ハナちゃんをはじめとした生徒たちとの深い交流を通して、
        自身が持っていた根源的な悩み、あるいは欲求である「私を見て!」、つまり「本当の私を見て、知って、向き合って欲しい」というある種のワガママが満たされました。
        その結果、菫ちゃんを救う勇気を奮い立たせ、また心のつかえになっていた原因の記憶=「高校時代、最愛の人と過ごし、そして死別した記憶」を、
        最高の思い出として改めて見直すことができました。 その思い出自体は多津那美比売に捧げましたが、その思い出を通じて育まれていた
        「人と人とが繋がる喜び」「助け合うことの尊さ」は、舞華先生の中に確固たるものとして残ったわけです。
        さらに、しきみんくんを死の運命から救った際、「あっ、やっぱり自分“だけ”の力じゃ物事って解決できないんだワ、わはは」との気持ちが一層強くなり、
        生徒や両親といった周囲のみんなを積極的に頼るようになりました。

        それでそれで、十日菊舞華先生は
        「人々が出会い別れる十字路に日を浴びて咲く菊の花。年ごとにその花びらを舞い散らせて、出会いと門出を祝う。そんな存在」
        になれたわけなんですねえ。

        もちろん、十日菊舞華先生いなくても、世の中の大半の物事は大きく変わりません。
        十日菊舞華先生が日々やっていることは、きっと自己満足に過ぎないんだと思います。
        けれども、吠えよペンで言うところの「Dランクキャラクター」としては、これ以上ないほど素敵なエンディングなんじゃないかなーと。
        これもすべて、一緒に遊んでくださった皆さんのお陰!本当にありがとうございました!!!!!
        -- 橋姫2号 2023-06-18 (日) 14:08:17

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Last-modified: 2023-06-17 Sat 01:15:06 JST (539d)