TTF/0005
- (対グランドワームで共闘した異様な風体の探索者、通称「赤腕」が無言でワイトへと武器を2種掲げている…戦利品だ)
(グランドワームの大暴れで崩れた部屋、持ち出せたお宝は武具2点のみ。弱々しいドリルと、神々しい大鎌。) (赤腕はこの期に及んでも口を閉ざしているが…何処となく、大鎌をワイトが取り易い位置にしており) (神々しい代物を押しつけたいという意図が、無貌の仮面越しにも透けて見える) -- 鵟
- おや、あなたは先日の……そう、巨大ミミズと一緒に戦った方です。
骨べっきべきのワイト一人では到底叶わない油断ならぬ強敵でしたが、あなたのおかげでなんとかなりました。その節はドーモ(ぺこりと頭を下げてー) そしてこれは戦利品。先日もワイトは自前のコッポドーがあるので武器は不要だとお伝えしましたが?(はて?) ワイトは所持していたくないなら売ればよいと思います。というかワイトもワイトなのでそんな神々しい物品はちょっと。こんなのが部屋にあると気疲れしますイヤです(ぐいぐい。赤腕さんのほうに神々しい大鎌を押し付けにかかるぞ) --
- (見返してみるとどうやら私は迷宮で良く歌っているらしい・・・なんで?)
(そして今回逆に歌っているワイトを見かけたってワケ) ワイトも歌・・・歌うんだ? -- カティア
- だれかーを好きになること、なんて、わたし、わからなくてさー(そう……一人だと思ってると、出るよね……口からね……)
えーとなんでしたっけ……なんかーのなんかーがなんかーでー、またー、好きーにさせるー(うろおぼえすぎる鼻歌を歌いながら、いよいよサビに入ろうかというその瞬間!) だれもッ……が、めをー…うばわれ……(驚愕に目を見開き、あからさまに尻すぼみになる歌声!) ……なるほど、これは恥ずかしいです。ワイトもそう思います(裾で顔を隠しながら。はずい) ……歌は好きですよ、もうずっと昔ですがアイドルの仕事を手伝ったこともあります。ワイトは芸能にも一家言あります --
- まぁまぁ、おあいこだしね(大丈夫大丈夫と顔を隠してるワイトの背をぽんぽん叩いてる、嬉しそう)
なるほどそれでその曲・・・完璧で究極のアイドルになれた?(いじり) -- カティア
- うぅ。そのあたたかい慰めがスーッときいて……恥ずかしさが増します。はずかしワイトです(てれてれ)
残念ながら王様……ワイトがサポしていたアイドルはどうしようもないイロモノでしたので完璧で究極でも完全で無欠でもありませんでした。 ワイトは目立つのがニガテなのでサポ専だったのです。いわばマネージャーですアイドルじゃないです。カティアのこともワイトがマネージメントしますか?歌が好きなようですし(いじり返し!) --
- イロモノアイドルのマネージャーか…てっきり並んでたのかと・・・マネージャーってどんな事するんだろう?衣装の洗濯したりレモンの蜂蜜漬けつくったり?
(いじり返されて「うぐっ」って顔)いらない、1人で出来てるから(ふるふる) -- カティア
- だいたいあってます。あとインタビューの校閲ですとかスケジュール調整とか……王様は「面白きゃなんでもいいや」って感じの人なのでそういうめんどくさいこと全部ワイトの担当でした。ワイトつらかったです。
え〜?本当にござるかぁ〜?いまワイトが言ったような裏方仕事まで一人でこなせござる〜?ひとたび「ワイトまかせた」と言ってくれれば面倒事はすべてワイトが被りますよ?実績ありますし慣れてますよ? カティアはただきらきらの舞台で歌い踊りヒャッハーするだけでよいのです、貴女がきらきらになるための筋道はワイトが整えます……なぁ、アイドルしようや……とワイトは囁きます(ささやきささやき。なんておそろしい誘いだ!) --
- なんか面倒そうだなぁ…っていうかその王様?っての愛称なん?変わった名前のアイドルだな
辛かったって言ったその口で請け負うって言われても頼みづらいよ(えーでもなーそういわれてもなーと囁く誘いに懐疑的に) ・・・いやって言うか、なんでアイドルする事になってるんだよ私はやらないよ?そう言うの趣味じゃないし -- カティア
- 王様は王様です。ワイトが仕える、すべてのアンデッドの支配者『不死の王』……ですがアイドルもやってました。まぁそういうお方なんです(げんなりした顔。口に出すまでもないクソさが……わかるだろう?)
辛いところはワイトがすべて請け負うと言っているのですよ?カティアの歌には輝くなんかがある気がします、ワイトはそう思います根拠はありませんが。なんとなくですが。いえ決して面白がって適当言ってはいませんワイトはガチ本気まじです(まじです) ナンデと聞かれると……ナンデでしょう?カティアの歌をあまねく天下に知らしめたいから……では理由になりませんか? ワイトは都合三度もカティアの歌を聞いています。なのでわかるのです。貴女のおうたは……おかねになると。ワイトはそう思います(くもりなきまなこ。ハイライトもない淀んだ瞳だがアンデッドだからなので気にするな) --
- あー・・・王様ってガチのなんだ?・・・何かそれで人気が出ても王様だからじゃね?って感じちゃうな
いやぜってぇ適当言ってる、あんな雑な歌に何を感じるってんだ(よく考えたら冒険中だったのだ)ほら、もう行くから、アンタも気を付けてな(じゃぁねっと別に道を進んでいく) -- カティア
- 『我こそ魔物の王と名乗る見た目ただの女の子』を本気で畏怖する民衆がいればあるいは、という感じですね。少なくとも王様はイロモノ扱いでしたしワイトもひっどいイロモノだったと思います
変に気合の入ってない自然体の歌声にこそ真の実力が現れるとワイトは思いますし、びんわんまねーじゃーのワイトはイケると踏んだんですがねえ。 まあいいです、プロデュースとは気長にやるものだとワイトは思います。せめて名刺だけでも、というやつです。カティアもどうぞお気を付けて(ぺこりと頭を下げて見送るぞ) --
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