全長60mにも達する超巨大蜘蛛。知性は極めて高くて狡猾、名が現すように竜を捕食する
死望者の渓谷の中に広大なテリトリーを持っており、アゾガステ周回域と自身の名前をつけられるほど
狩猟方法は巣に餌がかかるのを待っている他、自ら赴いて糸を吹きつけて捕獲もする
捉えた獲物は体液を啜って干からびさせたあと、糸を巻きつけて保存加工とし
じっくりと時間をかけてその肉を貪り食っていくこととなる
下級の竜一匹を食えば暫くの間大人しくなるが、それでも捕獲の手を休めるわけではない
なにせ保存食を作る方法を心得ているため、捕らえておいて損はないのだから
毒蜘蛛ではなく、普通の蜘蛛。しかし糸の粘着力が高く強靭で、毒に頼るまでもないからだ
多くの攻撃に耐性を持つに至り体は丈夫で、八つの目はそれぞれ別の色に輝いている
これらは火、水、風、土、木、金、陰、陽に相当しており、八つのエレメンタルに精通していることを示す
今はライドーム帝国に吸収されているウムジマルドという国が持っていた兵器
古代王国の遺跡から発掘されたもので、強力無比の戦闘能力を誇り、近隣諸国を脅かしていたという
体は大きく3mに迫るほどであり、ずんぐりとした人型。縦長方形にも見える四角張った格好
所謂機械人形であるが自身を修理する能力を持ち知能も高く、堅牢にして苛烈。魔術にも強い
多くの火気を搭載している上に近接格闘能力も高度で、高速移動を可能であり俊敏に戦場を駆けた
デュアルコアを採用しているため片方を破壊しても戦闘の続行が可能であり
また逃亡して回復に努めれば自然にコアすらも修繕。どちらも間をおかず破壊せねばならなかった
選帝ディスティオ・ゼランドバウガはこの恐るべき相手と戦った時一戦士に過ぎなかったが
その指揮能力、戦闘能力、カリスマは素晴らしいものであり、自身の部隊を率いてこれと交戦
幾度か相見えてお互いに白黒星を付け合ったが最終的に討ち果たし、英雄となり皇帝となる
断末魔導師ウヴェルが断末魔剣ジンセイを創り上げる際、自身の創り上げた術がどれだけのものであるか
それを確認するために作り出された試作品の中でも大型のもの
大きさは約30m程度にも及び、柄尻の部分から四本の足と四本の腕が生えて、それが蜘蛛のように動き這い回る
刀身に浮かぶのは四つの目と二つの顎、断末魔の咆哮は二重唱になって響きわたり
大地を裂きながらひたすらに徘徊を繰り返し続け、犠牲者から血と霊を啜り存在し続けている
作成に用いられたのは二匹の大型竜で、即ち人間以外でも通用するのか
何体まで同時に扱うことが出来るのか、どれだけの大きさまで作り上げることが出来るのか
これらを調べることが、この大剣を創り上げる上で結果を求められることであったという
断末魔導師ウヴェルはこの試作品によって多くの成果を得ることが出来たもののその他に使い道も無く
かといって廃棄してしまうのも問題なく感じたため、これを野に放逐することと決めた
その際には嗜虐趣味をたっぷりと全面に押し出し、材料たちの生は全く無意味なものであったと嘲り
『無意味』という銘を彫り込んだ上で、自分の手から放り出している
試作品であるとはいえ断末魔剣ジンセイを作る上でもととなったものの一つであり
さらに大型の竜2匹を材料にしていることもあって、異常なまでにポテンシャルは高い
角で出来た鍔の部分に折りたたまれている四枚羽を展開することにより、不恰好であるが飛行すら可能として
その断末魔の咆哮は数多の生物をすくみあがらせるに十分な力を持っている
しかし目が刀身の部分にあるため視界は余り広くなく、極めて大きな体を持つにしては遠くを見ることが出来ない
但し刀身の両面に目が存在しているので、視野はほぼ360度全域をカバーしていたりする
星の海から来たといわれている怪物。その正確な出自は月にあり、恐竜文明滅亡の頃にやってきた
四足歩行のトカゲ型の外見をしており、体高はおよそ40m。全長はおよそ100mに及ぶと推測され
口からは炎を吐き、自在にその姿を消すことが出来るといわれている
彼がこの星にやってきた事情は、恐竜文明の滅亡に関して語ることと等しい
かつて恐竜文明がありしころ、宇宙の遥かなる闇から訪れた小惑星がこの星を襲い、甚大な被害を与えた
星霊と星の神々はこの小惑星及び、小惑星の星霊と争って討ち果たすことに成功するものの余波は大きく
その衝撃で大地はえぐれ、何柱かの神は星霊へと回帰していくこととなり、月からは水が押し寄せた
古の時代、月は多くの水をたたえた生命ある星であったが、その水が小惑星の引力に惹かれて宇宙へと飛び出
この星に降り注いで水かさを大いに上げることとなった、ヴィスタパは、この時共に星へと降り立った
急激な質量の変化によって星そのものが大規模な変動に見舞われる中
ヴィスタパは自己防衛本能にしたがって眠りにつき、神々も変動に対処するため彼を忘れていた
そして長い時を隔て、ヴィスタパは蘇ったのだといわれている
「島」と呼ばれる存在の中でも特に有名なものであり、恐れられている存在。
海の中に住む存在でありながら火に対して極めて親和性が高く、体は高熱に耐えられる作りをしていて
自身もまた高温を体から発している
その特性から火の扱いに長けており、海の気候に影響を与えやすい側面も持っている
接近や所在を知ることが簡単で、回避することが用意であることもよく知られており、そういう点でも有名
これがいる場所は海水温が高くなるため濃い霧が極めて発生しやすく
時には沸騰すらしているため、素人ですら発見するのは難しくない
泳ぐ速度の遅い海洋生物はその上昇した水温でことごとく駆逐しながら進みゆくため
浮いているそうした死骸を見ることによって進路の推測をすることも可能
海洋資源に大きな影響を与える存在でもあるため討伐が何度か計画されたりも下が
沸騰した海水を常にまとっているので接近は難しく、また優れた術師でもあることが災いし
今にいたるまで健在である
本人の性格は多少虚無的な傾向にあり、好奇心も大きくはない。
攻撃をされればそれに対して反撃をするのだが、こちらから攻撃を仕掛けるのはまれ
「神々の失敗」とも称される世界の異端。数多の存在を作る中で産まれた歪みであり、流れを滞らせるもの
不死生物以上の完全なる不滅の存在であり、経年によって劣化せず、塵ひとつ残さず消滅させたとしてもそこから再生する
有機物でなく、無機物でなく、また霊でもない。生物的なパーツもあり、無機的なものもあり
同時に霊体でもあるようで、それらが渾然一体となって揺らめいてその場に存在し続けている
おおよそ3m程度で安定し漂っているように見えるが、それ自体は漂っておらず、世界のほうが揺らめいているだけ
それすらも、この世界に現出している僅かな一部でしか無く、本来はもっと大きなもの
霊を寄せ付けず、妨げる力を持ち合わせていて、これが存在してる場所周辺は霊的枯渇地と成っている
その性質によって霊の流れを阻害するので、世界を徐々澱ませている
これを消滅させようと思うのならば世界の多くを変革させて環境を整え
エラーをエラーで無くし、これに触れうる状況になったところで消滅させる必要がある
太陽の恋人から寄生された樹人の成れの果て。標高1kmに到達する超巨大怪物。
世界樹の太陽到達実験から派生し誕生した存在で
動き回り積極的に養分を取ることにより、急速かつ効率的に成長していくことを狙いとしている
実験の方は始まってそれなりに経っているが、今のところ経過観察を続けているらしい
この存在があることで、樹人は大半が太陽の恋人に対しかなりの恐怖感と敵対心をいだいている
巨大なこの怪物が通ったあとは枯れた大地が残るのみであり、そこはしばらく植物も生えず
生やそうと思うのならば、大量の栄養分を他所から持ってくる必要がある
周辺に存在していた木々や植物は枯れ果て、住んでいた住人たちは移動を余儀なくされ
歩行しているが故にそれは帯状に延々と続くこととなる
幸いなのはこの怪物が極めて巨大なために遠目からでもすぐ察知できることと
栄養分を根こそぎ奪い取るために歩みが極端に遅いこと
一歩踏み出してから次の一歩を踏み出すまでにはかなりの時間がかかり
何十歩も後ろの方では既に大地が再生している、という状態も存在している
最も有名な怪物の一体ではあるが、古さと規模から自然現象の一つとして捉えられている
テンプレとか
[[>設定/340417/生物/有名怪物]]