企画/聖杯戦争四期


- 聖 杯 戦 争 序 章 -



- 遺跡表層・召喚の間 -

召喚の間
　



  • - 序章-
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    • ホムンクルスは聖杯の夢を見るか -- 2011-10-01 (土) 00:43:48
      • …（召喚の間に降り立つと、冷たい色の瞳で辺りを見渡す。長く使用されていなかったらしくボロボロのそこを見て）
        一番手、なのでしょうか（ゆったりと息を吐く。セイバーかランサー、そのどちらかを召喚できれば勝ったも同然だ）
        （自分は聖杯を手に入れる為に生み出された、失敗は許されない。失敗するようなら生きている価値もない）
        （目を伏せて、自らの目標への導となるサーヴァントを呼び出すべく唇を開く） -- アルム 2011-10-01 (土) 01:03:47
      • 閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。(みたせ　　 みたせ　　 みたせ　　 みたせ　　 みたせ)
        繰り返すつどに五度。
        ただ、満たされる刻を破却する         -- アルム 2011-10-01 (土) 01:04:36
      • （イメージする、イメージしようとする　最強のサーヴァントの姿を）
        ―――――Anfang(　　　　　　　　　　　　　セット)
        （しかし、造られた頭には何も浮かばなく、それでも呪文を唱えるのを止めることは出来ない）
        ――――――告げる
        （一瞬だけ、雑念が過る）
        （もし、それ以外のサーヴァントが呼び出されてしまったら）
        （聖杯へ届く確率は著しく低くなる、もし聖杯が獲れなければこの体と今までの経験に何の意味があったというのか）
        ――――告げる。
        汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
        聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
        （それでも詠唱は滞り無く終わりまで近づき） -- アルム 2011-10-01 (土) 01:17:28
      • （その迷いがいけなかったのか、それとも所詮それが造られた命の限界だったということか）
        （詠唱が終わり、辺りが光に包まれた後、そこ立って居たのは）
        ………？（呆然と、目の前の男を見る。随分と黒い、そしてどこをどう見てもそれは剣士にも槍使いにも見えず） -- アルム 2011-10-01 (土) 01:20:51
      • （閉ざされたその部屋は、古びていようともその役割を見事に演じきった。）
        （女の口が言葉を紡ぎ、仕組みを整えていくにつれ、部屋の内側を埋める空気の色が変化する。）
        （其れに伴い、黴臭く埃の舞う古びた部屋は、魔導の秘奥を顕現させるに足る、歴史を刻んだ空間へと移り行く。）
        （物理的に、魔術的に閉ざされたその空間は、詰まる所は聖域であり、同時に檻でもあった。）

        （冒険者の集う一つの街に刻まれた、かつての記憶を引きずり出す。）
        （それは恰も、本の中に書き記された宝石を取り出そうとするかのような愚行にして夢想。）
        （万が一、其れを成しうる者が居るとするのならば、彼の者こそ魔法使いと呼ばれるに相応しい。）
        （代々の一族の秘儀を受け継ぎ、根源へと至る道を探し、そうして漸く至るその称号。）

        （けれど。今、この場でのみ。奇跡は人の手に墜ち、故に夢想は陳腐なまでに簡潔に貶められる。）
        （例えば、何も知らぬ青年が竜の血を引く剣士を呼び出し得るであろうし、神すらも招くことができるのかもしれない。）
        （そして呪文を唱えたその女も、その理に従い、街の記憶へとその指先を伸ばした。）
        （呪の向けられた先、正面の空間が、ガラスが撓む様に軋んだ。三次元が、二次元へと歪められる。）

        （魔法使いならぬ身に、ほぼ同等の奇跡を行使する力を与える大いなる祭典。聖杯戦争。）
        （それは魔術師にとって、果たしてどのような意味を持つのか。）
        （彼の物は幸運である。生涯を注いですら得られるかも判らぬ秘奥を、その手に収めるのだから。）
        （彼の物は不幸である。魔法使いならぬその身には、その秘奥を御すことなどできないのだから。）

        （空間に溢れる光の中、風が強く吹き、女の髪を大きく揺らす。）
        （斬り付けるように吹きつけるそれは、目的とするものの、顕現の証。）
        （だが、不意に、それが和らいだ。斬り付けるような風が、午睡にそよぐ風のように頬を撫でて。）
        （そうして、光が晴れた後。黒衣の男が一人、部屋の中心に佇んでいた。）

        （コートを纏った、細い人影。）
        （その腰や背には立派な帯剣もなく、威圧ある槍を握ってもいない。）
        （もしかすればコートの中に、何かを収めているのかもしれないが、それはつまり、その程度のものしか持たないということ。）
        （そうして、女の意図にそぐわぬ格好の、枯れ木じみた仮面の男は。）

        「問おう。お前が俺を招いたマスターか」

        （それだけは女の望んだとおりの言葉をもって、聖杯戦争の開始を告げた。） -- 黒衣? 2011-10-01 (土) 01:41:16
    • 空と海と大地のパワー -- 2011-10-01 (土) 00:50:19
      • （キャッチセールスで掴まされた胡散臭い本を片手に魔法陣を画く）
        なんでも願いが叶うって言って高値で押し付けられた本、胡散臭いけど試さずにはいられないのが人間って言うものだよね（説明口調） -- ラウリィ 2011-10-01 (土) 00:53:31
      • (魔方陣は描ききられた瞬間　にわかに光を放ち始める) -- 2011-10-01 (土) 00:58:21
      • （チョークを放り捨て、陣の周りに供物をささげていく）
        ゴブリンの生首…ホオズキ、カブト虫…イモリの黒焼き、カッパの目玉、etc… -- ラウリィ 2011-10-01 (土) 00:59:57
      • おっ、なんか反応があるぞ！？あとはこれか、呪文だな！よ、よし…
        ええと… -- ラウリィ 2011-10-01 (土) 01:00:44
      • Considering mystic words and having investigated were troublesome.
        Then, I translated.
        This sentence that looks like mystic words is if any meaning cannot be found and being translated specially.
        It was a fruitless effort.
        ……（書に書かれた呪文を読み上げ、固唾を呑んで陣を見守る） -- ラウリィ 2011-10-01 (土) 01:02:02
      • あれぇ…おかしいな、やっぱりパチモノかこの本？（魔法陣を突っつく） -- ラウリィ 2011-10-01 (土) 01:10:39
      • (すぅっと音も無く魔法陣の上に現れる人影　何やら臭そうに鼻を押さえている)　
        (しばらく佇んだ後ラウリィを見止めると　恭しく頭を垂れる) -- キャスター(嘘) 2011-10-01 (土) 01:11:33
      • あっ、どうも…（釣られて頭を下げる）ええと…あなたが願いをかなえてくれるんでしょうか？この本を売ってた人がそういってたんですけど…（供物に間違いがあったかな…なんか臭そうにしてる） -- ラウリィ 2011-10-01 (土) 01:16:28
      • 召喚に応じ馳せ参じました　我が主　　此の度は私をお呼び頂き光栄です　
        お任せ下さい　聖杯は必ずや主の手に　 -- キャスター(嘘) 2011-10-01 (土) 01:19:47
      • 主？聖杯？お、おかしいな…そんなことこの本には書いてない…（ぺらぺらページをめくるがそんな記述などない、所詮はインチキな本でしかないようだ）
        えーとその、ぶっちゃけ聖杯って、何？（聖杯について予備知識を持っていないようだ、騙すのはたやすいだろう） -- ラウリィ 2011-10-01 (土) 01:22:22
      • ふむ…　ご理解頂けてないのでしょうか　これは困りました　
        そうですね…　　　端的に申し上げれば足りないのですよ　供物が　
        その聖杯一つだけ　 -- キャスター(嘘) 2011-10-01 (土) 01:30:20
      • あっ、合ってたんだ供物は…そーかそーか、あと一個あればどんな願いでも叶うと…
        んでそれを探す手伝いをしてくれる…ってー訳かな？ -- ラウリィ 2011-10-01 (土) 01:31:49
      • 幸いにもここは場所が良い　この迷宮の奥の奥に其れはあるでしょう　
        私も協力を惜しみません　主の願いの成就はすぐそこですとも　 -- キャスター(嘘) 2011-10-01 (土) 01:33:53
      • 迷宮の奥にある聖杯かぁ…ううん冒険心高まってきたよ！
        ようしそうと決まれば！…えーと、何て呼べばいいんだっけ？俺はラウリィだけどあなたは？ -- ラウリィ 2011-10-01 (土) 01:37:07
      • 私はキャスター(嘘)　
        願いの成就まで主に仕えるただのキャスター(嘘)でございます -- キャスター(嘘) 2011-10-01 (土) 01:42:28
      • なんだか妙な雰囲気があるような気がしたけど「きゃすたぁ」さんだね、それじゃ行こうか
        まだ登り始めたばかりだもの、この果てしない聖杯坂をよ…！ -- ラウリィ 2011-10-01 (土) 01:44:10
      • ‐完‐ -- キャスター(嘘) 2011-10-01 (土) 01:46:39
    • サモン?・マイ・サーヴァント? -- 2011-10-01 (土) 00:55:37
      • （詠唱と共に、身体が軋む。身の丈に合わない召喚魔法は、齢が両手で収まる少女にしては、広く、大きく）
        ……お願い、せいこう、しろっ……もう、私は、一人でいるのはヤなんだっ。
        （最後に両手を地面に押し当て、魔法陣を閉じる）
        ……火よ(アグニ)。氷よ(チリング)。雷よ(リティン)。光よ(リトル)。闇よ(ペイン)。流転で描く五稜星(ペンタグラム)。
        万物の根源にして、事象の基礎也。
        ……お願い、出てきて、最強のサーヴァント、クラス・せいばーっ……！（光が溢れ出した） -- シィナ? 2011-10-01 (土) 01:10:13
      • （溢れた光は、集い、纏まり、やがて姿を成す）
        （現界したのは―――巨人だ。一目をして、そう思わせるような）
        （その存在は、跪いて尚見上げるほどに巨きく、纏う甲冑は、血の紅に黒の縁取りが物々しく）
        （背には、巨躯に見合った巨大な剣。少女が願った通りの、それはセイバーのサーヴァント）
        （岩肌に刻まれたような顔面に光る双眸は鋭く、彼を呼び出した少女を見据えて）
        （厳かに、深みのある低音が響く。厳めしく、どこか優しいバリトン）
        問おう。願いを抱き、聖杯を求むる者、我を喚び、主たらんとするは汝か。 -- 巨人騎士? 2011-10-01 (土) 01:24:29
      • やっ（たっ……！　と一瞬涙が滲みそうになり、慌てて手で拭う。首を振り、改めて自分のサーヴァントを見上げる）
        （雄雄しい身体。巨躯。巨大な剣を背負った、まごう事なき、自分の望んだ、セイバー）
        （これさえいれば、力があれば……わたしは）………！！（問われていることに気づき、立ち上がる。立ち上がってセイバーの顔に向けて指をさす）
        そうよ、サモが、サモが呼び出したんだからっ！！　サモが、一人でっ……！　だから、主だっ！
        ……だから、言うことを聞いて、一緒に、聖杯を、手に入れて……！　叶えたいの！（叫ぶように、バラバラな言葉を紡ぐ） -- シィナ? 2011-10-01 (土) 01:34:00
      • （少女の必死の誓句を、巌のように受け止めて、応える）
        諾。
        （緩やかに間を置いて、言葉を次ぐ）
        此処に契約は成った。我はセイバー。三騎士が一、最優たる剣士のサーヴァント。この背に主を。面に敵を。害為すところの全てを阻み、我が主に栄光を。
        （少女の小さな手をとり、誓約する。『その背に守るもの』は、ここに）守り抜こう、我が主。今度こそ、最後まで -- 巨人騎士? 2011-10-01 (土) 01:42:51
      • ………（余りにも上手くいきすぎ、余りにも理想のサーヴァントなので若干怯みながら手を取られる）
        う、うん。よ、よろしく。じゃない、えっと、頑張りなさいよ、セイバー。
        ……（見上げる。自分の三倍くらいありそうなセイバーをじろじろ）
        （見上げて、ちょっと離れたところから見ようとして、下がりすぎて壁に後頭部を打つ。ゴンッという音）
        （痛くてうずくまる）大きいっ！　大きいのよっセイバー！　その、ちょっと指示遠くなりそうね、背負ったり乗せたり、できる？ -- シィナ? 2011-10-01 (土) 01:57:55
      • 無論だ（答えたところで、主が頭をぶつける。苦笑して）すまない
        （３ｍ近い偉容が立ち上がり、近づくと、シィナをひょいと拾って肩に乗せた）これでいい、か -- 巨人騎士? 2011-10-01 (土) 02:01:54
      • お、っとと。うわ、思ったより、高い。……でも、これ疲れないしいいかもね。
        よしっ、じゃあ、このまま出発、あ、でも、気をつけてね、もう敵いるかもしれないし（びよびよセイバーの頬を引っ張りながら） -- シィナ? 2011-10-01 (土) 02:14:39
      • （２階よりは少し低いかといった高さ）あまり頬を引かれると、喋りにくい（困ったように眉が動く）
        ……心得た。では行こう、我が主（頷けばゆっくりと、彼らの物語の一歩を踏み出した） -- 巨人騎士? 2011-10-01 (土) 02:27:12
    • 空想と知識の交差線 -- 2011-10-01 (土) 01:04:19
      • 今月の収入、これか・・・（手にした包みの中には、正体不明の角の欠片が入っている）
        （念願の報酬を手に入れてとりあえず腹ごしらえをしようとした矢先、ふと数日前までは無かったアンティークショップの存在に気付いてフラフラと足を延ばしてしまう）
        （そこでまるで吸い寄せられる様に、ある品物の前で止まって）……非売品だって言ってたけど、持ってたお金全部出したら譲って貰えた。何か惹かれる物があったよ…あ、そうだ
        （そして風の噂で聞いた話を思いだし、急いで自宅に戻り準備を始める）
        ・・・確か本にはこう書いてあったっけ（言いながら魔法陣を描き出して）…さてと、呪文…呪文かぁ…（魔法陣、中央に先程購入した角の欠片を置いてここからどうするんだったかなぁと腕組みをして考えている） -- アスカ 2011-10-01 (土) 01:15:07
      • ・・・かーえーるーのーきーもーちー。…ちょっと違うかな、まあこんな感じで良いよね（納得しながら適当に呪文っぽい言葉を次々と口にしてみて） -- アスカ 2011-10-01 (土) 01:28:41
      • （その後幾度となくあらゆる呪文を試してみるが、ふっかつのじゅもんがちがいます等色々な言葉が聞こえてくるような感覚）
        ・・・それっぽいと思って買ってみたけど、私の眼は節穴だったのかな（魔法陣の真ん中に置いてあった角の欠片をヒョイッと手に持ってまじまじと見つめようとして） -- アスカ 2011-10-01 (土) 01:31:47
      • （突然、手に持った角が、ぽわり、と光を帯びる　その光は妙に蒼く、暗く、だが温かい感じを受けて）
        （次の瞬間、空間に異変が起きる。アスカの頭上すぐの所、床から2mほどの所に、突如ワームホールが口を開いた）
        （異音と共に空間が歪み、周囲は風を巻いておどろおどろしい音と共に先程までの平静とは打って変わってしまっている） -- ？？？ 2011-10-01 (土) 01:32:42
      • おおっ？（突如生じる光に目を丸くしながらも不思議と悪い気はしない様で、むしろ心地よく感じながら）
        （直後に頭上に生じる違和感、見上げれば謎の黒い空間がぽっかりと空いており）・・・魔法陣意味ないね（どこかマイペースな感想を漏らしながら）
        ・・・これ大丈夫かな、もし変なの呼び出したら家とか大変な事になるけど（ボロ屋なので衝撃とか大丈夫なのかと口調では不安げになりながらじっと謎空間を見つめて） -- アスカ 2011-10-01 (土) 01:37:23
      • （ワームホールの展開がやんわりと速度を落とし、直径1mほどの穴になった　穴の奥は黒く暗い何かが渦巻いており、眺めているだけで気が触れそうになる）
        （そして、だんだんと音が聞こえてくる。ず、ずず、ずも、ずももももももももももももも、という何かがねじりだされるような音と共に…青い腕が亜空間から伸びて来た）
        （そのまま、ゆっくり、ゆっくりと腕から肩、肩から着物を着た上半身、そして頭、下半身、とそれは人の形を為した何かで――――――）

        ……貴方が、あたしのマスター？

        （ワームホールからぶら下がった状態で、仮面を被った青い肌の悪魔は貴方に問う） -- マーチャント 2011-10-01 (土) 01:38:51
      • おお…収束、じゃなくて安定している…んー何か見てると心が落ち着く…和む。（やはりどこかズレているのかそんな事をのたまいながら目を細めて）
        …何だろうこの音は（今までに聞いたことが無いタイプの音を聞きながら、じーっとワームホールを眺めて、現れた腕を見れば）何か出てきた…
        （流石に珍しい物を見るのか興味深そうに出てくる様子を見つめながら、着物着てるけど帯が無いからアーレーって出来ないなぁと妙な事に思考を向けつつ）
        逆さだ。・・・いや違う、重要なのはそこじゃない。……少なくともこの場には私しかいないし、色々と動かしてたのは私だね。うん、私がマスターです -- アスカ 2011-10-01 (土) 01:47:44
      • ……そう。それはそれは（ふわり、ひらり、と亜空間から身を投げ、背中から生やした羽でゆっくりと地に足をつけ）
        （そして、にっこり！といい笑顔…もう少し言えば、店員がお客様に向ける満面の笑みで）おめでとうございまーす！
        栄えある召喚おめでとう記念キャンペーン大当たりでーす！
        えっとねー、貴女が当選者一人目なので、サービスとしてあたしがプレゼントされます！おめでとう〜（凄い笑顔で拍手する…と、どうやら契約が為されたのか、貴女の身体のどこかに令呪が刻まれるはずだ）
        あたしのクラスはマーチャント。ま、よろしくね、マスター。 -- マーチャント 2011-10-01 (土) 01:49:41
      • ふわっと浮いてる…ああなんだ羽が生えてるんだ良かった…てっきり体重が物凄く軽いのかと思ったよ
        ・・・？（にっこりと笑う相手にこちらは首を傾げて）…おめでとうって私の誕生日来月･･･あれ？まあ良いか、ありがとう（良く分からないがとりあえずお礼を言って）
        また素敵なキャンペーン名がコールされてるけど私応募した覚え無いよ？…まあ良いか、貰える物なら何でも貰おう。…んっ？（素直に頷いて受け取る事にした、直後に左腕に妙な違和感を覚えて令呪が刻まれ）
        マーチャント…ん、マーチャントね。私は明日香、楠木明日香。じゃあ、よろし（ぐきゅるるるるるる、と盛大にお腹の音を鳴らして）……ん、よろしく。（自分でスルーする） -- アスカ 2011-10-01 (土) 02:02:24
      • アスカ…アスカね、よろしく。あたしの真名は、まだ言えない。聖杯戦争にかかわる者なら、真名を教えることの危うさは分かるでしょ？（ふっ、とお腹の音に微笑んで）
        …アスカ、何か食べたいもの、言ってみて？出してあげるから…（ひょい、と何処からか取り出した鞄。それを開き、手を突っ込んでごそごそと漁る） -- マーチャント 2011-10-01 (土) 02:05:37
      • 気軽にアっちゃんって呼んでも良いけど誰もそうやって呼んでくれなかったから多分よばれても気付かない。…ん、大体は分かる。真名がバレると色々と恥ずかしい過去を調べられて暴露されたりして辛い目に遭うんだよね（過程はどうあれ弱点に繋がる事は理解しつつ）でも見る限り普通の人間と変わらないね、不思議（肌の色とか角とか羽とか総スルーして）
        ……食べたい物？じゃあ茹で玉子、固ゆでで３個くらい。 -- アスカ 2011-10-01 (土) 02:12:02
      • アスカっていう響きが気に入ったから、これからもアスカって呼ばせてもらう予定で。…んー、かなりあってる、間違ってはないよ、アスカ。止めてね調べるのは。
        といっても、流石に名前はまだ残っちゃってると思うけど…。…ああ、外見なんて些細な問題よ。こうして話せれば悪魔も人間も大差ないでしょ？（妙に説得力を感じる声色で）
        ま、自己紹介はいずれするとして…（マスターの願いを聞いて、首を傾げる）…なんていうか、ひもじいよアスカ、それはひもじい…　…出すけど（ころん、と三個の固茹で卵が鞄から出て来た）
        …簡単に言えば、これがあたしの能力。茹で卵を出す能力じゃないからね？…ま、その説明もおいおいするとして…
        …とりあえず、もっといい物を食べない？あたしもお腹減っちゃったし。お食事がてら、お互いの話をしよう、アスカ（鞄をどこかに仕舞い、茹で卵を渡しつつ） -- マーチャント 2011-10-01 (土) 02:16:36
      • じゃあ遠慮なく名前で呼んでもらおう。…名前が残ってるって事は随分色々としていたとかそう言う事かな？
        …あれ、悪魔？…ちょっと顔色が悪いだけだと思ってた、まあ大した問題じゃないし良い人っぽいから別に良いか。
        …ここの所タンパク質を口にしてないからゆで卵にしたんだけど。おお、本当に出た…ゆで卵を見るの久しぶりだ。（だいぶおかしい食生活の為かゆで卵に明らかに感動を覚えて）
        …もっといい物、まさか…卵かけごはん…？（表情に緊張が走りながらゆで卵を有難く受け取り） -- アスカ 2011-10-01 (土) 02:27:57
      • （かわいそうになったのでオムライスを出してあげつつ）…あたしがサーヴァントである間は、食べたい物を食べてもいいよ、アスカ。栄養つけて強くなってもらわないとこっちも困るし。
        昔、色々やってた、ってのは正解。知り合いがいなければいいんだけどなー…無理だろうなー…
        …ま、そんなこんなでよろしく頼むよ、我が主。（綺麗にウインクをした） -- マーチャント 2011-10-01 (土) 02:31:04
      • ・・・ステイ、ステイ。（出されたオムライスに一旦手を向けて制止しながら深呼吸をして気分を落ち着けて）
        いきなり高級料理過ぎる…（そうして手を合わせていただきますと言ってからゆで卵とオムライスを食べて）…どのくらい前にここにいたのか知らないけど、探せば十分いるんじゃないかな。・・・ふぅ、ごちそうさま（完食しつつ手を合わせて）
        ・・・こっちこそよろしく、マーチャント。 -- アスカ 2011-10-01 (土) 02:39:04
    • 魅する兎?とふざけたピエロ? -- 2011-10-01 (土) 01:06:33
      • （どうして外に出られたのか、どうして見張りがいなかったのか、どうして都合よくいわくありそうな剣を手に入れられたのか）
        （そんなものはさっぱり分からないが、初めて自分の意思で自分が歩く道を決めてここまで来た）
        ようやくラヴィニアにも運が回ってきたのです　あとは、ここで上手く召喚をするだけ…… -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 01:15:05
      • （それさえ上手く出来たのなら　　　　本で読んだ物語のように、きっと違う世界が広がるはず）
        （ただっぴろい召喚の間に案内され、一人で中央に立つ）
        （呪文も儀式も知るものか）
        （臆することなく手に持った古びた剣を眺める）
        （聖杯の噂を聞く少し前に、道端の商人からもらっただけの剣　重いので捨てようかとも思ったが、何となく、そう、何となく持っていた）
        これだけ古ければきっと何か出てくるはず　さあ、出てくるがいいのです
        ラヴィニアのサーヴァントっ！！！（我武者羅に魔力を込めて剣を部屋の中央に突きたてる） -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 01:23:18
      • (閃光が迸り、突き立てられた剣を中心にして瞬時に魔法陣が描き出される)
        (少女の強き想いに呼応して召喚は果たされる。部屋の中に満ちていく魔力が急激に収束し、やがて人の姿を形作る)

        （目を焼かんばかりの光が収まった時。そこに立っていたのは一人の男だった）
        （黒い長髪を後ろで纏め、額に巻かれた長い布で片目を覆い隠した男だ）
        （傷だらけの顔に無精髭を生やした男はゆっくりと立ち上がり、少女を視界に収めてじっと見据えた）
        ……契約に応じ馳せ参じた。我は「バフーン」…問おう。聖杯を得て何を望む？
        （厳格な口調で男は問う。何の為に聖杯を求るのかと。その願いに命を投じる覚悟はあるかと -- バフーン? 2011-10-01 (土) 01:34:37
      • （眩しくて、目を瞑っても尚眩しくて）
        （咄嗟に剣から手を離してしまいそうになる）
        （ここで離してしまえば、きっとそれでお終い　避けなければ）
        （光が収まる頃には尻餅をついていたが、決して手は離さなかった）
        （男をゆっくりと見上げ、噛み締める用に言葉を聞く）
        （できた。）
        （儀式は成功だ）
        （立ち上がり、スカートの誇りを払い、尚見上げる形になる男の目を見据え）
        バフーンというのですか（不敵な笑みを浮かべ）
        ラヴィニアはラヴィニアの忌まわしいチカラを綺麗に消すために聖杯を望むのです
        この身ひとつで流れ着き、失うものなど何かあるというのですか？　覚悟など、外に出たときからとうに出来ているのです
        （何故消したいのか、弱くて無様な知られたくない部分は見せずに少女は笑う） -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 01:47:55
      • （上品な物腰。華奢な身体に似合わない強い決意を秘めた瞳。少女が紡ぎだす言葉を静かに頷いた）
        ……了解した。ならばこれより我は汝のサーヴァントとして、汝の為に働こう（少女の強い意志を確認し、再度言葉を紡ぐ。契約は果たされた）
        我のクラスは「バフーン」…「道化」。これより我は道化として汝が作り出す舞台に立とう（そして男は更に言葉を続ける。少女にとって絶望的とも言える事実を突きつける）
        ……と、いうわけだからさ。宜しく頼むよ、お嬢ちゃん（男はニィ、と口の端を持ち上げた。先程までとは180度違う、軽薄な態度で男は続ける）
        やー、こんなかわいい子が主人だなんて幸せもんだね！こりゃちょっと気合入れないとなぁ！あ、そだ。名前教えてくれる？
        （ぺらぺらと男は喋り続ける。―召喚されたのは「道化」のサーヴァント。舞台の上でおどけて、ふざけて。ただそれだけしか出来ない。そんなサーヴァントだったのだ） -- バフーン? 2011-10-01 (土) 01:55:35
      • 契約は成立ですね（満足そうに頷き）









        （男の変わり様に固まること暫し）
        （ピクリと垂れた耳が動いた）
        おまえ誰です？（問い掛けにも答えられず、やっとのことで紡いだ言葉はたったコレだけ）
        （あんまりな現実に目を背けたくなる） -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 02:10:07
      • 誰って。んもーさっき言ったじゃないのさー。オッサンは「バフーン」道化のサーヴァントさ
        （この事実確認も少女にとっては絶望的な物だろう。何度確認しても、男は道化でしかなかった）
        あ、呼びづらいなら気軽にバフ、って呼んでくれてもいいよ？マスターとサーヴァントには信頼関係が大事だからねぇうｎうｎ
        んで、もっかい聞くけどー…お嬢ちゃんのお名前は？マスター、って呼んでもいいけどそれじゃ味気ないもんね
        （だらしない笑顔を浮かべて男は尚もしゃべり続ける。道化そのままに、男はふざけた態度を崩しはしなかった） -- バフーン? 2011-10-01 (土) 02:17:48
      • ……………………（頭を抱える）
        これは夢です、夢なのです
        夢、夢、夢、悪い夢………　夢になるのです！！！！！！！！！！！！！！！！（右手でチョップ）
        （少女の細腕でサーヴァントに敵うはずもなく、ただ腕が痛い）
        （この痛みこそが現実であることを知らしめ絶望へと突き落とす）
        一体どうやって！　この！　胡散臭いおっさんと！！！　信頼関係を築けというのです！？
        ラヴィニアは完全に絶望しました、もう終わりなのです………………（悲観に暮れる少女はラヴィニアというらしい）
        （またそろそろ異変に気付くだろう　少女から流れる魔力はどこか異質だ）
        （例えるなら薔薇の花の香りのような……惹き付けるものがある） -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 02:26:43
      • あてっ！？（突然手刀をあてられつい反射的に声が出る。目の前の少女はと言えば頭を抱えていて）
        おいおい、酷い言われようじゃない？まぁそりゃいきなり現れたオッサンを信用しろ、っつーのが難しいのは分かるけどー
        （悲しみに暮れる少女に、困ったような表情で呟き）……ん？何か、良い香りするねラヴィニアちゃん（そこで少女から発せられる不思議な魔力に気が付いた）
        何だろこれ。薔薇…のようなそうじゃないような？（はて、と一人首を傾げてみるもその正体が分かるはずもなく）
        ま、取り敢えず召喚されちゃったモンは仕方ないし切り替えて行かない？オッサンだって一応サーヴァントだし、やることはやるよー？
        （屈みこみ、少女の頭を無遠慮に撫でて笑う。やたら親しげなこの行為に至った原因にサーヴァントは未だ気づいては居ないようで） -- バフーン? 2011-10-01 (土) 02:34:35
      • 今ラヴィニアが最も言うべき言葉はこれです、チェンジ！！！！！！　チェンジ、チェンジーーーー！！！！
        （当然のように何も起きないまま体力だけが奪われていく）
        （そんな折に頭を撫でられ、ついカッとなり）子ども扱いするなです！！（撫でる手を叩いた）
        どうやらおまえもかかったようですね　サーヴァントにも効果があるのですか　…否、ラヴィニアの魔力を原動力とするのならある意味当然とも言えるのです（馴れ馴れしいと言える態度を冷静に分析） -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 02:41:23
      • チェンジ、って言われてもねぇ…召喚されちゃったんだし、契約がある限りそいつぁ無理だわー（困った顔でチェンジと叫ぶラヴィニアを見つつ）
        あてっ、あらら、こういうのは嫌いかい？…んー…そんならレディとして扱うべきかね。ふむ（と、一人で何やら呟く）
        ん、んー…？かかったってー…オッサンが？むぅ…何か難しいことはよく分かんないけどさ、難しい話は外で落ち着いてしない？
        （何やら分析しているラヴィニアに、扉の方を指さして告げる。さして今の自分にかかった術について気にしてはいないようだ） -- バフーン? 2011-10-01 (土) 02:51:43
    • マスターによる召還儀式 -- 2011-10-01 (土) 01:09:00
      • （宵闇の彼方からサーヴァントを呼ぶ「意思」のような物が感じられる
        　無限ともいえる時間の狭間をさまよっていた意識が召還…らしき「何かの言語」に応じれば現世で形を成すことができるだろう） -- ■ 2011-10-01 (土) 01:16:25
      • SAMMON *fopen(const char *Servant_Summon.exe, const char *r+); -- ■ 2011-10-01 (土) 01:20:08
      • （魔法陣から溢れる光のかけらが集い、ヒトの形を作る。そして）
        ﾊﾞｻｧｯ！(天使の羽を思わせる白い翼を背に、漆黒の鎧を身に纏う少女が床に降り立つ。）
        ・・・（紅く光る瞳で魔術師を見つめ、こう問う）
        貴女が、私のマスターですか？（透き通る声で、静かに。） -- ライダー 2011-10-01 (土) 01:27:22
      • （ライダーが降り立ったのは、様々な電子機器が点滅するライティングされた静かな一室
        　部屋で起こった現象を計測しているのか、計器のゲージが増減を繰り返しその全てが記録されていく…）
        肯定します、サーヴァント。私が召還用プログラムを使用してあなたを発見しサルベージしました。
        （照明に照らされた部屋の中央、硬質な樹脂と様々な金属、それにケーブルで構成されたベッドのような物から声が聞こえてくる　それは人間の発する物にしてはあまりに平坦で、無機質
        　視線を上げれば、その著しくリクライニングしたベッドのような物に寝ている女性と目が合うだろう
        　…正確には「女性のような物」である　四肢はフレームから解放されてケーブルが接続され、胴体と頭部だけが「それ」の自由になるのか顔と視線を動かしてサーヴァントを視認した）

        当機はMBF-199AM、クレアと呼称されています。歓迎します、サーヴァント。 -- 199AM/クレア 2011-10-01 (土) 01:43:59
      • ･･･（不思議そうに部屋を見回し、そして自分を召喚した魔術師――正確には機械の女性をまじまじと見つめて）
        さいばーちっくですね・・・。今の下界は・・・。（彼女のオリジナルの記憶にあるこの街でも機械はそう珍しくはなかったが、ここまで本格的なのは初めてのようだ）
        ･･わたしはライダーのサーヴァントです･･･あ、あの、よろしくお願いしますねクレア様。(ぺこり、とお辞儀をする。その様はまるでそこいらの街娘のように無邪気。） -- ライダー 2011-10-01 (土) 01:54:06
      • （サーヴァントの行動を静かに、まさしく機械的に観察すると自身も起き上がろうとケーブルを用いて通信をベッドに送る
        　四肢のケーブルが外れ、モーターの動作によってベッドの部位自体が伸縮することで機体のフレームと接合、ロックをかけられ「彼女」の自律下に置かれた）
        よろしくお願いします、サーヴァント・ライダー。（ラバーか何かのような体に張り付く樹脂コート姿で床に降り立ち、人工物らしくきっちりと折り目正しい動作でお辞儀を返した）
        （次に出てきた言葉は、あまりに似つかわしくない内容　おそらく開発者のお遊び、というのが真相だろう）――長寿と繁栄を。 -- 199AM/クレア 2011-10-01 (土) 02:01:10
      • 合体しました･･･すごいです・・・。(ぱちぱちぱち、と拍手している）
        ・・・？（クレアの最後の言葉の意味がわからず、首をかしげる）
        ええっと、とりあえず、どうすればいいんでしょうか・・・？（自らがサーヴァントであることは理解しているが、どうしていいかわからず、不安そうな顔でクレアを見つめる) -- ライダー 2011-10-01 (土) 02:13:56
      • （視線が一度相手から外れ、どこも見ていない状態になる 何らかの更新か書き換えを行っているのだろうか…？
        一瞬の動作空白の後、視線を向け直すと口を開いた）前述の構文をコミュニケートに不要なノイズと判断、削除しました。サーヴァント・ライダーにはご迷惑をおかけしました。
        （何をしたらよいのか戸惑うサーヴァント…当たり前である、を前に演算を行い、素早く召喚成功時のガイダンスを記憶領域から引き出してきた）
        あなたに当てられた個室と当施設の設備について説明しなければなりません、サーヴァント・ライダー。地下階であるこの部屋を出て建築物上層を案内します。
        説明が周知された後は設備内にある衣服の着用と当面の目的について当機と行動計画を作成して下さい。
        ガイダンスには軽食を供にしながら、とあります。宜しいでしょうか。 -- 199AM/クレア 2011-10-01 (土) 02:31:13
      • い、いえそんなことはないです。こちらこそ･･･（あわててお辞儀する）
        とりあえず･･･上に行けばいいんですね・・・。わかりました、クレア様。
        では、参りましょう・・・。(クレアの一歩後ろに立ち、あとに続く。この先、この二人にはどんな出来事が待ち受けてるのか。それは先のお話である） -- ライダー 2011-10-01 (土) 02:39:27
    • メインステップ！　宵闇に潜みしかつての英霊よ！ここに顕現し、我が力となれ！！アサシン?を召喚ッ！！ -- 2011-10-01 (土) 01:39:53
      • （ほのかに暗く、薄汚れた一室。かつ、かつと靴の音を鳴らしながら、あたりをざっと一瞥する）　……あまり不審な点は、なし、と　
        (首を鳴らしてひとつ間を置き)　…さて、それじゃあ俺も始めるとしますか。　んーと（がさごそ、と懐から一冊の本を取り出す。十数年来世話になっている施設から借りてきた品。召喚に纏わるその一冊を開く）　…暗くて読みづらいな -- トバル 2011-10-01 (土) 01:49:51
      • (その中の付箋の貼られた一頁。そこに記された魔方陣を、室内の床に手馴れたように描いていく。そのうちに、チョークと床の擦れる音だけが室内に響）あっミスった（……） -- トバル 2011-10-01 (土) 01:57:34
      • ま、大体こんなもんだろ(いくらか時が過ぎた後、書物の開かれた頁と同じ魔方陣がやっとこさ完成する）
        んでえーと…（続いて書物の方の魔方陣の下段。詠唱などの説明の項目に目を移し）　……　（ぱたん、と静かに本を閉じる）
        ……　………（しばし逡巡し、魔方陣に向き直る。陣を描くうちから魔力を込めておいたため、既に僅かながら陣が力を帯び、発光し始めていた) -- トバル 2011-10-01 (土) 02:08:19
      • （もうこれであとは待ってりゃ勝手に進行してくれる、とか上手いことなんないかなー、と淡い期待を持った眼差しで陣を見つめるが、いかな待とうと次のステップには移らない。ので…）　…詠唱は、省く！！(ｷﾘｯ
        （こほん、とひとつ咳払いし、靴の音を鳴らして陣に近寄り、屈んでは淡く光るその一端に手をかざす）　ってワケにもいかんよな、やっぱ(嘆息。最低限、コレくらいはせねば、と陣を見つめる。必要な詠唱の大半は陣の中に記されており、コレより先は『なるべく自分の希望するモノが来てくれるようにお願いするための詠唱』だ）
        ってわけで、この際特に希望はなし。なんだって構わないから…　来い(力を持たせた言葉を、陣の向こうに放つ) -- トバル 2011-10-01 (土) 02:21:33
      • （其れは大地の底深く、闇の間に刻まれたひとつの傷跡）
        （神に召されず、仏に救われず、魔に捕われず、人に顧みられず）
        （己の為にのみ刃を振るい、永遠の孤独の果てに朽ちた魂の、記憶）
        （誰に知られる事も無く、唯、埋もれてゆくはずのその傷跡に──）
        （百余年の時を越え、生を刻み込まんと魔術師の命ずる声が響く）
        （目覚めよと、そして戦えと、力を振るえと…全てをこめた一言で）
        ≪…………っ…≫
        （記憶とは個、という情報そのもの。ゆえに記憶は魔力を得て魂を形造り）
        （そして魂は目覚め意識を抱く…）
        ≪…誰？…誰？わたしをよぶ、のは…≫
        ≪…何故、何故、貴方はわたしを起こすの。何故、何故、わたしを求めるの≫
        ≪…また生きて苦しめと…言うの…≫
        ≪もう、わたしは自由…戦う事も、逃げる事も、苦しむ事も、二度と…≫
        ≪……無い、はず…≫
        （意識は自ずから閉じようとする。自由と安寧を求め）
        （再び、無に、唯の傷跡に還らんと…）
        （――魔術師は気付くであろうか？）
        （己が魔術の応え、目覚めし魂の答え、その違和感に）
        （原因は多々、考え得るだろう。あるいは魔術の不備、あるいは霊の選定の失敗…）
        （それではと、魔術を組み直すか…）
        （それとも、己の力と判断を信じ…）
        （魂の、真の名を呼び、その心を目覚めさせるか！） -- 忍? 2011-10-01 (土) 02:28:48
      • (陣の向こうからの声。召喚されることを拒むようなその返事に、僅かながら退きそうになり、眉をひそめる）
        ……もう戦うことはない、か。（あいつらも、実はそんな風に思ってるのかもなー、なんてぼんやり考えて。そんなことはない、と即座に首を振る)
        ……　(すっくと立ち上がれば、ずかずかと力を帯びた陣の中に足を進める)　俺にはやりたいことがある。為すべきことが、ある。
        (陣の中央で足を止め、腕を掲げて)　けど、そのためには、俺だけじゃダメでね。君の力がどうしても、必要だ。
        (手の平に魔力を集中させ、次第にそれを掲げた腕全体に纏わせる）　もう眠りについた君を、その為に呼ぶのは確かに心苦しい。その為に戦わせるのは、とてもしのびない
        …だから、もう次は言わない。(身を屈め、魔力を帯びた腕を陣の中に突っ込ませる。腕は床の中を沈み、その先は『陣の向こうにいるそれの前に現れた』）
        来い。そして、俺と一緒に闘ってくれ -- トバル 2011-10-01 (土) 03:01:14
    • 黙示録に添えられた、りんどうと薔薇 -- 2011-10-01 (土) 02:03:26
      • （暗く冷たい石畳に記された魔法陣のある一室）
        （初めての召喚に鼓動が高くなっていくのを感じながらも、ゆっくりと室内へと入っていくと儀式の為のミルラの香を焚き、ブラッドストーンを添えて　オイルを垂らす）
        （緊張で震えそうになりつつも蝋燭に火を灯し、カップに聖水を注いで準備を行うと、最後に　魔法陣の中央に木刀の柄を添える）
        （偶然にも公園で拾ったものだが、妙に何か感じるものがあったのか……まさか、と思いながらも試してみる事にした）
        （暫くして部屋に充満するミルラの香にやや落ち着きを取り戻しながら、目を閉じ、軽く瞑想に似た真似事を行い雑念を払う）
        （魔術書を片手に開き、時々目を配らせながら呪文の詠唱をし始める） -- ローテローゼ 2011-10-01 (土) 02:24:40
      • 我は汝を呼び起こさん、聖杯の元において　我が命に応じよ
        炎の天使の元に、喚起されしサーヴァントを歓迎せん        ……っと、次はなんだったかしら？（ちらりと時折魔術書に目を向けつつ呪文を詠唱していく） -- ローテローゼ 2011-10-01 (土) 02:39:05
      • （……お願い、現れて頂戴！　と、心の中で必死に念じながら詠唱を続けていく）
        （慣れない呪文と呼吸法に、煙の充満する部屋の中で　意識が遠くなりそうになる……聞いていたのと実際に行うのとは大きな違いである事を知った）
        （朦朧とし始める意識を、何とか手元にある儀式剣で親指の腹を少し切ると意識を取り戻し詠唱を続け出す）
        （魔法陣から光が輝きだしたのにも気づかないで――……） -- ローテローゼ 2011-10-01 (土) 02:49:30
  • - 序章-
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      • ツリーを切り替えました。
        召喚イベントがまだ途中だった場合は丸ごと移植して植え替えてください。
    • - 例 -
      • 見出しをつけてそれぞれ各ペアで召喚イベントを行ってください
        見出しについては、○○&○○ペアや、それぞれのサブタイトルを付けるなど自由に行ってください
        長くなりましたら移植したりなどして植え替えます
    • Mariol/Origanum　『マージョラム』人形、天より伸びる白き繰糸　『山の喜び』月、なみなみ注ぐ緑の壇上　「暗幕の引かれる時」 -- 2011-10-01 (土) 01:09:44
      • （そこは静謐なる石造りの小部屋だ。）
        （朽ちた組み石は老木を思わせる。煤けた五方陣など絵画じみていて圧倒される）
        （匂いを感じる。空気の中へ霊性が平べったく混じりこみ、するり、するりと、絹を折りたたむように胸へ落ちる）
        （四拍を数える。一つ・二つ・三つ・四つ息を吸う。二拍を数える。一つ・二つ息を止める）
        （四拍を数える。一つ・二つ・三つ・四つ息を吐く。二拍を数える。一つ・二つ息を止める）

        （呼吸のリズムは崩さず続ける。さあ、蝋燭を懐から取り出すと、続いてコンパスを取り出した。四本の蝋燭は東・西・南・北！）
        （灯りは四つの蝋燭のみ。しかし、輝きは小部屋の全てを照らす。宇宙のように透き通った空気へぬくもりが生じた） -- キフィ 2011-10-01 (土) 01:19:52
      • （杯の聖水が揺らめく。持ち寄った杯は小部屋──祭壇の中心に置かれ、その傍らには手に収まる大きさの香炉を寄り添わせる）
        （天へ礼を捧げる。地へ礼を捧げる。祈らず・ただ無心のまま・自然に立ち返り礼を捧げる）
        （小部屋が真昼のように明るくなり、蝋燭の炎が増したことを目の奥へ震えとして感じ取る）
        （人の奥底へ確かに存在している真っ黒い虚が照らされて顕わになる。右脚につけているナイフを抜き取り構えた） -- キフィ 2011-10-01 (土) 01:29:49
      • （こつ、こつ。靴の音は海の底と同じく静謐な祭壇へ響き渡る。東の隅まで歩き、立ち止まり、短剣を翳した）
        聞け！　東の物見の搭の守護者よ　大気の力よ！　我は汝に祈り汝を呼ぶ
        暁の金の鷲よ　星を求めるものよ　渦巻く風よ　昇る太陽よ　来たれ！
        女神の呼吸たる大気によって　汝が光をよこせ　今、ここに！ -- キフィ 2011-10-01 (土) 01:34:54
      • （短剣でペンタグラムを描く。小瓶を取り出し、中身の聖水を三度振りまく）塩と水をもって霊化する！
        （言うと浮かび上がるように、ペンタグラムが青い焔の軌跡となって燃え上がった。それを通じて感じる、）
        （曙光に照らされた高地を吹き抜ける風の奔流を。短剣の切っ先を地へ向ける）火と空気をもって霊気を注ぐ！ -- キフィ 2011-10-01 (土) 01:40:02
      • （精神は全て余さず空間へ同化する。その高まりに揺さぶられるように、心が燃え上がることを、熱くなる頬へと受け取った）
        （南へ歩いていく。足取りに迷いはなくなり、自らの意識を飛び越えて、大きな“流れ”を受けるがままに、真っ直ぐに）
        聞け！　南の物見の搭の守護者よ　火の力よ！　我は汝に祈り汝を呼ぶ
        灼熱の赤きライオンよ　燃え盛るものよ！　夏の熱気よ　生命の火花よ　来たれ！
        女神の魂たる火によって　汝が炎をよこせ　今、ここに！ -- キフィ 2011-10-01 (土) 01:45:56
      • （西へ歩く。たどり着く。言うまでもない、魔導は高まり続けている。夏の浮雲がそうするように、際限なく天を目指す）
        聞け！　西の物見の搭の守護者よ　水の力よ！　我は汝に祈り汝を呼ぶ
        水澱む淵に潜む蛇よ　雨降らすものよ　灰色をまとった黄昏よ　夕星よ！
        女神の羊水により　汝が流れをよこせ　今、ここに！ -- キフィ 2011-10-01 (土) 01:49:05
      • （最後は北へ歩いていく。ここで、高まる霊気は嘘のようになりを潜める。注がれきった器は波打たずに沈黙する）
        （血が、脈打つ。汗が、噴き出す。指が、震える。頭が、揺れる。身体はもう、自分のものではなくなっている）
        聞け！　北の物見の搭の守護者よ　大地の力にして　全ての力の礎石よ　我は汝に祈り汝を呼ぶ
        外縁の暗闇の淑女よ　深夜の牡牛よ　北極星　渦巻く空の中心よ　石よ　山よ　肥沃な大地よ　来たれ！
        女神の肉体たる地球より　汝が強さをよこせ　今、ここに！ -- キフィ 2011-10-01 (土) 01:56:12
      • （短剣でペンタグラムを描く。一つの円の内へ全て納まる。再び、天へ礼。再び、地へ礼。小部屋の中心へ歩く）
        （塩水を満たした杯へ短剣を浸す。一つの円の内から全て広がっていく）
        魔法円は設定された
        我等は諸界の狭間にいる　時の境界を越えて　夜も昼も　生も死も　喜びも悲しみも　別なきところに -- キフィ 2011-10-01 (土) 02:01:04
      • （香炉の上皿へ精油を注いでいく。碧色が皿へ張られる。それは、まるで湖へ映る明け方の月のように、輝いて光を散らす）
        （五本目の蝋燭が香炉の下へ置かれる。まさにその時、小部屋の四方の蝋燭は、天井を突き破らんとばかりに燃え上がる）
        （火の粉が星となり小部屋を満たす。五本目の蝋燭に燃え移る）
        火は灯された　儀式が始まる -- キフィ 2011-10-01 (土) 02:07:41
      • （草の生い茂る豊かな山の斜面が幻影となって瞳に映る）
        （周りには、清涼な泉に養われる緑豊かな草、流れ行く川の鉱物と養分に育まれた木々）
        （遠くに見える肥沃な大地へ穀草が揺れている。野生の山羊が岩山の遥か高くに佇み、眼下では野牛の群れが走り抜けていく）
        （真夜中だ。月は隠れていて、星は輝いている。ふと、甘暗き小部屋へ意識が戻る。足元には碧の香油を満たした皿があり、）
        （それこそ隠れていた月であることを思い知る）聞け！　そして行け、静かなるものよ。
        神秘の柱が二本　神殿の門に立てり　二は自然の源　神聖なる形と力なり
        闇と光は連続し　対極から対極へ　われらが祖先の教えの通り　神と女神を示さん
        心の深みに棲まい　不死にして常に新生する者　解き放ち縛る力を持つ者
        「汝の欲することを為せ」、は挑戦なり　何者も傷つけることのない愛を持て　これが唯一つの戒律なり         -- キフィ 2011-10-01 (土) 02:32:32
      • （暖かい・柔らかい・木質の黄色から琥珀色にかかる香りに包まれる）
        （小部屋の全てを満たして、魔法円の全てを満たして、自分の全てを満たしていく）
        （終に力が弾ける。止め処なく円の内から溢れてくる）
        （力は強く、髪は棚引き、境界へと繋がる瞬間を、雷撃によって分けられる空のように、強く輝きを増していく）
        （もう、目も開けていられないほどに。だけれど確かに視えている。盲視と同じく無意識のままに映像が流れ込む）
        <<我が信経(クレド)>>は八つの言葉で足りる
        An it regret none,do what ye will.　何も悔やむことのない限り　汝の望むことを成せ

        汝を我は召喚す　忘れられ孤絶した名も無き神威より　輪舞を踊る場に来たれ
        詠唱する祈り手の魔術の中に来たれ　月が真夜中の風に魔術をかけるとき　汝の眠れる力を喚起せん
        輝ける流れと秘密の海の中　蒼褪めた星光の炎の中　来たれ　ああ　来たれ！

        死と生の門を越えて　真白なる満月の静かに昇りゆくとき　星々の彼方の天界の高みに　鏡写しにその姿を現せ
        夜の風の中に汝の足音を聞く
        ──聞け！　“魔女の息子”キフィ・カニングフォークの名において汝を、我は召喚す。
        来たれ！！
        （歪みが生じる。天も地も光も闇もなくなり、全てが混ざりこむトワイライトの輝き。その内へ、人影を見た──） -- キフィ 2011-10-01 (土) 03:03:51
      • ──やれやれ。ずいぶんと大仰な喚び方をしたものだな……
        （黄昏の中から聞こえる声。それと共に影が一歩踏み出る。異形じみていた巨大なシルエットは人間らしい大きさと形に縮み）

        もう少し簡潔にできなかったのか？ ただ一言、来い、と言えば喚ばれてやったのに。
        （さらに踏み出し、輪郭が次第にはっきりと浮かび上がる。そしてまだ縮む。不安になるくらい縮む）

        フン、まあいい。丁重にもてなされたなら悪い気はしないさ。
        で……（黄昏の中から姿を現し、マージョラムの香り立ち込める小屋の中心に立つのは、）

        ──お前が私のマスターだな？ 私が力を貸してやるぞ。ありがたく思えっ！（腕を組んでふんぞり返る子供。頭頂部から天に伸びた毛がその拍子にぴこぴこ揺れる）
        （人外の風格だとか、立ち上る魔力の波動だとか。凡そ迫力と呼べるようなものは、存在しなかった） -- キャスター 2011-10-01 (土) 03:37:20
      • “魔女の息子”の名へ恥じを塗ることのないように、雨粒の一つから羽ばたくそよ風まで、遍く全てへ意識を映しこみ、
        燃える光へ赤々と大地へ照らしこむように、夜空を包む燦々の光輝を真似て魂へ灯りを点したまでのことだ。
        （正しく限界まで、器の耐え切れる際まで拡がった力は収縮を始める。まるで、宇宙の始まりを観るようだ）

        砂の一粒も余さぬように自然と一体となり、大いなる力の流れを爪の先まで行き渡らす。
        此れは俺の矜持。持て成せる全てを以って汝を迎えたまでのことだ。……喜んでくれたなら光悦。
        （収縮は留まることを知らない。散り散りにばらけることはないが、ただただ一点へ向かって行くのである）

        改めて名乗ろう。俺の名はキフィ。薬草魔女(ヘルベリア)の息子にして、カニングフォークの筆頭を担う者。境界に立ち、全てを見定める者。
        我が従者よ、完全な信頼のうちに、契約を交わさん。
        （従者の手をとり、軽く口付ける。“場面(シーン)”が揺らぐ。界を越えた確かな繋がりがそこへ生まれる）
        （その手はとても小さく──小さかった────。）



        ゑ？（緊張の糸が弾け飛んでいった。最早、それが戻ってくることは叶わない） -- キフィ 2011-10-01 (土) 03:59:29
      • 儀式に負けず大層な二つ名だな。だがまあ、気は合いそうだ。
        では改めて、キフィ。契約だな。我がクラスはキャスター、魔術のサーヴァントだ。
        君の目的が果たされるまで。私の力の全てを尽くすことを誓おう（キフィの体に、一瞬の熱い痛みと共に令呪が刻まれる。それはこの小さな従者との契約の証）

        …おい。どうしたー？ まだやること残ってるだろ、おーい？（背伸びして目の前に手をひらひら。やっぱり頼れそうには見えない） -- キャスター 2011-10-01 (土) 04:33:03
      • あっ痛っ。（火傷のものでもなく、擦り傷のようなものでもなく、走る神経へ直接の繋がりを持った令呪の痛みを覚える）
        （呆然というのはこの事を言うのだろう。目は何処か遠くを見つめ、口は喉から声を紡げぬままただの虚と化している）
        （ちらり、右手へ目をやると確かに紋様が刻まれている。令呪は淡く輝いて、星気のように誇らしく照っている）
        …………契約しちまったよ……。（漸く現実へ視界を戻してみるも、すぐに瞼は閉じられてしまう）
        （目を開けたら宝石の嵌まった長剣を携える、霊験も新かな白銀の鎧を身に纏った者がいるまいかと、）

        （目を開けてみれば、流れる白銀の髪と宝石にも負けることなく煌く大きな紅い瞳。受け容れる他──なかった────。）

        …………ちょい、待ってろ……。
        （杯に浸していたナイフを取り上げる。聖水の雫が床に染みを作る。高まる心を安らげて、夜明けのように和らぐ）
        （逆順にペンタグラムを描く。追難のペンタクルは赤く輝き天川の星屑を映して散っていく）
        東・南・西・北の守護者よ　空気・火・水・大地の力よ　感謝を捧げる　我“ら”と共にあったことに
        そして我らは恵みを求める　この別れの時に　この平穏の　長からんことを
        祝福あれ（切っ先を天へ向け、地に降ろす）
        魔法円は解かれる　しかし続く　女神の平穏を　我らに
        良き出会い　良き別れ　良き出会いをふたたび　祝福あれ
        （言い切る。五本の蝋燭は嘘のように立消え、満ちていた霊性も全てが境界の外へ還る）
        （残ったのは、キャスターとキフィだけ）…………。おい、キャスター。
        テメエがキャスターなのはこの令呪が証明してるからそれについては何も言わ無え。
        ただ…………信じてもいいんだよな……？（震える声）いいんだよな…………？？ -- キフィ 2011-10-01 (土) 04:57:13
      • ん。（なんか急に態度が雑になったなー、とか思いながら、ちょこんと座って魔法円を閉じる作業を眺める。ときどき目を閉じて一緒になって感謝したり祈ったりする）
        …ん、おー。（声をかけられ、立ち上がり）……なんだ、不安なのか？（顔色を窺うように下から覗き込む）
        ま、なにせ聖杯戦争。これから殺し合いの始まりだもんな。無理もないか（腕組みして考える仕草。と、おもむろに背中をぱぁんと叩き）
        心配すんな！ 私がついてる！ 言ったろ、私の力の全てを貸すってな！（にっと笑って親指を突き出す。そもそも不安の原因が自分であるとかそんなことはまったく気がつかない） -- キャスター 2011-10-01 (土) 05:27:17
      • （現実感が深まる。夢のように幻想湧きいずる召喚の鋭気はすっかり消えて、足元の石畳や精油の柔らかな香りが強く、）
        （即物的な感触として伝わり、キャスターはといえば無邪気に屈託の無い笑顔を向けてきて、）
        （いとけなさに益々不安は燻っていき、不完全燃焼を起こしたように、ぶすぶす黒くなっていく）

        ふふ……あーっはは！！（然し、それが吹き飛ぶ程に唐突な笑い声。雲間から覗く太陽の梯子のように明らかに響き渡る）
        …………種が配られたのなら、後は腕の見せどこだ。（鋭く眼を砥ぎきると、凄絶な冷笑を見せた）
        おい、キャスター。……案内してやる、来い。（膝も足も地面を強く踏みしめて立ち上がり、キャスターへ手を差し伸べる） -- キフィ 2011-10-01 (土) 05:44:28
      • （んー？と覗き込んでいたが、笑い出したのを見て満足げに頷き）ん。結局のところどうなるかは君次第だ。
        うむ……まずは拠点に連れていってもらわんとな。よろしく頼むぞ、マスター！（もう一度にっこり笑うと、差し出された手を勢いよく掴んだ） -- キャスター 2011-10-01 (土) 06:09:59
      • これから行く先は、俺の産まれた皮肉の揺り籠。薬草魔女の店にして、ハーブ総合専門店。俺の家にして、今日からテメエの家でもある。
        『銀のバスケット』だ。（嘗てこの街に存在した記憶。実体とは硝子一枚隔てた鏡写しの鏡像。小さな手を握り締めると血の温もりを感じる）
        よろしくな……キャスター。（影は小さくなっていき、小部屋は静かに取り残される。この世を隔てた境界を背に歩き始めた）
        （これから先に何があるかも解らないのに、あまりにも頼りないサーヴァントを連れているのに、どうしてか湧いてくる自信を抱えて──。） -- キフィ 2011-10-01 (土) 06:19:19
      • Mariol/Origanum。互いの香りをほんの少し垣間見て、目出度くこけら落としを済ませた。二人は、舞台裏へ。 -- 2011-10-01 (土) 06:23:43
    • 新世界女王 -- 2011-10-01 (土) 03:03:23
      • ここ…だよね？（コツーン…コツーン…と石畳に足音が響く　誰もいない　まだ土地勘に明るくないヴィーは招待状が示す場所を探り当てるのに3日はかかった）
        もうおわっちゃった…のかな？（一抹の不安を払拭するように首を振る　戦争がこんなに速く終わるはずが無い　それは十二分以上に知っていた） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:05:04
      • ！（やがて、遺跡の奥から懐かしい…しかしどこか異質な気配を感じ取る）
        （小首を傾げるが、きっとこれがこの世界の”それ”の気配なんだ　躓いて転びそうになりながら駆け出すと、果たしてそれはあった） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:05:24
      • （生きているかのような鼓動　とても懐かしい…　いや、だが近づいてみればその異質さが強く伝わってくる）
        （自分の知っているものとは違う　こんなに無機質で冷たい気配では…なかった）
        （何かよからぬ策謀に巻き込まれたのか…）
        （強く首を振る　自分にはなんとしてでも成し遂げねばならぬ願いがあった） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:05:49
      • きゃっ…（時折スパークを放つ魔力の奔流　それが描く魔法陣の中に立つ　魔力は異邦人である彼女を拒み、排除しようとするように、全身を締め付け、這い回る）
        （歯を食いしばり、ゆっくりと左手を掲げる）
        （たしか…） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:11:44
      • 左手に真なる音(caster)…

        （左手に並ぶ8つの金属のリングのうち一番上のものがゆっくりと回転し、カチリという音とともに刻まれた溝が一直線に並ぶ） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:12:33
      • （はぁはぁと荒い息） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:12:51
      • 左手に貫くもの(lancer)

        （左手に並ぶ8つの金属のリングのうち二段目前のものがゆっくりと回転し、カチリという音とともに刻まれた溝が一直線に並ぶ） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:13:39
      • （絞るように唱える呪文） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:13:59
      • 左手に射抜くもの(archer)

        （左手に並ぶ8つの金属のリングのうち二段目後ろのものがゆっくりと回転し、カチリという音とともに刻まれた溝が一直線に並ぶ） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:14:25
      • （褐色の肌に浮かぶ脂汗） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:14:46
      • 左手に王の剣(saber)

        （左手に並ぶ8つの金属のリングのうち三段目のものがゆっくりと回転し、カチリという音とともに刻まれた溝が一直線に並ぶ） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:15:10
      • （桃色の髪が額に張り付く） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:15:29
      • 左手に野獣(berserk)

        （左手に並ぶ8つの金属のリングのうち四段目のものがゆっくりと回転し、カチリという音とともに刻まれた溝が一直線に並ぶ） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:15:58
      • （ぽたり…と震える太ももを伝って石畳に汗が落ちる） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:16:17
      • 左手に疾駆(rider)

        （左手に並ぶ8つの金属のリングのうち五段目前のものがゆっくりと回転し、カチリという音とともに刻まれた溝が一直線に並ぶ） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:16:38
      • （がくりと膝が落ちる　耐える　倒れない） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:16:59
      • 左手に影(assassin)

        （左手に並ぶ8つの金属のリングのうち五段目後ろのものがゆっくりと回転し、カチリという音とともに刻まれた溝が一直線に並ぶ） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:17:19
      • くぅ…（苦痛と嫌悪感に目に涙を溜める　これほどまでに異邦人たる自分は拒まれているのか） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:17:57


      • （だが）

        -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:18:29
      • 左手に未熟なる世界(viridis mundi)

        （左手に並ぶ8つの金属のリングのうち最下段のひときわ大きなものがゆっくりと回転し、カチリという音とともに刻まれた溝が一直線に並ぶ） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:18:51
      • （左腕のリングが光の線でつながり、そこから色とも知れぬ魔力があふれ） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:19:23
      • ACCESS(つなげ)我とこの新世界を！ -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:19:45
      • （急速に自身を責め苛んでいた魔力がひいていくのを感じる） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:20:05
      • 繋がった！！（足から力が抜け、石畳にしりもちをつく　強力な魔力などそ知らぬ顔で石畳は何事も無かったかのような冷たさで肌を迎える） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:20:26
      • （受け入れられたのならば、やがて魔力は形作るだろう） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:21:08
      • （異質な魔力を飲み込みながら光が膨らみ…爆発する）

        （光の奔流に思わず目を閉じ、開くとそこには・・・屈強な肉体を持つ剣士でも、精悍な顔立ちの槍使いでも、英知を極めた初老の術師でもない・・・一人の少女が立っていた）
        （輝くようなブロンドの髪、強く意志の光を感じるブルーの瞳、そして何より特徴的なのは……真紅のマントの間から惜しげもなく晒されるその肌色）
        ・・・わらわを呼びつけたのはおぬしか？（おおよそマスターに対するものとは思えない、居丈高な口調で問う） -- 女王? 2011-10-01 (土) 03:25:05
      • 服着ろよ！ -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:26:14
      • 着ておるわ！
        （じろりと値踏みするようにヴィーの頭からつま先まで視線を走らせ）・・・まったく、わらわを呼び付けるのだからどれほどの剛の者かと思えば、こんな小娘とは -- 女王? 2011-10-01 (土) 03:29:07
      • （羞恥に赤面する）着てるって言わないでしょ！それ、そういう趣味でしょ？
        この世界のガーディアンってこんななの？（額を押さえてふらふらと立ち上がる　目深に被ったフードを下ろし、疲労をにじませた顔を向ける）
        こほん…お前、名前は？戦えるの？戦争を勝ち残れるの？（重要な部分はそこだった　なんとしても叶えたい願いがある） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:33:26
      • えぇい！趣味ではないし、そう見えるのであれば貴様が阿呆だからじゃ！
        ……ふん、愚問であるな。わらわは女王この世の森羅万象の頂点であるぞ、成せぬ事など一つもない！
        （ばさりとマントを翻し）ともかくも貴様はわらわを召喚した……喜べ娘、直々に手を貸してやる
        頭を垂れ、跪き、忠誠を示すが良い、さすればわらわがおぬしに道を示そう -- 聖杯/女王? 2011-10-01 (土) 03:42:46
      • がーん…　あほって…あほっていわれた
        本当に？本当に戦えるの？（上から女王の姿をねめつける…ねめつける…ねめつけ…赤面して目をそらす）
        ちょ、ちょっとまって！お前、ガーディ…じゃなかった、サーヴァントでしょ？ちょっとおかしくない？ほら、僕がマスター、主人（胸を張って親指で自身を指差す） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 03:51:32
      • くどい！（と、ばっさりと斬り捨て）
        わらわは万物の頂点と言ったであろう、故にわらわの上に人などおらぬ、それは召喚者であろうと例外ではない
        どうしても嫌だというのならわらわは降りる、令呪があろうと知ったことか -- 女王? 2011-10-01 (土) 04:14:42
      • ひっ（びくっ）
        う…ぐぬぬ…（歯軋りする自分はこの世界では異邦人だ　到底サーヴァントにはかなわない　必要なのだ）
        （唇を噛みつつ、冷たい石畳に膝をつく　素足に当たる硬い感触が痛い）あーあーこれでいーですかーじょおーさまー -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 04:26:28
      • 素直でよろしい（鷹揚に頷き、儀礼用らしき宝剣を抜き放つ）
        と、聞き忘れたな・・・娘、名は何と？（跪いたヴィーの肩に刃を添えながら） -- 女王? 2011-10-01 (土) 04:32:18
      • うぐぐ…（不満げに下からにらむ　目にはいってしまい、赤面して顔をそらす）
        リ・リ…（言いかけてしばし思案）ヴィリディス　ヴィリディス・イドナム -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 04:36:52
      • なぜ詰まる・・・まぁいい、ではヴィリディスよ女王の名において貴女を新たな騎士（ナイト）に任命する！
        （高らかに宣誓する・・・と同時に、ヴィリディスは懐かしい感覚を覚えるだろう）
        （体中に満ちるそれは、遥か彼方の世界に置いてきたはずの力の欠片）

        これでそなたはわらわの剣にして盾となった、短い間であるが勤勉に良く仕えるのじゃぞ、我がマスターよ -- 女王? 2011-10-01 (土) 04:40:36
      • おお…！（小さな歓声　身体から疲労感が抜けていくとともに、それが満ちていく　遠くて違う別の世界）
        （しかしそれは少し違っていた）これが…この世界オリジナルの…
        （周囲を桃色の光が包む　身に着けていたパーカーがー、靴が、7つのリングを残し消滅していく）
        （あたりを取り巻いていた光がヴィーの身体を覆うように集まり）
        （はじける）
        （左腕に7つのリングをあしらい、レースやフリルを豪華に使ったスカート　少女の姿態を魅力的に見せる　それら装飾を守るように硬い金属の甲冑）
        （騎士の姿へと変身していた）
        おお！これで僕も戦か………僕が戦うのかよ！ -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 04:53:36
      • わらわ一人を働かせておぬしは見物・・・そんな都合の良い事は許されると思うてか
        さて、往くぞマスター！まったく・・・おぬしが噛み付くせいで要らぬ手間を取ったわ
        （マントを翻しながらつかつかと、マスターを置き去りにして出て行くのだった） -- 女王? 2011-10-01 (土) 05:13:03
      • むむむ…　二人係りでなら（このなんかあまり戦えなさそうなサーヴァントでも）勝てるかな…
        え？僕のせいなの？おかしくない、それ！？ちょ、ちょっと、まってよぅ！これ、もどるの？ねぇ！なんか慣れなくて動きづらいって言うか…（あわてて女王のあとを追いかけていった） -- ヴィー? 2011-10-01 (土) 05:16:26
    • 黙示録に添えられた、りんどうと薔薇 -- 2011-10-01 (土) 02:03:26
      • （暗く冷たい石畳に記された魔法陣のある一室）
        （初めての召喚に鼓動が高くなっていくのを感じながらも、ゆっくりと室内へと入っていくと儀式の為のミルラの香を焚き、ブラッドストーンを添えて　オイルを垂らす）
        （緊張で震えそうになりつつも蝋燭に火を灯し、カップに聖水を注いで準備を行うと、最後に　魔法陣の中央に木刀の柄を添える）
        （偶然にも公園で拾ったものだが、妙に何か感じるものがあったのか……まさか、と思いながらも試してみる事にした）
        （暫くして部屋に充満するミルラの香にやや落ち着きを取り戻しながら、目を閉じ、軽く瞑想に似た真似事を行い雑念を払う）
        （魔術書を片手に開き、時々目を配らせながら呪文の詠唱をし始める） -- ローテローゼ 2011-10-01 (土) 02:24:40
      • 我は汝を呼び起こさん、聖杯の元において　我が命に応じよ
        炎の天使の元に、喚起されしサーヴァントを歓迎せん        ……っと、次はなんだったかしら？（ちらりと時折魔術書に目を向けつつ呪文を詠唱していく） -- ローテローゼ 2011-10-01 (土) 02:39:05
      • （……お願い、現れて頂戴！　と、心の中で必死に念じながら詠唱を続けていく）
        （慣れない呪文と呼吸法に、煙の充満する部屋の中で　意識が遠くなりそうになる……聞いていたのと実際に行うのとは大きな違いである事を知った）
        （朦朧とし始める意識を、何とか手元にある儀式剣で親指の腹を少し切ると意識を取り戻し詠唱を続け出す）
        （魔法陣から光が輝きだしたのにも気づかないで――……） -- ローテローゼ 2011-10-01 (土) 02:49:30
      • （魔法陣をなぞるように光が満ちて行き、すべての刻印に光が灯った時、部屋中を強烈な光が覆い尽くす。疲労で瞼を閉じようともその熱く猛々しい光は無理やりにでも召喚者の意識を現実に引き戻す）
        （光が失われると魔法陣の中心に片膝をつき、顔を伏せた黒衣の女性が現れる。）……（女性はすっと顔を上げ、召喚者を見据える。凛とした、鋭い眼差しで睨んでいるかのような表情）
        ……汝に問う。聖杯を求めし者よ。貴様が……我がマスターか？（感情のこもらない、事務的な台詞で目の前の少女に問いかける） -- ジャッジメント 2011-10-01 (土) 03:08:17
      • ……！（少しづつ強くなっていく光にふらつく意識が戻ってくる、同時に魔法陣に光が満ち、部屋一面に強烈な光が放たれると　思わず目を瞑り、両腕で眼を守るような体制になる）
        ……きゃっ……！（思わず衝撃に小さな悲鳴を漏らし、光が収まった後も、突然の強烈な光の為になかなか眼が開けられなかった）
        （暫くして眼が正常に戻るとゆっくりと開き、眼の前に黒衣の女性が凛と佇んでいる事を知る）
        （こちらを見定める視線を感じると、一瞬――……成功した事に緩みそうになった気が、新たに引き締まり……睨まれている様な棘のある眼つきを黙って見つめ返す）
        （冷たさを感じる眼と、事務的な言葉に緊張してしまい、上手く返事が出来ない。ゆっくりと首を縦に振ると）……ええ、私が呼び求めましたの。ローテローゼ・グレンモーリスと申しますわ
        （失礼のないように気を使いながら、恭しく礼をする） -- ローテローゼ 2011-10-01 (土) 03:26:10
      • （少女が言葉を発するまでの動作をただただ見つめている。表情から手足にいたるまで、品定めをするかのように見回して）
        ローテローゼ・グレンモーリス。（少女の名を口にする。張り詰めた空気の部屋に凛とした声が響き）…我はジャッジメント。正義の名の下に裁きを下す者なり。正義の名の下に全てを下す者なり。（刀を抜き、切っ先を少女の眼前に突きつける）
        汝に今一度問う。貴様は我を欲するか？万物を下す我が力を、手に取る覚悟はあるか？願いのために、恐れを捨て、勝利を掴む覚悟はあるか？（切っ先を突きつけたまま、冷たい表情で言い放つ。サーヴァントの強靭な筋力を持ってすれば半歩踏み出すだけで切っ先は眉間を突きぬけ、少女の未来を閉ざすことができる。） -- ジャッジメント 2011-10-01 (土) 03:48:05
      • （険しい視線に、品定めされるそれが加わると　更に威圧感を強く感じる……呼び出しただけでは成功ではない、マスターだと認められなければ還られる可能性も、ある）
        （召喚とは、術師が命を秤にかけて行うものだと聞いた事はあったが……刃を目前に付き付けられると、恐怖もより一層増す……力量不足の、役立たずのマスターなど、サーヴァントから見ても不要なのだから……）
        （普段なら、恐怖で取り乱していたかもしれない、怯えていたかもしれない……けれど）
        （酷く濃いミルラの香りに鎮静作用が強く働きかけると同時に、慣れない儀式や呼吸法……空間そのものに彼女は無意識下に、日常の顕在意識と潜在意識の狭間に近い状態になっていた）
        ……当然よ、その為に貴方を……噂や夢物語で終えられてしまう聖杯の話を信じて、呼び出したのですもの……
        もしかしたら、って　思っておりましたわ……まさか、と半信半疑に召喚したのも事実ですわ……けれど
        それ以上に私は生まれ変わりたいんですの、迷いを断ち切り強くなって前を向いて生きたいんですの……！
        （強い情熱を灯した眼で、嘘偽りなく心の内を開ける。飾った言葉なんて空っぽなものを述べたところで見抜くだろう……それよりは、心から思った事を嘘偽りなく伝える方が彼女に伝わると思ったから）
        （裁き……正義は所詮、人間の　偏った可能性のある言葉でしかない、それを自然の言葉に言い変えれば調整だ……もし、自分がマスターとして相応しくない器ならここで命が尽きてもおかしくは無い）
        強くありたい、そうなりたいと思って貴方を望みましたの……勿論、私が貴方に出来る事でしたら何でも力添え致しますわ、この戦いに勝つことで自分自身を見つめ、私の中の不安や恐怖に打ち勝ちたいんですの！ -- ローテローゼ 2011-10-01 (土) 04:19:54
      • ………（黒衣の女性は切っ先を突きつけたまま、少女をただただ見つめ続ける。緊張で無意識に乱れる呼吸を。威圧感に気おされ早くなる鼓動の音を。潜在的な恐怖から来る手足のかすかな震えを。）
        …！（もう一度顔へと視線を戻した時、無表情で眉ひとつ動かさなかったサーヴァントの目が見開いた。若干の驚きを宿した瞳を一度瞑り、また開く）
        （そこには眼前の刃にも臆することなく、こちらを見据える少女の瞳。欲望を曝け出した言葉。熱意の篭る眼差しがそれらを偽りなきものであると示しているかのようだ）
        …合格、だな。（刀を下ろし鞘に収め）よかろう。貴様の欲望、願い、それらへの情熱…決意。全てしかと受け取った。
        その強き意思、常に心に置くがいい。その間は私は貴様の剣になろう。迷いを断ち切る刃となろう。道を照らす光となろう。貴様の強き力……恐怖や不安を振り払う盾となろう。そして……勝利を掴む御手となろう。（感情なき表情がふっと和らいだ。）
        ローテローゼ・グレンモーリス。…ローゼよ、今宵から私は貴様の従者。貴様は私の主だ。煮るなり焼くなり好きにするがいい…（片膝をついて手をとりその甲にキスをする。彼女なりの臣従の証。） -- [[ジャッジメント>聖杯/]] 2011-10-01 (土) 04:42:54
      • （真っすぐと彼女を見据えたまま、瞬きすらろくにせず様子を伺っていた）
        （先程まで朦朧としかけた意識だ、命がけだという状況も普段とは違い余裕がない……それでも尚、上手く言葉は伝えられなかったかもしれないが、心は向かい合わせようと努めたつもりだ）
        （一度見開いた目に、驚きの色があったのを感じるとまた閉じる……彼女がこれから下す結果に息をするのも忘れて待っていた）
        （合格の声に認められると、何だか涙が出そうになるのを堪えて）……私も、決して強いマスターではございませんわ……けれど、共に勝利したいと思いますの（彼女が和らいだ笑みを見せると同時に、こちらも緊張の糸が解けて笑いかけると、堪え切れなかった一筋の涙がこぼれる）
        （そっと手を差しだし、キスをされると微笑んで）……認めて下さって、感謝しますわ……　貴方の呼び名はどうしましょう？（そういえば、サーヴァントには真命を聞いては行けなかった事を思い出す）
        りんどうでよろしくて？　花言葉は【誠実】や【正義】等がありますの……一人で潔く咲き誇る姿も、お似合いですわ -- ローテローゼ 2011-10-01 (土) 05:05:54
    • 魅する兎?とふざけたピエロ? -- 2011-10-01 (土) 01:06:33
      • （どうして外に出られたのか、どうして見張りがいなかったのか、どうして都合よくいわくありそうな剣を手に入れられたのか）
        （そんなものはさっぱり分からないが、初めて自分の意思で自分が歩く道を決めてここまで来た）
        ようやくラヴィニアにも運が回ってきたのです　あとは、ここで上手く召喚をするだけ…… -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 01:15:05
      • （それさえ上手く出来たのなら　　　　本で読んだ物語のように、きっと違う世界が広がるはず）
        （ただっぴろい召喚の間に案内され、一人で中央に立つ）
        （呪文も儀式も知るものか）
        （臆することなく手に持った古びた剣を眺める）
        （聖杯の噂を聞く少し前に、道端の商人からもらっただけの剣　重いので捨てようかとも思ったが、何となく、そう、何となく持っていた）
        これだけ古ければきっと何か出てくるはず　さあ、出てくるがいいのです
        ラヴィニアのサーヴァントっ！！！（我武者羅に魔力を込めて剣を部屋の中央に突きたてる） -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 01:23:18
      • (閃光が迸り、突き立てられた剣を中心にして瞬時に魔法陣が描き出される)
        (少女の強き想いに呼応して召喚は果たされる。部屋の中に満ちていく魔力が急激に収束し、やがて人の姿を形作る)

        （目を焼かんばかりの光が収まった時。そこに立っていたのは一人の男だった）
        （黒い長髪を後ろで纏め、額に巻かれた長い布で片目を覆い隠した男だ）
        （傷だらけの顔に無精髭を生やした男はゆっくりと立ち上がり、少女を視界に収めてじっと見据えた）
        ……契約に応じ馳せ参じた。我は「バフーン」…問おう。聖杯を得て何を望む？
        （厳格な口調で男は問う。何の為に聖杯を求るのかと。その願いに命を投じる覚悟はあるかと -- バフーン? 2011-10-01 (土) 01:34:37
      • （眩しくて、目を瞑っても尚眩しくて）
        （咄嗟に剣から手を離してしまいそうになる）
        （ここで離してしまえば、きっとそれでお終い　避けなければ）
        （光が収まる頃には尻餅をついていたが、決して手は離さなかった）
        （男をゆっくりと見上げ、噛み締める用に言葉を聞く）
        （できた。）
        （儀式は成功だ）
        （立ち上がり、スカートの誇りを払い、尚見上げる形になる男の目を見据え）
        バフーンというのですか（不敵な笑みを浮かべ）
        ラヴィニアはラヴィニアの忌まわしいチカラを綺麗に消すために聖杯を望むのです
        この身ひとつで流れ着き、失うものなど何かあるというのですか？　覚悟など、外に出たときからとうに出来ているのです
        （何故消したいのか、弱くて無様な知られたくない部分は見せずに少女は笑う） -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 01:47:55
      • （上品な物腰。華奢な身体に似合わない強い決意を秘めた瞳。少女が紡ぎだす言葉を静かに頷いた）
        ……了解した。ならばこれより我は汝のサーヴァントとして、汝の為に働こう（少女の強い意志を確認し、再度言葉を紡ぐ。契約は果たされた）
        我のクラスは「バフーン」…「道化」。これより我は道化として汝が作り出す舞台に立とう（そして男は更に言葉を続ける。少女にとって絶望的とも言える事実を突きつける）
        ……と、いうわけだからさ。宜しく頼むよ、お嬢ちゃん（男はニィ、と口の端を持ち上げた。先程までとは180度違う、軽薄な態度で男は続ける）
        やー、こんなかわいい子が主人だなんて幸せもんだね！こりゃちょっと気合入れないとなぁ！あ、そだ。名前教えてくれる？
        （ぺらぺらと男は喋り続ける。―召喚されたのは「道化」のサーヴァント。舞台の上でおどけて、ふざけて。ただそれだけしか出来ない。そんなサーヴァントだったのだ） -- バフーン? 2011-10-01 (土) 01:55:35
      • 契約は成立ですね（満足そうに頷き）









        （男の変わり様に固まること暫し）
        （ピクリと垂れた耳が動いた）
        おまえ誰です？（問い掛けにも答えられず、やっとのことで紡いだ言葉はたったコレだけ）
        （あんまりな現実に目を背けたくなる） -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 02:10:07
      • 誰って。んもーさっき言ったじゃないのさー。オッサンは「バフーン」道化のサーヴァントさ
        （この事実確認も少女にとっては絶望的な物だろう。何度確認しても、男は道化でしかなかった）
        あ、呼びづらいなら気軽にバフ、って呼んでくれてもいいよ？マスターとサーヴァントには信頼関係が大事だからねぇうｎうｎ
        んで、もっかい聞くけどー…お嬢ちゃんのお名前は？マスター、って呼んでもいいけどそれじゃ味気ないもんね
        （だらしない笑顔を浮かべて男は尚もしゃべり続ける。道化そのままに、男はふざけた態度を崩しはしなかった） -- バフーン? 2011-10-01 (土) 02:17:48
      • ……………………（頭を抱える）
        これは夢です、夢なのです
        夢、夢、夢、悪い夢………　夢になるのです！！！！！！！！！！！！！！！！（右手でチョップ）
        （少女の細腕でサーヴァントに敵うはずもなく、ただ腕が痛い）
        （この痛みこそが現実であることを知らしめ絶望へと突き落とす）
        一体どうやって！　この！　胡散臭いおっさんと！！！　信頼関係を築けというのです！？
        ラヴィニアは完全に絶望しました、もう終わりなのです………………（悲観に暮れる少女はラヴィニアというらしい）
        （またそろそろ異変に気付くだろう　少女から流れる魔力はどこか異質だ）
        （例えるなら薔薇の花の香りのような……惹き付けるものがある） -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 02:26:43
      • あてっ！？（突然手刀をあてられつい反射的に声が出る。目の前の少女はと言えば頭を抱えていて）
        おいおい、酷い言われようじゃない？まぁそりゃいきなり現れたオッサンを信用しろ、っつーのが難しいのは分かるけどー
        （悲しみに暮れる少女に、困ったような表情で呟き）……ん？何か、良い香りするねラヴィニアちゃん（そこで少女から発せられる不思議な魔力に気が付いた）
        何だろこれ。薔薇…のようなそうじゃないような？（はて、と一人首を傾げてみるもその正体が分かるはずもなく）
        ま、取り敢えず召喚されちゃったモンは仕方ないし切り替えて行かない？オッサンだって一応サーヴァントだし、やることはやるよー？
        （屈みこみ、少女の頭を無遠慮に撫でて笑う。やたら親しげなこの行為に至った原因にサーヴァントは未だ気づいては居ないようで） -- バフーン? 2011-10-01 (土) 02:34:35
      • 今ラヴィニアが最も言うべき言葉はこれです、チェンジ！！！！！！　チェンジ、チェンジーーーー！！！！
        （当然のように何も起きないまま体力だけが奪われていく）
        （そんな折に頭を撫でられ、ついカッとなり）子ども扱いするなです！！（撫でる手を叩いた）
        どうやらおまえもかかったようですね　サーヴァントにも効果があるのですか　…否、ラヴィニアの魔力を原動力とするのならある意味当然とも言えるのです（馴れ馴れしいと言える態度を冷静に分析） -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 02:41:23
      • チェンジ、って言われてもねぇ…召喚されちゃったんだし、契約がある限りそいつぁ無理だわー（困った顔でチェンジと叫ぶラヴィニアを見つつ）
        あてっ、あらら、こういうのは嫌いかい？…んー…そんならレディとして扱うべきかね。ふむ（と、一人で何やら呟く）
        ん、んー…？かかったってー…オッサンが？むぅ…何か難しいことはよく分かんないけどさ、難しい話は外で落ち着いてしない？
        （何やら分析しているラヴィニアに、扉の方を指さして告げる。さして今の自分にかかった術について気にしてはいないようだ） -- バフーン? 2011-10-01 (土) 02:51:43
      • （ぜぇはぁ）
        当然です　ラヴィニアがレディじゃなければなんだというのです？
        …………………はあ。
        分かったのです　外に出てゆっくりとどうしたらサーヴァントを取り替えられるのか考えるのです（つい、とバフーンの横を通り過ぎる際に左腕に刻まれた令呪が見える） -- ラヴィニア? 2011-10-01 (土) 03:05:15
      • いやいや、ラヴィニアちゃんはれっきとしたレディだな。立派なお嬢様だ（苦笑いして首を振り）
        ってそっち！？そっちの話をするの！？ちょちょ、オッサンのこと認めてよー！家事ぐらいはするからさー！（そっけなく歩いていくラヴィニアの後を慌てて追いかけて）
        ……令呪がある以上、取り換えることは出来ない…ってのは言わない方がいいのかねぇ…
        やれやれ、嫌われない程度に役目を果たすとしますかねー…ってちょっと！待ってってばー！！（小さく呟いて、ラヴィニアと二人、部屋を後にするのだった -- バフーン? 2011-10-01 (土) 03:13:26
    • メインステップ！　宵闇に潜みしかつての英霊よ！ここに顕現し、我が力となれ！！アサシン?を召喚ッ！！ -- 2011-10-01 (土) 01:39:53
      • （ほのかに暗く、薄汚れた一室。かつ、かつと靴の音を鳴らしながら、あたりをざっと一瞥する）　……あまり不審な点は、なし、と　
        (首を鳴らしてひとつ間を置き)　…さて、それじゃあ俺も始めるとしますか。　んーと（がさごそ、と懐から一冊の本を取り出す。十数年来世話になっている施設から借りてきた品。召喚に纏わるその一冊を開く）　…暗くて読みづらいな -- トバル 2011-10-01 (土) 01:49:51
      • (その中の付箋の貼られた一頁。そこに記された魔方陣を、室内の床に手馴れたように描いていく。そのうちに、チョークと床の擦れる音だけが室内に響）あっミスった（……） -- トバル 2011-10-01 (土) 01:57:34
      • ま、大体こんなもんだろ(いくらか時が過ぎた後、書物の開かれた頁と同じ魔方陣がやっとこさ完成する）
        んでえーと…（続いて書物の方の魔方陣の下段。詠唱などの説明の項目に目を移し）　……　（ぱたん、と静かに本を閉じる）
        ……　………（しばし逡巡し、魔方陣に向き直る。陣を描くうちから魔力を込めておいたため、既に僅かながら陣が力を帯び、発光し始めていた) -- トバル 2011-10-01 (土) 02:08:19
      • （もうこれであとは待ってりゃ勝手に進行してくれる、とか上手いことなんないかなー、と淡い期待を持った眼差しで陣を見つめるが、いかな待とうと次のステップには移らない。ので…）　…詠唱は、省く！！(ｷﾘｯ
        （こほん、とひとつ咳払いし、靴の音を鳴らして陣に近寄り、屈んでは淡く光るその一端に手をかざす）　ってワケにもいかんよな、やっぱ(嘆息。最低限、コレくらいはせねば、と陣を見つめる。必要な詠唱の大半は陣の中に記されており、コレより先は『なるべく自分の希望するモノが来てくれるようにお願いするための詠唱』だ）
        ってわけで、この際特に希望はなし。なんだって構わないから…　来い(力を持たせた言葉を、陣の向こうに放つ) -- トバル 2011-10-01 (土) 02:21:33
      • （其れは大地の底深く、闇の間に刻まれたひとつの傷跡）
        （神に召されず、仏に救われず、魔に捕われず、人に顧みられず）
        （己の為にのみ刃を振るい、永遠の孤独の果てに朽ちた魂の、記憶）
        （誰に知られる事も無く、唯、埋もれてゆくはずのその傷跡に──）
        （百余年の時を越え、生を刻み込まんと魔術師の命ずる声が響く）
        （目覚めよと、そして戦えと、力を振るえと…全てをこめた一言で）
        ≪…………っ…≫
        （記憶とは個、という情報そのもの。ゆえに記憶は魔力を得て魂を形造り）
        （そして魂は目覚め意識を抱く…）
        ≪…誰？…誰？わたしをよぶ、のは…≫
        ≪…何故、何故、貴方はわたしを起こすの。何故、何故、わたしを求めるの≫
        ≪…また生きて苦しめと…言うの…≫
        ≪もう、わたしは自由…戦う事も、逃げる事も、苦しむ事も、二度と…≫
        ≪……無い、はず…≫
        （意識は自ずから閉じようとする。自由と安寧を求め）
        （再び、無に、唯の傷跡に還らんと…）
        （――魔術師は気付くであろうか？）
        （己が魔術の応え、目覚めし魂の答え、その違和感に）
        （原因は多々、考え得るだろう。あるいは魔術の不備、あるいは霊の選定の失敗…）
        （それではと、魔術を組み直すか…）
        （それとも、己の力と判断を信じ…）
        （魂の、真の名を呼び、その心を目覚めさせるか！） -- 忍? 2011-10-01 (土) 02:28:48
      • (陣の向こうからの声。召喚されることを拒むようなその返事に、僅かながら退きそうになり、眉をひそめる）
        ……もう戦うことはない、か。（あいつらも、実はそんな風に思ってるのかもなー、なんてぼんやり考えて。そんなことはない、と即座に首を振る)
        ……　(すっくと立ち上がれば、ずかずかと力を帯びた陣の中に足を進める)　俺にはやりたいことがある。為すべきことが、ある。
        (陣の中央で足を止め、腕を掲げて)　けど、そのためには、俺だけじゃダメでね。君の力がどうしても、必要だ。
        (手の平に魔力を集中させ、次第にそれを掲げた腕全体に纏わせる）　もう眠りについた君を、その為に呼ぶのは確かに心苦しい。その為に戦わせるのは、とてもしのびない
        …だから、もう次は言わない。(身を屈め、魔力を帯びた腕を陣の中に突っ込ませる。腕は床の中を沈み、その先は『陣の向こうにいるそれの前に現れた』）
        来い。そして、俺と一緒に闘ってくれ -- トバル 2011-10-01 (土) 03:01:14
  • （突如、腕が現れた。それは現の世より伸びる腕）
    （魔力を帯びたその腕に触れれば、魂は目覚め、二度と闇に沈む事は出来なくなる…）
    （躊躇い、逡巡。けれど、その腕に触れたいと言う衝動。…迷い）
    （けれどその迷いを再びの声が消し飛ばす。己を求める、声）
    ≪…わたしが、必要…。共に…戦う…。≫
    （里を追われた忍の魂、その底が疼く。殺したはずの己の願いを言葉が抉る）
    ≪そうだ、わたしは…。そうだ…≫
    （…伸ばされた手に、手を――重ねた）

    （仄かな光が魂に灯る）
    （魂と従者、二つの魂に繋がりが生まれ、魔力が流れこむ）
    （己が、心が、そして体が、魔力を介して復元されてゆく）
    （それは闇に刻まれた記憶より生じた複製。けれど心がそのものであれば…）
    ≪――そうだ、拙者は…！！≫

    （ドン！！と魔法陣の中央より白煙と共に魔力が溢れ出す。それは召喚達成の証！）
    （煙の中には腕を組み、直立する…影。長い髪が魔力の流れにたなびく）
    （影は己の召喚者を見据え、紅い唇より言葉を凛！と発する）
    ――風魔忍が一！風魔風雅！ここに推ッ参ッ！！
    （そして視線はそのまま、まず、問わねばならない事を…問う）
    お主が拙者の主でござるな…？
    …て言うか、なんでも構わないとか言わなかったでござるか？ -- 忍? 2011-10-01 (土) 03:17:24
  • （決めるにしても早くしてくんないかなあ…と手を突っ込みながら歯を食いしばる。もともと人が手を突っ込んでいい世界ではない（そのままの意味で）。なので、魔力で簡易的な保護をしていても、今にも肌が焼けそうなくらいじんじん痛い。鼻の頭に早速玉のような汗が浮かぶ）
    ……サンキュー　(そうするうちに、陣の向こうの手に、確かな感触。選んでくれた！）　……っ！(即座にその手をがっしり握り返し、一気に引き抜く！）
    …！！(召喚、成功。白煙と魔力の奔流が収まれば、目の前に一人の少女。凛々しい顔立ちで、悠然と直立している。こちらも、佇まいを直した）
    …ああ、俺が君を召喚した、トバル･スットンだ。　…風雅、ってんだね。ヨロシク
    ……うｎ？　まあ、特にこれ！って希望はなかったかんね。　でも、こんなかわいい子が来てくれたのはちょっとラッキーかな？ -- トバル 2011-10-01 (土) 03:38:27
  • しまった…（勢いまかせに名乗ってしまった事を後悔する）
    （まだ自分はこの召喚主の事を何も知らないと言うのに。その願いも、力も、心も…）
    （けれど…。と自分の手を見る。幽世で重ねた手の感触。魂で触れた手の感触が蘇る。ふぅ、と息を吐いて）
    と、鳥羽家の…すっとん…殿？変わった名でござるな…。
    主となった者を素っ頓狂よばわりするのも気が引けるでござるゆえ、拙者、すっとん殿を主殿をおよびいたす。
    （そう宣言した後、魔法陣より歩み出…主となった男の前に片膝、片拳を突き）拙者、さーばんととして、仮初なれど一命を賭して戦う所存。
    忍ゆえ正々堂々とした戦いは不得手でござるが…て、か、可愛い…？
    （どうも召喚主の軽いノリに翻弄されてしまう。ぐぬぬと呻き）と、とにかくでござる…
    主殿の願いを現のものとするため、力を尽くすゆえ、何なりと申しつけてほしいでござう！
    （一方こちらの態度は、堅い。緊張もあるが主従関係のしっかりした社会で育った者であるがゆえ）
    （しかし、あっと言う間にその態度もテキトーな主に馴染んでいくことを…今の二人はまだ、知らない） -- 忍? 2011-10-01 (土) 03:49:41
  • ん、どうかした？（なにがしまった、なのかわからず首を傾げて)
    あはは、よく言われる(肩を竦め)　ん、そう？主殿…ねえ（どっかの白虎みたいな感じだな、と苦笑して)　ん、よろしく頼む。俺のサーヴァント。　ああ、そだな。こんな若くてかわいい子が従者になってくれるんだ。大歓迎だね！(ぐっ、と握りこぶし)
    ん、そだなー。ほいじゃ、ひとまずこの部屋出ようか。いつまでもこんな辛気臭いトコにいたんじゃ、不健康だしね(その前に、と床に自らが描いた魔法陣…のチョークを、どこからか取り出した布でさっと拭き拭き。風雅にも「ちょっと手伝ってね」と一枚渡して一緒に拭き拭き）　…コレで、良し！(いい顔)
    それじゃ、細かいことは歩きながら話そうか(そんな感じで、部屋をあとにする） -- トバル 2011-10-01 (土) 04:09:57
  • 別に、なんでもござらん。（フ、と笑って軽く返す。最早、覚悟は決めたのだ。そこに後悔なぞ有る訳ないのだと）
    （肩を竦められた訳はサッパリ読めず、首を傾げ。けれど撤回もしない、主には違いないのだから）
    （それにしてもこの男、あれほどの…幽世に身を晒すほどの危険を冒すほどの決意があるにも関わらず…）
    なんとも…気の軽い主殿でござるな。名は体を顕すでござるか…。
    （渡された雑巾で床の魔法陣を消し消し、己の主を観察する。どうにも正体が掴めないが――）
    ――まあ、それもいいでござる。今は…（今はあの手の感触を信じておこう -- 忍? 2011-10-01 (土) 04:20:27
  • （この男の願い、戦い、それはいずれ判ることなのだから）

    （――そして、現の世に蘇った忍は、己が主と共に死山血河を歩みはじめる）
    （今生こそ…己のためではなく、主のために。逃げるためではなく、護り、勝つために。刃を振るうのだと、心に誓って） -- 忍? 2011-10-01 (土) 04:25:07
  • 檻の中の少女?の濡れ髪を撫でるは南海の海風?……誘うは日の当たる場所 -- 2011-10-01 (土) 04:05:05
    • （召喚陣を前に少女は目を瞑って天井を仰ぐ――瞼の裏の闇はいつも自分を落ち着かせてくれる） -- シャノン? 2011-10-01 (土) 04:07:00
    • （目を見開き、力ある言葉を紡ぎ始める）
      素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が血脈クロムウェルの名。
      降り立つ風には帆を。四方の門は閉じ、大海より出で、海路に至る一滴を俯瞰せよ。
      開け(やぶれ)。開け(やぶれ)。開け(やぶれ)。開け(やぶれ)。開け(やぶれ)。
      繰り返すつどに五度。
      ただ、満たされる刻を破却する。

      ―――――Anfang(チェック)

      ――――――告げる

      ――――告げる。
      汝の身は我が下に、我が命運は汝の槍に。
      聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。

      誓いを此処に。
      我は常世総ての理を識る者、
      我は常世総ての忘却を疎む者。 -- シャノン? 2011-10-01 (土) 04:08:16
    • 汝こそはこの世の全ての混沌を穿つ者。汝、その眼(まなこ)に映る一切の不条理を許さぬ者。我はその盟約を手繰る者――
      汝三大の言霊を纏う七天、
      抑止の輪より来たれ、蒼穹穿ちし者よ―――！
      （白の極光がただ無限に広がっていき） -- シャノン? 2011-10-01 (土) 04:09:30
    • (召喚陣の中央から、湧き水が溢れ出す……それは円状に、ゆっくりと広がっていき陣を埋め、シャノンの足へ到達する…) -- ？？？? 2011-10-01 (土) 04:20:02
    • まさか……失敗……？（溢れ出る水を前に絶句し） -- シャノン? 2011-10-01 (土) 04:22:05
    • 水はそのまま部屋に満たされていく……そしてシャノンのくるぶしの高さまで到達。そこまで水嵩が増えた頃、新たな変化が訪れる
      今まで静かに水が染み出してきていたのだが、陣の中央――突然ゴポゴポとあぶくが出始めた
      それは同時に、水の勢いが増したことを表していた。どんどん部屋を水と潮の香りが満たしていく！
      そう、これはタダの水ではない。海水だった…… -- ？？？? 2011-10-01 (土) 04:29:34
    • （最初に考えたことは、自分がこの水で溺れるんじゃないかという心配だった）
      （そしてすぐに『サーヴァントの召喚に失敗した』という自らの考えに打ちのめされた）
      この水……海水……？　まさか…手に余る悪魔を召喚してしまったんじゃ……
      （少女の表情は怯えの色が強くなる） -- シャノン? 2011-10-01 (土) 04:37:08
    • シャノンの考えを否定することもなく、既に太腿の高さまで水が満たされてきていた。魔術師ならその水が本物の海水でないのは判るだろう
      だがそれでも、彼女の地味なウィッチローブを「足りない、まだ足りない」といった速度で濡らしていく海水……
      悪魔を召喚してしまったのではないか、という心配も尤もだ。悪魔召喚の際も魔法陣から血が溢れ出すなんてことはベタな話
      今回は海水だが、この海水こそが呼び出してしまった悪魔の血液に他ならなかったら……？
      そして、小さきマスターの不安を煽るように…水音に紛れて何かくぐもった音が響く――

      「………………………………………………………………！」
      -- ？？？? 2011-10-01 (土) 04:44:41
    • ひ……！（海水が上がる量が想像以上に早い）だ、出して！
      （ドアを叩くが、水圧か魔術的な力か――決してドアが開くことはない）
      ここから出して！　助け………っ（湿音に怯えの色はさらに濃くなり）あ、あああぁ…！ -- シャノン? 2011-10-01 (土) 04:51:06
    • ゴボゴボと湧き出す海水はさらにその勢いを増す！　シャノンの細い腰を無慈悲に抱き締めるほどの高さだ
      そしてくぐもった音は着々とその音響を大きくしていく…まるで近付いてきているかのように、最早水音にも負けないほどの大きさだ

      「――――――――――――――――――――――！！」

      それは地の底…いや、海の底から響くような凶音……巨大な何かが胎動しているかのような -- ？？？? 2011-10-01 (土) 05:00:00
    • （『完全に召喚は失敗』 『呼び出した怪物はなに』 『死にたくない』 『助けて』 『死』）
      （様々な思考がまとまることもなく頭の中を反響していく）やめて……来ないで…！
      （自らが召喚した魔物に食われる恐怖から歯の根が噛み合わないほどに震えて）
      いやぁ……ごめんなさい…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…！（ドアを半ば引っかくように縋り付き） -- シャノン? 2011-10-01 (土) 05:05:27
    • 「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ――！！」

      声ならぬ声。人ならざる者の鳴動……それは海鳴り？　海嘯？　慟哭？　――ワカラナイ
      ただ、その存在がすぐそこまで近付いてきていることだけは明確で……部屋全体がギシギシと揺れ、シャノンをさらに追い詰める！ -- ？？？? 2011-10-01 (土) 05:13:08
    • （恐怖で体が強張り、息が苦しい。太陽の下に出たい。こんな真っ暗な部屋で海水に飲まれ、魔獣に食われることになるなんて）
      （部屋が軋み始めると涙でぐしゃぐしゃになった顔がいよいよ恐怖に染め上げられていく）
      いやぁ！　お母さん！　お父さん！！　ごめんなさい、助けてぇ！！ -- シャノン? 2011-10-01 (土) 05:21:30
    • シャノンの胸元の高さまで達している海水……湿ったローブが少女の身体に張り付くように、逃げ場などない。だが逃げる必要も無い
      ついに声の主が陣という狭い門を突き破ってくる！　ッパァァァァン！！　という大きな波音。シャノンの頭へも水が降る
      後ろ、部屋の中央を見上げれば陣の中央から飛び出してきたのは強く、逞しい海竜の姿があった…… -- ？？？? 2011-10-01 (土) 05:30:09
    • （頭から海水を被り、ゆっくりと水飛沫の主へと振り向く）
      （そこにいたのは海竜――御するどころの騒ぎではない。どうにかできる相手ではなかった）
      （何の表情も浮かんでいない自分が不思議だった。死は客観的に見た時、ここまで虚しい感情を伝えてくるのか――）
      あ、ああ………（それとも自分はもう恐怖で壊れてしまっているのだろうか？） -- シャノン? 2011-10-01 (土) 05:34:08
    • それは大自然の象徴。善悪など越えた純粋に大きな存在……故に、矮小な人間は恐怖を覚える。だが――

      「恐れるな、畏れるな。海はお前をいつでも抱き締める……」

      そんな声が響いたかと思えば、目の前にあったその光景は既に無くなっていた。当然、シャノンを呑み込もうとしていた海もだ
      静寂――ローブを湿らせる水の冷たさに気を取り直せば、陣の中央にいる君の従者(サーヴァント)に気付く… -- ？？？? 2011-10-01 (土) 05:41:13
    • （ふと、目の前の景色が変わった。海竜はいない。自分を飲み込もうとしていた海水も消えた）
      （そして先ほどの声――何より、目の前にいる人影は）
      召喚…失敗して……なかった……？（ウィッチローブを海水で体に張り付かせたまま、サーヴァントの前へ） -- シャノン? 2011-10-01 (土) 05:46:55
    • ……　(長髪ではあるが見るからに男性、鎧を纏っていないからそこは瞭然だった。体格は背が高いが太くは無く、しかし筋肉質)
      俺を呼んだのは、アンタか……？
      (抑揚の無い声。そしてシャノンを見下ろす長身――だが、そこに眼は無かった。不気味にも重々しい金属の目隠しで見えない
      その姿は不気味であり、先程とはまた別の恐怖を覚えるかもしれない……だが、貴女の手には既に令呪がある
      恐れることなく、今一度そのか細い身体から勇気を振り絞ってマスターとしての格を示すべきだ) -- ？？？? 2011-10-01 (土) 05:54:36
    • 私……私は…（手に刻まれた令呪、その紋章を相手に見せ）
      私こそ…あなたのマスター………だ。（意思を振り絞り、声を張る）
      私と……聖杯戦争に向かうのなら、クラスを教えて…？ -- シャノン? 2011-10-01 (土) 06:06:56
    • ……　(しかし、またも無言。それは一瞬だったか、それとも10秒？　いや、1分か……シャノンにとっては審判を待つ時間。だが――)
      ふっ……はっはっはっは！！　(暫くその小さなマスターを眺めた後、おもむろに破顔した。場の緊張感が一瞬で弾け飛ぶような笑い)
      オーライ、マスター。俺はこれから、姫様を護る騎士ってこったな？　んじゃま、仕事をさせてもらいましょうか……っと
      (すっとシャノンに近付いて何を思ったかその両眼帯の男はお姫様抱っこをするではないか) -- ？？？? 2011-10-01 (土) 06:13:55
    • や……！？（急に抱きかかえられ、赤くなる）な、なに……
      なにするの…！（恥ずかしさから軽く暴れて） -- シャノン? 2011-10-01 (土) 06:19:50
    • 暴れなさんなって……ピロートークするのにこの部屋は色気無さ過ぎんだろ？　姫を部屋までお運びする…それが俺の初仕事ってな
      それに…(前髪の隙間、少女の腫れた目を一瞥する。が、それは一瞬ですぐに視線を下ろし)ううむ、Eカップか？　まぁいい…とにかくまずは風呂だろ
      (バンッ！とドアを軽々と蹴破って召喚の間から出ようと歩き出す) -- ？？？? 2011-10-01 (土) 06:24:59
    • か………（怪物よりもタチが悪いサーヴァントを召喚したかも知れない）
      （そんな言葉は口をついて出ることはなく、ただ抱きかかえられたまま部屋を出て行ったとさ） -- シャノン? 2011-10-01 (土) 06:33:42
  • - 序章-
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        長くなりましたら移植したりなどして植え替えます
    • かくして語られぬ英雄譚は語られる -- 2011-10-01 (土) 03:34:06


      • ぜぇ……ぜぇ……！
        （息を切らし、縺れる足を引き摺って、召喚の間にたどり着き、）

        -- リーア 2011-10-01 (土) 04:48:20
      • 何人も知り、そして何人も知りえぬ英雄譚 -- 2011-10-01 (土) 04:49:08


      • そうだ……俺は！　吟遊詩人は！
        見聞の先駆け！　まだ見ぬ道を、その彼方を語り伝える伝道師！
        （騎士団からギってきた資料、そして手持ちのいくつかの詩篇を乱暴に魔法陣を叩きつける

        -- リーア 2011-10-01 (土) 04:50:29
      • しかし、詩人は後に知る事となる -- 2011-10-01 (土) 04:50:57


      • 誰も知らないなら暴いてやろうじゃないか！
        そして思う様歌ってやろうじゃないか！
        （魔術の作法なんて知るわけがない。俺が知ってる呼びかけの文句なんてたった一つだ）

        -- リーア 2011-10-01 (土) 04:51:35
      • ――語られぬ物語には語られぬだけの理由があることを―― -- 2011-10-01 (土) 04:52:36


      • さぁ、ショータイムだ！
        （リュートを構え、いつものように騒々しくかきならし、語り前の決まり文句を入れる）

        -- リーア 2011-10-01 (土) 04:56:36
      • だが、それでも尚、最早語ることを止めることは叶わない -- 2011-10-01 (土) 04:57:06


      • これより語るは黄金の地に生ける冒険者の詩

        久遠と隣り合う刹那、彼ら冒険者が抱く夢の詩

        -- リーア 2011-10-01 (土) 05:00:01
      • 何故なら彼は吟遊詩人。吟じることで遊戯に咽ぶ詩の紡ぎ手 -- 2011-10-01 (土) 05:00:35


      • どうか、この詩を歌い終えるその時まで、

        妖精王よ……我に力を与えよ！

        -- リーア 2011-10-01 (土) 05:03:20
      • 緞帳が上がったならば、やるべきことは1つ。例えその身が朽ちようと。例え心が砕けようと -- 2011-10-01 (土) 05:05:10


      • さぁ！　いざや語らん！

        数多の冒険者の生と死！

        栄光と衰勢！　そして魂の詩！！

        -- リーア 2011-10-01 (土) 05:06:59
      • その詩の結末が語られるまで、吟じ続けるのみ -- 2011-10-01 (土) 05:07:53


      • 　黄金の叙事詩(ゴールデン・ロア)を！

        -- リーア 2011-10-01 (土) 05:11:27
      • 願わくば、語られぬ理由が語られる理由とならんことを。語られぬ英雄の為に。そして語る吟遊詩人の為に。今はただ祈ろう -- 2011-10-01 (土) 05:23:34
      • 詩人が掻き鳴らした律動は、無機質な石畳に反響し、無人の一室に色を飾る。
        されど幾度となく用いられたはずであろう魔法陣は、彼の者の期待に応えることはなく、黙したまま。
        焦燥感を煽るように只、その空間は変化の兆しを一向に見せようとはしない。 -- 2011-10-01 (土) 17:51:36
      • （焦りが募る中、それでも必死にリュートをかき鳴らし、吟じ続ける）

        本日語るは悠久の時の狭間をたゆたう知られざる英雄の物語！

        多くに知られながら、多くに語られぬその者の道程！

        （客が応えないなら応えるまで続ける。いいや、応えなくても最後までやりきる。舞台に上がった以上、それは義務であり矜持である）

        無数にいながら歴史に名を残さぬその者！　記述に現れては消える影絵の君！

        （焦燥しながらも、心の奥底では確かに信頼している……大丈夫、きっと客は……彼は応える）

        故に私は彼をこう呼ぼう！

        （故にこれは悲観の焦燥ではない）

        時という名の黄金の変成者！　歴史に像を瞬かせる複製者！

        （そう、これは）

        『リプロダクター』と！！

        （新たな物語と友人を同時に得るという驚喜を待ちわびる……歓喜の焦燥） -- リーア 2011-10-01 (土) 19:27:12
      • 弦が奏でる調べに乗せたそれは、苛烈な感情の潮流であった。羅列された言葉は連なることで意味を成し
        感情が混ざり合えば力を放つ。人が歴史を語る上で欠かせぬその原初の魔法は、今この空間に、一つの結果を齎そうとしていた。
        真紅の瞳に映るのは奇跡の一端か。呼応するように陣に灯った青白き焔は、円周を囲うように走り、幾重にも印を刻み込む。
        盛る煌火は更なる猛りを見せ、また、事切れたかのように、白霞の如く、虚空へと帰ってゆく。詩人の前に、一人の男を残して。
        黄金色の髪、蒼白の眼。濃紺の衣装を纏った姿は、詩人が知る人間像と相違なく、同時に、拭えぬ存在感を与えている。
        ……君は聖杯に何を望む。名誉か、血か、混沌か。 -- 2011-10-01 (土) 20:10:33
      • （目前に泰然と現れる、その姿。想像と全く一致したその男は、思い描いていたそれと寸分も狂いもない）
        決まってるだろう
        （問いかけに淀まずに応える。もう震えない。もう焦らない。だってそんな必要はもうない）
        （願いも勝利も……そして歓喜も、今、確かに約束された）
        アンタさ、リプロダクター！
        （にっこりと笑って、ぐっと手を伸ばす。少し自分より背の高い彼を見上げる）
        俺はアンタと喋って、アンタと闘いたいと願ってこの聖杯戦争に挑んだ
        書割の裏に控えてたって面白くなんかない、書きかけの年表を埋めていきたいと思って、アンタを呼んだ
        要するに、アンタと友達になりたくてここまで来たのさ。そしてアンタは来た！　ならもう俺の目的も手段も全てが今此処に揃った！
        俺と一緒に誰も知らない冒険譚を吟じようぜ、この聖杯戦争でな！
        （愛嬌のある笑みで楽しげに笑いながら、詩人はそう云った） -- リーア 2011-10-01 (土) 20:39:45
      • それが聞ければ十分です。百の問いも試練も、意味を持たないでしょう。僕等は今、この場所から始まります。
        君は魔術師としての力は無く、覇を唱える野心も無い。それでも、踏み越えたい一線があった。故に、君は呼び、僕は応えた。
        決して忘れないでください。君を。僕を。今この一分一秒、刹那の間を。それだけあれば、熾烈な戦いも切り抜けられる。
        ……用意されたこの異名、確かに受け取りました。ようこそ、聖杯戦争へ。         -- 2011-10-01 (土) 20:55:14
    • 魔女と魔王の黒い絵本 -- 2011-10-01 (土) 03:53:55
      • （召喚の間に描かれている魔法陣にチョークで自分の国の文字を書き込んでいく）
        スーが使うにはちょっと直さないと駄目なのよね。…ん、よし、できた。長い呪文はこれで省略！
        （楽しそうに独り言。慣れた様子で描き終わるとチョークの粉を払う）
        （いかにも温室育ちのおっとりした動き、見た目より少し幼い喋り方。けれど瞳はその容姿に似つかわしくない暗い光）
        （真っ白なブラウスに黒いスカート。黒いリボンで結った青銀の髪を揺らし黒い魔石のついた杖を取る。抱きしめるように）
        上手くいくかな…大丈夫だよね、パパの子だもの。あにさまの妹だもの。
        後はスーの想い次第なの…セレイア、力を貸してね？（魔法陣の中央に立つと魔石を大事そうに撫でた）
        （そして瞳を閉じて深呼吸。漆黒の石から光が湧き出し魔法陣が光る。ここまでは順調）
        …さあ時間だ。出てきて頂戴。スーの願いを叶える為に。何を犠牲にしても取り戻したいものがあるの…！
        私に魂があるのなら…こたえて…！！！         -- スー 2011-10-01 (土) 03:54:41
      • （魔法陣が輝き、部屋に魔力が満ちる。満ちた魔力はうねり、流れ、そして……）
        （その魔力は全てを真っ黒に塗り潰す）
        （完全な黒……完全な闇……指先すら視認できない、深淵……）
        問おう……矮小にして歪なヒトガタよ
        （その先から、声が聞こえてくる。尊大で、邪悪で、異様な……冷笑を称えたその声が……聞こえてくる）
        その願いは……何を犠牲にしても、何を踏みにじっても……何が現れても……
        （少女は気付くだろう。それが決して英雄ではない事に。それが決して反英雄ではない事に）
        それら全ての代償を投げ打ってでも叶えたい願いか……？
        （そう、其処に渦巻く感情は矛盾。かの者は英雄ではない。反英雄でもない……どちらにも打倒され、そしてどちらも打倒しえる最強最弱の矛にして腐朽不滅の盾）
        （心が囁いていた。そう、心の奥にある小さな闇が……欲望が囁いていた……）
        答えよ……汝が欲望の儘に……
        （闇の中でスィーニの持つ心……否、そして心の隙間からスィーニに覗き込む『何か』が……そう囁いていた） -- 2011-10-01 (土) 04:16:25
      • （ぎゅっと目を瞑り叫んだ後、急に肌が冷えるようなそんな感覚に瞳を開く）
        （それなのに暗闇。目を閉じたままのような。胸に不安とざわざわと言い様のない感覚が沸き起こる）
        あ…れ…？スーの目は開いてる…よね…？
        …っ！！失敗、したの…？やっぱりスーみたいな不自然な存在じゃ…でも
        （魔法陣は正常に作動している。だからちゃんと呼び出せているはず）
        （そして、声が聞こえた。暗闇の囁き。手が震えて、杖が床に音を立てて落ちた）
        （なんだろう、怖いのに、怖くない。響く声は自分の声にも聞こえて）
        （闇の問いはこれまでずっと自分に問いかけてきた事。魔法陣に文字を書き込む時でさえまだ迷っていた）
        （暗闇はその答えを口にしろと言う。言ったらもう、戻れない）
        スーは…（戻るなら今だと、こんなことはやめなさいと、心の底で誰かが言う。優しい人の声で）
        …あねさま…スーは…（自分を抱きしめて呟く。震えて上手く声が出ない）
        （もう一度闇が問う）
        （暗闇に誰かが見えた気がした。それは大切な…誰よりも大切な人）
        ええ…ええ、スーは叶うなら何でもする。
        …ずっと、ずっと我慢してきたの。誰も困らせたくないから…。
        悲しませたくないから…でも駄目なの。あねさまがきえてしまう。それだけは絶対に嫌…！！
        （か細い声が、だんだん強く叫ぶような声になっていく）
        何を犠牲にしても、何を踏みにじっても……何が現れても……あねさま自身が嫌がったって、叶えたい願いなの！！
        もう一度、抱きしめて欲しい…髪を結って頭をなでて欲しいの…だから…
        だから、スーと契約して…！貴方の願いもスーがきっと叶えてあげるから…！！
        あねさまをスーにもう一度会わせて…（想いを全て曝け出して、求めるように暗闇に両手を伸ばした）         -- スー 2011-10-01 (土) 04:52:17
      • （闇が蠢く。闇が犇く……そして……）
        くくく……ふふふふ、ふははははははは……！
        （哄笑する）
        他を省みぬ欲望。自らの理に反旗を翻す意志……拭えぬ背徳への恐怖と、そこから生まれる無限の自問……甘美な恐怖と懐疑だ……佳いだろう……嘗て余に願ったものは無数に居たが、余の願いを叶える等とのたまったのは汝が初めてだ……面白い、汝が闇に応えよう
        （そして……その手を掴む）
        今こそ契約は為された……だが心せよ
        （闇が膨れ上がり、確かな輪郭を伴ってスィーニの前に顕現する。スィーニの手を掴み、身体を引き寄せ……嗤う）
        ……穢れた願いを欲する手を掴むのは、同じ穢れた手でしかないということを……
        （闇が、全てが、目前の『何か』に吸われて……いいや、喰われて逝く。宛ら蟲の群れが闇を喰らい潰すように、『何か』は闇をその身に収める）
        （――そして、闇が晴れたとき、スィーニの手を掴んで居たのは1人の少年――）
        ククク……さぁ、しかと余の姿を見ろ
        （聞き慣れた声。聞きなれた笑い声）
        （全部聞きなれていた。全部知っていた……でも全部初めてだった。全部知らなかった）
        そして自覚しろ……穢れた願いの最初の代償を……くくくく、ふはは……はーっはっはっはっはっは……！
        （それは嗤った。高らかに嗤った）
        （スィーニの願ったままの形を、スィーニの願わぬ形に歪めて）
        （それは、嗤った） -- 2011-10-01 (土) 05:57:07
      • （暗闇の笑い声。迷っていた事を笑われているみたい）
        （まだ迷いが心の奥にある事もきっとこの闇は知っているのだ）
        聖杯は…どんな願いでも叶えてくれるの。貴方の願いもきっと叶うのよ。
        どんな願いだって…（闇が、晴れていく。人の形に変わっていって…抱きしめられた）
        あ…（懐かしい匂い。知らないもののはずなのに）
        （耳元で声が聞こえた。懐かしい声。でも少し違う、知らない声）
        （胸から顔を上げる）
        （共犯者の顔を見ようと思って。懐かしく思う理由を知りたくて）

        （そこには）

        …あね、さま……？

        （そこには、求めてやまない人の顔）
        （違う、と心の中で誰かが言った）

        （笑い声は、姉のものより少し低い。抱きしめた腕は姉のものよりも力強く……）
        違う……その髪の色…片方の瞳の色…　あ…あぁ…
        （幸せだった時間を失った時間を取り戻せないものの象徴がそこにいた）
        （似ているのに別人で、でも確かに愛しい人。愛した人達）
        （偽者だと、わかっているのに）
        スーは、いま少し願いが叶った気がしたよ。
        ずっとずっとあいたかったのよ（愛しげに頬に手を伸ばす。偽者でも、ずっと見ていたい）
        愛する人の欠片を集めたいびつなものでも。あいたかったの…。
        このぬくもりが本物になるのならスーはきっとなんでも出来る。
        闇の子、ううん、でも暗闇なのに違うような、不思議な子…貴方は…
        （いつか兄に聞いた事がある。この地に澱みをもたらし続ける存在を）
        御伽噺で出てきた”矛盾の魔王”を呼べたのね、スーは…ふふっ、よろしくね魔王さん。
        あ…そのまま呼んじゃ駄目なのか…じゃあ、スーを守る騎士、『セイバー』でいいかな。
        …貴方は何て呼ばれたい？（無邪気な笑顔で問いかける。恐れも不安もどこかへ消えてしまったよう）         -- スー 2011-10-01 (土) 06:41:17
      • （腕の中で頬に手を伸ばし、無邪気に笑うスィーニを見て、セイバーと呼ばれたその少年は冷笑で返す）
        （その頬は、温かくも冷たくもなかった。柔らかくも硬くもなかった。しかし、暖かくも冷たくもあり、柔らかくも硬くもあった）
        如何様にも呼ぶがいい……余は矛盾の魔王であり、カミラであり、セイバーであり、セレイアであり、アルヌールであり……そして汝だ。スィーニ・ツビェット。汝の欲望そのものだ。汝の歪な愛が歪なこの写し身を生み出した。この姿は汝の罪の輪郭そのものだ
        （少年はあくまで優しい声色で、悪魔のような言葉を紡ぐ）
        だが、気に病む事は無い……人は代替品で満足できる生物だ……逃避できる手段が其処に在るのなら、大人しくその陥穽に堕ちてしまえばいい……闇を闇とすら、深淵を深淵とすら認識できなくなった時……人は初めて真の意味での安楽を得るのだ……
        （スィーニの望む声で、スィーニの望む甘言を吐く。神が信徒を窘めるように。悪魔が稚児を唆すように）
        望め(諦めろ)……望め(諦めろ)……汝が余にそれを願い続ける限り、余もまたお前を愛し(騙し)続けてやろう……
        （闇がゆっくりと2人を包み込み、完全に飲み込めば……既に其処には静謐に満たされた石室が在るのみであった） -- 2011-10-01 (土) 08:34:27
    • それは白銀の剣閃そして黄金の弾丸 -- 2011-10-01 (土) 13:03:53
      • （召喚の間に通され否が応でも目に映るは部屋の中央に描かれたサーヴァントを呼び出すための巨大な魔法陣）
        なんとも親切な事だな……魔術の心得がない私にここまで準備をしてくれるとは（わずかにそう毒づくも、すぐに表情を引き締める）
        （材料は揃った、これで聖杯戦争に参加出来るか否か、サーヴァントを呼び出せるかどうかはは自分次第と言うことになる）
        ……やるさ、なんとしても（意を決し魔法陣の中央に立ち、大きく息を吸い込む）いくぞ（詠唱でも何でもない自身を鼓舞させるための１ステップ）

        （本来であれば目的のサーヴァントを呼び出すため触媒を利用するという、だが身一つでこの街に来た私にそのような物が有るはずも無い）
        （あるとすればマスターとしての資質を持つものに与えられるという聖痕、ただこれだけだ）
        （胸元をはだけその証に両手を沿える、素人の私にすら感じられる強大な魔力、それに意識を集中し、ただ思うただ願う）
        http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst074926.jpg
        我に力添えする従者よ、来い！と
        （その意に応え、嵐のような光と魔力の奔流が召喚の間を埋め尽くす、その光景に目を奪われながらも確固たる確信があった、それは何者かをこちらに引き寄せたという手応え……！） -- シャレット 2011-10-01 (土) 13:31:16
      • （魔力の渦が肺を焼き尽しかねないほど熱気を孕んだその時…一陣の風が吹きすさび、粉っぽい熱砂が召喚の間に立ちこめる）
        （どこから迷い込んだか丸い枯れ草がかさかさと音をたて、閉ざされた部屋に種子をまき散らしながら転がっていく）
        （タンブルウィードは跳ねて、踊って　足跡も残さず、行く当てもないまま流れ流れて　そこに、青年がいた）
        （今の今まで西部劇の荒野を彷徨っていたかの様な旅装のまま、フェドーラ帽を目深に押さえ、乾いた風に身をさらして）
        （少女の存在に気付くと、大きな鳥の図柄が白く染め抜かれたポンチョがばさりとひるがえった）よう！　俺を喚んだのはあんただな？
        何が望みだ？　金か、名誉か？　それとも冒険か？（ゆらりと立ちのぼる陽炎　蒸し風呂のような熱風のなか、涼やかな声が響いた） -- ガンスリンガー 2011-10-01 (土) 13:52:55
      • ほう（男と思われる声と姿、それを確認し短く簡単の声を漏らす。なるほど聞いた通りサーヴァントといえど姿は人と変わらぬか、とは言え）
        ……（質問に答えるまでの数秒、値踏みするような視線を向け）そうだ私がお前を呼び出した、そして私が求めるものはそのどれでもない
        私がお前に求めるものは……（ぐっと一度息を呑む、自らの行く末を今一度心に刻み）力だ、聖杯を手にするための力、そして私の目的を達成するための力
        それが必要だからこそ、そのためにお前を呼び出した（睨み付ける様な視線が帽子の下に隠れた目を撃つ）嫌とは言わせぬぞサーヴァント -- シャレット 2011-10-01 (土) 14:07:38
      • 答えになっちゃいないな！　その目的ってのを聞いてるんだが（首を振り、帽子のつばを上げて）
        いいさ、それより金だ　出してみろよ（歩み寄る）嬢ちゃんが文無しの素寒貧じゃなけりゃ小銭ぐらい持ってんだろ
        …おっと、勘違いしてくれるなよ？　物盗り(ホールドアップ)の類じゃないぞ、雇用条件の確認って奴さ　大事なことだよな
        それと「ガンスリンガー」だ　サーヴァントってのは止めてくれ　俺は嬢ちゃんの家来か？　違うだろ -- ガンスリンガー 2011-10-01 (土) 14:34:07
      • ……どうも話に聞いていたサーヴァントとはいささか趣が異なるようだな、ガンスリンガーとのクラスも耳に覚えがない
        まあいい、お前が聖杯を得るために必要だというのならそれで構わんか……（額に指を当てて頭を振る）
        質問には答える必要性を感じない、そもそも私はお前を満足させられる程の金は持っていない、そもそも……
        そもそもサーヴァントとは聖杯を得るための従者、家来も同じではないのかガンスリンガー（歩み寄られれば退く事も無く頭一つ高いその顔を見上げ）
        それと一つ、嬢ちゃんはやめろ、私のことは（不意に考え込んで）そうだな、シャレットと呼べばいい -- シャレット 2011-10-01 (土) 14:48:17
      • 大違いだな　東部とユタの山奥ぐらい違う！　家来が欲しけりゃ家政婦の斡旋所にでも行ってくれ　いいベビーシッターがみつかるだろうさ
        お利口なシャーリーに一つアドバイスだ　理屈っぽい女は嫌われるぞ（無造作に財布を抜き取って重さを測る）
        いいか、満足するかどうかはあんたが決めることじゃない　力を貸してやるかどうかもな（口を開けて真っ逆さまに）
        （散乱する金貨、最後の一枚が手のなかに落ちてきて）これっぽっちかよ？！　いや、すまん、魔女ってのは案外儲からん仕事なんだな… -- ガンスリンガー 2011-10-01 (土) 15:03:54
      • あ、おい、まったく……（我の強いサーヴァントと持っていかれた財布にガクリと頭を垂れ腕を組む）
        では逆に聞くが、お前は私に何を求めている？（床に散らばる金貨を目で追って）その通り金は無い、女として好かれる必要性も感じない
        ガンスリンガー、お前が満足出来ない、力は貸せないというのなら……このまま解約しても私は構わない。あくまで聖杯は手段の一つだ（大げさに肩を竦めて）
        ともかく、ここでこうして言い合っていても始まらない、正式に契約するのかしないのか、それが何より大事な事だろう？瑣末な事は後で何とでもなろう -- シャレット 2011-10-01 (土) 15:25:39
      • さてな　戦う理由が欲しいだけさ　それが金じゃなくたって一向に構わん（しょげるなよ、と笑って金貨を拾い集め）
        と、いうわけでだな　こいつは貰っとくぞ　頭金だ（一枚のコインを弾いて懐に収める）あとは…そうだな、成功報酬でいい
        その代わりと言っちゃあ何だが、お互いフェアに行こうじゃないか　気持ちはわからんでもないが、こうなった以上俺はあんたの味方だ
        要は信じてくれってことさ　それでいいなら契約成立だ　どうだ、大サービスだろ？（財布をもてあそびながら）
        んじゃ、いくぞシャーリー！　儀式ってやつも大概バカにはできんからな　――問おうッ！！　あんたが俺のクライアントか？ -- ガンスリンガー 2011-10-01 (土) 15:48:45
      • （弾いて手に取る仕草を見）頭金に成功報酬、か……英霊になる以前は貧乏くじばかり引いていたのではないか？ガンスリンガー（口元に小さく笑みを浮かべる）
        もっとも私はお前に損をさせるつもりも報酬を踏み倒すつもりも無い、ふ、これではまるで売り買いの契約だな……だが悪くない
        では私の答えを持って契約を成立させよう（一歩前に踏み出し、ガンスリンガーの問いかけに是と答える、この時を持って新たなマスターとサーヴァントが聖杯戦争へと足を踏み入れたのだ） -- シャレット 2011-10-01 (土) 16:08:40
  • 断罪人さん、聖杯ですよ！ -- 2011-10-01 (土) 16:21:40
    • （フロアの一角に、白い絨毯のように敷かれた無数の半紙がある…）
      （その中央には、刀剣──幅広の刀身、S字型の鍔の特徴的な──が突き立てられていた）
    • （その片隅には小柄な女性が佇み、革張りの手帳──
      　──秘密主義の魔術師が見れば、ほとんど暗号化も施されていないような
      　あるいは余りに術者に親切な注釈に、失笑を洩らすかもしれない──
      　そんな、ある種の呪術儀式その他の書かれた手引書を、最後の確認と言わんばかりに目を通し……）
    • （最後のページに折り畳んで差し込まれていた、最後の一枚の半紙を取り出した）
      （ぱたん、と手帳の閉じる音が響く）

    • （折り畳まれた半紙。開けば、紋様を毛筆にて精緻に書きこまれた魔法陣があった）
      （女性は、唇を強く噛み、血を滲ませ──その口に、魔法陣の描かれた半紙を咥え）
      （無数の半紙に向かって屈み、ぱぁん、と両手を合わせる……）

    • 『始めに血を』
      （白い半紙へ滲む血は、指向性を得て。魔法陣へと引き寄せられ…その紋様は赤黒く変色する）

      『総て循環の内にあり』
      （続けて、紋様は魔法陣の形を崩し、平面の生物のように奔り出す…）
      （唇を伝い、それは女性の全身へと、螺旋を描くように…）

      『その理の果てより来たれ──』
      （合わせていた両手を離し、緩やかに…無数の半紙の上へと置く）

    • （緩慢な動き。それは儀式に不慣れであるということだけではなかった）
      （元より、その女性には魔法に関する大きな適性は無い）
      （彼の地に眠る魂の記憶を喚び覚ます、その莫大な魔力）
      （あまりに不足するそれを補うために選んだ手段は──）

    • （紋様は体表を離れ、腕伝いに無数の半紙の上へと導かれ、躍る）
      （やがてそれらは再び──しかしそれは初め一枚の半紙の上にあったものと程遠い、
      　大きく、また赤黒い色の──魔法陣を形作り……）

      『──応えよ』
      （大地と彼女を繋げた） -- 季來 2011-10-01 (土) 16:42:11
    • （魔方陣が朱く閃光を放ち、１人の男が現れる。燃えるような赤い髪と、鷹のような鋭い目。腰には年季の入った厚手の剣を挿し…黒い外套を羽織っている）

      従者として俺を呼び出したということは、聖杯を求める者か

      （落ち着いた声で訊ね、見据える。男の顔立ちは険しく…声とはうらはらに、召喚主を睨みつけているようにも見える）

      俺が生業とするのは護衛だ。聖杯を手に入れるまでの護衛。…おまえは、それを望むか？ -- 聖杯/断罪人 2011-10-01 (土) 16:54:17

    • （閃光に目を眩ませ、再び訪れた薄暗闇に目が慣れる時。そこに立っていた剣士に、目を見開き。）
      （『──成功した』という、驚きや安堵の入り混じった表情を…血色の失われた顔に、薄ら浮かべて…）
      ……望み…ま…ぅ　（静かに…前のめりに、役割を終えた半紙の絨毯に向かって…倒れてゆく …『──血を流しすぎた』） -- 季來 2011-10-01 (土) 17:02:51

    • （従者の伸ばした腕が触れると、床に向け勢いを増していたはずの体が中空に留まり…ふわりと支えられる。手品のように）

      よく答えた。契約成立だ。聖杯に辿り着くその時まで…俺はお前を護ろう

      （抱きとめる男の纏う外套には、この街に古くからある治安維持組織の紋章。変わらない穏やかな声で続ける）

      だが、俺は断罪のものでもある。聖杯を求めるあまり罪科に手を染めるようなら、主であれ許すことはない -- 聖杯/断罪人 2011-10-01 (土) 17:19:24
    • （何に支えられているとも知れず、霞む視界の中で、か細い吐息を洩らし…）
      えぇ……。それで…いいです…、悪い人じゃなくて…よかった…。（冷たい手にぐにゃりと捻られるような感覚が襲いかかる…）
      そ…ぃえば…、名前は……　あなた……　（言葉を言い終える間も無く、その意識は…） -- 季來 2011-10-01 (土) 17:45:12

    • 暖かい部屋と、精のつく食事が必要だな

      （念を押す言葉にも怯む様子がないことを見れば満足したのか、続く召喚主の言葉を待たず脱力したその体を外套で包み…抱え上げる）

      俺は…セイバー。それが従者として、俺に与えられた名だ

      （男はぶっきらぼうにそう答えると足早に…しかし抱える召喚主を気遣いながら、召喚の間を後にした）
      -- 聖杯/断罪人 2011-10-01 (土) 17:58:33
  • 天天急々如律令

    こっこでいいのかしらねー…（気の抜けたような間延びした声で）なんともまぁ…（あたりを軽く見 渡して召喚陣の中心点に触れて）五黄土星。
    太極に座して五行六甲の兵を成せと、聖杯戦争とやら考えた人ははいい趣味をしているわねぇ     -- 四星 2011-10-01 (土) 17:05:27
    • 聴思聰急々如律令

      今月はーえーっと…１月ね。八白土星、五黄に比和と
      （魔方陣、寅の方角、桃木の灰にて陣に手を加え）
      （魔方陣、申の方角、桃木の灰にて陣に手を加え）
      八白土星に八卦艮　寅の位に五黄殺　申の位に暗剣殺
      （確認するように凛とした声が鳴り響く）       -- 四星 2011-10-01 (土) 17:09:27
    • 温而勵恭而安急急如律令

      子の位に歳破　丑の位に月破　亥の位に日破　方合三支季運と成す
      （同じように陣に手を加え続ける）       -- 四星 2011-10-01 (土) 17:12:25
    • 楽水楽山急急如律令

      下準備はこんなものでいいわね、はてさて央基五黄比和の八白となれば…
      望む者がでるかしらね変化を求むか止まるモノか、純粋なる者がでるか強欲な者がでるか…
      それとも…（終止と再開を与えてくれるものとなるか）       -- 四星 2011-10-01 (土) 17:16:02
    • 達其道急急如律令

      玉帝有勅 (ぎょくていゆうちょく)

      神硯四方 (しんけんしほう)

      金木水火土 (きんもくすいかど )

      雷風 雷電神勅 (らいふう らいでんしんちょく)

      軽磨霹靂 電光転 (けいまへきれき でんこうてん)

      急々如律令! (きゅうきゅうにょりつりょう)       -- 四星 2011-10-01 (土) 17:23:03
    • 楽招其中急急如律令

      （召喚の間に雷撃が落ちたような光に包まれそして陣の中央より現れたものを四星の金の双眸が見据える）
      汝、我が望みを叶えるものか、八白に歓迎された者か、山の如く止まる刻動かす　填星の番いと成るか
      否、それとも五黄の破壊と暴力、醜聞振り撒き、太極に腐敗を齎す廃棄物か（威厳にも満ちた凛とし た声が目の前に現れたそれに向けられる）       -- 四星 2011-10-01 (土) 17:30:16
    • （『それ』はくるくると陣の上を回っていた　黒に見える青、白に見える赤　不思議な二つの光が、くるりくるりと尾を引いて　それはまるで太極の如くに）
      （四星の頭に響いた音があった　それは意味を持ち、言葉として四星の脳に染み込んで来る　性別は感じられない、しかし、穏やかな気配）
      貴女は…どちらを望む？　（それは、問い返した）　善と悪、白と黒　二気四象八卦を操る貴女は　…お答えを　（くるり、と輝くように色は混ざる） -- 2011-10-01 (土) 17:39:45
    • 申申急急如律令

      暑]边…どちらかを選べと、四星にどちらかを選べと問うか、面白い。
      八白と五黄の比和はとても面白いものを呼んだ
      では答えよう、万物となりて乾坤とし！　五行陰陽を極め太極に達す　二気四象八卦を操るは天仙四星娘々!!
      央基五黄　太極に座して太極に導かれし半陰陽の者！乾坤九星八卦回答は、何方でもない！　太極なる者は太極のまま四星が操る！
      其れが我、天仙の答えである。不服あれば申し立てよ。       -- 四星 2011-10-01 (土) 17:51:21
    • （凛とした声は、石造りの間に響く　反響し、その声が人の声か、獣の咆哮か、男か、女か、それすらも判らなくなる）
      （浮かんだそれはくるくると回ることをやめ、宙に浮いている　静寂が満ち、溢れかえる音すら聞こえてきそうな間を置いて…）
      ふ、は…は、っはっははは、あっはっはっはっはっはっは…っ！！
      （四星の意識を満たす、楽しそうな笑い声　それは段々と意識から実在へ　反響から肉声へと変わって）
      アア、これは面白イ　ああ、これは面白い　（それは、二つの光から漏れる声　男女、混ざり合う笑い声）
      （一方は言う）　なんとも強欲ダ
      （一方は言う）　なんとも剛毅だ
      （一方は言う）　なんとも愚かしい
      （一方は言う）　なんとも好ましい
      ワタシに　僕に　（相応しい　そう、声をそろえた瞬間に、四星の視界が塗り上げられる　目を焼くほどの光か、鼻の先すら見えぬ闇か、それも判らぬけれど）
      …　ならば、貴女に従おう　我はダブル・キャスト　道を修め、人を超えし術士は、我々に何を望む？　（手を取る人の影　優しく問う声） -- 2011-10-01 (土) 18:20:27
    • 忠恕急急如律令

      (ダブル・キャストの優しい声、暖かい手にとられ微笑みを返す）我、いえ私の願いは……………
      （ダブルキャストの耳にだけ届いた悠久の時を生きる仙女の願いの声は何処か物悲しげで）
      人を超え、人成らざる者の願いは、人知を越えたモノが必要よ…だから聖杯を求めるの…
      私の手足となりて、この聖杯戦争とやらを勝ち抜くための力を貸してくれるかしら？ダブル・キャスト。貴方の貴女の力が、私には必要よ
      （もう片方の手を、上から重ね、真っ直ぐに、ダブルキャストの双眸を見つめる）       -- 四星 2011-10-01 (土) 18:33:12
    • （その人影は何も言わず、術士の望みを聞き届ける　今は、それを叶えられはしないけれど…）
      貴女がそう望むのであるならば　マイ・マスター　僕は、貴女に仕えましょう　（見つめる術士の目の前で、それは形を成す）
      （黒い髪、青い瞳、長身　服は従士を思わすモノトーンの装い　顔の半分を仮面に隠した、穏やかな目をした青年　少し、悪戯に笑って見せ）
      元より、僕はそれが本職でもありますから　（その声が終われば、四星は、身体の一部に熱を感じる　そこに刻まれたのは、不思議な色の刺青）
      （それは令呪　契約の証であり、どんな命令でも聞かせる事が出来る、従者による絶対の服従の証） -- セイバー？ 2011-10-01 (土) 18:44:04
    • 善其亊急急如律令

      …あら変なところに熱を感じるわね、ダブル・キャストちゃんのえちー（へにょーっとさっきまでの凛とした雰囲気は何処へ消え失せたかとゆるーい空気が流れる）
      そんな訳でよろしくねぇーん？（あ、陣もどしておかないとと、適当に足で弄った陣の灰とかを消しながら）
      やーつかれたわー…とりあえずうちに行きましょっか、四星さん疲れちゃったからお酒飲みたいわ！お酒！ダブル・キャストちゃんはお酒飲める〜？       -- 四星 2011-10-01 (土) 18:55:57
    • エッ…えちーって、いや、そんな　僕は別に狙って令呪を差し上げたわけでは…！？　って、随分と印象が変わりましたね　（頬をかき、片眉を上げてマスターを眺め）
      ああ、ほらほら、術式をそんな雑に消してはいけませんよ　次に使うマスターの事も考えてですね…　（手馴れた様子で陣の灰を消し、指を鳴らせば陣自体も消える）
      そうですね、案内を頼みます　…はあ、まぁ、お酒ならぼちぼちは　（先程までの雰囲気とのいっぺんに面食らった様子を見せながらも、少し笑い、主人について歩き出した従者であった） -- セイバー？ 2011-10-01 (土) 19:10:07
  • [薄暗い部屋。水晶が立ち並び、正教会もかくやという程に張り巡らされたステンドグラスの中、歳若い紳士が立つ]
    [時折機械の駆動音を発するその姿は精巧な人型であり言動を置いては機械神の遣いであることを看破せしめる要因など無い]
    [この地に未曾有の好景気を齎した数年前の鉄鋼/機械産業特需、その立役者と目される社会的立場も相俟ってはこの迷宮探索への参加も容易]
    [今回の目的は、万能の願望機…過去、介入を行い失敗に苦汁を舐めた代物、その新規発掘品。人の手には余るという実に正しい判断による回収命令]
    [加えて、外界への直接的な窓口である電磁聖人の会社にその所有権を持たせることによる特許権益の強化。]
    [そう、今まさに世界への経済的侵略、その第一歩が踏み出されようとしていた…！]     -- 2011-10-01 (土) 20:25:01
    • ククク…このような泥臭い探索にプローブユニットの投入は不要、何より経費が嵩むのだ
      郷に入らば何とやら、国選弁護人の如く用意されるという人の子の記憶体…の複製？を使い潰し…海賊版対策はどうなっているというのだ！
      魂の違法コピーは我社の既得権益を侵害するのだぞ！それだけに留まらぬ、輪廻から逸脱せしめる情報体がホイホイ複製されてみろ、魂魄の通貨基盤が揺るがされ…（文句を言いつつも触媒を準備する）       -- 電磁聖人・マシンエディソン 2011-10-01 (土) 20:31:54
    • よし、概ね完了である。聞けば交流に現を抜かす魑魅魍魎共の闊歩する魔界と言うではないか、早速先行する人の子らを追撃し撃滅し賠償金を支払わせてくれる！
      …うむ？おい老婆、それは貴様への手紙ではない　封を破ってはいかん       -- 電磁聖人・マシンエディソン 2011-10-01 (土) 20:35:52
    • まあまあ、坊からの手紙ねぇ…アラ、黒い都のことだですわいな
      懐かしい懐かしい、お隣りのマカロフさんちにもひ孫が出来たって？うふふ、将来も安泰だねぇ       -- グラフィカ 2011-10-01 (土) 20:39:34
    • もう一度警告する…老婆、それは我社の所有物である
      閲覧を希望するのなら然るべき手続きを踏んでから、それが我社の保管庫に戻るまで一年余りお待ちいただきっ       -- 電磁聖人・マシンエディソン 2011-10-01 (土) 20:42:03
    • [爆炎。瞬きの間に行われた攻防の結果は、傍目には老婆が電磁聖人のドテッ腹を左腕で貫いたようにしか見えなかっただろう]
      [黒い手紙に火の粉が散って、燃え落ちる]       -- 2011-10-01 (土) 20:46:02
    • 装甲を買い換えて出直してくるんだねぇ…（スイッチの入った老婆が、触覚のように逆立った頭髪を揺らしながら逆光に呟く）
      局長や、お呼びですよぉ　勿体付けずに出ておいで       -- グラフィカ 2011-10-01 (土) 20:48:38
    • [儀式の用意は、イーディソン・カンパニーの調査班が完了させている]
      [裏社会に属する人間のことをよくもこうまで調べ上げたもの、床一面に張り巡らされた切手と封蝋。次々と飛び火して、炎の魔法陣が完成する] -- 2011-10-01 (土) 20:52:03
    • （燻された空気を割って、声が響く　奇矯な風貌は、まだ見えない）
      …汝の走狗となるに異論は無かれども。だが局長という呼称は適当ではないのであって改善を要求するのが小生の正直な思いである       -- 黒手紙 2011-10-01 (土) 20:57:37
    • はいはい、わかってますよぉ　局長だった時の方が短いですからねぇお爺さんは
      でも坊でもないんですからねぇ…（考えこんだまま、うつらうつらしだして）
      まあい〜ぃですねぇ　行きましょか局長？       -- グラフィカ 2011-10-01 (土) 21:01:34
    • （煙が晴れると、そこには長身の男。杖を持ち、切手柄のコートに身を包んだ姿はしかし枯れた色合いを見せる　若々しさの欠片もない）
      おのれ、この怨み忘れまいぞ（口癖である。それにしても、と一息置いて）
      汝が小生のマスターか…       -- 黒手紙 2011-10-01 (土) 21:04:47
    • [かくして、電磁聖人の陰謀は打ち砕かれた！戦えグラフィカとセイバー！負けるなグラフィカとセイバー！一回戦の相手がわりと嫌そうな顔をして待っている戦場へ、飛びたてグラフィカとセイバー！] -- 2011-10-01 (土) 21:08:57
  • 作られた少女と巨人の邂逅 -- 2011-10-01 (土) 20:42:05
    • （召喚の間、ただ一人佇む――初めての場所、初めての儀式、それでも何をすればいいのかは自然と分かった）
      素に銀と鉄、礎に石と契約の大公――祖には我が父、リーン・カティル……（まるで録音が再生される様に呪文が暗い部屋に響く）
      告げる
      汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に――聖杯の寄るベに従い、この意、この理に従うならば応えよ……誓いを此処に、我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者――（優秀じゃなくていい、優しくなくてもいい、ただ強さを、戦争に勝ち抜く強さを求めて少女は言葉を続ける）
      されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし……汝、狂乱の檻に囚われし者、我はその鎖を手繰る者
      汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ………（最後の詠唱、どこかで作られた自分の記憶が正しければこれで）
      来て、バーサーカー…… -- ベル? 2011-10-01 (土) 20:51:58
    • 虚空の彼方に、0と1が踊った

      《―メインシステム、再起動》
      《コンディション確認開始》
      《感情機能に異常。不明なプログラムを発見。リカバリー開始…失敗》
      《他機能への影響を考慮し感情機能を隔離…完了》
      《メインシステム起動完了》
      《周辺状況確認開始》
      《…失敗。引き続き確認を―》
      《―メッセージが届きました》
      《内容確認…完了》
      《周辺状況確認完了》
      《現界開始―》

      光が渦巻き魔力が舞い、その内に一つの巨影を作り出す
      光が散れば、そこに佇むのは鉄灰色―いや、明らかに鋼の肌を持つ巨人
      そしてそれは口を開き―

      現界完了。これより当機をサーヴァント・バーサーカーと定義して行動を開始。
      質問します。あなたは私のマスターですか？ -- 2011-10-01 (土) 21:02:34
    • （何が起こるか知っていたかのように動じない、召喚できる自信もあった、ただ予想より生き物らしくなかった事に少し驚く）
      ……う、うん、そうだよ……私は、ベル・カティル……あなたは私のサーヴァントなんだから、言う事聞かないと、ダメなんだよ？私と一緒に、聖杯を……手に入れて -- ベル? 2011-10-01 (土) 21:08:14
    • 了解しました。マスターの情報を登録します…登録完了
      当機はそのために現界した事を認識しています。マスター、指示をお願いします -- ロボ? 2011-10-01 (土) 21:13:02
    • じゃあ、まずは……ここからでて、お話しよ？バーサーカーの事、もっと知らなきゃ……戦うために（出口に向かって手を引く） -- ベル? 2011-10-01 (土) 21:15:00
    • 了解しました。（必要以上の事を語らず、マスターの後に続いて召喚の間を後にする） -- ロボ? 2011-10-01 (土) 21:20:14
  • 不揃いのEntrée（アントレ） -- 2011-10-01 (土) 22:18:11
    • （召喚の間に足を踏み入れれば、既にいくつかの組が契約を済ませたとは肌で分かる。僅かながら、入り混じった魔力の残滓が感じ取れたからだ。
      足下を埋める石床の中央に描かれた魔法陣は不気味に輝きを放ち、新たなマスターとなり得る人材が現れたと歓喜しているように見える）
      この魔法陣、俺が召喚終わらせた後にどうにかして消せないかな。んなことしたらボッシュートで失格扱いにされちまうか。
      （割とどうでもいい思考を口に出しながら、魔法陣の上に媒介とする色付きのベールを横たえた。
      戦争に参加を決めた際にサーヴァントを呼び出す媒介として探していたところ、怪しい古物商が聖遺物だとゴリ押ししてきたものだ。
      結局発見した内で曰くあり気なアイテムはこの一品のみで、他の選択肢は閉ざされたことになる） -- ガゼット 2011-10-01 (土) 22:19:55
    • 早めに終わらせて帰るか。眠い。
      （欠伸を一つ。既に時刻は丑三つ時、規定時間に召喚しろと指定されているわけではないが、儀礼を行うならば深夜だ、という勝手な思い込みがあった。
      親指の先をナイフで軽く傷つけ、滴ってくる血をベールへと垂らす。次々と布地に朱色の染みが生まれ）
      逮夜　斎灯たき祭文読む鳥
      夕星を手挟みて　俯瞰す美し姫は
      其の双眸をもて　差す手とし舞々神楽
      （魂を呼び込むための唄が始まる） -- ガゼット 2011-10-01 (土) 22:27:47
    • （眠気も相まって気だるげに注がれる聖句が、静寂しかないその部屋に、ただただ響く。余韻が儚く消え、数秒、数分を過ぎた頃、それは始まった）
      （最初に訪れたのは、目も眩むような強烈な閃光。初めは魔方陣の上に横たわるヴェール、その薄絹に染みた紅の染みから。そしてすぐに、ヴェール全てが光を放つ。夜のように薄暗い部屋は、真昼よりも明るい世界へ変わる）
      （しかし、それも一瞬。瞼を刺す光はすぐに消え、代わりに頬を撫でる風が吹く。強く、全てを吹き流すような風が）       -- 2011-10-01 (土) 22:39:04
    • （誓唄を暗唱しながら、意識は別のところにあった。他の人間は大なり小なりの願いを求めて聖杯戦争に参加している。
      では自分は。ガゼットという男は、他者を踏み躙り、陥れてまで叶えたい悲願を持っているのか。
      何も求めず、何も望まず。自由奔放な生活を送ってきた温室育ちの青年は、余りにも血を洗う舞台に相応しくない。
      「いいんじゃねえの」　ふと哂う。自分のような人間一人混ざったところで、聖杯戦争は淀みなく進んでくれるはずだ）
      兆しは八逆
      金銀の香炉より　けぶりけぶりにし人
      ほろほろと落ちみだるる　木の葉のやうに
      あな　煌ら　剰え　たゆたふ御灯明よ       -- ガゼット 2011-10-01 (土) 22:40:24
    • （迷い、流れ、ただただ粛々と、義務のように紡がれるその言葉に、応じるように風が舞う。沈めた心を弄るように、昂ぶらせるように）
      （今や室内は小さな嵐のような風に満ちている。身を切り裂くようなそれらは、儀式に臨むものに、言葉なき声でこう叫んでいる。『私を、呼べ』と―）       -- 2011-10-01 (土) 22:51:49
    • （視界を激しい光が覆う。儀式にサーヴァントが呼応し、現界のための準備を始めたのだ。
      眩い輝きはやがて暴風へと変わり、この空間が室内であると忘れさせてくれる。吹き荒ぶ嵐の中でも詠唱は続く。いよいよ召喚は、最終段階に差し掛かろうとしていた）
      鳴りや　黄泉路へと　憂き夜嘆ひても
      事切れぬ　業火は　無二芳香

      叶わぬなら　我が鬼を生りこぼさん

      （最後の一句が告げられる。そして主となるべき男は、石室を響かせる一際大きな声を張り上げた）
      来い、狭間に惑う、回旋曲たる魂よ！ -- ガゼット 2011-10-01 (土) 22:55:26
    • （青年が、吹き荒ぶ嵐に負けぬほどの声を張り上げたその瞬間）

      『――我が魂を求むその声に答えましょう　心定まらぬ指揮者よ』

      （凛とした、芒洋とした声が響いた）
      （ただ荒れ狂うばかりだった風が、秩序と方向性を持ち始める。ヴェールがその風に持ち上げられ、広がり―それを肩に羽織る一人の女の姿が、いつの間にかそこに在る。人ならぬ、刺すような存在感を放つ、妖艶な女性の姿が）       -- 2011-10-01 (土) 23:15:54
    • （風の勢いに陰りが見え始めた。大人しくなったと言えば正しいだろうか。
      集められた風は人型……女性のシルエットを縁取り、求めていたサーヴァントの姿を顕現させる。
      異性としては魅力的すぎる肢体から発露しているのは、空気を凍らせる威圧感、正しく詠唱文に記された、鬼の姫だ）
      やあこんにちは。俺の言葉分かる？　取って食わない？
      （真顔でそこまで言うと一つ咳を）説明が必要かな。俺があんたのマスターだ。 -- ガゼット 2011-10-01 (土) 23:29:41
    • ―ええ、もちろんですわ、マスター（それはどちらの問いへの答えだったのだろうか。薄布の下から覗く口元を微笑の形へと歪ませて、女は声を紡ぐ。鈴を転がすような、深く染みわたるような、どちらともつかない声音。近く、遠く、不思議な存在感のまま、女は一歩を進み出る。しゃら、と鈴の音が鳴り響き）
      此度の戦に招いていただき恐悦です、聖杯を求めるマスター。私のことは、ダンサーとお呼びくださいな（恭しく一礼を捧げる。その挙手すべてに風が揺れ、緩やかに流れていく）       -- ダンサー? 2011-10-01 (土) 23:41:28
    • （ダンサー、と来たか。単純に戦闘能力が高いサーヴァントはある程度クラス名が売れている。セイバーやバーサーカーが最たるものだ。
      逆にダンサーというクラスは初めて聞く。別のカテゴリに属している以上、何かしら理由があって然るべきだ。
      これは利点と同時に欠点でもある。自分がサーヴァントの情報を推察できない代わりに、相対する敵にもダンサーの素性を隠匿できる）
      よしダンサー、聖杯戦争を戦うにあたり、俺たちは共同体になるわけだ。さしあたって今後のことを話し合いたいわけだが。
      （確か迷宮には宿舎が用意されていた。探索するためには都合がよくとも、下手に他の参加者と鉢会うことは避けたい）
      とりあえず此処を出て、俺の家で作戦会議するか。 -- ガゼット 2011-10-01 (土) 23:54:55
    • ええ、畏まりました。それでは参りましょう、我がマスター。私達の望みのため、狂おしい程の熱に満ち溢れた舞台へと――（先を往く己の主の後を、そっとついていく。そうして再び、魔方陣には薄闇と静寂が舞い降りた） -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 00:03:31
  • Recall & licenser -- 2011-10-01 (土) 22:19:10
  • 赤と紅 -- 2011-10-01 (土) 22:22:54
    • （探求の道半ば、旧い文献より知った魔法儀式。手にした者の願いを叶えると言う聖遺物を巡る争い）
      （かつての自分であれば、御伽噺、と笑い飛ばしていた伝承。だが、この街の特異性を知るようになった今の身に対し、その話は不思議と印象に残った）       -- 紅蓮 2011-10-01 (土) 22:24:44
    • （片手間に糸を辿って行く内、この街ではかつて数度、この儀式が行われていた事が事実であると知る。そして　奇跡も）
      （俄然興味が湧いた）
      （自らが抱える願望。いずれも今の身には重荷、なれば　さらなる重みを加えるも同じ事）
      （幸いであったか。不幸であったか、次なるその日は意外に早く訪れるとも――）       -- 紅蓮 2011-10-01 (土) 22:26:48
    • （文献を見出した旧家に伝わりし剣の支配者(ソードマスター)の名を冠した剣士の伝承。そして、縁の旧き小太刀）
      （一つの願望(ねがい)が、今この地に、剣の英霊を喚び出す扉を開く）       -- 紅蓮 2011-10-01 (土) 22:27:45
    • 素に銀と鉄　礎に石と契約の大公　祖には我が大師シュバインオーグ
      降り立つ風には壁を
      四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ

      閉じよ(み た せ)　閉じよ(み た せ)　閉じよ(み た せ)　閉じよ(み た せ)
      繰り返すつどに五度　ただ、満たされる刻を破却する――       -- 紅蓮 2011-10-01 (土) 22:32:40
    • （術師足らぬ自身には慣れぬ、「儀式」と言う手順。だが不思議と　何かに導かれるように口は呪を紡ぐ）
      「――――――――Anfang」
      「―――――――――告げる」       -- 紅蓮 2011-10-01 (土) 22:34:03
    • ――告げる
      汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に
      聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
      誓いを此処に
      我は常世総ての善と成る者　我は常世総ての悪を敷く者

      汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手――       我の剣よ！       -- 紅蓮 2011-10-01 (土) 22:35:23
    • (召喚。その轟音と閃光の果てに、人影が浮かんでくる。英霊の座から、英霊が舞い降りるのだ)
      (一見すればなよついた色小姓にしか見えぬ姿)
      (白い肌　長い黒髪　着崩れた着流し)
      (それだけあってなお、これでもかと剣客に見せぬのは少年というより少女的に見えるその風貌)
      (どこから見ても、これは違う。　我が剣よ　と召喚に応じたサーヴァントがこんな少年なのか？　と誰もが思うであろう姿だ)

      (唯一つ、それら全ての所感を裏切るとすれば)

      (腰に納められた漆黒の大太刀。それであろう。見る物に、無駄の一切ない事から来る美しさと死の気配の様な静謐さを与えるその一刀が、何よりも、何よりも。)
      (彼をサーヴァントであると告げている)       -- 2011-10-01 (土) 22:39:08
    • （「ハズレ」か。最初に感じたのは落胆、こんな小姓が剣の英霊であるものか　やはりよくある与太話であったか）
      （失望と共に、儀を終えようとそう思った時）
      （ざわつく）
      （濃密な存在の気配。この世界に来てから長らく感じる事のなかった、死を纏う修羅の匂い）……っ（知らず、息を呑んでいた）
      ………ようこそ、我が剣（長い沈黙の後、ようやく一言を搾り出す）       -- 紅蓮 2011-10-01 (土) 22:53:22
    • (脳内に情報が流れ込んでくる。どうやら聖杯戦争の基本ルールとやらが叩きこまれているらしい。はてさて、面白いような面白くもないような)
      (斬る相手が選べぬのは詰まらんでござるな…等と思っていた所で。集会所の方から、腰の大太刀と同じ気配を感じる。共振とでもいうべきか)
      (紅蓮からは、彼が集会所のある方を向いているため、横顔が見える。左右に釣り上がる口元。嬉しそうな、嘲り笑う様なその顔が。呼びかけられて始めて紅蓮を向いた)
      …お？(値踏みするような視線。体術も魔力も並レベルか。巨大な杖は面白そうだがそれ以外は面白みがない)
      格式ばった礼は面倒なので省略するでござるが、お主が拙者のマスターでござるかな？       -- セイバー(侍) 2011-10-01 (土) 22:57:34
    • 話が早くて助かる。我がお前のマスター、紅蓮だ（従者とすべき相手からの一瞥は、あからさまに軽んじられた印象で）
      これより、聖杯を手にするまで我と……何だ、我より外が気になるか？（挨拶の間、ちらちらと「外」へ意識をやる従者へと問いかける）       -- 紅蓮 2011-10-01 (土) 23:10:45
    • 紅蓮、紅蓮(二、三度名前を転がす様に呟き)覚えて置くでござるよ。主殿とでも呼んでおくでござるかな(不遜な態度を崩さない。軽んじているという印象は大当たりだろう)
      主殿、あまり見るべき点がないでござるからな。向こうの方が面白そうでござる、早速行ってみてもいいでござるか？(一応の尊重なのか、許可らしき物を求め)       -- セイバー(侍) 2011-10-01 (土) 23:17:32
    • あぁ、呼び名は好きにすると良い。一先ず上手く行ったようで――なっ…！？（「向こうの方が面白そう」その一言は言外に…お前など眼中にない、そう言われたも同じであった）
      （しかし言葉の通り、今の自分は非力なのは事実。力も無く、一抹の奇跡に群がる衆の一人に過ぎない。こみ上げる感情を堪える）ぐ………まぁ良い、好きに…したまえ。ただし！　…お前が興味を持てるような大物を見つけたら報告するように       -- 紅蓮 2011-10-01 (土) 23:32:22
    • (主の答えににっこり笑う。まるで愛らしい少女のようだ)
      話が分かる主殿で有難いでござる。拙者は果報者でござるなぁ(本気とも冗談とも取れぬ口調で呟き)
      条件も委細承知。では行くでござるよ。主殿、拙者の手が必要なら念話で呼ぶといいでござる(本当に、それきり丸で紅蓮を省みる事なく去っていったのだ。これがこの主従の最初の出会い)       -- セイバー(侍) 2011-10-01 (土) 23:37:15
  • 変われないもの　替われないもの -- 2011-10-01 (土) 22:25:08
    • なんか……皆さんけっこうアレですね、気合入ってますね（魔力の練られた跡を感じつつ）
      ま、よく分かりませんケド、初心者さんOKな施設なんでしょ　よゆー -- アルス 2011-10-01 (土) 22:35:20
    • （トントン、と足元の魔法陣をつま先でつつき、魔力を流す）
      おー、いけそう　なにコレすごい
      （軽口をたたきながら、男は手に持った本をめくり始める。闇の魔道器だ。
      　男は本に許しを出す。歌っていいですよ、と） -- アルス 2011-10-01 (土) 22:35:45
    • ――　一方　――
      あなたの周りがかすかに揺らめく。無視をすれば、消えてしまいそうなほどかすかに。
      揺らめきは、黒に近い緑の色を帯びていく…       -- 2011-10-01 (土) 22:36:22
    • （不意に、変化を……ゆらぎを感じる/感覚を持つ自己が、この瞬間に構築された事を自覚する）
      （それはどこか懐かしく、しかし寂しさを感じる/生まれたばかりでありながら『それ』は己が何者なのか、過去に何を為したかを識る）
      （これは、サーヴァントの召喚/この身は聖杯の導きによりて過去より再生されるモノ）

      （ゆらぎは渦となり、空気の重さが増すかのような感覚と共に、召喚者の前に収束してゆく） -- 悪魔 2011-10-01 (土) 22:50:21
    • すごく　普通に　できそうな　この　初心者設計ーー -- アルス 2011-10-01 (土) 23:04:21
    • 揺らぎの渦の中は森だった。
      魚が空を泳ぎ、鳥が水の中を飛ぶ。時計は逆さに回り、昨日が明日になる。
      それはあなたを呼ぶ者の森。
      ああ、何か歌が聞こえたかもしれない。あれは森の入り口にいつもいた、濃緑の歌姫の――

      気付くと、構築されたあなたの意思は、目の前にいる男の魔力を纏い、体を得ていた       -- 2011-10-01 (土) 23:05:05
    • ……こんにちは、悪魔さん？ -- アルス 2011-10-01 (土) 23:05:42
    • （その言葉と共に渦は収束し、一人の男が現れる）
      （金色の髪、真紅の瞳……そして黒き翼と毒蛇の尾を持つその姿は明らかに人のそれではない）
      （男は召喚者の姿をしばらく見て、おもむろに口を開く）問おう、召喚者よ　汝は我がマスターとして聖杯を望む闘争へと身を投じる者なりや？ -- 悪魔 2011-10-01 (土) 23:14:47
    • …………（見られている間、こちらも相手を見ていた。どこか柔らかい微笑を浮かべて）
      （相手の姿には驚くこともなく、逆に、相手の言葉を聞いて小さく吹き出した）
      ……ええ　わたしはアルス　あなたと共に、聖杯を血で満たす者です
      あなたに異存がなければ？（目が細まり、口の端が上がる） -- アルス 2011-10-01 (土) 23:26:46
    • …………（アルスの瞳のその奥を見通すように、しばし見つめ）
      良いだろう、これより聖杯を得るその時まで、この身はアルスの剣となりて贄の血を杯へと注ごう
      私は欲望の悪魔……デビルのクラスのサーヴァント（バサリ、と虚空から現れたマントを翻すと翼と尾が消え去り、黒いローブに身を包んでいる） -- エトナム 2011-10-01 (土) 23:39:10
    • くく……そんなに堅苦しいのは、やめにしましょ？（左腕をなぞる。服の下で、令呪が一つ消えた）
      （ウィンクをすると、さっさと歩き出す）さって！　どっか休めるところ探しましょー？
      あなたのこと、いろいろ聞きたいですし　ね？（振り返る。銀の髪が風に乗る。その顔は、楽しそうな笑顔だ） -- アルス 2011-10-01 (土) 23:50:29
    • （やや呆れた様子で）全く、人がせっかく気分を出しているというのに
      オーケイ、アルス　それじゃあまずは俺の誕生祝いでもしてもらうぞ（冗談のように） -- エトナム 2011-10-01 (土) 23:53:41
    • んふふふ、だってーこれから一緒に遊んでもらうんですもん
      オッケーイ！！　ここの酒場にはちょっとしたコネがありましてね、サービスしますよ〜〜♪
      ね、翼とかは自由にしまえるんです？（きゃいきゃいと騒ぎながら、エトナムの背を押して召喚の部屋を出て行く）
      （子供の様にくったくのない笑顔は、その夜ずっと続いていたという――） -- アルス 2011-10-02 (日) 00:01:05
  • 魔女と魔法少女（予定） -- 2011-10-01 (土) 22:28:26
  • （聖杯を見つけて願いを叶える、要するにそれができればいいのだから、自分絵で何とかなる、筈）
    多分これでよし（用意されてる召喚の間に両親の持ってた誰かが書いた魔術書をセットして、見よう見真似で魔力を流し）
    でてきてちょー！（呪文っぽいのを叫ぶ阿呆） -- ラキュ 2011-10-01 (土) 22:46:30
  • 呼びかける声がした

    私に？

    違う……

    じゃあ私に？

    違う……

    それじゃあ私？

    違う……

    なら呼ばれたのは誰？どの私？


    呼ばれているのは……

    街の記憶中、欠片の一つとなった

    私……


    そう…ならばいってらっしゃい……

    いってらっしゃい……　いってらっしゃい……


    少女が召還の儀を初めてから暫しの時が流れた
    術師としての才はあるも技術はまだまだ未熟な少女
    召還の儀に失敗の可能性もあった
    変化の無い魔法陣に少女が諦めかけた時…それは起こった

    魔法陣から見慣れぬ文字が吹きあがり嵐を起こす
    激しい風が少女を叩く、何度も叩く
    それは魔力の嵐…激しい魔力の嵐 -- 2011-10-01 (土) 22:51:52
  • マジで出た！？（両親共に魔道研究者、本人も魔力だけなら一般人より高い、がその手の勉強をほぼしていないのでできると思っておらず、召喚用の書を両手に持ってオロオロと走り回る）
    えーっと、えっと！貴女が私のサーヴァントですか！？（逆に先に聞いてしまうアホの子） -- ラキュ 2011-10-01 (土) 23:06:52
  • 嵐が落ちつくと文字達は魔法陣の中央に集まり形を作り始める
    やがて周囲に甘い芳香が漂い始めると人の形が姿を現した
    それは妖艶な女性の姿…青味がかった黒髪を靡かせながら魔法陣の中央に凛と佇んでいる

    …サーヴァント…そうね…そう言う事になるのかしら？（胸を強調する様に腕を組み）
    私はウィッチ、魔と理を操るサーヴァント
    私のと言う事は、つまり…あなたが私のマスターさんかしら？魔術師の卵さん（赤い瞳で見つめ問いかける） -- ウィッチ 2011-10-01 (土) 23:15:16
  • （上から下まで魔女を見て綺麗な人だなーと思うと同時に）……おっぱいもげろ！うわーん！（自分の体と比較して泣く、ちょっと本気で泣く）
    （暫く泣いて）えーっと、クラスはキャスター亜種？よくわかんないけど、あ、名前は言わないで！私ド素人だからすぐばらしそうだし！ -- ラキュ 2011-10-01 (土) 23:18:37
  • もげろって………ああ…いきなり泣かないの？（この子大丈夫かしらと不安がよぎる反面、可愛い子ねなんて思ったりして）
    そ、キャスターの亜種ね？あはっ？大丈夫よ、今はまだ名乗る時ではないわ、ふふっ……
    さて…契約を交わす前に…質問よ

    貴女の名前と…そして…貴女が聖杯に求める物は何かしら？ -- ウィッチ 2011-10-01 (土) 23:22:58
  • それならちょっと安心、私うっかり危ない事に巻き込まれるの得意だから（何故か自信満々な態度）
    求める事は簡単だよ、美味しいご飯食べる！（一切の曇りもなく、本気でそう考えてると分かる眼をしてる）料理できるようになれば万々歳だし、できなくても美味しいご飯食べれたら死なないし！（どうやら料理できないらしい）
    だいたい、道具で叶えれる願いって大きい事を願うと何か反動とか実は、とか後で危ない事になりそうだしね -- ラキュ 2011-10-01 (土) 23:26:07
  • 見落としてた！私はラキュ・テイル、えーっと、魔法使い見習い未満？多分 -- ラキュ 2011-10-01 (土) 23:38:28
  • そう…うっかりで危ない事にね…ふふっ（と少女は言うも、ウィッチの瞳には少女を取り巻く幸運が見え笑みが零れる）
    （ほんとにうっかりさんだわ）ラキュ・テイル…可愛いらしい名前だわ、
    ……美味しいご飯を食べる……マジですか？（そんな事のために呼ばれたのかと肩を落とすが…少女の曇りの無い瞳を見ればより興味を覚え）
    いいわ、その願いのために私の力を貸しましょう、契約成立よ（成立の言葉が発せられると同時に）
    （ラキュの手に熱が走り令呪が浮かび上がる。主従関係成立の証だ）
    さて、これからどうするのかしら？ -- ウィッチ 2011-10-01 (土) 23:39:59
  • だって支配者になりたい訳じゃないし、平和になれ、とか言って失業者山盛りだと気まずいし、食事は死活問題だし！
    （これでもう一度おっぱいもげろと言ったらもげるのかな、と一瞬危険な誘惑を覚えて頭を振って）よろしくウィッチさん、未熟だけど足を引っ張らないように頑張るよ！（手を出して握手を求め）
    ……とりあえず同業者に顔見せとか？ -- ラキュ 2011-10-01 (土) 23:48:05
  • ラキュ…貴女本当にいい子ね（ラキュの頭をなでくり）
    ええ、こちらこそよろしくお願いするわ、ふふっ…はぅ？（シェイクハンド…背筋に寒気が走りましたが無害です）
    同業者…つまり聖杯を求めるライバルさんね？行きましょう…案内お願い出来るかしら？ -- ウィッチ 2011-10-01 (土) 23:52:48
  • 序章・『死ぬまでの暇潰し──男はその道連れを求める』 -- 2011-10-01 (土) 23:20:22
    • （男は手にしたロザリオと、眼前の床に描いた魔方陣を交互に見る）
      （以前受けた仕事の報酬として渡された、少し古びた華奢な作りのロザリオは、聖杯を手にするための力を得るための物）
      （持ち主は女に違いない、心の中で勝手にそう決め、それを陣の中心に置く）
      （意識を集中すれば円に光が灯り、走るように幾何学模様が描かれていく）
      （やがて光が満ち、男は呟くように一言、喚んだ）来いよ、そして俺の暇潰しに付き合え────！！ -- V3 2011-10-01 (土) 23:32:25
    • （呟くと同時、一層の眩い光が部屋を満たし――ゆっくりと中心に集まっていく）
      （光はゆっくりと人の形へと集まり――散る。そこから、質素な修道服に身を包んだ少女が男の目の前へと降り立った）
      暇つぶし…ですか。それにしては険呑な場がすぎると思いますよ？　もっと日々を穏やかに過ごす事もできるはずです。今ならまだ間に合います、こんなやくざな事はお止めになっては如何ですか？（呼び出された少女は、開口一番男を嗜めた） -- ランサー 2011-10-01 (土) 23:40:25
    • （光が少女の形に定まると同時に、男の目が走る。顔──良し。身体──良し）
      （雰囲気は地味だが磨けば光る逸材、男はそう見る。何より修道服が良い。身持ちの堅い女を崩すのは最高の楽しみだ）
      （しかも即説教──気に入った）ソイツは難しいな、俺の日常はまさにヤクザなそれだ。ここを出ようが出まいがどうせ変わらねぇ。
      なら俺は楽しい方を選ぶ。だからついて来いよ、お前となら楽しめそうだ（男は不敵に笑うと、半ば強引に少女の手を引いて行く） -- V3 2011-10-01 (土) 23:51:28
    • 諦めてはいけません、人は誰でも平穏な暮らしをする権利が…あっ、ちょっと！　話はまだ途中でっ
      （振り払う事はできたかもしれない。でも今はこの召喚主の――恐らくは自分自身も突き放している言動が気になった。手を引かれるまま、少女は外の世界へ――） -- ランサー 2011-10-02 (日) 00:07:47
  • - 序章-
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    • If you give me a chance... -- 2011-10-01 (土) 13:44:22
      • （カツカツとブーツの靴音を響かせて、私は指定された召喚の間に足を踏み入れ、ソレを眺める）
        （無機質な石畳の上に描かれたソレが何なのかは、学の無い私でも見れば分かる）
        ……御丁寧に準備してもらって悪いけれど、私にはこんな小奇麗なものは必要ない
        （銃を抜き、銃口を魔法陣へと向けて、トリガーを引く。乾いた音が残響し、耳朶を打つ）
        （何度聞いても忌々しい……あの音が……耳朶を打つ）
        ……そう、私はこれでいい。私なんかにはコレでいい
        （トリガーを引く。銃弾が魔法陣を穿って模様を削る）
        余計なものなんていらない。甘い感傷も、仮初の信頼も、私には必要ない
        （トリガーを引く。跳弾した弾丸が頬を切り裂き、うっすらと朱が滲む）
        私に必要なものは力……この音に、この死の音に導かれる力だけ……
        （トリガーを引く。魔法陣の中心に銃弾がめり込み、稲妻のような亀裂が新たに床に刻まれる）
        聞こえるなら応えろ。そして契約しろ
        ……私はお前を利用する
        （トリガーを――引く） -- ジェーン? 2011-10-01 (土) 14:04:24
      • （弾丸が魔方陣に穿たれると、魔力の渦が生じ始め、途端に、辺りを飲み込んでいく）
        （部屋を覆い尽くすほど魔力の渦が大きくなった時、微かな硝煙の匂いが、鼻をかすめる。）
        （そして魔力の渦が光へと変わり、一閃の光が天井に伸びる中、その中に、一人の男が立っていた）
        （ボロボロの黒コートに目を隠したサングラス。男は淡々と尋ねる）
        問おう、お前が俺のマスターか？ -- 傭兵? 2011-10-01 (土) 22:44:49
      • （目前に現れた、硝煙の臭いを……死の臭いを纏ったその男を見て、小さく頷く）
        そうだ、私がお前のマスターで……お前は私の道具だ
        （すでに、男のクラスは頭に入っていた。自然と。当然のように）
        私はお前を信用しない。ただお前を使わせてもらう
        私とお前の願いの為に、私に遣い潰されろ……マーセナリー
        （踵を返し、もう用は済んだとばかりに足早に去っていく）
        この令呪だけが、お前と私の絆だ。それ以上もそれ以下もない
        （背中に浮かんだ三つの紋章……さながら天使の翼のようなそれを見せ付けて、部屋をあとにする）
        ……状況開始だ。聖杯を血に染める。そうしてでも、私には叶えたい願いがある -- ジェーン? 2011-10-02 (日) 00:30:59
      • 道具扱いか。そう言うのには慣れてる。損得だけの関係って言うのにはな。
        俺のクラスも分かってるのかい。ソイツは話が早い
        成程な、令呪だけの関係か。それも良い。（くつくつと自嘲的に笑い）
        良いだろう。我が名はマーセナリー、金で動く傭兵だ。今は契約に従おうじゃないか
        了解、状況開始する！（つかつかと、女の後を付いていく） -- 傭兵? 2011-10-02 (日) 00:44:56
    • 黄金歴199年1月某日　召喚の間にて -- 2011-10-02 (日) 00:27:49
      • （部屋の中央、サーヴァント召喚のための魔方陣の上で苛立ちを募らせるように本を開いている）
        えーっと……サーヴァントを召喚するには魔方陣を描いて……って、しっかりと用意されてるとはね。（大きくため息をひとつ、そして揺れる灰色の尻尾）
        なによ……さっきっからこの本、まるで役に立たない　まったくあの教授インチキな本を押し付けやがって。
        なにが「聖杯戦争で役に立つから」って……一体誰が書いたのよこの本。 -- ホッケドゥ 2011-10-02 (日) 00:41:19
      • 「誰でも出来る聖杯戦争」　著者：ベヒストゥン・アッカド -- 2011-10-02 (日) 00:42:32
      • 書いたのあの教授かよ！（うっぷんを晴らすかのように本を床に叩きつける）
        ふぅ……とりあえず落ち着かないとね。（ポケットからもぞもぞと棒キャンディーを取り出し舐める）
        （飴を舐めながら腰に手を当て思考する、お決まりのスタイルであった） -- ホッケドゥ 2011-10-02 (日) 00:48:26
      • （耳が小さく揺れると目を細め）
        召喚の魔術なんてやったこと無いけど、聖杯戦争の参加資格……これがあるかぎり聖杯戦争から逃げられない。（首筋の聖痕を撫で）
        それにこの疼き、早く呼べってことなのかね。（尻尾の毛が逆立つ）
        要するに……あっちが呼んでるんだからこっちで応えればいいってわけ！
        （聖痕に力を込めるように、不思議と魔力が溢れ出し魔方陣に光が走る）
        来たれ……願望を叶えし聖杯の贄よ……我が前に！
        （次の瞬間、召喚の間で光の爆発が起きた） -- ホッケドゥ 2011-10-02 (日) 01:00:01
      • （辺り一面を白く染め上げる光の奔流の中に、一片影が生じる）
        （影は見る間に増し、次第に形を…人の形へと。それと同時に光が収まっていく）
        ……お前が俺を呼んだのか
        （それは宙に浮かび、目隠しのされた目で真っ直ぐと目の前の女に問いかける） -- 2011-10-02 (日) 01:21:59
      • （光が収まったそこには人影、「あぁ、成功したのだな」と、ふわりと尻尾が揺れる）
        そうだな……いや、ちょっと違うな　お前が私を呼んだのだ。（飴を舐めながら不敵に笑った） -- ホッケドゥ 2011-10-02 (日) 01:27:50
      • そうか……ならば共に行こう。今から貴女がマスターだ（女の笑みにつられるように、不敵に） -- 時雨月 2011-10-02 (日) 01:36:48
      • 何はともあれよろしくだ　えっと……？（召喚の間を見渡し捨てられている本を拾い上げ）
        あぁ、あったこれだ　えっと、クラスは？ -- ホッケドゥ 2011-10-02 (日) 01:41:36
      • あ、忘れてた（場に流れていた空気が一変、一気に普通っぽくなる）
        俺はキャスターのサーバントです。…真名も必要ですか？ -- 時雨月 2011-10-02 (日) 01:47:48
      • あぁ、キャスター……ふむ、魔術師のサーヴァントかなるほど。（本を読みながら）
        真名？　ちょっと待ってくれ……。（再び本に目を通し）
        なるほど……サーヴァントの正体で弱点になりえるから知っててもいいし知らなくてもしいとな……ずいぶんと適当だな。
        まぁ、知っておきたいところだが弱点となるのであらば別に話さなくてもいいぞ。
        ん……と、そうだな私の紹介がまだだったなホッケドゥだ。 -- ホッケドゥ 2011-10-02 (日) 02:05:34
      • そう、魔術師のサーバントです。弱点のあるなしもマスターなら知っておくべきだとは思いますけど……まあ、今はやめておきましょう
        ホッケドゥ……これから、よろしくお願いします -- 時雨月 2011-10-02 (日) 22:00:12
      • ん、改めてよろしくだキャスター、聖杯戦争の間よろしく頼むよ。 -- ホッケドゥ 2011-10-02 (日) 22:34:40
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    • 夢より現の世に交わりし二つの剣 -- 2011-10-03 (月) 00:36:58
      • （準備はした、努力もした、出来ることは思いつく限り全部やった）
        （ローゼから拝借した場を清める浄化の香の匂いが立ち込め、魔術的な門である、魔方陣も、スパイクの資料により素人ながら一応の完成を見せた） -- 剣馬 2011-10-03 (月) 00:40:50
      • （小さいおっさんシークエンスさんやキフィから聞いたサーヴァントを迎えるための召喚術の基礎、概念、サーヴァントを迎えるための3つの要素の内2つまでがこの場に揃った。媒介、イメージと、門、魔方陣。） -- 剣馬 2011-10-03 (月) 00:47:18
      • （残るは──思い、願い、気持ち、そして）
        気合、だってんだろ……クルツよぉ……（魔方陣を前にし、額に脂汗を流す。聖杯の効果か徐々に高まっていく魔力に、気持ち悪さを覚える、魔術、いや魔力、その存在を体の奥から否定している） -- 剣馬 2011-10-03 (月) 00:51:30
      • 黙れよ……俺の身体、何をビビっていやがんだ、何を否定していやがるんだ。（眼を閉じ、集中する、肌に魔力が触れる度バチバチ、と精神が痛む、拒絶する）
        俺はな……会わなきゃいけねえンだ！アイツと、夢の中で出会えた、俺のサーヴァントと！！（魔方陣に触れるのを拒絶する腕を無理矢理動かすと、拳を作り構える） -- 剣馬 2011-10-03 (月) 00:55:27
      • （肩に手を添える、腕を宙に浮かせ魔方陣へ向け、意識を完全に集中させる）
        （呼吸、魔力を帯びた空気では気を練るのは中々に至難の業であった、だが、それを成さねば先へは進めない、未来はない、送り出してくれた皆への立つ瀬もない。何より、自分自身が許せない） -- 剣馬 2011-10-03 (月) 00:57:59
      • だからよォ、この一発に全部込めるからよ、ちゃんと目を覚ませよ眠り姫ッ！！俺の……想いに、願いに、この、拳に……ッ
        （腕を、回す。自らの気と共に周りの魔力を取り込むような渦が、拳へと集まる、取り込み肥大化していく） -- 剣馬 2011-10-03 (月) 01:01:12
      • （キフィが最後に教えた魔術の理論、真理。「<意志>を使って従来の状態に<変化>をきたさせる<科学>にして<術>」……だったら、出来るはずだ、エネルギーに変りないなら、俺にも出来る！）
        確り……応えやがれッ！！！（自ら放たれる気が、拳の表層上で雷のようなエネルギーと共に、魔力へと変換される、生命力が「理」を通して魔力へと変換されたのだ）
        そんじゃ……いっちょ派手に行くぜッ！！キツイ目覚ましだが、許してくれよッ！！（構えた拳を魔方陣へと向ける、そして、思いっきり息を吸い込んだ） -- 剣馬 2011-10-03 (月) 01:08:26
      • 届けぇえええええッ！お前にぃいいいいいいいいッ！！俺の、『全身全霊』のォおおおおおおッ！！！ブゥリッツぅぅぅフィィストォオオオオオオオッ！！！！（そして、叩き付けた、想いの程を、願いを、拳に乗せて扉をノックする！！）

        （本来、破壊エネルギーへと気を変換して放たれるが、今回は、純粋な魔力、動力エネルギーへと変換された、そしてそれは、魔方陣を駆け巡ると充満していた魔力を伴い、その向こう側への扉を、開いたのだった！） -- 剣馬 2011-10-03 (月) 01:13:33
      • ――――陣に光が灯る。大気を満たすエーテルが渦を巻き、意味を持って配置されていく。仄蒼い魔力の糸が精錬され、青白く光る繭を作り出す
        さながら回路に電気が流れるかの如く。剣馬の声が、動きが、拳が、魔方陣に光を与え――――
        ――――そうして、繭に拳が、着弾する。
        硝子が砕けるような快音が、召喚の間に響き渡った         -- 2011-10-03 (月) 01:21:17
      • （――――最初に聞いたのは、音。と、と石畳を靴底が叩いた小さな音。）
        （砕けた繭から産まれ落ちたかの如く。いつの間にかその女は立っていた）
        （年の頃は10代後半〜20代前半。豊満な体の線を朱と白の衣装に飾らせ、垂れ下がった細い双房の髪の色は栗色。その付け根は二つのシニョンで止められ）
        （琥珀色をした瞳が細まり、そうして、女は口を開く）
        ――聖杯の、否……求める想いに応え、参上した。
        問おう――――貴方が、私のマスターか -- セイバー 2011-10-03 (月) 01:29:19
      • ……（想いに応え現れたその女性に、その幻想的な雰囲気に。しばらく見蕩れ眺めていたが……に、っと笑みを浮かべ答えた）──当然ッ！！
        （こうして、最初の難関を、無事、乗り越えることが出来たのだった、しかし、それは未だ始まりに過ぎず、否、始まりにも満たない。遅れ遅れて、スタートラインに漸く並べたに過ぎないのだった……） -- 剣馬 2011-10-03 (月) 01:36:21

To be 1st.Chapter...